【八尾町 某所】
コジロー「これでテメェのシールドはゼロになった」
モブデュエリスト「負けてたまるか! 俺のターン! タージマルを出してターンエンド!」
コジロー「その程度か! ブロッカーをデーモン・ハンドで破壊! ジゴクシヴァクでダイレクトアタックだ!」
モブデュエリスト「ぐああああああ!」
コジロー「さあ、約束通りカードを渡してもらおうか」
モブデュエリスト「そんな! 当てたばかりのスーパーレアが!」
コジロー「暴力類 アバレマックスか……まあ充分だろう」
モブデュエリスト「返せよ! 俺のアバレマックス!」
コジロー「恨むなら己の弱さを恨むんだな」
モブデュエリスト「くっ……くそぉぉぉぉぉぉ!」
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■アニメ『デュエル・マスターズ VSRF』の二次創作です
■タイトルの通り敵役であるレアキラーズが中心のssです
■漫画の方のレアキラーズ要素はありません。ハカセやランボー、魔太郎が好きな人ごめんなさい
コジロー「今日奪ったレアカードは3枚か……」
コジロー「(いつまで俺はこんなことを続けるんだ
俺は弟たちを幸せにする力を得るためレアキラーズに入った
だがメガネ野郎によって弟たちはすでに豊かに暮らしている
俺はいったい何をしているんだ……クソッ)」
【レアキラーズ アジト】
コジロー「おい。今日も雑魚共からレアカードを奪ってきたぞ」
No.2「ご苦労だった」
コジロー「ところで今日はやけに人が多いな。何かあったのか?」
No.2「用事があってメンバーの大半に集まってもらっている」
コジロー「用事? なんだそれは」
No.2「突然だが、お前たちは普段レアカード集めでアジトにいないことが多いだろう」
コジロー「ああ。それがどうした」
No.2「そのせいで互いにカードを使っているのを見る機会は少ないと思う」
コジロー「何か問題でもあるのか?」
No.2「仲間同士での交流の少なさを問題視する意見が挙がった」
コジロー「交流だと? 俺たちレアキラーズのメンバーにそんなものが必要なのか?」
No.2「俺もそう思っていたが……タッグ戦の際に全く連携が取れなかったという報告があった」
コジロー「タッグ戦? そんなことをしたのか」
No.2「そうらしい。悪いがロクローとゴンザブロー、君たちの話をもう一度聞かせてほしい」
ゴンザブロー「勿論です! ロクローと共に切札勝太と百獣レオに挑んだ時、こいつはワシのことを盾扱いしたんだぞい!」
ロクロー「ゴメンよゴンザブロー。あのときは僕も熱くなっちゃっててさ」
ゴンザブロー「酷いぞい! ワシはてっきり協力して奴らを倒すんだと思ってたんだぞい!」
No.2「……ということがあったらしい」
コジロー「フン、なるほどな」
No.2「このままでは活動に支障が出ると思い、交流試合でレアキラーズ内の結束を強められたらと考えている」
コジロー「そんなことをして本当に意味があるのか?」
No.2「お前らの実力を今一度この目で確かめておきたいというのもある」
コジロー「チッ……分かったよ」
ロクロー「ところで、参加するのはここにいる全員かな?」
No.2「その通りだ。バサラにも参加してもらおうと思っている」
清盛「ええっ!? バサラ様とも戦えるんですか?」
No.2「トーナメントだから確実に戦えるとは限らないが、可能性はある」
バサラ「……」
カモーネ「切札勝太に負け続けてるお前が勝ち進めるとは思えないカモーネ」
清盛「(カモーネさんも切札勝太に一度負けてるじゃないですか……ってのは言わないでおこうっと)」
カモーネ「何をぶつぶつ言ってるカモーネ?」ギロッ
清盛「き、気のせいですよアハハハハ……」
まじめ所ちょー「では、バサラ様を含めここにいる8名で行うということでよろしいのですね?」
No.2「そういうことだ」
カモーネ「よし。お前ら出てくるカモーネ!」
黒服s「「「はっ!」」」
清盛「うわっ、誰だこいつら!」
ロクロー「知らないのかい? 彼らはカモーネさんの部下の人たちだよ」
カモーネ「カードゲームのできるテーブルと、ここにいる8人の名前が書かれたクジを今すぐ用意するカモーネ!」
黒服s「「「はっ!」」」
ゴンザブロー「マ、マフィアの人たちだけあって何だか怖いぞい……」
まじめ所ちょー「だが、彼らの連携の真面目さはぜひとも見習いたいものです」
黒服s「「「用意できました!」」」
黒服1「こちらが大きめのテーブルで――」
黒服2「――こちらは穴の開いた箱と、レアキラーズのメンバーの方々名前が書かれた8枚の紙です!」
カモーネ「上出来カモーネ! お前ら下がっていいカモーネ!」
黒服s「「「はっ!」」」
清盛「き、消えた……」
ゴンザブロー「おそろしい統率力だぞい」
カモーネ「ということでNo.2様、このクジを使ってトーナメントの組み合わせを決めるカモーネ」
No.2「ありがとう。クジはこっちで引かせてもらう」
ロクロー「そういえば赤ん坊みたいな子はどうしたのかな? 今日は姿が見えないようだけど」
まじめ所ちょー「たーくん(1)のことですね。あの子なら母親(38)に連れられて乳幼児健診に行ってるハズです」
コジロー「(乳幼児……だと?)」
清盛「えらく小さい子だなー、と思ってたけどあの子本当に赤ちゃんだったんだ……」
ゴンザブロー「それにしては流暢に喋ってた気がするぞい?」
ロクロー「まじめ所ちょーはたーくんと仲がいいのかい? 個人的な予定まで知ってるようだけど」
まじめ所ちょー「ええ。母親である呉間ジャマ代(38)さんとも同じ職場で働いてるため接する機会は多いですね」
No.2「そろそろ始めるぞ。2枚クジを引き、そこに名前が書かれていたメンバーで第1試合を行う」
清盛「最初は誰と誰が当たるのかなあ?」
ゴンザブロー「今から楽しみだぞい」
No.2「まず1人目……アリ・カモーネ」
カモーネ「さっそく私の出番カモーネ!」
No.2「そして対戦相手は……まじめ所ちょーだ」
まじめ所ちょー「いきなりわたくしの出番ですか」
No.2「両者ともテーブルの前へ。いざ、始め!」
カモーネ、所ちょー「「デュエマ! スタート!」」
カモーネ ターン1
カモーネ「私のターン、熱血龍 バトクロス・バトルをマナゾーンに――」
カモーネ「――そして1マナ! 凶戦士ブレイズ・クローを召喚するカモーネ!」
清盛「1ターン目からクリーチャーを召喚した!?」
ゴンザブロー「速攻をしかける気だぞい!」
カモーネ「幸先のいい滑り出しカモーネ。私のターンはこれで終了カモーネ!」
盾5 マナ1 墓地0 手札3 山札30 場(ブレイズ・クロー)
まじめ所ちょー ターン1
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「(相手は速攻デッキですか。ならばこのカードは必要ありませんね)」
まじめ所ちょー「わたくしは雷鳴の守護者ミスト・リエスをマナチャージします」
清盛「あれってこの前まで殿堂入りしてたカードじゃないか!」
ゴンザブロー「ぬう……少しもったいない気がするぞい」
ロクロー「たぶん速攻相手に出してられないと判断したんじゃないかな」
まじめ所ちょー「その通り。これでわたくしはターンエンドです」
盾5 マナ1 墓地0 手札5 山札29
カモーネ ターン2
カモーネ「私のターン、ドロー!」
カモーネ「イフリート・ハンドをマナゾーンに置き、一撃奪取 トップギアを召喚カモーネ!」
清盛「は、早い!」
カモーネ「そしてブレイズ・クローでシールドを攻撃カモーネ!」(盾5→4)
まじめ所ちょー「来ました! シールド・トリガー、スーパー・エターナル・スパーク!」
カモーネ「何っ!」
まじめ所ちょー「一撃奪取トップギアをシールドゾーンに閉じ込めます!」(盾5→6)
清盛「相手のシールドを増やした!?」
コジロー「そうしてでも相手のクリーチャーを減らしたかったということだろう」
カモーネ「チッ……ターンを終了するカモーネ!」
盾6 マナ2 墓地0 手札2 山札29 場(ブレイズ・クロー)
まじめ所ちょー ターン2
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしは一撃奪取 アクロアイトをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして2マナ! 制御の翼 オリオティスを召喚します!」
ロクロー「これはずいぶんと厄介なカードを出したね」
清盛「コストの軽減や踏み倒しを邪魔するカードだったっけ?」
ゴンザブロー「派手なプレイを抑制する生真面目な効果のついたブロッカーだぞい」
コジロー「(強制攻撃を持つブレイズ・クローはこのままだと無駄死に……さて、どう出る?)」
まじめ所ちょー「これでわたくしはターンエンドです」
盾4 マナ2 墓地1 手札4 山札28 場(オリオティス)
カモーネ ターン3
カモーネ「私のターン、ドロー!」
カモーネ「爆G シチリアをマナゾーンに置き、爆炎シューター マッカランを召喚するカモーネ!」
カモーネ「マナ武装3発動! その能力でマッカランとオリオティスをバトルさせるカモーネ!」
マッカラン4000(3000+1000)
VS
オリオティス2500
カモーネ「オリオティスを破壊! これでお前のバトルゾーンはがら空きカモーネ!」
清盛「おお!」
ロクロー「上手く突破口を開いたね」
カモーネ「ブレイズ・クローでシールドをブレイクするカモーネ!」(盾4→3)
まじめ所ちょー「ぐっ……トリガーはありません」
カモーネ「ターンを終了するカモーネ!」
盾6 マナ3 墓地0 手札1 山札28 場(ブレイズ・クロー、マッカラン)
まじめ所ちょー ターン3
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはマスター・スパークをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして3マナ! 聖歌の翼 アンドロムを召喚します!」
カモーネ「ぐっ……! また面倒なのが出てきたカモーネ!」
まじめ所ちょー「マナ武装3発動! 能力でマッカランを1ターンの間タップしたままにします!」
清盛「速攻の流れは完全に止められちゃったか……?」
ゴンザブロー「クリーチャーを1ターン止めるうえにブロッカーが付いてるのは厳しいぞい」
ロクロー「パワー3500のブロッカーをあの1枚の手札でどうにかできるとは思えないね」
まじめ所ちょー「これでわたくしのターンは終了です」
盾3 マナ3 墓地2 手札4 山札27 場(アンドロム)
カモーネ ターン4
カモーネ「くっ! 私のターン、ドロー!」
カモーネ「今引いた砕神兵ガッツンダーをマナゾーンに置くカモーネ」
カモーネ「そして呪文を使うカモーネ! 友愛の天秤を発動カモーネ!」
No.2「あれは……」
バサラ「……ほう」
カモーネ「手札を1枚捨てた後2枚引く能力を持ってるカモーネ!」
ゴンザブロー「でも、唱えた時点で手札は1枚もなかったぞい?」
カモーネ「手札のない状況で使えば2枚引くだけで済むカモーネ!」
まじめ所ちょー「速攻デッキであるにもかかわらず手札を切らさずに済むというわけですか」
カモーネ「その通りカモーネ」
まじめ所ちょー「ところで、アンドロムを破壊できるカードは引けましたか?」
カモーネ「……引けなかったカモーネ。ブレイズ・クローは能力により強制的に攻撃するカモーネ」
まじめ所ちょー「アンドロムでブロックします」
ブレイズ・クロー1000
VS
アンドロム3500
カモーネ「ブレイズ・クローが破壊されてしまったカモーネ。ターンを終了するカモーネ」
盾6 マナ4 墓地2 手札2 山札25 場(マッカラン)
まじめ所ちょー ターン4
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしは光輪の精霊 ピカリエをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして4マナ! 光輪の精霊 ピカリエを召喚します!」
まじめ所ちょー「ピカリエを出したときの能力でカードを1枚引かせていただきます」
ゴンザブロー「堅実な効果のブロッカーだぞい」
清盛「今の召喚でクリーチャーの数が逆転しちゃったよ……」
ロクロー「着実に守りを固めていく……いかにも光文明らしい戦略だね」
まじめ所ちょー「他に出来ることがないのでターンを終了いたします」
盾3 マナ4 墓地2 手札4 山札25 場(アンドロム、ピカリエ)
カモーネ ターン5
カモーネ「私のターン、ドロー!」
カモーネ「爆G コステロをマナチャージ、そして爆G ルチアーノを召喚するカモーネ」
カモーネ「ルチアーノは味方1体と敵1体をバトルさせる能力を持ってるカモーネ!」
カモーネ「私のマッカランとお前のアンドロムをバトルさせるカモーネ!」
マッカラン4000(3000+1000)
VS
アンドロム3500
カモーネ「アンドロムは破壊されるカモーネ!」
清盛「おおっ! またカモーネさんのクリーチャー数が相手を上回った!」
カモーネ「マッカランで……攻撃せずにターンエンドするカモーネ」
盾6 マナ5 墓地2 手札1 山札24 場(マッカラン、ルチアーノ)
まじめ所ちょー ターン5
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはルロックJをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして5マナ! 音感の精霊龍 エメラルーダを召喚します!」
コジロー「あれはルシファーも使っていた……!」
まじめ所ちょー「エメラルーダの能力で手札を1枚マナゾーンに置きます!」(盾3→4)
清盛「せっかく減らしたシールドがまた増えちゃった」
ロクロー「しかも手札から仕込んだシールドだ。ほぼ間違いなくシールド・トリガーのカードだろうね」
まじめ所ちょー「わたくしはこれでターンを終了いたします」
盾4 マナ5 墓地3 手札2 山札24 場(ピカリエ、エメラルーダ)
カモーネ ターン6
カモーネ「私のターン、ドロー!」
カモーネ「いいカードを引いたカモーネ。音速 ニトロフラグをマナチャージ、そして――」
カモーネ「――友愛の天秤を再び唱え、カードを2枚引くカモーネ!」
まじめ所ちょー「(攻撃されてるのに相手の手札がなかなか減らない……!)」
カモーネ「更に残った4マナで発動! Dの炎闘 アリーナ・カモーネを出すカモーネ!」
ゴンザブロー「手札を切らさずにD2フィールド発動まで漕ぎつけたぞい!」
カモーネ「マッカランとルチアーノは……ブロッカーがいるから攻撃できないカモーネ」
カモーネ「ターンを終了するカモーネ」
盾6 マナ6 墓地3 手札1 山札21 場(マッカラン、ルチアーノ、アリーナ)
まじめ所ちょー ターン6
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしは一撃奪取 アクロアイトをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして6マナ! セレスティアル・アークを発動します!」
まじめ所ちょー「その能力によりマッカランをシールドゾーンに封じます!」(盾6→7)
清盛「またカモーネさんのシールドが増えた!」
ゴンザブロー「これでもう7枚だぞい」
ロクロー「ここまでくると攻撃に転じたときに不利にならないか……?」
まじめ所ちょー「わたくしはこれでターンを終了いたします」
盾4 マナ6 墓地4 手札1 山札23(ピカリエ、エメラルーダ)
カモーネ ターン7
カモーネ「私のターン、ターン開始時にアリーナ・カモーネのデンジャラスイッチを起動!」
カモーネ「デデンデンデン デンジャラスイッチ!ON!」
ゴンザブロー「あのD2フィールドの能力は一体どういう能力なんだぞい?」
カモーネ「まず1つ目、このD2フィールドがある間、自分のクリーチャーがバトルに勝つたびに相手のシールドが1枚減るカモーネ」
カモーネ「そして2つ目、デンジャラスイッチを発動したターン中は相手のタップされていないクリーチャーにも攻撃可能になるカモーネ!」
カモーネ「そしてドロー! メテオ・チャージャーをマナゾーンに置き――」
カモーネ「7マナ! D2G ゴッドファーザーを召喚するカモーネ!」
まじめ所ちょー「パワー8000のスピードアタッカー……!」
カモーネ「それだけじゃないカモーネ。コイツがバトルに勝った時に自分のD2フィールドがあれば、もう一度攻撃が可能になるカモーネ!」
カモーネ「では始めるカモーネ。D2G ゴッドファーザーでアンタップ状態のエメラルーダを攻撃するカモーネ!」
ゴッドファーザー8000
VS
エメラルーダ5500
カモーネ「エメラルーダを破壊! さらにアリーナ・カモーネの力でシールドが1枚ブレイクされるカモーネ!」(盾4→3)
まじめ所ちょー「……トリガーはありません」
カモーネ「バトルに勝ったゴッドファーザーはアンタップされるカモーネ」
カモーネ「アンタップされたゴッドファーザーでピカリエを攻撃カモーネ!」
ゴッドファーザー8000
VS
ピカリエ4000
カモーネ「ピカリエを破壊! さらシールドが1枚ブレイクされるカモーネ!」(盾3→2)
まじめ所ちょー「シールド・トリガー! エターナル・スパークでルチアーノをシールドへ!」(盾7→8)
カモーネ「アンタップされたゴッドファーザーでシールドをダブルブレイクするカモーネ!」(盾2→0)
まじめ所ちょー「1枚目はトリガーはなし。2枚目のシールドはエメラルーダで仕込んだカードです!」
まじめ所ちょー「シールド・トリガー! トゥルー・ヘブンズでゴッドファーザーをシールドへ!」(盾8→9)
清盛「今の攻撃で4枚あったシールドが全部なくなった!」
コジロー「だが、その代償としてカモーネはクリーチャーも手札も失ってしまったな」
カモーネ「うぐ……ターンを終了するカモーネ」
盾9 マナ7 墓地3 手札0 山札20 場(アリーナ)
まじめ所ちょー ターン7
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはルロックJをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして4マナ! ジャスティス・プラン発動!」
まじめ所ちょー「山札の上はD2J ジェルヴィス、D2J ジェルヴィス、三界 ザゼンダの3枚です」
清盛「ゲッ!? 3枚とも手札に加わるのか!」
まじめ所ちょー「3枚ともエンジェル・コマンドかジャスティス・ウイングなのですべて手札へ!」
まじめ所ちょー「そして残った3マナでD2J ジェルヴィスを召喚いたします」
ゴンザブロー「どういうことぞい!? コスト12のブロッカーがたったコスト3で出てきたぞい!」
まじめ所ちょー「このクリーチャーは相手のシールドの枚数の数だけコストが下がるんです」
コジロー「そのために延々と相手のシールドを増やしていたのか」
まじめ所ちょー「真面目にコツコツ溜めてきた甲斐がありました」
