亜美「兄ちゃんってちょいちょいキモいこと言うよねー」
P「そんな冷たいこと言わず聞いてくれよ」
伊織「天下の大女優とバラエティの女王捕まえて愚痴を聞かせたいなんて贅沢なのよ。あ、生お代わりお願いします」
P「どうでも良いけど伊織が生頼む姿ってすごい面白いよな」
亜美「あ、それは解る」ンフフー
伊織「下らないこと言ってないでさっさと本題話しなさいよ!」
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P「ああ。結婚した頃はさ、毎日あんな事やこんな事して所構わずいちゃこらちゅっちゅしてたんだけど……」
伊織「あの頃のアンタはホントうざかったわ。高木順二郎会長もどうしてこんなの会社を譲ったんだか……」
亜美「でも兄ちゃん今でもひびきんにベッタリじゃん」
P「それが聞いてくれよ! 子供が出来るまではあの響のロリ巨乳は二つとも俺のだったのに!」
伊織「アンタでかい声で何言ってんのよ」グビグビ
亜美「こんな人が我々のトップだと思うと悲しくなりますなぁいおりんや」グビグビ
伊織「こんなのでも仕事はかなり出来るんだから困るわよね」
P「子供が出来た時も、『えへへ、これからはかたっぽで我慢してね』なんて言ってたのに!」
伊織「聞いてないし……」
P「それが今じゃ俺がおっぱいすおうとすると『ダメ! これは赤ちゃんの分だぞ!』メッ ってしてくるんだ! 幼妻響まじ天使!」
亜美「あれ、いつの間にかのろけ話になってるよ?」
伊織「放っときなさい。真面目に取り合っても疲れるだけよ」ゴクゴク
P「何故だ響……おっぱいは二つあるんだから一つは俺のでも良いだろうが! 何のためにお山が二つもあると思ってんだ!」
伊織「少なくともアンタの為じゃ無いわよ」プハー
亜美「あはは、いおりんシビアだねぇ」ケラケラ
千早「プロ……社長、それは貴方が悪いですよ」
P「おお千早。遅かったな」
千早「ええ、四条さんと少しお話していまして」
伊織「ていうかアンタ千早も呼んでたの?」
亜美「このメンツのギャラだけで1ヶ月は豪遊出来ちゃうよ」
P「そんなことより千早、俺の何処が悪いって言うんだ!」
亜美「この期に及んでそんなこと聞いてる所じゃないかな?」
千早「女性にとって乳房とは母性の象徴なんです。その全てを我が子の為に使おうとするのは自然の摂理ですよ」
P「そうなると千早には母性本能は無いのか?」
千早「あ?」
P「ごめんなさい」
亜美「とりあえずこの件は兄ちゃんの全面的敗訴ということでけってーい」
P「ぐぬぬ……」
千早「あ、そう言えば思い出しました」
P「どうしたんだ?」
千早「ふんっ!」ペシーン
P「ぐはっ!! い、いきなり何すんだよ」
千早「四条さんに頼まれまして」
伊織「あー……貴音ったらまだ諦めてないのね」
亜美「お姫ちんは相変わらずひびきんラブですなぁ」
P「諦めるどころか、最近あいつ外堀から埋めようとしてんだよな……」
亜美「ん、どゆこと?」
P「貴音はよく家に遊びに来るんだが、その度にうちの子の面倒みてくれるんだよ」
千早「良いことじゃないですか」
P「俺も最初はそう思ってたんだが、こないだふと貴音が子守りしてるとこ見たらさ……」
貴音『よしよし、私がお父さんですよ』ナデナデ
P「って言ってて」
伊織「それガチじゃないの……」
P「前々からうちの子の前で俺の事を『そこの人』って言ってるから変だなとは思ってたんだが」
亜美「大きくなったらミキミキみたいになるかもね」
P「実の娘にそこの人呼ばわりされた日には死ねるわ」
伊織「ま、アンタももうトップでそんなに忙しくないんだから、毎日出来るだけ早く家に帰ったげなさいよね」
P「ううぅ、いおりんの優しさは泣けるぜ」グスン
伊織「いおりん言うな」
亜美「ってか、こんなとこで飲んでる暇があったら早く帰りなよ。ウキウキしてるとひびきんお姫ちんに盗られちゃうよ」
千早「うかうか、ね。社長、私も早く帰るべきだと思いますよ。四条さんがああいった行動をするのも、ひとえに社長に我那覇さんをしっかり守って欲しいからだと思いますし」
P「お前ら……ありがとう! そうだよな、俺が間違ってたよ」
P「金はここに置いてくよ。待ってろマイハニー、今行くぞ!」ダッシュ
亜美「おーおー、お熱いですなぁ」
伊織「全く、騒がしいったらありゃしないわね。私達で飲み直しましょ」
千早「……あ」
伊織「どうしたのよ?」
千早「そう言えば、四条さんこの後我那覇さんちに行くって言っていたわ」
亜美「Oh……」
伊織「貴音の行動は飽くまで二人の事を思いやって……なのよね?」
千早「そう思いたいわね」
亜美「……兄ちゃん、明日生きて出勤してくると良いね」
おわり
以上です。響誕生日おめでとう!
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