夕張「やはり提督も男です。鎮守府の艦娘たちからどう思われてるか、少しは興味はありませんか?」
提督「いや、まあそれは…多少はね?」
夕張「ですよねですよね!そのために作った機械です!では使い方を説明しますね!」
提督「いや、説明はいいや」
夕張「……へ?」
提督「どうせあれだろ。数値が100になるにつれて好感度が高くて、1になるにつれて低くなるみたいな感じでしょ?」
夕張「ふっふーん。実は少し違います」
提督「…違うの?」
夕張「そうです。では改めて使い方を説明します。…聞きますよね?」
提督「…聞こうじゃないか」
夕張「まず、提督が先程言ったことは半分当たっています」
提督「と、言うと?」
夕張「まず、この機械の数値が1から50になるにつれてこの機械を作動させた人に対する好感度は高く、またその人に対する想いも強いです」
提督「まあ好感度が高くなるにつれて想いが大きくなるのは当然だろう」
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夕張「と、思うじゃないですか?」
提督「…違うのか?」
夕張「ここからがこの機械の醍醐味ですよ!」
提督「はあ」
夕張「この機械の数値が50から100になるにつれて、先程と同じようにその人に対する好感度は大きいです。しかし、数値が大きくなるほど、その人に対する想いは失われていきます」
提督「…は?矛盾してない?」
夕張「まあその気持ちはごもっともです。ですのでわかりやすく言いかえると―――想いが失われていくということは相手の都合や気持ちを考えずに自分の欲求を満たすようになる、ということです」
提督「相手のことを想うあまり、相手のことが考えられなくなり、自分勝手な行動になる、と?」
夕張「まあそういう解釈ですね。まあ百聞は一見にしかず、です。早速提督の秘書艦で試してみましょう!」
提督「お、おう」
三日月「……?」
提督「52…これは中々の数値ではないか?」
夕張「そうですねぇ…。信頼されてますね」
提督「三日月ィ!」
三日月「は、はい!?」
提督「愛してるぜええええええええええ!」
三日月「え、ええええ!?」
夕張「てかあの二人ケッコンしてるからこの数値は当たり前…ハッ!」
提督「どうかしたか?」
夕張「提督と三日月ちゃんはケッコンしてるからこの高い数値は当たり前じゃないですか」
提督「そうだな」
三日月「えへへ…」
夕張「つまり、この機械の信頼性はバッチリってことですね?」
提督「え?今初めて使ったのか?」
夕張「……次の艦娘行きましょう!」
提督「機械作るのは良いが、ちゃんとテストしろって言ってんだろうが!」
×夕張「まず、この機械の数値が1から50になるにつれてこの機械を作動させた人に対する好感度は高く、またその人に対する想いも強いです」
↓
○夕張「まず、この機械の数値が1から50になるにつれてこの機械を作動させた人に対する好感度は高く、またその人に対する想いも強いということです」
中庭
提督(テストせずに機械を使ったという罰でこの機械を没収したが…)
提督(夕張の前ではもうこの機械は処分!って言ったけど、やはり自分がどう思われてるのかは気になる…)
提督(…?屋根の上に…何か…)
川内「zzz…」
提督「なんであいつは屋根の上で寝てるんだ…」
提督(川内……この鎮守府の軽巡洋艦では最初に着任した艦娘……)
提督「つまり、強い絆で結ばれている、はずだあああああ」ピッ
コンマ↓1
提督「41…あれ?よくね?この数値よくね?」
川内「……?なんで提督踊ってんの?」
提督「せえええええんだああああああああい!」
川内「え?何々?どうしたのいきなり」
提督「俺もお前のこと信頼してるぜ!」
川内「ふぇっ?……うん、私もだよー!提督!」
提督「いやー川内可愛いわー川内強いわー川内頼りになるわー」
川内「じゃあ今夜夜戦しよ!」
提督「ああ!今夜夜戦演習組んでやるぜ!」
川内「え、あ、うん!やったー!」
提督「いやーやっぱり古参組には信頼されてるなー」
満潮「……」トコトコ
提督「あれは…三日月の次、我が鎮守府に三番目に着任した満潮ではないか!好感度測ったろ!」ピッ
↓1
提督「………33……」
満潮「あら、どうしたの?そんな微妙な顔して、悩み事?」
提督「これは…どうなんだ…?一応50の半分は超えてるが……うーん…」
満潮「ど、どうしたのよ。きもいわよ?」
提督「ウッ……俺なんかお前にしたっけ…?」
満潮「急にどうしたのよ?らしくないわね」
提督「最近出撃させてないからなのん…?」
満潮「…本当にどうしたのよ」
提督「満潮…俺はお前のこと信頼してるぜ…」
満潮「ええ?私もよ、司令官。じゃあ、私演習あるから」
提督「おう………。これは…あれか信頼はされてるけどそこまで好感は持たれていないみたいな…それはそれでショックだ…」
金剛「テートク!どうしたんデスカ?そんな暗い顔シテ?」
提督「…金剛、お前なら俺に対する好感度は高いはず、だよなぁ…!」ピッ
金剛「…?勿論デース!」
指示を出し忘れるとかいう痛恨のミス。すいません
↓1
提督「……………30……?」
金剛「……?」ニコニコ
提督「あれ………?数値が低いほど高いんだっけ……?」
金剛「どうしたんデスカテートク。low tensionデスネー」
提督「なあ、金剛」
金剛「ハイ?」
提督「お前はいっつも俺のこと好きって言ってくれてるよな」
金剛「ハイ、大好きデースヨ?」
提督「……それはlove?もしくはlike?」
金剛「ンー。likeの方ですネー」
提督「なん…だと…」
提督(つまるところこいつはBurning Loveと言ってるのではなく、Burning Likeと言っていたのか…?え、俺のこと好きだと思ってたのは俺の勘違いだったってこと!?え、なにそれ、チョー恥ずかしいじゃん!えー!)
金剛「ア、提督!私これから比叡たちと一緒にティータイムの約束してるから失礼するネ!Bye!」
提督「おお…うん…じゃな…」
提督「おいおいまじかよ…。俺に対して強い好感持ってるの三日月と川内位じゃねえか…俺は今…愛に飢えているぞ…」
鈴谷「……」スマホポチー
提督「鈴谷ァ!」ピッ
鈴谷「へ!?て、提督!?いきなり何!?」
↓1
提督「…!?……!?…79……!?」
鈴谷「もー提督びっくりしたじゃん。そんなに鈴谷に会えて嬉しかった?」
提督「いやーまー…そんなところかなー」
鈴谷「やっぱり~?鈴谷も会いたかったよ~」
提督(え~と50から100になるにつれて相手の事は考えなくなるんだっけ…?じゃあこれまずくね…?)
鈴谷「今日これから熊野と映画見る約束してたんだけど~……熊野には悪いけど二人で行かない?」
提督(これは想い人だけではなく自分以外の人のことは考えないタイプですね…まずいですよ)
提督「い、いや~さすがにそれは熊野に悪いかな~。ま、またこんど誘ってくれよ、な!」
鈴谷「え~いいじゃん行こうよ~。それとも……鈴谷とデートは…い・や?」
提督「ひえぇ…。こ、今度休暇があったら絶対鈴谷に言うから、そ、その時な!」
鈴谷「ちぇ~わかったよ。……でも、絶対約束は 破 ら な い で ね 」
提督「……ウィッス」
提督「鈴谷ってあんなんだっけ?…とりあえず次の休みの予定は決まってしまった…」
提督「はあ…疲れた…癒しが…欲しいです…」
蒼龍「……?どうしたんですか?」ポヨン
提督「癒しキタアアアアアアアアアアア!」ピッ
蒼龍「きゃあ!?」
↓1
提督「……27か……ごめんな。蒼龍」
蒼龍「え、いきなりどうしたんですか?」
提督「いや…なあ、俺なんかお前に嫌がることしてるかな…?」
蒼龍「え!?あ~…えっと、そうですね~…」
提督(なんかバリバリ不満がある感じがするぞ…)
蒼龍「提督と出会うたびに私の胸に顔をうずめるのはその…やめてほしいかなって……」
提督「」
蒼龍「い、いや!別に提督が嫌いって訳じゃないですよ!ただ、提督の隣って基本三日月ちゃんがいるじゃないですか」
提督「ああ…それが……?」
蒼龍「提督が私の…その、胸に顔をうずめる時、三日月ちゃんすごく寂しそうな顔するんですよね…」
提督「」
蒼龍「カッコカリとはいえ、三日月ちゃんは提督の奥さんなんですから…その、三日月ちゃんの目の前では…ね?」
提督「……ハイ」
提督「まじかよまじかよ。三日月にすげえ申し訳ないんだけど。取りあえず今夜いっぱい胸揉んであげないと…」
提督「さて…誰かいないもんか…」
艦娘安価↓1
好感度コンマ↓3
艦娘:三隈
コンマ:66
了解です。
続きは明日の朝に。今日は寝ます。ありがとうございました。
おはようございます。
くまりんこはまだ未実装なので、勉強しながら書いていきます。
三隈「ごきげんよう、提督」
提督「お、こんにちは。三隈」
提督(ふむ…。三隈はそこそこ最近になって着任した重巡洋艦…まあ今では航空巡洋艦なんだけど)
提督(さあ、そんな三隈の好感度は…)
提督(……66?)
提督(高くね?なんかさっきの鈴谷見てると50上回るとすこしの恐怖を感じるぞ)
三隈「……?どうかしたのですか?浮かない顔して」
提督「い、いや、なんでもないんだよ…うん…」
三隈「そうですか?……あ、そうですわ提督」
提督「なんだ?俺に用でもあったか?」
三隈「いえ、用と言うほどでもないのですが…さっき提督、鈴谷さんとお話されてましたよね?」
提督「お、おう。ちょっとな」
提督(お話ではなく脅迫だけどなあれ)
三隈「ちなみに…鈴谷さんに何か変な事言われませんでしたか?」
提督「いや、変なことは特に言われてないっすね…」
提督(嘘は言ってない。というか雲行きが怪しくなってきたぞ…)
三隈「鈴谷さんったら、提督は私の物なのに……執拗に迫ってくるんですから……」
提督「」
提督(いや。でもこれは鈴谷よりは俺を脅迫してこない感じをみるとマシじゃないか…?所有物発言がマシと言う訳ではないが…。そもそも俺ケッコンしてるし…)
提督「じゃ、じゃあ三隈。俺用事あるからまたな」
三隈「あ、ちょっとお待ちになって下さい。もう少しお話しましょ?」
提督(目が鈴谷ほどではないが若干恐いぞ…)
提督「……いいぞ」
提督「30分位捕まったぞ…。こっちの都合を考えなくなることの典型的な例だな今のは」
提督「もっと純粋な…純粋な愛が欲しいぞ」
村雨「あ、提督~」
提督(村雨…この鎮守府にはまだ川内が来る前に着任した、付き合いがながい艦娘だ…)
提督「村雨のちょっといいとこ見てみたい!」ピッ
村雨「え、いきなりどうしたんですか?」
コンマ↓1
ごめんなさい時間無くなった。
続きは夜に…!
提督に対する想いは50が最高ですが、愛情の面で言うと100が最高です。
まあそれにしても少し提督にネガティブに受け止めさせ過ぎましたね。
もうちょっと気をつけますね。
いや、ちょっと待って、100が愛情の最高じゃないわ。
54さんのレスと同じ感覚でお願いします。
こんばんはです。
まず皆さんには>>1を見てほしい…。
夕張さんは機械の数値が50から100になるにつれて好感度は上がると言ってるんですよ。
つまり…好感度が最高の数値は100で、その人に対する想いは50が一番強いんですよね。
30と70では想いの強さは一緒ですが、好感度は70の方が高いです。
以上!閉廷!
提督「…嘘やろ……14…?」
村雨「っていうか!やっと見つけましたよ提督!」
提督「……え?何か私目に用事でもあったのでしょうか…?」
村雨「え~……。覚えてないんですか~…?」
提督「え、なんか約束してたっけ?」
村雨「提督手帳にも私との予定書いてましたよ?手帳見てみたら?」
提督「……」ガサゴソペラペラ
『×日15:30 村雨とお茶』
提督「…え、今何時」
腕時計「ご主人様!ただいまの時間は15:50です!」
提督「二十分前って俺何してたっけ…?」
三隈『もし鈴谷さんに強く迫られたら、私を呼んでくださいね?私が提督を助けますわ』
提督『おう…助かるぜ…』
提督(三隈さんとお話してましたね……)
提督「ほんっとごめん!ちょっと急用ができてて!」
提督(これはあながち嘘ではない気がする…あの時の三隈の目はそこそこやばかったからな…)
村雨「提督私との約束破るの何回目ですか?もう……」
提督「直ぐに埋め合わせするから!許して!」
村雨「……はあ、仕方ないですね。許すのは今回までですよ!」
提督「おう。ありがとな…」
提督(この好感度は俺が約束を破ったからこんな低かったのではないか?……ちょっと測りなおしてみよう)ピッ
コンマ↓2
提督「……?60…?」
村雨「まあ提督ですからね…誰かに言い寄られてたんでしょ?」
提督「あ、ああ…」
村雨「提督には三日月ちゃんがいるんですから、程々にしてくださいね?三日月ちゃん悲しみますよ?」
提督「…面目ない」
村雨「まあ三日月ちゃんと喧嘩したら私の所に来てね。慰めてアゲル♪」
提督「ああ、ありがとうな」
提督「村雨の素の俺に対する好感度は60だったのか…それにしても約束破って14って下がりすぎじゃね…?まあ約束破りすぎてるからな…気を付けないと」
提督「60はまだそこまで鈴谷や三隈見たいな態度ではないのな…だが喧嘩したら横取りしよう見たいな思惑を感じたぞ…?考えすぎか…?」
提督「……?あそこにいるのは…」
艦娘↓2
コンマ↓4
すまん、時間無くなった。
続きは明日の朝か夜に…!
このSSまとめへのコメント
面白かったです(*´ω`*)
次は大和(好感度カンスト)でどうですか?
(/ω・\)チラッ|д゚)チラッ(/ω・\)チラッ|д゚)
何が明日の夜にだよ
適当言うなや