ひたぎ「阿良々木君、聖杯戦争をしましょう。」(82)

暦「聖杯戦争?なんだそれ?」 

ひたぎ「7人のサーヴァントとマスターが願いが叶う聖杯をかけて戦争
    をするのよ。」

暦「サーヴァントってなんだ?」

ひたぎ「過去に活躍した英雄よ。アーサー王とかセ○ロスとか。」

暦「2人目の方は出しちゃいけないだろ!」

ひたぎ「あら、だめなの?じゃあ人類最古の英雄で我慢するわ。」

暦「どっちにしてもスペックが鬼畜だぁ!」

ひたぎ「ちなみに今回は2人1ペアでマスターをするらしいわ。」

暦「どうやって決めるんだ?」

ひたぎ「くじびきで当たった人がきめるわ」

・・・教会

綺礼「よく集まってくれた。14人のマスター諸君、集まってもらったのは他でもない
   マスターのペアを決めるためだ。それではその箱からくじを引いてくれたまえ。」

暦「こんな事しなくても最初から7人にすればいいのに・・・」ブツブツ

ひたぎ「早くしなさい阿良々木君まだ後ろが13人もひかえているのよ。」

暦「はいはい。」ゴソゴソ

暦「赤いくじだな。」

ひたぎ「黄色いくじね。」

八九寺「紫のくじですね。」

駿河「私は青いくじだ。」

千石「茶色のくじだね。」

羽川「私は白いくじですね~」


火憐「私は青紫だな。」

月火「私は黒いくじだね。」

余弦[赤茶色やな。」

余接「レモン色だよ 僕はキメ顔でそう言った。」

貝木「金色だな。」

押忍「オレンジ色だね。」

忍「黄土色だの。」

綺礼「では私もくじを引こう。」

暦「監督役もマスターするの!?」

綺礼「監督役と言うのは名義だけで今回は聖堂協会の上層部が監督をしている。」

暦「そうなのか。」

綺礼「それにマスター足りないジャン?」

暦「さっき性格が思いっきりぶっちゃけましたよね言峰さん!」

綺礼「そこは気にしないでくれ。それと私は緑だ。」

余弦「で、どれがあたりくじなんや?」

綺礼「それはもう一つ誰かがくじを引いてくれたまえ。」

ひたぎ「私が引くわ。」

一同「ずるいぞおい!」

ひたぎ「赤くじね。」

一同「無視すんなぁ!」

ひたぎ「で、赤くじは誰?」

暦「僕だけど。」

ひたぎ「じゃあ阿良々木君、組みたい人を決めなさい。」

暦「じゃあ、戦場ヶ原で。」

ひたぎ以外女一同「(爆発しろよ)」

その他ペア・・・八九寺&羽川
         貝木&綺礼
         ファイヤーシスターズ
         千石&神原
         余弦&余接
         押忍&忍

