前作
【ネットハイ】俺氏「人気グルメブロガー?爆発しろ!!」【SS】
【ネットハイ】俺氏「人気グルメブロガー?爆発しろ!!」【SS】 - SSまとめ速報
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【ネットハイ】俺氏「人生相談占い師?爆発しろ!!」【SS】
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【ネットハイ】俺氏「新進気鋭のプロゲーマー?爆発しろ!!」【SS】
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PSVita用ソフト『ネットハイ』というマイナーゲームのSSです。
場合によっては安価を出すかも。
前作のオリキャラ・ゲーム本編のネタバレを含みます。未プレイの場合はブラウザバック推奨です。
需要?関係ないね!
☆ネットハイ知らねーよって人向け、三行で分かるネットハイ☆
・ 世はリア充至上主義だよ。リア充が一番偉いよ!非リアはゴミだよ!
・ 非リアの俺氏が口喧嘩でリア充の嘘を暴いて爆発させるよ!
・ 三行じゃ説明無理だから製品版買ってね!体験版もあるよ!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482674872
― コンビニ ―
俺氏 「うぅ。さ、寒ぃ……この時期に店外の掃き掃除は堪えるぜ……
仕事なんてしてる場合じゃ無いぞこりゃ……早く帰って【オフトゥン】に包まれたい……」
※ Tips 【オフトゥン】
現実と夢幻の境界線。引きこもりにとっての最終防御ラインであり、その身に唯一温もりを与えてくれるもの。
その存在はまるで母の様にやさしく心と身体を包み込んでくれZzz・・・
シル 「もぉ!しっかり集中して下さいよ!!
真面目にコツコツ働く事が社会復帰の第一歩、リア充への近道なんですよ!」
俺氏 「社会復帰って……
それに、俺も今ではBランク王者……もう立派なリア充だと思うし、別にそんな無理して頑張んなくても・・・」
シル 「あまぁぁぁぁい!!そんなサッカリンよりも甘い考え方でどうするんですか!!
マスターの目標はリア充の頂点、KINGを倒す事でしょ!?
そんな保身的でどうするんですか!!守る物なんて何一つ無いくせに!!」
俺氏 「ほっとけよ!」
後輩 「俺氏さーん!!」タタタ…
俺氏 「んお!?ど、どうしたの・・・
そ、掃除ならちゃんとやってるよ・・・ほ、ホント・・・サボってなんかないって・・・・・・」
シル 「必死すぎて逆に怪しいですよー。
仕事自体は真面目にやってたんだから、堂々としてれば良いのに・・・・・・」
後輩 「コレ!店長からの差し入れです!外は冷えるだろうからってぇ!」つ缶コーヒー
俺氏 「あ、ありがとう・・・・・・アッタケェ……」
後輩 「イヤーホント、さッむいっすねぇー!!ホラ!息とか真っ白で!!
こりゃ、今年のゲレンデはコンディション良さそうですよねぇ!!滑りたいなぁ~
去年はアイスバーン酷くってぇ、エッジガタガタで最悪でしたもんねぇ~~」
俺氏 「お、おう・・・・・・そうだな・・・・・・」
後輩 「俺氏さんはボード派すかぁ?それともスキー派?」
俺氏 「あ、い、いや・・・俺は・・・・・・」
後輩 「オレは断然ボードっすねぇ!なんていうかぁ、爽快感?が違うんですよねぇ~!
カービングが上手くハマッた時とかもうホント最高でぇ!!」
俺氏 「へ、へぇ・・・そ、そうなんだ・・・・・・」
シル 「駄目です。内容がリア充過ぎてマスター会話についていけてません・・・・・・」
後輩 「あ!そうだ!!俺氏さんもう上がりですよね?オレももう上がりなんで、今日こそはメシ行きましょうよぉ!
オレもう数ヶ月待ってんすからねぇ?いろいろ話したい事溜ってるんで、オール覚悟して下さいよぉ~」
俺氏 「あ・・・ゴメン・・・・・・その、今日も駄目なんだ・・・・・・その、また先約が・・・・・・」
後輩 「うぇ~!?マジすかぁ!?だって、ココ最近シフトも全然合わないじゃないですかぁ~」
俺氏 「まぁ、三人しか居ないから、俺が入って無い所が必然的に君のシフトになる訳だしね・・・・・・」
後輩 「ココ逃したらもう当分チャンス無いですってぇ~~。良いじゃないですか約束なんてブッチすればぁ~
オレと居たほうが絶対楽しいですってぇ!ね?ね?」
俺氏 「そ、そう言う訳には・・・その・・・」
後輩 「もぉ~~!!はっきりして下さいよぉ!!
その約束の人とオレ、一体どっちが大事なんですかぁ!?」
??? 「・・・フヒ!腐ヒヒ!」
俺氏 「・・・え?」
シル 「この声は・・・・・・」
女性 「・・・・・・はっ!(ジュルリ)いけないいけない・・・・・・ついまた腐臭に引き寄せられて・・・・・・
うぅ・・・・・・いいかげん卒業しなきゃいけないのになぁ・・・・・・」
シル 「やっぱり!真愛さんです!!【隠れるのに都合の良い物陰】からこっちを見ています!」
※ Tips 【隠れるのに都合の良い物影】
ドラマや漫画などで探偵や家政婦などが情事を除き見る際用いられる。
現実的に考えてばれそうな距離であってもそこに居れば絶対にばれる事の無いご都合主義な物陰。
真愛 「…え?この声はシルちゃん?それに……」
俺氏 「や、やあ…久しぶり……」
真愛 「も、もしかして遅れちゃいましたか!?ゴメンなさい!早めに来たつもりだったんですけど…」
俺氏 「あ…い、いや……大丈夫、まだバイト中だよ……」
真愛 「あ、そ、そうなんですね……よかった…こっちから約束取り付けておいて、お待たせするなんて失礼ですもんね…」
シル 「さっすが、真愛さんはマスターと違って常識を弁えてますねー。」
俺氏 「うっせ。」
後輩 「…あのー。もしかしてその人、俺氏さんのカノジョさんですか?」
俺氏 「ファ!?」
後輩 「なーんだぁ!そうならそうと言って下さいよぉ!!オレ、デートの邪魔するつもりないですから!
これでもオレ、仲間内では空気読めるほうだって評判なんですよ?」
俺氏 「ちちちち!違うって!!彼女は彼女とかそんなんじゃないんだって!!」
シル 「そ、そうですよ!コミュ障非リア童貞、女の子とは手も繋いだ事すら無いマスターなんて
彼女いない歴=年齢に決まってるじゃないですか!!」
俺氏 「うぉい!!そこまで言うか!!てか手くらい繋いだ事あるぞ!!
体育の授業のフォークダンスで!相手に号泣されて、後で手を殺菌消毒されたけど!!」
後輩 「いやーまさか俺氏さんレベルの人にこんな可愛いカノジョさんがいるなんてぇ。
ホント、人は見かけによらないですよね!!」
俺氏 「いや、だから違うって…てか、何気にディスられた気が…」
後輩 「あ!そうだ!!俺氏さん!チョット早いですけどぉ、今日はもう上がってもらっちゃって大丈夫ですよぉ!!
オレ、店長には上手く言って誤魔化しとくんでぇ!これでもオレ、
仲間内では気遣いの出来る男で通ってるんですよぉ!!」
俺氏 「え!?いや、そういう訳には…」
後輩 「だいじょーぶですってぇ!!ほら!そんなことより、カノジョさん待たせちゃダメですよぉ!!ほらほら!!」
俺氏 「いや、だから彼女とかじゃ…ちょ、押さないで!」
後輩 「それじゃ、次こそはオレとも遊んで下さいねぇ!!お疲れ様でーす!!」タッタッタ
シル「……行っちゃいましたねー。」
俺氏「まったく話を聞いてくれなかった……」
真愛「……えっと、もしかして御迷惑お掛けしましたか?お仕事中だったんでしょ?」
俺氏「あ、いや……たぶん大丈夫だと思うよ……」
シル「そうですよ!どうせマスター一人居なくても、コンビニ側に支障なんて無いのです!」
真愛「は、はぁ……」
真愛「と、所でその……先程のオトコのヒトとのご関係は……?」
俺氏「え……?ただのバイト先の後輩だけど……」
真愛「…ほほう……!!小悪魔系子犬後輩ですか!!」
俺氏「え。」
真愛「『バックヤードで育む禁断の愛!恋心あたためますか?~ねぇセンパイ、店長が見てますよ?~』
ぐふ、ぐふふ……捗る、捗りますよこれは……!ホモォ…」
シル「ああ…真愛さんがまた遠いところに……」
俺氏「>そっとしておこう」
― 板乃食堂 ―
ガラガラ
俺氏「こんにちはー」
板乃「へいらっしゃーい!!」トントン
板乃「………」トントン
板乃「らっしゃい!?」ダン!
俺氏「二度見!?」
板乃「て、て、て……」
シル「手?」
板乃「てぇへんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!かよ子!!かよ子ぉ!!
あんちゃんが!!あんちゃんが女連れて来やがったぁぁぁぁぁ!!!」
俺氏「ファ!?」
シル「あー。またこのパティーンですか……」
オバチャン@店奥「あらまあ嫌だよおまいさん。耄碌しちまって……
馬鹿なことお言いでないよ。そんなことある筈かないじゃないかい。」
板乃「てやんでぃバーーーローー!!こちとらまだまだボケちゃいねぇってんだ!いいからホラ!!赤飯炊け赤飯!!」
俺氏「ちょ!もちつけ!だから違うんだって!!」
真愛「そ、そうですよ!あたし達まだそんな関係じゃありませんから!」
シル(まだ?)
「あれー?なんだかやけに賑やかだねぇ?何かあったのかい?」
俺氏「このデブ声は…!」
只野「ちょっと!デブは余計だよ!呼ばれたから来たのにその言いぐさあんまりじゃないかい!?」
俺氏「とりあえず席に座ろうか…おっちゃん、赤飯は良いからお冷ちょうだい。」
只野「えぇ!?無視!?」
・・・ ・・・ ・・・
真愛「…えー改めまして、今日はわざわざご足労いただきありがとうございます。」
俺氏「そんな固くなんなくて良いよ。全員見知った顔じゃないか…」
真愛「す、すいません…お父さん以外のオトコのヒトと食事なんて生まれて初めてで…なんだか緊張しちゃって…あはは。」
只野「うんうん。解るよその気持ち。僕も初めて身内以外の女性[1]と食事した時は緊張で味が判らなかったもん」
1.相手は幼女である。
俺氏「…それで、俺達に頼みたいことがあるんだっけ?」
真愛「ええ…ご存知の通り、あたしは漫画を描いてる訳なんですが…」
シル「はいっ!!雅桜先生の次回作、楽しみにしています!!」
真愛「ありがとうございます…ですがその…
最近自分の描く話の展開がマンネリ化してる気がして…このままじゃいけないな…って」
只野「うーん。僕は漫画は結構読む方だけど、少女漫画はあんまり読まないし、
悪いけどアドバイスなんて出来ないと思うなぁ…」
真愛 「ああいえ!その、原因は解ってるんです…あたし、漫画家としての……ううん。
人としての『経験』が圧倒的に足りてないんです。」
シル 「経験・・・・・・」
真愛 「尊敬する漫画家の先生も言ってました。」
真愛 「『マンガ』とは
想像や空想で 描かれていると
思われがちだが 実は違う!
自分の見たことや 体験したこと
感動したことを描いてこそ
おもしろくなるんだ!」
真愛 「…って。」
真愛 「ですから、あたしはこれから先、いろんな事を経験して、漫画家としての引き出し
人間としての『厚み』を増やしていきたいんです。」
真愛 「それで・・・出来ればお二人に、あたしの知らない世界を・・・
ハジメテの体験をさせていただければ・・・と。」
俺氏 「ハジメテの体験・・・ねぇ・・・・・いきなり言われてもなぁ・・・・・・」
シル 「真愛さん、こう言っては何ですが、相談する相手を間違えたのでは無いでしょうか・・・
マスターに人生経験を求めても仕方が無いのです。
人間としての厚み、トレース紙一枚分にも満たないレベルですから。」
俺氏 「・・・・・・ちくせう、否定できねぇ・・・・・・」
真愛 「無理を言ってるのは重々承知しています。ですけど、本当に何でも良いんです。
何か、今のあたしから変れる・・・成長できる切欠が欲しいんです。」
真愛 「・・・こんな事、あなた達にしか頼めなくて・・・・・・やっぱり、駄目、でしょうか・・・・・・」
俺氏 「う、うぅ~ん・・・・・・」
只野 「んっふっふ~なるほどねぇ。そう言う事なら僕に任せて!!とっておきの経験をさせてあげるよ!!」
俺氏 「・・・・・・・・・」
シル 「・・・・・・・・・」
只野 「え。ちょっと、なにその表情。」
俺氏 「いや、だって只野だし。」
シル 「只野さんですし。」
只野 「どういう意味!?ねぇそれどういう意味!?」
真愛 「そ、その・・・たしかに何でも良いとは言いましたが・・・如何わしい事や犯罪に関わる事はちょっと・・・・・・」
只野 「ブヒィ!?き、キミタチの中での僕のイメージどうなってるの!?」
俺氏 「只野。」
只野 「僕の固有名詞を悪しき物みたいに使わないでよ!!」
シル 「わ、私にだって良心の呵責はあるのです・・・そんな事・・・私の口からはとてもじゃないですが・・・・・・」
只野 「やめて!そんな気遣いはいらない!!オブラートが喉に詰まって窒息死するレベルだよ!!」
俺氏 「まあ、只野の存在についてはさておき、何か良い案でもあるのか?」
只野 「さておかないでよ…まあいいや。うん、実はさ
今度の日曜日に近くのライブハウスでバンドコンテストがあるんだ。」
俺氏 「ど、どうした只野!?お前の口からライブだとかバンドとか…
まるでリア充みたいな単語が聞こえた気がしたが!?」
シル 「な、何か悪いものでも食べたんですか!?」
只野 「話の腰を折らないでよ!!…それで、みんなでそこに行ってみたらどうかなーって思ったんだ」
真愛 「ライブ…ですか……良いかも・・・・・・
今度の新作の題材、バンドメンバー同士の恋愛とか・・・うん、イメージ湧いてきた・・・!」
俺氏 「えっと・・・一つ確認なんだが、少女漫画のイメージだよな?」
真愛 「・・・ふひ!?あ、アタリマエジャナイデスカーヤダナーモウ…」
シル 「・・・・・・・・・」
真愛 「コホン。と、とにかく・・・
イメージを固める為にも、是非一度この目で見てみたいです。只野さん、お願いできますか?」
只野 「もちろんさ!!マイフレンド達もそれでいいよね?」
俺氏 「・・・まぁ、乗りかかった船だし・・・・・・」
ちぃ 「なの。」
シル 「はいです!!楽しみですねーライブ!」
只野 「おk!それじゃあ今度の日曜日、繁華街に集合って事でいいかな。」
真愛 「はい。よろしくお願いしm」
真愛 「ってちょっと待ってください!」
俺氏 「・・・ん?どうした?」
真愛 「いえ、すっごくナチュラルに混ざってましたけど、その子は一体・・・」
ちぃ 「・・・・・・?」キョトン
只野 「ああ、ちぃちゃんだよ。」
真愛 「ち、ちぃちゃん?ていうか皆さんなんで普通に受け入れてるんですか!?
全く気配を感じなかったんですけど。」
俺氏 「・・・あ!そっか。最近、バイトから帰ったら普通に部屋でゲームしてたりするから全く気にして無かった。」
シル 「まぁ、ちぃちゃんですからねー。多分いるんだろうなって思ってましたから。」
只野 「まぁ、慣れちゃったよねぇ。居ないほうが不自然っていうか。」
真愛 「あれ?コレあたしがおかしいんですか?」
ちぃ 「・・・・・・・・・」じぃー
真愛 「・・・あ、え、えっと。始めまして、あたしは彼のお友達で、逢坂真愛っていいます。
あたしもちぃちゃん・・・って呼んでもいいかな?」
ちぃ 「・・・・・・・・・」じぃー
真愛 「・・・?」ボイーン
ちぃ 「・・・・・・なのぅ!」 ババッ!
真愛 「え、コレどういう反応ですか!?」
シル 「ちぃちゃーん。マスターに近づくおっぱいの大きな女の人無闇に威嚇しちゃ駄目ですよー。」
只野 「両手を目一杯広げてアリクイみたいになってるねぇ。かわゆすなぁ・・・・・・」
俺氏 「それじゃあ、ちぃちゃんも参加ってことで・・・とりあえず何か頼もう。
さっきからおっちゃん達が赤飯片手にニヤニヤこっち見てて不快で仕方が無い。」
とりあえず本日はこの位で。
もし需要があればゆっくりと書いていこうと思います
とりあえずクリスマスなどという伴天連文化は滅びればいい。
なんとなくオリキャラ達の参考立ち絵を。
オリジナル要素しかありませんので閲覧は自己責任で。
画力はお察し下さい。
味皇帝
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1104253.png.html
センチュリー
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1104256.png.html
^T^ama
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1104259.png.html
パスはそれぞれのキャラ名。やるせなくなったら消します。
― 日曜日 ライブハウス前 ―
ザワ・・・ ザワ・・・
ザワ・・・
ガヤガヤ・・・・・・
真愛 「なんだか、小さなライブハウスなのにずいぶん大勢の人でにぎわってますね・・・」
只野 「うん、今日は大手音楽事務所主催の大きなイベントだからね。噂によると、このコンテストで優勝したグループは
その事務所からメジャーデビューするらしいよ。みんな青田買い目的で見に来てるんだろうね。」
俺氏 「・・・全く、世の中ミーハーばっかだな。」
シル 「あ!始まるみたいですよ!!」
司会 「それではまずは一組目!!地下アイドルグループ、『Kept woman』の登場です!!」
只野 「ブッヒィィィィィぃぃぃ!!キタァァァァァァァァくぁwせdrftgyふじこ」
俺氏 「・・・目的はコレか・・・・・・」
― しばらくして ―
俺氏 「・・・ふぅ、疲れた・・・・・・ライブハウスって空気悪いし、熱気が籠もっててジトジトするな」
シル 「ちぃちゃん、大丈夫ですか?喉渇いたりしてませんか?」
ちぃ 「なの♪」←俺氏に肩車されている
真愛 「でも、出演者の方も観客の皆さんもすごく熱中してて、
この空気感は現場じゃ無いと味わえないですよね!
貴重な体験が出来ましたし、来てよかったです!」メモガキカキカキ
只野 「っしゃおい!!っしゃおい!!」ヲタ芸中
俺氏 「・・・あれは熱中しすぎのような気がするがな。」
ちぃ 「・・・まわり、どんびき・・・・・・すきま、できてる・・・・・・の・・・・・・」
真愛 「アハハ・・・」
「っしゃおい!!っしゃおい!!」
シル 「・・・あ!でも!他にもアレくらい熱中してる人がいるみたいですよ?」
有橋 「ろーまーんーすっ!!」クルクル
俺氏 「って社長じゃねぇか!!!」
真愛 「凄まじい程にキレッキレですね・・・・・・」カキカキ
有橋 「ふぅ、ふぅ・・・・・・なんやぁ・・・はぁ・・・君達もきてたんやなぁ・・・ほんまはぁ・・・奇遇やねぇ・・・・・・」
俺氏 「・・・出来ればこんな形で会いたくなかったです。・・・てかなにやってんすか社長ェ・・・・・・」
只野 「こひゅ!・・・しゃ、しゃちょうは・・・ぜひゅう・・・ぎょう、かい・・・でも・・・ゆうすう・・・の・・・かひゅ!」
シル 「まずは落ち着いて息を整えてくださいよ。」
只野 「・・・ふぅ。すごく落ち着いた^^・・・社長は業界でも有数の【ドルオタ】だからねぇ。
ココで会うのも必然だと思うよ。」
※ Tips 【ドルオタ】
『アイドルオタク』の略。またの名を養b[この書き込みは削除されました]
押しメンの為、多々買わなくては生き残れない悲しき戦士達である。
有橋 「いやぁ。コレばっかりは幾つになってもやめられへんわ!孫うまれたけどね!
それに今回は僕の趣味だけと違うしね。今度開発する新作ゲームの取材もかねてんねん。」
ちぃ 「!」フンス!フンス!
シル 「おぉ・・・ちぃちゃんの瞳がかつて無いほど輝いていますね・・・」
俺氏 「新作ゲーム?」
有橋 「せや。その名も、『アイドルマイスター!!』
アイドルのプロデューサーになって、新人アイドルを育成するゲームや!!」
只野 「おぉ!どこかで聞いた事がある気がするほど身近に感じるゲームタイトル!これは良作の予感!!」
有橋 「せやろ?なんかティンときたんよ!」
俺シ真 「・・・・・・・・・・・・」
ちぃ 「・・・たのしみ、なの。」フンス!フンス!
司会 「さて!続いては・・・・・・!」
有橋 「おっと、話しとる場合やないな。舞踊らな!!」
只野 「ブフィ!お供しますよぉ!社長ぉ!!」
有橋 「よっしゃ!行くでぇ君ィ!!ぶっ倒れるまで付いてきぃや!!」
只・有 「うぉぉぉぉぉぉぉ!!
震えるぞハート!!燃え尽きるほどヒート!!!
届け!僕達のパッション!!アイドルへぇぇぇぇ!!」
司会 「なんと本日が初ライブ!バンドグループ『姫×姫』の皆さんです!!」
有橋 「・・・・・・なんや、地下アイドルちゃうんか・・・・・・解散。」
只野 「ぶひぃ・・・ちょっと休憩しましょうか・・・僕、ドリンク買ってきますよ。」
シル 「んま!?テンションの落差が激しすぎます!!」
俺氏 「興味無い物に対するオタの反応なんてそんなもんだ。」
若い女性 「はぁーい!!みなさぁーん!!はじめましてぇー!!」
シル 「・・・あれ?あの人は・・・・・・」
ヒメ 「姫×姫メインボーカル!ヒメでーす!!
今日は、私の歌を聞きに来てくれてぇ、どうもありがとニャーン!!」
シル 「んま!?見てくださいマスター!!あれ、ヒメさんですよ!!」
俺氏 「セバスチャンズもいるな・・・・・・なにやってんだよあいつら。」
只野 「ひひひヒメたんだってぇ!?事情が変った!これは応援せざるをえない!!」ガタ。
俺氏 「座ってろ只野。」
ヒメ 「それじゃあ聞いてくださぁい!!姫×姫で『ブリュん゛!?」
俺氏 「あ。目が合った。」
真愛 「何だか真っ赤になってませんか?」
只野 「ハッチャケた姿を身内に見られる事ほど恥ずかしい事は無いからねぇ・・・・・・」
ヒメ 「~~~~~///」パクパク
瀬尾 「ひ、ヒメちゃん、どうしたの?」
馬場 「は、早く演奏始めないと、時間切れになっちゃうよ!?」
チャン「ワタシ、ドラムいぱいれんしゅーシタヨ!だからダイジョブネ!」タムタム♪
ザワザワ・・・ ドウシタンダ・・・ トットトウタエー
ヒメ 「む・・・むぅりぃぃぃぃぃ」ダッシュ
瀬場チャン「「「あぁ!ひ、ヒメちゃーん!!」」」
シル 「あーあ。舞台袖へ引っ込んじゃいましたね・・・・・・」
俺氏 「・・・こりゃ、フォローしたほうがいいな。後が怖い。」
有橋 「んん?舞台裏行くにはバックステージパスが必要やよ?一般人は立ち入り出来へんのとちゃうんかなぁ。」
俺氏 「そ、そうなんですか?・・・まいったなぁ。なるべく早く怒りを静めないと、
オタ研メンバー達が八つ当たりでヒメに殺されそうだが・・・・・・」
シル 「そんな大げさ・・でもないかもです・・・」
有橋 「良かったら僕の取材用のヤツ貸してあげよか?」
俺氏 「い、いいんすか?」
有橋 「僕はこのまま応援続けなあかんしね。ライブ終わった時にでも返してくれればええから。」
真愛 「わぁ・・・!舞台裏を覗けるなんて・・・・・・これはいい資料になりそうですよ!」
有橋 「あ、せやったら僕の代わりに取材もしてくれると有り難いなァ・・・そうしてくれたら
僕は体力気にせず今この一瞬に全てを捧げる事ができるしね!」
シル 「それでいいんですか最高責任者・・・・・・」
ゴシップGET!
『バックステージパス』
ライブハウスの舞台裏に入るための通行証。
これを持たない一般人は舞台裏へは入れないらしい。
― 舞台裏 ―
俺氏 「舞台裏まで来た訳だが・・・ヒメ達は何処にいるんだろうな・・・・・・」
「あぁぁぁぁ!!!ちょっとアンタぁ!!さっきはよくもやってくれたわね!!!」
俺氏 「ファ!?」
ヒメ 「アンタのせいで私の輝かしい未来が潰えちゃったじゃないのよ!!一体どうしてくれるの!?」
俺氏 「お、俺別に何もしてないだろ・・・・・・変な言いがかりは止めてくれ・・・・・・」
ヒメ 「アンタの馬鹿面が目に飛び込んできたせいで歌に集中出来なかったのよ!
そもそも非リアのアンタ如きがなんでこんな所にいるのよ!!外出歩いてるんじゃないわよ!!
非リアは非リアらしく部屋に引きこもってなさいよ!!」
シル 「酷い言い草である、です。」
ヒメ 「あーあ。折角このコンテストで優勝して、
ミュージシャンとして華々しく芸能界デビューするつもりだったのにぃ・・・・・・」
只野 「へぇ・・・・・・ヒメたんって、そんなに歌が好きだったんだ。」
ヒメ 「はぁ!?別に好きじゃ無いわよ?歌なんて。」
真愛 「え?じゃあどうして・・・・・・」
ヒメ 「私の目的はミュージシャンになって、皆からチヤホヤされながら夢の印税生活を送る事だもん。
それであわよくば、イケメン俳優と付き合って幸せな結婚をするの!」
シル 「うわぁ。」
ちぃ 「・・・よくぼー・・・まるだし・・・・・・なの・・・・・・」
俺氏 「・・・・・・そ、そんなに上手くいく訳ないだろ・・・・・・大体お前、そんなに歌が上手いのか?」
ヒメ 「別に歌なんてどうでも良いじゃない。今の時代、見た目さえ良ければファンは押してくれるわよ。
世の中のミュージャンやアイドルなんて、大体そんなモンでしょ?」
「そいつは聞き捨てなんねぇな・・・!」
厳つい男「・・・・・・・・・」スタスタ
ヒメ 「な、何よアンタ。いきなり出てきて口を挟まないでくれる?」
厳つい男「さっきから聞いてりゃテメェ・・・随分とナメた事言ってくれるじゃねーかよ。
仲間と観客ほっぽり出して、舞台から逃げ出す腰抜けの分際でよぉ・・・・・・」
ヒメ 「は、はぁ!?」
シル 「あわわわ・・・・・・な、何だかマズい展開になってきましたよ・・・」
俺氏 「素肌にファーの付いた革ジャンを直接着込んでる・・・・・・絶対DQNじゃないですかーやだー!!」
只野 「・・・あれ。でもあの低くてハスキーな声、どっかで聞き覚えがある気が・・・・・・」
厳つい男 「そんな生半可な覚悟で俺達の世界にしゃしゃり出てきてんじゃねーぞ?
こっちは命掛けてやってんだ。アイドルごっこがヤりてぇならお家で一人でやってな。
お譲ちゃんよぉ。」
ヒメ 「あ、アンタ!一体何様のつもりよ!!ていうか誰なのよアンタ!!」
厳つい男「・・俺か・・・・・・俺の名は・・・・・・・」
「だ、だめですよぉ・・・!」
美少女 「ほ、ほかの出演者の方に迷惑を掛けるのは・・・その・・・い、いけない事だと・・・おもいますよぉ・・・
そ、それに、もう直ぐ私たちの出番ですから・・・喧嘩は・・・えっと・・・そのぉ・・・・・・」ウルウル
俺只 「」 ズキュゥゥゥゥゥン!!!
