【ミルキィホームズ】心衣「こころさんって、言うなぁ!」 (182)

どっかに同じ話があるような気がしますが
ミルキィホームズの心衣とシャロものです。
ややキャラ崩壊あり。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451306867

【横浜公園】
全く、何なのよシャーロック。
「渡したい物があるから横浜公園に来て下さい~」
ってアホ声で電話かけてくるもんだから休日なのにわざわざ来て見れば。

シャロ「こころちゃ~ん!」ダキッ

断した。
シャーロックを見つける前に
後ろから思い切り抱きつかれてしまった。

心衣「くっ・・・こ、こら離せシャーロック!」
シャロ「こころちゃん、すりすり~。ん~、いいにおい~」背中ほおずり
心衣「何で毎回毎回抱きついてくるのよっ!」
シャロ「だってこころちゃんの事大好きなんだも~ん」

シャロ「こころちゃんの髪もいいにおい~」スー
心衣「くっ・・・この・・・」
シャロ「このままずっとかいでいたいですぅ~」クンカクンカ
心衣「あ、頭おかしいんじゃないの?」
シャロ「もっとぎゅ~っと抱きしめちゃいますぅ」ぎゅ~
心衣「や、やめんかシャーロック!」
シャロ「こころちゃん大好きですー」
後ろから抱きついたままさらにほおずりしようと顔にほほを寄せてくる
シャーロックを押しのけながら、私は黄金マスクを懐から取り出す。

心衣「こころちゃんって言うなぁ!」
ガインッ!
シャロ「あいたぁ!」

心衣「アホシャーロック!用がないなら帰る!」
シャロ「あ、待ってください!」

そう言うとシャーロックは肩から下げたカバンから、
ラッピングされたクッキーを取り出した。

心衣「・・・何コレ?」
シャロ「手作りクッキーですー。愛をこめてこころちゃんのために作りましたー」
心衣「うっ・・・」

見た目からして不ぞろいな、いかにも不味そうなクッキー。
シャーロックは目をキラキラさせながら、受け取って?と私に差し出してくる。
これは受け取らないと帰れないパターンだ。

心衣「・・・(ニッコリ)」受け取り
シャロ「こころちゃ・・・」

心衣「ふんぬぅ!」ブンッ!

シャロ「あー!こころちゃんひどいですぅ~!」

思いっきり放り投げてやった。

衣「プレゼントなら、ゴディーバーの高級チョコぐらい用意しなさいよ!」
あっはっは。せいせいした。クッキーを追いかけて走るシャーロックの背中に捨て台詞を吐き、
私は意気揚揚と帰ろうとした。





キキー・・・! ドンッ!




背後で鈍い音がし、私は何気なくふり返った。

何で道路で寝てるの。

車が来ると危ないじゃない。

血が流れてるわよ。

早く止めないと。

嘘。

嘘だよね。




シャーロック。

次子「はい、もしもし。なーんだ心衣か」

次子「なーに。どうしたの。シャーロックがシャーロックがって」

次子「えっ・・・?事故!?ちょっとどういう・・・。泣くなって!」

次子「・・・いいか、心衣。落ち付いてよーく聞け。今、どこにいるんだ?」

次子「横浜公園な。救急車は呼んだ?」

次子「わかった。こっちで呼ぶ。今行くからそこで待ってろ」

電話が切られ。

シャーロックの方を振り返る。

道路に赤い血が一筋流れているのを見た時に

私は意識を失った。

心衣「う・・・?」

消毒薬臭い匂い。
次子「目が覚めたか?」
次子が顔をのぞき込む。

心衣「ここは?」
寝かされていた簡易ベッドから飛び起きた。

次子「ここは病院の診療室だよ。シャーロックもこの病院に運ばれてる。心衣。気分は大丈夫か?」
心衣「うん・・・。そうだシャーロック、シャーロックは?」
次子「それが・・・」
心衣「シャーロックは無事なの?」
次子「ああ」
心衣「無事、だったんだ・・・」
次子「ああ・・・。ただ、な・・・」

次子の歯切れが良くない。
何かあったのだろうか。

心衣「会いに行く。どこにいるか教えて」
次子「今日はやめとこう。シャーロックも疲れてるだろうし」
心衣「意識は戻ったんでしょ?様子見るくらい構わないじゃない」
それに・・・さっきの事謝らなきゃ・・・。

