ちひろ「……と言うことで舞台の旅館にやってまいりました」

武内P「……」

ちひろ「どうしたんですか？プロデューサー、そんなに暗いと別室でスタンバイしているあの子達もしらけちゃいますよ？」

武内P「……はぁ」

ちひろ「ほらほら、プロデューサーも」


武内P「……進行役は私CPのプロデューサーが勤めます」

ちひろ「そして補佐役の千川ちひろです♪」


武内P「……と、その前に千川さん何故私まで合宿に参加する流れになったのでしょうか
女性のが多く参加なされるこの合宿に私が参加するのは色々不味いのでは」

ちひろ「問題ありませんよ、このイベントは私の独断です……あ、専務から許可はいただきましたよ♪」

武内P「…………は？…あの、失礼ですがこの合宿にはなんの意味が」

ちひろ「意味ですか？うーん、そうですね……アイドル達のモチベーション維持でどうでしょう」

武内P「…………はぁ、しかしクール組だけというのは」

ちひろ「杏ちゃんがいたんじゃ勝負になりませんからね」

武内P「……」

ちひろ「それじゃあはじめましょうか」


ちひろ「…………あ、そうだプロデューサー知ってますか？司会役は最初の被害者って決まってるんですよ？」

武内P「…………は？それはどういった」

…ｶﾞﾗｶﾞﾗ

武内P「！……貴方は別室で待っていたのでは」

「………」

ちひろ「最初に食べられるのはプロデューサーってことですよ…ふふふ」



武内P「……待って下さいそれはどういった……あの、目が怖いのですが」















武内P「……と言う事です、ミラーズホロウのルールは皆さんご存知ですよね」

凛「……その前になんでプロデューサーはボロボロなの？ボタン取れてるわシャツ破れまくってるわ」

李衣菜「うっひょーすごいロックじゃん！ワイルドに決まってるよー、さすがは私のプロデューサーさん」

武内P「……」


美波「あ、あははは…きっと被害者っていう役を上手くこなそうとしてくれたんだよ
……あとアーニャちゃんと凛ちゃん写真とるのやめよ？」

アーニャ「パパから貰った一眼レフです！」

奏「ふーん？役を上手くこなそうとしてくれたんだ？」

奏「……だったら死体にくちなしって言うわよね？…ふふふ」

武内P「……生きてます、そして近いです」


小梅「…………つまり……ゾンビ……えへへ…これでいつでも……一緒だね」

蘭子「ぴぃ！？……我が友は……プロデューサーはゾンビじゃないもん！！」

武内P「…生きてます」

楓「死体にくちなし…口はないけど口に梔子……ふふふ」

周子「なるほど、だから瞳孔開いてるんだね」

ありす「……ですから生きてますって」

文香「……あの、話が進まないのですが」



美嘉「…………ごめん、１ついいかな？」



美嘉「なんでアタシまでいるの？」

武内P「……何故でしょう？」

美嘉「え？」

ちひろ「…え？人数合わせですけど」

美嘉「……あ、あははは☆……なんだー、人数……合わせ…そっかー……」ﾄﾞﾖｰﾝ…

武内P「……はぁ」

武内P「……このままでは話が進みません、進行に入らせていただきます」

武内P「各自予め配られたカードを確認して下さい、ちなみに狼役の方はすでに自分のカードを把握しています」

武内P「所で皆さんはルールをご存知なのでしょうか」

ちひろ「ええ、説明はすんでます」

李衣菜「ようはＭＶＰを取ればプロデューサーさんを…ﾑｸﾞｯ！？」

凛「……李衣菜、お菓子の屑が口についてるよ……だらしないな」

李衣菜「～っ！？」

武内P「……あの」


凛「……MVPとったらプロデューサーがお土産買ってくれるんでしょ？」

武内P「……はぁ、それくらいなら」



ちひろ「……それじゃあはじめましょうか、カードは騎士、占い師、そして霊媒師のカードが三枚づつ…狼、狂人を合わせ合計14枚のカードが各自に配られています」


武内P「……先ずは１日目…午後六時までに話し合い、捜査を重ね狼と思われし人物をお探しください」


周子「ちなみに、しんだばあいってどうなるの？」

ちひろ「事務所に強制帰宅です♪」


蘭子「なんと……！我らのエデンは不可侵ではないのか……？(ずっとプロデューサーとお泊まりできないのですか……？)」

奏(……なるほど、プロデューサーとのお泊まりと言うこの楽園ですら奪われると言うことね)

文香(…………裏を返せば上手く立ち回れば邪魔する娘達を吐き出せる)

ありす(……上手くいけば根こそぎ排除も可能)



楓「ふふふ、楽しそうですねプロデューサー」

武内P「……はぁ、楽しんでもらえるのなら私としても喜ばしいのですが」


美嘉「……やっぱりアタシって場違いじゃない？」

凛「……安心しなよ、もっと場違いなのがいるから」

楓「？」

武内P「……ところで千川さん、カードの配布はランダムでお決めになられたのですか？」

ちひろ「？……ええ大体はシャッフルです」


ちひろ「…………そういえば、一枚だけはその人に相応しいカードを配布しました」

武内P「……？それはどういった意味でしょうか」


ちひろ「ふふふ、内緒です」

武内P「…………はぁ」


ちひろ「だけどプロデューサーだけは気を付けてくださいね？」

武内P「……」


武内P「…訳がわかりません」

四枚ずつでした

一日目


↓2　視点(参加アイドル)

↓4　役職(狼、狂人以外)


ミラーズホロウ(人狼ゲーム)のルール説明いる？

占い師　一人
霊媒師　二人
騎士　　二人
村人　　九人

残り狼、狂人だなぐだってすまん↓

村人七人だは寝ぼけてるすまん、リセット、リトライはありません

美波(ふー、狂人じゃないか…とりあえずひと安心)

美波(……でもまあ占い師か…んーなんか重要な役みたいだし)


美波(…………狼、狂人を見抜けるのは私だけ)



美波(14人を占うには14日必要……だけど一日に落とされる人数は二人……狼、狂人、村人2人それを引けば10人
つまりはだいたい五日で勝負は決まる)

美波「……となれば」


美波(……5／13……数打ちゃ当たるは危険ね、そもそも五日も私が残る保証もない
…………確実に見つけなきゃ)



「……ミナミ、入ってもいいですか？」

美波「あ、アーニャちゃん…ごめんね」ｶﾞﾁｬｯ


アーニャ「？……どうかしましたか？」

美波「……ううん、なんでもないよ」

アーニャ「アー、今はゲーム中……でしたね、でも私はミナミにはложь…嘘はつきません」

美波「ふふふ、ありがとう…でもアーニャちゃん？それじゃあ面白くないよ？」


アーニャ「？……そうですか？」

美波(……さて、どうしようか回りに話を聞いて回るのはいいけど下手に探れば自身が怪しまれる)




・捜索に移る…情報を得られますが事実とは限りません、質問によっては不信度が上がり処刑確率があがります
・時間を潰す…特に不信度に影響はありませんが情報もえられず場合によっては狼からの教われるかくりつがあがります


美波(……重要な役だけに安易に動けないな)


↓2捜索(捜索回数最大3回)、時間を潰す