真愛 「え?」
シル 「は?」
ちぃ 「なの?」
厳つい男「チッ・・・・・・ウルセーヤツが来ちまった・・・・・・おいテメェ。」
ヒメ 「な、何よ・・・・・・」
厳つい男「ステージをよく見ておきな・・・・・・存分に聴かせてやるよ。」
厳つい男「テメェが馬鹿にした、『ミュージシャン』の歌ってヤツをな。」スタスタ
美少女「あ、あの・・・ご、ごめんなさい・・・・・・彼、その・・・悪気は無いんです・・・・・・
ただ、ちょっとストイックすぎるといいますか・・・・・・その・・・・・・ご、ごめんなさい!!」タタタタ
ヒメ 「な、なんなのよアイツ等・・・・・・!!」
只野 「か、かわいい・・・・・・」
俺氏 「あぁ・・・・・・」
シル 「・・・ちぃちゃん。」パチン!
ちぃ 「のっ!なのっ!!」パン!スパァン!!
俺氏 「お”っ!?」
只野 「ふどもも”!?」
真愛 「うわっグレ○シー並の高速ローキック・・・・・・」
・・・ ・・・ ・・・
司会 「それではいよいよラスト一組となりました!!えっと・・・演奏前に何か一言お願いできますか?」
厳つい男「・・・・・・言いたい事は歌に込める。黙って聞け。」
司会 「は、はぁ・・・・・・それでは歌っていただきましょう!!」
♪~♪♯~♪♭~
ヒメ 「ふん!どーせあんなの、見掛け倒しにきまってるわよ!」
シル 「フラグですね。」
只野 「フラグだね。」
俺氏 「フラグ乙。」
厳つい男 「」スゥ
俺氏 『―それは、歌声と言うには余りにも荒々しく。余りにも気高く。余りにも力強く。』
俺氏 『――余りにも美しかった。』
俺氏 『一人の人間から発せられたその『音』は』
俺氏 『宛ら静寂の水面を伝わる波紋の様に。着弾点から全てを飲み込み広がる爆風の様に。
漆黒の闇を切り裂く一筋の稲光の様に』
俺氏 『その空間を支配し、包み込んだのだ。』
俺氏 「・・・・・・すげぇ」ツー。
シル 「・・・マスター。何泣いてるんですか・・・・・・」
俺氏 「・・・解んねぇ・・・解んねぇけど、なんか心に来るんだよ・・・・・・
身体の奥底を直接揺さぶられてるみたいで・・・
・・・・・・お前だって、さっきから変な顔してるじゃねぇか・・・・・・」
シル 「・・・なんだか悔しいです。私、今ほど人間じゃない事を恨んだ事は有りません・・・・・・
この音を直接肌で、感じられない。心で受け止められない自分が悔しいです・・・・・・」
ヒメ 「ぐぬぬ・・・」
只野 「そうか・・・!そうだったんだ・・・・・・!!あの人の正体!!」
ちぃ 「ただの・・・しってる、の・・・・・・?」
只野 「ああ、どこかで聞いた声だと思ってずっと考えてたんだけど、歌を聴いて思い出した。
彼はニヨ動歌ってみたランキングで不動のトップを走り続けてる『亜綺羅』だ!」
真愛 「あ、亜綺羅って、あの亜綺羅ですか!?」
只野 「ああ・・・今まで頑なに顔出しをしてこなかったから気が付かなかったけど、
この心を直接打ち抜かれるような衝撃、間違いないよ!」
只野 「それに・・・あっちのめちゃくちゃカワイイ女の子・・・・・・
さっきは緊張してて気が付かなかったけど、あの子にも見覚えがあるよ・・・・・・」
ヒメ 「・・・あぁ!?も、もしかして、可愛すぎるギタリストの『サクラ』!?」
只野 「10億人に1人の美少女と言われる程の可憐で清楚なルックスを持ちながら、
その容姿からは想像も出来ないような男顔負けの力強い演奏を奏でる・・・・・・
こちらもニヨ動の『演奏してみた』ジャンルの不動の人気1位“だった”子だ・・・・・・」
俺氏 「そ、そんな二人がなんで同じ舞台に立ってるんだよ!?」
ちぃ 「・・・あ。・・・えんそう・・・・・・おわった・・・・・・の・・・・・・」
亜綺羅 「・・・・・・・・・。」ハァ・・・ハァ・・・
サクラ 「あの・・・その・・・・・・ありがとうございました・・・」ペコリ
ワァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!
司会 「す、素晴らしい演奏でした!!最後に何か一言お願いします!!」スッ
亜綺羅「・・・・・・・・・」ガシ。
司会 「あ、私のマイク・・・」
亜綺羅 「・・・・・・おい。」
ヒメ 「!!」
亜綺羅 「これが本物の歌ってやつだ・・・・・コレで解ったろ・・テメェ如きが遊びで踏み込んで良い世界じゃねぇんだ。
解ったらとっとと消えろ。目障りだ。」
さくら 「ちょ、ちょっと・・・アキラくん・・・・・・言い過ぎですよぉ・・・・・・」
ヒメ 「な・・・なによ!!ちょっと歌が上手いからって、調子に乗ってるんじゃないわよ!!
べつに歌が上手かろうと、今の世の中なんの役にも立たないじゃない!!」
亜綺羅「・・・・・・世の中がどうかなんて関係ねぇ・・・・・・」
亜綺羅「俺は、俺が歌いたいから・・・熱くなりてぇから歌ってんだよ!!」
うぉぉぉぉぉぉォォォォォ!!アキラさんカッケェェェェ!!!
ヒメ 「う・・・うぅ・・・・・・」タジ
俺氏 「うお!?会場からすげぇ野太い歓声が!?」
シル 「あわわ・・・ヒメさん、すっかりアウェーです・・・・・・」
亜綺羅「・・・チッ・・・威勢が良いからちったぁ熱くなれるかと期待してたんだが・・・・・・やっぱその程度か・・・・・・
もう良い、テメェとじゃ燃えられねぇ・・・・・・」クル。
ヒメ 「ま、待ちなさいよ!!」
亜綺羅「・・・まだ何か用か。」
ヒメ「・・・バトルしなさい。」
亜綺羅「・・・・・・・・・あぁ?」
ヒメ「ENJバトルで勝負しなさいっていってるのよ!!」
ザワ・・・ ザワ・・・・・・
亜綺羅「・・・・・・テメェ、正気か・・・?俺のランクを知ってて言ってるんだろうな?」
“ 世の中なんて関係ねぇ・・・誰が何と言おうと知ったことか・・・ ”
“ 俺は・・・俺が俺でいる為に・・・・・・歌ってるんだ・・・・・・ ”
“ 熱く滾るその瞬間(とき)だけが、俺に生きてる実感を感じさせるんだ ”
“ さぁ、俺に生きてる実感を感じさせろ!! ”
― 孤高のボーカリスト RANK“A” 『亜綺羅』 ―
ヒメ 「ら、ランクが高いからってなんなのよ!!そんなの、勝負を挑まない理由にならないわ!!」
亜綺羅「役不足だって言ってんだよ!!テメェ相手じゃ熱くなれねぇんだよ。解ったら・・・」
ヒメ 「いつ私が戦うって言ったのよ!!」
俺氏 「は?」
シル 「え?」
亜綺羅「・・・・・・・・・あぁ?」
ヒメ 「ちょっと待ってなさい!!」ツカツカ
むんず!!
俺氏 「え?は?えぇ!?」グイグイ!!
シル 「んま!?マスターが舞台上に!!」
ヒメ 「アンタと戦うのはコイツよ!!!」オレシグイー
「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
俺シル 「「えええええええええええええええええええええええええええ!?!」」
俺氏 「いやいやいやいやいやいやいやいや!!!
ちょ、ちょっと待て!!どうしてそうなるんだよ!?今俺何にも関係ねぇだろうが!?!」
ヒメ 「はぁ!?、元はと言えばアンタの馬鹿面が原因で因縁吹っかけられたんでしょ!?
だったらアンタが責任取りなさいよ!!」
俺氏 「意味わかんねぇよ!?」
シル 「酷い横暴を見ました!!」
亜綺羅「・・・・・・なるほどな。いいぜ、そう言う事ならそのバトル。受けてやるよ。」
俺氏 「へぁ!?」
亜綺羅「アンタ、俺氏ってヤツだろ・・・・・・
アンタのバトル、前に見たことあるぜ。熱く滾るいい戦いだった・・・・・・」
亜綺羅「アンタとのセッションだったら、久々に燃えられそうだ!!」ギラン!!
俺氏 「こ、恐ぇぇ・・・・・・だだだだだから!!俺関係ねぇだろ!?
いえ関係ないでしょですからみのがしてくださいおねがいしますなんでもしますから」
シル 「うわぁ・・マスターかっこわるーい。」
亜綺羅「だがな・・テメェが始めた喧嘩を誰かに押し付けて、自分は安全な場所でのうのうと高みの見物・・・
そんな虫のいい話は通らねぇだろ・・・・・・」
俺氏 「人の話を聞けよぉ!!」
亜綺羅「戦るなら、テメェも腹ぁくくれや。」
ヒメ 「ど、どういう意味よ!」
亜綺羅「・・・今回のバトル。2対2のタッグマッチ方式で戦ろうぜ。その条件なら受けてやる。
構わねぇよな!!サクラ!!」
サクラ「うぅ・・・絶対こうなると思ってました・・・・・・
わかりました・・・亜綺羅くんがそういうなら、私も付き合いますよぉ・・・・・・」
ヒメ 「・・・上等よ!!いいわ!!その条件でやってやろうじゃないの!!!」
シル 「あぱー。二人ともすっかり出来上がっちゃってます。」
俺氏 「おい!!俺はまだ了承してねぇぞ!!勝手に決めてんじゃ・・・・・・」
「その勝負、合意と見て良いのだな!!」
シル 「こ、この声は・・・・・・!!」
俺氏 「良くない!!」
― 戦いの唄を聴かせよう!! ―
「音楽は何故、ここまで人々の心を引き付けて止まないのか。」
「それは、我々の遺伝子に深く刻み込まれた原始の記憶にある」
「その記憶が、音楽を求めるのだ。」
「人々は音楽を奏でることで己を鼓舞し、強大な敵に立ち向かう力を得た。」
「骨や枝を打ち鳴らしただけの稚拙な音が、時には神々との対話が行えるほどの力を持つ。」
「現実に疲れし者共よ!!歌え!!叫べ!!己の中の野生を解き放て!!!」
「その魂の振えこそ、明日を生き抜く活力となるのだから!!」
「そう。音楽とは力!! Power of Musicなのだ!!」
プシュゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
MC 「我が名はMC!!ミュージッククリエイターと書いてMCだ!!
気軽にMCちゃんと呼んでくれて構わない。」
俺氏 「MC!!また性懲りも無く現れやがったな!!」
MC 「ふむ。面白い・・・実に面白いではないか!他者との協力はリア充にとっての必須科目だ。
より強い絆を持つ者こそ、リア充の称号に相応しいと言えよう。」
MC 「何より、代わり映えのしない今までのシリーズと変化が付いて、私自身見ていて面白いだろうしな。」
シル 「ぶっちゃけた!!」
MC 「よかろう!!今回の形式は2対2のタッグマッチだ!!
勝負はこれより半日後、このライブハウスにて執り行う。」
MC 「それまで各々、せいぜいくんずほぐれつ絆を深め合うと良い。ではさらばだ!!」ヒュン!
亜綺羅「・・・・・・じゃあな。精々熱いギグを頼むぜ・・・・・・あまり俺を失望させんなよ?」スタスタ。
サクラ「あ・・・ま、待ってくださいよぉ・・・その、お二人とも、よろしくおねがいしますね。」ペコリ。タタタ…
ヒメ 「ふん!!今に見てなさい!!絶対に吼え面かかせてやるんだから!!コイツが!!」
シル 「あーあ。結局マスターも戦う事になっちゃいましたね・・・」
俺氏 「ち、ちくしょう・・・俺の人権はどこにあるんだよ・・・・・・」
ヒメ 「ホラ!!なにボサッと突っ立ってんのよ!!私の将来が掛かってるのよ?
とっととアイツらを完膚なきまでに叩きのめせるゴシップネタを探してきなさいよ!!」
俺氏 「・・・・・・ああ!!くっそう!!こうなりゃヤケだ!!ナビ子!!いつもの頼んだぞ!!」
シル 「了解!“デバイスからマスターを認証。PASを起動します!”」
俺氏 「うおぉぉぉおおおおおおおおお!!やぁってやるぜぇぇえええええ!!」
俺氏 「よーし!!調査開始だ!!!腑に落ちんが、とにかく気持ち切り替えて行くぞナビ子!!」
シル 「ハイです!!マスター・・・って!だから私はシルですってばぁ!!」
調 査 開 始
俺氏 「・・・さて。とりあえず何から始めるか・・・・・・」
行動選択
① 知り合いに話を聞いてみる。
② とにかくライブハウスをうろつく。
③ 俺氏の部屋へ移動。
④ 諦めて現実逃避する。
安価 ↓
俺氏 「とにかく奴等の情報が欲しいな。誰かに話を聞いてみるか。」
シル 「マスターマスター。誰に話を聞くんですか?」
俺氏 「そうだな・・・・・・」
人物指定
①只野 ②ヒメ ③真愛 ④ちぃ ⑤有橋
安価 ↓
只野 「やあ…マイフレンド……災難だったね……」
俺氏 「まあな…全くワガママヒメのせいで…」
ヒメ 「は?」
俺氏 「さささ、早速で悪いが、あの二人について知ってることを教えてくれ。」
只野 「任せてくれ!!僕に解る事ならなんでも答えるよ!」
俺氏 (さて、誰について尋ねてみるか・・・)
① 亜綺羅について ② サクラについて
安価 ↓
俺氏 「とりあえず亜綺羅について教えてくれ。」
只野 「亜綺羅だね…一言で言えば、彼は『不良達のカリスマ』だよ。」
シル 「不良達のカリスマ?」
俺氏 「正確に言えば、『現代社会に満たされない若者達』…だね。」
只野 「自分の居場所なんてどこにも無い……誰も自分を認めてくれない……
盗んだバイクで夜の校舎を走り回りたい……そういった思想の若者達から圧倒的な支持を得てるんだ。」
シル 「所謂、若さゆえの蒼き衝動というヤツですね…」
ヒメ 「アンタ一体いくつよ…」
只野 「実際、亜綺羅の歌う歌は、そういった社会に対するアンチテーゼを込めた曲ばかりだ。
だからこそ、そんな人達の心に強く響くんだろうね。」
俺氏 「ふぅん……満たされない若者ねぇ…」
シル 「なるほどー。だからマスターにも効果があったんですね!
マスター、いつも社会に対して不満たらたらですもん。」
俺氏 「………」
ゴシップ GET !!
『不良達のカリスマ』
亜綺羅の歌う歌には社会に対するアンチテーゼが込められており、
その歌声は現代社会に満たされない若者達の心に強く響くらしく、絶大な人気を誇っている。
行動選択
① サクラについて尋ねる ② ここから立ち去る(>>41より行動選択)
ミス
× 俺氏 「正確に言えば、『現代社会に満たされない若者達』…だね。」
○ 只野 「正確に言えば、『現代社会に満たされない若者達』…だね。」
↓
俺氏 「サクラについて頼む。」
只野 「サクラたんかぁ……うーん。実は、サクラたんについては、全く解らないんだよ……
なにせ、今現在、彼女に対する情報が全く無いからねぇ…」
俺氏 「全く無い?だって、ニヨ動の人気演奏者なんだろ?」
只野 「正確には、人気演奏者“だった”だね。」
シル 「だった?」
只野 「今現在、ニヨ動にサクラたんの演奏動画は一本も無いんだ。」
俺氏 「ん?どうしてだよ?」
只野 「消しちゃったんだよ。サクラたん自身が。」
シル 「ど、どういう事ですか!?」
只野 「初投稿作品が僅か一週間足らずでトリプルミリオンを達成した、その翌日の事だ。
彼女は何の前触れも無く、投稿した動画を消したんだ。そしてそれ以来、彼女は一本も動画を上げていない。」
只野 「ただ、そのかわいすぎる容姿と卓越した演奏技術、そして僅か一週間という短い活動期間による希少性…
その存在は、僅かばかりの動画のスクショと共にネット上ではもはや伝説になってるんだ。」
俺氏 「伝説のかわいすぎるギタリスト…ねぇ…」
ゴシップGET!!
『かわいすぎるギタリスト』
サクラ自身が削除してしまった為、現在彼女の動画はネット上には存在しない。
ただ、そのかわいすぎる容姿と卓越した演奏技術、そして僅か一週間という短い活動期間による希少性が
彼女のその存在を伝説のギタリストとして知らしめている。
俺氏 「・・・ふむ。とりあえずこんな所か。すまんな只野。正直助かった。」
只野 「いいってことさ!!僕に出来る事ならなんでも言ってくれ!!
だってボクタチ・・・そ、その・・・・・・と。トモダチだろ?僕らの友情は不滅さ。そう!コッセツマンの様にね!!」
俺氏 「そ、そうか・・・と、トモダチ…トモダチだもんな・・・・・・」
二人 「「でゅふふふふふ・・・・・・」」
ヒメ 「・・・・・・キモ。」
シル 「…あえてもうなにも言いません。」
只野 「あ、でもサクラたんを傷つけるような事したらヌッ殺すからね?」
俺氏 「おい。不滅の友情が早くも消滅しそうだぞ。」
行動選択
① 知り合いに話を聞いてみる。 (人物指定)
② とにかくライブハウスをうろつく。
③ 俺氏の部屋へ移動。
④ 諦めて現実逃避する。
安価 ↓
俺氏 「………もういやだ」
シル 「ま、マスター…?どうしたんですか急に…?」
俺氏 「不良のカリスマに伝説のギタリスト!?そんなの勝てるわけねぇだろ!!
そもそも俺はじめから関係ねぇですしおすし!!もうイヤだ!!帰る!!」
ヒメ 「ちょっと、あんたなに言い出してるのよ!!」
俺氏 「やだ、やだ、ねぇ小生やだ!もうおうち帰ってオフトゥンで横になるぅぅぅぅ!!
そのまま安らかな老後を迎えるぅぅぅぅぅぅ!!」 ジタバタ!!
シル 「正気に戻れェェェェェェ!!」バチバチバチバチ!!
俺氏 「あばばばばばばばばばばばばば!!」
シル 「……ふぅ。大丈夫、極度の緊張と理不尽な仕打ちによる、
いつもの頭の発作ですから。再起動したら不具合直ってますよ。」
ヒメ 「……はぁ。そんな古いパソコンみたいな……」
行動選択
① 知り合いに話を聞いてみる。 (人物指定)
② とにかくライブハウスをうろつく。
③ 俺氏の部屋へ移動。
安価 ↓
有橋 「おーキミぃ。なんや大変な事になってもうたみたいやねぇ。僕の時といい、
キミ厄介事に巻き込まれるの趣味なん?痛めつけられて興奮するタイプ?」
俺氏 「ファ!?ん、んな訳ないでしょう!!」
有橋 「ちなみに社長はどっちかと言うと攻める方です。」
???「」ガタ
シル 「静まりたまえ。」
有橋 「あっはっは。まぁ、キミの性癖は置いておいて。なんか僕に出来る事が有ったら言うてな。
キミには世話んなったし、出来るだけ協力してあげるよ?」
俺氏 「社長…ありがとうございます。」
シル 「しゃちょう が パーティーに くわわった!!」
「やっぱりここにいましたね!!!」
社員(スーツ)「見つけましたよ!!社長!!」
有橋 「ゲェー!!副社長の天野さん!!」
社員(スーツ)「ゲェーじゃありません!!今日は大事な会議の日だといったはずですよね?」
有橋 「いやほら、アイマイスの為の取材をね…」
社員(スーツ)「マスターアップ終わった作品の取材してどうするんですか!!いいからホラ!!会社戻りますよ!!」
有橋 「いややー!!僕はアイドルの応援するんやー!!社員に迷惑かけてもええ言うたやん!!」
社員(スーツ)「それとこれは話が別です!!」ズルズル
有橋 「あ!せやキミー!バックステージパスは好きにつこてええからねー。何か困ったら僕の名前だしてみー。
ここ前にゲームセンターMIXの収録でつこた事あるから多少なら融通利くとおもうよー」ズルズル
シル 「しゃちょう が ログアウト しました」
俺氏 「社長ェ……」
行動選択
① 知り合いに話を聞いてみる。 (人物指定)
② とにかくライブハウスをうろつく。
③ 俺氏の部屋へ移動。
安価 ↓
俺氏 「・・・さて。折角だしいろいろ歩き回ってみるか…」
― 舞台裏 ―
ガンガンガン! オーイ!ソコノマキジャクトッテクレー!
コノバミリハガシタノダレー
アンプチェックokデース ショウメイオロシマース!
シル 「スタッフさん達が忙しなく動いてますねぇ。どうやら後片付けしてるみたいです。」
ヒメ 「ちょっと誰かに話しかけてみなさいよ。」
俺氏 「お、俺がかよ……」
誰に話しかけますか?
① 忙しそうなスタッフ ② 暇そうなスタッフ
③ 司会 ④ いやいやコミュ症の俺に無茶言うな!!
安価 ↓
スタッフA 「えーっと、このしぶろくは第二倉庫のやつだったかな…」
俺氏 「あのぅ……」
スタッフA 「この箱馬向こうに捌けとけって言っておいたのに…クソ。」
俺氏 「…すみませーん。」
スタッフA 「おーい!誰かパネル動かすの手伝ってくれー!!」
俺氏 「………」
そのとき 確かに俺氏は己の心が砕ける音を聞いた。
俺氏 「」
ヒメ 「いい年して泣いてんじゃないわよ。」
シル 「はいはーい。マスターはがんばりましたよー。次はきっと上手くいきますからねー。」
誰に話しかけますか?
① 忙しそうなスタッフ 済 ② 暇そうなスタッフ
③ 司会 ④ 別の場所へ移動する
安価 ↓
俺氏 「あの。少し話良いですか?ホント、ほんの少しでいいんで…」
シル 「マスター。すっかり心が折れちゃってます……」
スタッフB 「んん?何かなチミは……ボカぁこう見えていそがしいんだけどなァ…
それにココ、部外者は立ち入り禁止だよぉ?」
俺氏 「ば、バックパスなら持ってるぞ!有橋社長のだけど……」
スタッフB 「おぉ!なんだチミ、有橋社長の知り合いなのぉ?
ボカぁね、昔テレビ局の音響やってた頃、社長には随分と世話になったもんだよぉ!!」
俺氏 「は、はぁ…そうなんすか…」
スタッフB 「それで?ボクに何か用かね?ケツカッチンだから巻きでたのむよぉ?」
俺氏 「あ、その。コンテスト出演者の亜綺羅達について聞きたいんだけど。」
スタッフB 「ああ、サクラちゃん達ね。偶にウチの箱で演奏してるよ。まぁ、残念だったよねぇ。
せっかくメジャーデビューが決まってたのに邪魔が入ってさぁ……
全く、ネオコミュ法だかなんだか知らないケド、可愛そうだよねぇ、サクラちゃん。」
ヒメ 「え?デビュー?ちょっと!決まってたってどう言う事!?
デビュー出来るのは、このコンテストの優勝者のはずじゃないの!?」
スタッフB 「え?あ!!」
スタッフB 「そそそそそそうだ!!ボカぁ急いでるんだった!!悪いケドチミ達に構ってる暇はないんだ!!
ボカァこれで失敬するよ!!」ソソクサ
ヒメ 「ちょっと!!待ちなさいよ!!」
シル 「…どういう事でしょう?」
俺氏 「…なんだかキナ臭くなってきたな。」
ゴシップGET!
『メジャーデビュー』
ライブハウスで行われたバンドコンテストの優勝者はメジャーデビューできるはずだった。
だが、スタッフの間ではすでに優勝するグループは決まっていた…?
誰に話しかけますか?
① 忙しそうなスタッフ 済 ② 暇そうなスタッフ 済
③ 司会 ④ 別の場所へ移動する
安価 ↓
本日はここまでにします。
安価にご参加頂きありがとうございました。
安価↓
司会 「おや。貴女は『姫×姫』のボーカルさんですね?」
ヒメ 「あ……」
司会 「初舞台お疲れ様でした。緊張されていたみたいですが、始めてじゃ仕方ないですよね。私にも覚えがありますよ。
でも、これにめげずにこれからも頑張ってくださいね!!」ガッツポーズ
ヒメ 「あ、あはは。はい、ありがとうございます……」
シル 「ヒメさん、なんだかぎこちないような……」
俺氏 「司会の人が予想外に良い人で居たたまれないんだろ、元々、そんなにやる気無かった訳だし。」
ヒメ 「あ、あの……実は私、この後亜綺羅さん達とエンジョイバトルする事になってるんですケドぉ…
よかったらぁ、亜綺羅さん達について知っている事教えてほしいなーって。」
シル 「おぉ。立ち直った」
俺氏 「いつもの男を手玉に取るぶりっ子モードだな。」
司会 「あの方々についてですか?気遣いの出来る良い人ですよね!偶にこのライブハウスで演奏されてるのですが、
いつもおいしい差し入れを頂いてるんですよ!」
ヒメ 「え。気遣い?あの【自主規制】が?」
司会 「え。」
ヒメ 「あ、なんでもないでーす♥」
俺氏 「………」
ゴシップGET!!
『差し入れ』
亜綺羅達はライブハウスで演奏する時、いつも現場に差し入れを入れるらしい。
その為、スタッフ達の印象は上々らしい。
俺氏 「さて。ここで話が聞けそうな人はこれ位か。
他の場所に行く前に、他の奴に声を掛けてみるか。」
シル 「ちょっと探してみましょうか。」
行動安価
① ちぃを探す ② 真愛を探す ③ ヒメと話す
俺氏 「……おいヒメ。」
ヒメ 「何よ。」
俺氏 「いやお前も調査がんばれよ!さっきから俺ばっかり調査してるんだが。」
ヒメ 「はぁ?何で私が!?そういった地味で疲れそうな作業は、アンタがやればいいでしょ?」
俺氏 「何のためのタッグバトルなんだよ!!それに手分けして調査した方が多く情報が集まるだろうが!!
バトルに負けてもいいのかよ!?」
ヒメ 「その点は大丈夫よ。情報ならセバスチャン達が集めてるから。」
シル 「ああ……かわいそうなセバスチャンさんたち……果たして彼等の愛が報われる日は来るのでしょうか……」
ヒメ 「いいのよ。アイツ等あれで結構この扱い喜んでるんだから。」
俺氏 「・・・・・・じゃあ、バトル本番では頑張ってくれよな。」
ヒメ 「イヤよ。人気者をdisったりしたら、私にまで被害が及ぶじゃないの。
相手を扱き下ろして矢面に立って炎上するのはアンタの役目でしょ。」
俺氏 「だったらお前は何をするんだよ!!どっかのポンコツだってもうちょっと役に立つぞ!!」
シル 「そうそう!どっかのポンコツだってってゴルァァ!!それ誰のコトですか!?」
ヒメ 「………うるさいわねぇ…応援くらいならしてあげるわよ。女の子の応援よ。嬉しいでしょ?」
俺氏 「…………」
シル 「ちょっと。何まんざらでもないって顔してるんですか。」
行動安価
① ちぃを探す ② 真愛を探す ③ ヒメと話す 済
安価↓
俺氏 「…よぉ。逢坂…悪かったな。折角の取材なのに、こんな事になっちゃって……」
真愛 「あ、いえ…あたしの事なら気にしないで下さい。それより大丈夫ですか?
