艦これSS
『たわわチャレンジ』を知らない人は、ネットで検索検索ゥ
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~鎮守府 とある艦娘専用会議室~
龍驤「みんな、揃ってくれたな」
大鳳「……」
瑞鶴「……」
瑞鳳「……」
葛城「……」
龍驤「皆を集めたんは、他でもない。今ぁ世間を賑わしとる『はわわチャレンジ』言うけったいなチャレンジのことで呼ばしてもろた。なんやすまんかったでぇ」
大鳳「……龍驤さん。『たわわチャレンジ』かと」
龍驤「あー、せやせや、そんな名前やったか。うち全く興味あれへんから名前の記憶すら曖昧やねん。全く興味あれへんからな」
瑞鶴「……」
葛城「……」
龍驤「まぁ、せっかく集まってもろたのに悪いんやけど、早急にこのなんちゃらチェレンジぃ言うやつを始末せなあかん。消すなら早いほうがええ。何十人もの艦娘が、ショックで命を落とす危険性もあるからな」
瑞鶴「特に駆逐艦の子は……まずいっすね。私たちはまだ大丈夫だけど」
龍驤「うむ」
瑞鳳「でも龍ちゃん、どうするの? もう既にツイッターやネットでは『たわわチャレンジ』が凄く広まっているんだけど……」
龍驤「……」
大鳳「とある重巡洋艦Aや、一部を除く第十七駆逐隊などは、既に『たわわチャレンジ』を成功させた自撮り写メを流出。約3万以上のリツイートを確保しています」
瑞鶴「……鎮守府内に『たわわチャレンジ』が広まるのも、時間の問題ってことか……」
龍驤「まだや。まだ諦めたらいかん。せや大鳳、他の空母はどないしてん」
大鳳「……ネットには疎い赤城さんや加賀さん、蒼龍さん飛龍さんは、未だ情報を掴めてない状態と思われます」
大鳳「しかし……! 雲龍型の次女が、その毒牙に……っ!」
龍驤「なんっ……やて……! 葛城ぃ! あかんかったんか!」
葛城「……ええ」
葛城「天城姉は、とある軽巡洋艦Iに『たわわチャレンジ』を強要されました。最後まで抵抗していた姉でしたが、その対潜番長の猛攻に耐えることができず……」
瑞鶴「あいつ……! 最近先制対潜できるようになったからって調子に乗りやがって!!」
龍驤「なんちゅうことや……! こら一刻も早く世から『たわわチャレンジ』を抹消せな!!」
RJがエロSS書くSS書いてた人?
瑞鳳「あ、あのー」
龍驤「ん?」
瑞鳳「じ、実は私まだ、あまり『たわわチャレンジ』ってのが何かよく分かってないんだけど……」
龍驤「あん? さっきあんた、ネットやツイッターで広まっとるって言ってたから、知ってるんやないの?」
瑞鳳「え、ええっとね。その文言はよく見るんだけど、私ツイッターは『卵焼き』でしか検索しないから、実はあんまり知らなかったり……あはは」
龍驤「……まあええ。おい葛城、例の資料配ったれ」
葛城「了解です。瑞鳳さん、こちらが『たわわチャレンジ』のレジュメになります」サッ
瑞鳳「あ、ありがとう」
瑞鶴「資料なんか読む必要ないわよ。簡単に言ったら『女性自身が、胸にスマホが置けるかどうかをチャレンジ』することなの」
大鳳「瑞鶴さん、私が実践してみて、お見せした方が早いでしょうか?」
瑞鶴「やめとけ! やめとけ! 『あんたのスマホ』2歳、独身。悪い奴じゃあないんだが、これといって特徴のない、影の薄いスマホかもしれないけれど、私はそのスマホの悲鳴は聞きたくないわ」
大鳳「了解です」
龍驤「しかし葛城やぁ。天城の命(タマ)ァ取られたっちゅーことは、雲龍も危ういんちゃうか」
葛城「ですかね。雲龍姉はネット興味ないんで、大丈夫だと思っているんですが」
龍驤「アホンダラァ! さっきの天城がええ例やろがい!! 他の艦娘がたくさんのRTを狙って命(タマ)とろうとすることも考えんかい!!」
葛城「はっ! た、確かにそうですね!」
>>3
懐かしいですねw
あの頃はまだ艦これにわかでしたが、今回は(多分)大丈夫かもです。
よろしくお願いします。
大鳳「しかし、世から『たわわチャレンジ』を抹消することなんてできるんでしょうか……」
瑞鶴「……問題はそこよね」
葛城「これだけ世を賑わせているんですから、これはもう一つのアイデンティティコンプライアンスイノセンスですよ。パラダイムシフトにより様々なキャズムが取り払われ、各胸のコアコンピタンスがコモディティ化された結果、先の見えないヒンニューが我々の眼前に覆いかぶさってきています」
瑞鳳「葛城ちゃん意識高いなぁ。全然意味が分からない」
龍驤「つまり一言で言えば、『やばい』ってことやな」
龍驤「しかしあれや。敵のことを知らんと話にならん。大鳳、他に『たわわチャレンジ』の情報はあるんか?」
大鳳「そうですね……」
大鳳「実は既に、ニコニ●大百科にも『たわわチャレンジ』の情報が掲載されているのですが」
龍驤「ほう。そこの大百科はネット民としちゃかなりの信用度が高い情報網や。どんなことが書かれとってん」
大鳳「そ、それがですね、その……」
龍驤「?? なんやねん」
瑞鶴「ちょっと私、スマホで検索してみるわ」ピッ ピッ
瑞鶴「ッッッ!!!」
大鳳「……」
龍驤「どないしたん、ずいずい。何が載ってるんや」サッ
瑞鶴「あ、見ちゃダ――――!」
【龍驤がたわわチャレンジを失敗するイラスト】
龍驤「……」
瑞鶴「……」
葛城「……」
大鳳「……」
瑞鳳「? 何が載ってたの?」
龍驤「許さへん……!! 『たわわチャレンジ』許すまじ!!」
大鳳「なんというひどい仕打ちでしょう! こんなことが許されるんですか!!」
龍驤「許される訳があらへん……! はっきり言ってこれは、人権侵害やろ!!」
瑞鶴「巨乳巨乳巨乳巨乳!! そんなにお前らはでかいのが好きか!! 世間はおっぱいが大きければいいのか!? 否ッ!! そんなことあってたまるか!!」
葛城「これは私たちへの……宣戦布告ですよ!!」
瑞鳳「そ、そうだそうだ! これ巨乳の人しか出来ないことだし、実際に被害を被っているのは、私たちみたいな貧乳の人だもんね!」
龍驤「あん?」
瑞鳳「えっ」
龍驤「……瑞鳳、あんた今、なん言うた?」
瑞鳳「え? え?」
瑞鳳「な、何が?」
龍驤「今、貧乳言うたやろ」
瑞鳳「え? あ、えっと、うん」
龍驤「はぁ。全くもうあんたは……」
龍驤「うちらは『品乳』や。二度と間違えたらあかんで」
瑞鳳「あ! そっか、そうだよね!!」
龍驤「大体、何を勘違いしとるかしらんが、一般的観点からして、うち巨乳やからな」
大鳳「ですね。私もですけど」
瑞鶴「私もまぁ。巨乳ちゃ巨乳だからなぁ」
葛城「私もっすねー」
瑞鳳「……」
龍驤「ま、とりあえず議題を戻そか。今重要なのは『どうやってたわわチャレンジを世から消すか』ということや」
瑞鶴「ですね。これ以上被害がでないためにも……」
葛城「私たちが頑張らないと!」
大鳳「では、逆に考えてみましょう。『たわわチャレンジ』と『相対するもの』は何かと。それでいて『たわわチャレンジ』を打ち崩すものは何かと」
大鳳「ハッ!! そうか!」
大鳳「つまり『落ちるチャレンジ』を流行らせれば良いのでは!?」
龍驤「何言ってんねん」
龍驤「流行る訳ないやん」
大鳳「す、すみません……」
瑞鶴「いやでも大鳳のは良い意見だとは思うんすよ。実際、ネットで流行ったものを打ち消すって、それくらいの対抗手段くらいしかないですし」
龍驤「むぅ、なるほど。じゃあまあ、第一施策として候補には残しとくか。大鳳、10ポイントやるで」
大鳳「ありがとうございます。あと40点で景品のプリンですね、やった」
葛城「……私、すごい案があるんですが良いでしょうか」
龍驤「む! 言いたまえ、葛城一佐」
葛城「私たち『品乳』の胸へ、あるものを仕込み、たわわにするんです」
葛城「そして『同情票』を集めつつ、裏では『品乳の魅力に気付いてもらうという作戦』があります」
葛城「そう。その名はずばり……人類メロンパン仕込み保管計画!!」
瑞鳳「……!」
龍驤「……なかなかええやないか。20ポイントあげるわ」
葛城「あざす!!」
瑞鶴「人類メロンパン計画か。なかなか良いアイディアかもしれないわね」
瑞鶴「アウトレンジで……決めたいわね!!」
葛城「瑞鶴先輩!! あざす!!」
瑞鳳(どういうこと)
瑞鶴「じゃあ大鳳も葛城も頑張ってくれたことだし、私からも意見を出させてもらいますよ。龍驤の兄貴」
龍驤「誰が生えとんねん。生えとるのはもがみんだけやろ」
瑞鶴「こいつぁ失敬」
瑞鳳(いや最上ちゃんにも生えてないですから)
瑞鶴「でも私の作戦は、『生えてる』というところに観点を置いたんですよ。胸がないなら生やせばいい、ってね」
龍驤「な、なんやて!?」
瑞鶴「つまり『たわわチャレンジ』に成功してる奴は、全員『生えてる』ってことにすりゃあいいんです。そうすれば気持ち悪がって、誰もそれに『いいね』やRTしないでしょう。これで『たわわチャレンジ』は終わりです」
龍驤「こいつぁ参った。あんた天才か!!」
大鳳「す、すげえ。ぱねぇ」
葛城「やっぱり誰に聞いても、瑞鶴先輩は生えてるって言いますよ!」
瑞鶴「ふふ。さーんきゅっ」
瑞鳳「で、でもさ。それどうやって『生えてる』ってことにするの?」
龍驤「……」
瑞鶴「瑞鳳、何言ってるのさ」
瑞鳳「えっ」
瑞鶴「ネットで『たわわチャレンジ』してる奴、全員生えてるよ。あれ男の自演だよ。大体、いくら胸大きいからってスマホ乗るわけないじゃん」
瑞鳳「い、いや、でもさぁ」
瑞鶴「乗るわけないでしょーが!!!! 乗ってたまるか!!!!」
瑞鳳「ええ……」
龍驤「勢いで行く姿勢、うち好きよ」
瑞鶴「あざす。ポイント貰えますかね?」
龍驤「いやまあ現実的に考えて結構無理やから、0ポイントかな」
瑞鶴「まぁそりゃそーか」
大鳳「じゃあ次、瑞鳳さん何かご意見を頂けますか」
瑞鳳「え! わ、私かぁ。なんだろう」
瑞鳳「うーん」
瑞鳳「あ、そうだ! 色んな卵焼きを作って、ツイッターとかネットを埋め尽くせばいいんじゃないかな?」
瑞鳳「もちろん、普通の卵焼きだけじゃなくて、創作の卵焼きをいっぱいアップするの! 題名はそう『私の作った卵焼き、食べりゅ?』とかどうかな?」
龍驤「いやそれ君やん。今の君と相違ないやん。大体それだと一部の食べりゅ教しか食いつかんで」
瑞鶴「しかも『たわわチャレンジ』に何も関係ないし」
瑞鳳「ぐ、ぐぅの音しかでない」
葛城「いや、しかし待ってください」
葛城「焼いた卵焼きを、私たちの胸に乗せるという案はいかがでしょう?」
葛城「たくさんの創作卵焼きと、私たち『品乳』が揃えば、ネットでの拡散は間違いなし!!」
葛城「その名も……『卵焼きチャレンジ』です!!」
龍驤「そのままやないか」
大鳳「しかしどうしますか……。もうこれ以上アイデアなんて……」
龍驤「いや実際まだそんなにアイデア出てへんけど」
葛城「うーん。そうですねぇ。あ、そうだ。さっき敵を知らないことには始まらない、って言ってましたけど、まずは多く拡散されている『たわわチャレンジ』画像を見てみるのはいかがでしょうか」
瑞鶴「なるほど。確かに、どの艦娘が『たわわチャレンジ』をしているかは、気になるところね」
瑞鳳「失敗してる人とかも、いるのかなぁ」
龍驤「よっしゃ分かった。葛城の言うとおり、確かに敵を知らんことには対策も練られへん。とりあえずは色んな艦娘の『たわわチャレンジ』を覗いてみようやないか」
大鳳「分かりました。ではプロジェクターを用意しますね。瑞鶴さん、すみませんがスマホとの接続をお願いします」
瑞鶴「ういうい」
【安価】
『たわわチャレンジ』に挑戦している艦娘を教えてください(貧乳でも可)
>>23
漣
ピピッ
漣『ご主人様っ! 私のたわわチャレンジ、どうだお?』自撮り
龍驤「……」
大鳳「……」
葛城「あの漣ちゃんの胸に……!」
瑞鶴「スマホが乗っている……だと……!!」
瑞鳳「コ、コラ画像なのかな?」
大鳳「い、いえ。これは本物の自撮りですよ。加工した形跡は、認められません……!」
瑞鳳「じゃ、じゃあ、駆逐艦の漣ちゃんの胸に、スマホが本当に乗っかっちゃったってこと……?」
龍驤「嘘やッッッ!!!!!」
龍驤「こんなことが許されるハズあらへんやろ!! だってあいつそんな胸なかったし!!」
瑞鶴「そうだそうだ!! おかしいでしょこれ!! 最近改でイラスト変わったからって調子に乗りやがって!!」
葛城「瑞鶴先輩!! あたし、道具(チャカ)持ってきやす!!」
瑞鶴「おう、ドスも忘れんな!!
大鳳「ま、待ってください! この自撮りに対するリプ(返信)を見てみましょう! そこからでも遅くはないかと!」
龍驤「そ、そうやな。葛城ィ! 慌てんな! ステイ!!」
葛城「了解です!」
漣に対するリプ
@usio「ふええ、漣ちゃん乗ったの!? すごいなぁ」
@sazanamidao「馬鹿にしてんのか」
@akatuki「レディにはこんな姿似合わないわ」
@sazanamidao「でもご主人様喜んでたしおすし」
@inazuma「はわわチャレンジなのです」
@sazanamidao「たわわだっつの」
@akagi「ちくわですか?」
@sazanamidao「違います」
瑞鶴「……」
大鳳「赤城さん、なごみますね」
龍驤「さすがは一航戦の余裕というとこや」
葛城「むぅ。まあこれを見る限り、漣ちゃんの自撮りはそこまで拡散されてないようですね。リプも少ないですし」
瑞鶴「お気に入り(ファボ)は35、RTは21か。……あれ、そんなに流行ってなくない?」
瑞鳳「なんでだろう。世間では結構流行ってるんだよね?」
大鳳「……何をおっしゃってるんですか、お二人共」
大鳳「漣さんは駆逐艦ですもの」
瑞鳳「ああ……」
龍驤「せやな。やはり元のでかさに比例して、拡散されるかされんかという結果になるんやろ」
瑞鶴「小さい胸で『たわわチャレンジ』を成功させても、別に嬉しくはないよ、ってことか。やかましいわ!!」
葛城「さあ、次はどの艦娘の『たわわチャレンジ』を見てみます?」
【安価】
『たわわチャレンジ』に挑戦している次の艦娘を教えてください(貧乳でも可)
>>30
祥鳳
ピピッ
祥鳳『たわわチャレンジに挑戦してみました』 自撮り
龍驤「……」
大鳳「……うわぁ」
葛城「乗ってますね」
瑞鶴「乗ってるね」
龍驤「まあ見事にサラシの上に乗っかてるな
瑞鳳「」
大鳳「はっ! ず、瑞鳳さんが白目に!」
瑞鶴「瑞鳳! 目を覚まして! あの写真に映ってるのはあんたのお姉さんじゃないわ!!」
葛城「そ、そうですよ! 瑞鳳さんはお姉さんのことボイスでもそんなに言及してないですし!! あんなのは眉唾です! 偽物です!!」
瑞鳳「なんで姉がああなのに私は……ブツブツ……」
瑞鶴「それを言うなぁぁあああああああああああああ!!!!」
葛城「耳が痛い耳が痛い!!!」
大鳳「……平和ですね」
龍驤「ああ……うちらには関係のないことや……」
大鳳「龍驤さん、ここ、いつから雨が降っているんでしょう」
龍驤「大鳳、止まない雨はないんや。例えうちらに希望がなくともな」
葛城「とにかく! 祥鳳さんに対するリプも見てみましょう!」
@chitose「すごいなぁ。私もやってみようかしら」
@syouhou「……」
@chiyoda「おねえ!!! おねえがやるなら私もやる!!!」
@syouhou「……」
@jyunnyou「祥鳳、居酒屋予約しとくわヒャッハー」
@pola「あれ、飲み会ですか? 付き合います~」
@nachi「勝って兜のなんとやらだ。今夜ばかりは、飲ませてもらおう!!!!!」
@syouhou「……」
葛城「草」
瑞鶴「ただの飲み会連絡になってるじゃねーか」
大鳳「しかもほぼ誰も『たわわチャレンジ』に触れていない……」
瑞鳳「まあ祥鳳はそんなキャラなとこあるし」
龍驤「地味ってこたあれへんけど、こう、なんちゅーか、不幸なとこ背負ってる感あるやんな」
瑞鶴「アニメでも火炙りで磔だしね」
葛城「とりあえず祥鳳さんのファボとRTは、両方ともに50くらいですか」
大鳳「飲み会への誘いの方が多くお気に入りされているとは一体」
龍驤「ふーむ、しかし祥鳳でもそれくらいの拡散しかされへんのやなぁ」
瑞鶴「次は誰見てみますー?」
【安価】
『たわわチャレンジ』に挑戦している次の艦娘を教えてください(貧乳でも可)
>>35
龍鳳
ピピッ
龍鳳『て・い・と・く♡ 私のたわわ、どうですか?』 自撮り
龍驤「ぐぁあああああああああああああああ!!!!!!」ガハッ
大鳳「目がぁぁああああああああ!!!! 目がぁああああああ!!!!!」
瑞鶴「やめろ……やめろぉおおおぉおおおおおおおおおお!!!!!!」
瑞鳳「ぎゃぁああああああああああああああああああ!!!!!!」
葛城「なんて破壊力……!! 上目遣いで、たわわな胸にはスマホが2個も楽々と乗っているッッ!!!」
龍驤「あかん……!! これはあかん!!! 狂気や!! いや、まさにおっぱい凶器やぁああああ!!!」
瑞鶴「葛城!!! 消して!! 頼む!! 消してくれえええ!!!」
葛城「分かりました!!! っっ!!? か、体が動かないっ!!!」
瑞鳳「あ、あまりにたわわなおっぱいに、葛城ちゃんが金縛りにあっている!!?」
龍驤「ぬうう……!! このままでは全滅や!!! うちがいかな!! うちが行かなきゃ誰がやる!!!」
龍驤「うおおおぉおぉぉおおおおおおおおおおっ!!!」
ピッ
@iowa「ワアオ!! ビッグバスト!!」
@ryuuhou「アイオワさん、ありがとうございます♡」
@kongou「イエース!! これはテイトクの鼻が伸びそうデスネー!!」
@ryuuhou「えへへ。金剛さんにそう言われると自信になります♡」
@fusou「空はあんなに青いのに……」
@ryuuhou「扶桑さん、たわわチャレンジ、してみませんか? きっと未来は薔薇色ですよ♡」
@yamasiro「龍鳳さん、もっとよ。もっと姉さまに勧めて頂戴……」
@ryuuhou「え? あ、はい♡ 山城さんもいかがですか? 山城さんもおっきいですし」
@yamasiro「わ、私はそんな……」
@ryuuhou「皆が幸せになるなら、私もっとたわわチャレンジしちゃおっかな~♡」
龍驤「あ、あかん! 間違ってリプ見てもーた!」
瑞鶴「ぐぁああああああああああああああああああああ!!!!!!」
大鳳「死んで……死んでしまいますぅうううごごごごご!!!!!」
葛城「なんというリア充どもの会話集!! 死ね!!! 爆発しろおおおおおおおおおお!!!!」
瑞鳳「涙出てきた……」
龍驤「くぅうう!!! なんて卑猥な奴らや!!! こんなもんを世に排出するなんて!!!!」
瑞鶴「龍驤さん!! いいから画像を消してください!! お気に入り数とRT数を視認する前に!!!」
龍驤「せ、せやな、待っとれ今うちが――――」
その時
フラット5は思い出した――――
龍驤「はっ!!」
巨乳艦娘に支配されていた恐怖を
貧乳という枠に捉えられていた屈辱を――――
お気に入り数【25600】
RT数【32100】
龍驤「ぎゃああああぁああああああああああああ!!!!」
・・・・・・1時間後
フラット5は会議室から逃走した
目に辛いモノが目の前にあったのだ。それが人間、いや艦娘としての必然的行動であろう
いつの間にか彼女らは、防波堤の近くで夕焼けを見ながら黄昏ていた
龍驤「……」
瑞鶴「……綺麗っすね、夕焼け」
大鳳「……ですね」
瑞鳳「……」
葛城「……」
龍驤「なあなあ」
瑞鶴「ん?」
龍驤「なんでうちら、胸ないんかなぁ……」
瑞鶴「…………さぁ」
大鳳「分かんない、ですよね……」
瑞鳳「この世は……分からないことだらけだよ……」
葛城「そうっすね……」
龍驤「まっ。落ち込んでばかりおってもしゃーないか」
龍驤「世間でいくら騒がれようが、うちらの胸が大きくなることはあれへんし」
瑞鶴「……」
瑞鳳「そうだよね……」
大鳳「……」
葛城「……そうだ。せっかくなんで、私らも挑戦してみません?」
龍驤「挑戦って。何を」
葛城「たわわチャレンジです」
龍驤「あんなぁ、そんな負け戦なんか……」
瑞鶴「おもしろそうじゃない!!」
大鳳「えっ……」
瑞鶴「ここで落ち込んでても仕方ない。私たちは例え持つべきものが小さくても、前に進む力は失っちゃいけない」
瑞鶴「あんたはそう言いたかったんでしょ? 葛城」
葛城「さすが瑞鶴先輩……! ええ、そうです!!」
瑞鶴「やっぱりね!」
瑞鳳(違うと思うけど)
龍驤「……ふふっ。なんかわろけてきたわ」
大鳳「ふふふ。私もです」
龍驤「……よっしゃ。ええで。やったろやないか」
龍驤「一世一代の『たわわチャレンジ』いうやつをな!」タッ
大鳳「ええ、やってやりましょう!!」タッ
瑞鳳(えええ……)
瑞鶴「……瑞鳳、悪いけど写真とってくれない? 私たち四人がたわわチャレンジに挑戦するからさ!」タッ
葛城「瑞鶴先輩が一緒なら……私、何も怖くありません!!」タッ
瑞鳳「ほ、本当にみんなやるの?」
龍驤「当たり前やないか。ここまできたら、やってやるっきゃないで!」
大鳳「見ててください瑞鳳さん。生まれてきてから1番の笑顔を見せてやります」
瑞鶴「もし私が成功したら……故郷に帰ってあの子にプロポーズするんだ」
葛城「瑞鶴先輩……それ、死亡フラグですよ。ふふっ」
瑞鳳「………………」
瑞鳳「待って。私もやる」
龍驤「な、なんやて!!」
瑞鳳「みんなを置いて、私だけのうのうと生きるなんて、出来ないよ……」
瑞鳳「だって私だって、皆と同じ、穢れなき誇りを持つ『品乳』なんだから!」
大鳳「ず、瑞鳳さん……!!」
龍驤「ったく、おめえって奴ぁよお……!」
瑞鶴「まあ、フラット5は、バカばっかりが揃ったって訳だね!」
葛城「あ、でも、誰に写真撮ってもらうんです?」
瑞鳳「あ、そっか。えーっと。…………あ! あそこに艦娘がいる! 私、呼んでくるね! あの人に写真撮ってもらおう!」
タタタタタタ
大鳳「あそこに居る艦娘って……まさか……!!」
龍驤「!!」
瑞鳳「連れてきたよー」
雲龍「……」
瑞鳳「ごめんね雲龍ちゃん、これから私達が『たわわチャレンジ』するから、写真とってツイッターで流してもらえる?」
雲龍「皆を、写真を撮ればいいんですか?」ボインボイン
瑞鳳「うん!!」
龍驤「……ぐぅ……!!」
瑞鶴「龍驤さん、血の涙が出てますよ」
大鳳「ははは……同じ空母ですよね……ははは……」
葛城「コノ恨ミ……ハラサデオクベキカ……!」
瑞鳳「よぉーし、じゃあせーので行くよーっ!」
五人「「「「「せーーーのっ!!!」」」」」
ガッ
ガッ
ガッ
ガッ
ガッ
パシャリ
コンクリートの地面響いた『五つの音』は、それはもう美しい音色だったという
同日、雲龍型航空母艦『雲龍』は『たわわチャレンジ』というタグをつけ、ツイッターに写真をアップした。
すると驚くなかれ、空前のお気に入り(ファボ)とRTを叩き出し、またたく間に世間へ『絶壁チャレンジ』が広まったという。
雲龍の巨乳が『たわわチャレンジ』のタグをつけたことから、期待されて火がついたのか、
もしくは『写真に映っていた目から血を流すフラットな五人組』の精錬なる意思がもたらした奇跡なのか、それは誰にも分からない。
しかし
結果的に世から『たわわチャレンジ』は消え去り、彼女らの願いは叶うこととなったのだ。
貧乳ブームの火付け役となった『絶壁チャレンジ』に挑んだメンバーは、
駆逐艦龍驤を筆頭として伝説の艦娘と呼称されることとなり、
世の貧乳たちへ『生きる希望』を―――― 与えたのだ。
龍驤「貧乳になる秘訣か? 欲しけりゃくれてやるやん。探しぃ! この世の全てをそこにおいてきた!」
艦娘達はグランドボイン(小さき胸)を目指し、夢を追い続ける。
世は正に『貧乳艦娘時代』!
ありったけーの!! 艦!!
所々脱字してすんません。
貧乳は正義!!
だが巨乳も正義!!
ご愛読いただきありがとうございました。
過去作って貼っつけた方がいいんですかね?
なんか最近過去作を貼り付けてるSSよく見るので
宣伝したいなら貼ってもよくね
>>61
あ、んじゃいっか(笑)
ご返答あざす!
ではまたどこかでお会いしましょう
さよなら、さよなら、さよなら
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