モバP「姫川友紀は距離が近い」 (13)

アイドルマスターシンデレラガールズ 姫川友紀のSSです
違和感、コレジャナイ感などがあるかもしれません、ご了承ください
次レスから投下していきたいと思います。

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1.
事務所

ガチャッ
姫川友紀「おっはよープロデューサー!」
モバP「ああ友紀か、おはよう。ちょっと来てくれるか?」
友紀「なになに、どうしたの?」
モバP「ああ、こないだ話したろ?キャッツのイベント。あれに使う衣装のデザインが来たんで見てほしくてな。」
友紀「ホント!?ユニフォームをアレンジしたやつだよね!見せて見せて!」ずいっ
モバP(うっ)
友紀「うわー!ほんとにあたしの希望通りのデザインだ・・・!」
モバP「なるべく友紀の意見を取り入れてもらえるようにお願いしたからな。キャッツのチアチームのユニフォームのデザインも取り入れてるぞ。」
友紀「ありがとうプロデューサー!」ずずいっ
モバP「(近い近い近い!)・・・喜んでくれたならよかったよ。」
友紀「うん!これは気合い入れていかなきゃね!ファイッオー!」
モバP「・・・」

2.
カキーン
『痛烈な当たり!打球は伸びていく!伸びていく!どうだ!?入ったホームラン!キャッツ、延長10回でサヨナラ勝ちです!』

友紀「いやったぁー!ねえ見た?見た?プロデューサー!あのスイング!」ぎゅむっ
モバP「しがみつくなってまだ仕事中なんだから・・・(色々当たってる当たってる!)」
友紀「せっかくキャッツが劇的に勝ったのに、つれないよープロデューサー!」ぎゅむぎゅむ
モバP「(こっちはそれどころじゃないんだよ!)ほら、試合も終わったしもう遅いだろ?送ってやるから準備しとけ。」
友紀「何言ってるのさー!せっかくキャッツが劇的勝利を収めたんだよ!よーし祝勝会だー!」カシュッ
モバP「え、おいコラ事務所で飲むなっていっつも言ってるだろ!おいそのビールどっから出した!」
友紀「まあまあ、プロデューサーも飲んでほらほら♪」
モバP「飲まねえよ!」

友紀「むにゃむにゃ・・・」
モバP「結局俺がおぶって送ってく羽目になるのか・・・飲まされたから運転できないし。」
友紀「えへへぇ・・・♪」ぎゅっ
モバP「・・・・」

3.
モバP「正直身がもちません」
早苗「藪から棒ねえ。」
モバP「早苗さんからも言ってやってくださいよ・・・ いくらなんでも無防備すぎますって。」
早苗「まあ確かに友紀ちゃんはちょーっとパーソナルスペース近すぎるきらいがあるけど・・・」
モバP「でしょう!?俺だからまだいいようなものの、あの調子で悪いヤツでも近づいてきたらどうしようかと そうじゃなくても勘違いさせて厄介なことになるんじゃ」
早苗「んー、それは大丈夫じゃないかしら?」
モバP「え?」
早苗「よーく思い出してみてプロデューサーくん。現場には当然男の人だってたくさんいるけど、友紀ちゃんはいっつもどんな感じ?」
モバP「どんな感じって・・・」

友紀『おっはようございまーす!今日はよろしくお願いします!』
友紀『はい!わかりました!』
友紀『お疲れ様でしたー!またよろしくお願いします!』

モバP「まあ確かに仕事のときはキッチリしてますけど・・・」
早苗「でしょう?」
モバP「いや、でもなあ・・・そうは言っても心配ですよ プライベートだと距離が近いことには変わらないでしょう?」
早苗「そうねえ、誰にでも近いってわけじゃないわよ?」
モバP「そうなんですか?」
早苗「誰にでも明るくてフランクではあるけどね。私なんかはプライベートでも仲良くしてるから距離感近いけど、弁える相手には弁えてるわよ?」
モバP「なるほど・・・あれ?じゃあ俺は?」
早苗「さあね♪友紀ちゃんに聞いて見たらいいんじゃないかしら。さて、ごちそうさま!お悩み相談受けてあげたし、プロデューサー君のおごりね♪」
モバP「えっちょ、早苗さーん!」

モバP「なんだってんだ・・・?」

4.
ちひろ「プロデューサーさん、ちょっとよろしいですか?」
モバP「はい、どうしましたか?」
ちひろ「先ほど友紀ちゃんの例の衣装のデザイン改定案が届きまして、なるべく早めに友紀ちゃんにもチェックして頂きたいと。」
モバP「あー今日は友紀はオフか・・・時間も無いですし、仕方ないですね。わかりました、俺が届けておきます。」
ちひろ「よろしくお願いしますね。」


友紀の自宅
ピンポーン
友紀「はーい!おっプロデューサー!いらっしゃい!」
モバP「お疲れさん。はいこれ、衣装の改定案。なるべく早めにチェックして欲しいってよ。」
友紀「わざわざ届けてくれたんだ、ありがとう!」
モバP「んじゃ、チェックしといてな。できれば明日には固めて先方に返したいし。」
友紀「ん?プロデューサー帰っちゃうの?」
モバP「いやそりゃ帰るだろ・・・」
友紀「あがっていきなって!プロデューサーにも相談したいし!」
モバP「そりゃ事務所でもできるだろ!大体アイドルが男を連れ込もうなんて何考えて」
友紀「プロデューサーだし大丈夫!それに時間無いんでしょ、ほらほら~」グイグイ
モバP「引っ張るな引っ張るな!ああもう!すぐ帰るからな!」バタン

モバP「いつぞやと違って綺麗にしてるんだな。」
友紀「あはは、唯ちゃんにこっぴどく怒られちゃったからねー。あれからは気を付けてるんだ。」
モバP「よし、じゃあとっとと終わらせるぞ。」
友紀「まあまあ、ゆっくりしていきなって♪」
モバP「しません。」

―2時間後

『空振り三振!キャッツ、この回三者凡退です!』
友紀「こらー!なにやってんの!今のは振っていけー!」
モバP「なあ友紀、もう遅いから俺は帰るぞ。多少は相談にも乗れたしいいだろ?」
モバP(途中からビール飲みながらナイター観戦始まったせいで大して終わってないけどな)
友紀「えー?プロデューサーもナイター見ていこうよー。ほら飲んで飲んでー」ずいずい
モバP「車だっつうの!」
友紀「じゃあ泊まって行っちゃいなよー」ケラケラ
モバP「はぁ・・・あのなあ友紀。あんまり言いたくないけど、こういうのはよしたほうがいいぞ。」
友紀「んー?」
モバP「男を軽々しく部屋に入れるのもそうだしさ、妙にくっついてきたりとか、泊まってけとか言ってみたりとか・・・悪い奴にでも目付けられたらどうするんだ。」
友紀「・・・・」
モバP「大体な、俺だって」
友紀「プロデューサーはさ、イヤ?」
モバP「嫌って、なにが」
友紀「あたしは、嫌じゃないよ プロデューサーと一緒に野球見ながらお酒飲むのも、プロデューサーにじゃれつくのも、家にあげるのだって」
モバP「何言って」
友紀「プロデューサーだからだよ、こんなの 誰にでもなんてしない」
モバP(友紀が、近づいて)
モバP「友紀、ちょっと待て、あのな?」
友紀「ねえ、プロデューサー」
モバP(吐息がかかるくらいに)
モバP(友紀の、顔が)


友紀「あたしじゃ、ダメ?」


モバP「」プツン

5.
チュン…チュン…
モバP「・・・・」
友紀「すぅ・・・すぅ・・・」
モバP(やってしまいました)
モバP(お父さんお母さん、ごめんなさい。あなた方の息子は屑です)シクシク
モバP「いやどうするよこれから・・・」
友紀「むにゃ・・・おはよう、プロデューサー」
モバP「」ビクッ
モバP「・・・おはよう、友紀 あのな、これは」
友紀「えへへへ・・・♪」ぎゅーっ
モバP「お、おい友紀?」
友紀「夢じゃなくてよかったって、そう思ったんだ♪」
モバP「・・・」
モバP(ああもう、どうにでもなぁれ)

このあと滅茶苦茶二回戦した

~終~

行間開けないと見づらいぞ

>>7 空けるのを忘れていました、気を付けます

内容は以上となります 距離感近い女の子いいよねってことで・・・ お読みいただいてありがとうございました

よければ前作なんかもよろしくおねがいします
二宮飛鳥「特別な存在」
二宮飛鳥「特別な存在」 - SSまとめ速報
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