綺礼「では各々自らの願望実現のために頑張ってくれたまえ。
    とはいっても私もマスターだがね。」

・・・・ワサワサ

暦「じゃあこれからどうする?」

ひたぎ「何って、サーヴァントを召喚するに決まってるでしょう。ところで阿良々木君
     あなたの手の甲に変な模様あるでしょう?」

暦「あるけど、これって何か使うのか?」

ひたぎ「それは令呪といってサーヴァントに対する絶対命令権よ。3度だけ使えるわ。」

暦「そんなものだったのか。じゃあ戦場ヶ原、召喚を頼む。」

ひたぎ「その前にカバンの中になんか化石があるでしょう?それを
    とって頂戴。」

暦「ああ、だけどこんな物、何に使うんだ?」

ひたぎ「それは聖遺物といってそれに縁のある英霊を呼べるのよ。」

暦「へー、でその聖遺物で何が呼べるんだ?」

ひたぎ「英雄王ギルガメッシュ。人類最古の英雄である意味最強のサーヴァントよ。」

暦「そんなすごい人物の遺物をどこで手に入れたんですかガハラさん!」

ひたぎ「昔旅行に行った時拾ったのだけれど、調べてみたら聖遺物だったのよ。」

暦「凄い偶然だったの!?」

ひたぎ「話もこれくらいにして早く召喚しましょう。」

暦「そうだな、戦場ヶ原頼む。」

ひたぎ「ええ、閉じよ×5・・・・」ブツブツ

ギル「問おう、貴様が我のマスターか?」

ひたぎ「そうよ、そこのごm・・・いえ私の彼氏が貴方のマスターよ。」

暦「今僕のことをゴミって言おうとしましたよねぇガハラさん!」

ひたぎ「いえ、言ってないわよ。それよりギルガメッシュ貴方宝具は何を
    持っているの?」

ギル「王に対する態度とは思えんがまぁマスターだ。許そう。我の宝具は
   まぁ実践で見せた方が早かろう。」

ひたぎ「そうね要らないことで魔力を浪費するものではないものね」

暦「ところでアーチャー、一つ頼みたいことがある」

ギル「ん?、何だ申してみよゴミ。」

暦「マスターをゴミって言うなぁ!」

ギル「そこの女はゴミといっていたぞ?」

暦「あれはただ毒舌なだけだ!」

ひたぎ「あら阿良々木君?私は毒舌じゃなくてツンデレよ。」

暦「僕には罵倒にしかきこえねぇよ!」

ギル「まぁ痴話喧嘩はそこらへんにしておけよ。で、頼みたいこととは何だ?」

暦「そうだったな。簡単に言うと今はそのままでかまわないけど戦闘中は
  危なくなったらすぐに逃走してくれ。」

ギル「まぁ留意はしておこう」

暦「あとまだ自己紹介してなかったな。僕は阿良々木暦だ、よろしく。」

ひたぎ「戦場ヶ原ひたぎよ。」

ギル「うむ、でこれから何をするのだ?」

ひたぎ「あなたはしばらく問題さえ起こさなければ霊体化して自由に出歩いてきて
     いいわよ。但し呼んだ時はちゃんと来て頂戴。」

ギル「了解した。それとコヨミ、あとで話がある入口の方まで来い。」

暦「いいけど。」

ひたぎ「で、これからも方針だけど、しばらく様子見に徹するわ。
     敵について何も分からないままサーヴァントをぶつけるわけには
     いかないもの。」

暦「そうだな。偵察は僕とお前で使い魔を妥当な場所に飛ばしておこう。」

ひたぎ「そうね。じゃあ方針も大体かたまったことだし、アーチャーの所にいったら?」

暦「そうだな。」

暦「おーいアーチャー、来たぞ。」

ギル「早かったな。」

暦「まあな。で、話って何だ?」

ギル「うむ、単刀直入に言わせてもらうとだな、お前たち二人、過去に何かしら
    不幸があったであろう?」

暦「・・・・・・なんで分かった?」

ギル「目がそういっておる。それに人の本質を見抜くのは得意なものでな。
    で、過去に何があった?」

暦「あまり言いたくはないけど仕方ないどうせ分かることだし。
   分かりやすく言うとまぁ今の僕は半ば不死身に近い。」

ギル「ほう。なにやら面白い事があったようだな」

暦「面白い事じゃないけどな。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ギル「そうか。だがその忍とかいう吸血鬼を消せば済む話なのではないか?」

暦「そうはいかない。あいつは僕が一生背負うって決めたんだ。それに僕の罪そのものだからな。」

ギル「お前も面白いやつだ。まぁ不死身ならば戦闘中でもそこまで気を配る必要
    はあるまい?」

暦「場合によるな。跡形もなく吹っ飛ばされそうなのはまずい」

ギル「それも留意しておくとしよう。で食料やら金はどうするつもりだ3人生活
    していて保つほど貴様の財布は潤っていまい?」

暦「そうだな。それも今かんがえてる。」

ギル「我の財宝の中身を0.01%くらいならやるぞ。」

暦「本当に困ったら頼む。」

・・・・・余弦ペア本拠地

余弦「しっかし面白い事もあるもんやな~かの有名なアーサー王が
    まさか女やったとは・・・」

余接「世の中なにがあるか分からないものだよ。お姉ちゃん。僕はキメ顔
    でそう言った。」

セイバー「その事はもう良いでしょうヨズル。それで、これからの方針は
       どうするのですか?」

余弦「そうやな~まぁ最初の内は適当に偵察しながら会敵したら
    各個撃破って感じでいいんやないか?」

3日後・・・・・・

月火「偵察に撤するにしてもなにか行動しないとっていったけど
    まさかいきなり戦いにでるなんて・・・・正体もわからない敵に
    突っ込むなんて危険すぎるよお姉ちゃん。」

