カズマ「何だよソレ」
アクア「だーかーらー!!五億年ボタンよ!聞いた事もないのかしら?このヒキニートは!」
カズマ「だだだ、誰がヒキニートだ!!」
めぐみん「ヒキニート…って、何ですかカズマ?」
カズマ「めぐみんは知らんでもいいッ!!」
アクア「ヒキニートっていうのはねー…」
カズマ「お前も説明せんでいいわ!!」
ダクネス「ま、まぁまぁ…話を戻すが…この五億年ボタンとは何なのだ?」
アクア「フフーン♪聞いて驚きなさい!何とこのボタンを押すと……」
三人「「「押すと……?」」」
アクア「押した瞬間100万エリスが貰えるのよ!!」
カズマ「・・・」
めぐみん「・・・」
ダクネス「・・・」
アクア「あ、あれ?反応薄いわね…」
カズマ「さーて、明日も早いし寝るか。」
めぐみん「そうですね。そろそろ別のクエストも受けないとお金が尽きてしまいます」
ダクネス「明日のクエストは強いモンスターが出るクエストを受けよう!それもとびっきり強い……」ハァハァ
アクア「ちょっと!!人の話を聞きなさいよーー!!」
カズマ「あーはいはい。ボタンを押すだけで100万エリスぅ?信じられるかそんな胡散臭いモノ!!」
アクア「本当なんだって!!街の人に押して貰ったんだけど、本当に100万エリスがゴロって!!」
ダクネス「しかし…それが本当だとしたら、通貨の価値が低くなるのではないのか?」
めぐみん「そうですよ。それに五億年ボタンって名前なんですから、何か裏があるんじゃないですか?」
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アクア「良くぞ聞いてくれました!何故五億年ボタンと呼ばれるかと言うと……」
三人「「「ゴクリ」」」
アクア「何も無い空間で五億年……一人で過ごす…らしい……」
カズマ「ハァ~? 五億年で100万エリスって…時給換算したら滅茶苦茶低いじゃねぇか!!」
めぐみん「で、ですが……五億年もあれば私の爆裂魔法が極められるかも知れません!!」クネクネ
ダクネス「五億年を一人で過ごすだと…!?そ、それは高度な放置プレイではないか……!!」
カズマ「駄目だコイツ等……金よりも別の事を気にしてやがる……」
アクア「と、いう訳で!早速押しなさい!!!」ググググッ
カズマ「何すんだこの駄女神……ッ」ググググ
アクア「まずは男が試すべきでしょ……!?」ググググッ
ダクネス「あ、あの!!」
アクア「ん?どうしたの?」パッ
カズマ「あぁぁぁぁぁぁ!!!」ゴロゴロゴロ ドンッ
めぐみん「カズマ……凄い勢いで転がって行きましたよ…」
ダクネス「わ、私が!!最初に押してやらん事もない…ぞ?」クネクネ
カズマ(あー、ダメだわこの変態クルセイダー。五億年を分かってないな。1年を五億回だぞ!?)
アクア「んー……別に押しても構わないけど…」
カズマ(お前もお前で許可するのかよ!!)
ダクネス「じゃ、じゃあ早速……」ポチッ
ダクネス「………」
カズマ「お、おーいダクネスー?」
ジャラジャラジャラ
めぐみん「えぇ!?か、カズマ!!本当に100万エリスが出てきましたよ!!」
アクア「ほーらね?女神の私が言うんだから本物に決まってるじゃない!」
カズマ「マジか……って、ダクネスは此処から一歩も動いてないぞ?」
ダクネス「ほ、本当に100万エリスが……」
アクア「えーっと……説明書によると…」
カズマ「説明書なんてあるのかよ!!ちょっと貸せ!!」
アクア「あー!!ちょっと何すんのよ!!」
カズマ「えーっと…説明書に書いてあるのは…」
1、五億年ボタンを押した瞬間に100万エリスが出てきます。
2、本人の精神だけが別の空間に移動し、其処で五億年を過ごしてもらいます
3、コチラへ精神が戻ってきた時には全ての記憶が消えています
カズマ(胡散臭ぇ……でも本当に100万エリスが出てきたな…)
ダクネス「という事は…私は気づかぬ内に五億年放置プレイされていたという事なのか!?そうなのだな!?」クネクネ
カズマ「えぇい!!クネクネするな!!」
めぐみん「しかも戻ってきた時には記憶が消えているとは…実質過ごしていないようなモノですね」
アクア「フフフフ……これだけあればツケも返せるわね…」ニヤニヤ
カズマ「アホ、それはダクネスが押したんだからダクネスの物だろ?」
アクア「な、何よ!!じゃあ私も押すんだから!!」ポチポチポチ
ジャラジャラジャラジャラ
アクア「キャーーー!!本当に出てきたわ!!それも300万エリス!!」
カズマ「凄ぇな……いや、でもこんなモン作った奴は大丈夫なのか?」
アクア「いいじゃないそんな事!!お金が手に入るんだから細かい事はいいのよ!!」ジャラジャラ
めぐみん「精神だけが別空間に……じゃあカズマ。私も押してみていいですか?爆裂魔法を極めねばならないので…」キリッ
カズマ「あー、いいんじゃないか?アクアは大量のエリスでご満悦みたいだし」
ダクネス「金銭不足に陥ったらあのボタンを押せば永遠にお金に困ることは無いって事だな…」コクコク
