安価で短いお話作るよー (50)
キャラクタ名はなし
>>2
>>3
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戦い
無人島
把握した
これで短いのは難しいかな…やってみるけど
男「よう、繁盛してるか?」
店主「おう、微妙ってとこかな…あんたみたいな常連客も減っちまったよ。バイクってのはすぐに飽きられちまうからな」
男「はは、まだバイク乗りになって3か月なんだがな。常連客とは言い過ぎだろ」
店主「いいやあんたは最近の若者としては長く続いてるほうさ…」
男「へぇ光栄なこった」
店主「バイクを取りにきたんだろ…ほらしっかり修理しといたぜ」
男「サンキュー」
男「ん?これは何だ?」
店主「あぁこれね…三輪バイクさ」
男「三輪バイクゥ?」
店主「あぁ、あんまし売れそうにはないんだがな。大手の会社が作ったものらしい」
男「ほぅ…ガタイがいいのかスマートなのかよくわからんバイクだな」
店主「乗ってみるか?」
男「ただか?」
店主「ただじゃなきゃこんなこと言わねぇよ…どうせ売れ残りだしな」
男「そうか…だが遠慮しておく」
店主「いいのかい?こいつぁ意外と速くはしるぜ」
男「まさか」
店主「後ろの二輪の間にでけぇ箱みてぇなのがこのバイクの原動力だ」
店主「デカい分小型のパーツがたくさん組み込まれている」
店主「そしてそれを安定させて走らせるに三輪というわけだ。俺ぁ二輪でいいと思うんだがなぁ」
男「ははは、まったくだな」
店主「それで…こんな話がある」
店主「なんでもこの三輪バイクを使ってレースがある」
男「レースゥ?これでか?」
店主「テコ入れってやつだろうな」
男「誰が参加するんだか」
店主「ちなみにレースの賞金は1000万」
男「!」
店主「…どうだ?おもしろいだろ?」
男「もう少し聞かせてくれ」
店主「レースが行われる場所は無人島。それもまったく整備されていない」
男「…」
店主「参加者はそれぞれ別の場所の砂浜からスタートだ。一番最初に中央のゴールにたどりついたものが優勝」
男「…怪しいな」
店主「だろ?俺もそう思うぜ」
男「こんな情報、誰から聞いたんだ?」
店主「ポストに招待状が入ってたんだよ。差出人は不明だが…ほれ読んでみろ」
男「…」
男「…いたずらじゃないんだな?」
店主「あぁネットで調べたが、似たような……もしかしてお前参加するのか?」
男「…」
店主「話をした俺がいうのもなんだが、やめとけよ。怪しすぎる」
男「じゃあなんで俺に話したんだ」
店主「ジョーク話としてだな…」
男「…そうだな。やめておく」
店主「そうしてくれ。もしこれのせいでお前が行方不明やらになったら後味が悪ぃ」
男「…」
船の中 夜8時
男「…」
男(冗談半分で来てみたら、まさか本当にあるとはな…)
男(しかも人が多い。ざっと数えたところ約100人)
男(…妙に静かだ)
?「三輪バイク好きの諸君!」
男「!」
?「今日は来てくれてどうもありがとう」
男(テレビごしのあいさつか…むかつくな)
?「何をそう互いに身構えることはない。ただのレースだ」
?「そう、ただの、レースだ」
?「さて、ルールはもう知っていると思うが念のため軽く説明しておこう」
?「三輪バイクで決められた場所に行く。一番早く来たものが優勝。以上だ」
?「これ以上シンプルなルールはなかろう」
?「…そうそう。肝心のバイクはいろいろな場所に配置されている」
?「最初はそれを見つけねばならん」
?「帰りは、ゴール場所に案内人がいる。そいつの指示に従ってくれ」
?「それではいいレースを見せてくれることを期待するぞ」
男「…やはりガセの情報じゃなかったのか。ルールは店主から聞いた通りのまんまだった」
男「新情報もあったが」
男(…それにしても、このレースは本当にただのレースなんだろうか…)
男(…)
男(まぁどこぞの映画でもあるまいし。大丈夫か)
若者「…そこの人、隣いいかな?」
男「…あぁどうぞ」
男「…」
若者「…」
男「…で、何か用?」
若者「…ふむ、君ならよさそうだ」
男「?」
若者「ちょっとこっちにきてくれ…」
男「…お前、怪しいな」
若者「…はぁー…わかったよ、ここでいい。俺はこういうものだ」
男「…けいさもごっ!?」
若者「しーっ…落ち着いた?」
男「…ぷはっ、いきなり口を塞ぐなよびっくりするだろうが」
若者「すまない…それで俺は警察のものだ。他の者にバレないよう、刑事と呼んでくれ」
男「は?刑事?警察バレバレじゃん」
刑事「…啓二だよ。名前」
男「名前のほうか。ややこしいやつだ」
男「で?何?」
刑事「…君は頭が悪いのか?俺の身分を明かした時点でわかるだろう」
男「…捜査か」
刑事「うんそんなところ」
男「で、何で話しかけてきた」
刑事「…アテが外れたかな」
男「は?」
刑事「いいやこっちの話…仲間が欲しかったのさ」
男「…なるほど」
刑事「身体検査はなし、無人島でのレース…怪しすぎるからね。1人は味方が欲しい」
アナウンス「到着しました。到着しました」
刑事「どうやら着いたみたいだね…これ以上一緒にいると奴らに怪しまれる」
刑事「現地でまた会おう…あとこれ、俺の携帯番号。それじゃ」
男「…」
男(警察まで介入か。ますます怪しいぞ)
船の甲板
アナウンス「ようこそみなさまいらっしゃいました」
男「…甲板広すぎるだろ」
アナウンス「甲板に皆様の人数分、ボートがあります」
アナウンス「各自、好きなものをお選びくださって、島へと向かってください」
男(…雑だな)
男(さて…ボートか…………特に壊れてるところはないな)
男(さっさと行くか…)
砂浜
男「だいぶ海に流されたが、無事に着陸したぞ」
男「みんな同じ船から出発したのに、誰一人同じ場所に着陸してなさそうだな」
男「…」
男「バイク探すk「パァンッ!!」」
男「何だ今の音は…銃声?」
男「…まさかな?」
男「とりあえずバイクないとレースにもならんな、歩くか」
男「…」
10分経過
パァンッ!!
男「…またか。とんだショーなこった」
男「ここは日本だぞ」
パァンッ!!
男「…」
パァンッ!!
男「…」(なんだろう)
パァンッ!!!
男「…」(音がだんだん近づいて…!)
?「おい」
男「!?」
男(俺の頭に何かひんやりとした…!)
?「今お前の頭に突き付けられてるものは何かわかるか?」
男「…!」
?「おら、答えてみろ」
男「…」(やばいやばいやばい!)
?「答えろっつってんだろ!」
男(とりあえず答えないと…!)
男「…け、けんじゅう…」
?「正解だ」
パァンッ!!!
男「ひぃっ!!」
?「ちっ避けられたか…だがもう一発」
カチッ
?「ちっ弾切れか」
男「う、うわぁぁぁぁ!!」
誠実そうな男「…逃げられたか、まぁいい」
誠実そうな男「俺だ…東に1人行った、逃すなよ」
男「はぁ…はぁ…にげ…きった」
男「はぁ…はぁ…」
?「いたぞ!逃がすな!」
パァンッ!
男「はぁ…はぁ…またか…逃げろっ!」
男「はぁ…あれは…洞窟!あそこに…!」
男「…はぁ…ここまでくれば…休める」
男「…」
?「どこにいった?」
?「わからねぇ、調べろ!」
男「…くそっ来るんじゃなかった!」
男「…」
男「はぁ…悔やんでても仕方ない。もっと奥に行ってみるか」
洞窟の奥
男「…明かりがあるな…ん?」
男「あの黒いのは…三輪バイクか!」
男「なぜこんなところに……」
男「…」
男「壁に固定されてくっついてる…これじゃあ乗れないぞ」
店主『後ろの二輪にでけぇ箱みてぇな…』
男「…まさか」
俺はこのバイクを調べた…結果。
銃が一丁、見つかった。
男「もしかして…これで…この銃で…」
男「他の参加者を…!…っていうのかよ…!」
男「ひどすぎる…」
?「…見つけた」
男「!」
パァァンッッ!!
?「…」
三日後、この事件は行方不明者、〇者多数の大ニュースとなった。
彼がどうなったのかは誰も知らない…。
終わり
無理やり感が半端ないけどおしまいです。
どうしても長くなりそうだったのでこういう形にしました。
男は主人公だけど主人公じゃなくてただの参加者ってことで。
ニュースになったってことは、他の人が解決してくれたのでしょう。
それでは読んでくださった方ありがとうございました。
アゲとくの忘れてたkskついでにアゲ
縺帙>縺励e
幽体離脱
幼なじみ
幽体離脱。
意味は生きている人間の肉体から心・意識が抜け出すこと。
男「…」
女「…」
俺は今、ぷかぷかと浮かびながら幼なじみである女を上から見ている。
文章ではわかりにくいが、
まさにこの状態が幽体離脱。
俺が幽体離脱ができるようになったのは最近のことだ。
いつも通り疲れ切った体で仕事から帰り、すぐさまベットで横になった。
少しだけ、少しだけ、まだ風呂やらご飯やら済ますことがある。でも少しだけ。
だけれど睡魔には勝てず、見事に俺は眠ってしまった。
翌朝。
俺は自分が眠ってしまったことに気が付き、起き上がろうとする。
…が起き上がれない。というか体が動かない。
時刻を確認するために首を動かしたつもりが動かない。
ここで俺は、
あぁこれは夢なんだな。仕事に行かなくていい。まだ寝ていられる。
と安堵したわけだ。
まぁこの日は休日だったのだが。
夢か…夢。
夢の中はなんでもできるだっけな。
不意にそんな話を女から聞いたことがあるのを思い出した。
空も飛べるんだろうな…。タケコプター…。
昨日の仕事で疲弊していた俺は寝ぼけている頭で馬鹿なことを考えていた。
そーらを自由に、とーびたーいなー。
そう思った次の瞬間。
俺は飛んでいた。
飛んでいたというよりは浮いていた、という表現が正しいだろうか。
そうか。これは夢か。もうすぐ覚めちゃうのかー。
自分が飛べたことにたいして驚きもせず、俺は寝ようとした。
そしてここで違和感に気付く。
あれ?意識がある?
俺が今まで見た夢の中で意識があったことは一度もない。
なんとなく自分が見た夢は覚えているが、その時の夢は意識があるというより
自分は物語の登場人物の1人で、その物語に抗うことができないのだ。
だけど今回は違う。
今の自分はなんでもやりたいほうだいできると気が付いたのだ。
だめだ調子乗らないからまた後で書きに来ます。
まず手始めに部屋の中をぐるぐると歩き(?)回ってみる。
自分は浮いているんだと再認識させられただけだった。
じゃあ…どうしよう。
いきなり
なんでもできるんだ!
となっても、やりたいことは意外と見つからない。
見つからないというより思いつかない。
うーん、何をしようか。
このまま途方に暮れるのももったいないな…タケコプター…。
[たぬき]…そうだ。どこでもドアを出そう。
まだ俺の頭は寝ぼけたままだった。
ど〇えもんアウトなのかwwww
油断してました。
俺はピンクのドアを想像し、でろでろーと念じた。
てれてってててー。
数分ただ唸っていただけで何も出なかった。
うーん次はどうしよう?
考えていると女の顔が浮かんできた。
そうだ、あいつの様子でも見に行ってやろう。
どうせ俺の頭の中の女だ。現実の今生きている女とは違って、
俺が女に対して持ってるイメージしか現れないはず。
そういえばしばらく会ってないな…。
そんなことを考えていたら、いつの間にか女の部屋にいた。
ここで俺はこれは夢じゃない、幽体離脱だ。ということに気が付いた。
ちなみにこれも女から聞いた話だ。この時は我ながらよく幽体離脱という概念に気が付いたものだ。
さて女は何をしているのか…と。
なぜか視界がぼやけて見える。
女「…」
普通におめかしをしていた。
女は一番最後会った、成人式のときと同じで、綺麗なままだった。
昔は女に恋をしたものだ。だが告白はしなかった。
それが幼なじみというやつだ。小さい頃からずっと一緒にいるため、
自分はこいつが好きだと思い込んでしまうが、その好きは恋の好きとは違うのだ。
…説明が難しいな、つまり…って俺は誰に説明しているんだ。
あまりに懐かしすぎて、女への思いを赤裸々に話してしまっていたような気がする。
…今度会ってみるか。そう思った瞬間、現実へ引き戻された。
周りを見渡すと、いつも自分が過ごしている見慣れた部屋だった。
夢、か?いや幽体離脱か。不思議な体験だった。
女は元気だったな…。
思い出に浸っているとあることに気が付く。
時刻 8時32分
男「やべっ!会社に遅れる!」
大慌てで準備し、朝ごはんも食べず、電車に乗る。
男「今日はえらい人が少ないな…あ!」
そこで俺は気付く。
今日は休日でしたとさ。
おしまい。
終わりです。
思いつきにしてはよくできたほうだと思いたい。
見てくださった方ありがとうございました。
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