~11月・東京国際フォーラム大ホール~
ワアアアアアアァァ―――ッッ!! キャ――キャ――ッ! ガンバレエェ――ッ!! サキサアァ――ンッ!! イケエエエェ――ッ!! ウオオオオオオオォォ―――ッッ!!! ………
咲「・・・・・」ハアッ、ハアッ、ハア・・・
恒子『さああああああぁぁ白熱しております全世代女子高生麻雀チャンピオンシップ! 一回戦E卓ゥ!!』
恒子『あの夏のインハイで“魔王”と呼ばれるほどの存在感を示した清澄高校一年生宮永咲がッ! 窮地に立たされておりますッッ!!』
優希「咲ちゃん! ぶちかましだじぇえぇっ!!」
和「咲さん! まだ全然取り返せますよっ!!」
まこ「咲イィ! しっかりせんかいいぃっ!!」
恒子『観客席からは彼女を応援する声援が飛び続けていますが・・・果たしてこの熱い声援に応えることはできるのか?!』
A「ぐひひひひひ・・・ww」
B「むふぉふぉふぉふぉふぉ・・・ww」
C「グェヒャヒャヒャヒャヒャヒャ・・・ww!」
咲(…つ、強い、この3人… AさんもBさんも、夏のインハイの時より、はるかに強くなってる…!)
咲(それに、Cさん… “10年前のインハイ戦士”が、こんなに強いなんて…!)ハアハア
咲(でも、私だって、まだ負けないよ…! ここできっちり2位以上を取って、二回戦でおねーちゃんや白築さんやおかーさんと、もう一回一緒に闘うんだっ!!)チャッ
咲「カン!」カシィッ!!
恒子『おっと宮永選手! ここで引き入れた一筒を暗槓!! で、出るのか? 伝家の宝刀リンシャンカイホオォ―――ッ!!』
咲(こいっ!)チャッ
嶺上牌をツモッた咲は、すかさず親指を牌の下に滑らせた。
咲「リンシャ・・・!」
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1485685602
・去年の夏に書いたミスコン・モチコンシリーズ
玄「全国咲-saki-おもちコンテスト(ドラフト部門・後半編)なのです!!」
玄「全国咲-saki-おもちコンテスト(ドラフト部門・後半編)なのです!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469532409/) の続編です。
・怜-Toki-単行本発売、TVドラマ放送、実写映画化などなど咲-Saki-ワールドが盛り上がってきているので、二次創作ももっと盛り上がることを祈って、ちょっと大がかりな読み手参加型闘牌SSなのです。
・例によってシノハユのメンバーもフル参加(今回は高校生時)。
・このスレではまず、竹井久主催の女子高生麻雀大会に参加するメンバー(全59名)を決定し、そのあと参加選手のランク付け(S・A・B・C)を行います。ランクが高いと、闘牌において有利になります。
・次スレから始まる闘牌は、3週間ほど前に書いた
咲「京ちゃん、どうして頭にうんこのっけてるの?」京太郎「おう、これはな…」
咲「京ちゃん、どうして頭にうんこのっけてるの?」京太郎「おう、これはな…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480847839/) の後半で使った複数の闘牌システムをより改良した方法で行います。
・本日は投票によって、各地方ごとに参加選手を決めていきます。 以前と同じように、参加される方は「ID出し」を必ず先にして下さい。 ID出しの受け付けが20:30から、メンバーを決める投票は21:00から1時間ごとに行っていきます。
・みんなで楽しんでいけたらいいなと思います。 >>1は運営に徹しますので、どうぞよろしくお願いします。
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咲たちが会場で熱い闘牌を繰り広げることになる、その2週間前・・・
松実玄・竹井久共同主催の、5日間に及ぶ「全国おもちコンテスト」を終えた清澄高校麻雀部メンバーたちは、いつものように部活に励んでいた。
優希「タ・コ・ス! うっまいじょおおぉぉ~~~!!」ムグムグ
まこ「これ優希! ちっとは対局に集中せんかい!」
和「モチコンで5日間も部活中止してましたから… しっかり練習して取り返しましょう」
咲「………」ポチッポチッ
京太郎「ん? 咲はまたネトマか? ・・・って、なんだよ動画見てんじゃん。 なんだそれ?」
咲「…あっ、京ちゃん、これ… 昨日のモチコンドラフト部門の様子が、ネットで配信されてて…」
PC<恒子『それでは! モチコンドラフト部門団体戦!次鋒対決・・・!! よおぉぉ~~い・・・スッタアアァ―――トォッ!!』
久「へー、こんなのよく見つけたわね、咲。 地方ローカルで放映する予定とか言ってたけど、いいのかしらね先にネットで流して…?」
優希「おぉー! のどちゃんが次鋒戦でトップを取ったところが映ってるじょ!」
咲「・・・私、先鋒戦でいきなりビリケツ取っちゃったから、恥ずかしいよ・・・ また“主人公なのに実力ねえww”みたいに言われちゃう…」
まこ「いや…これはおもちのコンテストじゃったんだから、咲が目立てんかったのはしょうがないじゃろ…」
久「咲、それなら何か、咲でも実力を発揮できるコンテストを今度は開いて、そこでリベンジすればいいんじゃない?」
咲「私でも実力を発揮できる・・・ なんだろう・・・?」
和「さ、咲さん、それなら“ベストカップルコンテスト”とかどうですか? わ、私と一緒に出れば、絶対グランプリに輝けるかと・・・///」ハアハア
優希「それより“タコスが似合う女子コンテスト”がやりたいじぇ!」
まこ「いやいや、次は“咲-Saki-ナンバーワンメガネコンテスト”じゃろ!」
京太郎「そろそろ俺も表に出たいっす… “咲-Saki-イケメンコンテスト”とかどうっすかね?」
久「なかなか意見がまとまらないわね… まったく、みんな自分のことしか考えないんだから…」ヤレヤレ
その時だった。
バァ―――ンッ!!!
清澄'S「「「「「「???!!!」」」」」」
?「皆さん! ごきげんようなのです!!」
突然部室のドアを開けて入ってきたのは… モチコン主催者の一人である、阿知賀女子学院松実玄だった…
玄「むふぉふぉ…ww オオォ皆さんさすがですね! 早速次のおもちコンテストの計画を練っているとは・・・!」
まこ「いや、松実さんモチコンはもうええじゃろ… わしらは、何か別のコンテストでもやれんかのうっちゅう話をしとったんじゃ」
玄「ふむふむ! また別のおもちの魅力を発掘するためのモチコンということですね?w」
まこ「いや、あんたちょっと人の話を聞…」
玄「そんな悩めるおもちの皆さんに! 朗報なのです!! さあ、どうぞ入ってきて下さい!」バッ
?「失礼しまーす…」
?「皆さん、お久しぶりです!☆」
?「うおー… なんかボロっちいとこだなこの部室…」
?「ちょ、こういうとこはレトロっていうものなのよ!」
?「へぇー…? ここが、10年後にインハイ決勝まで行くことになる、長野清澄高校麻雀部…!」
久「え…? あ、あなたたち、もしかして…!?」
玄の合図で部室にゾロゾロと入ってきた、5人の美少女たち・・・!
彼女たちは皆、丸襟の胸元に赤いリボンをつけた、白いブレザーの制服を着ていた・・・
玄「ご紹介しましょう! 彼女たちこそは、今からちょうど10年前のインターハイで疾風怒濤の大活躍をした、あのレジェンドたち・・・!」
玄「“島根朝酌女子高校麻雀部”のレギュラーの皆さんなのです!!」
慕(17)「突然お邪魔しちゃって、すみません」
はやり(18)「未来でおもち飢饉が起こってるっていうので、来ちゃいましたぁ!☆」ハヤヤッ ドタポヨン♪
閑無(18)「ちげーだろはやり、麻雀の全世代最強決定戦があるっつうから、来たんだろが」
杏果(17)「え、え? 私は麻雀の世代間交流会が開かれるから是非・・・って言われて来たんだけど…?」
悠彗(18)「はあ? なんでみんなここに来た理由が別々なの?」
そう… 玄の後ろから入ってきた少女たちは、また神代小蒔のチート能力でタイムワープしてきた“女子高生時代”の慕たちだったのだ…!
玄「ふふ・・・ ダマしていてすみません! しかし、これからの私の話を聞けば、皆さん納得してくれるはずなのです!」
玄「さあぁ竹井さん! この素晴らしきレジェンドおもちたちを加えて・・・ 第二回おもちコンテストを開催しますよっ!!」wktk
久「・・・いや、ちょっと・・・ メタな話しちゃうけど、朝酌女子の人たちは、まだ登場してないのよ?」
まこ「まあ、ミスコンならやってもええかもじゃが… いったい何年後の話になるんかのう…」
玄「さあ早く!竹井さん!! 第二回モチコンの開催をば!!」=3
久「いやいやいや、さすがにあれだけいろんなことやったんだから… モチコンはしばらく自粛しましょうよ」
ナニヲイッテルノデスカ! タケイサン、アナタトイウヒトハマダオモチノシンノミリョクヲ・・・ ソウハイッテモネェ・・・
閑無「…なんかモメてんな。 なんだよ、私ら騙されたのか?」
慕「まあ、こんなことだろうとは思ってたけど…」
悠彗「なによじゃあ、私たち無駄足?」
はやり「それはつまんないなぁ… せっかく来たんだから、みんなで何かしようYO!☆」ハヤッ
杏果「あ、あの・・・」オズオズ
久「ん?何かしら。 えっとあなたは・・・稲村さん?」
杏果「はい。 とりあえず… せっかくの機会ですし、親睦を深めるためにも、皆さんで軽く麻雀してみませんか?」
ザワワァ・・・!!
優希(なにぃ…?)ギラッ
閑無(ん…?)ギラッ
まこ(ほお…?)ギラッ
慕(麻雀…!)ギラッ
咲(へえ…)ピクッ
はやり(はや…!☆)ハヤッ
和(ふむ…)ギラリ
悠彗「いいねぇ、それ…w」ニタァ…
杏果の“皆で麻雀をしよう”という言葉に反応して、その場にいた少女たちの目の色が変わる・・・!
何しろ、全員腕に覚えのある雀鬼たち… 「麻雀」と聞けば、血が騒ぐのを抑えることができないのである…
久「・・・いいわねぇ。 つまり… 本編とスピンオフの主人公校同士で、対抗戦をしてみようってことね?」ニタッ
杏果「え、いや、別に、そういうんじゃなくて… 麻雀はみんなできるわけだし、雀卓もあるんだから、おしゃべりしながら楽しめたら・・・って思っただけですけど・・・」
久「ふふっ、冗談よw そうね、新しく出た経費で買った全自動卓もあることだし… 適当にニ卓に分かれて打ってみましょうか♪ 須賀くん、みんなのお茶と何かつまむ物用意してくれる?」
京太郎「あ、はい…」スッ
玄「竹井さん! 麻雀なんぞどうでも良いですから早くおもちを…!」
まこ「松実さん、あんた少しそこのベッドで休んどりゃあ」ビシッ!
玄「きゅっ?!」=3 zzzzz…
久「じゃあ始めましょう! ルールは25000点持ちの30000点返しね♪」
こうして… 清澄高校と朝酌女子のレギュラー、合計10人による非公式の親善試合が始まったのだった…
・
・
・
A卓東一局(優希、まこ、閑無、悠彗)
優希「ツモォッ! ダブ東ドラ2!オヤマン4000オールだじぇ!!」ドヤァッ!
閑無「い゙っ?!」=3
悠彗「わっ、はや…!」
優希「むひひ…w これが東場の神の実力だじぇ!! この場に東二局は来ないじょっ!!」
まこ「言ってんさい。 はよサイコロ回さんかい優希…」ジャラ・・・
優希「おっとっと、そうだったじぇ」カラカラ
閑無(このちっこいの、勢いがあるなぁ… ノセるとまずいタイプか?)
閑無(ふん、でも… 今の石飛閑無、臨機応変、変幻自在…!)
閑無(こういう時は…まずは出鼻を挫く!)
閑無「ポン!」カシィッ!
閑無「チー!!」パシィッ!
閑無「ロンだっ! タンヤオ三色ドラ1、3900の一本場は4200!!」タァンッ!
優希「む… おねーさんもなかなかやるじぇ…」ジャラ・・・
一方、B卓東三局(咲、和、慕、はやり)
慕「……」チャッ、パシッ・・・
咲「……」チャッ、パシッ・・・
慕(…一局目は私、二局目は原村さんのツモ和了り。 点差はまだ微々たるもの…)
慕(でも、なんだろう…? 上家の宮永さん、さっきからずっと変な違和感を感じる…)
慕(所々でどうもセオリー外の打ち方をしてる。 これは…?)
咲「カン」パタッ
慕「!?」
咲「…」チャッ
咲「嶺上開花ツモ、赤1… 1600・3200です」フワァッ
慕「え…?」
はやり「はやや?」
開かれた咲の牌姿を確認した慕とはやりは驚愕の表情を浮かべた。
慕(…?? 一巡前にリャンメン待ちでテンパイしてたのに、わざわざ八萬の刻子を残しておいて、地獄単騎待ち…?)
はやり(普通あそこは八萬を切って対子にして、ピンフでリーチをかけるのが常套手段なのに…)
慕(まるで、次順に最後の槓材が来ることや、嶺上牌に当たり牌があることを分かっていたような打ち筋…)
慕・はやり((この子は、一体…??))
咲「……」ゴゴゴゴゴォ・・・
しかし… 実は、他家に違和感を感じていたのは、慕とはやりだけではなかった…
南3局
慕「……」ズモモモモモモオオォ・・・
咲「…?」
和(現在トップは私… このまま差を広げて逃げ切りたいところですね。 ここは、出和了りも期待して…)チャッ
和「リーチ」ドッ
慕「…」タンッ
和(? 親リーに対して躊躇なくど真ん中赤ドラの五萬…? テンパイしているようですね…)
和(白築さんとはだいぶ差がありますが、油断はできません。 この4門張で早く和了らなければ…)チャッ
ところが、
慕「……」チャッ、パシッ、タンッ
咲(? 手牌から切ってきた… 白築さん、テンパイじゃないのかな?)
和「…?」タンッ
そして2巡後… 慕が牌をツモると同時に、卓上に白い羽が舞った。
慕「ツモ! ピンフ三色ジュンチャンドラ1・・・4000・8000!!」フワアァ・・・!
咲「え?!」
和「!!」
咲(え、何あれ…? 三巡前にイーペーコーでテンパイしてたのに、崩して張り替え…?)
和(しかも、一巡前に私が捨てた四索を見逃して、最後の一索でツモ和了り…??)
咲(和ちゃんからピンフドラ1で和了ればいいのに… 最後までジュンチャンに固執して、自分で引き和了るなんて…!)
和(親っかぶりでまくられました… そ、そんなオカルト・・・ありえません!!)ワナワナ
はやり(ふふ、驚いてるみたいだね…w 南3局からの慕ちゃんは怖いよー?☆)ハヤヤ
・
・
・
A卓南4局
悠彗「ロンッ! 三暗刻チャンタホンイツドラ1・・・16000!!」
優希「どひっっ?!?」=3=3
まこ「おっと…w 優希、まくられたのうw」
優希「じぇじぇ… リーチをかけたのは余計だったじぇ…」シュン・・・
閑無「チッ、悠彗に逃げ切られたか…」ジャラ・・・
まこ(…しかし、染め手の作り合いでわしが押し負けるとは… 一体ナニモンじゃ? この本藤さんちゅうんは…)
<一回目結果>
悠彗 +21
まこ -3
閑無 -8
優希 -10
B卓南4局
慕「…」タンッ
和「ロン」
慕「え?!」ビクッ
和「チートイドラ3… 満貫8000です」パララァ・・・
慕「あらら…w」タハハ
咲「これで終局… 和ちゃんがまくってトップだね」
和「そうですね…」
はやり「あーあ、私ヤキトリかぁ… 慕ちゃんもテンパイしてたでしょ☆ 惜しかったねぇ…」
慕「う、うん…」
和「……」
慕(なんの気配もなかった… このピンクの子もよく分かんない子だなぁ…)
<一回目結果>
和 +23
慕 +1
咲 ±0
・
・
・
3時間後…
メンバーを交代しながら半荘をそれぞれ4回ずつこなし、それぞれの成績がホワイトボードに掲示されていた…
久「どれどれ。 ここまでの総合成績は・・・ トップは石飛さんね」
閑無「よっしゃ!」グッ
久「2位が和で、3位が瑞原さん、4位が私で・・・」
久「5位が同点で咲と白築さんね」
優希「両方ともプラマイゼロになってるじぇ」
久「清澄対朝酌で見ると… ほぼ互角ねぇ…」フフフ・・・
閑無「じゃ、あと一回半荘やって、白黒ハッキリさせよーぜ。 なあタコスちゃん?」
優希「望むところだじぇ! トップから引きずりおろしてやるじょ!!」
杏果「ちょっと閑無… みんなで合同練習しただけなんだから、そんな勝敗にこだわらなくても…」
和「勝敗云々はともかく… 私ももう一度朝酌の皆さんと対戦してみたいです」
咲「う、うん、私も… もう一回白築さんと打ってみたい」
慕「私も、宮永さんともっと打ってみたいな♪」
久「ふふっw そう言ってくると思ったわ。 でもね、次は・・・」
久「みんなで試合をしてみない? “公共の場”で」ニタア
杏果「え…?」
杏果「公共の場…? どういうことですか?」
久「それはね・・・」スッ
久「こういうことよっ!!」バッ!