めぐみん「じゃあ…押しますよ……ッ」ポチッ
めぐみん「……わわっ、本当に100万エリスが…」ジャラジャラ
アクア「フフーン♪ これで100万エリスを持っていないのはカズマだけね!!」ビシッ
カズマ「ふむ……でもなぁ…」
ダクネス「押してみたらどうだ?カズマ」
めぐみん「そうですよ!!どうせコッチに戻ったら何も覚えていませんし!第一、私が何も覚えていませんから」キリッ
カズマ「誇らしげに言う事かよ…」
アクア「さぁ!今日は沢山飲むわよー!!」
カズマ(何だろう。アイツ等が急に金持ちになってしまったこの気持ち)
カズマ(……俺も押してみるか。どうせ戻ったら何も覚えてないんだろうし…な)
ポチッ
【カズマ:五億年スタート 残り五億年】
カズマ「……此処は?」
見渡す限り白い場所。そして何も無い
手持ちは900エリスと冒険者カードのみ
カズマ「本当に此処で五億年過ごすのか…?精神だけじゃ……いや、今の俺がその精神って事か…?」
カズマ「ま、まぁ…五億年なんて寝てりゃ直ぐに終わるだろ……すぐに……」
【二週間経過】
カズマ「どれくらい経ったんだ…?日付を知ろうにもペンも何も無いし…」
カズマ「それに眠る事も出来ない…。そうだ、端から端まで歩いてみるか!!そうすれば多少時間が潰せるだろ」
【一ヶ月経過】
カズマ「何処まで行っても白、白、白、白……」
カズマ「……もう一年くらい経っただろ」
【半年経過】
カズマ「……全部アクアのせいだ」
カズマ「あの駄女神があんな変なボタンを持ってくるから…!!」
カズマ「覚えてろよあの駄女神…ッ!!」
【一年経過】
カズマ「…………」
カズマ(ここ最近で分かった事がある…)
カズマ(この空間に来てからは腹は減らないし喉も乾かない)
カズマ(それに自分の腕を力いっぱい噛んでも……すぐに痛みと傷が無くなる)
カズマ(あと何年だ……どれだけこの空間に居ればいいんだよ……)
【十年経過】
カズマ「……ハハハ……あはははははははは!!!」
カズマ「[ピーーー]。殺してやる・・・俺にボタンを押せと唆した奴は全員殺してやる…[ピーーー]ころすころすころすころす…」
【五十年経過】
カズマ「……そうだ、全部俺が悪いんだ」
カズマ「アイツ等も俺と同じ時間を過ごしたんだ…俺が責めていい筈がないよな……」
カズマ「帰ったらアイツ等に謝らないと…そうだ、すまなかったって……」
【百年経過】
カズマ「よし……!いけ!勝てるぞ……ッ」
カズマ「あー…負けちまった……」
カズマ「飽きてきたな。一人指相撲……」
【三百年経過】
カズマ「もう嫌だ!!!殺してくれぇ!!こんな何も無い空間はもう嫌だ!!!」
カズマ「誰でもいいから……たすけて…………」
【五百年経過】
カズマ「・・・・・・」
【千年経過】
カズマ「よーし!!じゃあ次はあのクエストだ!!今の俺達なら勝てる!そう、勝てる筈だ!!」
カズマ「ちょっとカズマ!!勝手に決めないでよね!?」
カズマ「私はカズマに賛成です!!強敵であればある程…私の爆裂魔法は輝くのですから…ッ!」キリッ
カズマ「わ、私も……皆を守るために前線で盾になろうじゃないか!」ハァハァ
【五千年経過】
カズマ(………)
カズマ(眠りたい、温かい布団で眠りたい、アクアと喧嘩したい、めぐみんと一緒に城に爆裂魔法を撃ち込みに行きたい、ダクネスの変態発言にツッコミを入れたい、帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい)
【一万年経過】
カズマ「五億年か……」
カズマ「残りどれくらいだろうな」
カズマ「俺の予想では……あと一億年だ!!!」
カズマ「そう考えると気分が楽になるな!!」
カズマ「あはははははははははははははははははは」
【二万年経過】
カズマ「憎い憎い憎い憎い………」
カズマ「絶対許さない……何で俺がこんな目に……許さない許さない許さない……」
【五万年経過】
カズマ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
カズマ「見てるんだろ?皆……」
カズマ「もう偉そうな事言ったりしないからさ……もう出してくれよ……」
【十万年経過】
カズマ「そうか、俺は神になったのか」
カズマ「アクアみたいな神じゃないぞ。もっとちゃんとした神様だ」
カズマ「ずっと一人だとさみしいな。沢山にんげんをつくろう」
カズマ「そうしよう」
【十一万年経過】
村人達「~~~~~」
ルナ「今日はどのクエストに行かれるんですか?」
カズマ「そうだなぁ…手持ちはまぁまぁ残ってるから簡単な奴でいいか」
アクア「ダメよそんなの!!もっと沢山お金が手に入るクエストにしましょ!」バッ
ダクネス「そうだな…冬将軍なんてどうだ?以前カズマが首チョンパされた所だが…」ハァハァ
ダクネス「今の私なら全ての攻撃を受け止められる気がするんだ…」ハァハァ
めぐみん「私もダクネスに賛成です!冬将軍相手に爆裂魔法……あぁ、なんて甘美な響きなんでしょうか…」ウットリ