・・・・その頃神原ペア本拠地

火憐「ここが神原の本拠地か~。隠れるには絶好の場所だな。
    まぁ全部壊して見つければいいんだけど。」

10分後

火憐「おっかしいな~今出かけてるのかな~?まぁそれはそれで戦略的
    有利なはずだし。」

・・・・・3時間後

神原「え~となにがあったんだ?」

撫子「どどどどうしよう私達これからどうすれば・・・」

神原「よし!新しい本拠地を探そう!バーサカー!」

ランスロット「・・・・・・・」

神原「新しい本拠地になりそうな所を探すから手伝ってくれ。」

撫子「見つけたら教えてね。」

ランスロット「・・・・コクコク」

神原「じゃあ千石ちゃん!新しい家を探しに行こうではないか!」

・・・・同時刻貝木ペア本拠地

貝木「で、俺たちはアサシンに諜報をさせ。」

綺礼「十分な情報を集めてから抹殺に移る。」

貝木「作戦としては上等だがこれには少しばかり穴があるぞ
    言峰綺礼。」

綺礼「と言うと?」

貝木「いくら気配遮断のスキルがあるとはいえトラップを幾重にも重ねた
    工房には侵入できまい。それにいざ暗殺するとなっても
    アサシンの戦闘能力は他のサーヴァントに大きく劣る。」