一同「「「「「 !?!?! 」」」」」
久が立ち上がり、ホワイトボードをくるりとひっくり返すと・・・ 裏から「全世代女子高生麻雀チャンピオンシップ!!」のタイトルと、手描きで描かれた日本地図が現れた・・・
咲「え、部長、これは…?」
優希「じぇじぇ…?」
和「……」
まこ「久、まさかおぬし、これは…!」
久「お察しの通りよ♪ つまり、ここにいるメンバーだけでなく、全国から古今東西の強力な高校生雀士を呼び寄せて、トーナメント形式の個人戦を行うのよ」
慕「…!」
久「せっかくこうして10年前の世界から偉大な先輩方が来てくれてるわけなんだから… 世代を超えて、女子高生同士のガチンコ麻雀勝負を、どこか大きな会場でヤッちゃいましょうってこと」
和「…さっき休憩の時、部長の姿が見えないと思ったら… こんなの用意してたんですね」
悠彗「えーっと、ちょっと待って、それってつまり… “私たちの世代”から、他の学校のメンバーも連れてきてゴチャマゼで麻雀するってこと?」
久「そ! だってみんな、興味ない? 私たちの世代最強とされる“宮永照”と、10年前の“小鍛治健夜”が対戦したら、一体どうなるのか…?」
まこ「それは… 確かに、一体どっちの方が強いんか、わしも興味あるのう」
閑無「おもしろそーじゃねーか! 麻雀の全世代最強決定戦を、ガチでやっちまおうってわけだな?」
久「そういうこと、まあ女子高生限定だけどね。 ふふ… 今までミスコンだのモチコンだの、私たちの女の子としての魅力に焦点を当てたイベントを開いてきたけど…」
久「今回は原点回帰よ! シンプルに“誰が一番麻雀が強いのか”の決定戦を行うのよ!」
はやり「いいね!☆ 私も未来のいろんな女の子たちと打つのは楽しみだな♪」ハヤヤ
和「あの、でも、部長…」
久「ん?」
和「シノハユのメンバーは本来は現在まだ中学生ですよ? 小鍛治さんなんかまだ登場してませんし… こういうことはインハイ編が始まってからするべきでは?」
久「そりゃその通りだけど、シノハユのインハイ編なんて、多分あと5年くらい待たないと始まんないわよ? とても待ってらんないわよ」
久「小鍛治プロや野依プロの打ち筋は不明だけど、赤土さんや他の全国の実力者の人たちは全小で闘牌してる描写があるんだから、なんとかなるってw」
咲「…高校時代の赤土さんVS阿知賀の人たち、とか、善野さんと末原さんの師弟対決とかも有り得るわけですね」
久「そーゆーこと! それと、“未来の女子高生”たちにも来てもらうつもりよ」
まこ「み、未来?」
久「そう。 だって、“全世代女子高生”だもの。 高遠原の夢乃さんや室橋さん、永水の中等部の子たちなんかも参加できるといいわね」
優希「つ、つまり… 未来のムロマホコンビと闘う可能性があるってことか!?」
久「その通り。 全ての世代の雀士が女子高生時代の時の自分で参戦し、鎬を削り合って一番強い人を決める、ていうのがこのチャンピオンシップの趣旨よ」
和「SOA・・・と言いたいとこですが… 確かに未来の雀士と闘うというのは、興味ありますね…」
久「和は阿知賀こども麻雀クラブの子たちなんかも知ってるものね。 “未来の後輩”と対戦できたらいいわね♪」
まこ「やれやれ、神代さんサマサマじゃのう…」
杏果「それじゃあ… まずその大会の参加者を決めるわけですよね。 地方ごとに数名をピックアップするんですか?」
久「その通り。 あ、稲村さん、悪いけどそこのPCの、日本地図の北海道のあたりをクリックしてもらえる?」
杏果「え? これ?」ポチッ
杏果が、PC画面に表示されていた日本地図のうち、北海道地域をクリックすると・・・ そのブロックの雀士たちの名が浮かび上がってきた。
《北海道・東北ブロック出場者》
【有珠山】
本内成香 桧森誓子 岩館揺杏 真屋由暉子 獅子原爽
【琴似栄】
吉田
【宮守女子】
小瀬川白望 エイスリン・ウィッシュアート 鹿倉胡桃 臼沢塞 姉帯豊音
まこ「ほお… いつもと同じようにここから投票で参加者を決めるっちゅうわけじゃな」
久「そういうこと♪」
まこ「このブロックからは何人参加させるんじゃ?」
久「5人よ」
まこ「5? 多いのう… 全部で何人集めるつもりなんじゃ?」
久「59人」
まこ「ご、59!? ちと多過ぎやせんか??」
久「ふふ、多分大丈夫よ。 モチコンも最終的な出場人数はそれくらいいたのよ?」
和「でも…なぜそんな中途半端な人数なんですか?」
久「それが現状で私が考える最も適した人数だからよ。 本選の形式を見てもらえば少し納得してくれるはずよ」フフフ
ギバ子とかもいいんですかね
久「ちなみに、大会開催までの詳しい行程は以下の通りよ!」
・各地方より大会に参加する「推定強者」を、安価による投票で決定する
・選ばれた合計59名の雀士を、また改めて投票を2~3回行うことでS・A・B・Cのランクに分ける(S8名、A8名、B7名、C36名)
・1回戦を行う前にCランク36名で「前哨戦」を行い、勝ち上がった9名がBランクに昇格、残っている32名で本選トーナメントを闘う
・闘牌は投票ではなく、コンマなどを使った少し複雑なバトルになります
久「それで、各地方ブロックとそこから選出する人数、そして投票時間(各5分間)の予定はこんな感じね↓」
・21:00 北海道東北ブロック 5名
・22:00 東京ブロック 6名
・23:00 長野ブロック 9名
・23:45 奈良・その他ブロック 9名
・21:00(明日) 大阪ブロック 6名
・22:00(明日) 九州ブロック 5名
・23:00(明日) シノハユ(10年前)ブロック 9名
・23:45(明日) タイムワープブロック(シノハユよりももっと古い時代やわりと最近の過去、未来などから参加) 10名
・明後日にランク分け投票、及び前哨戦の組み分けを実施
※基本は各ブロック5名。東京と大阪ブロックは、宮永照、荒川憩がおり、インハイ出場校2校が両方とも準決勝以上進出で他の地域に比べやや格上と思われるため6名。
「長野」と「奈良・その他」、「シノハユ」は人数が多いため9名。
タイムワープブロックは、最も人数が多く層も厚いため10名。
>>28
いいよ、「タイムワープブロック」にエントリーされています
久「ブロックごとに投票で参加者を決めていくわけだけど…」
久「お一人様、一回につき“5人”の雀士を選んで投票して頂きます。 1レスにこんなかんじ↓で5人の名前を書いて下さい」
※例
優希
まこ
久
和
咲
(上下に優劣はなし。 5人全員“1票”扱いです)
久「つまり、各ブロックから“このコは強いし、参加させたい”と思う雀士を5人選んで書き込んでもらえばいいわけです」
久「対戦相手や条件・状況次第で雀力が著しく変化する人もいるけど、そこは『総合的に見て』判断してもらえたらいいかなと思います!」
久「あ、だけど、“強そうに見える描写”だけが、選択の全ての材料である必要はありません。“あまり強くはないかもしれないが、頑張って闘牌するところを見てみたい”“ほとんど知らないけどこのコも強いみたいだから参加させたい”と思う雀士がいれば投票してもらって構いません!」
※仮に琴似栄の吉田や沖縄真嘉比の銘苅、松庵女学院の多治比など能力が不明な雀士が選ばれた場合は、“しゃべり口調”や“打ち筋”や“独自の能力”を安価で募って付加した形で闘牌が行われることになります。
久「5人未満、つまり1~4人の名前しか書かないで投票するのもアリだけど、5分間の中で2回投票はできませんので、お気を付けを!」
久「ではそういうわけで! 予定よりちょっと早いですが、まずはID出しを今から受け付けいたします!」
久「『チェック』あるいは『エントリ』と書いてレスしてもらえれば完了です。 このID出しをせずに投票すると無効となりますのでご了承下さい」
久「一応ID出しの時間は今から21:00までということにしますけど、それ以降の時間で途中参加される方はいつでも、私たちがぺちゃくちゃ話してる最中にガンガンレスしてID出ししてもらって構いませんので!」
久「あ、でも投票の時間の最中のID出しだけはなるべくお控えください」
久「御意見や質問などももしあったら、どうぞなんなりと♪」
久「エントリーありがとうございます。 第一回投票“北海道・東北ブロック”は21:00~21:05の5分間!」
《北海道・東北ブロック出場者》
【有珠山】
本内成香 桧森誓子 岩館揺杏 真屋由暉子 獅子原爽
【琴似栄】
吉田
【宮守女子】
小瀬川白望 エイスリン・ウィッシュアート 鹿倉胡桃 臼沢塞 姉帯豊音
まこ「ほんまは全国大会なんじゃから、きちんと地方予選で麻雀で闘って決めるべきなんじゃろうけどのう…」
久「そりゃそうだけど、そこまでヤッてる時間はさすがに無いからね。 ここは投票者の方々の慧眼に期待しましょう」
久「フライングや時間オーバー、二重投票などすることのないよう、くれぐれもお気を付けを!」
久「間違ってダブルで投票されてしまったものについては、二度目のレスを無効とします」
久「ちなみにボーダーラインの5位が複数いた場合は、特定の票数先取制で決選投票を行いますので!」
咲「誰が選ばれるのかな…」ドキドキ
和「やはりこのメンツなら、有珠山の副将大将、宮守の先鋒大将はカタいでしょうか…」
まこ「いや、そうは言っても、必ずしも“成績の良い者”や“実力者”が選ばれるとは限らんぞ? 多少実力が劣っとっても、全力で健闘することで見る者に感銘を与えてきた雀士もおるからのう…」
優希「花がある雀士が選ばれやすいってことだな! それなら私も咲ちゃんやのどちゃんを差し置いて選ばれる可能性は高いじぇっ!!」
久「そうかもしれないわね。 じゃ、もう号令かけちゃうわね! 第一回投票“北海道・東北ブロック”・・・・・」
久「よぉ―――い・・・ スタァ――トッ!!(21:00から)」
ユキ
爽
シロ
塞
豊音
揺杏
由暉子
爽
エイスリン
塞
エントリって可能?
>>63いいよ!
羽柴誠三秀吉
<北海道・東北ブロック結果>(有効票数13)
1位 臼沢塞 11票
2位 獅子原爽 9票
3位 真屋由暉子・エイスリン 8票
5位 小瀬川白望 7票
ーーーーーーーーーーーーー
6位 岩舘揺杏・姉帯豊音 6票
8位 桧森誓子 4票
9位 本内成香・鹿倉胡桃 3票
豊音7票じゃね
まこ「ほほお、なるほど… 臼沢、獅子原、真屋、ウィッシュアート、小瀬川、の5人…」
咲「へぇ… 臼沢さんが1位なのは、ちょっと、意外かも… 姉帯さん落ちちゃった…」
久「そうねぇ、確かに臼沢さんはインハイの収支はマイナスの結果だったけど、あの薄墨初美を南4局まで完封してたわけだからね… インパクトは相当なモノがあるわよ」
久「それに、これが実力順ってわけでもないからね。 明後日の“ランク分け”では、また違う結果が出てくるかもしれないわ」
久「ふふ… どう? 朝酌のみんなも、この中の誰かと対戦することになるかもし・・・あら?」
慕閑は杏悠「「「「「・・zzzzzzz・・・」」」」」グーグーグー・・・・・
久が振り返ると… 朝酌レギュラーの5人は、皆ソファで互いに肩に頭をもたせ合いながら、スースーと寝息をたてていた…
優希「島根のおねーさんたち、みんな寝ちゃってるじぇ」
和「? さっきまで皆さん起きて話してたと思いましたが…」
まこ「松実さんにいきなり連れてこられたもんじゃから、疲れとるんかもしれん。 寝かせときんさい」
>>68
久「えっ、マジ? ちょっと待ってすぐにチェックします」
久「おっしゃる通りです。 訂正しました!」
<北海道・東北ブロック結果>(有効票数13)
1位 臼沢塞 11票
2位 獅子原爽 9票
3位 真屋由暉子・エイスリン 8票
5位 小瀬川白望・姉帯豊音 7票
ーーーーーーーーーーーーー
6位 岩舘揺杏 6票
8位 桧森誓子 4票
9位 本内成香 3票
10位 鹿倉胡桃 2票
久「姉帯さんの1票が鹿倉さんのとこに行ってたわね。 ご指摘ありがとうございました」
久「ちょっと須賀くん? 初っ端から間違えないでよ!」
京太郎「俺ばっかりに集計させないで下さい!」=3
久「ていうことで! 早速決選投票行うわよ!!」
久「ちょっと時間ないので時間制で! 21:50から2分間で、票数が多い方で!! 小瀬川さんか姉帯さんのどちらかにお願いします!!」
有効票数11票
豊音 7票!
シロ 4票
まこ「おお! これで臼沢、獅子原、真屋、ウィッシュアート、姉帯、で決まりだの!」
・
・
・
しかし、この時…
慕たち5人の精神は、ある異空間を漂っていた…
~北の大地ホッカイドー~
シノチャー「う、ううぅ・・・」ボロォ・・・
カンナー「大丈夫か、シノチャー? 足が痛むのか?」
シノチャー「う、うん、ごめんね、足手まといになって…」ヨロヨロ
カンナー「…チッ、おいキョーカ! お前の治癒力でなんとかなんねーのかよ!」
キョーカ「そ、そうしたいんだけど… 私ももう、HPもMPも殆どないから、術が使えないのよ…」ハアハア
ユエル「あーあ… まさか、私たちがここまでこっぴどくヤラれるなんてね…」
ハヤリーン「うん… 私の魔力が全然通用しなかったよ…」
そう、彼女たちは魔族討伐のために編成された冒険者たち…
勇者シノチャーを中心とした、戦士カンナー、魔術師ハヤリーン、賢者キョーカ、エルフユエルの5人のパーティだった。
しかし、彼女たちは大魔王コカジンの圧倒的戦力により惨敗… 手負いとなって、逃げ帰るところだったのである。
カンナー「お…? あそこに修道院があるぜ! ちょっと休ませてもらおう」
一同が修道院に入ると、中では、一人のシスターがまるで閑無たちを待っていたかのように佇んでいた。
カンナー「あ、あの、すんません、ちょっとケガ人がいて… ここで休ませてもらえませんか?」
誓子「ええ、存じ上げております。 どうぞ、ケガをされてる方は治療しますのでそこの椅子に腰掛けて下さい」ニコッ
カンナー「へ? 存じ上げてるって、どういう・・・」
パアアアアアアアアアァァ・・・・・!!!
カンナー「な!?」
ハヤリーン「こ、これは・・・?」
キョーカ「…!!」
ユエル「す、すごい…!」
なんと… その聖衣をまとったシスターは、手をかざしただけで慕の足のケガを立ちどころに治してしまったのである…!
シノチャー「あ、ありがとうございます… あ、あの、あなたは、一体…?」
誓子「ふふ、私は・・・」
誓子「金等級(ゴールドクラス)の国家神官、桧森誓子という者です」
キョーカ「ゴ、ゴールドクラス!?」
キョーカ「そ、そんな方が、ど、どうしてこんな小さな修道院に…??」
誓子「ええ、実は一週間ほど前に、あなた方がここに来るという神のお告げを聞きましてね…」
誓子「魔王討伐の一助になれればと、ここウスザーンに出向いていたのです」
カンナー「そ、そうか… 金等級の国家神官なんて、そうそうお目にかかれるもんじゃねー…」
カンナー「あんたが私たちの仲間になってくれれば、打倒コカジンも夢じゃねー! 是非、私たちの仲間になって下さいっ!」
誓子「いえ… 私は職務上、ホッカイドーを離れることができませんので、それはできませんが…」
誓子「あなた方のために、この北日本でも最強の雀力を誇る、選りすぐりの戦士を…」
バァ―――ンッ!!
?「話は聞かせてもらったァッ!!」ドォーン
一同「「「「「「!?!?!?」」」」」」
突然、修道院の大扉を開けて入ってきたのは・・・
赤毛の、それはそれはうすらぺったんこなおもちをおもちのサイドテールの少女…
目にダイヤのコントラストがある、それはそれは豊満なおもちをおもちの小柄な少女…
銀の髪色をした、波打った不思議な眉毛をしたイケメンだがダルそうな少女…!
そして2m近い大きな体の、ヴァンパイアのような風貌のちょーかわいい少女…!!
そしてそして頭の後ろにオハギのようなモノをのっけている、右目にモノクル装着の前髪パッツン少女…!!!
誓子「ちょっと爽! あんたちゃんと私がしゃべり終わってから入ってきなさいよっ!」=3
爽「こまけーこと気にすんなよ。 イライラすっと生理が遅れんぜ?チカさんよぉw」グフォフォ・・・
誓子「なっ/// あんた…///」
シノチャー「あ、あの、あなた方は、もしかして…」
塞「お察しの通りよ。 私たちは、あなたたちのために編成されたホッカイドー・トーホク連合の最強パーティ…」
爽「力になるぜ! 勇者さんたちよぉ!」
ユキ「共に魔族を倒しましょう」
エイスリン「ガンバッテ、マオウ、タオス!!」
豊音「私もちょーがんばっちゃうよー! ヨロシクね!!」
こうして… 合計10人となった勇者のパーティは、新たなる仲間を求めて首都トーキョーへと向かったのだった…
・
・
・
久「さあ! じゃあ次は東京ブロックよ!」
咲(おねーちゃん… ミスコンでは惨憺たる結果だったけど、コレなら間違いなく選ばれるよね!)
