モバマスssです
・パープルソフトウェア様のハピメアを元ネタとしています。
・内容は多分違う
・ネタバレあるかも
・キャラ崩壊、設定ガバガバ
・書だめない
・遅筆
以上のことに注意してください。
1話には安価ありません
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468052728
モバP→P表記
第一話
暗い森で悪魔が囁く。こっちへ来いこっちへこいと。
「まゆ!!絶対に手を離すなよ!!」
空いっぱいに広がる月が道を照らしている。ここに進めここに進めと。
「くそっ!どこまで行けば出られるんだ!!」
木々がざわめく。くすくす、くすくすと。
「まゆ!!どこに行くんだ!!おい・・・・!」
烏たちは知っているのだ、この森に終わりはないと、どこにも逃げられないと。
「まゆ・・。いやだ・・・。僕をひとりにしないでくれ、僕を・・・・・」
######################
??「・・・・ぃさん・・・・おにぃさん・・・・」
P「・・・・・・・んぅ。・・・・・・あとごねん。」
####
??「兄さん!!お兄ちゃん!!起きてってば!!えいっ!!」フワッ
ドスン!!!
P「グエッ!!何だ!テロか!!」
島村卯月「えへへ。おはようお兄ちゃん。」
P「卯月か・・・おはよう。」
**************************************
P「今日の数学、宿題ちゃんとやったのか?」
卯月「えぇっ!?そんなのありましたっけ!?」。
P「やっぱ忘れてんのかよ・・・。」
卯月「兄さん・・・・。後で見せて・・・お願い。」
P「・・・明日はちゃんと自分でやれよ。」
島村卯月。私立M高校に通う二年生だ
クラスメイトであり。・・・わけあって俺の妹である。
一人暮らしの俺の部屋にしょっちゅう上がり込んでいる。俺の知る中で一番モテる少女であるが。大丈夫か?
*****************************************
2-B教室
卯月「二人ともおはようっ!」
P「おーす」
城ヶ崎美嘉「あ、おはよー★」
神谷奈緒「相変わらずなかのいい兄妹だな。」
P「おー、美嘉は今日もキマってんな。奈緒は寝癖くらいなおしたほうがいいんじゃないか?」
奈緒「えっ?うそ!?梅雨の時期はかなり注意してるのに!!」
美嘉「あーっ、せっかく黙ってたのに。Pさんも女心がわかってないよね。」
P「なんだよ、ちゃんと女心考えていってやったんだろ?」
美嘉「そういうのは直接言っちゃだめなんだよー★」
P「黙ってたお前に言われたくねーよ…。」
奈緒「美嘉!!わかってんなら言ってくれてもいいだろ!!Pさんももうちょっと言い方ってもんが///」
卯月「もうっ、二人とも奈緒ちゃんをいじめちゃダメじゃないですか。ホラ奈緒ちゃん、髪なおしてあげる。もじゃもじゃーって。」
奈緒「そこまでではねぇよ!!」
神谷奈緒。入学してからの付き合いで、俺の秘密を知っても気にすることなく接してくれる親友である。いじると面白いところも気に入っている。
城ヶ崎美嘉。俺の幼馴染であった。今はカリスマギャルとしてよく雑誌の表紙に載っている。
最近俺のことを避けているように感じられるが・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
放課後@科学準備室
P「せんぱーい。センパイ?」ガラッ
??「にゃあっ!!!」ガバッ
P「う、うわっ!ちょ、何して、こらっ!!耳かむな!おい志希!!」
一ノ瀬志希「ふっふ~。センパイなんて他人行儀な呼び方するコーハイ君にはお仕置きが必要ですなー。」
ぷしゅー
P「ぎゃ、また、今日はなんだ!?」
志希「一ノ瀬印の即効性眠り薬だよ~。副作用は・・・・・・・にゃは☆」
P「あっ、こ、こいつ。やりや・・が・・・・。」
志希「う~ん。即効性が高すぎたにゃー。もうちょっと遊んでほしかったんだけど。・・・・まあいっか、コーハイ君が起きるまでハスハスタイムだ~♪」
一ノ瀬志希。去年突然現れて科学部を乗っ取ってしまったヘンタイ。何でもアメリカの大学に通っていたらしい。一ノ瀬印の薬にはいろいろ厄介になっているが、人体実験はほどほどにしてほしい。室は年上。
************************************
夜中@駅裏
~♪~♪
P「今日もやってんのか。」ハァ
??「~~♪~♪」
P「おい、凛。」
渋谷凛「あ、Pさん。待ってたよ。」
P「まってたよじゃねーよ。もう日が変わるぞさっさと帰れ。」
凛「えー。Pさんの部屋に泊めてよ。」
P「バカ言ってんじゃねーよ。大体こんな時間に出歩いたらあぶねーだろ。」
凛「ちゃんとPさん来てくれるもん。」
P「きたくて来てねーよ。お前んちからの電話に出る俺の気持ちにもなれ。大体両親に俺のことなんて言ってるんだ?」
凛「夫」
P「恋人の過程すら‼?いや恋人でもないけど。」
凛「もう、何言ってんの?ひと晩を共にした仲じゃない。」
P「いや、あれは・・・・。ってかはよ帰れ!」
凛「・・・終電終わっちゃったね。」
P「おまえんち歩いて5分ですけど。ほら送って行ってやる。」
凛「送り狼?」
P「しつけぇ!!」
渋谷凛。盗んだバイクではなく、ホームセンターで買ったギターで歌いだす非行少女である。恥も外聞も捨ててんじゃねーかというくらい露骨に誘惑してくる困ったやつだ。
#######################
「・・・・・・ん」
張りのあるソファーで目を覚ます。寝起きで覚醒しきれていない頭に、たくさんのお菓子の甘い香りとむせかえるようなバラの香りが叩き込まれる。
「また、ここに来ちまったな。」
周囲を見回すとまるで物語に出てくるようなふざけた衣装の扉か三つ。窓の外にはすべてを飲み込むような暗闇が広がっている。部屋の中心には山盛りのお菓子と紅茶がのっているテーブルその周囲には、二人の少女が座っていた。
「うふふ、いらっしゃあいお兄ちゃん。寝起きの紅茶はいかがかしら?」
「Pチャン、遅いにゃ!早く今週の○ンター○ンターについて話して!!」
「・・・・おはよう、まゆ、ミク。」
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
To be continued.......?
第二話
ピンポーンガチャ
卯月「おはよう、お兄ちゃん。」
P「おはよう卯月、そのチャイムならすのいい加減やめない?どうせ勝手に入ってくるんだし。」
卯月「だめだよお兄ちゃん!もしお兄ちゃんが女の子を連れ込んでいたとき、困らせちゃうでしょ!凛ちゃんがいた時は私コシを抜かしちゃったんですからね!」
P「五島うどんかな?チャイムならしてノータイムで入ってきたらあんまり意味ないと・・・。」
卯月「え!?なんですか!?今日の朝ご飯はいらないって言いましたか!?」
P「・・・はい。すいません。私に朝食を恵んでいただけないでしょうか。」
卯月「よろしい!ではこのめんたいこおにぎりを・・・。」
*********************************
昼休み@2-B教室
奈緒「なあ。Pさん」
P「ん?どうしたんだ?」
奈緒「お前と卯月ってさ進路希望調査になんて書いたんだ。」
P「あー、進路か。俺はとりあえず進学って書いたよ。卯月はなんかしんないけど教えてくれないんだよね。」
奈緒「進学?てっきり私は卯月のとこの会社に入ると思ってたぞ」
P「いや、誘われてはいるけどさ。だからといってこれ以上お世話かけるのもよくないだろう?」
P(卯月の家は古くから続く建築会社を営んでいる。)
P(小さいころから散々お世話になった俺は、ほとんどの社員の人と知り合いで、たまにバイトに雇ってもらったりもしている。)
P(その時々に社員に誘われたりしてるのだが、親父さんは覚悟を決めろ云々と迫ってくるので返事をしかねているのだ。)
奈緒(うわあ、卯月がちょっと不機嫌なのってこれが原因か)
奈緒「ふーん、じゃあPさんも私と同じで公立理系かまあせいぜいがんばろうな。」
P「あぁ。しかし奈緒は大丈夫なのか?英語の点数が赤点満載だったと思うが。」
奈緒「グッ、い、いいんだよ伸びしろがあるんだから!!てゆーかPさんは何なんだよ!入学したときは私とおんなじくらいの点数だっただろ!」
P「ふん、俺には心強い味方が付いてるからな。」
奈緒「味方?卯月の奴は平均点しかとらないだろ?じゃあいったい・・・・」
ガラッ!
志希「にゃっはー!おっすおっす、コーハイくんいる~?」
奈緒「・・・なるほど、コイツか。」
ギャー、ハナセ!!ハスハス、ハムハム。シキサンナニヤッテルンデスカ!!
ウヅキ!タスケテ!ワタシモハムハムシタイデス!オイデオイデ~
シマムラウヅキガンバリマス!!
奈緒「5限小テストなんだけどな、勉強しよ・・・・。」
美嘉「あっ!ちょっと奈緒!Pさんがスワ○ピングを・・」
奈緒「次テストだぞ」
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From:しぶりあんはすきー
件名:今日の下着は蒼だよ♡
本文:
今日泊めて
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P「なに考えてんだよあのバカ。」
P(今日は先輩に勉強を教えてもらう約束だったが、さて・・・)
安価 下1
【センパイに謝罪メールを送る】
【凛にお叱りメールを送る】
【卯月に泊まりに来ないかとメールを送る】
【卯月に泊まりに来ないかとメールを送る】
「ふぁっ!?」
こんにちは!島村卯月です!
今日はお兄ちゃんからすごいメールが来ちゃいました!!
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From:佐久間モバP
件名:今日の夜
本文:
今日は一人でいたくないんだ。
うちに泊まりに来ないか?
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これはどういうこと何でしょう!?あのお兄ちゃんが自分から泊まりに来ないかなんて。
最近はお泊りも全然していませんでしたし、寂しくなっちゃったのかな。
久しぶりに妹の温かさを感じながら寝たくなったのでしょうか?
いや、しかし!!!こんなことを言われたのは初めてです!もしかして期待してもいいんでしょうか。ここはお兄ちゃんが我を忘れるくらいの勝負下着で・・・
今晩は、あんなことや。こんなことも・・・・・
~~~~!!島村卯月頑張ります!!!
@P家
ピンポーンガチャ
卯月「お兄ちゃん!!今日の下着はピンクですよ!!!」
志希「あ、卯月ちゃん、はろえぶー。」
凛「お邪魔してます…」ブッスー
P「よう、それカミングアウトしてどうするんだ?」
・・・・・・・ま、わかってましたけどね。
P「スカウト?」ハスハス
凛「うん。最近駅裏で熊みたいな大男からスカウトされてるの。」
卯月「へぇ~。凛ちゃんとってもきれいだから、納得かも。」
P「で、俺に相談ってどういうことだよ。スカウトがしつこいから追っ払ってほしいってか?
」ハスハス
凛「ううん。今までの人は夫がいるっていえば、諦めてくれてたんだけど。」
卯月「えぇっ!?凛ちゃん結婚してたの!?」
P「そんなわけないだろ。その大男は諦めが悪いってのか?」ハスハス
凛「その人は、名刺受け取ったらもう来なくなったよ。なんか私の笑顔を見てアイドルにスカウトしたって。」
P卯月「「アイドル?」」ハスハス
凛「そう・・・・。先輩、いつまで続けるんですか?いい加減Pさんから離れてください。」
志希「ふっふ~。コーハイくんはあたしの活力剤なの~。それともリンちゃんが変わってくれる?」
凛「え“」
P「それで!ちょろちょろの凛ちゃんはアイドルに興味がでてしまったって?」ハスハス
凛「ち、ちょろくない!そこまで興味あるわけじゃないけど・・・・でも・・・・」
卯月「う~ん、よくわからないんですけど、凛ちゃんは兄さんにどうしてほしいんですか?」
凛「結婚してほしい!」キリッ
P「はいはい、来世でな。センパイ今日晩飯どうします?食って帰りますか?」
志希「またセンパイよびになってる~。今日は泊まってくにきまってんじゃーん。」
P凛卯月「「「は?」」」
志希「またまたー、お姉さんは一人暮らしよん。一人で帰ってもつまーんなーい。」
P「おいこら志希!!」
志希「それにー、卯月ちゃん泊まるんでしょー。一人くらい増えても問題ないと思うなー。」
凛「は?私とPの新婚初夜は?」
P「は?じゃねぇよ!お前も帰るに決まってるだろ!」
卯月「お兄ちゃん、ハーレムなんて最低です。」
P「卯月!?」
志希「だいじょーぶだよー。今日のアタシはちゃんと下着上下そろってるから~。」
凛「わ、私だって勝負下着だもん!」
P「だもんって・・・。ああもう!」
安価下1
【諦める】
【凛を叩きだす】
【志希を引きずり出す】
【どっちも追い出す】
@駅前
P「で?結局お前は何に悩んでる訳?」
凛「」ブッスー
P「なんだ?言わないのか?ならこうしてやる!!」ワシャワシャ
凛「うわ、ちょやめ!ボサボサに、・・・うへへ。」
P「おう、シッポぶんぶんじゃねーか。で?」
凛「む。・・・そりゃ私だって女の子だもん、昔はアイドルにあこがれたこともあったよ。」
P「へぇ~。今は違うみたいな言い方だな。」
凛「なりたくないわけじゃないよ。・・・ただ昔みたいに純粋に憧れられなくなった・・かな。」
P「純粋ねぇ。それって昔の。」
凛「うん。承認欲求っていうのかな?私がここにいることを誰かに認めてほしい。ここに私がいるって証を残したいんだ。」
P「だから、ずっと歌ってたのか。」
凛「そうなるのかな?歌は好きって訳でもなかった。でも、人通りが多いとこで歌ってるとさ、みんな私のこと見るんだよ。足を止めて聞いて行ってくれる人もいる。そんなときに私は生きているんだって感じられるんだ。」
P「危なっかしい趣味してんなホントに。初対面の男に着いていくなんてもうやめてくれよ?」
凛「あ、あれはもうしないよ///。あの日は特別切羽詰まってただけだもん///」
P「まったく。ん?でも聞いてるとアイドルやりたいように聞こえるんだがそこんとこはどうなんだ?」
凛「やらないよ。歌手ならいいけど。」
P「なんでだよ?」
凛「PさんとS○Xできないじゃん!」
P「・・・はぁ」
******************
@P家
P「ただいま~。あれ二人ともどっかでかけたのか?」
ヒャアアダメデスヨ
ヨイデハナイカーヨイデハナイカー
P「ん?なんだ風呂かよ。おーい!」
ドア「ガチャ」
卯月「うわあ~ん。おにいちゃーん。」ダッ
P「うわっ!何してんだ卯月!服着ろ服!」
志希「にゃっふっふ~、あたしのテクニックに恐れおのの・・い・・・・て・・・・」
P「」←ガンミ
卯月「うええ~ん」←Pに抱き着き
志希「」←勇次郎のポーズ
ニャアアアアアアアア
志希「何してんの!女の子がいる部屋なんだからちゃんとチャイムならしてよ!」カオマッカ
P「いや、すんません。いつもの癖で」←正座
卯月「もうっ!私もお風呂に入ろうといったとはいえ、裸を見られたのは納得できません!」
P「ええ、本当に申し訳なく。」
志希「・・・はぁ。もういいにゃー。今度デートに連れていくこと!!それで許す!」
卯月「あ、はいっ!私もそれがいいです!」ハイッ
P「わかりました・・・。それでは三人で・・・・。」
ギロッ
P「・・・・別々の日程ということで。」
志希「よしっ!ふっふ~。それで、凛ちゃんの悩みはかいけつしたのかなー?」
卯月「そうですね。ずいぶん悩んでいたようですし。アイドルになっちゃうんでしょうか?」
P「気づいてたんすね・・・。まあ、アイドルになる気はないみたいだよ。どこまで本気か知らんけど。」
卯月「本気?」
P「まあ、気にすんなよ。それより腹減ったわ。俺の分のピザどこ~?」
志希「これこれ。ちゃーんとタバスコいっぱいかけてあるよ?」
P「なん・・・だと・・・。貴様一ノ瀬・・・。俺が辛いもの苦手なのを知っておいて。」
P「それじゃ、俺はソファで寝るから、二人はベット使って。」
卯月「だめですよ兄さんは家主なんですから、ちゃんとベットで妹と寝てください。」
志希「だめだよー、アタシがソファに寝るから一緒にハスハスしよ?」
P「え?」
卯月「」
志希「?」
卯月「ダメですよ!兄さんは私と寝るんです!最近全然一緒に寝てくれなくて・・。こんな機会めったにないんですから!」
志希「ふっふ~。コーハイ君は私のハダカを見ちゃったからな~。ここは慰謝料にコーハイスメルを支払わなければならないとおもわんかね?」
卯月「ぐぬぬ」
志希「ふふーん」
P「」
安価下1
誰がどこに寝る?
Pと卯月でベッド
志希がソファ
///選択肢が選ばれました。今後のストーリーが変化します///
P「まあまあ、スメルは今度いくらでも支払いますから、ここは収めてくださいよ」
志希「ぐぬぬ。その言葉この灰色の脳細胞にしかと刻んだぞ!!」
P「じゃあ、卯月。一緒に寝るか。」
卯月「はいっ!えへへ、お兄ちゃんと寝るのも久しぶりですね。」
P「それもそうだな去年のクリスマス以来か・・・」
卯月「えへへ、お兄ちゃん。あの、ぎゅっとしてくれませんか?」
P「あぁ。わかったよ・・・」
・
・
・
・
・
#######################
・・・・・声が聴こえる。
「Pさん・・・・あぁ、Pさん・・・・」
・・・・・声が聴こえる
「もっと・・・・キスしてください・・・・ぎゅってして・・・・」
・・・・・声が聴こえる
「あぁっ!!Pさん!!そこきもちいぃ」
・・・・・声が聴こえる
「どうして!?・・・なんでなの!?・・・私は・・・」
・・・・・声が聴こえる
「愛しています。・・・あなたのことを。・・・だから・・・。」
「・・・・私を殺して。」
・・・・・・もう声は聞こえない。
・・・長い夢を見た気がする
「おーい、Pチャン。そろそろおきてよー。」
「う・・・・。なんだ猫か。」
「猫じゃないよ!ネコキャラだよ!起きたんならさっさとミクの上からどいて欲しいにゃ!」
俺の下でやかましい猫がぎゃーすかとわめきたてている。どうやらソファにこいつを押し倒してしまったようだ。
「今日はいきなり上から降ってくるからびっくりしたにゃ。外の夢でものぞいてきたの?」
ちなみにこいつは本当に猫というわけではない。記憶喪失のためまゆに間違った記憶を植え付けられネコキャラにされているだけだ。
「ああ、多分知り合いの夢だろうな。俺の名前が出てきた。」
「ふーん、知り合いの夢なら忘れるに越したことはないにゃ。向こうで気まずくなっても嫌だしね。」
「心配しなくても、もうほとんど覚えてないよ。しかし、今日はなんか椅子が多くない。」
ここは幻想の館と呼ばれている薔薇と紅茶と扉の館だ。夢の世界に存在するこの館には、俺とミクとまゆ以外に客は存在しないはずだが。
「なんかね。まゆちゃんが今日はお兄ちゃんのお客さんが来るとか言ってつくってたの。」
夢の世界では、俺たちはなんだってすることができる。スコーンはいくら食べても減らないし、紅茶はいくら飲んでもなくならない。スーパーマンのように空を飛ぶこともできれば。エッチなことだって思いのままだ。夢の世界でS○Xしても童貞に変わりないが…。椅子一つ作るくらいなら楽勝である。
「俺の客ってなんだよ。俺はこの世界でお前ら二人以外にあったことないぞ?」
「ミクだってないもん!どうせPチャンがそこらへんでコマしてきたんでしょ!」
「コマすってお前な・・・。」
そんなことをグダグダ言い続けていると、この部屋で一番派手な薔薇だらけの扉が音を立てた。
「ここは、いったいどこ・・・・。お兄ちゃん?」
「・・・卯月?」
そこに立っていたのは、俺のよく知った顔だった。
・
・
・
・
・
「へぇ~。じゃあここが夢の中なんですか~。」
「そうにゃ。ちなみにPチャンがこのお屋敷に来るようになったのはここ一か月にゃ。」
「あれ、そうなんですか?兄さんの明晰夢は子供のころからだった気がしますけど?」
「この館に来るようになったのはちょうど一か月前だよ。その時にミクとまゆに会ったんだ。」
右手で卯月の胸の柔らかさにしたスコーンをもてあそびながら答える。
俺は八歳の時から睡眠時のほとんどの時間を夢を見て過ごす原因不明の奇病にかかっている。通常の睡眠時の休息が取れないため、いつでも寝不足のような頭を引きずりながら生きている。そのため。初対面の人からはほぼ確実にこわがられてしまうのだ。
「でも本当にすごいですね。これだけ夢がリアルだとどっちが現実かわかんなくなっちゃいそうです。」
「卯月ちゃん、そんなこと考えちゃだめだよ。ここは夢。その意識をしっかり持ってないと元の世界に戻れなくなっちゃうんだからね。」
俺はかつて、夢の世界を現実と思い込みリアルの世界に帰れなくなってしまったことがある。そのとき俺を現実世界に連れ戻してくれたのが、この島村卯月という少女だった。
「あぁ、夢の世界に来てしまった時は、現実のことを忘れちゃだめだ。逆に夢でしかありえないことをするのでもいいけどな。」
「夢でしかありえないこと?」
「指をならすだけでお茶の準備をしたり」
俺がぱちんと指を鳴らすと、テーブルの上のティーセットが勝手に紅茶の準備を始める。
「おぉー。兄さんすごいです!魔法使いみたい!」
「相変わらず、夢の扱い方がうまいにゃあ・・・。」
「空を飛んでみたりもできる。」
もう一度指を鳴らすと、椅子に座った姿勢のまま天井近くまで浮き上がる。
「まあ、こんな風に現実じゃありえないことをやってみて、ここが夢だと強く認識することもいいってことだ。そこのねこちゃんみたいに鍵をつくることしかできないやつもいるが・・・。」
ゆっくりと、ソファに向かって降りていく。なんだかんだで、体を打ったりすると結構痛いのだ。
「ネコミミもつくれるにゃ!!!」
こいつは本当に鍵とネコミミしか作れない。まゆが言うには鍵をつくるのは世界をつくるのと同じらしいから、すごいのかすごくないのかわからん奴だ。
「う~ん。空をとぶってどうすればいいんでしょうか?」
「空を飛ぶのはけっこうイメージしづらいからな。ひと月でできればいいほうじゃないか?」
夢の扱い方はとにかくイメージである。ここでは、クラ○カのように鎖をいじくりまくる修行も有効だ。
「うふふ、大丈夫ですよぉ?卯月ちゃんは、すぐに飛べるようになりますから。」
「まゆちゃん」
「まゆ」
「えっ?まゆちゃんってこの子・・・・・。」
突然、俺の膝の上に現れた少女を見て卯月は目をまん丸にして驚いている。それもそうだろう。この少女は・・・。
「そうだ、こいつは佐久間まゆ。9年前に死んだ俺の実の妹だ。」
俺の答えに、卯月は目をぱちくりさせると我慢できなかったように唇を歪めた。
卯月の会社の社員さんは誰?
下1
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ルキトレ「起きてください二人とも、もうっ!起きなさいったら!」
P「ああああ、・・・・・あ、ルキさん。おはようございます。」
卯月「あ、あああああああああああああああ!!お兄ちゃん!!!大変大変!!」
ルキ「きゃっ!卯月ちゃん?どうしたの?」
卯月「あ、あれ?ルキさん?ここは、お兄ちゃんのへや・・」
P「卯月、やはり見たのか?」
卯月「う、うん。やっぱり夢じゃなかったんだね。」
P「紛らわしいことを言うな。あれは夢だってば。」
卯月「あ、そうだね。現実だけどゆめなんだね・・。」
ルキ「もう!二人とも何わけの分からないこといってるんですか!?さっさとご飯食べて学校にいってください!」
P「え?学校?うわっ!もうこんな時間か!」
卯月「あれ?そういえば志希さんはどこに?」
ルキ「しきさん?誰ですかそれは?まさかP君ほかの女の子まで連れ込んだんじゃないでしょうね。」
P「はははまさかそんなことありませんよははは」
ルキ「もういいです。ところで卯月ちゃん?なんでP君のことお兄ちゃんって呼んでるんです?プレイなら人のみてないところでやってほしいのですが。」
P「え?何言ってるんですか。卯月は俺の妹みたいなものでしょう?」
ルキ「もう、顔でも洗って目を覚ましてきてくださいよ。二人はずっと前から恋人同士じゃないですか。」
P卯月「「え?」」
俺と卯月はお互いの顔を突き合わせると、全く同じ語を発した。
Pと卯月は長い間付き合っている恋人同士らしい、俺の記憶では卯月と付き合ったことなどないのだが・・・。情報を集めて打開策を探せ。
・2-B教室
・科学準備室
・駅裏通り
・P 家
・卯月家
・ケータイで誰かに連絡をとる(相手指定)
・卯月と会話する
・その他自由
あと三か所に行けます。
一時から安価とります
質問等あればどうぞ
,.-‐ ´- `_` ‐- 、
_ - ´ ` ‐、 ヽ
γ , γ´ ` ‐-、 ヽ- 、 ヽ
l' γl i \ 、\ ヽ ヽ,ヽ
l .γ/ ,-i \ヽヽ'\ヽヽ ,ヽ`-_l l-,、
l | || .|.l lヽ\ ヽヽ\ヽヽヽ l >l) ))
l | || | l ヽ\ヽ\, -l´  ̄` | ヽ.彡,|彡
l | || '|_ll-‐‐ -‐。 、' l '| ノ ll .|
l |l .lγ ll _ _-_ ´l.l_ .ll i ,l .ト、 |.l'| l
.l |'i l l vγ'( .゚l` '- '-.´ .l | l |.l |.l
l .l ヽl v l_ヽ-' .7l.l.'.i | l| l
.l l .(v'ヽ. ’ ト ´l | ||| l
.l.l .`‐-ヽ. -‐‐ ´7 ノ| |l'| | |l.| l <島村卯月Pさんとお付き合いしてます!
ll l| | .|ヽ _. `‐ -‐' _.-´l l .| | '| |.| l
ノヽ..ノ l .| |` i‐- ._ _-´ |_ | |ノ .| .| l | l 'l
ノ./'ヽ ./|/_ /`┐ ┌ '´ ヽ_ l .| l ll l | .l
.ノ /./ λ.-´く/` ‐-__ノ-‐ ´| / ` ソ ,ノ-l ll l ,ヽ
.ノ.ノi'´T´7`',-|/ .`-( .)っ |`'ノ、 ノ / /'ヽ | 'ヽ
_.-‐ /l l | 三‐´く -‐ー7'ヽ‐- _ 」 > '>∠` | '|ヽヽヽ_
_- ´ γ /,/ .|i' `i-、 ./ |゚ .> _ -´ / ノ l .l ヽ `‐`_‐-i、
( ./ /_ .l lヽ .ヽ ヽヽノ .> .γ / i l ) ヽヽ `、l )
, -‐ ´./| /, -'ヽ .ヽ ./ /l / l l ) )、 ヽ ) /
.( ,// .l .l |mbgaト.、 'ヽ/ _( ヽ l lヽ ヽヽl l l
ヽ / .(i .| l '>‐_‐< `‐-_ ヽ_./ 'ヽ ヽ .l' l ) / (
`ーヽ '| .| l `.‐.´ ` -| ノ l' l ' /
l ヽ .-○ .| .‐´ λ | (
| λ | l .| |
.| .|.| .| | | .|
| .| .l .| .| .| .|
.| レ' | 'i、 ( |
| ./ -○ .| .|´ .)
.| /-i | .i-___l__ .|
.`‐_ ./´7' | ト――-l .l
`-l l | .l ヽ_ _ -‐ '´
/ ./ l .l ヽ
/ー' .l l ヽ
/_ .|  ̄ ̄ ヽ
/ l .l T ー T  ̄ ヽ .ヽ ヽ .ヽ
/ .l .l l l .ヽ .ヽ .ヽ ヽ
./ .l .l l l .ヽ .ヽ .ヽ ヽ
/ l l l l ヽ ヽ .ヽ ヽ
,‐、
ノァ'´ ⌒ヽ
ξpミ ノノ ))))
ノ (l ^ヮ゚ノi
ξ.⊂) 島iつ
ぐ村 〉
し ソ
ちなみに、島村さんと結婚することになればそのままエンディングです。
__/ .r‐v―v' /つ⌒ 、ー . ...
___{ | 爿⌒Y ⌒,}二} /: : :..:.:..: ::...
/⌒ヽ | !_つ\ /、{′ /、: : : : : : : : :\
/____ ).r―入 /了 升、´ / 〉: : : : : : : : }!::.
// ⌒Y \r‐ Y } i !\ー ' /: /:/: /: :// !: ::ヽ
,ー―r‐ ' / / ) _/_/ i : : \/_ ̄_ ヽ/: :〃 |: : : :i
/:/ }: \ f´― 、/ , ー´/ し': : ::/r乞Tヾ, < / _. !i : : :}
{:( /: ': : ::ー´::/ ノ / / ヾ: : : / ゞソ _,=、、刈 ∧!
ヾ) {: : : : : :: / (_(⌒V {}ハ : : / /:ン }}./::/ j
/ ヾ: : : : ( {: { 〃 !: ::从 丶¨ _/ :/
(_ \: : :\ ヾ:\ {{ |: /.)八 「 ` y ハ/
) ): : : ::) ,ゞ::) i! |/、 /\ ` - /
/: : :/ / / , -i! \' ー _´ /} __ ..-‐..、__
/ ; '´ !/ / | `つ、\` └‐rfェ}ハ/ } (:__::::/ .,‐}_
(: ::(_ し ' } ニゝ ヽ_⊂ニr<⌒Y '} ヽ `|_/ / }_
` ̄ / 〃 しー 〉  ̄{V{旬 } } }__} {. Y.ノ, 、}
/ ∧ / て入 `辷z匕人ヾヽ 丶 \ \
/ー 、 / ∨ / _}  ̄ Tつ } ゙' /\/〉
/ .V { (__ ! | }>、 ' ,′ `
/ / ! し| 丿 i \/ /
響子ちゃんの曲は俺の頭を壊しに来てるとしか思えないんだよなぁ
Pと卯月は長い間付き合っている恋人同士らしい、俺の記憶では卯月と付き合ったことなどないのだが・・・。情報を集めて打開策を探せ。
・2-B教室
・科学準備室
・駅裏通り
・P 家
・卯月家
・ケータイで誰かに連絡をとる(相手指定)
・卯月と会話する
・その他自由
あと三か所に行けます
どうする?下1
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