P「俺のメガネを天ぷらにするなんて・・・」
亜美「ごめんなさい・・・出来心で・・」
P「しかもスペアメガネまで天ぷらにしやがって・・・」
亜美「反省してます・・・」
P「今日という今日は許さん」
亜美「うぅ・・・」
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春香「なんでそんなことしたの?」
真美「この前の中部地方ロケでずっと放置されてたみたいで・・・」
やよい「構ってほしかったんですね」
真「動機はかわいいけどちょっとやりすぎだよね・・・」
P「怒ったぞ!さーてどうしてくれようか・・・」
亜美「ごめんなさい・・許して・・・」
P「よし決めた」
P「今日から一週間”真美”って呼ぶことにするわ」
亜美「ええっ!?」
真美「ななっ!?飛び火だよっ!!」
P「ちょっとは反省しろ。とりあえず収録いってこい、あ・・まみ!」
春香「はい?」
P「春香じゃないぞ」
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夜
やよい「・・・ってことがあってね」
かすみ「そんなことダメだって・・!」
浩太朗「やめてあげてよぉ・・」
やよい「そうだよね。やっぱりやめさせないと」
浩太朗「やよい姉ちゃんが思ってるよりもずっとやばいってそれ・・・」
やよい「?」
次の日
P「おはよう、真美・・・まみ」
亜美「ぐっ・・・」
真美「紛らわしいからやめてほしいんだけど」
P「巻き込んじゃって悪いな、真美」
真美「悪いと思ってるならやめてよ・・・名前間違えられるのって結構嫌なんだよ?」
P「そうか?雪歩は結構”荻原”と間違えられるけどそうでもないって言ってたぞ」
真美「そういうのとは違うの!」
小鳥「亜美ちゃん、結構へこんでましたよ?いい加減許してあげたらどうですか?」
P「いいえ。これくらいやってやらないと反省しませんからね・・・おっと、時間なので出かけます」ガチャッ
律子「まったく・・中学生相手にムキになっちゃって・・・」
やよい「かすみたちも血相変えてすぐにやめさせてって・・・」
伊織「そうね・・。兄さんたちもたまに名前を間違えられて怒ってるし、結構ストレスたまるんじゃないかしら」
春香「うーん、どの程度の苦痛なのか・・・私には兄弟がいないからあんまりぴんとこないなぁ・・」
真「兄弟いる人の意見はどうなの?」
響「うーん、自分も兄貴と名前間違えられたことはないし・・・」
千早「私もそういうことは無かったわ・・・」
貴音「私もあまり・・ありませんでした」
~~~~~~~~~~
亜美「なに?こんなところに呼び出して」
男の子「実は話があって・・・」
亜美「もしかして愛の告白とか?・・なんちゃって」
男の子「は、はい!そうです!」
亜美「ええっ!?そ、そうなの?///」
男の子「ずっと好きでした。」
男の子「双海、 真 美 さん」
亜美「え・・・」
~~~~~~~~~~
亜美「はっ」ガバッ
亜美「うぅ・・・なんであんな時の夢を・・」グスッ
また次の日――
P「おはよう、まみ」
亜美「・・・・・っ」
律子「プロデューサー、いい加減・・・」
ぱっちーん
P「ほぇ?」ヒリヒリ
亜美「・・・・・!」
律子「あ・・」
美希「いい加減にするの!」
P「美希・・・」
美希「プロデューサー・・前に765プロのみんなは家族みたいな存在って言ってたでしょ?」
P「ああ・・」
美希「家族に!名前を間違えられることが!どれだけストレスになるかわからないの!?」
春香「美希が・・・すごく怒ってる・・」
千早「美希にはお姉さんがいるし・・・一番気持ちをわかってあげられるんだと思うわ」
貴音「なるほど。長男長女よりも次男や次女に多い悩み・・・なのかもしれないですね」
美希「周りの親戚はね、先に生まれた方の印象が強くて、そっちの名前ばかり憶えてるの」
美希「美希も何度呼び間違えられたか・・・でも、親戚はまだ許せる範囲なの」
美希「問題は両親なの。・・・自分の名づけ親のはずなのに、たまに間違えるの」
美希「一番間違えてはいけないはずなのに・・・」
P「・・・」
美希「プロデューサーは皆にとって・・・亜美にとって大切な存在なの」
美希「なのにっ・・そんな人に名前を間違え続けられるなんてっ・・・わざと!!」プルプル
P「・・・すまなかった・・・そんなにも・・・苦痛だったなんて・・・・・知らなかった」
P「ゴメン・・亜美・・・」
亜美「兄ちゃん・・・」グスッ
P「ゴメンっ・・・大人げなかったよ俺・・」
亜美「ううん・・亜美もやりすぎてごめんなさい・・」グスッ
美希「うんうん。一件落着なの」
美希「姉と名前を間違えられるってね、誰だって嫌だと思うな」
雪歩「そういうものなんだね・・・」
あずさ「自分に子供ができたら気をつけるわね」
<ありがとね。ミキミキー!
美希「そうなの。・・・あ、涙止まった?亜美」クルッ
真美「えっ・・?」
美希「はっ・・・ご、ごめんなの!さっきまで亜美しかいなかったしてっきり亜美だと・・・」アセアセ
真美「・・・真美だよ真美。亜美でも天海でもない・・・・・・」
真美「二度と間違えるなっ!!!!!」
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高木「とまぁ、こんな風に兄弟の名前と間違えられるというのはとても不快なことなんだ」
高木「いかに兄弟の仲が良くてもね」
高木「・・・え?お疲れ様です、”順一朗”様・・?」
高木「私の名前は順二朗だっ!!二度と間違えるなっ!!!!!!!!!!!」
終わり――
皆も人の名前は間違えないようにね――――
ζ*'ヮ')ζ<じ、順一朗と順二朗が兄弟じゃないってことくらい知ってるんだからねっ!
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