《東京ブロック出場者》
【白糸台】
宮永照 弘世菫 渋谷尭深 亦野誠子 大星淡
【臨海女子】
辻垣内智葉 ハオ・ホェイユー 雀明華 メガン・ダヴァン ネリー・ヴィルサラ-ゼ
【松庵女学院】
多治比真佑子
久「ここは実力者が揃った地域ということで、上位6名までがエントリーできるわ」
久「あ、でも投票の仕方は今までと同じ、“5名”の名前を書いて投票して下さい」
久「最近登場した照さんの先輩方は“タイムワープブロック”の方だから、ここでは投票できないのでご注意下さい」
久「投票の細かい方法は>>31でご確認を! 時間は22:00からの5分間!!」
久「ID出しがまだの方は22:00までに一度レスしてから投票にご参加下さい」
久「既にID出しが済んでいる方も、時間が経つとIDが変わってしまう方もいると思うので、心配な方は投票前に確認レスをすることをお勧めします」
久「フライングや多重投票などにお気をつけを! では! よおおぉ~~い・・・スタァ―――トォッ!!(22:00から)」
ガイトさん
ハオ
明華
照
たかみー
淡
豊音
照
菫
淡
智葉
ハオ
明華
<東京ブロック結果>(有効票数14)
1位 宮永照 14票
2位 大星淡 13票
3位 辻垣内智葉・雀明華 11票
5位 弘世菫 ハオ・ホェイユー 9票
ーーーーーーーーーー
7位 ネリ―・ヴィルサラーゼ 6票
8位 メガン・ダヴァン 4票
9位 渋谷尭深 3票
久「おおお出たわねっ! 今度は間違いないわよね?」
優希「す、すごいじぇ、咲ちゃんのおねーちゃん、投票者の人たち全員が選んでるじょ…!」
まこ「さすがはインハイチャンピオンの名は伊達じゃないっちゅうことじゃな」
咲「あれ、でも… ネリ―ちゃんが予選落ち?」
和「臨海は堅実な打ち手が多いですからね… ヴィルサラーゼさんは火力はありますけど、振り込みも多いのが、マイナスとして響いたのかもしれませんね」
久「あ、でも、ごめんなさい、バタバタして説明が不十分だったのがいけないんですが・・・」
久「>>90にある通り、投票の時に書く人数は最初と同じ、必ず“5名”の名前を書いて投票して下さい」
久「各ブロックから選ばれる人数に関係なく、5名あるいはそれ以下の人数を記載して投票、というのは最後まで変わりません」
久「今回はほとんどの方が6名記載で投票されてるので、全て有効としましたが、次からは必ず“5名”でお願いいたします」
・
・
・
~首都トーキョー・甘味処「尭深庵」~
ワイワイ、ガヤガヤガヤ・・・・
尭深「お待たせしました。 当店オリジナルのグランドバケツプリンです」ドォンッ
照「あ、どうも」ワッシワッシ
カンナー「うわっ、なんだアレ…? スイカみたいにデッカイプリン食ってるぜ? あの∠頭・・・」
ハヤリーン「わーい、このあんみつおいしぃーっ!☆」モグモグ
ユエン「この抹茶アイスうめぇー…! いい茶葉使ってるよ、これ…」ウマウマ
シノチャー「すみません店員さん! ドリアンジュースは置いてませんか?」
誠子「え? ドリアンジュースは、ちょっと…」
キョーカ「ねえ、ちょっと、みんな! そんなゆっくりしてるヒマなんかないんだよ? 早く仲間になってくれる人を見つけて、次の場所に行かないと…」
?「なあ、君たち」スッ
キョーカ「え?」
菫「ああ、すまないね、食事中に…」
甘味に舌鼓を打っていた勇者パーティに声をかけてきたのは…
背中にアーチェリーの弓を背負った、黒髪ロングの精悍な少女だった…
キョーカ「えっと、何か?」
菫「さっき、君たちが話している声が聞こえてね。 魔王がどうとか言っていたようだが・・・」
カンナー「ああ、そうだよ。 私たちはこれから魔族の討伐に行く勇者パーティなんだ」
菫「それは良かった。 実は私たちもこれから打倒魔王に向かうところでな…」
シノチャー「え?」
菫「良かったら私たちのパーティと合流しないか?」
淡「エルフ100年生の私がコカジンなんかケチョンケチョンにしちゃうよっ!」バッ
ハオ「フフ…w 私の母国秘伝の拳法で、魔族どもをなぎ倒してみせますよ」カッ
明華「私は、風使いですから… 皆さんの援護は任せてください」フワァ・・・
智葉「魔族なぞ片っ端からこの長ドスのサビにしてくれる…!」チャキ・・・
菫「どうかな? 一応ここら一帯で最も腕の立つ者たちを集めているんだが…」
キョーカ「は、はい! ちょうど私たちも仲間を探していたんです。 是非一緒に行きましょう!」
こうして、合計16人となった勇者パーティは、次の地、ナガノへと向かったのだった…
菫「おい照! 出掛けるぞ! いつまで食ってるんだッ!?」
照「この金魚鉢おしるこ食べ終わるまで待って…」ムシャコロムシャコロ
・
・
・
久「さあいよいよ私たちの地元、長野よ!」
《長野ブロック出場者》
【龍門渕】
井上純 沢村智紀 国広一 龍門渕透華 天江衣
【鶴賀】
津山睦月 妹尾佳織 蒲原智美 東横桃子 加治木ゆみ
【平滝】
南浦数絵
【清澄】
片岡優希 染谷まこ 竹井久 原村和 宮永咲
【風越】
福路美穂子 吉留未春 文堂星夏 深堀純代 池田華菜
(千曲東や今宮女子などは省かれてますが、そこのメンバーに投票しても構いません)
久「この中で、選ばれるのは上位9名までよ。 でも! 投票する時は5名の名前記載でお願いします」
咲(う、うう、緊張する…)カタカタ
和「どうしたんですか咲さん?」
咲「え、あ、いや、選ばれなかったらどうしようって、思って…」
和「咲さんが選ばれないなんて・・・そんなオカルト100%有り得ませんよ」
久「さあ、どうかしらねぇ…w こういう投票は、万が一が絶対無いわけじゃないからねぇ?」
優希「龍門のおこちゃまにも風越のおねーさんにも負けないじぇ! 私が長野№1を取ってみせるじょ!!」
久「では長野ブロック! 投票については>>31を確認して下さい!」
久「途中参加の方はID出しを! IDが変わってないか不安な方は投票前に確認レスをして下さいねっ!」
久「よぉ~~~い・・・ドオォンッ!!(23:00から)」
優希
久
和
咲
衣
南浦さん
ゆみ
咲
衣
和
咲
和
一
衣
純
>>121 すいません、咲→桃子にして頂けないでしょうか?
南浦さん、ゆみ、桃子、衣、和 です
<長野ブロック結果>(有効票数17)
1位 原村和 16票
2位 宮永咲 15票
3位 天江衣 11票
4位 竹井久 10票
5位 片岡優希 7票
6位 福路美穂子 6票
7位 加治木ゆみ 4票
8位 龍門渕透華・染谷まこ 3票
ーーーーーーーーーーー
10位 国広一・井上純・東横桃子・南浦数絵 2票
14位 沢村智紀・池田華菜 1票
久「へええ? これは・・・」
まこ「嬉しいが… けっこう偏ったのう…」
久「そ、そうね… 私たちは5人全員クリアできたけど、鶴賀と風越は一人しか突破できなかったわね」
優希「ううむ… 私が5位… まあ今回は仕方ないじぇ!」
咲「すごいね、和ちゃん1位だよ!」
和「え、ええ…/// でも、これだけで実力は計れないですよ」
久「ふふw 清澄全員予選突破っていうのは、初めてね♪」
まこ「確かにそうじゃの。 わしはミスコンでもモチコンでも本選には行けんかったからのう…」
久「やっと“私たちの時代”が舞い戻ってきたのかもね!w」
まこ「そうじゃの。 麻雀ならお手の物じゃ! 本選では思う存分暴れてやるわい」ムフフ・・・
・
・
・
~魔境ナガノ~
衣「……」テクテク
衣「うう… 一人で買い物に出掛けたら、よく分かんないとこに来てしまったぞ…」
衣「ここは一体どこだ?」キョロキョロ
衣「・・・・・」
衣「い、いや、衣は迷子なんかじゃないぞ! 高校生は迷子なんかにはならんっ!!」
衣「ハギヨシを呼ばなくても、ちゃんと一人で戻れ・・・ん?」
カンナー「ここが魔境・ナガノか…」テクテク
ユエル「別に普通だね。 山が綺麗だなー…」テクテク
キョーカ「いや、ユエル、油断はできないよ。 どんな奇々怪々な魑魅魍魎がいるか分かんないよ?」テクテク
シノチャー「そうだね。 しっかり気を張って周りをよく見て・・・ ん? なんだろあの小さい子」
ハヤリーン「金髪のウサ耳小学生が涙目でウロウロしてるね。 おーい! おじょーさんどーしたの? 迷子かな?☆」ハヤヤ
衣「こ、衣は小学生じゃない! 迷子でもないぞ!!」=3
衣「ほお… 魔族を討伐に行く勇者パーティとな」
シノチャー「はい。 ナガノには強力な雀力をもった化け物みたいな人が沢山いるって聞いて… スカウトに来たんです」
衣「なるほど… ふふw それなら衣を連れてゆけば良い。 衣なら一人でも魔族を殲滅できるぞ」
カンナー「何言ってんだおめー… いいから早くつえー雀士がいる所に連れてってくれよ」
衣「こ、このっ、烏滸言を! 月さえ出てれば貴様のような塵芥など一瞬で黄泉へ送ってやれるものを…!」ギリッ
カンナー「は? 月? 一体お前なんの話を・・・」
バァ―――ンッ!!
?「話は分かりましたわ!!」
シノチャー「ひゃっ?!」
突然、どこでもドアのような扉を開けて現れたのは、頭のてっぺんにピーンとアホ毛の立っている可憐で気品あふれる美少女だった…
ユエル「な、なにあんた? 妖怪?」
透華「失礼な! わたくしは衣の従姉妹の龍門渕透華・・・ここナガノを拠点とする一大眷族・龍門渕一門の頭領ですのよ!」
透華「こんなこともあろうかと、いつでも最強の雀士を呼べるようにしておいて正解でしたわ! さあ皆さん、出てきて下さいまし!」バッ
透華が合図を送ると… その妖しげな扉から、ゾロゾロと制服を着た女子高生たちが次々と現れた…
美穂子「風越女子キャプテン、福路美穂子です。 どうぞよろしくお願いします♪」ペコリン
ゆみ「加治木ゆみだ。 作戦立案などは任せてくれ」
久「竹井久よ。 ふぅ… 私もまずは仲間に入れて一安心ってとこねw」
和「原村和です。 勝てるかはわかりませんが…できるだけ頑張ります」
咲「宮永咲です! 魔族狩り、一緒に楽しもうね!!」
優希「東場の神こと片岡優希だじぇえぇっ! ヨロシクゥ!!」
まこ「染谷まこじゃ! 初の予選突破・・・! わしは燃えておるぞ!!」ゴオオォォ・・・!
こうして… 合計25人となった一同は、ナガノを出発… 幽玄の地ナラヨシノへと向かったのだった…
・
・
・
久「さあ続いては本日最後! 奈良・その他ブロック! かなり人数が多いブロックね」
《奈良・その他ブロック出場者》
【阿知賀女子】
松実玄 松実宥 新子憧 鷺森灼 高鴨穏乃
【晩成】
小走やえ 巽由華 丸瀬紀子 木村日菜 上田良子 岡橋初瀬 車井百花
【越谷女子】
新井ソフィア 浅見花子 水村史織 宇津木玉子 八木原景子
【劒谷】
椿野美幸 依藤澄子 古塚梢 森垣友香 安福莉子
【その他】
佐々野いちご(広島) 対木もこ(愛知) 百鬼藍子(静岡) 霜崎絃(千葉) 新免那岐(岡山) 森合愛美(福島) 寺崎遊月(富山)
久「主人公校の一つ阿知賀女子のメンバーと、全国に散らばる強豪たち…」
久「選ばれるのは長野と同じく上位9名までね」
久「投票については>>31を確認して下さい!」
久「ID未出・フライング・時間オーバー・二重投票などなきようお気を付けを!」
久「では、奈良・その他ブロック! よぉ~~~い・・・ドオォーンッ!!(23:45から)」
玄
宥
憧
灼
絃
玄
宥
憧
穏乃
友香
<奈良・その他ブロック結果>(有効票数16)
1位 松実玄・新子憧 16票
3位 松実宥 15票
4位 鷺森灼 13票
5位 高鴨穏乃 9票
6位 小走やえ・佐々野いちご・対木もこ・霜﨑絃・森垣友香 2票
ーーーーーーーーーーー
11位 椿野美幸 1票
久「おっとっと、これは・・・」
優希「阿知賀の独占だじぇ」
久「そうね、まあ…主人公校だし、やっぱりインハイの決勝に行ってる学校は強いわね」
咲「部長、でも、これ…」
久「え?」
和「ボーダーラインに5人も固まってますよ」
久「あらホントねw じゃあ、決選投票をやらなきゃね!」
久「時間は0:18からの2分間で!」
久「IDが皆さん変わっちゃってますので、もうこの投票についてはID出しの必要はありません」
久「では、小走やえ、佐々野いちご、対木もこ、霜﨑絃、森垣友香の5人から・・・ 2人! または1人の名前を書いて投票して下さい! よーいドン!(0:18から)」
有効票数15
1位 佐々野いちご 12票
2位 小走やえ・対木もこ 5票
4位 森垣友香 3票
ーーーーーーーーーーーー
5位 霜崎絃 2票
久「よし! これでキマリね! 『奈良・その他ブロック』から出場の9名は、阿知賀の5人と佐々野いちご、小走やえ、対木もこ、森垣友香の4名で決定!」
まこ「霜﨑さんは千葉のMVPじゃったか。 相当な打ち手なんじゃろうけど、如何せんほとんど麻雀をしてる描写がないのが響いたかのう…」
優希「アイドルのちゃちゃのんって強いのか?」
和「姫松に役満を振り込んだ人ですよね…」
久「佐々野さんは広島鹿老渡の部長よ。 雑誌でもかなり強い打ち手として紹介されたことがあるみたいだし、侮れないわ」
咲(対木さんだけよく知らない… 一体、どんな打ち手なのかな…?)
・
・
・
~幽玄の地ナラヨシノ~
シノチャー「… どうやら…」トボトボ
ユエル「私たち…」トボトボ
ハヤリーン「道に迷っちゃったみたいだねぇ…」ハヤヤヤ・・・
慕たち5人は、ナラの山奥を歩いている最中に、せっかくゲットした20人の仲間たちと、はぐれてしまっていた…
キョーカ「まあ、万が一はぐれた時は、各自イズモの魔王城に向かうように決めてたから、私たちだけでシマネまで行けば合流できるとは思うけど…」
カンナー「とりあえず日が暮れるまでに、この山奥から抜けださねーと…」トボトボ
シャシャシャシャシャシャアアァッ!!
カンナー「ん!?」
キョーカ「? どうしたの?カンナー」
カンナー「いや… さっき、なんか横の木の間を、変な影が動いたような…」
ユエル「ちょ、怖い事言わないでよ。 気のせいじゃないの?」
カンナー「いや、私の動体視力は野生動物並だ。 それは有り得…」
シャシャシャシャシャアアァッッ!!
カンナー「まただ! なんかいるぜ!!」
シノチャー「ま、魔物かな…?」チャキ・・・
ハヤリーン「う、うう、こんな山の中で戦うのは、イヤだよぉ…」スス・・・
へっぴり腰で聖剣と魔法の杖を構える慕とはやり…
ところが、
ザザアァッ!
ユエル「ひっ?!」=3
?「… あのー… 道に迷ったんですか?」ヒョコッ
悠彗の後ろの茂みから顔を出してきたのは、魔物でも野生動物でもなく、可愛らしいポニーテールのジャージ少女だった…
カンナー「な、な、だ、誰だ? お前…??」
穏乃「私はこの山を拠点としている高鴨流忍者の頭領の娘・・・高鴨穏乃という者です」
ハヤリーン「ニンジャ!?☆」
この世界において忍者と言えば、魔境ナガノの東横流とナラヨシノの高鴨流が二大勢力とされていた…
カンナー「なるほどな、道理で動きがはえーわけだ」
穏乃「おねーさんたちは旅の人たちですか?」
キョーカ「そうです。 おっしゃる通り道に迷って困ってたんです… もし良かったら、山の麓まで案内してもらえませんか?」
穏乃「任せて下さい! ここは私の庭みたいなもんですからっ! ついてきて下さい!!」ピョンピョン
ユエル「あ、ちょっと! 普通に道歩いて案内してよ!!」=3
穏乃が案内してくれた場所は、山の麓の旅籠屋だった…
穏乃「私の先輩が経営してる宿屋なんです。 今日はどうぞここで休んでって下さい」
宥「いらっしゃ~い♪」ホワワン
玄「ほほお…w これは皆さん大小そろってなかなかすばらなモノをおもちで…w」グフォフォフォ・・・
シノチャー「よろしくお願いします。 あの、実は…」
宥「はい?」
シノチャー「私たち、イズモの魔王城へ魔族の討伐に行くところなんです。 もしできたら、ここら辺で雀力の強い人たちを仲間にしていきたいと思ってるんですけど…」
宥「あ、そういうことならちょうどいいです! 今、全国から集まった雀士の皆さんが中で合宿をしてますので、案内しますよ♪」
チャッ、パシッ、タンッ チー! ポンッ! オットソレロンダァッ!! アジャパアアアァッ!!
宿の中の大広間では… 宥の言う通り、全国から集まってきた様々な雀士たちが雀卓を囲んでいた…
宥「皆さんそれぞれ全国に名を轟かせている猛者ですよ。 きっと魔族討伐の力になると思います♪」
いちご「超人気女子高生アイドルちゃちゃのんじゃぁ! よろしく頼むっ!!」チャッチャノーン★
もこ「… きしししし…ww」ブツブツブツ
友香「デビル退治なら帰国子女の私におまかせなんでぇーっ!」ババンッ
灼「鷺森灼。 …魔王にストライクを決めてみせる…」スチャ・・・
憧「ふふっ、ミスコン・モチコンで大活躍だった新子憧ちゃんよっ! 麻雀でも主役の座は譲らないわ」シャラン
やえ「小走やえだッ! お見せしようじゃないか・・・ 王者の打ちしゅじを!!」カッ
玄「松実姉妹と穏乃ちゃんもお供しますのだ♪」
こうして… 新たに9名の仲間をゲットした勇者一行は、次の地、ナニワオーサカへと向かっていった…
本日以上です
投票に参加下さりありがとうございました
明日のタイムテーブルは予定通り以下の時間でやります↓
・20:30までには書き出すので、それと同時にID出し受け付け開始(書き出しの前にしてもらってても構わないんだけど、一応この時間で)
・21:00 大阪ブロック 6名
・22:00 九州ブロック 5名
・23:00 シノハユブロック 9名
・23:45 タイムワープブロック 10名
タイムワープブロックって、具体的にどんなメンツなのよ、と思ってる方もいるかもしれないので、メンバーを下に貼っておきます。(“「白築慕が高校三年生の時に女子高生だったメンツ」を省いたタイムワープ組”のことです。いくのんは慕たちの一学年下だけど、例外的にこちら)
《タイムワープブロック出場者》 ※基本は各自高校三年生時
【36年前】
熊倉トシ
【31年前】
白築ナナ
【27年前】
春日井真深
【23年前】
愛宕雅枝
【16年前】
アレクサンドラ・ヴィントハイム
【12年前】
森脇曖奈 河杉さくら 永見知子 野津雫 多久和李緒 勝部美凛 山本亜搖子
【9年前】
赤阪郁乃
【7年前】
三尋木咏
【6年前】
藤田靖子
【5年前】
久保貴子
【2年前】
戒能良子 藤白七実 除ヶ口部長 宇野沢栞 渡辺琉音 沖土居欄 棚橋菜月
【??年前】
アイ・アークタンダー ニーマン(ロッタ) 坂根千沙 比与森楓 須田山悦子 貝瀬麗香
【3年後】
夢乃マホ 室橋裕子 加藤ミカ 石戸明星 十曽湧
【5年後】
山谷ひな 米田未来 ギバード桜子 桐田凛 辰巳春菜 佐々岡よし子 志崎綾
(※もちろん全てを網羅しているわけではないので、雀士で女性ならここに名前のない人でも構いません。でも松実露子だけは故人なので参加できません。瑞原美月など、麻雀を打てるのかさだかでない人も参加はできません)
一同「「「「「「!?!?!?」」」」」」
突然、修道院の大扉を開けて入ってきたのは・・・
赤毛の、それはそれはうすらぺったんこなおもちをおもちのサイドテールの少女…
目にダイヤのコントラストがある、それはそれは豊満なおもちをおもちの小柄な少女…
金髪碧眼の、首からミニホワイトボードをさげているドールのように美しい少女…!
