モバP「おい橘~ 橘ぁ」
ありす「なんですかプロデューサー 私は今 新たな苺創作料理の開発に忙しいのですよ」
モバP「…いや橘、お前さ…この趣味の覧にゲームってあるよな?」
ありす「ええあります。とはいっても三好さんと違って、私のいうゲームはテレビ、ビデオゲームだけでなく
ミニチュア・テーブルトークRPGやウォー・シミュレーションゲームといったアナログなゲームもプレイします
最も、対戦相手がいないのが目下の悩みですが…」
モバP「聞きたいんだが、ビデオゲームはするのか?」
ありす「しない、といえば嘘になります。ですが三好さんほどではありませんよ」
モバP「……ふ~む、いや実はな……仕事の依頼が来てるんだ
スクウェア・エニックスからな」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398342024
ありす「スクウェア・エニックス…… あの、D&Dのですか?」
モバP「…そうか、今の子だとその辺になるかー、昔はスクウェア・エニックスといえば
ファイナルファンタジーシリーズとドラゴンクエストシリーズという…」
ありす「昔の話は安倍さんとでもしてください…で、どんな仕事なのですか?」
モバP「ゲームセンターで絶賛稼働中のLORD of VERMILIONⅢのキャンペーンガールだ
…勿論、それなりの頻度でゲームをプレイしてもらうことになる、しかも自費で」
ありす「なるほど…でも、そういうのってますます三好さんの仕事になりません?」
モバP「いや、頼んだんだけど、どうにも紗南の奴、変なこと言うんだ
『悠久の車輪のことを言い出しそう』とかわけのわからないことを」
ありす「なんだかよくわからないけど、三好さんは断って…」
モバP「橘に白羽の矢が立ったわけだ
…代わり といったら言葉は悪いが、引き受けてくれるか?」
ありす「引き受けるも何もどんなゲームかわかりませんし……」
モバP「そう言うと思ってたよ、というわけで今からゲーセンに行こう」
ありす「ストップ、プロデューサー アイドルが大人の男とゲームセンターに入るのは
仕事とはいえスキャンダルの火種になりかねませんか?」
モバP「…言われてみればそうである」
ありす「そうでなくてもプロデューサーは女性に対してのデリカシーと苺の耐性がなさすぎます」
モバP「苺は関係ないだろ……ん~わかった
他のアイドルの子でプレイヤー何人かいるし、その子に頼んでみるよ」
その日、Pとありすはここで別れた。
そして数日後、ありすは所定のゲームセンターに訪れることになった。
ありす「プロデューサーの話だと、私の知っているアイドルがいるみたいですが…
……いや、まさか、ね?」
飛鳥「…そこにいるのは橘君か、もしかしてキミが選ばれたのかい?
LORD of VERMILIONⅢに」
ありす「…やっぱり二宮さんですか…帰っていいですか?」
飛鳥「ふ…ボクは仕事を途中で投げ出すような人間じゃないよ
最も、見た目からはそのように見られても仕方がないけどね
けど橘君、キミまでそういう大人と同じような目でボクを見てほしくないな」
ありす(面倒くさい……)
飛鳥「それはそうと、LORD of VERMILIONⅢの説明だね
…まず、必要なのはネシカカードと呼ばれる磁気カード
そして、プレイヤーカードと呼ばれるものだ」
ありす「? ビデオゲームなのに、カードがいるのですか?遊戯王みたいな」
飛鳥「その通り、このカードに選ばれたもののみが…LoVの世界で活躍できるのさ
ボクはまだその領域に達していないけどね
ネシカとプレイヤーカード以外に、7枚の「使い魔」カードが必要となる
その使い魔こそが、LORD of VERMILIONシリーズの魅力さ」
ありす「…えっと、これは……何々?
アカズキン…ソエル…パーシヴァル… なんですか、女の子ばかりじゃないですか
それに私の記憶が確かなら、円卓の騎士パーシヴァルは男性だった筈ですが」
飛鳥「…LORD of VERMILIONは、実在した人物を美少女にしてしまう悪い癖があってね
ボクが、世間に順応できないのと同じくらい厄介なクセさ」
ありす「癖はどうでもいいので…必要なのはそれだけですか?」
飛鳥「後はお金と…当たり前だが、対戦相手が必要だね
最近のゲームはネットワークを介して全国の人間と対戦ができる。
だがいくらネットワークが進歩したところで、相手の人間がいなければ白熱した戦いはできない
そのことを忘れないで欲しい」
ありす「…意外とまともな事も言うのですね……」
飛鳥「…まぁ、他の細かいことは、チュートリアルをやってもらうとして
とにかくボクのプレイを見て欲しい」
ありす「初心者の私に見てもわかりますか…?」
飛鳥「説明しながらプレイするさ」
アテンショーン 対戦相手が見つかりました
飛鳥「お、来たようだね」
ありす「…えっ?これって8人もプレイヤーがいるのですか?」
飛鳥「LORD of VERMILIONⅢは4VS4の戦いさ、下側にいるのがボクの味方だ」
飛鳥デッキ
アカズキン ソエル キュベレー パーシヴァル ターラカ ミリア ナイトメア
相方(プレイヤー2)
サルーイン イージス ヘラ インデックス ミネルバ アステマ セルディット
逆サイド
(プレイヤー3)
ラケシス クロートー アトロポス インデックス セルディット 朱雀 アステマ
(プレイヤー4)
わだつみ アトランティス カイ・キスク 水虎 アナンタ アニュイ キマ
ありす「あれ?このインデックスって とあるシリーズのですか?」
飛鳥「ご名答…このゲームの魅力の一つに豊富なコラボレーションがあるんだ
スクウェア・エニックスのゲームのパーティは敵キャラ 更にはライトノベルや他の会社のゲームのキャラも
使い魔カードとして登場している」
ありす「なるほど、豊富なコラボレーションは、新規層の開拓をしやすいですからありですね
私も少しだけ興味がでました」
飛鳥「だけどこの戦い、ボクは橘君にいいところを見せられそうにない
…対面にランカーを引いた」
ありす「ランカー?…トップクラスの実力者ということですか?」
飛鳥「ああそうだ、このゲームはリーグ制、つまり上の方のリーグにいると、ランカーを対戦相手に引く事もある
逆に味方に引くこともあるが、今日はボクには勝利の女神は微笑んでくれそうにないらしい」
ありす(どうして気取ったような言い方しかできないんでしょうかこの人…)
エネミー1(飛鳥と同ライン)
わだつみ セドナ 太公望 アニュイ ハルフゥ キマ 水虎
エネミー2(飛鳥の相方と同ライン)
オーベロン 紅蓮の魔導師 エリゴス ターラカ アレイスター グレイグル ミリア
エネミー3
アカズキン フェンリル アルフォス 白虎 ロロ ポポ パーシヴァル
エネミー4
ゼロ アリス ダークアリス ナイトメア アステマ ミリア パーシヴァル(主人公海種)
ありす「……アリス…」
飛鳥「ん?どうしたんだい?同じ名前だからシンパシーを感じたかい?」
ありす「…少し」
飛鳥「っと、そろそろ戦闘開始だ」
ありす「戦いが始まって… 他のプレイヤーから挨拶が沢山きましたね」
飛鳥「協力しあうからな、チャットは必需だろう
…さて このゲームのルールは とてもぶっちゃけていうとタワーディフェンスゲーム
そしてリアルタイムストラテジーだ
まずはマナタワーを制圧するところから戦いが始まる」
ありす「マナタワーですか」
飛鳥「ああ…と言っても戦いは既に始まっているがな」
ありす「…二宮さん そっちは敵陣じゃないですか!
