阿武隈「……」グチャァ
提督「ふぅ」スッキリ
阿武隈「んもー! なんでいっつもいっっっつも、あたしの前髪くしゃってするんですかー!」プンスカ
提督「なんか手頃な位置にあったから」
阿武隈「ばかー!」
提督「わりーわりー」
阿武隈「悪いって思ってる顔してませんー! もー!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450604099
提督「お前の前髪がぐちゃりたくなるようなかたちしてんのが悪い」
阿武隈「あー。開き直ったー」プンプン
提督「開き直りましたー」ベー
阿武隈「子どもみたい。ふんだ」プイ
提督「お前に言われたくないし」
阿武隈「阿武隈は子どもっぽくなんかありませんー」
提督「いやもうその言い方がチャイルディッシュだろ」
阿武隈「セットにどれだけかかると思ってるのぉ? もー」ナオシナオシ
提督「マルロクマルマルからマルナナマルマルまで約一時間」
阿武隈「それがわかっててなんでぐちゃるんですかー!」ムキー
提督「……別に。なんとなく。理由なんかねーし」
阿武隈「ワケもなく人の前髪いじらないのー!」
提督「えっワケあったらいいのか」ガタッ
阿武隈「だーめー! ワケあってもだめなのー!」
提督「あれだ。声だよ、声」
阿武隈「声ぇ?」
提督「お前の声が悪い。なんかこう、いかにも『いじってください』って感じの声してんのが悪い」
阿武隈「えぇぇ。どんな声ですかそれぇ?」
提督「……」ワシワシ
阿武隈「んんぅ! んんぅぅー!!」ギロッ
提督「ほらそういう声」
阿武隈「納得いきませぇん……」ブーブー
提督「っと、そうだ。書類書かなきゃな」
阿武隈「……」
提督「……」カキカキ
阿武隈「じー」
提督「……なに見てんだよ」
阿武隈「漢字ー」ジー
提督「……」カキカキ
提督「ほい『阿部隈』」
阿武隈「はい出ました。ありがちな間違い出ちゃいましたぁ」
提督「『阿武熊』」
阿武隈「確かにそっちの方がやや強そうだけども」
提督「『虻熊取らず』」
阿武隈「ことわざになっちゃった」
提督「『クマー』」
阿武隈「『あぶ』さんいない! 漢字ですらない! 某一番艦に怒られる!!」
提督「」ニヤニヤ
阿武隈「んもー! んもーんもーんんぅもー!!」プンスカ
提督「どうどう」ニヤニヤ
阿武隈「子日ちゃんや漣ちゃんは間違えないくせにー!」
提督「……」
阿武隈「なんであたしだけー!?」
提督「……別に? 特に理由はないけど? なんとなくですけど?」
阿武隈「提督はあたしのこと侮りすぎですっ。あたしが誰だかわかってるんですか?」プンプン
提督「阿武隈だろ」
阿武隈「何水戦の阿武隈ですか?」
提督「十二水戦ぐらい?」
阿武隈「一! 水! 戦! 第一水雷戦隊旗艦の阿武隈ですぅー!」
提督「へーそーなんだー知らなかったー」
阿武隈「ウソだー絶対知ってたー! ぜぇぇったい知ってたくせにぃー!」
提督「一水戦がすげーのはわかるけどさー」
阿武隈「けどさーじゃなくてっ」
提督「だって阿武隈だし」
阿武隈「むぅ。あたしだって進化の時だもん。その書類持って工廠行ったらパワーアップだもん。練度75だもん」
提督「でも阿武隈だし。そんな大した改装になんねーべ」つ書類
阿武隈「むー、だったら見ててくださいよ? 改装終わったらキスカ行ってきますから! 今度こそちゃんとお仕事してきますからぁ!」フンス
提督「……いや、そんな気張んなくても。帰ってこいよ。まずは無事に帰ってこいって話で」ボソボソ
阿武隈「提督のこと見返してやるんだからー!」ムキー