そして2m近い大きな体の、ヴァンパイアのような風貌のちょーかわいい少女…!!
そしてそして頭の後ろにオハギのようなモノをのっけている、右目にモノクル装着の前髪パッツン少女…!!!
誓子「ちょっと爽! あんたちゃんと私がしゃべり終わってから入ってきなさいよっ!」=3
爽「こまけーこと気にすんなよ。 イライラすっと生理が遅れんぜ?チカさんよぉw」グフォフォ・・・
誓子「なっ/// あんた…///」
三尋木は2月生まれだから藤田と同学年なんだよなあという些細なツッコミは置いておこう
マホはムロの1年後輩というのも(この大会では)些細なことだからツッコまないでおいてやる
>>198
そなの?
14巻によるとインハイの年の8月1日時点で、靖子も咏も24歳なのよ
そんで、咏が2月生まれ、靖子は6月生まれだから、次の年の2月に咏は25になるけど靖子は年をとらないので、やっぱり咏が一学年上なんじゃない
ムロマホが学年違うのは知ってるよ
でも「※基本は各自高校三年生時」ってあるように、全てを高校三年で合わせてるわけじゃないんだ。 なるべく細かくしたくないから
三年後の未来から、高3のムロと高2のマホに来てもらうってかんじです
でも、勝負とは直接関連しない些細なことも、指摘してもらえると助かるのでまたなんかあったら気軽に教えて
乙あざす
只今よりID出し受け付け開始なのよー
本日も楽しんで投票して下さい
タイムテーブル
・21:00 大阪ブロック 6名
・22:00 九州ブロック 5名
・23:00 シノハユブロック 9名
・23:45 タイムワープブロック 10名
・
・
・
久「さあ続いては大阪ブロックね!」
《大阪ブロック出場者》
【千里山女子】
園城寺怜 二条泉 江口セーラ 船久保浩子 清水谷竜華
中牟田琴音 西出っち 津村さん ナクシャトラ 根来ちゃん
【姫松】
上重漫 真瀬由子 愛宕洋榎 愛宕絹恵 末原恭子
【三箇牧】
荒川憩
【学校不明】
野上葉子 進士あゆみ 多恵ちゃん
久「名門姫松と西日本最強の千里山… それにインハイ個人戦2位の荒川憩がいる激戦区…!」
久「選ばれるのは東京と同じで上位6名まで!」
久「投票については>>31を確認して下さい!」
久「ID出しを必ず先に済ませてから投票して下さいね♪!」
久「じゃ、30分以上先だけどもう号令かけちゃうわ! フライング・二重投票などなきようお気をつけを!」
久「大阪ブロックゥ! よぉ~~~い・・・スタァ――トォッ!!(21:00から5分間)」
チェック
そう言えば明星と湧って六女仙ではあるけど雀士とは確定してなかった気がするが
>>210そう、そこ迷ったのよ。 でも永水の後輩だしまあ多分一緒に麻雀してんだろうな、と思って、今回入れてみました。
憩
怜
竜華
洋榎
恭子
怜
竜華
洋榎
恭子
憩
すまん千里山レギュラー5人ね
<大阪ブロック結果>(有効票数19)
1位 園城寺怜・清水谷竜華 17票
3位 愛宕洋榎 15票
4位 末原恭子 14票
5位 荒川憩 12票
6位 江口セーラ 7票
ーーーーーーーーーー
7位 上重漫 5票
8位 愛宕絹恵 3票
9位 真瀬由子・二条泉 2票
11位 船久保浩子 1票
久「出ました! ほほお、これは・・・」
久「やっぱり皆さん、けっこう悩まれて投票してくれたような感じがしますが…」
久「結局は順当… ってとこかしらね」
まこ「愛宕の姉と江口はミスコンモチコンではボロボロじゃったが… やっと日の目を見れるっちゅうわけじゃな」
久「そうね。 上重さんは惜しかったわね。 ポテンシャルはプロも認めてるけど、現時点ではやはり上位6人には勝てないみたいね…」
久「最下位だったけど船久保さんも、データ重視のかなり独自の打ち方をするし、大阪はやっぱり個性派が多いわね」
・
・
・
~食い倒れの街・ナニワオーサカ~
ジュ~ッ ジュジュウゥ~~ッ
カンナー「あちっ、はふっ、はふはふっ、うみゃうみゃ」ガツガツ
キョーカ「ちょっとカンナー、あんまり急いで食べると火傷するよ?」
ハヤリーン「おいしーっ!☆ ソースの焼ける匂いが最高だねっ!」ハヤヤ
玄「美味しいのです! はああぁ、何人前でも胃袋に入ってしまうのですっ!!」ワシワシ
宥「玄ちゃん、ソースがお口のまわりについてみっともないよ」フキフキ
勇者一行は、テンノージで看板を出していた鉄板焼き屋「上重亭」に入り、お好み焼きをつついていた。
ユエル「やっぱ本場は違うね! あ、そこのオデコが素敵なおねーさん! 追加で豚玉一つ下さぁーい!」
漫「はいはい」
いちご「……」ハア・・・
シノチャー「ん? どうしたんですか佐々野さん、ため息なんかついて…」モグモグ
いちご「こんなモンはほんとのお好み焼きじゃないんじゃ。 生地にあらかじめ具をブチ込むなんて、無粋もいいとこじゃ」
キョーカ「…佐々野さんはヒロシマ出身でしたよね。 ヒロシマ風お好み焼きはちょっと違ったりするんですか?」ムグムグ
いちご「よう聞いてくれた! まったく違うんじゃ。 ヒロシマのお好み焼きはクレープ状にのばした生地にたっぷりのキャベツともやし、豚肉とそばをのせて…」
いちご「さらに玉子でフタをして、ひっくり返したらソースとマヨネーズ・・・最後にヒロシマねぎで彩る鉄板料理の最高傑作…!」
ユエル「へぇ… ソレも美味しそうだね…」ジュルリ
いちご「歯ごたえも風味も段違いでヒロシマの方が上なんじゃ。 オーサカ風お好み焼きなんて、ただの下品なごちゃまぜ料理じゃぞ!」
ガララララァッ!!
一同「「「「「「「 !?!?!?! 」」」」」」」
?「佐々野ォ! それは間違いやでっ!!」ババンッ!
いちご「なっ、アンタは・・・??」
?「クククク・・・ww」
突然、店の引き戸を開け、マントをひるがえして入ってきたのは・・・
カラフルな全身タイツのような衣装を身にまとい、妖しげな仮面をかぶっている5人の怪人たちだった。
洋榎「ええか? オーサカ風お好み焼きは小麦そのものの深い旨みと、“外はカリッ、中はふわトロ”の焼き上がりと食感が武器…!」
セーラ「そして最大の魅力はそのアレンジ性の高さ、バラエティの豊富さや! 定番のイカ・豚のほか、たこ玉や貝柱玉、牛玉、スジ肉、山芋、えのき、チーズなど! いろんな具材を楽しむことができるんやでっ!」カッ
竜華「“食べる人それぞれのお好みで焼ける”から『お好み焼き』なんやで? オーサカ風お好み焼きはまさに鉄板の上で繰り広げられるアミューズメントパークなんやっ!!」クワッ
キョーカ「え、あ、あの、あなた方は、一体…??」
洋榎「フフ…w 聞いてブッたまげて屁ぇーこくんやないで? うちらはこのオーサカの街の愛と自由と平和を守る戦士・・・・」ゴゴゴォ・・・
洋榎「“オーサカゴレンジャー”やっ!!」
カンナー「オ、オーサカゴレンジャー??」
洋榎「一人目! たこ焼きに欠かせん紅生姜の如き情熱の赤! ゴレンジャーレッド・愛宕洋榎やッ!!」バッ
セーラ「二人目! 光り輝く天の星と阪神タイガースの黄色ォ! ゴレンジャーイエロー・江口セーラやっ!!」ババッ
恭子「三人目! サイコロ回して頭も回すでっ! 感性を刺激する高貴なる紫! ゴレンジャーバイオレット・末原恭子ォ!!」ババンッ
怜「四人目! トリプル出す時瞳が緑に輝くでっ! 病弱可憐な膝枕ソムリエ・・・じゃなくてゴレンジャーグリーン・園城寺怜ィ!!」バババンッ!
竜華「五人目! 怜への愛はマリアナ海溝より深いでっ! 紺碧の青! 16巻で表紙デビューしてノリにノッとるゴレンジャーブルー・清水谷竜華やぁっ!!」ババババンッ!!
そして・・・
テトテトテト・・・ ドテッ!
カンナー「ん…? な、なんだ? ナースが入ってきていきなりこけたぞ!?」
憩「あててて… ふふ、うちこそは咲-Saki-界で一番カワイイ白衣の天使! 純真潔白癒しの白! パンツも白! 普段はみんなを影から支えとるけど、本気になれば一番強いでっ!」ドドォーンッ!
憩「ゴレンジャーホワイトこと、荒川憩ですよ――ぅっ!!★」シュビッ!!
ユエル「うっへぇ… キャラ濃いなぁ…」ヒキ
ハヤリーン「さすがはオーサカだねっ!☆」ハヤヤ
こうして… さらに新たなる仲間を加えた勇者一行は、ついに、魔王城のあるシマネイズモへと向かったのだった…
・
・
・
久「さーて次は私たちの世代最後の九州!」
《九州ブロック出場者》
【新道寺女子】
花田煌 安河内美子 江崎仁美 白水哩 鶴田姫子 友清朱里
【永水女子】
神代小蒔 狩宿巴 滝見春 薄墨初美 石戸霞
【九州赤山】
藤原利仙
【沖縄・真嘉比】
銘苅
久「インハイシード校の永水と野依プロを生んだ名門新道寺…」
久「選ばれるのは上位5名まで!」
久「投票については>>31を確認して下さい!」
久「ID未出の方は先に出して下さいね。 IDが変わってないか不安な方は投票前に確認レスをっ!」
久「では、九州ブロック! よぉ~~~い・・・スタァ―――トォッッ!!(22:00から5分間)」
煌
哩
小蒔
春
霞
哩
小蒔
霞
利仙
銘苅
九州ちと人数少なくないかな、実質投票されるであろう人数は大阪と同じだし
6人有ってもいいかなくらいな感じはする
<九州ブロック結果>(有効票数18)
1位 神代小蒔 18票
2位 白水哩・石戸霞 16票
4位 鶴田姫子 14票
5位 薄墨初美 7票
ーーーーーーーーーーー
6位 藤原利仙 6票
7位 滝見春 4票
8位 花田煌 3票
9位 銘苅・狩宿巴 2票
11位 安河内美子・友清朱里 1票
じゃ、とりあえずこのままで行きます
またなんかあったら気軽に意見下さい
久「ふんふむ、これは… 神代さんが全投票者から票を集めてパーフェクト、さすがは六女仙の姫ね!」
まこ「これも順当に実績のある人が選ばれたかんじじゃの」
優希「神代には三倍満のカリがあるからな… 同卓したら絶対リベンジしてやるじぇ!」
和「ボーダーラインがけっこうなデッドヒートでしたね」
久「そうね。 まさに抜きつ抜かれつ… 藤原さん、神代さんのライバルを名乗るほどの人だから、その能力には興味あったけど… 今回は仕方ないわね」
まこ「鶴田は白水との連携が肝じゃろう? 個人戦で力を発揮できるんかのう…」
久「どうなのかしら。 でも鶴田さんは地でも強いでしょうし、何か裏ワザがあるんじゃないの?」
・
・
・
~シマネイズモ・魔王城~
魔王城「……」ズモモモモモモモモモオオオォ・・・・・!!
シノチャー「ついに…戻ってきたね!」
カンナー「そうだな。 前回は手ひどくヤラれちまったけど…」
ハヤリーン「今度こそ魔王を倒してみせるよっ!☆」ハヤヤッ
キョーカ「ナラではぐれちゃった仲間とも合流できたし…」
ユエル「全部で40人! これだけいれば、いくら魔王でも・・・ん?」
悠彗は、合流した仲間たちの中に、見慣れない巫女服を着た少女たちがいるのに気づいた…
ユエル「? …えーっと、あなたたちって… ど、どちら様?」
初美「ふふ…w 私たちは魔族どもを成仏させるために編成された、九州スペシャルチームなのですよー!」ツルペタン
小蒔「ここシマネイズモは、もともとは全国の神々が集まる神聖な地だったのですが…」プニョン
霞「その場所を魔王たちに奪われてしまって、神様たちもとても難儀してらっしゃってね… 私たちはその神様たちの命を受けて魔王討伐に来たのよ」ドタポヨン
哩「私と姫子も、神代たちに少しでも手ば貸したか思ってな」ズイッ
姫子「私と部長の連携リザベーションで魔王に数え役満ばぶちかましちゃりますよっ!」カッ
ハヤリーン「また頼もしい人たちが仲間に加わったね!☆」
カンナー「そーだな。 これで総員45名… 一大部隊になったな!」
シノチャー「よぉし! では皆さん! 魔王城に攻め入りますよっ!!」
\オ―――――ッ!!!!/
士気も高まり、いよいよ城の中へ踏み込もうとした、その時…!
ギ・ギ・ギ・ギ・ギギギギイイィ・・・・・
キョーカ「え?!」
重厚なる魔王城の大門が内側からゆっくりと開き、中から…
?「クククク・・・ww」
?「ココココ・・・ww」
?「キキキキ・・・ww!」
?「ウカカカカ・・・ww!!」
大魔王直属の魔族の幹部たちが姿を現したのである…!
・
・
・
久「じゃあ次の投票ね! いよいよ10年前の“シノハユ”世代!!」
《シノハユブロック出場者》 ※主人公白築慕が「高校三年生」の時
【朝酌女子】
瑞原はやり 本藤悠彗 石飛閑無 稲村杏果 白築慕
【茨城・土浦女子】
小鍛治健夜
【福岡・新道寺女子】
野依理沙
【学校不明・島根県民】
本常玲奈 金沢陽葵 椋千尋
【元全小出場者】
鈴木兒生 与那嶺若菜 丹波菜緒子 高橋知代子 小禄心 宗像芽依 星野沙夕菜 赤土晴絵 善野一美
【その他】
露木真廻 石渡美結嘩(横浜の同級生) 新子望
※咏さんと慕の先輩方はここでは不参加(タイムワープブロック)です
久「選ばれるのは上位9名まで! 果たしてどんなメンツになるのかしらね?」
久「投票については>>31を確認して下さい!」
久「ID未出・フライング・時間オーバー・二重投票などなきよう気をつけて下さいね!」
久「じゃ、シノハユブロック行くわよォ! よぉ~~~い・・・ ドオォ――ンッッ!!(23:00から)」
×丹波菜緒子
〇丹羽菜緒子
閑無
はやり
杏果
晴絵
健夜
はやりん
本藤
のよりん
石渡
シノ
>>302 はやりん、のよりん、本藤、シノ、高橋さん に変更お願いします
<シノハユブロック結果>(有効票数17)
1位 白築慕・瑞原はやり 13票
3位 石飛閑無 10票
4位 本藤悠彗 9票
5位 稲村杏果 8票
6位 野依理沙・赤土晴絵 6票
8位 小鍛治健夜・善野一美 5票
ーーーーーーーーー
10位 高橋知代子 4票
11位 丹羽菜緒子 3票
12位 小禄心 2票
13位 新子望 1票
久「あら、これは…」
久「朝酌の5人できっちり上位5名を独占したわね」
まこ「これで… 主人公校のレギュラーは全員通過じゃな」
和「思ったより小鍛治プロは伸びなかったですね」
優希「ギリッギリ通過だじぇ…」
久「そりゃまぁ… “女子高生時代の小鍛治健夜”はまだ謎めいてるからねぇ… とんでもなく強いことは確かなんでしょうけど」
咲(プロの人たちが私たちと同じ年代だった時の姿で、来てくれるんだ… 一緒に打つの、楽しみだな…)ゴゴゴゴォ・・・
ちょっとタイムワープブロックの投票遅れます!
すみません
10分遅れて
「23:55~0:00」でお願いします
・
・
・
~魔王城正門前~
カンナー「お、お前らは・・・!!」ワナワナ
ゼンノー「ふふ…w あなた方、また来たのですか…?」ヒョオオオオォォ・・・
アカドン「懲りない連中だな、まったく…」ズモモモモオォ・・・
ノヨリン「… 潰す!」プンスコ=3=3
そう…門の中から出てきたのは、大魔王コカジンの側近・・・魔神三大天のメンバーだったのだ・・・!
シノチャー「…あれ? なんか四人いたように見えたけど、三人に減った」
三大天「「「ぐひひひひひ・・・!!!ww」」」ゴゴゴゴゴゴゴオオォ・・・・!!
シノチャー「っく…!?」ジリ・・・
三人の魔神たちの尋常ならざる威容を前にし… 勇者シノチャーをはじめとした45人の討伐隊に緊張が走る…!
