幼母「幼女、宿題は終わらせたの？」
幼女「はいママ、ちゃんと終わらせたよ」
幼母「あら全部あってる、さすが私の子ねぇ！！」
幼母「この前の家庭訪問でも言ってたわよ先生、幼女はみんなに優しくて頭のいい子だって！」
幼母「私に似たのねぇ、うふふ」
幼女「ねぇママ、やることちゃんと終わらせたから遊びにいっていいよね？」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
幼母「ええいってらっしゃい、ちゃんと門限までには帰ってくるのよー」
幼女「はぁーい、いってきまーす」
幼女「あーあ、いい子ちゃんぶんのも疲れるわ…」ｺｷｯｺｷｯ
幼女「さて学校と家の社交辞令は済ませたし…いつもの遊びでもすっか」
男「」ｽﾀｽﾀ
幼女「お、いいの発見…」
幼女「」ｽﾀｽﾀ
幼女「ねーねー！おにいちゃん！！」ｽｯ
男「ん？」
幼女「」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ
男「え、防犯ベル！？俺なんか悪いことした！？」
主婦「こらー！あんた幼い子になにしてるんや！！おまわりさん！おまわりさん！」
男「いや俺なんもしてないんすけど！！」
幼女「キャー、ムリヤリツレテカレソウニナッター」
男「嘘つけ！！ちょっ、待ってください！マジでなんもしてないんすよ！ちょっ…」ｶﾞﾁｬﾘ
ｹﾞﾝｺｳﾊﾝﾀｲﾎｰ！ｳｩｩｩｩｩｩｩﾝ
幼女「あーあ、私と出会って30秒で終わったよあいつの人生」
幼女「んー、今日は新記録達成したいよな。どうやったって１日10人ムショ送りが限界だからな」
おっさん「」ｽﾀｽﾀ
幼女「あれがいいな、顔が犯罪だし罪悪感ねぇや」
幼女「こんにちはおじさん！」
おっさん「ん、誰に話しかけてるんだろ…ここらへん人いないんだけど」
幼女「おじさん！！おじさん！」
おっさん「んー？」ｷｮﾛｷｮﾛ
幼女（こいつどこまでシラ切るつもりだよ…ナマイキなやつは防犯ブザーであの世行きだ)
幼女「」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ
おっさん「！！？」
主婦「どうしたんだいお嬢ちゃん！！」ｽﾀﾀﾀﾀﾀﾀ
幼女「コノオジサンガー」ﾕﾋﾞｻｼ
主婦「おじさん…？もしかしてそいつは逃げたのかい？」
幼女「え…いやこのおじさんが」ﾕﾋﾞｻｼ
主婦「…？」
幼女（気づいてない…だと？隣にいるじゃねぇか強面のおやじがよ！)
主婦「どこか具合でも悪いの？家まで送ろうか？」
幼女「い、いえ結構です！み、見間違いだったのカナー！」ｽﾀﾀﾀﾀ
主婦「変な子ねー」
おっさん「あの子…俺が見えていたのか」
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