相手はAランクの超リア充。それも二人相手なんて・・・・・・」
俺氏 「……正直言って、ちょっと厳しいかもな。
だから、何でも良いから気付いたことが有ったら教えてくれないかな。」
真愛 「気付いたこと……そうですね……あ!」
シル 「何かあったんですか!!」
真愛 「はい!あの亜綺羅って人、外見は恐かったですけど、不意打ちで一気に攻められると
案外脆いかもです。ホラ、俺様系のキャラクターって押しに弱いタイプが多いじゃないですか。
ですから、付け入るならそこかな、と。」
俺氏 「…ほう。」
真愛 「それで、『昼間はあんなに威勢良かったのに随分とおとなしいじゃねぇか。
ベッドの上でも良い声で歌ってくれよ・・・』なんて感じで・・・・・・」
俺氏 「……ほう?」
真愛 「あ、でもやっぱ見た目通りオラオラで強引な感じで迫るのも捨てがたいですよね…
そうなるとカプとしては『亜綺×俺』よりも『亜綺×エリ』のほうがしっくりくるかなぁ…
でもでもでも。やっぱりアタシとしては『俺×亜綺』の組み合わせがベスト……
強引に攻めさせてからの襲い受けいやいやいややっぱ原点に返り咲いての『俺×エリ』こそ至高
…あ!そこにGLGさんを絡めての三角関係……新しい出会いと幼馴染との淡い思い出の
狭間で揺れ動く俺氏さんの心の葛藤…そこに表れた謎のカリスマボーカリスト…
ぐふ、ぐふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ………」ブツブツ
シル 「……えーと。」
俺氏 「…腐ってやがる。(話しかけるのが)早すぎたんだ。」
ヒメ 「大丈夫なの、アレ。」
俺氏 「大丈夫じゃない、問題だ。」
真愛 「…は!し、失礼しました……」
俺氏 「……えっと、何か気付いた事は無いかな。」
シル (あ、無かった事にしましたね。)
真愛 「そ、そうですね…対した事じゃないんですが。何というか、歌っている時の亜綺羅さん…
どこか『違和感』みたいな物が有ったんです。」
俺氏 「違和感?」
真愛 「ええ。歌そのものには凄く感情というか『魂』みたいなものが籠もってるんですが
それを歌ってるはずの亜綺羅さんの表情からは、あまりそれが感じられないんです。
なんというか…上辺だけの作り物みたいなんです。漫画のキャラだったら、書き直したい程に……」
俺氏 「………」
真愛 「…アタシの気のせいかも知れないんですが、なんだか気になっちゃって……」
俺氏 「いや。ありがとう、参考になったよ。」
ゴシップGET!
『違和感』
真愛の話によると、亜綺羅の歌う歌には『魂』のような物が籠もっているという。
しかし、歌っている亜綺羅自身からはあまりそれを感じないらしい。
シル 「…あ!あそこでキョロキョロしてるの、ちぃちゃんですよ!どうやらマスターを探してるみたいです。」
ちぃ 「!」
俺氏 「あ、こっちに気が付いた。」
テテテテ ぎゅっ
ちぃ 「……つかまえた……の……むぅ…あなた…ちぃ……おいてっちゃ……や……なの。」
ちぃ 「……もう、はなさない……の……ふたり……ずっと…いっしょ……なの……
えいえんに……えいえん…に……ふふっ……」
シル 「」ゾクッ
俺氏 「ご、ごめんごめん。そこにいる恐ろしい魔女が浚っていったんだ。」
ヒメ 「誰が魔女よ。……てかなにアンタ。そんな小さな子に抱きつかれてデレデレして……
まさか【ロリコン】!?うわキモっ!!」
※ Tips 【ロリコン】
ロリータコンプレックスの略称。現代における不治の病の一つ。ろりこんは病気です。
世の中の変態紳士共は『 YES ロリータ NO タッチ』の精神を忘れてはならない。
俺氏 「ちげーし!!ロリコンじゃねーし!!」
ヒメ 「どうだか…」
ちぃ 「………」じぃー
ヒメ 「…ん?なによ?」ボイィン
ちぃ 「……なのぅぅぅ!」シャー
シル 「あーもう、ちいちゃんってばまた威嚇しちゃって……」
ヒメ 「……ふぅん。なぁに?チビッ子のくせに一丁前に私に嫉妬してるってワケ?
ナマイキねぇ……」リョウテデホッペハサミ
ちぃ 「にゃにょ!?」ムニィ…
ヒメ「そんなナマイキなチビッ子はぁ………こうだぁ!!」
ぽにぽにぽにぽにぽにぽにぽに!!
ちぃ 「に゛ゃ゛の゛の゛の゛の゛の゛の゛の゛の゛の゛……」ブルブル
ヒメ 「あっはっはっは!!変な顔ー!!どうだ!!参ったかぁ!!」
シル 「……なんだかヒメさん、小さな子の相手妙に慣れてませんか?」
ヒメ 「え?ああ、うち兄弟多かったから。よく親に子守りさせられたからね。
なんか慣れちゃったのよ。」フニフニフニフニ
ちぃ 「に゛ゃ゛の゛の゛の゛の゛の゛…」トオイメ
俺氏 「…へぇ。」
シル 「意外な一面ですね…あ!マスターマスター!
こういうのをギャップ萌えって言うんじゃないんですか?」フフン。
俺氏 「は?ちげーし!!別に、あれ、もしかしてヒメちょっとかわいいかも、なんて思ってねぇし!!」
シル 「……………ふぅん。」ジトー
ヒメ 「~♪」フニフニフニフニ
ちぃ 「に゛ゃ゛の゛の゛の゛の゛の゛……」 ←まんざらでもない
俺氏 「…よし。取り合えずここで調べられそうな事はこれ位か。」
シル 「どうします?一度お家に帰って情報を纏めますか?」
俺氏 「そうするか…ヒメも来るだろ?」
ヒメ 「え、ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!部屋に誘ったりなんかして、
どうせ変なこと考えてるんでしょ!?」
俺氏 「いやそれはない。」
シル 「只野さん達もいますしね。」
ヒメ 「少しは考えなさいよ!!…なによ…私だけ緊張して馬鹿みたいじゃない……(ボソ」
俺氏 「ん?何か言ったか?(難聴」
書き溜めが尽きたので本日はここまでとさせて頂きます。
安価にお付き合い頂きありがとうございました。
-ライブハウス前-
ブオンブオン!! パラリラパラリラ!!
俺氏 「うお!?な、なんだ!?」
モヒカン総長「ヒャッハー!!(て)めーらが(ア)ニキに(け)ン嘩吹っ掛けた(ヤ)ローだナァ!?」
モヒカン軍団「「「ヒャッハー!!(訳:それは大変失礼な行いだと思います)」」」
只野 「うわぁ!?なんか世紀末っポイ方々が道を塞いでるよ!?歯が抜けてて所々聞き取れない!!」
ちぃ 「……にわとりさん…なの…」
真愛 「しーっ!!ちいちゃんしーですよ!」
モヒカン総長「(ア)ニキが手を下(す)までもネェ!!(野)郎共!!殺っちまいナァ!!」
モヒカン軍団「「「ヒャッハー!!!
(訳:その意見に同意してあなた方に多大なる危害を加えようと思います。)」」」
ブオンブオン!! パラリラパラリラ!!
俺氏 「ファ!?ままままずい!!どうするよ!?」
只野 「…マイフレンド。僕にとっておきの作戦がある…」
俺氏 「とっておきの作戦!?本当か只野!?」
只野 「ああ。その作戦とは…」
シル 「作戦とは…?」
只野 「逃げるんだよぉぉぉぉぉ!!!」ドスドスドス
ヒメ 「ちょっとあいつ!!一人で逃げたわよ!?」
只野 「マイフレンドはそこでしばらく囮になってくれ!!僕はその間に生き延びるから!!
君の事は決して忘れないよぉ!!」ドスドスドス
俺氏 「テメェふざけんなぁぁぁぁぁ!!」
― 空き地 -
俺氏 「ハァ…ハァ…なんとか逃げ切れたみたいだな……」
シル 「ちぃちゃんが防犯ブザーを鳴らしてくれたおかげですね!」
ちぃ 「…なの。」フンス!
ヒメ 「ま、全く…なんなのよアイツら……」
俺氏 「恐らく、亜綺羅のファン達だろうな……」
シル 「ああ、現代社会に満たされない若者達の方々ですね。」
ヒメ 「社会どころか世界観に対して抗ってるじゃない……」
スタッフB「お、おんやぁ…!ち、チミ達?!ど、どうしたんだいこんな所で…」
シル 「あ!さっきのスタッフさんです!」
俺氏 「…アンタこそ、ここでなにやってるんだ?」
スタッフB「べべ、別にボカぁ何もしてないさ!!」
俺氏 「ああ、『何もしていない』…つまりはサボりか。」
スタッフB「うぇい!?そそそそ!そんなわけないだろう!?
ボカぁ責任者だよぅ!?ふ、不審者が近くにいないか見回りしていたのさぁ!!」
ヒメ 「コーラとアメリカンドッグ片手じゃ説得力ゼロじゃない……」
真愛 「どうやら図星みたいですね…」
俺氏 「…いや、この人の言ってる事は正しいぞ。
さっきだって俺たちヒャッハー達に襲われたじゃないか!!」
真愛 「え?ま、まあそうですけど…」
シル 「あ、マスターが悪い顔してます。きっとろくでもない事を思い付いたのです。」
ちぃ 「……なの。」
スタッフB 「そ、そうだろ…ここは危険だから君達は…」
俺氏 「ああ、アンタ一人じゃ危険だ。今すぐ俺がライブハウスから応援を連れてくる!
それまでここを動かないでくれ。」
スタッフB 「な!?い、いやいやいや!!別にそこまでしなくても、ボカァ一人で大丈夫だよ!?」
俺氏 「いいや、その慢心が…」
スタッフB 「あ!あーぁ!!そういえばチミ達、サクラちゃんについて調べてたよねぇ?
そういえばボカぁ、今日この空き地でサクラちゃんを見たんだよぉ!!
いやぁ、今唐突におもいだしたんだけどさぁ。」
俺氏 「サクラを?」
スタッフB 「そ、そうそう!…ライブが始まる1時間くらい前だったかなぁ?
ボカぁ今みたいにサボ…見回りをしててね。その時にチラッと見かけたんだ。
やけにあたりをキョロキョロと警戒して、まるで人に見られたくない事をする前みたいだったよ。」
俺氏 「今のアンタみたいにか?」
スタッフB 「そうそう!ボクも同じ心境だったから、声は掛けずに直ぐに別のところへ行ったんだけどさぁ。」
シル 「………」
スタッフB 「怪しいよね?これは今すぐ調べるべきだよね?ボクなんかにかまってる暇は無いよね?
というワケでボカぁ邪魔にならないように箱にもどることにするよ!!じゃあね!!」ダッシュ
真愛 「…いっちゃいましたね。」
俺氏 「サクラが空き地で怪しげな行動をとっていた…か。
まぁ、それはそれとして、ライブハウスには【善意の第三者】として報告をしておこう。」
※ Tips 【善意の第三者】
善意からの行動とは言っていない。
シル 「ますたーはすがすがしいまでのくずですね。」
ヒメ 「それにしてもここきったないわねー。ゴミとかタバコの吸殻とかが散々ちらばってるじゃないの!
まったく!管理者ちゃんと掃除しなさいよね!!」
真愛 「…まぁ、ここビルの陰になってて、人目に付きづらいですからね。
いかにも町の不良のたまり場って感じです。あ、参考資料になるかも…」メモメモ
俺氏 「…サクラはこんな場所で一体何をやってたんだ?」
ゴシップGET!
『あやしい行動』
ライブの始まる1時間ほど前。ライブハウス近くの空き地で怪しげな行動を取るサクラが目撃されている。
空き地はゴミやタバコの吸殻が落ちている以外特に変った所は無かった。
只野 「…や、やぁ!!マイフレンド達!どうやらキミタチも無事みたいだね!
いやぁ、怪我が無くて何よりだよ!!」
俺シヒ真ち「「「「…………」」」」
只野 「………」ダラダラ
俺氏 「たぁだぁのぉぉぉぉ!!!」
只野 「ぶ、ブヒィィィィィィィィィ!?!」
※ イメージです。
/ `ヽ __
/ i /;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ,
| ぎ あ | __ / 、;;;;;;;;;;i ヽ;ヽ
| ! /;;;;;;;;;;;;;ヽ >....´ ̄ ̄`ヽ i(`'´′ ヽ ヽ;;i
ヽ ぎ > /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ i::::::::::::::::::::::i:::::::`ーi , ㌧' !;/
ヽ ノ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ̄::::::::::::::::::::/:::::::::::::∧ ,- !ヽ′
> -> ´ ̄ ̄`  ̄ ̄ ´ ̄/:::::::::::::::::::::::::::::,___ii 、 ¨ヽ _ j´
/ /::::‐‐‐-:::::::、__/ ヽ ヽ_ <
i´ \::::::::::::::::::::::::!、 i |ーi′\
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./ > ´ \:::::::::/ / /\;;\ ̄ ̄ ̄ ̄
/ \/__ / i:::::::::\;;\
/ /二⊆ヽ___/ |::::::::::::::::\;;\
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/ ヽ'\´ ⊂ | i , i i|/::::::::::::i \;;\
// i二二二i ⊂二ヽ /'ヽ、 _!ij ! /! ̄ ̄::::| \;;\
/ ./ / ̄/ し'/じ'′':::::::::::::::| ´ ̄
i' / ,'´:::::, ̄ ̄`丶/:::::::::::::::::::::::::::/
!  ̄ ̄\ ,'::::/::::::::::::::::::' ̄T ̄!i!¨ ー´ / ̄ ̄\
\ i::::::::::::::::::::::::::::::::::::|!i!i!i!i| /
, \ !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|i!i/ < む
ヽ. \ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! |
ヽ、 \ ∧:::::::::::::::::::::::::::::_::::/ | ん
__ー > 、 \ / ヘ:::::::::::::::::::::::ヘ::::| \
/ \ `ー′ ',:::::::::::::::::::::::ヘ.| \__/
! \ ヘ:::::::::::::::::::::::ヘ
,,;;;彡-ヽ;;;;;;; /ヽ_,-
{;;彡;;;;;;;;;;-"`;} ヽー-'
{彡< //、_,-'_ヽ /
>;/ ,---, l三|) ,-、 ゝ~ が
ヾ=、. '^"`.ヽ,. |/^ヾ-、__/'_ ヽ <
,-ヽ. _'=-'、/ こ\\/: :-/`-、 ノ あ
. _,-ー/|::|ヽ、' ~./-,、__~ヽ 〉'|ヽ/: : : : : :\ \
ヽ: : : : |: :/、 /ミミ/'| ;;. |<: : : : : : : : : / \ `)
: :ヽ: : :'-/: .ヽ /,:ヽ.| ; |、ヽ。。o-::/ ヽ< あ
-、: :ヽ: :<: : ヽ/ヽ;>ヽ l .|_/-、:_/>----ー--、\ヽ_
~ー-::<: :ヽ: :/;/|/ 〉 )-,、 ,_/  ̄ ̄`-、 ヽ, )>、 あ
: : : : : :|:/: :.>;;(/, , }`---' > / ,-、 \ \ ヽ
: : : : : : ): : :|ー( }ヽ.ヽ.ヽ-、_,/ /~ ヽ<./
: : ://`/~:~:~: :ヽ^>-' ;;ヽヽ:l:ヽ-'/ ヽ|
ヽ:| J/: : : : : :。。/| /ヽ;;;;ヽ::| ,-, / _,--) ` ヽ/`/
: :ヽ: : :_,--ー/--、 |゚_,-' ヾ;;;ヾ| /// _,,,-ー'-ー~ ヽ
: : :`: :/: : : /_`ー /__./ ヽ、/ ='~~/__,-----`
: : /: :o /:-:-:~:~:~:~~:~:_:ヽ .|-ヲ-'~~ /; ; ; ; ; ;`|; ; ; |
/: : : : :/: : : : : |: : |':~: : :ヽ |-/ /;`-; ; ; ; ; ヽ_; |
: : : : : /: : : : : : |: |: : : : : :| >-ー'~~ /-、; ; ; ; ; ; ; ; ;/
: : : ::/: : `、ヽ: : :|: :|: : : :(/.ヽ/ /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/
: : / ~:~:~ニニヽ: : : :ニ: / ,.-'~/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /;;;;;;〈
: /: : : : : : : :/、-:':~:/:::::::::/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/;;;;;;;;;;;;ヽ
: : : : : : _/:/ \:/:::::::::::/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /;;;;;;;;;;;;;;;; ;ヽ
: -:=:~: : / /:::::::::::::/; ; ; ミミ`; ; ; ; ; /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ヽ
:~: : : : / /::::::::::::::::/; ; ; ; ; `--、_ / ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;--'、_
: : : : / /::::::::::::::::::|; ; ; ; ; ; ;`--`| /、;;;;;;;;;;;;;;;;;//;;;;;\
俺氏 「てンめェ!一人でさっさと逃げやがってぇぇぇぇぇぇぇ!」
只野 「あだだだだだだだ!!この痛みも久しぶりィィィィィィィィ!!」
シル 「ちぃちゃん!やっちゃって下さい!!」
ちぃ 「……なの。」
只野 「あ!!やめて!!ちぃちゃん!僕のお尻蹴らないで!!目覚めちゃう!!
僕の中の何かが目覚めちゃうから!!」
ヒメ 「……なにやってんだか。」
真愛 「…ふひ。あ、あんなに激しく体を絡め合って……ぐふ、ぐふふ…」
「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」
俺氏 「ファ!?」
シル 「な、なんですかこの野太い声は!?」
怪物 「アータ達ぃん!!さっきからウルサイのよぉぉぉぉぉん!!」
俺氏 「うおぉ!?!ら、ラズベリーいろした半裸の巨人が
クネクネしながら物凄い勢いでこっちに走ってる来るぅ!?」
怪物 「折角のアテクシのアーティステックタイムの邪魔をしやがってぇん!!
只じゃ済まさないわよぉん!!」グネグネグネグネ!!
只野 「ヒィ!!乙女走りで悪夢(ナイトメア)が近付いて来るぅ!!」
シル 「じ、実況してないでとっとと逃げてくださいよぉ!!」
俺氏 「そ!そうだった!!」
怪物 「待ぢやがれぇぇぇぇぇん!!!お前等もデッサン人形にしでやろうがぁぁぁぁん!!」
只野 「ブヒィ!?ああ、先ほどのアームロックの蓄積ダメージが!!」」ズテン!!
シル 「あぁ!?只野さんが転ろんじゃいましたよ!!」
只野 「ま、マイフレンド!!た、たすけ…」
俺氏 「…あいつはもうダメだ。諦めろ。」
只野 「え。ちょま」
怪物 「捕まえだぁん!!」ガシッ
只野 「ブヒィ!?」
怪物 「こっちにいらっしゃいなぁん!!
アータには、アテクシのアートの為の生け贄になって貰うわよぉん!!」
只野 「ま、マイフレンド!!たすけて!!マイフレンドってば!!ちょっと!!
どうして目を反らすの!?あ、や、やめ……僕をどこに連れて行くの…あ、あぁ……あぁぁ…」
シル 「……どなどなどーなどーなーの。」
ギィィィィ…… パタン。
<ぶひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ!!!
ひぃぃぃぃ
ぃぃぃ…
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:.... .... .. . く / 三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... ..
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.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三 三三 三三 三三
俺氏 「…どうやらあの怪物は、あの絵画教室の住人らしいな。」
シル 「煩くしていたから、怒って出てきたんですね。
ここでは絶対に騒がしくしてはいけないみたいです……」
俺氏 「…ナビ子。ゴシップノートに記録しておけ。只野の死を無駄にしない為にも。」アーメン
シル 「……はい。」ナムナム
ゴシップGET!!
『絵画教室の怪物』
ライブハウスの近くにある空き地では、絶対に大声を出してはならない。
もしもその禁忌が破られし時、恐ろしき怪物が現れるであろう。
-自宅-
俺氏 「…さて。多くの犠牲の元部屋に戻ってきた訳だが、これからどうするか……」
シル 「ツイイッターで情報収集してみたらどうですか?敵情視察は基本ですよ。」
俺氏 「だな。」
行動選択
① 亜綺羅のツイイッターを見る
② サクラのツイイッターを見る
安価 ↓
―――――――――
サクラ
―――――――――
[サクラ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
今日はライブハウスでバンドコンテストが開催されます。
お時間の都合が宜しい方。亜綺羅くんの歌を是非聞いてあげてください。
[サクラ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ライブハウスの皆さんへの差し入れ、ガトーショコラに決めました。
喜んでいただけるといいのですが……焼きたてでまだほんのりあったかいです。
[画像]
[スイーツ女子]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
おいしそー?どこのお店のケーキですか?
[サクラ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>スイーツ女子さん。
ごめんなさい。お店の方があまり広めないで欲しいと仰っていたので、詳しくはお話できないんです。
もし宜しければ、ご自身で探してみて下さい。きっとその方が食べた時の感動もひとしおだと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺氏 「…なんていうか、ふつうの女の子って感じだな……
それに他人の事ばかり呟いてて正体が掴めねぇ…」
シル 「………」ジュルリ。
ヒメ 「………」チラッチラッ
真愛 「………」コクリ。
ちぃ 「………」じぃー
俺氏 「うわ。女子達の目線がケーキに釘付けだ。」
只野?「しかたないわよぉ~オンナノコはスイーツ(笑)とイケメンには目がないんだからん。」
俺氏 「そう言うモンか……って」
俺氏 「ファ!?た、ただ…いや誰だおまえ!?」
只野?「いやぁねぇ!忘れちゃったのぉ?アタシよアタシ!!KA・I・TO♥ Chu♥」←メイクバッチリ
シル 「そんな…声まで変わって……」
只野 「酷いじゃないのよぉ!!マイフレンドったらアタシを置いて行っちゃうんだもの!!
アタシ、とっても心細かったのよ!?んもう!踏んづけてやるっ!!」
ヒメ 「ちょっと…どうしたのよアンタ……あの絵画教室でなにがあったのよ…
なんで新しい世界を垣間見てるのよ……」
真愛 「そ、そんな……エリートが…俺×エリが……もどして!もどしてぇ!!」
ちぃ 「」←威嚇中
モドレェェェ バチバチバチバチ!! ブヒィィィィ!!
・・・ ・・・ ・・・
只野 「あれ?…僕は今まで何をしていたんだい?
それにマイフレンドたちはどうしてそんなに疲れてるんだい?」
俺氏 「なにも!!…な゛かった…!!!」←巻き添えで黒こげ
只野 「…?そ、そうかい…?」
シル 「ま、マスターマスター!このガトーショコラを売ってるお店、一体何処なのでしょうか?
ちょっと調べてみましょうよぉ!!ね?ね?」
俺氏 「おい!んな事してる場合じゃねーだろうが!!てかどうせお前は食えねーだろうが!!」
シル 「うぅーいいじゃないですかぁー。」クスン。
ヒメ 「そんな奴に何言っても無駄よ!どーせ女心なんてわかりゃしないんだから。」
ちぃ 「……しるちゃん、かわいそかわいそ、なの。」
真愛 「あ、あはは…ま、まぁ、少しくらいならいいんじゃないですかね?
ほら、シルちゃん普段からがんばってますし……ご褒美だと思って…」
俺氏 「なんなのこういう時の女子の結束力!!え、これ俺が悪いの!?」
只野 「…あきらめた方がいいよ。こうなったら僕達男に勝ち目は無い。
学生の時に嫌というほど学んだだろ…」
俺氏 「…わ、わかったよ。時間が有ればその店について調べる。それでいいか?」
シル 「ハイ!!ガトーショコラについてゴシップに記録しておきますねー♪」
俺氏 「………」
ゴシップ更新!!
『差し入れ』
亜綺羅達はライブハウスで演奏する時、いつも現場に差し入れを入れるらしい。
その為、スタッフ達の印象は上々らしい。
↓
『差し入れ』
コンテスト当日、亜綺羅達はどこかの店の焼きたてガトーショコラを
スタッフ達に差し入れしたらしい。
俺氏 「よし。続けて亜綺羅の方も見てみるか…」
――――――――
亜綺羅
――――――――
――――――――
俺氏 「…なんだコレ。いままで一言も呟いてねぇじゃねぇか!!」
シル 「んま!?マスターでさえ月に一回「生存なう」位呟いてるのに!!」
ヒメ 「コイツ、本当に今の情報社会を生きるリア充なの!?」
真愛 「う、うーん。硬派というか何というか……」
俺氏 「くそぅ…とんだ無駄足じゃねぇか……ん?」
ちぃ 「」クイクイ。
俺氏 「どうした?」
ちぃ 「……あきら、ついいったー。おかしい…の……。」
俺氏 「おかしい?」
ちぃ 「とうろく、び……さんかげつ…まえ…なの。」
シル 「え?あ!本当です!!」
ヒメ 「お、おかしいじゃない!!だって、ツイイッターの登録は国民の義務でしょ!?
普通、スマホを受け取ったら直ぐに始めてるはずじゃない!!」
真愛 「スマホはネオコミュ法が開始された時に一斉配布されましたし、
今では出生届けと引き換えに配布されますから、持ってなかったはずないですよね…」
シル 「亜綺羅さん、生まれて三ヶ月…って事ですか?」
真愛 「そ、そんなワケ無いじゃないですか……生後三ヶ月なんて、立ち歩く事も出来ませんよ!!」
シル 「え?」←起動後数ヶ月
俺氏 「……どういう事だ……?」
只野 「そういえば、亜綺羅がニヨ動に動画を上げ始めたのもそのくらいからかしらねぇ。」
シル (あ。まだ若干戻ってない。)
俺氏 「本当か?」
只野 「ええ。あの歌声でしょ。初投稿から話題になってたから、良く覚えてるわよ。」
俺氏 「…ふぅん……偶然…か?」
ゴシップGET!!
『亜綺羅のツイイッター』
亜綺羅のツイイッターに呟かれた形跡は無い。
それどころか開始されたのもつい最近の事らしい。
俺氏 「…!ちょっと待った!ナビ子、サクラのツイイッター、もう一度良く見せてくれ!!」
シル 「え?またガトーショコラの画像を見るんですか?
な~んだぁ~結局マスターも食べたいんじゃないですかぁ~」
俺氏 「ちげーよ!!ホラ、コレだ!!」
只野 「これは…サクラの最古の呟きだね。…日付けは今から三ヶ月ほど前だ。」
ヒメ 「…!さ、三ヶ月ですって!?」
真愛 「亜綺羅さんのツイイッター開始と同じじゃないですか!!」
俺氏 「ああ。ツイイッターの開始自体はもっと前からだが、精力的に
呟きはじめたのはそれ位からだ……それ以前は全く呟いてねぇ……」
シル 「ど、どういう事でしょうか…この3ヶ月の間に一体何が……」
俺氏 「…わからん。わからんが、全くの無関係だとは思えないな……」
ゴシップ更新!!
『亜綺羅のツイイッター』
亜綺羅のツイイッターに呟かれた形跡は無い。
それどころか開始されたのもつい最近の事らしい。
↓
『亜綺羅とサクラのツイイッター』
亜綺羅がツイイッターを始めたのは3ヶ月ほど前から。
只野曰く、亜綺羅がニヨ動に動画を投稿し始めたのもそれ位かららしい
また、同時期からサクラも精力的に呟き始めている。
俺氏 「…ううん。もう少し情報が欲しいな…」
ヒメ 「だったら、ツイイッターで集めてみたら?炎上させれば、良い情報が集まるんじゃない?」
俺氏 「……たまにはおまえが呟い ヒメ「却下。」
俺氏 「くそぅ…せめて最後まで言わせろよ」
呟く内容を選んでください 。
① 亜綺羅について ② サクラの動画 ③ ガトーショコラ ④ ライブコンテスト
本日はここまでにします。
安価にお付き合い頂きありがとうございました。
安価 ↓
修正
>>88
―――――――――
サクラ
―――――――――
フォロワー
1億7000万4917人
[サクラ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
今日はライブハウスでバンドコンテストが開催されます。
お時間の都合が宜しい方。亜綺羅くんの歌を是非聞いてあげてください。
[サクラ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ライブハウスの皆さんへの差し入れ、ガトーショコラに決めました。
喜んでいただけるといいのですが……焼きたてでまだほんのりあったかいです。
[画像]
[スイーツ女子]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
おいしそー?どこのお店のケーキですか?
