コナン「またかよ。光彦殺すのもう何度目だ?」
阿笠「うーむ、言われてみれば確かにそうじゃな……」
コナン「こんなスイッチ押しても何にもならねえぜ」
阿笠「そうか、なら代わりに>>3でもしよう」
コナン「おっ!博士冴えてるじゃねえか!」
コナン「飽きたら光彦が死ぬスイッチを押してSSを終わらせよう」
阿笠「そうじゃな」
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完全犯罪
~毛利探偵事務所 深夜~
小五郎「Zzz……Zzz……」
???「……」ガタッ
ビュン
バキッ
小五郎「あーーーーーーーーーーっ!!!!!」
小五郎「」
???「……」ニヤッ
~朝~
パシャッ パシャパシャッ
小五郎「」
高木「亡くなったのは毛利小五郎さん38歳。職業は私立探偵です」
高木「鑑識によると机の角に後頭部をぶつけたことが死因と見てまず間違いないですね」
目暮「探偵だと怨恨の線もあるな……」
コナン「あれれ~?」
高木「どうしたんだいコナン君?」
コナン「小五郎のおじさん、なんだかお酒臭いよ~」
目暮「ふむ。言われてみれば確かに」
コナン「それに見てよ、お酒の空き缶があんなにいっぱい」
高木「おそらく毛利さんは亡くなる前かなりの量を飲んでたみたいですね」
コナン「お酒にだらしない人だったんだね」
コナン「あーあ、お酒の瓶も床に直置きしたりして、中には転がってるのなんかもあるよ」
目暮「……ん?そうか!わかったぞ!」
高木「どうしたんですか目暮警部?」
目暮「これは事故死で間違いない!泥酔して瓶を踏んでしまいバランスを失って机に頭を打ちつけたんだ!」
高木「なるほど!」
コナン「もう事件解決しちゃったね!さっすが目暮警部!」
目暮「よし、事故で処理するように言っといてくれ高木」
高木「わかりました」
コナン「……」ニヤッ
~阿笠邸~
コナン「やってきたぜ」
阿笠「よくやった新一!……じゃなくてコナン君」
コナン「何だオメーらも来てたのか」
光彦「ええ、実は毛利探偵が事故死したというニュースを見て集まったんです」
歩美「コナン君が落ち込んでるんじゃないかと思って」
元太「辛いと思うけど元気出せよコナン!」
灰原「この度はご愁傷様、江戸川君」
コナン「お、おう……わざわざ俺のためにすまねえ、みんな」
一同「……」
コナン「お、おい!オメーら雰囲気最悪だぞ!」
コナン「俺に気を使わないでいつもみたいに明るくしててくれよ!」
光彦「そうですか……」
元太「まあコナンがそう言うなら……」
コナン「そうだそうだ!そうしてくれた方が俺の気も晴れるってもんだぜ!」
歩美「コナン君……本当は悲しいのに気丈に振る舞って……」
灰原「泣きたいときは泣いてもいいのよ」
コナン「おいおい!そんなんじゃねえって!」
一同「……」
阿笠「そ、そうじゃ!ここは気分転換に>>13でもしよう!」
光彦が犯人
阿笠「気分転換に光彦君が犯人の話でもしよう!」
光彦「えっ!?なんですかそれ!?」
元太「光彦まさかお前、毛利小五郎を……!?」
阿笠「これこれ、毛利探偵は事故死とニュースで言っとたじゃろ」
元太「あ、そっか」
歩美「じゃあ光彦君が犯人って?」
阿笠「光彦君、思い当たる節がるんじゃないかの?」
阿笠「ああいう事は自分の口から言った方がいいと思うんじゃがのう」
光彦「ま、まさか……」
光彦「博士は>>18のことを言ってるんですか……?」
発明品を盗んだ
阿笠「わしも鬼ではない。怒らないからそのポケットに入ってる物を出しなさい」
光彦「すみません……」カタッ
歩美「何、これ?」
灰原「見たところただのスイッチね。押したら何か起きるのかしら」
光彦「僕としたことが、つい出来心でこのスイッチを盗ってしまいました……」
阿笠「光彦君はこのスイッチがなんなのか知っておるのかの?」
光彦「いえ、ですが博士の発明なのでとんでもない物ではないかと」
阿笠「そうかそうか」
阿笠「実はこれ、押した人が>>23するスイッチなんじゃ!!!!!!!!!!」
一同「えっ!?!?!?!?!?」
過去未来人類の全ての罪を贖うこととなる
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