比企谷八幡「平塚先生のネグリジェを天ぷらにしたら旨かった」 (20)

関連作:比企谷八幡「平塚先生のTバックを天ぷらにしたら旨かった」
比企谷八幡「平塚先生のTバックを天ぷらにしたら旨かった」 - SSまとめ速報
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ある日、学校の調理室にて…

由比ヶ浜結衣「ねえねえ、何で私達調理室にいるの?」

雪ノ下雪乃「由比ヶ浜さん、これもれっきとした奉仕部の活動なのよ」

結衣「え、そうなの?」

比企谷八幡「ああ、お前みたいに料理のことで相談する奴が来てもいいように、こうして料理の練習をしてるんだよ」

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結衣「へぇ〜そうなんだ。で、一体何を作ってるの?」

雪乃「天ぷらよ」

結衣「天ぷら?一体何の?」

八幡「ああ、ネグリジェだよ」













結衣「え!?」


雪乃「あら、由比ヶ浜さんったらどうしたのかしら?」

八幡「おい由比ヶ浜、一体どうしたんだ?」

結衣「ごめんヒッキー、もう一度言ってくれない?」

八幡「なんだよ、聞こえなかったのか。平塚先生のネグリジェを天ぷらにしてるんだよ」

結衣「いやいやいやいやいや、おかしいしッ!? てゆうか、平塚先生のなのーーー!!」

雪乃「由比ヶ浜さん、何をそんなに驚いているのかしら? ネグリジェは着るか天ぷらにするか、その二つに一つじゃないの」

結衣「おかしいよそんなの、ネグリジェは着る物だよッ!!」

八幡「何だよ、由比ヶ浜の家ではネグリジェを天ぷらにしねえのか?」

結衣「普通しないから!! てゆうか、その言い方だとヒッキーの家ではネグリジェを天ぷらにすんのッ!?」

八幡「ああ、よく小町のネグリジェを天ぷらにして食ってんぞ」

結衣「ちょ、何サラッととんでもないこと言ってるしッ!? ヒッキーのバカ、エッチ、変態ーーーーーッ////」

八幡「おい、何もそこまで罵倒しなくてもいいだろ」

結衣「てゆうか、小町ちゃん中学生なのにネグリジェ着てるのー!?」

雪乃「由比ヶ浜さん、比企谷君の肩を持つのは誠に遺憾なのだけれど、これに関しては彼は何一つおかしな発言はしていないわ。私も、まだマンションで一人暮らしをする前に、姉さんのネグリジェを天ぷらにして食べていたわ」

結衣「ゆきのんまで!?普通にひくんだけど………」

八幡「お、由比ヶ浜と話をしてるうちに天ぷらが揚がったみたいだな」

雪乃「あら、綺麗なきつね色に仕上がっていてとても美味しそうね」

八幡「こんなこともあろうかと、自宅からわざわざマイ醤油を持ってきて良かった」

雪乃「あら、醤油だなんてお子様ね比企谷君は。私は大人っぽく塩でいただくわ」

八幡「さて、冷める前に頂くとするね」

雪乃「そうね。では…」

八幡・雪乃「いっただきまぁーーす!」

パクッ

八幡「お、これはなかなか絶品だな! 天ぷらの衣のサクサク感とネグリジェの肩ひもの筋っぽい部分がなんとも言えない絶妙なハーモニーを醸してるぞ」モグモグ

雪乃「香ばしい香りと熱々の布地の部分が今の季節にピッタリだわ」モグモグ

結衣「本当に食べちゃってるし!!マジありえないよこんなよ」

八幡「なんて旨いネグリジェなんだ」


八幡「ほら由比ヶ浜、お前もボサッとしてないで食えよ」っ

雪乃「そうよ由比ヶ浜さん、天ぷらはたくさんあるんだし、みんなで食べましょう」っ

結衣「ネグリジェの天ぷらなんて食べたくないからーーーッ!! てか、どんだけ作ったの!?」

八幡「なんだよもったいないな、こんなに旨いのに」モグモグ

ガラガラガラ…

平塚先生「お前達、部室にいないと思ったらこんなところにいたのか」

結衣「あ、平塚先生! ヒッキーとゆきのんがぁ〜〜〜〜〜!!」

平塚先生「二人がどうかしたのか?……って、なんだこの香ばしい匂いは?一体何を作ったんだ?」

八幡「天ぷらですけど。しかも平塚先生のネグリジェの」

平塚先生「な、なんだとぉーーーーッ!!?」


結衣「ほら、平塚先生もびっくりしちゃったじゃん」

平塚先生「お前達、一体何をしてくれてんだ!? よりにもよって、私のネグリジェを///」

雪乃「そこに平塚先生のネグリジェがあったからです!」キリッ

結衣「ゆきのん、それ全然かっこよくないからね!」

八幡「平塚先生も、見かけによらずピンク色の可愛いネグリジェとか着るんすねw」

平塚先生「比企谷ッ//// お前なぁーーーー………って、え?ピンク色のだと!?」

結衣「あれ、平塚先生の様子がおかひい……」

平塚先生「おい、ピンク色のネグリジェは私のではないぞ………」ガタガタッ

八幡・雪乃「えっ?」






平塚先生「ピンク色のは…………、草野仁さんのだぁーーーーーーーッ!!!!」





三人「ええぇぇぇーーー!?」

どうやらヒッキーとゆきのんが天ぷらにして食べたのは、平塚先生のではなく、草野仁さんのネグリジェだったみたいです。
後から聞いた話によると、平塚先生と草野仁さんはなんと遠い親戚に当たるようで、二人はネグリジェの貸し借りをするほど仲良しだったみたいです。
平塚先生はたまたまピンク色の可愛いネグリジェを借りていて、ヒッキーとゆきのんはそうとは知らず天ぷらにしちゃったみたいです。
ヒッキーとゆきのんが草野仁さんのネグリジェを天ぷらにして食べことはすぐに学校中に広がり、二人は笑い者にされ、それに耐えられず学校を去りました。
このことで責任を感じた平塚先生は辞職し、ネグリジェを弁償するため風俗嬢へと転身してしまいました。



結衣「食べないで良かった…」ホッ


おしまい

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