この恐るべき能力を持って生まれてしまった俺は、
他人の姿を見るたびに、
そいつが横チンかどうかを、
気にしなければならない。
男「うう...直してぇ...」ヒクヒク
男「あいつ、横チンだ...」
男「なぜ横チンで歩いてて平気なんだ?」
男「太ももに当たって気にならないのか...」
男「ダメだ...この直したい気持ちを抑えることができない!」
男「うわあああ!」ダダダダ
おじさん「うわっ何だ!?」
男「ごめんなさあああい!」ナオス
おじさん「へ、変態だ!」
こうして、俺はおじさんのチンポジを直した。
しかし、後に残ったものは後悔のみである。
俺は今日も、他人のチンポジを勝手に直すという罪を犯した。
男「!」
男「これは、サングラス屋か?」
<サングラス・パラダイス>
男「そうか!サングラスをかければ、たとえ他人のズボンの中を透視できたとしても、それを見ずにすむじゃないか!」
男「...しかしダメだ!」
男「もし透視したという事実を受け入れなければ...」
男「世の中に、チンコが曲がったままの人で溢れかえってしまう!」
男「お、俺は自分が気持ち悪いと思うものは、他人にも気持ち悪いと思ってもらいたい!」
男「だから...サングラスをかけるという手段に逃げるわけにはいかない!」
女「一人で何しゃべってるの?」
男「女!どうしてここに!?」
女「男が恋しくなってね」
男「そうなのか...」
女「な訳ないじゃん」
男「えっ...」
女「私がいつまでも田舎者のままだと思った?」
男「上京したのか」
女「そうよ」
男「そうか...って!」
女「?」
男「ごめん、俺...もう帰らないと」
女「どうしたの?私の顔に何か付いてる?」
男「そうじゃないんだ。とにかくお前のことを見るわけにはいかない!」
女「何わけわかんない事言ってるの。来て!」
男「どこに行くんだよ!」
女「せっかく会えたんだし、今夜はうちに泊まっていかない?」
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