花陽「おにぎり美味しいね♪」凛「うん!」絵里「」コソコソ (13)

りんぱなは不滅
エリチカに幸あれ
真姫ちゃんは愛のカウガール



花陽「今日もいっぱい宿題出ちゃったね…」

凛「うぅ~っ…こんなの嫌がらせだにゃ!」

花陽「あはは…でも、もう面倒だなんでいっちゃダメだよ?」

凛「…言った覚え無いんだけどなぁ」


真姫「…」

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待ってた


凛「…?くんくん、何だかいい匂いがする!」

花陽「…ホントだね…なんだろ?」

凛「…っ!あぁーっ!分かったよ!」タタタタタッ




凛「えーりちゃん!」

絵里「っ!?り、凛…どーかした?」

凛「なんだかいい匂いがするな〜って思ったら、絵里ちゃんご飯食べてたんだね!」


真姫(サボテンの花美味しいわ)

>>2

ありがとう

花陽「!」


絵里「シーッ!大っきな声出さないで!花陽が来ちゃうでしょ!?」

凛「え?かよちんならそこにいるよ?」



花陽「…」


絵里「……私、教室で食べるわね…」

凛「えぇっ!?なんでなんで!?別に部室で食べても……あっ」





花陽「…絵里ちゃん」



真姫(画像にいいねしましたって、何も貼って無いわよ…)


花陽「その左手に持ってるの…なに?」


絵里「ボ…ボルシチ」


花陽「…じゃあ右手に持ってるのは?」



絵里「……はんぺん…」


花陽「へぇ、随分と目の粗いはんぺんですね」


花陽「…花陽言ったよね?白米は単品で食えって…覚えてないの?」



真姫(困ったわ…瓶から指が抜けない…)

凛(…こうなったらもう手が付けられないな…よし寝よう)



絵里「ちっ違うのっ!交互になんて食べてないわ!!おにぎりはただ持ってただけで!」

花陽「嘘つかないでよ…どーせそのままボルシチにぶち込むつもりだったんでしょ?じゃなきゃスプーンなんて使わないもの…」

花陽「シュートインスープはするなって花陽、米が酸っぱくなるまで言ったよね?」

絵里「っ!」コクコクッ

花陽「…世の中には【ごはんはおかず】なんてフザけた歌があるみたいだけど…」

花陽「そんな事あるわけ無いんだよ…あの歌詞書いたの誰だろうね…もし見つけたら必ず蒸してやるって…花陽決めてるんだ」




真姫(これからビンマキって呼ばれるのかしら…)

凛「…zzZ」




絵里「」コソコソ

花陽「…どこ行くの?」

絵里「っ!」



花陽「人が話してる途中でどっか行くなんて…絵里ちゃんホントに元生徒会長さんなの?」

絵里「違うってば!私はただ!」

花陽「飯時は立つなっ!!!そして三食毎に米を思えっ!!稲作業は戦争なんだよっ!!!コンバインでバラされてぇのかっ!!?」




絵里「」ブクブクッ




真姫(案山子代行始めました)


凛「…流石に起きたにゃ…



花陽「…ごめんね絵里ちゃん…でもね?花陽にとってはそれだけ大切なものなんだって…理解してくれた?」


絵里「…え、えぇ…私の方こそ、ごめんなさい…私はまだお米を食べる心構えが出来ていなかったわ…」


花陽「絵里ちゃん…ううんっ大丈夫だよ、理解して貰えたのなら…もう充分食べる資格はあるよ」


花陽「じゃあ、みんなで食べよっか!花陽いーっぱいおにぎり持ってきたんだ♪」×50





凛「…こんなかよちんも…好き、だよ」

真姫(愛は最高の調味料ね)



凛「…まぁでも、そろそろみんな来るだろうし、きっと全部食べられるよね!」

絵里「やっと食べれる…」

花陽「はい♪それじゃあみんなでせーのっ」



「いただきまぁす!!」








絵里「さぁ食べるチカ!」ボチャッ

凛「あっ」

花陽「テメェッ!!!」

真姫「アリーヴェデルチよ」

〜おわりチカ〜

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