次子「・・・ああ、わかったよ。それじゃ行こう」

(シャロの病室)
ネロ「シャロおー!」
シャロ「ネロさん、大げさですー。大した怪我じゃありませんから」
エリー「良かった・・・事故に合ったと聞いた時はどうなるかと・・・」
コーデリア「本当に、どこも何ともないの?」
シャロ「ええ。すこしふらふらしますけど・・・」

心衣「シャーロック!」

病室に飛び込み、
無事なシャーロックを見たとたん不意に涙が溢れそうになった。
な、何でシャーロックの姿見て泣きそうにならなきゃいけないのよ。
たぶんきっと、さっきの事でバツが悪いんだ。

心衣「しゃ、シャーロック・・・あの・・・」
声が出てこない。さっきはごめん、と言うだけなのに。

シャロ「あなた・・・」

心衣「え?」

シャロ「誰ですか?」

(診察室)
医者「脳震盪による記憶喪失ですな」

心衣「記憶喪失・・・?」

医者「一時的なものだとは思いますが・・・いや記憶喪失には色々なケースがありましてな」

医者「ドイツの例だと、頭部に負った怪我の影響で幼い頃の記憶が変質し父親と母親を
   兄姉と混同したり、数キロ離れた家を生まれ育った家と間違えたりした例があります」

医者「これは一生直る事はなかったようです。ま、もちろん珍しいケースですが」

心衣「じゃ、もしかして一生・・・?」

医者「そういう場合もある、という事です」
医者「何せ、現在の医学でもほとんど何もわかってないのですから」

医者「今回のシャーロックさんの場合は、一部の人の記憶だけ・・・この場合心衣さんですか。
   どうやらあなたの記憶だけピンポイントに失われてるようなのです」
医者「他は、特に日常生活への影響はないようですが・・・」

心衣「そうなんですか。わかりました・・・」

2日後、シャーロックが退院する日。
特にこれといった仕事もなく、私は事務所でボーっとしていた。

次子「心衣、今日シャーロックが退院する日だけど行かなくていいの?」
心衣「別に・・・そんな仲じゃないし。あ、一応退院祝いは贈っといたけど」

半分本当で、半分は誤魔化し。
事故の原因を作ってしまった負い目と、あと・・・
『「あなた・・・誰ですか?」』
シャーロックにまたあんな事言われるのが少し怖かった。

もちろん。シャーロックに悪意がないのはわかってる。
本当に記憶がないのだから、
だけど、だからこそ・・・。

心衣「シャーロックはまだ記憶戻ってないんだよね?」
次子「そうみたいだよ。退院する時に皆の写真を見せて名前言ってもらったけど」
次子「その・・・心衣だけやっぱり、な」
心衣「・・・ふん」

何となく面白くなくて、イスの背もたれに身を預ける。

心衣「・・・やっぱり、私が事故の原因作っちゃったせいでアイツ・・・」
次子「それは違うって、何回も話しただろ。シャロが道路に飛び出したのと、
   ドライバーの前方不注意、信号無視が原因だって」
次子「間接的だったけど、救急車呼んだのも心衣だろ。ミルキィのみんなはむしろ感謝してるよ」

次子「病院に行ってやりなよ?」

心衣「う・・・」
心衣「うるさい!行かないったら行かない!」
次子「心衣・・・」

それから1週間。
折を見てはシャロの記憶が戻ったかどうかそれとなく聞いていたけれど、
どうやらまだ私の事を思い出せないようだった。

そして、以前は何やかやと向こうから連絡してきたシャーロックが、1週間何もしてこないのは
珍しい事だった。

心衣「あー、あのバカからどーでもいい用事で電話が来ないから仕事がはかどるわ」
誰に言うでもなく独り言を呟く。
咲「その独り言何度目だなうしか」
心衣「何ですって」ジロリ
咲「何でもないなう」

平乃「まあまあ、お茶でものんでイライラを沈めて下さいな」
心衣「誰がイライラしてるってのよ!」
平乃「それは・・・」
咲「胸に手を当てて考えてみるなう」
心衣「ぐぐ・・・」

タタタ・・・バァン!
次子「大変だ!怪盗だ、怪盗が現れた!」
心衣「何ですって!」
次子「現場に急ぐぞ!よかったな心衣」
心衣「な、何が良かったのよ」
次子「怪盗事件だから当然、」
次子「ミルキィの連中も来るじゃないか!」

