ことり「ダメだよぉ?穂乃果ちゃん何とかしてよぉ?」
穂乃果「ことりちゃん、穂乃果のことなんだと思ってんの?」
海未「こら、穂乃果!またそのような言葉使いをして!」
穂乃果「うるせーな海未ちゃん、そんなことばっか言ってと老けるよぉ?」
海未「ふけっ…なんてこと言うんですかあなたは!」
穂乃果「やべっ、うるさくなりそうだから戦略的撤退!」ビューン
海未「ちょ、穂乃果!」
・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「廃校か?、まあこの学校は古いし偏差値も低いからしょうがないことなんだろうなぁ?」
穂乃果「普通の女の子なら駅前のUTXに入りたいと思うだろうし」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430586090
穂乃果「そういえば、今日は新作ゲームの発売日だったっけ」
穂乃果「今日も行きつけの店で定価の半額で手に入れてこよう」ウシシシ
・・・・・・・・・・・・・・・
カランカラン
穂乃果「おやっさん、新作入ってる?」
店員「げっ!穂乃果ちゃん・・・」
穂乃果「なによーその顔、現役JKが買い物に来てやったってのにー!」
穂乃果「お、ちゃんと入荷してんじゃん2千円でいいよね?」
店員「き、今日は絶対にまけないからね!」
穂乃果「う、うぅ・・・お願い!おじさん!」ウルウル
店員「わ、わかったよ!今回だけだからね!」
穂乃果「やりー!サンキュー!じゃあまた来るから!」
・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「おー、あれが今流行りのスクールアイドルかー」
穂乃果「なんだー、あれなら穂乃果の方が可愛いっしょ!」
にこ「ちょっとぉ!そこのあんた!」
穂乃果「私?」
にこ「そうよ!あんたがアライズより可愛いなんてあり得ないわ」
穂乃果「はあ!?なんなんだよいきなり?お前誰だよ?」
にこ「ふんっ!にこは宇宙ナンバーワンアイドルの矢澤にこよ!にっこにっこにー♪」
穂乃果「うわー、お前生きてて恥ずかしくないのか?」
にこ「な、なによー!あんたみたいなブスに言われたくないわよー!」
穂乃果「…こいつ」
にこ「ふーんだ!覚えときなさいよ!」ビューン
穂乃果「ったく、なんであんな変なのに絡まれなきゃならないのよ」
穂乃果「スクールアイドル、か…もしかしたら…」
・・・・・・・・・・・・・・・
ことり「ええ!?スクールアイドル!?」
海未「む、無理です!アイドルはなしです!」
穂乃果「ふーん、人がせっかく学校を救う劇的な方法を考えてきたのにその反応なんだ」
ことり「だ、だってぇ~いきなりすぎるよー!」
穂乃果「ことりちゃん、今女子中高生の中で一番話題になってるものってなんだろう?」
ことり「そ、それはやっぱりスクールアイドルかな?」
穂乃果「その通り!もう答え出てるでしょ?この学校が廃校を避けるには現状これしか方法はないよ」
海未「そ、そんな…でも確かに穂乃果の言うことは一理ありますね」
海未「でも、私がアイドルなんて…!」
穂乃果「いいよー、やりたくなかったらそれで」
穂乃果「これ、何だったっけなー?うーん、なになに?闇魔術日k
海未「な、なんであなたがそれを持ってるんです!?」
穂乃果「まあ、返して欲しかったら…わかるよね?」
海未「くっ…わかりました、やりましょう!」
穂乃果「よし!決まり!じゃあことりちゃんは衣装担当!海未ちゃんは歌詞担当!私は情報担当で行こう!」
穂乃果「さっそく、私は一旦帰って色々調べてみるから!」
海未「まったく、嵐のような人ですね」
ことり「でも、穂乃果ちゃんならなんとかしてくれる気がするんだ」
海未「ふふ、そうですね」
・・・・・・・・・・・・・・・・
~~♪
穂乃果「ん?なんか音楽室の方から聞こえるな?ちょっと行ってみよう」
真姫「愛してるバンザーイ!」
ガラララ
穂乃果「へぇ、結構上手いじゃん」
真姫「ヴェェ!な、なによいきなり!」
穂乃果「それよりもさ、君作曲とかできる?」
真姫「作曲?べ、べつに!できるけど!」
穂乃果「そうか、じゃあ、君も今日からスクールアイドルだ!作曲担当ね!」
真姫「は、はぁ!?イミワカンナイ!」
穂乃果「ま、そうゆうことだからね名前は?」
真姫「に、西木野真姫よ!ってそんなことよりも…」
穂乃果「よぉし、真姫!お前は仕事が来るまで待機だ!また来るからー!」
バタン
真姫「ちょ、な、なんなのよ!もー!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「あ、そうそう部活やるんだったら練習場所と部室が必要不可欠だな」
穂乃果「生徒会室に直行だよ!」
ガラララ
穂乃果「ちーす」
絵里「誰ですか?あなたは?」
穂乃果「2年の高坂穂乃果!よろしく!」
絵里「え、ええ」
穂乃果「あのさぁ、部活を新設したいんだけど」
希「部活を創設したいならこれに部員と部活名書いて」
穂乃果「サンキュー」
穂乃果「アイドル部、高坂穂乃果っとあとは園田海未に南ことりそれとさっき入部したばかりの1年の西木野真姫ちゃん、よし!書き終わった」
穂乃果「はい」
希「うん、あ、部活は5人以上いないとダメなんやで」
穂乃果「はぁ、4人でもいいだろ?」
絵里「ダメなものはダメよ、諦めなさい」
穂乃果「…くっ、じゃあ今度の部活オリエンテーションの日の朝会で発表させてくれよ」
絵里「朝会!?無理に決まってるでしょ?発表するならちゃんとその時間の枠内でやってちょうだい」
穂乃果「おいおい、生徒会長さんよぉ、それだとポッと出の我がアイドル部に見にくる奴なんていないでしょ?わかるだろ?」
希「別にいいんやない?でも、朝会ってなると理事長に話つけないといけないしなぁ」
穂乃果「理事長ね!大丈夫、理事長とは友達だから!じゃあ、行ってくる!」
希「気いつけてなー」
絵里「なんなのよ、あの子は…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガラララ
穂乃果「理事長ちゃんおはよう」
理事長「あら、穂乃果ちゃんどうしたの?」
穂乃果「ん?さっきアイドル部結成したんだけどさぁ、その発表をオリエンテーションの日の朝会でやりたいんだよね、いいでしょ?」
理事長「ええ、いいわよ頑張りなさい」
穂乃果「サンキュー!じゃあ、またな!」
理事長「ふふ、相変わらず威勢がいいわね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オリエンテーション当日
穂乃果「よーし、頑張るよ!」
海未「全校生徒の前で踊るなんて恥ずかしすぎます!」
ことり「海未ちゃん、似合ってるから大丈夫だよ」
真姫「ちょっと!緊張しすぎて失敗しないでよね」
穂乃果「おお、そう言う真姫ちゃんも足が震えているよ?」
真姫「こ、これは武者震いよ!」
ことり「あんなに練習したんだから大丈夫だよー」
穂乃果「そろそろだね!行くよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「みなさん!こんにちは!アイドル部です!