綺礼「それなら私が同行して抹殺に行こう。マスターの相手なら容易い。」

貝木「そうか。では後の戦略は展開に応じて順次立てていくと言う
    ことでいいな?」

綺礼「異存はない。」

貝木「では解散だ。」

押忍「で、僕達はどうする?忍ちゃん?」

忍「うむまず儂は主様には逆らえぬ。そこは後回しにするとして
  今は偵察に撤するべきじゃろうな。」

押忍「まぁ僕には別に願い事なんてないんだけどね。」

忍「それでもとりあえず勝手損はあるまい?」

押忍「そうだね。」

イスカ「で、余は何をすればよいのだ?アロハシャツ。」

押忍「ライダーは霊体化してなら出歩くのについてきて構わないよ。」

イスカ「そうか!また現代の街が見られるとはな!心が躍る!」

忍「少しは落ち着かんかデカブツ。子供っぽいぞ。」

八九寺「一緒になれて嬉しいです羽川さん。」

羽川「そうねサーヴァントは残念だけど。」

青髭「我が聖処女よぉ~!今どこに居られますか!すぐに迎えにいきますよぉ~!。」

羽川「この様子じゃ戦闘も出来なさそうだし・・・・・あんまり使いたくないけど令呪使いましょうか。」

八九寺「そうですね言う事を聞かせておかないと後々困りますから」

羽川「令呪を持って命ずるキャスターよこれから聖杯戦争が終わるまで
    ずっと私と八九寺ちゃんの言うことに絶対服従しなさい。」

そんなこんなで3日後・・・・

火憐「ランサーってさ、槍二つ持ってるけどなんで包帯巻いてんの?」

ディル「は、これは宝具の正体を敵に晒さないためであります」

火憐「へ~、サーヴァントにもいろいろあるんだな。」

ズバゴーン

ディル「我が主!無事ですか!?」

火憐「うん、大丈夫。しっかし誰だよいきなり仕掛けてくるとか・・・・」

ディル「我が主、あそこです。」

火憐「何だ?あの黒いの。ステータスも見えないし。」

ディル「恐らくあの鎧の周りの瘴気のせいでしょう。
     敵の正体が不明な以上ここは退散するのが得策かと。」

火憐「そうだね。あれには使い魔を多めに付かせよう。」

スタコラサッサ

余弦「逃げたか。まぁええわ。元から狙いはあいつらやあらへんし。」

今日は寝ます。明日の13時30分になってもかかなかったら誰かお願いします

おはようです。再開します

神原「ところで余弦さん、協力関係とは言えこちらのバーサーカーを
    引き合わせるのはまずいと思う。出来れば合わせないでくれ。」

余弦「そうやな。いざとなったら令呪使うしかあらへんけど。」

セイバー「どう言う事ですかヨズル。一時的とはいえ共闘する
      仲間と合わせてくれないとは。何かあるのですか?」

余弦「言ってもええけどおどれの精神面が不安や。今は
    聞かんどいてくれへん?」

セイバー「分かりました。ヨズルがそこまで言うなら何かあるのでしょう
      今は聞かないでおきます。」

・・・・・・2日後

暦「ランサー、セイバー、キャスターについてはサーヴァントと
  マスターどちらも補足したな。」

ひたぎ「そうね、それとこの前バーサーカーを見つけたわ。
     マスターはまだ不明、サーヴァント自体のステータスも見えないわ。」

暦「ステータスが見えないってどういう事だ?僕達はマスター
  なんだからステータスは見えるはずじゃないのか?」

ひたぎ「阿良々木君、これをご覧なさい。今日千里眼で周囲
     を監視していたら見つけたの。」

暦「この黒い奴がバーサーカーか?」

ひたぎ「そうよ。宝具についてはよく分からないわ。」

暦「本当にステータスが見えないし、鎧の周りの瘴気みたいなの
  が原因か?」


ひたぎ「恐らくそうでしょうね。」

暦「アーチャーにも聞いてみよう。」

ひたぎ「お願いするわ。」

・・・・公園地下

貝木「一昨日アサシンがランサー、バーサーカー、セイバー、キャスターとそのマスターを
    補足した。とりあえず見せておこう。

綺礼「この4体については見覚えがある。特に注意すべきはバーサーカーだろう
    あれは何でも手に持てばセイバーの剣に匹敵する武器となる。」

貝木「それについてはランサーに潰させようあれの武器は魔力を遮断するようだからな。」


綺礼「それが妥当だろうな。では引き続きアサシンでの
    諜報を行う。私達は移動するとしよう。」

貝木「そうするか。」

・・・・ファイヤーシスターズ本拠地

月火「お姉ちゃん、そろそろ情報も集まったことだしバーサーカーを潰しに
    行ってきて。あれの武装はランサーの破魔の紅薔薇で無効化できるから。」

火憐「そうだな。あれは放っておくと絶対危険だしな。じゃあランサー行ってこようか。」

ランサー「了解しました。我が主よ。」

月火「あと、もう一つ何か持ってるかもしれないから、その時は戻ってきてね。絶対にその武器に
    もう一つの宝具を使ってきたら退却して。」

火憐「なんで?」

ランサー「その武器までも破魔の紅薔薇で対抗できるとは思えません。
      いざとなれば必滅の黄薔薇で一撃だけ負わせて離脱します。」

月火「お願いするね。」

・・・・深夜廃工場

火憐「あれだ。じゃあランサーお願い。」

ランサー「了解しました。」

神原「ここに魔力を感じたのだが・・・。バーサーカーは分かるか?」

ランスロット「・・・・ブンブン」

撫子「2人できたのは失敗かも。また家を破壊されたりしたら・・・・」

神原「そうだなじゃあ千石ちゃんは戻ってくれ」

撫子「じゃあ戻りますね。」

火憐「じゃあそろそろ潰しにかかろうか?」

ズバコーン

神原「うぉ!い隕石でも落ちたか?」

火憐「お久しぶりです神原さん!御宅のサーヴァント倒しにきました!」

神原「誰かと思えば阿良々木先輩の妹さんではないか!」

火憐「「て言うわけでランサーお願い。」

ランサー「了解した。我が主よ。」

ランサー「そこな狂犬。その首貰い受けよう。」

神原「な!狂犬ではないぞ!これでもランスロットはいい子なんだぞ!」

火憐「神原さん、真名ばらしちゃってます・・・・。」

月火「(ランスロットって・・・・アロンダイトの担い手じゃなかったっけ?)

