ぐだ子「安価を使ってもう一度過去をやり直す」 (195)
ネタバレあり
初心者なのでそこをふまえたうえでご覧下さい
カルデア
マシュ「待ってください、先輩!」ガシッ
ぐだ子「HA☆NA☆SE!こんな結末を私は望んでなんかいない!」
マシュ「Dr.ロマンが命を捨ててまで守った世界を手放すのですか!?」
ぐだ子「・・・マシュ。私はマリー所長が死んだとき、死んだ所長に誓ったことがある」
マシュ「それは・・・なんですか?」
ぐだ子「カルデアから二度と死者を出さない。私はあの人にそう誓った。だから私は過去をやり直す」
ぐだ子「たとえ、それが禁忌だったとしても!」
マシュ「先輩・・・考え直す気はないのですか・・・?」
ぐだ子「うん・・・。私の行動を邪魔するならマシュでも容赦はしない」
マシュ「なら・・・」
私から見てマシュから異常な魔翌力が見えた。これはマシュがサーヴァントになる時の放出量だ
マシュ「個人的な目的によりマシュ・キリエライト。これより先輩を拘束します!」
ぐだ子「(さて、マシュには黙っていたが私には全てのサーヴァントから習った魔術がある)」
ぐだ子「(それを駆使すれば、マシュを倒すのは簡単だ。だが他にも選択肢が3つある)」
1 魔術を駆使し、マシュを無力化
2 話し合いによる無力化
3 令呪をもって命ずる
ぐだ子「(>>2君ならどうする?)」
ぐだ子「(私はすこし席を外すから、戻ってくるまでに回答を頼むよ)」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1484994424
再開します
ぐだ子「(>>2君。その選択肢でいいんだね。・・・じゃあ・・・そうするよ)」
ぐだ子「藤丸立花の名の許に令呪をもって命ずる・・・」
マシュ「令呪・・・。ですがあらがって」
ぐだ子「自害せよ・・・マシュ」
マシュ「え?」
命じた瞬間、マシュは盾を放し、左に携えた剣を抜く
マシュ「や、やだ・・・やめてください。先輩・・・!」
1令呪を重ねて自害を強行させる
2令呪を使って解除する+24時間睡眠状態にさせる
ぐだ子「(>>6頼むよ)」
再会します
ぐだ子「令呪を重ねて命ずる。自害せよ、マシュ!」
その言葉をはっした瞬間、マシュの剣は自らの心臓を貫いていた
マシュ「ゴフッ・・・」バタッ
ぐだ子「・・・・」
私は彼女の亡骸を避け、ダ・ヴィンチ工房へ歩き始めた
ダ・ヴィンチ工房
ぐだ子「確か、戸棚の上から二番目を押し込めば・・・」ガコン
プシュウウウッ
機械音と同時に戸棚が左にゆっくりスライドしていく
ぐだ子「思ったとおり、ここに管理されてたか・・・」
そこには回収した聖杯が並べられ、透明な箱に入れられていた
箱は電子ロック式だったがパスワードはおおよその検討がついていた
キーボードに5桁のパスワードを打つ
zinri
ダ・ヴィンチにとっては簡単で重要な意味を持つパスワード。打った瞬間、電子ロックは解除された
私は3つの聖杯を取ると
「マシュを殺してまで過去に戻るのかい?」
ダ・ヴィンチの声が後ろから聞こえた
ぐだ子「ええ・・・。というか、マシュを殺した時点で私の道は決まりました。後には退けませんよ」
ダ・ヴィンチ「・・・まぁ、君の選んだ道にとやかく言うつもりはないけど、一つだけ忠告しておくよ」
ぐだ子「なんですか?」
ダ・ヴィンチ「過去を変えた代償は、きっと君に牙をむくだろう。その事を意識して行動したまえ」
「あとこれは餞別だ。持っていくといい」
そういって彼女はなにかをこっちに投げた。これは・・・腕輪?
ダ・ヴィンチ「君が今まで召喚した英霊の情報がつまった腕輪だ。君が望めば彼らは召喚に応じてくれるはずだ」
「だけど、今の君に今まで戦ってきた彼らを召喚できるかな?」
ぐだ子「・・・たとえ召喚できなくても、私は私の力で戦います。ダ・ヴィンチちゃん。いや、レオナルド・ダ・ヴィンチ」
「今まで・・・ありがとうございました」
そう言い、彼女にお辞儀をし工房を去った
ダ・ヴィンチ「・・・はぁー・・・。ロマニの奴もずいぶん罪作りなやつだな。人理を救った英雄をあそこまで追い詰めるとは・・・」
「さて、これから・・・どうしようかな・・・」
管制室
ぐだ子「・・・・聖杯よ、我が望みを叶えたまえ」
聖杯は宙を浮き、私に問う
聖杯『問おう。そなたは何を望む』
ぐだ子「私は・・・記憶と力を受け継いだまま、始まりの日に戻りたい」
聖杯『その願い。叶えよう』
聖杯が光りだし、私はその光に包まれた
・・・・・
目を開くと見慣れたカルデアの廊下に立っていた
ぐだ子「(成功・・・したの?)」
右にある電子掲示板をみると2016年7月31日。間違いない、私は戻ってきた
時間は・・・午後一時三十八分。たしか説明会が二時からだったはずだ
・・・ん?なにか変だ。なんで私はこんなところに立っているんだ?わたしは確かシュミレータを起動して廊下に倒れているはず
なのにどうして・・・
フォウ フォオウ
ぐだ子「ん?フォウ?どうしたの?」
フォウに触れようとして屈むと、触れようとした右手を伝って左肩に留まった
ぐだ子「フォウはあいからわず、行動が読めないね」
フォウ「フォウ」
???「フォウさん、待ってください。あっ」
ぐだ子「・・・・」
???「こんにちは」
ぐだ子「あっ・・・うん。こんにちは」
私の目の前には幾度の死戦を一緒にくぐり抜け、最後に私が殺したマシュがいた
もちろん。目の前にいるマシュは私の事を覚えていない。彼女の態度からそれがわかる
フォウ「フォウ、フォーウ」
ぐだ子「ん?あっちで倒れている人がいるの?」
フォウ「フォウ」トテテテ
ぐだ子「ついて来てだってさ」
マシュ「あの・・・。フォウさんの言葉がわかるんですか?」
ぐだ子「あっ、うん。私、動物が好きだから動物が発している言葉を魔術でわかるようにしてるの」
マシュ「そうなんですか。あの、もしよろしければその魔術、教えてくれませんか?」
ぐだ子「いいよ。今度、教えてあげる」
マシュ「ありがとうございます」
嘘だ。そんな魔術は私は取得していない。なのに、なんでフォウの言葉がわかったんだ?
ぐだ子「それじゃあ、倒れている人を助けに行こうか」
マシュ「あっ、はい。えっと・・・」
ぐだ子「そういえば、あなたに自己紹介してなかったね。私は藤丸立花。あなたは?」
マシュ「私はマシュ・キリエライトです」
ぐだ子「じゃあ、行こうか。マシュ」
フォウ フォウ
ぐだ子「フォウの鳴き声近くなってるね」
マシュ「そうですね」
ぐだ子「(・・・・まさか)」
フォウ「フォウ、フォウ!」
ぐだ子「(!?)」
マシュ「本当に倒れていましたね・・・。あの・・・大丈夫ですか?」
???「うーん・・・」
私の目の前で倒れていたのは高校生ぐらいの青年だった。
バカな。ここには49人目のマスターが存在してるのか?
まさか・・・過去に無理やりとんだから歪みが生じたのか?
・・・いや、慌てることじゃない。私の目的は所長、マシュ、Dr.ロマン、ダ・ヴィンチの生存だ。なにも問題はない・・・はずだ
フォウ「フー。フォウ!」ガブリ!
???「痛っ!」
マシュ「あっ・・・」
ぐだ子「(フォウが噛んだ・・・。この人、フォウに嫌われたかな)」
???「痛たたっ・・・・」
フォウ「フォウ フォウ」
と思っていたときにフォウがお腹めがけて跳びこんできた
マシュ「おっと」
フォウがずり落ちそうになったので、猫を抱くようにして左肩に前足を置かせるとフォウはすぐに右肩に移った
マシュ「あの・・・大丈夫ですか?」
???「うん・・・。えっと、君は・・・?」
マシュ「えっと・・・名乗るほどのものではない・・・とか?」
???「は?」
マシュ「あっ・・・。いえ、名前はあるんです。でも・・・」
ぐだ子「(そうして彼女はあの時と同じように、私にした説明をした。それを近くで聞いてると心がもやもやしてくる)」
ぐだ子「(まるでその言葉を直接聞きたかった・・・みたいな。だけど、私にはそれを聞く権利がないからこそ、こうなってしまったのかもしれない)」
その後は、私が記憶にあるとおりになった。彼が自己紹介し、握手をためらっている手を自分から握手をしたところも
ぐだ子「(もう、ここまできたら確信するしかない。この人は・・・藤丸 立香は、性別は違うが過去の私だ)」
立香「ところであなたは?」
ぐだ子「私は・・・」
マシュ「その人も先輩と同じですよ」
立香「同じ・・・?ってことはあなたも?」
ぐだ子「うん。私も藤丸 立花」
立香「そうなんですか。これからよろしく」
そう言って、私に握手を求めてきた。いくら同じでも断る理由はなかったので私も同じように握手をした
ぐだ子「これからよろしく。藤丸さん」
マシュ「それにしても、先程からフォウさんが、立花さんから離れませんね。よほどフォウさんに気にいられたんですね」
ぐだ子「そうかも。でも、フォウが好きなのはマシュだよ」
肩にいるフォウを掴み、太ももに置くとマシュのほうまで歩いていった
ぐだ子「ほらね」
マシュ「そうですね」
フォウが戻ったことで、彼女が少し微笑を浮かべたように見えた。やっぱりマシュには笑顔が素敵だ。と思った矢先に
「マシュ。マシュ・キリエライト。そこにいたのか」
その低い声を聞いた瞬間に背筋が一瞬、寒くなった。やはりこの声だけは一生慣れる事はないだろう
マシュ「レフ教授」
レフ・ライノール 近未来観測レンズ「シバ」の開発者だが・・・。本当の正体は魔神柱の一つ、魔神フラウロス
ぐだ子「(こいつのせいで社長は・・・!)」
ぐだ子「(・・・いや、落ち着け・・・。大丈夫だ・・・。それを変えるために私は今、ここにいるんだ)」
私は湧き上がる復讐心を悟られないようになんとか抑えた
レフ「そろそろマスター適正者のブリーフィングが始まる。急いで管制室に・・・。おや、君は」ピッ
「NO.48。ああ、一般採用の・・・。よかったね、藤丸さん。君と同じ一般採用の子だ」
ぐだ子「ええ、これでちょっとは安心できそうです」
ぐだ子「(よかった。これで私が採用されてなかったら、こいつにどんな手を打たれるか予測できなかった)」
レフ「どうか悲観しないでほしい。今回のミッションは君達全員が必要なんだから」
ぐだ子「(なにが必要だ。お前が必要なのはレイシフトの失敗という結果でしょうに)」
レフ「あっ・・・。私はレフ・ライノール。ここの技師の一人だ
立香「あ。ど、どうも」
レフ「ところで君達も行かなくていいのかい?」
立香「え?どこに?」
ぐだ子「あっ!もう少しでブリーフィングの時間だ!まずいよ!あの社長、厳しいから私達の待遇が悪くしちゃうかも!」
立香「え!?あの!?それってどこへ!」
ガシッ
マシュ「こっちです!」
立香「あっ。ああ!」
ぐだ子「私も置いてかないでー!」
自室
ぐだ子「(その後、なんとか間に合ったけどもう一人の私は、あの時と同じように居眠りをしてレイシフトから外された)」
ぐだ子「(別の視点として見ると恥ずかしかったな・・・。けど、これでいい。あとはどうやって所長を爆発に巻き込まれないように動かそうか)」
確かレイシフトをおこなう時、コフィンに入っていたマスター達は戦闘服を着用していたはずだ
戦闘服の魔翌力をいじって、所長にお願いして直してもらう間。私が社長になりかわって換わりに爆発を受けるか
それとも、彼女の名誉を汚してまで助けるか
さて、あなた達に選択してもらいたい
ぐだ子「(>>14~>>16。お願いします)」
>>13
訂正
魔翌翌翌力→魔翌力 です
すまない 改めて>>15~>>17お願いします
すまない もう一回試しで
魔翌力→魔力 です
改めて、>>16~>>18お願いします
名誉を汚してでも助ける
助けよう
>>16~>>18
助けようが多く出たので身代わりを決行します
ぐだ子「(ちょっと危険だけど、身代わりのほうでいこうか)」
戦闘服、各部分の魔力調節をでたらめに変更していく
ぐだ子「これでいいか。あとは・・・」
管制室
オルガマリー「・・・おそい!もう一人はまだこないの!?」
ぐだ子「すみません!遅くなりました!」
オルガマリー「どうして遅くなったか。理由を聞かせてもらいましょうか」
ぐだ子「それが・・・戦闘服がおかしくて、自分で調節していましたが集合時間に間に合わないと判断し、急いで管制室に急行しました!」
オルガマリー「バカ!そんな魔術師を特異点に行かせる事はできないわ!」
ぐだ子「ですが・・・」
オルガマリー「・・・しかたないわね。レフ」
レフ『どうした?』
オルガマリー「予定を少し遅くするわ。マスター適合者は待機。私はこの子の戦闘服を再調整してから戻るわ」
レフ『わかった。できるだけ速めにこなしてくれ。時間も限られているからな』
オルガマリー「わかってるわ」ピッ
オルガマリー「じゃあ、調節するから一回、廊下に出て」
ぐだ子「はい・・・(計画通り・・!)」
管制室前
オルガマリー「本当におかしいわね。一応、来る時に調節して、使いやすいように設定してあるけど、ここまでバラバラだったかしら」
ぐだ子「ああ、それは・・・」シュン
オルガマリー「えっ・・・」トスッ
ぐだ子「私が勝手にいじりましたから」
倒れた所長を担ぐとすぐに魔術を使用し、自室に移動した
ぐだ子「さて、後は・・・」
ぐだ子マリー「よし。あとは魔術で体と顔、髪を変えれば・・・・。所長の出来上がり♪」
鏡で確認すると所長、そのものだ
ぐだ子マリー「あとは、ゴホン。「ふん、SOSを送ったところで、誰も助けてくれないクセに」よし声もバッチリ」
ああ、そうそう。ちなみに本物は・・・
オルガマリー「うーん・・・」
私のベットで、サイズが合わない戦闘服を着て寝ています
ぐだ子マリー「(ごめんなさい、所長。後で、説教はいっぱい聞きますから)」
そう言って、魔術で再び、管制室前に移動した
管制室
ぐだ子マリー「レフ、お待たせ。レイシフトを始めるわよ」
レフ『早かったなマリー。彼女はどうした?』
ぐだ子マリー「彼女なら待機命令をだしたわ。戦闘服がおかしいっていってたけど、何も不具合がなかったわ!時間を無駄に消費してしまった罰よ」
レフ『まったく君は・・・』
ぐだ子マリー「いいから早く始めましょう。時間がもったいないわ」
レフ『わかった』ピッ
ぐだ子マリー「・・・では健闘を祈ります」
所長の内ポケットに入っていた用紙を自室で暗記し、なんとか読みきった。あとは適合者全員がコフィンに入れば・・・
・・・あの時と同じことになるはずだ
マシュ・・・・すまないけど、あなたの運命は変えてはならない
同時刻
レフ「(さて・・・。始めるとするか)」
立香「いえ、こちらこそ」
ロマニ「落ち着いたら医務室を訪ねに来てくれ。今度はおいしいケーキぐらいは」
ドオォン・・・
燃え広がる管制室
立香「マシュゥゥゥゥ!マシュ!どこだぁあああ!」
ぐだ子「(やっぱり来たか・・・流石はもう一人のわたしだ)」
立香「マシュ!しっかり!今助ける!」
藤丸立香。マシュが死ぬことを知っていながら、助けようとするその選択は正しい
そうでなくては。彼女のマスターになる資格は・・・
???「君はなぜ、彼女の運命を変えようとしない」
ぐだ子「!?」
背後から、突然かけられた声に私は驚き、ゆっくり振り返ると黒い甲冑をきた少年騎士がいた
ぐだ子「まさか、ギャラハッドなの?」
ギャラハッド「はい。・・・君の力なら彼女は助けられる。なのになぜ助けないんですか」
ぐだ子「わたしは彼女の可能性を知っている。だから・・・その可能性を潰したくはないんだよ」
ギャラハッド「可能性・・・」
ぐだ子「あなたも・・・彼女の可能性に賭けてみるつもりはない?」
ギャラハッド「・・・なんですって?」
ぐだ子「彼女はあなたが考えているより、強い存在だよ。そして・・・あの青年もね」
ギャラハッド「・・・いいでしょう。彼女に賭けてみます。人類の命運、そして人としての可能性を」
そう言い、彼は消えた
システム『量子変換を開始します。 レイシフト開始まで3・・2・・1・・』
全工程クリア――― First Order 実証を開始します
ぐだ子「・・・・」
私はゆっくり目を開ける。そこには廃墟の建物が並び、火災がいたるところで起こっている。間違いない
汚染都市 冬木
ぐだ子「(さてと・・・マシュ達はどこかな)」
千里眼を使い、彼女達がどこにいるか探す
ぐだ子「・・・・いた」
彼らは河川敷に向かって走ってる。おそらく、サーヴァントに追われて逃げているのだろう
正直、所長がいないからどう行動するかがわからなかったが、いなくても同じ行動をしていてホッとした
ぐだ子「(早く、マシュ達と合流しなきゃ。今のあいつにマシュの指示出しは期待できないからね)」
そう思い、移動を開始しようとするが
ぐだ子「あっ。服は私の仕事着に変えないとね」
オルガマリーの服を魔術で変えていく
河川敷
ロマン『そこがレイポイントだ。そこで英霊を召喚して戦力を蓄えよう』
マシュ「わかりました。先輩」
立香「・・・・妙だ」
マシュ「え?」
立香「さっきまで骸骨に追われていたのに、途中から追わなくなるなんて変だと思わない?」
マシュ「確かに変ですね・・・」
ギュルルルッ!!