私たちの目的はスクールアイドルをやってこの学校を盛り上げるためです!」
みなさんご存知の通りこの学校は廃校の危機に扮しています!その危機を救えるのはこの部!アイドル部のみ!
学校を救った英雄になりたい人は是非入部してください!
あ、もちろんアイドルなんでそれなりに容姿が整っている子限定で!」
穂乃果「では、歌います聞いてくださいSTART;DASH」
てれてんててんてれてんててん
てれてててててててー
穂乃果「ありがとうございました!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
花陽「すごかったね」
凛「うん!アイドルってキラキラしててよかったにゃ!」
花陽「私もあんな風になれたら…ううんなんでもない!」
凛「かよちんならなれるにゃ!早速入部しに行こ?」
花陽「え?ええ!?私なんかじゃ無理だよ…」
凛「そう?かよちんは凛なんかよりも全然可愛いし大丈夫だよ」
花陽「え?凛ちゃんの方が可愛いよ!」
凛「そんなことないにゃ!とにかく行くにゃ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
凛「ここだよね?すごい列…」
花陽「やっぱり無理だよぅ…!」
ことり「あなた達も入部希望者ですか?」
凛「は、はい!」
ことり「じゃあ、この受験番号持っててくださいね順番通りに面接するので」
花陽「め、面接!?」
ことり「じゃあ待っててください」
凛「何故か凛も貰っちゃったにゃ・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「はい、次の人」
穂乃果「ふむふむ、左から順に自己紹介してって」
女子生徒A「Aです!」
女子生徒B「Bです!」
女子生徒C「Cです!」
穂乃果「…はぁ、あのさぁアイドルやるならね、自己紹介って言われたら名前だけ言うんじゃなくてここぞとばかりにアピールしなさいよ」
穂乃果「自分を売り出す仕事なんだからさぁ」
穂乃果「まあ、いいや結果は後日報告するね!お疲れ様!」
穂乃果「はい!次の人!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
女子生徒s「…」ドヨーン
凛「出てきた人たちが、恐ろしく落ち込んでるにゃ」
花陽「うぅ…!ダレカタスケテー!」
ことり「受験番号10番~13番の方ー」
凛「凛たちの番だにゃ」
花陽「うぅ…緊張するよぉ」
ガラララ
花陽「し、失礼しまっ…うわっ」ドテッ
凛「か、かよちん!大丈夫!?」
花陽「う、うん平気」
穂乃果「ほぅ、ドジっ子か」
穂乃果「じゃあ、左から自己紹介よろしく」
女子生徒D「Dです!趣味h
凛「星空凛だにゃ!得意なことはスポーツ全般!好きなものはかよちんとラーメンです!」
穂乃果「他の人が喋っているのに自分をアピールする図々しさと人間と食べ物を同列に並べる脳みそと高校生なのに語尾に「にゃ」…君、持ってるよ!」
凛「へへへ…照れるにゃ」
真姫(いや、褒めてないでしょ)
花陽「こ、小泉花陽です!趣味はお米です!好きなものはコシヒカリにアイドル!そして好きな文字は米です!」
穂乃果「うん、君がお米大好きなのは伝わったよ!」
穂乃果「よし、いいね!とりあえず結果は後で通知するからね!お疲れ様!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花陽「えへへ、緊張したね」
凛「ねー…まあ、合格しなくてもせっかく女の子に生まれたんだから一度くらいはあんなのやってみたかったからよかったにゃ!」
花陽「ふふ、そうだね」
凛「よーし、今日はラーメンでも食べて帰るにゃー」
花陽「うん♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・
凛「合格者が貼り出されてるって!」
花陽「うぅ…でもきっと落ちてるだろうな…」
凛「とりあえず、見に行こ!」
花陽「あれかなー?よく見えない…」
凛「あー!合格者…えーと、小泉花陽、あーかよちん合格してるにゃ!」
花陽「ええ!?嘘!?」
花陽「小泉花陽…本当だ!それと星空凛、以上2名」
凛「星空凛ちゃんかー、へー」
花陽「凛ちゃん!」
凛「ええ!?凛!?」
凛「凛がアイドルー!?」
花陽「よかったね…これからも一緒だね!」
凛「うん!よろしくにゃ!」
穂乃果「お、君たちだよ!合格おめでとう!これで君たちも立派なアイドルだよ」
花陽「あ、えーと…」
穂乃果「アイドルグループμ'sのリーダー高坂穂乃果だよ!」
穂乃果「ちなみに、μ'sって名前は昨日愚民…じゃなかったこの学校の生徒に募集して厳選による厳選によって決められた名前なのだ!」
海未「厳選って1票しか入ってなかったじゃないですか…」
穂乃果「あれー?そうだっけ?」
ことり「あはは…」
真姫「まあ、リーダーはこんなんだけどよろしくね2人共」
花陽「は、はい!」
凛「頑張るにゃー!」
・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「じゃあ、部活動申請書出そっか!」
海未「そうですね」
ガラララ
穂乃果「またまたお邪魔するよー!」
希「お、穂乃果ちゃんやない」
穂乃果「おっす、希ちゃん!元気ー?」
希「ふふふ、元気やで~穂乃果ちゃんの方は相変わらずやね」
穂乃果「でしょ!」
絵里「ちょっ、希!あなたいつの間に仲良くなったのよ!?」
希「ウチがバイトしてる神田明神に毎日のように練習しに来てたからなぁ~、自然と仲良くなったよ」
絵里「…」
穂乃果「ほら、生徒会長さん申請書だよ!」
絵里「ええ、でもね、アイドル部は作れないわ」
穂乃果「な、なんだってぇ!?」
穂乃果「なんでだよ!?」
絵里「実はすでにアイドル研究部というアイドルに関する部活があるわ、同じ部を2つも作るのは認められないわ」
穂乃果「てめっ、それを先に言えよ!!」
絵里「…ひっ!」ビクッ
穂乃果「じゃあ、私はなんのために人集めたのよ!!お前バカなのか!?生徒会長でしょ!?しっかりしろよ!」
絵里「ご、ごめんなさい」
希「ま、まあ穂乃果ちゃん落ち着いて!」
希「とりあえず、そのアイドル部と話つけてきてな」
穂乃果「ったく、面倒くせえなぁ」
絵里「うぅ…エリチカお家帰る」
希「えりち…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「ここがアイドル研究部か」
海未「本当に人が居るのでしょうか?」
穂乃果「さあ、でも一人部員がいるのは間違いない」
ガラララ
穂乃果「こんちわー、この部を我が部の植民地にしに来ましたー!」
にこ「な、なんなのよ!あんたたち!?」
穂乃果「あ!お前はいつかの痛い奴!」
にこ「あんたたち最近粋がってる素人たちね…!」
穂乃果「素人?じゃあお前はプロなの?」
にこ「当たり前でしょ!にこは宇宙ナンバーワンアイドルなんだから!」
穂乃果「そんなことよりも、ここは我が申請アイドル部の植民地になるわけなんだけど」
穂乃果「どうするの?続けたい?続けたいなら特別に仲間に入れてあげるけど」
にこ「はあ!?植民地ってなによ!?私はあんた達と組む気なんかさらさらないわ!」
海未「ちょっと穂乃果、もっと言い方ってものがあるでしょう」
真姫「そうよ…仮にも先輩よ」
穂乃果「そんなこと知るか!」
穂乃果「とりあえず!出て行くか、それとも私たちと一緒にアイドルやるか!今ここで決めて!」
にこ「決めろったって…」
穂乃果「この部は今までのままでいいのか?」
穂乃果「お前見たところ三年生でしょ?3年間ずっと1人でアイドルやってきたんだよな?」
にこ「そうよ!」
穂乃果「そうか…でも私は今までこの部活の存在を知らなかったよ!この学校にスクールアイドルがいたなんて知らなかった!」
穂乃果「辛かったよね…?もういいんじゃないか?」
にこ「な、何がよ!?」
穂乃果「今のお前…いや、にこ先輩、あんたにはここにこんなに仲間がいるじゃない?」
穂乃果「これからは新生音ノ木坂スクールアイドルμ'sとして一緒にやっていかないか?」
にこ「う、うぅ!べ、別にあんたたちのなんて…うわああああああん」
穂乃果「大丈夫、もう仲間…でしょ?私たち?」ダキッ
にこ「うわあああああああん!やるわ!今度こそトップアイドルになるんだからあああああ」
凛「感動だにゃ」ウルウル
穂乃果(ちょろすぎワロタww)
海未「…とりあえず、解決したみたいですね」
花陽「あの人身掌握術…!一体穂乃果先輩は何者なんですか!?」
真姫「…悪魔よ」
ことり「あはは…」
・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「さっそく新しいpvもできたことだし、どんどん新しいことに挑戦していくよ!」
海未「そうですね」
ことり「うん♪」
ガラララ
花陽「大変です!」
真姫「どうしたのよ?」
凛「かよちん?」
花陽「ラブライブです!ラブライブが始まるんです!」
穂乃果「ラブライブ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「なるほどね、スクールアイドルの甲子園かー」
穂乃果「これで優勝すればいっきに目標果たせるね!」
花陽「ゆゆゆゆゆゆ優勝!!?」
海未「穂乃果、さすがにそれは無理があるのでは?」
真姫「そうよ、アライズだっているし」
穂乃果「とりあえず、参加するよ!」
穂乃果「早速、理事長に話つけてくるね!」
ガラララ
にこ「みんなー!ビッグニュースよ!」
穂乃果「ラブライブだろ?そこどけ邪魔だ」
にこ「な、なによー!?」
凛「ちょうど今その話をしてたんだにゃー」
にこ「まったく、もう少し先輩に敬意を表してもいいと思うのよねー」
ことり「穂乃果ちゃんは基本的に他人には敬意を払わないから…」
海未「高校生にもなって情けない限りです」
にこ「本当、そうよね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガチャ
穂乃果「理事長、ちょっといい?」
理事長「あら、穂乃果ちゃんいらっしゃい」
穂乃果「どうもー」
穂乃果「実は今度ラブライブってスクールアイドルの大会があるんだけど出てもいいよね?」
理事長「ええ、いいわよ」
穂乃果「オッケー、じゃあみんなに報告してくるね!」
絵里「ちょっと待ちなさい!」
穂乃果「あ、生徒会長いたんだ」
絵里「いたわよ!理事長、そんな大会私は反対です!」
理事長「なぜですか?」
絵里「それだったら生徒会にも学校復興のめ独自に活動させてください!」
理事長「それとこれは話が別ですよ」
穂乃果「そうだそうだ!外野が口を出すな!」
理事長「では、こうしましょう」
穂乃果「え?」
理事長「アイドル部員は今度の期末試験で全員8割以上得点したら参加にしましょう」
穂乃果「はあ!?」ガビーン
絵里「それならいいでしょう…明らかに勉強の出来なさそうな人が目の前にいますしね」