・・・・・・廃工場付近

暦「なにかと思えばランサーとバーサーカーが交戦中か。」

ギル「我はいつでも出られるぞ。」

暦「いや、ランサーがバーサーカーを倒してからにしてくれ。」

ギル「構わんぞ。ではもうしばらく見物するとしよう。」

暦「後、マスターは殺さないでくれ。」

ギル「なぜだ?マスターを殺した方が早いのではないか?」

暦「みんな僕の大事な人たちだ。」

ギル「そこまで言うならば殺さずにいてやろう。」

暦「助かる。」

ランサー「そろそろ獲らせてもらうぞ狂犬。」

ランスロット「・・・・・!」

グサァ!

神原「ランスロット!」

ランスロット「私もこれまでのようです。最後に一つだけ、貴女のようなマスター
        に仕えられて幸せでした・・・・」

シュン

火憐「神原さん教会に保護してもらってください。私は人殺しはしたくありません。」

神原「そうするよ・・・・・」

暦「(じゃあそろそろ行くか)」

ギル「(我の好きに戦っていいのだ)」

暦「(死ななきゃ好きにやってくれ)」

チュドーン

ディル「!?」

ギル「貴様とは2度目になるか?雑種。」

ディル「(よりによって消耗している時にこいつが・・・!」

ギル「そら、踊れ踊れ」

暦「(すげぇ・・・・・)」

火憐「兄ちゃん卑怯だぞ!消耗してる時にいきなり攻撃するなんて!」

暦「卑怯も何もお前だって僕達の周りにいっつも使い魔飛ばしてるだろう?」

火憐「・・・・・・・」

ディル「我が主!ここは撤退を!」

火憐「うん!」

ギル「逃がさんぞ雑種。」

グサグサ

ディル「ウボァー!」

暦「なんか凄い断末魔!」

火憐「ランサー!」

シュン

暦「火憐ちゃん、神原を追いかけていけ。僕も殺しはしたくない。」

火憐「・・・・・・あーあ!やっぱり兄ちゃんには勝てないな!」

スタコラサッサ

暦「よし、じゃあ帰るか!」

ギル「うむ」

・・・・・暦ペア本拠地

暦「ただいまー」

ひたぎ「おかえりなさい阿良々木君、早速だけどアサシンを見つけたわ。」

暦「で、どんなやつだった?」

ひたぎ「なんか・・・・いっぱいいるわね。」

暦「なんか今回の聖杯戦争はおかしいのばっかりだな・・・・。
  それとランサー倒してきたぞ。あとバーサーカーも脱落した。」

ひたぎ「よくやってくれたわ。阿良々木君とアーチャー。」

ギル「あれくらいは王として倒せて当然だ。」

暦「で、アサシンはどうしようか?」

ひたぎ「そうね。アサシンは順次戦略を考えていくわ」

・・・・学校

余弦「バーサーカーが脱落してしもうたか。」

余接「でもこれでセイバーとバーサーカーの鉢合わせの危険は無くなったよ。
    僕はキメ顔でそう言った。

余弦「まぁそう考えればうちらに言わせてみればメリットやな。
    ただ、押忍君が全く動かんのが一番心配なんやけど。サーヴァントも分からへんし。」

ちと用事できて書けなくなったので誰か代わりにお願いします

>>44
そう言わずに頑張ってみよう

ずっと待ってるから

>>45
ありがとうございます。また午後から頑張ってみます

・・・・学校屋上

イスカ「ここは実に見晴らしがいいのう!お主もそうは思わんか?アロハ。」

押忍「ここに来たのは見晴らすことじゃなくて陽動だよ。て言うか君なんでこっち
    来てるの?忍ちゃんの所いって貰わないとこまるよ。」

イスカ「おおそうか!こっちは陽動か!ではあのちびっこの所に行くとしよう!」

忍「全く!なぜ貝木を叩きに行くのにあのデカブツはついてこんのじゃ。おかげで待機
  せざるおえないではないか!」

地下トンネル

貝木「近くに何かいるらしいな。アサシン、一人行って来い。」

アサシンa「承知しました。」

綺礼「貝木、手伝ってくれたまえここを掘らねば貫通しない。」

貝木「おう、わかった。」

・・・・地上

忍「(まずいの・・・・アサシンがこっちに来よる。ライダーめ早く来んか)」

イスカ「aaaalalalalaie!!」

忍「やっと来おったかデカブツ。早速じゃがアサシンがこっちに来よる。
  撃滅せい。」

イスカ「了解した!」

アサシン「(まずい・・・ライダー相手ではまず勝てぬ・・・援軍を呼ばねば。」

イスカ「おいちびっこアサシンが逃げていくぞ?」

忍「尾行して殲滅せい。マスターの処理は任せる。」

イスカ「了承した!お前もついてこい。」

忍「儂がついていく必要はないであろう。」

イスカ「こちらに一人でも脱出にて襲撃されては厄介だ。」

忍「そうだの。ではお前様について行くとしよう。」

・・・・地下

アサシン「綺礼様。ライダーが襲撃して来ます。ここはお逃げください。」

綺礼「お前はどうする?」

アサシン「この場で迎え撃ちます。地の利はこちら側にありますので。」

綺礼「そうか、ではアサシンをすべてここに動員せよ。」

アサシン「は。」 

10分後

イスカ「aaaalalalalaie!!」

忍「やけに数が多いの。これだけの数を相手にどうするというのじゃ?」

イスカ「まぁ見ておれ。」

忍「固有結界とはの・・・お主どこまで規格外なのじゃ。」

イスカ「まぁこれなら数も地の利もこちらにあろう?」

アサシン一同「ざわ・・・ざわ・・・・」

イスカ「蹂躙せよ!」

ウォー

・・・・・少し離れた場所

綺礼「(令呪が消えた?と言うことは・・・・)」

貝木「どうした?代行者早く行くぞ。」

綺礼「路線変更だ。教会に行くぞ。貝木泥舟。」

貝木「そうか・・・・・・・」

・・・・・夢の中

暦「ここは・・・・?」

ギル「朋友よなぜ泣く?この我が身に付き添った愚かさを
    呪うのか?」

エルキドゥ「否、そうではない。僕がいなくなれば誰が君を理解するのだ?
       朋友よこれから始まる君の孤独を思うと涙せずにいられない。」

ギル「・・・・・・・・・・」

暦「(あんな事がったのか・・・・・・)」

・・・・・・朝

ギル「起きろコヨミ。」

暦「ん・・・・・・・・ああ夢か。」

ギル「先まで死んだようだったぞ。」

暦「あれ?戦場ヶ原は?」

ギル「買出しに行ってくるといっていたぞ。」

暦「そうか。で、なんで僕はここで寝てたんだ?」

ギル「ここに来る途中、貴様が突然倒れたのだ。あれは我も驚愕したぞ。」

暦「そうか、驚かせてわるかったな。」

ひたぎ「ただいま。」

暦「お帰り、戦場ヶ原。」

ひたぎ「はい。」

暦「ん?あ、ありがとう。」

ひたぎ「勘違いしないでよね別にあなたのために買ってきたんじゃないんだからね。」

ギル「」ニヤニヤ

暦「そこ!笑うなぁ!」

・・・・学校

羽川「いないね。」

青髭「大方移動したのでしょう。それにここは
    広い教室を使えば工房としても使えますよ。」

羽川「じゃあお願い。」

青髭「了解しました。」

八九寺「(しかし令呪ってすごいですねここまでできるなんて)。」

羽川「(まぁ良いんじゃない?途中で反旗を翻されたりしたら困るし)」

青髭「工房が出来ました。マスター。」

羽川・八九寺「(速ッ!)」

・・・・・地下

セイバー「突然移動とは・・・・何かあったのですか?」

余弦「キャスターが襲撃してきおった。」

セイバー「私の対魔力ならばキャスターなど恐れるに足りません。すぐに
      戦闘許可を!」

余弦「いや、今回は悪霊を召還して戦うサーヴァントやから。おどれの対魔力
    は無意味や。」

余接「ようするに相性が悪いってことだよ。僕はキメ顔でそういった。」

・・・・・暦ペア本拠地地下

ひたぎ「これまでで私が確認した限りバーサーカー、ランサー、アサシンは脱落したわ。」

暦「アサシンはいつ脱落したんだ?」

ひたぎ「ライダーの最終宝具で消滅したようね。いきなりそこにいた者が
     消えてしまったからよく分からなかったけれど。」

暦「消えた?」

ギル「大方あの征服王ならば固有結界であろうな。」

暦「固有結界なんて張れるのか?」

ギル「うむ。その固有結界に引きずり込み無数の軍勢に蹂躙される。」

ひたぎ「今回は規格外のサーヴァントばっかりね。で、それに対する対策はあるの?」

ギル「ある。だがこれは我が好敵手と認めた者にしか抜かぬ剣だ。」

・・・・・地下

イスカ「何かと思ってここに来て見れば今度は貴様かセイバー。」

セイバー「また貴方と会うとは思わなかった。征服王。」

イスカ「で、貴様はまだ理想を追いかけとるのか?」

セイバー「私にはもう王の資質などない。だから私は王の選定をやり直したい。」

忍「どうでも良い、さっさとしてくれんかのデカブツ。ミスタードーナツが
   買いに行けんではないか?」

イスカ「面倒な奴よのぅ。まぁよいセイバー!早速だがケリをつけようではないか!」

セイバー「望むところだ!征服王!」

イスカ「集えよ我が盟友!」

ウォー!

セイバー「エクス・・・カリバー!」

チュドーン

セイバー「そんな・・・・全滅していない・・・・」

イスカ「甘いぞセイバー!そんな攻撃では余の軍勢は打ち砕けん!」

一同「然り!然り!」

・・・・5分後

セイバー「認めよう。私の完敗だ、征服王。」

イスカ「貴様のような小娘に余の大望が壊せるわけ無かろう?」

セイバー「最後まで私を愚弄するか・・・ですが今はそれにも敬服を覚える」

イスカ「またいつ何時とも挑むがよいぞ騎士王。その度に打ち砕いてやる。」

セイバー「ではまたいつか挑むとしましょう・・・・」

シュン

・・・・地上

余弦「セイバーが負けたようやな。まぁうちにはもとから願いなんてあらへんけど。」

余接「でも今回はお姉ちゃんも楽しめたんじゃないかな?僕はキメ顔でそう言った。」

余弦「そうやな。それじゃあ教会行くか、余接」

スタコラサッサ

・・・・・教会

火憐「暇だな・・・・・・」

カレン「あら、敗退組の皆さん、どうかしましたか?」

月日「(うわぁ・・・また嫌味シスターが来たよ」

カレン「何か言いましたか?」

月日「いえいえ!何でもないです!」

カレン「ところでそこのダニ神父。お話があります。」

綺礼「なんだね?小悪党シスター。」

カレン「聖杯についてです。」

綺礼「・・・・・!」

綺礼「聖杯がどうしたのだ?」

カレン「簡潔に言うと今回の聖杯にはアンリマユがありません。」

綺礼「どういうことだ?」

カレン「要するにここは平行世界なのでしょうね。」

綺礼「私達だけこの平行世界に飛んできてしまった分けか。」

カレン「戻る方法についはまぁ一番簡単なのは「この世界で死ぬ」事でしょうね。」

綺礼「だが私はなぜ生きている?アンリマユからの魔力供給によって生存しているのだぞ。」

カレン「平行世界に移動した事でそういった事実も改変されているのでしょう。」

忍野「じゃあ僕達はしばらく休息をとってライダーを全快させてアーチャーを
    倒す。でいいね?」

忍「儂は構わぬぞ。」

イスカ「またあの英雄王に挑めるとはな!心が踊る!」

・・・・暦ペア

ひたぎ「阿良々木君、セイバー脱落したわ。」

暦「これで後はライダー、アーチャーか。」

ひたぎ「忍野さんたちはおそらくしばらく篭っているでしょうから好きにしていいわよ。」

暦「そうするよ。」

ギル「では我はまた街に出るとしよう。」

シュン

暦「・・・・・戦場ヶ原、お前恐くないのか?」

ひたぎ「ええ、恐いわよ。当然じゃない、殺し合いを見るんですもの。」

暦「「だろうな、僕も恐い。」

ひたぎ「だけど不安ではないわよ。阿良々木君が守ってくれるもの。」

暦「そうだったな。僕がお前を守るんだったな」

・・・・・・教会

月火「ところでシスターさんって好きな人っているの?」

カレン「な・・・・・!!いる訳無いでしょう!何を言うのですこの煩悩は!」

一同「(やっぱりいるんだ・・・・)」

火憐「」ジー

貝木「なんだ阿良々木?そんな目で見るな。約束通り商売はやめただろう」

・・・・・2日前商店街

イスカ「店主、たい焼き2つ!」

店主「おうよ!」

イスカ「うーーん!やはりここのたい焼きは美味だのう心が踊る!」

ギル「またあったな征服王。」

イスカ「おう!英雄王、久しいのう。どうだ?ここのたい焼きは美味だぞ。」

ギル「いらぬ。」