マシュ「先輩!」ガァン!
立香「鎖・・・!?」
マシュ「いえ、どうやらただの鎖ではないようです」
ランサーメドゥーサ「あら、人間じゃないですか」
マシュ「サーヴァント・・・!」
ランメサ「久しぶりに生きた人間に会うなんて・・・なんて幸運でしょう。はやく生きてるうちに血と精神を頂きましょう」
マシュ「敵サーヴァント来ます。マスター、指示を!」
立香「・・・(やるしかないのか!)」
ぐだ子「(合流する前に、戦闘が始まってしまったか。私が行くまで耐えていて)」
あ
q
ぐだ子「(よし少しだけど見えてきた)」
ぐだ子 河川敷到達まであと3
>>26のコンマ 一桁
ランメサ「ほらほら、どうしましたか!防いでばかりでは死にますよ!」
マシュ「(まずい、この状態が続いたら・・・)」
>>27のコンマ 一桁
1~6 拮抗
7~9 劣勢 あと2回でDead END
0 Dead END
>>27のコンマ 一桁
更新が表示されなかったのでもう一度
ぐだ子「(よし少しだけど見えてきた)」
ぐだ子 河川敷到達まであと3
>>26のコンマ 一桁
ランメサ「ほらほら、どうしましたか!防いでばかりでは死にますよ!」
マシュ「(まずい、この状態が続いたら・・・)」
>>27のコンマ 一桁
1~6 拮抗
7~9 劣勢 あと2回で強制Dead END
0 Dead END
>>27のコンマ 一桁
ほい
もう一個?
ぐだ子「(よし、あともう少しで)」
1~5 河川敷到達
6~9、0 妨害
>>32のコンマ一桁
マシュ「はぁあああっ!!」ドォン!!
ランメサ「ぐっ!」
1~6 拮抗
7~9 劣勢 あと2回で強制Dead END
0 Dead END
>>33のコンマ一桁
あ
q
ちょっと離れます
再会は十時半ごろに
ぐだ子 河川敷到達
ランメサ「はぁあああっ!」ガァン!
マシュ「くぅっ!」ドサッ
チャキッ
ランサーの鎌がマシュの首筋に添えられる
ランメサ「勝負ありですね」
立香「マシュ!」
ランメサ「かわいいマスターさん。これが終わったら、次はあなたの番ですので、そこでこの子が死ぬのを見てなさい」
「それは困る」
立香「!?」
「その子を死なせてしまったら、その子を想う人達を悲しませる」
ランメサ「誰です。姿を現し・・!」ガン! ガン!
どこからか放たれた赤い魔弾が、ランサーに襲いかかりランサーはそれを防ぐ
マシュ「!」
ランサーが後退するとすぐにマシュが起き上がり、盾を構えた
ランメサ「これは・・・弓矢?」
「正確には剣、なんだけどね」
ランサーの目の前に赤い外套を纏った橙色の女の子が現れる
マシュ「先輩!?」
ぐだ子「マシュ、よくがんばったね。後は私に任せて」
ランメサ「ほぅ・・・。あなた、いい魔力をお持ちですね」
ぐだ子「やっぱりわかる?だけど・・・あなたにあげるには上質すぎる」
ランメサ「なら・・・。石にして吸い尽くしてあげましょう!」
ぐだ子「やってみろ・・・・蛇女!!」
戦闘開始
ぐだ子 999 攻撃力
1~5 干将 莫耶 40
6~7 赤原猟犬 60+スタン
8 詠唱 (威力が二倍)
9 偽・螺旋剣 300
0 特殊
>>36のコンマ 一桁
ランメサ 350
1~8 攻撃 50
9 石化魔術 確立あり
>>37のコンマ 一桁
あ
あ
後ろの建物の屋上まで跳躍している間に黒弓を投影する
ランメサ「また、あの矢を放つつもりですか。同じ手は通じませんよ!」
ランサーは屋上に跳んだ彼女を追う
彼女は螺旋を描く刀身を持つ剣を投影する。弓に備えた瞬間、剣は弓矢のように細くなっていく
そして、この剣の力を解放する詠唱を始める
ぐだ子「我が骨子は捻れ狂う」
ランメサ「さぁ、撃てるものなら撃って・・・!」
ぐだ子「偽・螺旋剣!!」バシュン!!
光を纏った弓矢はランサーの右半身を
ランメサ「ぎ、ギャァアアアアアッ!!??」
抉り取っていった
ランメサ HP 50
ぐだ子「あれれ?変な叫び声。痛いの?でも、さっきまでの余裕はどこにいったのかな?」
ランメサ「き、貴様ぁあああ!!!」
鎖で右足と右手を構成し、ぐだ子を襲う
1~3攻撃を喰らう
4~6防御する (威力を半減)
7~9回避
>>39 のコンマ一桁
あ
ぐだ子「くっ!」
ランサーの攻撃が当たってしまった。幸い、柄の方だったので呪いはない
ランメサ「オマエハ、ジワジワ、イタブッテコロシテヤル!!」
ぐだ子「(あーあ。冷静さがなくなって片言に・・・。次の一撃で片付けたいな)」
ぐだ子 949
1~5 干将 莫耶 40
6~9 赤原猟犬 60+スタン
>>41のコンマ一桁
ランメサ 50
1~8 攻撃 50
9 石化魔術 確立あり
>>42のコンマ一桁
あ
あ
干将 莫耶を投影しランサーに斬りかかる
ぐだ子「(手応えあり・・・!)
ランメサ「シャアアアッ!」ブンッ!
1~2攻撃を喰らう
3~6防御する (威力を半減)
7~9回避
<<44のコンマ一桁
ランサーの攻撃を干将 莫耶で防ぐ
ぐだ子「(次の攻撃で今度こそ!)」
ぐだ子 924
1~5 干将 莫耶 40
6~7 赤原猟犬 60+スタン
8 詠唱 (威力が二倍)
9 偽・螺旋剣 300
0 特殊
>>46のコンマ一桁
ランメサ 10
そおい
ぐだ子「これで終わりだ。蛇女!」ザシュ!
干将でランサーの心臓を貫く
ランメサ「あ・・・あぁ・・・」シュウウウン
心臓を貫かれたランサーは少しずつ消滅していく。そして完全に消えた
ぐだ子「・・・・ふぅ・・・」
マシュ「サーヴァントの反応消失しました・・・」
立香「撤退したのか?」
ぐだ子「ランサーは倒したよ」
建物から出てきた彼女を二人とも凝視する
ぐだ子「・・・信じられないって感じだね」
立香「い、いえ。それにしてもその姿は・・・?」
ぐだ子「あぁ、これ?私専用の礼装。とあるサーヴァントの力を使える事ができるんだよ」
ぐだ子「言いやすくするとサーヴァントになりきれる礼装・・・みたいな」
マシュ「は、はぁ・・・」
ぐだ子「まぁ、戦力としては安心してもいいよ。マシュより前線にいけれるから、マシュはマスターを守って戦えばいい」
マシュ「あの・・・大丈夫、なんですよね。その礼装は」
ぐだ子「大丈夫だよ。一応、さっきの戦いで証明したはずだけど・・・」
ぐだ子「なんなら・・・今ここで戦ってみる?」
ゾクッ
今の少し低い声は、一瞬で体を震え上がらせた
間違いない。この人はサーヴァントを倒せるほどの実力がある。すぐに断ろうとするが声がでない
違う、恐怖で体が動かないのだ
ぐだ子「・・・その黙秘は同意と見ていいのかな」
早く、言うんだ。早く・・・!
立香「や、やめてください!」
先輩が動けない私の前に出てきた
立香「あなたが強いのはわかりました。それに今はこの異変を解決する事が先決のはず」
立香「こんなところで力比べをしている場合じゃない事はあなたもわかってるはずです!」
ぐだ子「・・・・まぁ、そうだね。確かにこんなところで戦ったら襲われるかもしれないしね」
ぐだ子「ごめんね。脅すように言っちゃって」
その言葉を聞いた瞬間、糸が切れたようにマシュはその場で座り込んでしまった
立香「マシュ、大丈夫?」
マシュ「はい、大丈夫です・・・」
それを気にせず、ぐだ子は腕輪型の端末を作動する
ぐだ子「ドクター、マシュ達と合流した。まず、なにをすればいい?」
ロマン『君も生き残っていたのか。よかった。マスター適正者は全滅ではなかったんだね』
頼りない懐かしい声が聞こえたと同時に立体映像が浮き出る
ぐだ子「全滅?適正者達が?」
ロマン『あぁ、だけど安心してくれ。幸い、所長の判断のおかげでなんとか一命は取り留めた』
ぐだ子「そっか・・・」
どうやら所長も生きているようだ。一応、最初のミッションは完了かな
ロマン『だけど・・・君、所長になにかしたの?君に対してすごく怒っていたけど』
ぐだ子「あー・・・」
間違いない、戻ったら説教される
ロマン『まぁ、たぶん大丈夫だとは思うけど覚悟はしておいたほうがいいよ』
ぐだ子「はい・・・」
ロマン『話を変えるけど、まずは英霊を召喚して戦力を向上させよう』
ロマン『さっきのランサー以上の英霊が出てきてもおかしくはないからね』
ぐだ子「わかりました。マシュ」
マシュ「は、はい」
どうやら彼のおかげですこし落ち着いたらしい
ロマン『英霊を召喚したいから、君の盾をレイポイントに置くんだ』
マシュ「わかりました」
ロマン『召喚サークルの起動を確認。あとは君達が英霊を召喚するんだ』
ぐだ子「わかりました。えっと・・・君、召喚の仕方知ってる?」
立香「い、いえ。知りません・・・」
ぐだ子「まぁ、一般枠って言ってたから、そうかもって思ってたよ」
ぐだ子「じゃあ、私がするからよく見てて」
素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する
――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ
1 セイバー
2 アーチャー
3 ランサー
4 ライダー
5 キャスター
6 バーサーカー
7 アサシン
8 エクストラ
>>49 のコンマ一桁
たまに所長が社長になってる?
インフルが完治したので再開
>>49の書き込みを見て、確認してみたら2つ程ありました
いつも所長を間違えて社長と打ってしまうのでたぶん認識が甘かった時に書き込んでしまったのかもしれません
今後は間違えないようにしたいです
クラス アーチャー
属性
1~3 人
4~6 地
7~9 天
0 星
>>53のコンマ一桁
えい
99のぞろ目とは珍しい
>>54 確かにそうですね
クラス アーチャー
属性 天
で、問題のサーヴァントなんですけど、まだ実装されてないサーヴァントを出してもよろしいでしょうか
ありがとうございます
詠唱が終った瞬間にサークルが光り、周りの人の目を眩ませた
光が弱くなったときに目を少しずつ開ける
完全に目を開けた時、まだ光が残っているサークルの中から人が現れた
「サーヴァント、アーチャー。シータです。あなたの力になりましょう」
現れたのは赤髪の少女。少女の背中にはアーチャー特有の弓があった
立香「これが召喚・・・・」
シータ「私のマスターは・・・?なぜ、あなたがここに」
ぐだ子「あっ・・・」
ぐだ子「(ごめん。訳を話すからついて来て)」
念話でアーチャーと話すと私は建物に向かう
マシュ「?立花さんはどこにいくんですか」
ぐだ子「目の前の建物の中。アーチャーと話をするから二人はさっきと同じように召喚して」
立香「わかりました」
マシュ「一体なんの話をしているのでしょうか?」
立香「さぁ?あまり気にしなくてもいいんじゃないかな?」
マシュ「・・・そうですね」
立香「じゃあ、俺もしてみようかな」
マシュ「あっ、先輩。先程の詠唱ですけど、閉じよではなく みたせ でも大丈夫ですよ」
立香「そうなの?じゃあ、みたせでやってみるよ」
詠唱を終らせ、先程と同じようにサークルが光始める
1 セイバー
2 アーチャー
3 ランサー
4 ライダー
5 キャスター
6 バーサーカー
7 アサシン
8 エクストラ
>>59 のコンマ一桁
ほい
えい
寝オチ?
>>63
すみません。書き込める時間があまりなくて、時間があるときしか書き込まないのです
基本、午後六時から七時。九時半から十一時に書き込んでいるので、その時間帯に新スレがでてると思います
クラス ランサー
属性
1~3 人
4~6 地
7~9 天
0 星
>>66のコンマ一桁
あ
クラス ランサー
属性 人
1 エリザベート
2 へクトール
3 武蔵坊弁慶
4 李書文
5 レオニダス一世
>>68のコンマ一桁
おら
指定と違う数字が出る場合もあるし、1~2 エリザベート
とかにすればいいんじゃね?