カンナー「び、びびんじゃねーっ! おらぁっ!覚悟しやがれ魔神どもォッ!!」バッ
戦士カンナーが剣を振るい、思い切って三大天に飛び掛かった、その時だった…
?『やめなさい!』
凛と響き渡った一声・・・
そして・・・
コカジン『無益な闘いはやめなさい… 武力や魔力を使った戦闘など、いたずらに人々が傷つくだけです』トコトコ
三大天の後ろから、ついに大魔王コカジンがその御姿を現したのだった…!
カンナー「てめっ、魔王…! のこのこ出てきやがって! その首いただいたぁっ!!」ババッ
コカジン『人の話を聞いてよ』デコピーン
カンナー「たわばっ!?」=3
デコピン一発で30mほど吹っ飛ばされてしまった閑無…
カンナー「う、うううぅ・・・」グッタリ
キョーカ「だ、大丈夫? カンナー?」
ユエル「くっそ…! チキショウ!次は私が…!」カッ
コカジン『だから待ってって! さっき言った通り、私はあなた方と闘うつもりはないよ』
ユエル「…はぁ?」
コカジン『私は常日頃考えていたのです。 誰も傷つくことなく… 平和的に魔族と人間が共存できる道はないのかなって…』
ユエル「え、えぇ…?」
コカジン『・・・私たち魔族は、数千年の昔から、人間たちから迫害を受けてきました』
コカジン『超自然的な存在… “八百万の神々”の力を借りて、人間たちは私たち魔族の暮らしをおびやかし続けてきたのです』
コカジン『だから、今回私がこのイズモの地を占拠したのは、自分の一族を守るためにやむにやまれずやったことなんだよ…』
コカジン『本当は私は誰も傷つけたくなんかないの。 争わず、あなた方と共存していきたいんです』
ザワザワ… ガヤガヤガヤ・・・・
洋榎「な、なんやなんや? 大魔王の奴、意外と話の分かるやっちゃないか…」ヒソヒソ
恭子「いえ、分かりませんよ主将… 何か企んでるのかもしれません」ヒソヒソ
セーラ「てゆーか俺らの方が加害者なんか?」
コカジン『ですから… もう、お互いの大切なモノを奪い合うような…無益な戦争はやめませんか? 勇者の皆さん…』
シノチャー「そ、そうは言っても… ここは私たちの大切な場所です。 あなた方魔族に居座られるわけには…」
コカジン『じゃあ、こんな方法はどうかな?』
シノチャー「え?」
コカジン『私たち魔族と、あなた方人間たちの、共通の“王”を選出するのです』
キョーカ「王?」
コカジン『うん。 そしてその王を中心にして、魔族と人間の入り混じった共通の政府を立て…』
コカジン『重要なことは全てその連合政府で決めていくのです。 どうかな?』
ザワザワ・・・ ワイワイガヤガヤ・・・ ド、ドウスル? イーンジャネーノ? センソーガナクナルナラサー・・・
戸惑いながらも… おおむねコカジンの提案に賛成といった様子の、討伐隊たち…
ユエル「で、でも… “王”は一人でしょ? 一体、人間と魔族のどっちから選ぶのよ」
キョーカ「王を決めるために、どうせお互い闘わなくちゃいけなくなるんじゃないですか?」
コカジン『いや、王は武力で決めるんじゃなくって・・・ もっと平和的な方法、“麻雀”で決めるのはどうかな?』
ハヤリーン「麻雀?☆」ハヤヤ
コカジン『そう。 ここにいる49人のメンバーで、デスマッチ形式の麻雀バトルを行い…』
コカジン『そこで優勝した者が、全権を掌握する私たちの新しい王になるのです!』
爽「何…?」ギラッ
智葉「ほう…」ギロリ
照「……」モグモグ
衣「ふむ、全員鏖殺すれば王、とな…」ニタア
憧「麻雀なら… 望むところよ!」カッ
セーラ「ふん… おもろそうやないか!」クワッ
初美「そういうことなら、この私がらっくらく~に優勝してみせますよー!」ツルペタン
やえ「クク…w ニワカは相手にならんよっ!!」ドドォンッ!
“麻雀で優勝した者が新しい王になる”という言葉を聞いて、全国の猛者たちの目の色が変わった。
シノチャー「・・・いいでしょう。 その提案にのろうじゃないですか… でも、ルールは…?」
コカジン『ふふ…w この魔王城には、あちこちに雀卓がセットされている部屋が用意されてます』
コカジン『私たち含めて全49人が、別々に時間をおいて中に入っていき…』
コカジン『中で鉢合わせたメンバーが4人になったら、その場で闘牌スタート…!』
コカジン『そして、勝ち残った者は徐々に上の階へと登っていき…』
コカジン『最期に、この魔王城のてっぺんに辿り着いたただ一人の者が、新しい王になる…! っていうのはどう?』
ユエル「麻雀バトルロワイヤルってことね… いいじゃん、それ」ニヤ
カンナー「そういうことなら… 剣をおいて牌を握ろうじゃねーか!」クワッ
キョーカ「でもそれってつまり… 自分以外は一時的に全員敵になるんだよね」ムムム…
ハヤリーン「そうだけど、面白そうだねっ! 私、ワクワクしてきたYO!☆」ハヤッ
シノチャー「うん、私もドキドキする… でも・・・」
シノチャー「勝つのは私だよ!」ニコッ!
全員の気合ものり、いよいよ麻雀バトルが始まろうとした、その時…!
『うふふ・・・w そのバトル、私たちも参加させてもらおうかしら?』
一同「「「「「「「 !?!?! 」」」」」」」
突然、まるで拡声器を使っているかのように、場に響き渡った一声・・・
ユエル「な、なに? 誰? どこからしゃべってるの??」キョロキョロ
キョーカ「・・・ あっ!? み、みんな、アレを見て!!」サッ
キョーカが指さした上空を見上げた一同は、皆目を丸くして唖然としてその様を見守った…
なんと… 空一面にどんよりとたちこめていた雲に、晴れ間が差し・・・ そこから、日の光と共に、ふわふわと背中に羽のはえた天使たちが舞い降りてきたのである・・・!
シノチャー「あ、あれは・・・!?」
コカジン『“大天使十神将”!!』
・
・
・
久「さぁ! ではいよいよ最後の投票! 最も人数の多い“タイムワープブロック”よ!」
《タイムワープブロック出場者》 ※基本は高校三年生時
【36年前】
熊倉トシ
【31年前】
白築ナナ
【27年前】
春日井真深
【23年前】
愛宕雅枝
【16年前】
アレクサンドラ・ヴィントハイム
【12年前】
森脇曖奈 河杉さくら 永見知子 野津雫 多久和李緒 勝部美凛 山本亜搖子
【9年前】
赤阪郁乃
【7年前】
三尋木咏
【6年前】
藤田靖子
【5年前】
久保貴子
【2年前】
戒能良子 藤白七実 除ヶ口部長 宇野沢栞 渡辺琉音 沖土居欄 棚橋菜月
【??年前】
アイ・アークタンダー ニーマン(ロッタ) 坂根千沙 比与森楓 須田山悦子 貝瀬麗香
【3年後】
夢乃マホ 室橋裕子 加藤ミカ 石戸明星 十曽湧
【5年後】
山谷ひな 米田未来 ギバード桜子 桐田凛 辰巳春菜 佐々岡よし子 志崎綾
(※もちろん全てを網羅しているわけではないので、雀士で女性ならここに名前のない人でも構いません。ただし「名前が分かっている人」で!)
久「選ばれるのは上位10名までと、一番多いけど… これは本当にどんなメンツになるのか予想つかないわね」
久「投票については>>31を確認して下さい!」
久「では、最終タイムワープブロック! まいりますっ! よぉ~~~い・・・スッタァァ―――トォッッ!!(23:55から)」
マホ
ひな
桜子
凛
綾
咏
良子
明星
カツ丼
藤白
<タイムワープブロック結果>(有効票数19)
1位 戒能良子 11票
2位 夢乃マホ 9票
3位 三尋木咏・赤阪郁乃・森脇曖奈・藤田靖子 7票
7位 ギバード桜子・宇野沢栞 4票
9位 春日井真深・河杉さくら・桐田凛・志崎綾 3票
ーーーーーーーーーーー
11位 白築ナナ 愛宕雅枝 久保貴子 アレクサンドラ・ヴィントハイム 渡辺琉音 野津雫 比与森楓 加藤ミカ 石戸明星 山谷ひな 2票
23位 熊倉トシ 坂根千沙 藤白七実 沖土居欄 棚橋菜月 室橋裕子 米田未来 1票
※これで合ってると思うw 9位の4人で決選投票を行いますが、もう一回ボーダーだけ確認するので少々おもちを
さくらは2票っぽい
>>347
そう、今数えてて気づいた。やっぱりそうだよね?
どこでずれた…?
ごめんなさい、もうちょっと待ってください
※できた。 ギバードの票が一票河杉さんに行っちゃってました。 さくら違いでした
<タイムワープブロック結果>(有効票数19)
1位 戒能良子 11票
2位 夢乃マホ 9票
3位 三尋木咏・赤阪郁乃・森脇曖奈・藤田靖子 7票
6位 ギバード桜子 5票
7位 宇野沢栞 4票
9位 春日井真深・桐田凛・志崎綾 3票
ーーーーーーーーーーー
11位 白築ナナ 愛宕雅枝 久保貴子 アレクサンドラ・ヴィントハイム 渡辺琉音 野津雫 河杉さくら 比与森楓 加藤ミカ 石戸明星 山谷ひな 2票
23位 熊倉トシ 坂根千沙 藤白七実 沖土居欄 棚橋菜月 室橋裕子 米田未来 1票
※決選投票1:20から2分間でやっちゃいます! 一人一票! ID出し必要ありません!
久「ひええっ、これは・・・」
まこ「人数が多いとはいえ… 随分バラけたのう」
久「ベスト10に入ったのは… プロや監督さんたちの他、本藤さんの先輩に… 和の後輩たちもきっちり入ったわね」
優希「? ウノザワって誰だじぇ」
咲「おねーちゃんの白糸台の先輩の人だよ。 すごい綺麗な人みたい」
久「さてさてとりあえず、決選投票をやらないとね」
久「時間は1:20からの2分間!」
久「春日井真深、桐田凛、志崎綾、の3人の中から、“麻雀が強い(だろう)”“闘牌してるところを見てみたい”と思う人を一人だけ選んで投票して下さい!」
凛
綾
・
・
・
~魔王城前~
マフカエル「みんな楽しそうだねぇ! 私もソレ、参加させてもらっちゃおうかなー?☆」フワフワ
アイナエル「さて… また格が違うとこ、見せちゃいましょうかねぇ?」フワフワ
ウタエル「いやー、これは私も参加しねーワケにはいかねーってかんじかな? 知らんけどw」パタパタ
イクノエル「うぃひひ…w すっえはぁらちゃーん? いくのんと楽しい事しようかー?」
カイノエル「フフ…w 宮永照もディフィートした私の力… 見せてあげましょう!」
マホエル「夢乃マホです! 私も来ちゃいましたー♪」
ギバエル「あ゙ご゙ぢ゙ゃ゙ん゙だ゙ア゙ア゙ァ゙゙ァ゙ア゙~~~~~ッッ!!!」=3=3
アヤエル「ちょっ、桜子! 耳元で叫ばないでよ」フヨフヨ
シオリエル「わ、私… 麻雀はめちゃくちゃ弱いですけど… やるからには頑張りますよっ!」プヨンプヨン
カツドエル「その城の中、カツ丼の出前はできるのか? できるなら私も参加するぞ」
シノチャー「え・・・ ナニコレ。 天使さんたちまで… ど、どうなっちゃうの??」
ハヤリーン「人間・魔族・天使たちの三つ巴の麻雀バトルってことだね!☆」ハヤッ
こうして… 多種多様の全59人の雀士たちが、一人ずつ城の中に入り… この世界の命運を決める麻雀バトルが、スタートしたのだった…
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
慕「・・・は!」パチッ
閑無「…ん?」パチッ
はやり「…はや?」パチッ
杏果「…あれ?」パチッ
悠彗「…む?」パチッ
まこ「おや、朝酌のみんな、目が覚めたようじゃの」
慕「あ… なんか、変な夢見てました…」ボー・・・
はやり「私も…」ムニャ・・・
悠彗「なんか… ドラクエみたいな世界を冒険する夢だったなぁ…」
久「ふふ、ちょうどエントリーする59人全員が決まったところよ。 あなたたちも見てみなさいよ」
<北海道・東北ブロック>(5)
臼沢塞 獅子原爽 真屋由暉子 エイスリン 姉帯豊音
<東京ブロック>(6)
宮永照 大星淡 辻垣内智葉 雀明華 弘世菫 ハオ・ホェイユー
<長野ブロック>(9)
原村和 宮永咲 天江衣 竹井久 片岡優希 福路美穂子 加治木ゆみ 龍門渕透華 染谷まこ
<奈良・その他ブロック>(9)
松実玄 新子憧 松実宥 鷺森灼 高鴨穏乃 小走やえ 佐々野いちご 対木もこ 森垣友香
<大阪ブロック>(6)
園城寺怜 清水谷竜華 愛宕洋榎 末原恭子 荒川憩 江口セーラ
<九州ブロック>(5)
神代小蒔 白水哩 石戸霞 鶴田姫子 薄墨初美
<シノハユブロック>(9)
白築慕 瑞原はやり 石飛閑無 本藤悠彗 稲村杏果 野依理沙 赤土晴絵 小鍛治健夜 善野一美
<タイムワープブロック>(10)
戒能良子 夢乃マホ 三尋木咏 赤阪郁乃 森脇曖奈 藤田靖子 ギバード桜子 宇野沢栞 春日井真深 志崎綾
慕「えーっと… よかった。 私たちは全員通過できたんだね」ホッ
閑無「ま、私らの実力を鑑みるなら、当然のことだろ」フフン
杏果「いや、まぁ… 実力だけで選ばれたわけじゃないんじゃないかな…?」
久「そうね、稲村さんの言う通りよ。 ここに選ばれた人たちは、必ずしも“実力がある”とは限らない… いろんな期待値も考慮した上で選ばれてるんだから」
久「次にやる、全てのブロックを連合させての“ランク分け”なら、それぞれの“雀力”が、けっこう如実に表れるかもしれないわね」
閑無「ふーん… ま、大事なのは試合で勝つことだけどな。 でもどうせやるなら、そのランク分けもトップ目指してみっか!」
本日以上です
投票に参加下さりありがとうございました
最後とちってすみませんでした…
明日のタイムテーブルは以下の通り↓
20:30までには書き出すのでそれと同時にID出し受け付け開始
21:00ランク分け投票一回目
22:00ランク分け投票二回目
(23:00ランク分け投票三回目 ※二回やっても十分にランク分けができなかった場合のみ実施)
・ランクが全て決まった後、Cランクの36名を9卓に分ける組み分けを行います。
「ランク分け投票」は、選ばれた59人全員の中から、「最も強いと思われる5人」を選んで投票してもらいます。
ただ、ここまでの投票と異なり、№1から№5までをきっちり決めて投票して下さい(№1には5点、№5には1点、という風にポイントを加算する方式なので)。
一回目で1位~16位くらいまでを決定し、二回目は残りの43人の中で投票をする、というかんじです。 もしかすると三回投票をするかもしれない。
上位8位までがSランク、9~16位までがAランク、17~23位までがBランク、24位以下がCランク。
闘牌バトル時の基本和了率が、Sは35%、Aは25%、Bは20%で、ランクが高いほど特殊能力が強力だったり高めの和了点を出しやすかったりする時もあるため、上位はより優勝に近いと言えます。
乙
これ3回で済む?
特定数人に偏りまくって何度も投票やらなきゃいけなくなりそう
ネタ抜きでガチで投票したら一回目は10位まで決まればマシなほうじゃね
乙あざす
只今よりID出し受け付け開始ですのだ!
<タイムテーブル>
・21:00ランク分け投票一回目
・22:00ランク分け投票二回目
(23:00ランク分け投票三回目 ※二回やっても十分にランク分けができなかった場合のみ実施)
・ランクが全て決まった後、前哨戦のCランクの36名を9卓に分ける組み分けを行います。
久「さてじゃあ・・・いよいよこのメンバーの“ランク分け”を行うわよっ!」
久「ランク分け投票の詳しいルールは以下の通り!」
・選ばれた59人全員の中から、「最も強いと思われる雀士を順番に5人」書いて投票してもらいます。
・ランク分け投票は、今までと違い、書かれた「順番」を順位と判断してポイントを加算します。
※例
優希
まこ
久
和
咲
と書いてあったら、優希が1位で、2位3位4位と下がっていって、咲が5位。 そして、それぞれ
優希→5点
まこ→4点
久 →3点
和 →2点
咲 →1点
という風にポイントが加算され、合計点数の高い順でランキングが決まっていきます。
※ここまでの各地方の投票と異なり、「必ず5人書いて下さい」。 5人未満しか名前が書かれていないレスは無効になるのでご注意を!
