それは神
世界の均衡を保つ『破壊』の化身
それは呪い
人を憎み兵器を呪う特大の『呪い』
それは英雄
己の為、世界のために戦う『英雄』
それは王
その圧倒的な暴力によって怪獣の頂点に君臨する『怪獣王』
https://youtu.be/gKCzhjQnWU4
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434758695
海中より引き上げられた、一本の矢
本来の触媒が用意できなかったため、急遽用意された「ヘラクレスが射ったとされる矢」である
イリヤ「本当にだいじょうぶなの?お爺様」
アハト翁「ヘラクレスでなかったとしても、狂戦士となったギリシャの英雄。弱い筈があるまい」
が、その期待は大きく裏切られることとなる
黒い、岩のような肌をした巨人
イリヤ「これが……バーサーカー?」
ゴジラ「……人間と協力する気も下につく気もねぇ、俺は勝手にやらせてもらうぜ」
アハト「!?」
イリヤ「!?」
ゴジラ「聖杯に人間の型に詰め込まれてイライラしてんだよ、焼くぞ?」
イリヤ「え?ナニコレ?ヘラクレス?」
ゴジラ「ヘラクレスゥ?誰だそりゃ」
アハト翁「で、では貴様は何者だ?!」
ゴジラ「バーサーカーのサーヴァント。『ゴジラ』」
イリヤ「えぇーっ?!」
バーサーカー
真名:ゴジラ(?)
筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:D 魔翌力:E 幸運:D 宝具:A+
スキル
狂化:E~A 詳細は後述
無辜の怪物:A~E
本来このスキルは、人間だが、このサーヴァントにおいては真逆の性質として機能している
狂化のランクを後から変更することができ、狂化が上昇するとこのスキルは減少する
つまり、狂化によって本来の姿を解放するしくみである
戦闘続行:A 後述の宝具によってチートと化している
宝具
白熱光: C 対軍宝具
放射熱戦:B~A+ 対軍・対城宝具、放射方法によって性能が変化する
多核:A+ 特殊宝具、頭以外の破壊によって撃破する場合、心臓ともうひとつ破壊しなくてはならない
要は、心臓を失っても戦闘が続行できる
神皮:Cランク以下の攻撃を無効にする
イリヤ「うわぁ……」
ゴジラ「狂化が上がったら神性:Bまでつくぞ」
イリヤ「本当にバーサーカー?」
ゴジラ「暴れてやろうか?」
イリヤ「やめて!」
ほぼギャグだけど怪獣ストーリーの方がいい?
なんでゴジラに神性?
擬人化不評みたいだし
ステータス作るなら作るでちゃんと作って欲しかったな
中途半端
>>12
レジェンダリーとか怨霊ゴジとか
あと、名前のもともとは島に伝わる荒ぶる神の伝説だから
>>14
ごめんな、あくまでだいたいこんな感じ程度で作っただけなんや
いや、俺も擬人化はどうかなって思ってたんや
やっぱゴジラは大怪獣だよな!
>>3の続きから書き直すわ
イリヤ「天秤の護り手よっ!!」
ゴオォォォォ……シーン
イリヤ「うん?あれ?」
ズドオオオオン
イリヤ「え?!?!何何何?!」
外から聞こえる轟音
窓から外を見ると、真っ黒であった
イリヤ「あれ?まだ明るかった筈じゃ……」
ゴジラ「■■■■■ーーー!!」https://youtu.be/7T6nMU9qnZQ
イリヤ「ぎゃーっ!!」
窓は全て割れ、雪が入り込んでくる
少女の目の前には、100mをゆうに超える怪物
ゴジラ(FW版)「……」
イリヤ「ガッ!ガッズィラだあぁ!!」
もちろん、日本の聖杯に召喚されたのだ
知名度はぶっちぎりである
イリヤ「うわあああパス繋がってるぅ!これサーヴァントだ!バーサーカーのサーヴァントだよこれ!!」
イリヤ「れ、霊体化!霊体化してバーサーカー!」
スゥ
イリヤ「あ、霊体化はちゃんとできるんだ、良かった……」
アハト翁「間違いなく最強だが……」
イリヤ「神秘の秘匿っていったい……」
アハト翁「まあ、後処理は教会の仕事だし」
イリヤ「宝具というか一歩踏み出しただけで大量破壊が起きるよ?!?!」
アハト翁「姿も隠しきれんじゃろうしなあ」
イリヤ「どうしようかこれ……」
アハト翁「まあ、聖杯の器は確保されてるし、聖杯に街の復興を願っても、まだ魔翌力は残るじゃろ」
イリヤ「うーわ街を更地にする気満々だ」
アハト翁「さあゆけイリヤよ!全てのサーヴァントをたおしつくすのだ!」
イリヤ「うわぁ……教会に怒られませんように……」
本編序盤の教会での解説が終わるまでばっさりカット
凛「それじゃ、明日から敵だから」
士郎「俺、遠坂とは戦いたくないんだけど……」
イリヤ「うわあ、士郎も遠坂凛も居るぅ~」
凛「誰っ!?」
士郎「あっこの前の!」
イリヤ「はじめましてリン、私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン」
凛「アインツベルンのマスターってわけ?1人でのこのこと現れるなんていい度胸してるじゃない」
セイバー「士郎、下がって」
士郎「いや、でも……」
凛「アーチャー、行ける?」
アーチャー「問題ない、どこぞのお人好しのせいでまだ万全だ」
イリヤ「うわ……戦う気満々だよ……逃げても追撃が怖いしなあ……」
凛「何ブツブツ言ってるかはわかんないけど、サーヴァントを出す気がないなら都合がいいわ!アーチャー!」
アーチャー「無抵抗の少女を射つのは気が引けるが、これが戦争だ、あきらめてくれ」バシュン
イリヤ「あーもう!バーサーカー!!」
ゴジラ「 https://youtu.be/7T6nMU9qnZQ 」キィン
アーチャー「馬鹿なっ!?」
凛「きゃああああああ!!」
士郎「ゴジラだああああああ!!」
セイバー「?!?!?!」
凛「無理無理無理無理!!撤退!撤退!!」
士郎「こっ腰が抜けた……」
セイバー「マスター、捕まって!」
アーチャー「オキシジェンデストロイヤーは投影できんぞ!流石に!!」
ピュ-ン
イリヤ「まあ、そうなるよね……霊体化してバーサーカー」
スゥ
綺礼「…………英雄王?」
ギルガメッシュ「言わせてもらう、ありゃ世界が無事な状態で倒すのは無理だ」
綺礼「まさに天地開闢レベルの攻撃が必要なわけか」
ギルガメッシュ「あとはエルキの弓……いや、奴は元々水棲生物であったな」
綺礼「どちらにせよ、世界は滅ぶと」
ギルガメッシュ「素直に奴に勝たせた方が被害が少ないだろうよ」
綺礼「逃げる時は乗せて行ってくれ、いや、乗せて行ってください」
ギルガメッシュ「良い、あれから逃げるのは流石に咎めん」
士郎「ちょっと漏れた……遠坂、それは……」
凛「……モロに漏らしたわよ……文句ある?」
士郎「いや、普通だと思う。逆に安心した」
凛「明日から敵どうしだって言ったけどアレ撤回、どうにかしてゴジラから逃げ延びるわよ」
士郎「同感だ、勝てる気がしない」
キャスター「バーサーカー?」(遠隔視聴中)
映像『ゴジラ「■■■■!!」』
キャスター「ヒッ」ジワ……
キャスター「催眠効くかしら……」
翌朝、遠坂が泊まったり大河が言い負かされるくだりはカット
アナウンサー「昨夜12:00ごろ、冬木市でゴジラの鳴き声を聞いたという人が多数出ました。警察は悪質なイタズラであるとして調査を進めています」
大河「あぁ、聞こえた聞こえた……妙に音質が良かったというかリアルだったというか……」
士郎「ホンモノノゴジラダッタラコワイナー」
凛「ハッハッハ、バカナコトイワナイデヨエミヤクン」
桜・大河「??」
スマホのバッテリーあと3%しかないからいったんここまで
地味にガイヤっぽいゴジラ
こりゃ抑止力も働きませんわ
ちなみに矢でゴジラを呼べた理由づけはしてるのかな?
>>39
アハト翁「そういや、なんでこの矢で召喚できたんじゃろ?」
発掘海域:ビキニ岩礁沖
アハト翁「なるほど」
タイガ「おっす!タイガー道場特別編です!」
ブルマ「今回はゴジラ召喚のメカニズムについて解説するよ~!」
タイガ「今回のミソは『呉爾羅』という怪物!」
ブルマ「大戸島の伝説に存在する幻獣、神獣の類いで、この世界ではこの伝説を元に猪四郎監督がゴジラという物語を作ったって設定だよ」
タイガ「『呉爾羅』は超マイナーな神獣として聖杯に記録されていたんだよ!」
ブルマ「ところが、猪四郎監督の作品が大ヒット!『呉爾羅』に『ゴジラ』のイメージが上書きされる事態に!」
タイガ「んで~人々が『呉爾羅』とゴジラを同一視した結果スキル無辜の怪物によってゴジラが召喚されちゃったワケだね」
ギルガメッシュ「それにしても……奴め、聖杯の正体に気づいているな」
綺礼「奴とは……」
ギルガメッシュ「無論、あのゴジラだ」
綺礼「正体に気づいていながら召喚される……理由を知りたいな」
ギルガメッシュ「我は人と神との間の裁定者として生まれた。だが奴は元々『世界の抑止力としてこの星が生み出した』ものだ」
綺礼「ほう?」
ギルガメッシュ「奴が今の怪獣としての姿になる以前、奴は人の手から環境を守護する怪物であった」
ギルガメッシュ「思えば、若気の至りとはいえ大変なことをやらかしたものだ」
古代
ギルガメッシュ「退けフンババ、この世は神の物でない事は貴様も知っている筈だ」
フンババ「人は加減を知らぬ。開け渡せば遥か未来にきっと世界は荒れ果てるだろう」
ギルガメッシュ「荒れ果てさせぬ為の王であろう、神の独占を許すとあらば容赦はせん」
エルキドゥ「そういうことだフンババ、押し通らせてもらう」
で、しばらくあと
フンババ「ギルガメッシュ、人が採取する資源の管理は貴様に一任するとしよう。だがもし、管理ができなかった場合は星ごと消し飛ばしてくれる」
現代
ギルガメッシュ「今思えば、正しく奴の予言通り、この星は枯渇しつつある……」
綺礼「ちょっとまて、アレもともとフンババだったのか?」
ギルガメッシュ「洪水を呼び、口から毒、今で言う放射能の炎を吐く巨大な怪物。どうだ?今も昔も大差あるまい」
綺礼「いや、まあそうだが……」
綺礼「というか、管理できてないよな?」
ギルガメッシュ「故に聖杯で人を間引こうかと思ったのだが……まあ、あの量の呪いが60年に1回、此度は10年に1回出てくるのは異常だわな」
綺礼「ようは、この地の聖杯についたアンリマユを聖杯ごと消し去りに来たと」
ギルガメッシュ「故にあの聖杯の器のサーヴァントなのだろうよ」
綺礼「お前へのおしおきという線は……」
ギルガメッシュ「…………なくはないな」
綺礼「…………」
ギルガメッシュ「どうしようアレ、エルキドゥといっしょにかかっていってやっと倒した奴だぞ?」
ギルガメッシュ「それに知名度補正云々とか映画による性能変化とかで既に我の手にはおえんぞ?」
綺礼「次出てきたら素直に謝れ。まだ完全枯渇はしてないし、謝り方次第でなんとかなるぞ」
ギルガメッシュ「我に頭を下げろというのか?!」
ちょい休憩
イリヤちゃん映画視聴中……
イリヤ「……」
テレビ『https://youtu.be/f_WuEozpFiE』
イリヤ「これで今のバーサーカーの半分くらいの大きさなのよね……」
テレビ『https://youtu.be/IFPKP8ZwrF4』
イリヤ「何……これ?これが暴走したバーサーカー?」
テレビ『https://youtu.be/Q3_gXBMlPJA』
イリヤ「心臓だけで動いた?!」
テレビ『https://youtu.be/1sZvvvWdUu0』
イリヤ「骨だけなのになんで記憶があるのよ……」
イリヤ「ふぅー……ゴジラ作品って結構多いのね」
セラ「お嬢様、お目を悪くされますそろそろお休みください」
リズ「もう一本……」
セラ「リーゼリットは外回りの警備です」
リズ「はーい」
イリヤ「明日はビオランテとスペースゴジラと2000見ようっと」
セラ「それが宜しいかと」
深い海の底
突然の大きな衝撃、光、熱
あぁ、人間はついにここまで来てしまった
人間はこの星を食いつぶすつもりなのだろうか
嘗て、人を管理すると言った王は何をしているのだろうか
この星が枯れた時、いや、次奴の顔を見たら焼き殺してやろう
人間のせいで世界は滅茶苦茶だ、人間のせいで、私の身体も滅茶苦茶だ
ああそして、人間が作り出した神の力もどきから大量の呪いがあふれようとしている
人間はこのさい放置しよう、だがこの呪いだけはどうにかしなくては
抑止力というとモスラやバトラ、別の世界からガメラ、また別の世界じゃシラリー&コダラー、またまた別の世界は大地の巨人と海の巨人がいるよな。
ギャレゴジは生態系を安定させるための存在だっけ?
気がついたら館の前にいた
吼えてみる、人間によって形作られた姿だが、昔より強くなってるのがなんとも皮肉だ
少女と老人が叫んでいる、少女とは繋がりを感じる。呪いを破壊するために呪いの器に従わなければならないのは少々滑稽だ
この少女を殺せば今回の呪いは防げるだろうが、それでは呪いの根本が断絶しない
この少女には少々苦しんでもらうことにしよう
>>72
モスラやガメラはどっちかというと人間の守り神に近いかもしれない
ゴジラは全てを暴力でもって均衡を保つある種のアンリマユみたいなもん
死や破壊をもって調整するそんざい
フンババとかギルガメッシュの慈悲に預かろうとしたけどエンキドゥの無慈悲にころされた雑魚じゃん
しかも最後は四次ランサー同様惨めに呪いの言葉を吐き散らして死んでいった雑魚だし
そんなのがゴジラの正体とか…、せめて雄牛にしてさしあげろよ
フンババ退治は神の助けがなかったらヤバかったからなー
宝具
第二の脳
ゴジラの基礎となる三つ目の霊核
本来サーヴァントの霊核は頭と心臓の二つであり、1つでは行動が続行できない
ゴジラはこの三つ目の霊核故に他の霊核を破壊されても戦闘を続行できる
要は妄想心音やゲイボルクを無効にしうる数少ない宝具である
神性:D+
本来、フンババ又は呉爾羅は神獣であるためAランク相当の神性を持つが、怪獣王としてのゴジラに上書きされているためDランクまで落ちている
最近の映画で世界の抑止力としてのゴジラが出たため、神性は若干戻ってる模様
凛「どうやって倒そうかしら……」
士郎「案A、オキシジェンデストロイヤーを用意する」
アーチャー「不可能だ、アレの製法は作中でもわかっていない。ミクロオキシジェンの研究者からはじめなくてはならない」
士郎「案B、ゴジラのメルトダウン」
アーチャー「おそらく、バーニングゴジラ状態は宝具若しくは壊れた幻想として使える筈だ、それで自滅をねらうのもアリだが……」
セイバー「そこまで追い詰めることはほぼ不可能、できたとして、ここらの都市がまるっと消し飛ぶかと」
士郎「案C、体内から穴を開ける」
凛「たしかに、内側からの攻撃には弱い筈よ、でも、ゴジラが狂化してなかったらオシマイよ」
士郎「案D、低温による封印」
アーチャー「たとえできたとしてもバーニングゴジラ状態になられると3時間で脱出される可能性がある」
セイバー「そのあいだに攻撃を加えることもできますが、アレを抜いて攻撃するのは宝具が連発できなければ無理です」
士郎「案E、気は進まないがマスターの女の子を倒す」
アーチャー「最も確実だが、ゴジラはデカイ、故に速い。ゴジラを無視してイリヤを仕留めるのは至難の技だろうよ」
セイバー「ですが、確率として一番高いのは案Eですね」
凛「あと注意すべきは、イリヤスフィール以外のホムンクルスかしら」
セイバー「最悪、私の宝具で一撃必殺を狙います」
ギルガメッシュ「まず作戦を伝える」
ランサー「お、おう」
ギルガメッシュ「まず、貴様はその槍を全力で投げて心臓に命中させよ。それだけでギリギリまで追い詰めることができる筈だ」
綺礼「勿論、投げた後は死なないように逃げ回っておいてくれ、呪いが切れて回復されたら目も当てられん」
ギルガメッシュ「次に、我が氷結弾と抗核バクテリアミサイルを積めるだけ積んでヴィマーナで出発、ぜんぶっぱ」
綺礼「おそらく核反応を促進させるためにバーニングモードに入るだろうが、心臓が機能していない状態でどれだけ持つかが問題だな」
ギルガメッシュ「最後に、ヴィマーナに搭載したアブソリュートゼロビームでトドメだ」
綺礼「これで第二の脳を破壊できればほぼまちがいなく勝利できる」
ランサー「そううまく行くかね?」
ギルガメッシュ「うまくいくうまくいかないの問題ではないのだ!やらねば最悪地球が滅亡する!」
綺礼「ぜんぶっぱ+乖離剣と大津波だからな」
イリヤ「セイバーがなんの英雄だか知らないけど、ゴジラにダメージを与えられるだけの聖剣か魔剣は持ってるんじゃないかしら」
セラ「可能性は十分あるかと」
イリヤ「ランサーとキャスター、アサシンも気になるけど、私を落とされない限りゴジラが負けることはまずないでしょうね」
リズ「大丈夫、イリヤは私達が守るから」
イリヤ「ありがとう、リズ」
リズ「えへへ」
イリヤ「正直、ゴジラの宝具を『全て』解放したら、間違いなく勝てるわ」
セラ「この街は更地どころか、草一本生えない汚染地域になりますけどね」
イリヤ「最悪、そのつもりでやるわ、油断と慢心は敗北の元だもの」
ギルガメッシュ「へえぇっくし!!」
イリヤ「私の魔翌力なら、アブソリュートクラスの攻撃でも1日で全快させられる筈出し惜しみナシの殲滅戦に赴くわ」
セラ「かしこまりました」
リズ「まかせて」
イリヤ「一応、今日見る予定だったDVD見てからね、夜から打って出るぞ~!」
リズ「お~」
このSSまとめへのコメント
聖杯戦争が別物になってるwww