>>69
もしかしたらいけるのではないかと思っていましたがそうさせてもらいます
もう一回
クラス ランサー
属性 人
1~2 エリザベート
3~4 へクトール
5~6 武蔵坊弁慶
7~8 レオニダス一世
9~0 李書文
>>71のコンマ一桁
ほい
さっきと同様、光が残っているサークルの中から人・・・
尻尾が生えた人が現れた
「あなたが新しいマネージャー?」
立香「え?マネージャー?」
「ええ、そうよ。この私、アイドルエリザベートのマネージャーかって聞いているの」
立香「えっと・・・たぶんそうだと思います」
エリザ「歯切れの悪い返事するわね・・・。こんなマネージャーで大丈夫かしら」
エリザ「まぁ、いいわ。これからよろしく頼むわ。マスター」
マシュ「(先輩、この人大丈夫でしょうか)」
マシュが小さい声で言ってきた
立香「(たぶん、大丈夫だと思うよ)」
エリザ「ちょっと、不安があるならはっきりいいなさいよ」
聞こえていたのか声に苛立ちがあった
立香「いや、不安はないよ」
エリザ「なら、いいけど」
ぐだ子「おーい。召喚終った?」
マシュ「はい、終りました。ですが、まだ召喚できますがどうしますか?」
ぐだ子「そうだね・・・」
1~4 召喚しない
5~9 召喚する
>>75のコンマ一桁
s
ぐだ子「召喚しようか。私はいいけどその竜娘だけじゃ、頼りないしね」
エリザ「な、なんですって!子リスの癖になまいきよ!」
文句を言うエリザに近づき、耳元でささやいた
ぐだ子「うるさいな。わたしの結界魔術で幽閉させてあげようか?」
エリザ「ゆ、幽閉・・・?」
ぐだ子「そう、幽閉。あなたが大好きな ゆ・う・へ・い」
エリザ「ひっ!ごめんなさい!ごめんなさい!」
ぐだ子「わかればいいよ。さて、次は誰が召喚に応じてくれるかな?」
1 セイバー
2 アーチャー
3 ランサー
4 ライダー
5 キャスター
6 バーサーカー
7 アサシン
8 エクストラ
>>77のコンマ一桁
えい
クラス アーチャー
属性
1~3 人
4~6 地
7~9 天
0 星
>>79のコンマ一桁
ほ
クラス アーチャー
属性 人
1~2 ロビンフッド
3~4 ビリー
5~6 エミヤ
7~8 エミヤ?
9~0 織田信長
>>81のコンマ一桁
ほい
「大六天魔王、織田信長じゃあ!時期外れだけど是非も無いよネ!!」
ぐだ子「うわー。これまた、キャラの濃い奴が来ちゃったなー」
ノッブ「そなたがマスターか。・・・なるほどな」
ぐだ子「な、なに?」
ノッブ「なんとなくじゃが、全盛期のわしと同じ雰囲気がある」
ノッブ「気にいった、お主のどんな命令でも全力でこなして見せよう」
ぐだ子「あ、ありがとう」
立香「今度は俺だね」
1 セイバー
2 アーチャー
3 ランサー
4 ライダー
5 キャスター
6 バーサーカー
7 アサシン
8 エクストラ
>>84のコンマ一桁
joi
安価多すぎるとテンポ悪くなるし、エリザと信長の描写見る限りキャラ増やしてもちゃんと描写出来ない可能性高いと思う。
>>85
確かにそうかもしれません。実際、キャラ口調もうろ覚えのような感じがしますので、このまま複数のキャラを描写してしまったら
余計にキャラや物語進行に支障をきたしてしまうかもしれません
今後は指摘されたところを改善できるように努力していきたいと思います
指摘していただき、ありがとうございます
クラス セイバー
属性
1~3 人
4~6 地
7~9 天
0 星
>>88のコンマ一桁
またやってしまった・・・
クラス セイバー
属性 地
1~2 ジークフリート
3~4 フェルグス
5~6 アルトリアリリィ
7~8 モードレッド
9~0 アルトリア
>>91のコンマ一桁
hoi
「サーヴァント、セイバー。召喚に応じ参上した。我が名はフェルグス・マック・ロイ」
フェルグス「お前がマスターか、よろしく頼む」
立香「あっ、こちらこそよろしくお願いします」
マシュ「立花さん。もう召喚はしなくても大丈夫でしょうか?」
ぐだ子「うん。この戦力なら、何人かサーヴァントが来ても大丈夫だよ」
ぐだ子「幸い、セイバーとランサーが召喚に応じてくれたから白兵戦も安心して任せられる」
ぐだ子「こっちはアーチャーがいるから、あなた達のバックアップは任せて」
フェルグス「おう!よろしく頼むぞ、もう一人のマスター!」
エリザ「ええ、任せてちょうだい!」
ノッブ「なっ!わしが後方支援じゃと!?」
ぐだ子「え?なにか問題でも?」
ノッブ「あたりまえじゃ!後方支援なぞやっておったら、わしの活躍がないではないか!」
ぐだ子「いやいや、充分活躍するでしょ」
ノッブ「どこがじゃ!?」
ぐだ子「ほら、壇ノ浦の戦いで・・・」
ノッブ「それは源氏と平氏の戦いじゃあ!むしろ戦国時代の戦いでもないわ!」
ぐだ子「あれ?そうだっけ?織田信長が火縄銃を使った戦いで有名なのは・・・・えーっと」
ぐだ子「わかった。桶狭間の戦いだ!」
ノッブ「違う!わざと!?わざと間違えているのかそなたは!」
ぐだ子「え?じゃあ、えーっと・・・」
マシュ「長篠の戦いです。武田勝頼の軍勢を日本で始めて鉄砲隊を主力とした戦術を採った戦いであり」
マシュ「その戦いで戦国時代での鉄砲の普及に大きな影響を与えた。といわれる程の戦いです」
ぐだ子「ああ、それだ!歴史に弱いからすっかり忘れてたよ」
書き込むのが遅くてすまない・・・
ノッブ「貴様・・・・!」
今にも襲い掛かりそうなノッブを避けるように通信端末をONにした
ぐだ子「ドクター、冬木の魔力反応が一番高い場所ってある?」
ロマン『え?どうしてそんな事を聞くんだい?』
ぐだ子「それは」
『聖杯を降霊できる場所の近くに聖杯があるかもって考えているんでしょ』
通信に割り込んできた所長が映し出される
マリー『でも、悪くはない考えよ。この異常な聖杯戦争なのだから、アインツベルンが用意する聖杯の器も大量の魔力を吸い込ませて』
マリー『強制的に根源に到達させてサーヴァントの願いを叶えさせようとしてるかもしれないしね』
ロマン『なるほど、そう考えたのか・・・』
マリー『わかったなら早く調べなさい!』
ロマン『は、はい!』
マリー『全く・・・。ところであなたが帰還したらすぐにあなただけの講習会を開くので楽しみにしてなさい』
ぐだ子「は、はい・・・・(所長、命の恩人になんてお仕置きを・・・)」
ロマン『見つけたよ』
ぐだ子「どこにありましたか?(まぁ、言わなくてもわかるけど)」
ロマン『そこから西にある円蔵山の中央内部に高い魔力反応がある』
マシュ「中央内部・・・ですか?」
ロマン『ああ。どうやら山の鍾乳洞の奥深くに広い空洞があるんだ。これは想像だけど大型の魔術炉心を民間人に見せないようにするために』
ロマン『鍾乳洞に手を加えたんだろう。今からその座標を転送する』
ピピッ
ぐだ子「では、そこから調査を開始します」
ロマン『健闘を』ピシュン
ぐだ子「よし・・・じゃあ、行こうか」
マシュ「はい!」
立香「ええっと、はい!」
山の中腹へ向かう道路
ここまで来るのに時間が掛かった。なぜなら、まだ街にいる大量の骸骨兵を相手にしながら進まなければならないので
前衛のフェルグス、エリザ、マシュが敵を倒しながら道を切り開き、後方の私とノッブ、シータで追ってくる敵を矢や弾で打ち倒す
攻防一進の戦いをおこなっていたのだ
だが、そのおかげか山を登る前には骸骨兵は追ってこなかった。どうやら、これ以上戦っても損害が増え続けると彼らは感じたのだろう
しかし、変だ
河川敷のあたりでキャスターが出てくるはずなのに出てこなかった
これも歪みの影響か・・・
・・・・しかたない。マシュの宝具を解放させるのは
マシュ「大丈夫ですか?」
立香「ああ、大丈夫」
頼りないけどこいつに任せるか
ぐだ子「ところで、マシュは宝具は使えるの?」
マシュ「!」
立香「宝具?」
ぐだ子「サーヴァントだけが扱える武器の事だよ」
立香「え?でも、マシュは」
マシュ「いいえ、この盾はまだ真の姿を見せてはいません・・・」
ぐだ子「本来なら、マスターが優秀だとサーヴァントの真名がわかるはずなんだけど・・・あなたはマスター適正が低いから」
立香「すみません・・・・」
エリザ「そうかしら。子リスが身につけているので大体はわかるんじゃない?」
立香「え?」
エリザ「よく見なさい。子リスが身につけているのは鎧でしょ、そしてそれが宝具と特定するほどの大盾」
エリザ「なら、盾を持つ英霊はそう多くはないはずよ。よく考えてみなさい」
立香「盾を宝具として持つ英霊・・・」
1~3 まったく思いつかない
4~6 もしかしたら・・・
7~9 真名看破
>>100のコンマ一桁
スマホで書き込んでみます。
名前間違えたらスマホは無理と判断します
お
立香「(そういえば、マシュは融合したサーヴァントに特異点の原因を排除して欲しいって言われたんだっけ)」
「(そしてこの特異点は狂った聖杯戦争・・・ってことは聖杯?。マシュと契約したサーヴァントは聖杯の事を事前に知っていた・・)」
「(ってことは契約したのは聖杯を一度見たことがあるのか・・・?じゃあ、聖杯が出てくる物語は多くあるけど有名なのは)」
「アーサー伝説・・・。そしておそらくだけど、マシュに契約を持ちかけたのは聖杯を実際に見て、盾を使う騎士。その名は」
立香「円卓の騎士 ギャラハッド」
マシュ「円卓の騎士・・・」
ぐだ子「・・・(驚いた・・・エリザのアドバイスがあるとはいえ、真名を当てた)」
エリザ「・・・ちょっと!子リス!」
マシュ「はい、え!?」
マシュを見ると彼女の体を包むようにやさしい光が纏われていた
ぐだ子「(まさか・・・)」
そして光は強くなり、その場にいた全員の目を眩ませた。そして・・・
エリザ「子リス?大丈・・・ってええっ!?」
彼女は第六特異点で見せた姿をしていた
マシュ「これは・・・」
立香「マシュ。どうやら本当に当たってたんだ。マシュはギャラハッドと契約したんだよ」
マシュ「私が円卓の騎士と・・・」
ぐだ子「(バカな!いくらなんでも早すぎる!いくら、真名をあてたとはいえこの姿まで引き上げるのか!?)」
ぐだ子「(最初は見くびっていたけどこれで見方が変わった。こいつは・・・)」
鍾乳洞 入口前
マシュがあの姿になったという事はおそらくだが、宝具は最初の頃より簡単に出せるはずだ
あとは・・・いや、もうここまで見させてもらったんだ。こいつの力を信じるしかない
そして、私はあいつの相手をしなければ・・・
ぐだ子「ここだよ」
立香「本当に洞窟があるなんて・・・」
マシュ「・・・行きましょう」
ぐだ子「・・・・」
立香「?どうしましたか」
ぐだ子「そこにいるのはわかっている・・・。出てこい!」
私の声で丘から霊体化を解除したサーヴァントが出てくる
マシュ「!サーヴァント・・・!」
敵のサーヴァントが出てきたことにより全員が戦闘態勢に移る
アーチャー「ほぅ・・・どうして私がいることがわかった」
ぐだ子「なんでわかったか聞きたい?」
アーチャー「ああ」
ぐだ子「勘」
立香「(勘で当てたのか!?この人、本当に凄いな・・・)」
アーチャー「くくっ・・・ははははっ!君の勘は素晴らしいな。だが・・・勘だけで生き残れるほど甘くはないぞ!」
そう言い、アーチャーは瞬時に矢をマシュに放つ。標的が自分だとわかったマシュが後方に下がりながら盾を構えるが
「熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)」
放たれた矢は光で出来た七枚の花弁により防がれた
アーチャー「なに・・・!」
ぐだ子「甘いのはあなたの攻撃だったりして」
アーチャー「ちいっ!」バシュ!バシュ!
ぐだ子「マシュ、立香。先に行って!このサーヴァントは私が相手をする。ノッブもシータも立香達について行って!」
ノッブ「な!なんじゃと!」
ぐだ子「このサーヴァントは私一人で倒す。二人は立香達のサポートを!」
ノッブ「じゃが!」
バキィン! バキィン!
ぐだ子「くっ!早く行け!」
シータ「信長様行きましょう」
ノッブ「・・・ええぃ!負けたら承知せんからな!」
ぐだ子「わかってるよ!」
アーチャー「熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)を使うとは・・・貴様、ただの人間ではないな」
ぐだ子「人間だよ」シュン
弓と螺旋剣を投影する
ぐだ子「私が人間だと認識している間はね」バシュン!
アーチャー「!」
放たれたを間一髪で回避したがそれを私は見逃さなかった
ぐだ子「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)」
アーチャー「なに!?」
アーチャーの背後の林が爆発し、爆風によりアーチャーが高台から落ちてきた
アーチャー「ぐぅっ・・・」
落ちてきたアーチャーは体の至るところに木の破片が刺さっていた
アーチャー「偽・螺旋剣(カラドボルグ)ならず壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)までも使うか・・・」
ぐだ子「あいつらにセイバーを任せたけど、もしかしたらって事もある。だから、出し惜しみなしでいかしてもらうよ!」
アーチャー「いいだろう。私と君、どちらの投影が優れているか勝負といこう」
そう言い、干将 莫耶を投影した
ぐだ子「いいだろう。私の投影に」
アーチャー「私の投影の速さに」
「「ついて来れるか」」
鍾乳洞 中心部
立香「これが大聖杯・・・」
マシュ「ここに聖杯が」
「ほぅ・・・おもしろいサーヴァントがいるな」
立香「!?」
マシュ「サーヴァント!?なぜこんなところに」
オルタ「盾か。構えるがいい名の知れぬ娘。その守りが真実かどうかこの剣で!確かめてやろう!」
剣をこっちに振った瞬間、暴風が吹き荒れた
エリザ「剣を振っただけでこれ!?」
フェルグス「こいつは只者ではないな」
シータ「ですが、倒さなければ聖杯を探せません」
ノッブ「なら・・・倒すしかあるまい!」カチャ!
マシュ「マシュ・キリエライト。行きます!」
オルタ「・・・・」フッ
立香「・・・?(今、一瞬・・・)」
柳洞寺
ズザザザッ!
ぐだ子「くっ!」
アーチャー「ここだ!」バシュン!
ぐだ子「ふっ!」バシュン!
上空からアーチャーが放った矢と私の矢が当たり、爆発が起こる
ぐだ子「さすが、クラスがアーチャーなだけはある。何度も矢で攻撃しているけど、全部撃ち落されるなんて」
アーチャー「それはこちらのセリフだ。一体、なにをしたらそこまでいく」
ぐだ子「なにをしたらか・・・・。ただ後ろから戦う人達の動きを見て、鍛練を積めばここまで強くなれる」
ぐだ子「だけど、鍛練を積んでも助けられなければ意味はないけどね」
アーチャー「なに?」
ぐだ子「・・・・・。さて、もう弓矢で戦うのは飽きた。ここからは近接戦で戦おうか」
アーチャー「悪いが、私はこのままでいかせてもらおう」キィイイイン
ぐだ子「それは許可できない」スッ
アーチャー「?・・・まさか!?」バッ!
ぐだ子「ここに来た時点でお前は逃げられない!」キュイイイン!