イスカ「もったいないのう。」

ギル「しかしまたおかしな世界に召還されたものよな。」

イスカ「そうか?余はまた良き時代に召還されたと思うぞ。」

ギル「まぁよい。貴様とはいずれまた我が審判してやる。」

イスカ「おう!光栄だのう。では余もそのときは全力で挑むとしよう!」

・・・・3日後廃工場

暦「忍野お前には感謝してる。だけどこればっかりは譲れないんだ。」

忍野「今日の阿良々木君は貪欲だねぇ、何かいいことでもあったのかい?」

ギル「征服王また今回も我がが貴様を裁いてやる。光栄に思えよ。」

イスカ「では余も全力全快でお主に挑むとしよう。集えよ我が盟友!」

ウォー!

ギル「また軍勢を我に潰されるか?二の舞だぞ征服王!」

イスカ「これだけでは無いぞ、英雄王!aaaalalalalaie!!」

ギル「再び目覚めろエアよまたしてもお前に相応しき舞台が整った!
    いざ仰げ天地乖離す開闢の星を!」

チュドーン

ギル「ほう・・・今回は100人を残していたか。で、どうするのだ征服王。
    また天の鎖に縛られるか?」

イスカ「aaaalalalalaie!!」

ギル「なるほど。今回は確かに天の鎖でも捕らえられんな。
    しかし王の財宝を忘れているぞ。征服王」

ギル「な・・・!なぜ当たらん!」

イスカ「aaaalalalalaie!!」

ギル「ちぃ!」

ガキーン!

・・・・・・・・・・・・・・

ギル「夢より醒めたか?征服王。」

イスカ「・・・・・ああ、うん、そうさな・・・・・」

イスカ「此度のの遠征も、また・・・・存分に、心躍ったのう・・・・・・」

ギル「また幾度なりとも挑むがよいぞ、征服王。時の果てまでこの世界は
    余さず我の庭だ故に我が保障する。ここは決してそなたを
    飽きさせることはない。」

イスカ「ホォ・・・・・そりゃあ、いい、な・・・・・・」

ギル「終わったぞ、コヨミ。」

暦「ん・・・・・ああ。」

カレン「良く戦い抜きました。さあどうぞこちらへ。」

・・・・・教会隠し部屋

カレン「あれが聖杯です。」

暦「あれが・・・・・聖杯・・・」

カレン「あれに自らの祈りを捧げなさい。願いがかなうでしょう。」

ギル「我は受肉するぞ。それとコヨミ、貴様の家に住んでやる。」

暦「とんだ迷惑だな!」

ひたぎ「どうするの?阿良々木君。」

暦「そうだな・・・じゃあ戦場ヶ原と住める家が欲しい。」

ひたぎ「ヤバ・・・超男らしい・・・。ありがとう阿良々木君」

暦「言ったろ、僕はお前を愛しているんだ。」

1週間後・・・・暦の建てた家

暦「お前、本当にここに居候するのかよ・・・・」

ギル「まぁよかろう?それに貴様らをもう少し見ていたいのでな」

暦「物好きな奴だな・・・全く。」

ひたぎ「阿良々木君、何であの時金は祈らなかったの?」

暦「それは・・・まぁお前を僕の力で守って行きたいと思ったんだろうな。」

ひたぎ「阿良々木君。」

暦「なんだ?」

ひたぎ「大好き」
   
                     fin

初めてのssでしたが個人的には少し失敗したと思う点もありましたが多分出来たほうだと思います。
評価とか良かったらお願いします
後今度は物語×ffもやって見ようと思います。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom