・安価コンマスレです
・リリカルシリーズのニ次SSとなります
・システム現在改正中です
・戦闘中、取り返しのつかない行動(リミットブレイク。ブラスターなど)を選択された時。>>1の判断で状況や意見によって多数決による承認制を行う時があります。ご了承ください
前スレ
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう12」【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう12」【リリカル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489410221/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1490873783
【プロフィール:主人公】
■総合魔力:【A】→【B-】(リンカーコア欠損による魔力低下)
■暫定魔導師ランク(戦闘力に限る):【S】
■魔法体系:【古代ベルカ式】
■適正: 【空戦魔導師】
■デバイス:【アームドデバイス『槍型』 AI:『非人格型?』】
:【ストレージ型の記憶媒体機能一部参考、搭載】
■希少技能:【脳内物質操作】
■容姿:全身に火傷跡。左目失明(平時:包帯着用)。左腕壊死(平時:義肢を接続)。25~歳
■後遺症:【定期的な手足の痺れ】【記憶障害の前兆】【色覚異常の前兆】【五感異常の前兆】
【技能1:戦闘コマンド】
【戦闘技能ーLv5】
■『近接戦闘』(ベルカ式)
┗A:コンマ補正+50
■『回避』:下記を参照してコンマ判定を行う
┣A:偶数時。回避成功(0ダメージ)
┗B:奇数時。回避失敗。その数値でコンマ判定を行う
┗回避失敗時。【雷速の模倣】が発動
■『魔力付与攻撃』
┣A:補正値コンマ判定を行う
┗B:上記のコンマ二桁が戦闘判定時の補正値となる(コンマ範囲:1~99)
【魔力放出技能ーLv4】
■『砲撃魔法(全体)』
┣A:コンマ補正+25
┗B:行動選択中の敵全てに対して判定
■『拘束魔法』
┣A:判定勝利。次のターンの相手の行動補正値を0にする
┗B:判定敗北。効果なし
■『障壁魔法』
┣A:コンマ補正+30
┗B:判定敗北後3ターン使用不可
□技能2:(任意で発動可能な技能)
①【脳内物質操作(希少技能)】
耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能
A:コンマ偶数成功ーコンマ補正×3
B:コンマ奇数失敗ー行動不能
C:行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から一割残存確定
二回目以降の奇数時では一割残存は発生しない。
②【カートリッジロード:装弾数3】【リロード】
1ターンに1度、使用可能
A:コンマ補正+15。デメリット補正-10(1ターン)
※『リロード』戦闘後に装弾数が全て再装填される。一度のみ
③【魔力伝導:高倍率】
装弾数を任意の判断で消費することで使用可能
A:使用した装弾数×15の数値がコンマ補正になる
B:判定後に耐久数値ー【20】の自己ダメージ発生
④【肉体再編成:再生】
A:耐久数値が『70以下』の時に一度だけ使用可能。コンマ判定を行う
B:上記のコンマ判定結果『/2』の数値が耐久数値に加算される
(戦闘後にも使用可能)(二回目以降の使用には生命判定)
(耐久数値の上限は超えない)
⑤【リミットブレイク(肉体破損無視)】
装弾数を任意の判断で消費することで使用可能(戦闘終了まで強制持続)
A:使用した装弾数の数×15の数値を全ての行動補正値に加算する(戦闘終了まで)
B:判定後に耐久数値-【50】の自己ダメージ発生(戦闘終了まで)
(自己ダメージで耐久数値【0】になった場合『中枢神経麻痺』は発動する)
(自己ダメージで【0】になる時、希少一回目と併用しててた場合。『1割』残存する)
⑥【Blaster System:鋼の撃鉄】
■『リロード』分のカートリッジを全弾消費することで使用可能
■戦闘終了後に生命判定
■コンマ判定を行う。下記を参照してコンマ判定結果の効果が反映される
ブラスター1(01~30):全ての行動補正値にコンマ補正+30(三ターン)
ブラスター2(31~60):『近接戦闘』に(全体)を付与。コンマ補正+50(一ターン)
ブラスター3(61~90):『近接戦闘』に(全体)を付与。コンマ補正×2
〝F〟ブラスター(コンマ範囲91~99):???
■技能3:(条件を満たすと自動で発動する技能)
①【中枢神経麻痺(痛覚)】
耐久数値0になった時に自動で発動する
A:1ターン行動猶予発生。次の判定後、相手の耐久数値が1以上の場合敗北する
B:【希少一回目】と併用するとさらに1ターン行動猶予発生
②【雷速の模倣】【習得】
『回避』失敗時に自動で発動する
A:『回避』の再判定を行う
B:戦闘中に『一度』だけ発動する
【好感度表1】
(好感度は信頼度のようなもので高ければ高いほどはやく悩みや秘密を打ち明けてくれます)
【250:上限到達】ギンガ──(また一緒に、ここへ)
【196】フェイト──(なのはがもう一人増えたみたいだ…)
【161】レジアス中将──(私は己の命が尊いとは思わん。だが──)
【156】陸士隊員s──(久しぶりに会えて楽しかったぜ!今度皆で墓参りにでも行くか!)
【155】ティアナ──(ありがと…心配してくれて。ちょっと嬉しかった、かな?)
【146】はやて──(機動六課ロングアーチにようこそ!これから頑張ろな!)
【144】ルーテシア──(あの変態ドクター、変わんないなー。死ねばいいのに…)
【119】ヴィヴィオ──(なんで【ママ】の前で【パパ】って言っちゃダメなのー?なんでー!?)
【109】ゲンヤ──(ギンガも大きくなってきたし、いろいろお似合いかもな?なんてな!)
【108】シャリオ──(なのはさんといい…あなたといい。身体は大事にしてください!)
【101】高町なのは──(私、教えるのに向いてないのかな…?いや、弱気じゃダメだよ私!)
【94】スバル──(模擬戦楽しかったなぁ。またやりたい!陸士さんおねがいしますね!)
【83】カリム──(新しい同志が…いえ、友人が出来たようでとても嬉しいです…!)
【79】エリオ──(同じ槍使いの先達として…勉強させてもらいます!)
【75】ヴィータ──(なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
【74】シャマル──(今日みたいに傷付かない戦いがベストですね!)
【70】キャロ──(外見はちょっと怖いけど…、話してみると優しそうなだったなあ)
【67】ユーノ──(再生の補給はそちらの医務官さんに打診するといいよ!)
【65】シグナム──(久しぶりに猛り狂うような戦いが出来て楽しかったぞ?)
【44】ヴァイス──(礼儀正しいが無理してるように見えるぜ?もっと肩の力を抜いてきましょ!)
【28】ザフィーラ──(想像以上に傷だらけの男だ。…少しでも俺が盾になってやらねばな)
[好感度表2]
【コミュ不可】
【173】ドゥーエ──(本当にバカな人ですね。そんなあなただから…)
【132】ゼスト──(ありがとう。お前に救われた。今度は俺が力になってやりたい…だが)
【122】スカリエッティ──(久しぶりに【彼】に会えてよかったよ!次はどうしてやろうか!?)
【68】トーレ──(うむ。楽しかった。さて【自閉モード】にでも入るか。あとは任せたぞ【妹達】)
【66】チンク──(ゆりかごで会おう。ナンバーズとして、お前とはそこで決着をつける)
【22】クアットロ──(タフすぎるでしょう!?)
【あらすじ】
【空白期編】
1スレ目 【レジアス、直談判、入局、陸上部隊、銀行強盗事件】
2スレ目 【大きな特殊イベント 湖 ナンバーズ、長期リハビリ】
3スレ目 【大きな特殊イベント 病院 ナンバーズ】
4スレ目 【ドゥーエ 火災事故】
5スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務】
6スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 第一級希少個体 運命の分かれ道】
7スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 転移デバイス 崩れる世界】
8スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 崩れる世界 未来へ】
【原作:Sts編】
9スレ目 【傷痕 機動六課】
10スレ目 【大きな特殊イベント ホテルアグスタ ゼスト】
11スレ目 【ティアナイベント ガジェット】
12スレ目 【大きな特殊イベント 休日 聖王】
■【午前】【コミュ:ギンガ】
■【午後】【コミュ:レジアス】
■【特殊イベント】【ゼストの安否(コンマ判定)】
【午前】【コミュ(ギンガ)】
【訓練スペース:片隅】
ギンガ「せーんぱい?」
男「ギンガ…?」
ギンガ「はい!当たりです!それで何してるんですか?」
こんな隅っこに一人で。と不思議そうな顔で見つめてくる。
出来るだけ誰にも見つからないように、こっそりしてたつもりだったけど…見つけられたことに驚いた。
ギンガ「後輩ですからね!だいたい先輩の居場所は……それ【ノート】ですか?」
男「ああ。日記──じゃなくて【昔の思い出】でも記しておこうと思ったんだ」
ギンガ「……なんで今さらそんなことを?」
【大切な記憶が欠けてしまった時の為に】
──とは言えないので、「なんとなく」と笑って誤魔化した。
むー?とギンガは納得してないような表情だ。まいったな。
ギンガ「てい!ちょっと見せてくださいねー!」
男「あっ」
手元からサッとギンガに【ノート】を奪取された。
ふむふむ、とページをめくりながら何やら思い出に浸ってるようだ。
別に見られて困ることページは何も……──まだ、ないはず。
ギンガ「へえ…、先輩が108部隊に出向になった日から記載してるんですね」
男「確かその次の日にギンガと初めて会ったんだ。懐かしいな」
ギンガ「じゃあ私と出会った日に【自分は運命の子と出会った】って追記しときますね!」
──過去の捏造はやめなさい
──別に捏造じゃないです!
