ある日、ラビットハウスにて……



リゼ「ふぅーー、今日も仕事疲れたな」

チノ「今日も一日お疲れ様です、リゼさん」

ココア「お疲れ、リゼちゃん！」

リゼ「ああ、また明日な」

そしてリゼの家……



リゼ「ただいまぁー」

ですかい「あ、おかえりなせぇお嬢」

リゼ「あれ、親父の姿が見てないが？」ｷｮﾛｷｮﾛ

ですかい「ああ、ボスならご友人のところでお酒を飲むと行って先程出て行かれました」

リゼ「ふ〜〜ん、そうか。なら私は部屋に戻ってくつろぐとするか」ﾄｺﾄｺ

そしてリゼの部屋……



リゼ「ふぅーー、今日も一日疲れたな」

リゼ「そうだ、たまにはテレビでも観て時間を潰そうかな」

ﾎﾟﾁｯ

アナウンサー『続いてのニュースです。先程、"おそ松腐女子処刑法案"が無事可決されました』

リゼ「なにッ、おそ松腐女子処刑法案だと！？」

アナウンサー『この法案が可決したことにより、先程総理大臣が会見を行いました』

総理大臣『えぇ〜、おそ松腐女子というのはおそ松さんというアニメが好きな頭のおかしな気持ち悪いオタク女子のことであり、グッズ欲しさに周囲の迷惑を考えず器物損壊などを平気で行う犯罪者予備軍であり、実際に事件を起こした例もあり近年社会問題にまで発達しております』

リゼ「そういえば、おそ松さんってアニメが最近放送されてたような気が………観たことないけど、そんなに人気なのか？」

総理大臣『国としても、おそ松腐女子根絶を望む善良な国民の皆様の声に応えるべく、この法が成立することには大きな意味があるのです』

リゼ「なるほど、おそ松腐女子というのは普通の感覚で言えばみんなに迷惑をかける嫌われ者なのか！」

アナウンサー『この法案が可決したことにより、先程総理大臣が会見を行いました』

総理大臣『えぇ〜、おそ松腐女子というのはおそ松さんというアニメが好きな頭のおかしな気持ち悪いオタク女子のことであり、グッズ欲しさに周囲の迷惑を考えず器物損壊などを平気で行う犯罪者予備軍であり、実際に事件を起こした例もあり近年社会問題にまで発達しております』

リゼ「そういえば、おそ松さんってアニメが最近放送されてたような気が………観たことないけど、そんなに人気なのか？」

総理大臣『国としても、おそ松腐女子根絶を望む善良な国民の皆様の声に応えるべく、この法が成立することには大きな意味があるのです』

リゼ「なるほど、おそ松腐女子というのは普通の感覚で言えばみんなに迷惑をかける嫌われ者なのか！」

一方その頃、バータイムのラビットハウスにて



リゼパパ「タカヒロ、大変なことになっちまったぞ」

タカヒロ「一体何の話だ？」

リゼパパ「おそ松腐女子処刑法案が成立しちまったようだ」

タカヒロ「その話か、私も当然把握している」

リゼパパ「流石なだな………チッ、国はどうしてこうも簡単に淘汰しようとする！」

タカヒロ「まあ無理もない。おそ松腐女子達は自分のことしか考えない気持ちの悪い人種であることに変わりないからな。遅かれ早かれ、こうなる運命だったのかもしれないな」

リゼパパ「クソ、俺たちのようにルールやマナーをしっかり守っておそ松さんを楽しんでるヤツだっているってのによ！！」

タカヒロ「落ち着け、俺たちのような善良なファンは本当にごく一部で、大半は頭のおかしなキチガイなオタクなのさ」

リゼパパ「チッ、俺たちみたいな隠れおそ松ファンにとってはいい迷惑だぜ」

ﾊﾞﾀﾝｯ！！


リゼ「ココア、チノ、大変だぞ！ 私たちのような若い力が求められてるぞーーーー！」

リゼパパ「リゼ！？ どうしてお前がここにいるんだ！」

リゼ「親父！？ 親父こそどうしてこんなところに………って、親父？」

リゼパパ「な、なんだ？」

リゼ「どうして親父達は、おそ松さんのパーカーを着ているんだ？」

リゼパパ「なッ、しまった！！」ﾋﾞｸｯ

タカヒロ「落ち着くんだリゼくん、これには深い訳が……！」

リゼ「問答無用だ、二人とも死ねぇーーーー！！！」

リゼパパ「や、やめろぉぉぉぉぉーーーー！！」

その頃、二階では……


ココア「へぇ〜〜、おそ松腐女子処刑法ってのが出来たんだね！」

チノ「良い法律が出来ましたね。おそ松腐女子はこの世から消えた方が良いですし、私も学校でおそ松腐女子を見かけたら無視するようにしてます」

ココア「うわ、中学生でもおそ松腐女子っているんだね！ 私の学校でも、おそ松腐女子だってバレた子がいじめにあってるけど、自業自得だと思うから助けないでそのままシカトしてるよ」

チノ「良い判断です！ おそ松腐女子は全員死んじゃえば良いんです」

ティッピー「まったく、腐女子というのはキモいのぉ……」

ｽﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｰｰｰｰｰﾝ！


\ｷﾞｬｱｧｧｧｧｧｧｰｰｰｰｰｰｯ/




ティッピー「うわ、なんじゃッ！！？」ﾋﾞｸｯ

チノ「お店の方からです！ お父さんの悲鳴が聞こえました」

ココア「銃声も聞こえたよ、もしかして強盗！？」

チノ「お店で何か起きたのかもしれません、行ってみましょう！」

タカヒロだったもの「…………」ﾁｰﾝ
リゼパパだったもの「……………」ﾁｰﾝ


リゼ「ふぅ…………まさか身内におそ松腐女子がいたとはな、悲しいことだが致し方ない。これも世のため人のためだ」

ココア「うわ、リゼちゃんがマシンガンを持ってる！ そしてお父さんが倒れてる！？」

チノ「………いい、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー！！！！」

ティッピー「チノ、しっかりするんじゃ！！」

リゼ「見るんだココア達、これがおそ松腐女子の哀れな末路だ！ 私はプロのおそ松腐女子ハンターになるために、志願するぞ！！」

ココア「リ、リゼちゃん……？」

リゼ「ん、どうしたココア？」

ココア「おそ松腐女子処刑法って、適応されるのは女子だけだよ」





リゼ「…………………へっ」

ココア達の通報により、駆けつけた警察官の手でリゼは逮捕されました。
おそ松腐女子処刑法で射撃することが認められているのはあくまで女子だけであり、おそ松BLが好きな男子、つまり腐男子はその適用外だったのです。
しかし、この事件がきっかけに腐男子も排除すべきではないかという意見も多く出るようになり、リゼの行いの正当化を訴える支援団体が発足されました。
それでも事件が残した傷跡は大きく、タカヒロを失ったショックによりチノは言葉を話せなくなってしまい、学校にも通えなくなってしまいました。
ラビットハウスは今、ココアとティッピーが一生懸命経営しており、青山ブルーマウンテンやマヤやメグの手伝いもあり、なんとか営業してる状態です。



ティッピー「……………BLなど、この世から消えればいいんじゃ」


ティッピーは思いました。
今度生まれ変わるときは、BLをこの世からなくすため、異性愛の素晴らしさを伝える団体を発足したいと……。


END

以下好きなラーメンスレ

さっそく腐女子が沸いててわろた

>>17 また君かね、毎度ありがとう