手を置いた瞬間、寺を囲むように魔方陣が展開していく
そして、上空に逃げようとしたアーチャーは結界によって地に落とされた
アーチャー「これは・・・ルーン魔術による結界か」
ぐだ子「(クー・フーリンがこいつに使おうとしていた結界。やられていても残っているのは幸運だった)」
ぐだ子「(それに手を加えて柳洞寺から半径5k圏内は私の許可なしで出る事はできないようにした)」
アーチャー「貴様、やはりあのキャスターの仲間か」
ぐだ子「なに?」
アーチャー「人理を守るため、聖杯は貴様らに絶対に渡さん!」
ぐだ子「なんだと?待て」
アーチャー「なんだ、命乞いならもう遅いぞ」
ぐだ子「どういう事だ。お前らは人理を滅ぼすために聖杯を守っているのではないのか?」
アーチャー「なんだと?我々は人理を守るために聖杯を守っている。異変を解決させる者達に渡すためにな」
ぐだ子「(まさか・・・)なら、聞きたい。この街を骸骨兵で溢れさせたのは誰だ」
アーチャー「君達の仲間のキャスター。クー・フーリンだ」
ぐだ子「なんだと・・・」
アーチャー「わかったのなら。剣を投影しろ、私は一刻も早くセイバーを助けに行かねばならない」
ぐだ子「いや、戦う必要はない。どうやら、私は重大な事を思い違いしてしまった」
アーチャー「なに?」
ぐだ子「あなたの言葉が本当ならね・・・」
私はアーチャーに人類が滅ぶこと、そして自分達がそれを阻止するためこの特異点に来たことを説明した
アーチャー「つまり、私は君達が敵だと勘違いをしてしまったのか・・・」
ぐだ子「それを言うなら私もそうです。てっきり前の世界と同じだと判断してしまったので」
アーチャー「前の世界?」
ぐだ子「ああ、いや・・・。それよりキャスターはなぜこんな事を」
アーチャー「それは戻りながら話そう。できるだけ急ぎながらだが」
アーチャー「キャスターは真っ先に変わってしまった聖杯戦争を再開した。キャスターは行動を再会した一夜にしてバーサーカー、アサシンを倒した」
「その後、彼らはキャスターの傀儡になりさがった。だがバーサーカーだけはキャスターの命令に従わず、洞窟に閉じこもった」
「残ったサーヴァントは何者かに聖杯戦争を歪められたと判断し、同盟を組み、事態の収拾を計ったが何もできなかった」
「だが、ある時キャスターを発見した俺は見た。奴が聖杯を持っているところを」
「私はライダーと共闘し聖杯を奪うことに成功したが、代わりにライダーを失った」
「そして聖杯は大聖杯がある鍾乳洞に保管し、来るべき者達に託すためにセイバーを最後の砦として守らせた」
「ランサーがやられ、攻め込まれるのも時間の問題だと思っていたときに」
ぐだ子「私達が来た」
アーチャー「君がランサーを倒したところは見ていたよ。だが真っ先に大聖杯がある鍾乳洞に来たときは君達を敵だと思い、攻撃をしてしまった」
ぐだ子「こんな状態を何日も続けたのなら疑心暗鬼にもなりますよ。あなたは悪くありません」
アーチャー「そうだといいのだがな。この状況はキャスターにとっては狙わずにはいられないはずだ」
ぐだ子「(念のため、マシュ達に連絡するか)立香、聞こえてる?」
ピー、ガガガッ!
ぐだ子「(ノイズが聞こえてるって事は回線は開いているけど通信が安定しないのか)」
「く・・・マ・・・・やめろぉおおおお!」
ぐだ子「!?悪いアーチャー、ちょっとショートカットするぞ!」グイッ!
アーチャー「ぐふっ」
アーチャーの襟首を掴み、瞬時にフェルグスが持っていた虹霓剣を投影する
アーチャー「!その剣」
ぐだ子「我が剣により真の虹霓を見よ!虹霓剣!!」ギュイイイイン!!
地面に宝具を解放し、螺旋を描く刀身は回転を始め、急速に地面を掘り進んでいく
ぐだ子「(間に合え・・・!)」
鍾乳洞 中心部
キャスニキ「・・・・これで終わりか。ありがとうよ、魔術師。あのセイバーを消耗させてもらってよ」
キャスニキ「おかげで聖杯は取り戻せた」
オルタ「ぐっ・・・。まだだ・・・まだ私は戦えるぞ・・・!」
キャスニキ「やめとけ、そいつらの戦闘でかなりの魔力を消耗しただろ。おまえはもう風前の灯火だ。無理はするもんじゃねぇ」
オルタ「黙れ・・・!」グッ!
キャシニキ「一応、忠告はしたぜ」スッ
ドゴォッ!
オルタ「!」
キャスニキ「なんだ?」
アーチャー「偽・螺旋剣!」バシュン!
キャスニキ「エイワス」ボシュウウウッ
アーチャー「大丈夫か、セイバー!」
オルタ「アーチャーか」
キャスニキ「おいおい、お前みたいなやつが地面掘ってまで助けに来るなんて、いよいよ信仰者らしくなってきたじゃねぇか」
アーチャー「悪いが信仰者になった憶えはない。だが、つまらない来客を倒すくらいはするさ」
ぐだ子「マシュ!大丈夫!?マシュ!!」
マシュ「ううっ・・・」
キャスニキ「なんだ、まだ魔術師がいたのか。悪いなお嬢ちゃん、そこにいるやつら、俺のバーサーカーで蹴散らしちまった」
アーチャー「なに?」
ヘラクレス「■■■■■■■■■■■ーーー!」
アーチャー「バカな!今頃になって従ったのか!?」
キャスニキ「おいおい、おれが聖杯を奪うためにここに来なかったのはバーサーカーを手懐けるために決まってるだろうが」
アーチャー「ちっ、やはりキャスターになって頭が良くなったんじゃないのか」
キャスニキ「そうかもな。だがそれも聞くのもそろそろ飽きたぜ。そろっとここらで決着つけようや」
ぐだ子「おい・・・よくも・・・・よくもマシュを・・・!!」
キャスニキ「ああ?ああ、安心しろ。すぐにお前もそいつと同じ道を辿らせてやるからよ」
ヘラクレス「■■■■■■■■■■■ーーー!」
バーサーカーは斧剣を躊躇せずぐだ子に振りかざす
アーチャー「逃げろ!」
だが
ヘラクレス「■■■■■■■■■■■ーーー!」
バーサーカーの攻撃は彼女には届かなかった
アーチャー「あれは・・・まさか」
バーサーカーの体の隅々に鎖が巻きつかれ、縛られていたせいで、バーサーカーは斧剣を彼女の頭の間近で止められていた
ぐだ子「お前は完全に・・・私の心をたぎらせた!!!」
彼女の周りに様々なクラスが描かれたカードが出現し回り始めた
ぐだ子「アーチャークラスを選択・・・ギルガメッシュをインストール!」
弓兵のカードが止まり、彼女の体を通過すると赤い外套ではなく黄金の鎧を纏っていた
ぐだ子「覚悟しろ、雑種・・・。貴様は魂も、塵も残さず消してやろう!」
キャスニキ「おーおー勇ましいこって、だがお前の相手はそこのバーサーカーだ」キュイイン
キャスターが魔術を発動した瞬間、バーサーカーの上から何かが降ってくるのが見えた
とっさにバーサーカーを押さえつけている天の鎖を解除し戻す
鎖から解放されたバーサーカーはすぐに襲いかかろうとするが、上から降ってきた泥のようなものに飲み込まれてしまう
ぐだ子「これは・・・」
キャスニキ「ああ、そうだ。セイバーとアーチャーに説明してやろうか。なぜいきなり人はいなくなったのか」
アーチャー「なに?」
キャスニキ「原因は今、バーサーカーに降ってきた黒い泥だ」
オルタ「あれが・・・?」
キャスニキ「あれは聖杯が生み出した呪いの泥。人間が飲み込まれたら狂気に囚われ、最悪消滅する」
アーチャー「なんだと!」
キャスニキ「そしてもう一つ、サーヴァントにとっても同じだが稀にとんでもない力を与える」
黒ヘラクレス「■■■■■■■■■■■ーーー!」
キャスニキ「あんな風にな。さて、お嬢ちゃんに倒せr」
ズドドドドドドッ!!
ぐだ子「私が・・・なんだと?」
バーサーカーの至るところに剣や槍、斧などが刺さっていた
キャスニキ「なっ・・・。んな、バカな!俺のバーサーカーは最強のはずだ!こんなあっけなく終わるはずが」
黒ヘラクレス「」ドサッ シュイイイン
汚染されたバーサーカーは刺さったまま、あっけなく倒れ、消滅した
ぐだ子「最強だと?笑わせるな。この世で最強なのは未来栄光、我一人よ」
キャスニキ「そこまで言うのなら、てめぇ一体何者だ!」
ぐだ子「問いを投げるか、雑種風情が・・・ 王たるこの俺に向けて!」
ぐだ子「我が拝謁の栄に浴して尚、この面貌を知らぬと申すなら、そんな蒙昧は生かしておく価値すら無い!」
彼女の背後から様々な剣、槍、斧が現れる
アーチャー「(さっきから言動がおかしい。まさか・・・力に呑まれているのか?)」
キャスニキ「なっ!?」
ぐだ子「せめて散りざまで俺を興じさせよ、雑種」
何者かが乱入する 1~5
キャスニキと戦闘 6~0
>>114のコンマ一桁
はい
メガネ「戦闘といったな。バカめ、英雄王の力を持ったあいつに蹂躙されるだけだ」
ぐだ子「先程の魔術は見ていたぞ。だが、この数でどう防ぐか我に見せてみよ!」
百を超える宝具がキャスターに向けて放たれる
キャスニキ「ちっ!」クルクルクル カァアアアン!
杖を回し地面に刺すと無数の植物の根がキャスターを包む
ぐだ子「ほぅ、魔術で強化した植物の根で防ぐか・・・。ならばこれはどう防ぐ」
キャスニキ「これで飛んでくる宝具は・・・!」
いきなり目の前から剣先が僅か数ミリで止まった
ぐだ子「空間から放ち、さらにその空間から最初の空間に接続し、また同じ空間に放つことを繰り返せば・・・。どうなるかわかるよな、雑種?」
ザクザクザクザクザクザクザクザク!!!!
キャスニキ「(宝具を最初の状態から更に加速させ、貫通力を上げてやがるのか!?)」
ぐだ子「どうした?早く魔術で強化せねば、おもちゃの人形のように体が串刺しになっていくぞ」
キャスニキ「こうなったらしかたねぇ!」シュン
転移のルーンであの女の後ろにつけば・・・
ぐだ子「不意をつけると思っていたのか?」
キャスニキ「!!!!????」
ぐだ子「丁度よい位置に来たな、我が自慢の宝具たっぷり味わうがいい」
あらゆる方向から放たれた宝具がキャスターを襲い、抵抗もできないままキャスターは宝具をくらい続ける
ぐだ子「この程度で死なれては困るぞ、雑種。貴様には特別に我が最高の財で止めを刺そうとしているのだから」
キャスニキ「ヒュー・・・・・ヒュー・・・・・」
臓器はズダボロに腕や足は千切れる寸前の状態でキャスターは倒れていた。そして虫の息で
キャスニキ「こ・・・せ・・・」
ぐだ子「んん?」
キャスニキ「ころせ・・・・ころしてくれ・・・・」
ぐだ子「よかろう。ではさらばだ、雑種!」ギュオオオオオッ!
宝具による攻撃で止めがくると思ったキャスターは・・・考えるのをやめ、迫りくる攻撃を待った
だが・・・。いつになってもさらなる痛みがこない。おそるおそる目を開けると悪魔のような笑顔をした彼女に
ぐだ子「興ざめだ。貴様ごとき雑種に最高の財で止めを刺してしまえば財が錆び付く」
キャスニキ「ころせ・・・・ころしてくれ・・・・・」
ぐだ子「悪いがもう決めたことだ、雑種。そして私が止めを刺すことはで き な い 相 談 だ」
ぐだ子「だがここにはセイバーがいる。セイバーよ、その剣で散った仲間の無念を晴らすといい」
オルタ「断る」
ぐだ子「そうか。残念だな、キャスター。騎士王は貴様のような無様な者には止めはさせないらしい」
ぐだ子「ならばアーチャーよ。長年のライバルとしてこいつに終止符を打つといい」
アーチャー「・・・・」スッ
アーチャーが短剣を投影してこっちに向かってくる。こんな惨めな俺に止めをさしてくれることは心の底からありがたいと思った
アーチャー「・・・・・」
だが、俺の所まであともう少しのところで立ち止まった
ぐだ子「どうした、アーチャー?」
アーチャー「悪いが、私は戦いによる決着を望む。悪いが・・・」
「止めを刺す事はできない」
残虐なギルくだ子かっけー、とはならない
それよりもチート臭が濃すぎる
ゲンムの社長みたいになってる・・・
>>117 チートはこの時だけだと考えています。かっこよくなるように作るのは、文章や言葉を真面目に考えなければならないので
基本、言葉はその時の衝動で思いついたことを打ちこんでいます
>>118 残虐になればなんでもいいと思って作っていたので、ゲンムの社長を無意識にギルぐだに重ねたかもしれないです
ぐだ子「だ、そうだ。残念だったな雑種。好敵手は五体満足な状態での死闘を望むようだ」
キャスニキ「あ・・・・ああ・・・・」
ぐだ子「だが、まぁ、場所がよかったな雑種。幸いここには大聖杯がある」
シュルルルッ ビシィッ! ズル・・・ズル・・・
突如現れた、黒い触手がキャスターの体を縛り上げ、引きずっていく
ぐだ子「貴様のような奴は質のいい魔力が生まれるだろうよ。だが・・・」
ドプン
沼に石が落ちたような音をたててキャスターは沈んでいった
ぐだ子「我はお前から作り出された魔力など死んでも受け取らん」
そう言い、転がっていた聖杯を手にとる
ぐだ子「ふむ・・・。やはり、所詮はまがい物。我が宝物庫に加える価値すらないか」
アーチャー「英雄王が他人に力を貸すのは、天変地異の前触れかね?」
ぐだ子「たわけ。こいつは怒りに任せて戦おうとしていただけだ。そんな状態で戦えばどうなるか、想像ができぬのか?贋作者(フェイカー)」
アーチャー「にしては、時々抑えられていなかったみたいだが」
ぐだ子「・・・それほどこいつは飢えた狗だという事だ。時々、自由にしなければ自らの命を絶つほど愚かな狗だ」
ぐだ子「そんな狗を躾けるのも王たる我の務めの一つよ。さらばだ、贋作者。次会ったら、せいぜい無様に足掻くとよい」
そう言うと糸が切れたように倒れ始め、倒れる寸前に鎧は消え、赤い外套に戻る
オルタ「英霊の力を自らの力に変換する魔術か・・・」
アーチャー「その口ぶりだと一度、同じような奴と戦った事があるようだな」
オルタ「ああ、その時は白い髪をもつ少女だったがな」
アーチャー「なに?」
オルタ「おまけに、おまえと似たような姿で戦っていた」
アーチャー「なるほど・・・」
オルタ「・・・・思い出しただけで、いらいらしてきた」
アーチャー「すまないが暴れないでくれ。私はこれでも重傷なんだ」
オルタ「私も重傷だ。条件は五分五分なはず、文句は言わせん」チャキ
アーチャー「・・・・なんでさ・・・」シュン
ぐだ子「・・・・あれ?わたし・・・ん?」
右手で握っていた聖杯を確認した
ぐだ子「確か・・・あれ?私、なにを選択したんだろ。・・・まぁ、勝てたならいいか」
ぐだ子「それより、皆の傷治さないと」
ぐだ子「みんな気を失ってるけど深刻な傷はないね。これなら全治するのは早い」
ぐだ子「キャスターを選択。メディアリリィをインストール」
今度はドレスのような服装に変わっていく。ただ・・・
ぐだ子「ううっ、やっぱり露出が多いなこれ。さてと・・・修補すべき全ての疵(ペインブレイカー)」
杖を一振りすると倒れた仲間の傷に光の粒子が付着していく。そして光が消えると傷はなくなっていた
ぐだ子「これでよし。デフォルトをインストール」
立香「ううっ・・・」
ぐだ子「おっ、起きたか青年」
立香「うわぁ!立花さん!?なんでここに」
ぐだ子「アーチャーを倒してから、急いで向かったら君達は倒れていて、セイバーが背後から黒幕に襲われていてね」
ぐだ子「セイバーと一緒に黒幕を倒して、黒幕が持っていた聖杯は回収したのさ」
立香「セイバーはどうしたんですか?」
ぐだ子「・・・・座に帰ったよ。聖杯戦争は終わったからね」
立香「そうですか・・・」
ぐだ子「?セイバーとなにかあったの?」
立香「なんていうか・・・。戦いながらマシュが宝具を使えるように手助けをしてくれていたような気がして」
ぐだ子「そうなんだ・・・(あいつも記憶持ちだったのか、シータもそうだけどこれから記憶持ちに会うことになったら)」
ぐだ子「(なにかしらの対応をとらないとな・・・)」
ノッブ「痛たた・・・。なんじゃ、マスターではないか」
ぐだ子「大丈夫?ノッブ」
ノッブ「なんのこれしき・・・と言いたいところじゃが休みたい」
ぐだ子「わかった。次の戦いに備えて休んでて」
腰のポーチからカードを取り出す。そして、ノッブが触れると光と共にカードの中へ吸い込まれた
立香「あの、それは?」
ぐだ子「これはクラスカード。契約したサーヴァントをカードに封じ込めて必要な時に呼び出せるの」
立香「でもそれじゃあ、監禁と同じじゃないですか!」
ぐだ子「ああ、それなら大丈夫。詳細はカルデアに行けばわかるから」
立香「でも」
ぐだ子「それに傷を直したのに目を覚まさない事が気がかりだ」
立香「え?」
ぐだ子「英霊でも気絶はするものだけど回復と呪いを解いたのに目を覚まさない。もしかしたら強力な呪いがかけられているのかもしれないし」
ぐだ子「でも、クラスカードに入れれば、そのサーヴァントの時間は再召喚するまで止まる。だから呪いは止まっているのも同然なの」
ぐだ子「まぁ・・・。マシュは眠ってるだけだけど」
立香「だけど・・・」
ぐだ子「私にとって仲間になったサーヴァントは家族同然なの。だから、私は救うためにどんな手段でもとる」シュッ
クラスカードを倒れているサーヴァントに投げる。クラスカードは宙に浮き、そして先程同様、光と共にカードに吸い込まれていった
パシッ
ぐだ子「戦うのなら、仲間の事を第一に考える事よ。じゃなきゃ、大切な人も守れないからね」
そう言い、立香に立香自身が召喚したサーヴァントを封したクラスカードを渡した
「さすがは、選ばれた魔術師だ。素晴らしい」
ぐだ子「(来たか・・・レフ!)」
レフ「ファーストオーダー、達成おめでとう。だが・・・本当に予想外のことばかりで頭にくる」
立香「なにをいってr」
ぐだ子「予想外の事が多くて良かったんじゃないですか。レフ教授?」
レフ「?どういうことだね。藤丸立花」
ぐだ子「あなたが立てた計画は全てが完璧だ。だけど、あなたが考えているほど他人の行動は思い通りにいくわけがない」
「現にマスター適合者は二人生き残り、オルガマリー所長とロマニ・アーキンも生き残った。まさに策士策に溺れる、だ」
「そうだろう?人の皮をかぶった悪魔、レフ・ライノール!」
レフ「ふふっ。くはははははははははっ!流石は私が目にかけていた事はある!そうだ、君の想像どおり全て私が実行した」
「管制室に爆弾を仕掛け、オルガとロマニを呼び出し、適合者ごと管制室を爆破。人類の滅亡を回避させないようにした。だが・・・・」
レフ「君達が邪魔をした!女はオルガをそして、そこの男はロマニを助けた!これほど気分が悪くなったのは初めてだ!」
「だが、この特異点が解決されようともまだ他の特異点がある。貴様達は全ての特異点を解決できないまま死ぬだろう!」
「そして、立花。貴様は私と同じような道を辿るだろう。いや、もう辿っているのかな?」
ぐだ子「・・・・どうでしょうね。私が認識してないのならまだ辿っていないのかもしれません。だけど・・・これだけは憶えておけ」
ぐだ子「私の仲間を死に追いやることがあったなら、その時は、世界を消滅させてでもお前を消し去ってやる!」
レフ「いい返事だ、立花。だが、そんな心配には及ばない。貴様らが死ねばカルデアは容易く消却できるのだからな!」
レフ「さらばだ、マスター適合者よ。せいぜい死ぬ時は後悔しながら死んでいけ!」キュイン!