[サクラ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>スイーツ女子さん。
ごめんなさい。お店の方があまり広めないで欲しいと仰っていたので、詳しくはお話できないんです。
もし宜しければ、ご自身で探してみて下さい。きっとその方が食べた時の感動もひとしおだと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺氏 「…なんていうか、ふつうの女の子って感じだな……
それに他人の事ばかり呟いてて正体が掴めねぇ…」
シル 「………」ジュルリ。
ヒメ 「………」チラッチラッ
真愛 「………」コクリ。
ちぃ 「………」じぃー
俺氏 「うわ。女子達の目線がケーキに釘付けだ。」
只野?「しかたないわよぉ~オンナノコはスイーツ(笑)とイケメンには目がないんだからん。」
俺氏 「そう言うモンか……って」
俺氏 「ファ!?た、ただ…いや誰だおまえ!?」
只野?「いやぁねぇ!忘れちゃったのぉ?アタシよアタシ!!KA・I・TO♥ Chu♥」←メイクバッチリ
シル 「そんな…声まで変わって……」
修正
>>91
俺氏 「よし。続けて亜綺羅の方も見てみるか…」
――――――――
亜綺羅
――――――――
フォロワー
1億7600万453人
――――――――
俺氏 「…なんだコレ。いままで一言も呟いてねぇじゃねぇか!!」
シル 「んま!?マスターでさえ月に一回「生存なう」位呟いてるのに!!」
ヒメ 「コイツ、本当に今の情報社会を生きるリア充なの!?」
真愛 「う、うーん。硬派というか何というか……」
俺氏 「くそぅ…とんだ無駄足じゃねぇか……ん?」
ちぃ 「」クイクイ。
俺氏 「どうした?」
ちぃ 「……あきら、ついいったー。おかしい…の……。」
俺氏 「おかしい?」
ちぃ 「とうろく、び……さんかげつ…まえ…なの。」
シル 「え?あ!本当です!!」
修正は以上です。特に進行には関係ありませんが、気分的に直したかったので修正させて下さい。
それでは安価から投下します。
――――――――――
俺氏
――――――――――
フォロワー
1億6200万2408人
[俺氏]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【悲報】ライブコンテスト、開催前に優勝者がすでに亜綺羅に決まってた。
[コウ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
は?どういう事?出来レースだとでも言いたいの?
[舎弟]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
実力から言って妥当だろ。つかお前何様?アニキに喧嘩売ってんの?
[NO NAME]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
まじだった……
http://○○○―――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺氏 「お!かかった!!」
シル 「…これは……どこかの音楽事務所のホームページですかね?」
ヒメ 「あぁ!?ココ、あのコンテストを開いたプロダクションじゃないの!!」
只野 「そこの所属タレント一覧だね……あ!」
俺氏 「なんだコレ!?すでに亜綺羅とサクラが所属してるじゃねーか!!」
真愛 「登録日は……コンテストの1週間ほど前ですね……」
ヒメ 「……やっぱり出来レースだったんじゃない!!キィぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
ワタシとアニ研達の一ヶ月に及ぶ猛特訓はいったいなんだったのよぉ!!
ムカツクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」
シル 「……あれぇ?ヒメさん、音楽に関してそれほど乗り気じゃなかったんじゃあ……」
俺氏 「…きっとあれだ。努力とか特訓とか、そう言う汗臭い事がかっこ悪いと思って隠してたんだろ。
いかにも私、生まれついての天才ですって顔して優勝する魂胆だったんだ。」
只野 「ああ。テスト前に、『いやーヤッベーわー俺ぜんぜん勉強してねーわー。』って言って
目の下に隈を作ってるタイプだね。クラスに居たわーそういう奴。」
ヒメ 「は、はぁ!?そ、そんなワケないじゃない!!別に、子供の頃からアイドル歌手に憧れてたとか
ぜんぜんまったくこれっぽちもそんなんじゃないんだからね!!かんちがいしないでよね!!」
ちぃ 「………つんでれ、さん、なの……?」
真愛 「ち、ちぃちゃん。そんな言葉何処で覚えたんですか?」
ヒメ 「だから違うっていってるでしょ!!
…そ、そうよ!!私はただ、参加料が勿体無かったっていってるの!!」
俺氏 「…参加料?」
ヒメ 「そうよ!あのコンテスト、参加するのに多額の参加料が必要だったのよ!!
まぁ、払ったのはアイツ等だけど。」
真愛 「え!?優勝は最初から決まってたんですよね!?それなのに参加料って、
そんなの詐欺も同然じゃないですか!!」
ヒメ 「そうよ!!あんなの詐欺よ詐欺!!純情な私の純粋な夢を穢しやがってぇ~~~
あの【自主規制】バンドマン!!
こんど会ったら【見せられないよ】を【ピー】して【らめぇぇ】してやるわ!!」
シル 「じゅん…すい…?」
只野 「…女子って恐いね……」ヒュン
俺氏 「……そだな。」ヒュン
ちぃ 「……?」←俺氏に耳を塞がれている
俺氏 「…まぁ、ヒメの夢の話は兎も角、これは中々良いゴシップを拾えたんじゃねーか。」
シル 「はい!ノートに記録しておきますね!!」
ゴシップ更新!!
『メジャーデビュー』
ライブハウスで行われたバンドコンテストの優勝者はメジャーデビューできるはずだった。
だが、スタッフの間ではすでに優勝するグループは決まっていた…?
↓
『出来レース』
ライブハウスで行われたバンドコンテストの優勝者はメジャーデビューできるはずだった。
だが実際にはコンテストの優勝は最初から決まっており。亜綺羅達は既に事務所に所属していた。
また、コンテスト参加には多額の参加料が必要だったらしい。
再安価 ↓
――――――――――
俺氏
――――――――――
フォロワー
1億6200万2408人
[俺氏]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
このケーキを売ってる店に心当たり無いか?
【画像】
[マリカ@ダイエット中]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
おいメシテロやめろ。マジふざけんな。
[スイーツマニア]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
私けっこういろんなお店回ってますけど、見たこと無いケーキですね。
ホントに市販されてるものですか?もし解ったら私にもおしえてほしいです。
[原減太]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ハラヘッタ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
シル 「うぅ、手がかりは無しですか……」
俺氏 「…なぁ。もう良いだろ。これ以上調べても時間の無駄だって……」
シル 「んま!!良い訳ないじゃないですか!!」
俺氏 「たかがケーキ如きに何熱くなってるんだよ……」
シル 「たかがケーキ如きですってぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
シル 「マスターは何にも解ってないです!!
オンナノコはお砂糖とスパイスと素敵な何かで出来ているのです!!
つまりはオンナノコは甘いものを食べる程に綺麗になるのです!!それをたかがなんて……
そんなんだからマスターはオンナノコにモテないんですよーだ!!一生童貞で過ごせばいいのです!!」
ヒ真ち「」パチパチパチパチ
俺氏 「くそぅ…これが民意か……」
シル 「うぅーん。どうすれば手がかりがつかめますかねぇ……」
只野 「そうだねぇ。この町のおいしい物の情報を良く知ってそうな人に聞いてみたら良いんじゃないかな?」
シル 「…おいしい物を良く知ってる人…ですか。心当たりがあるよーなないよーな……」
再安価 ↓
――――――――――
俺氏
――――――――――
フォロワー
1億6200万2408人
[俺氏]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
亜綺羅について情報求む。
[舎弟]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
お?新入りか?
アニキは漢の中の漢だ。クソみてぇな世の中で唯一尊敬できる人間だな。
[ヒロ@全国制覇]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺の事を本当に解ってくれるのはアニキだけ。アニキの歌が俺を救ってくれた。
[魔狭悪]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
アニキは世の中の理不尽に真っ向から立ち向かってる。
どんな強大な敵にも逃げずに立ち向かう。強く逞しくワイルドな格好良い漢だな
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺氏 「…ずいぶんとファンに信頼されてるな。むしろこりゃ崇拝に近いな。」
只野 「まぁ、あの歌は凄かったしねぇ。僕も心を揺さぶられたよ…」
ヒメ 「…ふん。でもさ、この意見、これファンの贔屓目も入ってるでしょ。
『どんな強大な敵にも逃げずに立ち向かう』なんて、あるはずないじゃない。」
真愛 「まぁ、アーティストはファンの期待に答え、夢を与える存在ですからね…
亜綺羅さん、ああいった雰囲気でしたし、ファンもそういうイメージを持つんでしょうね。」
俺氏 「ファンのイメージねぇ……」
ゴシップGET
『ファンのイメージ』
ファンによる亜綺羅のイメージはずばり『漢の中の漢』。
どんな強大な敵にも逃げずに立ち向かう、強く逞しくワイルドな格好良い漢らしい。
俺氏 「さて、残るはサクラについてだけだな。」
――――――――――
俺氏
――――――――――
フォロワー
1億6200万2408人
[俺氏]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
サクラの動画が見たいんだが、心当たりはない?
[ロック男]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
無理じゃね?サクラちゃんが全部消したし。転載も含めて
[ユキノブ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺も見たくて探した。ヌーチューブも見たけどなかったぞ
[NONAME]―――――――――――――――――――――――――――――――――――
サクラちゃん自身が見られたく無いなら、見るべきじゃねーだろ。余計な詮索すんな
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
シル 「どうしてサクラさんは動画を消しちゃったんでしょうか…?
ファンの人達はまだまだサクラさんの動画を見たがってるのに……勿体無いですよね。」
ヒメ 「ふん!どーせ、生半可な気持ちで始めたはいいけど、こんなに話題になると思ってなくて
ファンの期待から来るプレッシャーに負けて恐くなって逃げ出したんでしょ。
ファンから逃げ出すなんてアーティスト失格よ!!」
只野 「…なんだか今日のヒメたん、いつにも増してピリピリしてるね……」
俺氏 「きっと、自分よりカワイイ子がチヤホヤされてるのが気に入らないんだろ。」
ヒメ 「そこ!聞こえてるわよ!!」
只野 「ひぃ!!ご、ゴメンなさい!!」
俺氏 「…でもそうか……動画の消去はファンから逃げたって考え方も出来るのか……
上手く使えば煽りのネタになるかな……」
ゴシップ更新!!
『かわいすぎるギタリスト』
サクラ自身が削除してしまった為、現在彼女の動画はネット上には存在しない。
ただ、そのかわいすぎる容姿と卓越した演奏技術、そして僅か一週間という短い活動期間による希少性が
彼女のその存在を伝説のギタリストとして知らしめている。
↓
『消された動画』
サクラ自身が削除してしまった為、現在彼女の動画はネット上には存在しない。
ヒメ曰く、ファンの期待によるプレッシャーに負けて恐くなって逃げ出した?
俺氏 「ツイイッターで解りそうな事はコレくらいかな。」
シル 「うぅ…今回は炎上しませんでしたね……」
俺氏 「なんで残念そうなんだよ……」
ヒメ 「調べ物はもう終わり?それじゃあとっとと外へ行くわよ!
これいじょうこんな辛気臭い部屋にいたら、こっちまで非リアが移りそうよ!!」
俺氏 「ひでぇ言い草だな。」
場所移動(移動先指定。)
安価 ↓
―板乃食堂―
板乃 「へい!!らっしゃい!!…おお!あんちゃんでねぇの!!今日はまたえらく大勢だな!!」」
シル 「おじさんおじさん。ちょっとお尋ねしたい事があるのですが」
板乃 「んん?なんでぃ嬢ちゃん、藪から棒によぅ。」
俺氏 「このケーキについてなんだが、何か知らないかな。どこの店で売ってるかとか」つスマホ
板乃 「どれどれ?………あぁ!コイツか!!知ってるぜ!!」
シル 「ほ、本当ですか!!」
板乃 「おぅよ!なにせ、こいつぁあっしが焼いたモンだからな!!知らねぇワケねぇだろ!」
シル 「………へ?」
一同 「「「ええええええええええええええええ!?!」」」
ちぃ 「……なの。」
俺氏 「ま、マジかよ!?」
板乃 「マジも大マジ!当たり前田のガトーショコラってな!!」
ヒメ 「こ、こんなお爺ちゃんの口からガトーショコラとか…に、似合わない……」
真愛 「えっと。このお店って定食屋さんですよね。ケーキも取り扱ってるんですか?」
板乃 「おうともさ!!基本的にあっしゃ注文されりゃあ何でも作んぜ?
それこそカツ丼から季節の野菜のバーニャカウダソース添えにインジェラ。
菓子ならフィナンシェに愛玉子にマカロン、ガレット・デ・ロワ、シュトロイゼルなんかもな!!
なんでもござれよ!!」
只野 「えっと。最後のほうは何かを召還するための呪文かな?」
俺氏 「いや、新しい戦隊物の必殺技だろ。」
シル 「えっと、それじゃあ、このガトーショコラを買った人についても知ってますか?
お菓子が買える事を知ってたって事は、常連さんのはずですよね?」
板乃 「あーいや。この注文受けたのはウチのかかぁでなぁ。あっしゃそのころ厨房でてんてこ舞いでな
誰が買ってたか良く覚えちゃいねーんだわ。なんせ昼時だったからなぁ。
そもそも、あっしから客の私情を聞く事はまずしねぇしな。喋れるような事は無ぇとおもうぜ?」
シル 「そうですか……」
板乃 「悪ぃなあんちゃん。力になれなくてよぅ……」
俺氏 「あ、いえ。元々ただのコイツの我侭だったんで。そんなに気にしなくて大丈夫です。」
板乃 「そうかい!ならまぁまた何か有ったら言ってくんな!なんなら何か食ってくか?」
シル 「クリームブリュレをお願いします!!」
俺氏 「いやだから食えねーだろ!!つかガトーショコラじゃねーのかよ!!」
ゴシップ更新!!
『差し入れ』
コンテスト当日、亜綺羅達はどこかの店の焼きたてガトーショコラを
スタッフ達に差し入れしたらしい。
↓
『差し入れ』
コンテスト当日、亜綺羅達は板乃食堂の焼きたてガトーショコラを
スタッフ達に差し入れしたらしい。
ピコン♪
ヒメ 「あ。アタシだ……瀬尾からか。……ふぅん。」
俺氏 「何かあったのか?」
ヒメ 「亜綺羅達に関する情報が手に入ったって。とりあえずアンタの部屋の住所送っといたから。」
俺氏 「なんでウチ!?つか勝手に俺の個人情報漏洩させてんじゃねーよ!!」
ヒメ 「別にいいでしょ?アンタの部屋なんだし。」
俺氏 「俺の部屋だからだよ!!」
― 自宅 ―
セバスチャン「お待ちしておりました。ヒメ様。お茶のご用意が出来ております。」
ヒメ 「ありがとう。頂くわ。」
俺氏 「いやだからココ俺の部屋!!勝手に用意するな!!つかなんでもう居るんだよ!!
そして何でまたセバスチャン!?」
只野 「マイフレンド……そんなに叫んで疲れない?」
俺氏 「うっせ!!」
瀬尾 「それで。手に入った情報についてだけど。動画が二本なんだ。」
馬場 「一つ目は亜綺羅とサクラのライブ映像だよ。そこでちょっとした発見があったんだ。」
チャン「モひとつは、サクラのエンソ動画ョ。ワタシガンバテ探したネ!」
只野 「ど、動画って、あの消された動画の事かい!?ど、どうやって手に入れたんだい!?」
チャン「フフン!ワタシの国、ブラックマーケトで何でも手に入るヨ。アンナ物コンナ物何でもネ。」
真愛 「ふ、深くは踏み込んじゃいけない気がします……」
俺氏 「兎も角、早速見てみるとするか……」
行動選択
① ライブ映像
② サクラの演奏動画
安価 ↓
本日はココまでとさせて頂きます。
安価にお付き合い頂きありがとうございました。
↓
>>112修正
× 馬場 「一つ目は亜綺羅とサクラのライブ映像だよ。そこでちょっとした発見があったんだ。」
○ 馬場 「一つ目は亜綺羅とサクラのライブのリハーサル映像だよ。そこでちょっとした発見があったんだ。」
でお願いします。
俺氏 「じゃあまずは、ライブリハ映像の方から見てみるか。ナビ子、再生頼む。」
シル 「はいはーい!シ・ル!!ちゃんが再生しますよー」
『ザワザワ』 『ガヤガヤ』
『~♪』
俺氏 「……なんつうか、普通だな。スタッフが撮ったものみたいで手振れが酷いけど。」
ヒメ 「……コレのどこがゴシップなのよ。」
馬場 「まぁまぁ、もう少し先まで見れば解るよ。」
真愛 「あ、亜綺羅さん達が出てきましたよ。」
亜綺羅 『それじゃあ、聞いてくれ。《Shout noise》』
♪~♪♪~
亜綺羅 『What decides your value.
Who accepts your existence
Tear the label which society stuck up
There is you in you and is good.
There is me in me and is good』
俺氏 「……」グス
ちぃ 「……いーこ、いーこ。あなた、ないちゃ、めっ、なの……」ナデナデ
只野 「…あれぇ、おかしいなぁ。悲しくないのに涙がでちゃう…男の子なのに……
言葉の意味はわからんがとにかくすごく心に来るよ……」グス
ヒメ 「……」スン。
シル 「たしかに凄く良い歌です……ですけど、これが一体なんのゴシップに……」
瀬尾 「まぁ、見ててよ……」
―フォォォォォン……―
真愛 「…あ、あれ……?な、なんだかスピーカーの様子が……」
ちぃ 「けむり……もくもく……なの……」
『ボン!!』
俺氏 「ファ!?す、スピーカが両方とも爆発したぞ!?」
瀬尾 「どうやら何か調整ミスがあったみたいで、故障したんだ。でもね……」
亜綺羅 『っ』ビクン!
『~Come on up th……』
只野 「あ、あれ!?亜綺羅が驚いて歌うのを止めたのに、歌声が聞こえる!!ふしぎ!!」
ヒメ 「な、なによコレ……まさかコイツ、今まで口パクだったって事!?」
馬場 「おそらくね…。ただ一瞬の出来事だったし、幸いにしてリハーサル中だったから、
大事にはならなかったみたいだけど。」
真愛 「……そっか。アタシの感じた違和感の正体、コレだったんだ……」
俺氏 「それって、今日のライブも口パクだったって事か?」
真愛 「ええ。たぶん口パクと歌声に微妙な誤差が有って、無意識にそれが気になってたんだと思います。」
只野 「へたくそなアニメのアテレコみたいな感じだね。」
真愛 「……こんな映像、良く見つけましたね。」
チャン「今日、ライブハウスのスタフに詐欺で訴える言ったら、コレクレたヨ。
これあげるからダマテテ言われたネ。」
シル 「うわぁ。たぶんその人心当たりがあります。」
ヒメ 「人に本物の歌がどうのと偉そうに言っておいて自分は口パクとか……
フフ…エンジョイバトルが楽しみね……」ゴゴゴ…
只野 「こ、怖ひ……」
ちぃ 「………?」
俺氏 「ん?どうしたちぃちゃん?」
ちぃ 「ん……なんでも、ない、の……」
俺氏 「?そっか。」
ゴシップ更新!!
『違和感』
真愛の話によると、亜綺羅の歌う歌には『魂』のような物が籠もっているが
歌っている亜綺羅自身からはあまりそれを感じないらしい。
↓
『口パク疑惑』
ライブのリハーサル中にスピーカーが爆発して故障する事件が有った際
亜綺羅が歌うのを止めているにも関わらず、その場では歌声が聞こえていた。
俺氏 「次は…サクラの動画か。」
只野 「僕も実際に見るの始めてだ…こ、興奮してきたよ…!た、楽しみだなぁ……」ハァハァ
ヒメ 「…いつもの三割り増しでキモいわね。」
真愛 「まぁ伝説の動画ですし、気持ちはわかりますけどね。」
シル 「それじゃあ流しま-す!」
♪~♪♪♪~♪
《カワイイ!!》三 《カワイイ!!》三 《カワイイ!!》三
《サクラチャンカワイイヤッター!!》三
《一日一回は顔をみにきます。》三 《カワイイー》三
《さくらちゃんが可愛すぎて辛い》三
《カワイイ!!》三 《かわいいなこの子!!》三
《カワイイ^^》三 《かわえええええええええええええ》三
《好きだあああああああああああ》三 《サクラチャンカワイイヤッター!》
俺氏 「うぉ!!なんだこりゃ!?」
只野 「も、ものすごい【弾幕】だねぇ…
流石は伝説のギタリスト。お前らの愛で見えないよ。」
※ Tips 【弾幕】
ニヨニヨ動画において多くのコメントが一度に流れる様子
薄いと某艦長に怒られる。
ヒメ 「こ、濃すぎるでしょ!!肝心の動画が殆ど見えないじゃないの!!
とりあえず字幕OFFにしなさい!」
シル 「え、えーと。無理みたいです…OFFに出来ません。」
ヒメ 「はぁ!?どうしてよ!!」
チャン「アクマで海賊版だかラネ。そんなシンセツ機能ついてるいうコト無いヨ」
俺氏 「つか、良く見たらコレ、パソコンの画面をカメラで撮ってるだけじゃね?」
ヒメ 「どうすんのよコレ!!」
~♪・・・・
真愛 「あ。演奏終わっちゃったみたいです…」
俺氏 「……結局、カワイイの弾幕とギターの音しかわからなかったな……」
只野 「でもでも!弾幕の隙間からたまに見えるサクラたんはメチャクチャ可愛かったよね!
チラリズムってのも乙なもんだし!なんだか逆に興奮するよ!!」ブヒィブヒィ
ヒメ 「……マジでキモい。」
俺氏 「正直このままトモダチを続けていくべきか迷ってる。2:8で迷ってる。」
真愛 「あ、でも。ただカワイイだけじゃなくて、なんて言うか一本筋の通った演奏でしたよね。
普段は大人しくてオドオドした印象でしたけど、演奏中は凛々しくてなんだか別人みたいでした。」
只野 「わかるぅ~!カッコカワイイ感じだよね!!」
俺氏 「まぁ確かに、ダイナミックでパワフルだったしな。
きっとギターを握るとスイッチが入るタイプだなありゃ。」
ちぃ 「あなたのめがね…おなじ…なの……?」
俺氏 「え!?ま、まぁそうかな?」
・・・ ・・・ ・・・
俺氏 「…さてと。そろそろ約束の時間だな。ライブハウスに向かわないと。」
シル 「…マスター。Aランクリア充二人を相手にするなんて、本当に大丈夫なんでしょうか」
俺氏 「今更ゴチャゴチャいっても仕方ねぇだろ。成る様になるさ。それにこっちも二人…いや
お前を含めて3人なんだ。協力すればなんとかなるさ。」
ヒメ 「…ま。ワタシもゾンビアカウントにはなりたくないし、程々には協力するわよ。」
シル 「……はいです!頑張りましょう!!マスター!!」
瀬尾 「あの…ヒメちゃんの事、宜しくお願いします!」
馬場 「僕達何も出来ないけど、3人で精一杯応援してますから!!」
チャン「負ケたらイショウ許さないヨ!!ヒメちゃんゼタイ守テネ!!」
俺氏 「……おう!任せときな。」
すみません >>120はミスです。
~♪・・・・
真愛 「あ。演奏終わっちゃったみたいです…」
俺氏 「……結局、カワイイの弾幕とギターの音しかわからなかったな……」
只野 「でもでも!弾幕の隙間からたまに見えるサクラたんはメチャクチャ可愛かったよね!
チラリズムってのも乙なもんだし!なんだか逆に興奮するよ!!」ブヒィブヒィ
ヒメ 「……マジでキモい。」
俺氏 「正直このままトモダチを続けていくべきか迷ってる。2:8で迷ってる。」
真愛 「あ、でも。ただカワイイだけじゃなくて、なんて言うか一本筋の通った演奏でしたよね。
普段は大人しくてオドオドした印象でしたけど、演奏中は凛々しくてなんだか別人みたいでした。」
只野 「わかるぅ~!カッコカワイイ感じだよね!!」
俺氏 「まぁ確かに、ダイナミックでパワフルだったしな。
きっとギターを握るとスイッチが入るタイプだなありゃ。」
ちぃ 「あなたのめがね…おなじ…なの……?」
俺氏 「え!?ま、まぁそうかな?」
ゴシップ更新!!
『消された動画』
サクラ自身が削除してしまった為、現在彼女の動画はネット上には存在しない。
ヒメ曰く、ファンの期待によるプレッシャーに負けて恐くなって逃げ出した?
↓
『消された動画』
サクラ自身が削除してしまった為、現在彼女の動画はネット上には存在しない。
ヒメ曰く、ファンの期待によるプレッシャーに負けて恐くなって逃げ出した?
動画に流れるコメントは彼女の容姿を褒め称える物ばかりであり、消すような要素は見当たらない。・
演奏するサクラの姿は、普段のオドオドした様子とは別人の様に力強く堂々とした物だった。
・・・ ・・・ ・・・
俺氏 「…さてと。そろそろ約束の時間だな。ライブハウスに向かわないと。」
シル 「…マスター。Aランクリア充二人を相手にするなんて、本当に大丈夫なんでしょうか」
俺氏 「今更ゴチャゴチャいっても仕方ねぇだろ。成る様になるさ。それにこっちも二人…いや
お前を含めて3人なんだ。協力すればなんとかなるさ。」
ヒメ 「…ま。ワタシもゾンビアカウントにはなりたくないし、程々には協力するわよ。」
シル 「……はいです!頑張りましょう!!マスター!!」
瀬尾 「あの…ヒメちゃんの事、宜しくお願いします!」
馬場 「僕達何も出来ないけど、3人で精一杯応援してますから!!」
チャン「負ケたらイショウ許さないヨ!!ヒメちゃんゼタイ守テネ!!」
俺氏 「……おう!任せときな。」
MC 「……時は来た。」
MC 「各々打ち合わせ(チューニング)は済ませたか?喉のケアは万全か?
途中でおトイレに行きたくならぬよう、ちゃんと済ませておくのだぞ?」
MC 「稽古不足を幕と私は一秒たりとも待たん。」
MC 「何故なら。エンジョイバトルは何時でも初舞台なのだからな!!」
MC 「開演のブザーを鳴らせ!!」
MC 「人生に刺激と喜びを!!世界に混乱と激動を!!」
MC 「さあ!儀式を始めよう!!」
MC 「Let's!!エンジョォォォォォォォォォォォォォォォォイ!!!」
何度もすみません。
>>122
× シル 「……はいです!頑張りましょう!!マスター!!」
○ シル 「……はいです!頑張りましょうね!!マスター!ヒメさん!!」
です。
切りが良いし、ミスが多いので本日はここまでとさせて頂きます。
― エンジョイバトル・ステージ ―
MC 「…さて。今回は少々特別な形式を取らせて貰おう。」
MC 「通常のエンジョイバトルであれば、パートナーの同行は許可されているが、実際にバトルするのは基本的には一対一だ。」
MC 「だが今回!本人達の強い要望もあり、何より私自身がなんとなく面白そうだなーと思ったので、
特別にタッグ形式でのバトルを執り行いたいと思う!!」
MC 「国民諸君!!四人の健全たる男女が入れ替わり立ち替わり入り乱れる!!
そんなエキサイティングでスクランブルなライブバトルをどうぞ最後までじっくりお楽しみ頂きたい!!」
亜綺羅「………」ギラン!!
シル 「…うぅ……亜綺羅さん、何も言わずにジッとマスターを見ています…物凄いプレッシャーです。」
俺氏 「び、びびびび!びびるこたぁねぇさ!!べべべ別に殴り会う訳じゃねねねねぇんだしよ…」
ヒメ 「…じゃあ落ち着きなさいよ。」
俺氏 「うっせ!!怖いもんは怖いんだよ!!」
サクラ「…あ、あの!その、よろしくおねがいします……」ペコリ
俺氏 「…あ、はい。こちらこそ…どうぞお手柔らかに……」
俺氏 「…天使かな?」
シル 「…チョットー。なにデレデレしてるんですかー。」
ヒメ 「チッこれだからDTは……。」
亜綺羅「……よぉ。待ちわびたぜ…この瞬間をよぉ……」
俺氏 「…亜綺羅……」
ヒメ 「…あいっかわらず偉そうな奴ね……今に見てなさい!!
その余裕面、敗北感と屈辱で歪めてやるんだから!!主にコイツが!!」
俺氏 「結局人任せかよ!!」
亜綺羅「……あぁ。それでいい……最後までついて来いよ……途中でぶっ壊れんじゃねぇぞ…?」
俺氏 「え、炎上バトルでぶっ壊れるってどうやって!?俺何されるの!?」
ヒメ 「望む所よ!!」
俺氏 「望むなよ!!」
亜綺羅「…サクラ。お前は口を出すな。これは俺のバトルだ。後ろで見てろ。」
サクラ「……はい」コクリ
MC 「ふむふむ。どうやら当人達のボルテージも最高潮のようだな…実にいい!!実にいいぞ!!」
MC 「では!!その熱気が冷め遣らぬうちに、ファーストナンバーに移るとしよう!!」
MC 「さあ貴様!!その熱き魂に込めた思いの丈、己が言葉に綴るがいい!!」
亜綺羅「……いいだろう。聴かせてやるよ。俺の魂をな……。」
アピール 『Shout noise』
① 亜綺羅 『♪What decides your value. 』
② 亜綺羅 『♪Who accepts your existence 』
③ 亜綺羅 『♪Tear the label which society stuck up 』
④ 亜綺羅 『♪There is you in you and is good. 』
⑤ 亜綺羅 『♪There is me in me and is good 』
俺氏 「……は?なんだよこれ。」
ヒメ 「この歌がアピールなの…?」
亜綺羅「…コイツが俺の言葉だ。言いたい事は詩に込める主義でね。」
ヒメ 「どんな主義よ!!意志の疎通くらいちゃんとしなさいよ!!そんなのただのコミュ障じゃない!!」
俺氏 「おぃMC!!こんなんで良いのかよ!!」
MC 「良いもなにも、国民達は納得しているようだぞ?」
《アニキかっけーす!!》三
《アニキ最高!!》三
《アニキの歌キタァァァァァ!!》三
《アニキかっけーす!!》
《アニキまじカッケェェェ!!》三
俺氏 「クソッ!」
シル 「…またこのパターンですか……茜ちゃんといい、
アーティストの人達ってみんなこうなんですかね?」
シル 「でもまあ!今回はちゃんとした歌詞がある分、
あの時よりは楽チンですよね!歌詞に噛みつけば良いのですから!」
俺氏 「………」ダラダラ
シル 「……マスター?」
俺氏 「オレ、エイゴ、ワカラナイ。ニホンゴデオK」
シル 「んま!?なんで片言なんですか!!」
ヒメ 「…ちょっと。しっかりしなさいよ!