カズマ「却下だ却下!!また首チョンパされてたまるか!!今度は絶対に戻ってこないからな!!」
荒れくれ者「よぉ!命知らず共!!今度は冬将軍か?本当に命知らずだな!!ハハハハハハ!!」
カズマ「だから行かないって!!」
【五十万年経過】
カズマ「めぐみん…俺と結婚してくれ!!!」
めぐみん「えぇぇえ!?!?わ、私ですか!?」カァァァ
カズマ「ずっと好きだったんだ!!」
めぐみん「……わ、私は構いませんよ…。いつでも私を背負っていてくれる方が嬉しいですから…///」
カズマ「よっしゃ!!それにしてもめぐみんはいつまで経っても綺麗だよなぁ…」
めぐみん「そりゃそうです!!だって、[五億年]経つまで変わりませんから!」フフン
カズマ「そりゃそうか!!ははははははははは!!」
めぐみん「あはははははははははは!!」
【五千万年経過】
めぐみん「ほーら、お母さんですよー?」
赤ちゃん「うー……キャッキャ!」
カズマ「可愛いなぁ、目元なんかめぐみんソックリじゃないか」
めぐみん「鼻の辺はカズマにソックリですね」フフッ
アクア「なーに、二人でイチャイチャしてんのよ!お酒注ぎなさいよカズマぁ!!」ドンッ
ダクネス「わ、私は気にしないでくれ。アクアの付き添いで赤ん坊を見に来ただけだから…」
カズマ「いやいや、ダクネスは遠慮しなくてもいいぞ。ただコイツには遠慮して貰いたいけどなッ!」
アクア「何よ!!折角美しい女神様が来てあげてるっていうのに!!」
カズマ「何が美しい女神だ!!笑いすぎて腹が捩れるわ!!」
ダクネス「ハハハ…相変わらず元気だな」
【五千二百万年経過】
めぐみん「よしよし、やっと眠りましたね」
カズマ「あぁ、子守ってのも大変だな……」
めぐみん「フフフ…でも幸せですよ、私。カズマとこうして生活出来るなんて夢にも思いませんでしたから」
カズマ「でも今はこうして生活してるんだ。こんな幸せがずっと続けばいいんだけどなぁ……」
めぐみん「続きますよ、あと四億年と四千八百万年」
カズマ「……は?」
めぐみん「貴方はまだまだこの空間で過ごし続けるんです。」
めぐみん「だから続きますよ。ずっと。ずーっと」
カズマ「あぁ……あああぁ……あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
パリーン
カズマ「……また一から作り直しだ。今度はダクネスと結婚しよう。そうだそうしよう」
【六千万年経過】
カズマ「ダクネスも子供を持つと変わるんだな」
ダクネス「な、何だ急に……昔はアレだ…その……性癖が…な…」
カズマ「そんなダクネスも好きだったが、今の母親になったダクネスも可愛いぞ」
ダクネス「ッ…///ひ、卑怯だぞカズマ!!急にそんな事を言うなんて…」グチャッ
カズマ「飽きたな。もう辞めだ…こんな事」
【一億三千万年経過】
カズマ「何故俺は此処に居るんだろう」
カズマ「そもそも俺は誰なんだ」
カズマ「いや、俺はカズマだ」
カズマ「カズマって言うのは名前なのか?それとも種族なのか?」
カズマ「分からない。分からない。分からない。」
【二億年経過】
カズマ「時間を司るスキルを手に入れた」
カズマ「これで少し休憩しようか。五千万年くらいでいいか」
【XXXXXXX年経過】
カズマ「分かったぞ……俺は佐藤和真。それが俺の名前だ」
カズマ「そして俺が異世界に連れて行った女神の名前はアクアだ。」
カズマ「爆裂魔法を撃ったら使えなくなるアークウィザードのめぐみんと、ド変態クルセイダーのダクネス……」
カズマ「早く、早く早く早く早く早く早く早く早く」
【四億五千万年経過】
カズマ「うーん、俺は誰だ?」
カズマ「此処は?何処だ?」
カズマ「そもそも俺の一人称は[俺]なのか?」
カズマ「僕、うん。僕だった気がする。」
カズマ「あれ?僕は誰だ?」
【四億九千九百九十九年XXX日xx時間xx分経過】
カズマ「・・・・・・・・・」
カズマ「・・・・・・・・・」
カズマ「そうだ、思い出した」
カズマ「俺は五億年ボタンを押して此処に来たんだ」
カズマ「そして……確か精神が戻ったら記憶は消える……ッ!?」
カズマ「押しちゃ駄目だ……絶対に駄目だ…けど忘れる?」
カズマ「嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ!!!」
カズマ「忘れたくな
【五億年経過】
ピーーーーーーーッ
カズマ「……うぉ!?本当に100万エリスじゃねぇか!!」
アクア「でしょー?ま、私は300万エリス持ってるから散財出来るけど♪」
めぐみん「どうでした?カズマ?」
カズマ「うーん、本当に一瞬で出てきたな……」
ダクネス「私としては五億年放置プレイされる記憶を保っておきたかったが……」ゾクゾクッ
めぐみん「ダクネスは少し変態衝動を抑えた方が……」
カズマ「ま、これで100万エリスなら安いモンだな。よーし、もう一丁!!」
ポチッ
【カズマ:五億年スタート 残り五億年】
カズマ「……此処は?」
BAD END
一応即興で用意してたHAPPYENDも要りますか?