互いに笑いながら【ノート】を奪い合った。
ギンガ「あっ。ダメですよ、先輩!ちゃんと正直に書いておかないと!」
男「…なにを?」
ギンガ「初めての模擬戦の詳細が書かれてませんよ?【私が勝った模擬戦】のこと!」
男「そう、だっけ?ごめん…忘れてた」
ギンガ「……?」
そうか。ギンガに負けてたのか。
一回目の模擬戦は。【本当に忘れてた】
ギンガ「…先輩。すごく顔色悪いですよ?」
医務室に戻りますか?と気を遣ってくれた。
気持ちはとても嬉しいが、たぶん戻ってもこれはよくならない。
ギンガ「ねえ、先輩」
男「ん?」
ギンガ「もう長い付き合いになりますよね私たち」
男「…四年くらいになるかな」
──ほとんど眠ってたけど。
冗談めかしてそう伝えたら「笑いごとじゃありません!」と怒られた。
本当に、みんなに迷惑をかけた四年間だった。
ギンガ「先輩」
男「……」
ギンガ「私たち、ずっと一緒にいられますよね?」
【安価:↓2】
①頷く
②頷かない
強く頷いた。
きっと【未来】も一緒に過ごせる、と。
自分は絶対に負けない。
誰かに殺されてもやらない。
男「ずっと一緒だよ、みんなと」
ギンガ「はい!約束ですよ!?」
例え【この記憶】が壊れても、自分は【自分】だと信じたい。
【午後】【コミュ(ギンガ):終了】
【午後】【コミュ(レジアス)】
レジアス『そうか、では本当に身体は問題ないんだな?』
男「はい。医務官さんのおかげで全快しました。もういつでも現場復帰出来ます」
午後。レジアス中将から映像通話が届いた。
どうやら【地下水路】の件で様々な処理が発生し多忙なようだ。
……事件の現場になったのは【陸】だ。立場上、色々あるのだろう。
レジアス『だが【リンカーコア】が欠けたのだろう?戦闘に支障は?』
男「…ありません。少し魔力を使うときに違和感があるくらいで」
レジアス『嘘をつくな』
男「…っ」
レジアス「舐めるな。私は魔導師ではないが、お前が嘘をついてることくらい読めるぞ」
男「…」
魔力を、リンカーコアを動かすと激痛が走る。
身体の内側をナイフで抉れるような感覚に陥る。
シャマル医務官曰く、自然治癒しやすい器官なので療養の期間次第で良くはなる
レジアス「お前が嘘をつくのは。己の命を省みず誰かを助けるのは。きっと優しさからなんだろうが」
レジアス「お前の優しさは【諸刃】だ。私にはお前が破滅に向かってるように見える」
……自分は。
【安価:↓2】
①【記憶】のことを伝える
②ゼストのことについて話してみると
③自由安価(不可能なもの下)
男「…自分は目の前のことに、ただ全力を尽くすことしか出来ません」
レジアス「……」
それが正しいことなのか、正しくないのか。
わからない。答えが出せない。きっとこれからも。
だけどこれだけはわかる。わかってるのだ。
男「その果てが破滅だとしても。【自分自身】を失ったとしても後悔はしません」
男「記憶の有無で【自分】は絶対に変わらない。そう信じてます」
レジアス「…!…──お前、まさか」
中将の目が大きく開かれた。
その瞳は様々な感情を宿してるのがわかる。
そして中将は何かを伝えるように息を吐き、こちらを見据えて語り始めた。
レジアス「私は己の命が尊いとは思わん。だが──」
レジアス「お前たち陸の魔導師達が、その命を盾にして守ってきたものは」
レジアス「誰かの命の為に掛けられたその命は──尊いと思う。それはとても、な」
レジアス「これまでの歴史で消えていった。その陸士達の命に無駄なものなど何一つない」
レジアス「お前が忘れてしまっても【私】が覚えてる。──決して…死んでも忘れんよ」
レジアス「だから行ってこい。そして帰ってこい。【お前のまま】な」
【地上本部:レジアス中将の部屋】
レジアス「ふう…」
秘書「お疲れのようですね、レジアス中将」
レジアス「!……お前、いつからそこにいた?ノックをしろ!」
秘書「…すいません。ノックはしたのですが、通信に大分夢中になってたようですね」
ふん。と吐き捨てるようにレジアスは机に向き直った。
娘のオーリス。そして目の前の新人の秘書で政務を回してるいるが。
レジアスの目にはどうにもこの女は胡散臭かった。
レジアス「脳に精通してる医者を片っ端から集めてこい」
秘書「…随分入れ込んでますね、一人の陸士に」
レジアス「さっさと行け」
秘書「本当に無茶ばかり。変わらないですね、あの人も」
秘書「……」
秘書「……」
秘書「もう、これは仕方ないですね」
【午後】【コミュ(レジアス):終了】(次のイベントまでコミュ選択不可になります)
【特殊イベント:ゼストの安否(コンマ判定)】
【???:工場地帯(跡地)】
アギト「遅え…。もう【夜】になるぞ、旦那」
アギト「無茶してなきゃいいんだけど…、もし帰って来なかったら」
アギト「……」
アギト「【あいつ】と【ルールー】に頼るしかねえな…」
【ゼストの安否:コンマ判定:↓】
00~30 【帰還】【無傷】【情報あり】
31~60 【帰還】【ダメージあり】【情報あり】
61~99 【未帰還】
【コンマ:24】【帰還】【無傷】【情報あり】
ゼスト「…帰ったぞ、アギト。こっちは大丈夫だったか?」
アギト「おおお!良かったぁ!ほんっとうに、心配したんだからな!」
ゼスト「むっ、心配させたな。少しガジェットと戦闘になってしまったが…問題ない」
アギト「で、旦那の大切な人はいたのか!?」
ゼスト「……いや、見つからなかった。だが少しプラント内の情報は得た」
【コンマ:↓】
00~30 【情報】【工場内:駆動炉について】
31~60 【情報】【工場内:駆動路について】【敵性情報】
61~99 【情報】【上記の全ての情報】【スカリエッティの情報】
【コンマ:60】【工場内:駆動路の情報】【敵性情報】
ゼスト「まず工場内についてだが、【かなり入り組んでいた】。本来の施設の形ではない」
ゼスト「恐らくスカリエッティが施設を増設したのだろうな」
アギト「迷路みたいになってるってことか?ていうかここマジで【アジト】なのかな?」
ゼスト「【アジト】なのは間違いない。だがここが本命の【アジト】とは思えんがな…」
俺に簡単に知られるような場所が【本命】とは思えない、とゼストは呟いた。
ゼスト「もっと工場内を深く進めば【アルピーノ】がいたのかもしれんが…これ以上は危険と判断した」
ゼスト「【駆動炉が確かに動いていた】。まずいぞ、これは」
【工場内:駆動路の情報:ボーナス】
(ゼストの情報により【アジト探索時】の、【敵性存在】との遭遇判定を低くする)
(【アジト探索時】の進行コンマ判定の回数を4→2にする)
ゼスト「かつてここの駆動炉は大きな事故を起こした。既にエネルギー供給は遮断され駆動炉自体も完全に停止してたはず。──だがそれをスカリエッティが動かしてる。悪い想像しか湧かん」
ゼスト「そして【ガジェット】が待機していた。こちらが先に発見出来たのは幸いだったな」
アギト「が、ガジェットくらい旦那なら問題ないだろ!?」
ゼスト「見たことがない機体だった。直接的な戦闘なら不覚は取らんだろうが…」
その機体は【極めて高度なステルス性】を所持していた。
そしてそれが【一体】とは限らない。
【敵性情報:ボーナス】↓(データ)
ガジェットドローンⅣ型【40】
【装甲】『戦闘コマンド↓』
■物理攻撃、射撃攻撃、防御行動:判定時に補正+20
■急襲:自身が『ステルス』『隠蔽』時にのみ選択可能。コンマ補正+5
A:判定時に相手の補正値を0にする
①【光学迷彩(完全遮断)】
任意の判断で使用可能。
A:自身を『ステルス』状態にする(1ターン)
B:コンマ判定(偶数奇数)次第で看破され『ステルス状態』が解除される
②【AMF:強度】
任意判断で使用可能。
A:相手の魔力放出技能にコンマ補正【ー10】を発生させる
ゼスト「まだ気になることがあった。【スカリエッティ】についてだが」
アギト「……?」
ゼスト「奴は【陸士】のデータを片っ端から集めてるようだ。【陸士のデータ】も保管されていた」
アギト「ストーカーかよ!?」
ゼスト「詳しい情報まではアクセス出来なかった。が、奴が【陸士】に何かしようとしてるのは確かだ」
ゼスト「…俺の予想では【碌なことではない】」
ゼスト「もしかしたら俺達はここを発見したのではなく、発見させられた可能性がある」
【陸士】を誘うための【大きな罠】の可能性がある。とゼストは苦々しく言った。
この情報を送れば【機動六課】と連携。もしくは彼らを陽動にして再侵入出来るかもしれない。
──だがゼストは【陸士】だけはこの作戦から外されるように願ってしまった。
【翌日の夜に主人公に情報が送られてきます】
【一日が終わります】
【好感度:推移】
【250:上限到達】ギンガ──(そうですよね。ずっと、ずっと。一緒ですよね)
【161+20】レジアス中将──(お前の優さは【諸刃】だ。だがそれよって誰かが救われてきたのだ)
□□□□□□⌘□□□□□□
■■■■■■〓■■■■■■
「──€\÷○:──」
自分の全身が■に晒さ■■た。
そ■災厄の火に包ま■、一瞬■■中が真っ■になった。
──あの崩壊の音は決して忘れられるものではなかった。
□□□□□□⌘□□□□□□
■■■■■■〓■■■■■■
【朝:自室】
目が醒めると窓から木漏れ日が射し込んできていた。
額からは冷たい汗が溢れていた。心臓は悪い意味で大きく鼓動してる。
男「…!」
酷い悪夢を見た。
夢というより【実際にあった過去】なのだが、忘れたい記憶ほど消えてくれないようだ。
男「…行こう」
【フリーパート】
ヴィヴィオ「あっ!パパだー!おはようー!」
男「…お、起きるの早いね。ヴィヴィオ」
ヴィヴィオ「うん!
あとはパパ呼びが続いてるってことはまだ飽きてないのか…。
高町空尉にまで伝わってないか戦々恐々である。
もし伝わってたら色々誤解が酷いことに……。
ヴィヴィオ「ザフィーラの背中に乗せてもらうのー!パパも一緒に乗る?」
ザフィーラさんも懐かれてるようだ。
【安価】 午前はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定>>5)(レジアスは指定不可へ)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
【フリーパート】
なのは「ヴィヴィオー!あんまり一人で走らないの!転んじゃうよー?」
ヴィヴィオ「ママだー!」
男「…!?」
向こうから高町空尉が走ってきた。
どうやらヴィヴィオを探しにきたようだ。
ヴィヴィオ「今ねー。パパとお話してて──」
なのは「…?──パパ?誰のこと?」
振り向くことなく、走り出した。
後ろから何か聞こえた気がしたが──気にしてはいけない。
【安価】 午後はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定>>5)(レジアスは指定不可へ)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
■【午前】【戦闘訓練】
■【午後】【コミュ(なのは)】
■特殊イベント:〝おっぱい〟(前回より)
■特殊イベント:〝ゼストの情報〟
(今日はここまでになります)
(見たくださってありがとうございます)
(次は明日~明々後日の20:30予定になります)
(次の大きな特殊イベントは、今回のを含めて【フリーパート二回分】の後を予定してます)
(【アジト強襲】【公開意見陳述会の警護】のどちらかを選択出来ます)
乙杯
ACS習得を最優先にしたいが...
そういや、前スレの技能はどうやって習得するんだろう?
>>74
(一応、大きな特殊イベント前に自動で取得イベント発生予定です)
(ただ特にこだわりはないので、次の更新の時にでも早めに取得したいという意見があれば次の更新時に取得選択肢を作ろうと思います)
(今日は21:00より開始します)
──【午前】【戦闘訓練】
──【機動六課:訓練スペース】
男「…何から手をつけようかな」
ギンガ「あっ!私も訓練お手伝いますよ!久しぶりに先輩と手合わせしたいしね?」
まだまだ後輩には負けない。
いや、負けられない。【先輩】として。
ギンガ「ま、負け越してますけどすぐに追い越します!」
【安価とコンマ:↓2(戦闘訓練1)】
1、魔力発露の鍛錬(技能【魔力放出】にコンマ判定で経験値)(【経験値:12】で完成)
2、魔力付与の鍛錬(技能【魔力付与攻撃】にコンマ判定で経験値)(【経験値:79】でACSへ)
3、肉体運用の鍛錬(【経験値:100】で【耐久数値:+10】に)
■【模擬戦】は後遺症のため現在指定不可。
──【③肉体運用の鍛錬】【経験値判定:88+88】
──【経験値:100を超えたため精度上昇】【男の耐久数値:100】
男「はあ…はあ…!」
ギンガ「頑張れ、先輩!」
いつものように心肺強化のトレーニングを行う。
日々。少しずつ積み重ねてかた【力】がようやく身体に馴染んできた気がする。
ギンガ「先輩…、初めて会った時に比べたら身体おっきくなりましたよね」
ギンガの方が大きくなったと思う。──色々と。
さすがに10代前半から後半への成長には及ばない。
【安価とコンマ:↓2(戦闘訓練2)】
1、魔力発露の鍛錬(技能【魔力放出】にコンマ判定で経験値)(【経験値:12】で完成)
2、魔力付与の鍛錬(技能【魔力付与攻撃】にコンマ判定で経験値)(【経験値:79】でACSへ)
3、肉体運用の鍛錬(【経験値:100】で【耐久数値:+10】に)
■【模擬戦】は後遺症のため現在指定不可。
──【②魔力付与の鍛錬】【経験値判定:52】
──【経験値:52を蓄積】【魔力付与攻撃:残り27でACSへ】
男「…っ」
ギンガ「まだまだーっ!」
一合、二合、三合と。槍と拳が交錯する。
一撃の衝突ごとに衝撃波が空間を揺らし
男「…はっ!」
ゼストさん、シグナムさんが使っていた【魔力付与攻撃】。
そのどれもが強力無比な一撃で自分を追い詰めてきた。
彼らの技量の領域に追いつくためには──ひたすら鍛錬を積むしかない。
>>1に質問です
ACS取ったら、無銘の槍は取れなくなりますか?
──【午前】【戦闘訓練】
──【機動六課:訓練スペース】
男「──!」
ギンガ「はああっ!これは、どうですか!?」
ギンガの強烈な蹴撃を槍で防護する。
一撃、二撃と繰り出された攻撃を捌くと彼女は【ウイングロード】で大きく距離を取った。
ギンガ「やっぱり強いですね、先輩は──えっ?」
男「…!?……っ!」
□□□□□□⌘□□□□□□
■■■■■■〓■■■■■■
無銘の槍が手から崩れ落ちた。
握力が、入らない。
男「…ごめん、手が痺れた。訓練はここまでにしようか」
ギンガ「…あっ、はい」
──【午前】【戦闘訓練:終了】
>>110
(ACSがある状態で【③無銘の槍】が選択された場合上書きになります)
(ちなみ無銘の槍の効果は先に)
【安価:先取り3つ】
①希少権を【1】使用する
②希少権を【2】使用する
③希少権を【3】使用する
(で、【3】が選択された場合)
男の判定↓1 【無銘の槍+25】
男の判定↓2 【無銘の槍+25】
男の判定↓3 【無銘の槍+25】
(の、ようにコンマ判定します。数字が大きいほど強力ですが戦闘後負荷はかかります)
(【全開放】や【ブラスター】ほどではないので生命判定はないですが、後遺症判定くらいする…かも?)
──【午後】【コミュ(なのは)】
──【機動六課:屋上】
機動六課。その屋上の片隅で自分は目を瞑り、正座をしながら意識を心に集中する。
風が虚空を切る音だけが耳に届く。
男「──」
この閑静な空間はとても集中出来て、物事を考えるには都合のいい場所だった。
──【記憶の欠損】【未来への不安】【陸士としての使命】【スカリエッティ】
男「──」
管理局に入ってからたくさんのことがあった。
様々な出会いがあった。良いことばかりではないけれど、それは。
+
男「…高町空尉?」
なのは「あっ、お邪魔しちゃいました?」
ゆっくり目を開けると、目の前に【高町空尉】が微笑みながら自分を見つめていた。
どうやら数分ほどお待たせしてたようだ。
男「お待たせしてすいません。深く集中してて、気付くのが遅くなってしまって」
なのは「私が勝手に横で待ってただけだから、大丈夫ですよ」
だから気にしないでください。と彼女は真っ直ぐ真摯な瞳で見据えてくる。
何か自分に伝え忘れた用事でもあるのだろうか?
──まさか、朝の【槍】の件だろうか。
なのは「……」
男「……」
互いに無言で向き合いながら見つめ合う。
その彼女の表情と瞳から用件は読み取れない。本当に何故ここへ?
男「あの、高町空尉…?」
なのは「それです!」
……どれですか?