ぐだ子「・・・・ドクター。レイシフトの準備をお願いします」
ロマニ「わかった。すぐに準備する」
ぐだ子「(同じ道か・・・。辿る時は世界にもう一度、絶望するときだ。それまでに・・・)」
マシュ「・・・・」
立香「マシュ・・・」
ぐだ子「(保険として、こいつらを私を殺せるレベルまで底上げしなければ・・・)」
その後、私達はカルデアに戻った。マシュはメディカルチェックのためカルデア内の病棟に。
私はレフが敵だとまだ認めていない所長を一喝し、所長は敵だと再認識したがやはり何年も助けてもらっていたのだろう、彼女は泣き崩れた
彼をおもっていた一人の女の子として泣いていた
自室
ぐだ子「・・・・」
クラスカードは立香と共にダ・ヴィンチに預けてきた。明日になれば、目を覚まさない原因を解明するだろう
ぐだ子「ふぅ・・・」ドサッ
私はベットに倒れこんだ。前回経験してるといっても、実戦は辛いことだということは変わらない
フォウ「フォウ、フォウ」
フォウは私の事を心配してくれているようだ。撫でてあげたいけど私は疲れでベットから起き上がりたくはない
ぐだ子「フォウ。心配してくれる事はうれしいけど、マシュのところに行ってあげて。今頃、一人ぼっちで悲しんでいると思うから」
そう言うとフォウは部屋から出て行った
ぐだ子「(このまま寝ようかな・・・・・)」
私は疲れのためすぐに眠ってしまった
「ドクター!!」
「お前さえ・・・・お前さえ、いなければ!こんな悲劇は生まれなかった!!」
「どうして、どうして。ドクターを亡き者として扱う・・・・世界を救ったのはドクターだ・・・!」
「ねぇ、聞いた。協会から多くの魔術師達が来ること」
「今までの記録を改竄しなきゃ、いけないわ。彼女の未来のためにも」
「私の未来の為に、今までの出来事を無いことにするのか・・・ドクターの功績も!・・・だったら」
「HA☆NA☆SE!こんな結末を私は望んでなんかいない!」
「個人的な目的によりマシュ・キリエライト。これより先輩を拘束します!」
「(お前もそっち側の人間だったって事か・・・)自害せよ、マシュ」
「先輩・・・・なんで私を殺したんですか。私はあなたのことをシダッテイタノニィイイイイイイイイ!!!」ダッダッダッ!
ぐだ子「うわぁああああああ!!!はぁ・・・はぁ・・・。なんて悪夢だ・・・・」
ピッ ザァー
部屋のシャワーを使って今の気分を少しでもリフレッシュしたかった。そして目の前に鏡に映った私がいる
ぐだ子「大丈夫・・・。うまくいっている、所長を助けたことで協会からの手回しは最小限だけど抑えられるはずだ」
ぐだ子「あとは注意を払いながら、行動すればドクターも助かる。いや、助けなければならない」
「本当に助かるのか?」
ぐだ子「!」
「考えてみろ。仮に彼らが助かったとしても協会にはレフが手回しした奴もいるはず、そいつがカルデアに害をもたらすのは確実だ」
「全員助かったとしても、今度はそいつに殺されるかもしれない。いや、殺されるのは確実だ」
ぐだ子「そうなる前にそいつを見つけて殺してやる」
「どうやって?協会から来る魔術師は大勢いる。探している途中でそいつが行動を起こしたらお前はなにもできない」
ぐだ子「だったら来る奴らを全員・・・!」
「殺すのか?そうなればお前は魔術協会から追われる事になる。そして、お前はここにいられなくなるどころか」
「他の奴らが命の危険にさらすことになる。お前はそんな事を望むのか?」
ぐだ子「・・・・・」
「いいかげん、認めたらどうだ?お前が求めているのは希望の未来ではなく、仲間を踏み台にし人類から英雄と賞賛され続ける未来だということを!」
ぐだ子「黙れ・・・」
「人々はお前の功績だけを称え、それを未来栄光、語り継ぐ」
ぐだ子「黙れ・・・」
「そして、人類が危機に瀕したとき人々はお前を復活させ!人類最大の英雄として再び戦いに向かわせる!そして勝利したお前を」
ぐだ子「黙れぇええええ!」パリィン!
激情に駆られ、鏡を拳でひびを入れてしまう。それでも鏡の中の私は私を見ている
「まぁ、いい・・・・今は正義の味方を演じていればいいさ。だが憶えておけ、お前は私と契約を結んだ」
「契約を結んだ以上、お前は私から逃げる事はできない。更なる力を求めたい時はいつでも私に言うといい」
「忘れるな、あと三回でお前は・・・」
気づくと鏡は元の状態に戻っていた
ぐだ子「私は・・・この力で全てを救うんだ。全てを救わなければ・・・・」
「私がここに存在する・・・意味がない・・・・!」
序章 End
アーチャーの相手をぐだ子がする必要皆無。
ランサーが居るんだから任せとけば良かったのに。
ぐだ子が自分の特異性を言い触らすスタイルなのもどうなのかね。
頭悪く見える。
切り札になるような特異性は普通隠すでしょ。
初っ端から出してたら対策組まれるわ。
そこそこ面白いからセーフ
>>124 アーチャーの相手を一人でしたのは立香がまだ未熟なので判断ミスにより、マシュが危険な状態になる事を避けるため、召喚したサーヴァントを
全てマシュのサポートに回した。という事にしています
特異性とはインストールのことでしょうか?インストールは腕輪に入っているデータを基にサーヴァントの力を引き出し、自分の物にしますが
これはぐだ子の記憶でもおこなえるので、インストールは詠唱なしでもできます。もし対策されるとするなら、記憶を消すしかありません
>>125 ありがとうございます。そこそこから向上できるようにがんばります
いや、ぐだ子残したのはマシュがどうとかじゃなくてぐだ子活躍させたかったからじゃん。
上でも書いたけど、ランサー1人残しとけば最低限拮抗はするでしょ。
マスター抜きで行動出来るのはアメリカで実施済みだし。
そうしとけばマシュの傍でぐだ子が行動出来るんだから。
あと特異性は未来の記憶持ってるぐだ子自体な。
某小学生探偵がなんで自体の能力や正体を隠してるのかって話にも通じるけど。
正体や能力は隠した方が動きやすいし、警戒されて過剰反応されるのを防ぐ為なんだよ。
このぐだ子はその辺全く考えず、自分の記憶や能力をさも自慢気に曝してるので頭悪く見えるって話。
0.5章 もう一つの冬木
エミヤ「ふっ!」シュッ
マシュ「くっ・・・」ガギィン!ズゥン!
エミヤの攻撃によりマシュは防ぐが、エミヤの連撃によりすぐに盾を離してしまう
マシュ「!」
すぐに盾を拾いに行こうとするが首に短剣を突きつけられる
エミヤ「駄目だ、マシュ。ここまで接近されたら盾の特性を生かして相手を攻撃するんだ」
マシュ「はい!」
エミヤ「もう一度だ」
ぐだ子「やっぱりエミヤはマシュの教育係として最適だね」
オルタ「ああ、そうだな」もっきゅ もっきゅ
ぐだ子「・・・・さっきから食べすぎじゃない?」
オルタ「別に食べすぎではない。これぐらい当たり前だ」
ぐだ子「そうですか・・・・。それにしても、まさか二人が私のクラスカードの中に入っていたなんて驚いたよ」
オルタ「ただの偶然だ。あのアーチャーと戦っていた最中・・・」
オルタ「はぁあああ!」ブゥン!
エミヤ「ふっ!」ガギィン! パキィン!