ドキッ

不意に鼓動が跳ね上った。

心衣「は、はぁ?だ、だから何だってのよ?」
次子「いいから急ぐぞ!」
心衣「ちょ、ちょっと!引っ張るのやめなさいよ!」

平乃「ふふ・・・あんな嬉しそうな心衣さん久しぶり」
咲「やっと雰囲気良くなったなう」

次子の運転する車の中。
心衣「う・・・や、やっぱり今日は帰る・・・」
次子「何言ってんだよ。仕事だろ」

といいつつニヤニヤしてる次子のほっぺを
思いっきりつねってやりたい。

トリップつけれてないですよ

現場へと到着する。どうやら金持ちのお屋敷での盗難事件らしい。
3階の鍵のかかった部屋から宝石箱が盗まれ、さらに窓が開いていた。

3階から地上へはとても普通の人間には飛び降りられない距離で・・・。

>>42

ええ。気づいてましたけど修正もめんどうだったんでこのままにします。
指摘どうもありがとう

シャーロック・・・。シャーロック・・・!
車を降り、現場へと向かう足が自然と速くなる。

ミルキィホームズは先に来ているようだ。

こころちゃんの漢字って心衣だったっけ
小衣だったような

シャロ「・・・で、あるからして」
シャロ「犯人はトイズを持った人ではありません。窓から逃げたんだとしたら」
シャロ「窓を開けっぱなしなのはおかしいです」

シャロの姿が見えた。
足が止まり、呼吸も止まってしまったように感じた。

>>46
あ、本当だ。
いやー、記憶だけに頼って書くとロクなことになりませんね。
これから修正するんで申し訳ない・・・

指摘ありです

シャロ「これじゃ、窓から逃げたと宣伝してるようなものです」
シャロ「つまり、犯人は屋敷のなかを通って・・・もしくは」
シャロ「屋敷の中の人が犯人です」

ネ・エ・コ「おおー!」

シャロ「そして、鍵のかかった扉ですけど・・・」

ネロ「すごい!シャロ、まるで探偵じゃん!」

シャロ「えへへー、そうですかぁ?」

シャーロックを穴があくほど見つめるだけしかできなかった。
こっちから声をかけることができたらいいのに。

シャロ「ん・・・?あれ?」

シャーロックと目があった。
心臓が止まってしまったような気がした。
シャーロックがこちらに歩いてくる

シャロ「明智小衣・・・さんでしたよね?」

「え・・・」
いつもの、『ココロちゃーん!』と飛びついてくる反応を反射的に予想していた
だけに、シャーロックがひどくそっけなく見えた。

シャロ「皆さんから聞きました。すごく仲のいい友達だって」
シャロ「けど、ごめんなさいね・・・。記憶がないんですー・・・」
シャロ「そうだ、救急車呼んでくれたのも小衣さんだって聞きました」

そうだ。シャーロックには私の記憶がないんだ。
当然、以前のような接し方なんてするわけがない。

シャロ「小衣さん。本当にお世話になりました」
小衣「あ・・・。うん・・・」
シャロ「それで、今回の事件なんですけどこれは多分・・・」

シャーロックによる事件の解析をどこか遠くで聞きながら、
ふとシャーロックってこんなに身長大きかったっけ、と思った。
以前は私と同じくらいか、私が見下ろしていた気がする。

「・・・そうか」
ふと思いついた。
「シャーロックが、私に身長合わせてたんだ・・・」

シャロ「・・小衣さん?」

シャーロックがけげんな顔をする。
小衣「あ、うん。いや何でも」

シャロ「・・・まあとにかく、この事件は怪盗じゃなくて
    身内の犯行の可能性が高いです。後は警察にお任せしますね」

そういい残し、シャーロックとミルキィホームズは帰っていった。

ネロ「それにしても、シャロってこんな頭良かったんだなー」
コーデリア「それはかのシャーロック・ホームズの孫娘ですからね。地頭はいいんでしょう」
エリー「多分・・・邪念が抜け落ちたからだと思います・・・」