即興なのであまり長くはありませんが
【四億九千九百九十九年XXX日xx時間xx分経過】
カズマ「・・・・・・・・・」
カズマ「・・・・・・・・・」
カズマ「そうだ、思い出した」
カズマ「俺は五億年ボタンを押して此処に来たんだ」
カズマ「そして……確か精神が戻ったら記憶は消える……ッ!?」
カズマ「押しちゃ駄目だ……絶対に駄目だ…けど忘れる?」
カズマ「嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ!!!」
カズマ「忘れたくな
【五億年経過】
ピーーーーーーーッ
カズマ「……うぉ!?本当に100万エリスじゃねぇか!!」
アクア「でしょー?ま、私は300万エリス持ってるから散財出来るけど♪」
めぐみん「どうでした?カズマ?」
カズマ「うーん、本当に一瞬で出てきたな……」
めぐみん「えぇ!コレさえあれば金銭不足にはなりませんよ!」
ギャーギャーギャー!!
カズマ「ん?ダクネスとアクアは何をしてるんだ?」
めぐみん「何やら揉めてますね……」
アクア「ちょっと!!私が持ってきたんだから私のボタンよ!?」
ダクネス「す、少しくらいいいではないか!!あと1回…いや、あと2回押させて欲しい!!何か掴めそうな気が…」ハァハァ
アクア「駄目駄目!!これは今後の生活費とかも生み出すモノなんだから!!」
カズマ(うわー……金の欲に塗れた女神と精神世界で何かを掴めそうとか言う変態クルセイダーの争いか……)
めぐみん「ぐぬぬ……さ……せん……」
カズマ「ん?何か言ったか、めぐみん?」
めぐみん「それは独占させませんよ!!私の記憶には残りませんが……精神世界で爆裂魔法を撃ち続ける喜びが私の中では生き続けるのですからッ!」ダッ
カズマ(何を言っているのかサッパリ分からん……)
三人「「「ギャーギャー」」」
コロコロコロ……
三人「「「あっ!ボタンが!!」」」
???「む……コレは……」
カズマ「お、お前は……デュラハン!?」
デュラハン「貴様等……揃いも揃って遊んでいるとは……いつになったら城に来るのだ……ッ!?」ガシャーン
カズマ(あー、すっかり忘れてた……ダクネスの呪いはアクアが浄化したからな…)
アクア「ちょっと!そのボタン返しなさいよ!!」
デュラハン「何……そんなにこのボタンが大切か?」
アクア「あったりまえでしょ!?押すだけで100万エリスも出てくるんだから!!」
カズマ「馬鹿……!!」
デュラハン「ほう、このボタンを押すだけで大金が出てくるのか…フフ……フハハハハハハ!!!」
アクア「ぐっ……」
カズマ(しまったー!みたいな顔してんじゃねぇよ!!)
ダクネス「それをどうするつもりだ……ッ!」チャキッ
デュラハン「ハッ、知れたことよ……勿論、資金運用をする為…我が軍の私物とさせてもらおうかッ!!」ガシャンガシャン
めぐみん「ひ、卑怯な…人の物を取るなど悪人ではないですか!!」
デュラハン「えぇい黙れ!!頭のおかしい大馬鹿者! 人の物を取るのが悪だと言うのならば…人の城に爆裂魔法を撃ち込むのは悪ではないのかッ!?」
めぐみん「悪ではありません。そこに城があったから……」キリッ
カズマ(お前もお前でデュラハンを煽ってんじゃねーよ!!)