って敵も誰かを送ってきましたね…これは、プレイヤーの名前がついています」
飛鳥「最初のマナタワーの占拠後、使い魔を生成するための資金…マナを取る
それの邪魔をしにいってるのさ
そして、ボクが今狙っているキマというユニットは、ユニット生成のコストを下げることができる」
ありす「けど、いくらなんでもあんな大量の敵に向かうと…」
黒曜<あう、申し訳ございません
テレーゼー<やられたわ…
ありす「一体も落とせず死にましたね」
飛鳥「けどキマにはそれなりのダメージを与えることができた
キマは回復に戻るだろうけど、その間マナを貯めることはできない。
このゲームはマナが全てだ マナが無ければ何もできない
だから自分たちはマナを溜めて、相手にマナを溜めさせないのが重要になるわけだな」
ありす「ということはこのマナタワーは拠点という事になりますか?」
飛鳥「ああそうだ、ついでにマナを払ってユニットを出す場所も、ここと…戦場から離れたゲートという場所にある
ボクの黒曜が最初にいた場所だね
そこにもユニット…使い魔は出せるけど、ここではマナは溜められない」
ありす「使い魔にマナが必要なのはわかりましたけど…
二宮さんプレイヤーキャラを投げ捨てすぎじゃないですか?」
飛鳥「いいや大丈夫、プレイヤーは死んでも5秒で復活する
更に復活のリスクはゼロだ
だが、使い魔はそうはいかない。使い魔が死んだら復活にはマナがいるし、復活にも時間がかかる」
ありす「使い魔のために主人は身を粉にして働くわけですね…
…日本とせいはん」
飛鳥「おおっとそういう危ないネタはノーサンキューだ
さて、敵の荒らしもボクのターラカが押し返せたようだな」
ありす「…ところで相方さんはラケシスという女の子を召喚し…
……!で でかくなりましたよ!」
飛鳥「覚醒 したんだな」
ありす「覚醒?」
飛鳥「使い魔はマナを払って召喚すると同時に、同じだけマナを払って覚醒することができる
覚醒したら能力が少し上がる他、新たなスキルを得る…事もある
そしてその覚醒はもう一段階ある、その意味はわかるな?」
ありす「もっと強くなるという事ですか?」
飛鳥「そうさ、覚醒後にもう一度覚醒することを「超覚醒」という
能力値は跳ね上がり、協力な特殊能力を得ることができる
使い魔はただ呼び出すだけじゃなく、育てないと意味が無いんだ
…だが育てるにはマナが沢山必要だ、敵と戦い落とされれば、それだけ溜めたマナ…時間が無駄になる」
ありす「もう一段階大きくなりましたね」
飛鳥「ボクの相方の使っているラケシス クロートー アトロポスデッキは
詳しい説明は省くが、「完成が早い」のが特徴なんだ
…逆にボクのデッキは完成が遅い、今ようやくソエルを召喚だな」
ありす「召喚した時点で、ラケシスの能力値を優に超えてますね
ということは覚醒、超覚醒したら強すぎませんか?」
飛鳥「代わりにこのソエルは、スロウヒールというデメリットがつく」
ありす「デメリット?」
飛鳥「そう、ソエルは回復が遅いんだ、強い代わりにね」
テレーゼ<マナタワーを攻めるわ
飛鳥「…とと、相方が攻めるみたいだね ボクもソエルで出撃だ」
ありす「見ている限りだと主人公だけの荒らしでもきつかったですが
ラケシスと まだ育ってないとはいえソエルがいけば…」
飛鳥「相手はそれも折込済さ。敵陣を見てみよう」
ありす「……! このセドナっての強すぎません?!」
飛鳥「150/130 特殊な能力も持たず、覚醒もできない…所謂バニラだな
だが、その高い能力値だけで十分強い けど…」
ありす「…? ラケシスの攻撃が鈍い音を立てていますね」
飛鳥「スマッシュしてるのさ、下にあるカードを操作することによって、
それぞれジョブに応じたスマッシュを打てる
ラケシス…ディフェンダーのスマッシュはスロウアタック、敵の速度を下げるのさ」
ありす「ジョブって 職業ですか?」
飛鳥「おっとジョブの説明を忘れていたね
使い魔カードはそれぞれ アタッカー ディフェンダー マジシャンのどれかに分類されている
他にも種族による分類はあるけど、それはおいおい
そしてそのジョブは、三すくみの関係になっている。
アタッカーはマジシャンに強いがディフェンダーに弱いんだ」
ありす「…能力で劣っているラケシスがセドナを押していますね」
飛鳥「苦手ジョブで攻撃されれば、その攻撃はクリティカルとなりダメージが跳ね上がる。
だけどセドナが苦戦しているのを見て、敵は動きを変えてきたようだ」
ありす「ん?何やら魔導師っぽいのがいますね」
飛鳥「紅蓮の魔導師 ボクはブライアンと呼んでいる」
ありす(なんでブライアン…?)
ありす「…ってラケシスが遠距離から攻撃されてます」
飛鳥「ジョブは三すくみだけじゃなくそれぞれ特徴を持っている
移動力の早いアタッカー 移動速度は遅いが、施設を防衛するシールドを作れるディフェンダー
そして ブライアンのように遠距離から攻撃できるマジシャンだ
しかし先程言ったとおりマジシャンはアタッカーに弱い
いけ!ソエル!」
ありす「…なるほど、アタッカーでマジシャンを攻撃すれば、ディフェンダーが動きやすくなるわけですね」
飛鳥「とはいえ、ラケシスはダメージを負い過ぎた
先程も言ったとおり使い魔を落とすのはかなりキツくなる」
テレーゼ<撤退するわ
ありす「ラケシスが帰りましたね」
飛鳥「ボクのソエルはまだ元気で、敵には苦手ジョブは主人公しかいない
このまま荒らし続行だな」
ありす「そういえば主人公にもジョブがあるのですね」
飛鳥「主人公だけは、武器を手に入れてある程度好きなユニットにできるんだ
例えばボクの黒曜は アタッカーでスピードアップを持っている ちょっとだけ移動速度が早いんだ」
キマ<いたいのやー!!
ミリア<よごれちゃったー
ギデオン<くそっ!まだだ!
飛鳥「そこそこ倒せたがセドナがうるさいせいで限界だな
HP半分くらいが撤退の目安だ」
ありす「二宮さんのソエルは 覚醒はしないのですか?」
飛鳥「するよ けど今はその時期じゃない
…ボクにはわかるんだ、彼女が覚醒する その時が」
ありす(ツッコマない方がいいですね…)
すみません プレイヤー2と3のデッキが入れ替わっています。
飛鳥の相方が運命神 プレイヤー3がサルイージスデッキです
ありす「飛鳥さんの相方も新しいユニットを出してますね
クロートー…… どこか川島さんに似てません?」
飛鳥「それ本人の前で言うと怒られると思うな
…さて ボクはソエルを回復に戻そう」
ありす「マナタワーの中にソエルが消えましたね」
飛鳥「このマナタワーの中は敵から攻撃されず、更に回復もできる…最も安全な場所だ
とはいえ、マナタワーを敵に占拠されたら、中にいる使い魔は強制的に外に放り出されるけどね」
ありす「…ちょっと回復が遅いですね」
飛鳥「普段でこれだ、覚醒、超覚醒したらもっと遅くなる
だからボクは覚醒させなかったんだ」
ありす「…普段適当な事を言っている割に色々考えてるのですね」
飛鳥「ゲームは反射神経や操作が大切なものもあるけど、このゲームは頭を使うゲームさ
多分橘君が好きそうな…」
バルド<すまん
ヒルダ<ご、ごめんなさい!
飛鳥「……」
ありす「?どうして 逆サイドの二人が謝ってるのですか?
飛鳥「ミニマップをよく見て」
ありす「…逆の味方タワーに大きな○が2つ そして大きな△がひとつ…!」
飛鳥「恐らく○はフェンリルとアリス…△はダークアリスだね」
ありす「アリス…ダークアリス……」
飛鳥「プレイヤー3…バルドのデッキにはイージスがいたが その相方のヒルダにはディフェンダーがない
恐らくそこを重点的に狙われたんだろう
運命神程ではないが、アリダリデッキも完成の早いデッキとして知られている
そして海デッキは完成は遅いが、セドナや各種ウィーク …デバフによって根元は固い。
けど海デッキは大量のマナが必要だから 主人公すらそれに集中し、敵陣に荒らしを送らないことが多いんだ」
ありす「ということは、逆サイドの味方は」
飛鳥「恐らく完成してないか、完成したところを仕留められたか
だとすると厄介だ、まだボクたちは完成していない
ボクはソエルを完成させたが、切り札を完成させる時間が…ない!」
ありす「切り札?」
飛鳥「このアカズキンさ」
ありす「…こんな可愛い女の子が、切り札ですか?」
飛鳥「アカズキンはマナ70のディフェンダー だが能力はマナ40のソエルより圧倒的に弱い
代わりに、タイムマナヘイストというアビリティを持っていて、覚醒で更にその効果が増える
そして超覚醒すると…所持マナによって能力が飛躍的に上がるんだ、マナ90にすると 270/255となる」
※カードのコストについての説明は省いています
ありす「それって強いのですか?」
飛鳥「220超えたら強いと思っていい …だがこの状況で完成は難しいな」
ありす「… 敵が、正面と右から殺到してきますね」
その後、飛鳥は完成させたソエルを使い、相方の運命神と必死に戦うが、多勢に無勢
やがてソエルも敵に仕留められた。
飛鳥「このゲームは敵を倒して勝ちではなく、アルカナストーンという3つの石を破壊すると勝ちになる。
時間切れになった場合、より多く割れていたほうが負ける。
けど、使い魔を倒されたら石を守る奴もいないから…ボク達の完全なる敗北だ」
ありす「………」
飛鳥「ん~まぁこんな感じだ」
ありす「面白そうですね」
飛鳥「…負け試合でそんなことを言ってくれるとはとても嬉しいな」
ありす「勝敗は戦いの常です。ですが自ら、好きな使い魔を構成し
適切な支持を出し育成、ただ闇雲に敵に向かうだけでなく
時には逃げ出すことも考慮しなければならない
…まるでウォーゲームです」
飛鳥「…このゲームの魅力は、もう一つあるさ
それは、これだ」
ありす「なんですか?これ」
飛鳥「プレイ終了後、プレイ回数に応じてカードが払い出される
そのカードは自分のものだけど…橘君にあげよう」
ありす「…いいのですか?」
飛鳥「その代わり、せっかくLORD of VERMILION仲間ができたんだ
すぐ飽きた、だなんてやめてくれよ」
ありす「大丈夫ですよ、仕事なんで」
ありす(…仕事じゃなくても、いつかはこのゲームに出会えた気がしますけどね……)
こうしてありすは LORD of VERMILIONⅢに出会った。
頭で考えるゲームが好きな彼女は、みるみるうちにこのゲームに嵌り込み
それと同時に実力もつけていった。
元々のめり込むと止まらなくなる性格に加え負けず嫌い、更に努力家なところもある橘ありすは
数週間後にはオリハルコンリーグとプラチナリーグをループする実力になった。
そんな彼女のデッキは……。
ありす「さて、今日は久しぶりのLoVですね…
では、出撃しましょう「アリス」」
不思議の国の橘(アルス)
オリハルコンリーグE 平均順位4.47位
渋谷セガハウス
メインデッキ
アリス ダークアリス ゼロ 御坂美琴 摩利支天 ナイトメア ミリア
※続きは近日。
数日後、橘ありすはLoV☆すたに出演していた。
た○たんP「しかしこのご時世に小学生アイドルとは、○○プロもなかなか挑戦的ですね」
ありす「仕事と言われればなんでもします、そこに年齢は関係ありませんよ」
ハ○「…か、可愛い!お持ち帰っていい!」
○斗「やべーぞ!事例発生だ!」
とはいえ小学生である以上、深夜に出演はできない。
だが、LORD of VERMILIONⅢのキャンペーンガールとして、○チと一緒に頑張っていた。
そんなある日のこと…。
ありす「さて、今日は普通にLORD of VERMILIONしますか」
志希「あれ~?キミありすじゃーん!」
ありす「……一ノ瀬さん 私のことは橘と」
志希「ふふん そんなことはしらぬー…というわけで匂い嗅がせて JSの匂いくんかくんかすーすー!」
ありす「や!やめてくださいゲームセンターで!」
志希「え~?じゃああのプリクラの中で匂い嗅がせて―」
ありす「…今日の私はLORD of VERMILIONに忙しいのでまたこんどです」
志希「けどけどこの前は苺料理に忙しいとかいってかがせてくれなかったじゃーん」
ありす「私はいつも忙しいのです」
志希「ぷ~ ところでLORD of VERMILIONしてるって~
あたしもしてるの~ 飽きっぽいあたしがそれなりに長続きしてる~ふふ~ん♪」
ありす「…してるのですか、今リーグは何ですか?」
志希「ヴァーミリオンBだよ」
ありす(流石天才肌アイドル…)
志希「というわけで「バースト」しない~?」
ありす「バースト?」
志希「同じタイミングで全国に入って、一緒の戦場で戦うの
あたしまだまだ初心者だから勉強になりまーす」
ありす「初心者ってなんなんでしょうか」
こうして志希とありすは、同時に全国対戦に入ることになった。
しかしこの時偶然にも、同じくアイドルがプレイをしていた…。
肇「……あら、これはありすちゃんですね
……ふふ、陶芸家で鍛えたこの指さばきでものすごいスマッシュを見せてあげますよ…!」
アテンショーン 対戦相手が見つかりました
相方(プレイヤー1)
ガレアード オロバス パンドラ フルフル ミリア ターラカ パーシヴァル
ありす
アリス ダークアリス ゼロ 御坂美琴 摩利支天 ナイトメア ミリア
プレイヤー3
キュベレー ハデス マッドハッター ベドラム ナイトメア ミクトランシワトル ベルディヤット
プレイヤー4
サルーイン イージス ヘラ インデックス 摩利支天 ミネルバ セルディット
エネミー1
わだつみ アトランティス カイ・キスク 水虎 アナンタ アニュイ キマ
エネミー2(肇)
ラー ソエル ベオウルフ 摩利支天 パーシヴァル グリンブルスティ インデックス
エネミー3(志希)
イザベラ 紅蓮の魔導師 死を喰らう男 ナイトメア ターラカ パーシヴァル ミリア
エネミー4
毘沙門天 ラムザ アンドロメダ プロメテウス 白虎 アルキメデス セルディット
志希「あらら 敵になっちゃったね けど遠慮はしないよ」
ありす「…なんでしょうか エネミー2から悪寒を感じます…」
そして戦闘開始時 ありすは信じられない光景を目の当たりにする。
ありす「まずはセオリー通りマナタワーの制圧ですね
ですが私のデッキは初手で3体召喚することは不可能です そこで主人公をタワーアタックマジシャンにして
多少はマシにしています というわけでミリアとナイトメアを召喚」
志希「…んにゃ? …あ これは……」
ありす「…… あれ?なんか味方が多いような…… っ!
逆サイドのユニットが4体しかいません!!」
ありすは気付いてなかったが、このマッチは激しい格差マッチとなっていた
ありす、肇はオリハルコン
プレイヤー3と志希がヴァーミリオン
プレイヤー エネミー1がそれぞれゴールド
プレイヤー エネミー4はプラチナという感じだ。
LORD of VERMILIONは早朝、深夜にプレイをするとこのような格差マッチは頻繁に見られる。
現在好評稼働中のゲームだがそれでも早朝深夜のプレイヤーで8人を集めるのはとても難しい。
だからリーグ関係なしにプレイヤーを8人集めただけのマッチになることもありえる。
そしてクセモノなのが、ゴールドが交じると、初手での逆サイドの「ペナルティゾーン」が消滅する事である。
ありす「飛鳥さんのプレイの時から、最初のマナタワーを取る時点で既に戦いは始まっている
二人でなら防衛、迎撃はできますが、一人だと…… っく!」
アルス(ありすの)>これは失礼→①
ありす「…ちょっとPに似てるからアルスを選んだのですが、チャットが使いにくいです
でも今は文句を言ってる場合じゃないです」
アルス>僕は(右)マナタワーを攻める
ヒルダ(プレイヤー1)>ありがとう→①
ヴォルフ(プレイヤー3)>助かるぜ→①
しかしプレイヤー4のディードの反応は違った
ディード>(左)マナタワーは頼んだよ!
ありす「…確実に右を見捨てるつもりですね
確かに右は完成に時間がかかる上、それほど強くのないハデスとキュベレー
対して対面は完成まで比較的早く無双のパワーを秘める毘沙門天と……
志希「…ふふん 楽できそうだね~」
ありす「聖剣伝説デッキでヴァーミリオンリーグにいる一ノ瀬さん
ですが…」
上のヒルダとヴォルフのチャットは②に向けてます。申し訳ございません。
ディード>よろしく→②
ディード>よろしく→②
ディード>よろしく→②
ありす「………」
アルス>常に大局を見て冷静に…それが戦いの鉄則だよ
ありす「それにプレイヤー3のデッキは明らかに力不足…ですがそれでヴァーミリオンリーグにいるんだ
その力を、仲間を信じます」
戦況は進み、各々主力を出せるくらいにまでマナが溜まる。
しかしありすの敵の殆どが、ありすとディードの入れ替わりに気付いていなかった。
肇「弱りましたね… 敵がアリダリ+魔種 ガレアードの即出現は無しと読んでソエルを出しましたが
まさかサルイージスに入れ替わるとは…
相方もあのデッキ構成ならアトランティスには時間がかかりますし…」
志希「うお… もう紅蓮の魔導師出しちゃったよ あたしの相方もアンドロメダから出したし
うにゃ~ どうするかな~」
ありす「私が逆サイドに来たことで皮肉ながら敵の足も少し遅れることになったみたいですね
…対面は一ノ瀬さん… 胸を借りるつもりでいきましょう!
少し遅れましたが、私は」
アルス>アリスで行く
ヴォルフ>助かるぜ! キュベレーで マナタワーを守る!
ありす「ハデスでは蜂の巣になると判断しましたか…」
アルス>フム…少し戦況を分析するかな
ありす「初手のアリスは間違いないとして、次に出す使い魔を考えなければいけません
ダークアリスを出せば火力は大幅に上がります」
志希「ダークアリスは超覚醒すると、「アリスと同じ能力値」になる。
アリスと違ってマナは30。ジョブもアリスのアタッカーと違い、ダークアリスはマジシャン。
そしてアリスは、デッキの種族が多いと能力ががある…その能力は250前後
一瞬にして強いアタッカーとマジシャンを作ることが出来るのが、アリダリデッキの強さなんだよね
…けどそうはいかない」
ありす「とにかく敵陣を荒らしましょう、少し遅れましたが相手はマジシャンが二人
毘沙門天は少し怖いですが倒すことを考えなければ道はあります」
志希「ありすが来る…当たり前か
… ならばあたしはこいつでいく」
ありす「志希さんは……イザベラ?死を喰らう男じゃないのですね
ならばチャンスはあり……!」
志希「ほーらほら~ 近づけるものなら近づいてみなさーい!」
ありす「フリッカーで弾いて時間稼ぎを… ううむ これは近寄れません」
アルス>一旦退かせてもらう
ありす「流石に一人では無理ですね かといってアタッカーが出た以上
キュベレーを前に出してもらうわけにはいきませんし…
志希さん流石ですね、普通ならアタッカーが近づいてきたら慌ててディフェンダーを出してしまうというのに…」
ヴォルフ>すまねぇ…
ヴォルフ>ハデスでいく!
ありす「…翻弄されてますね、仕方ないでしょう
最初は一人で守る予定だったのですから…
だとするとやはり、プレイヤー4のディードには腹が立ちますね」
ありす(確かに今までに逆サイドをされなかった、見なかったとすれば嘘になります
ですが何度見ても気分が良い物ではありませんね、だから私は助けます、このヴォルフを…」
ありす「…志希さんのイザベラが来てますね ATK220
アリスの敵ではありませんが… もうひとり敵が来てますね、毘沙門天」
志希「ありすちゃんの正義感には感動モノだにゃ~ ふふんけど私は勝負に関しては手を抜かない主義なので~!」
ありす「…さっきのお返しですよ!」
フリッカースタァイル
ファイtフリッカースタァイル
志希「にゃう! イザベラが弾かれて」
ありす「仲間はやらせません!」
志希「ならばこうだ!」
イザベラ>殺してやるっ!
ミリア>汚れちゃった~
ベドラム>そう…マスター、さよならね…
アルス>ふん…戦略的撤退だ
ナイトメア×2>がおおおお
ありす「しまった、アーツのことを失念していました
まぁ敵にマナを使わせただけ痛み分けですか…」
一方、逆サイド
肇「確かにイージスはソエルの天敵ですが、倒さないで撤退させるのは安易です」
肇はタワーの周りをソエルでうろつき、諦めて帰る振りをする。
そうすると敵のイージスはマナを溜め始める。
そこをソエルがスマッシュをする。
マナを溜めたりストーン、タワーの破壊作業をしている使い魔は無防備となり、攻撃されるとジョブに関係なくスーパークリティカルとなる。そしてソエルのスペックはとても高い。
反射神経の高いプレイヤーならイージスをアタック、ないしディフェンシブスタイルにして攻撃を回避するが、パーシヴァルのかかったソエルのスピードに対応するのは人間には難しい。
いくらディフェンダーとはいえイージスもスーパークリティカルには耐えられない。
そうするとイージスは選択を強制される。マナ溜めを諦めて、ソエルを延々と追いかけるか…回復に戻るか。
だがどちらにせよ、イージスがタワーを離れたらカイが蹂躙するだろう。ディフェンダーはイージスとガレアードしかいない。
そして、デッキを見ただけで仲間を見捨てるようなプレイヤーだ。ディードの行動は早かった。
イージス他、作成途中のサルーインを初めマナをためていたディードの部隊が全て撤退を開始したのだ。
…初手での逆サイドならまだ数秒遅れるくらいであり、挽回も十分に可能だ。
しかし敵の使い魔が整い始め、強力な攻撃を加えてくるとなるとマナを貯めるのも一苦労である。
ましてや一人では…。
ヒルダ>ご…ごめんなさい!
ヒルダも詫びを入れて撤退を開始する。だが。
肇「逃がしませんよ!」
肇のソエルと、その相方のカイ・キスクの猛攻は、ヒルダのパンドラを初め低コストを何人か仕留める。
これでプレイヤー①は立て直しに時間がかかるだろう。
ありす側も、ヒルダの謝罪チャットで逆サイドの陥落を察した。
ありす「ここで私、ないし仲間のヴォルフが増援を送ればタワーが折れる事はなかったと思いますが…
ですが、毘沙門天が鬱陶しいです…」
肇「さてさて、ようやく追い詰めましたよありすちゃん……ベオウルフも完成しましたし、仲間とともに頑張りましょうか」
ありす「…ディードが逃げた。逆サイドに逃げて、そして逃げた先からも逃げ出した…
一人の行動が、戦況を左右する
このゲームは難しい、だけど、そこがまた…面白いのです
それに、まだ私は諦めません!」
一つになったマナタワーで部隊をなんとか完成させたありすは、敵の毘沙門天を仕留める。
そして烏合の衆となった他の30コストの使い魔を次々と狩る。
パートナーのヴォルフもまた、クイックドライブを使い、取られたマナタワーを次々と取り返す。
そしてありすの本来のパートナーであったヒルダは。
ヒルダ>はぁぁぁぁ!!
なんとATK380のオロバスを作り上げ、敵を灰塵と化した。犠牲となったのはHPの減っていたカイとベオウルフと死を喰らう男。
…しかし、サルイージスのディードは、既に勝負を諦めたのか、石割りに部隊を派遣するだけで特に何もしようとはしなかった。
結果ありすたちのチームは敗北した。勝てる試合であった。
ありす「負けたぁ~!」
志希「いやぁ~でも楽に勝てると思ったけど、あの判断は良かったよありすちゃん」
ありす「橘です、ゴールドがいるからこそ出来た戦法ですけどね
ま、私はペナルティゾーンがあっても助けに行きますが」
志希「勝てば△になるからね
でも、あんな奴もいるという事だよ
LoVは面白いけど、完璧なゲームじゃないんだよね~ そしてそのプレイヤーも」
ありす「…ですが、悪いことを知ってこその、イメージキャラクター キャンペーンガールだと思います
それを生放送とかで言うつもりはありませんが」
立花○之介「ぶえっくしょんちくしょうぐあ!!」
○村悠一「どうしたしん 風邪か?」
立花○之介「いえ…なんか、ラムザは足かせという言葉が鼻のあたりでむずむずして…」
ありす「…さて、もう一度しましょうか」
志希「にゃはは あたしもまたつきあうぞ~ 今度は味方になるといいけどね~」
ありす「次の相手は、どいつでしょうか?」
こうしてありすは、アイドルとしての腕と共に、LoVの腕も上げていくのであった。
※続きは近日。
モバP「やってるようだなありす」
ありす「橘と呼んで下さいと何度…」
忍「まぁまぁ橘ちゃん それよりも調子はどう?」
ありす「アリダリデッキは楽しいのですが、そろそろ他のデッキを使ってみたいですね」
モバP「う~んそれもあるんだが、今日はな…ストーリーモードをして欲しいんだ」
ありす「ストーリーモード…運命の扉ってやつですか?」
モバP「ああ あr…橘は推理小説も嗜むのだろ?だからこういうストーリーの感想も聞かせてほしいと先方からの要求なんだ」
ありす「なるほどわかりました …で、工藤さんはなんで?
忍「アタシストーリーは全部クリアしてるから、デッキのアドバイスとかができると思ってね」
ありす「…できればネタバレをしないでくださいね」
忍「善処するわ」
モバP「っと、俺は別の仕事があるからここまでだ、すまんな」
ありす「……まずは第一話ですね
ってこれ、敵も味方もどうやって戦うんでしょうか…」
忍「最初のうちはこんなもんだよ、ちなみに行動自体もずっとマナを溜めて、たまに石を割りに来たりするくらいだよ
最初の4ステージはこんな感じね」
ありす「ここはアリスダリスで無双してOKでしょうか?」
忍「そうだね、どちらかというとステージ1は自分のデッキを試したり検証したりするのがいいかも」
ありす「というわけで4ステージクリアしましたね、最後の方はプルートーとかエリゴスとか
強いのが出てきましたね」
忍「さて次は…ボスだね」
ありす「この辺りから対策が必要になってくるのでしょうか?」
忍「………」
ありす「……?」
忍「ぶっちゃけステージ5のボスは雑魚だよ
部隊を育てて物理で倒せばいい…かな?」
ありす「ボスといっても拍子抜けですね」
忍「…そういう意見が多かったから、あんなことになったんだよね…」
ありす「…嫌な予感しかしませんね」
忍「ステージ5のボスを倒したら、ステージ6ね
…とその前に、各キャラクターの扱いをネタバレにならない程度にまとめようか」
ありす「キャラクター?」
忍「そう、LoV3のストーリーは、実は全キャラ共通なんだ、ただ、ギデオンとアンジェラだけは
主人公によって立場が変わるのさ」
ありす「私の場合ギデオンとアンジェラはもう登場していますね」
忍「それはありすちゃんの使用キャラがアルスだからだね
他のキャラクターを使ってる場合、ギデオンはヴォルフ、アンジェラはアルスになるんだ
例えばスキピオを使っている場合、本来スキピオがいる位置にギデオンが、ディードがいる位置にアンジェラがくるんだ」
ありす「少しわかりにくいですね」
忍「無双OROCHIで甲斐姫が総大将のステージで自分が甲斐姫を使ったら、総大将は成田さんになるものだと思えば…」
ありす「余計わかりにくいですよ…」
忍「まぁ実際に体験してみたらわかると思うよ
さて、話をステージ6に戻すけど…ここもまだ簡単、だけど敵のマナ上昇速度に補正がかかってるのか展開が早いよ」
ありす「確かに敵が妙に多くて育つのが早いですね…味方は余り役に立ちません」
忍「それに味方の主人公も、よくみたらDEFは20しかないから超弱いんだよね…」
ありす「とはいえなんとかクリア出来ましたが…… これは、予想していたとはいえ辛いですね」
忍「ま~このゲームはダークファンタジーだから暗いストーリーなのは当然なのかもね」
ありす「だーく?ふぁんたじ~?」
忍「昔は萌えとは無縁の暗いハードな感じだったのよ…」
ありす「そうなんで……!!!!」
忍「ん?どうしたの?」
ありす「……い……いえ……クククク…ふぁ…は……ははは!だ、だめだ!
