【がっこうぐらし】もしみーくんの薬が間に合わなくてりーさんがくるみを殺していたら (3)

くるみ「ぐうううう! ハァ、ハア、りーさん……」バタバタ

りーさん「くるみ……もうやめてよぉ……」ポロポロ

くるみ「もうダメだ……私は、ハア、二度とみんなを守れなぃ…」バタバタ

くるみ「それ……どころか、このままじゃみんなを傷つけ……ちまう…」バタバタ

りーさん「いやよ……くるみ、いやああああ!」ポロポロ

くるみ「りーさ…おねが……ころし……」バタバタ

りーさん「殺せるわけないじゃない! なんで仲間を殺さなきゃいけないのよ!」ポロポロ

くるみ「やぐ……そく」バタバタ

りーさん「……!」

『もし私が「ああ」なったら、迷わずやってくれないか?』

りーさん「くるみ……」スチャッ

りーさん「あなたは……」

りーさん「それでいいの……?」ポロポロ


―――――――――――


ガラッ


みーくん「薬持ってきまし……た」ピタ

くるみ「」ポタポタ

りーさん「美紀……さん?」カタカタ

みーくん「先輩……なんで……」


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みーくん「なんで! なんでですか先輩! 説明して下さい!」グッ

りーさん「……」

みーくん「もう少しで助かったかもしれないのになんで!」

りーさん「仕方……ないじゃない…」

りーさん「私にもわからないのよ……」ポロポロ

みーくん「悠里先輩は……胡桃先輩の事を大切に思っていなかったんですか!?」

りーさん「思っていたわよ! 誰よりも! くるみの事を! 理解しているつもりでいたわよ!」

りーさん「あなたには分からないでしょうけどね……」

みーくん「な……」

りーさん「大体あなたが薬を持ってくるのが遅かったからじゃないの!」

みーくん「そんな……なんで私はただ……」

りーさん「もう! いいからほっといてよ!」ポロポロ


ガラッ


ゆき「え……?」

みーくん「ゆき……先輩?」

りーさん「ゆきちゃん……」

ゆき「くるみちゃんが……あああ……」ガタガタ

ゆき「うわあああぁあっっ!」ポロポロ

ゆき「なんでぇ……なんで血がでてるの?……」ポロポロ

みーくん「先輩……」

りーさん「私は寝るわ……おやすみなさい」

みーくん「なっ!! 待ってください先輩! 胡桃先輩がこんな状態なのに何を言ってるんですか!?」

りーさん「……」


ガラッ パタン


ゆき「うぐううう……! ぐるみちゃああああん!」ポロポロ

みーくん(どうすればいいの……こんな時あなたならどうしましたか? 「めぐねえ」)

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