デュラハン「くっ……兎に角!!今日は忠告をしに来ただけだ」
デュラハン「其処のクルセイダーの命が惜しくば、城まで来ることだな!!」シュバァァァン
アクア「あぁぁぁぁぁ!!アイツ、私のボタン持っていったわよ!?」
カズマ(資金の無限回収は無理になったが……何故だろう、コレで良かった気がする)
アクア「キィィィィィ!!次に会ったら絶対浄化してあのボタンを取り戻してやるんだから!!」
ダクネス「ハァハァ……そ、その時は私が人質に……!」
カズマ(もうあのボタンは使わない方が良い……いや、あと2回くらいは使っておくべきだったかなぁ…)
【デュラハンの城】
デュラハン「さて…早速大金が出てくると言われているボタンを押すとするか…」
ウィズ「あ、ベルディアさん……そのボタンは…!」
デュラハン「え?」ポチッ
【ベルディア:五億年スタート 残り五億年】
デュラハン「……え?」
HAPPY END
取り敢えずコレで終わりです。
拙い文章ではありましたが、見てくださった方ありがとうございました。
1です。 作品にはよりますが、二度目以降は記憶を引き継ぐ場合が多いのですが、今回は敢えて記憶を無くしてみました。
アクアバージョン・ダクネスバージョン・めぐみんバージョンは短編で夜に書きたいと思います。
お待たせしました。1です。
三人の物語を書くので短編になってしまいますが、それでも良い方は是非見ていってください。
三人Verは書き溜めが無いのでゆっくり書いていきます。
おまけ:五億年ボタン…ダクネスの場合
カズマ「何すんだこの駄女神……ッ」ググググ
アクア「まずは男が試すべきでしょ……!?」ググググッ
ダクネス(本当に五億年…放置プレイをされるのか…!?しかし、押すと呪いの類を放つモノかも知れない…)
ダクネス(……えぇい!何を躊躇っているのだ私は!目の前に五億年放置プレイをしてくれるボタンがあるというのだぞ!?)
ダクネス(物は試しと聞いた事がある……よしっ!)
ダクネス「あ、あの!!」
アクア「ん?どうしたの?」パッ
カズマ「あぁぁぁぁぁぁ!!!」ゴロゴロゴロ ドンッ
めぐみん「カズマ……凄い勢いで転がって行きましたよ…」
ダクネス「わ、私が!!最初に押してやらん事もない…ぞ?」クネクネ
カズマ(あー、ダメだわこの変態クルセイダー。五億年を分かってないな。1年を五億回だぞ!?)
アクア「んー……別に押しても構わないけど…」
カズマ(お前もお前で許可するのかよ!!)
ダクネス「じゃ、じゃあ早速……」ポチッ
【ダクネス:五億年スタート 残り五億年】
ダクネス「っ……こ、此処は…?」キョロキョロ
ダクネス「ふむ……白くて…何も無い空間なのだな」
ダクネス「アクア?カズマ?めぐみん?……やはり誰も居ない…」
ダクネス「精神だけ五億年…という事は、私の肉体は既に100万エリスを受け取っているのか…?」
【一週間経過】
ダクネス「ハァ……ハァ……ッ…///」
ダクネス「一週間の放置プレイ……っ……初の試みだが…何とも言い難い……ッ!」クネクネ
【一ヶ月経過】
ダクネス「くっ……!……プハァ!」ゼーゼー
ダクネス「やはり放置プレイだけじゃ飽きてくるな……」ゼーゼー
ダクネス「こ、今度は窒息プレイを……///」ハァァァ
【一年経過】
ダクネス「………」
ダクネス「流石に窒息プレイと放置だけでは……」
ダクネス「それにどれくらい経ったのだ…?もう三ヶ月は経っていると思うのだが……」
【十年経過】
ダクネス「も、もう良いのではないか……?」
ダクネス「本当はアクアもカズマもめぐみんも見ているのだろう?そろそろ出してはくれないか……」
ダクネス「流石に此処までの放置プレイは私も専門外………ッ…///」ビクンビクン
ダクネス(いや……コレはコレで……良いッ!!)クネクネ
【百年経過】
ダクネス「フンッ……ふぅ……」ガチャンッ
ダクネス「剣の素振りで更に鍛え上げてみたぞ!」
ダクネス「どれだけ鍛錬をしても疲労が来ない故…少々心配だが…」
ダクネス「やはり私が皆の盾にならなければならないからな……ッ!」クネクネ
【一万年経過】
ダクネス「………もう百年程経ったか?」
ダクネス「いや、そんなには経っていないか……しかし…」
ダクネス「………そろそろ皆と会いたいな」
【百万年経過】
ダクネス「………ッ……」バッ
ダクネス「ハァァァァァ!!」シュバッ
ダクネス「ふぅ……上手い具合に敵の攻撃を喰らう練習はここまでにしておくか」
【千万年経過】
ダクネス「あのボタンを押そうなど間違いだった……ッ」
ダクネス「せめて私を甚振ってくれる暴漢が居れば……話は別だったのに…!」
ダクネス「何か新しいプレイを考えねば……」
【一億年】
暴漢A「ゲヘヘヘヘ……アンタ、良い身体してるな…」
暴漢B「仲間の命が惜しくば俺達の言うことを聞いて貰おうか…」
ダクネス「くっ……!わ、私は…決してお前ら等に屈しないッ!!」チャキッ
