雪乃「私はもう・・・だから二人だけでも」

結衣「駄目だよそんなこと・・・ゆきのんも一緒に・・・ほら瓦礫どかすから、匕ッキーも手伝って」

雪乃「瓦礫に足が挟まってるだけじゃないの・・・もう下半身の感覚が何もないの。多分潰れてるのね」

結衣「で、でも」

八幡「黙れ！はやく逃げるぞ！

結衣「そ、そうだよみんなで一緒に」

雪乃「地震がまた来るかもしれないわ！・・・だからお別れよ」

結衣「お別れなんて言わないでよ！」

八幡「くっああああああ俺はもう逃げるぅぅ！」

八幡「うっひゃぁぁぉぁ」

結衣「ヒッキー！そんなに暴れたら」

雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん上！」

結衣「え？」ﾄﾞｽﾝ

雪乃「由比ヶ浜さんがぺしゃんこに」

雪乃「比企谷君！貴方のせ・・・」

雪乃(いえ私がこんなことにならなければ・・・それにこんな状況だもの)

雪乃「逃げて・・・比企谷く」

雪乃「いない・・・逃げたのね。助かるといいけれど」


雪乃「でも・・・一人は嫌・・・誰か誰か・・・比企谷君たすけ・・・て」

雪乃「」











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