グリシャ「エレン!言う事を聞きなさい!」
エレン「何やってんだよ父さん!何がしたいんだよ!!」
グリシャ「そんなに怯えなくてもいいんだエレン。父さんはただ気持ちいい事をしてあげるだけなんだ」
エレン「そんなの要らない!放してよ!」
グリシャ「エレン!口答えするんじゃない!無理矢理ひん剥いてもいいんだぞ!?」
エレン「父さんは母さんに逃げられてからおかしくなったんだ!!」
グリシャ「エレン!」
ミカサ「やめなさい」
エレン「み……みがじゃぁ……!!うぅっ……ひっぐ……」
ミカサ「泣かないでエレン。安心して、あなたは私が守る」
エレン「うぇぇぇん……」
グリシャ「邪魔をするんじゃないミカサ。私はエレンに新しい世界を見せたいだけなんだ」
ミカサ「そんなの必要ない。エレンは私だけを見ていればいいの」
グリシャ「ミカサ?私の言う事が聞けないのかい?」
ミカサ「聞かない。あなたはエレンを虐めた。私たちの敵」
グリシャ「私は気持ちいい事を教えてあげるだけだよ」
ミカサ「エレンが怖がっている。エレンが怯えている。エレンが助けを求めている。だから私はあなたを止める」
グリシャ「ミカサ!いい加減にしなさい!」
ミカサ「あなたがどれだけ優秀な医者であろうと、どんな理由を並べても、それでエレンを虐めていい理由にはならない」
グリシャ「私の言う事を聞けないというなら、この家から出て行ってもらう事になるぞ?」
ミカサ「そ……それは……」
グリシャ「エレンと離れたくなかったら私の言う事を聞きなさい」
エレン「ミカサ……!そんな奴の言う事を聞く必要はない……!」
ミカサ「で、でも……エレンと一緒に暮らせなくなる……」
エレン「大丈夫だミカサ、お前が家を出ていくというなら俺も一緒だ」
ミカサ「エレン……」
エレン「お前を一人にはさせねぇよ……」
ミカサ「エレン!」
エレン「ミカサ!」
グリシャ「そんな事が許されると思っているのかエレン!子供だけで生きていけるとでも思っているのか!?」
エレン「俺はミカサさえ居てくれれば生きていけるよ!」
ミカサ「え……えれん……」
エレン「さぁいくぞミカサ!こんな家……要らない!!」
ミカサ「うん!」
──あれから5年経った。
エレンは尊厳を取り戻しつつある。
エレンの反撃はこれkエレン「やめろミカサ!!」
ミカサ「エレン、そんなに怯える必要はない」
エレン「うるせぇ!手をどけろ!」
ミカサ「私はただ、エレンを気持ちよくしてあげたいだけ……」
エレン「やめろって言ってんだろ!」
ミカサ「でも、体は正直……」ニギニギ
エレン「うあっ!?」ビクビク
ミカサ「邪魔なパンツは取ってしまおう……」
エレン「やめろぉおおおおおおおおおおおお!!!」
ミカサ「えい」ファサ...
エレン「あっ……!」
ミカサ「美味しそう……いただきます……あむっ……」レロレロ
エレン「うっ……!ど、どうしてこうなる……」
その時エレンは思い出した……。
ミカサに支配されていた恐怖を……。
欲望に囚われていたミカサを──。
完
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