■■■■■■〓■■■■■■
──【医療センター:中庭】
なのは『今度会ったら『なのは』と呼んでくださいね?』
男『ぜ、善処します…。高町空尉」』
もう!もう!と呆れられながら病室まで送ってくれた。
■■■■■■〓■■■■■■
+
なのは「──って、言ってから早数ヶ月!全然名前で呼んでくれないじゃないですか!」
男「あー……ありましたね、そんなこと」
そう素直に伝えるとすごい眼光で睨まれた。こ、こわい。
なのは「フェイトちゃんとはやてちゃんも、ちょっと怒ってましたよ?」
そういえば八神二佐にも同じこと言われてた気がする。……四年くらい前に
なのは「今日こそは逃がしませんよ!?絶対に【名前】で呼んでもらいます!」
一体なにが彼女をここまで駆り立てるのだろうか。
絶対に屋上から逃すまいとレイジグハート起動からディフェンスの構えへ。
──に、逃げられない。
【安価(名称固定):↓先取り2つになります】
①【なのは】と呼ぶ
②【なのはさん】と呼ぶ
③いつかその時がくれば【呼ぶ】。と伝える
④自由安価(不可能なものは安価下。もしくは再安価します)
男「な、──」
なのは「……」
男「なの、は…?」
なのは「うん!うん、うん!それでいいんです!やっとスッキリしました!」
高町空尉がはじけたような笑顔と共に安心したように息を吐き出した。
階級が上の人を呼び捨てというのは以前から慣れないから慎んでたが、努力はしてみよう。
なのは「ともだ──【友人】って感じがするんですよ、名前で呼ばれると」
男「…今までも友人のつもりでしたよ?」
なのは「どちらかという【同僚や仲間】って感じが強かったんです。ほら陸士さん、少し取っつきにくいところあったから」
友達になれたのならきっと色んな気持ちを分けあえる。
抱いてる苦悩や悲しみもほんの少しくらい、やわらげてあげられる。
きっと一日中、話しても話しきれないくらいの言葉を交わせる。
そう高町空尉は笑顔で語った。
なのは「フェイトちゃんともそうやって友達になれたんです!」
男「……そう、だったんですか」
なのは「あ、それと朝にヴィヴィオが陸士さんのことを【お父さん】って言ってたことについて──」
男「それでは失礼します、高町空尉!」
──聞きたい。と彼女が読み上げる前に屋上から飛び降りた。
無銘を起動させて防護服をはためかせ、地上へと落下する。
なのは「名ま──もう!バカァ!」
後ろから、彼女らしくない声が聞こえたのが少し嬉しかった。
【友人】が出来た。今までも友人はいたが、きちんと言葉にして伝えてくれた初めてだ。
男「……ありがとう、なのは」
──【午後】【コミュ(なのは):終了】
──【特殊イベント:〝おっぱい〟】
──【自室にて】
はやて「陸士さん!ちょっとおりますか!?」
男「…は、はい?」
けたたましく扉を叩く音が聞こえた。
出るまでもなく、玄関前から浴びせられた声で誰かもわかってしまう。
八神陸佐。どうしたのだろう。
──とりあえず扉を開けて部屋へ招き入れた
はやて「ちょっとストレス溜まりまくって仕方ないんですよ!すいません!」
男「…大変そうですもんね。若いのに階級がすごい高いと」
そういえば以前、階級が上でも小娘だからと本局では侮れがちだとボヤいてた。
それでも八神陸佐は頑張ってい──
はやて「だから六課の女の子のおっぱいを揉みに行こうと思うねん! 一緒に行きましょう!」
……どうやら乱心したようだ。
なにを言ってるのか、わからないです。
【安価:先取り2つ】
①>>5より安価でキャラを指定する
②コンマでキャラをランダムで指定する(好感度が高いキャラが優先されます)
──【①>>5から安価で指定になります】
──【機動六課:隊舎通路】
男「正気ですか!?」
はやて「私は正気です!正気で今すぐ揉みたいんや!──出来れば知り合いで!」
さすがに通りすがりの一般女性局員を襲わない、という理性は残ってようだが。
それでもヤバイ。ヤバすぎる。これは力づくでも止めた方がいいのでは?
はやて「陸士さんも女の子のおっぱいが揉みしだかれるとこ見たいでしょ!?」
ノーコメントでおねがいします。
はやて「──ターゲットきました!」
男「……っ!?」
【次にキャラ安価を行います】
【安価:↓2】【キャラ安価】【残り二回】
──【被害者①:ギンガ】
ギンガ「先輩、どこかな?部屋にいなかったし…まさかまた訓練室…!」
ギンガ「オーバーワークになるから今日こそはキチンと叱ってあげなきゃ…!」
朝の調子も何かおかしかったし…、と少し暗そうな顔で沈んでいる。
気持ちは本当にとても嬉しいのだが、タイミングが最悪と言わざるえない。
はやて「これは元気にしてあげなきゃいけませんね、陸士さん!」
男「それは八神陸──は、早い!」
陸佐の影の残光だけが見えた。
ドン引きしそうな速度と隠密性でギンガの背後まで迫り──
ギンガ「えっ…?──きゃあ!?」
──【※音声だけでお送りします】
「ちょっ、やっ!──八神部隊長!?」
「な、なにしてっ…やあっ!?へ、変態っ!どこ揉んで…ああっ!」
「やだっ…!あっ、先輩にも触られたことないのに…!」
「んっ…、ふあっ…!」
はやて「うん!95点くらいやな!とてもええ柔らかさと大きさやとおもいます!」
ギンガ「……っ、!? ああ、もう!──いい加減にぃ!」
八神二佐は最後にギンガに背負い投げされてダウンし、ギンガは真っ赤になって走り去って行きました。
いろいろとノーコメントでおねがいします。
──【①>>5から安価で指定になります】
──【機動六課:隊舎通路】
はやて「Oh…、ギンガのパワーを舐めとったわ。──で、どうでした?」
男「とても良かったと思い──ノーコメントでおねがいします」
後ろから胸を激しく揉みしたがれる後輩の姿は、なんというか。
揉まれる度に胸がすごい揺れるわ、形が変わるで。
いかん。ギンガは【妹】のようなもので…ゲンヤさんに申し訳が立たない。
──自戒せねば。
はやて「じゃあ次行きましょうか!」
またやんの?
【安価:↓2】【キャラ安価】【ラスト】
──【被害者②:ティアナ】
ティアナ「ちょっと陸士さん。お話があるんですが…?」
男「えっ、ティアナ?」
ティアナ「さっき通路でギンガさんとすれ違ったんですが…もしかして何かしました?」
背後からティアナに声を掛けられた。
ジトーっと訝しむような瞳で見つめられて……これは疑われてる。
このままではギンガの情報から【共犯者】にされかねない。
──よし正直に八神陸佐を売ろう。
男「全てが八神部隊長がやりました!」
ティアナ「…?…部隊長なんていないじゃない?」
男「!?き、消えた。だと?」
はやて「──」
──【※音声だけでお送りします】
「!な、なに!?敵襲!?──ふあっ!?」
「す、スバ…八神部隊長!?なにしてっ…て、陸士さんも見てないで止め──」
「やっ、あああっ!?シャツにシワ出来ちゃいますって!悪ふざけはもうやめ…!」
「あっ、…!ホック外れちゃっ…!」
ごほっ…!がはっ…!
生きててごめんなさい…。
ティアナ「…はあ、はあ…!」
男「……」
ティアナ「なんで見てるんですかっ!?助けなさいよぉ!」
85点!将来性は高いで!と聞こえた気がする。
その後。シャマル先生の元で八神陸佐と一緒に通路で正座からのお説教の刑を受けました。
──【機動六課:隊舎通路】
はやて「いやー酷い目にあいましたね!シャマルも容赦ないなー。廊下で晒し者ですよ!」
男「あ、足が痺れ…、廊下も冷たいし、最悪だ」
はやて「…実はですね。ホンマに陸士さんをリラックスさせる為にふざけてた面もあるんですよ」
男「…え?」
はやて「陸士さんの後遺症の詳しいこととか六課の皆には伝えませんけど…察してる人もいます」
明日にでも自分に【話したいこと】があるらしい。
この機動六課設立の本当の【理由】。
【レリック】を追うということ以外に何かあるようだ。
はやて「一言で言えば【占い】ですね。──これから陸士さんにも頑張ってもらうことになるかもしれません。全ての戦力で迎え撃たないと管理局が【破滅】する可能性がある」
はやて「…酷いこと言ってる自覚はあります。それでも必要なんです。あなたの力が」
男「……大丈夫です。全部承知の上ですよ」
男「でも半分くらい自分の為にやってましたよね?」
はやて「はい!途中から7割くらい自分の為でした!──あ」
とても気持ちいい笑顔で自白してくれたのでチョップしておいた。
八神二佐の本音に触れて、強い信頼を感じる。
──【特殊イベント:〝おっぱい〟】【終了】
【おまけ】【コンマ:↓】
(ヴィヴィオ除く)(好感度順)
00~30 【ギンガ】(好感度一位)
31~40 【はやて】
41~50 【ルーテシア】
51~70 【フェイト】(好感度二位)
81~90 【シャリオ】
91~99 【なのは】
(ゾロ目【88】…通常なら【シャリオ】)
(ボーナスしたら176で【なのは】ですね)
(決めかねるので安価になります)
【安価:↓先取り二つになります】
①シャリオ
②なのは
【おまけ:②なのは】
【一日が終わります】
【好感度:推移】
【101+20】なのは──(喜びも悲しみも。友達なら分けあえる。あなたともきっと!)
【146+10】はやて──(楽しかったですね!またやりましょうか!?)(男「お断りします」)
(【特殊イベント:〝ゼストの情報〟】の前に【次のフリーパート】を決めます)
(この【フリーパート後に大きな特殊イベント】があります)
(おまけの内容は次回行います)
【フリーパート】
【安価】 午前はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定>>5)(レジアスは指定不可へ)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
【フリーパート】
【安価】 午後はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定>>5)(レジアスは指定不可へ)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
■【午前】【戦闘訓練】
■【午後】【コミュ(フェイト)】
■【翌日】【大きな特殊イベント】
(今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日20:30予定です)
──『後遺症が【重度】に進み、【脳内物質操作の精度が上昇】したことで正規ルート外の技能獲得』
(次回の【大きな特殊イベント前】に選択肢が発生します。よくお考えて選択してください)
①【全能力解放:記憶崩壊】(①中枢神経麻痺に上書きされます)
耐久数値【30以下】【0】になった時。【選択肢】が発生
【代償を払う】を選択した時、下記の効果が参照される
【暴走状態】【制御状態】をコンマ判定で決定する
A:ステータスが【状態変化:崩壊する者】へ移行。【耐久数値:ー】
B:【■撃】【■撃】【■撃】が戦闘コマンドになります
C:戦闘後に生命判定
②【歪んだ掌握】
下記の条件が満たされた時に戦闘中に自動で発動する
■効果(A):偶数ターンに発生したダメージが【半減】する(自己ダメージは適用外)
□効果(B):ターン毎に自己ダメージ【ー10】が発生する
③【無銘の槍】(魔力付与攻撃が上書きされる)(A.C.S取得不可へ)
A:【希少技能】を任意の回数使用する(最大3回まで)
B:使用した【希少技能】の回数分【コンマ判定(+25)】を行う。その合計値がコンマ補正値となる
C:戦闘開始より【3ターン目以降】にのみ一度だけ選択出来る
④【技能を取得しない】
すんません質問なんですけど①の耐久値ーって攻撃を受けても大丈夫ってことですか?攻撃にかかわらずコンマの当たりはずれで負けっるってことですか
>>243
(はい。いくら攻撃を受けても大丈夫という意味の【耐久数値:ー】ですね)
(ただ【蓄積ダメージ】は存在します)
(この蓄積ダメージは後の生命判定で参考にします)
──【おまけ】【なのは】
──【機動六課:通路】
男「…ぐう! あ、足が痺れる…」
フラフラと通路の壁に手をつきながら進む。
八神陸佐はひょいひょいと部隊長室へと戻っていった。正座慣れしてるのだろうか。
完全に自分が悪いのだが、少し理不尽感が…。
ヴィヴィオ「パパ…大丈夫? 足が子鹿さんみたいだよ?」
男「えっ、ヴィヴィオ?」
ひょっこりと通路の影からヴィヴィオが顔を出した。
どうやらお説教の様子を見られてたようだ。
なのは「いけませんよ、ヴィヴィオー? 陸士さんにエッチなことしたんだからお仕置きされたの」
男「ち、違います!揉んだのは自分じゃなくて──」
なのは「あはは!冗談です!わかってますよ、はやてちゃんですよね?」
セクハラ疑惑はちょっと笑えないです。
□□□□□□⌘□□□□□□
■■■■■■〓■■■■■■
男「…っ、…あっ…」
ヴィヴィオ「あっ!」
意識が瞬いた。ほんの一瞬だが視界が暗く。
手と足も【痺れて】…──倒れる。
なのは「! 危ないっ!」
高町空尉の声が耳に届いた時、既に全身の力が抜けて前に倒れ始めていた。
それでも、なんとか壁を掴もうと反射的に腕を伸ばした。
指先の感覚もないが伸ばすくらいならば──
むにゅん、
なのは「…えっ、あ──にゃあ!?」
男「…?…?」
聞いたこともないトーンの高町空尉の声が聞こえた気がする。
──【機動六課:病室】
シャマル「なのはちゃんすごい顔が真っ赤でしたけど…何かしました?」