提督「……」
阿武隈「……」ボロッ
提督「……」
阿武隈「……んふ」ニヨ
提督「……」
阿武隈「第一水雷戦隊、ただいま帰投しました」ビシッ
提督「……」
阿武隈「ケ号作戦、成功です! 大! 成! 功! 見てましたかぁ提督ぅ? あたしやりましたよぉ?」ニッコニッコ
提督「ああ、見てた……っつーか、聞いてたっつーか」
阿武隈「んふ、んふふふふぅー♪」ニヨニヨ
提督「……なんだよ」
阿武隈「へ?」
提督「なんだよ、お前。いつの間にそんな、すごくなってんだよ」
阿武隈「い、いつの間にって。だから改二になって」
提督「そういうんじゃなくて……いや、いいや。なんか自分が恥ずかしくなってきたわ」ハァ
阿武隈「??? なんでですか?」
提督「なんでもいーんだよ。お前には関係ねーよ」プイ
阿武隈「この流れで関係ないってことないと思うんだけど……」
提督「いいから。もうこの話終わり。な」
阿武隈「うーん?」
提督「とにかく。阿武隈、すごいよお前。その……見直した」
阿武隈「ふふーん」ドヤァ
提督「見直したってのは実は違うんだけ……ああいやなんでもねえ」モゴモゴ
阿武隈「? なんか言いましたぁ?」
提督「あ、い、いやいや。さすがは音に聞こえた一水戦の阿武隈さんだ、もう気軽に髪なんか触れねーな、ってよー」ペラペラ
阿武隈「え……」
提督「えっ?」
阿武隈「……あっ」
提督「……」
阿武隈「あ、ぅ///」カァァァ
提督「……」
阿武隈「え、えと……///」モジモジ
提督「……」
阿武隈「な、なし! 今のなしで! あの、えっと、とにかくなし」
提督「うっせばーか。うりうり///」ワシワシ
阿武隈「んひゃうぅん!?///」ビクッ
グシャッ
阿武隈「あー! あーあーあー!」
提督「うるせーよ」ワシワシ
阿武隈「やったー! やってるー! 現在進行形でやってるー! もうやんないって言ったのにぐちゃってるー! なんでですかもぉぉぉぉ!!」
提督「お前がいかにも『やってください』ってツラしてんのが悪いんだよ!!」ワシワシワシ
阿武隈「どどっどんな顔ですかー!!///」
提督「そそっそんな顔ですー!! い、嫌なら抵抗してみろばーか!!!///」ワシワシワシワシ
阿武隈「い、い、嫌ならそんなのとっくにしてますぅー!!!///」
提督「は、は、は、はああああああ!!? んなななに言ってんだこいつ、あ、阿武隈のくせになに言ってんだよっ!!!!///」ワシワシワシワシワシ
ワシワシグシャグシャギャーギャーイチャイチャ
長波「結局さぁ」
秋雲「あれって好きな子相手に素直になれなくて、ついイジメちゃってるだけだよねー」
夕雲「そうみたいねぇ」
島風「ふーん。提督ってお子さまだね!」
夕雲型「「「……」」」
響「そうだね、お子さまだね」
前作↓
北上「んー」提督「んー?」
北上「んー」提督「んー?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446360916/)
はいお久しぶりでごぜーます
今回は噛めば噛むほど味が出るスルメ系艦娘こと阿武隈スレです
「んぅ!」くるおしいほどすき
このスレも申し訳ないですが二三回やってサクッと終了です
それではまたよろしくお願いいたします
ご一読ありがとうございました
P.S.
秋雲って夕雲型だったっけ(痴呆)
なんと、23回もやってくれるのか
それは楽しみだ
乙乙
なんかいぢめたくなるよね阿武隈
乙
実に素晴らしい
阿武隈レベリング頑張れるわ
甲標的の先制雷撃だべ!
