【マブラブ】絶望の時代を戦い抜く貴方【安価】 (133)
もう何番煎じか分かりませんが、やっていきたいと思います。
※たまに文脈等などがおかしい場合がありますが、ご容赦願います。
それでは、早速ですが安価を取っていきましょう。
貴方は男性ですか?女性ですか?
↓1
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469529002
男性ですね。
次に名前、容姿、性格を教えてください。
↓1
申し訳ありません。
追加で出身国も記入をお願いします
↓1 安価取り直します
アメリカ出身、『レイ・ヒギンズ』様ですね。
お待ちしておりました。
おてすうではありますが、最終試験ではどのような成績を修められたのかご記入願います。
↓1
成績結果は...歴代最高の成績ですね。貴方には周りから大きな期待を寄せられるでしょう。
それでは貴方の配属先をお知らせします。貴方の配属先は...
↓1(何軍、何部隊かをお願いします)
アメリカ軍、極秘特殊部隊に所属してもらいます。軍上層部からの依頼です。この部隊は書類には存在していないため、部隊以外の衛士との接触は禁じられています。
それでは『レイ・ヒギンズ』新兵、貴方の健闘を祈ります。
BETAとの戦いは多くの犠牲者を出しても今だ終わらず、むしろ状況は悪化するばかりであった。
そこでアメリカはその状況を打破すべく、独自に極秘特殊部隊を配置。今までで最も成績の良かった者、そして新兵の中で最も成績の良い者をこの部隊へ転属させている。古参の者は表向きには『戦死』又は『行方不明』とされ、新兵は『精神状態不安定により衛士の資格なし』と処理される。そんなに極秘特殊部隊に新たに一人の新兵か配属されることとなった。
レイ「失礼します」
司令官「ようやく来たか」
レイ「レイ・ヒギンズ。ただいまこの部隊へ着任しました」
司令官「ご苦労。そこのイスに座りたまえ」
レイ「はっ」
いかにもお偉方が座るようなイスに、
司令官「さて、ヒギンズ新兵。君は最終試験歴代最高の成績を修めたと聞いた。実際に君の操縦技術を見たが、とても素晴らしいものだ」
レイ「ありがとうございます」
司令官「話は変わるが、我々人類は今窮地に立たされている。君のような衛士が我々には必要だ」
司令官「ここで、我々が何をやるかを話しておこう。我々は正規に作戦には参加しない。主に我々は暗殺、奇襲、爆撃などだ」
レイ「人殺しですか?」
司令官「いえ、それは他の部隊の仕事だ。我々の仕事ではない。我々は対BETA用に作られた部隊であるため、それ以外の仕事はやらん」
レイ「では、あくまで対BETA専用として作られたのですね」
司令官「そう言うことだ。既に君以外に5人の隊員が居る。今から挨拶してくるといい」
レイは素早い動きでイスから立ち上がると、美しい敬礼をする。
レイ「それでは、失礼します」
ガチャンと扉が閉まる音がすると、部屋には静寂がやって来た。
今日はここまで。明日から本格的に始めていきます。
それでは、再開。
レイは部屋から出る前に間際に教えてもらった部屋に向かう。極秘特殊部隊用に作られた基地は周りの人間に気付かれないように、山奥に作られているため地下に戦術機収納庫や会議室などが作られていた。
レイ「ここが隊長の部屋か」
ノックをすると中から声が聞こえてくる。
??「どうぞ」
レイ「失礼します」
↓1 隊長の性別、性格、年齢、容姿をお願いします
レイ「この部隊に配属になったレイ・ヒギンズです」
隊長「私がこの部隊の隊長だ。ようこそ、対BETA極秘特殊部隊、『ゴースト』へ」
レイ「ゴースト?それがこの部隊の名前ですか?」
隊長「いや、私たちが勝手にそう名付けた。名無しの部隊ほど虚しいものは無いだろう?それと、ここでは隊長であろうが全員平等だ。敬語は無くしても良い」
レイ「は、はぁ...」
隊長「何か不服か?」
レイ「いや、無い」
隊長「それで良い。そうだ、他の隊員を紹介しよう」
カチッとマイクのスイッチを入れると他の四人の隊員を召集する。
↓1~4 他の隊員の名前、性別、性格、年齢、容姿をお願いします
もう一回安価取り直しても良いですか?容姿を人の名前で書かれても無知なので分からないんです。出来れば、長髪、長身みたいな感じでお願いします。
↓1~4 隊員の名前、性別、性格、年齢、容姿をお願いします
それもそうですね。それでは27と29以外を再安価です。
↓1~2 隊員の名前、性別、性格、年齢、容姿をお願いします
隊長「アリシア、ハリセン、ヤマト、キャラメル。直ちに私の部屋まで来い。2分以内にだ」
放送が始まって30秒後に四人全員が部屋に入ってきた。
アリシア「隊長~、全員来ましたよ~」
隊長「よろしい。傾注!今日この部隊に新たな仲間がやって来た」
レイ「レイ・ヒギンズだ。よろしく頼む」
アリシア「へぇ~、新しい人来るもんなんですね~」
キャラメル「ふん、死なないことね」
ヤマト「...」
ハリセン「よろしく頼むぞ」
レイ「ああ、全員よろしく頼む」
今日は部隊の隊員と知り合った所で終了です。
それと、質問がありましたが、家で軍艦とかの歴史を調べてるのでそういう外国人は分からないのです。申し訳ない
再開、進めていきます
挨拶を終えると隊長が放送で司令官に呼ばれ、一時的に席を外す。
レイ「...アリシア、だったか?」
アリシア「はい、何でしょう~♪」ニコニコ
レイ「隊長の名前を聞くのを忘れた。教えてほしい」
アリシア「私達も名前を知らないの~♪隊長が教えてくれなくて~」
レイ「教えてくれない?」
ハリセン「どうも隊長は他人に本名を教えるのを嫌うらしい。私の勝手な考えだが、いつ死んでしまっても大丈夫なようにわざと教えてくれないのかもしれないな」
突然、横からハリセンが話に入ってくる。
レイ「どういうことだ?」
キャラメル「分からない?察しの悪い男ね」
レイ「悪かったな。察しの悪い男で」
キャラメル「まぁ良いわ。所詮は各自の推測にすぎないのだから。分からないのなら分からないで、それで良いのでしょ」
ハリセン「ヤマトも何か話したらどうだ?隊内で仲良くするのも良いものだぞ」
ヤマト「...知らん...」
少し、ワイワイと楽しげな雑談になる。ただ、レイは頭の中で色々と考え事をしていた。
レイ「......」
ハリセン「どうした?何か考え事か?」
レイ「すまん、少し隊長に会ってくる」
キャラメル「もしかして、隊長に名前でも聞きに行くつもり?無駄足になるわよ」
レイ「良いさ、無駄なら無駄で。それに戦術機のことも話さないといけないしな」
ハリセン「そうか、なら我々は少し話してから部屋に戻るとしよう」
レイは皆と別れ、部屋から出ると丁度部屋に戻ってくる隊長と出会った。
隊長「レイか、どうした?」
レイ「戦術機を見ておきたかった。何に乗るのか分からないからな」
隊長「なら、私が紹介してやる。ついてこい」
隊長はレイを戦術機格納庫へとつれていく。ただ、格納庫までの道中で誰にも会うことが無いのをレイは不思議に思った。
レイ「おい、ここの基地は人数が少ないのか?」
隊長「ここは私達専用に作られた極秘の基地だ。国連の奴らやソ連の奴らのようなデカイ基地を作る必要がない。デカくしてもバレるようなら意味がないからな」
レイ「なるほど、本当の必要最低限と言うことだな」
隊長「その通りだ」
レイ「それと他の奴らから聞いたんだが、隊員には名前を教えないのは何故なんだ?」
隊長「ん?なんだ、そんなことか。BETAと戦っている私達はいつ死んでもおかしくないだろう?なら、変に名前を教えても私が死んだ時の悲しみが増えるだけだ」
レイ「だが、名前を知らないといろいろと不便だぞ」
隊長「便利か不便かなんて私は知らん。戦闘で部下が死なないように指揮するのが私の役目だ。それ以外に何もない」
レイ「そうか、分かったよ」
話を終えて更に3分、ようやく格納庫に辿り着くと中から鉄を叩くような音や、溶接するような音が外まで聞こえてくる。
隊長「さて、着いたぞ。あれが私達が乗っている、そしてこれからお前が乗る機体だ」
↓1 レイたちが乗る期待は? (アメリカ機でステルス性能がある機体でお願いします)
レイ「F-22A ラプターか」
隊長「ああ、その通りだ。最初の内はF-15SE サイレントイーグルの予定もあったんだが、上がそれでは性能が足りないと判断してこれになったらしい」
レイ「良い機体だ。ちゃんと整備もしてある」
隊長「見ただけでわかるか。流石だな」
レイ「ちゃんと整備されている機体は見ただけで分かる」
隊長「まぁ、極秘特殊部隊と言うだけあって、バレないようにステルス機を使う。国連の知らないところでこっそりとな」
レイ「なるほど、裏方か」
隊長「そう言うことだな」
今日はここまで。一応F-15SE サイレントイーグルも忘れないであげてくださいね?
再開、そろそろ戦闘シーンを入れましょうか
格納庫から部屋に戻ってくると、まだ四人が話している途中だった。
隊長「まだ話していたのか?」
アリシア「お話ししてたら楽しくなってきちゃって~♪」
ハリセン「隊長、1つ提案があるんだが」
隊長「なんだ?」
ハリセン「レイを入れた6人で仮想戦闘訓練をするべきだと思ったんだ」
隊長「なるほど、一理あるな。キャラメル。奴らに今すぐ準備するように言ってくれ」
キャラメル「ええ、良いわよ」
隊長「その他の者は直ちに強化装備を来て訓練施設へと集合するように」
「「「「はっ!」」」
数分後、装備に着替えた6人はそれぞれの機材に乗り込む。
レイ「これがラプターの中か。さっさと慣れないとな」
アリシア「レイ、乗り心地はどう~?」
レイ「訓練機とはかなり違うが、こっちの方が乗り心地は良い」
アリシア「良かった~♪」
キャラメル「何でアリシアが喜んでるのよ」
ハリセン「どうやらアリシアはレイのことが気に入ったようだな。良いことじゃないか」
隊長「これより訓練を始めるぞ。作戦目標は前方の突撃級を排除後、要撃級と戦車級、光線級を撃滅、最奥の要塞級を仕留めることが最終目標だ。ただし、何が起きるか分からない。気を引き閉めろ」
隊長がそう言うと、前の視界が明るくなりとある場所の地形が写し出される。
隊長「作戦開始、全員生還せよ」
レーダーに数多の赤点が表示される。
隊長「BETAおよそ六万。これより二人一組で行く。ゴースト2は私と中央へ、ゴースト3は4と共に方面に、ゴースト5は6と共に東側に向かえ」
「「「「「了解!」」」」」
レイ「俺は...アリシアと一緒か」
アリシア「これも何かの縁だね~♪」
レイ「さて、そろそろ交戦地域だ。見えてきたぞ」
前方からゾロゾロとBETAの大群が迫ってくる。
レイ「36㎜で足を潰すぞ」
アリシア「分かった~」
レイ「......良し、撃て!!」
二人の突撃砲が火を噴く。次々と撃ち出されていく36㎜の弾丸が突撃級の足を砕いていき動けなくする。
訂正
方面に
↓
西方面に
30秒間指切り撃ちをするとと、少し飛び上がり突撃級の上を飛び越える。
レイ「くたばれ化け物!」
弱点である背中を撃ち、確実に仕留めていく。
アリシア「1匹も逃がしてないね。良かった~♪」
レイ「次!前方の要撃級と戦車級排除!アリシア!残弾は!」
アリシア「36㎜は残り8割。120㎜は全弾残ってるよ~!」
レイ「よし!36㎜は残り3割になるまで打ち続けろ!1匹も逃すな!」
隊長「こちらゴースト1、ゴースト6そちらの状況はどうだ」
レイ「現在要撃級と戦車級を殲滅中!あと10分ぐらい待っててくれ!」
隊長「了解、こちらも要撃級と交戦中だ。殲滅完了出来次第、中央へと集合せよ」
レイ「了解だ!」
アリシア「ペース上げましょ~」
レイ「ああ、120㎜を使用するぞ!ただ、要塞級の為に半分残しておくぞ!」
アリシア「良いですね~!」
あ互いがお互いをカバーしあい、危なげもなく一気にBETAを殲滅していく。
レイ「アリシア、大丈夫か?」
アリシア「36㎜残弾4割、120㎜残弾8割。少し不味いかな~?」
レイ「予定よりも弾の消費が早いか...」
アリシア「どんどんいっちゃお~!」
120㎜が戦車級の集団を吹き飛ばしていく。
隊長「作戦変更だ。現在交戦中のBETAを放置し、先に光線級を殲滅する。西側東側両方の部隊は現在エリアは放棄。先に光線級を殲滅せよ」
レイ「了解!アリシア、行くぞ!」
アリシア「は~い」
BETAの間をすり抜けて、奥地へと進んでいく。
レイ「くそっ!どけっ!」
進路を阻む必要最低限のBETAを倒す。
アリシア「熱くなっちゃダメだよ~♪」
レイ「アリシアは冷静すぎるんだよ、どうやったらそんなに落ち着けるんだ?」
アリシア「っ!危ないよ~!」
レイ「ぐわっ!?」
横から飛び上がってきた要塞級がレイのラプターに迫る。寸でのところでアリシアが120㎜で吹き飛ばす。
レイ「っ...!すまん、助かった!」
アリシア「良いよ良いよ~、気にしないで~♪」
隊長「ゴースト6、何かあったのか?」
レイ「気にしないでくれ。アリシアのおかげで助かった」
隊長「そうか、分かった。こちらは既に光線級と交戦中だ。数は残り30。到着次第殲滅を開始せよ」
レイ「了解だ」
レイ「そろそろだな。早く片付けて行くぞ」
アリシア「は~い♪」
レイ「ゴースト6からゴースト1へ、これより光線級を殲滅する」
隊長「奴らが光線を撃ってくるまでたった数秒、そして奴らが、撃ってきてから光線が最大出力になるまで約12秒だ。目を光らせた奴からすぐに片付けていけ」
レイ「分かった。アリシア、目を光らせた奴から先に仕留めろ!」
アリシア「目を光らせた奴を優先させるんだね~」
レイ「ああ、早くするぞ!」
エンジンの出力を最大まで上げ最も速いスピードで仕留めていく。
隊長「残り10!この調子で行くぞ!」
ハリセン「レイ!9時の方向だ!」
レイ「しまっ...!」
アリシア「よいしょ~!」
光線級が撃ってくる寸前でアリシアがレイのラプターの前に立ち、左肩に光線が当たり爆発が起きる。
レイ「アリシアー!!」
キャラメル「こんのっ!!」
最後の一匹をキャラメルが36㎜で風穴を開ける。
隊長「...ゴースト5応答せよ。ゴースト5」
アリシア「あいたたた~...こちらゴースト5、左肩のユニットと視界が少しやられましたが大丈夫です~」
隊長「そうか、戦闘続行は可能か?」
アリシア「はい、大丈夫ですよ~♪」
キャラメル「ホント、あんたはいつも能天気よね。死ぬかも知れなかったのよ?」
アリシア「大丈夫大丈夫~♪それじゃあ要塞級を仕留めよう~♪」
レイ「はぁ...」
ハリセン「どうした?アリシアが心配か?」
レイ「まぁ、そんなところだ」
ハリセン「アリシアはお前が来る数週間前にやって来たばかりだが、ずっとあんな感じだ。1度実戦があったがその時もな」
レイ「そうなのか」
ハリセン「なんだ?恋でもしたか?」
レイ「そうじゃない」
ハリセン「ハハハ!冗談だ」
隊長「そろそろだ。前方の距離2000、要塞級1体だけだ。足を狙え。固い装甲で覆われているが、36㎜を撃ち続ければやがて装甲が割れ、バランスを失う。右足を全員で一斉に狙え。私が囮となろう」
キャラメル「なら、隊長が死ぬ前にさっさと倒すわよ」
ハリセン「そうだな」
レイ「残弾全てくれてやる」
隊長「突撃せよ!」
隊長が最前を進み、その後を5人が追随する。
隊長「別れろ!」
隊長がそのまま正面から突っ込んでいき、その他の隊員が迂回して要塞級の右足へと突っ込んでいく。
ハリセン「撃ち方始め!36㎜で右足を潰せ!」
右足を取り囲み集中砲火をくらわせる。だんだんと足の装甲にひびが入り始め、やがて...
バキッ!!
骨が折れるような大きな音がすると、ゆっくりとこちら側へ倒れてくる。隊長も要塞級からの攻撃をひたすら避け続け、1発だけ左足にかすり強烈な酸によって溶ける。
隊長「よくやった。次に頭を狙え。持ってきた120㎜をここで全て撃ち込んでやれ!」
レイ「うおおおおおおおお!!!」
キャラメル「さっさとくたばりなさいよ!!」
要塞級の頭で何度も何度も砲弾が頭に入り込んでは爆発、入り込んでは爆発を繰り返していた。立ち込めた煙が晴れ、要塞級の無惨な姿が残っていた。
隊長「...よし、これにて作戦完了。残った弾薬は全てBETA共にくれてやれ。残党狩りだ」
残りの残党は、一部を残してほぼ殲滅され死んでいた。
隊長「これにて仮想戦闘訓練を終了、全員よく頑張った。後は各自の反省と課題を見つけて終了だ」
レイ「~...っ終わった」
アリシア「お疲れ様~♪」
レイ「アリシアか、すまなかった。迷惑ばかりかけたな」
アリシア「大丈夫~♪訓練だし、死亡判定も受けてないからね~♪」
レイ「それでも怖い思いをさせてしまった」
アリシア「?そんなことないよ~?」
レイ「?」
アリシア「私達はBETAを殺さなきゃいけないから怖がってる暇はないよ~♪」
レイ「それもそうだな」
アリシア「そうだよ~♪」
お疲れ様でした。今日はここまでにします
再開、戦闘シーンを書くのは楽しいのですがその楽しさが伝わっているのか不安ですね...
~~2日後~~
隊長「これが2日前の仮想戦闘訓練の結果となります」
司令官「ふむ...良い結果だ。これならば実戦でも容易にやっていけるだろう。だが、五番機のこの損傷はどうした?」
隊長「光線級をと交戦中、六番機が光線級に狙われたのを庇い、代わりに損傷を受けました」
司令官「なるほど、むしろ光線級の攻撃を受けてこの損傷で済んだのが素晴らしいな。よし」
隊長「もしや、またBETAの大規模攻勢が?」
司令官「いや、今度はこちらから攻勢をかける様だ。国連、ソ連、そして我が国アメリカの連合軍でまずはシベリアの奪還を目指すようだ」
隊長「そうですか。ならば部下たちに準備させましょう」
司令官「いや、先にヴォールク・データを使ってハイブ内部での戦闘訓練をしてほしい。もしかしたら、ハイブ攻略まで漕ぎ着けるかも知れないからな」
隊長「そんな言葉何度も言って攻略できてないでは無いですか」
司令官「それを言ってはいけない。ネガティブな思考をすればするほど勝てる戦いも勝てなくなる」
隊長「勝てない戦いを勝てるように影から手助けをするのが私たちの仕事です」
司令官「ハハハ!その為の部隊だからな」
隊長「それでは、失礼します」
司令官「ああ、下がってくれ」
隊長が部屋から出ていく。
場面は変わってシャワー室、レイがハリセンとヤマトと共に筋トレをし終え、汗を流していた。
レイ「あの二人は化け物か...30分も筋トレして疲れさえしてなかったぞ...」
キャラメル「ん?シャワーの音?誰か居るの?」
レイ「キャラメルか?」
キャラメル「なんだ、あんただったの」
キャラメルがレイの横の個室に入り、お湯を出す。
キャラメル「ふぅ...やっぱりシャワーは気持ち良いわ」
レイ「この基地は前線に近い基地じゃないだろ?何でシャワー室を分けないんだ?」
キャラメル「この基地は衛士の部屋以外全て戦術機の機材や弾薬、食糧を保存を保存してるのよ。こんな山奥だから補給もしにくいし、それに周りにもバレる訳にはいかないから。だから地下にはバカみたいに深く掘ってるし、階層が多いのよ」
レイ「そうだったのか」
キャラメル「というか、そんなことぐらい察しなさいよ」
レイ「...何か俺に当たりが強くないか?」
キャラメル「2日前の訓練で、あんたアリシアに庇ってもらったでしょ。そんなんじゃ、この先足手纏いになるって言いたいの」
レイ「分かってる。あれは俺が1体の光線級に気を取られて周りの確認を疎かにした俺の失態だ。あれが実戦なら俺かアリシアが死んでいた」
キャラメル「分かってるのなら直しなさい。訓練でだから後悔も出来るし直すことも出来るの」
レイ「...ありがとう」
キャラメル「何を謝ってるの。謝っている暇があるなら、さっさとシャワーを終えて反省でもしてきなさい」
レイ「そうさせてもらうよ。ありがとな」
キャラメル「...何かあいつと話すと調子が狂うわ。いけないいけない、私もさっさとシャワーを終えてアリシアの所行かないと」
レイ「さてと、キャラメルに言われて部屋に戻ってきたわけだが...」
アリシア「んぅ~...♪」スヤスヤ
レイ「...何でアリシアは俺の部屋で寝てるんだ?」
アリシア「んふふ...♪」
レイ「とにかく起こすか。おい、アリシア。起きろ」
アリシア「んぅ~?キャラメル...?」
レイ「いや、おれはキャラメルじゃ...」
アリシア「待ってたよ~...♪」ギュー
レイ「あっ、おい...!」
アリシア「えへへ~...やっぱり温か~い...♪」
キャラメル「ここねアリシア。ちゃんと私の部屋で待っ...て...て...」
レイ「ち、違うんだキャラメル。これはアリシアが寝惚けてだな...」
キャラメル「な、何してんのよ!!?」
アリシア「んぁ...キャラメル...?じゃあ私が抱き付いてるのは~...」
レイ「や、やあアリシア。おはよう」
アリシア「」カァ///
アリシア「ひゃあ~~...!」ヘナヘナヘナ
キャラメル「あんたまさかアリシアを襲うなんて...!」
レイ「ちょ、ちょっと待て!これは誤解だ!!」
キャラメル「問答無用!!」ゴスッ!
レイ「グホァ!?」バタッ
キャラメルの拳がレイの鳩尾に当たり、その場にレイが踞る。
キャラメル「ふんっ!」
アリシア「キャラメル、私が寝惚けて抱き付いちゃって...」
キャラメル「もう安心して良いわよ。変態男はもう成敗したわ」
アリシア「そうじゃなくて...私が寝惚けちゃって、抱き付いちゃったの...」
キャラメル「えっ...?もしかして間違えてレイを殴っちゃった...?」
レイ「だから...俺は誤解だって言ったろ...」
キャラメル「ご、ごめん!た、立てる?」
レイ「ちょっと待ってくれ...まだ動けそうにない...」
キャラメル「ホントにごめん!!」
アリシア「痛そう~...」
数分後、ようやく痛みが引いてきたレイはイスに座り水を飲んで気持ちを落ち着かせる。
レイ「いてて...それでアリシアは何で俺の部屋で寝てたんだ?」
キャラメル「私は私の部屋で待っててって言ってたわよね?」
アリシア「えっと~...眠くなってフラッと入った部屋がレイの部屋で~...あはは~...」
キャラメル「ダメじゃないキャラメル!前もヤマトの部屋で寝てたでしょ!」
アリシア「ごめんなさ~い...」
レイ「ふ、ふふ...」
キャラメル「どうしたの?」
レイ「いや、二人を見てると姉妹に見えてきてな。つい笑ってしまった」
キャラメル「確かにアリシアが私の妹みたいになってるわね。数週間前に来たばかりだけど」
アリシア「じゃあキャラメルはお姉ちゃん~♪」
レイ「仲良いんだな」
そんなことをしていると、隊長から放送が入る。
隊長「全員、直ちに訓練施設に来るように」
キャラメル「隊長からの呼び出しよ。早く行かないと」
レイ「ああ」
3人がレイの部屋をでて、走って訓練施設まで向かう。
レイたちが訓練施設に着いた頃には、既に他の二人は着いていた。
隊長「3人とも、遅刻ギリギリだ。何をしていたんだ?」
キャラメル「部屋でいろいろと話していただけよ。前の訓練の反省とかね」
隊長「そうか、話し合うのは良いが遅刻ギリギリまで話すのは止めておけ」
キャラメル「分かったわ」
隊長「なら、全員集まったところで次の大規模攻勢作戦について話そうと思う」
ハリセン「ようやく攻めに出るのだな」
隊長「そうだ、目的はシベリアの奪還、中ソ連合軍が防衛を諦めて撤退した場所だ」
ヤマト「...俺たちが奴らの尻拭いをするのか?」
隊長「私たちではない。国連と我が国とソ連が尻拭いをする。私たちは奴らがエヴェンスクハイヴを攻略するまで周りに蔓延るBETAを倒す。つまり、陽動の手助けだな」
キャラメル「なら、その訓練を今からするのね」
隊長「いや、今からするのはハイヴ内部での戦闘訓練をする」
ヤマト「...何故だ?」
隊長「もし奴らがハイヴを前にして中途半端に殺られたときに我々も加勢するためだ。それに、ハイブ内でも陽動をしろと言う命令も来た」
キャラメル「バカげてるわね」
隊長「だが、そういう命令をこなすのも我々の使命だ」
10分後、強化装備を着た6人は再び乗り込み網膜に映像を投影する。
隊長「今回の目標はハイブ内でも戦闘する友軍の支援だ。ただひたすらBETAをこちらに誘き寄せる。それだけだ」
隊長「覚悟は良いか?突撃!」
ラプター6機がハイヴを進んでいく。戦術マップには既に何隊かハイヴを進んでいた。
隊長「このまま前進、気を抜くな」
ハリセン「まるで迷路だな。はぐれたら死ぬぞ」
レイ「これがハイヴの内部か...例えるならアリの巣だな」
アリシア「おお~アリの巣~」
キャラメル「気を抜かないでゴースト5、奥はまだまだ先よ」
レイ「それで隊長、どうやってハイヴ内で陽動するんだ?」
隊長「交戦し次第、ひたすらこちらで敵を処理をし続ける」
レイ「そうか、わかった」
20分後、レーダーにBETAの反応が出る。場所はD層だった。
隊長「前方に師団規模のBETAを確認、このまま奴らと交戦、この先を通る部隊を支援する」
ハリセン「キャラメル!アリシア!奴らにくらわせてやれ!」
アリシア・キャラメル「了解!FOX1!」
ミサイルが飛んでいき、前方から爆発音が聞こえてくる。
隊長「各自戦闘体制!撤退はない!必ず殲滅しろ!」
前方からミサイル攻撃を生き残った要撃級、戦車級がやって来る。
隊長「突撃級は無し!撃ち続けろ!!」
キャラメル「失せなさいBETA共!」
レイ「ヤマト!3時方向から戦車級が迫っている!」
ヤマト「任せろ」
そうですね、自分の中では時系列は横浜ハイヴ攻略前辺りですね。
間違えた横浜ハイヴ攻略後から何年か後の話です
その辺りと考えてくれて良いです。
隊長「良いぞ、続々とこちらにBETAがやって来ている」
キャラメル「アリシア、11時方向に要撃級がやって来てるわよ!」
アリシア「任せて~」
ハリセン「ヤマト!前へ出すぎだ!」
レイ「カバーする!」
ヤマト「すまん、迷惑をかけた」
レイ「このまま下がるぞ!隊長!援護頼む!」
隊長「任せろ、気を付けろ。盛大に120㎜をぶっぱなすぞ!」
120㎜の爆発に巻き込まれた要撃級と戦車級が吹き飛ぶ。
隊長「まだまだ来るぞ!撃ち続けろ!」
レイ「突撃級だ!およそ100体以上!」
隊長「120㎜用意!周りのチビ共も一緒に巻き込んでやれ!」
ハリセン「おかわりがたくさんだ。まだまだ腹一杯喰えるぞ」
レイ「まるで食べ放題だな!在庫が切れるのはいつだ!?」
キャラメル「もっともっと料理を出してきなさい!この料理店を破産させてやるわ!」
アリシア「破産させちゃいましょう~♪」
ヤマト「...そろそろ品切れみたいだぞ」
後方のBETAの反応が途絶え始め、その先を友軍部隊が進み始める。
隊長「残念ながらこの辺りでこの店は店じまいの様だ」
あれだけ居たBETAが全て死骸となって積み重なっていた。
隊長「友軍の進軍を確認した。よし、我らも進め!」
更に奥へと進んでいく。
隊長「各員、自機の残弾数を報告せよ」
レイ「まだ7割も残ってる。まだ喰えるぞ」
アリシア「私は7割弱~。大丈夫だよ~」
キャラメル「私も7割弱よ」
ハリセン「こちらも7割弱だ」
ヤマト「...同じだ」
隊長「まだやれるな。一気に進むぞ。友軍よりも先を行きこちらでBETAの集団を集める」
レイ「了解、最大出力でだな」
隊長「ああ、行くぞ!!」
一気にハイヴ内を駆け抜けていく。
携帯の充電がないので少し休憩
充電できましたので、再開します。
キャラメル「アリシア、大丈夫?」
アリシア「大丈夫だよ~♪ラプターだから機動性も良いから~♪」
隊長「後方の友軍はどうだ?」
ハリセン「健在だ。誰一人として殺られていない」
隊長「ならこのまま我らが先陣を切ってやろう。進め!」
物凄い勢いで、奥地へと進んでいく。
レイ「...ん?...っ!!側面注意!!出てくるぞ!」
キャラメル「え?キャアアアアアアア!!??」
壁から突然突撃級が飛び出し、キャラメルのラプターがやられる。
ハリセン「ゴースト4がやられた!」
レイ「くそっ!」
隊長「120㎜発射!突撃級をこちらへ近寄らせるな!」
アリシア「...許さないよ~?」
間延びした言葉を発しながらも、怒が籠り声だけで怒っているのが分かる。
隊長「ゴースト5、落ち着け。1度後退、奴らをこの先にへと進ませるわけにはいかない」
アリシア「は~い」
隊長「くそ...背後からも反応か...!ゴースト5、6。背後のBETAを撃破せよ」
レイ「なるほど、流石はアリの巣だ!どっからでも湧いてくる!」
アリシア「バイキングはもうたくさんだよ~」
レイ「アリシア!このまま打ち続け...なっ...!?」
足元に転がっていた戦車級の死骸に足をぶつけ倒れてしまう。
アリシア「レイ!」
レイ「しまっ...!」
画面が赤くなり、アナウンスが流れる。
『胸部に深刻なダメージ、衛士死亡と判定。観戦モードに移行します』
レイ「くそっ!!」
悔しさのあまり、壁を殴る。
訓練結果は失敗、あの包囲を切り抜けたものの残弾がなくなり壊滅した。
隊長「皆、ご苦労だった。一応今までの中では最高記録だがこれでは小隊は全滅する。更なる技術の向上を望む。それでは、また明日召集をかけるからそのつもりでいるように、以上だ」
レイ「あの時足元の戦車級の死骸に気づいていれば...!」
アリシア「ほらほら、元気だして~」
レイ「アリシア...」
アリシア「それに、キャラメルは壁から出てきた突撃級に殺られてたし~」
キャラメル「う、うるさいわね!それを言ったらレイの方が情けない死に方をしてたじゃない!!」
レイ「言い返せないから、受けるしかないな」
ハリセン「どっちもどっちだ。お互いにBETAに殺られてるのだから相手を責められまい」
キャラメル「ぐぬぬぬ...!」
今日はここまで
再開、今更ながらこの物語はマブラブ本編とは少しズレた平行世界となっています。ので、TEのキャラが出ることもありませんし、いろいろと変わっています。ですが、横浜ハイヴ攻略まではほぼ一緒なのでその辺り、よろしくお願いします。所詮は二次創作ですので
~~レイの部屋~~
レイ「はぁ...俺もまだまだだな。足元の戦車級き気付かず倒れるなんて」
コンコン
レイ「誰だ?」
キャラメル「私よ。入っても良いかしら」レイ「ああ、入っても良いぞ」
キャラメル「失礼するわね」
レイ「キャラメルが俺に用事があるなんて珍しいな」
キャラメル「隣、座っても良い?」
レイ「ああ、かまわない」
キャラメルがレイの横に座る。レイの体重でかなり沈んでいたベッドがキャラメルを包むかのように更に沈む。
レイ「ほら、さっき淹れたばかりのコーヒーだ。飲むか?」
キャラメル「...まだ口を付けてないわよね?」
レイ「流石の俺でも口を付けた物を出さねえよ」
キャラメル「それもそうよね...んくっ...はぁ...」
レイ「どうだ?」
キャラメル「やっぱり訓練後のコーヒーは格別ね」
レイ「だろうな。疲れたときのコーヒーはとてもうまく感じる」
キャラメル「ふぅ...って貴方と話をしに来たのを忘れてたわ」
レイ「俺とか?」
キャラメル「あんたって確か衛士としての最終試験で歴代最高記録を出したんでしょ?」
レイ「そんなものあてにならない。まだ実践経験もない俺が、この部隊の役に立てるとはあまり思ってはいない」
キャラメル「それでも隊長はあんたに期待してるわよ。多分ね」
レイ「はは、嬉しい言葉だな」
キャラメル「それに、アリシアはあんたのことが好きよ」
レイ「アリシアが?」
キャラメル「だって、いつも寝言を言うとき貴方のことを話してるもの」
レイ「そ、そうか」
レイ「そう言えば、お前たちはいつ知り合ったんだ?」
キャラメル「前に言わなかった?数週間前に来たばかりアリシアが来たばかりだから、まだ1ヶ月経ったか経ってないかぐらいよ」
レイ「なのにそんなに仲が良いのか」
キャラメル「多分、同じ女性というところで気があったのよ。隊長も女性だけど、何か私たちを寄せ付けない雰囲気があるから」
レイ「確かにそうだな。あの雰囲気は女性だとは思えない」
キャラメル「ハリセンとヤマトはいつも筋トレしてるし、アリシアが来るまで私は一人だったし、仲良くなるのも当たり前だったのかもしれないわね」
レイ「そうか、良かったじゃないか」
キャラメル「
申し訳ない。安価を取りたいのですが、戦闘中とかではなかなか取れませんので...でもこの会話シーンで取りますので安心してください。
キャラメル「ねぇ、これから私に付き合ってくれないかしら」
レイ「良いが、どこにいくんだ?」
キャラメル「そうね...」
↓1 基地内で衛士が行ける場所でお願いします。
申し訳ありませんでした。次から気を付けます
戦術機格納庫ですね」
キャラメル「戦術機格納庫に行きましょう」
レイ「格納庫に?どうしてだ?」
キャラメル「戦術機の整備を見てみたくなってみたのよ。一人じゃ格納庫なんて行きにくいじゃない」
レイ「それもそうだな。んじゃ行くか」
二人は部屋をでて、更に下の階層にある格納庫へと向かう。
10分ほど歩いた二人は、少し重い扉を開けて中には入ると、6機のラプターが調度整備をされているところだった。
レイ「調度整備してるみたいだな。どうする?このまま見るか?」
キャラメル「ええ、戦術機の整備なんて見たことないもの」
レイ「俺も見たことないな。邪魔にならない場所で見ておくか」
??「そこの二人」
↓1 整備長の名前、性別、年齢、出身国、容姿、性格、をお願いします
待ってみましたが、無さそうなので整備長は名前なしでいきます。
整備長「見たところ衛士だろうが、ここへ何しに来た?」
レイ「今まで戦術機の整備を見たことなかったから、邪魔にならない場所で見ようと思ったんだ」
整備長「そうかい。なら、息を殺してちゃんと見とくんだな」
レイ「分かったよ」
整備長「お前ら!今日は衛士の二人が見に来てくれてるぞ!恥をかきたくなったら、全て完璧に整えろ!良いな!」
「「「了解!」」」
何十人もの整備士が、6機のラプターに張り付き、様々な工具を持って整備を整える。
レイ「なるほど、こんな大人数でやっているのか。六機の戦術機にこれだけの人が必要なんだな」
整備長「そうだ。戦術機はとても繊細でな、少し整備を変えただけで出力や機動性が変わってくる。だから下手な整備士の戦術機はすぐに喰われる」
キャラメル「ここに居る整備士はどれくらいなの?」
整備長「整備士としての練度か?ここに居る奴らは全員がベテランと言っても良い。才能がある奴はある程度がこの基地に配属になってる」
レイ「なかなか重要視された基地なんだな」
整備長「だろうな。さてと、俺はこれから六番機の機体を整備する」
レイ「新しく来たばかりの機体じゃないのか?」
整備長「新しく来たばかりのラプターだからだ。もしかしたら製造過程で故障でもしていて、初戦で壊れてみろ。俺たち整備士としての面目が丸つぶれだ」
レイ「なるほど、考えることが確かにベテランだな」
整備長「バカ野郎、これぐらい整備士として当たり前だ」
レイ「そ、そうなのか...?」
整備長→アストナージ「それと、俺の名前はアストナージ・メソッドだ。これからも何度か会うだろうから、覚えておけ」
レイ「分かった。じゃあ、整備頑張ってくれ」
アストナージは大きな工具を持って機体に向かっていく。
レイ「...なんと言うか...とても個性的な頭だったな」
キャラメル「そうね...私はあの鶏冠頭にしか目がいかなかったわ...」
レイ「奇遇だな。俺もだ」
キャラメル「そういや...1回食堂で見かけたけど、あの人の口から『俺の悩みは個性がないことだ...』とかボヤいてたのを覚えてるわ...」
レイ「いやいやいや、あの頭で十分他人と区別つくだろ...あれ以上の個性を求めて何になるんだよ...」
キャラメル「知らないわよそんなこと...」
レイ「まぁいいか...それでキャラメル。次は基地の何処に行く?それともまだここで整備を見るか?」
キャラメル「そうね...」
↓1 基地内の食堂、資料室、トレーニング室、仮想訓練室(戦闘シュミレーションを行うことが可能)、 他の隊員の部屋、シャワー室、もしくは格納庫でまだ整備を見ることが可能。
一時間待ちましたが、何も無かったのでサイコロでも振って決めたいと思います。
二人は格納庫での整備を止め、シャワー室にへと向かう。
レイ「なあキャラメル、何でシャワー室に向かっているんだ?」
キャラメル「良いじゃない。こういうのは裸の付き合いって言うんでしょ?」
レイ「いや、それは一般的に同姓同士でするものなんだが...」
キャラメル「細かいことは気にしないの。ほら着いたわよ」グイッ
レイ「あ、おい!」
キャラメルは中に入ると、躊躇い無く服を脱いでシャワーを浴びる。レイもほぼ強制的に服を脱がされ、仕方無くシャワーを浴びていた。
キャラメル「ふぅ...やっぱりシャワーは良いわ」
レイ「そうか?」
キャラメル「ええ、だって体が暖まるもの。良いものでしょ?」
レイ「確かに良いとは思うが...」
ここまで。頭が痛いので
再開、最近はとても熱いですね~...
キャラメル「そういえば、さ」
レイ「どうかしたか?」
キャラメル「あんたはアリシアのことをどう思っているの?」
レイ「突然アリシアのことか、どうした?」
キャラメル「アリシアはあんたのことを気に入ってるみたいだし、あんたはアリシアのことをどう思ってるかなって」
レイ「そうだなぁ...同じ部隊の隊員で、話しやすい仲間だと思ってる」
キャラメル「そう...なら良いわ」
レイ「何が良いんだ?」
キャラメル「うふふ、何でもないわ」
ウイーン!ウイーン!
突如、スピーカーからサイレンが鳴り、隊長からの放送が入る。
隊長「待機中の各員へ、直ちにブリーフィングルームへと集合せよ」
キャラメル「招集!?まだシャワー浴びてるのに...!」
レイ「ならさっさとシャワーを終えて、早く向かうぞ!」
キャラメル「ちょっと!?」
レイがキャラメルの手を引っ張ってシャワー室を出ていき、更衣室に入って着替える。
~~ブリーフィングルーム~~
レイ「すまない!遅れたか!?」
レイとキャラメルが勢いよくブリーフィングに入ってくる。
隊長「いや、まだ許容範囲内だ。早く席に座れ」
アリシア「二人とも~どこに行ってたの~?」
キャラメル「時間潰しよ、何事も無かったわ」
アリシア「~?」
隊長「よし、全員集まったな。これよりブリーフィングを開始する」
部屋が暗くなり、天井に付いている機械から映像が壁に写される。
隊長「まずは謝罪から入らせてもらう。本来、明日に召集をかけるつもりだったのだが、先程上層部より突如作戦の概要が送られてきたため、緊急に召集をかけさせてもらった。訓練が終わって間もなかったため、まだ疲れが残っているだろう。すまなかった」
隊長からの謝罪に誰も応えることは言葉で応えることは無く、無言で応えていた。
隊長「さて、それでは作戦の概要を説明する」
壁に写っていた映像が切り替わり、エヴェンスク辺りの地図が出てくる。
隊長「衛生からの写真から、エヴェンスクハイヴに居るBETAが進軍を開始、進軍速度から1週間後にはベーリング海にたどり着くものと見られている」
ヤマト「...数はどれだけ居るんだ?」
隊長「数はおよそ十万、このBETAの侵攻に対し米ソ国連の3つが迎撃にあたることとなった」
ハリセン「欧州からの増援は来ないのか?」
隊長「欧州もイギリスの防衛で手一杯だ。増援なんて送る余裕なんて無いだろうな」
レイ「...」
隊長「話を続けるぞ。今作戦に導入する戦力は戦術機が千機以上、航空部隊、共に戦車機甲師団も多数が今作戦に参加する。工兵、整備士も大勢が参加するだろう」
レイ「...?機甲師団はともかく、工兵と整備士も多数が参加するのはおかしくないか?」
隊長「良いところに気付いたな。ここで、今作戦の目的を説明しよう。エヴェンスクからのBETAを殲滅後、その場に基地が作られるのを護衛することだ」
今日はここまで
再開していきます
隊長「まず、我々は輸送船でハトゥイルカに上陸。ここにはユーラシア奪還の為の上陸基地を建設を始める。前進し、押し寄せるBETA群を殲滅する。上陸基地ができ次第タロフカまで進み、ここに第一前線基地を作る。なお、突貫工事によって速やかに作業は進められるが、最低でも1ヶ月はかかるため、その間我々は輸送船で生活することになる」
ヤマト「...船か...」
ハリセン「どうした?船酔いでもするのか?」
ヤマト「いや...まぁ良い」
隊長「我々の基地は、国連やソ連とは別の所に作られるため、もしかすると1ヶ月ですまないかもしれない。それと、今回光線級吶喊を任せられた。これの意味が分かるな?」
レイ「俺たちが光線級を排除し、航空部隊の攻撃でBETAを早期殲滅するわけだな」
隊長「そうだ、レイは今作戦が初の実戦だったな。お前には上から大きな期待が寄せられている。この期待を裏切るようなことはするなよ」
レイ「分かってる」
隊長「これが今回我々の負った責務だ。何が質問はあるか?」
アリシア「はーい、1週間後にはBETAはベーリング海に到達するんですよね~?私たちはいつ移動するんですか~?」
隊長「このブリーフィングが終わり次第だ」
キャラメル「ワーオ、ホントに急ね。隊長、この基地にはいつ戻ってくる予定なのかしら?」
隊長「全てが終わってからだ。それまでこの基地には帰ってこれない」
レイ「なら俺からも質問だ。この作戦はエヴェンスクハイヴのBETAを殲滅して終わりなのか?それともユーラシア大陸を奪還してから終わりなのか?」
隊長「そんなの私がわかるわけがない。わかるとすれば上の機嫌を取ってる奴ぐらいだろう」
レイ「後は上の機嫌次第か」
隊長「そうだ、もう質問はないな?なら、各自準備でき次第輸送車に乗り込むことだ」
全員がイスから立ち上がり、それぞれの部屋に向かう。
今日はここまで
再開していきます。久しぶりにマブラブ オルタネイティブやって来ました。
~~レイの部屋~~
レイ「期待か...たかが訓練の結果で期待するのは少し違うと思うがな」
レイは基地に持ち込んだ必要最低限の物をケースに入れ、蓋を閉じロックをする。
レイ「...俺が死んだら誰が俺を覚えてくれるんだろうか...」
隊長「何やら湿っぽい話をしているな」
レイ「隊長か」
隊長「そうだな、お前が死んでも知るやつは居ないだろう。私たちを除けばな」
レイ「流石は極秘の部隊。死んだことも極秘か」
隊長「そう悲観するな。死ななければ良い」
レイ「簡単に言うな。何か自信でもあるのか?」
隊長「今まで私が率いた部隊は一人も戦死者を出していない。まだハイヴ内での戦闘は1度もないがな」
レイ「訓練でのハイヴ内では散々な目にあっただろ。もし今回の作戦で俺たちもハイヴ内に突入することになったらどうするんだ?」
隊長「そんなことは私にわかるわけがない。部隊が全滅したらまた新しい部隊が作られるだけだ。他には何もない」
レイ「だろうな」
隊長「だが、1つだけ言えることがある。私たちはこの部隊から逃げられないようになっている。天国にも地獄にもな」
レイ「...そうか」
隊長「だから安心しろ、どうせお前は逃げられないんだからな」
レイ「ああ、安心するとしよう」
隊長「そろそろだ。荷物の準備は出来たか?」
レイ「出来てる」
隊長「なら輸送車に乗り込もう。ここから何時間か揺られ続けるぞ」
レイ「乗り物には強くてな。酔ったことは1度もない」
隊長「なら良し。さっさと行くぞ」
隊長とレイは共に、部屋から基地外に用意された輸送車に向かう。
コツコツと歩く音が響き、地下5階から地上までエレベータを使って向かう。
隊長「あれが輸送車だ」
レイ「...随分と普通の乗用車だな」
隊長「我々が目立つわけにはいかない。だからこのような車になっている。軍用車とは違って乗り心地は良いぞ。狭いがな」
レイ「当たり前だ」
隊長「ここからシャクトゥーリクまで向かう。途中まで山道がずっと続くが、頭をぶつけるなよ」
レイ「分かってるさ」
全員が車に乗り込み、6人も乗ったことで後部座席はかなり大変なことになっていた。
レイ「...狭い...」
アリシア「贅沢言っちゃダメだよ~狭かったらこうやってギューって♪」
レイ「抱き付くな抱き付くな」
キャラメル「抱き付かなくてもこうすればマシになるわよ」
そう言ってキャラメルはアリシアを膝の上に乗せる。
アリシア「おぉ~頭良い~♪」
キャラメル「ホント、アリシアは楽しんでるわね」
レイ「ああ、羨ましくなるくらいだ」
アリシア「う~ん...でもやっぱり♪」
アリシアはキャラメルの膝から降りて、レイの膝の上に乗る。
アリシア「こっちの方が良い~♪」
キャラメル「そんな...レイに負けた...?」
レイ「お前はいったい何と戦ってるんだ?」
朝はここまで。また夜に再開します。
再開、ちょっと眠いので寝落ちするかも
前回は申し訳ない。寝落ちしたまま忘れてました。再開します
2日後、6人を乗せた車は山道を駆け下り、シャクトゥーリクへと辿り着く。道中、車が横転しそうになったり、溝にはまったりしたが、怪我はすることなく辿り着いた。
レイ「アリシア、着いたぞ。早く降りてくれ」
アリシア「はーい」
車から降りると、大きな輸送船があり中には既に戦術機が載っていた。
隊長「これが、私たちの乗る輸送船だ」
レイ「でかいな」
キャラメル「そうでもないわよ。これよりももっと大きいのもあるし、これは戦術機を六機しか載せられないわ」
レイ「詳しいんだな」
キャラメル「資料にのってたわ」
6人は今度は輸送船に乗り込んだ。
全員は会議室に集まっていた。
隊長「傾注、この度我らに正式なコールサインが決まった」
キャラメル「やっとなのね」
アリシア「わーい♪」
隊長「我々のコールサインは...」
↓1 新たなコールサイン(例:カロネード)
※現在のゴースト以外でお願いします
隊長「我々の正式なコールサインは『シャドウズ』だ。以後、無線内では『シャドウズ』と呼ぶように。CPからもこのように呼ばれるので留意するように」
「「「「「了解」」」」」
隊長「それでは解散、次の出撃は1日後。それまで体調管理とトレーニングに努めるように」
ココまで。次の更新で戦闘シーン入ります。
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