日野茜「あかねぇー!」 (18)


※このお話にはあられもない姿の茜ちゃんが登場するよ!出てこなかったら木の下に埋めてもらっても構わないよ!

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茜「というわけでこの瓶が開かないのですね!!」

藍子「そうなんですよ。寒くてジャムが固まっちゃったみたいで」

茜「なるほど!!あるあるですね!!」

藍子「湯煎で溶かそうと思ったんだけど、今給湯室が掃除中で」

茜「わかりましたよ!!そういうことならば任せてください!!」

藍子「ふふっ、ありがとうございます」

茜「私が人力でお湯を沸かせばいいんですね!!」

藍子「……んん?」


茜「瓶が開かない→お湯で温めて蓋を緩めればいい→お湯が必要→日野茜!!完璧な三段論法ですね!!」

藍子「ううーん?そうなのかな?」

茜「ふっふっふ!ご心配には及びません!!不肖ッ!日野茜!!全力でお湯を沸かしますね!!!!」

藍子「あーうん、お願いします…ね?」

茜「ではまず服を脱ぎます!!」

藍子「待とうか茜ちゃん?」


茜「止めないでくださいッ!!お湯を沸かすには火が必要です!!」

茜「しかしッ!!室内で火を扱うのは非常に危険です!!」

茜「そこで私は考えました!!日野茜→火の茜→つまり私自身が燃えさかる炎となるのです!!!!」

藍子「なん…だと?」

茜「しかししかしッ!!私自身が炎となってしまえば着ている服が炎上することは間違いありません!!」

茜「なので服を脱ぐことは必然なのです!!」

藍子「うん…うーん?」

茜「ではご理解頂けたということで脱ぎます!!」

藍子「うんやっぱりちょっと待ってもらえるかな?」


茜「どうしてですか!?」

藍子「えっとね、まず茜ちゃんはこう…燃えるの?」

茜「私のハートはいつでも燃えています!!」

藍子「そうじゃなくてね?」

茜「パッションたるもの!!この燃えさかる熱い想いを常に具現化出来なくてはいけません!!」

藍子「うーん…心構えとしては間違っていないのかな?」

茜「では、改めまして熱血乙女!日野茜!!脱ぎます!!!」

藍子「どうしてもそうなっちゃうのかあ」


茜「どうしたんですか!?まるで『はい』を選ばないと先に進めないゲームの選択肢にぶつかったみたいな顔をしていますね!!」

藍子「まさにそんな気分なんだ」

茜「私の国にこんな言葉があります!!」

藍子「…日本人だよね?」

茜「炎とは!!ボンバーだ!!英語で!!」

藍子「違うよ?」

茜「これも瓶を開けるためには必要なコラテラルダメージです!!」

藍子「瓶を開けることってこんなに大変なことだったかなあ」


茜「どんな物事にも全力を尽くしてのアイドルです!!藍子ちゃんもパッションですからこれくらい出来て当然ですよね!!」

藍子「出来ないと思うよ?」

茜「始めから常識という浅はかな考えて自分を縛るのはおやめなさい!!」

藍子「うーん?」

茜「他のパッションの皆さんを見てください!!皆さん常識では考えられないようなアンビリーバボーな人ばかりです!!」

茜「体重が何グラムかわからない人!!186cmのアイドル!!サイキッカー等々!!」

茜「そんな人たちの前では熱い想いを具現化することなど簡単なことなのです!!」


藍子「……」

茜「今、心の中で屁理屈と思いましたか?」

藍子「!?どうしてわかったんですか!?」

茜「これがサイキックです!!物事の本質です!!シュールレアリズムです!!」

藍子「ほわぁ、なるほど…」

茜「どうか自分を見失わないでください!!」

藍子「なんで怒られているんだろう…?」

茜「では!!ご理解頂けたということで!!日野茜ッ!!脱ぎます!!!」

藍子「やっぱり待とうか?」


茜「どうしてご理解いただけないのですか!!」

藍子「普通に開けようよ?」

茜「なるほど!!わかりました!!」

藍子「ようやく話が通じたかな?」

茜「藍子ちゃんも脱ぎましょう!!」

藍子「飛び火したかあ」


茜「さあ!!パッションの輝く明日がまっています!!」

藍子「脱がないよ?」

茜「アイドルは肌を出してなんぼです!!」

藍子「脱がないよ?」

茜「一緒に脱げば怖くないです!!」

藍子「だから脱がないって」

茜「未央ちゃんも脱ぎますよ?」

藍子「脱ぎましょう!」

茜「どうか自分を見失わないでください!!」


ガチャ

未央「やっほー☆お二人ともどうしたの?」

藍子「未央ちゃん脱ぎましょう!」

未央「ふぁい!?」


おしまいっ


投下は異常です。お突き愛い頂きありがとうございました。

ネコミミ未央ちゃんがノーパンの藍子ちゃんと一緒に茜ちゃんにひん剥かれる薄い本ください。

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