ネロ「邪念?邪念って何エリー?」
エリー「それは・・・///」
シャロ「・・・」
ネロ「ん?シャロどうしたの?」
シャロ「ん?いえ別に。何でもないです」

結局、この事件の犯人は使用人が犯人だった。
鮮やかな推理で事件を解決に導いたシャロは、思い返すと
随分と大人びて見えた。

そしてまた一週間が過ぎた。

この頃は何をするにしてもやる気がでなく、
気が付くとボーっとしている気がする。

咲「空気が重いなう」

咲に突っ込む気力もなく、私は何となく
空中を見つめていた。

(探偵学園)

シャロ「・・・」
ネロ「どうしたのシャロ?ぼーっとしゃちゃってさ」
シャロ「え、ううん・・・」
ネロ「何か気になることでもあるの?」
シャロ「うーん、お休みの日がね・・・」

ネロ「休みの日が?」
シャロ「こんな、退屈だったかなぁって・・・」

ネロ「あー、そう言えば前はしょっちゅう明智と遊んでたもんね」
シャロ「え?そうだったんですか?」
コーデリア「そうよ。何かあればすぐに電話して」
シャロ「へえー、そうだったんですか」
コーデリア「今度、遊びに誘ったら?」

シャロ「うーん、そうですね。そう言えば救急車呼んでもらったお礼も
    ちゃんとしてませんでした」
エリー「邪念のない今なら・・・明智さんに叩かれなくて済みますね・・・」
ネロ「じゃあ電話してみたら?」
シャロ「はいですー」

(横浜警察)

ピリリリ・・・
携帯の音が鳴る。
ふとディスプレイに目をやると、シャーロックの文字が。
「シャーロック!?」
思わず大声を出してしまい、慌てて周囲を見回す。

次子「・・・」ジー
平乃「・・・」ジー
咲「・・・」ジー

うっ・・・。

通話を押し、三人の視線に背を向けてまるで恥ずかしい事のように
小声で話し掛ける。
小衣「何なのよ、シャーロック急に。びっくりするじゃない」

シャロ「あれ?小衣さんもしかしてお邪魔でした?」
小衣「う・・・いえ、別にいいんだけど」
シャロ「来週の日曜日、空いてますかぁ?」
小衣「えっ・・・」

それこそ以前に何十回となく繰り返されたやり取りだったけれど。
胸がどきっと跳ね上る気がした。

小衣「あ、空いてるわよ」
シャロ「じゃあ、渡したいものがあるんで横浜公園に来てください」

小衣「仕方ないわね。このIQ1億3千万の天才美少女が行ってあげるから
   感謝しなさい!」
シャロ「え?そんなにIQある人だったんですか?小衣さんすごいです!」
小衣「うっ・・・そういえば記憶がないんだったわね・・・調子狂うわ・・・」
シャロ「小衣さん、今度学校の宿題手伝ってください!」
小衣「あ、あほー!自分でやれ!」

シャロ「IQ1億3千万なら学校の宿題なんて楽勝じゃありませんかぁ」
   「それとも学校の勉強は苦手なんですかぁ?」
小衣「う、うるさいわね。このIQ130億の天才美少女明智小衣に不可能はないわよ!」
シャロ「うわぁ、すごいです!この短期間に100倍も増えましたー!」

咲「今のフレーズ聞くの久しぶりなう」

うっ・・・いつの間にか大声になってしまっていた。
小衣「あーわかったから電話切るよ!」
小衣「あと宿題は自分でやれー!」
シャロ「そんなぁここ・・・」プツッ

>>1氏、ターキーと鶏肉を間違える

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです

こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450628050/)

>>1を守りたい信者君が取った行動
障害者は構って欲しいそうです
障害者は構って欲しいそうです - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451265659/)

ハっと周りを見渡す。

次子「クク・・・」
平乃「・・・フッ」プルプル・・・
咲「笑いこらえるのに必死なう」

小衣「ちょっと何なのよ!何ニヤニヤしてんのよ!」

次子「フフッ・・・」
平乃「・・・」プルプル・・・
咲「ニヤニヤなう」

小衣「あーもーあんたたち!いいかげんにしなさいよー!」

(探偵学園)
シャロ「ああー、切られちゃいました」
エリー「オッケーでした?」
シャロ「はい。来てくれるみたいですー」
コーデリア「フフ・・・シャロは最近時々何だか寂しそうな顔してましたけど」

シャロ「え?そうなんですか?」
コーデリア「明智さんと話してる時は前みたいにいい顔になるわね」
シャロ「ええ?そ、そんな・・・」
ネロ「おやおやぁ?顔が赤いぞ?」
シャロ「か、からかわないでくださいネロぉ」