穂乃果「は、8割…む、無理だろ…むしろ赤点回避するのがやっとなのに」ドヨーン
絵里(完全に落ちたわね)
理事長「あなたたちなら大丈夫ですよ、頑張ってください」
穂乃果「ほ、本気で言ってるの?」
理事長「うふっ♪」
穂乃果「可愛くねえよババア、ふざけんなよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「て、ことでみんな頑張って8割取ろうね…」ドヨーン
凛「8割なんて無理にゃー!」
にこ「なんて横暴な…!」
真姫「8割なんて余裕よ」
海未「それよりも気になってたんですが穂乃果、その…額のコブはどうしたのですか?」
穂乃果「これ?理事長に…じゃなかったさっきそこで転んじゃって、あはは」
花陽「綺麗なタンコブだねっ♪」
ことり「あれは…穂乃果ちゃん何か怒らせるようなことでも言ったのかな」
海未「とにかく、なんとしてでも全教科8割取らないといけないので早速勉強を、はじめていきますよ!」
海未「私とことりは穂乃果を、真姫と花陽は凛をお願いします!」
真姫「ちょっと、にこ先輩はどうするのよ?」
希「それはウチに任せな」
にこ「希!?」
海未「では、お願いします」
海未「早速今日からテストまで穂乃果の家に泊まり込みます!いいですね!?」
穂乃果「はい…」
海未「ふふっ」
ことり(海未ちゃんちょっと嬉しそう)
・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「前回までのラブライブ!」デデン
穂乃果「なんやかんやでアイドルを始めた音ノ木坂スクールアイドルμ's!」
穂乃果「数々の手下を配下に置いてついに部を立ち上げたのはいいんだけど…」
穂乃果「そんな中我がアイドル部をよく思わない生徒会長!一体どうなっちゃうの~!」
海未「1人で何してるんですか…穂乃果?」
穂乃果「ん?作者が少し内容忘れてたもんで少し復習を…」
ことり「作者…?」
花陽「メタ発言…これぞサンライズですね!」
凛「サンライズってなんだにゃ?」
真姫「チョット!このやり取り側から見たら痛いいたしいってもんじゃないわよ!」
にこ「そんなことよりもあんたたち!ラブライブに出場するってのに練習サボってるんじゃないわよ!」
穂乃果「矢澤、黙れ」
にこ「ちょっと!あんたもっと先輩に対する態度ってもんがあるでしょ!?」
にこ「それに!アイドルなんだからもっと可愛い喋り方しなさいよ!にこみたいに!」
にこ「全宇宙ナンバーワンにこにーがみんなをメロメロにするニコ・にっこにっこー」
にこ「これよ!」
穂乃果「」
穂乃果「ふぅ…」
穂乃果「は?くたばれ」
にの「何よ、今の間は!?それとくたばれってどういう事よ!!先輩よ!!」
穂乃果「さーてと、今日はもう上がりだよ!こんな調子じゃいつまで続けたってしょうがないしね、でしょ、海未ちゃん?」
海未「…そうですね」
・・・・・・・・・・・・・・・・
凛「うーん、凛たちこんな練習してるのに何が足りないんだろー」
花陽「きっと指導者だと思う…歌は真姫ちゃんがいるけど私たちみんなダンスの経験なんてないし」
真姫「そうね、ダンスのことに関してはその道のプロがいないことにはね」
花陽「でも、そんな人音ノ木坂にいるのかな?」
凛「ダンス部に掛け合ってみるとか?」
真姫「穂乃果ならダンス部そのまま買収するってこともありえるかもね」
真姫「でも、穂乃果には何か当てがあるみたいよ」
凛「ダンス部買収しちゃうの!!?」
真姫「違うわよ!ダンスよ、ダンス」
花陽「そうなんだ…一体誰のことなんだろう」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「せっかく、全科目8割の課題を乗り越えたのにグループの覇気が上がらないよ」
海未「乗り越えたって…前日に試験の問題をあなたがどこからか手に入れてきたんでしょ」
ことり「あれには驚いたよぉ~」
穂乃果「仕方ないでしょ?このグループはバカ率高めなんだから」
穂乃果「にこちゃんに凛ちゃんに…その他のメンバーも全科目8割取れるような秀才いないし」
海未「私はとりましたよ」
穂乃果「はいはい、海未ちゃんはお勉強ができてすごいでちゅね~」
海未「あなた…本気でブチますよ?」
穂乃果「わわわわ、ご、ごめん海未ちゃん…あはは」
ことり「じゃあ、ことりこっちだから」
穂乃果「うん、また明日ね」
海未「ごきげんよう、ことり」
ことり「うん!」タタタ
穂乃果「で、そこの…さっきからつけてきてる奴、出てきて」
海未「コソコソとさっきからなんなのですか?」
亜里沙「…ッ!す、すいません!」
穂乃果「ん?中坊?ところで君誰?」
亜里沙「実はその…ファンです!」
ほのうみ「ファン!!?」
穂乃果「そっかそっか…まあ、この穂乃果様は男だけだなく女にも惚れられるカリスマを備えてるから仕方ないっちゃあ仕方ないかな!」ドヤァ
亜里沙「海未さん!大好きです!」
海未「私ですか?」
穂乃果「そっちかよ!」ズサー
亜里沙「はい、実はこの前のライブ…」
絵里「亜里沙ー!」
穂乃果「げ、生徒会長!」
亜里沙「あ、お姉ちゃん」
穂乃果「お姉ちゃん!?こいつがお前の姉ちゃん!?」
亜里沙「はい!」
穂乃果「うわっ、可哀想に…よしよし」ナデナデ
亜里沙「えへへ///」
絵里「ちょっと!何がかわいそうなのよ!亜里沙もデレデレしないで!」
絵里「はぁ、嫌な人たちにあっちゃったわ」
穂乃果「よーし、この穂乃果様が日本の文化の発信地アキバを案内してあげよう!」
亜里沙「わーい!」
