きらり「当然の結果☆」 杏「当然の結果?」 (20)


前作 杏「共依存」 きらり「にょわ?」

の設定を一部引き継いでいます。
読まれなくても大丈夫かとは思いますが、よろしければどうぞ。

注意事項
キャラ崩壊&オリジナル設定あり ドロドロ?

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みりあ「きらりちゃんおめでとー!」

きらり「えへへぇ、自分でもびっくりだにぃ」

莉嘉「うんうん、さすがは凸レのリーダーだよね☆」

きらり「うにゅー、あんまり褒められるときらりてれゆー!」

莉嘉「いやぁ、しかしみりあさんや」

みりあ「およ、どうしました莉嘉さんや」

莉嘉「あたしたちもー、きらりちゃんを見習って頑張らなくっちゃねー」

みりあ「えへへ、50位、51位って並んでたのは少し嬉しいけどね」

莉嘉「むむ!誰が順位まで凸ってるだぁ!」

みりあ「そんなこと言ってないよー!?」


美嘉「遊びにきたよーっと」ガチャ

莉嘉「あ!おねーちゃん!」

きらり「美嘉ちゃんおっすおっす☆」

みりあ「美嘉お姉ちゃんこんにちはー!」

美嘉「とと、莉嘉ぁいきなり抱きつかないでよー。二人ともおっすおっすー☆」

莉嘉「おねーちゃん今日お仕事はー?」

美嘉「はぁ、莉嘉あんたねぇ、聞いてたでしょ?今日はパーティーがあるって」

莉嘉「パーティー・・?」

きらり「今夜は346プロシンデレラガール総選挙のぉ、受賞記念パーティーがあるんだにぃ」

美嘉「そゆこと。そうだ、きらりちゃんやるじゃーん、Pa部門で6位っしょー?アタシもウカウカしてられないね☆」

きらり「にゃはー!ありがとー☆」

みりあ「美嘉おねーちゃんも合同CD出すんでしょ!いいなー!」

莉嘉「えー!あたしも新曲だーしーたーいー!」

美嘉「はいはい、あんたはきらりちゃんを見習って頑張りなさーい!あ、みりあちゃん今度一緒に練習しよっかふひひ★」


智絵里「た、ただいま戻りましたー」

かな子「ただいまですー」

美嘉「お、CIの二人じゃーん、二人もランクインおめでと☆」

智絵里「美嘉さん!お、お疲れ様ですぅ!」

かな子「えへへ、お祝いにケーキ焼いて来ちゃいましたー!」

きらり「あれあれぇ?杏ちゃんはぁ?」

莉嘉「っ」ビクッ

杏「いるよー・・ああ疲れた・・帰りたい・・」ガチャ

きらり「あは!杏ちゃんおっつおっつー☆」ダキッ

杏「ぐええ、いきなりなにをするぅー・・あ、でも丁度いいや、運んでってー」

きらり「にょわー!おっまかせあれー!」

みりあ「あの二人ほーんとなっかよしだよね!」

智絵里「・・杏ちゃん羨ましいな」ボソッ

かな子「ケーキおいしいですぅー」


美嘉「杏もおめでと、さん。大したもんだよねぇ、あんたも」

杏「まったく物好きもいるもんだよねー、杏に投票するなんてさぁ」

きらり「そんなことないゆー!杏ちゃんはとっても可愛いからぁ、当然の結果です」キリッ

みりあ「あはっ、今のプロデューサーのモノマネー?」

きらり「えへへ、似てた似てたー?」

みりあ「ううーん、全然!」

きらり「にょわ!?」

杏「当然の結果・・かぁ」

智絵里「私も抱っこしてもらいたいな」ボソッ

かな子「買ってきたこのゴーヤマカロンも・・中々いける!」

美嘉「はー、ユニットも楽しそうで少し羨ましいよっと。ん?莉嘉、どうしたの?元気ないじゃん。この前といい何かあったの?」

莉嘉「え!?そ、そんなことないよ☆シンデレラプロジェクトみんな頑張ってるなって思ったの!」

みりあ「あー!莉嘉ちゃんそれあてつけってやつ?そうだよね」ズイ

莉嘉「ち、違っ!ごーめんーってばぁ!」

美嘉(みりりかもありね・・)


杏「そーそー、凸レもCIもユニットな以上、1人1人が頑張ってくれないと」

きらり「あ、杏ちゃんが真面目なことぉ言ってるにぃ!」

杏「きらりまで杏を何だとおもってるんだー!飴食わせろー!」

きらり「はい、あーん」

杏「あーん」チュッ

きらり「にゃ!?」

杏「あ、ごめーん、指に触れちゃった?」コロコロ

きらり「もー、杏ちゃんったら。きらりの指は食べられませんよー?」

かな子「そういえば今日のパーティーはどんなスイーツが出るかなぁ」ムシャムシャ

みりあ「もーかな子ちゃん食べ過ぎ!そんなに食べてると、子豚さんになっちゃうぞー!ぶーぶー!」

かな子「ええ!?美味しいから大丈夫だよ~」

杏「いや、その理屈はおかしい」

きらり「でもでも、お菓子を食べてるかな子ちゃんはとーっても美味しそうに食べるから好きだにぃ☆」

美嘉「あはっ、それは言えてるー」

かな子「そ、そうかなぁ?あ、きらりちゃんもケーキ食べる?はい、あーん」

きらり「たべゆー!あーん☆」

杏&智絵里 ガタッ


みりあ「そういえば美嘉お姉ちゃん、新曲ってどんな感じなのー?」

杏「!」

美嘉「あー、それも今日のパーティーで発表される感じかな?」

杏「・・・新曲、ね」

きらり「杏ちゃん?」

杏「・・杏、プロデューサーに呼ばれてたのすっかり忘れてたよ。ちょっと行ってくるね」

美嘉「ほーいいてらー。・・ねぇ莉嘉、ホントにどうしたの?」

きらり「にょわ、莉嘉ちゃん元気ないと、きらりも悲しいゆ」

莉嘉「な、なんでもないったら!アタシは「莉嘉、ちょっと」

莉嘉「っ!」

杏「りーかー?はーやーくー杏は待つの嫌いだぞー」

莉嘉「な、なーに!杏ちゃんっ!」

ガシッ


杏「・・言ったよね?別にユニットとして絡む分には許すし自然体でいろって。後・・キラ リ ニシンパイサセルナ」

莉嘉「ヒッ」

杏「ヘ ン ジ ハ ?」

莉嘉「ひゃ、ひゃい!」

美嘉「杏?莉嘉?一体どうしたの?」

杏「チッ・・いやー、ちょっと莉嘉の顔色が悪そうだからさぁ、無理しないで休みなよーって。数多の仮病を使いこなす杏がゆーんだから間違いない!」

美嘉「あんたね、自分でそれを・・」

莉嘉「ご、ごめんみんな!いやー、杏ちゃんの目は誤魔化せないなぁっ!えへへ、結果が出て浮かれちゃったみたいで、少し疲れたみたい☆」

きらり「うゆ、莉嘉ちゃんだいじょーぶ?」

ギロッ

莉嘉「ヒッ!だ、だいじょーぶ!ちょーっと休んで来るね!」ガチャッ

杏「・・莉嘉は頑張りやだからねぇ、杏と違って」

美嘉「杏・・ありがとう、ホントは姉の私が気づくべきなのに」

杏「近くにいすぎると、逆に見えなくなることって、あると思うよ。ね、きらり」

きらり「うゆ?んー・・そうかもしれないにぃ」

杏「・・ま、杏も行ってくるよ」


杏「入るよー」コンコン

武内P「杏さん、どうしましたか」

杏「どうしましたか・・?じゃないよ、この結果、どういうこと!?」

武内P「総選挙の結果、でしょうか?それでしたら・・」

杏「また当然の結果だって言うの?あんたの言うこと信じて、面倒くさい仕事やレッスンだってこなして来たじゃん!」

武内P「っ!そんなことはありません!今回新人にも関わらず、多くのプロジェクトメンバーがランクインしたのは快挙だと思っています!」

杏「そんなことはどうだっていい!何で!?何でみくや卯月がCD出せて杏はダメなの!?」

武内P「・・正直言って貴方がそこまで強く望んでいたとは知りませんでした、申し訳ありません。ですが、その意気込みがあれば次は必ず!」

杏「次・・?そんなの待ってらんないよ・・もう良いよ、杏は杏のやり方でやるよ」ダッ

武内P「杏さん!?」

ちひろ「えーとPさん資料の方がーって、どこに行くんですか!これから大切な会議ですよ!?」

武内P「し、しかし!」

ちひろ「しかしもかかしもありません!ただでさえ警察にお迎えに行った身にもなってください!ほっとくとすぐにどこかに行っちゃうんだから!」

武内P「う・・それは、すみませんでした・・」






杏「・・はい、はい。よろしく・・お願い、します。場所・・スマホで調べられるから、大丈夫・・です」プツッ

杏「これでいいんだ、こうするしかないんだ・・ねぇきらり」




――汚れちゃった杏でも、きらりなら、きらりなら抱きしめてくれるよね?



ザーザー

「あれ?何で・・」


ザザーッ、キュッ

「・・・杏ちゃん、そこにいるんでしょ?」

杏「きらり、どうして?」

きらり「ごめんねぇ、ちょっとシャワー、借りちゃった☆」

杏「・・それは、別にいいけど、鍵だって渡してるし」

きらり「・・お互い声は聞こえるのに、姿ははっきりと見えないのってぇ、ちょっと変だけど面白いにぃ」

杏「っ!杏は!杏はそんなの全然面白く無いよ!」バタン

きらり「杏ちゃん!?も、もー!杏ちゃんたらエッチだにぃ」

杏「きらり・・綺麗」ダキッ

きらり「にょわ!?杏ちゃん!服着たまんまだよぉ!杏ちゃんってばぁ!あ、杏ちゃん?」

杏「ヒグッヒグッ・・きら、り。怖かった、怖かったよぉ」

きらり「・・ね、杏ちゃん。このまま一緒に」


カポーン

杏「何だかこうしてるとさ」

きらり「親子みたーい?」ナデナデ

杏「撫でるなぁ!いや、今更か・・」ブクブク

きらり「えへへ、温泉に一緒に行ったことはあったけどぉ、こうやってお家のお風呂に入るのは初めてだにぃ」

杏「そら、普通はそうでしょ・・」

きらり「ね、杏ちゃん。きらりはね、杏ちゃんがいっぱい、いーっぱい頑張ってたの、知ってるよ?」

杏「・・頑張ったって、結果が出なけりゃ意味ないよ」

きらり「・・でもでも、今までの杏ちゃんとちょっと違うからぁ、びっくりしちゃった!ねねね、どーしてー?」

杏「・・笑わない?」

きらり「もっちろん!」

杏「前にさ、杏達がCD出した時、お互いに練習しあったじゃん」

きらり「うんうん!二人でいっぱいいーっぱい練習したにぃ!」

杏「それからお互い忙しくなって、今までみたいに会える時間が減っちゃったけど・・」

杏「あ、杏が新曲歌うことになったら・・その、また・・二人で練習できるかなって・・ああもう!何言ってんだ私!!」

きらり「」プルプルプルプル

杏「ううっ、きらりだって変なやつだって思ってるだろ?もういいよ!先に上がるから」ガシッ

杏「へ?」

きらり「・・・・・・杏ちゃん」

きらり「かーわーいーすーぎー!にょわああああああ!もう杏ちゃんたら!杏ちゃんたらぁ!」ギュウウウウウウウウ

杏「ぎえええええ!ちょまっ、風呂の中はマズイって!」

きらり「にょわあああああああんん!心がハピハピするのおおおおお!」

杏「うぎゃああああああ」


杏「――で」

きらり「ごめんねぇ杏ちゃん、のぼせさちゃったにぃ」

杏「はぁ・・いいよもう、きらりの暴走には慣れたよ」

杏「しかし、ナチュラルに膝枕されてるのな杏は」

きらり「えへへぇ、赤ちゃんみたいだにぃ」ナデナデ

杏「あかっ!せ、せめて娘と言え!いや、それはそれでおかしいけど!」

きらり「にゅふー☆いつもの杏ちゃんに戻ったにぃ」

杏「うぐ・・そうだね。杏らしくなかった、よね」

きらり「杏ちゃん?」

杏「なーに」

きらり「選挙の結果はね?終わっちゃった事だし、仕方ないと思うけど」

きらり「きらりの中でのいっとーしょー!は、ずっとずーっと、杏ちゃんだよ☆」

きらり「それじゃ、だめ?」


杏「・・・プッ」

杏「あはっ、あははははははは!」

きらり「にょわ!?ど、どうしたの杏ちゃん、まだのぼせて・!?」

杏「ううん、何か杏、馬鹿らしく思えてきちゃってさ。今までの努力って無駄だったのかって」

きらり「ええ!?そんなことないにぃ!頑張ってる杏ちゃん、とってもキラキラしてたよぉ!」

杏「きらりがそう言うんなら、無駄じゃないのかも」

きらり「むむむ、何だか今日の杏ちゃんはむつかすぃー」

杏「ハッハッハッ、杏はミステリアスなのだぁ」

きらり「でも、泣き顔の杏ちゃんも可愛かったゆ」ボソッ

杏「んな!?忘れろ!今すぐ忘れろぉ!!」

きらり「あーあー、きーこーえーまーせーんー☆」


杏「今日は泊まってかないの?」

きらり「ごめんねぇ。お仕事の台本、お家に忘れて来ちゃったんだにぃ」

杏「・・そっか」

きらり「あっ!でもでもぉ、杏ちゃんが遅刻しちゃだめーっ!だから、明日起こしに来てあげゆね?」

杏「っ!し、しょーがないなー!杏の睡眠を妨害する者は許さないけど、きらりだけは特別だよ!」

きらり「ほんと?きらり嬉しいにぃ☆じゃーね、杏ちゃん!また明日☆」

杏「うん、またー」フリフリ

バタン

杏「・・やっぱり寂しいなぁ」

杏「はぁ、まとめサイトでも見ながら寝ちゃおーっと!どれどれ何か面白いニュースは・・」

杏「ん、あの有名ホテルで失踪事件・・?うわぁ、ここ杏が・・」

杏「そういえば、あの時どうしても怖くなって逃げちゃったけど、マズったよねぇ・・」

杏「ま、いっか。杏は杏らしく、だらだらとやればいいや・・隣にきらりさえ、居てくれれば」

杏「あふぅ・・明日はきらりに起こしてもらうまでだらけようっと・・きらりが甘やかすから悪いと思うんだよねぇ、杏がこうなったのも」

杏「当然の結果?」


きらり「杏ちゃん、きらりね、思うんだぁ」

きらり「ファンのみんな達ってぇ、きらり達の事、よーく、よーっく見ててくれてるんだよ?」

きらり「それは、本当の想いがどこに向かってるのかも、見えちゃってると思うゆ」

きらり「きらりや杏ちゃんが、みくちゃんや卯月ちゃんに勝てなかったのは、だからだと思うにぃ☆」




おい?聞いたか?

おお、あのホテルの事件だろ?失踪したのって某TV局のお偉いさんだってな

ああ、でもあんまりいい噂を聞かない奴だったからなぁ、天罰が下ったって話もあるらしいぜ

自分の局で使う代わりに・・ってやってたんだろ?まぁ恨まれててもおかしくはないよなぁ




きらり「だけど、だからこそ。シンデレラになることよりも、つよい、つよーい想いを邪魔する様なことをしちゃったらぁ」

きらり「いたいいたーい、お仕置きをされちゃうのもぉ」

きらり「当然の結果☆」

以上です。
少し遅くなりましたが総選挙お疲れ様でした。
我らが諸星きらりは前回の36位からなんと15位もランクアップ!
アニメパワーや中の人の最近の活躍もあり嬉しい限りです。

アニメセカンドシーズンもホント楽しみです!

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