エミヤ「ちぃっ・・・くっ!」バッ
オルタ「投影なぞさせん。これで終わりだ!アーチャー!」
エミヤ「まず・・・」ズルッ
エミヤ「あっ」
オルタ「なっ・・・」
なにかを踏んづけ、エミヤは後方に倒れていくが、オルタは助走をつけていた為。エミヤに巻き込まれ、エミヤを追うように倒れていく
エミヤが地に着いた途端、光と共に消滅した。とっさに回避しようとしたが間に合わず、オルタもエミヤように光に呑まれた
ぐだ子「なるほど。だから目を覚ました時、ポーチが誰かに踏まれていてクラスカードが散らばっていた状態だったんだ」
「(そういえば、無契約のサーヴァントでも使えたんだっけ)」
オルタ「まぁ、こうしてこれをまた食べさせてくれたことで許してやろう」もっきゅ もっきゅ もっきゅ もっきゅ
ぐだ子「あっはい。わかりました」
ぐだ子「(まずい・・・このままだと、一年間分貯めていたカルデアの食料の備蓄が尽きそう・・・いや、絶対尽く!)」
「(前の世界にいた時、アーサー達と食料をめぐってカルデア内で戦争が起きたんだよなぁ・・・)」
「(それも事態を収拾するのに三週間もかかったけど、アーサーオルタ達がまた食べまくってまた戦争が・・・)」
オルタ「だが・・・。やはりあの味には到底及ばんな」
ぐだ子「あの味?」
オルタ「ああ。どこかで食べたような気がするのだが、それがどこで食べたのか忘れてしまってな。反転してない自分に聞いてみたが」
オルタ「あやふやな返事が返ってくるばかりで教えてくれなかった」
ぐだ子「(あやふやに答えたってことは・・・・」
エミヤ「もう一度!」
マシュ「はい!」
ぐだ子「(エミヤがアルトリアのマスターだった頃に食べさせたのかな。でも、なんで隠す必要があったんだろう?)」
>>127 わかりやすく説明していただきありがとうございます。確かに言われたとおりでした。能力はともかく、記憶を曝け出してるところは
私の失態です。今後はその事を考えながら作成します
ピィイイイイ
ぐだ子「ん?」ピッ
オルガマリー「立花?マシュを連れて、管制室に来てくれる?ちょっと話したいことがあるの」
ぐだ子「わかりました。すぐ行きます」
ぐだ子「マシュ、訓練は一旦中止して」
マシュ「わかりました。ありがとうございました、エミヤさん」
エミヤ「ああ」
マシュ「なにかありましたか?」
ぐだ子「所長が管制室に来て、だってさ。たぶん他の特異点の事について説明をするんじゃないかな」
マシュ「なるほど、じゃあ、先輩も呼んできますね」
ぐだ子「立香ならもう管制室にいるみたいだよ。立香を連れてきて、なんて言ってなかったから」
マシュ「そうですか。じゃあ、いきましょう、立花さん」
ぐだ子「うん」
管制室
ぐだ子「所長、用って」
オルガマリー「指先に力を溜めるようにイメージしなさい。そして、指先に力が溜まったと感じたらそれを標的目掛けて撃ちだすのよ」
立香「はい。指先に力を溜めるように・・・溜まったら標的目掛けて・・・撃つ!」
オルガマリー「・・・・失敗ね。なんで他の魔術だけできて、ガンドだけできないなんてあなたの魔術回路どうなってるのよ」
立香「すみません・・・・」
オルガマリー「ん?ああ、二人とも来たわね。今日はこれまでよ、藤丸。だけど、またするので必ず来るように」
立香「わかりました」
オルガマリー「さて、あなた達を呼んだのはこれから人理修復をおこなうカルデアに、ある危機が迫っています。それを解決するため」
オルガマリー「これから、あなた達にはレイシフトをしてもらいます」
立香「カルデアに危機が?」
マシュ「その危機は一体なんですか、所長」
オルガマリー「それは・・・」
所長は私をじっと見ている。まさか・・・
ぐだ子「まさか・・・・」
オルガマリー「ええ。そのまさかよ、立花。あなたのサーヴァントのせいでカルデアの食料の備蓄が尽きかけているのよ!」
ぐだ子「や、やっぱりそうでしたか・・・」
オルガマリー「なので、これから過去の冬木に行き、カルデアの食料を確保してきなさい」
立香「確保って・・・・盗んでくるんですか?」
オルガマリー「あのねぇ、このカルデアは仮にも国連主催の組織なのよ。だから莫大な資金が援助されている」
オルガマリー「だからお金に関しては修理費や食料と水を買う時しか使わないから有り余ってるのよ」
立香「そっ、そうなんですか・・・。でもどうやって大量の食料をカルデアに送るんですか」
オルガマリー「それは」
「私が作った発明品で送るのさ」
立香「えっと・・・あなたは?」
ダ・ヴィンチ「あー。初対面だったかな?私はルネサンスに誉れ高いと言われた万能の天才芸術家にして発明家。レオナルド・ダ・ヴィンチさ」
立香「だ、ダ・ヴィンチ!?あなたがですか!?」
ダ・ヴィンチ「凄い驚きようだね。まぁ、絶世の美少年って伝えられてるけど本当は絶世の美女だったって知ったらそうなるのも無理はないかな」
オルガマリー「なにが絶世の美女よ。あなた、少し前まで男だったじゃない」
立香「え?」
ダ・ヴィンチ「そうだったかな?だけど、私の発明も芸術も全ては美の追求であり、ならば理想の美である女性になるのは当然の帰結さ」
オルガマリー「いやいや、美の追求で性別変えるとか、もはや変態じゃない」
ダ・ヴィンチ「・・・・」
オルガマリー「・・・・」
ぐだ子「(ん?なにこの張り詰めた空気)」
ダ・ヴィンチ「オルガマリー、説明が終ったら私の工房に来るといい。おいしいコーヒーを入れてあげよう」
オルガマリー「ええ、ぜひ行くわ。ついでに私の秘蔵のコレクションも持っていきましょう」
ダ・ヴィンチ「そうか、そいつは楽しみだ」
ぐだ子「(うーん。見間違いかな、二人の背中から龍が見えるぞー)」
立香「あのー、それでどうやって送るんですか?」
ダ・ヴィンチ「簡単さ、マシュの盾をカルデアを繋ぐ中継機として機能させて物資をこちら側へレイシフトさせる。それだけさ」
立香「なるほど・・・」
ぐだ子「ところで過去の冬木って言っていましたけどそれって大丈夫なんですか?途中で焼却されたら私達・・・」
オルガマリー「ああ、それは心配ないわ。そこにも聖杯があって人理焼却から守っているみたいだから」
立香「え?そこにも聖杯があるんですか」
ダ・ヴィンチ「うん。だけど、正確にはなにかしらの願いを叶えている最中の聖杯だ」
マシュ「願い?」
ダ・ヴィンチ「その冬木では街全体から強い魔力がこちらからでもわかるほど出ていてね。これほど強い魔力をだすのは願いを叶えてる最中しかありえない」
立香「じゃあ、もし願いを叶い終ったらその世界はどうなるんですか?」
ダ・ヴィンチ「それはわからないね。炎上汚染都市みたいに残るかもしれないし、焼却されるかもしれない」
ダ・ヴィンチ「私としては残っていて欲しいとおもってるよ。焼却を免れた時代は残る意味があるってことだからね」
オルガマリー「ともかく、2002年の冬木にレイシフトし、食料を入手してくる事。いいわね」
マシュ ぐだ子 立香「「了解しました」」
システム『量子変換を開始します。 レイシフト開始まで3・・2・・1・・』
全工程クリア――― レイシフトを開始します
立香「ここは・・・」
マシュ「森でしょうか。安全にレイシフトできて安心しました」
立香「安全に?」
マシュ「はい。レイシフトは座標を入力すればそこに転送されますが、時々ずれてしまう事があるんです」
立香「そうなんだ。立花さん、これから・・・。あれ?立花さん?」
マシュ「おかしいですね。座標は同じのはずなのに・・・・ってことは」
立香 マシュ「「ずれたんだ!」」
ぐだ子「うわぁああああっ!!」
レイシフトした瞬間、落ちてるなんて最悪な事態だ。早く空を飛べるような奴を出さなければ!
ぐだ子「ライダーを選択!えっと、飛べる宝具を持っているのは・・・・!」
段々、建物の屋根や屋上が微かに目視できるようになってきてる。早く、思いつけ!
ぐだ子「サンタオルタ!」
紅葉が見えるのに季節はずれなサンタ服になる
ぐだ子「こい!ラムレイ二号!って思ったらこれ靴下無いと使えねぇ!解除!」
ぐだ子「えっと!えっと!」
思いつく1~4
現実は非常である5~9 BadEnd
???0
>>133のコンマ一桁
hoi
ぐちゃ・・・
なにかが潰された音が遠くから聞こえたような気がした。それがなんなのか確認しようとするが目の焦点があわない
そして全身からなにか温かいものを感じる。確認しようとするが体が石のように動かない。だが、温かい物は段々左目を侵食していった
「あ・・・・」
それは・・・赤い・・・色・・・・
「マ・・・シュ・・・・・」
近くにいない人の名を呟いた瞬間、私の意識は黒く塗りつぶされていった
BadEnd 落下死
死んでしまったのでもう一度
ぐだ子「えっと!えっと!」
思いつく1~5
???6~0
>>139のコンマ一桁
ドラゴンに乗って飛行中のオルタかマルタの背中に軟着陸してしまうくらいして欲しかった
「ん~。やっぱりこれに乗ってみる街の風景はいいな~」
ぐだ子「わぁあああ・・・」
「うん?なんだ?」
「誰か助けてー!」
「この声って・・・立花さん!?」ギュゥン!
ぐだ子「(駄目だ、完璧に詰んだ!このままじゃ・・・死ぬ)」
「間に合った!」ギュゥン!
ぐだ子「(こんなところで・・・・死にたくない!)」
「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)!」
ボフン!
ぐだ子「・・・・なにこのふかふか。というより、私、生きてる?」
「よかったー。なんとか間に合いました」
ぐだ子「その声、小ギル?」
小ギル「久しぶりですね、立花さん」
ぐだ子「私の事、覚えてたんだ」
小ギル「もちろんですよ。ウルクでの大義は忘れてはいませんから」
ぐだ子「ありがとう助けてくれて。ところでこれってなに?なんか、ふかふかすぎて立ちたくないんだけど」
小ギル「それですか?ここで手にいれた、人をダメにするクッションです」
ぐだ子「人をダメにする?」
小ギル「大人の僕が通販で見つけた品物で大量に購入したんですけど、あまりにもダメになりすぎたので、宝物庫の奥深くに封印したんです」
ぐだ子「封印・・・・?」
小ギル「はい。封印するのは良かったんですけど禁断症状が酷くなったみたいで、とっさに霊薬を飲んで僕に変わったんです」
小ギル「だから、それに長くくつろいでると・・・」
ぐだ子「zzzzzz」
小ギル「寝ちゃった。うーん、困ったな。あそこに連れて行くと駄目だから、お兄さんの所へ連れて行こう」
森
マシュ「ドクター、立花さんがいる場所はまだ確認できないんですか?」
ロマニ『すまない。さっきから探しているんだけど見つからないんだ。困ったな、キャッシュカード類は彼女が持って・・・ん?』
立香「どうしました?」
ロマニ『彼女がいる場所が見つかった!見つけたんだけど、サーヴァントの反応が・・・三体も!?』
立香「えっ?まさか・・・サーヴァントに捕まったんじゃ!」
マシュ「そんな・・・今すぐ助けに行きましょう、先輩!」
立香「ああ!」
ロマニ『ああ、ちょっ』ブツッ
ロマニ「まずいな。こんな事、所長に知られたら」
オルガマリー「知られたら・・・なんですって?」
ロマニ「所長・・・いつからそこに」
オルガマリー「すまない、辺りから」
ロマニ「(あっ・・・終った・・・)」
ぐだ子「・・・・・・ん・・・・眠ってたのか・・・」
目を開けるがまだ意識がぼんやりしている。それでも周囲の状況を確認する。床は畳が敷いてあり、仕切りは襖である
ぐだ子「(和室は珍しいな。今はほとんど洋風にしているのに。ってことは屋敷なのかここ)」
「すみません。起きましたか?」
襖の向こうから女性の声がする。屋敷の人に寝たフリは失礼だ
ぐだ子「はい、起きています」
「では、失礼します」
襖は開き、その声の女性の姿が見える。長身でスタイル抜群の美女であり、紫色の髪をした・・・
ぐだ子「(あれ?どこかで見たような・・・)」
「始めまして。あなたを連れてきた少年ですが・・・」
ぐだ子「少年ってギルのことですか?」
「・・・・はい。あなたを置いていった後、親から連絡があり、戻りました」
ぐだ子「そうですか。・・・・・」
「・・・なにか?」
ぐだ子「・・・メドゥーサ?」
メドゥーサ「!なぜ私の名を」
ぐだ子「ああ、そっか。あなたは記憶持ちじゃないから・・・」
「それにしても士郎、あの女性は誰なんでしょうか」
士郎「あの英雄王がわざわざ連れてくるぐらいだからな」
「どうせ、あいつの事だからどこかでナンパでもして連れてきたんじゃない?」
「いや、それはないと思いますよ。姉さん」
士郎「そうだぞ遠坂。いくら子供の頃の英雄王でもナンパは・・・しないと思うな」
凛「そうかしらね。それにしても桜、ライダー遅くない?」
桜「そうですね。確認するだけならすぐに・・・」
バン!
士郎「!なんだ、今の音!」
突如、メドゥーサが襲い掛かり、私は中庭へ吹っ飛ばされる
ぐだ子「くっ・・・いきなりお腹に攻撃するなんて・・・躊躇がないね」
メドゥーサ「私がサーヴァントだと見抜いたという事はあなたが異変の原因ですね」
ぐだ子「異変?なんのこと?」
メドゥーサ「とぼけてもいいですが、白状しなければ」ジャラララ!
ビシィッ!
ぐだ子「!しまっ!」
左腕に鎖が絡まり、強い力で絞められていく
ぐだ子「くぅっ!」
メドゥーサ「左腕は使い物にならなくなりますよ?」
士郎「ライダー!」
屋敷の廊下から人が四人出てきた。メドゥーサのマスターなのか?
桜「なにしてるのライダー!やめなさい!」
ぐだ子「(クラス名を二人で言うって事はあそこにいるのは全員、同盟を組んだ聖杯戦争の魔術師に違いない)」
ぐだ子「(このまま、やられたら元も子もない・・・!)きて!オルタ、ノッブ!」
ポーチからクラスカードが飛び出し、光と共に
オルタ「はぁ!」バキィン!
ノッブ「やぁっ!」バンバンバン!
私と契約した二人が現れ、オルタのおかげで鎖は切れたがノッブの銃弾は避けられてしまった
オルタ「大丈夫か、マスター?」
ぐだ子「大丈夫・・・。二人とも助けてくれてありがとう」
ノッブ「そなたよ、下がっておれ。あやつはわしらが」
ぐだ子「ノッブ!避けて!」
ノッブ「なに・・・なんじゃと!?」
どこからか現れたセイバーに斬られそうになるが、オルタの剣によって止められ、迫り合いになる
ノッブ「おおっ、感謝するぞ。オルタ」
オルタ「感謝するのならあのライダーを早く片付けろ」
ノッブ「わかっておる!任せるがいい」
オルタ「ん?なんだ、反転してない私か」
アルトリア「貴様、何者だ。なぜ、私と同じ容姿をしている!」
オルタ「なんだと?・・・なるほど、こうなった記憶がない状態か」
アルトリア「なに?」
オルタ「悪いが無力化させてもらうぞ」ガァン!
アルトリア「くっ!」ギィン!
ノッブ「それそれそれ!」バンバンバンバンバン!
メドゥーサ「くっ、銃弾が多すぎて近寄れない・・・!」
ノッブ「おかわりはいくらでもあるぞ。遠慮なく受けとれい!」
アルトリア
拮抗1~5
無力化6~0
>>144のコンマ一桁
メドゥーサ
拮抗1~5
無力化6~0
>>145のコンマ一桁
あ
あ
すみません。現在、戦っていますが夜になっている設定でお願いします
ガギィン! ザクッ
アルトリア「しまった!」
剣を弾き飛ばし、拾いに行かせる隙もあたえず、相手の首に剣を突きつける
オルタ「チェックメイトだ」
ライダー「ぐっ!こうなったら宝具を」
脚に銃弾を喰らい。すぐに宝具を発動させようとするが
ノッブ「させるか!」バン!
短剣を撃ち落され、額に銃口を向けられる
ノッブ「終わりじゃ」
凛「そんな。セイバーとライダーがあっさりやられるなんて・・・」
ぐだ子「あのー・・・話を聞いてもらえるとありがたいんですけど・・・」
対話を求めようとするが警戒されて、それどころじゃないようだ
ぐだ子「・・・・しかたない。出てきてアーチャー」
エミヤ「なにかね。マスタ・・・」
ぐだ子「ちょっと事情を・・・」
エミヤ「なんでこのタイミングで呼んだ!」
彼らに背を向けさせ、彼らに聞こえないようにエミヤが喋った
ぐだ子「え?だって襲われて殺されそうになったから、とっさの判断でオルタとノッブを呼んで無力化してもらったんだけど・・・」
ぐだ子「まさか、駄目だった?」
エミヤ「それはいい。だが・・・」
凛「アーチャー!なにやってるの!早く、二人を助けなさい!」
ぐだ子「え!?どういう事!?」
エミヤ「あいつは遠坂 凛。この時代の私のマスターだ!」
ぐだ子「嘘!?ってことはまさか・・・」
アーチャー「どうした、凛・・・・・」
エミヤ「・・・・」
桜「アーチャーさんが・・・二人!?」
ぐだ子「(や・・・やっちゃった!!)」
立香「マシュ・・・ここどこだろう」
マシュ「・・・どこでしょう」
街に向かって走ってたのになぜか寺の門前に僕達はいる
マシュ「すみません、先輩・・・。私がドクターから立花さんがいる場所を詳しく聞いていれば・・・」
立香「それを言うなら俺もそうだよ。でも、困ったな。サーヴァントが三体もいる所なんてどこにあるんだろう・・・」
「そなた達、魔術師か」
マシュ「!」
門から紺色の陣羽織を着た人が出てくる
「そう身構えるな。そなた達が探している場所を私は知っている。だが・・・」
「今日はもう遅い、ここに泊まって行くといい」
マシュ「え?ですが」
「最近。ここの夜は物騒でな。特に魔術師にとっては更に危ないのだ。なぁに、あいつは魔術師の端くれぐらいは手をださんよ」
「あいつは誰の事かしら?」
「もちろん、お主のことだ」
「本当、いらいらさせるわね。そのうち自害させてあげようかしら」
「それは無理だな。そうなってしまえば守るときに無駄な魔力を使ってしまう。そうなってしまえば、勝てる戦いが勝てなくなるぞ」
「別にいいわ。もう聖杯戦争は終わってるんですし、あなたを殺しても何の問題はないもの」
マシュ「聖杯戦争が終わっている・・・?」
「あら?知らなかったの?第五次聖杯戦争はもう終わっているのよ。だから、あなたたちが求める聖杯はもうないわ」
立香「まさか、あなたは」
キャスター「そのまさか・・・よ。私は第五次聖杯戦争でキャスターとして召喚されたサーヴァントよ」
訂正
彼らに背を向けさせ、彼らに聞こえないようにエミヤが喋った→私の背中を彼らに向けさせて、彼らに聞こえないようにエミヤが喋った
マシュ「そんな、ありえません!聖杯戦争は各陣営が持つサーヴァントを倒し、最後に生き残った陣営が願いをかなえる資格を持つ」
マシュ「そして願いを叶えたら、サーヴァントはこの世にはいられないはずです!」
キャスター「そんな事を言っても現にここにいるのだから、例外はあった。って事でしょう?後、悪いけどあまり大声を出さないで下さる」
キャスター「家の者が出てきてしまうので」
マシュ「あっ・・・すみません」
キャスター「あなた達が探している人がいるところは、明日連れて行ってあげるから今日は我慢しなさい」
立香「わかりました・・・」
キャスター「外は寒いでしょう、ついてきなさい」
立香「あっ、はい。行こう、マシュ」
マシュ「はい。あっ、教えてくれてありがとうございました。えっと・・・」
アサシン「アサシンだ。なぁに、目の前で困っているなら助けるのが門番の務めでもあるからな。礼にはおよばんよ」
衛宮邸
ぐだ子「という事です」
カルデアの説明と今起きている事、サーヴァントのことを話した
凛「未来から来て、食糧不足で補給のためにここに来たと・・・・信じられないわね」
ぐだ子「信じなくても、それが事実なので」
桜「それより、人理が焼却されているのになんでここだけが残っているんですか?」
ぐだ子「この時代は聖杯の力によって守られていたので、影響は受けなかったんです。だけど、その聖杯はいつ力を無くすのかがわからないので」
ぐだ子「ここがいつ消滅するのか、私達でもわからない状態です」
セイバー「ちょっと待ってください。あなたは今、聖杯の力によって守られていると言いましたね?」
ぐだ子「はい。そうですけど・・・なにか?」
士郎「俺達の聖杯戦争はもう半年前に終わったんだ」
ぐだ子「え・・・!半年前に戦争が終っているのになんでサーヴァントがいるんですか?」
凛「それなんだけど、私達にもわからないの」
ぐだ子「わからない?」
凛「確かに聖杯戦争が終わったら、残った陣営のサーヴァントは消滅するか、受肉するの二択だけど何故か、全陣営のサーヴァントは消滅しなかったの」
桜「参加した人はそれでいいと思っているんですが、セイバーさん達にとっては違うみたいで」
ぐだ子「?どういうこと?」
セイバー「最近になって聖杯戦争時におけるサーヴァントの高揚感を感じてきているのです」
ぐだ子「サーヴァントの高揚感か・・・・って事はつまり」
オルタ「聖杯戦争がまた始まったという事だろう」
ノッブ「ああ、だから青いのと紫は互いに殺気だっていたのじゃな」
ぐだ子「・・・・・。終った戦いを誰かが再開させたって事で、あなた達は認識している・・・違う?」
士郎「!ああ、そうだ」
ぐだ子「なら、再開させた犯人は聖杯戦争に本格的に参加できなかった人・・・ってことなんじゃない」
凛「?どうしてそう考えるの?」
ぐだ子「だって、そうじゃないと駄目なんだよ。終った戦いをもう一度再開させるって事は、再開させた人は序盤に力を無くし」
ぐだ子「ずっと隠れているしかなかった。そして、今度は戦う力を得て、終った聖杯戦争を再開させた」
士郎「ちょっと待て。そう考えるなら、さっき言った力を無くしたって事は、聖杯戦争中にサーヴァントを奪われた人物・・・ってことか」
ぐだ子「そういうこと。そしてサーヴァントを奪うって事はあくまで可能性だけど」
ぐだ子「奪った人物にはおそらく、ランサーを含めてサーヴァントが二人いる。あなた達はサーヴァントを二体持っていた人物に心当たりは」
三人の顔を見たら、深刻そうな顔をしていた
ぐだ子「・・・いるんだね」
士郎「ああ、そいつは俺達がよく知っている人物だ」
ぐだ子「なら、そいつを締め上げれば・・・」
凛「悪いけど、そいつ。聖杯戦争中に死んだわ」
ぐだ子「死んだ?」
士郎達が言うには、そのマスターの名は言峰綺礼といい。聖杯戦争の監督役だが裏でランサーを使い、聖杯戦争の勝利者になろうとしていた神父
ランサーの他に、第四次に凛の父親を殺して奪ったギルガメッシュがいた
ギルガメッシュと言峰は第四次に一度死んだのだが、聖杯の泥により死から蘇った
最後は士郎と戦い、敗れ。死んでいった
ぐだ子「なるほど、ギルガメッシュと一緒に・・・ねぇ・・・」
士郎「となると、探すのは困難になるな」
ぐだ子「いや、そうでもないよ。言峰綺礼がそんな性格なら結構残酷なことをしてランサーを奪ったはずだよ」
士郎「残酷なこと?」
凛「なんだろう。それ、だいたい想像できてしまったかも」
ぐだ子「たとえば・・・そうだね。相手が生きているなら腕か脚を切り落とした・・・とか?」
士郎「・・・・確かにあいつならやりかねないな」
凛「だけど犯人の特徴は大体だけど把握できたわ」
桜「特徴・・・ですか」
凛「ええ。一つ目は聖杯戦争の参加者であること。二つ目はランサーの元マスター。三つ目は言峰と親しい人物」
士郎「親しい人物・・・」
凛「調べてみればわかるとおもうけど、そいつが動き始めたら」
桜「私達で倒す・・・」
士郎「・・・もう二度と戦いを起こさせるもんか、俺達で絶対止めよう」
その場にいた仲間は頷いた
ぐだ子「・・・・」
士郎「藤丸さんだったか。そういうわけだから、君達は早く用事を済ませて」
ぐだ子「元の世界に帰ってくれ・・・ですか?悪いですけどそれはお断りさせていただきます」
士郎「なんで・・・」
ぐだ子「先程、言ったはずです。私達の使命は特異点を排除すること。なら、カルデアも動かなければなりません」
「それに・・・。実のところを言うとまだ一つも敵が造った特異点を発見できていないんです」
「だから食料を送ったら、カルデアに事情を話し、あなた達の手助けをさせてもらいます。あと・・・」
士郎「わかった。来たらそれを伝えるよ」
ぐだ子「はい。それと・・・申しわけありませんが、もし承諾を貰ったら、ここを拠点として住ませてもらってもよろしいでしょうか?」
ぐだ子「家賃と食費は必ず支払うので」
士郎「いや、別に無理して払わなくても良いよ。それに空いてる部屋ならまだあるから、好きなところを使ってくれ」
ぐだ子「ありがとうございます」
キャスター「人理の焼却・・・ねぇ・・・。相手は大層な事をしたわね」
立香「大層な事・・・ですか」
温かいお茶を飲みながら、キャスターと話す
キャスター「ええ。人理を全て焼却するほどの魔力を溜めるには何百、何千年といっていいほどの時間が必要なの」
キャスター「おまけにどのタイミングで行えば、簡単に全てを焼却できるタイミングを待っていた」
立香「それがもう一つの冬木にレイシフトをする直前だった・・・」
キャスター「まぁ、あなた達が生きているってことは、そいつの計算も狂った・・・って事かしら」
キャスター「なら、そいつはこれからの特異点を解決していく途中で、あなた達の前に現れるはずよ」
立香「え!?」
キャスター「そうじゃなきゃ、あなたが言った未来の冬木で全員その場で死んでいる」
キャスター「見逃したのはまだ脅威として認識していなかったから。なら特異点を解決していけば自ら見定めるために姿を現す」
キャスター「まぁ・・・人理焼却をするぐらいだから圧倒されるでしょうね」
立香「そんな・・・」
キャスター「なら・・・・星を集めなさい。いくつもの輝く星を」
キャスター「どんな人間の欲望にも、どんな人々の獣性にも負けない、嵐の中でさえ消えない宙を照らす輝く星を」
キャスター「集めればきっと・・・・どんな闇にも負けない、強い光を生み出すでしょう」
立香「どんな闇にも負けない・・・光・・・」
朝 10:30
キャスター「ここよ」
キャスターに連れられ、俺達はお屋敷の前にいる
マシュ「ここに立花さんが・・・!」
マシュはすぐに目の前の門をあけ、屋敷の敷地に入っていく
立香「キャスターさん」
キャスター「ん?」
立香「俺、必ず集めてみせます。いくつもの輝く星を」
キャスター「・・・・ええ。期待してるわ。ほら、早く彼女を追いなさい。相手の印象を悪くしたらいけないからね」
マシュたんを[ピーーー]何てアニメに出ないオリジナル女自演乙続編SSでマシュちゃん出るよね
>>152 続編まで挫折しなければ・・・いいんですけどね・・・
立香「はい!」
私にお辞儀をし、彼は彼女の後を追っていった
キャスター「・・・・まったく。あなたは愚かな娘よ。一度手にした幸せを手放すなんて、私は・・・その選択は絶対にしないわ」
マシュ「立花さん!立花さん!助けに来ましたよ!」バン!バン!!
ロマニ『マシュ、落ち着いて!立香君も言ってやってくれ!』
立香「マシュ、お願いだから落ち着いて!」
凛「ちょっとうるさいわよ!近所迷惑を考え・・・ってあなた達か」
立香「え?」
凛「立花から話は聞いてる。あと、先に言っておくけど、あの子は今ここにはいないわ」
マシュ「ならどこに!いっ・・・」
マシュの頭に目の前の女性がチョップをくらわせる。頭を抑えてうずくまるマシュ。そうとう痛かったのだろう
凛「ちゃんとどこに行ったか話すから落ち着きなさいよ」
立香「じゃあ、立花さんはどこに行ったんですか」
凛「あの子は昨日・・・」
先日
ぐだ子「あと、私はちょっと私用である場所に行ってきます。二人が来たら追わないで。って伝えてください」
凛「ちなみにどこへ行くの?」
ぐだ子「えっと・・・東京です」
凛「って」
立香「と・・・」
立香 マシュ「東京!?」
キュィイイイイイン・・・!
ぐだ子「マシュ達、大丈夫かな・・・まぁ、いいか。早く用件済まして戻ればいいだけだしね」
マシュ「確かにこれは先輩に持たされたキャッシュカードです」
遠坂さんに立花さんがいた部屋に案内され、立花さんが置いていったものを確認した
立香「これでカルデアに送る食料を買えるね」
マシュ「はい」
凛「じゃあ、行きましょうか」
立香「え?」
凛「あの子にあなた達を案内してくださいって頼まれたのよ。それにどこに行けばいいか、あなた達わからないでしょ?」
図星だった。確かに昨夜、街に行こうとしたのだが、何故か山に戻っていたのだ
なら、土地に詳しい彼女の案内があったほうがいい
立香「じゃあ・・・お願いします」
凛「オーケー。じゃあ行きましょうか」
穂群原学園
士郎「(親しい人物か・・・・あいつは・・・いや、違うな。あいつは言峰との関連性がない)」
一成「衛宮」
士郎「ん?なんだ一成?」
一成「なんだ?ではない。もう作業はお前が書いている書類で終るぞ」
士郎「え?」
確認すると一成の言うとおり、最初にあった書類の山はなくなっていて、今書いている書類で終わりだった
一成「今日は休みだというのに助かったぞ、衛宮。後は我々だけでできる。今日はもう帰ってもいいぞ」
士郎「じゃあ、お言葉に甘えてそうさせてもらうよ。また、なにかあったら言ってくれ」
一成「ああ。・・・・ところで衛宮。昨日の昼、寺にお前を探している女性が来たぞ」
士郎「ああ、白髪の女の子だろ。それなら遠坂が」
一成「いや、違う。暗い色を帯びた赤髪の女性だ」
士郎「え?誰だ、その人?」
一成「やはり知らない相手か、安心しろ。個人情報の為、他人に教える事はできませんと言って帰らせた」
主って日本人?
何か所々日本語がおかしい所あるんで気になる。
>>157 日本語がおかしい所があったなら、本当に申し訳ございません。文章を考え、最後に見直しをしてから書き込んでいたのですが甘かったようです。
改善できるように善処しますがそれでもおかしな所がありましたら、お手数をおかけしますが教えてくださると幸いです
士郎「そうか・・・なぁ、一成。一つ聞きたいんだけどその女性、なにか変なところがなかったか?」
一成「変なところ?」
士郎「たとえば、左右の脚のどちらかが義足だったとか」
一成「いや、そんなものは・・・・・待てよ、そういえば・・・」
士郎「なにか変なところがあったのか?」
一成「いや、ただの直感だ。聞いても参考にならんぞ」
士郎「それでもいいんだ。教えてくれ」
一成「・・・赤髪の女性の左腕なんだが、妙な違和感があった。もしかしたら、あれは義手だったのかもしれん」
士郎「義手か・・・」
昨日の会話を思い出す。
「一つ目は聖杯戦争の参加者であること。二つ目はランサーの元マスター。三つ目は言峰と親しい人物」
「相手が生きているなら腕か脚を切り落とした・・・とか?」
士郎「(俺を探していたなら、聖杯戦争に関係した人物。そしてあの子が言った義手・・・2つだけど当てはまる)」
士郎「教えてくれてありがとう、一成」
一成「ああ、こっちこそ手伝ってくれてありがとう」
士郎「(あとはランサーに元マスターを聞いてみるか・・・)」
蒔寺「由紀香!おい、しっかりしろ!」
士郎「!」
巻寺の声が聞こえた瞬間、声がした方向に走っていた。そこで見たのは倒れている三枝と必死に介抱している蒔寺だった
士郎「おい、一体どうしたんだ!?」
蒔寺「衛宮!それが氷室と一緒におしゃべりしてたら、いきなり由紀香が倒れたんだ!」
士郎「なんだって・・・三枝、聞こえるか!」
三枝「うん・・・・」
どうやら意識はあるようだ
士郎「保健室の先生は呼んだのか?」
蒔寺「氷室が呼びに行ったから、すぐ来ると思う」
三枝「はぁ・・・・はぁ・・・・」バチッ!バチチチチチッ!
士郎「!なぁ、蒔寺。さっきから三枝の体から出てるこれはなんだ?」
三枝の皮膚からオレンジ色の光が浮き出たり、消滅したりしている
蒔寺「わかるか!倒れた時からこうなってるんだよ!」
氷室「先生!早く走れ!」
「わかったから、引っ張るな!」
氷室が保健室の先生を連れてきたのだが、いつも見る先生ではなかった。新任しては黒髪と白髪が混じった髪型をしていて先生にはとても見えない
「で?誰のぐあいが悪いんだ?」
蒔寺「この子だよ」
三枝「はぁ・・・・はぁ・・・・」バチッ!バチチチチチッ!
「!・・・おい。お前ら、ここから離れろ」
蒔寺「はぁ!?なに言ってるんだよ!」
「早くしろ。巻き込まれて、死んでも俺はしらねぇぞ」
士郎「死っ!?」
三枝「あぁああああああっ!!!」グモモモモモモッ!
士郎「なんだ!?」
三枝の体から何かが増え続け、体を覆い。剣士のような姿に変貌した
蒔寺「由紀香・・・?」
「まさか、ここにもカメンライダークロニクルの影響があったとはな。まぁ、いい。探す手間が省けたぜ」スッ
バグチャン「ハァアアア!」
剣を手にして先生を襲うが、それをかわし、怪物の背中に蹴りを入れる
「久しぶりの戦闘だ。簡単にやられるなよ」ガチャン!
BANG!BANG!SIMULATION! I Ready for Battleship!
音声とともに先生の背後から映像が映し出され、そして映像から戦艦をイメージしたような物がゆっくりと前進してくる
「変身」
デュアルアップ!
先生の姿が変わり、戦艦が頭上に来た瞬間、反転し、変身した先生の体に装着された
スクランブルだ! 出撃発進! バンバンシミュレーショーンズ!発進!
「ミッション開始」ドドン!ドドン!
バグチャン「グォオオオッ!!」バチィイイイ!
砲門から放たれた砲弾が怪物に当たり、怪物は吹っ飛ばされる
士郎「な、なんなんだ。あれは・・・」
氷室「仮面ライダーだ」
蒔寺「か、仮面ライダー?」
氷室「ああ。今から三年前に東京の人々が怪物になり、人を襲う事件があった、そして怪物を殲滅したのが仮面ライダーだ」
蒔寺「じゃあ・・・由紀香が」
氷室「死なない。むしろ由紀香を救う」
士郎「それは・・・どういう事なんだ?」
氷室「仮面ライダーに倒された怪人は人に戻る。だからあいつに任せておけばいい」
スナイプ「終わりだ」
キメワザ! BANG BANG CRITICAL FIRE!
スナイプ「はぁ!!」ドドドドドドン!!
バグチャン「ギャアアアア!!!」ドオォオオン!!
砲撃が全弾命中した瞬間、怪物は爆発し、そして
由紀香「」ドサッ
蒔寺「由紀香!」
倒れた三枝に走っていく蒔寺
スナイプ「こんなもんか」
「流石、人類が生み出したもう一つの英雄。即席の怪物では勝負になりませんか」
その場にいる全員が、突然現れた黒いマントを着た人物を見る。フードによって顔は隠れていて見えない
スナイプ「てめぇ、何者だ?」
「私の正体をあなたに話す必要はありません。それに・・・もうこの世界の目的は達成していますから」
そう言い、右手に持っている物をかざすようにして仮面ライダーに見せ付ける
スナイプ「!デンジャラスゾンビだと・・・!」
「不死身の能力は多くの人類の誰もが求める力。これを作った人は紛れもない天才だ」
「そしてこの世界の住民よ。ここはもはや、君達が知っている世界ではなくなった。ある者がこの世界に入ったため、本来の世界は狂い、そして」
「狂った世界は君達に牙をむくだろう。せいぜい夜は用心するといい・・・命が惜しければな」
そう言い、その場から姿を消した
スナイプ「なんだったんだ?今のは・・・」
大我「もう大丈夫だ。バグスターはもういない」
由紀香「あ・・・ありがとうございます」
氷室「まさかあなたが仮面ライダーだったとは」
大我「まぁな。ここに来たのは残っているバグスターウイルスの殲滅だったがもう終わりだ。そいつについてた奴で最後だったからな」
蒔寺「そうなのか?」
大我「ああ、そうだ。これで俺は東京に戻れる。ありがとよ、案内してくれて」
そう言い、その場を去っていく
蒔寺「・・・・なんていうかクールな人だったな」
士郎「ああ、そうだな」
仮面ライダーが出たのは、謎の黒マントXのためだけなので、今後は仮面ライダーは出ません。
紛らわしい事をしてしまい、申し訳ありません
衛宮邸
士郎「仮面ライダーか・・・あんな正義の味方もいいかもしれないな」
「失礼、あなたは衛宮士郎ですか?」
唐突に後ろから声をかけられる
士郎「はい、そうですが・・・!」
振り向いた先には一成から聞かされていた暗い色を帯びた赤髪の女性がいた。そして、ひと目見ただけでわかった。この人と戦えば確実に死ぬと
「私はバゼット・フラガ・マクレミッツ。魔術協会の・・・いや、フリーの魔術師です」
士郎「フリー?」
バゼット「はい。いえ、そんな事はどうでもいいです。単刀直入に言います。今日の最後の夜、大規模な影の襲撃がきます」
士郎「・・・なんだって」
バゼット「おそらくそれは、夜が過ぎたとしても永遠に残るでしょう。あなた達は」
士郎「待ってくれ。いきなり過ぎてわからない。ゆっくり詳しく教えてくれ」
バゼット「あっ、すみません」
話を聞かせてもらうと四日目の夜が明けてもまた四日前に戻る。そんな事をバゼットは何回も繰り返してきたのだと言う
バゼット「私はその四日間だけ聖杯戦争を行い、勝ったり、負けたりを繰り返しました」
士郎「なるほど・・・でも、なんで四日間だけなんだ?それじゃあ、何をやっても変わらないじゃないか」
バゼット「それは・・・私のサーヴァントの能力によるものなんです。私のサーヴァントは第三次聖杯戦争に召喚されたのですが」
バゼット「四日目に敗退したので、五日目からは知らないのです」
士郎「なるほど・・・記憶にないものは再現できなかったってわけか。でも、繰り返す四日間をどうやって終らす?」
バゼット「簡単です。先程言った大規模な影の襲撃、あれを全てのサーヴァントとマスターがくい止め、その間に天の逆月を壊せばいい」
士郎「天の・・・・逆月?」
バゼット「簡単に言うなら聖杯です。この、繰り返される聖杯戦争だけにしかない特別な聖杯。そしてそれを壊せるのは・・・衛宮士郎、あなたしかいない」
士郎「なんだって・・・・」
バゼット「あなたは聖杯戦争を終わらせたマスターだ。それは聖杯を壊したと同じ、だから天の逆月に触れるだけで聖杯は壊れる」
士郎「そうか・・・待ってくれ。あなたはどうなるんだ?聖杯を壊したらもう四日間は続けられない。その後は・・・」
バゼット「・・・・おそらく死ぬでしょう。私は言峰綺礼にやられた敗者です。それに・・・覚悟は決めました」
バゼット「繰り返す四日間を生きたとしても、それはただの甘えだ。敗者は敗者らしく散ったほうがいい」
士郎「・・・・」
バゼットは本当に死ぬことを覚悟した上で俺に会いに来たのだ。なら・・・それに答えなければならない
だが・・・
「聖杯の力によって守られていたので、影響は受けなかったんです」
「その聖杯はいつ力を無くすのかがわからないので、ここがいつ消滅するのか、私達でもわからない状態です」
もし聖杯を破壊してしまったら、ここが焼却してしまうかもしれない
士郎「バゼット、俺は・・・」
協力しない1~5 BadEnd
協力する6~0
>>174のコンマ一桁
あ
もう一度
>>175のコンマ一桁
・・・人類の未来も大事だ。だけど、目の前にいる人を長い苦しみから救ってあげたい
士郎「わかった。協力させてもらうよ」
バゼット「ありがとうございます。では、この事を皆さんに伝えてください」
そう言い、その場を後にするバゼット
士郎「待ってくれ、おれはどこに行けばいいんだ」
バゼット「新都のセンタービルの屋上に来てください。そこに行けば、天の逆月につづく階段が現れるはずです」
士郎「わかった。新都のセンタービルだな。夜になったらすぐに向かう」
バゼット「・・・待っています」
士郎「・・・遠坂達にも早く知らせなきゃ。まずは柳洞寺に行って、キャスターに知らせよう」
急いで自転車に乗り、柳洞寺に向かった
東京
ぐだ子「・・・確かにこれは本物だ。だけどいいのか?」
「お前は俺達を手伝った貸しがある。それにこれぐらいの事でいいなら、何も問題はない」
ぐだ子「・・・・ありがとう」
「ところでデンジャラスゾンビのガシャットなんだが」
ぐだ子「?それがどうしたの?」
「何者かに盗まれたらしい」
ぐだ子「なんだって・・・?誰に盗まれた?」
「わからない。あのガシャットは厳重に保管されていたのだが、突然消滅した。だが、花屋大我の報告で黒マントの人物が手にしていたようだ」
ぐだ子「・・・・」
「何か心当たりでもあるのか?」
ぐだ子「いや・・・心当たりはなにもない。悪かったな、忙しい身なのに持ってきてくれて」
「この後、お前はどうする」
ぐだ子「冬木に戻る。三つの用件はすませたからね」
「そうか」
ぐだ子「さようなら。君に幸運があらんことを」ガチャン
「・・・・ふん」
ぐだ子「さてと」
「おい、あれ見ろよ」
「なにあの月、真っ暗じゃない・・・」
「なんだよ。あの輪っか・・・異常現象の前触れか?」
ぐだ子「!?(なんであれが出てきてるんだ。ここに来たときは光の輪なんてなかったのに)・・・まさか!?」pipipi
ぐだ子「繋がってよ・・・」
士郎『もしもし』
ぐだ子「藤丸立花です。単刀直入に言います。なにかそっちで起きましたか?」
士郎『今は何も起きてはいないけど、ちょうど・・・った。今から・聖・・・争を終・・・』ブツッ!
ぐだ子「え?ちょっと!?もしもし!?」
『もうしわけありませんが、彼らにはここで退場していただきます』
ぐだ子「誰だ、お前は・・・!」
『デンジャラスゾンビ』
ぐだ子「!・・・まさか、デンジャラスゾンビのゲームガシャットを奪ったって言う、黒マントか」
黒マントX『ええ、この世界は別世界と交わっていたので幸運でした。おかげで無駄な魔力を消費せず、不死の力を手に入れましたから』
ぐだ子「目的はなんだ?ソロモンと同じ人理焼却が目的か」
黒マントX『いいえ、私はあなたと戦いたいだけです。あなたは英霊の力を自らの力にすることができる。実は私も同じような力を持っているんですよ』
ぐだ子「なんだと・・・!」
黒マントX『だったら、どちらが上か試さずにはいられませんよね』
ぐだ子「私と戦うことが目的なら、世界に干渉しなくてもいいはずだ!」
黒マントX『ええ、確かにそうですね。最初はそう思いました。・・・ですが、あなたに仲間や友達がいる事がゆるせない』
ぐだ子「なに・・・?」
黒マントX『あなたの理解者は私だけで充分だ。あなたの近くにいる者は信用できない。なので・・・私が全員消してあげます』
黒マントX『さよなら、私の立花さん』ブツッ!
ぐだ子「くっ・・・!今から飛行機に乗ったとしても絶対間に合わない。だったら・・・」スッ
ぐだ子「君の・・・出番だよ」
新都 センタービル 屋上
士郎「はぁはぁ・・・・着いた」
全員に説明しておいたが、ギルガメッシュだけ見つからなかった。だけど、あいつなら大丈夫だろう
バゼット「待っていましたよ。衛宮士郎」
士郎「悪い、バゼット。それで天の逆月につづく階段は・・・」
「あと三十分後ですよ」
士郎「!」
声がした方向に向くと銀の髪を揺らしながら、カレン・オルテンシアがこちらに向かって歩いてくる
士郎「三十分後・・・?階段はすぐに現れるんじゃなかったのか?」
バゼット「・・・・」
士郎「答えてくれ、バゼット!」
カレン「無駄ですよ、衛宮士郎。そこにいるのはバゼット・フラガ・マクレミッツではありません」
士郎「なんだって・・・」
カレン「ここまで言ったのですから、いいかげん正体を現したらどうです」
バゼット「・・・・」フッ
バゼットの体が黒い靄に覆われた瞬間、スーツ姿ではなくなり、白い仮面をつけていた
そして、そいつから感じられるのはセイバー、ライダー達とと同じ気配
士郎「まさか、サーヴァント!?」
「アサシンである私の変装を見破るとは・・・貴様もマスターか」
カレン「あいにく、私はマスターではありませんがサーヴァントを従えている点ではそうかもしれませんね」
アサシン「ならば、そこのマスターと一緒に死んでもらおう」シュッ!
士郎「!投影開始(トレース・オン)!」
アサシンが投げた短剣を、投影した剣を投げて短剣を弾いた
アサシン「なに・・・?」
士郎「カレン、建物の中に戻れ!」
カレン「・・・・わかりました。ご武運を・・・」
アサシン「・・・サーヴァントが放ったものを撃ち落とすとは・・・貴様、何者だ?」
士郎「俺は衛宮士郎。セイバーのマスターだ!」ダッ!
冬木大橋
アーチャー「くっ!」ズザザザッ
凛「アーチャー!」
アーチャー「大丈夫だ、凛。だが・・・」
あの幾万の骸が一つの塊となり、七つに分かれた瞬間、その一つだろうと思われる影が襲ってきのだ
「■■■■■■■■■■■ーーー!」
アーチャー「どうやら敵はバーサーカーのようだな。私が放った剣を掴み、二撃目の剣を撃ち落すとは狂化している割には芸達者なやつだ」
凛「そうね、だけどこれは好都合。あの骸を全て相手するよりは楽なはずよ」
アーチャー「そうだな。・・・・魔力を回せ、凛。この戦い、勝ちにいくぞ」
凛「ええ!」
アーチャーVSシャドウサーヴァント(バーサーカー)
戦闘開始
アーチャー 400 攻撃力
1~3 干将 莫耶 40
4~5 赤原猟犬 60+スタン
6~8 詠唱 (干将 莫耶の威力が二倍)
9 偽・螺旋剣 300
0 無限の剣製
>>184のコンマ一桁
バーサーカー 500 攻撃力
1~5 通常攻撃 60
6~8 カウンター 相手の攻撃力を1.5倍にして返す
9~0 宝具開帳 全攻撃が3倍の威力になる
>>185のコンマ一桁
アチャーな予感しかしない
人理焼却の危機なのに奴は通りすがらないのか・・・
アーチャー「ぐっ・・・!はぁ!」ズバッ!
バーサーカー(影)「■■■■■■■■■■■ーーー」
アーチャー 340 攻撃力
1~3 干将 莫耶 40
4~5 赤原猟犬 60+スタン
6~8 詠唱 (干将 莫耶の威力が二倍)
9 偽・螺旋剣 300
0 無限の剣製
>>187のコンマ一桁
バーサーカー 460 攻撃力
1~5 通常攻撃 60
6~8 カウンター 相手の攻撃力を1.5倍にして返す
9~0 宝具開帳 全攻撃が3倍の威力になる
>>188のコンマ一桁
仮面ライダーはもうでないって書き込んだんですが、そのスレを見てない人が多かったようです
仮面ライダーをクロスしたのかっていうスレが多くありましたが、私の考えの甘さがまねいた結果だと思っております
本当に多くの誤解を招いてしまってもうしわけありません
仮面ライダーは出ないって言った直後にデンジャラスゾンビとか出してんじゃん。
それ仮面ライダーのネタでしょ。
仮面ライダー出してるのと同じだよ。
スレタイでクロス要素や仮面ライダー要素出せばそういうのに寛容な読者も集客出来たかもしれないけど
こんなスレタイと始まりじゃ根っからの型月原理主義者しか残らないからしゃーない
その型月厨も変なクロスがおっ始まったから皆逃げ出したしもう潮時よ
凛「アーチャー。相手はバーサーカー、勝負が長引くとこっちが不利になってくるわ」
アーチャー「ではどうする?短期決戦となるとアレしかないがその場合、君の魔力は持つのかね?」
凛「ええ。だから遠慮なく、叩きのめしちゃいなさい」
アーチャー「そうか。ならば、その期待に応えるとしよう」
I am the bone of my sword.
Steel is my body, and fire is my blood
アーチャーが詠唱を始めたが、バーサーカーは気づいていないのかその場を動かない
I have created over a thousand blades
Unknown to Death
彼の周りの空気は少しずつ乱れ始めていく。バーサーカーは何かを察したのか近くにあった街灯を折り、襲い掛かる
Nor known to Life.
Have withstood pain to create many weapons
Yet, those hands will never hold anything
その攻撃をかわし続けながらも詠唱は途絶えることはない。そして
So as I pray, unlimited blade works
最後の詠唱で世界は一変する
バーサーカー(影)「■■■■ーーー」
果てなき荒野に無数の剣が突き刺さっていて、遠くの空には歯車が回っている
これがアーチャーが持つ切り札、無限の剣製
アーチャー「いくぞ!バーサーカー」
アーチャー 340 攻撃力
1~3 ソードバレット 40×コンマ
4~5 赤原猟犬 120+スタン
6~8 偽・螺旋剣 300
9 永久に遥か黄金の剣 500
0 ミス
>>193のコンマ一桁
バーサーカー 460 攻撃力
1~5 通常攻撃 60
6~8 カウンター 相手の攻撃力を1.5倍にして返す
9~0 宝具開帳 全攻撃が3倍の威力になる
>>194のコンマ一桁
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