もしもの妄想話
プロデューサーは武内P表記
ありす(莉嘉ちゃんとみりあちゃんに遊びに呼ばれて来たけど…中にいるかな?)
ありす(よしっ…)
ありす「し、失礼します……あっ」
武内P「橘さん…?お疲れ様です。どうかされましたか?」
ありす「お疲れ様です、あの…み、みりあちゃんとり、莉嘉ちゃんに呼ばれて…」
ありす(なんでこの人しかいないんですか!)
武内P「そうでしたか、お二人ならもうそろそろ撮影から帰って来る頃かと思いますが……」
ありす「あの…なら、ここで待っていてもいいですか?上の階に戻るのも面倒なので」
武内P「ええ、もちろんです」
ありす「じゃあ、そうさせてもらいますね……あと」
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武内P「はい?」
ありす「こ、この前のライブでは……ありがとうございました……その…帰り送って頂いて」
武内P「いえ…鷺沢さんの具合はいかがですか?その後気になってはいたのですが…」
ありす「も、もうすっかり元気になりました」
武内P「それは良かったです」
ありす「……心配してもらってありがとうございます」
武内P「いえ…また共演の機会がありましたら、よろしくお願いします」
ありす「は、はい…よろしくお願いします」
ありす(怖そうな人だけど…なんとか喋れて良かった)ホッ
数分後
ありす「…………」(タブレットをいじり中)
武内P「…………」(仕事中)
ありす(………早く二人戻ってこないかな…)
武内P「………橘さん」
ありす「え…は、はい。なんです?」
武内P「お茶と紅茶…どちらがお好きですか?」
ありす「えっ…?急になんですか…こ、紅茶ですけど」
武内P「申し訳ありません、お客様にお茶をお出しするのを忘れていたので…紅茶ですね、すぐにお持ちします」
ありす「あっ………お、お構い無く」
ありす(急に喋りかけられてビックリした……)
武内P「すみませんお待たせしました、どうぞ橘さん」
ありす「ど、どうもありがとうございます…わざわざケーキまで…」
武内P「いえ…こちらこそ、お出しするのが遅れて申し訳ありません……もう少しでお二人も帰ってくると思いますので」
ありす「そうですか…じゃあ後少し待たせてもらいます」
武内P「はい。すみません…お待たせしてしまいまして」
ありす「別に平気ですよ」
ありす(この紅茶…良い香り、あ……)
武内P「お口に合えば良いのですが…」
ありす「……甘くて美味しいです」
武内P「ありがとうございます。では…何かありましたら、お声かけください」
ありす「あ、あの……このケーキ食べてもいいですか?」
武内P「ええ、もちろんです」
ありす「えへ、美味しそうな苺ショート……あ、ゴホン…で、では遠慮なく」パクッ
ありす「いただきます…………ふ、ふふふ」
武内P「た、橘さん?」
ありす「ケーキ美味しい…えへへ」
武内P「そ、そうですか……それは良かったです」
ありす「はっ…ゴホンゴホン、すみません取り乱しました」
武内P「い、いえ…気に入って頂けたようで何よりです」
ありす「え、えっと……」
ありす(違うんです!これも苺のケーキが美味しすぎるせいで……何か誤魔化せないかな……そうだ!)
ありす「とっ、ところで知ってますか!?」
武内P「はい?何がでしょうか?」
ありす「苺ってレモンにも負けないくらいのビタミンCを有してるんですよ!知ってましたか? 」
武内P「いいえ、すみません勉強不足で…そうなのですか」
ありす「は、はいっ!風邪とか疲れにも凄く効果を発揮してくれる凄い果物なんです!他にも色々あって…と、とにかく苺は凄いんです!」
武内P「なるほど…それは凄いですね」
ありす(ふぅ……な、なんとか誤魔化せた?)
武内P「他にはどのような事が?」
ありす「えっ……き、聞きたいんですか?」
武内P「ええ、橘さんのご迷惑でなければ……」
ありす「聞いてもあまり面白くないと思いますけど…」
ありす(それに…まだ小学生なのに物知りで凄いですね~、とか言われるのも嫌ですし)
武内P「そうでしょうか?橘さんの今の話はとても勉強になりましたが…」
ありす「………」
武内P「あっ、すみません。無理にとは……」
ありす「な、長くなってしまうと思いますけど……それでもいいですか?」
武内P「はい。よろしくお願いします」
ありす「こほん……それではまず苺の歴史から始めましょう、そもそも苺は~~」
武内P「なるほど…」
一時間後
ありす「というわけなんですよ、知ってましたか?」
武内P「いえ、まさかそんなアプリケーションがあったとは…」
ありす「ふふっ、そうなんです。あと……」
ガチャ
莉嘉「ただいま~…はぁ、ちょっと聞いてよPくん!Pくん!帰りに道がチョー渋滞しちゃっててさぁ、帰るのが……あれ?ありすちゃん?」
みりあ「どうしたの?莉嘉ちゃん……あっ!ありすちゃんだぁ!」
ありす「えっ?あっ、二人とも」
みりあ「ありすちゃん!来てくれてたんだね~、ゴメンね?待ってたよね」
ありす「う、ううん…そんなに待ってないから大丈夫」
武内P「お疲れ様でしたお二人とも」
莉嘉「お疲れ様Pくん!」
みりあ「お疲れ様でした~!」
武内P「お二人もよろしければケーキはいかがですか?」
莉嘉「食べる食べる♪ありがとPくん!」
みりあ「わぁっ、ありがとうございますプロデューサー♪」
武内P「少し待っていてください」
みりあ「えへへ~どんなケーキかなぁ」
莉嘉「カブトムシの形したケーキとかかもよ?」
みりあ「なんか強そう!」
莉嘉「えっへへ~!でしょ?ところで、ありすちゃんはPくんとお話してたの?」
ありす「う、うん…少しだけ」
莉嘉「なになに?どんな話?」
ありす「た、大したことじゃないから…」
莉嘉「えぇ~そう?ならPくんに聞いちゃお!」
ありす「えっ……いや…そ、それは」
武内P「私がどうかしましたか?」
莉嘉「あっ、Pくん!ねぇねぇ、ありすちゃんと何を話してたの?」
武内P「普通のお話ですよ」
莉嘉「なーんだっ、つまんないの~…」
みりあ「でもきっと楽しいお話だったんだね!ありすちゃん笑ってたもんね」
ありす「えぇっ!?そ、そんなことないよ」
みりあ「そう?」
ありす「う、うん」
ありす(笑ってた?き……気づかなかったけどそうなのかな)
武内P「すみません私は少し資料を借りに行ってきますので…これで」
莉嘉「じゃあお留守番してるね。行ってらっしゃい!Pくん」
みりあ「プロデューサー行ってらっしゃい!」
ありす「………」
武内P「ありがとうございます皆さん、では……」
ありす(変わった人だったな…)
武内P「橘さん」
ありす「え?は、はい…なにか?」
武内P「お話、大変…興味深かったです。ありがとうございました」
ありす「あ……べ、別にいいですけど……」
武内P「では失礼します」
ありす(……やっぱり変な人だ)
数日後
テレビ局内
ありす「ふぅ……」
奏「ありすちゃん大丈夫?」
ありす「は、はい……大丈夫です!あと、私を呼ぶ時は橘でお願いします」
奏「ふふっ、本番までまだ時間があるからね?リラックス、リラックス」
ありす「だ、大丈夫です…リラックスしてますから。その…私着替えてきます」
奏「うん、手伝わなくても平気?」
ありす「こ、子供扱いしないでくださいっ」
奏「ふふっ、ゴメンね」
ありす「まったく奏さんは…あっ、この靴…」
文香「どうしたの?ありすちゃん」
ありす「えっ…えっと……」
文香「何かあったの?」
ありす「あの…ステージで履く靴のサイズが合わないんです」
文香「そう…ちょっと待っててくださいね?聞いてきますから」
すいません>>1です
眠すぎるので寝ます一応酉もつけました
このSSまとめへのコメント
武内pとありすは相性良さそう