男「……」
シャマル「い、意識ありますか!?」
ほぼ半ば放り込まれる形で医務室に連れていかれた。
なんとなく事態は把握してるが、理解したくないと脳が拒んでいる。
明日からどんな顔をして高町空尉──もといなのはに会えばいいのか。
ヴィヴィオ「泣きそうな顔になってるよ?ナデナデしてあげるー」
男「…あ、ありがとう。ヴィヴィオ」
惜しむらくは指先が麻痺してほとんど感触を覚えてないことだろう。
──【特殊イベント:おまけ】【終了】
──【特殊イベント:〝ゼストの情報〟】
──【自室にて:深夜過ぎ】
男「…ゼストさん!?」
ゼスト『久しぶりだな、陸士。話したいことが山ほどあるが時間がない…手短に済ませる』
深夜。待機状態のデバイスに非通知による通話が入った。ゼストさんからだ。
約束通り情報をお前に送る。と彼は添付された情報をさらに通知した。
ゼスト『誰がこの会話を盗聴してるかもわからん。…聞かれてる前提で話すぞ』
ゼスト『俺達は【明日】にでもその添付された情報先。【アジト】に襲撃をかける予定だ』
男「…!」
ゼスト『【スカリエッティの痕跡】の証拠も付けておく。これでお前達機動六課も『レリックを追う』という名目で【アジト】への調査も可能なはずだ。俺たちを陽動にしてスカリエッティを捕らえろ』
ゼスト『もしくは大型駆動炉を止めることを優先しろ。最悪の場合、再び暴走するぞ』
男「……レジアス中将が待ってます。絶対に無茶しないでくださいね?」
一度に大量の情報を押し込まれて思考が回らない。
とにかく八神部隊長に指示を仰ぐべきか。
ゼスト『ふっ…お前に言われるとはな』
ゼスト『個人的な忠告だが、陸士。お前は来ない方がいい。この件自体がお前一人を誘う【罠】の可能性もある。……あくまで俺の憶測。杞憂ならいいのだが』
男「…気をつけて」
ゼスト『お前もな。この件が終わればレジアスに会いに行く』
ゼスト『その時は…お前が間に立ってくれると助かるよ』
最後にそう伝えられて通話が切れた。
こちらからゼストさんに掛け直すことは出来ない。【明日】に事が起こるのは確定。
──【決戦の日】は思ったよりも早く来そうだ。
──【朝:部隊長室】
はやて「【アジトらしき所在】【スカリエッティの痕跡】【大型駆動炉】か。目白押しやな」
はやて「その【例の彼】にはもう連絡がつかへん?」
周波数を変えられてるのか、はたまた使い捨て機器を利用したのか。
とにかくこちらからゼストさんのデバイスに発信するのは困難だ。
そう伝えると八神陸佐は少し困ったように眉をひそめた。
はやて「よりにもよって明日か…厳しいな、戦力的に」
男「…明日に何かあるんですか? 全戦力、と言わずとも主力部隊をアジトに向かわせてもいい案件だと思います。ナンバーズが…スカリエッティが。そこにいる可能性が高い」
はやて「いや、戦力の大半をそこに向けるのはないな。作為を感じる…こっちの動きを誘う罠なら、手薄になった瞬間に地上本部を狙ってくる可能性が高い。【カリムの占い】を考えるとな」
占い。確か昨日もそんなことを口走っていた。
はやて「…陸士さんにもそろそろ知ってもらう時やな。機動六課の本当の結成理由」
【占い】に記された内容によると【時空管理局の壊滅】が示唆されたとのことだ。
そこに様々な理由と要素が絡むが、それを阻止しやすくるため結成されたと言っていい。
男「…明日を危惧してる理由は?」
はやて「地上本部で陳述会があるんよ。個人的にそこが分水嶺になるとおもうてます」
明日に【地上本部公開意見陳述会】が開かれる。
【破滅】と関わりがあるかは不明だが、スカリエッティの性格的に【威力証明】と称して地上本部に攻撃してくるのもあり得た。そしてそれが成功した場合局の機能が停止に近づく。
はやて「かといってスカリエッティの拿捕はまだしも【大型駆動炉】は無視できへん。砕け散ったはずの大型駆動炉をわざわざ再建してエネルギーを再充填とか…悪用する気満々やんけ」
はやて「どこでそんなノウハウを…──いや、それより戦力をどう振り分けるか、か」
【破滅】ってこの駆動炉のことやないやろうな?と、ブツブツ呟き始めた。
どうすべきか思考を回転させてるのだろう。こうなると自分は邪魔だ。
はやて「夜にでも方針を確定させる。陸士さんたちはそれまで待機しといてくれる?」
男「…はい」
明日が分水嶺。
本当にそうなるのならば自分は──
──【午前】【戦闘訓練】
──【機動六課:訓練スペース】
男「……」
明日が最後の決戦になるかもしれない。
思い残しがないように出来ることを全て行おう。
男「無銘…最後まで無茶することになるかもしれないけど。付き合ってくれ」
【──】
いつも通り自分のデバイスの反応が薄い。
だがほんの少しだけ、返事をするように無銘が点滅した気がする。
【安価とコンマ:↓2(戦闘訓練1)】
1、魔力発露の鍛錬(技能【魔力放出】にコンマ判定で経験値)(【経験値:12】で完成)
2、魔力付与の鍛錬(技能【魔力付与攻撃】にコンマ判定で経験値)(【経験値:27】でACSへ)
3、肉体運用の鍛錬(【経験値:100】で【耐久数値:+10】に)
■【模擬戦】は後遺症のため現在指定不可。
──【②魔力付与の鍛錬】【経験値判定:50】
──【経験値:50を蓄積】【魔力付与攻撃の制度上昇ACSへ】
■Accelerate Charge System(ACS):(魔力付与攻撃に上書きされます)
┣A:補正値コンマ判定(+10)を【二回】行う
┣B:上記のコンマ二桁が戦闘判定時の補正値となる
┣C:戦闘開始より【3ターン目以降】にのみ一度だけ選択出来る
┗D:判定後に『近接戦闘』選択不可。自己ダメージ発生【ー10】(1ターン)
男「……っ!」
【──Accelerate Charge System】
【──Drive ignition】
男「ぐうっ…、あああっ!」
身体が灼けそうなほどの熱量が無銘を覆う。
その矛先に周辺に翼状の【羽】が展開された。
まるで【灼熱の羽】を思わせる赤い羽。
+
男「……」
手のひらが焼け焦げていた。
起動させただけでこれでは発動した時の負担も軽くはないだろう。
──だが大した負担ではない。
【安価とコンマ:↓2(戦闘訓練1)】
1、魔力発露の鍛錬(技能【魔力放出】にコンマ判定で経験値)(【経験値:12】で完成)
2、肉体運用の鍛錬(【経験値:100】で【耐久数値:+10】に)
■【模擬戦】は後遺症のため現在指定不可。
──【①魔力発露の鍛錬】【経験値判定:11+11】
──【経験値:22を蓄積】【魔力放出の精度上昇。完成へ】
男「……」
これ以上ないくらい魔力の運用が上手くいった気がする。
魔力運用の効率は正直得意な方ではないけれど、現在到達出来る自分の限界まで来たはずだ。
近接技能。魔力発露。希少技能。──全てが限界まで高まった。
男「出来ることは全てやった。あとは戦って守り抜くだけだ」
灼けた焦げた右手で無銘をさらに握りしめる。
──最後の戦いだ。
──【午前】【戦闘訓練:終了】
──【次に>>241の選択肢より候補を選択してもらいます】
──『後遺症が【重度】に進み、【脳内物質操作の精度が上昇】したことで正規ルート外の技能獲得』
──(非常に強力ですがリスクも高いです。取得しないのも一つの手です)
【安価:↓先取り3つになります】
①【全能力解放:記憶崩壊】(①中枢神経麻痺に上書きされます)
②【歪んだ掌握】
③【無銘の槍】(ACSに上書きされます)
④取得しない
【技能入手になります】
③【無銘の槍】(ACSに上書きされます)
┣A:【希少技能】を任意の回数使用する(最大3回まで)
┣B:使用した【希少技能】の回数分【コンマ判定(+25)】を行う。その合計値がコンマ補正値となる
┗C:戦闘開始より【3ターン目以降】にのみ一度だけ選択出来る
──【午後】【コミュ(フェイト)】
──【自室にて】
男「…話がある?」
フェイト「はい。出撃前にどうしても。……とても大切なことです」
神妙な面待ちでハラオウン執務官は自分を強く見据えていた。
彼女には部屋に上がってもらい詳しく話を聞くことにした。
+
フェイト「はやてから情報は伝わってます。スカリエッティのアジトの件なんですが…」
フェイト「魔道工学の大型魔力駆動炉による実験が行われていた地なんです。……実験は失敗。研究施設周囲及び駆動炉は爆発で粉々になり、その被害者もいます」
具体的な死因は爆発による物理的被害。
もう一つは酸素に反応し喰らい尽くす微粒子によるもの。
フェイト「当時の研究主任は私の【母】。死亡した被害者の一人は私の【姉】にあたります」
男「……!」
全開放はどんな描写になってたんだろうか
>>1からネタバレ解説欲しいな
彼女は事務的に【その後】についての詳細を語り始めた。
【プレシア・テスタロッサ】の狂気と暴走。
【アリシア・テスタロッサ】の存在。
【プロジェクトF】による研究成果──それが【フェイト・テスタロッサ】。
そして、その結末を。
男「…悲しいお話ですね」
フェイト「はい、とても…悲しい思い出です」
悲しげに微笑みながらハラオウンさんは言った。
それでもその瞳には強さがあった。
きっと彼女の中では既に【思い出の答え】が出ているのだろう。
男「なんで…そんな大事な話を自分に?」
フェイト「貴方には知っておいて欲しかったから。全部」
>>294
(正直ネタバレしてもいいんですが…実は救済措置の一つとして①の類似系があるので)
(万一のため【ゆりかご】編が終わってからということで)
(といっても【全開放:記憶崩壊】ほど強力でもないし、体にリスクありでもないんですが)
(二度と希少技能の使用は出来なくはなります)
男「…ありがとうございます、ハラオウンさん」
フェイト「はい!──って、ふふ。感謝されるのはなんか違う気がしますね?」
それでも伝えたかった。
きっと彼女にとって大切な思い出の一部。それを伝えられたのだから。
フェイト「それと…たぶん通達があると思うんですが念のために」
万一、駆動炉エネルギー暴走が再発生した時の対処法を。
アジト捜索のメンバーに【監査官】がつくこと。
出来れば自分には【六課の警護】が八神二佐から望まれてることを伝えられた。
フェイト「…もしあなたがアジトに出撃する場合【誰か一人】付けられると思います」
フェイト「その…あなたを一人にすると危ないので。色々と」
男「…そ、そうですか」
フェイト「出来れば付きっきりで見てあげたいくらいですよ! 模擬戦して確信しました!」
フェイト「なんというか…特に放っておけないんです。陸士さんは」
本当に彼女は心配そうに自分を見つめてきた。
男「ありがとうごさいます、ハラオウンさん。本当に優しい人ですね…」
フェイト「…あはは。でも甘すぎる、ってよく言われることもありますよ?」
男「…。それは」
きっとその優しさこそ、彼女の【強さ】なのだろう。
少なくとも自分は彼女の優しさに救われてる。
自分は心と力を全て使ってでも目の前のこの人を──仲間を守りたいと思ってる。
男「また模擬戦をしましょう! 次は負けません!」
フェイト「はい! 私もまだまだ負けませんよ!」
──【午後】【コミュ(フェイト):終了】
──【次に大きな特殊イベントでの『位置』を指定安価します】
──【夜】【機動六課:会議室】
はやて「戦力の振り分けは【地上本部の警護】【機動六課の警護】【アジト(仮)への突入】」
はやて「どこも危険ですが、特に後者の【アジト】はある情報により危険度が高いです」
はやて「【査察官】の助力も得られましたが、作戦実行部隊はくれぐれも警戒を怠らないように!」
男「……」
希望が通るのであれば、希望したい。
──自分が配属される作戦は。
【安価はまだです。次になります:候補は以下を参照してください】
(キャラ名は戦闘が起こる可能性のあるキャラです)
①【地上本部の警護】【危険度:中】【チンク】【クアットロ】【???×3】【ドゥーエ】
②【機動六課の警護】【危険度:中】【???×3】【ガジェット】【ドゥーエ】
③【アジトへの突入】【危険度:大】【スカリエッティ】【ガジェット】【ドゥーエ】
──【重要な分岐点になります:↓先取り3つになります】
①【地上本部の警護】【危険度:中】【チンク】【クアットロ】【???×3】【ドゥーエ】
②【機動六課の警護】【危険度:中】【???×3】【ガジェット】【ドゥーエ】
③【アジトへの突入】【危険度:大】【スカリエッティ】【ガジェット】【ドゥーエ】
──【①地上本部の警護】【危険度:中】
はやて「陸士さん、お願いします。地上本部の警護…レジアス中将も参加なさるはずです」
男「…」
はやて「陸士さんが中将を慕ってるのも知ってます。しっかり守ってあげてください」
男「…はい!」
必ず地上を守ろう。陸士の銘に賭けて。
スカリエッティを止めるんだ。
はやて「地上警護には【フォワード部隊】【ギンガ】が付きます。【ルーテシア】は六課で待機」
はやて「アジトへの突入部隊の現場指揮者は──」
【コンマ:↓】【アジトに向かう隊長陣は】
00~30 【なのは】
31~50 【ヴィータ】
51~70 【シグナム】
71~99 【フェイト】
男「シグナム副隊長。あの──」
シグナム「心配するな、任せておけ。個人的に防衛より攻勢の方が好みだったしな」
シグナム「それに私の強さはお前も知っているだろう?」
不敵な笑みでこちらをシグナム副隊長が見つめてくる。
確かに彼女の強さは模擬戦で知っている。身体に教えられたから。
シグナム「お前の強さも教えられたがな。なかなか効いたぞ、あれは」
シグナム「ともあれ。【例の騎士】の情報も伝わっている。お前の知己らしいな」
──配慮はしてやる。と言ってくれた。
もしゼストさんとシグナムさんが戦闘になってしまったら、と考えていたのでその配慮は助かる。
はやて「明朝に各自配置につきます。それまでは英気を養っててください」
男「……」
スカリエッティは【シグナムさん】【ゼストさん】に任せよう。
自分は与えられた場所を護りぬくだけだ。
もしかしたら…スカリエッティと対面する時がくれば同時に【ニ乃さん】の情報を得られたかもしれないが、彼女とはきっと会う機会がくるはず。彼女も【ナンバーズ】なのだから。
男「…ニ乃さん」
場合によってはあらゆるところが戦火に包まれるかもしれない。
その覚悟だけはしておこう。──闘い続ける覚悟を。
(今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日20:30予定になります)
(大きな特殊イベントは地上本部の警護になります)
(遭遇コンマ判定を何度か行い戦闘になります。アジトの結果コンマ判定も行いますが…運が悪すぎた場合また一つ大きな新規イベントが発生するかもしれません)
(チンクとはここで戦闘になったほうが【ゆりかご】を考えると楽になるかもです)
(21:00から開始になります)
(遅くなってすいません…)
──【中央管理局:地上本部】
──【公開意見陳述会まで残り3時間】
『公開意見陳述会の開始まで、あと3時間を切りました』
『運営に関する意見交換が目的のこの会、波乱含みの議論となることも珍しくなく、地上本部からの陳述内容について注目が集まっています』
『今回は特にかねてから議論が耐えない地上防衛用の迎撃兵器アインヘリヤルの運用についての問題が話し合われると思われます』
+
男「……」
リアルタイムで公開されている映像に中将の姿が映った。
相変わらず仏頂面で画面を睨んでいたが、調子は良いように見える。
男「…シグナムさん。ゼストさん。どうなってるんだろう」
まだ【アジト】に突入はしてないはずだが、
いや。今は自分の仕事のことだけを考えよう。
+
ギンガ「なのはさん、フェイトさん、八神部隊長は中央内部の【会議室】」
ギンガ「ヴィータ副隊長、フォワードメンバーは共に【外壁周辺】の警備」
ギンガ「あとは…【管制施設】周辺の警護かな? こっちは既にセキュリティが固いですが」
ギンガ「前者の内部警護の会議室では【デバイス】を持ち込めません。ですから【無銘】はフォワードメンバーの誰かか…私に預けてください」
おそらくセキュリティの観点からそういう結論になったのだろうが、
デバイスを持ち込めない、というのは有事の際にかなり危険に思える。
ギンガ「そこでフォワードメンバーの出番ですよ! まず第一に会議室との【合流優先】ですね!」
【次に初期配置を安価で決定します】
──【安価:↓先取り2つになります】【警護配置】
──(初期警護位置によって遭遇コンマ判定が決定します)
①【会議室】:【なのは、フェイト、はやて】(デバイス持ち込み禁止)
②【外壁周辺】:【フォワードメンバー+ギンガ】
③【管制施設】:【ギンガ】
──【地上本部:管制施設前】
ギンガ「さすがに中には入れてもらえないみたいですね…。んー、中の方が対処しやすいんですが」
男「厳重だな。…でもいいことだよ」
管制施設。
中央管理局【地上本部】の心臓とも言える場所だ。
通常、職員にさえこの場所は一定の権限を持たなければ機密とされてる。
予備電源の供給回路。緊急時の防壁。通信管制など。地上本部の生命線を管理する施設。
ギンガ「…心配ですか?」
男「……」
地下水路で出会った先生──スカリエッティはまた会おう、と言っていた。
彼は過去の【世界崩壊】の事件を引き起こした首謀者であり、先輩の仇でもある。
男「……彼と会いたいと望んでいるのは自分の方かもしれないな」
彼に対しての感情は【怒り】や【憎しみ】が大きい。だが同時に【悲しい】と思っている。
彼は自分の相棒である【無銘】の開発者。こいつにどんな時も命を救われた。
信頼していた。冗談めかしていたが彼は自分のことを【友達】だと言ってくれたから。
だが今の彼は──数々の暴虐を引き起こした黒幕だ。
ギンガ「…? 先輩?」
男「…気を張ろう、ギンガ。嫌な予感がする」
ギンガ「! はい。先輩は絶対に私が守ります。今度こそ」
──【公開意見陳述会:開始】
──【次にアジトの戦況コンマ判定になります】
──【アジトの戦況:経過報告】
00~40 【通常】【アジト攻略中。特に異常なし】
41~60 【優勢】【アルピーノの奪還成功】
61~80 【最高】【大型駆動炉の破壊:成功】【アルピーノ奪還成功】
81~90 【劣勢】【シグナム、ゼストにダメージ】
91~99 【最悪】【???】
あ
(あっ、記載忘れてました。コンマは直下の>>363となります)
──【スカリエッティ:アジト】
──【公開意見陳述会:開始から3時間】
ウーノ「【トーレ】を除き、ナンバーズ3~12が全機配置完了しました」
ウーノ「あとはドクターのGOサインを待つだけです。……楽しそうですね、ドクター」
スカリエッティ「ふふ。この手で歴史を変える瞬間だ。研究者として、科学者として。心が沸き立つよ。──スポンサー氏に見せてやろうじゃないか。我々の思いと研究と開発の全てを」
スカリエッティ「そして…見せてもらおう。【彼の選択】を。──例の件頼んだよ、【ドゥーエ】」
ドゥーエ『…了解しました、ドクター』
【最高評議会】及び【レジアス中将】。その抹殺を。
スカリエッティ「おもしろおかしく踊ろうじゃないか。なあ、陸士君?」
──【地上本部:管制施設】
局員A「…エネルギー反応?」
局員B「おい、嘘だろ!? 通信管制システムに異常発生!」
局員A「クラッキング! 侵入されてます!」
男「──なんだ?」
ギンガ「…騒がしいですね。まさか何か」
──【???:上空】
クアットロ「私のIS【シルバーカーテン】電子の織り成す嘘と幻。銀幕芝居をお楽しみあれ」
クアットロ「ディエチちゃーん。もう撃ってもいいですよー?」
ディエチ「了解。【IS:ヘヴィバレル】地上本部に砲撃します」
クアットロ「あとー。私事なんだけどついでに撃って欲しいとこあるんですよー」
ディエチ「…? ああ、【彼】のとこ?」
──【被害:コンマ判定】
──【被害:コンマ判定↓】
00~50 【被害:小】【原作通り】【ディエチ『例の陸士がどこいるかわかんないです』】
51~70 【被害:小】【追加砲撃:主人公へ】
71~80 【被害:中】【地上本部内部に大きなダメージ】【イベント:発生】
81~99 【???】
──【28】【原作通り】
──【地上本部:管制施設】
局員A「やばい!やばいぞ!地上本部に砲撃が撃ち込まれました!」
局員B「この地上本部に『ガジェット』らしき機体が!他に高エネルギー反応も…!」
局員A「予備電源を──うわあ!? 扉がぶっ飛んだ!?」
ギンガ「お邪魔します!」
男「状況は!?」
緊急事態と判断し、管制施設の扉を強引に蹴破り入室した。
本来許されない蛮行だがそんなことを言ってられる事態ではないのは察してる。
遠くで砲撃の音がした。恐らく地上本部が──
「……あ、『ターゲット』だ。しかも二人いるよ」
【IS:ディープダイバー看破判定コンマ】
──【ディープダイバー:看破コンマ判定↓】
①【コンマ:偶数】 【看破成功:主人公、近接戦闘+50で???を先手で攻撃】
②【コンマ:奇数】 【看破失敗:???に補正+20付与】
□□□□□□⌘□□□□□□
■■■■■■〓■■■■■■
男「……上にいる」
ギンガ「…えっ、まさか【敵】ですか!? でも気配がまるでないですよ!?」
【五感】が研ぎ澄まされてる。【集中力】が高まってるのを感じる。
【希少】の影響で鋭くなったり、鈍くなったりしているが…今は調子がいいようだ。
上階から発生している【息遣い】【鼓動】【足音】を感じる。
男「──穿ち砕くぞ、無銘。先手必勝だ」
セイン「……げっ!? 催涙弾を投げる暇が──」
男の判定↓ 【近接戦闘+50】
セインの判定↓2 【防御装甲+20】
──男の判定:【25】+【50】=【75】
──セインの判定:【80】+【20】=【100】
──総合判定:【100】ー【75】=【25】
──【防御成功:セインにダメージ発生なし】
男「……っ!」
セイン「うひゃあ!? あっぶねえ!? 死ぬかと思ったぁ!」
固い。槍はアンノウンの彼女の肩を軽く掠めただけだが【手応え】でわかる
この硬度は戦闘機人【ナンバーズ】のもの。
そしてこのナンバーズは【壁を透けている】。
セイン「直接戦闘とか分が悪すぎ…! ここは引いてチンク姉と──」
ギンガ「逃すかァ!」
ギンガは壁の側面を蹴り上げ、頭上のナンバーズへと蹴撃を不意を突くように撃ち込んだ。
ギンガの判定↓ 【近接戦闘+40】
セインの判定↓2 【防御装甲+20】
──ギンガの判定:【21】+【40】=【61】
──セインの判定:【18】+【20】=【38】
──【総合判定】【61】ー【38】=【23】
──【セインに『23』のダメージ発生】【セイン:耐久数値:37】
セイン「おげえっ!? ──くっそぉ…!」
ギンガ「…!? 地面に溶け込んだ!」
ナンバーズの腹部に強烈な蹴りが決まり半ば壁から投げ出されるように地面へ叩きつられた。
だがそこに溶け込むようにまた【消えた】。
ギンガ「先輩、さっきみたいに【察知】して追えますか!?」
男「…奴の呼吸が荒い。ギンガがダメージを与えてくれたおかげでなんとか追えそうだ」
だがこれ以上離されたら追跡は非常に難しいだろう。
自分は索敵に優れてるタイプでない【この状態】がいつ途絶えてもおかしくない。
局員A「予備電源供給地点に異常発生。本部を守る緊急隔壁の出力がダウン!」
局員B「予備電源を配置してる部屋に【誰か】います!」
【次に行動安価になります】【候補↓】
①セイン(耐久数値:37)の追跡へ
②予備電源供給室へ
③その他(不可能なものは下)
──【行動安価:先取り2つになります】
①セイン(耐久数値:37)の追跡へ
②予備電源供給室へ
③その他(不可能なものは下)
──【②予備電源室へ】【???との遭遇率上昇】
男「予備電源室へ向かおう。本部を取り囲むようにガジェットが来てるはず。隔壁と供給回路。通信網の復活を最優先に動く。──ロングアーチとの連絡が遮断されてる今、現場で判断して動くしかない」
ギンガ「部隊長たちは、スバル達を信じましょう! きっとデバイスを送り届けてるはず!」
男「緊急時のルートは【地下通路】を通っての合流。今はみんなを信じるしかない…!」
だが気にかかることがある。さっきのナンバーズは【チンク】と口走っていた。
まさか……彼女もこの地上本部へ来ているのか?
ギンガ「行きましょう、先輩!」
男「……、ああ」
管制室の局員さん達に【予備電源】の供給方法である【コード】を教えてもらった。
例え【表の予備電源】が破壊されていても裏に配置される古い電源がある。それを動かす。
ギンガと共に管制室を飛び出て、一直線で目的地へと走り出した。
【次に遭遇コンマ判定になります】
──【敵性存在:遭遇コンマ判定↓】(チンクとの遭遇率上昇中)
00~50 【予備電源供給室】【チンク】
51~70 【通路】【セイン:発見】
71~90 【予備電源供給室】【チンク】【???】
91~99 【???】【イベント:発生】
──【50】【セイン:発見】
──【地上本部:通路】
男「──! 止まれ、ギンガ!」
ギンガ「……!」
「……」
【気配】がする。確実にさっきの壁を透過するナンバーズ。
こちらに気付いてるのか、気付いてないのか。──わからない。
ギンガ「いるんですね、先輩?」
男「…ああ。どうするか」
三時の方向。そこには【壁】が存在する。
この壁を一枚隔てた先に【ナンバーズ】がいる。
【足止め】のつもりなのか、【一方的に発見出来た】のか。
ギンガ「止まってる時間はないです…!時間が経過するほど危険が高まります…!」
男「……」
どうする。
(あっ!コンマ間違えた!)
(すいません。>>439は忘れてください)
──【50】【予備電源供給室:チンク】
──【予備電源供給室】
男「…広いところに出たな」
ギンガ「電源が完全に沈黙してますね。──これは爆破?」
予備電源室へと辿り着いた、その扉の先には【残骸】が散りばめられていた。
【高熱】で焼き切られたような爆破跡が散見される。表の電源は使い物になりそうにない。
男「……」
ギンガ「先輩? どうしたんですか、険しい顔になってますけど。早く【コード】を」
どうやら悪い予想は当たってしまったようだ。
電源室の奥。残骸達の向こうから肌を刺す【殺意】を感じる。
──何度も、何度も。この【殺意】を受けてきた。だから身体が覚えている。
ギンガ「……っ」
男「出てこい、【チンク】」
チンク「……」
闇の奥から白のコートを揺らしながら現れた。
その指には既に銀閃のナイフが握られている。
チンク「私の気配に気付くとは。少し感覚が鋭くなったか?」
男「……そんな【殺意】を向けられたら子供でも気付くよ」
チンク「【殺意】か。確かに、お前と戦いたい。常にそう思っていたが…そこまで昇華してるとはな」
何を言ってるのよくわからない。
彼女自身は自分のことを恨んだり、憎んだりしてる様子は見られない。
ならこの紛れもない【殺意】はなんなのか?
チンク「なんてことはないさ。本気でお前と戦いたいだけだ」
チンク「妹達を守るために。親のために。私は負けられない。だがそれ以上に今は」
──無心でお前と戦いたい。因縁の決着をつけたい。
そう彼女に伝えられた。
【次に安価になります】【候補↓】
①【チンクの想いに応える】【主人公のみで戦闘へ】
②【チンクと本格戦闘】【主人公とギンガで戦闘へ】
──【安価:先取り3つになります】
①【チンクの想いに応える】【主人公のみで戦闘へ】
②【チンクと本格戦闘】【主人公とギンガで戦闘へ】
──【①】【主人公のみで戦闘へ】
男「……」
チンク「応えてくれるのか、嬉しいよ。──ならばこちらも相応の覚悟で応えよう」
彼女の顔は歓喜の表情で自分を迎え入れるように手を広げた。
同時に自分は彼女の【殺意の圏内】へと一歩ずつ近づいていった。
ギンガ「先輩」
背後から後輩の小さな呟くような声が聞こえた。
その言葉にはあらゆる感情が詰まっていた。
【心配】【不安】【信頼】【親愛】
だけどギンガは笑顔で──
ギンガ「絶対に、勝ってくださいね?」
男「ん。後輩の前では負けられないからな、先輩は」
だから自分も笑顔で応えた。
必ず勝つ、と。
チンク「──私の息の根を止めてみろ、陸士」
男「──決着をつけよう。チンク」
──【戦闘開始】
──【戦闘開始】
男の耐久数値:【100】 >>3 >>4 >>290
チンク【100】
【戦闘技術(S+)】
■近接戦闘(強化フレーム):コンマ補正+50
■ハードシェル(改):コンマ補正+30。必ず耐久数値が【1】残存する
◾️回避行動:下記を参照する
A:偶数時──回避成功(0ダメージ)
B:奇数時──回避失敗。その数値でコンマ判定を行う
◾️IS:ランブルデトネイター:コンマ補正+40。判定結果問わず【10】の固定ダメージ発生
①【改造型IS:リミットオーバー・デストラクション】
任意の判断で【耐久数値を半分にして一度】だけ使用できる
コンマ判定を行い下記を参照する
◾️(00~50):『近接戦闘』にコンマ補正+30を加算する(戦闘終了まで)
◾️(51~99):【偶数:コンマ補正×2】【奇数:コンマ補正+40】
②【右腕強化装甲(単分子ブレード)】
任意の判断で使用可能
A:『近接戦闘』判定時にコンマ補正+10
B:相手の選択行動が『障壁魔法』などの防御行動の場合コンマ補正+10
C:判定敗北時に使用不可能になる
③【強制駆動プログラム】
耐久数値が『50』以上の時に【戦闘不能】になるダメージが発生した場合、自動で発動する。コンマ判定を行い、下記を参照する
A:(偶数) 1ターン行動猶予発生。相手の耐久数値が【1】以上残存してた場合【敗北】する
B:(奇数) 【戦闘不能】
(今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日20:30予定です)
(チンク戦になります。たぶん敵の中で一番強いです)
(例外もありますが)
修正になります
↓
【改造型:IS】
任意の判断で【耐久数値を半分にして】使用できる
そういえば無銘の槍ってシステム的にはデメリットなさそうだけど男の体に何か異常が出たりしますか?
>>469
(無銘の槍だけなら希少を三回以上選択して残り耐久数値が30未満の場合、後遺症判定が発生する予定です)
(システム的に支障はないフレーバーテキストのようなものですが)
(現在発生してる後遺症が促進する可能性があります。命に別状はない予定です)
【戦闘開始】
ギンガ「先輩…わたしは」
チンク「間違っても私に刃を向けるなよ、【ファースト】。命令でお前は殺せない──だが正直、いまさら横槍を入れられたらお前を殺さない自信はまるでない」
──この戦いは私とこいつのものだ、と。
自分の背中から聞こえる後輩の声を遮るように、チンクは無表情で言い放った。
男「ギンガ、【コード】を入力して復旧に集中してくれ」
ギンガ「……っ、」
自らの【五感】を可能な限り最大限まで尖らせる。
目の前のチンクにのみ思考を集中し、余計な思考は全て削ぎ落とす。
──およそ自分の差し出せる対価【全て】を賭しても勝てるかどうかわからない【敵】。
チンク「お前とは幾度も斬り合った。だが一度も私は【勝利】出来ていない」
同様のことはこちらにも言える。
彼女との【死闘】はすべて【引き分け】と言っていい。
チンク「私は道具だ。上手く言葉にして表せない…が、そんな私が…勝ちたいと、思ってる」
男「……チンク」
チンク「──だから戦おう、陸士」
自分が知覚した時、既にチンクの姿はそこにはなかった。
【見えない速度】で。最短距離を走りこちらに向かって来ているのだろう。
──自分の命を狩り取る為に。
──【敵の行動】
①チンク 【近接戦闘+50】【右腕強化装甲(単分子ブレード)+10】
【安価:↓2】【耐久数値:100】現在1ターン目
1、戦闘技術(【近接戦闘+50】【回避】)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+30】【障壁魔法+30】【拘束魔法】)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【魔力伝道】【リミットブレイク】【ブラスター】複数選択可能)
──【安価:↓2】
①近接戦闘(+50)
②回避
男「……っ、」
脳の撃鉄を起こす。本来の知覚速度を超える。
【見えない】ほどの速度を持つ相手と戦うのは慣れている。
稲妻の思わせる速さで迫る【殺意】を斬り砕くんだ。
チンク「──」
男「……!」
見えないのならば【予測】しろ。──彼女の一手先を。二手先を。遥か先を。
出来なければ【死ぬ】だけだ。
【コンマ判定】
男の判定↓ 【近接戦闘+50】
チンクの判定↓2 【近接戦闘+50】【右腕強化装甲(単分子ブレード)+10】
──男の判定:【100】+【100】+【50】=【250】
──チンクの判定:【72】+【60】=【132】
──【総合判定】 【250】ー【132】=【118】
──【チンクに『118』のダメージ発生】【チンクの耐久数値:0】
【コンマ判定:↓】【強制駆動プログラム:発動】
①(偶数) 1ターン行動猶予発生。相手の耐久数値が【1】以上残存してた場合【敗北】する
②:(奇数) 【戦闘不能】
チンク「……っ、貴様、!」
男「……!」
己を体を切断しようと迫っていたブレードの軌跡を【予測】した。
【希少】の影響でいい意味で狂ったような景色が見えた。
何十種類に分泌されているであろう脳内物質が【五感】を最大限まで尖らせ、
彼女の右腕を自分に掴み取らせ、間を置かずに──
男「おおおおおお!」
チンク「…がっ!?」
──反撃の剛槍を零距離から撃ち込んだ。
──【総合判定】 【250】ー【132】=【118】
──【チンクに『118』のダメージ発生】【チンクの耐久数値:0】
──【強制駆動プログラム:発動】【偶数:1ターン行動猶予発生】
【ゾロ目ボーナス:コンマ判定↓】
00~60 【通常】【強制駆動プログラム:発動】(変化なし)
61~90 【異常】【強制駆動プログラムの変質】(二ターンの行動猶予発生へ)
91~99 【???】
男「…っ!──!」
チンク「がっ…はあっ!」
一撃、二撃、三撃──無銘の槍を叩き込み続ける。
こちらの握り込む手が砕け散りそうなほどの力で。
ただひたすら無銘を振りかざす。──そして。
男「…終わりだっ!」
チンク「…!…ぁ!
チンクの体躯は軽く吹き飛び、そのまま壁へと突き刺さった。
最速の槍で、全霊の力で、何度も攻撃した。これくらいしなければチンクは倒せない。
チンク「……」
男「はあ…はあ…」
彼女はピクリとも動かない。
まるで糸の切れた人形のように壁の元で蹲っている。──終わった。
──【改造型IS:リミットオーバー・デストラクション】【発動】
──【コンマ判定:↓】
①(00~50):『近接戦闘』にコンマ補正+30を加算する(戦闘終了まで)
②(51~99):【偶数:コンマ補正×2】【奇数:コンマ補正+40】
チンク「──ふふ。ここまで、力の差が生まれていたとはな」
男「……チンク」
チンクは立ちあがり、その隻眼でこちらを見据えていた。
だが満身創痍なのは見て取れる。これ以上の戦闘は無意味だ。
チンク「正直、見誤っていたよ。私も…ごほっ、強くなったつもりでいたが…」
チンク「トーレを…【ロストロギア】を倒したと聞いて…、思ったよ」
【死線】をくぐる度にお前は強くなっている、と。
同時に、何かを失いながら戦っているように見える、と。
チンク「だがこのままでは終わらない…終われない。最後に死力の一撃を見せてやる」
チンク「【ナンバーズ】としてではない…、一人の戦士として…終わろう」
──【敵の行動】
①チンク 【近接戦闘+50】【改造型IS:リミットオーバーデストラクション+30】
【安価:↓2】【耐久数値:100】現在2ターン目
1、戦闘技術(【近接戦闘+50】【回避】)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+30】【障壁魔法+30】【拘束魔法】)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【魔力伝道】【リミットブレイク】【ブラスター】複数選択可能)
──【安価:↓2】
①近接戦闘(+50)
②回避
チンク「【リミットオーバーデストラクショク】──起動」
男「……!?」
チンクの内部から膨大なエネルギーの奔流を感じる。
その全てのエネルギーが【熱のうねり】を起こし彼女の周囲の材質を溶かし崩していく。
──あれは、危険だ。
男「…チンク、やめろっ!」
チンク「やめないさ…お前だったらきっとやめない。私は何も諦めたわけではない」
今の彼女の身体であんな能力を起動させたら、
筋組織と内部構造がタダでは済まない。
管理局の感情な隔壁が粘土のように引き裂かれ、彼女の身体そのものが【斬撃】になっている。
チンク「……行くぞ。最後の一撃だ」
男「…っ、」
あのエネルギーの質量が万一暴発すれば周辺一帯が消し炭になりかねない。
後ろには【ギンガ】もいる。攻撃を避けるわけにはいかない。
ならば迎え撃つしか手はない。──全霊を込めた槍で。
男「…無銘!」
チンクの全てを体で受け止める。
この一撃の結果がどうあれ、それで全てが終わる。
チンク「…私は、お前を」
男「チンク…っ!」
【コンマ判定:↓】
男の判定↓ 【近接戦闘+50】
チンクの判定↓ 【近接戦闘+80】
ほい
(チンクの判定↓)
修正↓
(チンクの判定↓2)
になります。>>541がチンクのコンマになります
──【力】と【力】
──【槍】と【斬撃】
──【死力】と【死力】
男「が、ああああああああ!」
チンク「あっ、…ああ■■ああ゛■■■!」
二つの【限界】の衝突は空間の歪みごと周囲を焼き払った。
【無銘の槍】の矛先を軽く砕き割って、彼女の右腕が胸に突き刺さる。
男「ごっ…ぽ…!」
それは身体の内側を血液を、骨を、全て溶かし崩すような威力で。
胸から上が消し飛びそうな感覚が迫っていた。
それでも自分は目の前を。チンクの瞳を見続けて。
チンク「──」
やっぱりその瞳は変わってない。最初に出会った時から。
ただの、一生懸命な女の子だ。
+
チンク「ありがとう、陸士」
男「……? なにが、?」
チンク「最後のアレだ。受け止めてくれただろう?」
男「……うん」
チンク「嬉しかったよ」
鬩ぎ合いの最中で。確かに彼女と会話した気がした。
──男の判定:【04】+【50】=【54】
──チンクの判定:【51】+【80】=【131】
──【総合判定】【131】ー【54】=【77】
──【男に『77』のダメージ発生】【男の耐久数値:23】
──【強制駆動プログラム:終了】【チンクの無力化成功】
──【主人公の勝利】【戦闘終了】
──【予備電源供給室】
ギンガ「先輩っ…! 先輩っ! 返事をして…!」
男「…ギン、ガ?」
倒れ伏していた自分を抱きしめるようにギンガは抱えてくれていた。
ポツポツと彼女の涙が自分の顔に零れ落ちてくる。
男「…また心配かけて、ごめん。ギンガ」
ギンガ「いいんです…! ちゃんと生きて帰って来てくれたから…!」
でも血を止めないと!と再び泣きそうな声で傷口を押さえてくる。
チンクは意識を失って横になってるようだ。
右胸に焼き切られたような痛みと熱が残ってる。
深部まで刺さりきってはいないようだが…死ぬほど痛い。血も止まらない。
【安価:↓2】【④肉体再編成:再生】
①使用する
②まだ使用しない
──【コンマ判定】【肉体再編成:再生】
↓1 (コンマ/2が耐久数値に加算されます)
──【38/2】=【19】
──【男の耐久数値:【23】+【19】=【42】
男「…ふう、…はあ…」
ギンガ「…【回復魔法】? 確か先輩はこれからっきしのはずじゃ…いつの間にこんな」
【再生】を発動し傷口を塞ぐように細胞を活性化、変質させていく。
他所の肉から傷口を塞ぐために肉の補填を行う。
男「……っ、がっ…大丈夫。これで…失血死の心配はない…」
だが【再生】には恐ろしほどの苦痛が伴った。
【補給】はシャマル医務官と合流しなくてはならないが、今はそんな時間はない。
男「…ギンガ。早くチンクを連れて移動しよう」
ギンガ「…は、はい! 隔壁の出力も上昇してガジェットの侵入はあり得ないはずです。次は──」
チンク「レジアスの所へ行った方がいいぞ、陸士…」
男「チンク…よかった。目が覚めたんだな」
チンク「そんなことは…どうでもいい。…いいから聞け…!」
チンク「【ドゥーエ】がレジアス中将を抹殺しようとしている。これは確かな情報だ」
男「…! 【ドゥーエ】…? 中将を、殺すだと?」
何故そんなことを。スカリエッティにとって意味のあることなのか、それは?
だがチンクの目は嘘を言っていない。
ギンガ「先輩…、通信はまだ復活していません。外の状況がわからない以上、隊長達と合流した方が…」
ギンガ「なにより【ナンバーズ】はまだ信用出来ません」
──【次に安価になります】
チンク「ドクターは……お前を気に入っていた。常々お前を監視していたようだ、私的にな」
チンク「いつか尋ねたことがある『何故、貴方はそこまで陸士にこだわるのか』と」
そして、スカリエッティはこう答えた。
──【自分の知らない景色を、『モノ』を持ってるからだよ】と。
男「……スカリエッティ。ドゥーエ…」
チンク「面白半分だよ、全て。彼にとってレジアスを殺すことでお前の反応を見ようとしている」
チンク「【ドゥーエ】はナンバーズだ。──たぶんお前の想像通りの人物で間違いない」
ギンガ「…何を言ってるの?」
レジアス中将が…死ぬ?
【安価:先取り3つになります】
①レジアス中将の元へ (一人になります)
②冷静になり隊長達との合流を優先する
③その他(不可能なものは安価下になります)
──【レジアスの元へ】
男「…ギンガ。チンクの護送を頼む」
ギンガ「!? 待ってください、先輩! れ、冷静になって! 先輩の傷は軽くないんですよ!?」
ミシリ、と軋む音を立てる骨を叩き起こした。
問題ない。動ける。意識もはっきりしてる。
幸い後遺症も発生していない。
男「【地下通路】付近で戦闘音がする。そこには絶対に近づくな。通信が復旧するまでここを動かないこと…いざとなればチンクを置いての【撤退】も視野に入れて動くんだ」
ギンガ「先輩…聞いて…もう、やめましょう。先輩が死んじゃうよ…」
男「……ここで行かないと駄目なんだ。きっと、一生後悔する」
──だからごめん。行ってくるよ。
戦闘の余波で開かれた横の壁の穴を走り抜け、通路に躍り出た。向かうは中将の元。
──【???:イベント】【ドゥーエと決断】
──【中央管理局:地上本部】【レジアス中将の部屋】
秘書「…よくご決断なさいましたね。公開意見陳述会の中止を」
レジアス「当たり前の判断だ。この状況で続ける方がどうかしている」
秘書「いえ。きっと以前までの中将ならば強行したと思いますよ?」
秘書「地上本部の防壁に驕り、己に酔いしれ、罪に目を背けて憤ることで自分を保つ」
レジアス「……お前は何が言いたい。こんなところに私を連れてきて何がしたいのだ?」
秘書「…もう、気付いているのではありませんか?」
レジアス「──【ナンバーズ】か」
ドゥーエ「はい。お久しぶりですね、レジアス中将」
──【次にコンマ判定を行います】
──【好感度:コンマ判定】【ドゥーエ:好感度『173』】
──(好感度『200』越えで???)
ドゥーエの判定↓ 【好感度:173】
ドゥーエ「これからあなたを殺します。──ああ、手心は期待しないで下さいね?」
ドゥーエ「レジアス中将。あなたを殺すのに何の迷いも、躊躇いもありませんから」
レジアス「そうか。ここで死ぬのか、私は」
ドゥーエ「…落ち着いてますね?」
レジアス「来るべき日が来た。それだけだ」
レジアス「【あいつ】と出会って、話して、過ごして。【昔の理想】を思い出してしまった。私にとって不必要になって捨てた理想。それをあいつは呼び起こした」
レジアス「私が変われたのであれば…あいつのおかげだろうな。だが同時に、重ねて来た【罪】の重さに今更気がついた。──だからこの状況は報いなのだろうな」
ドゥーエ「……」
レジアス「ただ……心残りがあるとするならば」
ドゥーエ「──もういいです。喋らないでください」
ドゥーエ「もはや何も聞くこともない。さようなら、レジアス中将。お世話になりました」
レジアス「あいつらと、また」
+
レジアス「……、、…」
ドゥーエ「──任務完了」
ドゥーエ「最後の任務…終わりましたよ、ドクター。あとは私の自由にします」
──【地上本部】【通路】
男「…ごほっ…はあ、…はあ…」
心臓が砕け散りそうなくらい鼓動する。呼吸が酷く荒い。
無理な【再生】の苦痛が断続的に続く。頭がおかしくなりそうだ。
男「…中将…二乃さん…!」
景色の全てを置き去りにしてただひたすら通路を駆け抜けていく。
早く、早く、早く。──彼らの元へ辿り着かないと。取り返しのつかないことが
「お久しぶりです、陸士さん」
男「──二、乃さん?」
ドゥーエ「はい、本当にお久しぶりですね。相変わらずボロボロで…私の忠告を聞かない人です」
以前と変わらない彼女の笑顔。およそ四年以上前の笑顔と何一つ変わらない。
不思議な、ミステリアスな雰囲気もそのままで。
ドゥーエ「レジアス中将は殺しました。もういません」
彼女の右腕に非常に長く鋭い【爪】の武装が備えられている。──血に染りながら。
ポタポタとその先から赤い血液が廊下に零れ落ちて、こちらの足元に下りてくる。
……嘘だ。これは、何かの間違いで。二乃さんは、中将は。
ドゥーエ「終わりにしましょうか。何もかも」
ドゥーエ「あなたはもう……休んでいいんです──共に眠りましょう」
──【戦闘開始】
(今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日20:30予定になります)
(ドゥーエ戦の前に大きな選択肢があります)
(>>603は反映されるので大丈夫です)
(次回はアジトの判定もすると思います。次回の更新で色々最後が決まります)
(21:30から開始します)
ゼストさんの時みたく攻撃放棄して説得ロールとかできんのかな?
男「…休む?眠る?何を言ってるんですか、二乃さん」
ドゥーエ「言葉通りです。あなたはもう戦う必要はない」
ドゥーエ「あなたの戦う理由であるレジアスは死にました。──これで終わりなんです」
淡々と、無機質に。二乃さんは言葉を紡ぎ続ける。
何度も何度も【レジアスは死んだ】と。
戦う理由などもうない、と。
ドゥーエ「それでも戦うというのであれば、こちらにも考えがあります」
男「……」
ドゥーエ「理解してくれるまであなたを壊します。手足から順番に」
──【次に重大な安価になります】
──【重大な安価:先取り3つになります】
①彼女と戦い、守る覚悟を決める(本格戦闘へ移行します)
②彼女を信じ、無抵抗を貫く(【コンマ:65】以上で説得成功。失敗の度に【10】のダメージ発生】)
2
さああとはコンマ次第よ
──【②彼女を信じ、無抵抗を貫く】
男「…無銘」
無銘の槍へと呼びかける。
何も言わずとも無銘は自分の意図を理解してくれたらしい。
自分の声に呼応するように無銘は──
ドゥーエ「…残念です。戦う運命は避けられなかった。ですが──え?」
男「……」
バリアジャケットを。防護服を完全に解除した。
無銘も待機状態へと移行し、沈黙する。
恐らくこの状態で攻撃をまともに受けると文字通り体は砕け散るだろう。
──それでも彼女と向き合う。
──それが自分の決断。【彼女を信じる】
ドゥーエ「…ふさげてるんですか、あなたは」
(そこまでやれとは言うてへん)
ドゥーエ「あなたは…敵の前で何を…、まともではありません。その判断は」
彼女と話す時に【力】などあっても邪魔なだけだと。
そう、思ったんだ。だからこその武装解除。
男「二乃さん…自分はあなたを──」
ドゥーエ「…!」
口にする前に、首の骨が折れるかと錯覚するほど衝撃が自分の首に訪れた。
鮮血が目の前で舞ったのが見えた時、自分は殴られたのだと理解した。
男「ごっ…はっ!」
ドゥーエ「……警告です。次は本当に首を砕きますよ?」
自分は彼女を信じる。
中将が生きてることを信じる。
──【コンマ判定】【男の耐久数値:42】
──【65以上で説得成功。失敗時に10のダメージ】
男の判定↓
あ
まだあと4回あるから(震え声)
──【コンマ:15】【説得失敗:10のダメージ発生】
男「あ…がっ!?」
ドゥーエ「……」
彼女の頑丈な拳が、機人の拳が自分の腹に突き刺さった。
身体がくの字に曲がり、肺から空気を強制的吐き出させられ、そのまま壁に叩きつけられた。
同時に骨が叩き折られたようで身体の中に嫌な感触が走った。
男「あっ…ごほっ。その右手の【爪】…使わないんですね」
男「それで刺せば終わるはずなのに…刺さない」
ドゥーエ「…それは、あなたを殺すことが目的ではないからです」
男「二乃さん…自分はあなたと出会えてよかったと思ってる」
男「なにも知らない自分を…いっぱい助けてくれた。108部隊の時だけじゃない」
【湖】の時も。【病院】の時も。【ロストロギア】の時も。
彼女が敵だと判明して離別したあとからでも。あなたは自分を助けてくれた。
ドゥーエ「……あなたの歩みを止めるにはこの程度では駄目なことは知ってます」
ドゥーエ「足を破壊して物理的に動けなくする。そして一緒に過ごしましょう。全てを終えまるで」
──【コンマ判定】【男の耐久数値:32】
──【65以上で説得成功。失敗時に10のダメージ】
──男の判定↓
あ
もうドゥーエさんと一緒にお昼寝するかな
──【コンマ:02】【説得失敗:10のダメージ発生】
男「嘘だ。あなたはそんなこと思っちゃいない」
ドゥーエ「──」
火を吐くような蹴りが再び迫ってきた。
防御した腕が軋みあげる。鉄の凶器相手に紙で防ごうとするようなものだ。
とてもガード出来るものではない。左腕の義肢からいやな音がする。
男「…っ!…あっ、ぐっ…!」
ドゥーエ「……まだ槍は握れるでしょう?」
【爪】を構えた。血の滴るその鉤爪のような凶器を自分に向ける。
ドゥーエ「…私と戦いなさい。──本当に…本当に…刺しますよ?」
絶対に戦わない。
──【コンマ判定】【男の耐久数値:22】
──【65以上で説得成功。失敗時に10のダメージ】
──男の判定↓
h
しゃあああああ
──【コンマ:68】【説得成功:ドゥーエの無力化成功】
男「──ぐっ、う!」
ドゥーエ「なんで…なんで…」
彼女の拳が、蹴りが。自分を砕くように降り注ぐ。
意識が断線しそうになる。頭蓋骨が砕けそうだ。
折れた骨が臓器に突き刺さって吐血する。【再生】で辛うじて致命傷は避ける。
ドゥーエ「なんで…!?」
自分の体はガラクタを無造作に放り出すかのように地面へと転がされた。
自分に馬乗りになるようにして二乃さんは跨った。
そして最後の一撃と言わんばかりに【爪】を振り上げて──
ドゥーエ「なんで……──私を、壊してくれないんですか?」
男「二乃さん……」
振り下ろされた爪は自分の頰を軽く撫でた。皮膚の一枚も斬れない力で。
彼女の子供のような、小さな嗚咽が聞こえた。
──そんな彼女を自分は、ただ強く抱きしめた。
──【戦闘終了】
ヒロインレースがドゥーエレジアスギンガで大混戦ですな
──【地上本部】【通路】
ドゥーエ「あなたと出会って、自分の心が緩み始めたんです」
ドゥーエ「【ドゥーエ】として自分。【二乃】としての自分。その境界線がわからなくなって」
ドゥーエ「…こんな歪な気持ちになるのなら。あなたに出会わければよかったとさえ思いました」
ドゥーエ「でもこの【記憶】を消去するのは…結局最後のこの時まで出来なくて」
ドゥーエ「この歪んだ心ごと…私をあなたに壊して欲しかったんです」
男「……」
ドゥーエ「だけどあなたは最後まで【力】を使いませんでした」
ドゥーエ「ふふ。悔しいです…。最後の最後まであなたは私の思い通りに動いてくれませんでしたね」
自嘲するように。それでも本当に楽しそうな彼女は微笑んだ。
ドゥーエ「レジアス中将は生きてます。致命傷にはしてません。気絶してますが…傷は浅い」
ドゥーエ「さあ…早く行ってください。私は使命を全う出来なかった。私の役割はもう何もない」
男「そんな結末で終わらせたくなかったからです」
ドゥーエ「──え?」
自分が二乃さんと戦ってた理由は、本当にそれだけなんだ。
【辛かった】【苦しかった】【悲しかった】
【出会わなければよかった】【幸せなんかじゃなかった】
そんな悲しい言葉で終えてしまっていいわけがない。
そんな結末にしないために自分は──管理局は戦ってるんじゃないか
男「行きましょう、二乃さん。一緒に中将の元へ」
男「役割がないのなら作ればいいじゃないですか。生きる理由がないと言うなら自分と…」
──自分と一緒にこれからを生きて欲しい。
ドゥーエ「本当に…心底お人好しで、バカな人ですね」
目の前の彼女の笑顔は、重い鎖から解き放たれたような眩いもので。
この人は二乃さんであり、ドゥーエだと。そう思えた。
──【次にコンマ判定になります】
──【展開:コンマ判定↓】
①00~70 【中将の元へ】【大きな特殊イベント:終了】
②71~90 【クアットロ:出現】
③91~99 【???】
何やこのボスラッシュ・・・
──【IS:幻惑の銀幕】【コンマ判定:↓】
①偶数:【看破成功】
②奇数:【看破失敗】
もうこれは開幕希少ぶっぱしかないか…?