エレベーター反則…はん…アハハハ…はははあ!」
忍「…どうしてありすちゃんが笑っているのかは実際に見て確かめてね」
ありす「さて第七話ですが」
忍「ここはアリダリじゃ多少厳しいかな このデッキを使おう」
フェンリル ソエル ロロ ポポ ルールー 白虎 アルフォス
ありす「フェンラーの派生型ですか?」
忍「そうだね、ここのボスはマジシャンだから、アタッカーで火力の高いフェンリルが一番いいかもしれないね」
忍「USは好みでいいけどキュアオールがオススメかな
戦いが始まったら、白虎 ポポ ルールーを出して、近くのマナタワーを占拠
その後真ん中のタワーも占拠して
あ あと左のタワーにロロを出してね、左のタワーね」
ありす「こうですね……
左のタワーにロロを出します」
忍「そのロロはそこでマナ溜めをさせといてね」
ありす「なんか敵の雑魚が出てきましたね…」
忍「とりあえず無視して占拠を続けるんだよ」
ありす「わかりました
……真ん中タワーまで占拠しました、まずは誰を出しますか?」
忍「アルフォス、マナを貯めさせて
アルフォス出したあとはマナステップ使って、次にソエルを出す」
ありす「こうですね、このソエルはどうしますか?」
忍「延々 雑魚を生み出す装置を狩り続ける
雑魚はある程度攻撃してくるけどソエルが死ぬほどではないし、すぐに石に向かうから
とにかく雑魚を生む装置を破壊して」
ありす「わかりま…ん!
敵がなにか仕掛けてきますね」
忍「大丈夫、ロロを狙うはずだよ」
ありす「あ 本当だ、ここはマナタワーに」
忍「いや 歩いて回避させて
3回ロックオンがあるからそこから交わすように」
ありす「……!いけました!」
忍「えくせれんと!といっても初見で交わすのはかなりキツいから
最悪ロロを見捨てるつもりで
けど復活は左タワーにまた出すように
後 雑魚を狩ってるソエルが巻き込まれないようにね」
ありす「味方が殆どやられましたけど」
忍「元々あんま役に立たないから気にしないで
マナがたまり次第フェンリルを出して超覚醒まで育てて
そして育てたら…」
ありす「ボスに特攻ですか?」
忍「…ちょっとマナを溜めてから特攻させたほうがいいかな 目安は60
後、アルフォスを超覚醒させて真ん中ストーンに
ソエルは覚醒させる時間がないからそのまま雑魚狩り続行で」
ありす「マナがたまりました、突撃させます」
忍「ここまでいけばもう殆ど勝利かな?けど敵を半分くらいまで削ったらイベントが発生して
範囲攻撃してくるから、その時はフェンリルを一度真ん中のタワーまで下げて回復させよう
それが終わったら後はボスを殴り続けてると勝てるよ
一応キュアオール積んでるけど これはどちらかというとアルフォス用かな?」
ありす「あ 勝てました」
忍「一回でクリアできるなんてやるじゃない、あたしも同じアドバイスされたけど
それでも何回か挑戦したからね」
ありす「では、次のステージは…」
忍「それなんだけど、それは後日にしない?」
ありす「…?なんでですか?」
忍「だってもう19時
高校生以下は帰る時間だよ」
ありす「…そうか ストーリーの合間合間に全国対戦しなきゃいけないからもうこんな時間だ」
忍「…ま、ステージ8と9も腰を据えてプレイしないといけないから」
忍「というわけで続きは後日ね」
ありす「それにしてもストーリーもなかなか…面白い?」
忍「なんで疑問形なのよ…」
ありす「いや…あんなことになって、あのキャラ使ってる人は怒らないのかなー」
忍「大丈夫よ、そのキャラを使っている人にとって、そういう事するのはギデオンないしアンジェラになるから」
ありす「主人公も大変ですね…」
忍「そういうありすちゃんのアルスも他のキャラだと大変だよ」
ありす「? どう大変なんですか?」
忍「モンスター娘専門」
ありす「うわぁ…」
※というわけで続きは後日
ありす「D&D…ドラッグオンドラグーンの事ですが、なんで&だなんて言ったのか私にもわかりません」
忍「…何処に向かって話してるの?」
ありす「気にしないでください、というわけで、ストーリーの続きをしましょうか」
忍「ふふ、そうだね
あ、そうそう…驚いちゃダメよ」
ありす「? 驚いちゃダメよ……って え!?なにこれ!!」
忍「皆そう思うよね… ステージ8は 風雷デッキの他はゴグマゴグ全凸デッキ!なんだ」
ありす「これは…ゴグマゴグとミリア以外皆ストーンアタックですね
敵もやけくそというかなんというか…」
忍「それだけじゃないよ」
ありす「?」
忍「敵はありすちゃんの使い魔を狙ってくる もちろん荒らしも来るよ
HP400の主人公イクリプスがね!」
ありす「これはひどい」
忍「敵は何の考えもなしに石に突っ込んでくるから、それを防げるディフェンダーを用意するべきね」
ありす「ガレアードとかですか?」
忍「そうだね、ガレアードなら逆転もしやすいし
…とにかく敵を止めて、こちらは延々石を割り続けるといいよ
実のところこのステージは風神雷神以外の強敵もいないし、ゴグマゴグも言うほど動かない
…ま、初見殺しなのは確実だけどね
敵のスクナヒコナも妙に早いし」
ありす「…なんとかクリアできました。さて、最後のステージですね」
ありす「全国を数回…、先程四方八方に石割してくる敵が出てきたせいか
視野がいつもより広かった気がします
だからといって何度もしたいとは思いませんが」
忍「ラストのデッキはこれがいいかな」
トンベリ 水虎 キマ ハルフゥ アナンタ 御坂美琴 アプカルル
主人公リバースカットタイム
ありす「…これってトンベリデッキですか?」
忍「そう…物理を上げて魔法で殴ればいい!
けどトンベリは思ったより早く死ぬからUSは慎重にね」
ありす「…確かに何も知らずに殺してしまうCOMには有効かもしれませんね
今思うとステージ6でも敵のオーディンのDEFがひどいことになってましたし」
忍「抵抗あるかもしれないけど、最初は逆サイドをとって
少しでも早くマナを溜められるから」
ありす「これ…火球かわすの大変ですね…
私はかわさずに使い魔を倒してもいいかもしれませんが」
忍「主人公を投げればいいんだよ
そうするとボスは通常攻撃をするから多少は楽になるよ」
ありす「なるほど…あ、トンベリできました」
忍「使い魔を投げてどんどん攻撃翌力を上げよう
火球にぶつけるも敵にぶつけるもご自由に」
ありす「ごめんね皆……
………
………350くらいになりましたね」
忍「十分かな?水虎のアーツを使って皆で殴ろう」
ありす「まず一回目 ○ですが… 水虎のお陰で射程外から攻撃できますね」
忍「ちなみに一回倒してもまだ終わりじゃ無いからね
今度は□にジョブチェンジをするんだ」
ありす「□ならいい感じですね、どんどんダメージが入ります」
忍「あ!!2回目倒す前にロ○を倒さないといけないよ!」
ありす「え?もうボスのHPを削って……
………
……えっとなにこれ」
忍「プルートー 小太郎 デスを覗く 3.0の70コス以上の使い魔を全員召喚
このボスの切り札だね…
更にパワーライズまで使っちゃう
全員覚醒状態なのが救いだけど」
ありす「これはやばいですね
一回リタゲしましょう!」
忍「とはいえCPUはスマッシュも使わないし
育ったトンベリで使い魔を倒せないこともないけどね」
ありす「というわけで今度は△ですか…」
忍「使い魔召喚やUSで驚かせては来ましたがもう芸はないですね」
ありす「……倒せました!!」
忍「おめでとう!」
ありす「なんというか……凄いヤケクソな難易度でしたね」
忍「当初はステージ5まで実装されてたんだけど、余りにも簡単だったから
もっと難しく!という要望を受けてこうなっちゃった」
ありす「確かに歯ごたえはありましたけど…ストーリーは暗いし
二度としたくないですy……
とぅびぃこんてにゅーどってなんですか」
忍「…続きます」
ありす「ここからどうやって続きを作るんだろ…」
忍「ちなみに前作の2にもストーリーがあったけど、それもなかなかひどかったよ」
ありす「例えば?」
忍「まずダークアリス 大きくなって踏み潰してくる
これが範囲が広くてかわせない人続出」
ありす「そんなに強かったのですか」
忍「そして次が風神雷神
即死するバーで攻撃してくる」
ありす「即死攻撃ですか…」
忍「ひどいくらいに初見殺しで移動力の遅い使い魔だと捕まって死ぬ感じだったなぁ
ただその2つを超えたら結構楽だけどね」
ありす「そちらのストーリーもまた追加されそうですね…
ラスボス改心の為にとか言って」
ありす「さて、ストーリーも終わりましたし
また全国大戦ですね」
忍「それはいいんだけど、ありすちゃん結構ランク落としてない?」
ありす「いや実は…アリダリデッキ
どうにも評判が悪いみたいで、アイドルとしてそれはちょっととプロデューサーに怒られまして
それで色々デッキを試している状態です」
忍「確かにアリダリデッキは相方に依存気味だしね…
嫌う人も多いみたいね
私は一緒に暴れることができるから好きだけど」
ありす「ですがどうにも馴染むデッキが見つからなくて…
いっその事、ファンから募集しましょうか」
忍「随分と開きなったわね」
というわけで、次の話からありすのデッキを変えます。
次は5月になってからかな……。
「これ使ってほしい」というデッキやカードがあれば是非お願いします。
安価などはないけど、ピンと来た物を使用させたいと思いますはい。
暖かくなり、芸能生活も忙しくなったこの頃。
ありすは腐る事なくLoVのしごと…基プレイを続けていた。
だが、ここ最近はプラチナリーグの上のほうを彷徨くばかりである。
ありす「こんな筈では…」
元々負けず嫌いな彼女は、負けでその日のプレイを終わらせるのに抵抗がある。
だから不調なときほどプレイを続けて、更に負けてしまう悪循環に陥ってしまう。
ありす「うーむ……」
ありすはデッキを見つめる。
LoVを始めた頃からありすはひとつのデッキを使い続けてきた。
橘ありすだからアリスを中心にしたアリダリデッキだ。
自分としてはありすという名前は苦手だが、宣伝のためでもあったし何よりアリスとダークアリスの完成時の破壊力は非常に高い。
だから好んで使用していたが、元々使うのが難しいデッキだ。
LoVはよっぽどのことがない限り、最初は2VS2の形となり、一人で敵と戦うことはない。
そして最終的には8人のプレイヤーが入り乱れての戦いとなる。
だから多少のミスは仲間がカバーしてくれる。カバーしなければ負けるのは自分たちだからだ。
だからこそありすは、アリダリデッキの扱いの難しさに気付けなかった。
しかし経験を積むに連れ、ありすはいかに自分のデッキが助けられたかを肌で感じる事になった。
ありすは悩んでいた。デッキ変更するべきか、変更するとすればどれにするのか……。
丁度ありすはその頃、1クールドラマの子役としての出演が決まっていた。
そのドラマは北海道の片田舎での撮影となる。近くにゲームセンター等はない。
あったとしても古い格闘ゲームが10台くらい動いているという感じだろう。
だがありすにとってはLoVプレイから離れられて良かったかもしれない。
デッキを考え、戦略を考える時間ができた彼女は、やがてひとつのデッキに辿り着こうとしていた。
ドラマ撮影が一段落し東京に戻ってきたありすは、村上巴と共にカードショップに来ていた。
巴もまたLoVをプレイしていた。闇ノ者デッキを使っているらしい。
元々は名前つながりで巴御前入り英雄単、残念ながらそれは現在の環境にあわないということでデッキからは抜いている。
巴「おおう、それを買うのか!」
ありす「ええ、3.1から始めた私はこのカードを持っていなかったですからね」
ありすはそう言いながら一枚のコモンカードを手に取る。
それはピルヒーゲル。30マナのバニラカードだ。
30マナという軽いコストで、攻撃翌力90のアタッカーが生まれるのは、高くても能力が30前後の使い魔しかいない序盤には脅威だ。
特にDEF5のマジシャンのキマが中心となる海種にとっては。
それだけではない。魔種のアレイスターとグレイグルは、10コストには珍しい「トライブサポートA」を持っている。
つまりこの二人がいれば、ピルヒーゲルのATKは100になる。主人公もトラサポAだと更に強くなる。
そうなると手がつけられない。□の主人公やロッシュ、ナイトメア等で対向するしかないだろう。
それらがいなければ絶望的である。
そしてありすは、先日引いていたとあるカードに着目する。
タルタロスだ。スペックは普通だが、超覚醒となるとATKが270にまで跳ね上がる。
だが敵を倒せばATKは下がる…要するに、敵を倒すと攻撃翌力が上がるバハムートの逆だ。
しかし後半戦となると敵を倒すという機会は意外と少ない。
更に一人仕留めても攻撃翌力240だ。十分に高い。そして下がった攻撃翌力は、一度タワーやゲートの中にいけば元に戻る。
それでもタルタロスだけでは□…アカズキンなどには勝てないだろう。イージス相手も厳しいかもしれない。
それをサポートするのが、紅蓮の魔導師。タルタロスの苦手な□を倒すのは難しいかもしれないが、牽制するには十分だ。
以上のことを巴に話したありすは、改めて自分のデッキに自信を持てた。
タルタロス、紅蓮の魔導師、ピルヒーゲル、グレイグル、アレイスター、ターラカ、ミリア
巴「なるほど、強そうなデッキじゃのぉ」
ありす「巴さんのデッキもピルヒーゲルで根元ボロボロですよ」
巴「…それは困るのぉ、けど、根元をボロボロにするには紅蓮の魔導師じゃなくてもこっちでいいんじゃないかのぉ」
巴はそう言うと一枚のカードを指差す。
ケースの中で燦々と輝くそれは、ハートの女王であった。
ありす「…それも考えましたが、しかしタルタロスが準備出来ない場合、ハートの女王だと戦力になれません
そういう意味でも紅蓮の魔導師を選びました」
HPは下がるがATK240を誇るマジシャン紅蓮の魔導師。
そしてありすはデッキを完成させるのであった。
続きは後日。
都内某所。
モバP「にしてもまさかアイドル達の間でここまでLoVが流行るとは…」
???「しかし我がスクエニにとってこれは嬉しい限りです。
生放送にも、言っては悪いですが番組的には素人のランカーさん進めなければいけませんでしたし
テレビ慣れしていて尚且つLoVにも詳しいアイドルが増えてくれるのは嬉しい限りです」
モバP「けど彼女たちはランカー程強くありませんよ…、いや一ノ瀬は別ですが」
???「ならば彼女たちの実力を見せればいいのです」
モバP「というと…?」
???「LoVをプレイしているアイドル全員で対戦をさせるのです!」
その頃のありすは、LoVをプレイしていた。
ありすの対面は…なんとありすと全く同じデッキであった
そして相方はサルイージス、敵はラオウ(ラグナロクオーディンウラヌス)デッキ。
オリハルコンリーグともなると、所謂定番…「テンプレデッキ」というものとしか当たらなくなる。
だが、テンプレデッキというものはそれだけデッキパワーを持っていると言うことだ。
それと同時に、強いデッキを使ったからといって勝てるほどLoVは甘くない。
また、同じデッキでも主人公のジョブが違う場合もある。
ありすは△、敵のタルタロス紅蓮使いは□だ。
というわけでありすはここで、ビルヒーゲルによる開幕特攻を断念した。
ビルヒーゲルはマナ30でDEF50と比較的高いが、それでも□による攻撃は痛い。
それだけでなくスロウアタックを連発され逃げられなくなる可能性もある。
ありす「初手はミリア アレイスター グレイグル ターラカですね」
相方の初手はグリンブルスティ 摩利支天 マステマだ。
ありすと相方の主人公のジョブは△だが、ターラカとグリンブルスティでビルヒーゲルは追い払えるだろう。
とにかく相手より先にタルタロスを完成させるのが先だ。
ありす「敵は…ビルヒーゲルを特攻させますが」
ありすはここで、主人公を前線に上げ、シュータースタイルでビルヒーゲルを攻撃する。
相方もそれに習い、シューターでビルヒーゲルを狙撃。
損傷は微々たるものだが、撃たれることを嫌ったビルヒーゲルは主人公を攻撃する。
主人公はビルヒーゲルの攻撃に長くは耐えられずすぐに落ちるが、しかし5秒で復活する。
片方の主人公を倒したところで、まだ片方の主人公がいる。だがビルヒーゲルは主人公撃退を諦め、やっとマナタワー付近の敵へスマッシュを決める…が
そうこうしているうちに相方のヘラが完成した。
ヘラとビルヒーゲルのスペックは殆ど変わらない。だがマナタワーによる回復ができる分ヘラに分があるだろう。
主人公たちは今度は後ろから来た□の主人公を攻撃する。もう一方の敵の主人公は△だが、それはターラカに殴らせている。
ビルヒーゲルはHPの消耗から退散し、□の主人公も撃破した。
ありすはここで敵フィールドをみる。そこにはウラヌスの姿が認められた。
ありすはここで紅蓮の魔導師を用意する。これは苦肉の策…というより、ウラヌス対策だ。
敵のタルタロスが怖いのと、防戦一方になることに少し抵抗があったが、ウラヌスはスペックが高く
更にアーツを使えば一瞬でゲートに戻れる。荒らしのために生まれたような使い魔だ。
更に神なのでエヴォルカットの効果が及ぶため思っている以上に早く登場する。
しかし、スペックが早いとはいっても所詮は30コス。紅蓮の魔導師の敵ではない。
だが敵はそのウラヌスとビルヒーゲルを突撃させてくる。
相方はそれを見て、イージスを出した。これでこちらは□△、敵は○□…と、じゃんけんで考えれば有利となる。
敵はそれを見て慌てて紅蓮の魔導師を出す。しかし開幕ビルヒーゲルは確かに敵の場を荒らせるが、荒らしきれなければ自分の畑にいるのはミリアただ一人。
魔導師を出したところでその完成は果てしなく遠い。
ありす「相方さんは様子を見てくれたみたいですね」
マナを比較的貯めていたらしい相手は出したイージスをすぐさま覚醒させる。
そのままマナを超覚醒させて防衛に当てる。こうなると敵は為す術がない。
そしてウラヌスはゲートに帰還というアーツを持っているものの、一瞬で帰れるわけではなくアーツボタンを押してから1秒程のタイムラグがある。
その間に撃破されてしまえばマナの無駄だ。そして敵はそのマナの無駄をやらかした。
紅蓮の魔導師のお陰で一瞬で削れたHPに驚いた相手はアーツを叩く。だがゲートに帰ることはできなかった。
ありす「後はこのままタワーを折るだけですね」
ありすはそのままタルタロスを召喚し、紅蓮の魔導師…そして相方のイージス、ヘラと共に敵陣に進撃する。
敵のタルタロスデッキの使い手はそのまま居座ろうとしたが、その相方のラオウデッキの使い手はここでタワーを放棄した。
こうなれば一人で守り切るのは難しいと判断したのか、タルタロス側も逃げ出す。
ありす「びっくりアタックは…なさそうですね」
ありすは敵陣を見る。そこでは敵のアカズキンとイージス。味方のソエルとハートの女王が激戦を繰り広げていた。
明らかに敵の方が有利だろう。だがソエルと女王は止めなければ被害は甚大だ。そして彼らにはもう逃げる場所がない。
ここでもし相手の大型アタッカーが、占領中のマナタワーに登場すれば、紅蓮の魔導師は一瞬で滅びるだろう。
その心配は杞憂のようである。ありすとその相方はタワーを占拠し、もう片方のタワーも攻めた。
後は戦闘というよりかは蹂躙と言った方が正しいゲームが行われた。
ありす「ふぅ…」
ありすは何度目になるかわからない勝利をする。だが勝利は嬉しいものだ。
そんなとき後ろからゆっくりと拍手が聞こえた。
志希「お疲れ様だにゃー」
飛鳥「さすがだね。ビルヒーゲル同士だと攻めたほうが負ける…耐えぬいた勝利だ」
ありす「いつの間に来てたのですか?」
飛鳥「ついさっき、けど見つかってよかった、お仕事だよ」
飛鳥はそう言って、スマートフォンの画面を見せる。
それは…LoVプレイヤーのアイドルたちを戦わせるという内容だ。
飛鳥「メンバーはボクに志希、ありす、そして巴に
肇、忍…杏に紗南だね」
ありす「…紗南さん、やらないって言ってたのに始めたんですね」
志希「悠久の車輪に近いゲームシステムだからね~」
こうして8人のアイドルが、信じられるデッキを持ってイベントに挑んだ。
イベントは結果だけを言うなら大成功、この先アイドルのプレイヤーも増えそうだ。
だが、いくらアイドルがゲームを宣伝しても、いくらゲストを呼んでも
結局のところ「ゲーム自体が面白い」その要素がなければ…いつかLoVは廃れていくだろう。
スクウェア・エニックスは、そしてLoVがどうなるかはまだしれない…。
というわけで、唐突ですがこれにて終了とさせていただきます。
最近LoVが出来ないくらい忙しいですので、一区切りとさせていただきます。
地の文大目の雑文で申し訳ありませんでした。
8人のメンツとデッキは最初から考えていましたが、約二名最後まで登場できず…申し訳ないです。
最終的なデッキはこのような感じになっています。
デッキは
ありす:タルタロス、紅蓮の魔導師、ピルヒーゲル、グレイグル、アレイスター、ターラカ、ミリア
忍:キュベレー、ゼロ、カイ・キスク、キマ、ナイトメア、ラハブ、アナンタ
杏:フェンリル、ラースジャイアント、ソエル、アルフォス、ロロ、白虎、ロッシュ
飛鳥:アカズキン、紅蓮の魔導師、ソエル、ロッシュ、パーシヴァル、ミリア、白虎
志希:ナイトメア、ロッシュ、ターラカ、ミリア、紅蓮の魔導師、美獣イザベラ、死を喰らう男
肇:ダーインスレイヴ、ベオウルフ、ガラディン、パーシヴァル、ロッシュ、白虎、ミリア
巴:ミリア、フィンテール、エリザベート、ソドム、ウォドノス、ゲーデ、黄泉神
紗南:わだつみ、コノハナサクヤ、カイ・キスク、バアル、アナンタ、アニュイ、キマ
これで激戦を書きたかったのですが、この勝負は皆様の心の中で繰り広げられるという事で今回の話は終わりとさせていただきます。
レスしてくれた人。D&Dにツッコミ入れてくれた人、ありがとうございます!
このSSまとめへのコメント
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