サイハテ王国、ここでは勇者が旅立つ最初の王国
ここにて最近、勇者コピーが魔物の仲間を引き連れて王の殺害に成功した
それにて、王子がまた新しい王となったが、やる気はあるが、まだ未熟で無能であった
そして、大臣の思いつきで、勇者の旅に引き連れるという事になった
力をつけ、ほかの王たちと顔を合わせるためでもある
そして今日、勇者が王の前に現れた
女勇者「…えええええ!?」
王「何で全否定するの!?」
勇者「す…すみません、いや…けど危険ですよ王子さま、死んじゃう事だって…」
王「今は王様、死んじゃったら…うん…けどこれは大事なことなんだ、僕からお願いする!つれてってくれ」
勇者「……(どうしよう…)」
王「ちなみに僕を連れてくとほかの勇者と違って、良い武器とお金もらえるよ!」
勇者(王様が人を物で釣ろうとしないでくださいよ…王様のオーラーが無いなぁもう)
王「この日のためちゃんと訓練もしたんだ!頼む!勇者さんつれてってくれ!」
勇者「………いいでしょう(今のままの王じゃかなり不安だ絶対だまされる)かなり危険な旅となりますけど、覚悟してくださいね」
王「ああ、ありがとう」
王様
力 :5
すばやさ:2
体力 :4
賢さ :10
運のよさ:6
最大hp:15
最大mp:2
勇者「…(ステータスは…遊び人に毛がはえた程度か)」シクシク
王「何で泣く!」
王宮の外
勇者「必要品は持ちましたか?」
王「うん、魔法の本と剣術の本、法式や裁判の…」
勇者「本ばっかりじゃないですか…本当に大丈夫なんですか?」
王「そう不安になると自分も不安になるわ、それより敬語はやめなよ、今は勇者さんがリーダーなんだから」
勇者「え?あたしがリーダー…でー……すか?」
王「敬語はいいって、うん、僕は旅に出たこと無いし」
勇者「え?」
王「え?」
勇者「王…さま、旅に出たこと無いの?」
王「そりゃそうよ、だから君がリーダーて…」
勇者「あたしも村から出るの初めてよ、数年前まではただの村女だったし」
王「ああ…そう…」
シーン
二人とも((不安だなぁ……))
王「それじゃあはやく酒場で冒険者とか仲間にしようよ」
勇者「そうね、それが一番良いわ」
<俺も勇者さんじゃなくて勇者ちゃんって呼んでいい?かた苦しいし
<ええ…もう少し王様らしくしてくださいよー…いいですよ
大臣「ううう…王様…どうかご無事で」
冒険者「ああん?俺を雇うだぁ?酒の一つおごれねぇガキが、うーヒック」
王様「…勇者ちゃん、ここで一番高い酒を買ってきてくれ、このお金で」チャリン ドヤァ
勇者「良いけど、自分で買ってよ…」
王様「未成年」
勇者「私もよ」
王様「女の子は何とか年でごまかせるだろ、二次性長期終わるのはやいんだから」
勇者「まったく、私がリーダーでいいって言ってくれたのに、パシリに使うんだから…」プンスカプンスカ
冒険家「ああん?女の使いがなってねぇなぁ」
王様「余計なお世話です」
冒険者「…あいつ、オマエの女か?」
王様「違いますが、なんでしょうか」
冒険者「何ならおれが取っちまおうか?」
王様「なんだと?」
冒険者「以外に胸もあるし筋肉質も良い、最高じゃねぇか」
王様「…」ガラ
冒険者「おいおい、怒らせちまったか?がはははは、ガキは良いよな、守る物も何もなくて、無視していれば誰かが守ってくれる、最高だよな!ガハハハハハハ」
王様「……(無視はいけないのか…貶されたまま、僕はまた諦めるのか?)」クル
冒険者「おう?ヒック、やるかぁ?」
王様「ああ、逃げてばかりじゃ何もあがらないからな」
勇者「おさけとってきたよー、て…何してるの?」
王様「僕が勝ったらタダで仲間になってもらうぞ」
冒険者「へーそれじゃぁ俺が勝ったら、あのねーちゃんをもらうぞ」
勇者「ええ!?あたしぃ!?」
王様「貴様それでも男か!!」
冒険者「!?」ビクゥ
王様「女を賭けにかけるとは…これは男の戦いだ!女を巻き込み盾を作ろうとするな臆病者が!」
ザワザワザワザワナンダナンダ?ザワザワ
冒険者「な…何だよ、わかった、わかったよ…」
勇者「何だよう、王様ばっかり目立っちゃって」
王様「僕は全財金をかける、それで良いな?」ジャラ…
冒険者「!!ああ、良いぜ受けてやるぜ(スゲェ金額だ…やべぇやべぇぜ)どんな勝負だ?」
王様「ポーカーだ」
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