──【①偶数:看破成功】
「──死ね」
ドゥーエ「…!?──危ない!」
男「…!?」
背筋が凍った。臓腑に突き抜ける【殺意】が身を包んだ時、
二乃さんの声に反応して半ば反射的に身を捻り、その場から離脱した。
同時に自分の存在した位置に空間の歪みが発生していた。
──何度か見覚えがある。あれは【隠蔽】技能。
クアットロ「ドゥーエ姉様…、本当に裏切ってしまったのですね。──心から信じてましたのに」
男「……お前、は」
クアットロ「裏切り者は……粛清しなければいけませんねェ?」
ブラスターは後遺症がやばいから使いたくないなあ…
□□□□□□⌘□□□□□□
■■■■■■〓■■■■■■
こんな時に【後遺症】が指先の力が抜けていく。
景色が灰色になっていく。頭に痛みも……。
男「…がっ、…、お前…なんでここに…!」
クアットロ「…別にゴミとは話してないんですが、随分具合が悪そうですね?」
──保健室に行きます?と冷徹な笑みを浮かべながら一歩一歩近づいてくる。
殺す気だ。狙いは自分なのか、二乃さんなのか。
どちらにせよ戦うしか道はない。
ドゥーエ「待ちなさい、クアットロ──取り引きしましょう」
クアットロ「……なにをですぅ?」
──【次に安価になります】
却下だ!(先読み)
ドゥーエ「私をドクターの元へ連れて行きなさい。私の処分はそこで受けます」
クアットロ「……で? お姉様が処分を受ける代わりにそこのゴミは見逃せ、と?」
クアットロ「そんなの受け入れられるわけないじゃないですかぁ。ここで二人とも皆殺しですよ」
ドゥーエ「そうなれば私達は必然抵抗します。時間をかければかけるほど管理局の援護の可能性は高まる。──それはあなたにとっても無視出来ることではないでしょう?」
クアットロ「……んー」
ドゥーエ「あなたの怒りはもっともです。姉妹だからこそ怒ってる。私は裏切り者。だから──」
【安価:先取り3つになります】
①立ち上がる (クアットロと戦闘へ)
②立ち上がれない (ドゥーエ:離脱)(大きな特殊イベント:終了)
1
──【①:立ち上がる】
男「…、…け、」
クアットロ「あ? 死にぞこないは口を挟まないでくれませんかねぇ?」
ドゥーエ「……陸士さん」
男「そこを…どけ…」
勝手に話を進めるな。
お前の意見も、二乃さんの意見も。全て却下だ。
生きると約束してくれたんだ。それなのにこんな別れは決して認めない。
男「…お前が消えろ。そうしたら…今は、見逃してやる」
クアットロ「あ、…はは」
クアットロ「あはははははははははははは!」
クアットロ「──やっぱりここで殺しておきますか」
男「──やってみろ…お前の顔はいい加減見飽きた…! 決着をつけてやる!」
クアットロ「同意見。その顔をぐちゃぐちゃに刻んであげる」
クアットロ「あなたがいなければ……こんなにも歯車は狂わなかった…!
ドゥーエ「……っ! クアットロ……!」
──【戦闘開始】
男の1日は長いなあ(白目)
(今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日20:30予定になります)
(増援判定は三ターン後にあります)
(ドゥーエがバックアップ技能で援護してくれる形で戦闘になります)
(負けたらドゥーエが連れ去られますが、主人公は死にません)
おつ
乙です
ドゥーエの好感度判定はどんな影響があったんだろう?あともし戦っていたら...
あとは???は何だったんだろう?
>>830
(好感度判定が足りなければ、レジアスは深く刺されてシビアな5ターン制限が発生してました)
(たぶんドゥーエに殴られてる間か、クアットロが出た時点でレジアスは死んでます)
(ドゥーエを倒してたら…特にストーリーは大きく変更になりませんがバックアップは出来ませんでした)
(???=スカリエッティ、です。面白そうなのでアジトからワープしてきました的なストーリーで)
(開始は明日もしくは明後日の20:30になります)
(伸びてすいません…)
イッチはブラック管理局勤めやからしゃーない。それはともかく次の更新の前に新スレたてた方がいいかもですよ
終り近づいてきたから聞きたいんだけど男君の話終わったらスレ終了?それとも新キャラメイク?
(>>846 そうですね。ただ今日どれだけ出来るのわからないので今日の更新次第で決めさせてもらいます)
(>>849 なんとなーく続編でキャラメイクから考えたんですが…難しそうなのでとりあえず終了予定になってます。まだ深くは考えてませんが)
──【戦闘開始】
男の耐久数値:【22】 >>3 >>4 >>290
ドゥーエ:【バックアップ技能】
①【心のままに】
???
②【エネルギーバインド】
条件が満たされた場合、自動で発動する
■奇数ターン:相手は『任意技能』を発動出来ない
──【戦闘開始】
クアットロ【65】
【戦闘技術】
■近接戦闘:コンマ補正+30
■奇襲:自身が『隠蔽』時にのみ選択可能
A:コンマ補正+10
B:判定時に相手の補正値を【0】にする
■白銀の外套(改造):判定時コンマ補正+10
A:相手の『魔法』選択行動にコンマ補正を【─10】を付与
B:耐久数値が必ず【1】残存する
①【IS:幻惑の銀幕】
任意の判断で使用可能
A:自身もしくは対象を3ターン『隠蔽状態』にする
B:毎ターンのコンマ判定(偶数、奇数)次第で看破され『隠蔽状態』が解除される
②【自己洗脳:コンシデレーションコンソール】
耐久数値が【0】になった時に自動で発動する。コンマ判定を行う
A:偶数──1ターン行動猶予発生。次のターンに敗北する
B:奇数──【戦闘不能】
──【戦闘開始】
狭い通路の先に佇む【クアットロ】へと走り出した。
練り上げた魔力と筋力で地面を砕き、無銘の槍で敵を打ち砕く。
──小細工をして余裕も、時間を消耗するのも得策ではない。
男「…!」
クアットロ「相も変わらず真っ直ぐ突進ですか。芸がないにもほどがありますねぇ?」
最も警戒すべき奴の技能は『ステルス』。
何度も体験しているとは言え使用されると戦闘において不利を強いられる。
何度も看破出来る自信はまるでない
クアットロ「嬲り殺しなんて優しいことはもういいません。一息にぶっ殺してあげる…!」
ドゥーエ「…【バインド】」
──【敵の行動】
①クアットロ 【近接戦闘+30】
(【エネルギーバインド】により任意技能使用不可能)
【安価:↓2】【耐久数値:22】現在1ターン目
1、戦闘技術(【近接戦闘+50】【回避】)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+30】【障壁魔法+30】【拘束魔法】)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【魔力伝道】【リミットブレイク】【ブラスター】【希少】複数選択可能)
──【③魔力伝道:高倍率】【3発使用:15×3=コンマ補正+45】
【承認安価:先取り3つになります】
①【Blaster System:鋼の撃鉄】の使用を承認する
②【Blaster System:鋼の撃鉄】の使用を承認しない
──【②承認しない】
クアットロ「バインド…ドゥーエお姉様っ」
ドゥーエ「……」
悪鬼を思わせるほど歪んだクアットロの表情がニ乃さんへと向けられた。
クアットロの左腕は拘束されている。技能も発動出来ないようだ。
この勝機は見逃せない。この一撃で落とすのが最善への道。
【──Cartridge Lord】
ロードさせた左腕の義肢内部に熱が帯び始める。
排熱機構が稼働させ魔力と熱が回転する
カードリッジの残滓である薬莢が散り、義肢に魔力が伝道していく。
男「…落ちろっ!」
クアットロ「…ちぃ」
クアットロ(このタイミングは…避けられませんか!)
──【敵の行動】
①クアットロ 【近接戦闘+30】
(【エネルギーバインド】により任意技能使用不可能)
【安価:↓2】【耐久数値:22】現在1ターン目【魔力伝道:高倍率+45】
1、戦闘技術(【近接戦闘+50】)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+30】【拘束魔法】)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【ブラスター】【希少】複数選択可能)
──【コンマ判定】
男の判定↓ 【近接戦闘+50】【魔力伝道:高倍率+45】
クアットロの判定↓ 【近接戦闘+30】
──男の判定:【84】+【95】=【179】
──クアットロの判定:【69】+【30】=【99】
──【総合判定】【179】ー【99】=【80】
──【クアットロにダメージ発生『80』】【男に自己ダメージ発生『20』】
──男の耐久数値:【02】 クアットロの耐久数値:【0】
──②【自己洗脳:コンシデレーションコンソール】【発動】
クアットロ「…ぐっ、ウザい!」
男「──っ!」
認識しろ。奴の存在を。
集中しろ。奴の反撃を。
凝視しろ。奴の目を。
身体に刻み込まれた全魔力を【槍】へと回す。
伝道の反動により筋肉の内側が幾つか破裂した気がした。
それでも構わない。全ての神経をこの一撃へと回す。
男「──!」
クアットロ「ごっほ…!──くそっ…!」
放たれた一撃はクアットロの反撃の左腕を破壊し、灼熱の魔力が彼女の身体を貫いた。
──②【自己洗脳:コンシデレーションコンソール】【発動】
──【コンマ判定:↓】
①偶数──1ターン行動猶予発生。次のターンに敗北する
②奇数──【戦闘不能】
クアットロ「……なんで…! こんな、ゴミに…!」
クアットロ「ドゥーエお姉様…、ドクター。ごめんなさい」
ドゥーエ「……」
クアットロの意識は消え、倒れ伏せる。
そのクアットロの側に二乃さんはゆっくり近づいてその髪を撫でていた。
ドゥーエ「罪を償いましょう。一緒に」
男「……」
──【戦闘終了】【主人公の勝利】
──【地上本部】【通路】
男「……っ、終わった。終わりました、先輩…」
左腕の義肢が魔力伝道の影響で破壊寸前までオーバーヒートしている。
反動が厳しい。血反吐が出そうなのを飲み込み、なんとか立ち続ける。
ドゥーエ「いえ。残念ですがまだ終わっていません」
男「……スカリエッティ、ですか」
ドゥーエ「それもありますが…、情報通りなら今日の攻撃はナンバーズによる多面侵攻なんです」
ドゥーエ「この【地上本部】【機動六課】への。あなた達も【研究所】に侵攻してるようですが…」
機動六課に侵攻…? 嫌な予感がする。
そういえばまだロングアーチと連絡が取れていない。
──【次にコンマ判定になります】
──【アジトの戦況:経過報告】
──【コンマ判定:↓】
00~30 【攻略成功】【大型駆動炉心の破壊に成功】【アルピーノ:奪還成功】
41~50 【攻略成功】【大型駆動炉心の破壊に成功】【アルピーノ:奪還成功】
51~70 【戦闘中】【詳細不明】【最後のコンマ判定へ】
71~90 【攻略失敗】【シグナム、ゼストとの連絡が不能】
91~99 【攻略失敗】【???】
──【攻略成功】【大型駆動炉心の破壊に成功】【アルピーノ:奪還成功】
男「研究所は…きっと大丈夫。シグナムさんとゼストの二人が向かってる」
あの二人はとても強い戦闘力を保持している。
直に戦ったらよくわかる。遅れを取るとは思えない。
侵攻先で心配なのはむしろ【機動六課】だ。
男「とにかく…今は、中将の元へ…!」
ドゥーエ「彼も大丈夫ですよ。今頃【オーリス局員】に介抱されてるはずです」
ドゥーエ「あなたの仕事はもう終わり…、これからどこに向かっても終戦していることでしょう」
少し寂しそうに、小さく微笑みながら二乃さんは見つめてくる。
そしてその両手で自分の手をギュっと握りしめてきた。
ドゥーエ「私とクアットロ。そしてチンクを連行すること。それが本日最後のあなたの仕事です」
──【大きな特殊イベント:終了】
(短いですが、今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日20:30予定になります)
(フリーパートは【ラスト二回】で終了予定です)
(その後は大きな特殊イベント【ゆりかご】になります)
(最後に好感度などによって特殊会話が発生する人がいます)
(次スレは…次の開始くらいに立てるのが丁度よさそうですね)
【好感度推移】
【173+30】ドゥーエ──(本当にバカな人ですね。そんなあなただから…)
【66+30】チンク──(ありがとう。正面から立ち向かってきてくれて)
【68】トーレ──(うむ。楽しかった。さて【自閉モード】にでも入るか。あとは任せたぞ【妹達】)
【22+10】クアットロ──(まだ、……まだ諦めないわ。あなたは必ずこの手で…!)
(次スレになります)
(21:15より次スレで開始させてもらいます)
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう14」【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう14」【リリカル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492427935/)
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません