【R18】後輩「射精管理をしてあげますっ」(86)

男「ん……ぅ……」

目が覚める。
ゆっくりと目を開ける……が、何も見えない。
暗闇……というわけではなく、目隠しをされているようだ。

??「あっやっと起きましたか?せんぱいっ」

聞きなれた声が聞こえる

あぁ……そうだ……思い出した……。そうか、俺は。

??「もー、びっくりしましたよぉー、せんぱいったら、私のおうちに来たと思ったら『射精管理をしてくれ!』ですもん」

そう、寝る前に俺は彼女に……後輩に、そう頼み込み、土下座をしたのだった。

男「……で、これはなんなんだ?」

四肢を動かし、ぎしぎしと鳴らすことで縛られていることを強調する。

後輩「えーっと、それはですねぇ……」

後輩の声と気配が近づいてくる。

ごくり。なんとなく唾を飲み込んだとき

後輩「しゃせーかんりですっ」

後輩の声が耳元で聞こえた。

男「し、縛る必要はあるのか?」

後輩「ありますよ?襲われないようにしなきゃ射精管理になりませんからねっ」

男「そ、そんなことは……しない」

後輩「えーっ……ほんとですかぁ?」

ふーっ。
耳に息が吹き込まれる。
気持ちよさと気持ち悪さがごちゃ混ぜになって脳に刺さる。

後輩「あはっ、びくってなるせんぱいもかわいいですよ」

ふーっ。
また、息が吹き込まれる。
一回目に比べれば少しは慣れたかと思ったそのとき。

ぺろり。
耳が舌で撫でられた。

男「ふぁっ」

後輩「ふふっ……随分とかわいい声をお出しになりますね……おもわずもっと舐めたくなっちゃいます」

ぺろり。ぺろぺろ……。
声が出そうになるが、我慢をする。

耳を舐められる度に脳が溶けるような感覚が襲う。
自分で自分の息が荒くなっていくのがわかった。

後輩「ふふっ……童貞せんぱいのここはもう射精したいみたいですよ?」

ちょんちょん。
膨れ上がった股間をズボン越しにつつかれる。

男「ふーっ……ふーっ……」

もう、言葉がでない。

どうやら理性らしいものは既に頭から抜け落ちてしまったらしい。

後輩「ふふっ、いい感じに惚けてますね、せんぱい」

後輩の指が頭を撫で、頬へ下がり、頬を撫でる。
後輩のそんな動作すらどこか気持ちいい。

後輩「それじゃ、キスしましょうか」

そう言って後輩は指を耳に入れる。
もう、後輩の声は、聞こえない。

唇に柔らかな感触を感じた。
そう思った瞬間、唇を割って口のなかに舌が滑り込んでくる。

くちゅ、ちゅぷり、ちゅぱ。ぐちゅぐちゅ。

粘液の混ざり合う音が頭の中に響く。

耳は抑えられており、外の音が何も聞こえない。
目は目隠しされていて、何も見えない。

ただただ、頭の中が口の中に広がる感触と、粘液の音で溢れて、いっぱいになる。

くちゅり、ちゅぱ、ぐちゅぐちゅ。

気持ちいい。
気持ちいい。
気持ちいい。

少しずつ込み上げてくる息苦しさも、どこか気持ちいい。

もう、何もかもが気持ちいいような気さえする。

ちゅぱーっ

「はぁ……はぁ……」

後輩が口を離し、二人の息切れが部屋に響く。
少し落ち着いたところで今度はお腹が撫でられた。

後輩「さて……ではそろそろお期待に添えましょうか……」

後輩の手がゆっくりと下りてゆく。

下腹部をゆっくりと撫で、ズボンと下着が下ろされる。

後輩「うわぁ、せんぱい、カウパー出しすぎです……下着に糸引いてますよ?」

びくん。後輩の言葉に興奮がさらに促進される。もう何を言われても気持ちいいのかもしれない。

後輩「あっ今おちんちんがびくんってしましたよ?もしかしてせんぱいMですか?……って愚問でしたね」

ちょん、ちょん。
後輩が亀頭の先をつつく。
びくん、びくん。
つつかれる度に脈打つ。

後輩「あっこれちょっと面白いです」

ちょん、ちょん。びくん、びくん。

イきたい。しかし、これだけでは、イけない。
もどかしい快感が波のように寄せては返す。

ちょん、ちょん。びくん、びくん。

イきたい。

イきたい。

「イきたい!」

不意に、つつかれなくなる。
蜘蛛の糸のように垂らされていた快感を失い、不安が広がる。
……声に出してしまったらしい。

後輩「せんぱいっ、イきたいんですか?」

後輩が耳元で囁く。
微かに耳に触れる息が気持ちいい。

男「……いっ、イきたい」

後輩「イかせてほしいなら……わかりますよね?せーんーっぱい?」

ふーっ。
耳に息が吹き込まれ、ぞくりとした快感が身体を駆け巡る。

男「い、イかせてください」

後輩「どうやってイかせてほしいんですか?」

男「ど、どうやって?」

後輩「うーん……そうですねぇ……特別ですよ」

するり。

左手のロープがほどかれ、自由になる。

後輩「片手だけならどうしようもないでしょうし……」

後輩が左手を握り、導く。

後輩「手がいいですか?」

……むにゅり。左手が柔らかな感触に包まれる。

後輩「それとも脚ですか?」

……むにゅり。また、柔らかい。

後輩「やっぱりおっぱいが好きなんですかね?」

……ちゅっ。ちゅぱちゅぱ。人指し指が舐められ、吸われる。

後輩「お口のなかにどぴゅどぴゅ……ってのもありですよねー」

そして……

後輩「やっぱり、ここですかね?」

……くちゅり。

後輩「どこがいいですか?おねだりしてみてください?」

男「あ、うぁ……じゃあ……口で……」

後輩「へぇ……口ですかぁ……でも、もっとおねだりの仕方、ありますよね?」

男「……お口に射精させてください」

後輩「だめですっ、だめだめです、せんぱいっ」

『りぴーと、あふたー、みー』

『ぼくのドーテーおちんぽを後輩さんのお口でどぴゅどぴゅ射精させてください』

『はい、どうぞ?』

後輩の声が、頭に、響く。
もう、まともな思考能力は頭に残ってはいなかった。

男「ぼ、ぼくのドーテーおちんぽをっ後輩さんのお口で……どぴゅどぴゅ射精させてくださ……い……」

後輩「……ふふっよくできました」

ちゅぱ。
あたたかいものに包まれる。
ちゅぱ、ちゅぱ。
控えめな粘液の音が部屋に響く。
れろ、れろれろ。
亀頭や、裏筋。……気持ちいいところが、次々と舌で撫でられてゆく。
じゅぽ、じゅぽ。
徐々に動きが激しくなってゆく。
じゅぽ、じゅぽん。
れろれろ。ちゅー。
吸ったり、舐めたり、吸ったり、舐めたり……。

股間の奥からじわじわと熱いものが込み上げてくる。

……射精る。

男「…でっ、で……」

後輩「もう、れほー、れふか?」チュパチュパ

射精る。

……射精る。

男「あ、うぁっ……でっ!」

ぎゅーっ。

根本が強い力でしめつけられる。

極限まで高められた射精感がじわりじわりと引いてゆく。

男「な、んで……」

後輩「さきほどのおねだりは90点です」

男「……へ?」

するするり。目隠しが外される。
部屋着で股間に顔を埋めた後輩がちゅぱ、ちゅぱとカウパーを舐め取り、言う。

後輩「だから射精させてはあげませんっ」

後輩「せんぱいは、射精管理してほしいんですよね?」

男「あ、あぁ……」

後輩「じゃあ一週間、我慢しましょうね?」

男「いっ……」

戸惑っていると、耳元に顔を寄せて、言う。

後輩「我慢できたら、一週間いーっぱい貯めたせーえき、おまんこの中にどぴゅどぴゅしゃせーしていいですよっ?」

そうして、左手がまた、導かれてゆく。

くちゅり。くちゅくちゅ。

こうして、長い射精管理が、始まったのだった。

一日目、終了。
とりあえずまたムラムラしたら書きます。

二日目。日曜日。
あの後、少し気まずくなりながら帰り、家でだらだらと過ごしていた。

何もしていないと昨日のことを思い出しオナニーをしてしまいそうだったので、なんとなくつけたテレビを流しながらダラダラする。
そんな、朝のことだった。

ピンポーン

唐突に、インターホンが鳴ったのだった。

扉を開けると、白色のワンピース姿の後輩が、そこにいた。

後輩「あっせんぱいっおはようございますっ!」

男「……え?なん……」

なんで、と言い終える前に後輩は靴を脱ぎ始める。

後輩「うへぇ……独り暮らしの男性の部屋!って感じですねぇ……」

男「う、うっせぇ」

後輩「くんくん……少しせーえき臭いですよ?ちゃんとできてますか?」

男「何をだよ」

後輩「何って決まってるじゃないですか」

そう言って、不適に笑う。

後輩「えーいっ」

いきなり後輩にタックルされ、後輩を抱き込む形でベッドへと二人で倒れ込む。

また後輩は耳元で囁いた。

後輩「女の子をベッドに連れ込むなんて、せんぱいったらほんとーにえっちなんですね」

男「それはっ、後輩がっ」

後輩「ふふっ、でもこちらは正直ですよ?」

後輩がゆっくりと股間を撫でる。
流れるようにズボンとパンツが下ろされた。

後輩「ほら、こんなに元気です」

ソレは、いままで見たこともないくらいに、勃起していた。

後輩「昨日よりおっきい……ちゃんと我慢できたみたいですね」

そう言って、亀頭にキスをする。

ちゅっ。

カウパーが糸を引く。

つー。

そうして、彼女はにやりと笑って言う。

後輩「さてせんぱい、今日はどうしましょう?」

後輩「なーんてっ、もう決まってるんですけどねっ」

男「え?」

後輩「私、昨日はサービスしすぎだと思うんです。こういうのって段階的にレベルを上げていくべきだと思うんですよね」

男「まぁ……確かに最高だったけど……」

後輩「ということで、今日は手コキです」

後輩があからさまに手をくねくねとし、上下させる。

後輩「じゃあ、始めましょうか!」

そう。
今日もまた、射精管理が始まるのだ。

後輩「あっ!言っておきますけど、イったらセックスはなしですからねっ?」

『では……』

後輩の細い指が絡みつく。
少し強く握り、上下させる。

後輩「おや、せんぱい、いつも勃ってるのでわかりませんでしたがかせーほーけーさんだったんですねっ」

びくん。
彼女の罵倒が気持ちいい。

後輩は、囁くように言う。

後輩「ほーら、見えますか?せんぱい、年下の女の子にしこしこされちゃってますよ?」

しーこ、しーこ。

後輩「せんぱいはこうやって、年下の女の子にしこしこ皮を被ったり出したりされて、興奮しちゃう変態さんなんですね?」

しーこ、しーこ。

つぶやくように、囁くように、後輩は囁く。

後輩「しーこ、しーこ。しこしーこ。せんぱぁーい?どれだけおちんちんが気持ちよくても、せつなくても、出しちゃだめですよー?ほら、しこしこ~」

ぬちゃ、ぬちゃ。
ぬちゃ、ぬちゃ。
だんだんと部屋に粘液の音が混ざり出す。

後輩「おや、せんぱい?もうカウパーがこんなに出てますよ?わぁー、えっちぃー」

ぬちゃ、ぬちゃ。

後輩「じゃあ、もっとぬちゃぬちゃさせてみましょーかっ!」

男「ぬちゃぬちゃ……って……どうや……」

後輩「こういうのはどうでしょう?」

得意気な表情を浮かべた後輩は暫く口をもごもごとさせる。


後輩「ひゃあ、ひゃらひまふね」

たらり。
彼女の口から垂らされたのは、唾液だった。

ぬちゃり、ぬちゃり。
粘液の音がさらに大きくなる。
ぬちゃり、ぬちゃり。

ぬちゃり、ぬちゃり。

後輩「わぁー、すごく滑りますよ、せんぱいっ音もえっちぃ……心なしか唾液を垂らしてからさらに興奮してません?」

ぬちゃり、ぬちゃり。

男「ふーっ……ふーっ……」

ぬちゃり、ぬちゃり。
ぬちゃりぬちゃりぬちゃり。

気持ちよさがすべてを包み込む。
返答する余裕は、ない。

奥の方から、熱が込み上げる。

男「うっ……ああっ……」

後輩「あははっ図星ですねっ、もう射精しちゃいそうですか?」

男「あ……あぁっ……もうでっ」

『じゃあ、おしまーいっ』

粘液の音が一瞬にして、止まる。


ぬちょり。
離した拍子に小さな音。
離した後輩の指と亀頭が粘液で糸を引いていた。

後輩は粘液を舐め取りながら、言う。

「それじゃあ、今日のぶんはおしまいですっ!」

長い、長い射精管理はまだまだ、続くらしい。

しかたねぇな……!

三日目。月曜日。放課後。

滅多に人の来ない旧校舎の隅、旧音楽室倉庫。
呼び出されるとドアの前に後輩がいたのだった。

後輩「ここのドア、せんせー達カギなくしちゃったらしくて、いつもカギかかってないんですよねー」


いひひっ。
そう笑ってドアを難なく開ける。
誰もいない音楽室倉庫に夕陽が射し込む。
奥のソファに座るよう促され、後輩が少し遅れて隣に腰かける。

後輩「それじゃあせんぱいっ?」

ゆっくりと身を寄せ、後輩が囁くようにつぶやく。

後輩「脱ぎましょうかっ」

こうして今日も、天国のような地獄が始まるのだ。

後輩「今日はですねー!」

がさごそ。
後輩の通学カバンからなにかが取り出される。

後輩「オナホコキです!」

ぷるんぷるん。
後輩の手にはオナホがひとつ。

後輩「さてさて、せんぱいの"ココ"も最高に期待してるようですし、さっそく挿れちゃいま……あれ?」

カウパーだけでは足りないようで、滑りが悪く、上手く入らない。

男「ろ、ローションが……」

後輩「あっ、そういえば私、ローション忘れちゃったのでした」

『うーん。どうしましょう!』

『そうですねぇ、やっぱり昨日みたいにするしかないですね』

そう言って、後輩は股間に顔を近づけ、少し口をまごまごとする。

たらり。

ゆっくりと唾液が垂らされる。垂らされる。……垂らされる。

後輩「……んっ」

後輩が唾液を止め、口を閉じても糸を引く唾液に視線が奪われた。

後輩「あはっ、やっぱりちょっとおっきくなっちゃいますね!せんぱいったらヘンタイですっ」

男「そ、そんなこ……

ぐちょり。

一気に快感が押し寄せる。
一拍置いて、オナホールに突っ込まれたことに気がついた。

ぐちょり。ぐちょり。ぐちゅぐちゅ。

粘液の音が部屋中に広がる。

後輩「ほらっ滑りはよくなりましたよ?せんぱい?」

ぐちゅぐちゅ。ぐちゃっ。ぐちゃっ。

後輩「ほら、せんぱいっ!貫通式?にしてあるのでこーゆーこともできるんですよ」

ぺろり。

男「うぁっ」

後輩が舌先で亀頭をなぞる。
背筋に快感が走る。
思わず声が出てしまう。

後輩「せんぱい、いまのかわいかったですよっ!」

ぺろ、ぺろ、ぺろり。ちゅー。

後輩が舐める度、口づけする度、脳が射精へと導いてゆく。

後輩「上下に擦ってみたり」

ぐちゃっ。ぐちゅぐちゅ。ぐちょり。

後輩「ねじってみたり」

ぐちゃり。ぐちゅっ。ぐちゅっ。

後輩「唾液を垂らしてみたり」

たらり。ぐちゅっ。ぐちゃぐちゃっ。

後輩「舐めてみたり」

ぺろ、ぺろぺろっ。

後輩「……少しゴムの味がしますね。……吸ったりもいかがです?」

ちゅーっ。ちゅーっ。

正直、もう限界だった。

男「後輩……もう……っ」

後輩「えー、はやすぎじゃないですかー?つまんないですよ、せんぱい?したくないんですか?」

そしてまた、彼女は囁くように言う。

『せっくす』

もう2日お預けをくらっているのだから仕方ないだろう……。
なんて、言えるわけもない。

後輩「じゃあ……」

そういって、おもむろに手の速度を早める。

ぐちゃっ、ぐちゃっ、ぐちゃぐちゃ。ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ……。

熱が奥から込み上げてくるのが、わかった。

男「い……イっ!」

ぎゅーーーっ。

後輩「はーいっ、今日のぶんはおしまいでーすっっ」

こうして、一日がまた終わりを告げた。

四日目。火曜日。

くちゅり、くちゅり、くちゅり。

男「う……あ……」

粘着質な音が、響く。

ぬちゃり、ぬちゃり、ぬちゃり。

後輩「あははっ、せんぱい、もう足でしこしこされるだけでこんなにかっちかちですよ」

くちゅ、くちゅ、ぬちゃ。

響く音が、耳を通して、頭をとろけさせていく。

もう、もう。俺は――

後輩「……だーめですよっ」

ぎゅーっ。
イきそうになったとたん、動きを止めて強く踏まれ、射精を一歩手前で留まることを余儀なくされる。

出したい。

出したい、出したい、出したい。

しかし、出せない。

後輩「……収まりました?」

男「もう、我慢できない」

後輩「だめです」

男「出させてくれ、頼む」

後輩「だめです」

床に横たわる俺をベッドに腰かけて見下しながら、にっこりと笑う彼女の顔が、余計に性欲を刺激する。

ぬちゃ、ぬちゃ。

射精感がわずかながら引いたそれを、後輩は足でまた刺激する。

後輩「せんぱいは、どれだけ出したくても、我慢しなきゃいけないんですっ」

後輩「ほぅら、しーこ、しーこ。気持ちいいですか?」

ぐちゃり、ぐちゃり。

後輩「こうやって足の裏でするよりも……」

ぬちゃり、ぬちゃり。

少し足の裏で上下に擦りあげた後、後輩が足を離す。
そのとき、足と竿の間で糸を引いたローションが、興奮を押し上げた。

後輩「こうやって、指で挟むように擦ってあげたほうが気持ちいいみたいですね?」

すぐさま、後輩の足の先が、伸びてきて、触れる。
そのまま、激しく上下に擦り上げ、精液を無理矢理にでも絞り上げようとする。

ぐちょっ。ぐちょっ。

男「うっ……あっ……!」

後輩「ほぉーら、やっぱり」

ぐちょっ。ぐちょっ。ぐちょっ。ぐちょっ。

音に、刺激に、頭が塗りつぶされていく。

出したい。出したい。

出したい。出したい。

…………。

ぎゅー。

後輩「んもう、せんぱいったら、すぐ出しそうになるんですから」

もう、何度目の寸止めだろうか。
既に彼女が擦り始めればすぐに絶頂に至ってしまいそうなほど、防波堤は崩れきってしまっている。

後輩「いけないせんぱいですね。……ん?あれ?イけないせんぱいだから仕方ないのかな?」

男「ふーっ、ふーっ、ふーっ」

自分の息が死ぬほど荒くなっているのがわかる。
その息の荒さがまた興奮を高めて、余計に射精したくなる。

全てが、自分の首を閉めているようだった。

後輩「……なーんて。ふふっ、息もこんなに荒げて、よだれまで垂れちゃって。動物みたいですよ?せーんぱい?」

男「ふーっ、ふーっ」

後輩「まぁそこが、かわいいんですけど」

後輩が、ローションまみれの竿を加える。

じゅぽ、じゅぽ。

すぐに射精しそうになるそれを、口から出し、先端にキスをした、

ローションか、唾液か。引いた糸を指で途切れさせて、また彼女は言うのだ。

後輩「ふふっ。それじゃあ、また明日です。せんぱいっ」

ぶっちゃけ完全にエタらせるつもりだった(白状)

五日目。水曜日。

後輩「ふふっ。いつもこーやってしこしこしてるんですかぁ?」

放課後、体育館裏。
後輩にLINEで呼び出され、向かったところで開口一番に言われたのは「今日は自分でしこしこしてくださいねっ」という一言だった。

俺は立ったまま制服のズボンとパンツを下ろし性器を擦り、しゃがみこんだ後輩の顔が性器の先すれすれで微笑みながら俺の顔をじっと見つめている。

後輩「後輩に見られながら感じちゃってるせんぱいの顔もかわいいですよ?」

はーっ。

そう言って後輩は亀頭の先に熱い吐息を吹き込んだ。

電流のような刺激が股間から全身に染み渡り、どこもかしこもがびくびくと震えているような錯覚を覚える。

後輩「あっ。今、びくびくってした。イきそうなんですか?」

だぁーめっ。

後輩の顔は依然として亀頭すれすれのところにあるはずなのに、何故か耳元で囁かれたように感じる。

俺が必死に擦っていると

はむっ。

突然、

ごめんミスった。あと一年くらい放置しててごめん。

俺が必死に陰茎を擦っているときだった。

はむっ。

突然、後輩が睾丸のひとつをくわえた。

突然の刺激に思わず腰が後ろに引けたが、後輩の顔はくわえたまま、一緒に着いてくる。

その勢いで先ほどまで触れていなかった後輩の身体が脚に密着した。

れろ。れろれろ。
後輩の舌が睾丸を刺激する。

男「あっ……あ……いきそ……」

俺がそう言った瞬間。

ちゅぽん、という音とともに後輩の唇が離れた。

後輩は唾液でできた透明な糸を舌でぺろりと拭う。

後輩「ここにせーえきいっぱぁい溜まってるんですねぇ」

後輩「それじゃあ、今日はここまでです」

男「えっ」

いつもより短い生殺しのような射精管理に安心もあったが、思わず口から出たのは物欲しそうな感嘆符だった。

後輩「ふふっ。おちんちんせつないですよねぇ。でも今日は終わりですっ」

後輩が喋る度に息が亀頭に当たり、ぞくぞくと刺激が走る。

後輩「あともーちょっとですからね?が、ま、ん、しましょ?」

そう言って後輩は最後に舌で亀頭を舐めあげた。

後輩「ひひっ」

いたずらな笑顔がやけに無邪気に見えた。

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