提督「鎮守府着任」 (20)
Meria
キャラ崩壊注意
登場する艦娘は私の好きな人を出すので安価なしです
書き溜めしていないので矛盾点やおかしなところあるかもしれません
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海軍学校を卒業し、成績が低かったためか(主に技能面)ブラック鎮守府に着任させられた
そこの鎮守府は半年間で8人もの前任提督がいたらしく長くても一か月で辞めたらしい
この話を友人から聞かされた時は特に関心もなく聞く耳は持たなかった
理由は艦娘に興味がなかったから
幼女から熟女まで可愛い女の子達に囲まれて職務に努めるというのは男にとってはとてもいいものだろう
私は違う
海に囲まれた鎮守府で男一人で誰とも関わらず仕事をしたい、そのために海軍学校に入った
AB型のせいか人と接するのが苦手で人間関係を築くのが難しい
小さい頃はそれで悩んだが、今はもう諦めた
めんどくさくなったんだ
そんな私がブラックと呼ばれる鎮守府に着任するのは艦娘からしてもいいかもね
前任提督八人のうち、四人はセクハラや、強姦未遂で捕まり辞めさせられたと聞く
まぁ強姦未遂で捕まった人は体中相当傷だらけで憲兵に引き渡されたらしく、ただ単に艦娘が集団暴行をして引き渡したのかもという噂もある
ブラック鎮守府の艦娘はとても乱暴で大本営の命令無視も一度や二度だけじゃないらしい
私としては嫌われようが愚痴られようが実害がなければそれでいい
と、今までの経緯を話してると鎮守府の正門に着いた
開けてみる
艦娘たちには今日から新しい提督が着任すると連絡されてるが、迎えるものは誰もいない・・・か
どうしよう
案内とかはしてほしかった
まぁいいや、適当に歩きますか
しばらく歩くと目の前に大きな建物が三つあるのが見える
窓から艦娘が見える
あれは・・・榛名と金剛かな
巫女の格好をしてるから金剛型で間違いない
いきなり戦艦と会うのはやだなぁ、最初はしゃべりやすそうな駆逐艦がいい
咄嗟に近くに木に隠れあたりを見渡し、駆逐艦を探す
黒い制服付けた二人の艦娘がこちらに向かってくる
ん?あれは・・・?
「今日から新しい提督がくるっぽい」
「そうなんだ、でもまたすぐやめるんじゃないかな?もうこのまま僕たちだけでもいい気がするんだけどね」
「辞めるんじゃなく辞めさせるの、あんな奴らいらないっぽい」
「まぁそうだね、でも殺しちゃだめだよ」
「わかってるよ、少し痛みつけるっぽい」
「目が怖いよ夕立」
「時雨はいつも傍観者っぽい、今日来た提督は一緒にやろうね?」
「遠慮しておくよ、君たちだけでやればいいさ」
「ふーん、まぁいいっぽい」
喋りかけようとしたがやめた
あのぽいぽいは危ないね
今出て行ったらやられてたかも
しかし、実害がなければここは良いものと思ってたが
話を聞くに、実害だらけかもしれない
ま、なんとかなるか
あの黒髪のほうは話しかけても大丈夫そう
行ってみるか
夕立「んじゃ夕立は食堂に行ってくるけど時雨はどうする?」
時雨「んー今はいいかな」
夕立「んじゃまたあとからね」
時雨「うん」
提督(ようやく別れた・・・しかしこれはストーカーしてるみたいだ)
提督(周りに艦娘は・・・いないか、しゃべりかけるなら今だね)
提督「どうもです」
時雨「ん?君はだれだい?」
提督「ここに新しく着任された提督ですよ、先程あなた方二人があちらで話してるのを見かけましてね」
提督「あのぽいぽい言ってる人はどうも喋りかけづらく君の所へ来たんですよ」
時雨「そうなんだ、それで要件はなんだい?」
提督「執務室がどこにあるかわからないもので、建物入って迷って艦娘に会って何かされるのも嫌ですからね」
提督「だから教えてほしいんです」
時雨「別にいいけどどうせ後から会うことになるよ?」
提督「挨拶に行っても不快感を与えるだけなので、執務室に籠る予定ですよ。任務や遠征などの指揮は執務室の前に張り出しますのでそれ見てあなた方で行動してください。そのほうがあなたたちにとってもいいでしょう?」
時雨「まぁ提督の部屋は執務室の中にあるからずっと籠ることできるけど、食事はどうするの?」
提督「そうですねぇ・・・あ、あなたに頼んでいいですか?」
時雨「いやだよそんなの、みんな勘違いして怒るじゃないか」
提督「?なんの勘違いですか?」
時雨「提督と仲良くしてるとか、かな」
提督「めんどくさい人たちですね、まぁいいです食事は後から考えます」
時雨「んじゃ僕はもう行くよ、あとこうやって普通に話せるの僕だけだからさ。気軽にほかの艦娘に声かけたら殴られちゃうよ」
提督「留意しておきますね、きみはなぜ話してくれるんですか?」
時雨「前の提督たちには散々裏切られたからね、もうどうでもよくなったよ」
提督「へー、あ、執務室の前に任務や遠征などの予定が書かれてる紙を朝の6時に張り出しますので全員に伝えてください、このくらいはできますよね?」
時雨「まぁいいよ、伝えててあげる」
提督「ありがとうございます」
提督「意外と中は綺麗ですねぇ」
提督(執務室は・・・三階の真ん中・・・)
提督(時雨に聞いたの間違いだったかな)
提督(夕立に聞くよりはましか)
「そこの人、見かけない顔だけど誰?」
提督「ん?」
夕立「新しい艦娘っぽい?」
提督「なにいってんですかあなたは、ではさようなら」
夕立「かわいい顔してるっぽい!髪も長いし!触っていい?」
提督(ここで提督というのはアウトな気がするが今のうちに言っておくのが無難かな)
提督「私はここに着任された提督ですよ、あ、殴らないでくださいね痛いの嫌いなので、でわ」
夕立「・・・は?」
提督(やばい、表情が激変した)
夕立「提督のくせに何舐めた口きいてんの?沈められたい?」
提督「すみませんでした、これからはあなたとは二度と関わらないようにしますし他の艦娘たちとも仲良くする気ないので執務室行かせてください」
夕立「は、はははっ」
夕立「あーっははっはhっはhっはっはは!!!この人面白いっぽい!!」ガシッ
提督「ぐっ」
夕立「ねぇ死にたい?死にたいんでしょ?触るの気持ち悪かったけどいいや、ここで殺してあげる」
提督「うっ・・・く、苦しいっ・・・」
提督(やはり提督といったのはアウトか・・・なら・・・)
夕立「ん?なにその手h「ビリッ」」
提督「ふぅ、スタンガン持っててよかったです」
提督「なるほど、あまり反抗的でも襲ってきますか」
提督「これから気を付けます」
夕立「・・・・・」シーン
提督(怖かった、危なかった)
提督(夕立、恐ろしいです・・・)
提督「っと」
提督「ここが三階ですね」
提督「執務室は・・・えーっと」
「執務室ならあっちよ」ユビサシ
提督「あ、どうもです」タッタッタッ
「ま、待ちなさいよ!」
提督「・・・なんですかいつからいたんですか?」
暁「司令官がこの鎮守府に入ってきたときからね」
提督「ストーカーですか?」
暁「ち、ちがうわよ!今回の司令官がどんな人か見たかったの!」
提督「んじゃ時雨と話してる時や夕立に襲われてた時もいたんですね」
暁「そうよ、隠れてみてたわ」
提督「ってことは私が悪くないのはわかりますよね?」
暁「スタンガン使うのはどうかと思うけどあれは夕立が悪いわね」
提督「君は素直でいい子ですね、執務室まで案内できますか?」
暁「暁に任せなさい!」
暁「ここよ」
提督「へぇ」
提督「予想はしてましたが、やはり汚いですね」
暁「空母や戦艦から攻撃されてからねっ」
暁「でも暁が少しずつ綺麗に掃除してたんだからっ!」
提督「そうですか、ありがとうございます」
暁「ほら、座りなさいよ司令官」
提督「はい」
暁「なにか飲む?」
提督「いやいいです、それよりですね」
提督「夕立以上に危険な艦娘いますか?」
暁「んー、いないわね。攻撃的なのは夕立ぐらいじゃないかしら」
提督「なるほど、ちなみにきみはなぜ私といるんですか」
暁「司令官がここまで案内してって言ったじゃない?」
提督「違いますよ、なぜあなたは私と共に行動してくれるんですか?」
暁「司令官、私もほかの艦娘たちと同じようなことすると思ってるの?」
提督「えぇ、思ってます」
暁「そう・・・うん、してたよ。でも勘違いしないで今はしてないから」
暁「やっぱりこんなの間違ってるって思ったのよ、みんな説得したけど聞いてくれなくて」
提督「それでぼっちになったと」
暁「そうよ」
暁「ずっと見てたけど悪い人には見えないわ司令官、私は信じるわ」
提督「私は信じてないので」
暁「いいわ、今は信じなくても」
暁「なにかあったら私を頼りなさい!」
提督「あ、はい、そうしますね」
暁「それで司令官はどうしてこの鎮守府に?」
提督「いろいろありましてね」
暁「なにかやらかしたの?」
提督「いえ、違いますよ」
暁「じゃぁなんで?」
提督「成績がちょっと、悪かっただけです、あとここに着任する予定の提督が逃亡したのも理由の一つですね」
暁「司令官ばかだったの?」
提督「体力なかっただけです」
暁「司令官はほかの艦娘と会わないの?」
提督「夕立に襲われて会う気ゼロになりました」
暁「そのほうがいいわね」
提督「暁は私と話して大丈夫なのですか?私と話してると周りの艦娘からなにかされるのでは?」
暁「特に何もされないわ、ハブられるだけ」
提督「あぁ、ぼっちでしたね」
暁「くっ・・・でも今は司令官がいるから寂しくないわ」
暁「だから司令官、ずっと暁のそばにいなさいよねっ!」
提督「・・・えぇわかりました」
暁「えへへっ、ありがと司令官!」ダキッ
提督「ちょ、抱き着くのはやめてください」
暁「・・・・」
提督「?」
暁「・・・ぷっ」
提督「ん?」
暁「あーっはっはっっはっはっはっはっ!これ面白いわっ!」
提督「どうしたんですか」
暁「誰があんたとずっと一緒にいたいと思ってるの??」
暁「ここにあんたの着任を喜ぶやつなんていないから早く消えて」
暁「はぁ、演技でも抱き着いてしまったわ、レディとして失格ね」
暁「なに黙ってるの?よほどつらかったかしら?」
提督「・・・はぁ」
提督「言ったでしょう、信じてないと、用が済んだのならはやく出て行ってください」
暁「つよがってるし、ここにあんたの居場所なんてないから消えてくれない?」
提督「・・・わかりました」
ちょい休憩
別のss書いてるのでまた明日
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