シャロ「と、とにかく小衣さんにはちゃんとお礼を・・・うっ」ズキ
エリー「シャロ?どうしたんですか?」
シャロ「・・・いいえ、何でもないですー」

そして1週間後。
待ち合わせ場所である横浜公園に、私は息せき切って向かった。
シャロはそこにいた。


荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450628050/)


>>1を守りたい信者君が取った行動
障害者は構って欲しいそうです
障害者は構って欲しいそうです - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451265659/)

シャロ「小衣さん」
小衣「シャーロック・・・」

あんなに色んな事を話そうと考えていたのに。
いざ逢ったら何を話していいのかわからない。

小衣「あ、あのねシャーロック」
小衣「えっと、ごめん。ずっと、ちゃんと謝りたかった」

シャロ「小衣さん?」

小衣「記憶はないと思うんだけれど・・・シャーロックが事故にあったのは」

小衣「わ、私のせいで・・・」

シャロ「いいえ、小衣さんのせいじゃありません」
シャロ「話はぜんぶ聞いてます。小衣さんは悪くありません」

小衣「そう・・・」

小衣「体の調子は大丈夫・・・?」

シャロ「ええ、どこも悪くありませんよ。ピンピンしてます」

小衣「それは良かったわ」

小衣「・・・」
シャロ「・・・」

会話が、続かない・・・。

以前はどんな話をしてたっけ?
こんな気まずい空気が流れた?
何がちがうんだろう?

シャロ「あっ、そうだ!」

気まずい沈黙を破るように、シャーロックが口を開いた。

シャロ「小衣さんにプレゼントがあったんです」

小衣「え?プレゼント?」

シャロ「ええ。退院祝いのお返し・・・と言っては何ですけど」

そう言えば、前もこんな事あったような・・・

シャロ「はい、どうぞ」

小奇麗な包装紙に包まれた四角い小さな箱。

シャロ「開けてみて下さい」

小衣「これは・・・」

・・・ゴディーバーのチョコレート。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・「プレゼントなら、ゴディーバーの高級チョコぐらい用意しなさいよ!」・・・

・・・見た目からして不ぞろいな、いかにも不味そうなクッキー。・・・

・・・「手作りクッキーですー。愛をこめてこころちゃんのために作りましたー」・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

シャロ「お口に、合えばいいんですけど・・・」

小衣「く・・・」
高級そうなチョコレートの箱の上に、水滴が二つこぼれる。
こんなの・・・欲しくない。

シャロ「小衣・・・さん?」

小衣「・・・て・・・う・・・な・・・」

シャロ「え・・・?」

小衣「こころさんって、言うなぁっ!」

大粒の涙が、止めようもなく両目からあふれ出てくる。
私は思った。

ああ、シャーロックの事こんなに好きだったんだ。

バカでドジで。

人に迷惑ばかりかけるダメダメ探偵。

だけど、自分に正直で。いつも真っ直ぐで。

無くしてから気づくなんて、私ってなんてバカなんだろう。

「前みたいにこころちゃんって言ってよぉ・・・シャーロックぅ~・・・」

ボロボロ・・・

>>100ミスです
無くしてから気づくなんて、私ってなんてバカなんだろう。

「前みたいにこころちゃんって言ってよぉ・・・シャーロックぅ~・・・」

ボロボロ・・・

シャロ「そんな・・・小衣さ・・・うっ!」ズキッ

シャロ「あ、頭が・・・っ!痛い・・・」

シャロ「あ、あ、あああ・・・・・・・っ!痛い!ああっ!」

小衣「しゃ、シャーロック・・・?」

シャロ「うっ・・・」

小衣「シャーロック?シャーロック?」

地面にしゃがみ込んでしまったシャーロックに必死で声をかける。

シャロ「こ・・・ころ・・・ちゃん?」

シャーロックの目がしっかりとこちらを見据える。

シャロ「こころちゃ・・・!」

私は直感した。シャロの記憶が元に戻ったのだと。

小衣「シャーロック・・・!」

シャロ「こころちゃーん!」

以前のように。

まるで、この一ヶ月近くなんかなかったかのように。

シャーロックが私に飛びついてくる。

シャロ「ごめんね・・・ごめんねこころちゃん・・・」

小衣「ばか・・・シャーロックのばかぁ・・・!」

お互い涙を流しながら抱きしめ合う。

小衣「今度、私のこと小衣さんって呼んだら・・・」
小衣「ぶっ飛ばすんだからね・・・バカシャーロック・・・グス」

シャロ「ごめん・・・ごめんねぇ・・・」
シャロ「シャロ、こころちゃんの事こんなに寂しい思いさせてたなんて・・・」
シャロ「もう絶対離しませんよ、こころちゃん・・・!」