暴漢A「威勢だけは良い様だな…」
ダクネス「な…何を言って……!?」ガシッ
暴漢C「へへへ…まさか二人だけと思ったか?」
ダクネス(し、しまった……!伏兵が居たなんて…)
暴漢達「さぁ、愉しもうぜ…」
ダクネス「ぜ、絶対にお前ら下衆に堕とされるモノかッ!!」キリッ
【三億年後】
ダクネス「……流石に屈辱される妄想も飽きてきた…。」
ダクネス「私の予想ではあと……四億年といった所か……」
ダクネス「……何か……何か新しい屈辱を思い付きそうな気がする…」
【四億九千九百九十九年XXX日xx時間xx分経過】
ダクネス「そうだ!!ずっとアブノーマルな責められ方しか考えていなかったが……」
ダクネス「定番中の定番を忘れていた!!早速その妄想の準備を
【五億年経過】
ピーーーーーーーッ
ダクネス「………」
カズマ「お、おーいダクネスー?」
ジャラジャラジャラ
めぐみん「えぇ!?か、カズマ!!本当に100万エリスが出てきましたよ!!」
アクア「ほーらね?女神の私が言うんだから本物に決まってるじゃない!」
カズマ「マジか……って、ダクネスは此処から一歩も動いてないぞ?」
ダクネス「ほ、本当に100万エリスが……」
ダクネス(だが何故だろう……?…何か腑に落ちない点が……)
ダクネス編:HAPPY END?
おまけ2:五億年ボタン…アクアの場合
アクア「フフフフ……これだけあればツケも返せるわね…」ニヤニヤ
カズマ「アホ、それはダクネスが押したんだからダクネスの物だろ?」
アクア「な、何よ!!じゃあ私も押すんだから!!」ポチポチポチ
【アクア:十五億年スタート 残り十五億年】
アクア「……へ?」ポツーン
アクア「ほ、本当に精神だけが五億年過ごす訳!?」
アクア「ま、まぁ…たった五億でしょ…。女神の私からすれば五億年なんてあっという間よ!あっという間!!」
アクア「あのアホカズマと離れて自由に過ごせるって考えたら中々良い所ねー、此処」
【三日経過】
アクア「……帰りたい」
アクア「か、カズマさーん……何処からか見てるんでしょ?新しく覚えたスキルか何かで幻影見せてるだけなんでしょ…?」キョロキョロ
アクア「………」グスン
【一週間経過】
アクア「フフ……フフフ……」
アクア「何を不安がっていたのかしら、私は……」
アクア「私は女神よ!?こんな精神空間なんて、私の力を発揮すれば……!!」
アクア「……何も起こらない」
【二週間経過】
アクア「あーもう!!何なのよ、此処は!!」ドンドンッ
アクア「覚えてなさいよカズマァ!!私を引き止めなかった罪は万死に値するんだから!!」キーッ
アクア「……ハァ…」
【一ヶ月経過】
アクア「………」
アクア「おかしいわ……」
アクア「普通こんな状況なら狂ってしまった方が楽なのに……」
アクア「ずっと頭は正常だし、眠気も来ないし、疲れないし……」
アクア「助けてよ、カズマ……」
【一年経過】
アクア「カズマ様ごめんなさいカズマ様ごめんなさいカズマ様ごめんなさいカズマ様……」
【二年経過】
アクア「花鳥風月!」ピュー
アクア「花鳥風月ッ!」ピューピュー
アクア「花鳥……風……げつぅ……」ピュー…
【三年経過】
アクア「もう五百年程経ったでしょ!」
アクア「ま、まぁ…私は女神だからマトモでいられるけど、きっとカズマが五百年も経験すると[助けてー、アクア様ぁ!]とか言うに違いないわ」フフン
アクア「ハァ……あと何年なのよ…」
【十年経過】
アクア「りんご…ご、ご、ゴリラ!」
アクア「ら、ら、…ラッパ!」
アクア「ぱ、ぱ、…パンダ!」
アクア「だ、だ…ダルマ!…ま、マーカー!」
アクア「か、か……カズマ……」
アクア「皆……」ポロポロ
【百年経過】
アクア「もう嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
アクア「女神の私が閉じ込められてるのよ!?何で誰も助けに来ないのよ!!!」ゴッドブロー
【千年経過】
アクア「……しにたい」
アクア「花鳥風月で溺死出来るかな……」ピュー
【一万年経過】
アクア「………」
アクア「あれ?そう言えば私……三回ボタンを押した気がするんだけど」
アクア「………」サァァァ
アクア「あ、あれは手が滑ったからね…きっとそうよ……五億年×3なんて有り得ないわよ……あはは……」
【十万年経過】
アクア「あー………」
アクア「何で私…此処に居るんだろう……」
アクア「…………まぁ、いいや」グテー
【百万年経過】
アクア「一つ気付いた事があるわ」プカプカ
アクア「周り一面が白い空間だったから分からなかったけど……」プカプカ
アクア「意外と狭いのね、この空間」プカプカ
アクア「……どうやって水を抜けばいいのかしら」プカプカ
【五千万年経過】
アクア「あはははははははははははははははははははははは!!!!」
アクア「やっぱり[ピーーー]ない!![ピーーー]ない!![ピーーー]ない!!」
アクア「あははははははははははははははははははは」
【一億年経過】
アクア「…………」
アクア「…………」
【五億年経過】
アクア「丁度今日で五億年……フッフッフ…」
アクア「やっと終わるのね……もう今日までずっと声なんか出してなかったから向こうの世界に帰ったらちゃんと声出るかしら…」ンッンッ
【五億年と一日経過】
アクア「あ、あれ……?」
アクア「五億年経ったでしょ?」
アクア「ねぇ、経ったってば!!ねぇ!!!」
【十億年経過】
アクア「私は女神アクア……水を司る女神よ!」
アクア「うーん…違うわね……」
アクア「我が名はアクア!アークプリーストにして水を司る女神ッ!!」
アクア「あれ、何か今の聞いた事があるような…無いような……」ウーン
アクア「ま、いっか!」
【十二億年経過】
アクア「やっぱりそうなのね……」
アクア「約十億年近く経ってるから……」
アクア「回数によって時間が伸びてたんだわ……」
【十四億年経過】
アクア「なんだか、一年も一億年も変わらない気がしてくるわ」
アクア「眠る事は出来ないけど、瞑想で時間を潰して……私のアクシズ教徒を増やす計画を考えてたらあっという間ね!」
【十四億九千九百九十九年XXX日xx時間xx分経過】
アクア「フフフ……」
アクア「完璧だわ!!この計画を実行すれば私の崇拝者は何倍…いや、何十倍にも膨れ上がるのよ!」ドヤッ
アクア「……って、向こうへ戻ったら全部忘れちゃうって説明書に書いてあったような……」
アクア「ちょ、ちょっとタンマ!!め、メモ!メモに書くからぁ!!」
【十五億年経過】
ピーーーーーーーッ
ジャラジャラジャラジャラ
アクア「キャーーー!!本当に出てきたわ!!それも300万エリス!!」
カズマ「凄ぇな……いや、でもこんなモン作った奴は大丈夫なのか?」
アクア「いいじゃないそんな事!!お金が手に入るんだから細かい事はいいのよ!!」ジャラジャラ
アクア(フフフ……これさえあれば、もう働かなくても平気ね!)
アクア編:Stupid END
めぐみん編はあまり構想が出来てないので、少し構想を練ってきます。
本日中には書き終わる予定ですので、良ければ最後までお付き合い下さい。
おまけ3:五億年ボタン…めぐみんの場合
めぐみん(素晴らしい…本当の本当に精神だけ別世界に行けるだとしたら…爆裂魔法を極められるかも知れません!)
めぐみん(記憶に残らないにしても、この体は……あの快感を決して忘れはしないのですから…ッ!)
めぐみん「精神だけが別空間に……じゃあカズマ。私も押してみていいですか?爆裂魔法を極めねばならないので…」キリッ
カズマ「あー、いいんじゃないか?アクアは大量のエリスでご満悦みたいだし」
ダクネス「金銭不足に陥ったらあのボタンを押せば永遠にお金に困ることは無いって事だな…」コクコク
めぐみん「じゃあ…押しますよ……ッ」ポチッ
【めぐみん:五億年スタート 残り五億年】
めぐみん「ふぅ……此処が精神だけが連れて来られるという場所ですか」フムフム
めぐみん「殺風景な所ですね……コレではあまり爆裂しても意味が無い気が…」
めぐみん「い、いえいえ!折角五億年も過ごすんですから、こんな事で贅沢を言っている場合ではありませんね」
めぐみん「……フゥー」
めぐみん「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン!」
ドォォォォォォォンッ
めぐみん「…」
めぐみん「あ、あれ…?」キョトン
めぐみん「た、倒れませんよ……?」ポカーン
【三日経過】
めぐみん「成る程……此の場所では疲労を感じない…そして魔翌力も尽きない……!」
めぐみん「と、なればやる事は一つ……」
めぐみん「エクスプロージョン!!」
ドォォォォォンッ
めぐみん「あぁ……快感です……」ウットリ
魔翌翌翌力←✖
魔翌力←○
です。ミスなので脳内補完をお願い致します…
え、何これ怖い。
「まりょく」です。
成る程。ありがとうございます。
気を付けながら書いていきます。
【一週間経過】
めぐみん「ふむふむ……」エクスプロージョン
ドォォォォォンッ
めぐみん「威力は現実世界と同じになるのですね。」
めぐみん「ですが撃てる回数は……無限!!」
めぐみん「最初は日付を知るために一日一爆裂と考えていましたが、その必要はなさそうです!!」スチャッ
めぐみん「エクスプロージョン!!」カッ
ドォォォォォォォンッ
めぐみん「フッ……」
【一ヶ月経過】
めぐみん「……エクスプロージョン!!」カッ
ドォォォォォォォンッ
めぐみん「……わ、私は爆裂魔法しか愛せない!」
めぐみん「愛せない筈なのに……」
めぐみん「………」
【一年経過】
めぐみん「疲れました……」
めぐみん「疲れたと言っても身体的では無く精神的に……」
めぐみん「今日は…爆裂魔法はやめておきます」
度々申し訳ありません。
ありがとうございます!