カモーネ「ブロッカー破壊はさっきマナゾーンに置いてしまったカモーネ。マズいカモーネ」
まじめ所ちょー「それではこれでターンを終了いたします」
盾0 マナ7 墓地9 手札4 山札19(ジェルヴィス)
カモーネ ターン8
カモーネ「私のターン、ドロー!」
カモーネ「(くっ……凶戦士ブレイズ・クローを引いてしまったカモーネ
今出してもあの巨大ブロッカーに阻まれて犬死にカモーネ
残り2枚の友愛の天秤は流石にもうこないカモーネ……
序盤で運を使い果たしてしまったカモーネ)」
清盛「あとはトドメをさせればカモーネさんの勝ちなのに!」
ロクロー「今まで調子よくカードを使えてたのが嘘みたいだね」
盾9 マナ7 墓地3 手札1 山札19 場(アリーナ)
まじめ所ちょー ターン8
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはトゥルー・ヘブンズをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして3マナ! シャイニング・近未来・シティを展開します!」
ロクロー「僕が使ってるのとは違う種類の光文明のD2フィールドか……」
カモーネ「D2フィールドは1枚しか存在できない。アリーナ・カモーネを墓地に置くカモーネ」
清盛「ああっ! カモーネさんのD2フィールドが破壊されちゃった!」
まじめ所ちょー「さらに3マナで2体目のD2J ジェルヴィスを召喚!」
まじめ所ちょー「元々いた方のD2J ジェルヴィスでシールドをトリプルブレイクです」(盾9→6)
カモーネ「(ルチアーノ、マッカラン、トップギア……どれもさっきシールドに入れられたカードたちカモーネ)」
まじめ所ちょー「近未来シティでジェルヴィスをアンタップし、ターンエンドです」
コジロー「アンタップ状態の大型ブロッカーが2体か……」
ゴンザブロー「D2フィールドのせいで攻撃後の隙もなくなってるぞい」
盾0 マナ8 墓地9 手札2 山札22(ジェルヴィス ×2、ルロックJ、近未来シティ)
カモーネ ターン9
カモーネ「私のターン、ドロー!」
カモーネ「(イフリート・ハンド……あの巨大ブロッカーは破壊できないカモーネ)」
カモーネ「マナチャージはしないカモーネ」
カモーネ「さっきの攻撃で増えた手札でクリーチャーを一度に3体召喚するカモーネ!」
清盛「マッカラン、トップギア、ブレイズ・クローが一気に出てきた!」
カモーネ「爆炎シューター マッカランの能力は使わずにターンを終了するカモーネ」
カモーネ「(何もなければ次のターン、一斉攻撃で勝ちカモーネ!)」
盾6 マナ7 墓地4 手札2 山札18 場(ブレイズ・クロー、トップギア、マッカラン)
まじめ所ちょー ターン9
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはオリオティス・ジャッジをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして3マナ! 三界 ザゼンダ召喚です!」
ゴンザブロー「あまり見かけないカードだぞい」
ロクロー「どういう効果だったかな?」
まじめ所ちょー「他に光の味方が2体以上いるとき、エンジェル・コマンドになれるのです」
カモーネ「今更そんなクリーチャーを出してどうするカモーネ?」
まじめ所ちょー「こうするのです! ザゼンダ進化元にし、出でよ! 聖霊王アルカディアス!」
カモーネ「な、何いいいいいい!?」
清盛「あれは呪文を封じる聖霊王!」
ロクロー「これは……ほぼ勝敗は決まったと言ってもいいかもね」
まじめ所ちょー「まずは1体目のD2J ジェルヴィスでシールドをトリプルブレイクです!」(盾6→3)
カモーネ「(友愛の天秤が出てきたのにアイツのせいで唱えられないカモーネ……)」
まじめ所ちょー「2体目のD2J ジェルヴィスでさらにトリプルブレイクです!」(盾3→0)
カモーネ「(イフリート・ハンド……やっぱり唱えられないカモーネ)」
まじめ所ちょー「そして聖霊王アルカディアスでプレイヤーをダイレクトアタックです!」
カモーネ「ま、負けた……カモーネ」
1回戦 第1試合
アリ・カモーネ× VS まじめ所ちょー○
今回はここまで
うつぼみかづらに関しては、作中でレアキラーズだと断言されていないため今回は見送りました
No.2「アリ・カモーネ、まじめ所ちょー、2人ともご苦労だった」
まじめ所ちょー「カモーネさん、なかなか楽しかったですよ」
カモーネ「変わったデッキと戦えて私も満足だったカモーネ」
ゴンザブロー「シールドが増えたり減ったりするのが見ててハラハラしたぞい」
清盛「9枚まで増えたシールドも最後はあっという間に減っていっちゃったけどね」ハハハ
カモーネ「何か言ったか?」ギロッ
清盛「い、いえ……(あの人俺にだけ当たり強くない?)」
まじめ所ちょー「でも、テンポよく攻撃されてシールドを0枚にされたときは焦りました」
カモーネ「でも光のデッキだからシールドも簡単に増やせるカモーネ」
まじめ所ちょー「いえ、自分のシールドを増やすカードをあまり引けてなかったので結構ギリギリでした」
ロクロー「運次第ではカモーネさんが勝っていたかもね」
コジロー「ああ。シールドが6枚になった次のターン、ニトロフラグが出ていればカモーネが勝っていた」
清盛「ほ、本当だ……」
カモーネ「ニトロフラグは2枚しか入れてなかったカモーネ」
まじめ所ちょー「でも、ニトロフラグを引く可能性はゼロではなかったということですよね。危ないところでした」
No.2「終わったばかりですまないが、そろそろ第2試合を始めようか」
まじめ所ちょー「クジ引きの時間ですね」
No.2「クジを引くぞ……1人目は意地悪清盛」
清盛「俺の出番ですね」
No.2「そして対戦相手は……道明寺ゴンザブローだ」
ゴンザブロー「ついにワシの出番が来たぞい」
清盛「えー? ゴンザブローが相手かよ?」
ゴンザブロー「何が不満なんだぞい!」
清盛「いやー、もうちょっと強そうな人と当たりたかったかなー」
ゴンザブロー「なんで始める前からそんな扱いなんだぞい!?」
No.2「喧嘩してないで2人ともテーブルの前に着け」
清盛「ごめんなさい……」
ゴンザブロー「申し訳ないぞい……」
No.2「準備はできたな。いざ、始め!」
清盛、ゴンザブロー「「デュエマ! スタート!」」
意地悪 ターン1
清盛「俺のターン、ドロー」
清盛「知識機装ジプシー・エナジーをマナチャージ」
コジロー「あいつは水文明使いか(あのメガネを思い出すな……)」
まじめ所ちょー「真面目で堅実な戦略が期待できますね」
カモーネ「でもアイツはマジメって感じがしないカモーネ」
清盛「(丸聞こえだっつうの!)」
清盛「ターンエンド」
盾5 マナ1 墓地0 手札4 山札30
ゴンザブロー ターン1
ゴンザブロー「ワシのターン、ドローぞい」
ゴンザブロー「(水文明は手札を増やしながら妨害してくるぞい。なら今のうちにシールドを減らしておくぞい)」
ゴンザブロー「罠の超人をマナに置くぞい」
ゴンザブロー「そして1マナ、冒険妖精ポレゴンを召喚するぞい!」
まじめ所ちょー「今回も展開の速い試合になるのでしょうか」
ロクロー「さっきの試合だと先に動いた方が負けちゃったけど」
カモーネ「う、うるさいカモーネ……」
ゴンザブロー「ワシはこれでターン終了ぞい」
盾5 マナ1 墓地0 手札4 山札29 場(ポレゴン)
意地悪 ターン2
清盛「俺のターン、ドロー」
清盛「アクア・サーファーをマナチャージ」
清盛「2マナを使い、アクア実験体 ゲール7号を召喚!」
ロクロー「墓地肥やしを絡めたデッキなのかな?」
まじめ所ちょー「たんに手札を入れ替えたいだけかもしれません」
カモーネ「どっちが正しいかはこれから分かっていくと思うカモーネ」
清盛「ターンエンド」
盾5 マナ2 墓地0 手札3 山札29 場(ゲール7号)
ゴンザブロー ターン2
ゴンザブロー「ワシのターン、ドローぞい」
ゴンザブロー「無頼勇騎ウインドアックスをマナに置くぞい」
コジロー「あいつが使うのは多色デッキか」
カモーネ「さっきは単色同士だったから新鮮カモーネ」
ゴンザブロー「そして1マナ、トレジャー・マップを発動するぞい!」
ゴンザブロー「山札の上から5枚を見て、その中から雪精 ホルデガンスを手札に加えるぞい」
ゴンザブロー「さらにポレゴンでシールドを攻撃するぞい!」(盾5→4)
清盛「シールド・トリガー発動! アクア・サーファー召喚! ポレゴンを持ち主の手札へ!」
ロクロー「いきなり引き当てたね」
まじめ所ちょー「ただ、ポレゴンは元々手札に戻る予定だったので余りうまみはないかもしれません」
ゴンザブロー「ワシはこれでターン終了だぞい」
盾5 マナ2 墓地1 手札5 山札27
意地悪 ターン3
清盛「俺のターン、ドロー」
清盛「サーフ・スパイラルをマナチャージ」
清盛「3マナでアクア・スーパーエメラルを召喚。能力でシールドを1枚交換するぜ」
まじめ所ちょー「何を入れたのでしょうか」
カモーネ「水文明でシールドに入れるならやっぱりクロックとかカモーネ」
清盛「ゲール7号でシールドを攻撃。カードを1枚引き、アクア・サーファーを手札から捨てるぜ」(盾5→4)
ロクロー「アクア・サーファーがもう3枚見えてるのか」
コジロー「仮に4枚入れてるとしても残ってるのはあと1枚……」
ゴンザブロー「シールド・トリガーじゃなかったぞい」
清盛「さらにアクア・サーファーでシールドをブレイク」(盾4→3)
ゴンザブロー「シールド・トリガーが出ないぞい……」
清盛「じゃあ俺はターンエンドだな」
盾4 マナ3 墓地1 手札2 山札27 場(ゲール7号、サーファー、スーパーエメラル)
ゴンザブロー ターン3
ゴンザブロー「ワシのターン、ドローぞい」
ゴンザブロー「雪精 キタサ・カンバYをマナに置くぞい」
ゴンザブロー「そして3マナ、雪精 ホルデガンスを召喚するぞい!」
ゴンザブロー「山札の一番上をマナゾーンへ。D2Y ヨー・サークがマナゾーンに置かれたぞい」
カモーネ「順調そうカモーネ」
ゴンザブロー「さらに今増えた1マナで冒険妖精ポレゴンを再び召喚するぞい」
まじめ所ちょー「上手にマナを使い切っていますね」
ゴンザブロー「ワシはこれでターンを終了するぞい」
盾3 マナ4 墓地1 手札5 山札25 場(ポレゴン、ホルデガンス)
意地悪 ターン4
清盛「俺のターン、ドロー」
清盛「エナジー・ライトをマナチャージ」
清盛「4マナでアクア隠密 アサシングリードを召喚。能力でポレゴンを持ち主の手札へ」
カモーネ「さっきからポレゴンが手札に戻されてばかりカモーネ」
清盛「ゲール7号でシールドを攻撃! 1枚引いて終末の時計 ザ・クロックを手札から捨てるぜ」(盾3→2)
ゴンザブロー「やっと来てくれたぞい! シールド・トリガー発動! クラッシャー・ベア子姫を召喚するぞい!」
まじめ所ちょー「おお。これはこれは」
清盛「え、えっと、そちらのカードはどのような能力を持っていたんでしたっけ……?」
ゴンザブロー「コイツは相手のパワー2000以下のクリーチャーを全てマナゾーンに送るんだぞい!」
清盛「ええーーーーーー!?」(ゲール7号、サーファー、スーパーエメラルがマナ行き)
ロクロー「あらら、3体もクリーチャーがやられちゃった」
コジロー「パワー3000のアサシングリードはギリギリ場に残ったか」
ゴンザブロー「ふう。どうにかなったぞい」
清盛「タ、ターンエンドです……」
盾4 マナ7 墓地2 手札1 山札25 場(アサシングリード)
ゴンザブロー ターン4
ゴンザブロー「ワシのターン、ドローぞい」
ゴンザブロー「雪精 フユゲ・シッキYをマナに置くぞい」
ゴンザブロー「そして5マナ、Dの花道 ズンドコ晴れ舞台をバトルゾーンに出すぞい!」
まじめ所ちょー「早いですね。4ターン目でもうD2フィールドを見ることになるとは」
No.2「相手の手札が切れかかっている。対処の難しい絶妙なタイミングで出せたようだな」
ゴンザブロー「ホルデガンスでシールドを攻撃するぞい」(盾4→3)
清盛「シールド・トリガーはありません……」
ゴンザブロー「(スーパーエメラルで仕込まれたシールドが気になるぞい……)」
ゴンザブロー「ベア子姫で一番端のシールドを攻撃するぞい!」(盾3→2)
ロクロー「いいタイミングで攻撃したね」
カモーネ「中身は何カモーネ?」
清盛「シールド・トリガー発動! 幾何学艦隊ピタゴラス!」
コジロー「そう来るか!」
清盛「その能力でホルデガンスとベア子姫を手札に!」
ゴンザブロー「ぞい!? クロックだと思ってたぞい……」
清盛「さぁーて、ここからどうするのかなゴンザブローくぅーん?」
ゴンザブロー「タ、ターンエンドぞい!」
盾2 マナ5 墓地1 手札7 山札24 場(ズンドコ晴れ舞台)
意地悪 ターン5
清盛「俺のターン、ドロー」
清盛「ワルスラ・プリンスSをマナチャージ」
清盛「5マナでトリプル・ブレインを発動! カードを3枚引く!」
カモーネ「減ってきていた手札が一気に回復したカモーネ!」
清盛「さらにガチャンコ ミニロボ1号を召喚!」
まじめ所ちょー「あれは相手の呪文のコストを上げるクリーチャーですね」
ロクロー「手札に戻したり妨害したりいやらしいカードが多いね」
清盛「いやらしくねえし! イジワルだし!」
ゴンザブロー「ターンは終わりぞい?」
清盛「いや、アサシングリードでシールドを攻撃しておくよ」(盾2→1)
ゴンザブロー「特に何もなかったぞい……」
清盛「それじゃあ俺はターンエンドかな」
盾2 マナ8 墓地4 手札3 山札21 場(アサシングリード、ミニロボ1号)
ゴンザブロー ターン5
ゴンザブロー「ワシのターン、ターン開始時にズンドコ晴れ舞台のデンジャラスイッチを発動だぞい!」
ゴンザブロー「デデンデンデン デンジャラスイッチ!ON!」
ゴンザブロー「マナゾーンからD2Y ヨー・サークをバトルゾーンへ!」
カモーネ「マナゾーンからクリーチャーをタダで出したカモーネ!」
ゴンザブロー「しかもズンドコ晴れ舞台の能力でクリーチャーを出したときに山札の一番上をマナゾーンに置けるぞい!」
ゴンザブロー「山札の上の雪精 ホルデガンスをマナゾーンへ!」
ロクロー「減ったマナが補充されたね」
ゴンザブロー「ターンの始めのドロー。そして冒険妖精ポレゴンをマナに置くぞい」
まじめ所ちょー「1マナで出せるカードはこの状況では貴重なのでは?」
ゴンザブロー「大丈夫ぞい。D2Y ヨー・サークの能力でマナゾーンから召喚できるぞい」
清盛「ええーーーーーー!? どういうことーーーーーー!?」
ゴンザブロー「コイツがいる限りコスト1のクリーチャーはマナゾーンからでも召喚できるぞい」
No.2「ゴンザブローのマナは罠の超人、ウインドアックス、キタサ・カンバ、フユゲ・シッキ、ホルデガンス、ポレゴンの6枚か」
ゴンザブロー「早速始めるぞい。今マナゾーンに置いた冒険妖精ポレゴンを召喚するぞい!」
清盛「ズンドコ晴れ舞台があるときにクリーチャーが出たということは……?」
ゴンザブロー「その通りぞい。山札の上の罠の超人をマナゾーンに置くぞい」
コジロー「しかも、マナゾーンにコスト1のクリーチャーがもう1体いやがる」
ゴンザブロー「マナゾーンから雪精 キタサ・カンバYを召喚するぞい!」
清盛「またマナが増えちゃうよーーーーーー!」
ゴンザブロー「山札の上はコスト1のキタサ・カンバYだったぞい。またマナから召喚するぞい!」
カモーネ「クリーチャーが4体も一気に増えたカモーネ!」
ゴンザブロー「山札の上の雪精 フユゲ・シッキYをマナゾーンに置くぞい」
清盛「(あれだけ色々やったのにまだ6マナ使えるとかおかしいだろ!)」
ゴンザブロー「そしてダッシュ・チャージャーを発動するぞい!」
清盛「げっ……!」
ゴンザブロー「これでワシのクリーチャーは全員スピードアタッカーだぞい!」
ロクロー「これは決まったかな……?」
ゴンザブロー「そして残ったマナで密林の総督ハックル・キリンソーヤを……出せないぞい!?」
清盛「よく見な。俺のガチャンコ・ミニロボ1号の能力でお前の呪文のコストは2上がってるのさ!」
ゴンザブロー「わ、忘れてたぞい……」
カモーネ「意地悪にとっては不幸中の幸いカモーネ」
ゴンザブロー「攻撃を始めるぞい。D2Y ヨー・サークでシールドを攻撃するぞい!」
清盛「パワー1000だしどうせ1枚ブレイクなんでしょ……」
ゴンザブロー「よく見るぞい。コイツのパワーは自然の味方の数だけ増えるんだぞい」
清盛「何!?」
ゴンザブロー「D2フィールドがある間1体につき+6000され、ブレイク数も増えるぞい!」
清盛「ええと、ソイツ以外に自然のクリーチャーが3体いるから……」
ゴンザブロー「パワー19000! 4枚ブレイクの大型クリーチャーになっただぞい!」
清盛「そ、そんなぁ……」
ゴンザブロー「行けヨー・サーク! 残った2枚のシールドを攻撃ぞい!」(盾2→0)
清盛「1枚目……来た! シールド・トリガー発動! スパイラル・ゲート!」
ゴンザブロー「ま、またシールド・トリガーが入ってたぞい!?」
清盛「その能力でポレゴンを持ち主の手札へ!」
カモーネ「ポレゴンが手札に戻されるのこれで3回目カモーネ」
清盛「2枚目は……何もなしです」
ゴンザブロー「キタサ・カンバは攻撃できないからターンエンドだぞい」
ロクロー「よく見たら攻撃できないクリーチャーだったんだね」
まじめ所ちょー「首の皮1枚で繋がりましたね」
盾1 マナ7 墓地1 手札8 山札19(ヨー・サーク、キタサ・カンバ×2、晴れ舞台)
意地悪 ターン6
清盛「俺のターン、ドロー」
ゴンザブロー「(あ、あれ? マズいぞい……)」
清盛「アクア実験体 ゲール7号をマナチャージ」
ゴンザブロー「(相手に攻撃クリーチャーが2体いるのに、ワシはシールドが1枚しかないぞい)」
清盛「3マナでエナジー・ライトを発動。カードを2枚引くぜ」
ゴンザブロー「(最後のシールドがシールド・トリガーじゃなかったらワシの負けぞい!)」
清盛「お、今の状況にピッタリなカードを引いたぜ。ピーピング・チャージャー発動!」
ロクロー「あれは。相手のシールドを1枚覗くカード!」
ゴンザブロー「げっ……だぞい」
清盛「ゴンザブローくんの最後のシールドは何かなー? へぇ~、なるほどなるほど~」
ゴンザブロー「(シールド・トリガーじゃなかったらそのまま躊躇なく攻撃してくるぞい……)」
カモーネ「シ、シールド・トリガーは入ってたカモーネ?」
清盛「壊してからのお楽しみ♪ というわけでー、最後のシールドをミニロボ1号でブレイク!」(盾1→0)
ゴンザブロー「(攻撃してきた……ということはトリガーじゃないということかぞい)」
コジロー「どうだ……?」
ゴンザブロー「シールド・トリガーはないぞい。最後のシールドは冒険妖精ポレゴンだったぞい……」
清盛「じゃーそのままー、アサシングリードでダイレクトアタックしちゃうねー♪」
ゴンザブロー「む、無念だぞい……」
1回戦 第2試合
意地悪清盛○ VS 道明寺ゴンザブロー×
今回はここまで
決着ターンが少々早すぎる気もしますが、アニメも似たり寄ったりですしセーフ(?)
No.2「意地悪清盛、道明寺ゴンザブロー、2人ともご苦労だっ……」
清盛「いえーい勝った勝ったー♪」
ゴンザブロー「くぅーっ! 負けたぞいー!」
No.2「……」
清盛「やっぱり勝てると気分がいいねー♪」
ゴンザブロー「トホホ、百獣レオや切札勝太にだけでなくレアキラーズの仲間にも負けるとは」
カモーネ「デッキを見直した方がいいカモーネ……」
清盛「でも、シールドを0枚にされたときはヒヤヒヤしたぜ?」
ロクロー「並べた1コストクリーチャーが攻撃できるタイプのだったら勝敗は変わってたかもしれないね」
まじめ所ちょー「キタサ・カンバを減らしてスナイプ・モスキートを入れた方がいいかもしれません」
ゴンザブロー「うぐぐ……次やる時は負けないぞい!」
清盛「また機会があったらなー。その時もイジワルで勝ってやるぜー」
No.2「……盛り上がってるところ悪いが、第3試合に移ろうと思う」
コジロー「(今残ってるのは俺、バサラ、No.2、ロクローの4人か)」
No.2「クジを引くぞ……1人目は破道ロクロー」
ロクロー「ようやく僕の出番ですね」
No.2「そして対戦相手は……佐々木コジローだ」
コジロー「フン……」
コジロー「(組織トップの2人が4回戦で戦うことが決まったわけだ)」
No.2「両者ともテーブルの前へ」
ロクロー「ヌハハハハ! 貴様など我輩が軽くひねってやるわ!」
コジロー「!?」
まじめ所ちょー「きゅ、急に喋り方が変わりましたよ!?」
カモーネ「髪も逆立ってるカモーネ!?」
ゴンザブロー「ロクローはデスメタルのバンドマン『カイザー』として活動してるんだぞい」
清盛「そのときのキャラが出てきてるんだと思います」
コジロー「(いきなり話し方が変わったから驚いたぞ……)」
No.2「準備はできたな。いざ、始め!」
ロクロー、コジロー「「デュエマ! スタート!」」
ロクロー ターン1
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩はO・HA・NA・Pをマナゾーンに置くぞ!」
まじめ所ちょー「わたくしと同じ光文明使いですか」
カモーネ「見た目からてっきり闇使いだと思ってたカモーネ」
ゴンザブロー「見た目で判断するのはどうかと思うぞい……」
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩はこれでターンエンドだ」
盾5 マナ1 墓地0 手札4 山札30
コジロー ターン1
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は、復活と激突の呪印をマナチャージ」
清盛「コジローは多色デッキか」
ゴンザブロー「自然が入ってるけどワシとは違う組み合わせのデッキだぞい」
まじめ所ちょー「闇文明……大型の進化クリーチャーが怖いですね」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ1 墓地0 手札5 山札29
ロクロー ターン2
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩のターン! ドロー!」
ロクロー「我輩はO・HA・NA・Pをマナゾーンに置くぞ!」
清盛「あれ? さっきと同じカードをマナゾーンに置いてる」
カモーネ「同じカードが手札に沢山来てしまったのカモーネ」
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩はこのターンも何も出さずにターンエンドだ」
盾5 マナ2 墓地0 手札4 山札29
コジロー ターン2
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は凶殺皇 デス・ハンズをマナチャージ」
コジロー「そして2マナ! 一撃奪取 ブラッドレインを召喚!」
清盛「2ターン目の時点でマナゾーンに文明が2つ揃ってて、一撃奪取も出てる」
ゴンザブロー「なかなかスムーズにカードを使えてるみたいだぞい」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ2 墓地0 手札4 山札28 場(ブラッドレイン)
ロクロー ターン3
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩のターン! ドロー!」
ロクロー「このターンも我輩はO・HA・NA・Pをマナゾーンに置くぞ!」
ロクロー「そして3マナ! O・HA・NA・Pを召喚!」
コジロー「チッ……ブロッカーが出てきたか」
清盛「見ろよ! マナに置いたのと同じカードがまた出てきた!」
ゴンザブロー「3ターン目で同じカードがすでに4枚見えてるぞい!」
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩はこれでターンエンドだ」
盾5 マナ3 墓地0 手札3 山札28 場(O・HA・NA・P)
コジロー ターン3
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は暗黒鎧 Kフックをマナチャージ」
コジロー「そしてブラッドレイン進化! 夢幻騎士 ダースレインを召喚!」
清盛「あれは!」
まじめ所ちょー「墓地肥やしと墓地回収を同時に行える進化クリーチャーですね」
カモーネ「ダブルブレイカーも持ってるカモーネ」
コジロー「山札の上の3枚を墓地へ置き、その中からホネンビーを手札へ!」
ロクロー「(他の2枚はデス・ハンズとブラッドレインか……)」
コジロー「そしてダースレインでシールドを攻撃!」
ロクロー「ヌハハハハ! ブロックはせぬわ!」
コジロー「ダブルブレイク!」(盾5→3)
ロクロー「ヌハハハハ! どっちもトリガーではなかったぞ!」
コジロー「俺はこれでターンを終了するぜ」
盾5 マナ3 墓地2 手札4 山札24 場(ダースレイン)
ロクロー ターン4
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩のターン! ドロー!」
ロクロー「我輩はこのターンもO・HA・NA・Pをマナゾーンに置くぞ!」
ロクロー「そして3マナ! O・HA・NA・Pをもう1体召喚!」
清盛「同じカードが6枚!? ズルしてんじゃねーよ!」
ロクロー「ヌハハハハ! テキストをよく見ろ! O・HA・NA・Pはデッキに何枚も入れられるカードなのだ!」
清盛「な、なんだって!?」
ゴンザブロー「道理で同じカードばかりがマナゾーンに置かれるわけだぞい」
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩はこれでターンエンドだ」
盾3 マナ4 墓地0 手札4 山札27 場(O・HA・NA・P ×2)
コジロー ターン4
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は地獄の暴漢 スットバースKをマナチャージ」
コジロー「そして4マナ! 白骨の守護者ホネンビーを召喚!」
ロクロー「ヌハハハハ! 貴様、また墓地を増やす気か!」
コジロー「山札の上の3枚を墓地へ置き、墓地のブラッドレインを手札へ!」
ロクロー「(今墓地に落ちたのはダースシスK、魔狼月下城の咆哮、リバース・チャージャーの3枚)」
コジロー「そしてダースレインでシールドを攻撃!」
ロクロー「今度もブロックはせぬぞ!」
コジロー「シールドをダブルブレイク!」(盾3→1)
清盛「ブロッカーを並べているのに何でブロックしないんだ……?」
まじめ所ちょー「何枚も入れられるとはいえ何の変哲もないブロッカーを大量に入れてるのも気になりますね」
ロクロー「シールド・トリガーではなかったぞ!」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ4 墓地4 手札4 山札20 場(ダースレイン、ホネンビー)
ロクロー ターン5
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩のターン! ドロー!」
ロクロー「ヌハハハハ! 来おったわ!」
ロクロー「まずはO・HA・NA・Pをマナゾーンに置き――」
ロクロー「――ゆけ! 華麗なお花ちゃんたち、可憐な美しさで世界を塗り替えろ!」
コジロー「(何か来る……!)」
ロクロー「5マナ! Dの楽園 サイケデリック・ガーデンを展開ぃぃー♪」
清盛「おおっ、ついに花のクリーチャー以外のカードが出てきたぞ!」
まじめ所ちょー「わたくしが使っていたものとは別の種類のD2フィールドですね」
ロクロー「そしてターン終了時、サイケデリック・ガーデンのデンジャラスイッチを発動!」
ロクロー「デデンデンデン デンジャラスイッチ!ON!」
ロクロー「手札のカード2枚を新たなシールドとしてシールドゾーンに置けるのだ!」(盾1→3)
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩はこれでターンエンドだ」
盾3 マナ5 墓地0 手札3 山札26 場(O・HA・NA・P ×2、ガーデン)
コジロー ターン5
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「(今の俺のデッキにシールド・トリガーを対策するカードはねえ)」
コジロー「俺は悪魔神ドルバロムをマナチャージ」
まじめ所ちょー「ドルバロム……やはり大型進化クリーチャーが入っているのですね」
コジロー「そして俺はリバース・チャージャーを発動し、デス・ハンズ1体を手札へ」
カモーネ「マナと手札を増やしたカモーネ!」
コジロー「そしてダースレインでシールドを攻撃!」
ロクロー「O・HA・NA・Pでブロック!」
O・HA・NA・P 4000
VS
ダースレイン6000
コジロー「O・HA・NA・Pを破壊だ!」
ロクロー「我輩のお花ちゃんを破壊なんてさせない! エスケープ発動!」
コジロー「エスケープだと?」
ゴンザブロー「O・HA・NA・Pにエスケープなんてついてたぞい?」
ロクロー「サイケデリック・ガーデンは自分のクリーチャーにエスケープ能力を与えるのだ!」
まじめ所ちょー「エスケープ……シールド1枚を手札に加えることで破壊を免れる能力ですね」
ロクロー「ヌハハハハ! その通り! 我輩はシールド1枚を手札に加えるぞ!」(盾3→2)
コジロー「その代わりO・HA・NA・Pは生き残ったか……!」
ゴンザブロー「しかも今戻したのは元からあったシールドぞい」
清盛「前のターンに増やしたシールドはおそらくシールド・トリガー!」
コジロー「チッ……ターンを終了だ」
盾5 マナ6 墓地3 手札4 山札19 場(ダースレイン、ホネンビー)
ロクロー ターン6
ロクロー「ヌハハハハ! 我輩のターン! ドロー!」
ロクロー「我輩はO・HA・NA・Pをマナチャージ!」
ロクロー「そして6マナ! D2P ヘビーポップを召喚ンンー♪」
まじめ所ちょー「花のクリーチャーの親玉的な存在でしょうか」
ロクロー「その通り。そしてヘビーポップはエクストラウィン能力を持ったクリーチャーですよ」
清盛「(あれ? 荒々しい口調からいつもの口調に戻ってる)」
カモーネ「(逆立ってた髪もいつの間にか元に戻ってるカモーネ)」
コジロー「エクストラウィンだと……?」
ロクロー「僕は暴力が嫌いだから攻撃なんてしないんだ」
ゴンザブロー「攻撃しないでゲームに勝つぞい?」
ロクロー「うん。ヘビーポップがいるときにターンの初めに同じ名前のクリーチャー4体とD2フィールドがあれば僕の勝ちなんだ」
清盛「花のクリーチャーが2体いて、D2フィールドもあるってことは……」
コジロー「O・HA・NA・Pがあと2体いれば条件が満たされるのか」
ロクロー「しかもそれだけじゃない。ターン終了時にヘビーポップの第2の能力を発動するよ」
ゴンザブロー「何が起こるんだぞい?」
ロクロー「カードを1枚引いて、コスト3以下の光のクリーチャーを1体出すことができるんだ」
コジロー「チッ……またあのクリーチャーが出てくるわけか」
ロクロー「その通り。僕はO・HA・NA・Pをもう1体出してターンを終了するよ」
盾2 マナ6 墓地0 手札3 山札24 場(O・HA・NA・P ×3、ヘビーポップ、ガーデン)
コジロー ターン6
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は一撃奪取 ブラッドレインをマナチャージ」
コジロー「そして5マナ! Dの地獄 ハリデルベルグを展開!」
ロクロー「D2フィールドはバトルゾーンに1枚しか存在できない……サイケデリック・ガーデンを墓地に置くよ」
コジロー「さらに手札のダースシスKをコストを支払わずにバトルゾーンに出す!」
ゴンザブロー「D2フィールドの能力ぞい?」
コジロー「違う。ダースシスKは自分のクリーチャー1体と手札1枚を犠牲にタダで召喚されるのさ」
まじめ所ちょー「なんて不真面目な能力でしょう!」
コジロー「俺はホネンビーを破壊し、手札のデス・ハンズを墓地へ」
カモーネ「そこまでして出すほどの能力を持ってるカモーネ?」
コジロー「勿論だ。墓地にいるダースシスKを一緒にバトルゾーンに出せる」
コジロー「ホネンビーであらかじめ墓地に置いておいたダースシスKを追加で1体バトルゾーンに!」
清盛「タダでクリーチャーが増えた!」
コジロー「それだけじゃねえ。ハリデルベルグがある間、俺のクリーチャーが破壊されるたびに相手1体のパワーを-4000する!」
カモーネ「ダースシスKを出すためにホネンビーを破壊していたカモーネ」
コジロー「そう、テメェのO・HA・NA・P 1体を-4000できる! 破壊だ!」
ロクロー「僕のお花ちゃんが……!」
コジロー「さらにダースレインでシールドを攻撃!」
ロクロー「仕方がない! O・HA・NA・Pでブロック!」
O・HA・NA・P 4000
VS
ダースレイン6000
コジロー「O・HA・NA・Pを破壊だ!」
ロクロー「くっ……!」
コジロー「そしてターン終了時、ハリデルベルグのデンジャラスイッチを発動!」
コジロー「デデンデンデン デンジャラスイッチ!ON!」
ロクロー「何が起こるというんだい?」
コジロー「このターンに破壊されたクリーチャーをバトルゾーンに戻すことができる!」
コジロー「俺は墓地からホネンビーを場へ!」
まじめ所ちょー「出した時の能力がもう一度使えてしまうのですね」
コジロー「その通り! 俺は3枚を墓地に送り、その中からジゴクシヴァクを手札へ!」
ロクロー「(他に墓地に置かれたのは特攻人形ジェニーとヴェイダーか)」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ7 墓地5 手札2 山札15 場(ダースレイン、ホネンビー、ダースシスK ×2、ハリデルベルグ)
ロクロー ターン7
ロクロー「僕のターン、ドロー!」
ロクロー「よし! いいカードを引いた! マナはためずに6マナを使って――」
ロクロー「――城カード発動! 無敵城シルヴァー・グローリーでシールド1枚を要塞化!」
No.2「あれは……」
清盛「城? 要塞化? って何だっけ?」
まじめ所ちょー「シールドの1枚の上に重ね、そのシールドが残っている間だけ効力を発揮するカードです」
カモーネ「城カードをシールドに重ねることを要塞化と呼ぶカモーネ」
ゴンザブロー「ということは重ねてるシールドを攻撃されるとなくなっちゃうってことぞい」
まじめ所ちょー「勿論です。ですが、シルヴァー・グローリーはブレイクを回避できるのです」
カモーネ「ブレイクされそうになった時に他シールドを身代わりにできるカモーネ」
清盛「ということは城の乗ってない方のシールドからブレイクしないといけないのか」
まじめ所ちょー「しかも、彼のシールドは2枚とも手札から仕込んだものです」
ゴンザブロー「最後にブレイクされたい中身のシールドの上に置いたってことぞい」
カモーネ「しかもあの城は味方をバトルで強制的に勝たせる力があるカモーネ」
清盛「えっ!? 何それズルっ!」
コジロー「ハッ……暴力が嫌いとか言ってた割には随分狂暴なカードを使うじゃねえか」
ロクロー「いやいや、僕はお花ちゃんを守るためにこのカードを使ってるだけだよ」
ゴンザブロー「ものは言いようだぞい」
まじめ所ちょー「実際、軽量ブロッカーとの相性は抜群です。この壁はそうそう突破できないでしょう」
ロクロー「さらにヘビーポップの能力でドロー! O・HA・NA・Pを1体バトルゾーンへ!」
ロクロー「僕はこれでターンを終了するよ」
盾2(シルヴァー・グローリー) マナ6 墓地3 手札3 山札22 場(O・HA・NA・P ×2、ヘビーポップ)
コジロー ターン7
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「いいカードを引いた。ジゴクシヴァクをマナチャージだ」
ロクロー「(わざわざ戻したジゴクシヴァクをマナゾーンに置いただと……?)」
コジロー「4マナでリバース・チャージャーを発動。墓地から特攻人形ジェニーを戻し――」
コジロー「――2マナ! 特攻人形ジェニーを出し、即座に破壊!」
清盛「あれは自爆して能力を発動するクリーチャー!」
コジロー「能力でテメェの手札を1枚破壊だ!」
ロクロー「手札のお花ちゃんが……!」
コジロー「さらにジェニーが破壊されたことによりハリデルベルグの能力発動!」
コジロー「O・HA・NA・Pを-4000して破壊だ!」
ロクロー「くっ……!」
コジロー「シールドを減らしに行くぜ! ダースレインでシールドを攻撃!」
ロクロー「いいのかい? 生き残った方のO・HA・NA・Pでブロックするよ」
O・HA・NA・P 4000(シルヴァー・グローリーにより強制勝利)
VS
ダースレイン6000
ロクロー「ダースレインをバトルで破壊するよ!」
コジロー「ダースレインが破壊されたことによりハリデルベルグの能力を再び発動!」
コジロー「今ブロックしたO・HA・NA・Pを-4000して破壊だ!」
ゴンザブロー「あれだけいたブロッカーがいなくなったぞい!」
コジロー「がら空きだ! ダースシスKでシールドを攻撃!」(盾2→1)
ロクロー「勢いはここで止める! シールド・トリガー発動! ヘブンズ・ゲート!」
ロクロー「その能力で手札からO・HA・NA・Pを2体バトルゾーンへ!」
清盛「凄ェ! 一気に体勢を立て直した!」
まじめ所ちょー「ただ、今のヘブンズ・ゲートで手札を使い切ってしまいましたね」
コジロー「ブロッカーが増えたか……このターンはこれで終了だ」
盾5 マナ9 墓地7 手札1 山札14 場(ホネンビー、ダースシスK ×2、ハリデルベルグ)
ロクロー ターン8
ロクロー「(手札がない……いいカード来てくれ!)僕のターン、ドロー!」
ロクロー「来てくれた! コスト4を支払い、P・M・O・M・Yを召喚!」
清盛「あれ? さっきまでのとは違う花のクリーチャーが出てきた?」
ロクロー「その能力で山札の一番上を新しいシールドに!」(盾1→2)
ゴンザブロー「シールドが増えて守りが硬くなったぞい!」
ロクロー「そして、ターン終了時にヘビーポップの能力でドロー! 引いたO・HA・NA・Pをバトルゾーンへ!」
まじめ所ちょー「壊滅じかけていたバトルゾーンが一気に賑わいましたね」
ロクロー「僕のターンはこれで終わりだよ」
盾2(シルヴァー・グローリー) マナ6 墓地7 手札0 山札19 場(O・HA・NA・P ×3、ヘビーポップ、P・M・O・M・Y)
コジロー ターン8
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は今引いた一撃奪取 ブラッドレインをマナチャージ」
コジロー「そして10マナ起動! 大地と悪魔の神域を超動だ!」
清盛「コ、コスト10のカードだって!?」
コジロー「まずは自分のクリーチャーを全てマナゾーンに置くぜ」
ロクロー「それに何の意味が……?」
コジロー「その後、俺はマナから進化デーモン・コマンド1体を進化元ごと出すことができる!」
ロクロー「ま、まさか!」
コジロー「そう! マナゾーンのジゴクシヴァクを場に! そして進化! 悪魔神ドルバロム!」
まじめ所ちょー「あれはマズいですね……!」
コジロー「闇文明を持たないクリーチャー、およびマナゾーンにある闇文明を持たないカードを全て墓地へ!」
ロクロー「うわああああああ!」(場→0 マナ→0)
清盛「ロクローを守るブロッカーがいなくなった!」
カモーネ「バトルに勝てる城もクリーチャーがいなかったら無意味カモーネ!」
コジロー「いくぜ! ドルバロムでシールドをトリプルブレイク!」(盾2→0)
ロクロー「1枚目……トリガーなし、そして2枚目! シールド・トリガー!」
ロクロー「ライト・ゲート発動! その能力で墓地のO・HA・NA・Pを1体場へ!」
ゴンザブロー「マナのない状態からブロッカーを確保したぞい!」
コジロー「だが、テメェの城は基盤となるシールドを失った」
ロクロー「シルヴァー・グローリーを墓地に置くよ……」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ11 墓地8 手札0 山札13 場(ドルバロム、ハリデルベルグ)
ロクロー ターン9
ロクロー「僕のターン、ドロー」
ロクロー「O・HA・NA・Pをマナゾーンに置くよ」
清盛「でも、1マナじゃ何もできない……」
ロクロー「くっ、僕はターンを終わりにするよ」
盾0 マナ1 墓地19 手札1 山札18 場(O・HA・NA・P)
コジロー ターン9
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「フン、闇文明相手にクリーチャーを出したところで意味がないことを教えてやる!」
バサラ「来るぞ……」
コジロー「悪魔神ドルバロム進化! 革命魔王 キラー・ザ・キル!」
ロクロー「なっ!」
No.2「革命軍のカードだと……!」
コジロー「その能力で闇文明を持たないクリーチャーを全て破壊!」
ゴンザブロー「最後のブロッカーが破壊されてしまったぞい!」
コジロー「行け! キラー・ザ・キルでダイレクトアタックだ!」
ロクロー「うわああああああ!」
1回戦 第3試合
破道ロクロー× VS 佐々木コジロー○
今回はここまで
アニメで使われそうもないドキンダム・ソウルとワンダーワープで途中まで書いてたわ……
先に謝っておきます
革命ファイナル2弾のカードを使った試合にしようと試行錯誤したものの、実力不足によりNo.2のレジェンドを取り入れることができませんでした
諦めてVV-8の活躍はアニメに任せることにします
No.2「破道ロクロー、佐々木コジロー、2人ともご苦労だった」
コジロー「フン……」
ロクロー「ハァ、僕の完敗だったよ」
まじめ所ちょー「ドルバロムを出される前に勝負を決めにいけなかったのがキツいですね」
カモーネ「デッキの相性が悪かったカモーネ」
ゴンザブロー「守りを固めるデッキでドルバロムはなかなか止められないぞい」
清盛「相性が悪いで済ませてたら一生勝てないけどねー♪」
カモーネ「おい! お前……」
ロクロー「いや、清盛の言う通りだ。少しデッキを見直してみるとするよ」
清盛「せいぜい頑張れよー♪」
カモーネ「(さっきの試合で勝てたからって調子に乗ってるカモーネ)」
コジロー「あとはバサラとNo.2の試合か」
No.2「その通りだ。あまり意味はないがとりあえずクジを引かせてもらうぞ」ガサゴソ
清盛「えっ、でも組み合わせはもう決まっ……」
No.2「引いたぞ。1人目は俺、No.2」
清盛「(えぇー? 結局引いちゃうんですか)」
ゴンザブロー「(融通の利かない人だぞい)」
ロクロー「(妙に頑固なところがありそうだね)」
No.2「そして対戦相手は……言うまでもないが赤城山バサラだ」
バサラ「フン……」
No.2「すまないがバサラ、試合用のテーブルに着いてもらえるか」
バサラ「いいぜ……」スッ
清盛「バサラ様、腕を怪我されているようですが大丈夫なのですか?」
バサラ「ああ……ドキンダムさえ使わなければ問題ねえ」
清盛「(え? 腕の怪我っぽいのとカードが何か関係あるの?)」
コジロー「ということはドキンダムとやらは今回使わねえのか」
バサラ「安心しろ。新たな禁断カードをデッキに入れている」
ゴンザブロー「それは楽しみだぞい!」
バサラ「いいぜNo.2、そろそろ始めるぜ」
No.2「ああ、いくぞ」
No.2、バサラ「「デュエマ! スタート!」」
No.2 ターン1
No.2「俺のターン、アクア・ナルトサーファーをマナゾーンに置く」
清盛「お、No.2様も俺と同じ水文明使いか♪」
カモーネ「でもお前とは天と地ほどの差があるカモーネ」
No.2「そして1マナ、アクア・ガードを召喚する」
ゴンザブロー「1ターン目から動き出したぞい」
ロクロー「3ターン目からじゃないと動けない僕のデッキとは対照的だね」
No.2「俺はこれでターン終了だ」
盾5 マナ1 墓地0 手札3 山札30 場(アクア・ガード)
バサラ ターン1
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「D2-V禁断のボルトロンをマナチャージだ」
ゴンザブロー「バサラ様は闇と火の2文明デッキみたいだぞい」
コジロー「何? てっきり火文明単色のデッキだと思っていたが……」
まじめ所ちょー「切札勝太も前は火文明のみを使ってたという話ですし、心境の変化があったのでしょう」
清盛「今のアイツは火と自然のデッキを使ってますね」
バサラ「他にできることはねえ。ターンエンドだ」
盾5 マナ1 墓地0 手札5 山札29
No.2 ターン2
No.2「俺のターン、ドロー」
No.2「俺はアクア・サーファーをマナゾーンに置く」
No.2「そして2マナ、一撃奪取 マイパッドを召喚する」
カモーネ「やっぱり2ターン目と言えば一撃奪取カモーネ」
ゴンザブロー「そうじゃないデッキもいっぱいあるぞい……」
コジロー「なんにせよ今のところは順調そうだな」
No.2「俺はこれでターン終了だ」
盾5 マナ2 墓地0 手札2 山札29 場(アクア・ガード、マイパッド)
バサラ ターン2
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「破壊者 シュトルムをマナチャージだ」
バサラ「そして2マナ! 一撃奪取 トップギアを召喚!」
カモーネ「お、バサラ様も私と同じでトップギアを使うみたいカモーネ」
ゴンザブロー「両方のバトルゾーンに一撃奪取が揃ったぞい」
ロクロー「それぞれ3ターン目からどう動いていくかが見ものだね」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾5 マナ2 墓地0 手札4 山札28 場(トップギア)
No.2 ターン3
No.2「俺のターン、ドロー」
No.2「俺はエマージェンシー・タイフーンをマナゾーンに置く」
No.2「そしてマイパッドの能力で1コスト下げて3マナ、アクア・ジェスタールーペを召喚する」
清盛「山札の一番上がコスト3以下のクリーチャーならコストを出せるカードだ!」
No.2「山札の上は3マナのジョーズ・パイレーツ。バトルゾーンに出すぞ」
ゴンザブロー「なぬ? あまり見たことのないカードぞい」
No.2「ターン中2体目のクリーチャーが出たのでジェルタールーペの能力で1ドロー」
カモーネ「後から出たクリーチャーはどういう能力なのカモーネ?」
No.2「こいつはカードを2枚引いた後、山札の上に2枚戻すブロッカーだ」
ロクロー「手札の調整ができるんだね」
No.2「さらにマイパッドでシールドをブレイク」(盾5→4)
バサラ「チッ……トリガーはねえ」
No.2「俺はこれでターンを終了する」
盾5 マナ3 墓地0 手札2 山札26 場(アクア・ガード、マイパッド、ルーペ、パイレーツ)
バサラ ターン3
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「デーモン・ハンドをマナチャージだ」
バサラ「そしてトップギアの能力で1コスト下げて3マナ! 轟音 ザ・ブラックVを召喚!」
バサラ「こいつは攻撃と手札破壊を両立するスピードアタッカーだ!」
清盛「つ、強い!」
バサラ「いくぜ! ザ・ブラックでマイパッドを攻撃! 手札を1枚捨てろ!」
No.2「俺は手札からアクア・サーファーを捨て、攻撃をジョーズ・パイレーツでブロック」
ジョーズ・パイレーツ2000
VS
ザ・ブラック3000
ゴンザブロー「ジョーズ・パイレーツが破壊されてしまったぞい」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾4 マナ3 墓地0 手札4 山札27 場(トップギア、ザ・ブラック)
No.2 ターン4
No.2「俺のターン、ドロー」
No.2「俺はスパイラル・ゲートをマナゾーンに置く」
No.2「そして4マナ、俺はワンダーチューン・MOTORSを展開する」
清盛「お、見たことのない水文明のD2フィールドだ!」
ロクロー「どんな能力なんだろうね」
No.2「そしてマイパッドでザ・ブラックVを攻撃だ」
ゴンザブロー「自分よりパワーの高い相手に攻撃させたぞい!?」
No.2「自分のクリーチャーがバトルするとき、ワンダーチューン・MOTORSの能力が発動される」
No.2「カードを2枚引き、1枚捨てる。捨てるのは一撃奪取 マイパッド」
コジロー「それだけじゃないんだろ?」
No.2「こうして捨てたカードがクリーチャーだった場合、自分のクリーチャーは+5000される」
マイパッド6000(1000+5000)
VS
ザ・ブラック3000
No.2「ザ・ブラックを破壊だ」
清盛「スゲェ!」
No.2「さらにアクア・ジェスタールーペでシールドを1枚ブレイク」(盾4→3)
バサラ「チッ……トリガーはねえ」
No.2「俺はこれでターン終了だ」
盾5 マナ4 墓地3 手札1 山札23 場(アクア・ガード、マイパッド、ルーペ、MOTORS)
バサラ ターン4
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「禁断V キザムをマナチャージだ」
バサラ「そして1コスト下げて3マナ! 禁断の影 ~ドキンダム・ソウル~を召喚!」
コジロー「こいつが新たな禁断……!」
バサラ「こいつは封印3枚をつけて出てくる禁断クリーチャーだ」
清盛「封印が乗っている間はそのカードは無視される……で合ってるよな?」
ロクロー「うん。同じ文明のコマンドが出た時に封印は解除されるね」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾3 マナ4 墓地1 手札4 山札23 場(トップギア、ドキンダム・ソウル(3枚封印))
No.2 ターン5
No.2「俺のターン、ドロー」
No.2「俺はフェイト・カーペンダーをマナゾーンに置く」
No.2「そして1コスト下げて5マナ、俺はD2W ワンダーワープを召喚する」
カモーネ「強そうなクリーチャーが出てきたカモーネ」
No.2「こいつは自分のD2フィールドがあるときにバトルゾーンに出したときに能力を発動する」
ゴンザブロー「一体何が起こるんだぞい」
No.2「自分の墓地にあるクリーチャーを全て山札に戻し、同じ枚数引くことができる」
清盛「墓地にサーファー、マイパッド、パイレーツの3体がいたということは!」
No.2「カードを3枚ドローできるわけだ」
まじめ所ちょー「6000のブロッカーにWブレイカーとドローがついてくるとは。実に堅実なクリーチャーですね」
No.2「そしてマイパッドでシールドを1枚ブレイク」(盾3→2)
バサラ「シールド・トリガーじゃねえ」
No.2「さらにジェスタールーペでシールドをもう1枚ブレイク」(盾2→1)
バサラ「来やがったぜ! シールド・トリガー! リベレーション・オブ・ジ・エンド!」
バサラ「まずはパワー9999以下のクリーチャーを1体破壊! ワンダーワープを破壊するぜ!」
清盛「あらら、切り札っぽいクリーチャーがあっという間に破壊されちゃったよ」
バサラ「さらにドキンダム・ソウルの封印を1枚墓地に!」(封印3→2)
コジロー「ドキンダム・ソウルの封印があと2枚になった……!」
No.2「くっ……ターンエンドだ」
盾5 マナ5 墓地1 手札3 山札22 場(アクア・ガード、マイパッド、ルーペ、MOTORS)
バサラ ターン5
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「俺はマナを溜めずに1コスト下げて4マナ起動! 轟速 ザ・マッハを召喚!」
清盛「ひ、火文明のソニック・コマンドが出た!」
バサラ「火文明のコマンドが出たことによりドキンダム・ソウルの封印を1つ外すぜ」(封印2→1)
カモーネ「あと1枚で封印が完全に解けるカモーネ!」
バサラ「さらにザ・マッハの能力発動! 山札の上から4枚を表向きにし、その中から進化クリーチャー1体を手札に加える!」
ゴンザブロー「よ、4枚の中に進化クリーチャーは……」
ロクロー「ある!」
バサラ「来たぜ俺の切り札! 禁断の轟速 レッドゾーンXッ!」
No.2「来てしまったか……」
バサラ「行くぜ! 轟速 ザ・マッハでアクア・ジェスタールーペを攻撃!」
まじめ所ちょー「来ます……!」
バサラ「禁断の轟速 レッドゾーンXのS級侵略[轟速]発動! ザ・マッハをレッドゾーンXに進化ッ!」
清盛「さっきの進化クリーチャーがタダでバトルゾーンに!」
バサラ「レッドゾーンXの能力発動! No.2のアクア・ガードを封印だ!」
ロクロー「頼みの綱のブロッカーが封印されたね」
コジロー「しかもそれだけじゃねえ。火のコマンドがもう1体出たんだ」
カモーネ「最後の封印が解かれるカモーネ!」
バサラ「感じるぜ、ドキンドキンな鼓動。胸がダムダム言ってやがる!」
バサラ「ドキンドキン ダムダム ドキンドキン ダムダム!」
コジロー「来るぞ……!」
バサラ「今ここに解き放たれよ! 禁断の影 ~ドキンダム・ソウル~!」(封印1→0)
No.2「止められなかったか……!」
バサラ「レッドゾーンXの攻撃は続いている! ジェスタールーペを攻撃!」
No.2「(レッドゾーンXとジェスタールーペのパワー差は6000。ワンダーチューンを使っても届かない)」
バサラ「レッドゾーンXとジェスタールーペのバトルだ!」
No.2「バトル時、ワンダーチューン・MOTORSの能力で2枚引いて1枚捨てる」
No.2「捨てるのはエマージェーンシー・タイフーン。クリーチャーではないのでワンダーチューンの効果は発動しない」
アクア・ジェスタールーペ2000
VS
レッドゾーンX 8000
No.2「ジェスタールーペは破壊され、墓地に置かれる」
バサラ「さらに禁断の影 ~ドキンダム・ソウル~でシールドを攻撃! 能力発動!」
バサラ「ドキンダム・ソウルの能力でマイパッドをカード2枚で封印!」
No.2「くっ……」
バサラ「そのままシールドをダブルブレイク!」(盾5→3)
No.2「シールド・トリガーはない」
バサラ「まだまだ行くぜ! トップギアでシールドを攻撃!」(盾3→2)
No.2「シールド・トリガー。知識機装ジプシー・エナジーを召喚。能力でカードを2枚ドロー」
ゴンザブロー「クリーチャーが1体増えたぞい!」
バサラ「チッ……俺はこれでターンエンドだ」
盾1 マナ4 墓地5 手札5 山札21 場(トップギア、ドキンダム・ソウル、レッドゾーンX)
No.2 ターン6
No.2「俺のターン、ドロー」
No.2「俺はエナジー・ライトをマナゾーンに置く」
No.2「そして5マナでD2フィールド、Dの機関 オール・フォー・ワンを展開する」
──────────────
《Dの機関 オール・フォー・ワン》
D2フィールド
水文明 コスト5
■自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、そのクリーチャーよりコストが最大2大きい、水の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
■Dスイッチ:自分のクリーチャーがバトルゾーンに出て、その能力がトリガーする時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、その能力は1度のかわりに2度トリガーする。
──────────────
No.2「D2フィールドはバトルゾーンに1枚しか存在できない。ワンダーチューン・MOTORSを墓地に置く」
清盛「D2フィールドを自分で張り替えた!?」
No.2「知識機装ジプシー・エナジーで一撃奪取 トップギアを攻撃」
ジプシー・エナジー3000
VS
トップギア1000
バサラ「フン……トップギアを墓地に置く」
No.2「さらにターン終了時、オール・フォー・ワンの能力を発動する。コスト7のジプシー・エナジーを破壊」
ゴンザブロー「自分で自分のクリーチャーを破壊したぞい!」
バサラ「フン……対応したコストのクリーチャーが出てくるカードか」
No.2「そうだ。能力でコスト9のサイバー・W・スパイラルをバトルゾーンに出す」
清盛「スゲェ! コスト9のクリーチャーが出てきた!」
No.2「その能力でドキンダム・ソウルとレッドゾーンXを山札送りだ」
カモーネ「時間をかけて封印を解いていったカードが一瞬でやられてしまったカモーネ」
No.2「さらに、水のコマンドが出たのでアクア・ガードの封印を解く」
No.2「俺はこれでターンを終了する」
バサラ「ならば俺はそのとき、手札にあるこのカードの効果を発動する!」
バサラ「出でよ! ZEROの侵略 ブラックアウト!」
──────────────
《ZEROの侵略 ブラックアウト》
闇文明 コスト6 パワー7000
ソニック・コマンド / 侵略者ZERO
■W・ブレイカー
■侵略ZERO―相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。
──────────────
清盛「ええ? ターンが始まってもいないのにバサラ様のバトルゾーンにクリーチャーが!?」
バサラ「こいつはタダで相手クリーチャーが出たターンに、タダで出せるクリーチャーだ」
No.2「俺がサイバー・W・スパイラルをタダで出したから一緒に出てきたのか」
バサラ「そういうことだ」
盾2 マナ6 墓地6 手札6 山札14 場(アクア・ガード、マイパッド(2枚封印)、Wスパイラル、オール・フォー・ワン)
バサラ ターン6
バサラ「俺のターン、ドロー! 俺はマナを溜めずに――」
バサラ「D2フィールド! 業火の禁断エリアを展開!」
No.2「D2フィールドはバトルゾーンに1枚しか存在できない。オール・フォー・ワンを墓地に置く」
ゴンザブロー「デンジャラスイッチを発動できないまま破壊されてしまったぞい……」
バサラ「さらにブラックアウトでシールドを攻撃! ブラックアウトの能力を発動!」
バサラ「自分のD2フィールドがあれば、パワーが一番高い相手のクリーチャーを破壊する!」
清盛「ということは……!」
バサラ「サイバー・W・スパイラルを破壊! そのままシールドへ攻撃だ!」
No.2「アクア・ガードでブロック」
バサラ「業火の禁断エリアの能力を発動! バトル中、俺のクリーチャーはパワーが+9999される!」
清盛「きゅ、9999!?」
コジロー「ハッ、ほとんど1万アップじゃねえか」
アクア・ガード2000
VS
ブラックアウト16999(7000+9999)
バサラ「アクア・ガードを破壊だ!」
No.2「くっ……」
バサラ「ターンエンドだ」
盾1 マナ4 墓地6 手札4 山札23 場(ブラックアウト、禁断エリア)
No.2 ターン7
No.2「俺のターン、ドロー」
No.2「俺はエマージェンシー・タイフーンをマナゾーンに置く」
No.2「そして7マナ、D2W ワイルド・スピードを召喚する」
──────────────
《D2W ワイルド・スピード》
水文明 コスト7 パワー7000
ソニック・コマンド / マスター・イニシャルズ
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を見る。その中からコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
■バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、自分のクリーチャーはすべて、種族にソニック・コマンドを追加する。
──────────────
清盛「さっきのワンダーワープともまた違うマスター・イニシャルズだ!」
バサラ「水文明のソニック・コマンドだと?」
No.2「その能力で山札の上から2枚を見る。その中にあった龍素記号d2 リャンペーコをバトルゾーンに出す」
No.2「こいつはカードを2枚引けるブロッカーだ」
清盛「(ジョーズ・パイレーツとかリャンペーコとかNo.2様って変わったカードをデッキに入れてるなあ)」
まじめ所ちょー「どうかしましたか? 不思議そうな顔をしていますね」
清盛「いえ、さっきからNo.2様が変わったカードを使っているのが少し気になりまして」
まじめ所ちょー「あの方は2という数字に関わるカードばかりを使っているのですよ」
ゴンザブロー「どういうことぞい?」
まじめ所ちょー「例えばエナジー・ライトは2枚引くカードですし、マイパッドはコスト2のカードです」
清盛「アクア・サーファーとかジェスタールーペとかは……?」
ロクロー「どっちもパワー2000だね」
清盛「なるほど。でもなんでそんなことを?」
まじめ所ちょー「レアキラーズのサブリーダーであることに対する誇りの現れだと思います」
清盛「へ、へぇ……(言っちゃ悪いけど変なこだわりだなぁ)」
バサラ「チッ……クリーチャーが一気に2体増えやがったか」
No.2「ワイルド・スピード、リャンペーコと水のコマンドが2体出たのでマイパッドの封印を2枚とも解除する」
バサラ「だが、タップ状態で封印されたせいで封印が解けてもタップ状態のままだな」
No.2「だからマイパッドは攻撃に参加できない。俺はこれでターンを終了する」
盾2 マナ7 墓地11 手札7 山札10 場(マイパッド、ワイルド・スピード、リャンペーコ)
バサラ ターン7
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「デーモン・ハンドをマナチャージだ」
バサラ「そして3マナ! 音速 ニトロフラグを召喚!」
清盛「あれは! 相手のシールドが2枚以下のとき味方をスピードアタッカーにするクリーチャー!」
まじめ所ちょー「No.2様のシールドは2枚。能力の条件を満たしていますね」
カモーネ「ニトロフラグ自身もスピードアタッカーになるカモーネ」
バサラ「さらに残った2マナで一撃奪取 トップギアを召喚!」
ゴンザブロー「攻撃クリーチャーがさらに増えたぞい!」
バサラ「ブラックアウトでマイパッドを攻撃! さらに能力でワイルド・スピードを破壊だ!」
No.2「ブロックはしない」
マイパッド1000
VS
ブラックアウト16999(7000+9999)
ゴンザブロー「ついにマイパッドが破壊されたぞい!」
バサラ「さらに行くぜ! ニトロフラグでシールドを攻撃!」
No.2「ブロックはしない」
バサラ「シールドをブレイクだ!」(盾2→1)
No.2「シールド・トリガー! 金縛の天秤を発動!」
清盛「あれは、クリーチャー2体を1ターンの間だけ動けなくするカード!」
No.2「トップギアとブラックアウトを選ぶぞ」
バサラ「トップギアが攻撃できなくなったか……ターンエンドだ」
盾1 マナ5 墓地6 手札2 山札22 場(トップギア、ニトロフラグ、ブラックアウト、禁断エリア)
No.2 ターン8
No.2「俺のターン、ドロー」
No.2「(くっ……禁断機関 VV-8を引いたが、今から出しても封印3枚を解除できる気がしない)」
──────────────
《禁断機関 VV-8》
禁断クリーチャー
水文明 コスト6 パワー12345
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚を自分の手札に加える。このクリーチャーに封印を3つ付ける。
■禁断機動:このクリーチャーの封印がすべてなくなった時、このターンの後に自分のターンを追加する。
──────────────
No.2「俺は禁断機関 VV-8をマナゾーンに置く」
コジロー「青いフレーム……レジェンドのカードをマナゾーンに置いただと!?」
バサラ「(今からプレイしても遅いと判断したか)」
No.2「そして8マナ。サイバー・G・ホーガンを召喚する」
No.2「その能力で山札の上2枚を見て、コスト7以下のクリーチャーを好きな数バトルゾーンに出す」
No.2「2枚ともクリーチャーだ。アクア・サーファーとジョーズ・パイレーツをバトルゾーンへ」
清盛「(あ、このカードも山札の上を『2』枚見るカードなんだ)」
ロクロー「一気にクリーチャーが3体も増えたね」
ゴンザブロー「しかもアクア・サーファーの能力でバサラ様のクリーチャーが1体減るぞい!」
No.2「サーファーの能力でニトロフラグを手札に戻す」
清盛「あれ? ブラックアウトを戻さないんだ」
まじめ所ちょー「忘れたのですか? 相手クリーチャーがタダで出たターンに自身もタダで出せる能力を持っています」
ロクロー「タダ出ししたサーファーで手札に戻しても、また出てきちゃうよ」
清盛「そうでした……」
No.2「俺はこれでターンエンドだ」
盾1 マナ8 墓地14 手札6 山札7 場(リャンペーコ、G・ホーガン、サーファー、パイレーツ)
バサラ ターン8
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「そろそろ終わりにするぜ! 轟速 ザ・ゼット召喚!」
清盛「スピードアタッカーが出てきた!」
バサラ「そしてザ・ゼットで攻撃するとき侵略発動! 熱き侵略 レッドゾーンZに進化だ!」
コジロー「何!? 切り札を手札に持っていたのか!」
No.2「……終わったな」
バサラ「その能力で相手のシールド1枚を墓地へ!」(盾1→0)
No.2「(くっ……最後のシールドは幾何学戦隊ピタゴラスだったか)」
ゴンザブロー「せっかくのシールド・トリガーが墓地に置かれてしまったぞい!」
バサラ「そのままレッドゾーンZでプレイヤーを直接攻撃!」
No.2「ジョーズ・パイレーツでブロックする」
ジョーズ・パイレーツ2000
VS
レッドゾーンZ 20999(11000+9999)
)
バサラ「ブラックアウトでプレイヤーを直接攻撃! 能力でG・ホーガンを破壊!」
No.2「リャンペーコでブロック」
リャンペーコ4000
VS
ブラックアウト 16999(7000+9999
清盛「No.2のクリーチャーがサーファーだけになっちゃった!」
バサラ「いくぜ! トップギアでプレイヤーを直接攻撃だ!」
1回戦 第4試合
No.2× VS 赤城山バサラ○
今回はここまで
アニメの次回予告を見る限りコジローはレアキラーズ抜けるっぽい感じですね
コジローがレアキラーズにいる前提で始めてしまったssなので、次回放送をもって本編と完全に矛盾することに
ギリギリ矛盾の発生しない今週中にこのssは完結させられるのでしょうか(無理そう)
No.2「(やはり勝てなかったか……)」
バサラ「フン、これでこの企画は終わりか?」
No.2「いや、トーナメントだから勝ち残ったメンバーにはまだ出番がある」
ロクロー「勝ち残った人というと」
まじめ所ちょー「第1試合で勝ったわたくしと」
清盛「次に勝った俺と」
コジロー「その次に勝った俺と」
バサラ「今勝った俺だな」
カモーネ「この4人であらためてクジを引くカモーネ?」
No.2「いや、元々トーナメントの予定だったから勝った順番通りに準決勝を始める」
ゴンザブロー「まじめ所ちょーと意地悪清盛が準決勝で戦うということぞい?」
No.2「その通りだ。そのあとコジローとバサラで準決勝の第2試合を行う」
まじめ所ちょー「よろしく頼むぞ。清盛君」
清盛「ハハッ、堅苦しい挨拶なんてやめにしてさっさと始めちゃいましょうよ」
まじめ所ちょー「……」
No.2「2人ともテーブルに着いたな。いざ、始め!」
所ちょー、清盛「「デュエマ! スタート!」」
まじめ所ちょー ターン1
まじめ所ちょー「わたくしはルロックJをマナチャージします」
ゴンザブロー「今回も1回戦目は単色デッキ同士の勝負だぞい」
カモーネ「どっちも1ターン目から動くデッキではないカモーネ」
まじめ所ちょー「その通り。特にできることはありません」
まじめ所ちょー「これでわたくしのターンは終了です」
盾5 マナ1 墓地0 手札4 山札30
意地悪 ターン1
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「知識機装ジプシー・エナジーをマナチャージ」
ゴンザブロー「1回戦の時と全く同じカードをマナにしてるぞい」
ロクロー「よく覚えてるね」
カモーネ「1ターン目にマナに置くカードなんて固定されがちな気がするカモーネ」
清盛「俺も特にできることはないな。ターンエンド」
盾5 マナ1 墓地0 手札5 山札29
まじめ所ちょー ターン2
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしは一撃奪取 アクロアイトをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして2マナ! 制御の翼 オリオティスを召喚します!」
カモーネ「私と戦ったときの2ターン目と全く同じ動きカモーネ」
コジロー「アクロアイトは相変わらず使われねえな」
ゴンザブロー「オリオティスの方が便利だから仕方がない気もするぞい」
まじめ所ちょー「これでわたくしのターンは終了です」
盾5 マナ2 墓地0 手札3 山札29 場(オリオティス)
意地悪 ターン2
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「(ブロッカーが出てきちゃったんだよなー)」
清盛「アクア実験体 ゲール7号をマナチャージ」
清盛「2マナを使い、一撃奪取 マイパッドを召喚」
ゴンザブロー「さっきとは違ってゲール7号をマナに置いたぞい」
ロクロー「ブロッカーを出されちゃったからだろうね」
カモーネ「でも確かオリオティスにはコスト軽減を妨害する能力がついてるカモーネ」
コジロー「それでもマイパッドを出したということは、何らかの策があるのかもしれないぜ」
清盛「(あ、オリオティスの能力のこと忘れてマイパッド出しちまった……)」ズーン
ゴンザブロー「ただ単に間違えたって感じの顔をしているぞい」
コジロー「……」
清盛「タ、ターンエンドです」
盾5 マナ2 墓地0 手札4 山札28 場(マイパッド)
まじめ所ちょー ターン3
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしは魔法の玉 タルーをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして3マナ! 聖歌の翼 アンドロムを召喚します!」
カモーネ「3ターン目もさっきの試合と全く同じ動きカモーネ!」
ゴンザブロー「マナに置いたカードがさっきとは違ってるぞい」
まじめ所ちょー「マナ武装3発動! その能力でマイパッドを1ターンの間タップしたままにいたします!」
清盛「あ、マズい……」
まじめ所ちょー「オリオティスで今タップしたマイパッドを攻撃します」
オリオティス2500
VS
マイパッド1000
カモーネ「マイパッドが破壊されてしまったカモーネ」
ロクロー「オリオティスのせいで能力も使えなかったし、破壊されてもそこまで痛くないかもね」
まじめ所ちょー「これでわたくしのターンは終了です」
盾5 マナ3 墓地0 手札2 山札28 場(オリオティス、アンドロム)
意地悪 ターン3
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「終末の時計 ザ・クロックをマナチャージ」
清盛「3マナを使い、ピーピング・チャージャーを発動」
ゴンザブロー「さっきと違ってマナを増やしてきたぞい」
コジロー「マナがあればあるほどオリオティスの能力から逃れられるからな」
清盛「その能力で相手のシールドを1枚覗いちゃうもんねー!」
清盛「(げっ、トゥルー・ヘブンズがシールドに入ってる……)」
清盛「ピーピング・チャージャーをマナに置いてターンエンド」
ゴンザブロー「急にテンションが下がったぞい」
ロクロー「見たシールドがシールド・トリガーだったのかもね」
盾5 マナ4 墓地1 手札3 山札27
まじめ所ちょー ターン4
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはエターナル・スパークをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして4マナ! ジャスティス・プランを発動します!」
カモーネ「やっとさっきの試合と動きが変わったカモーネ!」
まじめ所ちょー「山札の上から順に一撃奪取 アクロアイト、音感の精霊龍 エメラルーダ、D2J ジェルヴィスの3枚です」
まじめ所ちょー「アクロアイトを山札の下に、他2枚を手札に加えます」
清盛「(クソッ、手札を増やされたか!)」
まじめ所ちょー「わたくしはこれでターンを終了します」
盾5 マナ4 墓地1 手札3 山札25 場(オリオティス、アンドロム)
意地悪 ターン4
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「ギャーッハッハッハ! 来たぜ! 最高のイジワルを見せてやる!」
清盛「アクア・サーファーをマナチャージ、そして――」
清盛「――5マナを使い、Dの悪意 ワルスラー研究所を展開!」
清盛「さらに! 水のD2フィールドがあるとき、ワルスラSはタダで出せる!」
ゴンザブロー「おお! 上手いぞい!」
清盛「自分のクリーチャーが出た時、ワルスラー研究所の能力で1枚ドロー!」
ロクロー「手札を減らさずにクリーチャーを増やせるんだね」
清盛「おっ、ラッキー♪ ワルスラSをもう1体引いたぜ! コイツもタダで召喚! 1ドロー!」
カモーネ「一気に2体増えたカモーネ!」
清盛「じゃあ俺はー、ターン エ・ン・ド♪」
盾5 マナ5 墓地1 手札2 山札24 場(ワルスラS ×2、ワルスラー研究所)
まじめ所ちょー ターン5
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはエメラルーダをマナチャージします」
まじめ所ちょー「そして5マナ! スーパー・エターナル・スパークを発動します!」
清盛「わざわざワルスラSなんかに大事な除去打っちゃうのー?」
まじめ所ちょー「いえ、私が狙うのはワルスラー研究所です!」
清盛「ええーっ!? だってワルスラー研究所はD2フィールドだよ? 呪文が効くわけ……」
まじめ所ちょー「テキスト欄をよく読んでください。この呪文はバトルゾーンの『カード』を対象にできるのです」
ゴンザブロー「本当だぞい! クリーチャーを選べなんてどこにも書いてないぞい!」
まじめ所ちょー「その通り。つまりこの呪文はD2フィールドを選ぶこともできるのです!」
清盛「お、俺のワルスラー研究所がぁー」(盾5→6)
まじめ所ちょー「君はカードの知識が少し足りないようですね。イタズラだ何だと言ってるからこうなるのです」
清盛「イタズラじゃねえし! イジワルだし!」
まじめ所ちょー「どちらにしろ真面目さが足りません」
清盛「むむむ……」
まじめ所ちょー「わたくしはこれでターンを終了します」
盾5 マナ5 墓地2 手札2 山札24 場(オリオティス、アンドロム)
意地悪 ターン5
清盛「(ヤベェ、手札のメタルワルスラ2体をデンジャラスイッチで出したかったのに阻止されちまった)」
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「お、いいカードを引いたぜ!」
まじめ所ちょー「ほう」
清盛「(ヤツの手札は2枚、そしてそのうち1枚はD2J ジェルヴィスで間違いないハズ)」
清盛「メタルワルスラSをマナチャージ、そして――」
清盛「――6マナを使い、ワルスラ・プリンスSを召喚!」
清盛「(つまり、今この瞬間、除去呪文を握ってる可能性は低い!)」
カモーネ「変な見た目のクリーチャーが出てきたカモーネ」
ロクロー「さっきのゴンザブローとの試合では使ってこなかったカードだね」
ゴンザブロー「確かマナゾーンに1回だけ置かれた気がするぞい」
清盛「ブロッカーがいるからワルスラSでは攻撃しない。ターンエンドだ」
盾6 マナ6 墓地1 手札1 山札23 場(ワルスラS ×2、ワルスラ・プリンスS)
まじめ所ちょー ターン6
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「(引いたのは制御の翼 オリオティス。手札に除去カードがないですね……)」
まじめ所ちょー「わたくしはオリオティスをマナチャージします」
まじめ所ちょー「(仕方がないですね。こちらも大型クリーチャーを出して様子を見るとしましょう)」
まじめ所ちょー「そして、意地悪君のシールドが6枚なので6コスト下げて6マナで――」
まじめ所ちょー「――D2J ジェルヴィスを召喚いたします!」
ロクロー「出た! パワー12000のトリプルブレイカーのブロッカー!」
ゴンザブロー「6ターン目でもう出てきたぞい!」
コジロー「手札の少ない意地悪にとって対処の難しいクリーチャーだろうな」
まじめ所ちょー「わたくしはこれでターンを終了します」
盾5 マナ6 墓地2 手札1 山札23 場(オリオティス、アンドロム、ジェルヴィス)
意地悪 ターン6
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「ワルスラナイトをマナチャージ」
清盛「そして3マナ! メタルワルスラSを召喚!」
カモーネ「ハハッ! このタイミングで出てくるのが3コストのブロッカーとはカモーネ!」
ロクロー「しかも、マナチャージとクリーチャーの召喚で清盛の手札が切れちゃった!」
清盛「そして、ワルスラ・プリンスSの能力で今出したメタルワルスラSを破壊!」
ゴンザブロー「自分のクリーチャーを自分で破壊したぞい!」
No.2「ほう……」
まじめ所ちょー「さっきの試合でNo.2様が使われていたのと同系統のカードですね」
清盛「その通り! 山札の上をめくり、破壊したのと同じ文明のクリーチャーが出ればタダで出せるのさ!」
清盛「来たぜ! アクア隠密 アサシングリードをバトルゾーンへ! 能力でジェルヴィスを手札に戻すぜ!」
まじめ所ちょー「くっ……」
ロクロー「でも、清盛の手札は切れたままだね」
清盛「残念! メタルワルスラSは破壊されたときに手札に戻るのさ!」
まじめ所ちょー「マナがまだ4マナ残っているということは……」
清盛「そう! さっきのイジワルコンボをもう一度使えるのさ!」
清盛「メタルワルスラSを召喚して破壊! 山札の上の知識機装ジプシー・エナジーをバトルゾーンへ!」
カモーネ「連続でクリーチャーを引き当てたカモーネ!」
清盛「ジプシー・エナジーで2枚ドロー! さらに破壊されたメタルワルスラSを手札に戻すぜ」
ゴンザブロー「手札が3枚にまで回復したぞい!」
ロクロー「一時は手札がなくなっちゃうかと思ったよ」
清盛「いくぜ! ワルスラ・プリンスSでシールドを攻撃!」
まじめ所ちょー「アンドロムでブロックします!」
アンドロム3500
VS
ワルスラ・プリンスS 6000
まじめ所ちょー「バトルに負けたアンドロムは破壊されます」
清盛「おろ? いいの? わざわざパワーが高い方のブロッカーを破壊しちゃって」
ゴンザブロー「アンドロムならアサシングリードやジプシー・エナジーにパワーで勝てるぞい」
まじめ所ちょー「オリオティスを残しておきたかったのです」
清盛「(ふーん、コスト9とか10とかの巨大クリーチャーのタダ出しを警戒してるのかな?)」
清盛「じゃあ俺はターンエンドだ」
盾6 マナ7 墓地1 手札3 山札18 場(ワルスラS ×2、ワルスラ・プリンスS、アサシングリード、ジプシー)
まじめ所ちょー ターン7
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはアクロアイトをマナチャージします」
まじめ所ちょー「まずは3マナ、エンジェル・フェザーを発動です!」
ロクロー「あれは手札補充の呪文だね」
まじめ所ちょー「光輪の精霊 ピカリエとトゥルー・ヘブンズを手札に加えます」
清盛「げっ、ワルスラ・プリンスを倒せる呪文を引かれた!」
まじめ所ちょー「そして残った4マナで光輪の精霊 ピカリエを召喚! 1枚引かせていただきます」
ゴンザブロー「手札を減らさず確実に守りを固めてるぞい」
まじめ所ちょー「わたくしはこれでターンを終了します」
盾5 マナ7 墓地4 手札3 山札19 場(オリオティス、ピカリエ)
意地悪 ターン7
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「エナジー・ライトをマナチャージ」
清盛「そして3マナ! このターンもメタルワルスラSを召喚! プリンスで即座に破壊だ!」
ゴンザブロー「さっきのいやらしいコンボがまた始まるぞい!」
清盛「いやらしくねえし! イジワルだし!」
ロクロー「今度も山札の上はクリーチャーなのか……?」
清盛「当たりだぜ! 山札の上のガチャンコ・ミニロボ1号をバトルゾーンへ!」
まじめ所ちょー「呪文を妨害するクリーチャー……これはキツいですね」
清盛「そして、手札に戻ってきたメタルワルスラSを再召喚して、即座に破壊!」
カモーネ「今度は何が出てくるカモーネ?」
清盛「山札の一番上は……呪文、サーフ・スパイラル」
まじめ所ちょー「外れましたか。助かりました」
清盛「外れたサーフ・スパイラルを手札に加えるぜ」
ゴンザブロー「あのコンボはひとまず終わりぞい?」
清盛「いや、まだ2マナ残ってるだろ? 残った2マナでアクア実験体 ゲール7号を召喚!」
まじめ所ちょー「破壊されたときの能力は持っていないようですが、それでも破壊するのですか?」
清盛「勿論だぜ! ワルスラ・プリンスSの能力でゲール7号を破壊!」
コジロー「外れればクリーチャーを1体失うだけなこの状況で能力を発動しやがった!」
清盛「来たぜ! 山札の上はアクア・サーファー! バトルゾーンに出すぜ!」
まじめ所ちょー「ここで引き当てましたか……!」
清盛「サーファーの能力でピカリエを持ち主の手札に戻すぜ」
ロクロー「バトルゾーンにいるブロッカーがオリオティスだけになったね」
清盛「いくぜ! ワルスラ・プリンスSでシールドを攻撃!」
まじめ所ちょー「オリオティスでブロックします!」
オリオティス2500
VS
ワルスラ・プリンスS 6000
清盛「オリオティスを破壊だ! さらに、ワルスラSでシールドを攻撃!」(盾5→4)
まじめ所ちょー「くっ……シールド・トリガーはありません」
清盛「もう1体のワルスラSでシールドを攻撃!」(盾4→3)
まじめ所ちょー「2枚目もシールド・トリガーではありません」
清盛「ガンガンいくぜ! アサシングリードでさらにシールドを攻撃!」(盾3→2)
まじめ所ちょー「来ました! シールド・トリガー、スーパー・エターナル・スパーク発動!」
清盛「げっ、またそのカードか!」
まじめ所ちょー「ただ、コスト7のジプシー・エナジーを選ぶことができないんですよね……」
清盛「そっか、コスト6以下のカードしか選べないのか!」
まじめ所ちょー「ワルスラ・プリンスSをシールド送りにします」(盾6→7)
清盛「じゃあ、ジプシー・エナジーでもう1枚シールドを攻撃!」(盾2→1)
まじめ所ちょー「くっ……シールド・トリガーではありません」
清盛「ターンエンドだ」
盾7 マナ8 墓地2 手札3 山札14 場(ワルスラS ×2、アサシングリード、ジプシー、ミニロボ1号、サーファー)
まじめ所ちょー ターン8
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「(ほう、いいカードを引きました。今使うカードではありませんが)」
まじめ所ちょー「わたくしはトロワ・チャージャーをマナに置きます」
まじめ所ちょー「清盛君、シールドを攻撃してくれてありがとう。お陰でいいカードが手札に来ました」
清盛「え?」
まじめ所ちょー「ミニロボ1号によりコストが2上がって6マナ! ライオネル・ウインド発動!」
清盛「ん? 何だそのカード?」
ロクロー「見たことのないカードだね」
まじめ所ちょー「バトルゾーンのパワー2000以下のクリーチャーを全てシールド送りにするカードです!」
清盛「またそういうカードぉぉぉぉぉぉ!?」(盾7→11)
まじめ所ちょー「小型クリーチャーに並ばれたときのために1枚だけ入れてましたが、役に立ってくれましたね」
ゴンザブロー「ワシとの戦いのときも2000以下の全体除去にやられてたぞい」
カモーネ「小型クリーチャーを並べるデッキの宿命カモーネ」
コジロー「シールドが11枚ということは……」
まじめ所ちょー「そうです! コストを11下げて1マナ! D2J ジェルヴィスを召喚します!」
清盛「ゲェーッ!? 1マナで出てきた!」
まじめ所ちょー「まだマナは1マナ残っています。1マナでジェルヴィスをもう1体召喚します」
清盛「2体目!? いつの間に手札に持ってたんだ!?」
まじめ所ちょー「先ほどブレイクされたシールドに入っていたのですよ」
カモーネ「一気にピンチになったカモーネ」
まじめ所ちょー「わたくしはこれでターンを終了します」
盾1 マナ8 墓地7 手札4 山札18 場(ジェルヴィス×2)
意地悪 ターン8
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「ワルスラSをマナチャージ」
清盛「そして6マナ、サーフ・スパイラルでジェルヴィス1体を手札に戻すぜ」
まじめ所ちょー「1体戻されてしまいましたか」
コジロー「前のターン、ワルスラ・プリンスSの能力で手に入れたカードをさっそく使ったか」
清盛「さらに、能力で1枚ドロー。残った3マナでメタルワルスラSを召喚」
まじめ所ちょー「ブロッカーで守りを固めてきましたか」
ゴンザブロー「さっきまで威勢よく攻撃してたのにどうしたんだぞい」
清盛「うるせえ! 俺だってできることなら2体とも手札に戻して攻撃したかったよ!」
ロクロー「2体とも手札に戻せるカードが手札になかったんだね」
カモーネ「攻撃クリーチャーは2体、ブロッカーは1体だから攻撃自体は可能カモーネ」
No.2「だが、次の相手のターンも合わせて2体とも破壊されてしまうだろう」
ゴンザブロー「あのデッキ相手にクリーチャーを2体も失いたくないぞい」
清盛「(しかも最後のシールドの中身はトゥルー・ヘブンズなのが分かってる。いつ攻撃しよう……)」
清盛「ターンエンドだ」
盾11 マナ9 墓地3 手札2 山札12 場(アサシングリード、ジプシー、メタルワルスラ)
まじめ所ちょー ターン9
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「わたくしはトゥルー・ヘブンズをマナに置きます」
清盛「あれ? シールド送りの呪文をマナに置いちゃうの?」
まじめ所ちょー「そして6マナ、迅雷の精霊ホワイト・ヘヴンを召喚します」
ゴンザブロー「また変わったカードが出てきたぞい」
清盛「そ、そのカードもクリーチャーをシールドに送っちゃう能力だったり?」
まじめ所ちょー「よく分かりましたね。進化でない相手クリーチャー1体をシールド送りにできます」
清盛「ま、またーーーーーー!?」
まじめ所ちょー「その能力でアサシングリードをシールド送りにします」(盾11→12)
清盛「シールドが増えるばっかりでクリーチャーが全然増えないよ……」
まじめ所ちょー「さらに、さっきのターンに戻されたジェルヴィスを1マナで再召喚します」
カモーネ「さっきの巨大ブロッカーがまた出てきたカモーネ」
まじめ所ちょー「さらに、もう1マナ使い――」
清盛「ま、まさか……」
ロクロー「1マナってことは……」
まじめ所ちょー「――その通り! 3体目のジェルヴィスを召喚します!」
清盛「そ、そんなぁー!」
コジロー「まさか3枚も入れてるとはな」
まじめ所ちょー「わたくしはこれでターンを終了します」
盾1 マナ9 墓地7 手札2 山札17 場(ジェルヴィス×3、ホワイト・ヘヴン)
意地悪 ターン9
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「(巨大ブロッカー3体……! 一度にどかせるカードはデッキに1枚だけ入ってるけど、今手札にはない!)」
清盛「ブレイン・ストームをマナチャージ」
清盛「まずは4マナ、サイバー・ブックを発動。3枚引いて手札を1枚山札の下に置くぜ」
まじめ所ちょー「手札補充ですか。さすが水文明ですね」
清盛「さらに3マナでエナジー・ライトを発動! 今度は2枚引くぜ」
ゴンザブロー「急に手札補充を連発し始めたぞい!」
コジロー「何か欲しいカードがあるのかもしれねえな」
清盛「そして残った3マナでワルスラSを召喚!」
まじめ所ちょー「グラビティ・ゼロを持つクリーチャーを普通に召喚ですか」
カモーネ「もったいないカモーネ」
清盛「ああ。俺はこれでターンエンドだ」
盾12 マナ10 墓地5 手札3 山札7 場(ジプシー、メタルワルスラ、ワルスラS)
まじめ所ちょー ターン10
まじめ所ちょー「わたくしのターン、ドローです」
まじめ所ちょー「そろそろ攻めに転じるとしましょう」
まじめ所ちょー「まずは3マナ、シャイニング・近未来・シティを展開します!」
ロクロー「ターン終わりに味方をアンタップするD2フィールドだね」
まじめ所ちょー「さらに残った6マナでホワイト・ヘヴンを進化! 聖霊王アルカディアス!」
清盛「うげぇ! 呪文封じの聖霊王!」
まじめ所ちょー「まずは1体目のジェルヴィスでトリプルブレイク!」(盾12→9)
ゴンザブロー「シールド送りで増やしたシールドから攻撃し始めたぞい!」
清盛「(シールドから戻ってきたのは2枚のワルスラSと、ワルスラ・プリンスSの計3枚)」
まじめ所ちょー「そして2体目のジェルヴィスでトリプルブレイク!」(盾9→6)
清盛「(戻ってきたのはワルスラー研究所、ミニロボ1号、アサシングリードの3枚)」
まじめ所ちょー「さらに3体目のジェルヴィスでトリプルブレイク!」(盾6→3)
コジロー「元からあったシールドに攻撃を仕掛けたか」
清盛「(幾何学艦隊ピタゴラス……アルカディアスのせいで唱えられない!)」
まじめ所ちょー「アルカディアスでシールドを攻撃!」
清盛「その攻撃もブロックしないでおくぜ」
まじめ所ちょー「アクア・サーファーの入っているシールド以外をダブルブレイク!」(盾3→1)
清盛「シールド・トリガーは……ないです」
ロクロー「ライオネル・ウインドで増えた、アクア・サーファーの入ったシールドが最後の砦だね」
カモーネ「メタルワルスラSがいるのに一切ブロックしなかったカモーネ」
ゴンザブロー「シールド・トリガーでクリーチャーが出るのを期待してたのかもしれないぞい」
まじめ所ちょー「なら、当ては外れたみたいですね。近未来シティで4体をアンタップし、ターンを終了します」
盾1 マナ9 墓地7 手札1 山札16 場(ジェルヴィス×3、アルカディアス、近未来シティ)
意地悪 ターン10
清盛「(マズいマズい! あのカードがシールドに入ってるかと思って攻撃を受けたのに、入ってなかった!)」
清盛「(残りの山札は7枚! 引き当ててみせる!)俺のターン、ドロー!」
清盛「(引いたのはスパイラル・ゲート……アルカディアスのせいで使えない!)」
ゴンザブロー「いいカードを引けなかったって感じの顔をしてるぞい」
清盛「スパイラル・ゲートをマナに置き、Dの悪意 ワルスラー研究所を5マナで展開!」
カモーネ「D2フィールドがまた出てきたカモーネ!」
ロクロー「シールドがブレイクされて手札に戻ってきたんだね」
清盛「さらに、ワルスラSを能力によりタダで召喚! ワルスラー研究所で1枚ドロー!」
清盛「(引いたのはトリプル・ブレイン……!)」
清盛「さらに、2体目のワルスラSをタダで召喚! 1枚ドロー!」
コジロー「山札が5枚しかないのにまだ引くのか!」
清盛「(残り山札は5枚、そして底の1枚はサイバー・ブックで戻したマイパッド!)」
No.2「自棄になっているのか? それとも……」
清盛「(確率は1/4、来いッ!)」
清盛「来てくれた! いくぜ、メタルワルスラSを進化!」
ロクロー「何? 進化クリーチャーも入れていたのか」
清盛「出てこい、クリスタル・スーパーパラディン!」
まじめ所ちょー「な、何ですとぉぉぉぉぉぉ!」
清盛「カードに詳しいまじめ所ちょーは、このカードの効果を知ってるみたいだね♪」
ゴンザブロー「どんな能力のクリーチャーぞい?」
まじめ所ちょー「あのクリーチャーが攻撃するとき、全てのブロッカーは手札に戻されてしまうのです」
ゴンザブロー「と、ということはぞい……」
コジロー「ブロッカーを持っているジェルヴィスは3体とも、手札に戻されちまうってことか」
清盛「そ・う・い・う・こ・と♪」
まじめ所ちょー「(ですが、わたくしの手札にはニンジャ・ストライクがあります)」
清盛「ワルスラー研究所で1枚ドロー!」
まじめ所ちょー「(この最後のシールドは序盤に見られてしまったシールドですが、彼はブレイクするのを最後に回しました)」
ロクロー「ええっ!? まだ引くの?」
まじめ所ちょー「(おそらく中身はスーパー・エターナル・スパークかトゥルー・ヘブンズでしょう!)」
清盛「おっ、今のドローでもっといいカードを引いたぜ!」
まじめ所ちょー「(手札のハヤブサマルと合わせればこのターンはギリギリ生き残れるハズ――)」
清盛「水の味方クリーチャーが5体いる! D2S 皇帝ワルスラをタダで召喚するぜ!」
まじめ所ちょー「――何ですとッ!?」
ゴンザブロー「元からいた3体と、後から出した2体のワルスラSでちょうど5体になったんだぞい!」
カモーネ「このためにメタルワルスラSをブロックに回さずにいたのカモーネ!」
清盛「(ただの偶然なんだけどねー♪)」
ロクロー「ところで、今出したクリーチャーはどんな能力を持っているんだい?」
まじめ所ちょー「D2フィールドがある間、味方クリーチャーは相手の呪文に選ばれなくなるのです……」
コジロー「全体タップのスパーク系以外の呪文は、事実上封じられてしまうわけだ」
ゴンザブロー「でも、最後のシールドがマスター・スパークの可能性がまだあるぞい!」
ロクロー「残念だけど、あのシールドはピーピング・チャージャーで見たシールドなんだよ」
まじめ所ちょー「中身がマスター・スパークだったとしたら、最後に回さず先に割っているでしょう」
ゴンザブロー「ぞい……」
清盛「いくぜ! クリスタル・スーパーパラディンで、ジェルヴィス3体を戻しつつシールドを攻撃!」(盾1→0)
まじめ所ちょー「(まだです! このシールドが記憶の精霊龍 ソウルガルドならまだ望みがっ……!)」
カモーネ「中身は何だったカモーネ?」
まじめ所ちょー「シールド・トリガー、トゥルー・ヘブンズ発動……ですが、選べるクリーチャーがいません」
清盛「じゃあー、前のターンからいた方のワルスラSで直接攻撃しちゃうねー♪」
まじめ所ちょー「させません! ニンジャ・ストライク発動! 光牙忍ハヤブサマルを召喚!」
ゴンザブロー「ぞい!?」
清盛「何!? そんなカードも入れてたのか!」
まじめ所ちょー「能力でハヤブサマル自身をブロッカーに! ワルスラSの攻撃をブロック!」
ハヤブサマル3000
VS
ワルスラS 1000
まじめ所ちょー「ワルスラSを破壊です!」
清盛「ニンジャ・ストライクを持ってるとは思わなかったぜ」
ロクロー「皇帝ワルスラで呪文を不発にしてなかったら危なかったね」
清盛「マジか……とりあえず、知識機装ジプシー・エナジーでダイレクトアタックするぜ」
まじめ所ちょー「くっ……」
準決勝 第1試合
まじめ所ちょー× VS 意地悪清盛○
今回はここまで
No.2「まじめ所ちょー、意地悪清盛、2人ともご苦労だっ……」
清盛「いえーい! 決勝進出ゥー!」
まじめ所ちょー「くっ……ここで負けてしまうとは」
No.2「……」
清盛「でも、勝ちはしたけど最後危なかったなぁ」
ゴンザブロー「皇帝ワルスラを出せてなかったらシールド・トリガーで攻撃クリーチャーがやられてたぞい」
カモーネ「ニンジャ・ストライクと合わせて攻撃を受けきられてた可能性もあるカモーネ」
ロクロー「ハヤブサマルなんていつの間に持っていたんだい?」
まじめ所ちょー「シールドを4枚ブレイクされた直後の自分のターンに引き当てました」
清盛「ライオネル・ウインドを打たれたあのターンか!」
ロクロー「そんなタイミングで引いてたんだ……」
コジロー「その次のターンにアサシングリードとジプシー・エナジーで攻撃しなかったのは正解だったな」
カモーネ「攻撃してたらジェルヴィスとハヤブサマルのブロックで2体とも破壊されてたカモーネ」
ロクロー「無理に攻撃しなくて正解だったね」
清盛「ほら見ろ! 攻撃しなくてよかったんじゃないか!」
カモーネ「け、結果論カモーネ……」
コジロー「次は俺の出番だな」
No.2「ああ。次はコジローとバサラによる準決勝第2試合だ」
清盛「バサラ様の試合がまた見られるぜ!」
ロクロー「しかも相手は闇使いのコジローだ。激しい試合が見られそうだよ」
まじめ所ちょー「どちらのデッキにも闇文明が入っています。妨害と復活の応酬になるでしょう」
ゴンザブロー「どっちも嫌なデッキぞい……」
清盛「でも、見てるぶんには面白い対戦だと思うぜ」
まじめ所ちょー「ずいぶん気楽に構えてますが、君は他人事でいられる立場ではないはずですよ?」
ロクロー「そうだよ。清盛は決勝まで勝ち進んでるんだから、勝った方と決勝で当たるじゃないか」
カモーネ「どっちが勝ったとしても厳しい相手になりそうカモーネ」
清盛「うっ……」
No.2「そろそろ始めるぞ。2人とも準備はいいか?」
コジロー「フン、待ちくたびれていたところだ」
バサラ「いいぜ、いつでもオーケーだ」
No.2「いざ、始め!」
コジロー、バサラ「「デュエマ! スタート!」」
コジロー ターン1
コジロー「俺のターン、まずは大地と悪魔の神域をマナチャージだ」
バサラ「ほう……」
清盛「ええっ!?」
ロクロー「さっきの対戦で使われたカードが!」
ゴンザブロー「強力なカードをためらいもなくマナゾーンに置いたぞい!」
カモーネ「他にマナに置くカードがなかったカモーネ?」
まじめ所ちょー「序盤から10マナのカードが手札にあっても持て余すだけですし仕方ないでしょう」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ1 墓地0 手札4 山札30
バサラ ターン1
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「D2V2 禁断のギガトロンをマナチャージだ」
ゴンザブロー「さっきの試合の時と同じカード……ってちょっと違うぞい!?」
清盛「えっ、違うの?」
カモーネ「さっきと同じカードにしか見えないカモーネ」
ロクロー「コジローもバサラ様も1ターン目から2文明が揃ったんだね」
まじめ所ちょー「そういえば今日の試合で初めての2文明デッキ同士の戦いになりましたね」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾5 マナ1 墓地0 手札5 山札29
コジロー ターン2
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は悪魔神ドルバロムをマナチャージ」
ゴンザブロー「またコスト10のカードをマナに置いたぞい」
まじめ所ちょー「やはり、コストの高いカードを手札で持て余しているようですね」
コジロー「そして2マナ! 一撃奪取 ブラッドレインを召喚!」
清盛「今回も順調な滑り出しだね」
ロクロー「さっきみたいに次のターンにはダースレインが出てくるのかな?」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ2 墓地0 手札3 山札29 場(ブラッドレイン)
バサラ ターン2
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「リベレーション・オブ・ジ・エンドをマナチャージだ」
バサラ「そして2マナ! 一撃奪取 トップギアを召喚!」
まじめ所ちょー「両方のバトルゾーンに一撃奪取が揃いましたね」
ゴンザブロー「バサラ様とNo.2様の試合と似たような展開ぞい」
カモーネ「ここからどう動いていくかが楽しみカモーネ」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾5 マナ2 墓地0 手札4 山札28 場(トップギア)
コジロー ターン3
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は地獄の暴漢 スットバースKをマナチャージ」
コジロー「そして1コスト下げて3マナ! 地獄の門番 デスモーリーを召喚!」
ゴンザブロー「さっきの試合とは違うクリーチャーが出てきたぞい!」
ロクロー「どんな能力のクリーチャーなのかな?」
コジロー「自分のクリーチャー1体を破壊できる。俺が破壊するのはデスモーリーだ!」
カモーネ「自分で自分のクリーチャーを破壊する能力カモーネ!」
清盛「俺やNo.2様のカードみたいに、代わりが出てくる能力か!?」
コジロー「いや違う。こいつは相手のクリーチャーを巻き添えにする! バサラのトップギアを破壊!」
バサラ「チッ……!」
まじめ所ちょー「なるほど。ディオライオスやアバヨ・シャバヨの類似カードですか」
ゴンザブロー「コスト減らしを担うトップギアが破壊されてしまったぞい!」
清盛「バサラ様の行動が1ターン遅れちまうよ!」
まじめ所ちょー「闇文明デッキ同士の戦いはいかに相手を妨害し、逆に相手の妨害を掻い潜って攻撃できるかにかかっています」
ロクロー「今のところはコジローの方が一枚上手だね」
コジロー「さらに、ブラッドレインでシールドを攻撃!」(盾5→4)
バサラ「トリガーはねえ」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ3 墓地1 手札2 山札28 場(ブラッドレイン)
バサラ ターン3
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「チッ……禁断V キザムをマナチャージだ」
清盛「このタイミングで多色カードをマナに置くなんて!」
まじめ所ちょー「多色カードはマナゾーンにタップして置かれます。そのターンは使用できません」
ゴンザブロー「このままだとコスト2までのカードしか使えないぞい」
No.2「まさかバサラの奴、トップギア以外に低コストのカードを引けてないのか」
バサラ「俺はこのターン何もせずターンエンドだ」
カモーネ「使えるカードがなかったらしいカモーネ」
コジロー「ハハッ、トップギアが破壊されたのがよほど効いたようだな」
バサラ「……」ギリッ
盾4 マナ3 墓地1 手札5 山札27
コジロー ターン4
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は凶殺皇 デス・ハンズをマナチャージ」
コジロー「そして4マナ! リバース・チャージャー発動! 墓地のデスモーリーを手札へ!」
ゴンザブロー「破壊カードを手札に戻しつつマナも増やしたぞい!」
まじめ所ちょー「闇文明らしからぬ堅実なプレイングですね」
コジロー「ブラッドレインでシールドを攻撃!」(盾4→3)
清盛「バサラ様のシールドがまた減らされちゃったよ!」
バサラ「シールド・トリガーじゃねえ」
コジロー「ターンエンドだ」
盾5 マナ5 墓地0 手札2 山札27 場(ブラッドレイン)
バサラ ターン4
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「破壊者 シュトルムをマナチャージだ」
バサラ「そして4マナ! 禁断の影 ~ドキンダム・ソウル~を封印3枚をつけて召喚!」
コジロー「チッ……あの禁断クリーチャーか」
まじめ所ちょー「コジロー君は、あの禁断クリーチャーの封印が解けるのを阻止できるのでしょうか」
ロクロー「今のところ順調にシールドを壊していってるし、攻め切ってしまうのも一つの手かな?」
ゴンザブロー「バサラ様がそれを許すとは思わないぞい……」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾3 マナ4 墓地1 手札5 山札23 場(ドキンダム・ソウル(3枚封印))
コジロー ターン5
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は暗黒鎧 ヴェイダーをマナチャージ」
コジロー「そして1コスト下げて6マナ! D2K ジゴクシヴァクを召喚!」
清盛「は、早い!」
ゴンザブロー「5ターン目なのにもうコスト7のクリーチャーが出てきたぞい!」
コジロー「ジゴクシヴァクの能力で俺のブラッドレインを破壊するぜ」
まじめ所ちょー「また自分のクリーチャーを破壊するカードですか」
ロクロー「今度のカードはどんな見返りが得られるんだい?」
コジロー「ジゴクシヴァクの能力で2枚ドローするぜ」
清盛「そ、それだけ……?」
コジロー「他にも能力があるが今は条件を満たしてねえ。俺はこれでターンを終了するぜ」
盾5 マナ6 墓地1 手札3 山札24 場(ジゴクシヴァク)
バサラ ターン5
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「デーモン・ハンドをマナチャージだ」
バサラ「そして5マナ! 轟速 ザ・マッハを召喚!」
ゴンザブロー「進化クリーチャーを手札に加えるクリーチャーぞい!」
ロクロー「しかも、火文明のソニック・コマンドだから――」
清盛「――ドキンダム・ソウルの封印が1枚外れる!」(封印3→2)
バサラ「ザ・マッハの能力で山札の上から4枚を表向きに! 熱き侵略 レッドゾーンZを手札へ!」
No.2「あれは……シールドを墓地に置くクリーチャーか」
まじめ所ちょー「凶悪なカードが手札に加わりましたね」
バサラ「行くぜ! ザ・マッハでシールドを攻撃!」
カモーネ「侵略が発動するカモーネ!」
バサラ「侵略を2枚同時に発動! まず熱き侵略 レッドゾーンZに進化させ――」
バサラ「――さらに禁断の轟速 レッドゾーンXのS級侵略[轟速]でレッドゾーンXに進化ッ!」
コジロー「なっ……!」
清盛「て、手札から侵略のカードが2枚一度に出てきた!?」
バサラ「まずはレッドゾーンZの能力発動! 相手のシールドを1枚墓地へ!」(盾5→4)
コジロー「(ダースシスKが墓地に落ちたか……)」
バサラ「次にレッドゾーンXの能力を発動! ジゴクシヴァクに封印を1枚乗せるぜ!」
ゴンザブロー「せっかく出したマスター・イニシャルズが封印されてしまったぞい!」
コジロー「チッ……火文明のソニック・コマンドが2体一度に出やがったか」
まじめ所ちょー「2枚残っていたドキンダム・ソウルの封印が一気に解けてしまいます!」
バサラ「感じるぜ、ドキンドキンな鼓動。胸がダムダム言ってやがる!」
バサラ「ドキンドキン ダムダム ドキンドキン ダムダム!」
No.2「来るぞ……!」
バサラ「解き放たれよ! 禁断の影 ~ドキンダム・ソウル~!」(封印2→0)
バサラ「レッドゾーンXの攻撃は続いている! シールドをダブルブレイク!」(盾4→2)
カモーネ「レッドゾーンZの能力と合わせてシールドを一度に3枚失ったカモーネ」
清盛「しかも、このままだとドキンダム・ソウルの攻撃で残りのシールドも壊されちまう!」
コジロー「そうはさせねえ! シールド・トリガー発動! 凶殺皇 デス・ハンズを召喚!」
まじめ所ちょー「いいタイミングでシールド・トリガーを引きましたね」
コジロー「こいつは出た時に相手クリーチャー1体を破壊する。ドキンダム・ソウルを破壊だ!」
バサラ「何ッ……!」
ゴンザブロー「せっかく封印を解いたのに、一度も攻撃できないまま破壊されてしまったぞい!」
コジロー「2枚目のシールドにシールド・トリガーはなかったぜ」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾3 マナ5 墓地5 手札3 山札21 場(レッドゾーンX)
コジロー ターン6
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は地獄門デス・ゲートをマナチャージ」
コジロー「そして4マナ! 地獄の門番 デスモーリーを再召喚!」
清盛「あれは、相手を巻き込んで破壊するクリーチャー!」
ロクロー「前にリバース・チャージャーで墓地から戻してたのを今使ったんだね」
カモーネ「今バサラ様のバトルゾーンにクリーチャーは1体しかいないカモーネ!」
コジロー「俺は今出したデスモーリーを破壊する。バサラ、お前も自分のクリーチャーを1体破壊するんだな」
バサラ「チッ……俺はレッドゾーンXを破壊する」
ゴンザブロー「バサラ様のバトルゾーンが空になったぞい!」
コジロー「さらに、闇文明のデーモン・コマンドが出たことによりジゴクシヴァクの封印を解くぜ!」
ロクロー「封印として墓地に置かれたのはダースシスKだね」
まじめ所ちょー「これは……今度はバサラ様がピンチになりましたね」
コジロー「さらに残った3マナで暗黒鎧 ギランを召喚するぜ」
No.2「(こいつ……また革命軍のカードを使ったか)」
ゴンザブロー「クリーチャーを全滅させた上にブロッカーまで出したぞい」
コジロー「今度はこっちから行くぜ。まずは、ジゴクシヴァクでダブルブレイク!」(盾3→1)
バサラ「1枚目はトリガーじゃねえ。だが2枚目はシールド・トリガーだ! モエル 鬼スナイパーを召喚!」
コジロー「チッ……いいカードを引いたじゃねえか」
バサラ「こいつは出た時に相手のパワー4000以下1体を破壊する。デス・ハンズを破壊だ!」
カモーネ「ギリギリのところで最後のシールドを守ったカモーネ!」
コジロー「俺はこれでターンを終了するぜ」
盾2 マナ7 墓地4 手札2 山札22 場(ジゴクシヴァク、ギラン)
バサラ ターン6
バサラ「俺のターン、ドロー! 俺はマナを溜めずに――」
バサラ「――4マナを使い、轟速 ザ・レッドを召喚!」
清盛「スピードアタッカーだ!」
カモーネ「また侵略するつもりカモーネ!」
バサラ「行くぜ! ザ・レッドでシールドを攻撃するとき――」
バサラ「――墓地のレッドゾーンXのS級侵略[轟速]を発動! ザ・レッドをレッドゾーンXに進化ッ!」
コジロー「バカな、墓地から侵略だと!?」
バサラ「レッドゾーンXは手札、墓地、バトルゾーンのどこからでも侵略できるのさ」
まじめ所ちょー「墓地送りがメインのコジロー君のデッキでは処理しきるのは難しそうですね」
カモーネ「妨害合戦になってるこの試合でこの能力は凶悪カモーネ!」
バサラ「レッドゾーンXの能力でギランに封印を1枚乗せるぜ!」
ゴンザブロー「ブロッカーが封印されてしまったぞい!」
清盛「あれ……? 攻撃クリーチャーも足りてるし、シールド・トリガーが出なければバサラ様の勝ちじゃね?」
ロクロー「不穏なフラグを立てるのはやめようよ……」
バサラ「レッドゾーンXの攻撃は続いている! シールドをダブルブレイク!」(盾2→0)
コジロー「1枚目……トリガーなし」
No.2「……」
コジロー「そして2枚目……シールド・トリガーはなしだ」
カモーネ「ほ、本当に何も出なかったカモーネ!」
清盛「やった! バサラ様の勝ちだ!」
バサラ「行くぜ! モエル 鬼スナイパーでプレイヤーを直接攻撃だ!」
コジロー「させねえ。俺は手札から革命0トリガー、革命の裁門を発動するぜ!」
No.2「何!? まさか!」
ゴンザブロー「相手のターンなのに呪文を発動したぞい!」
まじめ所ちょー「ええ。革命0トリガーはトドメを刺される際に使用することができるカードです」
バサラ「ほう……その手のカードを使うのは切札勝太やルシファーだけだと思っていたぞ」
コジロー「フン、あいにくだが俺も持っていたんだよ」
バサラ「だが知ってるぞ。その手のカードは山札の上がクリーチャーじゃなければ失敗するんだろう?」
コジロー「よく知ってるな。だが俺は引いてみせるさ」
清盛「山札の一番上のカードがクリーチャーなら勝負は続行、クリーチャー以外ならバサラ様の勝ちだ!」
ゴンザブロー「不用意な発言は控えた方がいいと思うぞい……」
清盛「さっきのシールドブレイクの時も平気だったし大丈夫、大丈夫♪」
コジロー「(デッキに自然文明を足した時、クリーチャー以外のカードを増やした
つまり0トリガーが成功する確率はせいぜい1/4……
だが俺は引いてみせる!)」
コジロー「引いたぜ! 復活の審判者 シヴァラークをなぁ!」
清盛「げええええええ! 本当に引いたああああああ!」
カモーネ「お前が必要ないことを言ったせいカモーネ!」ゴチンッ
清盛「痛いっ!」
コジロー「革命の裁門で、トドメを刺そうとしていた鬼スナイパーを破壊!」
ゴンザブロー「攻撃途中のクリーチャーが破壊されたぞい!」
まじめ所ちょー「攻撃クリーチャーが足りなくなってしまいました。このターン中に決着はつきませんでしたね」
コジロー「発動後、革命の裁門は山札に戻り、シャッフルされるぜ」
バサラ「そうかよ。なら俺はターンエンドだ」
盾1 マナ5 墓地8 手札4 山札20 場(レッドゾーンX)
コジロー ターン7
コジロー「俺のターン、ドロー」
コジロー「俺は暗黒鎧 Kフックをマナチャージ」
コジロー「そして8マナ! ジゴクシヴァク進化! 魔の革命 デス・ザ・ロスト!」
No.2「革命軍のレジェンドを使うだと……!」
コジロー「まずは1つ目の能力を発動! 相手の手札を全て捨てさせるぜ!」
バサラ「クソっ……俺のブラックアウトが!」
清盛「バサラ様の切り札が捨てられちゃった!」
コジロー「やっぱり持ってやがったか。クリーチャーをタダ出しするカードを控えておいて正解だったぜ」
No.2「俺との試合を見て対策したということか」
コジロー「しかもコイツはデーモン・コマンド・ドラゴンだ。ギランの封印を解除するぜ」
ゴンザブロー「ブロッカーが復活したぞい!」
ロクロー「封印として墓地に置かれたのはダースレインだね」
コジロー「そして、デス・ザ・ロストで攻撃! そのとき2つ目の能力、革命0を発動だ!」
ゴンザブロー「革命0ぞい?」
まじめ所ちょー「革命0は、シールドが0枚のときに発動できる強力な能力です」
コジロー「攻撃する時、その能力で相手のシールドを全てブレイクするぜ!」(盾1→0)
清盛「なーんだ、強力な能力っていってもトリプルブレイクがワールドブレイクになるだけか」
まじめ所ちょー「違います! あの革命0はブレイク数を増やす能力ではなく、攻撃とは別にシールドを壊す能力です!」
No.2「墓地に送るかブレイクするかの違いはあるが、バサラのレッドゾーンZに近い能力だな」
清盛「と、いうことは……」
ゴンザブロー「シールド・トリガーが出なかったらバサラ様の負けだぞい!」
清盛「ええっ! バサラ様のシールドは1枚しかないのに、都合よくシールドなんて出るわけない!」
コジロー「行け! デス・ザ・ロストでダイレクトアタックだ!」
バサラ「どうやら運は俺に味方したようだな。シールド・トリガー発動!」
コジロー「バカな、そんなまさか……」
バサラ「デーモン・ハンド発動! 攻撃中のデス・ザ・ロストを破壊だ!」
コジロー「くっ、クソォォォォォォ!」
清盛「凄ェ! まさかこのギリギリの場面でシールド・トリガーを引き当てるなんて!」
カモーネ「それにしても凄い叫び声カモーネ……」
まじめ所ちょー「ほぼ勝負が決まったと言っていい場面でしたからね。コジロー君の悔しさも一層大きいでしょう」
コジロー「クソっ……ターンエンドだ」
盾0 マナ8 墓地8 手札2 山札21 場(ギラン)
バサラ ターン7
バサラ「俺のターンだ」
No.2「バサラがこのターン中に決められるかが勝負の鍵だな」
まじめ所ちょー「ええ。ターンを返せば進化クリーチャーによる直接攻撃が待っている可能性は高いです」
ロクロー「手札にホネンビーとかを持ってて、墓地のダースレインを戻して進化させるかもしれないね」
コジロー「(チッ……バレてやがる。墓地にダースレインが見えてるから仕方がねえか)」
清盛「でも、コジローの場にはブロッカーが1体いるぜ? このままだとバサラ様もコジローにトドメを刺せねえよ」
ゴンザブロー「デス・ザ・ロストのせいでバサラ様の手札もないぞい」
ロクロー「つまり、ターン始めのドローでブロッカーを破壊できるカードを引けばいいんだね」
カモーネ「スピードアタッカーを出して攻撃クリーチャーを増やすのもアリ、カモーネ」
清盛「でも、バサラ様のマナが5枚しかないぜ。デーモン・ハンドとか引いても使えないまま負けちゃうよ!」
ゴンザブロー「手札を温存しようとマナチャージを控えたのが裏目に出てしまったぞい」
まじめ所ちょー「つまりこの勝負、コスト5以下のスピードアタッカーか除去が出ればバサラ様の勝ち――」
No.2「――それ以外を引けば、バサラの負けはほぼ決まったと見ていいだろう」
ロクロー「勝負の行方を決定づける、激しく重いドローだね」
バサラ「うおおおおおお! 行くぜ!」
清盛「神様、頼む……!」
バサラ「ドロー!」
ロクロー「な、何を引いたのかな?」
ゴンザブロー「使えるカードを引けたぞい……?」
バサラ「俺は、何もカードを使わず攻撃に移るぜ」
清盛「そんな……!」
No.2「ダメだったか……」
バサラ「俺は、レッドゾーンXで攻撃」
コジロー「フン、暗黒鎧 ギランでブロック……」
バサラ「させねえ! 攻撃宣言時に侵略発動! 轟く侵略 レッドゾーン!」
コジロー「何ッ!?」
No.2「あれは……!」
バサラ「こいつは出た時に相手のパワーが一番高いクリーチャーを破壊する! ギランを破壊だ!」
コジロー「クソッ!」
清盛「コジローのブロッカーがいなくなった!」
ゴンザブロー「バサラ様の勝ちぞい!」
バサラ「そのままレッドゾーンで直接攻撃だ!」
コジロー「チクショオォォォォォォ!」
準決勝 第2試合
佐々木コジロー× VS 赤城山バサラ○
今回はここまで
アニメ次回予告の、コジローのレアキラーズ寝返りっぽいシーンはブラフでしたね。助かりました
とりあえず今週末までの完結を目指すことにしましょう
週末までに完結させるとは何だったのか
あと、よくよく考えたら今回の投下分でも完結はしなかったです
No.2「バラサ、コジロー、2人ともご苦労だった」
バサラ「フン……」
コジロー「クソっ! デス・ザ・ロストを出したときは勝ったと思ったんだが」
まじめ所ちょー「実際、あそこでデーモン・ハンドが出てなかったら勝敗は変わっていたでしょう」
ゴンザブロー「かなり惜しかったと思うぞい」
コジロー「もしもの話をしたところで意味はねえ。俺は負けた、ただそれだけだ」
ロクロー「自分に厳しい性格なんだね」
カモーネ「気負いすぎるのもよくないカモーネ。コイツみたいに肩肘張らずに……ってアレ?」
清盛「」カタカタ
ロクロー「何か震えてるんだけど、大丈夫?」
ゴンザブロー「一体どうしたんだぞい?」
カモーネ「ハハッ、本当にバサラ様と対戦できるとは思わなくて怖気づいたカモーネ?」
清盛「」コクコク
まじめ所ちょー「バサラ様と戦えるかも? と楽しみにしていたではないですか」
ロクロー「ここまで勝ち進んできたんだ。ビビらないで堂々といこうよ」
清盛「……」
カモーネ「負けたとしてもいい経験になると思うカモーネ」
ゴンザブロー「ワシとまじめ所ちょーを倒した実力、バサラ様に思う存分見せてやれぞい!」
清盛「よ、よし、やってやるか!」
No.2「それでは決勝戦を始めるぞ。2人とも準備はいいな?」
清盛「はい。大丈夫です」
バサラ「待ちくたびれたぜ」
No.2「いざ、始め!」
清盛、バサラ「「デュエマ! スタート!」」
意地悪 ターン1
清盛「いくぜ! 俺のターン!」
清盛「アクア・サーファーをマナチャージ!」
ゴンザブロー「マナチャージなのに凄い気合の入りようぞい」
ロクロー「大きな声を出して自分を鼓舞してるのかもね」
カモーネ「気合が空回りしないか心配カモーネ」
清盛「俺のデッキにコスト1のカードは入ってないぜ。ターンエンドだ」
盾5 マナ1 墓地0 手札4 山札30
バサラ ターン1
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「禁断V キザムをマナチャージだ」
コジロー「今回も1ターン目は多色カードをマナにしたか」
まじめ所ちょー「手札に多色カードが残ってない方がその後の動きがスムーズになりますからね」
ゴンザブロー「早いうちに多色カードをマナに置くのは多色デッキの定石ぞい」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾5 マナ1 墓地0 手札5 山札29
意地悪 ターン2
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「サイバー・ブックをマナチャージ!」
清盛「そして2マナ! ブレイン・ストームを発動!」
ロクロー「おや、今回は呪文からのスタートかな」
まじめ所ちょー「手札を入れ替える呪文ですね」
カモーネ「バサラ様の速攻デッキ相手にそんな呪文唱えてる暇があるカモーネ?」
清盛「能力で3枚引き……おおっ! その後、2枚を山札の上に戻すぜ!」
ゴンザブロー「何かいいカードを引いたみたいぞい!」
コジロー「リアクションが分かりやすすぎる……ワザとやってんのか?」
No.2「(分かりやすい性格のアイツのことだ。ブラフということは恐らくないだろう)」
清盛「ターンエンドだ!」
盾5 マナ2 墓地1 手札4 山札28
バサラ ターン2
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「破壊者 シュトルムをマナチャージだ」
バサラ「そして2マナ! 一撃奪取 トップギアを召喚!」
ゴンザブロー「また2ターン目にトップギアが出てきたぞい!」
まじめ所ちょー「3試合連続で2ターン目までにトップギアを引き当てていますね」
カモーネ「必要なカードを確実に引き当てるのも実力のうちということカモーネ」
バサラ「俺はこれでターンエンドだ」
盾5 マナ2 墓地0 手札4 山札28 場(トップギア)
意地悪 ターン3
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「エナジー・ライトをマナチャージ!」
清盛「そして3マナ! ディオーネを召喚だァー!」
No.2「おお、あれは……」
バサラ「チッ! 面倒なカードを出しやがって……!」
ゴンザブロー「ヒッ、バサラ様が怒ってるぞい」
ロクロー「あれはどういう能力のカードだったっけ?」
まじめ所ちょー「スピードアタッカーを機能させなくするブロッカーです」
コジロー「スピードアタッカー中心のデッキにはキツいだろうな。ああなるのも無理はねえ」
清盛「俺はターンを終了するぜ」
盾5 マナ3 墓地1 手札3 山札27 場(ディオーネ)
バサラ ターン3
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「デーモン・ハンドをマナチャージだ」
バサラ「そしてトップギアの能力で1コスト下げて3マナ! 轟速 ザ・レッドを召喚!」
ロクロー「い、いつも通りスピードアタッカーが出てきたけど……」
バサラ「だがディオーネのせいでザ・レッドは攻撃できねえ。俺はこれでターンエンドだ」
ゴンザブロー「せっかくザ・レッドを出せたのに何もできずにターンが終わってしまったぞい!」
清盛「切札勝太の対策になるかと思って試しに1枚入れてみたけど、こんなところで役に立つとは思わなかったぜ」
盾5 マナ3 墓地0 手札3 山札27 場(トップギア、ザ・レッド)
意地悪 ターン4
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「一撃奪取 マイパッドをマナチャージ」
清盛「そして4マナ! アクア隠密 アサシングリードを召喚!」
ゴンザブロー「おお! クリーチャーを手札に戻すカードぞい!」
清盛「その能力でザ・レッドを手札に戻すぜ」
バサラ「チッ……」
まじめ所ちょー「スピードアタッカーの妨害とブロッカー、手札戻しを組み合わせて攻撃を防げていますね」
カモーネ「速攻デッキ相手に上手く立ち回ってるカモーネ」
清盛「俺はターンを終了するぜ」
盾5 マナ4 墓地1 手札2 山札26 場(ディオーネ、アサシングリード)
バサラ ターン4
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「フッ……その邪魔なブロッカーを排除できるカードをようやく引いたぜ」
バサラ「さっきのターンに戻されたザ・レッドをマナチャージだ」
コジロー「ザ・レッドをマナに置いただと!?」
バサラ「そしてトップギアの能力で1コスト下げて4マナ! モエル 鬼スナイパーを召喚だ!」
清盛「げっ、確かそのカードの能力は……」
バサラ「バトルゾーンに出た時、相手のパワー4000以下1体を破壊する! ディオーネを破壊だ!」
ゴンザブロー「防御の要が破壊されてしまったぞい!」
バサラ「確かディオーネはデッキに1枚しか入ってないとか言っていたな」
清盛「そ、そんなこと言いましたっけアハハハハ……」
バサラ「次のターンから攻撃開始だ」ギロッ
清盛「ヒッ」
バサラ「ターンエンドだ」
盾5 マナ4 墓地0 手札3 山札26 場(トップギア、鬼スナイパー)
意地悪 ターン5
清盛「俺のターン、ドロー!」
清盛「トリプル・ブレインをマナチャージ」
清盛「そして5マナ! Dの悪意 ワルスラー研究所を展開するぜ!」
まじめ所ちょー「清盛君のクリーチャー展開の要になるD2フィールドですね」
清盛「水のD2フィールドがあるのでワルスラSを無料召喚! ワルスラー研究所で1枚ドロー!」
ゴンザブロー「さっきの対戦でも何度か見たコンボぞい」
コジロー「だが、バサラが攻撃を仕掛けてくるであろうこのタイミングでブロッカーを出せなかったのは痛いな」
カモーネ「次のターンが少し心配カモーネ」
清盛「うるせえ! 俺はひるまずに攻撃を仕掛けるぜ! アサシングリードでシールドを攻撃!」(盾5→4)
バサラ「チッ……トリガーじゃねえ」
清盛「俺はターンを終了するぜ」
盾5 マナ5 墓地2 手札1 山札24 場(アサシングリード、ワルスラS、ワルスラー研究所)
バサラ ターン5
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「リベレーション・オブ・ジ・エンドをマナチャージだ」
バサラ「そして1コスト下げて4マナ! 轟速 ザ・マッハを召喚!」
清盛「出た! 進化クリーチャーを呼ぶソニック・コマンドだ!」
バサラ「ザ・マッハの能力で山札の上から4枚を表向きに! 轟く侵略 レッドゾーンを手札へ!」
ロクロー「あ、あれは!」
コジロー「さっき俺がやられたカードじゃねえか!」
バサラ「行くぜ! ザ・マッハでシールドを攻撃!」
No.2「来るぞ……!」
バサラ「2枚同時侵略! まず熱き侵略 レッドゾーンZに、さらに轟く侵略 レッドゾーンに進化だ!」
カモーネ「レッドゾーンZも持ってたカモーネ!」
バサラ「まずはレッドゾーンZの能力発動! 相手のシールドを1枚墓地へ!」(盾5→4)
清盛「うっ、シールドのワルスラナイトSが……!」
バサラ「次にレッドゾーンの能力を発動! アサシングリードを破壊だ!」
まじめ所ちょー「これは……」
バサラ「轢き殺せ! レッドゾーンでシールドをトリプルブレイク!」(盾4→1)
清盛「えっ!? トリプルブレイカーかよ!」
ゴンザブロー「まずいぞい! シールドの中身次第ではこのターンでやられてしまうぞい!」
清盛「1枚目……来た! シールド・トリガー発動! 幾何学艦隊ピタゴラス!」
ゴンザブロー「おおっ! 1枚目からシールド・トリガーを引いたぞい!」
No.2「いいカードを引いたな」
清盛「マナ武装5の条件は満たしてるぜ! トップギアと鬼スナイパーを持ち主の手札へ!」
バサラ「後続を断ったか。だがレッドゾーンのブレイクは続いてるぞ!」
清盛「2枚目はトリガーなし。そして3枚目……またシールド・トリガーが出たぜ!」
バサラ「何!?」
清盛「アクア・サーファー召喚! その能力でバサラ様のレッドゾーンを……」
バサラ「戻していいのか? 次のターンにレッドゾーンZとレッドゾーンの能力をもう一度食らうことになるぞ?」
清盛「能力を使うのはやめておきます……」
コジロー「賢明な判断だな」
清盛「でも召喚自体はするぜ。アクア・サーファーが出たのでワルスラー研究所で1枚ドロー」
ロクロー「でも、攻撃自体はどうにか凌いだね」
カモーネ「たった1回の攻撃でシールドを4枚も減らすとは流石バサラ様カモーネ」
バサラ「ターンエンドだ」
盾4 マナ5 墓地0 手札4 山札24 場(レッドゾーン)
意地悪 ターン6
清盛「俺のターンです。バサラ様、シールドブレイクで俺の手札を増やしたのを後悔させてあげますよ!」
清盛「ターン開始時にワルスラー研究所のデンジャラスイッチを発動!」
清盛「デデンデンデン デンジャラスイッチ!ON!」
清盛「バトルゾーンのクリーチャーと同じコストのクリーチャーをタダで出せるぜ!」
ロクロー「コスト6のアクア・サーファーとコスト3のワルスラSがいるということは――」
清盛「――手札から、コスト6のワルスラ・プリンスSとコスト3のメタルワルスラSをバトルゾーンへ!」
ゴンザブロー「タダでクリーチャーが2体も出てきたぞい!」
清盛「ワルスラー研究所の能力で2枚ドロー、さらにターンのはじめのドロー!」
清盛「俺はサーフ・スパイラルをマナチャージし、ワルスラSを無料召喚!」
まじめ所ちょー「グラビティ・ゼロを持つクリーチャーをもう1体引いていたのですね」
清盛「さらに、ワルスラ・プリンスSの能力でワルスラSを破壊!」
バサラ「山札の一番上がクリーチャーなら、そいつが出るんだったな」
清盛「山札の上をめくり……来たぜ! 2体目のワルスラ・プリンスSをバトルゾーンへ!」
カモーネ「2体目が入ってたカモーネ!」
清盛「さらに、クリーチャーが2体出たのでワルスラー研究所の能力で2枚ドロー!」
コジロー「クリーチャーが次々出てくるのにまるで手札が減らねえな」
清盛「ラッキー! ワルスラSをもう1枚引いたので無料召喚、プリンスで即破壊!」
ロクロー「次は何が出るのかな?」
清盛「山札の上の知識機装ジプシー・エナジーを出し、ジプシーとワルスラー研究所で合わせて4枚ドロー!」
ゴンザブロー「どんどん手札が増えていくぞい!」
コジロー「しかも、アイツはこのターンまだ一度もマナを使ってねえ」
カモーネ「使えるマナがまだ6枚も残ってるカモーネ!」
清盛「そろそろマナを使おうかな。3マナを使用してメタルワルスラSを召喚!」
ロクロー「ワルスラ・プリンスSとのコンボを使う気だ!」
清盛「いや、ブロッカーが欲しいから破壊はしないぜ。ワルスラー研究所で1枚ドロー」
No.2「ブロッカーを増やしたか」
清盛「よし、やっと欲しいカードを引いたぜ! 残った3マナでアクア・スーパーエメラルを召喚!」
ゴンザブロー「手札からシールド・トリガーを仕込むブロッカーぞい!」
清盛「ワルスラー研究所で1枚ドロー。スーパーエメラルの能力で手札とシールド1枚を交換するぜ」
ロクロー「シールド・トリガーを仕込んだみたいだね」
カモーネ「しかもブロッカーが3体になったカモーネ!」
清盛「さらに、俺は今シールドから手札に加えたこのカードを使うぜ」
ゴンザブロー「マナはもう残ってないぞい。またグラビティ・ゼロを使う気ぞい!」
清盛「水の味方クリーチャーが5体以上いる! D2S 皇帝ワルスラを無料召喚だ!」
まじめ所ちょー「あれは! 味方を呪文から守るクリーチャー!」
清盛「ワルスラー研究所で1枚ドロー! そろそろ攻撃に移るぜ!」
清盛「前のターンからいたワルスラSでシールドを攻撃!」(盾4→3)
バサラ「来たぜ! シールド・トリガー発動! 破壊者シュトルムを召喚!」
清盛「ゲェーッ! 嘘ぉ!」
バサラ「パワーの合計が6000以下になるように破壊する! ワルスラS、サーファー、スーパーエメラルの3体を破壊!」
清盛「ギャアアアアアア!」
まじめ所ちょー「シュトルムは呪文ではないため皇帝ワルスラでは守れなかったのですね」
ロクロー「このターン攻撃できるクリーチャーがいなくなっちゃった」
清盛「クソッ……俺はターンを終了するぜ」
バサラ「俺はその瞬間、このクリーチャーをバトルゾーンに出すぜ!」
清盛「しまった! ブラックアウトか!」
カモーネ「このターン、クリーチャーを何体もタダ出ししてたから出てくるのも仕方ないカモーネ」
バサラ「残念だがブラックアウトはまだ引けてねえ。代わりに俺はコイツを出すぜ」
ゴンザブロー「別のクリーチャーが出てくるぞい!?」
バサラ「出でよ! 黒速 The ZERO!」
──────────────
《黒速 The ZERO》
闇文明 コスト4 パワー5000
ソニック・コマンド / 侵略者ZERO
■侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
──────────────
コジロー「フン、小型のブラックアウトといったところか」
清盛「そこまで怖いクリーチャーじゃないみたいだな……助かったぜ」
ゴンザブロー「それにしてもずいぶん長いターンだったぞい」
盾1 マナ6 墓地9 手札7 山札10 場(ワルスラ・プリンスS ×2、メタルワルスラS ×2、ジプシー、皇帝、ワルスラー研究所)
バサラ ターン6
バサラ「俺のターン! ドロー!」
バサラ「(ほう……レッドゾーンXを引いたか)」
バサラ「一撃奪取 トップギアをマナチャージだ」
バサラ「そして5マナ! モエル 鬼スナイパーを再召喚! ジプシー・エナジーを破壊だ!」
清盛「攻撃クリーチャーが……! で、でも俺には仕込んだこのシールドがあるぜ!」
バサラ「(中身は恐らくクロック……後々まで残しておくと面倒だ
レッドゾーンZは手札にねえ……仕方ない、いくぜ!)」
バサラ「行くぜ! 黒速 The ZEROでシールドを攻撃!」
ゴンザブロー「なぬ!? シールド・トリガーと分かっててあえて攻撃を仕掛けたぞい!」
バサラ「手札にあるレッドゾーンXのS級侵略[轟速]を発動! The ZEROを進化だッ!」
コジロー「あれは、クリーチャー1体を封印する侵略者……!」
バサラ「皇帝ワルスラを封印し、そのままシールドを叩き割るぜ!」
清盛「ブロックはしないぜ! シールド・トリガー、終末の時計 ザ・クロックを召喚!」(盾1→0)
ロクロー「出た! 最強のシールド・トリガー!」
まじめ所ちょー「入っていたのはやはりあのカードでしたか……!」
清盛「ワルスラー研究所で1枚ドロー! さらにクロックでバサラ様のターンを強制終了!」
ゴンザブロー「バサラ様の攻撃が止まったぞい!」
カモーネ「攻撃どころかターン自体を強制的に終わらせたカモーネ」
バサラ「(鬼スナイパーとレッドゾーンXで攻撃クリーチャーは減らした……あとは俺のシールド次第だ)」
盾3 マナ6 墓地0 手札1 山札23 場(レッドゾーン、レッドゾーンX、シュトルム、鬼スナイパー)
意地悪 ターン7
清盛「俺のターン、ドロー! よし、引き当てたぜ!」
清盛「まずは、一撃奪取 マイパッドをマナチャージ」
清盛「2マナでアクア実験体 ゲール7号を召喚! そして5マナ――」
まじめ所ちょー「まさか……!」
清盛「進化クリーチャー、クリスタル・スーパーパラディンを召喚!」
バサラ「……」
ロクロー「凄い! パワー6000のWブレイカーが3体になった!」
コジロー「それに対し、バサラのシールドは3枚……よほどのことがない限りバサラの負けだ」
清盛「山札が残り少ないから研究所でドローはしねえ。まずはクロックでシールドを攻撃!」(盾3→2)
バサラ「来たぜ! シールド・トリガー発動! デーモン・ハンド!」
まじめ所ちょー「ワルスラ皇帝が封印されてしまっているため、問題なく能力を使えますね」
バサラ「能力でワルスラ・プリンスSを1体破壊だ!」
清盛「や、ヤベェ!」
ゴンザブロー「残りのシールド次第ではこのターンでは勝負が決まらないぞい!」
カモーネ「ターンを渡した瞬間、バサラ様の一斉攻撃で意地悪の負けカモーネ!」
ロクロー「でも既にシュトルムとデーモン・ハンドが2枚ずつ見えてるし、パワー6000のクリーチャーを止めるカードは少ないと思うよ」
清盛「やるしかねぇ! 生き残った方のワルスラ・プリンスSでシールドをダブルブレイク!」(盾2→0)
バサラ「1枚目……トリガーじゃねえ」
コジロー「……」
バサラ「2枚目……シールド・トリガー!」
清盛「ゲッ!」
バサラ「禁断V キザムを召喚だ!」
清盛「えっと……どういう能力のカードでしたっけ?」
バサラ「能力は2つある。まずは相手1体のパワーを-2000する。スーパーパラディンのパワーを4000にするぜ」
ゴンザブロー「2つ目の能力は何ぞい?」
バサラ「2つ目の能力は、相手のクリーチャー1体とバトルできる能力だ」
清盛「でも、キザムのパワーは3000だから――」
まじめ所ちょー「さっきのパワー低下と合わせても、スーパーパラディンのパワーにはギリギリ届かないですね」
バサラ「その通りだ。俺はキザムとメタルワルスラSをバトルさせるぜ」
メタルワルスラS 3000
VS
キザム3000
バサラ「相打ちだ! キザムとメタルワルスラSは両方とも破壊されるぜ!」
清盛「メタルワルスラSは破壊されるとき手札に戻るぜ」
ロクロー「でも、アクア・スーパーパラディンは破壊できなかったみたいだね」
清盛「よし、クリスタル・スーパーパラディンで……」
バサラ「まだだ、能力は終わってねえ」
清盛「え? でもキザムの能力は2つだけって……」
バサラ「キザムの能力は終わっている。だが、このときモエル 鬼スナイパーの能力が発動する」
ロクロー「あっ! もしかして……!」
バサラ「モエル 鬼スナイパーは自身を出した時以外に、味方のコスト7以上が出た時にも能力を発動できる」
コジロー「さっき出たキザムのコストはちょうど7! ということは……」
バサラ「パワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する! パワーが低下しているスーパーパラディンを破壊だ!」
清盛「そんなああああああ!」
ゴンザブロー「攻撃クリーチャーがいなくなったぞい!」
カモーネ「意地悪はもうこのターン何もできないカモーネ」
清盛「クソっ……! ターンエンドだ」
盾0 マナ7 墓地13 手札9 山札7 場(ワルスラ・プリンスS、メタルワルスラS、皇帝(封印)、ワルスラー研究所、クロック)
バサラ ターン7
バサラ「俺のターン、ドロー」
バサラ「マナチャージはせず、念のためこの呪文を唱えておくぜ」
清盛「え……?」
バサラ「ジ・エンド・オブ・エックス発動! メタルワルスラSを封印!」
ゴンザブロー「唯一残ったブロッカーも封じられてしまったぞい!」
カモーネ「酷い追い打ちカモーネ……」
バサラ「行くぜ! レッドゾーンでプレイヤーを直接攻撃だ!」
ロクロー「最後はあっさりとした幕引きになったね……」
清盛「そんな、勝ったと思ったのに……チクショウ」
決勝戦
意地悪清盛× VS 赤城山バサラ○
今回はここまで
あとはエピローグ的なものを書いて終わりです
前の方の対戦を読み返していたら何ヶ所か間違いがあったので、そこも直したいと思います
短いですがエピローグを
No.2「バサラ、意地悪、2人ともご苦労だった」
清盛「ま、負けたぁぁぁぁぁぁ……」
バサラ「フン……」
No.2「おめでとうバサラ。途中何度か危ないところもあったけど、どうにか面目を保ったな」
バサラ「面目を保つってお前な……途中で負けてたら俺はどうなってたんだよ」
No.2「その時はその時さ」
清盛「うう……バサラ様、優勝おめでとうございます」
バサラ「ああ」
ゴンザブロー「見ててハラハラする対戦だったぞい」
まじめ所ちょー「バサラ様とコジロー君の対戦の時もそうでしたが、シールド・トリガー1枚が勝敗を分けましたね」
カモーネ「本当にギリギリの勝負だったカモーネ」
ロクロー「シールドの中身が違ったら、勝敗も変わってたかもね」
清盛「でも、正直俺もシールド・トリガーに助けられた部分が大きい気がするんだよな……」
コジロー「確かに、ピタゴラスとサーファーが出てなかったら5ターンで負けていたかもな」
清盛「うぐっ……」
まじめ所ちょー「ですが、そういう運に左右される部分も含めて実力と言えるのかもしれません」
ロクロー「運も実力のうちって言うしね」
清盛「そ、そうかな……」
No.2「その通りだ。決勝まで残り、一時的にとはいえバサラを追い込んだのはお前の実力だ」
ゴンザブロー「そこは誇ってもいいことだと思うぞい」
清盛「そうだな、最後は負けちゃったけど準優勝したんだもんな……よーし」
カモーネ「だからといって調子に乗るのはよくないカモーネ」コツン
清盛「ぐえっ」
ロクロー「ハハハ……」
まじめ所ちょー「次また似たようなことをすることがあれば、結果はまた違ってくるでしょう」
バサラ「突然だが、切札勝太の通うV中に今度攻め込もうと思っている」
No.2「切札勝太の通う中学校だ。切札勝太以外にもレアカードを持つものはいるだろう」
ロクロー「V中の生徒の持つレアカードを狙うんですね?」
清盛「で、でも……」
カモーネ「私と意地悪がそれぞれ別々に潜入したものの、どっちも切札勝太に負けているカモーネ」
コジロー「そんな状況で果たして上手くいくのか?」
バサラ「前は一人で行って失敗したんだろう? だから今回は複数で攻め込む」
No.2「そこでだ。今回の襲撃の際は、今回準優勝した意地悪にまとめ役をやってもらおうと思う」
清盛「えっ、俺がまとめ役ですか!?」
バサラ「お前なら前にもV中に潜入した経験があって、内部事情にも少しは詳しいはずだ」
清盛「そうですね……切札勝太の他にもデュエリストがいたと思います。切札勝太以外の持つレアカードも含めて一網打尽にするというのはいかがでしょう」
バサラ「なら、切札勝太の相手はこの俺がする」
No.2「他のメンバーは、切札勝太以外の生徒からレアカードを奪ってくれ」
清盛「では、俺は転校生として切札勝太のクラスに潜入し、他のメンバーが学校に入りやすくしておきますね」
No.2「頼んだぞ、意地悪」
清盛「ハイ、任せてください」
バサラ「それでは後日、俺たちレアキラーズによるV中への総攻撃を行うぞ」
No.2「まじめ所ちょーはマジメドーガプリズンの所長としての業務があるはずだ。そちらに集中しろ」
まじめ所ちょー「わかりました」
No.2「アリ・カモーネ、意地悪、ロクロー、ゴンザブロー、コジローはバサラや俺とともにV中を襲撃だ」
清盛「ケケケ……その日が楽しみだぜ」
No.2「(これで、世界をゼロにするという俺たちの目的に一歩近づく……)」
バサラ「破滅のシナリオは、まだ始まったばかりだぜ」
アニメ21話に続く……
以上でこの話は終わりです
余談ですが、対戦描写は他の方が去年書かれた↓のデュエマssを参考にしました(そちらはエタってしまっていましたが)
【DM】アイドルがデュエリストになる話【モバマス】
【DM】アイドルがデュエリストになる話【モバマス】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419437769/)
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました
先攻1ターン目のドロー宣言や能力の勘違いなど、致命的な間違いが2ヶ所あったので、修正しておきます
>>32
意地悪 ターン1
清盛「いくぜ、俺のターン」
清盛「俺は知識機装ジプシー・エナジーをマナチャージ」
コジロー「あいつは水文明使いか(あのメガネ野郎を思い出すな……)」
まじめ所ちょー「真面目で堅実な戦略が期待できますね」
カモーネ「ハハッ、でもアイツはマジメって感じがしないカモーネ」
ゴンザブロー「そ、そうかもしれないぞい……」
清盛「(丸聞こえだっつうの!)」
清盛「ターンエンド」
盾5 マナ1 墓地0 手札4 山札30
>>39
ゴンザブロー ターン4
ゴンザブロー「ワシのターン、ドローぞい」
ゴンザブロー「雪精 フユゲ・シッキYをマナに置くぞい」
ゴンザブロー「そして5マナ、Dの花道 ズンドコ晴れ舞台をバトルゾーンに出すぞい!」
まじめ所ちょー「早いですね。4ターン目でもうD2フィールドを見ることになるとは」
No.2「相手の手札が切れかかっている。対処の難しい絶妙なタイミングで出せたようだな」
ゴンザブロー「ホルデガンスでシールドを攻撃するぞい」(盾4→3)
清盛「シールド・トリガーはありません……」
ゴンザブロー「(スーパーエメラルで仕込まれたシールドが気になるぞい……)」
ゴンザブロー「ベア子姫で一番端のシールドを攻撃するぞい!」(盾3→2)
ロクロー「いいタイミングで攻撃したね」
カモーネ「中身は何カモーネ?」
清盛「シールド・トリガー発動! 英雄奥義 スパイラル・ハリケーン!」
コジロー「そうか、そう来るか!」
清盛「マナ武装7の条件は満たしてるぜ! 相手クリーチャー全員を手札へ!」
ロクロー「ホルデガンスとベア子姫が手札に戻されちゃった!」
まじめ所ちょー「なるほど。ベア子姫のマナ送りでちょうど7マナになっていたのですね」
ゴンザブロー「ぞい!? ワシはてっきりクロックだと思ってたぞい……」
清盛「さぁーて、ここからどうするのかなゴンザブローくぅーん?」
ゴンザブロー「タ、ターンエンドぞい!」
盾2 マナ5 墓地1 手札7 山札24 場(ズンドコ晴れ舞台)
今度こそ終わりです
依頼出してきます
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