絵里「ちょっと!何約束してんのよ!」
穂乃果「早速いくよ!」
亜里沙「はい!」
絵里「ちょっ…もう!」
海未「ああなった穂乃果は止められませんよ…すみませんが少しだけ付き合ってください」
絵里「はぁ、今回だけよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
亜里沙「実にハルァショーでした!」
亜里沙「ゲームもアニメーションDVDもこんなに安く買えるなんて…!」
穂乃果「まあ、アキバは庭みたいなもんだからねいくらでも安くできるよ」
海未「店員さん泣いてましたよ」
絵里「本当、めちゃくちゃな人ね…」
穂乃果「そういえば、生徒会長…さっき少し小耳に挟んだんですがね」
絵里「何よ?」
穂乃果「オリエンテーションの日のライブを盗撮してYouTubeにアップしたのお前だろ」
絵里「っっっ!、し、知らないわ!」
穂乃果「嘘つけよ!亜里沙からも聞いたし…それにこのアカウント名!」
穂乃果「絢瀬絵里って本名!これは言い逃れできないよ~!」
穂乃果「つーか、馬鹿だろ」
絵里「うぐっ…どうしろってのよ」
穂乃果「この前希ちゃんに聞いたんだけどさ、お前昔バレエやってたんだってな」
絵里「ええ、それがどうしたのよ」
穂乃果「μ'sのダンスの先生になってよ!」
絵里「嫌だって言ったら?」
穂乃果「肖像権の侵害で出るとこ出るからな!広告まで付けやがって!」
絵里「…わかったわ、やるわよ」
穂乃果「よし、そうこなくっちゃ!」
亜里沙「ええ!!?お姉ちゃんμ'sに入るの!?ハルァショー!」
絵里「あ、亜里沙これは…」
穂乃果「まあ、そんなところだ亜里沙、またなんか欲しいものあったら言いな」
穂乃果「この穂乃果様が限界まで値切ってやるから」
亜里沙「穂乃果さん…!カッコいい!ハルァショー!お姉ちゃんをよろしくお願いします!」
穂乃果「任せて!この気風の良さが江戸っ子ってもんよ!」ドヤァ
海未「あなたみたいな下衆な江戸っ子はいませんよ…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ことり「ええー!?生徒会長がμ'sに入ったの~!?」
穂乃果「うん!ほら」
絵里「うぅ、なんでこんなことに…」
希「まあ、ええやんえりちもう諦めてな、ウチも一緒に入ってあげたんやから」
絵里「希ー!ありがとう!やっぱり持つべきものは親友だわ!」ダキッ
希「もう、えりちったら」
穂乃果「そこのお二人ー、いつまでも百合の迷路に迷ってないで現実に戻ってきてー」
穂乃果「よし、早速今日からメンバーになった東條希ちゃんと絢瀬絵里ちゃんです!みんな拍手ー」
パチパチパチ
希「よろしくな~」
絵里「どうも」
花陽「うわぁ!2人ともすごく大人っぽいです!さすが3年生」
凛「」チラッ
にこ「なによ?」
凛「…ププ」
にこ「あんた!ちょっと何笑ってんのよ!」
真姫「にこちゃんって本当に3年生なの?」
にこ「むっかー!あんたたち全然わかってないわ!にこみたいなタイプはかなり需要があってそれに
穂乃果「矢澤黙れ」
にこ「なによー!」
穂乃果「じゃあ、早速ダンスの練習頼むよ…先生」
絵里「先生?」
穂乃果「そりゃそうだよ、このアイドルは絵里ちゃんにかかってるからね、よっ絵里先生!」
絵里「絵里先生…ふふ///わかったわ!私がみっちり鍛え上げてあげるわよ」
希「えりち、頑張ってなー」
「「「よろしくお願いします!」」」
穂乃果(ちょろいな~)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「さーて、今日も練習頑張ろー!」
「「「「おー!」」」」
ことり「ごめん、穂乃果ちゃん今日はちょっと…」
穂乃果「何?あの日?」
ことり「ち、違うよ!ちょっと用事があるから帰るね!」
穂乃果「んー、わかったー」
ことり「じゃあね!」
ガラララ
海未「最近ことりはこんなことが多いような気がしますね」
絵里「ええ、少しだけみんなより遅れてるわね」
希「たまにはウチらも休憩する?」
にこ「じゃあ、今日は休みにしてちょっとアイドルショップでも行きましょう!」
花陽「アイドルショップ!!?行きましょう!是非!」
凛「こっちのかよちんも好きだにゃー」
真姫「私は別にどうでもいいけど」
穂乃果「じゃあ、ことりちゃんが練習についてこれなくなると可哀想だし不本意だけどそのアイドルショップとやらに行こっか」
にこ「不本意って何よ!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花陽「うわわわわ!これはアライズに福岡のスクールアイドルまで!凄い!」
穂乃果「ふーん、大して可愛くない子ばっかだね」
にこ「何言ってんのよ!あんた!」
にこ「アライズは凄いのよ!私たちμ'sみたいなポッと出アイドルなんかよりもずっと凄いのよ!」
穂乃果「あー、わかるわかる」
凛「あー!この缶バッチかよちんにそっくりで可愛いにゃー!」
穂乃果「そっくりっていうかこれって花陽ちゃんだよね」
海未「そうですね」
穂乃果「…」
穂乃果「おい、店長呼べ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「おいおい、生徒会長さんよぉ、あんたガメツイにもほどがあるんじゃないのぉ〜!?」
絵里「う、うぅ…」
穂乃果「広告料どころかうちのアイドルの版権まで売りやがって!」
海未「さすがにこれは…」
凛「クズだにゃー」
穂乃果「とりあえず、今まで稼いだ金全部没収な、部の費用として使うから」
絵里「えっ!?それは…」
穂乃果「あぁ!?」
絵里「はい、すみませんでした!!」orz
真姫「マッタクー、本当この部ってマトモな人が居ないのね」
花陽「あはは…」
希「もう!えりちは昔から楽して稼ごうとするんだから」
希「これに懲りて少しは反省しな」
絵里「はい…」
穂乃果「ったく…ことりちゃん、理事長に…あ、そうだ、ことりちゃんは今いないんだった」
穂乃果「理事長も簡単になんでも許可しちゃうんだからなー、少しは考えて欲しいよ」
ドン
穂乃果「いったぁ、ちょっと!前見て歩いてよ!」
ことり「ご、ごめんなさい~!」
穂乃果「って、あれ?ことりちゃん?」
ことり「ぴぃっ!穂乃果ちゃん!?それにみんなも!!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「伝説のメイド!!?!?」
ことり「はい…」
にこ「ミナリンスキーってその筋じゃ有名なメイドじゃない!」
花陽「まさかこんな身近にミナリンスキーさんがいるなんて…!」
凛「オムライスおかわりにゃー!」
海未「凛、食べすぎですよ」
真姫「マッタクー、バイトなら先に言いなさいよね」
希「それにしてもことりちゃんのメイド姿似合ってるやん」
絵里「ええ、まさにメイドさんそのものだわ」
ことり「そ、そう?ありがとう♪」
穂乃果「まさか、ことりちゃんがこんなビッチみたいな商売やってるなんて思わなかっよー」
ことり「ビッチじゃないよぉ~、穂乃果ちゃん」
穂乃果「ことりちゃんさっきからあそこにいるキモオタが息荒くしてこっち見てるから注意してきてよ」
海未「穂乃果!人様をそんな風に言ってはいけませんよ」
ことり「え、ええ?う、うん…」
穂乃果「あいつ、ことりちゃんに注意されて喜んでるよ…気持ち悪い」
海未「こ、こら!聞こえますよ!」
にこ「ちょっと!あんたのせいで私たちの印象悪くなるでしょ!?」
にこ「ごめんにこー、あなたはとっても素敵にこよ!」
穂乃果「あ、ドン引きしてるよ」
真姫「公共の場でそれやらないでよ、恥ずかしい」
凛「すごく、寒くないかにゃー」
にこ「むっきー!うるさいわよ!アイドルはこれくらいが丁度いいのよ!」
穂乃果「お、にこちゃんがうざすぎるおかげであのキモオタ帰ったよ!ごくろう様!」
花陽「ここのご飯お米の炊き方がなってません!」
凛「ラーメンも不味いにゃー」
希「二人ともさっきから食べてばっかだけどお金大丈夫なん?」
絵里「こういったお店って結構高いって聞くわよ」
りんぱな「…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
海未「では、ことり、お仕事頑張ってください」
絵里「私たちはこれで帰るわ」
ことり「うん!あと、このことはお母さんには内緒で!」
穂乃果「穂乃果の言う通りにすればね」
りんぱな「」コソコソ
ことり「あ、2人は帰っちゃダメだよ~♪食べた分働いてね♪」
りんぱな「…はい」
希「因果応報やね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「いったいなんでことりちゃんあんなバイトしてたんだろう」
海未「さあ、自分に自信がないとかなんとか言ってましたけど…」
絵里「きっとみんなそうなのよ」
穂乃果「え?」
絵里「自分が優れてると思ってる人なんて滅多にいないわ」
穂乃果「うるせえ、乞食」
絵里「」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「うへぇ…今日は暑すぎるよぉ」
凛「このままじゃ凛干からびちゃうにゃー」
穂乃果「そうだ!真姫ちゃんこの間別荘が10個あるって自慢してたよね!?」
真姫「自慢なんてしてないわよ!」
穂乃果「真姫ちゃ~ん、お願い~、真姫ちゃんがクマさんのパンツ穿いてるの黙っててあげるから…」コソコソ
真姫「ちょっ…!なんで知ってるのよ!」
絵里「真姫?」
真姫「っ…!わかったわよ!うちの別荘来ればいいじゃない!」
穂乃果「やったー!さすが真姫ちゃん!」
花陽「リゾート楽しみです!」
ことり「新しい水着買わないと♪」
希「これはみんなのボディーチェックが捗りそうやねぇ」ニヤニヤ
にこ「希…目が怖いわよ」
穂乃果「って事で明後日の休みに行くよー!」
「「「おー!」」」
一挙見て思い出したんでずっと前に書いたのを完結、一部修正して投下してます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「おー!さすがお金持ち!まるで高級ホテルみたい!てかまんま高級ホテル!」
真姫「ふふん、西木野財閥をなめないでよね…つい最近オープンした西木野リゾートホテルよ」
真姫「好きな部屋使っていいわよ」
絵里「ハラショー!」
にこ「に、日本にこれほどまでのお金持ちがいたなんて…!」
希「まるでアラブの王様やね」
真姫「当然でしょ!」
凛「夕ご飯にラーメンある?」
真姫「ええ、北京の超高級ラーメン屋のシェフを呼んだわ」
凛「楽しみにゃー!」
花陽「お米は…?」
真姫「コシヒカリからあきたこまちまで全部揃ってるわよ」
花陽「す、すごい…!」
海未「みんな!そんなことよりも練習です!」
ことり「海未ちゃん、少しくらいいいんじゃ…」
海未「ダメです!練習しますよ!」
穂乃果「遊ぶよー!みんな続けー!」
「「「わーい!」」」
海未「ちょっ」
絵里「海未、少し肩の力を抜きなさいよ」
希「そうやで、こうやって遊んでチームの絆を深めるのも練習の一環やん?」