・二回目の投票では、一回目の投票で決定された上位8~16位程度を抜き出した、残りのメンバーでまた投票を行う、という流れになります。
・上位8位までがSランク、9~16位までがAランク、17~23位までがBランク、24位以下がCランク。
・闘牌バトル時の基本和了率が、Sは35%、Aは25%、Bは20%で、ランクが高いほど特殊能力が強力だったり高めの和了点を出しやすかったりする時もあるため、上位はより優勝に近いと言えます。
・S、A、Bでは、同じランクの中でも、より上位の方が能力の強さなどの点で少し有利になるかもしれない。
久「果たしてちゃんとランク分けができるのか…? 投票者の方々も私も若干不安に感じてるんだけど、ま、とりあえずやってみましょ♪」
久「でも、この59人という雀士の中には本当にいろんな人たちがいて、特に『現代の雀士』と『過去・未来の雀士』をどう比較すればいいのか、難しいところです」
久「未来の雀士はまったく資料が無いので分からないけど、過去の雀士については、子どもの時や高校生の時の大会の成績を簡単にまとめてみたので、良かったら参考にして下さいね!↓」
<春日井真深>
高校生の時にインハイ団体戦で準優勝
<森脇曖奈>
中2の時に全中予選の市大会個人戦で、湯町中メンバーと本藤悠彗をおさえてトップ通過
<白築慕 瑞原はやり 石飛閑無 本藤悠彗 稲村杏果>
高3の時にインハイ団体戦ベスト8以上
瑞原はやりは小4、小5時に全小出場
白築慕は小6時に全小3位
石飛閑無は小4・5・6と、個人戦県予選決勝進出
稲村杏果は小6時に個人戦県予選決勝進出
<小鍛治健夜>
高3時にインハイ団体戦優勝
<善野一美>
小6時に全小準優勝
<野依理沙>
高2時にインハイ団体戦ベスト8以上
<赤阪郁乃>
謎
<赤土晴絵>
高1時に全国常連晩成高校を破り、インハイ団体戦ベスト8進出
<三尋木咏>
小2時全小出場、小5の瑞原はやりに勝利
小3時全小4位
<藤田靖子>
不明
<戒能良子>
高3時に全国大会で宮永照(当時高1)に勝利。 現在のインハイ団体戦決勝前の時点で「宮永照を破った唯一の高校生」
久「もちろん成績や収支だけが強さではないと思うので、わりと皆さんのもつ印象、フィーリングで決めちゃってもいいかと思います!」
久「このランク分けで、できるだけ上位に選ばれることが優勝への第一歩なわけだけど…」
久「これだけいろんな雀士がいる中で、果たして誰がSランクに入るのかしらねぇ…?」
久「興味が尽きないとこだけど、それも1時間後にはきっと結果が出るわね!」
久「各ブロックの予選を勝ち抜いた59人の女子高生雀士は以下の通り!↓ ご自分の「ベスト5」を決めて書き込んで下さいねっ!」
<北海道・東北ブロック>(5)
臼沢塞 獅子原爽 真屋由暉子 エイスリン 姉帯豊音
<東京ブロック>(6)
宮永照 大星淡 辻垣内智葉 雀明華 弘世菫 ハオ・ホェイユー
<長野ブロック>(9)
原村和 宮永咲 天江衣 竹井久 片岡優希 福路美穂子 加治木ゆみ 龍門渕透華 染谷まこ
<奈良・その他ブロック>(9)
松実玄 新子憧 松実宥 鷺森灼 高鴨穏乃 小走やえ 佐々野いちご 対木もこ 森垣友香
<大阪ブロック>(6)
園城寺怜 清水谷竜華 愛宕洋榎 末原恭子 荒川憩 江口セーラ
<九州ブロック>(5)
神代小蒔 白水哩 石戸霞 鶴田姫子 薄墨初美
<シノハユブロック>(9)
白築慕 瑞原はやり 石飛閑無 本藤悠彗 稲村杏果 野依理沙 赤土晴絵 小鍛治健夜 善野一美
<タイムワープブロック>(10)
戒能良子 夢乃マホ 三尋木咏 赤阪郁乃 森脇曖奈 藤田靖子 ギバード桜子 宇野沢栞 春日井真深 志崎綾
久「じゃ、号令かけちゃうわね♪ ランク分け投票第一回目! ID未出、フライングや二重投票にお気をつけを!」
久「必ず5人書いて下さいね。 よぉ~~~い・・・・・スタァ―――トォッッ!!(21:00から5分間)」
健夜
晴絵
咏
慕
はやり
健夜
咏
はやり
良子
まふふ
<第一回ランク分け結果>(有効票数18)
1位 小鍛治健夜 85点
2位 白築慕 46点
3位 三尋木咏 40点
4位 赤土晴絵 35点
5位 戒能良子 25点
6位 瑞原はやり 23点
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーここまで決定
7位 獅子原爽 8点
8位 野依理沙 6点
9位 春日井真深・神代小蒔 1点
仕事で遅れたけど今からでもエントリ可能ですか?
良ければエントリ
久「あらあら、これはまあ…」
和「さすが… 小鍛治プロが圧倒的トップですね」
久「そうね。 まあ、参戦するのは高校三年生、私と同い年の“小鍛治さん”だけどね」
久「それでも… ここまで圧倒的な差がつくとはねぇ…」
咲「現役組は獅子原さんと神代さんが少し入っただけですね」
まこ「そうじゃの。 完全に“現役”よりも“過去の女子高生”の方が強いっちゅうことになってしまっとるの」
久「そうね。 とりあえずでもこれは… 6位の瑞原さんまでは決定でいいけど、それ以外はまたやり直しね」
久「ということで! 以下の6人を省いた53名でもう一回同じように投票です!」
小鍛治健夜 白築慕 三尋木咏 赤土晴絵 戒能良子 瑞原はやり
久「イキマスよ? よーい、ドオォンッ!(22:00から5分間)」
>>426もちOKです。 途中参加はいつでもできます
理沙
照
閑無
小蒔
一美
智葉
霞
照
理沙
ハオ
>>441
智葉
霞
まふふ
照
憩
に変更お願いいたします
<第二回ランク分け結果>(有効票数18)
1位 野依理沙 71点
2位 宮永照 48点
ーーーーーーーーーーーーーーーーここまでSランク
3位 春日井真深 25点
4位 獅子原爽 18点
5位 神代小蒔 17点
6位 石飛閑無 16点
7位 善野一美 14点
8位 辻垣内智葉 10点
9位 藤田靖子 9点
10位 石戸霞 8点
ーーーーーーーーーーーーーーーーここまでAランク
11位 森脇曖奈・天江衣 7点
13位 宮永咲 6点
14位 本藤悠彗 4点
15位 大星淡 3点
16位 赤阪郁乃・園城寺怜 2点
18位 荒川憩 ハオ・ホェイユー 松実玄 1点
久「うーむこれは… さすがにバラけてきたわね」
まこ「でもトップの野依さんはまた圧倒的と言っていい強さじゃの」
久「そうね。 やっぱり“将来プロになる”っていうのが、かなりのインパクトになってるみたいね」
優希「咲ちゃんのおねーさんが、現役では唯一Sランクに入ったじぇ」
和「えーっと部長、では次の投票は…?」
久「そうねぇ、ここはやっぱり… 微妙な差だったけど、Aランクの最後、10位の石戸さんまでを認定として、11位以下の人たちはまた次の投票に参加してもらうのが妥当なとこかしらね?」
久「SランクとAランクに入った合計16名に「」をつけて、またリストを出してみるわ↓」
<北海道・東北ブロック>(5)
臼沢塞 「獅子原爽」 真屋由暉子 エイスリン 姉帯豊音
<東京ブロック>(6)
「宮永照」 大星淡 「辻垣内智葉」 雀明華 弘世菫 ハオ・ホェイユー
<長野ブロック>(9)
原村和 宮永咲 天江衣 竹井久 片岡優希 福路美穂子 加治木ゆみ 龍門渕透華 染谷まこ
<奈良・その他ブロック>(9)
松実玄 新子憧 松実宥 鷺森灼 高鴨穏乃 小走やえ 佐々野いちご 対木もこ 森垣友香
<大阪ブロック>(6)
園城寺怜 清水谷竜華 愛宕洋榎 末原恭子 荒川憩 江口セーラ
<九州ブロック>(5)
「神代小蒔」 白水哩 「石戸霞」 鶴田姫子 薄墨初美
<シノハユブロック>(9)
「白築慕」 「瑞原はやり」 「石飛閑無」 本藤悠彗 稲村杏果 「野依理沙」 「赤土晴絵」 「小鍛治健夜」 「善野一美」
<タイムワープブロック>(10)
「戒能良子」 夢乃マホ 「三尋木咏」 赤阪郁乃 森脇曖奈 「藤田靖子」 ギバード桜子 宇野沢栞 「春日井真深」 志崎綾
久「では! 23:00から3回目の投票を行います! 上のリストで「」がついていない人からまた5名選んで下さい!」
久「ランク分け投票第三回目! よおぉぉ~~~い・・・・ ドォンッ!!(23:00から5分間)」
咲
衣
透華
怜
憩
理沙
一美
照
小蒔
衣
憩
ハオ
咲
衣
セーラ
>>472 少し変換で間違えたので変更で
ハオ、憩、衣、セーラ、やえ
<第三回ランク分け結果>(有効票数18)
1位 天江衣 61点
2位 荒川憩 44点
3位 森脇曖奈 33点
4位 本藤悠彗 25点
5位 園城寺怜 22点
6位 龍門渕透華 21点
7位 ハオ・ホェイユー 14点
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここまでBランク
8位 宮永咲 雀明華 10点
10位 赤阪郁乃 8点
11位 大星淡 7点
12位 原村和 4点
13位 真屋由暉子 3点
14位 松実玄 江口セーラ 2点
16位 稲村杏果・松実宥・加治木ゆみ・小走やえ 1点
ババンッ!
久「さあ、出たわよ!」
優希「じぇ、じぇえ… わ、私は、結局、1点も点が入らなかったじぇ…」ショボン
まこ「優希、わしも同じじゃ。そんなしょげることないじゃろ」
久「あら、私も1点も入らなかったわよ? でもねぇ…」
久「大丈夫よ。 きちんと“試合”で存在感を示せば、周りの見る目も変わってくるはずよ」
優希「こうなったら… 大会でSランクもAランクも倒しまくって、私の力を示してやるじぇぇっ!」
久「・・・えーっと、でもね、優希… 私たちは全員Cランクだから、まず本選に出る前の前哨戦に出なくちゃいけないのよ」
優希「じょ? 前哨戦?」
久「そう。 前哨戦はCランクの人たち36名で闘われるんだけど、9卓に分かれて東場のみの東風戦でトップをとった人だけが、Bランクに昇格してSやAの人たちと闘えるようになるわけ」
優希「東風戦!? それなら我最強! 誰が相手でも必ずトップをとってみせるじぇ!!」
久(・・・いや、メタな話すると、前哨戦では能力が使えずにみんな公平な条件で闘うから、そううまくいくか分かんないわよ…)
和「咲さんは惜しかったですね… もう少しでBランクに入って、前哨戦は免除されたのに…」
咲「う、うん、でもいいよ。 衣ちゃんにこんなに大差で負けたのはちょっと悔しいけど… 私一人だけ応援なんて淋しいもん」
咲「みんなと前哨戦に出て、頑張ってトップとってみせる!」
和「そうですね。 私も頑張ります。 一緒に本選に行けるといいですね」ニコッ
閑無「えーっと私たちは、慕とはやりがS、私がA,悠彗がBで杏果だけCってことか」
杏果「うん、まあ… こんなもんでしょ」
慕(杏果ちゃんも本当はものすごく強いんだけど… ほとんど本気にならないんだよね。 闘争心が無いっていうか…)
悠彗「杏果、絶対前哨戦でトップとって、上がってきなよ」
はやり「みんなで杏果ちゃん応援するからねっ!☆」
杏果「うん、ありがと♪ ま、期待に応えられるよう頑張ってみますよ」ニコッ
久「さて、じゃ、次は… 『Cランクの卓決め』をヤッちゃいますか!」
久「>>29でお話しした通り、最初の闘牌バトルは、Cランク36名が9卓に分かれて闘う“前哨戦”です」
久「そこでそれぞれの卓のトップ9名は晴れてBランクに昇格、残った合計32名によってトーナメントが闘われるわけです」
久「Cランクの卓決めは、投票者の方々から『同卓させたいペア』を募り、それをもとにメンツを編成します」
久「皆さんには36名の中で同卓させたいペアを2ペア決めてもらい、書き込んでいただきます(1ペアだけでも可)」
久「方法は、「咲和」みたいに、ペアの名前を「」でくくる方法でお願いします」
久「だから、レスの例としては、」
「咲優希」
「久まこ」
久「みたいなかんじね。 ちなみに、」
「咲和」
「咲優希」
久「このようにレスすれば、『咲、和、優希の3人を同卓させて欲しい』という意味になります。 3人同卓が難しい場合は上のペアのみ同卓、というかんじになると思います」
久「ペアのレスは0:30から受け付け開始、0:40でいったん受け付け終了です」
久「日付け変わっちゃったので、もうID出しは無しで行いますね」
久「レスの数にもよりますが、全てのレスを反映させることは多分できないと思うので、その場合は早くレスされたペアを優先させます」
久「イメージできましたでしょうか? Cランク全36名のリストはこちら!↓」
<北海道・東北ブロック>
臼沢塞 真屋由暉子 エイスリン 姉帯豊音
<東京ブロック>
大星淡 雀明華 弘世菫
原村和 宮永咲 竹井久 片岡優希 福路美穂子 加治木ゆみ 染谷まこ
<奈良・その他ブロック>
松実玄 新子憧 松実宥 鷺森灼 高鴨穏乃 小走やえ 佐々野いちご 対木もこ 森垣友香
<大阪ブロック>
清水谷竜華 愛宕洋榎 末原恭子 江口セーラ
<九州ブロック>
白水哩 鶴田姫子 薄墨初美
<シノハユブロック>
稲村杏果
<タイムワープブロック>
夢乃マホ 赤阪郁乃 ギバード桜子 宇野沢栞 志崎綾
久「じゃ、そういうことで! 書き込みお待ちしてます!」
あざした。受け付けしゅーりょー…
ちょっとやっぱり全部合わせるのは無理だけど、今組んでみます。
ええいこれでどうだコンニャロッ!
<前哨戦組み分け>
A卓 竜華・玄・初美・まこ
B卓 豊音・淡・咲・明華
C卓 和・ユキ・宥・憧
D卓 末原・いくのん・杏果・ゆみ
E卓 綾・桜子・マホ・優希
F卓 エイスリン・栞・やえ・いちご
G卓 哩・姫子・塞・穏乃
H卓 久・セーラ・美穂子・灼
I卓 洋榎・菫・もこ・友香
拾えなかったレスの人ほんとごめん
続いて、この大会は一応「全員女子高生」なので、所属が不明な人の学校を確定させておきたいと思います。
一応>>1の方で、ある程度推測して学校を割り当ててみました。
・真深→「粕淵高校」(高校時代の制服が朝酌とは違うので、朝酌と並ぶ島根の強豪校ではないかと推測)
・曖奈→「粕淵高校?」
・善野→「姫松?」
・郁乃→「姫松?」
・咏→「東白楽」(インハイ北神奈川代表校)
・靖子→「風越?」
このままで行くつもりなので、もし何かご意見あったらレスして下さい
それと、未来から来てくれるマホ、桜子、綾の3人は、どこの高校に入学しているかを決めます。
まず綾は阿知賀の中等部一年生なので、そのまま阿知賀入学ということで行きたいと思います。
マホと桜子は安価で決めます。
まずはマホから!
1清澄
2龍門渕
3風越
4鶴賀
最も早く3票を獲得した学校で決定します。
マホは清澄高校入学決定!
続いて桜子
1阿知賀女子
2晩成
早く3票を獲得した方で!
真深は愛知県出身で高校生のときどこに住んでたかは不明だったな
曖奈さんは朝酌だと思うよ
地理的に万原から粕淵への進学は余程の事情がないとしないかと
桜子、阿知賀女子に入学決定!
ありがとうございました
本日ここまでです
次の投下は明後日木曜の夜、このスレの最後の締めくくりを書いて、次スレを立てて前哨戦の闘牌をスタートさせます。
闘牌は2日に一回、一日おきに更新していくかんじで行きます。
前哨戦だけは東場のみの東風戦。 3卓ずつを同時中継する形で、終了に約3週間くらいかかる予定
一回戦以降は半荘戦で、時々特殊能力を使って闘うバトルになります。
各自少なくとも一つ以上のオリジナル能力を持って闘います。
ところで、一回戦進出決定の23名のうち、以下の人たちは打ち筋がほとんど分からないんですが、何か能力を決めなくてはいけません。
S 小鍛治健夜 赤土晴絵 野依理沙
A 春日井真深
>>512
ありがとう、またあとでちゃんと調べて変更します
>>513
真深さんは「春日井の甘納豆打法」で(提案)
乙
レジェンドは普通にデータ麻雀でいいんじゃね
>>521甘納豆の「打法」てどういう意味なんだろう
調べてみたけどよくワカンナイ…
あ、麻雀を「打つ」の「打法」か。 野球と関係あるのかとww タハハハ
先ずは乙です
所で>>504に関してなんですが
藤田プロと三尋木プロの出身高校は弓振と妙興寺だった筈です
其れからまふふの出身高校は出身地が愛知県って言う事で覚王山で良いと思います
すみません
三尋木プロの出身高校なんですが
妙“興”寺では無く妙“香”寺でした
乙あざす
能力の提案もあざした
1回戦のスタートはまだけっこう先だけど、アイデア使わせてもらいます
>>528>>529
キャーッあざした! まさにおっしゃる通りです。 プロ麻雀せんべいカードですね? 一応チェックはしてたんだけど、出身高校の名前がちゃんと載ってるのを見逃してた。
カツ丼さんは長野県茅野市の弓振高校、咏さんは横浜の妙香寺高校で間違いないですね。
曖奈の進学した高校も、やっぱり朝酌の可能性が高いので、朝酌に変更します
そして真深は、名古屋か名古屋の北側の春日井市出身ではないかと思われ、地域としては西愛知。
もこのいる覚王山のOGという可能性もあるんだけど、「咲-Saki-アニメ全国編」の第三話で、インハイ二回戦で白糸台・新道寺・苅安賀が対戦してるシーンで…
たかみーの下家に座っているポニテの子が着ている制服が、シノハユ第16話で出てきた高校生時代の真深が着ている制服と、どうも同じものであるように見えるので…
真深の出身高校は西愛知代表の苅安賀高校みたいです。
池田いわく白糸台と新道寺相手にかなり健闘したようなので、古豪なのかもしれないですね。
※今回の投票で出た総合ランキングは以下の通りになりました↓
<総合ランキング結果>
1位 小鍛治健夜
2位 白築慕
3位 三尋木咏
4位 赤土晴絵
5位 戒能良子
6位 瑞原はやり
7位 野依理沙
8位 宮永照
ーーーーーーーーーーーーここまでSランク
9位 春日井真深
10位 獅子原爽
11位 神代小蒔
12位 石飛閑無
13位 善野一美
14位 辻垣内智葉
15位 藤田靖子
16位 石戸霞
ーーーーーーーーーーーーここまでAランク
17位 天江衣
18位 荒川憩
19位 森脇曖奈
20位 本藤悠彗
21位 園城寺怜
22位 龍門渕透華
23位 ハオ・ホェイユー
ーーーーーーーーーーーーここまでBランク
26位 赤阪郁乃
27位 大星淡
28位 原村和
29位 真屋由暉子
30位 松実玄 江口セーラ
36位 残り24人
ーーーーーーーーーーーーここまでCランク
また明日の20:00頃から書いていきます
すこやんには能力っていうか若さや婚期を犠牲にした大技みたいなのがあるといいかも
乙あざす
投下していきます
>>531すこやん怒りそうだけどその案もらったァ!
