【ミリマス】律子「ついに完成したわ…!」 (36)
律子「時を越える機械…タイムマシンが!」
昴「律子-、何騒いでるんだ?」
律子「ふふふ…良いところに来たわね、昴」
昴「うわ、なんかテンション高いな」
律子「そりゃあテンションも上がるわよ、世紀の発明なんだから」
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昴「で、その世紀の発明ってのはなんなんだ?」
律子「タイムマシンよ!」
昴「は?」
律子「過去に未来に縦横無尽、どんな時代にだって行けるタイムマシンよ!」
昴「律子-、暑さで頭やられたりしてない?」
律子「失礼ね-、私は正常よ」
昴「いや、だってタイムマシンとか…」
律子「なら体験してみるかしら?」
昴「まあ別に良いけどさ…」
律子「昴、今事務所には誰がいるのかしら?」
昴「オレと春香、雪歩、のり子、ジュリア、後はプロデューサーだけだな」
律子「タイムマシンの定員が6人だからちょうど良い数ね」
昴「7人いるけど」
律子「プロデューサーは留守番だから」
律子「じゃあ昴、皆を集めて事務所の下に来てちょうだい。過去に行くための車があるから」
昴「律子って車持ってたか?」
律子「プロデューサーの車を(無許可で)改造したのよ」
昴「ふーん…まあいいや、じゃあ皆を集めてくるから」
律子「頼んだわよ」
律子「さて…」
律子「プロデューサー!ちょっと過去と未来に行ってきますねー!」
P『おう、いってらっしゃーい!夕飯までには帰ってこいよ-!後お土産よろしく-!』
律子「わかりました-!」
律子「それじゃあ行くとしますか」
律子「お待たせ」
ジュリア「過去や未来に行くんだって?」
雪歩「じ、時間超越なんて非ィ科学的ですぅ」
のり子「いやぁ…アタシは劇場が空に浮かび始めた頃からいつかこんな日が来るんじゃないかと思ってたよ」
春香「百合子ちゃんや亜利沙ちゃんは大喜びしそうだけど残念だね」
昴「早く行こうぜ」
律子「急かさないの、ちゃんとシートベルトしなさいよー」
律子「それじゃあ行くわよー、時間を設定して…」カチカチ
1969/07/19
律子「発進!」
バチバチバチバチ
律子「ふう、着いたわね」
昴「うわ、街並みが全然違うな。本当にタイムスリップしたのか」
律子「劇場内のワープパネルを作ったのも私なんだから」
雪歩「あれ作ったの律子さんだったんですね…」
ジュリア「これ、時代はいつなんだ?」
律子「1969年の7月よ」
のり子「なんでそんな時代に?」
律子「明日の1969年7月20日はね、人類の歴史が変わった日なのよ」
昴「歴史が?なんかあったっけ」
律子「ほらほら学生組-、歴史で習ってるはずよー」
春香「1969年?」
昴「うーん…習ったような忘れたような…」
雪歩「あ、もしかして…」
春香「雪歩、わかったの?」
雪歩「うん、確か、アポロ11号による初の人類月面着陸があったような…」
律子「正解よ」
昴「アポロは分かったけどさ、なんでこの時代に来たんだ?」
律子「ふふふ、この時代はね、まだ月が誰の手にも汚されてない時代なのよ」
昴「それで?」
律子「765プロはそのうち宇宙に進出するつもりだから今のうちに月の土地を手に入れとこうと思ってね」
ジュリア「でもアタシら宇宙にあがれないだろ?」
律子「あの車に宇宙服積んであるから大丈夫よ」
のり子「用意周到だねー」
律子「というわけで早速宇宙にあがるわよ」
昴「やれやれ、月の土地なんか手に入れてどうするんだか…」
春香「初めての宇宙旅行…ってことになるのかな」
のり子「時間旅行も同時だなんて贅沢だよねー」
雪歩「月に穴掘っても怒られないよね…?」
ジュリア「さすがのユキでも月に穴を開けるのは厳しいんじゃない?」
雪歩「やってみようか?」
ジュリア「やらなくていい」
月
律子『さあ、着いたわよ』
昴『おおー!』
春香『写真でみるよりずっと青いんだなぁ…』
ジュリア『なんだろ…良い曲が思いつきそうだ』
雪歩『えい』ザクッザクッ
律子『こら雪歩ー、土地を傷つけるんじゃないわよー』
りっちゃんパネェ.........
支援だよ
>>1
秋月律子(19) Vi
http://i.imgur.com/RJIIdMi.jpg
http://i.imgur.com/tEDnqOs.jpg
>>1
永吉昴(15) Da
http://i.imgur.com/89JLNYv.jpg
http://i.imgur.com/rfhzmwR.jpg
>>10
ジュリア(16) Vo
http://i.imgur.com/FcyV4MA.jpg
http://i.imgur.com/bcxTsQK.jpg
>>10
萩原雪歩(17) Vi
http://i.imgur.com/uMgeJAu.jpg
http://i.imgur.com/mGXcS8S.jpg
>>10
福田のり子(18) Da
http://i.imgur.com/xpLYG1s.jpg
http://i.imgur.com/F1oqsdl.jpg
>>10
天海春香(17) Vo
http://i.imgur.com/d7uEAgo.jpg
http://i.imgur.com/CDhBNvx.jpg
参考
>>10空に浮かぶ劇場
http://i.imgur.com/D9uM63S.jpg
律子『じゃあ旗を刺すわよ』
春香『これで私達が人類で初めて月に立ったことになるんですね』
ジュリア『まあずるいことしてるけどな』
昴『月の石お土産に持って帰ろうかな』
雪歩『宇宙に進出するなら更地にした方が良いよね』ザクッザクッ
のり子『ここなら筋肉バスターとか出来そうだなー』
ザクッ
律子『よし!765プロ、宇宙進出おめでと-!』
『いぇーい!』
律子『さ、帰りましょ』
昴『軽いな!』
律子『じゃあ次の時代に跳ぶわよ』
1965年 イギリス
バチバチバチバチ
律子「着いたわよー」
昴「どこだここ」
春香「外国?」
雪歩「イギリス…かな?」
律子「誰の希望かしら」
ジュリア「」
のり子「ジュリア?」
ジュリア「な、なあ、今っていつだ」
律子「今?1965年ね」
ジュリア「…間違い、あたしの希望だ」
昴「ジュリアの?イギリスで何かしたいことがあるのか」
律子「ははぁ、そういうことね…ジュリア、ちょっと待ってなさい」
ジュリア「え?」
一時間後
昴「律子、遅いな」
春香「イギリスのお菓子とか見に行きたいなぁ」
雪歩「私は紅茶を見てみたい」
春香「良いね、時間があったら一緒に見ようよ」
雪歩「うん」
律子「お待たせ」
昴「律子、どこ行ってたんだ」
律子「ちょっとね。ジュリア、着いてきて」
ジュリア「あ、ああ」
昴「オレ達は?」
律子「ちょうど良いわ、席を取ってあるからあんた達も勉強していきなさい」
ジュリア「あ、あんたは…」
ジミ・ヘンドリックス「…」
ジュリア「は、はは…夢みたいだ…本物だ…」
ジミヘン「…」
律子「ジュリア、あんたとセッションしたいって」
ジュリア「あたしが…ジミヘンと?」
ジミヘン「…」コクッ
ジュリア「…もちろん!むしろお願いしたいくらいだ!」
のり子「何が始まるんだろ」
昴「雰囲気はライブみたいだけど…」
春香「この時代のミュージシャンの人かな?」
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