アンタもういい大人でしょ?英語くらいで狼狽えてんじゃないわよ!」
俺氏 「……じゃあ、お前が訳してくれよ…」
ヒメ 「……リスニングは苦手なのよ。」
シル 「ヒメさん、一応大学生ですよね?」
さて、ここでチュートリアルです。
これから皆様方には、安価によって対戦相手の嘘を暴いて頂きます。
具体的な方法は2つ。『煽る』と『噛み付く』です。
『煽る』 は相手を挑発し、新たな発言や失言等を引き出します。
やり方は、『(相手のセリフ、又はセリフ番号)』 を 『煽る』、とご記入下さい。
『噛み付く』 は相手の発言に対し持っているゴシップソースを使って意義を申し立て、相手の嘘を暴きます。
やり方は、『(相手のセリフ、又はセリフ番号)』 に 『(ゴシップ名)』)で噛み付く、とご記入下さい。
・・・まあぶっちゃけて言えば、
逆転○判の『待った』と『意義あり!!』の関係性と思っていただいて概ね間違いありません。
ダンガン●ンパの『それは違うよ!』でも大丈夫です。
さらに!
今回はタッグバトルという事でオリジナル新機能が実装されます。
『支援』です。
使い方は至極簡単。パートナー様の発言を支持し、擁護するのです。
ええそうです。ダンガン●ンパ2の『同意』です。パクリですが何か?
やり方としては 『(パートナー様のセリフ、又はセリフ番号)』 を
『(ゴシップ名)』で支援、とご記入下さい。
ね?簡単でしょ?
ゴシップ一覧
☆『俺のメガネ』
ウェアラブル端末「MEGA‐NEXUS」
男ゴコロをくすぐるイカしたデザイン。
☆『俺のスマホ』
持っているだけで安心できる。現代を生き抜く為の必需品。
☆『バックステージパス』
ライブハウスの舞台裏に入るための通行証。
これを持たない一般人は舞台裏へは入れないらしい。
☆『差し入れ』
コンテスト当日、亜綺羅達は板乃食堂の焼きたてガトーショコラを
スタッフ達に差し入れしたらしい。
☆『消された動画』
サクラ自身が削除してしまった為、現在彼女の動画はネット上には存在しない。
ヒメ曰く、ファンの期待によるプレッシャーに負けて恐くなって逃げ出した?
動画に流れるコメントは彼女の容姿を褒め称える物ばかりであり、消すような要素は見当たらない。
演奏するサクラの姿は、普段のオドオドした様子とは別人の様に力強く堂々とした物だった。
☆『出来レース』
ライブハウスで行われたバンドコンテストの優勝者はメジャーデビューできるはずだった。
だが実際にはコンテストの優勝は最初から決まっており。亜綺羅達は既に事務所に所属していた。
また、コンテスト参加には多額の参加料が必要だったらしい。
☆『亜綺羅とサクラのツイイッター』
亜綺羅がツイイッターを始めたのは3ヶ月ほど前から。
只野曰く、亜綺羅がニヨ動に動画を投稿し始めたのもそれ位かららしい
また、同時期からサクラも精力的に呟き始めている。
☆『違和感』
真愛の話によると、亜綺羅の歌う歌には『魂』のような物が籠もっているが
歌っている亜綺羅自身からはあまりそれを感じないらしい。
☆『絵画教室の怪物』
ライブハウスの近くにある空き地では、絶対に大声を出してはならない。
もしもその禁忌が破られし時、恐ろしき怪物が現れるであろう。
☆『あやしい行動』
ライブの始まる1時間ほど前。ライブハウス近くの空き地で怪しげな行動を取るサクラが目撃されている。
空き地はゴミやタバコの吸殻が落ちている以外特に変った所は無かった。
☆『カリスマ』
亜綺羅の歌う歌には社会に対するアンチテーゼが込められており、
その歌声は現代社会に満たされない若者達の心に強く響くらしく、絶大な人気を誇っている。
☆『ファンのイメージ』
ファンによる亜綺羅のイメージはずばり『漢の中の漢』。
どんな強大な敵にも逃げずに立ち向かう、強く逞しくワイルドな格好良い漢らしい。
☆『口パク疑惑』
ライブのリハーサル中にスピーカーが爆発して故障する事件が有った際
亜綺羅が歌うのを止めているにも関わらず、その場では歌声が聞こえていた。
亜綺羅 『♪There is me in me and is good 』
俺氏 『 待ちな!! 』
俺氏 「………」
MC 「…おい。どうした?」
俺氏 「…あ、いやその……ボソ(おいナビ子。お前翻訳機能とか付いてねぇのかよ。)」
シル 「そんなの有りませんよ!高性能AIだって万能じゃ無いんです!!」
俺氏 「使えねぇな!!」
MC 「……勢いだけで煽ろうとするな。」
再安価 ↓
とりあえず
1を煽る。
亜綺羅 『♪What decides your value. 』
俺氏 『 聞き捨てならねぇな!! 』
俺氏 「……よし。俺が時間を稼ぐ。その間にエキサイトな翻訳サイトで奴の歌を翻訳してくれ。」
シル 「流石マスター!カンニングとは姑息です!」
俺氏 「一言余計だ!」
シル 「それじゃあ調べたい単語をスマホに打ち込んで下さい!」
俺氏 「いや、打ち込めるなら苦労しねぇよ!!」
MC 「…別にここは試験会場ではないからカンニングを咎めるつもりはないが……
もう少し静かにやってはどうだ?」
再安価 ↓
どれも同じっていうパターンなら。
5に『口パク疑惑』で噛み付くで。
亜綺羅 『♪There is me in me and is good 』
俺氏 『 炎上しろ!!! 』つ『口パク疑惑』
― ポフン。 ―
亜綺羅「~~♪」
シル 「…だめです。歌に夢中で見向きすらしません……」
俺氏 「クソ!!こんなんでバトルになるかよ!!」
亜綺羅「~~♪」 ギュィィィィィン!!
俺氏 「ギュイィィィンじゃねーよ!!」
再安価 ↓
亜綺羅 『♪Who accepts your existence 』
俺氏 『 笑わせるぜ!! 』
俺氏 「そうだ!マイク機能を使えば打ち込まなくても調べられるんじゃねぇか?」
シル 「なるほどその手がありましたか!早速調べてみますね!」
俺氏 「どうだ?」
シル 「……駄目です。文章が日本語として破談しています。」
俺氏 「くそ!所詮はエキサイトな翻訳サイトか!!」
MC 「ちなみにグルグルした方の翻訳サイトでも結果は同じだったぞ。」
再安価 ↓
亜綺羅 『♪Tear the label which society stuck up 』
俺氏 『 待ちな!! 』
俺氏 「おいヒメ!お前もただボーっと突っ立ってないで何とかしろよ!!」
ヒメ 「はぁ!?なんで私が!!前に出て戦うのは男の役目でしょ?
男だったら可憐でか弱い女の子を守りなさいよ!!」
俺氏 「何処にいんだよそんなの!!」
MC 「…とうとう仲間割れを始めたか……」
再安価 ↓
ラスト行くぞ。
4を煽る
亜綺羅 『♪There is you in you and is good 』
俺氏 『 笑わせるぜ!! 』
俺氏 「ちくしょう…歌詞さえ解れば噛みつけるかも知れないのに……
煽りを入れても、相手は聞いちゃいないし……」
シル 「落ち着いて下さいマスター!何も相手の土俵で戦うことは無いのです!
こっちのペースに巻き込みましょう!!」
俺氏 「巻き込むっつったって、相手が話を聞かないんじゃ意味がないだろ…」
ヒメ 「…ああもう!!まどろっこしいわね!!代わりなさい!!」
俺氏 「お、おぅ……」
シル 「もっと早く代わってくれればよかったのに…」
ヒメ 「ちょっとアンタ!!歌ってばかりいないで真面目に戦いなさいよ!!
ヒメ 『敵から目を背けてんじゃないわよ!!そんな戦い方でアンタのファンは納得するの!?』
『 釣れた!! 』
\ ∩─ー、 ====
\/ 、_ヽ ======
/ \ |つ
| ミ そんな餌で俺様が釣られタ――
、 ノ /⌒l
/\___ノ゙_/ / =====
〈 __ノ ====
\ \_ \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
アピール 『Shout noise』
① 亜綺羅 『♪What decides your value. 』
② 亜綺羅 『♪Who accepts your existence 』
③ 亜綺羅 『♪Tear the label which society stuck up 』
④ 亜綺羅 『♪There is you in you and is good. 』
⑤ 亜綺羅 『♪There is me in me and is good 』
⑥ ヒメ 『敵から目を背けてんじゃないわよ!!そんな戦い方でアンタのファンは納得するの!?』
反撃開始だ!
⑥に『ファンのイメージ』で噛み付く!
ヒメ 『敵から目を背けてんじゃないわよ!!そんな戦い方でアンタのファンは納得するの!?』
俺氏 『 支持するぜ!! 』 つ『ファンのイメージ』
俺氏 「ヒメの言う通りだ!!おいテメェ!!逃げてんじゃねーよ!!」
亜綺羅「……あぁ?」ピク
シル 「あ、反応した。」
俺氏 「お前は俺との会話を避け、自分の有利な状況でしか戦わない、
とんだ臆病者じゃねぇか!!それで良くヒメの事を貶せるよな!!」
ヒメ 「アンタ…」
俺氏 「そんなんでアンタをアニキと慕ってるファン達に顔向け出来んのかよ!!
なにが漢の中の漢だ!逃げてんじゃねぇぞ!!」
サクラ「あ、亜綺羅くん……」
亜綺羅「……フゥゥ……そこまで言われちゃこっちも引けねぇな…いいだろう。その挑発乗ってやるよ。」
亜綺羅「だが…そこまで大口叩いたんだ……覚悟は出来てるんだろうな…?」ギラン!!
シル 「やりました!!これで会話が成り立ちますね!!」
ヒメ 「いい啖呵じゃない!正直心細かったし、チョット見直した。」
俺氏 「…コェェ。絶対怒らせたよぉ……もう後には引けねぇよォ……」
ヒメ 「………」
シル 「マスターかっこわるーい。」
アピール『誇り』
① 亜綺羅『…俺達は命賭けて音楽をやってるんだ。」
② 亜綺羅『お遊び半分でのこのこステージに上がってやがるテメェらとは違うんだよ。』
③ ヒメ 『…お、お遊びですって!?私のどこがお遊びだって言うのよ!!』
④ 亜綺羅『俺達は!!テメェみてぇに
観客を前に逃げ出すようなシャバイい真似はしねぇっつってんだ!!』
⑤ 亜綺羅『ライブでも!!このバトルでもなぁ!!』
>>156修正
ヒメ 『敵から目を背けてんじゃないわよ!!そんな戦い方でアンタのファンは納得するの!?』
俺氏 『 支持するぜ!! 』 つ『ファンのイメージ』
― アンタのファンは納得するの!? ― バォォォゥ!!
俺氏 「ヒメの言う通りだ!!おいテメェ!!逃げてんじゃねーよ!!」
亜綺羅「……あぁ?」ピク
シル 「あ、反応した。」
俺氏 「お前は俺との会話を避け、自分の有利な状況でしか戦わない、
とんだ臆病者じゃねぇか!!それで良くヒメの事を貶せるよな!!」
ヒメ 「アンタ…」
俺氏 「そんなんでアンタをアニキと慕ってるファン達に顔向け出来んのかよ!!
なにが漢の中の漢だ!逃げてんじゃねぇぞ!!」
サクラ「あ、亜綺羅くん……」
亜綺羅「……フゥゥ……そこまで言われちゃこっちも引けねぇな…いいだろう。その挑発乗ってやるよ。」
亜綺羅「だが…そこまで大口叩いたんだ……覚悟は出来てるんだろうな…?」ギラン!!
シル 「やりました!!これで会話が成り立ちますね!!」
ヒメ 「いい啖呵じゃない!正直心細かったし、チョット見直した。」
俺氏 「…コェェ。絶対怒らせたよぉ……もう後には引けねぇよォ……」
ヒメ 「………」
シル 「マスターかっこわるーい。」
更に反撃。
4に『口パク疑惑』で噛み付く。
亜綺羅『俺達は!!テメェみてぇに
観客を前に逃げ出すようなシャバイい真似はしねぇっつってんだ!!』
俺氏 『 炎上しろ!! 』 つ『口パク疑惑』
― ポフン! ―
俺氏 「こいつが!お前等が逃げた証拠だ!!」
亜綺羅「……ほぉ……『どこらへんが』、『誰が』『誰から』『逃げ出した』証拠なんだ?」
俺氏 「え・・・えっと……ゴメンなさい・・・…」
MC 「謝ってどうする……」
再安価 ↓
161のおかげで思い出せた。
このバトルはタッグマッチだったorz。
では4に『消された動画』で噛み付く。
亜綺羅『俺達は!!テメェみてぇに
観客を前に逃げ出すようなシャバイい真似はしねぇっつってんだ!!』
俺氏 『 炎上しろ!! 』 つ『消された動画』
― 観客を前に逃げ出す ― バォォォゥ!!
俺氏 「…なるほどな。たしかに、アンタはどんなときも逃げ出さなかったんだろう……」
俺氏 「そう、“アンタ”はな!!」
亜綺羅「…何が言いてぇ……」
俺氏 「こう言いてぇんだ。
アンタのパートナー、サクラのほうは違うんじゃねぇかってな!!」
サクラ「………」
サクラ「…えっ?」
俺氏 「アンタ、自分の演奏動画を消してるよな?」
サクラ「は、はい…」
俺氏 「それでファンは納得してるのか?」
俺氏 「ファンはもっとアンタの動画を見たがってるんじゃねーか?
そんなファンの気持ちをを無視して動画を削除した事は、逃げじゃねぇのかよ!!」
サクラ「そ、それは…」
亜綺羅「おい!これは俺とテメェの戦いだろうが!!よそ見してんじゃねぇぞ!!」
ヒメ 「あーらそれは違うんじゃない!?これはアンタとコイツ…そして私とサクラ、四人の戦いよ!!」
ヒメ 「それとも何?アンタのパートナーは、戦う覚悟も無く舞台に上がってんのかしら!!」
亜綺羅「ぐっ……!!」
シル 「ナイスアシストですよ!ヒメさん!!」
MC 「…奴の言い分は最もだ。おい貴様。何か弁論は有るか?」
サクラ「………私は――」
亜綺羅「待ちな。」スッ
俺氏 「!」
ヒメ 「ちょっと!!なんでアンタがしゃしゃり出て来んのよ!!バトルの邪魔してんじゃ無いわよ!!」
亜綺羅「別に邪魔しちゃいねぇさ……ただ、この問題は俺が説明するべきだと思ってな。」
亜綺羅「なぜなら…サクラに動画を消させたのは、俺だからよ。」
サクラ「……!」
ヒメ 「なっ……!」
俺氏 「どういう事だよ!!」
亜綺羅「簡単な話さ。」
アピール『動画を消させた理由』
① 亜綺羅 『俺はコイツのギターに惚れ込んだ。
② 亜綺羅 『だがよ。プロに成るには中途半端じゃあいけねぇ…』
③ 亜綺羅 『生半可な演奏じゃあ、コンテストで優勝できねぇからな。』
④ 亜綺羅 『あんな下らねぇ場所で、子供騙しの演奏をしている暇なんか、コイツには無いんだよ!』
⑤ 亜綺羅 『だから動画は辞めさせた。二人でプロに成るためにな。』
⑥ 亜綺羅 『その事は、サクラも了承済みだ。』
俺氏 「……ニヨ動がくだらねぇ場所…だと。」
亜綺羅「……ああ、そうだ。俺自身あそこで歌ってみてよく解った。」
亜綺羅「あそこに居る連中は、音楽について何も解っちゃいねぇ。
投稿者だって、演奏者を名乗るだけの素人が巨万といる、程度の低い集まりだ…。」
亜綺羅「そんな中で演奏していても、得られるモンなんて無いだろ。」
BOOOOOOOOOOOOOOO!!!
シル 「んま!?なんてコトを!!」
ヒメ 「…アンタ、炎上する事が怖くないの……?」
亜綺羅「…俺は別に、全ての人間に好かれようなんて思ってねぇからな。
歌いたいから歌う。聞きたい奴だけ聞いてればいいんだ。」
俺氏 (………なんなんだ。この亜綺羅の、ニヨ動に対する反応。
まるで、ニヨ動を憎んでいるみたいじゃないか……)
ゴシップ一覧>>136
やり方 >>135
安価で炎上させよ! 安価 ↓
本日は以上とさせて頂きます。
安価にご参加頂きありがとうございました。
とりあえず
4を煽る。
って終わってたかぁ。
参加出来て凄い嬉しい。
いやぁ、このSS本当に凄いわぁ。
亜綺羅 『あんな下らねぇ場所で、子供騙しの演奏をしている暇なんか、コイツには無いんだよ!』
俺氏 『 聞き捨てならねぇな!! 』
俺氏 「……なぁ。アンタ、ニヨ動で何か有ったのか?」
亜綺羅「あぁ?」
俺氏 「気のせいか、さっきのアンタの言葉の端々からはニヨ動に対する『憎しみ』
みたいな物を感じるんだが・・・」
亜綺羅「……ふん。別に何もねぇさ……ただ、あんな程度の低い場所に嫌気が差してるだけだ。」
俺氏 「………」
ヒメ 「…なによアイツ。何か有ったって言ってるようなもんじゃない。察してちゃんマジウザい……」
シル 「でもでも、亜綺羅さんはニヨ動の有名な歌い手さんなんですよね?ファンの人だって沢山いたはずです。
それなのに、どうしてニヨ動を恨むような事があったのでしょうか……?」
俺氏 「……さぁな。」
再安価 ↓
173がミスってた時のために。
3を煽る。
亜綺羅 『生半可な演奏じゃあ、コンテストで優勝できねぇからな。』
俺氏 『 笑わせるぜ!! 』
俺氏 「ちょっと待てよ!!アンタさっき、サクラの演奏に惚れたっていったよな?
それなのに、コンテストで勝てない生半可な演奏だっていうつもりか?」
亜綺羅「……わかってねぇな。」
亜綺羅「いいか?確かにサクラの演奏は最高の物だ。
だがな、それだけで通用するほどプロの舞台は甘くねぇんだよ。
アイツの演奏はプロとしちゃあまだまだ荒削りだったんだ……」
亜綺羅「この数ヶ月、俺はコンテストに向けてアイツの演奏をより良い物にしてきたつもりだ……」
俺氏 「……ふぅん。随分と彼女に入れ込んでるんだな。」
ヒメ 「感心してる場合?」
再安価 ↓
亜綺羅 『生半可な演奏じゃあ、コンテストで優勝できねぇからな。』
俺氏 『 炎上しろ!! 』 つ『出来レース』
― コンテストで優勝できねぇ ― バォォォゥ!!
俺氏 「……コンテストで優勝できない…ねぇ。」
俺氏 「本当にそうだったのか?」
亜綺羅「…どういう意味だ。」
ヒメ 「簡単な話よ。」
ヒメ 「本当は、演奏前から…いいえ。
コンテスト開始前からアンタ達の優勝は決まってたんじゃないの!?」
亜綺羅「…………」
サクラ「…え。」
MC 「…どういう事だ?」
俺氏 「今回、こいつらが参加したライブコンテストは、優勝すれば大手プロダクションからの
メジャーデビューが約束されたものだった。」
俺氏 「だが、こいつを見てくれ!」つ所属タレント一覧
MC 「……!これは…すでにコイツらが所属アーティストとして登録されているな。」
俺氏 「その通り!!それも、コンテストが開催される一週間前にな!!」
亜綺羅「………」
サクラ「…どういう事、ですか…?」
俺氏 (………!)
ヒメ「さあ!!男らしく説明して貰えるかしら?」
《ま、マジかよ……》三 《マジか……》三
《え、何?やらせ?》三
《あ、アニキ……?》三
《嘘だろ?》三 《汚い、流石芸能界汚い》三
シル 「亜綺羅さん達のファンもざわついてますよ!!いい感じです!!」
MC「おい貴様。国民達も説明を求めている。話してみろ。」
亜綺羅「……まず始めに言っておくが、俺はこの件については何も知らない。」
俺氏 「し、知らないだと?そんなわけ……」
亜綺羅 「喧しいッッッ!!!!」
キィィィィィン…
俺氏「」
ヒメ「」
シル「」
MC「ふむ。」
亜綺羅「……俺がまだ話してるんだ。黙って人の話も聞けねぇのかテメェはよぉ?」
俺氏 「ご、ゴメンなさい!!」
ヒメ 「ち、ちょっと!な、なに引き下がってんのよ!」
俺氏 「だ、だってあいつ、メチャクチャこわ」
亜綺羅「」ギラン!!
俺氏 「あ、すいませんしずかにします」
MC 「ふむ。一喝で空気を変えたか。国民達もすっかり静かになってしまったな…」
亜綺羅「……俺は確かに知らなかった。だがな、そんなこと関係ねぇ。」
亜綺羅「少なくとも!あの大会で俺達より優れた演者は居なかったんだ!なあそうだろ!!」
亜綺羅「もしいるなら連れて来て歌わせてみろ!!もしそいつが俺より熱けりゃ!!」
亜綺羅「今!!この瞬間!!俺はこの場で歌手を辞めてやる!!!」
《うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!》三 《かっけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!三》
《アニキぃぃぃぃぃぃぃぃぃ》三
《うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!》三
《かっけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!》三 《かっけぇぇぇぇぇ》三
《うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ》三
《亜綺羅さンまじカッケェっす!!》三
シル 「んま!?すごい喚声です!!」
俺氏 「クソッ…完全に空気を持っていかれた……つかみんなあれで納得すんのかよ!」
ヒメ 「ちょっと待ちなさいよ!!アンタが辞めようがなんだろうが、そんなんで納得出来る訳ないじゃない!!」
ヒメ 「初めから優勝が決まっているって知ってたら、誰もあんな大会参加しなかったわよ!!」
ヒメ 「こっちは優勝すればメジャーデビュー出来るって聞いたから必死に練習して、
バカ高い参加費払ってまで参加したのよ!!こんなの詐欺よ詐欺!!私のデビューを返しなさい!!」
俺氏 「いや、それは事務所のせいで、亜綺羅達は関係ないだろ…そもそもお前が優勝できるって決まった訳じゃねーし。」
シル 「完全に八つ当たりです…」
ヒメ 「関係ない訳ないじゃない!!こいつの事務所は――」
亜綺羅「…待て……参加費…だと…?」
173は正解か。
ちょっと迷惑かけたかな。
しかし、今回は今までとは感じが違うな。
例えるなら俺様ルールを強いる相手っぽい感じがする。
亜綺羅「どういう意味だ…オーディションは有ったが、コンテスト参加自体は無料のはずだろ?」
ヒメ 「はぁ!?なに寝惚けた事言ってんのよ!!払ったわよ!!アニ研達が!!」
俺氏 「ひでぇ」
亜綺羅「ば、馬鹿な…」
サクラ「…ねぇ……どういう事、ですか……初めから結果が決まっていた事といい、
私、何も聞いていない……ですよ。」
サクラ「もしかして、私を騙してたんですか?」
亜綺羅「ち、違い…違う!参加費の事は俺も今初めて聞いたんだ!!
事務所は何も言っていなかった!!信じてくれ!!」
俺氏 (……!)
俺氏 「おいテメェ!!いまなんつった!?」
亜綺羅「あ、あぁ?なんだよ…いま立て込んでるんだ、後に…」
俺氏 「参加費の事『は』初めて聞いた…『事務所は何も言っていなかった』…」
俺氏 「つまりはアンタ、『参加費』以外の事…
『出来レース』の件については初めから知ってたって事だよな!!」
亜綺羅「っ!?」
ヒメ 「ちょっと!!どういう事よ!!ちゃんと説明しなさいよ!!」
亜綺羅「くっ…そ、それは……」
俺氏 「おいおい!!まさか今更言い訳するつもりかよ!!
そいつはちぃーとばっかし、男らしくねぇんじゃねえか!!」
俺氏 「なあ!漢の中の漢の亜綺羅さんよぉ!!」
亜綺羅「ぐっ……ぐぅぅ………。」
亜綺羅「ぐぉぉおおおおおおオオオオオオ!!」
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《ダセェ…》三
《ダセェ…》三
《マジかよ…何も熱くねぇじゃねーか…》
《マジかよ…何も熱くねぇじゃねーか…》三
《ウチの親父みてぇ…》三 【リーゼント】⇒ 【七三分け】 《あ、アニキ…?》三
《ウチの親父みてぇ…》三
《マジかよ…何も熱くねぇじゃねーか…》三 《あ、アニキ…?》三
シル 「んま!!髪型が七三分けに!!キッチリピッチリしてます!!」
亜綺羅「…た、確かに…話は聞いていた……だが!俺は了承しちゃあいねぇ!!!」
亜綺羅「俺はあくまでも、自力でデビューを勝ち取るつもりだった!!