小衣「・・・て・・・いえ・・・」ボソ

シャロ「え・・・?」

小衣「もっと・・・こころちゃんって・・・いえ・・・」カァァ

シャロ(・・・!)パァァァ

シャロ「こころちゃん!こころちゃん!」ギュゥゥゥ

シャロ「もう何百回でも言っちゃいますぅ!こころちゃーん!」

小衣「ふぅあ、あ・・・」ボロボロ・・・

嬉しいのに。涙がとめどなくこぼれ落ちてくるのはなんでろう。
私はなきながらシャーロックの腕にぎゅっとしがみついていた。

シャロ「こころちゃん」

小衣「・・・何」

シャロ「ふふ、言ってみただけですー」

その後、公園のベンチに腕を組んだまま腰掛けた。
シャロは肩に頭をもたせかけ、気味がわるいほど
ニヤニヤしていた。

シャロ「はぁ、シャロは幸せものですぅ~。
    小衣ちゃんをひとり占めですぅ」

もたせかけた頭をぐりぐりと押し付けてくる。

く・・・くく・・・。
冷静になるとかなり恥ずかしい。
顔に血が昇る。

シャロ「今日は思う存分、すりすりしちゃいますぅ」
   「1ヶ月分、取り戻さなくちゃですー」

小衣「くっ・・・。シャーロック!」

シャロ「ダメ・・・ですかぁ・・・?」

・・・っ。そんな目で見つめられると・・・。

小衣「い・・・いよ・・・」

シャロ「こころちゃん・・・!」

シャロの目がまるでライトのように輝く。

そう。これは病みあがりのシャロに対する同情なんだからね。
シャロにくっついてもらいたいとかそういうのは全然ないんだからね!

