阿笠「出来たぞ新一!アガサクエストじゃ!」 (29)

コナン「アガサクエスト?ああ、博士が作ったゲームか」

阿笠「その通り…ワシが心血を注いで作り上げたゲームじゃよ」

コナン「クエストってことは…RPGゲームなのか?」

阿笠「さよう。RPGゲームじゃが、オープンワールドでもあるんじゃ。モンスターを倒して生計を立てるもよし、商人になって商売で生計を立てるもよし…ゲーム内で自由に行動することが可能じゃ」

コナン「すげぇな…どうやってプレイするんだ?」

阿笠「まずこの装置を頭に着けるんじゃ。そしてなんとこのゲームは…夢の中でプレイするんじゃよ」

コナン「ゆ、夢の中!?」

阿笠「そう、夢の中じゃ。この装置を頭に着け、眠りについて夢を見始めるとプレイ出来るんじゃ」

コナン「斬新だな…因みに、ゲームを終わらせるには?」

阿笠「簡単じゃ。目が覚めればゲーム終了じゃよ」

コナン「このアガサクエスト…どんなゲームなんだ?」

阿笠「RPGのようにクエストをこなしたり、様々なイベントもあるが、オープンワールドのように自由に戦ったり商売したり農業したりも出来る。仲間を集めて冒険や、船などの乗り物を使って移動したりなど…かなり自由度の高いゲームじゃよ」

阿笠「ワシはこれを一般に売り出すつもりなんじゃよ。きっと売れるぞ!」

コナン「販売する気なのかよ!」

阿笠「当たり前じゃ。もともとワシの仕事はゲームソフトの開発じゃぞ?ゲームを作ったら売るに決まっとるじゃろうが」

コナン「そりゃまあ…そうだけどよ」

阿笠「実は明日から販売開始なんじゃ。どれだけ売れるか楽しみじゃわい!」

コナン「そう上手くいくかよ…」

はい、アガサ下着の人です。出来るだけ頑張るので、良かったら見てください

コナンの予想に反して、アガサクエストの販売台数はは空前の大ヒットを記録した!1週間でその数なんと1億台…大人から子供まで、一人一台持っているのが当たり前となっていた

コナン「マジかよ…こんなに売れるなんて」

阿笠「売れるだろうとは思っていたが、まさかここまで売れるとは思わんかったわい。ま、一台1000円で売っとるから利益はほとんどないんじゃがな」

コナン「一台1000円!?安すぎんだろ博士!」

阿笠「いいんじゃよ、利益は…そうじゃ新一、新一はまだアガサクエストをやっとらんじゃろ」

コナン「まぁ…ゲームにあんまり興味ねぇからな」

阿笠「そんなこと言わずに、一台やるから新一もやってみろ。蘭くんや少年探偵団のみんなもやっとるぞ?」

コナン「…わかったよ。ちょっとだけな」

毛利探偵事務所 夜

蘭「それじゃ、お休みコナンくん!」

コナン「うん、お休み蘭姉ちゃん」

コナン「…いったか。じゃ、これを着けてっと」スポッ

コナン「さて、寝るか…ZZZzzz…」

阿笠邸 夜

阿笠「…プレイヤー数は一億人、おっ!新一のやつも入ってきたな!」カタカタカタ…

阿笠「それではワシも入るかのう、アガサクエストに…」スポッ

阿笠「ZZZzzz…」

おはようございます。ベイカー街の亡霊ってなんだろうと思って検索したら、まさかこんな内容だったとは…仮想ゲームの発想が先にでてたなんて思わなかった…

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