【百年経過】
めぐみん「もうウンザリです……!!」
めぐみん「爆裂魔法は堪能したから元に戻してください!」
【千年経過】
めぐみん「我が名はめぐみん!…えーっと……」
めぐみん「何でしたっけ?私の種族と職…」
めぐみん「何か大切な事を忘れている気がします」
【一万年経過】
めぐみん「そうです!私は紅魔族随一の爆裂魔法の使い手……ッ」キリッ
めぐみん「確か……エクスプロージョン…?」
ドォォォォォンッ
めぐみん「フフ…フフフ……最高…です…」
【十万年経過】
めぐみん「エクスプロージョン!エクスプロージョン!エクスプロージョン!!」
ドドドドドォォォォォォォォンッ
めぐみん「えへへへへへ、エクスプロージョン!エクスプロージョン!エクスプロ」
【百万年経過】
めぐみん「皆は今頃何をしているのでしょうか」
めぐみん「私がこの世界で何百年過ごしていても向こうの現実世界では一瞬で100万エリスが手に入ってるんですよね…」
めぐみん「あれ、じゃあ此処に居る私は一体何…? え……私は一体……」
【一億年経過】
めぐみん「あぁ、なんて素晴らしい世界なんでしょうか!!」
めぐみん「何も無い!?いいえ、此処には白く、そして広い空間が広がっているのです!!」
めぐみん「幸せです!!私、こんな世界と出会えて幸せです!!」
めぐみん「何故皆此処に来ないのでしょう?あははははは、とても楽しい所ですよ此処は!!」
【三億年経過】
めぐみん「我が深紅の流出を以て、白き世界を覆さん!エクスプロージョン!」
ドォォォォォォォンッ
めぐみん「コレが……私の愛する爆裂魔法…ッ」ウットリ
めぐみん「どれだけ撃っても撃っても撃っても撃っても!!!」
めぐみん「カズマに背負われ、運ばれることもない!!」
めぐみん「此処は私が求めていた世界なんです!!」
めぐみん「あぁ、この素晴らしい世界に祝福を!」
【四億年経過】
めぐみん「もうどれだけ経ったか、覚えていません」
めぐみん「百年なのか、千年なのか、一万年なのか。」
めぐみん「もしかすると五億年経っていて、何らかの不具合で戻れていないだけかも知れません」
めぐみん「それでも別に構いません」
めぐみん「爆裂魔法だけあればいいのですから」
【四億九千九百九十九年XXX日xx時間xx分経過】
めぐみん「ボタンを押したのは私とアクアとダクネスだけ」
めぐみん「カズマには……せめてカズマだけにはこんな体験をさせたくない…」
めぐみん「戻ったらカズマに…
【五億年経過】
ピーーーーーーーッ
めぐみん「……わわっ、本当に100万エリスが…」ジャラジャラ
アクア「フフーン♪ これで100万エリスを持っていないのはカズマだけね!!」ビシッ
カズマ「ふむ……でもなぁ…」
ダクネス「押してみたらどうだ?カズマ」
めぐみん(あれ…どうしてでしょうか…止めなきゃ駄目な様な……?)
めぐみん「そうですよ!!どうせコッチに戻ったら何も覚えていませんし!第一、私が何も覚えていませんから」キリッ
めぐみん(まぁ、覚えてないのは本当の事ですし、記憶に残るほどの事は無かったんでしょうね)
BAD END?
一応このおまけで最後です。
全員分のネタを頑張って考えましたが、自分の文章力ではコレが限界でした。
誤字や文が変な所は自己解釈して読んで頂けると幸いです。
時間も少しオーバーしてしまい、申し訳ありません。
ご覧頂きありがとうございました。
最終的に日付も変わって、IDも変わりましたが1です。
sageていたので、トップに上がっていませんでした…。
安価以外でのSSは初めてだったので、ちゃんと最後まで出来て良かったです。
皆様もお疲れ様でした。
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