もし今日のライブで俺達よりも熱い演奏が出来る奴がいれば、デビューはその場で辞退するつもりだったんだ!!」
MC 「ふむ……つまりは、全ては貴様等の所属事務所のせい、全て事務所が悪い、
『俺は悪くない』、『だって、俺は悪くないんだから』…そう言いたいのだな?」
亜綺羅「っ……そ、それは」
サクラ「はい、その通りです。」
亜綺羅「!?」
MC 「ほぅ…」
サクラ「あ、そ、その……事務所の方々を悪く言うつもりは、その、ないのですが…えっと、
亜綺羅くんは曲がった事をする人じゃないんです。きっと、やむに終えない事情が有るんだと…たぶん、その、
もしかしたら私の為だとか…」
サクラ「…あ、自惚れが過ぎますよね……すみません……」
MC 「ふむ…なるほどなるほど…麗しきパートナー愛と言ったところか。
よかろう!!ならばその思い、貴様がアピールで釈明してみせよ。」
サクラ「は、はい…よろしくおねがいします……」ペコリ
シル 「今度はサクラさんのアピールですか…マスター、デレデレしないで下さいよ!!」
俺氏 「………」
シル 「…マスター?」
ヒメ 「どうしたのよ?変な顔よ?」
俺氏 「…いや、何でもない。つかそのニュアンスはおかしい。」
ヒメ 「…あっそ。無駄口叩けるなら大丈夫ね。しっかりしなさいよ。」
俺氏 「ああ…解ってる。」
俺氏 (…さっきからどうも妙だ……一体なんなんだ、あの二人の関係は…)
アピール『亜綺羅くんは悪くありません!』
① サクラ 『亜綺羅くんは…曲がった事をするような人じゃありません……』
② サクラ 『コンテストの事だって、何か事情があったんだと思います…』
③ サクラ 『…た、たぶん…私をデビューさせる為に…自分を曲げてまで……事務所の命令を聞いたんだと思います…』
④ サクラ 『事務所の方を悪く言うつもりはありませんが…お願いします。どうか亜綺羅くんを信じてあげて下さい…』
《サクラちゃんは何も悪くないよ!!》三 《さくらたん困らせる事務所マジゆるさん》三
《サクラたーん!》三
《信じる信じる!!》三
《さくらたんまじかわゆす》三
《俺は元々アニキを信じてたぞ!!》三
シル 「うわぁ……男性ファンのフォローコメが凄まじい事になってますね……」
ヒメ 「…はぁ。男ってホンット馬鹿。ちょーっと色目を使われたら、すぐにコロッと騙されるんだから。
大体なによあの女!弱さを見せたら何でも許されると思ってんじゃないの!?」
シル 「……え?」
俺氏 「おまいう。」
俺氏 (それにしても…サクラと亜綺羅の関係性…さっきからどうも気になるな……
ここは、サクラを重点的に狙ってみるか……)
ゴシップ一覧>>136
やり方 >>135
安価で炎上させよ! 安価 ↓
サクラ 『…た、たぶん…私をデビューさせる為に…自分を曲げてまで……事務所の命令を聞いたんだと思います…』
俺氏 『 聞き捨てならねぇな!! 』
俺氏 「私をデビューさせる為って…どういう意味だ?」
サクラ「私、亜綺羅くんと違って実力がある訳じゃないですから……きっと亜綺羅くん、私をデビューさせる為に
事務所に掛け合ってくれたんだと思います…それで、その、見返りに……」
俺氏 「……ふぅん。」
シル 「…あれ?サクラさんって、幻のギタリストって呼ばれる程の腕前ですよね?」
ヒメ 「ま、あの女自体があんなんだし、事務所に舐められてるんでしょ。」
再安価 ↓
サクラ 『事務所の方を悪く言うつもりはありませんが…お願いします。どうか亜綺羅くんを信じてあげて下さい…』
俺氏 『 笑わせるぜ!! 』
俺氏 「信じろって言われてもなぁ……結局、亜綺羅自身は不正について知ってて黙ってた訳だろ?」
サクラ「どうしてそんな言い方……それは事務所に言われて仕方なくなんです……
それに、亜綺羅くん自身が何かした訳じゃないんですよ……」
サクラ 『コンテストについても、それ以外でも…私達は、後ろめたい事など何もしていません』
『 釣れた!! 』
\ ∩─ー、 ====
\/ 、_ヽ ======
/ \ |つ
| ミ そんな餌で俺様が釣られタ――
、 ノ /⌒l
/\___ノ゙_/ / =====
〈 __ノ ====
\ \_ \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
アピール『亜綺羅くんは悪くありません!』
① サクラ 『亜綺羅くんは…曲がった事をするような人じゃありません……』
② サクラ 『コンテストの事だって、何か事情があったんだと思います…』
③ サクラ 『…た、たぶん…私をデビューさせる為に…自分を曲げてまで……事務所の命令を聞いたんだと思います…』
④ サクラ 『事務所の方を悪く言うつもりはありませんが…お願いします。どうか亜綺羅くんを信じてあげて下さい…』
⑤ サクラ 『コンテストについても、それ以外でも…私達は、後ろめたい事など何もしていません』
サクラなら
5に『差し入れ』で噛み付く。
サクラ 『コンテストについても、それ以外でも…私達は、後ろめたい事など何もしていません』
俺氏 『 炎上しろ!! 』つ『口パク疑惑』
― ぽふん。 ―
俺氏 (……いや、ちょっと待て。此処で亜綺羅に噛み付いたとして、
サクラが作った今の流れを変えることが出来るのか…?男達はみんなサクラの味方だ…)
俺氏 (それより今は、サクラについて揺さぶってみた方がいい気がする…あくまで直感だが…)
MC (だったら進行を妨げようとするんじゃない。)
俺氏 (コイツ、直接脳内に……!)
再安価 ↓
サクラ 『コンテストについても、それ以外でも…私達は、後ろめたい事など何もしていません』
俺氏 『 炎上しろ!! 』つ『あやしい行動』
― 後ろめたい事など何もしていません ― バォォォゥ!!
俺氏 「…後ろめたい事はない…か。」
俺氏 「本当にそうなのか!?」
サクラ「……」
サクラ「え、え?…ど、どういう意味ですか……?」
俺氏 「コンテスト開始の一時間ほど前の話なんだが……
ライブハウスの近くにある空き地で、不穏な動きをしているアンタを見たって奴がいたんだ!」
サクラ「…!」
俺氏 「そいつが言うには、『まるで人に見られたくない事をする前みたいだった』とよ。」
ヒメ 「アンタ、あんな人気の無い場所で一体何をしてたのよ。」
サクラ「……見られてた、んですか……」
MC 「なにやら面白そうな話だな。よし!折角だ。アピールで答えるがよい!!」
サクラ「………わかり、ました…」
アピール『あやしい行動』
① サクラ 『えっと……別に私は、何か悪いことをしようとしてた訳ではないんです……」
② サクラ 『ただ、その…本番を前に、少し緊張しちゃって……』
③ サクラ 『少しギターの練習をして気持ちを落ち着けたかったんです……』
④ サクラ 『でもその、練習を誰かに聴かれるのは恥ずかしかったので、
誰もいない場所を探していたんです……』
⑤ サクラ 『あの空き地でしたら、誰も居ませんでしたし、誰にも迷惑を掛けないかと思い、
あの場所で練習をしました。』
⑥ サクラ 『紛らわしい事をしてしまい、御免なさい……』
MC 「ふむふむ…緊張を解きほぐす為にまず練習とは。中々に努力家ではないか。
リア充とはかくあるべきだな。」
サクラ「い、いえ…そんな……私、自信がなかったから……」
ヒメ 「…なによ!あのちょび髭スタッフ、結局何の役にもたたないじゃない!
今度あったら毟ってやるわ!!」
俺氏 「…いや。そうでも無いかもな…」
シル 「え?」
ゴシップ一覧>>136
やり方 >>135
安価で炎上させよ! 安価 ↓
5に『絵画教室の怪物』で噛み付く。
サクラ 『あの空き地でしたら、誰も居ませんでしたし、誰にも迷惑を掛けないかと思い、
あの場所で練習をしました。』
俺氏 『 待ちな!! 』
俺氏 「練習…か。具体的にはどんな練習をしたんだ?」
サクラ「え、えっと…難しいフレーズを重点的に、納得できるまで弾いてました……」
俺氏 「それは、どれ位の時間だ?」
サクラ「…ライブが始まる少し前まで…ですから…30分くらいでしょうか……」
俺氏 「ギターの音って結構響くよな。周りで誰か聞いてる人はいたか?」
サクラ「いえ…その。そもそもあんまり聞いて欲しくなかったので。誰もいない場所でやってましたから……」
俺氏 「……なるほどね。」
シル 「…マスター、今の質問、意味があるんですか?」
俺氏 「まぁな。」
再安価 ↓
サクラ 『あの空き地でしたら、誰も居ませんでしたし、誰にも迷惑を掛けないかと思い、
あの場所で練習をしました。』
俺氏 『 炎上しろ!! 』 つ『絵画教室の怪物』
― あの場所で練習をしました。 ― バォォォゥ!!
俺氏 「……なるほどな。あの場所で練習していた…か。」
サクラ「ええ……そうです。」
俺氏 「……それは嘘だ!!あんな危険な場所で、練習なんて出来る訳ねぇ!!」
サクラ「…!ど、どういう事ですか…?」
俺氏 「あの空き地の周辺には、恐ろしいラズベリーいろの怪物の住処があるんだ。
その怪物はとても音に敏感で、もしも大きな音が聞こえたら決して黙ってなんかいない…」
俺氏 「アンタがもしもギターなんか鳴らしたら、真っ先に飛び出して来て捕食されるはずなんだ!!
あの非リアのようにな!!」
シル 「あの非リア…只野さんの事か…」
シル 「只野さんのことかーー!!」
ヒメ 「いや、何よこのノリ……」
俺氏 「…そのせいで…俺のトモダチは……只野は……帰らぬ存在に……」
シル 「いえ、一応帰ってきましたよ。変わり果てた姿で。」
俺氏 「だから、アンタはあの場所で練習なんかしていなかったんだ!」
サクラ「………」
MC 「では、コイツはそこで何をしていたと言うのだ?貴様にそれが解るのか?」
俺氏 「………え。」
MC 「そこまで自信たっぷりに発言したんだ。もちろん貴様はコイツが何をしていたのか
答えられるのであろうな……よもや、出来ぬとは言わんよな?」
俺氏 「で、出来らぁ!!」
ヒメ 「ちょ、ちょっとアンタ!ホントに大丈夫なの?」
俺氏 「今更後には引けないだろ!」
サクラは空き地で何をしていた?
『文章』で答えよ。
安価 ↓
これかな?
『八百長の確認』
書き貯めが尽きたので、本日はここまでとさせて頂きます。
安価にご参加頂きありがとうございました。
今日も楽しかったです。
ありがとうございました。
俺氏 「アンタはきっと、あの空き地でスタッフと打ち合わせをしていたんだ!!」
MC 「…打ち合わせ…だと?一体何についてだ?」
俺氏 「決まってるだろ!!今回の八百長についてだよ!!」
MC 「ほう。人気の無い路地裏で行われる秘密の談合……成る程。B級マフィア映画っぽくて確かにそれっぽいな!」
ヒメ 「チョット待って…じゃあもしかして、打ち合わせの相手ってあのちょび髭!?
あいつ、ただ見かけただけだって私達を騙してたのね!!いつかあの髭燃やしてやる!!」
俺氏 「どうなんだよ!!サク―」
亜綺羅「待ちな。」
俺氏 「…!」
ヒメ 「な!アンタまた!!」
亜綺羅「サクラは今回の件については何も知らなかった。それはさっきのアイツの様子からも解りきった事だと思うがな…」
俺氏 「なっ!そ、そんなわけ…」
亜綺羅「だったら、サクラが今回の事に関わっているという明確な証拠があるってのか?」
俺氏 「そ、それは…」
亜綺羅「それに、だ。そもそもライブの前、サクラがそんな所にいた筈がねぇんだよ。」
ヒメ 「はぁ!?どうしてよ!!サクラ自身がそこにいたって認めてるのよ!?」
亜綺羅「きっと、別の日の事と勘違いしてるんだろう」
MC 「ふむ。そこまで言い切るからには、何か根拠があるのか?」
亜綺羅「…サクラはその時間、スタッフに差し入れる菓子を買いに行くと言っていたからな…」
亜綺羅「その事は、サクラのツイイッターでも触れられているはずだぜ?」
MC 「……確かに。スタッフに差し入れをした…そう呟かれているな。」
俺氏 「だ、だからって!それがいつ差し入れられたかなんて…」
亜綺羅「…こいつはあるスタッフのツイイッターだ。
『焼きたてのケーキの差し入れを貰った。『温かい内に召し上がって下さい サクラ』そう書かれたカードと共に……
本番直前だと言うのに律儀な人だとボカぁ思ったね。』そう呟かれている」
俺氏 「ぐっ……」
ヒメ 「わざわざ調べたの!?見かけによらずマメなやつ…」
サクラ「…そう、でした……私、勘違いしていました…」
アピール『差し入れ』
① サクラ 『どうやら、練習していたのは、別の日に別のライブハウスで演奏した時みたいです。』
② サクラ 『あの日の本番前は、
スタッフの皆さんに差し入れするためのお菓子を買いにいっていたんでした。』
③ サクラ 『事前にお店に予約をして、その時間にケーキを焼いてもらえるようにお願いしていたんです。』
④ サクラ 『紛らわしい事を言ってしまいすみませんでした……』
ヒメ 「なっ……急になに言い出すのよ!!さっきまではあの日だって言ってたじゃない!!」
サクラ「え、えっと…何分初めてのバトルで緊張していましたので…
貴方方にそう言われて、あの日の事だったのかなって……勘違いを……」
ヒメ 「そ、そんな馬鹿な……予約までしておいて忘れるもんですか!苦し紛れの嘘に決まってるわ!!」
MC 「ならば証明してみせよ。貴様の持つゴシップでな。」
ヒメ 「当然よ!!それじゃ頼んだわよ!!」
俺氏 「………。」
ゴシップ一覧 >>136
やり方 >>135
安価で炎上させよ! 安価 ↓
サクラ 『事前にお店に予約をして、その時間にケーキを焼いてもらえるようにお願いしていたんです。』
俺氏 『 待ちな!! 』
俺氏 (…さて、どう煽るか……)
① ケーキについて聞いてみる ② 店について聞いてみる
安価↓
俺氏 「その店って、一体どんな店だったんだ?」
サクラ「どんな…と言われましても……言いようが……」
俺氏 「どんな事でもいい。アンタのツイイッターじゃあ、取材拒否の店だって事くらいしか書かれてなかったからな。
もっと情報を知りたがってる奴もいるんじゃねぇか?一体どんなケーキ屋だったんだ?」
シル 「へ?マスター、何言って…」
俺氏 「しぃ~!黙ってろポンコツ!」
サクラ「う、うぅ~ん。」
サクラ 『ケーキを焼いて貰ったのは、普通のおしゃれなケーキ屋さん…ですよ?』
『 釣れた!! 』
\ ∩─ー、 ====
\/ 、_ヽ ======
/ \ |つ
| ミ そんな餌で俺様が釣られタ――
、 ノ /⌒l
/\___ノ゙_/ / =====
〈 __ノ ====
\ \_ \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
アピール『差し入れ』
① サクラ 『どうやら、練習していたのは、別の日に別のライブハウスで演奏した時みたいです。』
② サクラ 『あの日の本番前は、スタッフの皆さんに差し入れするためのお菓子を買いにいっていたんでした。』
③ サクラ 『事前にお店に予約をして、その時間にケーキを焼いてもらえるようにお願いしていたんです。』
④ サクラ 『ケーキを焼いて貰ったのは、普通のおしゃれなケーキ屋さん…ですよ?』
⑤ サクラ 『紛らわしい事を言ってしまいすみませんでした……』
サクラ 『ケーキを焼いて貰ったのは、普通のおしゃれなケーキ屋さん…ですよ?』
俺氏 『 炎上しろ!! 』つ『差し入れ』
― 普通のおしゃれなケーキ屋さん ― バォォォゥ!!
炎 上 !!
俺氏 「……どうやら、アンタはまた嘘を付いていたようだな……」
俺氏 「いや、『付かされていた』と言った方が正しいか!?」
サクラ「ど、どういう意味ですか……?」
俺氏 「あのケーキを売った店、実は俺も知ってるんだ…そこのおっちゃんと知り合いでな。」
亜綺羅「なっ…なん…だと……」
サクラ「その、話が良く……貴方とそのお店が知り合いだからって、どうして私が嘘を付いた事に――」
俺氏 「板乃食堂って店なんだ。このガトーショコラを作ったのはな…」
サクラ「だ、だからそれが……」
サクラ「………っ!?」
サクラ「ちょ、ちょっと待って下さい…貴方今、何て、言いました……?」
サクラ「板乃…『食堂』…?」
俺氏 「ああ…ケーキを作ったのは、板乃っておっちゃんがやってる年期の入った食堂なんだよ。
だがアンタはさっき、ケーキを買ったのは『オシャレなケーキ屋』だと言った。」
俺氏 「こいつは一体どういう事だ!!この矛盾説明してもらおうじゃねぇか!!」
サクラ「う、うぅ……」
サクラ「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《渋いな…》三
《サクラたんには似合わないよぉ!!》三
《イメージが…三 《イメージが……》三
【 ガーリーファッション 】 ⇒ 【 スカジャン 】
《渋いな…》三
《サクラたんには似合わないよぉ!!》三
《イメージが……》三
シル 「んま!?カワイイお洋服が、なんだか厳つくなりましたよ!?」
俺氏 「…どうやら、アイツの本当の趣味はああいう感じらしいな。」
ヒメ 「…ちょっと待って。サクラが買いにいった訳じゃ無いなら、ケーキは一体誰が差し入れしたのよ。
それに、サクラのツイイッターの呟きだって……」
MC 「ふむ。疑問は減るどころか増えるばかりだな…おい貴様。一体どう収集を着ける気だ。」
俺氏 「俺かよ!…まあいい……疑問を一つずつ潰して行けばいいだけだ。」
シル 「そうして最後に残ったのが、真実という訳ですね!」
俺氏 「そういう事だ。」
MC 「良かろう…では最初の疑問だ……ケーキを差し入れたのは誰だ?」
安価で指名せよ。
安価 ↓
俺氏 「サクラは板乃食堂を知らなかった。だとすると、買いに行ったのは……」
俺氏 「亜綺羅、お前なんじゃないのか!!」
亜綺羅「あ、あぁ!?そん…んな訳ないで…無いだろうがよ!!」
ヒメ 「じゃあ、他に誰が居るってのよ!」
MC 「…どうなんだ?」
亜綺羅「………チッ……解ったよ……答えりゃいいんだろ…」
俺氏 「やっぱりお前が…」
亜綺羅「俺がんな事する訳ねぇだろ。知り合いに買いに行かせたんだよ……で、そのままスタッフルームまで届けさせたんだ。」
シル 「知り合いって…もしかして、あのヒャッハーさん達ですかね?」
ヒメ 「くふっ……あ、あいつらがケーキを……?」
MC 「ヒャッハー!!ケーキを宅配だァー!!
たとえ崩れても安全運転なんてしないんだぜぇ?ワイルドだろぅ?」
ヒメ 「ぷふ!!や、止めなさいよ……」
俺氏 (今の話…矛盾は無かったか……?)
捏造リべレーション
矛盾を指摘するゴシップを提示せよ!!
安価↓
俺氏 「そいつは嘘だな!!このゴシップがそれを証明している!!」
MC 「…ふむ。どこら辺が証明しているんだ?」
俺氏 「……と、思うんですが……してません…かね……」
MC 「………もう一度良く考えろ。」
再安価 ↓
俺氏 『ソースはコレだ!! 』つ『バックステージパス』
俺氏 「……別人に買って届けさせた……」
俺氏 「それは無理だな!!」
亜綺羅「ぐっ……ど、どうしてそう言い切れる?」
俺氏 「忘れたのか?ステージ裏に入るには、バックステージパスが必要だ。
それを持っていない奴は中に入ることすら出来ない…ケーキなんて届けらんねぇだろうが!」
俺氏 「いい加減、認めたらどうなんだよ!!」
亜綺羅「…み、認めねぇ……認められる訳ねぇだろ!!」
俺氏 「…なんでそこまで頑ななんだよ…つか、別にお前悪い事なんてしてねぇじゃねーか。」
ヒメ 「むしろ、スタッフにまで気を使ういい奴じゃん」
亜綺羅「止めろッッ!!!!」
亜綺羅「あ、亜綺羅く…亜綺羅は、それじゃあ駄目なんで…駄目なんだ……」
亜綺羅「亜綺羅は…ワイルドで…男らしくて…孤高で無くちゃ駄目なんだ……」
亜綺羅「亜綺羅は……満たされない若者達のカリスマ……」
亜綺羅「亜綺羅は……亜綺羅くんは……」
亜綺羅「ガトーショコラとか!そんなファンシーなの頼んじゃ駄目なんですッッ!!」
ミス。
俺氏 『ソースはコレだ!! 』つ『バックステージパス』
俺氏 「……別人に買って届けさせた……」
俺氏 「それは無理だな!!」
亜綺羅「ぐっ……ど、どうしてそう言い切れる?」
俺氏 「忘れたのか?ステージ裏に入るには、バックステージパスが必要だ。
それを持っていない奴は中に入ることすら出来ない…ケーキなんて届けらんねぇだろうが!」
俺氏 「いい加減、認めたらどうなんだよ!!」
亜綺羅「…み、認めねぇ……認められる訳ねぇだろ!!」
俺氏 「…なんでそこまで頑ななんだよ…つか、別にお前悪い事なんてしてねぇじゃねーか。」
ヒメ 「むしろ、スタッフにまで気を使ういい奴じゃん」
亜綺羅「止めろッッ!!!!」
亜綺羅「あ、亜綺羅く…亜綺羅は、それじゃあ駄目なんで…駄目なんだ……」
亜綺羅「亜綺羅は…ワイルドで…男らしくて…孤高で無くちゃ駄目なんだ……」
亜綺羅「亜綺羅は……満たされない若者達のカリスマ……」
亜綺羅「亜綺羅は……亜綺羅くんは……」
亜綺羅「ガトーショコラとか!そんなファンシーなの頼んじゃ駄目なんですッッ!!」
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《アニキ…?》三
《真面目か!!》三 《リーマンかよ……》三
《ワイ…ルド……?》三
【 皮のロングコート 】⇒【 リクルートスーツ 】
《ワイ…ルド……?》三
《アニキ…?》三
《マジダセェ…》三
シル 「ワイルドなファー付きコートがマイルドなスーツに……髪型と合わさって真面目でいい人そうです!」
俺氏 (………亜綺羅“くん”はそうじゃ駄目……?どういう意味だ…?)
亜綺羅「ぐっ…ぐうぅぅ……」
MC 「さて、どうやら一つ目の謎は無事に解き明かされたようだ…続いて二つ目……いや」
MC 「最初の謎に戻るとしようか」
俺氏 「最初の謎…?」
MC 「無論、サクラが空き地で何をしていたか、だ。貴様は先ほど、密会を行ったと言ったが、
どうやらそれは間違いのようだからな。ここらではっきりさせておこう」
シル 「あぁ、そういえば亜綺羅さんの邪魔が入って、うやむやになったままでしたね…」
俺氏 「だが、邪魔をしたということは、それだけ奴等にとって知られたくない事な訳だ。」
MC 「さて!それではお答え頂こう!!」
サクラは空き地で何をしていた?
『文書』で答えよ。
安価 ↓
俺氏 「…あの空き地には、タバコの吸殻が沢山落ちていたんだ。」
俺氏 「もしかしてアンタ。あの場所でタバコを吸ってたんじゃないか?
緊張を解しに行ったってのもまんざら嘘じゃなかったんだ。」
サクラ「ッ!」
MC 「……ふむ。その反応を見る限り、どうやら図星らしい。」
MC 「…ずいぶんと勿体つけていたからどんな謎があるのかとワクワクしていたのに…
なんというか、まるで体育館裏の中学生の様な謎だな……」
サクラ「……だ、だったらどうなんですか……?わ、私だって、もう立派に成人しています。
別に、タバコを吸っても問題なんて無いはずです……」
俺氏 「アンタは良くてもファンは納得しないだろ。アンタだって、それが解ってたから隠れて吸ってたんじゃねぇのか?」
ヒメ 「…特に、アンタみたいな非リアヲタはそういうの拘るわよね……女の子に処女性を求めすぎよ。」
俺氏 「否定はしない。」
サクラ「…!」
俺氏 「アンタみたいなカワイイ女の子が人前でプカプカやってちゃあ、そりゃあイメージが悪いだろ。
現に、タバコが原因で引退する――」
サクラ「…イメージって……なんだよ……」
俺氏 「え。」
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《ああああああああああああああああ!!》三
《嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ》三
《嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ》三
《おまいらおちけつ!まだあわてるあばばばばば》三
【 リップクリーム 】 ⇒ 【 タバコ 】
《サクラ厨発狂中》三
《ああああああああああああああああ!!》三
《いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!》三
《ああああああああああああああああ!!》三
《嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ》三
サクラ「…タバコ1つ吸うのに誰かの許可がいんのかよ……タバコを吸うのに顔が関係あんのかよ……」
ヒメ 「ちょ、ちょっとアンタ、どうしたのよ…突然…」
サクラ「どいつもこいつも見た目で決め付けてんじゃねーぞォ!!!!」ギラン!!
俺・シ 「「ヒィ!!」」
亜綺羅 「さ、サクラ!落ち着い、落ち着け!」
サクラ 「うるせぇ!!ここまでコケにされて黙ってられるかよ!!」
亜綺羅 「ですからって!約束を忘れるなって言ってんです!!」
サクラ 「!」
亜綺羅 「い、いままで…何の為に…頑張って……」
サクラ 「………」
サクラ 「……ごめん、なさい……取り乱しました……少し休みます……
亜綺羅くん……後はお願いします……」
シル 「…ふひぃ~~こ、こわかったぁ………ヒュン。
<な、なによあの迫力。亜綺羅なんて目じゃ無いじゃない……」
俺氏 「テメェ等ちゃっかり逃げてんじゃねぇよ!」
俺氏 (…に、してもだ…どうやら、二人の関係と本性が見えてきたみたいだな……)
亜綺羅 「…サクラの言うとおりだ。」
アピール 『俺達』
① 亜綺羅 『俺達は…サクラは別に、間違った事はしちゃいねぇ……』
② 亜綺羅 『タバコを吸おうが…ケーキを買おうが……そんなのは俺達の勝手だろうがよ!!
テメェ等にとやかく言われる筋合いは無ぇんだよ!!』
③ 亜綺羅 『テメェ等が勝手に俺達を語んな!!勝手に俺達のイメージを決め付けんな!!』
④ 亜綺羅 『コレが…コレが俺達なんだよ!!』
シル 「な、なんでしょう…今までに無い位の迫力です……
怒鳴られてる筈なのに、亜綺羅さんとっても辛そうで…なんだか心に来ます……」
俺氏 「……きっと、これが奴の…いや。」
俺氏 「『奴等』の本心なんだろう。」
ゴシップ一覧 >>136
やり方 >>135
安価で炎上させよ! 安価 ↓
亜綺羅 『テメェ等が勝手に俺達を語んな!!勝手に俺達のイメージを決め付けんな!!』
俺氏 『 聞き捨てならねぇな!! 』
俺氏 「…イメージを決め付ける…?どういう意味だ?」
亜綺羅「決まってるだろ!!ガタイが良いから…男だからこうあるべきだ……
小柄でかわいい顔をしてるからこうじゃなきゃいけない、コレはやるな!!」
亜綺羅「テメェ等はいつだってそればっかりじゃねぇか!!!そう決め付けてばかりじゃねぇか!!」
亜綺羅「テメェ等は!!いつだって上辺だけしか見てねぇんだよ!!俺達の中身を知ろうとはしねぇんだ!!」
俺氏(………)
ヒメ「……なんだろ…アイツの気持ち、なんとなく解る気がする……」
再安価 ↓
亜綺羅 『タバコを吸おうが…ケーキを買おうが……そんなのは俺達の勝手だろうがよ!!
テメェ等にとやかく言われる筋合いは無ぇんだよ!!』
俺氏 『 待ちな!! 』
俺氏 「おい!仮にも相手はお前等のファンだろ!?」
亜綺羅「ファンだって言うなら!!俺達を認めてくれよ!!!」
亜綺羅 『俺達はただ!!本気で音楽を演奏りたいだけなんだよォ!!』
『 釣れた!! 』
\ ∩─ー、 ====
\/ 、_ヽ ======
/ \ |つ
| ミ そんな餌で俺様が釣られタ――
、 ノ /⌒l
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\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
アピール 『俺達』
① 亜綺羅 『俺達は…サクラは別に、間違った事はしちゃいねぇ……』
② 亜綺羅 『タバコを吸おうが…ケーキを買おうが……そんなのは俺達の勝手だろうがよ!!
テメェ等にとやかく言われる筋合いは無ぇんだよ!!』
③ 亜綺羅 『俺達はただ!!本気で音楽を演奏りたいだけなんだよォ!!』
④ 亜綺羅 『テメェ等が勝手に俺達を語んな!!勝手に俺達のイメージを決め付けんな!!』
⑤ 亜綺羅 『コレが…コレが俺達なんだよ!!』
亜綺羅 『俺達はただ!!本気で音楽を演奏りたいだけなんだよォ!!』
『 炎上しろ!! 』つ『口パク疑惑』
― 本気で音楽を演奏りたいだけ ― バォォォゥ!!
炎 上 !!
俺氏 「……わからねぇ。俺にはアンタが全然わからねぇ。」
俺氏 「本気で音楽をやりたいってアンタの言葉、俺にはどうしても嘘だとは思えねぇんだ。」
俺氏 「…だったら何で!アンタは本気でやろうとしてねぇんだよ!!
何で、命を賭けて挑んだ舞台で!!嘘なんか付いてんだよ!!」
亜綺羅「ッッ!!!」
MC 「…意味が解らん。一体どういう意味だってばよ?」
俺氏 「……MC。こいつを流してくれ。」つ『リハ映像』
MC 「……ふむ。良いだろう。ぽちっとな。」
・・・ ・・・ ・・・
『ザワザワ』 『ガヤガヤ』
『~♪』
亜綺羅 『それじゃあ、聞いてくれ。《Shout noise》』
♪~♪♪~
亜綺羅 『What decides your value.
Who accepts your existence
Tear the label which society stuck up
There is you in you and is good.
There is me in me and is good』
・・・ ・・・ ・・・
MC 「…なかなかに良い歌では無いか…命を賭けたというだけの事はある。
…で、コレがなんだと言うのだ?」
俺氏 「………」
亜綺羅「………」
MC 「…おい。私を無視するな。いい大人が年甲斐も無く泣き喚くぞ?」
ヒメ 「いいから黙ってみてなさいよ……」
―フォォォォォン……―
『ボン!!』
亜綺羅 『っ』ビクン!
『~Come on up th……』
MC 「…おやおや。成程な。どうやらこいつは歌ってなど居なかったらしい。
命賭けの舞台が聞いて呆れるな。」
亜綺羅「………」
俺氏 「…なぁ。黙って無いで何とか言ったらどうなんだ。
ここまで言われて黙ってるなんて、テメェらしくねぇだろうがよ!」
亜綺羅「………」
俺氏 「おい!!亜綺羅!!」
シル 「…ね、ねぇマスター……」
俺氏 「黙ってろ!!今それどころじゃねぇんだ!!」
シル 「そ、そうではなくてですね…改めて見るとあの映像、どこかおかしくないですか?」
俺氏 「あぁ!?おかしいって、どこがだよ……」
シル 「そ、それは……私にも解らないのですが…何か、違和感がある気が……」
俺氏 「違和感…?」
シル 「と、とにかく、マスターも考えてみてくださいよ……」
俺氏 「…………」
シルの感じた『違和感』の正体とは?
『文章』で答えよ
安価 ↓
本日はここまでとさせて頂きます
安価にお付き合い頂きありがとうございました。
修正。
>>244
× 亜綺羅 「ですからって!約束を忘れるなって言ってんです!!」
○ 亜綺羅 「で、ですからって…や、約束をわすれるなって…い、言ってんです…!」
俺氏 「……!そうか…どうして今まで気が付かなかったんだ…
スヒーカーが壊れてるはずなのに、歌が途切れていないんだ!」
亜綺羅「…ッ!」
シル 「…あ!本当です!もしも録音した音声を流してたとしたら、
スピーカーが壊れてたら聞こえる筈がないですよね!!」
シル 「…あれ?じゃあ何で歌が聞こえるんですか…?」
俺氏 「このポンコツ!そんな事も解んねぇのかよ!!」
シル 「んま!?自分だって今まで気が付いてかったくせにぃ!!」
俺氏 「そんなの決まってるだろ!!」
歌声が聞こえた理由とは?
文章で答えよ。
安価↓
俺氏 「撮影した動画に後から歌を入れて加工したからだ!!」
シル 「んま!?な、なんですとぉ!!」
ヒメ 「い、一体何の為に…?」
俺氏 「きっと、この動画内で亜綺羅自身が歌ってるように見せかけるためだな!!」
MC 「ふむ…では、そうした所でこいつ等に何のメリットがあると言うのだ?
これは只のリハーサル映像であろう?別段誰かに見せる訳も無いだろうし、そんなものを何故わざわ加工したのだ?」
俺氏 「…うん?」
シル 「そもそも、この映像ってスタッフさんがプライベートで撮っていたものですよね?
なのに、亜綺羅さんが加工することなんて出来たのでしょうか?」
俺氏 「………うん?」
MC 「……些か矛盾しているな。」
俺氏 「………………うん?」
シル 「…もう一度考えてみますか?」
俺氏 「………うん。」
再安価 ↓
俺氏 「歌声はスピーカーからじゃ無く、あの場にいた別人から出てたんだ!!」
シル 「そ、それってつまり……」
俺氏 「ああ……亜綺羅は始めから歌ってなんかいなかったんだ…本当に歌ってたのは……」
本当に歌っていたのは誰?
指名せよ。
安価 ↓
俺氏 「サクラ!!アンタなんじゃないか!?」」
サクラ「………。」
亜綺羅「ち、違います!!」
亜綺羅「亜綺羅が…私が歌ってるんです!!ほ、他の誰かじゃなくて!こ、この…亜綺羅が!!」
亜綺羅「こ、こんな動画!で、出鱈目に決まってるいます…だって…だってぇ……」
サクラ「……もういい。」
亜綺羅「さ、サクラ…くん…?」
サクラ「…もういい、これ以上みっともない真似するんじゃねぇよ…」
亜綺羅「な、なにが…なにがいいんですか…!!
だって、だって!ここで認めたら、サクラくん…もう歌えなくなっちゃうじゃ…ないですかぁ……。」
サクラ「……たとえそうだとしても…もうこれ以上、歌う事に対して嘘は付きたくねぇんだよ……」
サクラ「あれは…歌は……私の……いや……」
サクラ「俺のすべてなんだよ……」
サクラ「もう、他の誰にも渡したくねぇんだ!!!」低音ヴォイス
ミス。
俺氏 「サクラ!!アンタなんじゃないか!?」」
サクラ「………。」
亜綺羅「ち、違います!!」
亜綺羅「亜綺羅が…私が歌ってるんです!!ほ、他の誰かじゃなくて!こ、この…亜綺羅が!!」
亜綺羅「こ、こんな動画!で、出鱈目に決まってるいます…だって…だってぇ……」
サクラ「……もういい。」
亜綺羅「さ、サクラ…くん…?」
サクラ「…もういい、これ以上みっともない真似するんじゃねぇよ…」
亜綺羅「な、なにが…なにがいいんですか…!!
だって、だって!ここで認めたら、サクラくん…もう歌えなくなっちゃうじゃ…ないですかぁ……。」
サクラ「……たとえそうだとしても…もうこれ以上、歌う事に対して嘘は付きたくねぇんだよ……」
サクラ「あれは…歌は……私の……いや……」
サクラ「俺のすべてなんだよ……」
サクラ「もう、他の誰にも渡したくねぇんだ!!!」低音ヴォイス
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《えぇぇ……》三 《えぇぇ……》
《こんなのアニキの声じゃねぇ…》三
《顔と合ってなくてキモチワルイ》三
【アニメ声】 ⇔ 【低音ヴォイス】
《渋い》三
《サクラたん…嘘だよね………》三
俺氏 「……それが、アンタの本当の声なんだな。」
サクラ「……あぁ。そうだ。」
亜綺羅「…さ、さくらくん……」アニメ声
ヒメ 「…で、それがあんたの声、と。」
シル 「声が入れ替わってたんですね…。」
ヒメ 「普通に言ってるけど地味にとんでもないことよね、それ…」
シル 「えーとつまり…歌を歌っていたのは亜綺羅さんじゃなくてサクラさんで、
ギターを引いていたのがサクラさん…?あれ?歌ってなかったのが亜綺羅さんでぇ…?
あれ?じゃあ亜綺羅は一体何を…あるぇー?はれれ?
俺氏 「だーもうまどろっこしい!!一度目の前の人間は忘れて客観的に見てみろ!!
つまり!!『歌い手』としての『亜綺羅』と『演奏者』の『サクラ』の関係は――」
『文章』で答えよ。
安価↓
俺氏 「逆の立場だったんだ!!」
MC 「…ふむ?逆、とは?」
俺氏 「つまり!歌っていたのがサクラで!ギターを弾いていたのが亜綺羅だったんだよ!!」
シル 「な、なんだt…いやそのりくつはおかしい。」
俺氏 「へ?」
ヒメ 「だって、亜綺羅は歌っていなかったけど、サクラは実際にギターを弾いてたでしょ?」
シル 「亜綺羅さんは舞台上でギターを持ってませんでしたしね。」
俺氏 「そ、そうだっけ……?」
MC 「……もう一度聞く。『演奏者』の『サクラと『歌い手』の『亜綺羅』はどの様な関係だ?」
再安価 ↓
俺氏 「『歌手』と『マネージャー』の関係って事だ!!」
亜綺羅「…あ……あぁ………」ガクリ
MC 「…驚きの新事実が発覚した所で、三つ目の謎だ……恐らくは、これが最後の謎となるだろう…」
MC 「コイツが動画を消した、本当の理由はなんだ?」
ヒメ 「…本当の…理由?」
俺氏 「…亜綺羅…いや、『マネージャー』はプロデビューする為に動画を消させたと言った。
だが、実際にはデビューは既に決定していた…」
俺氏 「恐らくは動画を消したのもサクラ自身の意思によるものだ……そう言いたいんだろ?」
MC 「…ふふふ。貴様と私は、どうやら以心伝心、阿吽の呼吸、魂が繋がっている。
ツーといえばカーという間柄らしいな。気恥ずかしくも、ちょっと嬉しく思うぞ、は・ぁ・と♥」
俺氏 「…やめろ、気色悪い。」
<…ちがう、の。あなた…たましい…つながってるの…ちぃ、なの……なのののののの………」
<はいはい。わかりましたから大人しく客席で見てましょうね。」
サクラ「……俺が動画を消した理由…か…」
アピール『ニヨ動』
① サクラ 『別に今更語る事なんて無いさ…』
② サクラ 『ただ、あの場所…ニヨ動って場所の何もかもが嫌になっただけだ。』
③ ヒメ 『嫌になったって…アンタ、あの場所で一躍スターになったんじゃないの!?
一体それの何処が不満なのよ!!』
④ サクラ 『…あいつらは、何も解っちゃいねぇんだ……』
サクラ 『…あいつらは、何も解っちゃいねぇんだ……』
俺氏 『 聞き捨てならねぇな!! 』
俺氏 「…何も解っていない…?どういう意味だよ?」
サクラ「…あの場所の連中は…俺の音楽なんて聴いちゃいなかったんだ……」
サクラ 『…あの場所のやつらは、俺に音楽なんて求めちゃいないんだよ。』
『 釣れた!! 』
\ ∩─ー、 ====
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| ミ そんな餌で俺様が釣られタ――
、 ノ /⌒l
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アピール『ニヨ動』
① サクラ 『別に今更語る事なんて無いさ…』
② サクラ 『ただ、あの場所…ニヨ動って場所の何もかもが嫌になっただけだ。』
③ ヒメ 『嫌になったって…アンタ、あの場所で一躍スターになったんじゃないの!?
それの何処が不満なのよ!!』
④ サクラ 『…あいつらは、何も解っちゃいねぇんだ……』
⑤ サクラ 『…あの場所のやつらは、俺に音楽なんて求めちゃいないんだよ。』
サクラ 『…あの場所のやつらは、俺に音楽なんて求めちゃいないんだよ。』
『 炎上しろ!! 』つ『消された動画』
― ポフン。 ―
俺氏 「アンタの言い分は間違っている!!」
サクラ「………」
俺氏 「間違っている!!!」
シル 「いや、聞こえてないわけじゃないですよー」
MC 「間違っているのは貴様のほうだ。」
シル 「うーん。サクラさん、なんだかやけに落ち着いてるというか、何かを諦めてる感じです…
とても嘘なんて付いてる感じじゃないです……」
俺氏 「嘘はついてない…か。」
再安価 ↓
サクラ 『…あの場所のやつらは、俺に音楽なんて求めちゃいないんだよ。』
『 炎上しろ!! 』つ『違和感』
― ポフン。 ―
俺氏 「アンタの言い分は間違っている!!」
サクラ「………」
俺氏 「間違っている!!!」
シル 「いや、聞こえてないわけじゃないですよー」
MC 「間違っているのは貴様のほうだ。」
ヒメ 「…アイツ、本当に嘘なんて付いてないんじゃないかしら…」
俺氏 「…だったら、いっその事アイツの言い分を認めてやるか…?」
再安価 ↓
サクラ 『…あの場所のやつらは、俺に音楽なんて求めちゃいないんだよ。』
俺氏 『 待ちな!! 』
俺氏 「…音楽を求めていない…?じゃあ、一体何を求めてるっていうんだよ!」
サクラ「……それを…俺の口から言わせるつもりか……?」ゴゴゴゴ
俺氏 「ヒィ!?」
ヒメ 「………もしかして……」
ヒメ 『あの動画内でのアンタへのコメントが気に入らないって訳?』
『 釣れた!! 』
\ ∩─ー、 ====
\/ 、_ヽ ======
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| ミ そんな餌で俺様が釣られタ――
、 ノ /⌒l
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〈 __ノ ====
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\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
アピール『ニヨ動』
① サクラ 『別に今更語る事なんて無いさ…』
② サクラ 『ただ、あの場所…ニヨ動って場所の何もかもが嫌になっただけだ。』
③ ヒメ 『嫌になったって…アンタ、あの場所で一躍スターになったんじゃないの!?
それの何処が不満なのよ!!』
④ サクラ 『…あいつらは、何も解っちゃいねぇんだ……』
⑤ サクラ 『…あの場所のやつらは、俺に音楽なんて求めちゃいないんだよ。』
⑥ ヒメ 『あの動画内でのアンタへのコメントが気に入らないって訳?』
俺氏 『 支援するぜ!! 』 つ『消された動画』
― コメントが気に入らない ― バォォォゥ!!
支 援 !!
俺氏 「……アンタの動画には、アンタの容姿を誉めるコメントばかりが流れていた…それが不満だったのか?」
サクラ「…そうだ。あそこの奴等は誰も俺のギターなんか聞いちゃあ居なかった……俺はそれが不満だった!」
サクラ「口を着けばやれ『かわいい』だの『一億人に一人の美少女』だの『地上に舞い降りたエンジェルサクラエル』だの
『俺のギターも奏でててよ』だのと……」
シル 「…えっと、自慢してる訳じゃ無いんですよね……?」
サクラ「俺にとってその言葉は、どんな罵倒よりも耐えがたい物だった…」
サクラ「……俺はただ、純粋に音楽を聞いてほしかっただけなのによ…」
俺氏 「…だから消したのか…」
サクラ「…一度は音楽自体を辞めるつもりだった……だがよ、どうしても諦めが着かなかったんだ…
もしかしたら、ただ単に俺のギターが話題に上がらないほど劣っていただけなのかもしれない…それならば諦めも付く」
サクラ「そう思って、今度は顔を隠して歌い手として上げてみたんだ。」
サクラ「そしたらどうだよ!!素晴らしい歌?やれ男らしい?やれワイルド?
はっ!!呆れて言葉も出なかったな!!全く同じ人間がここまで真逆の印象を与えちまったんだからよ!!」
サクラ「結局、あいつらは俺の外見だけしか見てなかったって事なんだ!!あんな場所で音楽をやること自体間違ってたんだよ!!」
サクラ「あんな場所で得られる物なんて何も無い!!
あんな場所!!素人の半端な演奏と恥を晒し!!それを誰かが貶して嘲るだけの場所なんだよ!!」
俺氏 「…あんたの気持ちは解る……」
俺氏 「だがな!!それは間違っている!!そんなのは、ニヨ動の一つの側面に過ぎないんだよ!!」
― 民意先導スピーチ ―
俺氏 「ニヨ動って所はな――!!」
A エッチなおねぇさんを B 馬鹿な奴を C 誰かの夢を
A 貶し B 支え C 眺め
A 妄想する場所 B 嘲笑う場所 C 分かち合う場所
スピーチするフレーズを決めろ!
上記、① ② ③ に当てはまるフレーズをA~Cの中から一つづつ選んでください。
安価 ↓ 1~3
1st SPEECH 『 誰かの夢を 』
2nd SPEECH 『 支え 』
3rd SPEECH 『 分かち合う場所 』
俺氏 「ニヨ動って場所は!誰かを応援するためにあるんだと思う!!」
俺氏 「夢を叶える為の自信が欲しい…誰かに自分を理解してほしい…
投稿者はそんな思いを込めて動画を上げるんだよ!!アンタってそうだったろ!!」
俺氏 「もちろん、ネットという形式上、心無い言葉も己の意にそぐわない意見もあるかもしれない……
だがな!」
俺氏 「そこに居るだれもが全員そうじゃない!!」
俺氏 「顔も名前も知らない奴等が、誰かと共に同じ夢を見て、誰かを応援して支える事が出来て!
誰かの夢の後押しが出来る!!そういう場所だと俺は思うんだ!!」
俺氏 「共に成長出来る場所だと思うんだよ!!」
俺氏 「アンタはニヨ動の断片を見ただけに過ぎないんだ!!
俺氏 「アンタが消した動画のコメントの中にだって、純粋にアンタの音楽を応援してくれた人…
アンタの音楽を理解しようとしてくれた奴だっていたはずだろうが!」
俺氏 「アンタはそんな奴等の気持ちを無視して動画を消した…
そんなの!アンタが言ううわべだけしか見てない奴等と何が違うんだよ!!」
MC 「ふむ!熱き魂のぶつかり合い!!肌身に感じるこの熱気こそ!ライブバトルの醍醐味と言えよう!!」
MC 「二人による熱き魂のシャウト!!より国民諸君の魂に響いたのは果たしてどちらの歌なのか!!」
MC 「画面の前の国民諸君!!お手元のスイッチで投票したまえ!!」
俺氏 亜綺羅
VS
ヒメ サクラ
民意投票開始!
さて、民意投票のお時間です。
ここから先は前作と同じように、皆様には此処から下のレスで実際に、
『俺氏』 か 『サクラ』
へと投票して頂きます。
それにより、話の進行に若干の影響が出るやも知れません(出るとは言ってない。)
期間は、次回投稿までとさせて頂きます。
皆様どうぞ奮ってご参加下さい。
本日の投稿は以上です。
安価のシステム等解り辛い場面が多々有ったかと思いますが
どうぞ最後までお付き合い下さいますようお願い致します。
安価にお付き合い頂きありがとうございました。
色々と疑念はありますが、複数投票の有無をはっきりさせていなかった此方のミスです。
ですので、今回はこのまま進行させて下さい。
いまさらですが>>282の抜けを修正。
俺氏 「『歌手』と『マネージャー』の関係って事だ!!」
亜綺羅「…あ……あぁ………」ガクリ
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《社蓄乙》三 《資本主義の犬かよ》三
《何が社会への反逆だふざけんなよ》三
《社蓄乙》三
【ピック】 ⇒ 【名刺】
《幻滅した…》三
《資本主義の犬かよ……》三
です。
投票終了!
その結果は―――!!
俺氏 「これが・・・・・・民意だ!!」
勝者 俺 氏
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《あれ、ちょっとカッコいいかも》三
《そんなぁぁぁぁぁぁぁ》三
《さ、サクラちゃんが不良になっちまっただぁ!!》三
【黒髪ロング】 ⇒ 【赤髪ロック】
《うわぁぁぁぁぁぁぁ》三 《あれ、ちょっとカッコいいかも…》三
《いやだぁぁぁぁぁ》三
《さ、サクラちゃんが不良になっちまっただぁ!!》三
サクラ「………」
俺氏 「…サクラ。」
サクラ「…本当は、俺だって解ってるさ……こんなのは只の八つ当たりだって事くらいはな……」
サクラ「だがな…悔しいじゃねぇか……空しいじゃねぇかよ……」
サクラ「…だれかの夢を応援する場所……その“誰か”に……端から俺は含まれちゃあいねぇんだからよ……」
俺氏 「ど、どういう意味だよ……」
《…幻滅した。亜綺羅がこんなナヨナヨした奴だったなんて》三
《アニキのライブはワイルドでなければならない!!》三
《サクラたんのカワイイ声を返せよ!!》三
《こんなのサクラたんじゃない…こんな声認めない……》三
《裏切り者!!俺達を騙しやがって!!》三
俺氏 「……なっ……」
サクラ「…はっ……やっぱこうなっちまうか……」
シル 「……コメント……こんなの…酷すぎます…あんまりですよ……」
ヒメ 「…サクラの歌に引かれた奴等はサクラの外見を認めない……
サクラの外見が好きな奴はあの声を受け入れない……
どっちにしても、アイツの存在を否定してるじゃない……。」
俺氏 「…テメェら!!いい加減にしろよ!!!」
俺氏 「…自分の姿を偽っていたコイツらだって悪いと思うし、裏切られたって気持ちも解る…」
俺氏 「…だがな!!そうしなければこいつは歌えなかった!ただそれだけなんだよ!!
こいつらの歌(ことば)には!一つの偽りだって含まれちゃいなかったんだ!!
だからこそ!!ここまで真っ直ぐに人の心に響いたんじゃねぇのかよ!!」
俺氏 「お前等はそんなこいつの歌(ことば)に救われたんじゃねぇのかよ!!
だったらどうしてこいつの苦しみが理解出来ねぇんだ!!
どうしてありのままのコイツらを認めてやれねえんだよ!!」
サクラ「…もういい……もういいんだよ……」
サクラ「…アンタ……やっぱり熱い奴だった……最後にアンタにバトルを挑んで正解だったよ……」
俺氏 「…サクラ。」
サクラ「俺の歌は…アンタの心に届いてたんだな……アンタは、ちゃんと俺の歌を聴いてくれてたんだな……」
サクラ「それだけで十分だ…それだけで…俺が歌ってきた事に意味が生まれる…それだけで、報われる……」
サクラ「だから…もう終わりにしてくれ……アンタの手で決着を付けてくれ……」
サクラ「この勝負と…俺の夢に……な……」
亜綺羅「……そんな……な、なにいってるんですか……」
サクラ「…俺はもう…疲れたんだ……誰かを騙す事にも…自分を偽る事にも…」
サクラ「……歌う事にも、な……」
俺氏 「………サクラ…。」
ヒメ 「…………ふん。」
MC 「…おいおい……よもや、ラストナンバーをバラードで締めるつもりか?」
MC 「そんな通夜みたいな終わり方など認める訳がなかろうが!」
MC 「これはエンジョイバトル!!締めはド派手に!!エキサイティングに!!エンターテイメントでなければならんのだ!!」
MC 「最後まで存分に盛り上げて見せろ!!」
MC 「さあ!最後の儀式を始めよう!!」
シル 「デバイサーの脳波レベル上昇。『ネットハイ』に到達しました。」
シル 「現時刻をもって『タイム・オブ・エクスプロージョン』が使用可能になります」
シル 「マスター、ご命令を」
俺氏 「…それが、アンタの望みなのか。…本当にその選択に後悔は無いのか……」
サクラ「………」
俺氏 「……解った。アンタがそれで良いと言うなら、俺はもう何も言わねぇ。
俺は、俺の出来る事をするだけだ。」
俺氏 「タイム・オブ・エクスプロージョン起動!」
シル 「了解。タイムオブエクスプロージョン、起動します。」
俺氏 「まずはコレが、世間が求めるあんた達の偽りの姿だ!」
リーゼント 黒髪ロング
皮のロングコート ガーリーファッション
ピック リップクリーム
低音ヴォイス アニメ声
俺氏 「満たされない若者達に圧倒的なカリスマを誇る孤高のヴォーカリストと
その洗練された見た目と卓越した演奏で見るものを魅了する幻のギタリスト……」
俺氏 「音楽という力で世間にその圧倒的な存在感を認めさせた至高のバンドチームだ……」
俺氏 「だが!アンタ達が本当に認めて欲しい自分はそんなんじゃねぇはずだ!!」
俺氏 「まずは亜綺羅!!お前の本心を認めて貰おうぜ!!」
俺氏 「アンタが素肌に纏うそのコート!!近づく者を拒絶するその孤高の鎧も
他者との繋がりを第一に考える本当のアンタには必要無い物だ!!」
俺氏 『威圧感満載のそのコートは――!!』
【グ】【ク】【ト】【ツ】【ー】【ト】【ー】【ン】
【ロ】【ル】【ス】【リ】【コ】【ー】
↓
【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】
正しい文字を選べ!
安価 ↓
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《アニキ…?》三
《真面目か!!》三 《リーマンかよ……》三
《ワイ…ルド……?》三
【 皮のロングコート 】⇒【 リクルートスーツ 】
《ワイ…ルド……?》三
《アニキ…?》三
《マジダセェ…》三
亜綺羅 「ぐっ…ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!」
シル 「スーツ……定職に縁の無いマスターは一生着ることの無い物ですよね。」
俺氏 「なっ!着るかもしれねぇだろ!!その…誰かの結婚式とかで……」
ヒメ 「就職については否定しないんだ…てかアンタ、結婚式に呼んでくれるようなトモダチ居るの?」
俺氏 「…………」
俺氏 「次だッッ!!」
俺氏 「突っ張ることが男の勲章!その髪型は社会への反逆の象徴だ!だがしかし!!
ワックスでガチガチに固めた髪と心は、社会に順ずるアンタの生き方には重荷になるんじゃねぇのか?」
俺氏 『ハードにキメたそのリーゼントは――!!』
【二】【七】【割】【九】【八】【壊】【五】【裂】
【四】【分】【三】【一】【零】【十】【け】
↓
【 】【 】【 】【 】
正しい文字を選べ!
安価 ↓
俺氏 「…あれ、何か変だな…」
シル 「落ち着いて下さいマスター。もう一度考えてみましょう。」
ヒメ 「しっかりしなさいよ!…まったく最後の最後で締まらないわねぇ……」
再安価 ↓
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《ダセェ…》三
《ダセェ…》三
《マジかよ…何も熱くねぇじゃねーか…》
《マジかよ…何も熱くねぇじゃねーか…》三
《ウチの親父みてぇ…》三 【リーゼント】⇒ 【七三分け】 《あ、アニキ…?》三
《ウチの親父みてぇ…》三
《マジかよ…何も熱くねぇじゃねーか…》三 《あ、アニキ…?》三
亜綺羅 「せ、清潔感第一ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
ヒメ 「…アンタももう少し見た目に気を使ったら?仮にも接客業でしょ?」
俺氏 「ふん!堅っ苦しいのが嫌でコンビニバイトになったんだ!今更だろ!!
それにワックスとかべたべた付けると居心地が悪いんだよ……」
シル 「でもでも、寝癖とかついたままでいるのはどうかと思いますよ。
そんなんじゃお客さんの印象悪いですし、女の子にモテませんよー」
ヒメ 「…それは髪型どうこうじゃ無いんじゃない?」
シル 「あ、それもそうですね。」
俺氏 「クソ!いつにも増して居心地が悪いぜ……次だ次!!」
俺氏 「アンタが手にしたそのピック、音楽の道を志す者ならば一度は触ってみたくなる物だ。
だが!アンタは別の形で音楽に携わる事を選んだんじゃないか!?」
俺氏 『アンタ自身を証明する物は音楽じゃなくて――!!』
【取】【名】【ク】【前】【ピ】【刺】【傷】【ッ】
↓
【 】 【 】
正しい文字を選べ!
安価 ↓
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
亜綺羅 「こ、こういう者でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇす!!」
シル 「名刺…いいなぁ……私も欲しいなぁ……」
俺氏 「……どんな役職を名乗るつもりだよ。」
シル 「うーん。今だったら、超高性能ナビゲーションAIかトップブリーダー…とかですかね?」
俺氏 「ちょっと待て、一体何を飼ってると言うつもりだ。」
ヒメ 「飼育失敗してるじゃない。」
俺氏 「おい。」
俺氏 「…気を取り直して…次はサクラ!お前の番だ!!」
>>376はミスです。
《社蓄乙》三 《資本主義の犬かよ》三
《何が社会への反逆だふざけんなよ》三
《社蓄乙》三
【ピック】 ⇒ 【名刺】
《幻滅した…》三
《資本主義の犬かよ……》三
亜綺羅 「こ、こういう者でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇす!!」
シル 「名刺…いいなぁ……私も欲しいなぁ……」
俺氏 「……どんな役職を名乗るつもりだよ。」
シル 「うーん。今だったら、超高性能ナビゲーションAIかトップブリーダー…とかですかね?」
俺氏 「ちょっと待て、一体何を飼ってると言うつもりだ。」
ヒメ 「飼育失敗してるじゃない。」
俺氏 「おい。」
俺氏 「…気を取り直して…次はサクラ!お前の番だ!!」
俺氏 「アンタが身に纏うファッション、それは世間のアンタに対する印象、いわばレッテルだ。
本当のアンタの趣向とは違うんじゃないか?」
俺氏 「イマドキのゆるフワガーリーファッションの正体は―――!」
【カ】【ャ】【ト】【ン】【ジ】【ス】【ー】【パ】【カ】【ー】
↓
【 】【 】【 】【 】【 】
正しい文字を選べ!
安価↓
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《渋いな…》三
《サクラたんには似合わないよぉ!!》三
《イメージが…三 《イメージが……》三
【 ガーリーファッション 】 ⇒ 【 スカジャン 】
《渋いな…》三
《サクラたんには似合わないよぉ!!》三
《イメージが……》三
サクラ 「あぁ!そうだ!!コレが俺だ!俺なんだよ!!!」
シル 「ねぇマスターマスター。私のアウターにもああいう刺繍を入れた方がいいですか?」
俺氏 「……例えば?」
シル 「カワイーねこチャンとかどうでしょうか!カワイイ私にピッタリだと思いますよ!!」
俺氏 「…いいんじゃねーか。どうでも。」
シル 「んま!!なんという言い草!!マスターのスーツにチベットスナギツネの刺繍を入れますよ!!」
俺氏 「AIIがどうやってだよ。」
ヒメ 「何なら私が入れようか?」
俺氏 「おいやめろ。…ほら次だ。」
俺氏 「アンタの手にしたそれは、女の子の間で今話題の匂い付きリップだ。」
ヒメ 「うわぁ…なんで知ってるのよ…キモッ!」
シル 「ま、マスター一応コンビニ勤務ですから(震え声)…キモいのは同意ですけど…」
俺氏 「だ、だが!!本当のアンタが求めてるのは別の潤いなんじゃねぇのか!!」
俺氏 「乾いた唇と心を潤すのは―――!!」
【リ】【ッ】【バ】【プ】【ー】【フ】【タ】
【コ】【リ】【ク】【ム】【ソ】【ト】
↓
【 】【 】【 】
正しい文字を選べ!
安価↓「
>>383修正。
× 俺氏 「AIIがどうやってだよ。」
○ 俺氏 「AIがどうやってだよ。」
安価↓
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《ああああああああああああああああ!!》三
《嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ》三
《嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ》三
《おまいらおちけつ!まだあわてるあばばばばば》三
【 リップクリーム 】 ⇒ 【 タバコ 】
《サクラ厨発狂中》三
《ああああああああああああああああ!!》三
《いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!》三
《ああああああああああああああああ!!》三
《嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ》三
サクラ 「……ふぅぅぅぅぅぅ。」
シル 「……タバコって、そんなに良いものなんでしょうか……」
俺氏 「男がタバコを吸うのは…タバコの苦味で人生の苦味を誤魔化して、紫煙と一緒に私怨を吐き出す為だ。
良いとか悪いじゃねぇ……体が欲するんだよ……。」
ヒメ 「……なにそれ。」
俺氏 「知らねぇのか!?コッセツマンに出てくるカフェのおやっさんの名台詞だぞ!?
只野なら…それでも只野ならなんとか応えてくれるのに……」
シル 「…あぁ。またいつもの発作ですね。」
MC 「ちなみに、今私が最も欲しているのは、このバトルの結末だがな!」
俺氏 「お、おう…」
俺氏 「その髪型…アンタにはピッタリだと思う…だがアンタはそんな意見が嫌だったんだ!!
だからこそ!!アンタはそのイメージを打ち壊したかったんだ!!」
俺氏 「清楚で可憐なその長い黒髪は―――!!」
【金】【赤】【紙】【青】【緑】【神】【紫】【茶】【髪】
【ク】【ロ】【ン】【ガ】【グ】【ザ】【ッ】
↓
【 】【 】【 】【 】【 】
正しい文字を選べ!
安価↓
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《あれ、ちょっとカッコいいかも》三
《そんなぁぁぁぁぁぁぁ》三
《さ、サクラちゃんが不良になっちまっただぁ!!》三
【黒髪ロング】 ⇒ 【赤髪ロック】
《うわぁぁぁぁぁぁぁ》三 《あれ、ちょっとカッコいいかも…》三
《いやだぁぁぁぁぁ》三
《さ、サクラちゃんが不良になっちまっただぁ!!》三
サクラ 「自分の殻を打ち破れェェェェェェェェェェ!!」
シル 「ふわぁぁ…派手ですねぇ……」
俺氏 「あれは、サクラの反抗の象徴なんだろう…周りのアイツに対するイメージとのな……」
俺氏 「これでラストだ!!最後は二人同時に爆発させてやる!!」
俺氏 「アンタ等二人は掛け替えの無いパートナーだった!!」
俺氏 「何故ならば、お互いに同じ悩みを抱える同士だったんだからな。」
俺氏 「人とは違うコンプレックス…世間のイメージ……様々な物を乗り越えて
今まで二人三脚で信じた夢を追いかけてきたんだ!!」
俺氏 「互いに掛け合い、励ましあったその声は――!!」
【低】【高】【バ】【ス】【音】【ス】【ア】【コ】【ニ】
【メ】【ロ】【ヴ】【声】【ォ】【ラ】【イ】【ピ】
↓
【 】【 】【 】【 】【 】【 】
【と】
【 】【 】【 】【 】
正しい文字を選べ!
安価↓
ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!
《えぇぇ……》三 《えぇぇ……》
《こんなのアニキの声じゃねぇ…》三
《顔と合ってなくてキモチワルイ》三
【アニメ声】 ⇔ 【低音ヴォイス】
《渋い》三
《サクラたん…嘘だよね………》三
亜綺羅・サクラ「「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」」
俺氏 「そして!!そんな二人の関係は――!!!」
【ュ】【ー】【マ】【シ】【ン】【ー】【ャ】
【ャ】【ネ】【ミ】【ジ】【ー】【ジ】
↓
【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】
【と】
【 】【 】【 】【 】【 】【 】
正しい文字を選べ!
安価 ↓
俺氏 「 Let's!!! 」グググ・・・
【 孤高のボーカリスト 亜綺羅 】
【 幻のギタリスト サクラ 】
俺氏 「炎っ上おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」バキィィィン!!
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!
俺氏 「リア充め・・・・・・爆発しろ!!!」
男の娘 「…………」
マネージャー「……さ、さくら……くん………」
【 漢の娘ミュージシャン 佐倉 晶 】
&
【 オトメン系マネージャー 赤武 まじめ 】
特 定 完 了
赤武 「わた…お、俺は…最後まで諦めない…最後まで…逃げない……亜綺羅は…佐倉くんは逃げたりしない…
つよく…たくましく……かっこいい…漢の中の漢……」
赤武 「だから、どんなに怖くても……どんなに辛くても……にげちゃだめだ…
逃げちゃ駄目だ…逃げちゃ!!駄目なんです!!」
赤武 「だって!!私が逃げたら!!佐倉くん、一人ぼっちになっちゃうじゃないですかぁぁ!!
歌える場所…居ても良い場所、なくなっちゃうじゃないですかぁ!!」
赤武 「私は!!佐倉くんに歌ってほしいんです!もっと多くの人に佐倉くんを認めてほしいんです!!」
赤武 「彼のとなりで彼の歌が聞きたいんですよ!!!」
赤武 「そのためだったら、私は何でも出来ます…何でもします!!」
赤武 「だって…彼は私を救ってくれたから……こんな駄目な私を、認めてくれたから……」
赤武 「私は……わたしはぁ!!」
赤武 「あなだの歌が、好ぎだがらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
佐倉 「は、はは…アンタ…熱かった…最高に熱かったぜ……
完全燃焼…できた……燃えたよ……燃え尽きた……」
佐倉 「真っ白によぉ……」
佐倉 「これで…これでもう、この世界に未練は……思い残す事は……」
佐倉 「思い……残す……事は………っ」
佐倉 「……ちくしょう……」
佐倉 「ちくしょう!!畜生!!畜生オオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ!!」
佐倉 「あるよ!!あるに決まってんだろうがよぉ!!」
佐倉 「ようやく叶った夢なんだよ!!
たとえ自分を偽ってでも!誰かを欺いてでも!!叶えたかった夢だったんだよ!!」
佐倉 「どんなに忘れようとしても!どんなに諦めようとしても!!
ライトの輝きを!スピーカーの振動を!!会場の熱を!!!
この身体が求めているんだ!!どうしようも無いほどにな!!!!」
佐倉 「喉が!!魂が!!心が叫びたがってるんだよぉぉぉぉぉ!!」
佐倉 「なのに……なのになんで誰も認めてくれねぇ!!」
佐倉 「俺が俺のままでいることを!!
俺が俺のままで歌うことを認めてくれねぇんだよ!!」
佐倉 「イメージってなんなんだよ!!世間の印象ってなんなんだよ!!
そんなモン知ったことかよ!!」
佐倉 「これが俺なんだ!!この身体が俺なんだよ!!この声が俺なんだ!!
この身体とこの歌(こえ)で生き抜いて来たんだよ!!」
佐倉 「だから、だからぁ………だれか…俺を認めてくれよ……」
佐倉 「俺に、俺のままで歌わせてくれよぉぉぉぉぉぉぉぉォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
・・・ ・・・ ・・・
佐倉 「…これで、終わりだ……何もかもな。」
赤武 「佐倉……くん……」
佐倉 「アンタにも、迷惑かけちまったな……辛かったろ。俺の代わりに矢面に立って、
俺の代わりに言いたくもない虚勢を張るのはさ……」
赤武 「…つらくなんて…ありませんでした…よ…だって…
だって、佐倉くんの方が…わたしの何倍もつらいって、解ってましたから……」
赤武 「私、佐倉くんの歌が大好きなんです…だから、より多くの人に聞いてほしくてスカウトしました…
なのに……」
赤武 「事務所は…私は貴方からありのままの歌を奪った…」
赤武 「そしたら、佐倉くんの歌…私の大好きだった歌…どんどん変わっていって……私……側に居たのに……
誰よりも一番近くにいたのに…なにも、できなくて……」
赤武 「私が…私が貴方から歌を……ゴメンなさい…ゴメン……な、さい……」ポロポロ
佐倉 「………そんな顔すんじゃねぇよ…アンタが側に居てくれたから、俺は夢の舞台に立てたんだ……
ありがとな……」
佐倉 「だが、もうこれで終わりだ。」
佐倉 「俺は…これでようやく……歌うことを辞められる……俺が…俺で居る事を…諦め――」
ヒメ 「ばっっっかみたい!!!!」
佐倉 「…!」
ヒメ 「辞めたきゃ勝手に辞めれば!?そんなうじうじした奴の歌なんて、こっちから願い下げよ!!」
佐倉 「………っ」
ヒメ 「悲劇のヒロイン気取ってんじゃないわよ!!そうやって可愛そうな自分に酔ってれば、
誰かが認めてくれるとでも思ってるの!?そんな訳ないじゃん!!
まぁ最も、アンタのその可愛らしいお顔にはお似合いかもしれないけど…?」
佐倉 「……やめろ……」
ヒメ 「そんなに消えたいなら!あんたら纏めて私が消してあげるわ!
そうすれば、二度と世間の目に怯える事も!顔で悩む必要も無くなるわよ?
ゾンビアカウントに堕ちれば、だーれもアンタを気にしなく…」
佐倉 「辞めろっていってるだろうが!!!」
佐倉 「テメェに!!俺の…俺達の何が解る!!人と違う苦しみが…人に認められない人間の苦しみが!!」
ヒメ 「解らないわよ!!人と違う事ってそんなにいけない事なの!?誰かと同じ事がそんなに偉いの!?
アンタロック歌手でしょ!!型にはまった生き方をしてる人間のどこがロックなのよ!!」
ヒメ 「その顔だって声だって!!アンタ等だけの『個性』じゃないのよ!!
ヒメ 「だって!…だって…そんな事くらいで諦められたら…私はどうすればいいのよ……」
ヒメ 「私は…アンタじゃない…アンタみたいに才能がある訳じゃない……」
ヒメ 「…どんなに頑張ったって、アンタみたいな演奏なんて出来ないのよ……」
ヒメ 「それなのに…あんなに凄い演奏が出来るのに……あんなに凄い歌が歌えるのに……
そんな事位で辞められたら…悔しいじゃない……やるせないじゃない!!」
ヒメ 「同じ夢を目指してる!私が馬鹿みたいじゃない!!」ポロポロ
佐倉 「お前……」
俺氏 「……なぁ。アンタ散々言ってたよな…人は自分の存在を認めない…受け入れないって……
けどさ。本当にアンタを認めていないのは、他でもない、アンタ自身じゃないのか?」
佐倉 「…なに…?」
俺氏 「アンタ自身がアンタを認めない限り、世界は絶対にアンタを認めないぞ。」
佐倉 「……俺が…みとめる……」
俺氏 「人と違う事を恐れて、逃げるだけの人間を…自分に自信の無い人間を、人は認めない。
けどな、自分に自信を持って、しっかり前を向いて一歩ずつでも前に進める人間の側には、
自ずと誰かが付いて来てくれるもんだ。たとえそれが、茨道でもな。」
俺氏 「アンタ男だろ!!男だったら!!自分に胸を張って精一杯生きてみろよ!!」
佐倉 「…………そうか。俺は、周りばかりを気にして、いつの間にか真っ直ぐ前を向けなくなってたのか。
そういえば、音楽始めたばっかの時は、周りを見る暇も無く音楽に熱中してたんだよな………」
佐倉 「それだけで、よかったんだよな……」
佐倉 「…いつからだろうな…。周りの反応を気にし始めたのは……素直に音楽に向き合えなく成ったのは……」
佐倉 「…今からでも…遅くないのか……もう一度…前を向いて歌えるのか……?」
俺氏 「歌えるさ…」
俺氏 「それを望んでる奴が、アンタの直ぐ側にはいるだろ?」
赤武 「佐倉……くん……」
佐倉 「アンタ……」
赤武 「ゴメン…なさい…居場所、守ってあげられなくてごめんなさい…」
赤武 「私…マネージャーなのに…貴方を支えてあげられなくて………
夢を…かなえてあげられなぐで……ごめんなざい……」
赤武 「わだしが…わだしがもっど強げれば…
貴方は事務所の言いなりになんが……ならなくでいいのに……」
赤武 「貴方に、貴方のままで歌わせてあげられるのに……」
赤武 「図体ばかりでかくて……よわくて、なぎむじでごめんなさい。
強く…私つよぐなりますがら!!お願いします…側に…いさせでくだざい!!」
赤武 「夢を…うだうことを……あぎめないで!!!
佐倉 「…………フッ」
佐倉 「…ばーか。思い上がってんじゃねぇよ……」
佐倉 「俺はガキじゃねぇんだ……俺がいつ、アンタに守ってくれって頼んだよ。
それにな……誰かに叶えてもらうだけの夢なんて。何の価値もねぇんだよ…」
佐倉 「誰かに歌わされる歌なんてゴメンだ……」
佐倉 「俺は、俺が歌いたいから歌うんだ……俺が俺で有る為に歌うんだ……」
佐倉 「俺の夢は、俺が自分で叶えんだよ。」
佐倉 「今度こそ、な。」
赤武 「………」
佐倉 「……でもさ……俺だけじゃ無理だ…きっとまた、周りに惑わされちまう……」
佐倉 「だからさ…アンタも手伝ってくれねぇかな?
俺が道を間違えそうになった時、周りの誰よりも大きな、アンタ自身の『声』で止めてくれよ……」
佐倉 「でさ。もし俺の夢が叶ったら……そん時はさ……」
佐倉 「一番近くで。俺の歌……聞いててくんねぇか?」
佐倉 「なぁ…『マネージャー』……」
赤武 「…はい……はい゛!!!」
「 …なぁ。俺さ、ココに居てもいいんだよな?俺のままでいて、いいんだよな? 」
「 …当たり前じゃないですか……私は、貴方に貴方で居て欲しいんです。 」
シル 「……夢……夢、かぁ…」
シル 「…ねぇ、マスター。」
俺氏 「…あん?」
シル 「マスターにも…その…小さい頃の夢って、やっぱりありましたか…?」
俺氏 「………」
シル 「…マスター?」
俺氏 「……さあな。……忘れた。」
シル 「………」
俺氏 「……俺は、『頑張れば夢は叶う』って言葉が嫌いだ……
誰かに、無責任に頑張れって言う奴が嫌いだ……」
俺氏 「どんなに頑張っても、甲子園優勝チームには9人しか選ばれない……
どんなに頑張っても、総理大臣になるのは数年に一人だけだ……
どんなに頑張っても、男には子供を生めない……女にだって出来ない事がある……」
俺氏 「………どんなに頑張っても、叶わない夢だってある……
どんなに頑張っても、ヒーローになれない人間だっている……」
俺氏 「…でも」
俺氏 「……だからこそ、夢は叶ったら嬉しいし、叶った時には、誰かに一緒に喜んで欲しいんだと思う」
シル 「……よく解りません……」
俺氏 「つうか…夢の事なら俺に聞くよりも、もっと適任がいるだろ……逢坂とか……」
シル 「…あー。先生は今は……」
真愛 「…ぐ、ぐふ……だ、駄目だ……まだ笑うな…こらえるんだ…
何て言うか…今あの二人で萌えたら、人としていろいろ駄目です…大切な何か終わっちゃう気がします…
し、しかし……」
シル 「抱き合ってる亜綺羅さんとサクラさんを前に、ブツブツ言ってて忙しそうですから……」
俺氏 「………さよか。」
本日は以上です。
次回投稿で最後まで行けたら、と思います。
安価にお付き合い頂きありがとうございました。
― 数日後・コンビニ -
後輩 「…あ!そういえばあの後どうでしたかぁ!?」
俺氏 「…ん?あの後って……?」
後輩 「決まってるじゃないですかぁ!!ほら!彼女さんとのデートですよぉ!!」
俺氏 「……あー。だから、逢坂は只の友達で、彼女とかそんなんじゃ無いんだってば……」
後輩 「またまたぁ~!別に隠さなくったって、誰かに拡散したりなんてしませんってばぁ!」
俺氏 「………」
シル 「後輩さん、いつも通りとりつく島が在りませんね…」
後輩 「ま!馴れ初めとか詳しい話しは、この後たっぷりと聞かせて貰いますよぉ?
今日こそは一緒にメシ行ってくれるんですよね?」
俺氏 「…まぁ、別にいいケド……」
後輩 「マジですか!!やっとですか!!」
俺氏 「……あぁ…別にこの後予定なんてないし……」
後輩 「うわぁ~!!楽しみにしてますよぉ!!」
俺氏 「……そこまで期待されてもな……」
シル 「マスター、そこまで面白味の有る人間じゃないんですけどねー」
♪~♪♪~♪~♪
俺氏 「…っと、客だ……いらっしゃいま―」
ヒメ 「ちょっとアンタ!!コレなんとかしなさいよ!!」
俺氏 「ファ!?」
シル 「あ、ヒメさんです。それに……」
ちぃ 「…………」ギュ-ッ
シル 「ちぃちゃんですね…ヒメさんにしがみついてます…よっぽど気に入ったんでしょうか……」
ヒメ 「コイツ、私のアニ研まで押し掛けて来たのよ!!変な噂が立ったらどうしてくれるのよ!!」
ちぃ 「…あなた、おしごとおわる、まで……あと、43ぷん、ちぃ…ひめで……おとなしく、あそんでる……の…」
ちぃ 「…でも、しんぱい……しなくて、いいの……ちぃの、いちばん…あなた、だけなの……」
ちぃ 「ひめ、あそびのかんけい…なの……」
俺氏 「お、おう、そうか……」
シル 「…普通にマスターの勤務時間を把握してますね。まぁ今更デスケド…」
ヒメ 「こっちはいい迷惑よ!!」フニフニフニフニ
ちぃ 「な゛の゛の゛の゛の゛…」
シル 「そう言いつつしっかり遊んであげてるあたり、ホント面倒見良いですよねヒメさん。」
後輩 「あ、あのー。その人達は……」
俺氏 「…ん、ああ……コイツらは…」
後輩 「もしかして…奥さんと娘さん…ですか…?」
俺氏 「だからどうしてそうなる!?」
ミス。
× ヒメ 「コイツ、私のアニ研まで押し掛けて来たのよ!!変な噂が立ったらどうしてくれるのよ!!」
○ ヒメ 「コイツ、アニ研まで押し掛けて来たのよ!!大学で変な噂が立ったらどうしてくれるのよ!!」
後輩 「…あ!じゃあもしかして!!この前の彼女さんは浮気相手って事ですか…!?」
俺氏 「いやだから違うから!!聞いて!!人の話を聞いて!!お願いだから!!」
後輩 「わかってます!!オレ、口は固い方ですから!!奥さんには黙ってます!絶対に話しません!!」
シル 「…すごく大きな声で宣言しますね……」
ヒメ 「ちょ!ちょっと待ちなさいよ!!い、い、一体誰が誰の奥さんだって言うのよ!!」
後輩 「え?違うんですか?」
ヒメ 「違うわよ!!誰がこんな人間のクズのド底辺KYキモオタ非リア童貞ゴミムシヒトモドキなんかと!!」
俺氏 「…悪口のバリエーションって結構あるんだな。」
シル 「まるで他人事ですね。」
俺氏 「じゃないと心が持たん。」
ちぃ 「…そうなの……あなた、おくさん……ひめ…ちがうの…」
ちぃ 「…おくさん……ちぃ…なの…。」フンス!
後輩 「……え。こ、こんな小さな子にまで……パネェっすね……俺氏さん……」
俺氏 「……もうそれで良いよ……」
シル 「ついに諦めたぁ!?」」
ちぃ 「げんち……げっと……なの……」
♪~♪♪~♪~♪
真愛 「…あ、あのー。」
シル 「あ、今度は真愛さんです。」
後輩 「うわ、もしかして修羅場ですか?」
俺氏 「だから違うって……お、おう逢坂……俺に何か用か?」
真愛 「あ、いえ……もし良ければこの後、この前のお礼を兼ねてご飯でもどうかな…って思いまして……
それで出来れば、出来上がった漫画のネームを見て感想を貰えればな、と…」
シル 「わぁ!ネームって、漫画家さんが書くあのネームですか!?見たいです!!」
俺氏 「…あぁ、ゴメン、この後はちょっと先約が……」
真愛 「あ、やっぱ急でしたよね……いつでもいいんで、考えておいてください。」
ヒメ 「ちょっとアンタ!人の話聞いてんの!?」
ちぃ 「…ひめ、だっこ、しょもうする……の……」クイクイ
ワーワー ギャーギャー
後輩 「……俺氏さん、大人気ですね……いつも約束で忙しかったの、嘘じゃなかったんだ……」
後輩 「いいなぁ(ボソ」
♪~♪♪~♪~♪
只野 「た、大変だよマイフレンド!!」
俺氏 「……今度はお前か。今忙しいんだ。帰れ。」
只野 「僕に対して辛辣すぎやしないかい!?」
シル 「大変って、何がですか?」
只野 「あぁ!そうだった!!大変なんだ!!今さっき小耳に挟んだんだけどさ!
サクラたん達の事務所が潰れちゃったらしいんだよ!!」
シル 「うぇぇ!?」
ヒメ 「ど、どういう事よ!?」
只野 「何でも、亜綺羅とサクラたんの事件を切欠に、所属タレント達が一斉蜂起を起こしたらしいんだ。
元々事務所側の無茶な要求でいろいろ不満が溜ってたんだろうね……」
只野 「それで、内部告発によって事務所内の闇や膿が明るみに出て、
あれよあれよと倒産に追い込まれたらしい……」
真愛 「…そういえば、サクラさん達の入れ替わりもコンテストの参加費も結局事務所の差し金だったんでしたっけ。」
俺氏 「…あれも氷山の一角だったんだな……」
只野 「兎に角、詳しい話は後で話すよ…この後、時間は大丈夫かい?」
俺氏 「…あ、いや、今日は約束が……」チラ
後輩 「…………」
俺氏 「…?どうかしたか……?」
後輩 「…え。あ、いや…その……」
後輩 「……その人……」
俺氏 「え?ああ、コイツか。只野だ。別に覚えなくていいけどな。」
後輩 「………ナンデ」
只野 「…あれぇ?……えっと。こんな事聞くのは失礼だけど……
もしかしてキミ、前にどこかで僕と有った事無かったかい?」
後輩 「え!?あ、いや………気のせいだと……思います……」
只野 「…うーん。そうかなぁ……僕、人の顔は結構覚えてるほうなんだけど……」
シル 「……?」
店長 「おーい。キミ達。もうそろそろ時間だから上がってもいいよー。」
俺氏 「うぃーす。んじゃ、着替えてメシ行くか……」
後輩 「……あ、あの……俺氏さん。オレ、今日ちょっと急用思い出したんで、
飯はまた今度にさせてもらえませんか……?」
俺氏 「え?まぁ、俺は別に良いケド……」
後輩 「………それじゃあ、お先失礼します……」スタスタ
シル 「……どうしたんでしょうか、急に。」
俺氏 「……さあな。腹の具合でも悪くなったんじゃね?もしくは金欠なのを思い出したか。」
シル 「そんな、マスターじゃないんですから……」
只野 「えっと。マイフレンド、約束ってもしかして、さっきの彼とかい?」
俺氏 「ん。まぁ……つい今し方ふいになったけどな。」
只野 「だったらさ。この後板乃食堂にいかないかぃ?さっきの話の続きもしたいしね!」
真愛 「あ、だったらあたしも御一緒してもいいですか……?」
ちぃ 「ちぃも…いく…の……ひめ…も……」
ヒメ 「…勝手に決めないでよ……」ダッコ中
俺氏 「……まぁ、良いケド……」
― 非比谷・繁華街 ―
ザワザワ
ザワザワ
シル 「…あれ?なんだか向こうの方が騒がしいような……」
真愛 「人だかりが出来てますね……なにかイベントでもやってるんでしょうか?」
ヒメ 「……!あ、あれ!!」
佐倉 「―――♪♪」
シル 「んま!?サクラさんです!!」
只野 「どうやら路上ライブをやってるみたいだね…」
俺氏 「な、なんでこんな所で……。」
「あ、あれ…貴方達は………」
赤武 「えっと、その…先日は、お世話になりました……」ペコリ
俺氏 「あ、アンタ……亜綺羅……だよな?」
赤武 「い、いえその……『亜綺羅』はあくまで佐倉くんの代理でやってただけで……
あ!も、申し送れました……私、こういう者です……」
俺氏 「あ。ご丁寧にどうも……」
シル 「でた…ニッポンサラリーマンのデントーギョージ。メーシコーカン。」
・・・ ・・・ ・・・
俺氏 「…それで。アンタ達こんな所で一体何を……?」
赤武 「…あれから…事務所を辞めた後、二人で話し合ったんです。これからの事を…
それで佐倉くん、もう一度初心に帰って、自分の音楽に一から向き合いたいって……」
ヒメ 「それで、路上ライブ?」
赤武 「ええ。初めのうちは奇異の目で見てた人達も、
最近では立ち止まって最後まで聴いててくれるようになって…
少しずつですけど……認められ始めたんです。サクラじゃない。本当の…佐倉くんが……」
俺氏 「…そうか……」
ヒメ 「………ふぅん。」
シル 『観客の人達を前に、力の限り歌い続ける佐倉さんは』
シル 『とっても眩しく、輝いて見えました』
シル 『夢を見るって、とっても素敵で。とっても凄いことなんですね。』
シル 『…私にもいつの日か…あんな素敵な夢が見つかるのでしょうか……』
シル 『私の夢は……いつか叶うんでしょうか…』
佐倉 「………ふぅ。」
イイゾー! パチパチパチ!
ワァァァァァァァァァァァァ!!!
カッコカワイイー
ピュー!
ヒメ 「……なによ。良い顔で歌うじゃない……」
佐倉 「それじゃあ次の曲は……そうだな。どうせなら新作を演奏ってみようか……」
佐倉 「……これは、ある男達をイメージして作った曲だ。」
佐倉 「俺はその男達に救われた。そいつ等のおかげで、俺はもう一度歌うことが出来るようになった。」
佐倉 「今、俺がこの場に立てているのは、俺が俺としてここに居られるのは。
全部そいつ等のおかげなんだ。」
佐倉 「…俺は不器用だから、こういった形でしか感謝を表せない。」チラ。
佐倉 「聴いてくれ……」
『 Net High!! 』
― 俺氏「孤高のカリスマボーカリスト?爆発しろ!!」 ―
― 完 ―
本作は以上になります。
拙い作品に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
読んで頂いた方。安価を取って頂いた方に最高の感謝を。
本当にありがとうございました!!
おまけ
サクラ「~~~♪」
シル 「それにしても…サクラさん、本当に生き生きしてますね。」
俺氏 「あぁ、なんて言うか、魅力的だよな。変な意味じゃなく、人としてさ……
ああいうのが、本当のリア充ってやつなんだろうな……」
ちぃ 「………なぅのぅ…?」ステンバーイ
シル 「ちぃちゃん、彼女は男の人ですよー。」
真愛 「ぐ、ぐふ…ぐふふ……」
シル 「真愛さん、彼女は男の人ですよー。」
ヤベェ…公式にバレタ……に、逃げなきゃ(振え声
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