阿武隈「んぅ~」イジイジ
提督「なんだよ鬱陶しいな」
阿武隈「一水戦の子たちのことなんですけどぉ」
提督「ああ」
阿武隈「あたしの指示に従ってくれませぇん……」グスッ
提督「そりゃあ阿武隈だしな」
阿武隈「んんぅー!」プクー
阿武隈「あたし強くなりましたよねぇ!? そこは提督も認めてくれましたよねぇ!?」
提督「あー。んー」キョロキョロ
阿武隈「目を見て喋る! はっきりする!」
提督「……強くはなったし、貫禄みたいなもんが出てきたなーとは思う」
阿武隈「うんうんっ」
提督「だが阿武隈だ」
阿武隈「『だが』じゃなくぅー!」プクー
提督「しょうがない。練度が上がろうが改二になろうが阿武隈は阿武隈だ。今のままの、ありのままのお前でいいんだよ(棒)」
阿武隈「もっと別のシチュエーションで聞きたかったんですけどぉ! そのセリフー!」
提督「阿武隈は阿武隈という概念なのだ。駆逐艦から敬われないというアイデンティティーなのだ」
阿武隈「駆逐艦以外からもほとんど敬意払われたことないんですけどぉ! 具体的に言うと目の前の人とかぁ!」
提督「どうどう」
阿武隈「んっんんぅ~!!」プンスカ
提督「……」
阿武隈「……」
提督「……」
阿武隈「……ぷんすか」チラッ
提督「なぜ口で言った」
阿武隈「あのぉ」
提督「んだよ」
阿武隈「なんか最近、提督、全然……」
提督「……んだよ」プイ
阿武隈「……」
提督「……」
阿武隈「ま……」
提督「……」
阿武隈「ま、ま、ま……」
提督「……」
阿武隈「ま、えが、み。あたしの前髪っ、いじって、こないなぁ、って?」ウワメヅカイ
提督「結局言い切りやがったよコイツ! そこはお茶濁しとけよお前ェ!!」バンッ
阿武隈「!?」ビクッ
提督「……」
阿武隈「」パチクリ
提督「お前がやんなっつったんだろ」
阿武隈「ん、と。まあそうなんですけど」
提督「じゃあなんの問題もないだろ。やめろって言われたからやめたんだよ。文句あるか。あるか? ないな? よしないな」
阿武隈「……」
提督「じゃあこの話終わりな。あー忙しい忙しい年の瀬は忙しいなー」
阿武隈「提督」
提督「……だから、なんだよっ!」
阿武隈「ごめんなさい」ペコリ
提督「は?」
阿武隈「あたしが悪かったです。謝ります。ごめんなさい」
提督「え? は、え?」オロオロ
阿武隈「……」
「て、提督に、前髪。さわって、ほしい……です」
提督「」
阿武隈「///」
提督「」
阿武隈「//////」
提督「」スッ
阿武隈「」ビクッ
提督「」サワサワ
阿武隈「あっ、ん、んぅ///」プルプル
提督「……」
チュッ
阿武隈「へっ」
提督「……」プイ
阿武隈「あ、う、ん? んんぅ?」キョトン
提督「うるせぇよ」
阿武隈「ええ? えええええええ? あ、あの、あのあのあの、提督っ?」
提督「うるせぇよ」
阿武隈「いっいまあたしの、あたしのおでこ、ちゅっちゅちゅちゅちゅちゅ///」
提督「うるせぇって」
阿武隈「ちゅー……されちゃったぁ……///」フニャリ
提督「だからうるせぇっつってんだろ!!! なんでいちいち口に出すんだよお前はァ!!!///」カァァァァ
提督「ああ好きだよ! お前が好きだよ阿武隈! お前が好きで好きでしょうがなくて、ついちょっかい出したくなっちまって、だからお前のこと事あるごとにいじめてたんだよ! これで満足か!?」ゼェゼェ
阿武隈「ちょ、落ち着いてください提督ぅ! 誰もそんなこと聞いてませんから!」
提督「『そんなこと』とはなんだ『そ ん な こ と』とはァ!!」
阿武隈「理不尽っ! だ、だいたい今、好きとか嫌いとかの話じゃなくなかったですかぁ!?」
提督「好きとか嫌いとかの話なんだよ!!!」
阿武隈「……ぅ」
提督「はぁ……ふぅ……」
阿武隈「……」
提督「……お前が好きなんだよ」
阿武隈「んぅ゛っ」ピク
提督「今、どうしようもなく、お前のこと考えると、喉のところがカラカラになって、どうにもなんねえんだよ」
阿武隈「……」
提督「あーちくしょー……なんでこんなことになってんだよぉ俺は……それもこれもお前がだな、阿武隈」
阿武隈「……」コソコソ
提督「おい、人の話聞いてんのかお前……いや聞いてなくてもいいんだけどね? むしろ聞かなかったことにしてくれても全然いいんだけどね?」
阿武隈「ね、てーとく」
提督「んだよ」
阿武隈「あたしが今、なにしてたかわかりますかぁ?」ニコ
提督「なんか髪いじってた」
阿武隈「あのね? ちょっとだけ、崩しても、直しやすい髪型にしてみました」
提督「……違いがよくわかんね」ジー
阿武隈「だったらぁ……さわって、みますぅ?」ニヘラ
提督「んっぅ!」ゲホゴホ
阿武隈「提督だけ、ですから」
提督「なっ、なにを」コホ
阿武隈「あたしの前髪、さわっていいの、提督だけですから」
提督「!」
阿武隈「北上さんにも、駆逐艦の子たちにも、さわらせてあげません」
提督「……」
阿武隈「くしゃってしていいの……て、提督、だけ、ですから///」モジモジ
提督「……はぁ」
グシャッ
提督「……」
阿武隈「……」
提督「……」グシャグシャ
阿武隈「んぅ♪」
提督「なに喜んでんだマゾかよオメー」グシャグシャ
阿武隈「違いますーマゾじゃないですー♪」
提督「じゃあ変態か」ワシワシ
阿武隈「違いますー♪」
提督「なら阿武隈か」ワシワシ
阿武隈「違いま……ませんぅ阿武隈ですぅ!」プンスコ
提督「……」ナデナデ
阿武隈「……」
提督「……あーもう。好きだ///」ナデナデ
阿武隈「……んぅ。あたしもぉ///」フニャー
艦!
我ながらあきれるほどの遅筆で申し訳ない
なんとなく不完全燃焼なので年明け頃にもう一回、小ネタでイチャつかせて終了です
ご一読ありがとうございました
阿武隈「提督ー!? なにしてるんですかぁ!? やめてくださいよほんともー!」
かわいい(確信)
〈謹賀新年〉
阿武隈「あけまして、おめでとうございますっ!」
提督「おう、おめでとう」
阿武隈「今年も阿武隈と、一水戦のみんなを、どうぞよろしくお願いいたしますっ」ペコリ
提督「えー。一水戦はともかく、お前をよろしくしなきゃなんねーの?」
阿武隈「……んふ、ぇへ」
提督「なにニヤけてんだ気持ち悪いやっちゃな」
阿武隈「いーえぇ? 今年も提督の憎まれ口を、いっぱい、何事もなく聞ける一年なんだろうなぁって思ったら。んぅ、ふふっ」ニヘラ
提督「……」
阿武隈「そ、それに。提督のこっ、恋人として迎えられた、記念すべき新年ですしぃ?///」モジモジ
提督「なっ! お、おま、恋人って///」
阿武隈「……違うんですか?」シュン
提督「あ、いやその。ち、違わねえけどさ///」
阿武隈「んっふふぅ♪」ニコー
提督「」イラッ
阿武隈「♪」グシャア…
提督「あームカつく。なにがムカつくって、ぐちゃってもなんのダメージにもなってないってのがムカつく」グシャグシャ
阿武隈「もっとー♪」
提督「調子に乗ってんじゃねーぞ阿武隈の分際で! こんなんで人の弱み握ったと思ったら大まちが」
阿武隈「てーとく♪」
提督「あん!?」ガルル
阿武隈「だーいすき♪」
提督「……………………俺もだよ///」ナデナデ
阿武隈「んぅ♪」
艦!
〈鎮守府には大天使しかいないのか(歓喜)〉
阿武隈「えへへ。これからはぁ、なーんにも我慢せずにぃ、思う存分いちゃいちゃできますねっ」
提督「い、いちゃ……そもそもなんか我慢してたのかよお前」
阿武隈「……提督って、あたしに対しては、すごく当たり強かったですから」
提督「ぐ」グサ
阿武隈「じゃれ合いの延長線上だって、なんとなくわかってはいましたけど。でも、ふとした時にちょっと、本当に嫌われてるんじゃないのかなーって、不安になることもあってぇ……」ウルッ
提督「うぐぐぐぐっ」グサグサ
阿武隈「あっ。い、今はもう大丈夫ですよぉ? だ、だって気持ち、通じ合ってるってわかってますもん」モジモジ
提督「……」モンモン
阿武隈「提督?」
提督「いや、ダメだ。それじゃあ俺の気がすまねえ。くっそ、つくづく自分のガキっぽさが嫌になるぜ……」ハァァァ
阿武隈「そういうとこもあたし的にはOKなんだけどなー」
提督「だからそういうことをいちいちカギカッコ付きで発言すんのやめろォ!!!///」
提督「はー、はー……おい阿武隈、なんかワガママ言え」
阿武隈「んぇ?」
提督「なんでもいいから、なんか言え。してほしいことあったら、なんでもしてやる。一回だけ。一回だけだけどな? でも、うん。まあしてやるからほら言え」
阿武隈「んー」
提督「はよ。恥ずいんだからはよ。俺の気が変わる前に」
阿武隈「じゃーあー」
提督「お、おう」ゴクリ
阿武隈「あたしの前髪ぃ、いっぱいさわってぇ?」ニコー
提督「……はい? い、いつもやってることだろ、それ?」
阿武隈「んぅ。だからですっ」
提督「???」
阿武隈「いつもあなたにやってもらってることがそのまま、あたしのしてほしいことです。だからあなたは、いつでもあたしの望みを叶えてくれてたんですよ? なーんにも気にすることなんてないんだから」ニコッ
提督「……」
阿武隈「ね? だーかーらー、はーやーくー♪」
提督(もう俺、こいつに一生勝てないかもしんねー……///)ワシワシ
艦!
〈後ろ髪〉
阿武隈「……」
提督「……」
阿武隈「てーとく」
提督「あん?」
阿武隈「んっ」デコッ
提督「……」
グシャッ
阿武隈「んぅふふぅ♪」
提督「……」グシャグシャ
阿武隈「あふぅ///」
提督「……」ワシワシ
阿武隈「んーんんー///」
提督「……」ピタッ
阿武隈「んっ。んー!」
提督「……」グシャー
阿武隈「んぅ♪」トローン
提督「……」
ダキッ
阿武隈「きゃん!?」
提督「……」
阿武隈「て、提督? どうかしましたかぁ?」ドキドキ
提督「いつもいつも前髪ばっかだからたまには後ろ髪も触りたくなった悪いか悪かったな俺が悪ぅございましたぁ」ペラペラ
阿武隈「……」
提督「……」
阿武隈「ん~///」スリスリ
提督「こほんっ///」
阿武隈「てーとく?」
提督「んだよ」
阿武隈「あたしの後ろ髪、さわってみてどうですかぁ?」
提督「……なんかヤバい。いい匂いする」
阿武隈「それ後ろ髪だけの感想じゃなくないですかー?」
提督「うっせ」ワシワシ
阿武隈「……ふふっ」クスクス
提督「笑ってんな!///」
艦!
〈目指せバカップル天下一〉
阿武隈「どこかの鎮守府ではぁ、提督夫婦が『づほ』『ダーリン』って、お互いのこと呼んでるらしいです」
提督「帝国海軍はじまってんな……」
阿武隈「そこでぇ。あたしのこともぜひ『あぶ』と」
提督「くたばれアホンダラ」ペッ
阿武隈「そこまで言われるほどのこと言いました!?」ガーン
提督「いやもうね、頭悪すぎてね。なんだよ『あぶ』って虫か。羽虫か。まあ触覚みたいな髪型したお前にゃお似合いかも」
阿武隈「だぁりんっ♪」ニコー
提督「……」
阿武隈「えへ。これ、結構恥ずかしいですねぇ?///」テレテレ
提督「……」
阿武隈「言い出しておいてなんですけど、あたしにはちょっと合わないかも。やっぱり今まで通りでいいかなーって、ごめんなさいたった今思いましたぁ」エヘヘ
提督「あぶ」
阿武隈「へ」
提督「好きだ、あぶ」
阿武隈「は、い? て、てーとく?」
提督「あぶ愛してる」
阿武隈「んぅ!? んんんんんー!?///」
提督「ケッコンするぞあぶ。ほら指輪。書類」
阿武隈「!?!?!? あ、あのぉ! まだ練度ちょっと足りっ、たりたりたり///」グルグル
提督「じゃあカッコカリじゃなくていいから役所行ってガチ結婚するぞあぶ」
阿武隈「あわ、あわわわわわわわわわわわ///」パクパク
提督「ぎゃあぎゃあうるせえさっさと嫁になれお前が可愛いすぎんのが悪いんだよバァァァァァカ!!!!!///」
阿武隈「理不尽っ!?///」
艦!
_______
/ \
/ ,.. -‐‐- 、 \
}∠,..完__これ_ \ \
/.:.:.:./ \|\:.:.:.\\ ,
,′i:/n n\i:.:.:.:.i‘, }
. i:人| U U l:.:.:Λ:‘,/
<人( ,':.:./__):.∠ニZ
/:.个: . __▽__ ,./:∠:._{>o<} <結局バカップルじゃねーか!
{:.:.:‘,( ) ( )__L/´ /:.:.|
人:.:.:.: (・x ・l ト--{〉 ノi:.:./
`¨¨´| |___,.{ 、_,.ノ
| | \
| |___ __/
/ | |_|
⊂ノ⊂ノ 」.|
新年あけましたおめでとうございました
声がへ……個性的で可愛い阿武隈スレ、これにて完結です
改二の漢字の下りの「書いてみて? んぅ!」で落とされたクチでした
次はもう大鯨で決めてるんですが、一月中は割と地獄なのでやっぱりしばらく来れません
忘れた頃にやってくるので忘れてやってください
では夕雲型と間違えてしまった某陽炎型に謝罪しつつ、今スレも〆とさせていただきます
ご愛読いただいたみなさま、今年もこんな不定期SSでよければよろしくお願いいたします
ごめんねオータムクラウド先生
馬鹿1「ageちゃうぞ~」
馬鹿2「馬鹿に見つかるからやめろ!」
このSSまとめへのコメント
仕事中に砂糖撒き散らしたわ!!ヽ(`Д´)ノ
阿武隈ちゃんカワイイ!!!
阿武隈みたいに、何かいじめたくなる女の子っているよね
みりんはきそうそ
名取や由良が義姉か…素晴らしいなすばらしい
あ^〜
壁・・・・壁はどこだ!!!早く!
オロロロロロォ(砂糖)
次スレはまだか・・・(砂糖欠乏)
※8
酉変わってるけどもう来てるよ
磯風スレだった
タイトルくれよ
提督「磯風の手料理が食べたい」磯風「!!」