あと40レスほど投下したら、このスレは閉じて次スレを書いていきます
・
・
・
<前哨戦組み分け>
A卓 竜華・玄・初美・まこ
B卓 豊音・淡・咲・明華
C卓 和・ユキ・宥・憧
D卓 末原・いくのん・杏果・ゆみ
E卓 綾・桜子・マホ・優希
F卓 エイスリン・栞・やえ・いちご
G卓 哩・姫子・塞・穏乃
H卓 久・セーラ・美穂子・灼
I卓 洋榎・菫・もこ・友香
久「さーて、卓決めも決まったわねぇ… うへっ?私、美穂子と同卓…?」
まこ「わしは初っ端か。 ふむ… 千里山、阿知賀、永水のポイントゲッター3人が相手とは… 腕が鳴るのう」フフフ・・・
咲「私は… 姉帯さんと淡ちゃんと… 部長と対戦した世界ランカーの雀さん…」
和(! 憧と同卓ですか… まあ、誰が相手でも、私のやることは変わりません)
優希「私はいきなりマホが相手だじぇ!ww ふむ… ここは先輩として、勝負が非情なことを教えてやらないとだな!」
久「ふーん… でもね、優希、あなたの相手をするのは“3年後”の夢乃マホ、つまり高2、あなたより年上よ?」
優希「じぇ? ほほう… それなら、先輩として麻雀以外にカラダの成長の方もチェックしてやる必要がありそうだな…」グフォフォ・・・
杏果「私は、末原さん、赤阪さん、加治木さんが相手… どんな人たちなんですか?」
咲「末原さんは… えっと、物凄く強いです。 超速攻型で… えっと、あと、なんだろ…? と、とにかく、すごいんですけど…」オタオタ
久「末原さんはどんな相手でもその打ち筋に柔軟に対応して、いろんな打ち方ができる人ね。 ゆみも同じようにデータや相手の打ち方重視でいろいろ分析して打ってくるタイプよ」
久「だから… 初見でまだ稲村さんの打ち筋を相手が分かってないうちに、ガンガン攻めた方がいいかもしれないわね」
杏果「あ、ありがとうございます… 赤阪さんは・・・そういえばこの人、なんか、どっかで聞いたことあるなぁ…?」
閑無「赤阪郁乃。 確か大阪の、うちらの一学年下なんじゃね?」
慕「多分姫松の善野さんの後輩だったと思うけど… 私もよく知らないな…」
久「よぉーっしじゃあこれで、ランク分けも卓決めも終わったし、今日やるべきことは全部終わりね!」
和「もう外も真っ暗ですね」
優希「ハラが減ったじぇ!!」=3
閑無「同感だ。 みんなでなんか食いにいかね?」
まこ「駅前のラーメンの屋台でも冷やかしに行くかのう」
悠彗「ラーメン!? いいねぇ! 善は急げだよ。 早く行こっ!」
杏果「ちょ、ちょっと待ってよ二人とも、私たちそろそろ帰らないとじゃないの?」
久「今日はもう遅いから、みんな泊まっていきなさいよ。 学校の敷地内に合宿用の宿泊施設があるから、そこを使うといいわ。 温泉もあるのよ?」
はやり「温泉?! やったーっ!☆」
慕「ありがとうございます。 お世話かけます」ペコリン
玄「ラーメンですか? それなら私もお供しますのだ」ヌッ
まこ「おや、松実さん、あんた起きたんかい」
玄「はい、私の腹時計がグーと鳴りましてね」
久「あ、でも、みんな、ちょっと食事に行く前に、聞いてくれる?」
慕「? なんですか?」
久「これからの予定のことなんだけど… 開催についての事務的なことは私が進めておくから、2週間後くらいに、一度みんなでまた集まれるかしら」
和「? 何をするんです?」
久「ふふ、今回のイベントは、前にも増していろんな時代から人を呼んでこないといけないでしょ?」
久「さすがに永水の人たちばかりに任せるわけにいかないわ。 開催前に一度みんなで鹿児島まで出向いて、過去や未来のメンバーを手分けして呼びにいくのよ!」
咲「え・・・?」
・
・
・
そして2週間後…
~鹿児島・霧島神境~
久「というわけでこうしてやって来たの♪」
初美「またですかー?」
巴「27年前の過去から、5年後の未来までなんて・・・ 随分とまあ、今回は多岐にわたってますね…」
霞「小蒔ちゃんの体の負担についても考えてくれないと…」
春「……」ポリポリ
久「ええ、でも神代さんしか頼める人がいないから… 今回は、タイムワープして呼んでくるのは私たちがみんな手分けしてやるから、なんとかお願いできないかしら」
久「みんなでこのイベントを楽しむためにも・・・ね?」
小蒔「…分かりました。 ただ… その目的の人を呼んでくること以外のことを、過去や未来でしてはいけませんよ?」
久「もちろん気をつけるわ」
小蒔「では、一番古い27年前の世界から、順番に時空の門を開いていきますから・・・それぞれ誰が誰を呼びに行くか、決めておいて下さいね」
こうして… 清澄と朝酌女子、そして玄が呼んで来た阿知賀女子の他のメンバー、総勢15人は、小蒔が開く時空の門の中へ、次々と入っていったのだった…
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
27年前
~東京・インターハイ会場~
実況『き・・・決イイィまったあアァァッ!!』
実況『ついに決着! 今年のインタ―ハイ団体戦のチャンピオンは、関西最強の名門、千里山女子だあアァァッ!!』
ワ――ワ――ッ!! ピ――ピ――ッ!! ヒューヒューヒュ――ッ!! パチパチパチパチパチパチ・・・・・
実況『そして準優勝は西愛知代表・苅安賀高校! 最後の最後まで千里山に追いすがりましたが、結局は届かず! しかし本当に素晴らしい名勝負を繰り広げてくれました!!』
真深(高3)「・・・・・」ハアッ、ハアッ、ハアッ……
藤白にゃにゃみ「ククク…w 惜しかったな、苅安賀大将……」グヒョヒョヒョヒョ・・・
真深(高3)「う…」
にゃにゃみ「まあ、次また頑張ればええやんか。 ・・・あ、お前は3年か。 じゃあ、この夏がラストチャンスだったんやな。 はは、こりゃ失礼ww」ケラケラ
真深(高3)「… この…!」ギリッ
会場トイレ
真深(高3)「う、ううぅ、悔しい…」
真深(高3)「もう少しで… あの局面で、ドラを残して六筒を切ってれば、私がまくって勝ててたのに…!」ギリリ・・・
決勝で惜しくも準優勝に終わり、一人トイレで涙をこらえる苅安賀大将・春日井真深17歳・・・
真深「はあ… これで、麻雀に賭けた私の青春は、終わったのか… これからはもう、芸能活動一本にしぼっていかないとだよね…」
?「いえ、真深さん! あなたの青春はまだまだここからなんだYO!☆!」ハヤッ
真深「え!?」
突然真深の背後から現れた、巨乳女子高生・はやり(17)・・・!
真深(17)「え、あ、あんた、誰??」
はやり(17)「ふふ…w 私は、将来牌のおねえさんとなる瑞原はやり!! 真深さん、あなたの一番弟子ですよ!☆」
真深(17)「は、はぁ…? 私、弟子なんかとった覚えはないけど?」
はやり(17)「まあ、細かい話はあとにしましょー♪ とりあえずイキますよっ! “27年後の未来”へ!!」グイッ
真深(17)「え、ちょ、あんた、どこに… ふぁっ!? なにこの黒い穴!??」=3
ヒュウウウウウゥゥ―――ン・・・・・
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
11年前
~島根朝酌女子・麻雀部部室~
曖奈(高3)「じゃ、そういうわけだからぁ♪ あとは新部長の稲村さんに引き継ぐから、私は今日で引退するわねぇ」
閑無(高2)「う、ううぅ、曖奈さん…!」グスングスン
杏果(高2)「もー閑無、いつまでもメソメソしてないでよ」
閑無(高2)「め、メソメソなんかしてねーし!」
慕(高2)「曖奈さんが引退して、これで私たちがこの部の最高学年になるんだね…」
はやり(高2)「そうだね。 私たちだけで、やっていけるのかな…?」
高3の朝酌女子麻雀部部長・森脇曖奈は、今日で引退… 自分の後輩たちへの最後の引き継ぎを行っているところであった。
曖奈(高3)「じゃあね、みんな… 私がかなえられなかった、全国制覇の夢… 絶対、かなえるのよぅ!」
閑無(高2)「も、もちろんです!」
慕(高2)「まかせて下さい!」
悠彗(高2)「曖奈ちゃん…!」ウルウル
別れを惜しむ一同…
中学生の時から… 悠彗にいたっては小学生の時から自分たちの“道標”となってくれた先輩との別れは、身を切られる程に辛いことだった…
ところが、
ガラララアァッ!
?「はい! その引退ちょっと待ったァ!!」ババンッ
悠彗(高2)「へ?!」
突然部室の引き戸を開いて現れたのは・・・・・
悠彗(18)「おーっ、なっつかし! ちょうど一年前だね、これ」
悠彗(高2)「え!? あ、あんただ、だ? 誰ェ?? 私ぃ???」=3
閑無(高2)「ド、ドッペルゲンガ―!??」
はやり(高2)「ゆ、悠彗ちゃんが、二人・・・??」
慕(高2)「悠彗ちゃんが分身したぁ…」カタカタ
杏果(高2)「え、ふ、双子??」
曖奈(高3)「・・・えっと、あなたは・・」
悠彗(18)「ふふ、驚かしちゃってすみません。 私は、今から1年後の、本藤悠彗なんです」
曖奈(高3)「…あらあら、まぁ…」
悠彗(18)「曖奈ちゃん、引退する前に・・・もう一回だけ、とんでもなく強い人たちが集まってる大会で、その素晴らし過ぎる麻雀の腕を奮ってみてくれませんか?」
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10年前
~インターハイ会場~
ワアアアアアアァァ―――ッ オオオオオオオオォォォ――――ッッ ……
実況『長きに亘る麻雀インターハイ団体戦! 今年の優勝は茨城の土浦女子高校に決まりましたァ!!』
実況『島根の朝酌女子高校も、最後まで追いすがっていましたが… やはり先鋒戦でつけられた大量リードを、まくることはできませんでした』
実況『おおおぉ泣いています! 泣いていますっ!! 準優勝の朝酌女子のメンバー5人が、肩を抱き合って悔し涙を流しております!!』
実況『本当に大魔神のように強かった!土浦女子先鋒小鍛治健夜!! 団体戦のMVPはもう彼女で間違いないでしょう!!』
健夜(高3)「……」
会場トイレ
健夜(高3)「はあ… 優勝しちゃった…」
健夜(高3)「朝酌の子たち、まるで甲子園で負けた球児みたいに泣いてたなぁ…」
健夜(高3)「私… まだ牌を初めて触って一か月くらいしかたってないのに… あの人たちの青春ブッ壊しちゃったよ…」
健夜(高3)「きっと… あの人たちは、この日のために、何年も一生懸命練習してきてたんだろうな…」
健夜「ほんとに、私が勝っちゃって良かったのかな?」
健夜「なんか、卓に座ってると、たまに我を忘れることがあるし… 私、自分で自分が怖いよ…」
優勝したというのに、一人トイレの洗面所で浮かない顔をして鏡を眺める小鍛治健夜17歳…
と、その時、
?「お、いたいた! 容疑者確保だぜ!」
?「何が容疑者よ…」
健夜(17)「え!?」
トイレに入ってきた、丸襟に赤いリボンをつけた制服の二人の少女たち…
健夜(17)「え? あ、あなたたち… 朝酌の…」
杏果(17)「はい。 突然すみません」
閑無(18)「よぉ小鍛治さん、ちょっとさ、悪いんだけどツラかしてくんね?」
健夜(17)「へ?」
健夜(17)(? お、おかしいな? ついさっきまで、会場で5人で輪になって泣いてたよね、この人たち?)
健夜(17)(ツラかせって、どういうこと・・・ はっ! まさか・・・)
健夜(17)(自分や仲間の青春をブッ壊された報復に…?)カタカタ
健夜(17)(やばい、やばい、私、どうなっちゃうの… カツアゲ…? いや、もしかして、コンクリ詰めで東京湾に沈められる…??)ガタガタガタ
閑無(18)「? な、なんだあんた、寒いのか?」
と、その時、さらに
?「… ん?」プンプン=3
トイレに、頬を膨らませて怒っているような表情の少女が入ってきたのだ。
閑無(18)「お、ちょうどいい! 新道寺の野依だな? あんたもツラかせよ」
のよりん(高2)「… 誰?」プンスコ=3
杏果(17)「ちょっと閑無! ツラかせとか変な言い方やめなさいよ!」
杏果(17)「ごめんなさいね、二人とも、いきなりで申し訳ないんですけど…」
杏果(17)「私たちと一緒に、“10年後の未来の麻雀大会”に参加してもらえませんか?」
健夜(17)「・・・・ は?」
のよりん(高2)「…?」プンプン=3
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同じく10年前
~大阪・姫松高校~
慕「ふぅ、着いた。 姫松高校…」
慕「一人で心細いなぁ… えーっと、早く善野さん見つけて、話しないと…」トコトコ
慕「けっこう広いな。 麻雀部どこかな?」テクテク
姫松の敷地内に一人で足を踏み入れた慕(17)・・・
と、その時、
チョット~、ヤメテクダサイヨ~? ゼンノブチョォ~/// ナンヤ、チョットクライエエヤンカ? カワイイデイクノ、ソノカッコ・・・///
慕「ん? アレは・・・?」
善野(高3)「スランプやって言うから、相談にのってるだけやん?」
郁乃(高2)「そんな~/// 善野部長、うちオモチャにして楽しんどるんちゃうのぉ~~?」
善野(高3)「そ、そんなことないで。 ほ、ほら、見かけが変わると気分も変わって、ちゃう自分を出せるかもしれんやろ?」
慕「あ、善野さん発見!」
慕「隣にいるなんかふにゃふにゃしてる人は… 赤阪さんだよね? やっぱり善野さんの後輩だったんだ」
慕「…でも、何してるんだろ? 善野さんが赤阪さんの頭と胸におっきいリボンつけてあげてる…」
モウ、ヤメテヤ~? ウチハズイデコンナン~ モ、モウチョット、モウチョットダケ・・・/// ハアハア
慕「・・・・・」
慕「もー… 公共の場でいちゃいちゃしちゃって…」
慕「善野さんすごいクールなのに、あんなとこもあるんだ…」
慕「って、見てる場合じゃないよね! 声かけて拉致しないと… あのぉー、すみません!」
善野「…ん? えっ!? し、白築さん…? ど、どうして、ここに…?」
慕「あの、実は・・・」
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同じく10年前
~奈良・吉野~
望(高1)「……」トボトボ
晴絵(高1)「……」トボトボ
望(高1)「… 誰も… 出迎えないんだね…」
晴絵(高1)「ん? ああ…」
望「あんなに派手な見送りと壮行会があったのに、負けて帰ると寂しいもんだね…」
晴絵「…いや、十分だよ」
晴絵「準決勝敗退で凱旋って言われてもなんか微妙だしさ… 慰労会があってもそれはそれでつらいし…」トボトボ
10年前の阿知賀女子レギュラー、新子望(15)と赤土晴絵(16)…
そう、彼女たちは準決勝であの怪物小鍛治健夜にボロボロにされ、やりきれない思いを抱えたまま、今東京から奈良に帰ってきたところだった…
と、その時、
?「はるちゃん! おかえりなさいっ!!」
晴絵「え?」
突然、脇から晴絵に声をかけてきたかわいらしい幼女…
灼(7)「イ、インターハイ、カッコよかったです!」
灼(7)「これからも応援してます!!///」
望「うわ… ちびっこファンだw サインとかしてあげれば?」ニタニタ
晴絵「いやー/// 私字ィ書くのヘタ過ぎて無理無理/// ・・・ん?」
灼(7)「……」ショボン・・・
晴絵「… やれやれ、しょうがないね…」シュル・・・
灼(7)「!」
フワァ・・・ キュッ
サインのかわりに、自分の制服のネクタイをほどき、灼の小さな首にかけて結んでやった晴絵…
灼(7)「…//////」
晴絵「ふふ、ちっこいの、洗濯よろしくな?」ニコッ
灼(7)「ありがとーはるちゃん! 来年はゼッタイ優勝してねっ!!」テテテテ・・・
晴絵「あ、ああ…」
灼は、もらったネクタイを大事そうに胸にかかえながら、手を振って嬉しそうに駆けていった・・・
晴絵「・・・来年、かぁ…」フウ・・・
望「期待に応えて、来年のインハイも晩成倒して全国に行かないとだね」
望「それで、あの土浦の化け物に今度こそリベン・・・ は、晴絵?」
晴絵「………」ガタガタガタ…
望「ど、どうしたの? 晴絵?」
晴絵「あ、いや、なんでも…」ハアハア
望「…はは、冗談だよ? 小鍛治さんは3年だから来年はもういないし、リベンジなんて無理だもんね…」
晴絵「う、うん…」ブルブル
望「・・・晴絵、ちょっとあんた、ほんとに気分でも…」
ガサッ
?「いいや、はるちゃん、今すぐリベンジする方法があるよ」ヌッ
望「え?!」
晴絵「…?」
突然、脇の茂みから現れた、こけし頭の少女…!
その少女は、さっき幼女に渡してあげた晴絵のネクタイを首元につけていた…
灼(17)「私についてくれば… そのトラウマ、払拭できるかもよ…?」
晴絵「え…? き、君は、さっきの、子…?」
望「う、うそ!? 幼女が一瞬で成長した!??」
?「驚かせてすみません、赤土先生」ガサッ
晴絵「!?」
続いて現れたのは、真夏だというのに首にマフラーを巻いている美巨乳少女だった…
晴絵「・・・ん? ま、まさか、君・・・ 露子さんの、とこの・・・??」
宥「はい、未来のあなたの生徒・・・松実宥です」ニコッ
望「ど、どういうこと? 何が起きてんの??」
灼「私たちは、実は、十年後の未来からやってきた、未来人…」
宥「先生、私たちと一緒に、参加しませんか? “10年後の未来の麻雀大会”に…!」
晴絵「え、ええぇ・・・??」
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7年前
~横浜市中区・元町駅~
ガヤガヤ、ワイワイ… ザワザワガヤガヤ・・・・・
まこ「ふむ…」
まこ「三尋木プロが通っちょった妙香寺高校は、こっから歩いてすぐじゃの」
まこ「それにしても… 外人が多いのう。 近くに中華街があるからか?」
まこ「こんな観光地にある学校って… どんなとこなんじゃろな」テクテク
・
・
・
5分後
まこ「…おろ?」
まこ「駅前はゴミゴミしとったが、少し離れるとけっこう落ち着いてきたの…」テクテク
まこ「お洒落な洋館や教会が多いのう。 なかなか高級感溢れる雰囲気じゃ」テクテク
まこ「さてそろそろ着く… ん? ここか?」ピタッ
まこが立ち止まった視線の先には… 高さ5mほどもある大きな洋風の門… そしてその奥には、まるで女子大のように洗練された雰囲気の校舎が連なっているのが見えた。
まこ「ほぉ… 妙香寺なんて言うから和風な渋い校舎を連想しとったが、これはまた近代的な…」
数人の生徒たちが、談笑しながら門を出てきた。
皆私服だが、どこか高級感や品の良さを感じさせるたたずまいだった。
まこ「これは… 金持ちやインテリの匂いがぷんぷんする学校じゃのう」
まこ「まさか、三尋木プロは実は相当のお嬢さ・・・ん?」
キキィッ
まこの前に、白いリムジンが停車し、中から執事らしき黒服の男が現れた。
まこ「ひっ!? な、なんじゃこのダックスフントみたいな長いクルマは? ま、まさか、車で生徒のお出迎えか?」
?「いやー、今日はあっついねぃ!」フリフリ
まこ「!?」
いつもと同じ和服姿で門をくぐってきた三尋木咏(17)は…
扇子をぱたぱたと揺らしながら、唖然とするまこを尻目に、執事がドアを開けて待機していたリムジンに乗り込んだ。
まこ「あ、あっ! ちょっ、待っとくれっ!!」=3
咏(高3)「ん? どったのおねーさん。 私になんか用かい?」
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6年前
~長野県茅野市・弓振高校校門前~
久「ヤスコって、茅野市出身なのかしら。 知らなかったわ」
久「きれーなとこねぇ… 霧ヶ峰がよく見える…」
久「ふふ、高校時代のヤスコ… どんなかんじなのかしら?」
久「まず制服を着てるところがあまり想像できないんだけど…」
ヤスコサン! ヤスコセンパイ! バンチョウ! オツカレサマッス!
久「ん? あれは・・・?」
靖子(高3)「うるせーな… 私は何もしてねーだろ? いちいち騒ぐな」テクテク
モブ「いえいえ藤田さん! 今日も登校お疲れ様っす!!」
なんと…
校門から出てきたのは、紺のセーラー服に赤いタイ…
そして地面につきそうなほど長いロングスカートに、胸元まで伸びているロングヘアー…
しかもその髪は真ッキンキンに染められていてピアスまでしており、まるで絵に描いたかのような不良少女が、取り巻きを従えて現れたのだった…
久「ちょwww まさかのwww スケバンwwwww」
久「ちょっとヤスコ! あなた番長だったの?ww」ケラケラ
靖子(高3)「あ? なんだお前?」
久「意外と似合ってるわねw ちょっと風越の久保コーチみたい。 ヨーヨーか鉄パイプ持ったらもっと雰囲気出そうww」
靖子(高3)「・・・ケンカ売ってんのか? ムーミン女が・・・ 見ない顔だが、誰なんだお前?」ギロ・・・
久「ふふ、私はねぇ・・・」
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2年前
~インターハイ会場~
ワアアアアアアアアァァァ―――ッ… オオオオオオオオオオオオオォォォ――――ッッ……
えり(26)『つ、ついに、インターハイ団体戦決勝戦・・・終局ですっ!!』
えり『今年、優勝の栄冠を勝ち取ったのは・・・ 西東京代表・白糸台高校ォッ!!』
えり『一回戦からとてつもない強さで話題をさらった一年生宮永照選手が! 見事母校を優勝に導きましたッ!!』
えり『まさに彗星の如く現れた新星! MVPは彼女で間違いないでしょう!!』
えり『準優勝は愛媛代表大生院女子! 先鋒の戒能良子選手は、宮永照選手に収支で勝っていたのですが…』
えり『残念ながら優勝には一歩届きませんでしたッ!』
良子(高3)「………」
大生院大将「ご、ごめんね、良子… 私が、まくられちゃったから…」ポロポロ
良子(高3)「…いいえ、ユーのせいではありませんよ…」
良子(高3)「私は、テスカトリポカで照魔鏡の力をパーフェクトに封じていたのですから、もっと稼ぎ勝っていなければいけなかった…」
良子(高3)「この負けは私の責任です。 みんなの、ラストサマーを、こんな形で終わらせてしまい・・・残念です」
バアアァーンッ!!
?「わはははははっ! その悔しい気持ち! この私が預かるじぇえぇっ!!」
良子「!?」
突然、大生院女子の控室の扉を開け、飛び込んできたのは・・・
腰に細長い猫のアクセサリーをつけ、右手にはやはりタコスを握っている、天真爛漫少女・片岡優希だった。
良子(高3)「な、ふ、フーアーユー??」
優希「ふぁーゆ? なだそれ? スープの名前か?」モグモグ
良子「か…勝手に入られては困ります。 ここは部外者のエントリーは禁止ですよ?」
優希「むふふw カタいこと言いっこなしだじぇ。 私は2年後のこのインハイで主役になるスーパーヒロイン・清澄高校片岡優希だじぇっ!!」
優希「戒能プロ! じゃない、大生院女子3年戒能良子ォ!! この私について麻雀チャンピオンシップに参加するんだじぇぇっ!!」
良子「・・・麻雀、チャンピオンシップ・・?」
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同じく2年前
~東京・白糸台高校~
咲「来ちゃった… おねーちゃんの学校…」
咲「ここに、一年生の時のおねーちゃんがいるんだよね…?」
咲「あ、会ってみたいけど… 神代さんに余計なことはしちゃ駄目って言われてるし…」
咲「早く宇野沢栞さん見つけないと。 えーっと、とりあえず事務室は…?」キョロキョロ
渡辺琉音(高3)「なんだお前? 何してんだ?」ヌッ
咲「ひっ!?」ビクッ
突然咲の後ろから現れたのは、金髪で吊り目の、なかなかの美少女だった。
咲「あ、あの、えと、あの・・・」オタオタ
琉音「…んー? なんか、お前… その頭の∠、どっかで見たような…?」ジロジロ
咲(ひ、ひー! ヤンキーが私のこと睨んくでる…! こ、怖い…!)カタカタ
琉音「どうした? 中学生かお前? ここの生徒の家族とかか?」
咲「あ、は、はい、あの、私、ここの一年生の宮永照の、妹で…」
琉音・栞「「“宮永照”??」」
咲「!?」クルッ
後ろからも声がしたので、振り返ると・・・
そこには、久たちが開いたミスコンにもし参加していたのなら、軽くベストテンには入りそうなほどの、恐ろしく可愛らしい少女が立っていた…
栞(高2)「宮永さんの妹? へぇー… そうなんですか。 あの人、妹いたんだぁ…」ポヨンポヨン
栞「私、宇野沢栞って言います。 一応宮永さんの先輩♪ あなたのお姉さんにはすごくお世話になったんですよ?」ニコニコ
咲「… あ… はは、そりゃ、どうも…」
琉音「つーことは中学生か、やっぱ。 宮永になんか用事か?」
咲「えっと、いえ、私、高一なんです。 実は… 2年後の未来から来てて…」
琉音「・・・は?」
栞「…?」
咲「宇野沢さん、あなたに来て欲しい所があるんです」
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3年後(未来)
~清澄高校麻雀部部室~
マホ(高2)「カン!」カシィッ!
裕子(高3)「ん?!」
16歳の少女となった夢乃マホの凛とした一声が部室内に響き渡った。
マホ(高2)「りんしゃん・・・・」スッ
裕子(高3)「……」ゴクリ
マホ「・・・ツモ、ならず、です…」カチャ
裕子「あらら」ガクッ
マホ「…? あ、あれ? これ…」
裕子「…なんだ?」
マホ「う、ううぅ、完全に役無しになってしまったのですぅ…」ヨヨヨヨ・・・
裕子「ば、バカ、だからそういうことはいちいち言わなくていいって、何べん言ったら分かってくれるんだよ…」ハア
ガチャッ
和「マホ、安直なカンはするべきではないと、あなたが中学生の時から私は指導してきたと思うんですが…」スッ
マホ「え!? の、和先輩!??」
裕子「え、は、原村元部長・・・ な、なぜここに? ていうか、卒業したのにどうして制服なんですか??」
和「ええ、申し訳ありません、突然訪ねることになってしまって… なにぶん、込み入った事情がありまして…」
和「マホ、あなたが麻雀の腕を磨くのに、うってつけのイベントがあるのです。 私と一緒に来ていただけますか?」
マホ「い、イベント…? そうですか… 地獄の特訓ですね! 分かりました。 マホは…死の淵が見えるまで和先輩についていくのですっ!!」カッ
和「・・・そこまで気合を入れなくても大丈夫ですけど…」
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5年後(未来)
~阿知賀女子麻雀部部室~
綾(高3)「おっと! それロン!!」
桜子(高2)「む゛ッはァ゛――ッ?!?」
綾(高3)「ふふ…w 東三暗刻ドラ3、ハネ満だよっ!」
桜子(高2)「死゙ん゙だ゙っ!!」=3
凛(高2)「あれれ、ギバ子トンでんじゃんw」
春菜(高2)「さっすが綾ちゃんつっえー… よっ、部長!w」
綾(高3)「はいはい」ジャラ・・・
桜子(高2)「…」チーン・・・
未来(高1)「ちょ… ギバちゃん、だから床に寝ないでよぉ。 邪魔だって…」
ひな(高1)「寝るならソファに行って欲しい所存…」
桜子(高2)「ふお゙お゙お゙お゙おpぉ゙ぉj゙◆ぉっ!! 麻雀がしたい! 桜子は麻雀がしたいんだッ!!」ゴロゴロ
綾(高3)「ナニ言ってんの桜子。 私たち只今絶賛麻雀中じゃない」
桜子(高2)「違うよ! もうこのメンツで麻雀をするのは飽きたって言ってんノ゙ォ゙ッ!!」=3
凛(高2)「まあ… 確かにいっつもうちらこのメンバーでしか打たないもんね。 飽きるって気持ちが分からなくもないけど…」
桜子(高2)「でしょ?」スタッ
綾(高3)「そうは言っても… 部員はここにいる6人しかいないんだから…」
春菜(高2)「じゃあさ、雀荘でも行く?」
未来(高1)「えー… 雀荘はお金かかるし、遠くてめんどくさいし… 気が進まないなぁ」
ひな(高1)「それなら… 晩成とか他の学校に練習試合を申し込んで、いろんな人と打って気分を高めたい所存ー」
桜子(高2)「おっ! ひなちゃんから妙案でましたァッ!!」
綾(高3)「練習試合かー… 確かに最近やってないね。 じゃあ、明日私が電話入れて交渉してみるよ」
未来(高1)「綾ちゃん大変だね。 顧問がいないから、そういう本来は先生がしてくれることまでやって…」
綾(高3)「うん? まーそれはしょうがないよ」
凛(高2)「憧ちゃんたちが阿知賀にいた時は良かったろうね。 赤土先生が顧問してくれてたから…」
春菜(高2)「そだね。 赤土先生プロになっちゃったもんね…」
綾(高3)「まあ無いモノねだりしてもしょーがないよ。 こうやって生徒だけで部活するのもそれなりに楽し」
バアアアァァ―――――ンッ!!
???「「「そんなあなたに朗報ッッ!!!」」」バババンッ
綾(高3)「ひゃっ?!」
憧(高1)「ヤッホー、皆さんどーもお久しぶりで♪」
桜子「あ゙ごぢゃ゙ん゙っ!?」
玄「松実玄も参上なのですっ!」=3
凛「え、え? くろちゃー…?」
穏乃「いやあさすがみんな、わっかいねぇ! アグレッシブに練習相手を求めるその姿勢・・・私も見習わないとだな!」
憧「いや、穏乃、若いって… ここにいるのはみんな、あんたのタメか年上よ?」
穏乃「そっか。 確かにみんな、でっかくなったなぁ… これが5年の歳月ってやつなんだね」フムフム
玄「ぐふぉふぉ…w 綾ちゃん、これはまた実にすばらに成長したねぇ! タイムワープ万歳なのですっ!!」ワキワキワキ・・・
綾(高3)「ちょ、ちょ、玄ちゃん怖いよ…? てゆーか、なんでみんな制服? 大学は? ていうか変だよ!若返ってない??!」
憧「若返ったわけじゃないのよ。 実はね、カクカクシカジカで」
玄「マルマルウマウマってわけなのです」
凛「はー・・・なるほど」
桜子「よ゙ぐ分かったッ!!」
綾「それなら納得」
憧「・・・分かってくれちゃうかww 順応早過ぎるわねあんたたちw」
穏乃「これがジェネレーションギャップってやつか…」
未来「でも、その全世代麻雀チャンピオンシップに参加できるのは、綾ちゃんとギバちゃんだけなんだ…」
ひな「ひなも参加したい所存…」
憧「んー… 試合への参加はできないけど、みんな連れてってあげるから、いろんな闘牌見て勉強することはできるわよ?」
春菜「うん、“見”は大事だもんね」
憧「そう。 さ! みんな準備はいい?」
\ハ――イ!!/ \アコチャアアァ――ンッ!!/
憧「じゃ、行くわよ! “5年前”の過去の世界に!!」
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こうして… 朝酌、清澄、阿知賀のメンバー総出で、タイムワープ組のメンバー全員を“現代”に呼ぶことに成功… 無事、「全世代麻雀チャンピオンシップ」は開催にこぎつけたのだった…
・
・
・
~11月某日・東京国際フォーラム大ホール~
ザワザワザワ・・・・ ガヤガヤガヤガヤ・・・ ワイワイキャッキャ・・・♪ ガヤガヤワイワイザワザワワァ・・・・・
まこ「ほー… こりゃまた、随分大勢の人たちが集まったもんじゃのう…」
優希「数千人はいるじぇ」
久「そうね、今回は選手だけでも59人もいるし、かなりバラエティに富んだ人選になってるからね。 そりゃ人も集まるわよ」
和「例の如く… 雑誌社やテレビカメラを持ってる方々もいますね」
久「そうね… 時代を超えて全国から集まった女子高生同士の麻雀バトル… 世間からも注目してもらえてるみたいね♪」
咲「うぅ・・・」フルフルフル
京太郎「ん、咲? どうした?」
優希「咲ちゃん、またおトイレか?」
咲「う、うん、緊張してきちゃって… すみません私、先にお手洗い行ってきます」スッ
和「あ、それなら私もついていきましょう」スッ
久「あらあら… でも、もう始まるわよ? 咲確か最初のグループに入ってたわよね」
まこ「わしと和も最初じゃったな。 あ、ほれ、もう福与さんが…」
咲「ふぇ?」
ドーム型のホールの、その中央のまるいステージの上に・・・ マイクを持って上がったアナウンサー福与恒子は、くるりと廻って360°を確認してから、大きく息を吸い込んだ。
恒子『レイディイイイイィス・・・!!』
恒子『エエェ―――ンド・・・』
恒子『ジィウェエェェントゥルマアアアアァァンンッ!!!』
恒子『大変長らくお待たせいたしましたぁ! これより!!』
恒子『“全世代女子高生麻雀チャンピオンシップ”を開催いたしますっ!!』カッ
(いったんカン)
このスレはこれで以上です。 次スレはこちら↓
恒子「全世代女子高生麻雀チャンピオンシップだアァ―ッ!」健夜「私も?」(前哨戦)
恒子「全世代女子高生麻雀チャンピオンシップだアァ―ッ!」健夜「私も?」(前哨戦) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486037996/)
投票や安価への参加、ありがとうございました!
引き続き闘牌編をお楽しみ下さい
乙です
三尋木プロ&藤田プロに関して突っ込みを一つ
あの二人は同学年ですよ
然も三尋木プロは早生まれです
そんな三尋木プロを七年前から連れて来たのに何で藤田プロは六年前から連れて来たんでしょう?
>>591
それ>>198の人にも指摘してもらってたから、なんか変だなと思って、いろいろ調べてみた結果・・・
完全に解決しました!
>>1はいつも単行本14巻(初版)の登場人物のプロフィール一覧表で年齢と誕生日を確認しているんですが、そこでは靖子は「24歳」だと記載されています。
でも、「プロ麻雀カード」での靖子は「25歳」なんですよね。 25歳ならば靖子は咏と同学年ということになります。
一体どっちが正しいのか…? もやもやするので、もっと調べてみたら、立先生の2015.9.1のブログに、以下の一文が!↓
“咲14巻に色々ミスがあるので修正まとめて電子書籍の第二版にしたいのですが
風越コーチと藤田プロの年齢が間違ってるのでそれぞれ23と25にするとか”
「靖子は25歳! 三尋木プロと同学年」で間違いありません! 大変失礼しました。
お陰様ですっきりです。 またもし何かあったら指摘お願いします。
ということで訂正↓
同じく7年前
~長野県茅野市・弓振高校校門前~
久「ヤスコって、茅野市出身なのかしら。 知らなかったわ」
久「きれーなとこねぇ… 霧ヶ峰がよく見える…」
久「ふふ、高校時代のヤスコ… どんなかんじなのかしら?」
久「まず制服を着てるところがあまり想像できないんだけど…」
ヤスコサン! ヤスコセンパイ! バンチョウ! オツカレサマッス!
久「ん? あれは・・・?」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません