ここは、赤阪の家。赤阪は、一人で隠し撮りした映像を見ていた
『お姉ちゃんっ』 『咲っ』
郁乃「・・・」
『ああっ、部長』ビビクンッ 『ああっ、姫子』ビビクンッ
郁乃「・・・」
『ワハハー、衣とドライブだー』『次はあっちに行こう』
郁乃「ケッ、どいつもこいつも仲良くてつまらへん」
郁乃「こいつらの友情を壊したる」
赤阪は、何処かに電話する
郁乃「あ、私やけど~」
数日後、大勢の麻雀部所属の生徒がある会場に集まっていた
智美「ワハハー、祭りだ祭りだー」
和「何かのイベントが開催されるらしいです。何でしょうか」
淡「うわー、面白そう」
ガヤガヤ ガヤガヤ
黒服「皆様、お集まりいただきありがとうございます」
黒服「本日は、あるゲームに参加していただきます。とは言え、全員ではありません」
黒服「1回に付き2名ずつのゲームを、何セットか繰り返していただきます」
黒服「参加する2名は、こちらでランダムに決めさせていただきます」
黒服「では、最初の2名は、>>2です」
※2人は、無関係者同士でも構いませんが、関係者同士の方が面白くなると思います
※AとB、と書いた場合、Aが先攻、Bが後攻になります
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474274381
星夏 睦月
黒服「文堂星夏様、津山睦月様、ステージ上へどうぞ」
星夏「あ、はい」
睦月「うむ」
智美「ワハハー、いきなり選ばれるとは、ムッキーも運がいいなー」
2人は、ステージの上に上がる
2人の前に、2つの箱が運ばれてくる。箱は人間一人の頭部と膝下以外を覆い隠すほど大きく、7か所の穴が開いていた
星夏「何ですか?これは」
黒服「この中にお入りください」
2人が箱の中に入ると、箱が閉じられる。更に、2人の前に、9本の剣が運ばれてくる
睦月「何か嫌な予感」
黒服「それでは、ルールの説明をさせていただきます」
黒服「2人で合計14か所の穴に、剣を刺していきます」
黒服「14か所の穴のうち、9か所は鉄板で塞がっています」
黒服「残りの5か所は、剣がそのまま貫通します」
黒服「ゲーム終了条件ですが、下記の3パターンがあります」
ゲーム終了条件
・貫通、非貫通に関わらず、9回剣を刺す
・5回貫通する
・少なくともどちらか一方が死ぬ
黒服「それでは、始めさせていただきます」
星夏「ええええーーー?」
睦月「出せ―!ここから出せー!」
胸部を貫通した場合、一部の例外を除いて必ず死ぬ
腹部を貫通した場合、約1/2の確率で死ぬ
それ以外を貫通した場合、ゾロ目で死ぬ
ただし、いずれの場合も、死ぬ前に1ターンの猶予が与えられる
※下記に貫通する確率が書かれています。例えば、2/9なら、000-021で貫通、022-099で非貫通となります
※「一部の例外」が作中に出現しなかった場合、ss終了時に種明かしします
※腹部に貫通した場合、その数字が全体の数字の半分以下なら死亡、半分以上なら生存となります。
例えば、3/12の場合、000-012で死亡、013-024で通常の貫通、025-099で非貫通となります
貫通する確率
5/14 0.36 5/13 0.38 5/12 0.42
4/13 0.31 4/12 0.33
3/12 0.25
5/11 0.45 5/10 0.50 5/9 0.56
4/11 0.36 4/10 0.40 4/9 0.44
3/11 0.27 3/10 0.30 3/9 0.33
2/11 0.18 2/10 0.20 2/9 0.22
1/10 0.10 1/9 0.11
5/8 0.63 5/7 0.71 5/6 0.83
4/8 0.50 4/7 0.57 4/6 0.67
3/8 0.38 3/7 0.43 3/6 0.50
2/8 0.25 2/7 0.29 2/6 0.33
1/8 0.13 1/7 0.14 1/6 0.17
黒服「それでは文堂様、指定をお願いします」
1:右肩
2:左肩
3:胸部
4:右腹部
5:左腹部
6:右太もも
7:左太もも
※○○の3、などの記述をお願いします(判れば何でも構いませんが)
安価下1
星夏「(まさか、本当に刺すわけじゃないよな。イベント用のゴム製の剣だよな)」
星夏「(でも、自分に刺すのは何か嫌だ。睦月には悪いけど、試させてもらおう)」
星夏「睦月の5番でお願いします」
睦月「え?」
黒服は、剣を津山の5番に刺す
ガキンッ
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「津山様の5番、鉄板です」
津山は安堵の表情を浮かべる
黒服「それでは津山様、指定をお願いします」
※司会の役、剣を刺す役、その他、黒服はたくさんいます。区別する必要はないので、いずれの黒服も、全て「黒服」と表現させていただきます
安価下1 確率5/13
睦月「(文堂は私を指定してきた。カード仲間だと思ってたのに)」
睦月「(そっちがその気なら、私もそうさせてもらう。私なりに精一杯)」
睦月「文堂の2番」
黒服は、文堂の2番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「文堂様の2番、鉄板です」
文堂は安堵の表情を浮かべる
黒服「それでは文堂様、指定をお願いします」
残り
文堂 1 34567
睦月 1234 67
安価下1 確率5/12
星夏「(やはりやり返してきた。やらなければこっちがやられる)」
星夏「(心臓を刺せば死ぬだろう)」
星夏「津山の3番」
睦月「ちょ」
黒服は、津山の3番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「津山様の3番、鉄板です」
文堂は安堵の表情を浮かべる
黒服「それでは津山様、指定をお願いします」
残り
文堂 1 34567
津山 12 4 67
安価下1 確率5/11
睦月「(鉄板が無かったら死んでた)」
睦月「(こっちも心臓だ)」
睦月「文堂の3番」
黒服は、文堂の3番に剣を刺す
ドスッ
剣は文堂の胸部を貫通する
星夏「ぎゃああああああああ!!!」
黒服「文堂様の3番、入りました」
星夏「・・・」ピクピク
睦月「やったー!生き残ったぞー!私なりに精一杯やったんだー!」
黒服「それでは文堂様、指定をお願いします」
睦月「え?」
黒服「まだゲーム終了条件を満たしておりません。従って、文堂様には指定する権利が与えられます」
睦月「文堂、今のは嘘。刺してゴメン」
残り
文堂 1 4567
津山 12 4 67
安価下1 確率4/10
星夏「(私は・・・もう・・・助からない・・・)」ピクピク
星夏「(せめて・・・津山を・・・道連れに・・・)」ピクピク
星夏「(でも、胸は・・・鉄板だった・・・)」ピクピク
星夏「(なら・・・お腹を・・・)」ピクピク
星夏「津山の・・・4番・・・」ピクピク
黒服は、津山の4番に剣を刺す
ドスッ
剣は津山の右腹部を貫通する
睦月「ぎゃああああ!!痛い痛い痛い痛いーーー!!」
星夏「・・・」バタッ
黒服「文堂様が死亡しましたので、ゲームは終了となります」
文堂星夏:死亡
津山睦月:生存(ただし、右腹部を大負傷する)
黒服は箱を開け、文堂の死体を片付ける。一方、津山は右腹部からおびただしい出血をしていた
黒服「文堂様、津山様、ありがとうございました。津山様は座席にお戻りください」
睦月「うう・・・」
津山は右腹部を押さえ、座席に戻る
泣き出す者、嘔吐する者、失禁する者が現れ、会場は騒然としていた
何人かが出口に逃げ出そうとしたが、黒服に止められる
黒服「以上が、このゲームの流れです。では、次の2名の参加者は、>>20です」
竜華と怜
黒服「清水谷竜華様、園城寺怜様、ステージ上へお上がりください」
怜「竜華、逃げるで!」
竜華「せやな、こんなことに付き合うことはあらへん」
しかし、2人とも大勢の黒服に連れられ、箱の中に入れられる
怜「嫌や―!」
竜華「怜、安心しい。私が守ったる」
黒服「それでは清水谷様、指定をお願いします」
残り
文堂 1234567
睦月 1234567
安価下1 確率5/14
文堂、睦月は間違いです。ご了承下さい
残り
清水谷 1234567
園城寺 1234567
安価下1 確率5/14
文堂の1
>>23は無効と判断し、もう一度
残り
清水谷 1234567
園城寺 1234567
安価下1(有効な安価が出なければ更に下1を繰り返す) 確率5/14
竜華「(守ったる、とは言ったものの、自分も刺されるのは嫌や)」
竜華「(やっぱり、怜に刺さってもらおう)」
竜華「(とは言え、胸は露骨過ぎやな。そうや、脚に刺すなら言い訳も利く)」
竜華「怜の7番」
怜「竜華、守ったるって言ったばっかりやないか」
竜華「だから、比較的安全な脚を指定して、守ったんやないか」
黒服は、園城寺の7番に剣を刺す
ドスッ
剣は園城寺の左太ももを貫通する
怜「ぎゃああああ!!」
園城寺の左脚から血が滴り落ちる
怜「ううう・・・、竜華の嘘つき・・・」
黒服「園城寺様、指定をお願いします」
残り
清水谷 1234567
園城寺 123456
安価下1 確率4/13
怜「(ううう・・・、竜華を信じとったのに・・・)」
怜「(うちも容赦せえへん。同じ個所を刺したる)」
怜「竜華の7番」
黒服は、清水谷の7番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「清水谷様の7番、鉄板です」
竜華「ふうっ」
黒服「清水谷様、指定をお願いします」
残り
清水谷 123456
園城寺 123456
竜華「(怜も私を指定してきた。なら、一気に決めたる)」
竜華「(外した時のリスクは大きいけど、胸や)」
竜華「怜の3番」
怜「当たったら死んでまうやろ」
竜華「どうせあんた、そんな病弱じゃいずれ死ぬやん」ボソッ
黒服は、園城寺の7番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「園城寺様、指定をお願いします」
残り
清水谷 123456
園城寺 12 456
竜華「(しまった、外れた。次に怜が狙ってくるのは・・・)」
怜「(なんのためらいもなく胸を狙ってきた)」
怜「(外した場合の事を考えなかったんか?)」
怜「(そんな事したら、うちもそうするに決まってるやん)」
怜「竜華の3番」
黒服は、清水谷の3番に剣を刺す
ドスッ
剣は清水谷の胸部を貫通する
竜華「ぎゃああああああ!!」
黒服「清水谷様の3番、入りました」
怜「(さっきのパターンを見ると、胸を刺されても、数分は生きてるらしい)」
怜「(ここは心象を良くして・・・)」
怜「竜華、ゴメンな、竜華がうちの3番を狙うから、うちも仕方なく竜華の3番を狙ったんや」
怜「うちだって出来たらこんなことしたくなかったんや」
竜華「・・・」ピクピク
竜華「怜、よくも、よくもやってくれたな」
怜「(あれ?あんま応えてるように見えへん)」
黒服「清水谷様は、胸部の脂肪が豊満だったため、致命傷を免れたようです」
※>>7で記述した「一部の例外」とは、一定以上の胸の大きさのキャラ(主観)は、胸を刺されても
死に至らない、と言ったものです。そのため、胸の大きなキャラは、3番が利かないため有利になります
黒服「清水谷様、指定をお願いします」
残り
清水谷 12 456
園城寺 12 456
怜「(そんなガード方法、うちには無理やん)」
竜華「(街を歩いてると男たちから変な目で見られて嫌だった胸のおかげで助かるとは、皮肉やな・・・)」
竜華「(胸の痛みのおかげで目が覚めたで・・・)」
竜華「(怜を守ってやらなあかん)」
竜華「自分の1番」
怜「竜華っ」
竜華「怜、今度こそ守ったる」
黒服は、清水谷の1番に剣を刺す
ドスッ
剣は清水谷の右肩を貫通する
竜華「ぎゃあああ!!」
怜「竜華ー!!」
黒服「清水谷様の1番、入りました」
黒服「園城寺様、指定をお願いします」
残り
清水谷 2 456
園城寺 12 456
怜「(なら、うちも・・・)」
怜「自分の6番」
黒服は、園城寺の6番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「園城寺様の6番、鉄板です」
黒服「清水谷様、指定をお願いします」
残り
清水谷 2 456
園城寺 12 45
竜華「(怜と同じ場所を)」
竜華「自分の6番」
黒服は、清水谷の6番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「清水谷様の6番、鉄板です」
黒服「園城寺様、指定をお願いします」
残り
清水谷 2 45
園城寺 12 45
怜「(なら、うちも竜華と同じ場所を)」
怜「自分の1番」
黒服は、園城寺の1番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「園城寺様の1番、鉄板です」
怜「竜華、次でラストや」
黒服「清水谷様、指定をお願いします」
残り
清水谷 2 45
園城寺 2 45
竜華「(最後やし、怜を指定したら、私は刺されへんな)」
竜華「怜の4番」
怜「え?」
黒服は、園城寺の4番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「園城寺様の4番、鉄板です」
黒服「9本の剣を消費しましたので、ゲームは終了となります」
黒服「清水谷様、園城寺様、ありがとうございました。お二人とも座席にお戻りください」
怜「竜華、最後のあれは何やの?」
竜華「別にどこを刺してもええやろ。怜が勝手に私を信じただけや」
ギャーギャー ギャーギャー
ここは、会場のモニター室
郁乃「裏切って信頼させて、最後の最後にまた裏切るとは、清水谷ちゃんやるやん~」
清水谷竜華:右肩、胸部負傷
園城寺怜:左太もも負傷
今日はここまでです。お付き合いいただき、ありがとうございました
コピペを多用してるため、所々間違いがありますが、ご了承下さい
元ネタは、言うまでもなく、福本伸行先生の「カイジ 和也編」に登場したゲーム(?)です
自分を刺すことが出来る、とは確かにルールには書かれていませんが、元ネタでは普通に自分に
刺していたので、説明不要だと思っていました。判りづらくて申し訳ございませんでした
明日も2組分をやりたいと思います
今日の分を見直して、ある程度ルール変更するかもしれません
再開は、明日の18時を予定しています(状況によって前後するかもしれませんが、ご了承下さい)
再開します
黒服「それでは、次の2名の参加者は、>>です」
失敗
黒服「それでは、次の2名の参加者は、>>53です」
衣と透華
黒服「天江衣様、龍門渕透華様、ステージ上へお上がりください」
黒服たちは、天江と龍門渕をステージの上に引きずり、箱の中に入れる
衣「衣、何か悪い事したのかな・・・」
透華「私にこんな事をなさるなんて、ハギヨシが黙っていませんことよ」
黒服「ハギヨシ様ですが、龍門渕様がそのように言うと思い、既に処理させていただきました」
黒服は、ハギヨシだった物を天江と龍門渕の前に無造作に投げる
透華「そんな、ハギヨシが!!」
黒服「それでは天江様、指定をお願いします」
残り
天江 1234567
龍門渕 1234567
安価下1 確率5/14
衣「(とーかには、今まで世話になった)」
衣「(衣を拾ってくれて、世話をしてくれて)」
衣「(とーかを危険な目に遭わせるわけにはいかないっ)」
衣「自分の1番」
黒服は、天江の1番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
黒服「天江様の6番、鉄板です」
衣「とーか、案ずるな。衣が守ってやる。衣はお姉さんだからな」
黒服「龍門渕様、指定をお願いします」
残り
天江 234567
龍門渕 1234567
安価下1 確率5/13
透華「(まずいですわ。このままだと、衣は自分を指定し続けますわ)」
透華「(それだと、いずれ衣に刺さりますわ)」
透華「(いっそのこと、私がいなくなればいいんですわ)」
透華「自分の3番」
黒服は、龍門渕の3番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
衣「おい、とーか」
黒服「天江様、指定をお願いします」
残り
天江 234567
龍門渕 12 4567
安価下1 確率5/12
衣「(とーかも自分を犠牲にしてきた)」
衣「(ならば、衣も・・・)」
衣「自分の3番」
黒服は、天江の3番に剣を刺す
ドスッ
剣は天江の胸部を貫通する
天江「ぎゃああああああああ!!」
透華「衣、衣ーー!」
衣「・・・」ピクピク
黒服「龍門渕様、指定をお願いします」
残り
天江 2 4567
龍門渕 12 4567
安価下1 確率4/11
透華「(衣はもう助かりませんわ。ならば衣を指定して・・・)」
透華「(はっ、私は何を考えてますの。それは衣に対する侮辱ですわ)」
透華「(衣、見ていてくださいまし。これが貴女に対するせめてものはなむけ)」
透華「自分の4番」
黒服は、龍門渕の4番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
透華「なんで鉄板ですのー!!」
衣「・・・」バタッ
黒服「天江様が死亡しましたので、ゲームは終了となります」
天江衣:死亡
龍門渕透華:生存
黒服は箱を開け、天江の死体を片付ける
黒服「天江様、龍門渕様、ありがとうございました。龍門渕様は座席にお戻りください」
透華「ちょっとどいてくださいまし」
龍門渕は、黒服をはねのけ、天江とハギヨシの死体に近付こうとするが、黒服たちに止められ、座席に戻される
黒服「次がラストゲームとなります。次の2名の参加者は、>>63です」
郁乃 末原
黒服「赤阪郁乃様、末原恭子様、ステージ上へお上がりください」
恭子「え?」
モニター室
郁乃「出番やな~」
赤阪は、満を持してモニター室から会場へと向かう
郁乃「末原ちゃ~ん。お待たせ~」
恭子「おかしいですやん。なんで代行が出てくるんですか?」
郁乃「これは私が企画したんや~。今までのは単なる前座や~。末原ちゃんの愛が試されるで~」
赤阪は、自ら箱の中に入る
恭子「いや、そういう問題じゃなくて・・・」
郁乃「黒服たち~、末原ちゃんを箱の中に入れてや~」
黒服によって、末原は強引に箱の中に入れられる
黒服「それでは赤阪様、指定をお願いします」
残り
赤阪 1234567
末原 1234567
安価下1 確率5/14
郁乃「自分の7番や~」
黒服は、赤阪の7番に剣を刺す
ドスッ
剣は赤阪の左太ももを貫通する
郁乃「・・・」
郁乃「いきなりヒットするなんて、ついてへんな~」
黒服「末原様、指定をお願いします」
残り
赤阪 123456
末原 1234567
安価下1 確率4/13
郁乃ゾロ目で死ぬんじゃないの?
郁乃3
>>67
天江が刺されても1ターン生き延びたのと同様に、赤阪も1ターン生き延びます
恭子「(何や、この人?自分を指定して刺されて、何がしたいんや?)」
恭子「(私も刺されるのは嫌やし、代行には死んでもらお)」
恭子「代行の3番」
黒服は、赤阪の3番に剣を刺す
剣は鉄板に当たり、動きを止める
郁乃「末原ちゃ~ん、一手目から心臓とは、容赦があらへんの~」
恭子「あんたもう死んでや」
末原は、赤阪を軽蔑の目でにらむ
郁乃「ああ、末原ちゃん、いいで。その眼、その言い方、ああっ、あああああーー」バタッ
恭子「え?本当に死んだ?」
黒服「赤阪様は、出血多量と、快楽の絶頂が入り混じって、死に至ったようです」
黒服「赤阪様が死亡しましたので、ゲームは終了となります。末原様は座席にお戻りください」
黒服は箱を開け、赤阪の死体を片付ける。赤阪の下半身は、粘液で濡れていた
憩「私の出番やな」
ステージの横から、待機していた憩が現れる
憩「アレイズ×4」
荒川の呪文により、文堂、天江、ハギヨシ、赤阪は蘇る
星夏「あれ?生きてる」
衣「これはどういうことだ?」
ハギ「私は死んだはずでは?」
郁乃「荒川ちゃん、ありがとな~」
憩「いえいえ、そのために呼ばれたわけですから」
黒服「これで本日のイベントは終了となります。皆様、気を付けてお帰り下さい」
睦月「文堂さん、生きててよかっ・・・」
星夏「カードを出せ」パシッ
睦月「え?」
星夏「カードを全部出せっつってんだよ!!」
津山は、所有しているプロ雀士カードを全て出す
星夏「これはもらっておく。二度と私に話しかけるな!!」
怜「・・・」
竜華「・・・」
セーラ「お前ら、あんなに仲良かったやろ」
怜「・・・」
竜華「・・・」
透華「衣、ハギヨシ、生き返ってよかったですわ」
ハギ「私としたことが不覚を取ってしまいました。申し訳ございません」
衣「とーか、会いたかったぞ」
郁乃「末原ちゃ~ん、酷いやないの~」
恭子「いや、これは、一種の極限状態やから、仕方なく・・・」
郁乃「言い訳せんでもええで~。末原ちゃんの気持ちはよ~く判ったから~」
恭子「というか、なんでズボン濡れてるんですか?着替えてきてくださいよ」
こうして、何名かは仲が悪くなったり、絆が深まったりするのだった
カンッ
これで終わりです、見て下さった方、安価に参加して下さった方、ありがとうございました
最初は非安価で書こうかと思ったのですが、安価の方が面白いと思い、安価にしました
ですが、「安価向きではない」と言われ、やはり非安価の方が良かったのかな、と後悔しています
ルール説明が長くて判りづらかったり、所々誤字があったりと、ご迷惑をかけたと思います
またssを書く機会があったら、よろしくお願いします
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