東方不敗「このバカ弟子がぁ!」間桐慎二「ひ、ひぃ」 (79)

GガンダムとFateのクロスssです
設定の間違いや誤字脱字がたまにあります
m(__)m


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東方不敗「もっと腰を入れて拳を打ち込まんか~!」

慎二「は、はい!」バシッ

東方不敗「慎二よ!お前はまだ未熟も未熟、そんなザマではいつまで経っても一人前にはなれぬぞ、、フフフッ」

慎二「ぐっ、、、」バシッ!

慎二(帰りたい~頼むから帰らせてくれ~!)


東方不敗「まだまだ修行は続く、慎二!それが終わったらワシ自らお前と手合わせしてくれようぞ~ッ」

慎二「勘弁してください、、、師匠~」ゼェ、ゼェ

慎二(このクソ親父めぇ~~糞ッ!糞ッ!糞ォ~!!!)


東方不敗「フハハハハハハハハ」


《《《場面転換》》

ストーカー「さて、みなさん。」

ストーカー「この物語は魔術師の家系に生まれながらその素質を持たなかった間桐慎二の奇妙な運命を語るものとなるでしょう。」

ストーカー「今日語られるのは間桐慎二と東方不敗の出会いのお話。2人の出会いで物語はどう動いていくのでしょうか、、、」


ストーカー「それでは聖杯ファイトォッ!レェディィ、ゴォ!」




テレレレーテレテレッテッテー
『聖杯ファイト開戦!!魔術師達の戦争!』



《《場面転換》》

聖杯ファイト、それは冬木に降臨する聖杯を懸けて、数十年に一度サーヴァントを召喚して7陣営で争う魔術戦争。
そして、戦って! 戦って! 戦い抜いて!
最後まで勝ち残った者が「万能の願望器」の栄光を手にすることが出来るのです!




臓硯「5回目の聖杯戦争がついに始まのぅ、、、わかっているな?今回の出場は桜、お前を出す。」


桜「はい。」

慎二「、、、」

慎二(畜生、チクショウ、、間桐の血を継ぐのは僕なのに、、、)


臓硯「慎二、お前はどうせ役に立たんからなぁ、、何もやらんでいい」

慎二(間桐は魔術師の家系なのに僕の代では魔術回路を持たない素人同然の存在にまで成り下がった。)

桜「....」

慎二(だからわざわざ養子までとって、、、、僕はほんとうに必要ない人間なんだろう。)

桜「....」

桜(兄さん、、、)

慎二(なんだよ、、なんだよその目は、、跡目の候補にすらなれない僕を哀れんでいるのか、、桜、)

慎二「よ、よかったじゃないか、桜。間桐の代表として聖杯戦争に出られるんだぞ?光栄じゃないか、」フッ


臓硯「フォフォフォ、、、」ニャッ

臓硯(慎二のやつめ、、ホントは自分が出たかったのが見え透いとるわい。哀れなやつよのぅ、、)


桜「でも私は戦うことは、、、あまり」


臓硯「サーヴァントの召喚さえすれば後は蟲を使うなりどうとでもできるからな、とにかく働いてもらうぞ桜、」

臓硯(魔術師としての間桐の家は慎二の代で完全に終わりおった、、、数百年生きた中で外部の魔術師の血を間桐に入れてどうにかしようとしたこともあったが結果は失敗し役に立たんかった。間桐の衰退も運命と言うものかのぉ、)

臓硯(しかしまぁワシは聖杯の入手という目的さえ達成できればそれでよい。わざわざ引き取った遠坂の女に今回は期待しよう、しくじっても胎盤としての利用価値もある、、、、)


臓硯「フォフォフォフォフォ、、、」ニッ


桜「.....」

《《場面転換》》

臓硯「さぁ桜よ。呪文は教えた通りに唱えればよいぞ。サーヴァントの召喚ができればお前の役目は果たされたようなものだろう、、、」

桜「はい。」

慎二「......」

臓硯「慎二、どうした?別にこんなとこにおらなんでもよいぞ?何もせんでええとゆうたはずだがな....」

慎二「僕も一応は間桐の人間だよ?おじいちゃん。別に見たところで何もないだろうしさ」フッ


臓硯「そうかそうか....まあ好きにせぇ」

臓硯「さて桜よ、、、サーヴァントの召喚を行うがよい。」


慎二(サーヴァントの召喚なんて本当にできるのか?実在した英霊を呼び出す奇跡のような召喚術と本で読んだけど、、、、魔術師の素質はあるといえ、やる気の無さそうな桜なんかにできるのか??)


桜「......わかりました、お爺様。」スッ


慎二「、、、」



桜『素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。
降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、
ーーーーーー
ーーーーーー省略
ーーーーーー
我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者

汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よッ』


臓硯「さて上手くいったかのう、、」ニヤリ

ボウッ、、、


慎二「召還陣が光りだした!?成功したのか???」


桜「!?」

臓硯「なっ!??」


キィィィッ

FLYING IN THE SKY ~♫高くはばたけ~大空をどこまでもぉ~♫


???「破ァッ!!!このマスターアジアを呼び出したマスターはだぁれだぁッ!!?」クワッ


SHINING FINGER 輝く光が 地の果て照らし奇跡を呼ぶ SPELL~♫



慎二「なんだ!??サーヴァントの召喚に成功したのかい??変な音楽までかかってるけど??」

桜「えっ」

臓硯「音楽とかまでは出んだ気がするがのぅ、、、」

桜「わ、私です。初めまして、、」


東方不敗「ほぅ、女か。初めましてと言っておくか、ワシはおぬしの召喚にライダーのクラスで馳せ参じた『東方不敗』と申す者ッ!」バシィッ

東方不敗「ワシが来たからには他の6騎のサーヴァントをワシ自らの手で葬り、『東西南北中央不敗スーパーライダー』と名乗ってくれるわッッ!!」クワァッ


慎二(あ、暑苦しぃ~)



臓硯「フォフォフォ、、、なんだかよくわからんが威勢の良いサーヴァントを召喚したようじゃな、、」ニヤリ


東方不敗「ご老人、」

臓硯「?」

東方不敗「貴様、人間ではないな。まるで魑魅魍魎や妖怪変化の類ぞ。」


臓硯「ほぅ、、まあええ。ワシは一応はお前の味方じゃ、」


東方不敗(悪党め。およそどんな輩か察しがつくわ)




慎二「いや~凄いじゃないか~桜。本当にサーヴァントを召喚するなんて、、、なぁ」


慎二「これで立派な魔術師みたいなもんじゃないか。ん?桜」


桜「....でも、そんな、、」


慎二「でも?でもだって???あーそうかいお前は昔から優しいもんなぁ、、桜」


臓硯「....」ニヤ


東方不敗「....」


慎二「本当はさぁ、本当のところは見下してるんだろ?かわいそうだって、、」

桜「そんなことは、私は、、」


慎二「隠さなくたっていいんだぜ??魔術師の家系である間桐の長男が蓋を開けてみれば魔術師の素質がゼロ、そして養子のお前が今回こうしてサーヴァントの召喚に成功したってわけだよ。ハハハハ、」


東方不敗「.....」
東方不敗(こやつ、、)

桜「.....」


慎二「どうした、桜?どうして何も答えないんだ??何か言えよ、、、何か言え!!」


桜「そんな、、、」


臓硯(慎二のやつめ、、、毎度毎度みとって面白いわい。無残よのぉ、、、)


東方不敗「「「喝ッッ!!」」」


慎二「おわっ!?」

東方不敗「事情はよく知らんが大の男が女に女々しくうだうだと文句をたれおってッ!情けないぞ貴様ッ!!男子たるものもっと堂々とせんかぁ~ッ!!」


桜「!?」

慎二「ぐっ!??」


慎二「サーヴァント風情が、、、、お前に僕の何がわかるっていうんだ!!」


東方不敗「笑止!」ドコッ


慎二「ぐはぁっ!??」ドサッ、


臓硯「フォフォフォフォ、、踏んだり蹴ったりじゃな」

離れます

東方不敗「何がサーヴァント風情じゃあッ!貴様に舐められる筋合いはないッ!」クワァッ


慎二「ひっひぃぃい~~!!?な、な、な、殴ったぁ~~!助けて!助けて助けてぇ!?」


桜「....」

慎二「お、お前のサーヴァントだろ?なんとかしろよ桜ぁ!桜ぁ~!!」


東方不敗「「『たわけぇッ!!!』」」


慎二「ひぃっ」

東方不敗「何を女子に助けを求めておるのだッ!貴様にも意地というものがあろうに。所詮、貴様の意地など女の泣きつく程度のものぞ?」


東方不敗(先の話を聞くに、このワカメ男は『落ちこぼれたが故のひねくれ者』。)


東方不敗「詳細は知らんが、貴様の女々しい愚痴を聞く限り『素質がなく跡目を継げない魔術師の長男』ということか?」


慎二「ぐっ、、、」

臓硯「フォフォフォ、、、痛いところをつきよるわぃ」


東方不敗「だが、今の貴様のザマを見れば所詮は素質があったところでダメ人間が良いとこよッ!」



慎二「う、、、うるさい!うるさいうるさいうるさい!!!!お前に僕の何がわかるッ!!わかった風な口を聞くなぁー!」


桜「兄さん....」


東方不敗「悔しいか?ならばお前の意地をワシに見せてみいッ!!」


慎二「く、くそぉおおおおおお!!!」


東方不敗(ふむ、、、少し憤怒を煽ってみたが、こやつの目は死んでおらん。まだ少しばかりだが燃えておるわ)


東方不敗「よろしい。」スッ


トンッ


慎二「うっ」ドサッ

桜「に、兄さん!?ライダー、兄さんへの乱暴はやめてください!!」

東方不敗「安心せい、気絶させただけだ」

臓硯(こやつめ、何かたくらんだな、、、)


東方不敗「我がマスターよ、お主の名は何という。」

桜「私の名は間桐桜と申します。」


東方不敗「そうか....よい名だ。さて、桜よ?」

東方不敗「お主のこの『兄』をワシがしばらく預かることにするぞ」


桜「え?」


東方不敗「聖杯ファイトが始まるまで、まだ期間は十分にある。故にそれまでワシがこやつを鍛え直してくれようということだ。」


桜「........」


東方不敗「案ずるな、桜の兄の身は東方不敗が責任をもって守るッ!」


桜「わかりました、、、」

臓硯「ライダーよ、、、いや東方不敗マスターアジア。その役立たずなど何処ぞへと連れて行くがいい、、」


東方不敗「ほぉ、役立たずとな?後悔なさるなよ、ご老人。こやつは意外と化けるかもしれんぞ?」


慎二「」


臓硯「フォフォフォフォ、、、それは楽しみじゃな」


桜(ライダー、、、、兄さんをよろしく頼みます、)





《《《数日後》》》

学生A「慎二のやつ最近見ないよなー」

学生B「なんか病気になってしばらく来れないらしいのよ」

学生C「大変だねー」



桜「......」

桜「............」

士郎「なぁ、桜?」


桜「せ、先輩///」

士郎「なんか慎二のやつ最近休んでて病気だって聞いてさ。大丈夫なのか?」


桜「え、ええ。兄の体調は大丈夫ですよ」


士郎「そうなのか。まあ慎二のやつによろしく言っといてくれよな!」


桜「はい。////」



《《《《一方、その頃》》》》


東方不敗「ずぁああああああああ!!!」バババババババッ

慎二「ひぃぃいいいいいい~~~!!!」

東方不敗「ほれほれほれほれぇ~!もっと本気で避けんかぁ~!!しくじれば槍の刃で串刺しぞ!慎二ッ!」バババババッ


慎二「む、無茶言わないでくれぇ!??殺されるぅ~!!!」バババババババッ


東方不敗「フハハハハハハハハッ!!!」


東方不敗(慎二の奴め、情けない言葉とは裏腹にワシの槍を間一髪で避けておる、、、案外やるおるな)


東方不敗「隙ありぃッ!!」ドカッ

慎二「ぐえっ!」

東方不敗「安心せい!峰打じゃ、」

ちょっと寝ます

《その後》
東方不敗「慎二よッ!!あの断崖絶壁を己が力のみで登ってみせいッッ!!!たかだが50mぞ」


慎二「む、無茶ですよ!」


東方不敗「問答無用!!」クワァッ


慎二「ひぃっ!?」


《またその後》
東方不敗「体力は少々マシになったようだがまだまだ未熟もいいところ、、、、折角だ、今晩の晩飯にあの熊を仕留めてこい。」


ヒグマ『ゴォォオ!!』


慎二「助けてぇ!!助けてくれぇ!!」



《さらにその後》

慎二「もういい加減にしてくれッ!!!ウンザリだ!!!」

東方不敗「どうした?まだ修行が始まって1週間程しか経っておらんぞ?もう泣き言をあげるのか、慎二よ。」


慎二「いや、十分やったよ!!このままあんたといたんじゃいつか死んじまうッ!!!帰らせてくれッ!!!」


東方不敗「ほう、、帰るとな。よろしい、ならば帰るがよい。今間桐の家へ帰ったところでお前はずっとデクノボウのままぞ?」

慎二「ぐっ、」


東方不敗「確かにお前には魔術師の素質が無かったかもしれん。だから魔術師の家系に生まれたのだからそれなりに苦しんで惨めな思いをしたのであろう。」

東方不敗「悔しいならば、お前はなれなかった魔術師以上の存在になって見返してやればよいのだッ!!!」

東方不敗「ワシはお前を見込みのある奴だと考えておる。現に1週間であれワシの修行についていけていたではないか?」

(槍攻撃、絶壁登り、ヒグマ殺し、色々)


慎二「......師匠、でも、、」



東方不敗「安心せい、お前なら必ず流派東方不敗を会得できるッッ!!邪念を捨てて修行に打ち込めい!」」


慎二「応ッ!」

BGM
Trust You Forever

『束の間の安らぎを振り切りってひたすら真っ直ぐに』


東方不敗「その動きを忘れるなッ!」

慎二「はいッ師匠!」


『走り続けた 流れる汗ぬぐわずに』

『信じるものもなく ただ独り優しい心隠して』


東方不敗「でぇりゃぁああああッッ!!」ドコォッッ

岩『!』

慎二「凄い、あの巨大な岩が真っ二つに、、」


東方不敗「この技をいまから会得するのだ、慎二よ」



『本当の自分 見失いそうな日々』

『ぶつかることで深く 結びつく友情』


慎二「ハィィィイイイッッ!!」ドッ!

ヒグマ「ゥウウウ」ドサッ

慎二「やったぞ!ついに独りで倒せるようになったぞ!!今晩はご馳走だ!」

東方不敗「ヒグマを倒した程度でつけあがるなッ!」


『傷ついたことは 無駄じゃなかったね

『悲しみに暮れた時 そっと手を差し伸べてみよう』

東方不敗「いくぞぉぉおおおお~ッ!!!」バババババババッ(拳連打

慎二「応ッッ!!」パシィパシパシパシパシッ(拳流し


東方不敗「流派!!東方不敗はァ!!!

慎二「王者の風をッ!!」


『きっといつまでも友は You'll be friends
君を見守っている』

東方不敗「全新ッ!」バババババババッ

慎二「系裂ッ!」パシィパシパシパシ


「「天破侠乱ッッ!!!」」


『いつか時代が変わっても僕は忘れない』


「「「見よッ!東方はッ赤く燃えているッッ!!!」」」


『I trust you forever』

離れます


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