シャロ「こころちゃあーん!」
後ろからシャーロックに抱きつかれる。

小衣「く・・・」
シャロ「こころちゃん・・・こころちゃん・・・」
背中にほおずりされる。

シャロ「やっぱり、こころちゃんの匂いは落ち着きますぅ~」クンクン

小衣「ふ・・・う・・・」ゾクゾク
思わず変な声が出てしまう。

シャロ「髪の毛も、こころちゃんとシャンプーの
    香りが混じって・・・いい匂いですぅ…」クンクン

小衣「い、いちいち解説するなぁっ・・・」
ヤバい。心臓がどうにかなりそうだ。

シャロ「こころちゃんはこれからシャロの匂い嗅がれ奴隷ですぅ。
    色んな所をクンクンされちゃうんですぅ」

小衣「は、恥ずかしいこと言うなっ・・・」

シャロ「こころちゃんのうなじ・・・クンクン・・・」

小衣「ひっ!?」

うなじの匂いをかぐシャロの鼻先が触れる。
まるで電気が走ったかのように体がぴくりと動く。

シャロ「うふふ、ビンカンなこころちゃん・・・かわいいですぅ」

シャーロックは今きっと、物凄い発情顔になってるんだろう。
声で何となくわかる。

私は今どんな顔になってるんだろう。

シャロ「さて・・・今度はこっち向いてくださいこころちゃん・・・」
小衣「うん・・・」
シャーロックに正面を向かされる。

シャロ「うふふ。小衣ちゃんかわいいです」
正面からシャーロックに見つめられる。

小衣「・・・バカ」顔が真っ赤になる。

シャロ「・・・こころちゃん」
今度は正面から抱きしめられた。

小衣「・・・」
私も抱き返す。

シャロ「・・・ほおずりして、いい?」

小衣「・・・いいよ」

今までどんなにシャーロックがふざけて来ても、直接ほほとほほを合わせる
ほおずりだけはさせない様にしてきた。

お互いの何となくの暗黙の了解だったと思う。

けど、今は・・・。

シャーロックと思いっきり抱き合って、ほっぺたとほっぺたを
くっつけ合いたい。

シャーロックのぬくもりを、直接肌で感じたい。

シャロ「こころちゃん・・・ッ!」
小衣「シャーロック・・・!」

抱き合い、ほっぺたをくっつけ合う。
まるで一つになってしまえと言わんばかりの強さで。

シャロ「こころちゃん・・・こころちゃん!」
小衣「シャーロック・・・シャロ・・・!」

シャロが動くたび、頭の芯が痺れていく。
ほっぺたが、まるで火のように熱い。

きっと、シャロも同じ気持ちなんだろう。

ぎゅぅぅ、と抱きしめあう手に力が入る。

まるで、体ごと一つになれとばかりに。

シャロ「・・・うっ!」

小衣「あっ!」

何これ・・・頭が一瞬フワっとなって・・・。
腰が、がくがくする・・・。

シャロも同じような状態になったんだろう。
ぐったりとこちらに体を持たせかけてくる。

小衣「シャロ・・・トイズ使った・・・?」
シャロ「・・・ううん・・・きっとこれは・・・」

シャロ「愛の・・・奇跡ですよ・・・」

小衣「愛の・・・」

小衣「ぷふっ・・・」

似つかわしくないシャロのセリフに、思わず吹き出してしまった。

シャロ「あー!笑いましたね!ひどいですぅ」

小衣「だって、シャロが・・・『愛の奇跡』だなんて・・・くくっ・・・」

シャロ「もー。こころちゃん怒りますよ」

小衣「へえー。おっかなぁーい」ヘラヘラ

シャロ「・・・そんな減らず口たたく口は」
シャロ「こうやって塞いじゃいます。えいっ」

チュウウウ~ッ!

小衣「んむ~っ!?」

プハッ、ハァ、ハァ・・・

シャロ「・・・こころちゃん」

小衣「・・・ん」

シャロ「シャロの、・・・恋人になって下さい」




小衣「・・・ん」

それから数日後。

小衣「はぁ~?別に何もないって。あるわけないでしょ」

次子らに、シャロとあの日恋人同士になったのかと聞かれた。

小衣「しょっちゅう電話くる?いつもの事でしょ」

一応、シャロに口止めはしておいた。けどこんな電話たくさん寄越されちゃ・・・

小衣「ただシャロが私の事思い出しただけだっての。それだけよ」

次子「・・・なぁ小衣」

小衣「何よ」

次子「いつからシャーロックをシャロって呼ぶようになった?」

小衣「なっ・・・///(カァァァ)」

咲「・・・バレバレなう」

平乃「ぷふふっ・・・」

小衣「う、うるさい、うるさーいっ!」
次・平・咲「あっはっは・・・」なう」



その頃、探偵学園・・・

シャロ「うふふ、いっぱいできましたー」
シャロ「シャロの愛情たーっぷり篭ったクッキー、たーくさん作って持って行きますー」(大量)
シャロ「こころちゃん、待っててくださいねー」



【オワリンヌ】

おまけ

次子「はぁ?シャロとケンカした?」
小衣「そうよ。あのバカとはもう口利かない事にした」

ネロ「はぁ?小衣とケンカした?」
シャロ「そうなんです。もうこころちゃんなんか知らない!です」

次子「そう・・・(無関心)」
小衣「私何も悪くないし。まー、向こうから謝ってきたら仕方ないから許したげるけど」

ネロ「へぇ・・・(無関心)」
シャロ「こころちゃんってばひどいんですよ!まーきっとそのうち謝ってきますけど」

次子「・・・」パソコンカタカタ
小衣「大体シャロってばさ、バカだし所かまわず抱きついて来るし、この前なんかさぁ・・・」

ネロ「・・・」スマホイジリ
シャロ「大体こころちゃん手ーつなごうっていっても恥ずかしいから嫌だとか、それから・・・」

次子「・・・ウーン」ノヒ
小衣「・・・ってとこがかわいいんだよね。あ、かわいいとか別に変な意味じゃなくてさ、」゙

ネロ「・・・ウーン」ネガエリ
シャロ「・・・素直にならない時かあって、でも素直になった時なんかちょー可愛くて・・・」

次子「ピッピッ・・・あ、もしもし?出前お願いできますか?」
小衣「・・・でさ、私にメロメロなんだし絶対向こうから謝ってくるから。ほら見てなさい次子」

ネロ「ピッピッ・・・あ、もしもし?ピザの宅配お願いできる?」
シャロ「・・・でね、前なんかもうシャロがいないと生きてないって言ってましたから。今に向こうから謝ってくるはずです」

次子「天丼うめぇー(ガツガツ)」
小衣「・・・まったく、シャロのやつ意地っ張りなんだから。この小衣を30分も待たすなんて」イライラ

レロ「エビカレードリアうめぇー(モグモグ)」
シャロ「むむ・・・。強情っぱりなこころちゃんです。もう30分も経ちますー」イライラ

風呂行って来ます

あっ・・・
恥ずかしい・・・///

次子「ふぅ・・・食後のお茶は格別だわ」ズズ・・・
小衣「もしかして怒られると思ってる?・・・そんなわけないじゃない。ごめんって言えばすぐ許してあげるのに」

ネロ「ふぅ・・・ピザのあとはやっぱコーラだよね」グビグビ
シャロ「もしかして、シャロが怒ると思ってるんですかー?小衣ちゃんのこと怒るわけないのに・・・」

次子「・・・フンフン(マニキュア)」
小衣「・・・あー、謝るのならシャロの行きたい所一緒にいってあげるのに。何で謝らないかな」

ネロ「・・・フンフン(爪ヤズリ)」
シャロ「・・・もー、謝るなら小衣ちゃんのこといっぱいなでなでしちゃうのに。謝るましてあげません」

次子「フー」
小衣「そ・・・そろそろ1時間ね。もーいいかげん根をあげなさいシャロ!」ソワソワ

ネロ「フッ」
シャロ「うー・・・そろそろ1時間です・・・。こ、こころちゃーん・・・意地張るのやめてくださいー・・・」ソワソワ

次子「さーって、報告書書くか・・・」
小衣 ピリリ・・・「・・・!しゃ、シャロ!こっちこそごめんね!・・・あ、咲。いや。何でもない・・・」

ネロ「さーって、宿題やるか・・・」
シャロ ピリリ・・・「・・・!こ、こころちゃん!シャロが悪かったですぅ~!・・・あ。コーデリアさん・・・」

次子「・・・」カリカリ
小衣「・・・うーっ、もー怒った!シャロに文句言ってやる!」ピピピ・・・

ネロ「・・・」カリカリ
シャロ「・・・もーっ、こころちゃんの意地っぱり!一言いってやりますー!」ピピピ・・・

次子「・・・」カリカリイライラ・・・
小衣「・・・何で?何で通じないの!?通話中!?」

ネロ「・・・」カリカリイライラ・・・
シャロ「・・・どうして通じないんですかー?って通話中!?」

次子「うるさい!文句があるなら会って直接言え!」
小衣「つ、次子がうるさいから仕方なく行ってあげるわ。待ってなさいシャロ!」

ネロ「シャロうるさすぎ!明智と仲直りしてこいよ!」
シャロ「う~・・・ね、ネロが怒るから行ってきます。こころちゃーん、今行きますよ~」

次子「やっと集中できるわ・・・」カリカリ

バン
シャロ「こころちゃーん、シャロですよ~!」

ネロ「やっと静かになった・・・」カリカリ

バン
小衣「ダメダメシャロ!IQ1300阿僧祇の・・・」

次子・ネロ「いいかげんにしろ!」




【オワリーノ】

トリップ入ってないんですが

ついで

ネロ「で、結局ケンカの原因は何だったのさ」

シャロ「えー、どっちがどっちの赤ちゃん産むかですぅ」(シレっと)

ネロ「はぁ!?」

シャロ「もう、こころちゃんったら自分が産むって・・・シャロが産むって言ってるのに」

>>174
ええ。もう面倒なのでこのままで

あ、アンカミスりました。
>>173です。

ネロ「あのなぁ、シャロ。女同士じゃ子供が・・・」

シャロ「あれ?ネロは知らなかったんですか?」
   「そういうトイズ使える人がいるらしいんですぅ」

ネロ「」

シャロ「うーん、子供の名前どうしましょうか。こころちゃんと相談です~」

ネロ(・・・どうなってんのこの世界)



アンリエット「・・・」キラーン

【本当の本当にオワリンチョ】

色々修正したいとこありますけれど・・・小衣の名前とかトリップとか。
これでひとまず終わります。見てくれた人、色々指摘してくれた人ありがとうございました。
次回あればまたよろしくお願いします。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom