男「日記を始めて五年が経った」安価(556)
やっぱり寝るンゴ
2011年3月9日(水)
おかま
しゃーない
起きるか
踏んじまったオカマで行くか
内容>>10
妹死亡
ヘビーな話にしかなんねーじゃねーか
場所 いわき市のとある居酒屋
2011年3月9日
今日はオカマと一緒に呑みに行った。
元々酒が余り飲めないオカマはもし呑むのだったら自分の店にしてと言ってきた。
よくゲイバーと言う物を聞くが行くのは始めてだったので緊張してしまった。
内容は勿論あの話だった
妹の四十九日から二日たったので会おう、となったからだ。
妹といっても別に本当に妹だった訳じゃない。
「妹」の彼女であり彼氏であるオカマは俺以上に沈んでいた。
話に出るのは「妹」がいかに素晴らしく優しくそして美しいか。
こんなのが都内に引っ越して兄にならなくて良かったなと思いつつその考えをしてしまう自分が恥ずかしい。
酒はどんどんと進みぐでんぐでんとなり昨日は日記を書けず、今時計の針は夜の11時を指している。
最近地震が多いのでこんなことを考える兄を「妹」が怒ってるのかも知れない。
会話
スタッフ1「いらっしゃいませ~��」
スタッフ2「あら、あなたオカマさんの?」
男「あ、どうも…」
スタッフ1「あ、ほんと。カウンター、一席取っておいてます、オカマさんと積もる話も有るでしょうから何席か空席になるように案内してますよ(小声)」
スタッフ2「かっこよくおめかしして…何時もだった…お話ししたいけど、今日は、ね?」
男(男でもあり女でも有るって今でも慣れないなぁ…落ち着くけど)
オカマ「あら、来たのね…何を呑むの?」
男「マティーニを」
オカマ「へぇ…」
男「あれ、まだ早いとか言わないの?」
オカマ「」
オカマ「言うことがきょうだい、ね」
オカマ「いいわ、今日は私も呑むから
」
男「大学で俺と呑み比べて急性アル中になったお前が?」
オカマ「あの時は貴方の「妹」さんに会って無かったから、ほら私は惚れやすいから…ね?」
男(…あれ、俺狙われてた?)
男「じゃあ、敢えて普通のアルコールにするか。…ジンジャーエールハイボールで」
オカマ「え?」
男「まだ酔ってないからな」
男「ひとつはうんと薄目で、もう一方は濃いめで」
オカマ「…」
バーテンダー「オカマさん?宜しいでしょうか」
オカマ「あ、はい」
男「あ、後オカマに牛乳を、ツマミにチーズを…チェダーがいいかな」
バーテンダー「畏まりました」
男「さて!何から話したもんか…ん、世間話だ、何か無いか?」
オカマ「…そういえば先月茨城の海岸にイルカがたくさん打ち上げられたらしいわね」
男「ああ、地震が~だか言われてるやつか」
男「実は俺もその時その近くに居たんだよね」
オカマ「へぇ…何しに?あんな辺鄙な所に」
男「いや、辺鄙じゃなかったが…あそこ実家の近くなんだよ」
男「まあ俺は秋田に住んでるからそれに比べたらって所だな」
男「人が結構居たんだよね」
オカマ「あなたは何をしていたのかしら?」
男「何も?」
オカマ「なにも、してないの?」
男「全く」
男「…いや、別に無気力だった訳じゃないぞ」
オカマ「…?」
男「何か、清々しかったんだよね」
オカマ「えっ?」
スタッフ2「…あの、ハイボールです」
男「あ、ども」
男「取り敢えず献杯」ガチャン
男「もし、自分が死ぬとき、オカマはどんな風に死にたい?」
男「例えば…一人寂しく?それとも愛する人が共にいて?」
オカマ「それは勿論、愛する人が横に居てに決まってるじゃない…」
オカマ「…私みたいなのは、子供なんて望めないから」
男「まあiPS細胞があるから何とかなるかもしれないけどな、それは」
男「あ、シャンディ・ガフお願いします」
男「俺はね、そんなの嫌だ」
男「死ぬなら周りを巻き込みたい」
オカマ「…」
男「一人寂しく死ぬのと、愛する者に看取られて死ぬ、それは何が違う?」
男「愛情は死んだ者には伝わるか?」
オカマ「それは、願えばこそでしょ?」
男「人の死に願いは届くと思うか…?」
男「野に生きる動物に優しくしてもその優しさが伝わらないように」
男「生きるものにすら伝わらないものが」
男「死んだ者に伝わると思うか?」
バーテンダー(スッ)
男「あ、どうも」
オカマ「…それで?」
男「あ、だからあいつが逝った後にみんな逝ったし」
男「ほら、イルカってアニマルセラピー?ってのがあるらしいじゃん?」
男「頭も良いし、もし天国が有るなら仲良くやれそうだなって」
オカマ「…」
オカマ「例えば」
オカマ「例えば、あなたの「妹」さんが会いに来たとは考えなかったの?」
男「?」
男「…」
男「それはねーよ」(笑)
オカマ「はあっ?」
男「だって52頭も打ち上げられてんだぜ?」
男「あいつにそんなに価値はねーよ」
男「あ、シーバスリーガルをロックで」
オカマ「」イッキノミ
オカマ「私も」
男「こいつのは割ってください」
オカマ「で、価値が無いって?言うのは?」
男「だってよ、>>25で死んでるんだぜ?」
大地町(イルカ漁のやつ)の民宿
重くしたいのか軽くしたいのどっちなんじゃ
男「お前さ、なんで「妹」が死んだって聞いた?」
オカマ「それは…イルカを守る抗議のための自殺って」
オカマ「グリーンシェパードとか言うところが声明を出してたじゃない」
男「あれ嘘」
男「あのサイト作ったの俺よ、俺」
男「あのサイトさ、どうみてもおかしいじゃん。あの色使いといい、90年代かよ」
オカマ「えっ!?」
男「伊達にパソコンの先生やって来てねーよ」
オカマ「…じゃあ何で」
スッ
男「あ、どうも」
男「それは」
男は違うやで
妹は察して
男「あいつはイルカの逸物を味わいたくて太地町行ったんだよ」
まあワイの小学生脳ミソの文が悪いんやすまんな。
男��普通 妹��弟(ネコ) オカマ��オカマ(タチ)でええやで
オカマ「はぁっ?」
男「(笑)」
オカマ「えっ!?」
男「(大爆笑)」
男「だよなぁ!」
男「驚くよなぁ!」
男「だってよ、獣 姦だぜ?死んだ理由!」
男「ゲフゥ」
「角プレミアムをミストで」
男「ゲラゲラ」
オカマ「…それはなんでそんな風になったの?」
男「ゲラゲラゲラゲラゲフゥ」
オカマ「ねぇっ!」バン!
男「うぉっ!?」
オカマ「私じゃ満足出来ないってことよね」
オカマ「私だって頑張って来たのよ!?」
オカマ「妹のために!」
男「生々しいから…」
男「あ、どーも」
男「あれは…結構前かな。ん~十年ぐらい?前」
男「元々北欧神話にはまってた俺はね?あることを知ったのよ」
男「メスの羊って超気持ちらしいぜって」
男「んでそこにはイルカのアレも気持ちいいって書いてあったわけよ」
男「それはもう天に登るようだと」
男「まあ羊は、羊飼いの性欲はらすためらしいけどな」
男「それを弟に言ったわけよ」
曰くイルカの性器はくっそ良いと
男「今思い返すと「妹」…面倒だな、弟は性器を男の方と取ってたわけよ」
男「まさかそうなるとは俺も思わなかったけどな」
男「しゃりしゃりして旨いな」
オカマ「で?」
男「お前酔ってるな」ゲラゲラ
オカマ「いいから」
男「まあアイツの精通は女だったからな」
男「自分が男とやるなんて考えてなかったから、精通ん時もそんな考えてなかったんだと思う」
男「?こんだけしか気持ちよくなら無いの?と」
男「まあその後?高校に入って?俺が大学から連れてきたお前と出会って?その後女の楽しみを知ったわけよ」
オカマ「…」
男「まあそんなことはどうでもいい」
男「お前さ」
男「イルカにとっちゃいい迷惑だと思わないか?」
男「確かに哺乳類に限らず、ホモは居るぞ?」
男「ビバ!ジェンダーフリーってやつだな」
男「でもさ、ある意味のレイプだぜ?」
オカマ「そうかもしれない…でも、自分のしたいことだからっ!」
男「自分のしたいこと?のために他のモノを犠牲にするのか?」
男「…そもそも動物としてジェンダーフリーってあり得ないと思うんだよ」
男「種を残せないってどんなに悲しいことか、悔しいことか」
あかん、イルカの話で変な方向に行ってる。ホモの友達に殺される。
バン!
オカマ「てめぇ!」
オカマ「それ以上は、言うな!」
男「やだね」
男「只の愚痴だよ、こんなん」
男「ほら、死ぬんだったら皆とって話じゃん?」
男「もしかしたら弟はイルカなホモになりたかったのかなってね」ゲラゲラゲフゥ
男「俺は羨ましい…」
男「そんなやつが」
男「愛する人が居て」
男「一緒に死んでるモノが居て」
男「自分のしたいことをして死んで」
男「それ以外何が望める?」
オカマ「…」
男「…少しは苦しみながら眠れ」
オカマ「」zzz
男「俺は正直後悔してる」
男「本当にコイツに会わせて良かったのかと…ねぇ、バーテンさん」
バーテン「まあ、何も聞いてないことにしますよ」
バーテン「殺されますよ?そんなこと言ってると」
男「良いねぇ!殺されようかな!」ゲラゲラ
現在
男(この後どうやって帰ったか知らないんだよね)
男(あんときは本当にイカれてたな)
男(まあ、愛する弟が逝ってしまったんだからしょうがないな)
男(…2日後にデートの約束したんだよな、デートって何だよ(苦笑))
……
男(もう2時か…寝るか)
-----3月9日--END
寝るンゴ
もう人居ないから明日安価出す
おやすー
2013年4月2日
幻想郷とか言うらしい場所(1日には四月馬鹿で”桃源郷でモテモテになって最高の日々だった”と書いてある)
女共
ワイ東方知らないンゴねぇ
まあ書くか
2013年4月2日
昨日は変な夢を見た。
4月1日の日記には
桃源郷でモテモテになって最高の日々だったと書いてある。
何故「書いてある」って?
忘れていた。いや覚えていなかったからだ。
エイプリルフールな日にちで嘘をついたりつかれたり。そんなはずだった。
そうだったのかも知れないがその日の記憶はすっぽりと抜け落ちてしまってる。
確かなことがひとつある。
この日記を書いている場所はその桃源郷であるということだ。
男「…どこだここは」
男「…ここはアレだな」
男「日本古くからある田舎って感じがするな」
男「前見たアニメ…蟲師で見た感じがする」
男(甘い匂いが鼻につく)
男(しかもこの服についた匂いが…)
男「ふむ、夢の中に居るってことか」
男「しかも明晰夢ってやつか」
男「よし、独り言で頭が冴えてきたぞ」
男「次に…時間は夜だな、うん」
男「もし時計の時間が合っていれば8時か」
男「さてさて、どうするか」
幸い月の光が明るい。影が永くのびていた。
男「転けそうだなぁ」
男「竹の子がめっちゃはえてるし、一個ぐらい持ちかえれないかな」
男「ねえ、そこの女の子」
男「俺のエイプリルフールは終わってないらしいんだ」
男「だったら夢も夢じゃないよね」
???「まぁ持って帰るくらいならって言いたいけど。あなたもう十分貰ってるわよ。あなたが何か置いてってくれる位じゃないと」
???「割に合わないわ」
男「ねえきみ」
男「きみ見たいな小さな子供がこんな時間にこんなところにいるってことは」
男「きみはこの場所を知っているんだね?」
男「そして昨日を知っている」
男「おじさんに教えてくれないかな」
???「私、何歳だと思ってるのかしら」ケタケタ
男「さあね」
男「ここがどこかもわからない」
男「お嬢さんの名前なんて知りもしないさ」
???「でしょうねぇ…可愛そうに記憶も消えてるのね」
男「…」
???「初めまして「男」さん」
???「私の名前は蓬莱山輝夜」
輝夜「かぐや姫をやってた者よ」
男「へえ、かぐや姫か」
男「そんなにかわいいなら確かに帝も求婚するな」
男「で、かぐや姫さん?」
男「ここは一体何処で、今は何時の時間を流れてる?」
男「平安時代でもさもありなんって感じだな」
男「姫様を送り届ける代わりに、僕に教えてくれないかな」
男「夢から醒める方法を」
輝夜「…」ニヤァ
輝夜「貴方はどちらを選びたい?」
輝夜「幸せな時間に戻り、永遠を生きるか」
輝夜「夢から醒めて、一瞬を作っていくか」
男「…つまり前者はよくわからないけど、後者は元に戻るってことか」
男「そうだなー」
男『会わせてくれ!!!』
男『あいつに、会わせてくれ!!!』
男「帰ろうかな」
輝夜「あら」
輝夜「言ってた事が違うじゃない」
輝夜「今居るあなたは違うあなた?」
男「???」
輝夜「ああ、ごめんなさい」
輝夜「うーん」
輝夜「ここから出たいんでしょう?」
輝夜「でも昨日とちがくって」
輝夜「何も用意してないの」
男「…」
輝夜「それに年上を敬えないような子供はちょっとね?」
輝夜「その代わりに夢をあげるわ」
輝夜「夢の中の夢を」
輝夜「私が言うのもあれだけど」
男「…?」
輝夜「幻想郷は良い所、永遠を過ごすならここがいい」
輝夜「だって何でも会えるから」
輝夜「過去は無限にやってくるわ。だから今を楽しまなければいけない、何て言うけど」
輝夜「戻りたい過去だってあるものね」
輝夜「無くしたモノ、そして」
輝夜「亡くした者と」
輝夜「会えるなら」
男「…」
輝夜「月がこんなにも綺麗でしょ?」
輝夜「伸びた影が、あやかし達に見つからないように、今日は私の家に来なさいな」
男「あ、あぁ」
輝夜「どうせ眠れないんでしょう?私の家で楽しい時間を過ごそうじゃない!」
男「…楽しい時間を?」
輝夜「私の家は色々あるの!」
輝夜「あなたもきっと気に入るわ!」
輝夜「過去のあなたが気に入ったんだから!」
4月1日------早朝、とある場所
男『会わしてくれ!』
男『今日だけ嘘をつける日だから!』
男『出来るだろう!あんたなら!』
男『死が嘘になってる、あの郷へ!』
男『死者が甦るあの』
男『桃源郷へ!』
男『俺を、一日だけでいいから、入れてくれ…』
男『あの二人に、会わせてくれ!』
4月1日「+1」ループ目-----END
明日(今日)に続く
いえいえ、書いてる方も面白いので全然大丈夫です。
ルールっていうか安価設定ですが
2011年1月~2016年1月までで選んでください。
安価で日程選んだ人とかが次の日って書いたりしたら次の日になります。
例えば4月3日とかだったらループ2周目二日目って感じですね。
反対に一日前だったらループ1周目を書きます。
他にもクロスしてみたいので色々な作品をリクエストしてほしいですね。
一応311と幻想郷ループと弟死亡時、五年後は構想してます。
作品リクエストは場所を設定で踏んでください。
長々と書いすいません
人が少ないので、また明日時間が出来たら安価ageします。それではおやすみなさい。
2012年10月6
SCP-1986
なんだかミステリアスな司書(非財団関係者)
偶然にも財団職員とは接触無し
2012年10月6日
アメリカ旅行24日目
SCP1983は良い奴って知ってるか?
変な話じゃないんだ。
少なくとも僕は救われた。
僕の横にはミステリアスな彼女がいて、前には黒い奴がいる。
回りに転がっている特殊部隊風な兵隊達は不幸ではあるが、俺は今安らかな夜を過ごしている。
男「あづい」
司書「そろそろのはずなんですけどねぇ」
司書「日本男子たるものこの程度でうだうだ言うんじゃないよ」
男「日本かんけぇーねぇーし」
司書「貴方が付いてくるっていったんでしょう?」
男(そりゃあんなに誘惑されればね)
男(それに、知り合った人が死ぬのはもう嫌だしな)
男「…都市伝説が好きなだけだよ…」
司書「都市伝説というかミームね」
男「ミームってなんだよミームって」
男「えす、しぃ、ぴぃって」
男「聞いたことねぇよ」
司書「嘘、結構有名なのに」
男「サメ殴りセンターじゃねぇの?」
男「ほら、最近いるグリーンピースとかの流れの」
司書「やっぱりバカね」ボソリ
男「まあな」
男「頭がよかったら、人は殺さないよ」
司書「貴方の事はどうでもいいの」
司書「そのくらい幾らでもあるわ」
司書「生きてるんだから」
男「…」
司書「私の事を生かしたんだから」
司書「トントンよ」
男「拳銃を撃たずにすんだんだ」
男「助けてないさ」
ポケットの中のM38ボディーガードを弄る。
入ってる銃弾は38SPのホローポイント
人に当たれば一撃で部分が弾け飛ぶ
男「撃たずに美人を助けられたんだから問題ないさ」
男「まあそもそも君が銃を持っていれば良かったんだ」
司書「…無いわけでは無いわよ」
男「へぇ?どこに」
司書「貴方ならいいか…」
司書「ほら」
懐から取り出したのは銀色のM3913だった
男「…レディスミス?珍しい」
小さく女性にも握りやすいため日本の警察官にも使われている拳銃で彼女にマッチしていた。
司書「後、これね」
出したのは1つのマガジン。
一見普通に見えて少し違う
見えている弾が銀色だからだ
打ち込む相手は化け物か?
司書「これが私の全て」
司書「貴方は?」
男「いや、俺もあれだけ」
男「もっと強いのが合ったら出してる」
男「で、SCPだっけ?」
男「なんなの、それ」
司書「ネットに有るから見れば?」
男「投げやりめ」
司書「まあ、昔からいる地球の友人の一人ね」
司書「クトゥルフってあったでしょ?」
司書「アレの都市伝説版ね」
司書「違いは実際に存在するってところ」
男「いや、伝説ならねーだろ」
男「そりゃ面白いだろうけど」
男「そんなの非現実的だよ」
司書「でも神隠しってあるでしょ?」
男「アレがSCPの仕業って考えたら面白くない?っていいたいのか」
男「どうせばれてない誘拐殺人とかだろ」
司書「でも面白くない?」
男「まぁ男心は擽るな」
男「恐いの嫌いだけど」
男「それにさ」
男「ある意味冒涜的だなって」
司書「なんで?」
男「ほんとにあやかしが居たら怒られるさ」
男「私たちは本当に居るって」
男「忘れたのはお前らだって」
司書「…確かにね」
司書「忘れ去られた何かが元々かもしれないわ」
司書「でもね」
司書「忘れ去られた者は何も言わないのよ」
???『それはどうかしらねぇ』
???『忘れ去られたかは自分達が決めるのよ』
???『本当に忘れ去られるのはいつ?』
???『最後の一人が死ぬときよ』
???『死は常に横にいるわ』
???『でも私の中の貴方は?』
???『死ねない私の中の貴方はいつまでも私の中に残るわ』
男「っ…」
司書「どうしたの?」
男「いや?」
男「死は常に隣にいるんだよ」
男「ある意味だけど、もっと近いところにSCPは居るのかもな」
男「だってそんなの死よりも近くに忘れられた者が居るんだからな」
司書「…」
駄弁っていた
何も知らずに
厚みのあるようで薄っぺらい話を
そして気づく
本当に死は直ぐそばにあったのだ
気づいたときには撃たれてた
結構遠くから、しかし正確に
男「危ないっ!」
司書「うあっ!?」
ドチャッ
男「銃出せ、銃!!」
男「くっそぉ!?」
司書「遠すぎる!!」
男「まてまて、なんだあいつら!」
司書「何それ!」
男「隠してた武器だよ!」
司書「さっきは拳銃だけって!」
男「今おもいだし、バラララララララ!!!
後に知るSCP財団の特殊部隊『少年聖歌隊』
ではなかった
The Chaos Insurgency という組織の放った部隊
男はそんなことは知らずにテック9を撃ち続けた。
そして地獄の扉が開いた
男「??!あの廃屋、扉が…」
司書「SCP1983-1!?」
男「あの家が!?」
男(中が、見えない)
司書「撃つの止めて!」
男「あ、あぁ…」
司書「来るわよ」
男「何が…」
男「なんだ、あの黒いの…」
司書「SCP1983-2…」
男「あの二体でセットなのか!?」
司書「さて、特殊部隊はどうする…」
司書「あ、麻酔?なんで…」
男「捕獲する気か…」
司書「…」
男「入っていった…」
男「あれ…違うぞ」
司書「えっ?」
男「だって、建物は後ろにある」
そう
建物は後ろにある
特殊部隊は出てきた
建物から
持っていたのは大量の赤い塊
刺さっているのは麻酔針
そしてそれをすてこちらにはしる
くろいひとたちみんなたくさん
ぼくのことをみている
めのまえにはふたり
しんしんふかいふたりは
いかしておくう
まえのくろふく
みなごろし
男「!!!」
目の前には黒いのが居た
それはそれは真っ黒いのが
瞬間に司書は家にかけはいった
司書「入るよ!」
男「え、ちょっ!」
司書「うわぁ、真っ暗。ぞくぞくしちゃう…」
男「何いって…何処だここ」
司書「…にくにくしいもの」
男「はぁ!?」
男「確かに肉だけど…」
男「心臓…か?」
積み重なった心臓は天井まで達しそうだった。
居間だろうか。
黒いのが人を引きずり歩いてきた。
一人、また一人とあつまり。
抜かれていく心臓。
男「おい、おい!」
司書「黙って…」
司書「…」
救ってくれたのだろうか
黒い奴は前に立ち微動だにしない
男「…殺すぐらいなら幾らでもしてくれればいいのにな」
男「…日記でもつけるか」
今日聞こえた声は誰の声かもわからなかった。
その招待を知るのは来年の4月
永遠に続くエイプリルフールの中で明かされる。
彼女に救われたことを、前にも会っていることを忘れながらその日を待つことになるのを男は知らない。
10月6日END------------
-----------エピローグ
司書「ええ」
司書「取れました」
司書「銀の麻酔針なんかで捕獲できるもんなんですね」
司書「ああ、ツレなら眠ってます」
司書「?殺してませんよ」
司書「眠らせただけです」
司書「はい」
司書「大丈夫です。帰投します。」
司書「それでは」ピッ
司書「…」
司書「さよなら私のナイト様」
司書「助けてくれた時は実は本当に嬉しかったわ」
司書「だから教えてあげるわ」
司書「我らは」
司書「オネイロイ・コレクティブ」
司書「貴方も何時か見るかもね」
司書「現実的な明晰夢を」
司書「夢のような現実を」
------END
今日はいつになく駄目だったな…
また明日安価出します
おやすみなさい。
今気づいた…
やっちまった…
短編で書きます
????年??月??日
不思議な図書館を見つけた
ブエノスアイレスでの旅行で見つけた図書館の地下に合った本のトンネルだ
日本語を話す不思議な司書に着いていったら
いつの間にかそのトンネルに立っていた
興味深い本を見つけたのでその本を勝手に持ち出したのは自分だけの秘密だ。
男「ちょっと待って!」
男「ねぇったら!」
男(突然黙って何があったんだ)
近くのバルで会った黒髪の司書
司書はこの異国の地で珍しい日本語を話す人だった。
酒を飲みながら意気投合したら
司書『着いてきて、来てほしい所があるの』
少しの期待を持ってついていくと図書館だった
男『夜だから開いてないんじゃ』
司書『ここから』
男『隠し扉…』
男『この暗さはなんか…デジャブが…』
男『あ、ちょっと!』
彼女は闇に飛び込み俺は中に着いていった
少し歩くと彼女の口数はどんどんと減っていき、最後には何も喋らなくなった。
深夜でも職員、警備員が居るはずの建物の中には誰一人として人は居なかった。
男「本のトンネルだ…」
男「しかも、奥が見えない…」
男(しかも、見たことがない文字)
男(結構前にネットで話題になった奇書みたいな…)
ヴォイニッチ書籍みたいなものがそここに詰まっていた
40分程だろうか
彼女が立ち止まった
男「ここか?」
男「古い…日本語の本?」
司書「…」コクリ
司書が指差す所に洋書とは違う、本棚には似つかわしくない本があった
男(前の民俗学の資料で見たようなやつだな…)
緑色の装丁で赤い字で題名がある。
男「奇界?神隠…?呪術…?」
ぺらぺらと捲ると中の紙はまるで新品のように新しく、ぬめるような文字で文が書いてある。
男(…秘術、禁とか書いてあるけど…これは神隠しの方法か!)
男(しかも、障害児や姥捨てに関しても…西洋画やデッサンのような、リアルな絵で…)
そんなまるで西洋の「医学書」を捲っていくと、あるページから本の色合いが変わっていった。
男(黒魔術?)
男「そら、とぶ、わたしを…つかまえて?」
男「ちには…う、わたしをつかまえて?」
男「なんだ…?」
明らかに色合いが違うページ
魔方陣のかかれている下に書いてあった。
まるで詞のような文字
男「みえない…わたしを…つかまえて」
男「わたし「たち」はよこにいる…」
男「わすれられた…ものたちが、あなたのせかいのよこに…いる?」
そのページは後ろ含め四枚で一組となるようになっていた。
男「…本当の神隠しの原因ってことか?」
司書「…」
男「おい、あんたまさか…」
男「あんたの名前は聞いた…結構古風な名前だと思った」
男「だか年齢は聞いてなかったな」
男「あんた、何歳だ?」
司書「…」ニッコリ
司書「貴方は二人を忘れない」
司書「貴方が忘れたら消えてしまうから」
司書「でも…ある意味一人に記憶を委ねる時点で…世間から忘れ去られるものなのよ」
男「何をいっている?」
司書「貴方が五歳の夏休み」
男「?」
司書「倉の中で、した儀式」
司書「いつまでも残り続けるわ」
男「おい、なんでお前が…知っている?」
司書「…また会いましょう?横にいるわ、あれからずっと…」
司書「そしてこれか…ら……も…」
男「お、おい!」
辺りは一瞬にして暗くなり、電池式のランタンの明かりだけが付いていた。
そしてその光が消えると同時に、男は意識を失った。
気づいたときには宿だった。
記憶を辿ると、本を持ち出したということだけが明瞭に残っていた。
------END 4-2------
乙ですです
架空図書館、ありがとうございました。
もしかしたら書いてもらえないかもな~とか思ってましたが杞憂でしたか。
しかも短編と言いつつしっかり書いて頂いてますし、内容もほのぼのほのホラーで引き込まれる感じでした。
2011年1月1
初詣
姪ちゃん
年齢設定
男 28
弟 23
姉 30
2011年1月1日
弟から何故かお年玉を貰った。
何故かと思ったら、これで日記帳を買えという。
姪からはお年玉をせびられたので仕返しに同じように日記帳を買わせることにした。
なんか文句が多いがまあ良いだろう。勉強の予定もたてれるし、それを手伝う俺はなんていい叔父だろう
初詣に行った際、姪から何か重い約束をされた。
まあまだ六歳だし大丈夫だろう。
姉貴には困ったものだ。
弟「あっ、明けましておめでとう、兄貴」
男「ああ、あけおめ」
男「正月だからな、お年玉くれ」
弟「はぁ?」
弟「兄である男こそ弟である僕に渡すべきじゃないかい?」
男「まぁ、お前と違って姪に渡すからな」
弟「(姪の声真似して)ありがとぅ、おにさん!」
男「あぁぁああぁあぁあああ!」
弟「(まね)おにさんのお嫁さんになったげる!」
弟「(ま)十六の時、おにさん三八でしょ?大丈夫だよ!加トちゃんが証明したから!」
男「いやだぁぁあぁああぁあ!」
男「」
弟(そんなにいやかなぁ、姉に似て美人になりそうだけどな)
弟(それに義兄の家系のスタイル良い血が入ってそうだし)
男「あ、車の音…」
弟「え、まじ?」
男「ほら、きたよ…」
弟「犬か!」
男「…」
弟「覚悟決めろよ…」
姪「おにさぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
男「…ふぅ、良く来た愛するめいぃぃぃぃいぃいぃ!」
姉「あらあらー」
弟「めっちゃ仲良しだなー」
弟(しかも愛称良いしな)
姪「だいすきー!」
男「おれもー!そんな君にお年玉をあげよう!」
姪「ほんとー!」
男「うん、はい」
姪「ほんとだ!」
姪「てちょ…う?」
姪「うわぁ!ありがとう」
姪「大切にするね!」
男「お、おう(ぅぉ、ザイアクカンガ)」
弟「ばっかでー」
姉「あらあらー」
姪「わたしからもーお年玉!」
姪「はいっ!」チュッ
男「うおっ!」
弟「あらあらー」
姉「おい」
男「…」
姉「殺すぞ」
男「はい」
義兄「うぉっ」
弟「あ、どうもあけまして」
義兄「あぁ、明けましておめでとう」
義兄「やっぱり怖いなぁ…」
弟(尻に敷かれてるなぁ…)
なんやかんやあって神社に行くことになったよ!
姪「おにさんと手ぇ繋ぐぅ!」
姪「えへへぇ!」
男「おう!」
男(断って泣かせたら殺されるし、従いすぎても殺されるんだよなぁ。はぁ…)
姉「あらあらぁー」
弟「あらあらぁー」
義兄「あらあらぁー」
父母「あらあらぁー」
姪「今年は良い一年になりそう!」
姪「だってあなたと居れるから!」
男(こういうところでもう、何て言うか色気を感じるんだよね…)
男「軽々しく言わない方がいいよ?」
男「男ってのは勘違いしやすいからね」
姉「あんたが酷すぎるのよ」
姉「あんた話しかけるだけで惚れるからね」
姉「惚れっぽすぎよ」
弟「未だに童貞だっけ?」
男「うっ…!」
姪「私おにさんがどうてい?でもいいの!」
姪「だってどうてい?が何かは知らないけど、無いものは私がおにさんに全部あげるもの!」
男(あぁぁああぁあぁあああ!)
男(あぁぁああぁあぁああああぁぁああぁあぁあああ!!)
弟「うわぁ」
姉「手ぇ出したら殺そう」
その他「あらあらぁー」
男「うん」
男「ありがとう」
男「でも、大丈夫だよ!」
姪「大丈夫だよ!私がいるから!」
姪「おにさん大好き!」
男「うわぁ、うれしい」
男「難しいのは愛することではなく、愛されることである。ってゲーテって言う人が言ってるんだ」
男「だから俺は…」
姪「大丈夫よ!」
姪「柔肌の熱き血潮に触れもみで悲しからずや道を説く君ってあるじゃない!」
男「おいこいつ六歳児かよ!」
弟「うわぉ」
姪「それにね」
男「…?」
姪「私がいる間は、おにさんを愛する間は、おにさんは永遠なのよ」
姪「私はあなたを忘れないから」
姪「私は谷川俊太郎の62って詩が好きなの」
姪「静かな、だけど動的だから」
姪「私はひとを呼ぶ
すると世界がふり向く
そして私がいなくなる」
姪「あなたを孤独にはしないの」
姪「一人でもおにさんの事を覚えてる人が居たら」
姪「それは私の勝利よ」
男「…」
男「…暗くね?」
姪「…ふぅ」
姪「あっ、おみくじひかなきゃ!」
姪「一緒に行きましょう!」
男「あっ、あぁ」
家族「…」
男(昔に会った…五才ごろから会い始めたお姉さん見たいな雰囲気なんだよな…どこにいったんだろう)
蔵にて行った儀式から現れ、姪が生まれてぐらいから消えた、男の初恋。
本当に人を好きになったかについては別ではあるが…
------------------
空飛ぶ私を捕まえて
地を這う私を捕まえて
みえない私を捕まえて
私が風になる前に
私が土になる前に
私が忘れられるまで
姪「私はあなたの為にいるから」ボソリクスクス!
男「おっ、大吉だー」
姪「うふふっ」ギュッ
-----------END
乙!
あれれぇ~?おかしいな~?何かどこをめくっても何かが付き纏ってるぞ~?
周回だか憑依転生だか分からんけどタイムスケールがこんがらがってきたぞ~?(汗
(そんなにまでして無理に各回を繋げようとしなくても)ええんやで?
>>138
今度短編で書きたいんですけど、五才の時、実家(お爺ちゃんの家)で結構めんどくさい神様(東方とかとは関係ない。土着信仰の類い)に絡まれてるんですよ。
ちなみに同一人物は姪=五才の頃のおねいさん=司書(SCP1986ver)です(姿かたちは違う。共通して大きさの同じな艶黒子がある)
他は被ってないかな
なお主人公は全てを独立した人物と考えてるんでごちゃごちゃしてます(文は主人公の知っていることしか書いてない)。
なお主人公が知り得ないことはカッコなしで書いてます。
主人公は実は一回も憑依されたりしてなくて、一度も第二の主人公(平行世界)は出てません。
周回は4月2日の日記の時に、幻想郷から抜け出せず何回か過ごしてます。
他にもネタは有るんですが全部書くとミステリー風のごった煮じゃなくなるので秘密にします。
といっても途中から見ても分からないところ多いと思うので何か疑問が合ったら言ってください。書きます。
>>139
マ?
まあヤンデレ神はワイがラブコメ(?)書きたいから出したやつだから。
まあワイ版スターシステムやね
そぐわないと消すから大丈夫。311とかのが来たら出てこないよ。
皆は5歳の頃の記憶を辿るとなにが出てくるだろうか。
最初の好きな人だったりとか、初めて殴り合いの喧嘩をしたとかだろう。
そしてその記憶は朧気だ
でも、僕は違かった
はっきりと覚えている。あのひんやりした空気。
あの初めてのこの世にない「彼女」を
夏、僕は毎年三週間、父方のお爺ちゃんの家に旅行に行っていた。
西の方にある県の田舎に家はあった
回りには田圃が広がり、清流が流れ、ヤマメなどが淵で気持ち良さそうに泳ぐのが良く見えた。
用水路もまた同じく清らかで、野菜を冷やすのは勿論、柵で用水路を囲い、ウグイやオイカワ、たまに川から流れてきたヤマメを飼うようにして獲っていた。
僕はこの村が大好きだった。
朝、蜩(ひぐらし)の音ともに目がさめると、網を持ち近くの甲虫の集まる木を回ったりして虫取もやった。
そんな素晴らしい村で一番お気に入りだったもの。それは…
祖父の家の蔵にあった、不思議な巻物だった
周回とか転生は神の方に対して言ってたモンかと思った
あと、おにさん=鬼さんとか穿ってみたりw
とある日
祖父が村役場の集会に行き、祖母が畑を少し見に行っているとき、家のなかを探検することにした。
家は古く、瓦葺きが今も美しい家だった。
その家で一番目につくのは、大きな蔵だった。
そのころ秘密基地作りに興味のあった僕は、この蔵を自分なりに「征服」しようと思った。
扉を開くと中は暗く、ドアからの光のみで中を見るのは難しかった。
まるで地底に続く「トンネル」のような
そして暗闇になれてきた時、気付く
蔵の中には社のようなものが1つあるのみだと
>>145
おにさんはただ単に伯父さん+お兄さんですね
多分
まあヤンデレがここで正体出るんでそれで少しわかるかも?
僕はその時怖いものはなかった
一歩踏み入れ
二歩踏み入れ
小さな社に入り、巻物を手に取った。
今ならわかる。
あれは首塚だった
乾いた動物のような革で出来たその本を、僕は次に解読してみることにした。
その時、金曜ロードショーでやってたスパイものの映画のせいだ。
古文書の文字なんて、大学で研究してた今ならまだしも、あの当時わかるはずもない。
が、その時の探求心はそれを凌駕した。
絵で多くを悟りほぼ理解し終えた
どんな図形を書き、どんな文字を書けば良いか。
簡単に考えれば真似をすればいいだけだから。
しかし解らないものが幾つかある。
原理などは解るはずもない。が結果どうやればいいか解れば良いのだ。
しかし大きな項目が解らなかった。
蟲毒である
蟲毒の項目がわからないままに日々は過ぎ、旅行最終日になった。
祖父「寂しくなるけどせいせいするな!」
祖母「最終日が雨なんて…最後はたんと食べなさい!」
男「うん!」
祖母「鰻でも煮ようかしらね」
祖父「お、良いねぇ!」
男「僕鰻大好き!」
祖母「本当かい?」
祖父「ステーキとかじゃなくて鰻の方が好きとは…渋いなぁ!」
和気あいあいとすごす最後の日、事件は起こった。
豪雨と落雷によって村に大きな被害が出てったのだ。
そして一番のその村一番の被害は
「犬神」を奉っていた祖父の家の蔵の崩壊である。
村は大騒ぎとなった。
犬神の家を村八分とは言わないまでもどこか他所他所しくしていた家は特にである。
人々は口々に言う
「天罰が下る!」と
そして各家の犬が集められ、果ては野性動物の狸や狐なども集められた。
蟲毒のために
そのなかに一匹見慣れないモノが居た
ニホンオオカミと呼ばれるそのモノは、ほぼ土地神となっていたメスのオオカミだった。
心優しきその神は、蟲毒は私が最初に犠牲になり後のものは成仏させよう。
そう考えていた。
しかし邪魔が入った。
男「ねえ狼さん」
男「君が最初に死のうとする理由はわからない」
男「でもそんなに傷付いた体ではなにもできないよね」
男「多分君が神様なんだよね」
男「だったら君にこれを使うべきなんだと思う」
ぺらっとめくったのは一メートル×一メートルほどの和紙である。
びっしりと並べられた文字は、辛うじてではあるが、式を保ったいた。
男「みんながあつめてるのは…良く解らなかったところのだよね…」
男「血で良いのかな?」ブシュッ
どばとばどば
男「うん」
狼「…」
男「じゃあやりますか」
蟲毒という酷いものを、つかう事なく自分のものを触媒として儀式を始めた。
そして…
結果だけ書くと、儀式は成功した。
村の方は災害の恐怖による集団の記憶喪失として落ち着いた。
特に祖父や祖母などは蔵の事などは無かったようになっていた。
そして次の日、村から家に帰ることになった。
いつもほぼ人のならない駅で祖父母に見送られる。
列車が来る。乗る。
珍しく乗ったのは二人だった。
ずっと手を振る祖父母に手を振り返しつつ興味は乗ってきたもう一人の乗客に向く
その乗客、女の人は------ 後に近くに住むお姉さんと呼ぶ人の目は、助けた狼のような綺麗な青色していた。
スケキヨで草
姪が俺の好きなキャラを詰め込んだやつだからなー…
まあ男の日常でいいか
2011年5月5日
久しぶりに小旅行に行くことにした。
秋田市から列車に乗って、二時間。
白神山地に行った。
男の一人旅は余り良いように見られない。
というよりも、男一人って言うのは…
…フられたと見られる。
震災のスローガンがポスターで張ってあるのを見ると、益々暗くなる。
どこか飛行機で逃げていきたい。
好きな曲出そうとしたらまだ発売されてねぇ…
結構昔だな
男「白神岳登山口ってところ目指すか…」
男「何個か先行って青池でも行こうかな」
AM9時05分
電車が入線した
ここから終点まで行く
終点の駅から乗り換えて、ディーゼル列車に乗った。
男(古いなぁ…)
男(キハ40だっけか?)
国鉄の匂いを残す車両は老骨を奮い立たせて海沿いの線路を走っている。
空から注ぐ太陽は海をキラキラと照らさせていた。
男(眩しい…)
カーテンを閉めると暖かな日差しは消えて、暖房の暖かさのみを感じた。
途中の駅からツアーの団体が乗り込んできた。
若者や老人、色々な人が混ざっている。
そんな人達の中でお爺ちゃんお祖母ちゃんとその二人に連れられた女の子と相席することにしたになった。
女の子「あの…席良いですか?」
男「あ、はい…」
お爺ちゃん「あぁ、ありがとう」
お祖母ちゃん「申し訳ないねぇ…」
女の子が窓を開けたさそうに窓を見ていた。
男「窓、開けますか?」
女の子「良いんですか?」
男「まあ、観光ですよね。外見たいでしょう?」
女の子「っはい!」
お爺ちゃん「ありがとうございます…」
お祖母ちゃん「綺麗な景色ですねぇ…」
男「窓も開けちゃいますか」
がたん、と開けると心地よい風が入ってきた
お祖母ちゃん「5月の風ですねぇ」
男「えぇ、眩しかったから閉めてたんですけど、開けてもいいですねぇ」
女の子「5月の風?」
男「立原道造ですね」
お爺ちゃん「お知りですか」
女の子「誰ですか?」
お祖母ちゃん「詩人ですよ」
男「5月の風をゼリーにして」
男「食べたいものは何かと聞かれて答えた言葉です」
女の子「へぇー。私は12月の空気を食べてみたいなぁ」
男「確かに味が濃そうですね」
男「クリスマスの味なんて特に、クリームの味が濃そう」
女の子「えへへ、でも違うんです」
女の子「あの静かな雪の平原が好きなんです」
女の子「音が何も聞こえない…」
男「…確かに」
男「静かな、暗い闇」
男「でも白い雪が何故か暖かいんだよね」
女の子「はい!」
お祖母ちゃん「あらあらぁー」
お爺ちゃん「おぉー」
男「…何かデジャブだな」
男「どこから来たんですか?」
女の子「北海道で…」
女の子「…鎌倉です」
お爺ちゃん「…」
お祖母ちゃん「鎌倉でお土産を売るお店をしてるんですよ」
お祖母ちゃん「海山堂って言います」
女の子「…」
男「鎌倉ですか」
男「ますます5月の風が美味しそうですね」
お祖母ちゃん「こっちの風とは違いますよ?」
お爺ちゃん「もっと暑くて、濃厚です」
女の子「…お名前は何て言うんですか?」
男「ん、あぁ男と言います」
女の子「男さん、ですね。」
女の子「私は女の子と言います」
男「へぇ、よろしく女の子さん」
女の子「女の子、でいいです」
男「…学生ですか?」
女の子「はい。中3です」
お爺ちゃん「女の子ちゃん…」
お祖母ちゃん「お邪魔みたいですねぇ」
女の子「あ…」
男「大丈夫ですよ、別に窮屈じゃ…」
お爺ちゃん「さっきボックスシートが空いたから」
お祖母ちゃん「仲良くしてやってください」
男「」
男「…話しにくいなら向こうに行っても…」
女の子「…いいわよ」
男「え?」
女の子「私は貰い子だから」
女の子「邪魔なのよ」
女の子「私は北海道に住んでたの」
男「…」
女の子「旅行中、大震災で両親が死んでね?」
女の子「私だけ生き残ったの」
女の子「あの二人なんて遠縁の親戚よ」
男「…」
男「まぁ、それは別じゃね?」
男「確かに他の人が邪険にしても」
男「引き取ってくれた二人は違うんじゃ?」
女の子「そうだとは思うけど…でも」
女の子「信じられる訳無いじゃない」
女の子「はぁ…」
男「まぁ解るよ。」
男「でもさ」
男「信じなかったら後悔が付きまとう」
男「絶対に」
女の子「…」
男「…」
ツギハ、○○~○○~
男「お、着いた」
男「ありがとう」
男「ゆっくり時間が過ごせたよ」
女の子「…」
男「相談できる相手を作る、それでかなり変わるんじゃないかな」
男「それじゃ!」
女の子「あの!」
女の子「あなたが相談相手になってくれる、それじゃ駄目ですか!」
男「え?」
女の子「えっと、これ!」
女の子「連絡先を、交換してもらっていいですか!?」
男「…よろこんで」
男「ふぅ…」
電車を降りるとすぐにメールが来た
男「…」
未だに悩むことが多すぎる自分にその任が出来るかはともかく
人から感謝されるのは嬉しかった
そして
男「かわいかったな…」
煩悩が出ている自分が妙に嬉しかった
駅を出て歩く
青池まで歩く
男「5月の風をゼリーにして…」
涼しい風が青い森を駆けて、服を揺らす。
青池まで10キロメートル
気持ちを落ち着かせるには十分な距離だった。
エピローグ------------
鎌倉の日差しは暑く、空は青々としていた。
こっちの生活にもなれ、友達も沢山とは言わないまでも多少は…出来た。
冬は温かく、最初は違和感が多かったが、ゆっくりと慣れていった。
今日、彼が来る。
私の心は夏の日差しと共に強さを増していく。
もうこの土産物屋の空気も嫌いじゃない、
そう考えていたら、ドアが開いた。
見慣れた人影は------------
終わり------------------
好きな女の子って冬の似合う子だったんですよね。
なので鎌倉って来たんですけどメインは違うところにしちゃいました。すいません。
なおこの女の子はヤンデレ神とはまったく関係ないです。まさに正ヒロイン。
本当はSleeping with a friendやOut of timeって言った曲と絡ませたかったんですけど前者は発売されてないし、後者は暗めの曲なので出せませんでした。
どちらも良い曲なのでよろしければどうぞ。
ではおやすみなさい。
あそこはうちの生物の恩師が好きで良くいってました(笑)
懐かしい思い出です
なおワイは骨折で行けなかった模様。
あそこ西洋武器も売ってるとか謎なんですよね…
後、酉付けます。 まあ成り済ましする人何か居ないでしょうけど一応です。
別時空間って訳じゃないですが、架空キャラを知らずに行った主人公の短編とかも書いてみたいです。
ワイの「中」での女の子
背が高い(168㎝くらい?)
http://i.imgur.com/xXV3qfU.jpg
裸デッサンまでとか本格的過ぎィ!wそして姪ちゃんの方が地味に勝ってるのな
表情が勝気っぽくなってるのもGJだね!
>>1さん博識だよなー。それとも有名書籍?の名台詞なんかは一般教養の範疇なのか……?
俺なら長く覚えてる事なんか絶対出来ない
>>193 >>194
ただの中二病です。
大学の専攻は農業ですし、カッコよかったり、悲しかったりするモノが好きで調べてたりしたらこうなります。
詩だったら谷川俊太郎さんの62のソネットっていうのがお勧めですよ。
-----------------
安価
>>197 年月日
>>199 場所(クロスオーバー先含め)
>>201 登場人物
安価下
2015.9.27
今日も踏み台するぜ(踏まないとは言っていない)
2015.9.27
コノシュンカンヲマッテイタンダ
大和撫子な若女将(独身)
2015年9月27日
酔っ払った。
女将め。
男「ふぅ、今日も疲れた…」
男(もう金曜日か…)
男(…給料入ったし、少し豪華な料理でも食べるか)
男(久しぶりに酒でも飲むか)
男(いや、ウイスキーもいいな)
男(それとも焼酎か…)
男(ふむ…旨い酒…)
男(久しぶりに、料亭にするか)
男(旨い酒に旨いツマミ)
男(静かに流れる時間)
男(美人な女将)
男(ちょっとアレだけど)
男(よし、そうしよう!)
男の決意が人が疎らな秋田駅に響いた。
男(どれ、少し歩くことになるな)
男(音楽でも聞きながら行くか)
男(うーん、雨降り始めてんのか…)
男(大江千里のRainにしようかな…)
男(それともNeontreesのSleeping with a friendにしようか…)
男(ORIGINAL LOVEの夜をぶっ飛ばせもいいな)
男(…>>207にするか)
凛として咲く花の如く
3つの中から選んでクレメンス…
ワイパッパの会社が熊本に有るンゴ
ちなワイ秋田住み
再安価>>211
んじゃRainで
男(よし、Rainにするか…)
男(言の葉の庭でカバーされてたけど、オリジナルの方が良いなぁ)
男(少し古めが堪らない)
男(歌詞の内容も何か良い)
男(青春っぽいけど何だか艶かしいんだよね…)
男(~♪)
------とある料亭
料理人A(なんだか若女将が期限良いな…)
料理人B(聞いた話だと今日は気になる人が来そうって呟いてたらしいぞ)
料理人A(マジかよ、若女将好きな人いんのかよ…)
料理人B(お、狙ってたか?)
料理人A(結婚してるの知ってるだろ?)
料理人A(本当に美人な人は付き合う人がいるっていうのが違和感感じるんだよ)
料理人B(あぁ、分かるわぁ)
若女将「あのぅ…」
料理人AB「あっはい!」
若女将「今日は出来るだけ気合い入れてもらっていいですか?」
料理人A「も、もちろんです!」
料理人A 「若女将の恋路のためですから!」
料理人B「お、おい!」
料理人A「あっ!」
若女将「…」
料理人AB「…」
若女将「こ、恋路だなんて…そんなぁ…」
料理人AB(か、かわいい)
料理人AB(どんな人なんだ…)
若女将「初めて会ったときのように~♪」
-----------------------
男「行かないで行かないで、そう言うよ~♪」
男「っとーついたついた」
男「ご免くださーい」
男「予約無いんですが…空いてますか?」
店員A「はい、カウンターでよければ直ぐにお料理をお出しできますよ」
男「あ、じゃあカウンターで」
店員A「はい、承りました」
若女将「いらっしゃいま…あらぁ!」
男「あ、どうも」
男「今日もお綺麗ですね」
男「疲れが吹き飛んじゃいます…」
若女将「あ、ありがとうございます!」
男「あ、注文いいですか?」
男「取り敢えずビールを…」
若女将「あ、はい!」
男「…普通に可愛いんだよなぁ」
男「うん、可愛いというより美人か…」
男「さて、顔拭くか」
男「あ、お刺身で鰹かぁ」
男「うーん」
若女将「ビールとお通しです…」
若女将「お通しは鰰鮨です」
男「おお、美味しそうだ」
男「…」パクリ、トクトクトク…
男「…」ゴクッゴクッ…
男「…ふぅ」
男「…」ゴクッゴクッ…パクリ
男「…ふぅ」
若女将「…」ニッコリ
男「注文良いですか?」
若女将「…は、はい!」
男「日本酒…春霞で…」
男「鰹の刺身を下さい」
男「後…うーん、ヒラタケの天ぷらと…ピーマンの天ぷら…でお願いします」
若女将「はい!」
男「ふぅ…」
男「静かでいいなぁ…」
男「こういう小料理屋みたいな料亭…無いんだよなぁ…」
男「…すき焼きもいいな」
男「鴨葱…」
男「揚げ茄子も…」
----------------------
料理人A「あの人が…」
料理人B「背が高いってぐらいしか分からんな」
料理人A「あ、天ぷら上がり」
料理人B「うん」
料理人A「まあ美味しく食べてくれればいいか」
若女将「日本酒です」
男「お、春霞」
男「…」ゴクッゴクッ
男「うん、これこれ」
若女将「天ぷらです」
若女将「スダチでどうぞ」
若女将「ピーマンは1度出汁を通しています」
若女将「塩は着けずにどうぞ」
男「はい」
男「…」サクッサクッ
男「はぁー」
男「…」
若女将「…一週間お仕事お疲れ様でした」
若女将「先輩」
男「仕事中だろ…まあいいか」
男「きちんと仕事してるじゃないか」
男「しかも先輩って…」
若女将「私の中では先輩ですよ」
男「…一年しか被ってないし俺は院生だったぞ」
男「それがこんなに大きく」ケタケタ
若女将「ふふっ」
男「なにかおすすめは?」
若女将「そうですねぇ…」
若女将「ホウボウなんてどうですか?」
男「…じゃあそれを」
若女将「はい」
男「今日は結構人少ないな」
若女将「そうですね、雨ですから」
若女将「私は雨好きなんですけどね…」
男「俺は…まあ嫌いじゃないかなって感じだな」
男「…」ゴクッ
若女将「…雨男」
男「俺が雨を好きなんじゃない」
男「雨が俺を好きなんだ」
男「…」
若女将「…」
男「まぁ、一人で過ごすと寂しいからな」
男「静かにゆっくりと」モグモク
男「鰹も旨い」
若女将「美人もいる」
男「自分で言うな」
若女将「ホウボウです」
若女将「もみじおろしとぽん酢でどうぞ」
男「こりこりして旨いんだよな」
男「…煮物が食べたいな」
男「…えびしんじょうを下さい」
男「後…新政の亜麻猫二合ください」
若女将「はい」
若女将「あ、音楽変えますか?」
若女将「最後のお客様出られたので」
男「うーん…じゃあ…」
ハービーハンコックの処女航海で
----------------------
男「ぱらら~ぱらららら~♪」
若女将「酔ってますねぇ」
男「まあね」
男「旨い飯が身に染みるよ」
男「…有る意味俺はここのお陰で生きてるからなぁ」
若女将「あらあら、先輩ったら」
男「…あ、次はジョン・コルトレーンのブルートレインが良いかな」
若女将「変わってませんね、好み」
男「ミーハーだからこれしか知らないんだよ」
男「しんじょも美味しい」
男「出汁が染みてる」パクリ
若女将「…うふっ」
男「…なんだ?」
若女将「いえ、なんか嬉しいなって」
男「…」
若女将「まるで…」
男「その先は言わせないぞ」
若女将「…いけず」
男「いいんだよ」
男「お前も好き者だよな」
男「あんなに沢山告白されたのに」
男「結局そのまま」
男「まだ卒業してないだろ、どうなんだ?」
若女将「まあ、私は一人しか居ないんで」
若女将「その人が振り向くまで待ちます」
男「そいつが振り向かなかったら?」
若女将「生涯独身ですね」
男「店は?」
若女将「私の妹は尻軽だから」
男「口調口調」
若女将「まあ目の前に居るのが振り向くまで、いくらでも待ちますよ」
若女将「もし結婚してもです」
男(なんかデジャブなんだよな)
男「…やめてくれよ」
男「良い男なんて幾らでも居るぞ?」
男「お前に付き合うような」
若女将「まあ、それを私が好きな訳では無いんで」
男「へぇー」
男「ふぅ…」
若女将「えぇ」クスクス
男「…」
若女将「この後時間ありますか?」
男「無…若女将「ありますよね」」
若女将「ちょっと付き合ってください」ニッコリ
男「…はぁ」
若女将「沈黙は了解ですね!」
若女将「まあ少しは値段をまけますよ」
男「まあいいか…」
男(…あの二人にはばれんだろう…)
男「どこで飲むんだ?」
若女将「私の家です」
男「脚下だ、帰る」
若女将「駄目です」
男「えぇ…」
若女将「ゴムは付けますから!」
男「そういう問題じゃねぇよ」
若女将「うふふ、楽しみです!」
---------------------------------
男(はぁ…)
女将め
酔っ払ったよ。
----------- END -----------
エピローグ
朝
男「…はぁ」
若女将「うぅん…」
男「…」
若女将「えへへぇ、男さん…」
男「…まあ、いいか…無かったし…」ムクリ
男「おい、おきろー!」ゲシッ
若女将「うーん」
男「飯食うぞ」
若女将「はい!」
若女将(ずっとお慕いしてますからね…)
エピローグ?
0時の姪
姪「…!」ガバッ
姪「邪悪な気配…」
0時の女の子
女の子「…!」ガバッ
女の子「悪夢か…」
----------------------
終われ
暇だから短編集
四人の日常
姪編
姪の母「めいー、起きなさい!」
姪「起きてるー!」
姪「ちょっと待ってー!」
姪の父「あいつ今なにやってるんだ?」
姪の母「また男とのプリクラ見てるのよ」
オカマ安価取ったやつだけどこんな面白いSSになると思わなかったwww
姪「…うふふ」
男のプリクラガン見
姪「うふふふふふ」呪術的な何か
姪「ふぅ…」
二人の女の子の写真のようなもの
姪「うふふふふふ」殺気的な何か
母『まだぁ!?』
姪「邪魔しないで!」
姪『邪魔しないで!』
姪の母「あらあらぁ」
姪の父「うーん…」
姪の父「少し義弟になつきすぎじゃないか?」
姪の母「大丈夫よ」
姪の母「そんなことがあったら殺すから」
-----------
男「びくぅ!?」
-----------
姪「くそっ、駄目ね」
姪「力が、もっと力が!」
姪「…」
姪「おかあーさーん!」バタン
姪の母「あら、やっと出てきたわ」
姪の父「おはよう、姪」
姪「お母さん!お願いがあるんだけど!」
姪「今度のテスト、点数良かったら…」
姪「夏休み、おにさんの家に泊まりに行ってもいい!?」
-----------
おわり。
女の子の日常
モブ1「お願いします!付き合ってください!」
女の子「…ごめんなさい」
モブ1「そ、即答ですか…」
モブ2「確かに女の子さんは誰とも付き合わないことで有名だけど…」
モブ3「イケメンのモブ1も駄目か…」
モブ1「っ、彼氏さんとか居るんですか!?何で…振られ…」
女の子「あー…」
女の子「彼氏は居ません」
女の子「でも好きな人が居るんで」
女の子「ごめんなさい」
モブ1「…学内ですか?」
女の子「うーん…内緒です」
-----------夜、自室
女の子「振るのも辛いなぁ…」
女の子「と言うよりも…彼氏ができるまでって言われたって」
女の子「私、そんなに軽く見えるかしら…」
女の子「…」ピコピコ
女の子「…!」
女の子「男さんだ!」
女の子「…うふふ…」
男『夏休み?だったら○○が空いてるかな…でも家狭いから、三人はきついよ?』
女の子「うふふふふふ」スッスッ
女の子『大丈夫です!私一人ですから!』
女の子「夏休み、旅行!」
女の子「あぁー顔が…」にへらぁ
-----------どったんばったん
お婆さん「…」ニッコリ
お爺さん「…」ニッコリ
ワイ「あの、このモーニングスターって…」
-----------
おわり
若女将の夜
若女将「んー、仕事おわり!」
若女将「やっぱり家でのご飯は最高ね!」
若女将「タッパーに一杯入れてくれる料理人さん達に感謝ね!」
若女将「ししとうの揚げ浸し、マテガイの酒蒸し…」
若女将「えびしんじょう!」
若女将「ビール旨すぎ!」
若女将「あ、お酒開けちゃおう!」
----------二時間後
若女将「…」ゴクッゴクッ
若女将「…寂しい」
若女将「寂しい寂しい寂しい!」
若女将「先輩と話したいなぁ…」
若女将「せ、ん、ぱぁ、い…」
若女将「電話しよっ!」
若女将「せんぱーい!」
男『うげ、うるさっ!』
若女将「あー先輩のこえだー」
男『お前酔いすぎたろ、どんだけ飲んだ!』
若女将「四合と瓶ビール大でーす!」
男『ば、おまえ!』
若女将「今、ウイスキーのんでます」
男『飲みすぎだ、やめろ!』
若女将「マッカラン21年のです」
男『勿体ねぇ…』
若女将「…じゃあ勿体無くない
飲み方します」
男『…どうやって』
若女将「先輩家に来てください!」
男『はあっ!?』
若女将「最近女の匂いがします!私が消しましょう」
若女将「先輩とは私のものですから!」
-----------
おわり
2011/10/10
葡萄踏み体験コーナーの大樽の中
何ィ!俺以外がぁ!?
まぁ、ならばもらった
安価は 江戸くらいからタイムスリップしてきた商家の娘(なお、1ヶ月で帰るのは確定のもよう)
2011年10月10日
今日は神様が本当に居るのかもしれないって事が起きた。
というより横に居る
江戸時代から来たと言う少女は確かにそう思えるような格好をしていた。
どうしたものかと考えるがどう考えても駄目だ。
ワインのアルコールが頭にくる。
樽の中にでも入ればいいのか。
男(山梨、ついたー!)
各駅停車で女の子の家に行ったついでに、アルコールが好きなので山梨で泊まる事にした。
今、山梨はワイン作りの最中であり、その垂れ幕が多くかかっていた。
男(ビジネスホテルっていうけど一昔前のラブホみたいだな)
男(飯は…ハンバーガー食っちゃったしな)
男(寝るか)
翌日
勝沼
男(ワイン醸造ってこんな風にやるのか!)
男(酒の醸造しかしらないんだよなー)
男(結構違うし…やっぱり酒は面白い!)
男(へぇ、大樽の葡萄踏みか)
男(やってみるか)
男(勝手にやって良いって有るけど適当だなぁ)
男(どれ)
男(うあっおもしれぇ!)グヂャグヂャ、ブミ
男(ぬ?)ブミ
男「ひと!」
江戸娘「はっ!?」
江戸娘「どこ、ですか!?」
江戸娘「っ!?ちっ?」
江戸娘「血っ!!!」
江戸娘「!?」
男「!?」
江戸娘「なにやつ!?」
男「なにやつ!?」
江戸娘「ここは、どこ~」バタン
男「ど、怒涛の展開…」
江戸娘「」
男「どうしよう…」
男「レンタカーに乗せるか…」
男「やっとついた…」
男「シャワー浴びなきゃ…」
男「おい、君?」
江戸娘「うーん…」
男「起きないな…」
男「先に浴びるか…」
---------------------
男「ふぅ…」
男「お風呂入ってもらわなきゃ…」
男「おーい!」
男「起きろ!」
江戸娘「はいっ、お母様!」
男「君、シャワー浴びなさい」
江戸娘「あなたは誰ですか!?」
男「あぁ、俺は男って言うんだ」
江戸娘「…変な名前ですね」
江戸娘「私は江戸娘っていいます!」
男「偉く古風な名前だな…」
男「何歳だい?」
江戸娘「今年で齢16となります」
男「み、未成年…」
男「シャワー浴びたら警察に行きましょうか…」
江戸娘「警察?」
江戸娘「なんですかそれは」
男「」
男(偉く古風な名前で、警察もしらない…)
男「君、何年生まれだい?」
江戸娘「私は嘉永元年(1848年)生まれです」
男「何時だよ!?」
江戸娘「…おかしなことを聞きますね…」
男「可笑しいのは君だよ…」
江戸娘「で、この部屋着、どうしましょう…」
男「あぁ、シャワー浴びなよ…」
男「シャワー…湯浴ね」
江戸娘「わかりましたどこの部屋ですか?」
男「あそこの部屋」
江戸娘「はい」
少しして…
江戸娘「ぎゃあっ!?」
男「どうした!?」
江戸娘「きゃぁ!?」
男「えぇ…」
江戸娘「…こちらを見ないで下さい…」
男「は、はい」
江戸娘「お湯が…勝手に…」
江戸娘「しかもよく考えればこんな材質見たことない…」
江戸娘「後からゆっくりと話を聞かせてもらって良いですか…」
男「あぁ、そのつもり…」
江戸娘「だからでてけ」
男「酷い!?」
色々話して…
男「わかりました?」
江戸娘「はい」
江戸娘「色々合点がつきました」
江戸娘「100年以上後の日の本とは」
江戸娘「まだなれません」
男「そうだろうな…でも、どうして…」
江戸娘「…」
江戸娘「…まあなに考えても意味はないでしょう」
江戸娘「外に出ます」
男「えっ」
江戸娘「ついてきて下さい」
江戸娘「未来の日の本が見れるならそれはそれで行幸です」
江戸娘「ここに来たのが私の定めなら」
江戸娘「全てを利用させてもらいましょう」
江戸娘「…」
男「強いな…」
男(何か…知り合いにも居たような…)
-----------
江戸娘「やだあっ、超可愛い!」
男「誰だこいつ」
江戸娘「クリーム…素晴らしいです!」
江戸娘「このふぃぎゅあ?とか言うのも凄い出来です…なにで作られてるんでしょう…」
江戸娘「食べたこともないような味付け…美味です!」
男「めっちゃ順応してるな」
江戸娘「男さん!?早く来てください!」
江戸娘「絵が動いてます!」
夜
江戸娘「男さん…なんですかそれ」
江戸娘「血ですか?」
江戸娘「あれですか、伝説のドラクリアっていう怪物ですか!?」
江戸娘「若い処女の生き血をすする!」
江戸娘「おたすけぇ!?」
江戸娘「あ、でも男さまになら…」
男「ちげぇよ、貴腐ワインだよ」
江戸娘「わいん…あぁ父が南蛮より取り寄せてました」
江戸娘「なんとも美味しいとか!」
江戸娘「そのいろ、葡萄でつくってるんですね」
男「そうそう」
江戸娘「作り方を覚えてみましょうかね」
男「あ、飲まない方が」
江戸娘「…」グイー
男「…ぁあ」
江戸娘「結構飲みやすいですね」
男「あれ、酒強いのか」
男「まあ、少しくらいはいいか」(苦笑)
男「ほら」
江戸娘「なんですか、これ」
男「チーズ」
江戸娘「へぇ、頂きます」
江戸娘「結構良いですね、周りは腐ってるって良いそうですけど」
江戸娘「納豆の方がよほど腐ってますね」
男「へぇ…そう考えるんだ」
江戸娘「まあ、腐ってるのでいちばんは私ですけど」
男「?」
江戸娘「私は1人娘なので、親からは期待をされているのです」
江戸娘「世継ぎを、です」
江戸娘「でも私はいやなのです」
江戸娘「新しい波を感じ始めているのに」
江戸娘「抗えない私の両親が」
江戸娘「抗えない私が」
男「…」
男「まあ、腐っててもワインやお酒になるならそれはそれで嬉しいけどね、僕は」
江戸娘「そうなれば良いのですが…」
江戸娘「そうなるには、人の手が必要なのでは?」
江戸娘「…」スッ
男「…それは無しだろう」
男「行き釣りはよくないな」
男「麹室に納豆をおくような」
江戸娘「ですね」
江戸娘「でも、自暴自棄」
江戸娘「私は恐いのです」
江戸娘「あんな、家族でも、会いたい」グスッグスッ
男「だよなぁ…」
江戸娘「…」
男「寝ちゃったよ…」
男「ヤバかったな」
男「後少しで手を出すところだった…」
男「俺も日記書いて寝るか…」
男「お休み、江戸娘さん」
-----------短いけど終わり
短くないぜw
楽しませてもらったさw
プロローグ
姪(?)「み、未来の私が、男さんに!?」
姪(?)「う、羨ましい!」
姪(?)「ど、どうすれば!?」
姪(?)「え、えぇい!この江戸娘を使えば!」
江戸娘「えっ、枕元に?」
姪(?)「江戸娘よ、あなたに特別な命を与えましょう」
江戸娘「?」
姪(?)「未来を、見てくるのです!」
江戸娘「??????」
姪(?)「私は貴女の守護」
姪(?)「貴女の体で、未来を見に行きます」
姪(?)「これは土地神からの命です。さあ行きなさい!」
江戸娘「!?????????」
-----------
最近ヤンデレ出てないもんね終われ
次の日(折角次の日システムがあるので)
何か今日来ないねぇ
安価は>>1さんが連れ回したい所
書き込む時間が違うからなぁ
まだ二人だけ
2011年10月11日
取り敢えず家に帰ることにした。
埼玉によって姪に会いに行くはずだったが無しにした。
後が恐いがしょうがない。
新幹線でやたら騒いでいただけあって、もう寝てしまった。
部屋を綺麗にしてくれるのはいいがいちいち驚かれると少し面倒ではある。
今度の休みにでも観光に行こうか。
あと酒の減りが早い。
安酒でも飲んでろと言いたいところだ
男「おい江戸娘」
江戸娘「はいなんでしょうか」
男「俺は家に帰る」
江戸娘「わ、私はどうなるんですか!?」
男「だからそれを聞いてる」
男「来るのか、来ないのか」
江戸娘「行きます!」
男「即答か」
江戸娘「勿論です」
男「少しは躊躇ったりしないのか?」
江戸娘「それはないです」
男「なんで」
江戸娘「あなたなしでは生きていけませんから」
男「おもい」
江戸娘「恋愛感情ではないです」
江戸娘「ただまあ…」
江戸娘「1人で居れるほど強くありませんから」
男「…」
男「」わしゃわしゃ
江戸娘「うわっ、くすぐったいです!」
男(すごいな)
男「まあ、いいか」
男「俺の家は秋田にあるんだ」
男「ここは甲州」
江戸娘「じゃあ長旅ですね」
江戸娘「早馬でも数日間かかりますから」
男「それを一日で行く」
江戸娘「あ、車っていうのを使うんですね!」
男「いや、違う」
江戸娘「????」
男「新幹線を使うんだ」
江戸娘「しんかんせん?ですか」
男「そう」
男「だいたい一時間で…七十里くらい進む乗り物だ」
江戸娘「!!」
江戸娘「嘘はいけませんよ、男さん」
江戸娘「百年以上たったってそんなのはあり得ません」
江戸娘「私の時代の百年以上前から私の時代までそんなに進化してません!」
江戸娘「私の体をかけていいです!」
江戸娘「は、早いあいいいいいいあ!」
男「即落ち2コマかな」
江戸娘「み、未来では龍神をも使役させられてるのですか!」
男「龍じゃねぇよ」
江戸娘「そ、外が流れていきます…」
男「騒ぎすぎだろ」
男「東京でも」
江戸娘『て、鉄の木ですか!』
江戸娘『こ、これが父上の言っていたバベルの塔ですか…』
江戸娘『人は多いですが、江戸とは余り差が有りませんね…』
江戸娘『車も多いですがそこまで、凄いってものでもないです』
男「変なところで冷静になるよな」
江戸娘「?」
男「いやいや、なんでもない」
男「まあ龍神にも見えなくはないか」
男「長い馬車みたいなのを繋げてるんだよ」
男「それを線路…鉄の轍の上で走らせてるんだ」
男「電気…雷の力でね」
江戸娘「雷の力…雷神様も使役しているのですか!」
男「うん、違うよ?」
江戸娘「龍神さまの胃の中はこうなっていたのですね!」
男「うん、違うから」
男「っと…電話しなきゃ」
江戸娘「電話…ですか?」
江戸娘「何ですかそれは」
男「うーん。遠距離で会話すること、かな」
男「ちょっとまってて」
江戸娘「はい!」
男「寝たフリをしてればいいから」
男「ふぅ…」
男「電話か…胃が痛い」
男「…」
男「あ、若女将?」
若女将『あ、先輩!』
若女将『久しぶりです!』
男「うん、久しぶり調子はどうだい?」
若女将『すこぶる快調です!』
男「そうかそうか」
若女将『で、何ですか?』
男「あぁ話が早くていい、頼みがあるんだ」
男「預かって欲しい人が居るんだ」
若女将『』ピクン
若女将『ひと、ですか』
若女将『へぇ~』
若女将『先輩』
若女将『私に頼むということは…』
若女将『女の子ですね?』
男「あぁそうだ…ん、声色が少し恐いぞ」
若女将『はぁ…』
男「…どうした?」
男「もしかして彼氏か?」
男「よかった、お前もついにか!」
若女将『…最低です』
若女将『言っときますけどね!』
若女将『私、先輩と結婚できなければ生涯独身ですからね!』
若女将『先輩が何故かモテるのも私は知っています!』
若女将『それでも、私は、貴方が、好きなんですよ!』
若女将『男、先輩、が!』
若女将『ああ、疲れた』
男「うん、まあそれは知ってるよ」
男「で、俺は君とは付き合えない」
男「釣り合わないからね」
男「てか、俺がもし他の娘から告白されても、断るよ」
男「無理だって」
若女将『…そういう問題じゃないんだよなぁ…』
若女将『うーん…』
若女将『まあ取られるよりはマシか…』
若女将『で、その娘はどんな娘ですか?』
男「うーん、説明しづらいんだけど…」
数分後…
若女将『先輩の話でなければ信じませんでしたよ?』
若女将『…まあいいでしょう』
男「本当か!」
若女将『ええ』
若女将『その代わり見返りをお願いしますね』
男「まあいいだろう」
男「出来ることであれば何でもするよ」
若女将『はい!』
若女将(よっしゃ、言質を取った!)
若女将(判子でも押してもらうか)
男「じゃあ、また後で」
男「今日はそっちに食べに行くよ」
男「個室の予約、出来たらしといてくれ」
若女将『わかったわ、じゃあ夜に…』
男「ふぅ…」
男「もどった…ぞ?」
男「寝てるな…」
男「騒ぎすぎなんだよ…」
男「俺も眠くなってきたな…」
男「あ、すいません。ホットコーヒー下さい」
江戸娘「ううぅん…」
男「起きちゃったか…」
男「あと、抹茶アイスください」
男「あ、どうも」
男「ほれ」
江戸娘「あ、どうもありがとうございます」
江戸娘「?何ですか、これ」
男「抹茶アイスだよ」
江戸娘「抹茶、アイス?」
江戸娘「アイス、とは?」
男「うーん、凍ったクリーム、かな?」
江戸娘「へえ、いただきます!」
江戸娘「か、硬い!」
男「少しずつ溶かせばいいさ」
男「ふぅ…」
江戸娘「何ですか?それは」
男「コーヒー」
江戸娘「飲んで見たいです!」
男「いいけど、苦いぞ」
江戸娘「いただきます!」
江戸娘「に、苦い!」
江戸娘「目か覚める!」
男「ははっ」
男「もう柔らかくなってきたんじゃないか?」
江戸娘「あ、本当ですね!」
江戸娘「いただきます」
江戸娘「美味しい!」
男「そうか」
江戸娘「こんなものが有るんですね…」
江戸娘「雪を食べてる見たいです」
男「そんなにか」
江戸娘「でも一番凄いのは…」
江戸娘「これの冷たいものを、そのままにしておく技術です」
江戸娘「私たちの時代では無理ですね」
男「まあ百年後には出来てるよ」
江戸娘「死んじゃってますよ」ケタケタ
男「そうだなぁ…」
男「まあ、俺も百年後はわからないな…」
江戸娘「わかるのが良いとも思いませんけどね」
男「…」
江戸娘「景色が変わってきましたね」
江戸娘「田んぼは昔と余り変わってませんね」
江戸娘「少し安心します…」
男「じゃあもっと安心するかもな」
江戸娘「?」
男「お前の泊まる家」
男「女の子が男の家に泊まるのもあれだろう」
男「知り合いの女性が泊めてくれるそうだ」
江戸娘「えっ…」
男「そこの家は料亭でな」
男「和食を作ってくれるぞ」
男「家も畳だしね」
江戸娘「…私は洋食も好きです」
男「それならそれで作ってもらえるぞ」
江戸娘「…そういう意味では無いです」
男「?」
江戸娘「私は男さんとしか住みたくないです」
男「でもなぁ…」
江戸娘「いいです。もう寝ます」
男「まあ、ゆっくり考えてくれ」
江戸娘「おやすみなさい!」
男「あぁ」
男「…」
江戸娘「…すぅ」
男「自分の魅力を気づくべきなんだよな…」
男「はぁ…」
跳ぶように走る、新幹線
窓には百年どころか千年も変わりはしない山々が映っている
男「秋田…着いたー」
江戸娘「結構広いですねぇ…」
江戸娘「これで地方なんて信じられません!」
男「そうか」
男(機嫌は直ったか)
江戸娘「で、若女将さん、でしたっけ?」
男「あぁ、そうだ」
江戸娘「…まあいいでしょう」
江戸娘「行きますよ」
男「おい、そっちじゃない!」
男「ついたな」
江戸娘「…確かに私の世界の建物のようです」
男「お邪魔します」
江戸娘「…お邪魔します」
若女将「ようこそいらっしゃいました」
女将「お荷物とコートを預からせて頂きます」
男「あぁ、有難う」すっ
江戸娘「…」すっ
若女将「本日はご予約とさせて頂いております」
若女将「木立の間となります」
男「わかりました」
女将「案内を」
女将「このお部屋です」
女将「どうぞ」
男「どうも」
江戸娘「…」すっ
女将「本日は懐石料理のコースですね」
男「はい」
男「飲み物は…彼女にはお茶を」
男「僕は…日本酒を二合下さい」
-----------食事後
男「どうだった?」
江戸娘「大変に美味しかったです…」
江戸娘「確かに和食でした」
江戸娘「でも何か確実に違うんです。あの松茸の煮たものや…季節の魚の焼き物…土瓶蒸し…全てが」
男「まあ、技術が違うからな」
男「俺も久しぶりに懐石を食べた」
男「これを食べると…飲みには来れなくなるなぁ…」
江戸娘「そうですね…」
男「さて、そろそろか」
江戸娘「?」
若女将「失礼します」
男「おう」
男「江戸娘」
江戸娘「はい」
男「この人が、若女将だ」
若女将「初めまして、江戸娘さま。私は、当料亭の若女将である「若女将」と申します」
江戸娘「初めまして、私は江戸の商家「○○」屋の娘、江戸娘と申します」
江戸娘「此度は私を泊めてくださると聞いており、此度の厚遇、感謝いたします」
江戸娘「ですが、私は男さんのお家に泊まると聞いており、そのつもりでも有ります」
男「」
若女将「はい、そのようで」
男「」
若女将「しかし、男さまは平日、仕事に行かれるため家を空けることとなります」
江戸娘「その程度守れず何が守れるのでしょう」
若女将「守るのは家ではなく、貴方です」
江戸娘「…!」
江戸娘「私は自らの身を守れぬと言うのですか?」
若女将「はい」
江戸娘「…続けなさい」
若女将「しかし、貴女は男さまを信頼しておられる」
江戸娘「はい、勿論です」
若女将「なので、私が提案させて頂きます」
江戸娘「はい」
私も、共に男さまの家に止まればよろしいのではないのでしょうか
男「はぁ!?」
江戸娘「はい」
若女将「いかがでしょうか」
江戸娘「よろしいかと」
男「…俺の意見は?」
若女将「それとも判子を押しますか?」
男「何も不満は有りません」
若女将「私は昼間までは居るので大丈夫です」
江戸娘「女二人入れば大丈夫ですね」
男(いやぁ、二人ともくっそ美人だからダメだろう…)
若女将「まぁ、先輩!頑張って手を出してくださいね!」
男「出すか、この馬鹿!」
その夜
若女将「ただいまー」
男「…お帰りなさい」
若女将「店からくすねてきた!」
若女将「ばーん!」
若女将「響50年!」
男「日本酒じゃねえのかよ」
男「てかそれはヤバイ」
男「オークションだと二百万越えるぞ」
若女将「飲まない分には意味ないしー」
男「俺のジョニブラ12年飲みなさい」
男「ジョニ青もあるぞ」
若女将「江戸娘ちゃんは?」
男「もう寝たよ」
若女将「じゃあ大人の飲み会と行きますか!」
男「…少しだけだぞ」
男「どれ、チーズとチョコレートだすか」
男「カニ缶…開けるかぁ…」
若女将「あ、私もタッパーに幾らか持ってきた!」
若女将「土瓶蒸しー」
男「まあ、よくやった」
若女将「私はロックね!」
男「はいはい」
男「乾杯」
若女将「いや、しかし江戸娘ちゃん可愛いね!」
若女将「しっかりしてるし、めっちゃモテそう、」
男「お前も大概だけどな」
若女将「私は先輩からだけがいいんです!」
男「一生ねーよ」
若女将「じゃあ、一生求めてますね!」
男「まあ、それならいいかもな」
若女将「私達の子供も可愛いですかねぇ」
男「私達のじゃねえよ」
男「でもまあ…」
男「お前の子供だったら可愛いだろうな」
男「…」
若女将「…」
若女将「寝ます」
男「…ん」
若女将「…先輩、愛してます、からね」ギュッ
男「ん」頭くしゃくしゃ
----------------------終わり
エピローグ?
丑三つ時の姪
姪「…」ガバッ
姪「ボソボソボソ」
姪「…寝るか」
丑三つ時の女の子
女の子「…!」ガバッ
女の子「…次は私だといいな」
女の子「…寝なきゃ」
二人だけっての破っちゃったな。
すいません
破っちゃったので短編書きます。
若女将の学生生活
若女将はモテた。
それはそれはモテた。
ミス○○大学に認定されて、秋田の観光大使のようなモノになって。
しかし彼女はすべてを断った。
あの人のために。
若女将「あぁあぁぁあ!」
後輩1「どうしたんですか?」
若女将「あの人が私の男にならない!」
後輩2「あの人って誰ですか!?」
後輩1「てか好きな人居たんですか!?」
若女将「そりゃ居るわよー!」
若女将「せんぱーい!」
若女将「付き合ってー!」
若女将「うえーん!」
後輩1「せ、せんぱい!」
後輩2「若女将先輩!」
学業と若女将としての仕事
両立はきつかった
何故やれたか。
それは彼が来てくれたから
一ヶ月に必ず一回は来てくれる彼
若女将は彼との糸を途切れさせないために、仕事を続けた
何故なら
それが卒業した彼との唯一の繋がりだから。
今日も私は鉄火場に立つ
若女将「仕込みは終わりましたね!」
従業員一同「はい!」
女将「いつも通り仕事を済ましましょう!」
女将「知事かいらっしゃるからといって気張る必要は有りません!」
若女将「私たちは平等にもてなします!」
若女将「それが普通のサラリーマンだろうと大統領だろうと!」
若女将「私達の全てをその人に出しきるために!」
女将「いいですね!仕事を始めましょう!」パンパン!
今日は大切な日だ
知事が来る?そんな意味では無い
彼が来るから。
私達はすべての人に最高の持て成しをする。
しかしやはり片寄りはでるのだ。
他の人たちは偉い人に
わたしは?
わたしは-----------
わたしは彼に全てを捧げる。
それは私の全てだから。
彼に貰ったウイスキー。
彼をもてなす前に一口含む。
彼が私にくれたから。
私は彼に全てをあげる。
おわり
寝る
なんか若女将ばっかり書いてるな
女の子の短編書くか。
因みに実話ですがワイ祖父母はその時代に珍しい恋愛結婚でして、今でも仲良くやってます。
曰くここまで好きで一緒に居たし、今更嫌いだからって別れても馬鹿らしいから死ぬまで一緒にいる。
らしいです
2015年12月31
ナーシサス次元(平沢進師匠の世界観の一つ)
えー、それでは
師匠
オゾノ様(オゾノ・コブラノスキー)
SP2
その他複数>>1氏に適時必要と判断された人物
すんげぇ書きにくそう。
てか想像もつかんぞ。
2015年12月31日
そこは何処だったか、未だにわからない。
詩のように意味の有りそうで、無さそうで。
無さそうで、有りそうな
今年最後の日にちがこうなった、この事に違和感はない。
思ったのは、これが初夢でなくて、幸福であり、不幸だったと言うことだ。
多分、この世界は昨日の夜に平沢進の曲を聞いたからに違いない。
やっぱり俺はあの人の歌は嫌いらしい。
男「飲みすぎたな…」
男「若女将も飲みすぎだからな…」
男「女の子には飲ませてはいけないって言ったのに…」
男「ふっ、ふふふっ」
男「はははっ!」
男「ふぅ…」
男「ただいまー」
男「うーさぶさぶ」
男「ん、何だこれ」
男「貴方の復讐を…?手伝う?」
男「へえ…」
男「どれどれ…」
男「まずは血を一滴たらし?印の真ん中を塗る?それで?」
男「復讐をする相手を思い浮かべる?」
男「へぇ…」
男「復讐相手ねぇ…」
男「そりゃ、俺だな」
男「ナーシサスじげん?に旅立つ?」
男「ますます昨日の歌だな」
男「意味合い全然わかんなかったけどな」
男「どれ…」
男「思い浮かべる?だっけ?」
男「これで死ぬんかな」
男「さよなら、また来世」ケタケタ
男は気付いていなかった。
ナーシサスはネメシスであることを。
それが何を指すのかを。
男「すげえな。本当に死んだ」
男「じゃなきゃこんな世界これねぇよな」
男「さて、来るのかな」
男「突風のワゴン車」
男「おお、来た来た」
男「確かにワゴン車だ」
男「中のあれがナーシサスか」
男「今朝がた来たならまだ来てないな」
男「今日の朝は数時間後だしな」
男「さて、少しは歩くか」
男「以外と明るいな」
男「なにが燃えてるんだ?」
男「うーん…」
男「心臓か」
男「大きいのは暗く、小さいのは明るく」
男「さしずめ寿命だな」
男「そりゃ小さい方が明るくなるよ」ケタケタ
男「ふぅ…」
男「あれ、誰かいるな」
男「もし、そこの人」
ごめん、大体考えたけど師匠ほぼ出せねえわ。
男「君!」
子供「?お兄さんは誰?」
男「あ、気づいたな」
男「俺は男って言うんだ」
男「君は?」
子供「僕はオゾノ・コブラノスキーっていうんだ」
男「へぇ、ロシア人かな」
オゾノ「知らない」
男「まあ話せているしいいか」
オゾノ「お兄さんはなんでここにいるの?」
オゾノ「胸の水仙はまだ明るいし枯れてないよ?」
男「おお、凄いなこれ」
男「その言葉からして死ぬ人はこれが枯れるのか」
男「インチキだなぁ…死ねないじゃないか」ボソリ
男「ん、君のは…」
オゾノ「うん。ネジまいてないから」
男「?」
オゾノ「ここでの光は死ぬから小さくなるんじゃなくて、心が萎んでるから小さくなるんだ」
オゾノ「僕はパパのネジを巻くから」
オゾノ「ほら、水仙は咲いてるでしょ?」
男「あぁ、そうだな」
男「君はどうしてここに?」
オゾノ「おじいちゃんが死んじゃつて、それでこっちに来たんだ」
男「?」
男「そうか、いやそうじゃないけど、まあいいや」
男「一緒に歩こうか」
オゾノ「うん!」
数奇な二人の短い旅が始まった。
それは何かを探す旅
オゾノ「あ、流れ星?」
男「うーん、違うなあ」
男「あれは神様だな」
オゾノ「神様?」
男「ああ」
男「結構いるんだよね」
男「近くにも、遠くにも」
すると遠くにまたヒトが現れた。
男「おーい!」
女?「はーい!」
男「ん、地味に野太い声だな」
男「オカマか」
女?「初対面に失礼な」
女?「SP2と呼びなさい!」
オゾノ「オカマ?」
男「まあ、女装した男だよ」
オゾノ「へぇ!お姉さんは何でここに来たの!?」
SP2「うーん」
SP2「死んじゃったからかしら」
男「確かに枯れてるな、胸の花」
SP2「あらほんと」
SP2「でも貴方たちよりは明るいわね」
男「じゃあ希望がたくさん有るってことか」
男「何で死んだんだ?」
SP2「AIDSよ」
男「へぇ」
男「この世の全てを恨んで死にそうなのに」
男「意外な明るさだな」
SP2「あら」
SP2「何を恨むのかしら」
男「いや、AIDSに感染させたやつだったりなんなりだよ」
SP2「それはないわね」
男「どうしてだ?」
SP2「過去に復讐はすべきでは無いからよ」
SP2「貴方が何に復讐しようか知らないけど…」
SP2「もし私がそれをやって、私は幸福にはなれないから」
SP2「あなた、復讐のためにここにいるの?」
SP2「なら教えてあげるわ」
もし他人が関わる復讐。
例えば貴方が償いのためにする復讐なら
それは検討違いも甚だしいわよ。
別に復讐が何も生まないなんて言わないわ
むしろ自己満足の中なら最高でしょう
でも、最後に死ぬならやらないわ。
だって私は嫌だから
そんなに惨めになりたくない。
SP2「あら、彼が来たわ」
オゾノ「あ、おじいちゃんだ!」
男「…」
オゾノ「じゃあね!お兄さん!」
SP2「また来世!」
風が吹き荒れ、ワゴン車のような形の砂が過ぎ去ったとき、そこには何も居なかった。
男「…」
男「そうか」
男「ここは、探す場所か」
男「俺は、何を探す」
男「勿論、俺への復讐だ」
それとも…
いや、それともじゃない
俺がもともと探しているのは、生きる理由か
男「さて、ワゴン車に乗るか」
男「元に戻るか」
男「どうすればいいと思う?」
横にはいつの間にか灰色の何かが立っていた。
なにか?
ワゴンの運転手
男「はぁ…」
男「まあ乗ってみるか?」
ナーシサス「…」
男「あれ、乗せてくれないのか」
男「…お、なんか消えかけてきた」
男「…もう戻るのか」
男「何かは見つけられたのかもな」
----------------------
男「ん?」
男「誰だ?」
???「私か?」
???「まあ、この世界を作ったものだ」
???「とりあえず辛気くさいから帰れ」
???「因みに」
???「姪が滅茶苦茶起こってるぞ」
男「!!?」
???「まあ感謝しとけ」
男「え、ちょ!?」
???「じゃあ解散」
男「!!!!??」
-----------
男「うわっ!?」ガバッ
男「夢か…」
男「うわっ!?」
男「なんで女の子と若女将が…」
男「なんじゃこりゃ」
-----------終わり
うん、歌聞いても全然世界観わからん。
師匠に小説書いて貰う方がいいよね。
お詫びに後から姪と女の子の話書きます。若女将?無いです。
今日は安価なしです
その代わり短編二つ書きます
「女の子の箱」
私には好きな人がいる
その人は高潔な人で
その人は優しい人で
その人は…孤独だ。
会ったその時の私は孤独だった。
勝手に一人になっていたのもある。
私は、二人の想いに気付かなかった。
気付けなかった。
その時の私はひねくれていたから?
その時の私は傷ついていたから?
私はいっぱいいっぱいだったのだ。
一人でいたら溢れてきて、私は器を小さくすることにした。
そして、いきなり二人が注いできたのだ。
優しさを
その優しさは溢れ、そして…
ひねくれた私は、優しさを無視することにした。
信じることが出来なかった私は、ひとりでいたかった
走る列車の車窓は過ぎ去っていく記憶のように見えた。
走馬灯のように。
私は一人でその走馬灯を見ていたかった。
そのときまでは。
ある日二人が言った。
お爺ちゃん「旅行に行かないか」
お婆ちゃん「一人でいては気が滅入っちゃうでしょ?」
お爺ちゃん「私たちが新婚旅行で行った場所に連れていってあげよう」
と
そして何も考えず、二人に従って旅行に行った。
二人は何も言わなかった。
自分からは最低限のことしか話しかけないままに日々を過ごして
最終日となった。
彼との話は大した話ではなかったかもしれない。
いいや、大したことではなかった。
ただ、話す相手が彼だったから
彼は私と同じ臭いがしたのだ。
孤独の臭いが
そんな孤独の臭いが香る彼から、そんな話が出たのが衝撃的だった。
まあ後ろからポンと押してくれた。
もともと迷ってた自分はそのままゆっくりと氷が溶けていった。
しかし、私は気になっていた。
そんな彼に何故孤独の臭いがするか。
連絡先を交換して、連絡を取っていくうちに私は気になっていった。
彼のことが。
私の氷を溶かしてくれた彼が
その彼が持っている氷を私が溶かしたい。
私が、彼の中の
私の中の彼に成りたいと。
クラスメイト『女の子はいいよねー、可愛いし頭いいし』
クラスメイト『美人だけで得ってもんよね!』
クラスメイト『女の子さんって何か良いよね!』
クラスメイト『付き合ってください!』
クラスメイト『彼のことを取らないで!』
確かに彼らは友達かも知れない。
だが
だが、私の何を知っている。
そんな私はそこから逃げることにした。
そして夏。
私は電車の中に居た。
米沢行きの電車に揺られ、私は行く。
彼の元へと。
おばさん「どこに行くんですか?」
おじさん「一人でこんな時間に珍しいねぇ…」
女の子「私ですか?」
女の子「旅行です!」
おばさん「彼氏のところとかかしら?」
女の子「だといいんですが…」クスクス
女の子「大切な人に、会いに行きます!」
そうして、私は一夏の騒動へと足を踏み入れた。
-----------終わり
姪&若女将「「彼(おにさん)のことを取らないで!」」
2016年4月13日
>>377
ぶっちゃけどのキャラでもくっつけられるから大丈夫ですよ!
あ、ふんだ…
じゃあ熊本で
>>386 登場人物(クロスオーバー可)
日時って2016年は1月までだった様な……
話題だからってそこにぶっこむのは……まぁ>>1氏が決める事だけど
安価下
まあどうとでも出来るし…
キャラ無いなら男が誰に決めたかとかやってみる?全キャラで
わかりましたー
では、また明日
よし、ちょっと暇になったー
書き始めます
????年??月??日
今日は面白い二人に会った。
懐かしいような感じがする二人。
多分気のせいだろう。
まあ、一番は二人に感謝しなければならないという事だろう。
懐かしい彼女に会えたのだから。
ある日、散歩を彼女としていると、面白いものに会った。
それは蛇。
蛇は白かった。
今、きちんと思い起こせばアルビノの蛇だったと言うことだろう。
しかしその時の僕は違かった。
考えてみればここまで良く分からない連中に会ってきた。
そのためだろうか、神の使いである白い蛇を助けることにした。
何故助ける?
彼、または彼女(後に女の子だと分かるが)は餓死しそうな程に餓えてみえたからだ。
普通の蛇なら、そもそも道路に出てこない。
そしてもし居たとしても、人が近づいたら直ぐに茂みに駆けていく。
しかし彼女は違った。
小さく首をもたげて直ぐに落とす。
それだけして尻尾を揺らしていた。
そんな僕は彼女にご飯をあげることにした。
丁度で『彼女』がダイエットのために欲しがっていたささみ肉を、あげてみたのだ。
持っていたナイフ----趣味が登山なので持ち歩いていた----で薄く、小さく切って、口元に持っていった。
彼女は直ぐに食いついた。
急かすようにするので、しかしたくさんあげると詰まるので。
三十分かけてゆっくりと、ささみ肉をあげた。
蛇は150グラム位を食べた後、お辞儀をするように鎌首をもたげ、去っていった。
僕と『彼女』は、無事に神様からの命をキチンと終わらせられたらいいなと思いながら、それを見送った。
そして今、僕の目の前には…
少年「初めまして、男様」
青年「先日はどうも、妹を救っていただき、感謝の極みでございます」
男「…妹?」
男「女の子と最近関わった覚えはないけど…」
青年「はい」
少年「救っていただいたのは白蛇の形であった我が妹であります」
青年「飢餓に合っていた我が妹に供物を与えてくれましたね?」
青年「あれのお陰で我が妹は無事に我が主の命を果たしました」
男「…あぁ!」
男「よかったよかった」
男「確か弁財天の使いだっけ?」
男「そりゃ、よかった」
青年「はい」
少年「我が妹を救っていただいた恩義、忘れはしませぬ」
青年「何か恩を返さなければいけません。」
青年「我が何とでも授けましょうぞ」
男「あー…」ポリポリ
男「取り合えず自己紹介をしようか」
青年「我々に名前はありません」
少年「何とでもお呼びを」
男「うーん」
男「あ、一応、男と申します」
少年「存じ上げております」
青年「我等は」
青年「諏訪大社に御座される従一位は建御名方富命神が遣いであります」
男「ふむ、じゃあ小さい方を少年、大きい方を青年と呼ぼう」
少年「あ、ありがたき!」
男「恩を返すと言ったね」
男「君はどんなことが出来る?」
青年「は、富と名声を分けることができまする」
男「あ、君の主のやつじゃなくて」
少年「それでしたら…」
青年「わたしは空間を、少年は時間を移動できます」
少年「誰か会いたい人が?」
男「ああ」
男「ちょっと遠い所にね」
1858年??月??日
江戸娘「いらっしゃいませー!」
江戸娘「あ、承まわりました!」
私は、今熊本にいる。
長崎にある、出島で今人気の商品を作っているからだ。
それは、ワイン
あの日々から十年、私はあの素晴らしい経験を忘れていなかった。
未だに龍は捕まえてないし、鉄の木は立てていない。
しかし、鉄の轍の道を長崎まで引いて、舶来品の蒸気機関車で作ったワインを運んでいる。
仕事に没頭し、婚期は逃した。
いや、見逃した。
あの日々を
彼を忘れられなった
そうして妹に婿を次がせ、私は家業に専念した。
そうして私は三十路に近づき、今に至る。
彼の年に近づいて、彼はますます愛しくなった。
だがしかし、彼と会うことは叶わない。
そう思っていた。
最初は少し、男さんに似てるなって人が居たくらい思ってた
それなのに…
男「やあ、久し振り」
江戸娘「!?」
江戸娘「おとこ…さん」
男「あ、覚えてくれたんだね」
江戸娘「え、あ、え…」
江戸娘「…うええん」ボロボロ
従業員「あ、お嬢様!?」
従業員「な、何が…!?」
男「あー…よしよし」
江戸娘「…」グスグス
-----------その日の夜
男「…と言うことがあってね」
江戸娘「へぇ…神様の使いですか」
江戸娘「居るんですね、本当に」
男「ああ、そうらしい」
江戸娘「いつまでここに居るんですか?」
男「明日の日の出までだ」
江戸娘「行きずりですね」
男「…」
江戸娘「…」
男「…俺は絶対二度と会えない」
男「もし、本当に、行きずりで良いなら」
男「…」
江戸娘「…はい」
江戸娘「あ、ありがとうございます」ボロボロ
江戸娘「私を、思い出にしないでいてくれて…」
江戸娘「ありがとうございます…」ボロボロ
こうして夜は更けていく。
忘れられないあの日々が、今だけ戻ってきて
私に優しい傷を付けていく。
----------------------朝
大きな布団には私一人しか居なかった。
乱れた布団には彼の臭いが残っていたる。
私はその匂いを吸い込み、一筋の涙を流した。
一日が始まる。朝日と共に、彼は旅立った。
私も共に旅立とう。向かう場所は違くても、向いてる場所同じだから。
-----------終わり
日時は不謹慎かな?と思ったのでやめました。未来予知に繋がると思った人はご免なさい。
でも久し振りにシリアス(笑)が書けて楽しかったです。
もう一本行きます。
安価
>>413 年月日
>>415 場所
>>417 登場人物(クロスオーバー含め)
2011年11月05
>>1さん
連投をしますがお許し下さい!今回はどうしても取りたい安価が出来てしまったので
その場所こそ 超神ネイガーショー で、何卒お願いしたく!
しゃーない切り替えてけ
>>419 年月日
マジかぁーwアレかぁーw
>>1秋田県民だっつってたもんなぁ。でもどうなんだろ?w
あれ、時間も必要なんか
しゃーないな>>419 登場人物
ええと、その、一応ショーがあった日に合わせてありますのです、はい。
あ、安価は下です。でしゃばりまくったので今日はもうROMります
あ、登場人物やべえ
どうしよう。
その時俺埼玉住んでたからなぁ…
まあいっちょやりますか。
そこまでは知らんかったwでも気軽に身の上話はするもんじゃないぜ?w
どんな飛び火があるか分かったもんじゃないからなw
2011年11月5日
今日は姪が行きたいと言っていた超神ネイガーのショーを見に行った。
子供の頃は他の国に居たし、戻ってからは怖くてヒーローショウなんて見に行けなかった。
つまり初めてだ
正直に行って面白かった。
姉に大爆笑されたのは許さんけどな。
>>426 まあ大したこと話してませんよ。転勤しまくりなんで。
取り合えずシリアスしたので、軽い話で行きます。
多分短い。
姪「おにさん!まだ!?」
男「うーん…早いな…」
男「…あれ、鍵なんて開いてたっけ?」
姉「私が開けた」
男「!?」
男「一気に目が覚めた…」
男「えーっと…今日は何しに行くんだけっけ?」
姪「超神ネイガーショー見に行く!」
男「あぁ…」
男「あれ、義兄さんは?」
姉「ああ、日本酒飲みに行った」
男「うらやましい…」
男「さて、準備か…」
男「飯食べた?」
姪「まだー!」
姉「姪がお前と食べたいってね」
男「…」
男「飯作るか」
男「アレルギーとかある?」
姉「ないわよー」
男「ういー…」
男(何がいいかな…パンあるし、牛乳あるな、バナナもある。卵もある…あ、レタスとかもあるな)
男「…よし」
-----------数分後
男「できたぞー」
姉「おお」
姪「美味しそう!」
男「取り合えず、フレンチトーストと温玉のサラダ、玉子スープね」
男「フルーツはバナナあるからね」
姪「はーい」
姉「じゃあ食べるか」
姪「いただきます!」
男「おお、食え食え」
姉「あれ、あんたは?」
男「俺朝弱いから」
男「サンドイッチ作った」
-----------ご飯の後
姪「いくぞー!」
姉「おー!」
姪「おにさん?」
姪「おー!は?おー!」
姉「言えよ」
男「…おー!」
姪「おー!」
愛車は柔らかく走りだした。
三人を労るように…
一旦二人と分かれた。
そろそろお腹が空いてきたのでご飯を食べることにした。
男「うめぇ…」
男「はぁ、リア充ばっかだな…」
男「牛乳とサンドイッチ最高…」
男「リア充居なければな」
男「音楽でも聞くかな…」
若女将「あれ?」
男「はぁ…」
若女将「おーい」
男「…」
若女将「おい!」
男「うわっ!?」
若女将「一人でボツボツどうしたんですか?先輩」
男「ビックリしたなぁ…」
男「はぁ、リア充が多いって行ってたんだよ…」
若女将「あー、わかります」
若女将「!私とカップルに!」
男「ねーよ」
若女将「えー…」
若友達「若女将ー!」
若友達「あれ?」
若友達「誰その人」
若女将「私の大切な人!」
男「はぁ!?」
若友達「つ、遂に鉄壁の処女にも彼女が!」
若女将「うるさいー!」
男「はぁ…サンドイッチうめぇ…」
-----------数分後
若友達「先輩とお幸せにー!」
男「何だったんだ…」
若女将「えへへー、サンドイッチ貰い!」
姪「おにさーん!」
姪「あれ?」
姪「…」ハイライトオフ
姉「あれ?男?」
若女将「あ、お姉さんですか?」
男「そうそう。うわぁ…」
男「なんてタイミングだ…」
姪「おにさん?」
姉「へぇー美人さんだねぇ」
若女将「いえいえ、義姉さんこそ!」
若女将「先輩から良く聞きます!」
姉「…あれ、年下?」
若女将「はい、先輩よりも六つ下です!」
姉「あー…」
若女将「?」
姉「おとこぉーお前ロリコンだな?」
姉「女の子さんが居るのになぁ…」
男「おい、ちょっ!」
若女将「女の子…?」ハイライトオフ
姪「…?」ハイライトオフ
姉「あー」
男「うわぁ…」
姉(苦労してるわねぇ)
若女将「詳しく聞きたいです!」
姉「いいわよー、その前に…」
姉「男から何て聞いてるの?」
男(あ、終わった)
-----------ショーの前
男「死ぬかと思った」
姉「あんたの自業自得」
男「はい」
若女将「…」クスクス
姪「…」
若女将「姪ちゃんだっけ?」
若女将「私は若女将!よろしくね」
姪「…知ってる、よろしく」
姪「」ガバッ
男「おいおい」
若女将(仲良いなぁ…ちょっと羨ましい過ぎる)
男「お、始まった」
-----------
男「お、お!」
-----------
男「いけ、そこだ!」
-----------
男「がんばれー!ネイガー!」
-----------
男「いやぁ、楽しかった…あれ、姪寝てる!?」
姉(そりゃ、あんたとデートって来てんだからな)
男「お?なんだあの見たことのあるやつ…」
男「…ピカチュウやんけ!」
男「あ、ネイガーに襲いかかってる」
ワイ「いけー!ピカチュウー!がんばえー!」
男「…くそっ!がんばれネイガー!」
子供「いけー!任天堂のネズミなんて倒しちまえ!」
大人「あのネズミ倒せば世界三大ネズミの一角倒したことになるぞー!」
子供「あいつ秋田なめてるぞー!人口低下率日本一だからっ嘗めんなー!」
ワイ「いけー!こんな田舎潰しちまえー!」
子供「てめえなんてなまはげのエサじゃー!」
男「あ、ネイガーが立ったぞ!」
子供「いけーボルテッカーだ!」
子供「ネイガー!金に負けるな!」
その後-----------
ネイガー「」カネニハカテナカッタヨ…
男「ネイガーぁぁぁぁあ!」
子供「くっそぉ!この拝金主義め!」
子供「PS vitaなんて居るか!」
男「あ、ネイガーが!」
子供「ピカチュウと協力して!」
子供「は、ハンカクサイを!」
姪「もう帰る」
姉「そう?」
姪「うん」
姪「若女将!私は絶対に男を渡さないから」
姪「今預けとくだけだからね!」
姪「またね!」
若女将「はーい」
姉「男よろしくねー!」
若女将「はい!」
男「お、ブリコガンだ!」
子供「あれぜってえ生臭いぞ!」
子供「ハンカクサイがそもそも臭いから問題ない!」
ワイ「いけぇ!ピカ!」
子供「そのままピカチュウものしちまえ!」
男「いけぇ!」
-----------なんやかんや勝ちました
ワイ「ピカチュウー!」
子供「ピカチュウは死んだ、もういない」
男「ピカチュウごと倒した」
男「ピカチュウは恨んでないぞ」
男「さぁ、帰るか!」
男「あれ?」
若女将「皆さんお帰りになられたわよ?」
男「ええ!?」
男「はぁ…」
若女将「まあまあ」
男「てかなんでお前は残ってんだよ…」
若女将「うーん惚れた弱味?」
男「…はぁ」
男「まあ、いいか…」
男「今日はこの後、暇か?」
若女将「ええ!」
男「しゃーない、待ってくれたお礼にどっか行くか」
若女将「やったあ!」
若女将(女の子ちゃんにも姪ちゃんにも男は絶対に渡さない。だって私のモノだから!)
若女将「そういえば女の子ちゃんって…」
----------------------終わり
ようわからんものはメインには据えられないな…
\ ヽ ! | /
\ ヽ ヽ / / /
\ | / /
,イ
 ̄ -- = _ / | --'''''''
,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄
゙l ゙、_
.j´ . (.
─ _ ─ { (・`ω・´) /─ _ ─
). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,
> ごメンチ!!!!<
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^ ̄
わかった。
もう一本と同時進行だから遅いと思うけどご愛敬で。
安価は掛けなおす?
男「朝、目が覚めると女の子が居た」
男「なんだろう。この既視感」
男「姪がやってたなぁ…」
姪『おにさん!おはよう!』
男「…生々しい感触が残ってる…」
男「しっかし外国人か?」
男「ふーむ」
男「…」
男「はぁ!?」
男「まてまてまてまて」
男「女子高生か?」
男「昨日はきちんと家に帰ったし」
男「酒は飲んでないし!」
男「変な夢も見てない!」
男「頬をつねったけどいたい!」
男「おかしい!」
男「しかも何だこのゼルダのクリスタル」
男「はぁ!?」
魔法使い「うぅん…魔導師さまぁ…」
男「誰だ!」
魔法使い「あれ?何か硬い…魔導師さまはこんなに固くは…」
男「…」
魔法使い「誰だ!」
男「はぁ!?」
魔法使い「せ、折角クリスタルで出た転移魔法を使ったのに…」
魔法使い「げ、ゲートは開いてたし…」
魔法使い「お、おかしい!」
魔法使い「く、クリスタル…転移魔法出るまで508日掛かったんですよ!」
男「いや知らねえよ」
魔法使い「金10メリ(㌘)も必要だったのに…」
男「よく言葉が通じるな」
魔法使い「そんなことはどうでも良いです!」
男「良くねえよ」
魔法使い「え、何でこんな部屋に座標が?」
魔法使い「し、しかも高等術式…いえこれは古来の文明の術式…」
男「そうか」
魔法使い「わ、私が幾ら可愛いからといってもこれは良くないですよ!」
男「初対面なのに可愛いとかわかるか」
魔法使い「そ、そうか。この術式の性で座標が上書きされたのか…って」
男「て?」
魔法使い「こんなの出来るわけ無いでしょう!」
魔法使い「国家プロジェクトでやる術式ですよ!?」
魔法使い「お、教えてください!」
男「無理だよ…」
魔法使い「そ、そんな!」
魔法使い「あ、あれ?体がぼやけて…」
魔法使い「て、転移魔法だ!」
魔法使い「あ、キューブ、そのキューブ!」
男「あ、これ?」
魔法使い「私の給料一ヶ月分がー!」
男「あぁ、消えた…」
----------- ----------- -----------ピンポーン
男「はーい…何だったんだろうな、あれ」
男「どうしましたかって、姪か」
姪「へ、へへおにさん、来ちゃった!」
男「おお、いらっしゃい!」
----------- ----------- -----------
姪(くっそ、おにさんの布団に潜り込もうと思ったら変なところに飛ばされた…)
姪(邪魔しやがって、あの下級魔導師が)
姪(次の考えを思い浮かばさせなければ…)
姪「…あれ、その水晶、何なんのおにさん」
男「…わからん。高いものらしい」
姪「へぇー、そうなんだー!」
姪「…じゃあもらっちゃ駄目か…」
男「いやいいよ、要らないし」
姪「本当!やったぁ!」
姪(魔力が有ればあるほど欲しいものが具体化されてくる水晶!)
姪(多分私と時間線が少し重なってダブったのね)
姪(どんな風に使おうかしら…)
終わり
Sans「よお、この時間軸の俺は初めましてか?」
Sans「書いてる奴はどの時間軸の俺にも会ってないらしいがそれはどうでも良いんだ」
Sans「俺は自分が色々な時間軸に存在していて、んでもってプレイヤーって言うお前ら」
Sans「あー…ここでは筆者と読者か?」
Sans「第4の壁を認識出来るスゲェ奴なんだ」
Sans「良く考えるとデップーみたいだな」
Sans「まあいいか、んで俺がボスや主人公をやったりするゲームがあってさ」
Sans「…何か長くなりそうだから省くか」
Sans「まあ良いんだ」
Sans「俺はその物語の中でバリバリジョークを飛ばすって訳よ」
Sans「まぁ、ジェノサイドのラストは…ありゃ別か」
Sans「そんな人里離れた場所で俺はどうやってジョークを作ったと思う?」
Sans「今日話すのはアイツが来るまで唯一だったニンゲンの話だ」
Sans「何で骸骨がジョークを話すと思う?友達と笑いたかったからさ」
Sans「どうして友達と笑いたいと思う?」
Sans「骨細かったからさ」
Sans「今日はこんな導入部分だけだ」
Sans「もっと聞きたいって?」
Sans「悪いな、>>1がまだストーリーを理解してないんだ」
Sans「MEGALOVANIAでも聞いてゆつくり待っていてくれよ」
Sans「…俺は今から寝るが、その間に枠を動かさないでくれよ?」
Sans「…zzzZzZZZ」
Sans「あれはもう四十年位前の出来事だった」
Sans「あの頃の俺は今よりずっと真面目でな」
Sans「お前信じてないな?」
Sans「本当に人間を見つけて直ぐに知らせるようにしていた」
Sans「戦争の後だったしな」
Sans「でも人間が来ない」
Sans「そりゃそうだ」
Sans「能無しじゃない限りこんな化物を封印したばっかの場所には来ないって」
Sans「まあ、俺らは脳が無いから居るんだけどな!」アップ!
Sans 「そんなこんなで役職について一年位かな」
Sans「アイツが来たんだよ」
Sans「誰も来ないな…」
Sans「あ、また言っちまった…」
Papyrus「これで185回目…」
Papyrus「トイレ行ってくる」
Papyrus「出る穴無いけど」
Sans「暇だ」
姪「第一村人発見」
Sans「第一村人発見だってよ」
Sans「そもそもここは村なんかじゃねえのに」
Sans「まあとにかく真面目な俺は身構えたわけよ」
----------- ----------- -----------
Sans「だ、誰だお前は」
姪「誰でしょう」
Sans「し、質問に質問で返すな!」
因みに姪は中身が人間じゃないです。
過去のレス参照。
なんか時空さまよったり魔法使ってるし大化生なんじゃね?
このスレで一番動かしやすい。
姪「しょうがないなぁ」
姪「私は姪よ」
Sans「そ、そうか。俺はSansだ」
Sans「いきなりで悪いがここから立ち去れ」
Sans「元の場所に戻れないなら入ってきた場所に居ろ」
Sans「腐れ花の言うことは聞くなよ」
Sans「わかったら早く戻れ」
Sans「俺の弟が来る前に!」
Papyrus「Sans、叫んでどう、し、た…の」
Sans「…」
Papyrus「…」
姪「おーい気絶してるー?」
姪「あ、最初から気は絶してるか」
姪「死体だからね!」
Sans「…」
Papyrus「…スゲェェェェ!」
Papyrus「マジニンゲン!」
Sans「あぁ、Papyrus落ち着いてくれ、こいつはな?」
Papyrus「ニンゲンだろ!初めて見た!」
Sans「…お前捕まえないのか?」
Papyrus「何でだよ!?」
Sans「こんな面白いの見たこと無い!」
姪「こいつ骨の癖に表情豊かだな」
姪「あ、彫り深いからそう見えるだけか」
Papyrus「コイツサイコー!NYEH HEH HEH!!」
Sans「ん?あぁ、気付いたか」
Sans「昔はあいつの方が俺っぽかったんだよ」
Sans「あいつの方がサボりぐせが多かったしな」
Sans「本当だぞ?」
Sans「…友達になるのは直ぐだった」
Sans「Papyrusがあの子供と仲良くなるように俺もアイツと仲良くなった」
Sans「その時にサイコーなジョークの数々を教わったんだ」
Sans「おっと、もう寝る時間か」
Sans「ゆっくり寝るとしようか」
Sans「じゃあ、また明日」
姪はニンゲンであって人間じゃないのでPapyrusも余り気にしてないんです。
むしろPapyrus達の側の子が姪なんです。
そして姪は人間でいう大人の年齢(2000年代の姪には転生されていない)なので淡白な感じなのです。
Sans「仲良くなるのにそんな時間はかからなかった」
Sans「似た者同士の二人は直ぐに仲良くなった」
----------- ----------- -----------
Papyrus「おい、姪!こんなジョークはどうだ!…」
姪「死ね」
Papyrus「NYEH HEH HEH!!」
姪「飽きないねぇ、そんなに私と話せて嬉しい?」
Papyrus「もちろん!だって石を投げてこない人間は初めてだからな!」
----------- ----------- -----------
Sans「そりゃそうだ」
Sans「こんな化物みたいな体じゃ気味が悪いしな。まぁ、化物だし、魂入ってないから気味なんて無いけどな?」アップ!!
Sans「アイツはいつもいつの間にかそこにいた」
Sans「門を潜り抜けて来なかったからだ」
Sans 「Papyrusがたまに誘っても俺らの家には来なかった」
----------- ----------- -----------
Sans「おい、姪…」
Sans「どうしたんだ?その荷物は」
姪「そろそろ帰ろうかなって思って」
Sans「どうやって?」
姪「ナイショ」
姪「Papyrusにもよろしくね」
姪「ほら、これ持ってけ」
Sans「なんだ?この本」
姪「ジョーク集」
Sans「…薄い方かよ」
姪「ジョークは自分で考えるものよ」
Sans「もう一冊は…」
Sans「量子力学…」
姪「あんた色々調べてるんでしょ」
姪「てかアンタ元々やってた口でしょ?」
Sans「お前もしかして」
Sans「…わかったのか?」
姪「さあねー」
姪「じゃあ、バイバイ」
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Sans「そういって消えたんだ」
Sans「Papyrusは勿論塞ぎ混んだ」
Sans「そしてアイツは今の俺から昔の俺に変わったんだ」
Sans「…あいつはだから人間を探してるんだよ」
Sans「もう一度会うために」
Sans「バカみたいだよな」
???「あなたは?」
???「あなたは今でもその子の事を…人間を恨んでる?」
Sans 「?」
???「…そうでないなら約束してほしいの」
???「もし人間がこの扉を通ってきたときは、その人を守ってあげてほしいの」
Sans「…」
Sans「ああ、わかったよ」
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Sans(多分奴は俺の考えている事を全て理解して)
Sans(しかもあの糞花とかと同じように使えたのだろう)
Sans(そんなことはどうでもいい)
Papyrus「おいSans!サボるなぁ!」
Sans「あいよー」
Sans(俺はあの時の約束を守るだけだから)
おわり
あ、明日安価かけます
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