女「噓吐き女と」少女「百合少女」 (16)
短編
ゆる~い百合です。
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女「あ、ゴキブリ」
少女「きゃあぁぁぁ!」ダキッ
女「なんで抱きつくんだ……」
少女「女ちゃんなら守ってくれそうな気がした」
女「……ほら、ゴキブリなんかいないから早くどけ」
少女「もうちょいこのまま……」ギュー
女「暑い」
少女「エアコンつけようか?」
女「いいからどけ」
女「雨降ってきたぞ 早く帰れ」
少女「え!?傘持ってきて無いよ!」
女「あ~残念 ずぶ濡れで帰ってね~」
少女「ひどい! もういいよ!今日は泊まる」
女「雨なんか降ってないから早く帰れよ」
少女「やだぷー」
女「あらうざい」
少女「もう今日は泊まる気分だから」
女「えぇ~」
少女「お風呂入ろ!お風呂!」
女「いってらっしゃい~」
少女「あれ?一緒に入らないの?」
女「やだよ」
少女「あ、嘘ついた」
女「これは本心だ」
少女「ぷー じゃあ一人で入ってきます~」パタンッ
女「……嘘だけど さ。」
少女「お風呂出たよ~」
女「んー」
少女「私のエキスがたっぷり入ってるよ!」
女「じゃあ今日はシャワーだなー」バタン
少女「ひどい!」
女「ふふーん♡」ザパーン
女「♡」ブクブク
女「ふい~」
少女「あ、きたきた~」
女「寝ようか 明日も学校だし」
少女「えぇ~ 折角泊まりに来たのにもう寝るの~」
女「私は10時には寝ないと死んじゃう病にかかってるから」
少女「なんですと! それはまずい!」
女「なんでこんな分かり易い嘘に引っかかるのさ」
少女「馬鹿正直ですから!」ドヤッ
女「さっき疑ってたくせに」
少女「本当に寝るの……?」
女「あ、ベットには入らないでね 2人以上入ると爆発するから」
少女「わかったー!」
女「はーいおやすみー」
少女「おやすみ!」
女「……馬鹿正直じゃなかったの?」
少女「その設定は三日前になくなりましたー」
女「わぁ勝手」
女「ふぁーあ よく寝た」
少女「……くぅ~」
女「よく寝てるね」
女「朝ごはん用意しとくかー」
女「……なんでこんなに服がはだけてるんだろう」
少女「おはよ~」
女「おはよ 朝ごはんは用意してあるよ」
少女「ありがと~」
女「早くしないと遅刻するよ~」
少女「そんな時間なの!?」
女「急げ急げ~」
少女「じゃ!準備できたから行こ!」
女「もう行くの? まだ三十分はあるけど」
少女「……へ?」
少女「この嘘つきめ!」
女「あはは~♡」
少女「女ちゃ~ん」
女「ん~?」
少女「すきだよ~」
女「私はあんたのこと嫌いだけどな。それよりもそろそろ出ようか」
少女「あ、また得意の嘘だね!」
女「さぁ~? どっちだろうね?」
とりあえずここで終わりです。
とても短い話でしたが最後まで見てくれた方、ありがとうございました。
またどこかで~
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