真姫「私は別にどーでもいいけど!早く海に行かないと置いてかれるわよ」
海未「…ふふ、そうですね、では、行きましょうか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「いやぁー、やっぱ海ではしゃいだ後は源泉掛け流しの温泉に限るねー」ポカポカ
ことり「うん♪お肌がスベスベになる気がするね♪」
穂乃果「ことりちゃん背中流してー」
ことり「はい♪ご主人様♪」
穂乃果「さすがメイドっぽい!」
にこ「にこの背中もながしなさいよ!」
穂乃果「お前は猿にでも洗ってもらえ」
猿「ウキッ!」
にこ「な、なんでホテルの温泉に猿がいるのよ!?」
・・・・・・・・・・・・・・
花陽「この、日本酒風呂も元はお米…なんだよね?」
真姫「そうなんじゃない?」
花陽「ダーイブ!!」バシャッ
真姫「…ちょっ!いきなり飛び込まないでよ!危ないじゃない!」
花陽「うへぇ~、気持ちいいれす~ヒック!」
凛「あー!かよちん日本酒風呂で酔っ払ってるにゃー!凛も入るにゃー!」 バシャッ
真姫「もう!二人共飛び込まないでっ!顔に日本酒かかったじゃない!」
凛「真姫ちゃんも来るにゃー!」
真姫「引っ張らないで!うわあっ」バシャッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・
海未「やはり、露天風呂は落ち着きますね」
希「せやね~、スピリチュアルやね♪」
絵里「スピリチュアル~、ふわあ、気持ちいいわあ」
海未「2人共顔がダラケきってますよ」スイースイー
希「平泳ぎしながら言っても説得力ないでぇ~」
絵里「広いお風呂だと泳ぎたくなるわよねぇ~」
海未「込み上げてくる衝動を抑えることができませんでした」スイースイー
海未「♪」スイースイー
・・・・・・・・・・・・・・
真姫「あのねぇ…!なんで!せっかく大きいホテル貸切にしたのにわざわざみんなで寝るのよ!」
真姫「それも、エントランスで!」
穂乃果「いいじゃん、いいじゃん」
穂乃果「ここはさっき掃除されてたばっかりだし、このソファを並べれば大きいベッドになるよ!」
穂乃果「それにホテルのエントランスってなんかわくわくするよね」
絵里「分かるわ、凄い綺麗だしね」
花陽「お土産屋さんもあるよ!ここにある品は好きに貰ってもいいの?」
穂乃果「うん、いいよいいよ」
真姫「ちょっ」
凛「やったにゃー!」
海未「騒ぎすぎですよ」
にこ「妹達も喜ぶわ!」
真姫「…はあ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
海未「なんてことをやりながら東京に帰ってきたものの…」
凛「楽しかったにゃー!」
花陽「十分に夏休み満喫したね」
にこ「冬休みもお願いね、真姫ちゃん」
真姫「考えておくわ」
穂乃果「んん〜、やっぱり東京の夏はむし暑いなあ…次は今週末に軽井沢のビーチに一週間ほど行きたいんだけど」
ことり「まだ休み足りないの?」
真姫「まったくー、予約取るのだって簡単じゃないのよ」
絵里「そうよ、次は札幌に行きたいわ」
希「えりちも大分図々しいな」
海未「…!!あなたたち!!切り替えて下さい!!そろそろ練習しないと次の文化祭に間に合いませんよ!!」
穂乃果「そういえば、そろそろ文化祭だねえ」
穂乃果「てか、文化祭で発表なんかするの?」
花陽「ラブライブの予選を通過するには文化祭とかでどんどん露出しないとダメです!」
穂乃果「か〜!面倒くせー!どうせこんな過疎高校の文化祭なんて誰も来ないよ!」
絵里「本当に学校を救う気があるのかしら…」
にこ「とにかく、まずは文化祭でいい結果を出すことが先決ね!」
希「文化祭の詳細はうちら生徒会が調べといてあげる」
ことり「お願いね」
海未「では、練習始めますよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「このクジ引きに全部かかってるんだからな」
穂乃果「…絶対に外すなよ!」
にこ「分かってるわよ!」
ガラガラガラ
μ's「「「「…!」」」ドキドキ
カラ
にこ「!?」
モブ「残念…!講堂の使用はできません!」
にこ「」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「本当使えねえな、お前は!」
にこ「しょうがないじゃない!」
海未「どうしましょう…」
ことり「体育館は?」
花陽「体育館は他の部が使うから…」
絵里「どこか…あるかしら」
希「うーん…ここは?」
穂乃果「ここは無理だろ」
凛「え?屋上っていいアイディアだと思ったけど」
穂乃果「まず、圧倒的に狭い!屋上が混雑したらもしもの時困るだろ、危ないし」
穂乃果「それに天候に左右されるからな」
穂乃果「この時期はゲリラ豪雨とか多いし」
真姫「じゃあ、どこがあるのよ…!」
穂乃果「一つだけ当てがあるよ!」
穂乃果「希ちゃん!いろいろ準備が必要だからこれだけ学校の方で用意して!」つ
希「う、うん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
海未「では、私はこれで」
穂乃果「うん、じゃあね!」
ことり「ばいばい、海未ちゃん」
穂乃果「…さてと」
穂乃果「そういえば、さっきからことりちゃんなんか言いたそうだね」
穂乃果「てか、さっきからチラチラ見てきて鬱陶しいよ!」
ことり「えっ!?あ、うん…ごめん」
穂乃果「何よ、相談くらいなら乗るよ」
ことり「うん…、あのね、ことり海外に留学しないかって誘われてて…どうすればいいと思う?」
ことり「ことりは昔から装飾系の仕事に憧れててみんなの衣装作ってるうちにもっと憧れが強くなって、それで…」
ことり「ことりにもどうしたらいいのかわからないの…!穂乃果ちゃん、ことりどうすればいいの?」
穂乃果「なるほどね」
穂乃果「でもさ、ここで私が行くなって言うのは簡単だよ?でもさ、それは自分で決める事だと思うよ」
ことり「でも…!」
穂乃果「未来のことなんて誰もわからない」
穂乃果「もし留学したらことりちゃんは将来バリバリのデザイナーになって世界中から引く手数多になるかもしれない」
ことり「そんな…」
穂乃果「私はそう思うよ、だってことりちゃんの衣装はどれも凄いもん!」
ことり「…」
穂乃果「もし、ここに残るって言うならさ、私…ううん、海未ちゃんもμ'sのみんなも絶対にことりちゃんを後悔させたりはしない…みんな後悔することなんてないくらい楽しんで頑張って突き進む!」
穂乃果「きっと、一生のかけがえのない時間になる…穂乃果はそう思う」
ことり「…!」
穂乃果「ははっ…柄にもなく語っちゃった…まあ決めるのはことりちゃんだから!後悔しないように自分が決めた道を進んでね!」
穂乃果「穂乃果はことりちゃんがどんな道を選ぶにせよ絶対に応援するから!」
ことり「穂乃果ちゃん…!」
穂乃果「なんか…今日は変だな…私」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真姫「本当にここでやるの?」
穂乃果「もちろん」
絵里「いや…そもそもなんでこんなところが取れたのよ…!」
にこ「ありえないわ…」
海未「穂乃果は人脈が広いことは知ってましたがまさか、ここまでとは…」
ことり「穂乃果ちゃんすごい!」
希「さすがのうちもびっくりやで…!」
花陽「あそこにも!あっちにも!有名な人達がいっぱい!」
凛「感激だにゃ〜!」
穂乃果「さあ、我がμ'sに相応しいステージ…東京ドームでライブ成功させるよ!」
μ's「「…」」ポカーン
海未「そもそもなんでこんなところに来れたんですか!?」
穂乃果「それはね…この前たまたま秋◯康さんがうちの店に来た時ね」
ーーーーーー
ーーー
ー
穂乃果「って、わけだよ!」
穂乃果「ちなみに私たちのライブ映像は中継で音ノ木坂の校舎のエントランス中央の人が一番集まる場所に知り合いから借りた最新のプロジェクタで映し出されるから!」
穂乃果「ついでにUTXの大型液晶にも流れるね」
希「だから舞台用のカーテンが必要だったんだ」
海未「そんなことが…」
絵里「さすが穂乃果ね」
にこ「末恐ろしい子…」
真姫「凄いわ…」
穂乃果「とは、言ってもA◯Bのライブの合間にやるんだから!ド派手に印象付けないと忘れられちゃうよ!」
穂乃果「みんな!気合い入れてね!!」
穂乃果「ミューズ!ミュージックスタート!!」
「「おーー!!」」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かーべは、ハイ!ハイ!ハイ!こわせーるもーのさ!
ハイ!ハイ!ハイ!こわせーるもーのさ!
自分からもっと力を出してよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「無事、ライブも成功だね!」
ことり「文化祭に来てた中学生にもかなり評判だったみたいだよ」
凛「それだけじゃなくて、アキバ中で有名だよ!私たち!」
海未「本当に見直しました穂乃果!」
穂乃果「いやあ、こんなの私が本気を出せば余裕だからww」
にこ「本当に大したもんよ」
花陽「尊敬します!」
凛「凄いにゃあ!」
穂乃果「もっと、褒めて!」
真姫「まったくー、調子いいんだから」
絵里「穂乃果…ちょっといい…?」
穂乃果「なに?ご褒美でもくれるの?」
希「実は文化祭の日UTXのコンピューターがハッキングされた事についての苦情が…」
穂乃果「ギクッ!?」
希「なんでも…ハッキングされた後セキュリティがガバガバになってそこから大量にウイルスが侵入したらしくて」
絵里「UTXのメインコンピューターが壊れちゃったらしいのよ」
希「それでこれがその時の賠償責任請求書や」
穂乃果「さ、3000万円!?」
穂乃果「わ、私しーらないっ!じゃ!」
タタタ
海未「ほーのーかー!!」
海未「待ちなさい!穂乃果!」
凛「やっぱり、いつも通りのクズな穂乃果ちゃんの方が好きだにゃ!」
花陽「ふふ、そうだね」
ことり「待ってー、穂乃果ちゃーん!」
にこ「ちょっと!!ラブライブはどうするのよ!」
穂乃果「それどころじゃねえだろ!バカ!それよりも早く弁護士を呼べ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
海未「結局、真姫がいい弁護士を紹介してくれたおかげでなんとかなりましたが」
海未「反省が必要ですね…!これからは毎日早朝にうちの道場に顔を出しなさい!あなたの腐った性根を叩き直します!」
穂乃果「うう…ごめんなさい…」
にこ「結局、いろいろ手続きが忙しすぎてラブライブには出られなかったわ」
にこ「でも、大丈夫、穂乃果が裏からまた3月にラブライブが開催するって情報を手に入れたからにこ達はそれに向かって頑張るニコ!」
にこ「μ'sのアイ活はまだ始まったばかりよ!」
おしまい
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