杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第25回」 (61)

シンデレラジオの続編です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1381228049

杏「ラジオネーム『リュウセイ』さんからだよ」

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9月20日。いつも通り昼過ぎに起きたら、家に誰もいない。

買い物にでも出かけたのかな?

ん、テーブルの上に書置きがあるぞ。

『5日ほどシンガポールへ旅行に行ってきます。このお金で好きなものを食べて下さい』

…ねぇ、杏ちゃん、どうやったら500円で5日間を乗り切れると思う?

とりあえず出前のそばを食べながら考えようっと。
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杏「早速使い切ってるじゃないか」

杏「杏」

輝子「輝子…」

小梅「小梅の…」

小梅「シ、シンデレラジオー…!」

輝子「シンデレラジオォォーー!!ヒャッハァ!」

杏「シンデレラジオ~…ふわぁ」

小梅「始まりました…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、第25回目…です」

小梅「この番組は…CGプロのアイドルの、最新情報を…お届けしたり」

小梅「ゲストを呼んで…お話したりする、番組です」

小梅「パーソナリティは…私、白坂小梅と」

杏「双葉杏と~」

輝子「星輝子…の3人で、お届け…するよ、フヒッ」

杏「25回目だよー」

小梅「りょ…旅行、連れて行って貰えなかったんだ…」

輝子「悲しすぎるね…」

杏「書置きを見るまで知らなかったみたいだしねぇ」

小梅「お…お金も、500円だけ…」

杏「きっと、ペーパーウェイト代わりにするついでに乗せてたんだろうね。500円玉」

輝子「な、なるほど…」

小梅「お、お札だと…風で、飛んじゃうかもしれないから…」

杏「この人が普段家でどういう扱いを受けてるのか、このハガキだけだと分からないけど…」

杏「まぁ、頑張れ、と言っておこう」

小梅「お、応援…してます…」

輝子「強く生きてね…フヒヒ」

杏「にしても、5日間で500円かぁ。どうやって乗り切るんだろ」

杏「この人は出前で即使い果たしちゃってるけど」

輝子「い、家に…お米とか、カップ麺とか…備蓄してるものがあるなら、なんとか…」

小梅「う、うん、家族で…暮らしてるなら…い、家に、食べ物が…何もないってことは、ないと思う…」

杏「なるほど、それを消費しつつ、どうしても足りなくなったら500円で何か買う、と」

輝子「近くに…特売とかするスーパーがあれば、助かるね…」

杏「あー、たまにテレビで見るね。玉ねぎ1個10円とかやってるヤツ」

小梅「や、安いよね…凄く…」

輝子「その代わり、人が多すぎて大変なことになるけどね…フヒヒ」

杏「アレ凄いよね。物凄い勢いで群がってるし。あの中に突撃する勇気は杏にはないよ」

小梅「つ、潰されちゃいそう……」

輝子「5日間500円は…やっぱり、過酷だね…」

杏「杏だったら飴玉だけで食い繋ぐよ。お腹空いたら寝て誤魔化す」

小梅「えっ…そ、それは…」

輝子「し、心配すぎるから…や、やめて…」

杏「さて、10月だよー」

輝子「10月と言えば…」

小梅「ハ、ハロウィン…だね…」

杏「と言う訳で、今日は全員ハロウィンコスだよ」

輝子「イェーイ…フヒヒ」

杏「杏と小梅はSR+、輝子はSRの方のコスだね」

輝子「さ、流石に棺桶には入ってないよ…フヒヒ」

杏「しかし、こうして見ると…輝子って万能だよねぇ」

輝子「フヒッ…?」

杏「ラブリー系もいけるしデスメタ系もいけるし、美少年系もいけるっていう」

小梅「う、うん…輝子さん…凄い…」

輝子「フ、フヒッ…そ、そんな事はない…」

杏「照れてる照れてる」

小梅「か、かわいい…」

輝子「フヒ…」

杏「さてさて、そんな感じで早速ゲストを呼んじゃおう~」

輝子「今日のゲストは…誰だろうね…フヒヒ」

小梅「じゃ、じゃあ…今日の…ゲストを、呼ぶね…」

小梅「今日の…ゲストは…この方です…」


So, I love you my darling. And stay forever~♪
.
It's dazzling like a star. I'm folling for you~♪


小梅「え…こ、この曲って…」

輝子「う、うん…あの人の曲…だよね…」

杏「いや、まさかねぇ?」

涼「おいおい、涼違いだろ。紛らわしいって」

杏「あー、やっぱりそういう事だったか」

小梅「あ…りょ、涼さんだ……!」

輝子「フヒヒ…ど、どうも……」

涼「よっ、杏に輝子に小梅!今日は呼んでくれてありがとな!」

小梅「りょ、涼さんも…ハロウィンの、格好…」

涼「あぁ、今日はハロウィンスペシャルって聞いてたからね。お土産にお菓子も持ってきたよ」

輝子「お、お菓子…」

杏「くれ、お菓子くれ」

涼「欲しいなら、何か言う事があるだろ?」

小梅「い、言うこと…あっ…」

杏・輝子・小梅「トリックオアトリート!」

涼「はい、よく言えました。ほら、お望みのお菓子だよ」

杏「わーい」

輝子「フヒヒ…」

小梅「あ、ありがとう…」

杏「さてさて、ツイッターの方は…」

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涼さんきたああああ
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カッコいい方の涼ちゃんきたこれ
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小梅ちゃんの保護者きましたわー
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今までのゲストで一番ロックなゲストですね。だりーな?知らんな
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涼「へー、こうやってすぐ反応が来るのは面白いな」

涼「にしても、小梅の保護者って。まぁ、ホラー関係でよく一緒になるけどね」

小梅「りょ、涼さんと…ホ、ホラー映画見るの…楽しい…」

涼「ふふ、アタシも小梅とホラー映画見るの楽しいよ」

小梅「よ、よかった…えへへ…」

杏「じゃあ今度は二人で『アイドルセッション廃旅館編』だね」

小梅「あ…そ、それ…いい…」

涼「それはシャレにならないからやめてくれ…」

輝子「帰ってきたら、何かに憑かれてそうだね…フヒヒ」

杏「じゃあ、涼、改めて自己紹介よろしくー」

涼「オッケー、任せといて」

涼「みんな元気?松永涼だよ。今日はアタシのトークでシビれさせてやるからね!」

輝子「じ、自己紹介が…カッコいい…」

小梅「す、凄い…」

杏「さすがー、やるねぇ」

涼「そうかな?いつも通りやったつもりだけどね」

輝子「ふ…普段から…カッコいいって事だね…フヒヒ」

涼「フッ、そう言われて悪い気はしないかな」

杏「そんな涼も、この番組で最後まで無事にいられるかどうか」

涼「オイオイ、なんだよその不穏な発言は。ドッキリでも仕掛けてるのか?」

杏「いやいや、そういうわけではないけどねー」

杏「じゃ、そんな感じで小梅提供よろしく~」

小梅「あ…う、うん…じゃ、じゃあ…提供、言うね」

小梅「え…えっと、杏・輝子・小梅のシンデレラジオ」

小梅「この番組は…JUDAコーポレーションの提供で、お送りします…」

杏「杏達の中にファクターがいる可能性が」

輝子「ファクター…?」

涼「なんだそりゃ?」

輝子「い、いってみよー…フヒ」

小梅「今回は…ゲストに、涼さんが…来てくれてるよ」

涼「よろしく!」

杏「杏達のハロウィンコスの写真が番組のホームページとツイッターにアップされてるよー」

涼「こうして見ると、凄い絵面だよな」

輝子「ハロウィンっぽくて…いいと思う…フヒヒ」

小梅「ハ、ハロウィンの…衣装がある人、全員が…あ、集まったら…ど、どうなるかな…」

杏「今回のハロウィンの分もあるし、なかなか凄い光景になりそうだね」

涼「約1名、一際異彩を放ってるヤツがいるしなぁ」

輝子「アレは…な、なんというか…フヒヒ」

杏「また、後でお知らせのコーナーで弄るとしよう」

小梅「え…えっと…こ、今回も…ゲストへの…質問メールが、沢山来てるよ…」

涼「お、嬉しいね!」

杏「それじゃ、メール紹介していくよ~」

杏「ラジオネーム『ポゥ』さんからだよ」

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涼さんに質問です。

シャワーを浴びようとしたら、麺つゆが出てきたことはありますか?
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涼「…は?」

杏「そうだね、そういう反応になるよね」

涼「なんだよこの質問!?」

小梅「え、えっと…こ、この番組の質問は…ぜ、全部…こんな感じなの…」

涼「ま…まさかそんなわけないだろ?小梅も冗談が言えるようになったんだなぁ」

輝子「ざ、残念ながら…ガチです…フヒヒ」

涼「…マジで?」

杏「マジです。で、シャワーを浴びようとしたら麺つゆが出てきたことはあるの?」

涼「あるわけないだろ!?」

輝子「ですよねー…フヒヒ」

小梅「め、麺つゆが出てきたら…い、いやだね…」

杏「はい、次ー。ラジオネーム『あんたんスレイヤー』さんからだよ」

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涼さんに質問です。

CGプロのアイドルで、一番鼻の穴に銀杏を詰めてやりたいアイドルは誰ですか?
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涼「なぁ、これ、アイドルのラジオ番組だよな?」

杏「常識に捕らわれない番組をお送りするのがこのシンデレラジオだよ」

涼「さっきの杏の不穏な発言の意味が分かったよ…」

杏「はっはっは。それで、銀杏を鼻の穴に詰めてやりたい子はいる?」

涼「いるわけない…って、待てよ」

小梅「りょ…涼さん…?」

輝子「だ、誰か…してみたい人が、いるの…?」

涼「拓海のヤツにちょっとやってみたいかもな、それ」

杏「あー、たくみんねぇ」

涼「寝てるところにこっそりとな!」

小梅「す、すぐ…気付いて、起きそうだけど…」

輝子「お、起きたら…確実に、激怒するね…フヒヒ」

杏「これはラジオネーム『戦闘のプロ』さんからだよ」

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涼さんに質問です。

朝起きたら、自分の横にマグロが横たわっていたらどうしますか?
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涼「誰が運んだんだよそれ!?」

杏「朝起きて目の前にマグロがあったら、凄いインパクトだろうね」

小梅「な…生臭そう…」

輝子「フヒヒ…た、確かに……」

杏「これがみくだったらもう一眠りする事になるね」

輝子「気絶するんですね…わかります」

涼「あぁ、そういえばアイツは魚苦手なんだっけ」

涼「しかし、朝起きたらマグロねぇ…。とりあえず、葵でも呼ぶか?」

杏「なるほど、その場で捌いてもらうんだね」

涼「アイツ魚捌くの得意だろ?なんとかしてくれるんじゃないか?」

輝子「朝から…マグロ料理尽くしだね…」

小梅「ご、豪華…」

杏「質問メールはこんな感じかな?」

涼「終わり!?なんだかんだで一つぐらいちゃんとした質問が来ると思ってたんだけど…」

杏「ないんだな、それが」

涼「こんな質問、まともに答えられるヤツいたのか…?」

小梅「こ、答えられたかどうかは…わ、分からないけど…れ、冷静に反応できてた人なら…」

輝子「川島さんとか…比奈さん、だね…」

涼「大人の対応ってヤツなのかな?流石だなぁ」

杏「なお、同じ大人でも前回のゲストの若葉は」

涼「あー…まぁ、若葉サンは、な」

杏「若葉が聞いてたら、『解せぬ』って言ってそう」

涼「いや、若葉サンなら『私だってオトナのおねえさんなのに~!』って感じじゃないか?」

小梅「い…今の、涼さんの…若葉さんのマネ…よ、よかった…」

輝子「フヒヒ…も、もう一回…」

涼「なっ…も、もうやらないからな!」

杏「良い物が見れたね」

杏「さて、次はこのコーナーいくよー。『ブラックシンデレラ』~」

杏「普段アイドル達が絶対に見せることのない、危険な一面を妄想したものを紹介していくよ」

涼「またなんか変なコーナーが始まったぞ…」

杏「アイドルを勝手にプロデュースするコーナーだよ」

涼「ダメだろそれ!?」

小梅「ア、アイドルが…アイドルを、プロデュース…?」

輝子「いや…リスナーが…アイドルをプロデュースだね…フヒヒ」

杏「新しい」

涼「まぁ、確かに斬新ではあるけどな」

杏「というわけで、今週もどんどん紹介していこう~」

杏「ラジオネーム『ディケイド』さんから」

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中野有香が、凍った唐揚げで釘を打っている!
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涼「なんだそりゃ!?」

輝子「凍ったバナナで、釘を打つってのは聞くけど…」

小梅「か、唐揚げ…持ち辛いね…」

杏「そんなに大きくないもんね。こう、小指以外の指で持って、トントントン…って」

涼「力入れ辛そうだな」


有香『あ、ここ、釘が出てる。このままだと危ないし…』

有香『すみません、誰か凍ったから揚げ持ってますか!』


涼「いや、そこは普通に金槌でいいだろ!」

杏「有香なりにアイドルっぽさを出したかったのかな」

涼「凍った唐揚げで釘を打つのがアイドルっぽいのか…?」

杏「ラジオネーム『烈火』さんから」

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日野茜が、何も持たずに真冬の雪山に登っていった!
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涼「おーい、危ないぞー!?」

小梅「も、戻ってきて……」

輝子「一体、何をしにいったんだろう…」

杏「茜なら歩いてるだけで雪を溶かすかも?」

涼「いつも熱いヤツだからな。良い意味で」

小梅「や、山と言えば…い、一度…山登り…してみたい」

杏「ほう、と言うと?」

小梅「と、東北地方の…名山を、登る…旅番組を見てたら…け、景色とかが…凄く、良くて…」

涼「あぁ、一度でいいから、実際にああいう絶景を生で見てみたいよな」

輝子「分かる…フヒヒ」

杏「景色がいいのは分かるけど、山登りはちょっと…」

涼「ははは、杏にはハードルが高すぎるかもな」

杏「階段上るのも辛いよ」

涼「おいおい、おばあちゃんじゃないんだから」

杏「ラジオネーム『はっし』さんから」

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佐々木千枝が、櫻井桃華の家の備品を片っ端から質に入れている!
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杏「千枝わるいこ」

涼「悪い子で済まされるレベルじゃないだろ!?」

小梅「ち、千枝ちゃんに…何があったんだろう…」

輝子「お、お金が必要なのか…それとも、ただ質に入れたかっただけなのか…」

涼「後者はタチが悪すぎるだろ…」

杏「最近この番組で桃華が苦労人だったり残念な目に遭ったりする流れ」

輝子「フヒヒ…な、なんだろうね…」

涼「まぁ、年少組の中だと面倒見は良さそうな感じはするな」

杏「桃華に母性を求める層がいるとかなんとか」

小梅「ぼ、母性を…?」

涼「桃華って12歳だったよな、確か?」

輝子「お…奥が深いね…フヒヒ」

杏「ラジオネーム『熱視線』さんから」

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ナターリアが、賽銭箱に大トロを放り込んでいる!
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輝子「ま、また大トロ…」

小梅「せ、先週に…続いて…」

杏「ナターリアー、残念だけど、大トロはそこまで万能じゃないよ」

杏「気持ちは分かるけど、素直に食べようね」

涼「賽銭箱にお金以外のもの入れたらダメだろ…しかも、よりによって生もの」

杏「冬場なら1日ぐらいはもつかもしれないけど」

杏「夏場だったら数時間で酸っぱい臭いを放ち始めそうだね」

涼「イヤだな、そんな賽銭箱」

輝子「ご利益なさそうだね…フヒヒ」

杏「そんな感じで、みんなが妄想したアイドル達の危険な一面を送ってきてね~」

杏「それじゃ次のコーナーいくよー」

杏「『目指せご褒美!アイドルバトル』~」

杏「パーソナリティチームとゲストでバトルをして、ご褒美ゲットを目指すコーナーだよ」

杏「杏達が勝てば、勝った人数に応じたポイントが貰えて、それが一定数溜まればご褒美ゲット」

杏「ゲストが杏達に勝てば、その場でご褒美が貰えるよ~」

杏「杏達全員に勝てば、豪華なご褒美が貰えるから、ゲストも頑張ってね~」

杏「現在パーソナリティチームのご褒美ポイントは6。ご褒美獲得まであと6ポイントとなってるよ」

涼「おっ、バトルかい?いいね、負けないよ!」

小梅「こ、この、シンデレラボックスに…お題が、入ってるから…一つ…」

涼「よし分かった。それじゃ…これでどうだ!」ガサゴソ

輝子「こ、今回の…バトルの、内容は……」

涼「みんなでカラオケに行く事になりました」

涼「どんなメンバーでカラオケに行くのかを考えて下さい」

涼「一番面白そうなメンバーを考えた人の勝ち、だってさ」

涼「バトルって、こういう大喜利的なものだったんだね」

杏「たまに、何か物を使ってバトルすることもあるけどね」

輝子「黒ひげ危機一発とか、ルービックキューブがあったね…」

涼「へぇ~、なるほどね」

小梅「カ、カラオケ…かぁ…」

杏「まぁ、ネタには困らないお題だね」

涼「パッとでも色々と思いつくな」

杏「というわけで、シンキングタイムスタート~」

輝子「み…みんな、カラオケとか…行く…?」

小梅「い、行かない…かも…」

杏「杏は以下略」

涼「アタシは友達とよく行くかな。夏樹とかとも行くしね」

杏「涼と夏樹がガッツリロック系歌ってる間、必死に歌本と睨めっこしてる李衣菜か」

涼「あはは、そんなのいつもの事だよ!」

小梅「り、李衣菜さん……」

輝子「フヒヒ…李衣菜さんらしいね…」

涼「3人も今度一緒にカラオケ行く?楽しいよ」

小梅「う、うん…い、いってみたい…」

輝子「何を…歌おうか…」

涼「杏には是非持ち歌を披露してもらいたいな」

杏「えー」

小梅「も、盛り上がりそう…」

輝子「わ…私たちが、合いの手を入れるんだね…フヒヒ」

杏「そろそろシンキングタイム終了だよー。みんな書けた?」

涼「あぁ、書けたよ」

輝子「書けましたよー…フヒヒ」

小梅「だ、大丈夫…」

杏「じゃあ順番に発表していこうかね~。最初に発表したい人ー?」

輝子「じゃあ、私からいくよ…フヒヒ」

杏「オッケー。それじゃ、輝子の考えたカラオケのメンバーはこちら~」

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アニソンメンバー

双葉杏・神谷奈緒・安部菜々
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杏「あー」

小梅「も、盛り上がりそう…」

涼「事務所でも、よく3人でアニメ見てるもんなぁ」

杏「そういえば、アニメは見るけどカラオケだとか映画だとかそういう話にはなった事ないなぁ」

杏「まぁ、杏が原因なんだけどね」

涼「アニソンはよく分からないけど、3人が盛り上がってるところは見てみたいな」

輝子「た、楽しそうだよね…フヒヒ」

小梅「杏さん達が…ずっと、アニソンを歌いながら、間にアニメのトークをする…番組…」

涼「面白そうだな、それ」

輝子「アニメファンにウケそうだね…フヒヒ」

杏「歌は菜々さんと奈緒に任せて、杏は駄弁ってるだけでいいならアリかなぁ」

杏「次は誰が発表するかね~」

小梅「じゃ、じゃあ…わ、私…」

杏「はいはいー。それじゃ、小梅の考えたカラオケのメンバーはこちら~」

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歌よりお酒メンバー

姫川友紀・高垣楓・川島瑞樹・柊志乃・高橋礼子・片桐早苗
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杏「これは酷い」

涼「数時間の間に、一体どんだけお酒頼むんだろうな」

輝子「さ、最初は…ちゃんと、歌ってそうだね…」

杏「ユッキとかキャッツの応援歌歌いそうだもんね」

涼「酔いが回り始めてからがこの人達の本番ってことか…」

小梅「ど、どんな…話、するのかな…」

杏「そういえば、飲み会メンバーっていっつもどんな話してるんだろうね」

涼「あー、知らないなぁ。聞いてみたいような、あんまり聞きたくないような…」

杏「お酒持ってきた店員さんに絡んでたりして」

輝子「あ、ありそうだね…フヒヒ」

涼「じゃ、次はアタシが発表しようかな?」

杏「あいさー。それじゃ、涼の考えたカラオケのメンバーはこちら~」

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ジャンルバラバラメンバー

木村夏樹・村上巴・星輝子・安部菜々
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杏「うわー、カオスだなぁ」

輝子「わ、私もか…」

涼「あぁ、デスメタル、頼むよ」

輝子「頑張ってみる…フヒヒ」

小梅「ろ、ロックに…デスメタルに…演歌に…アニソン…」

輝子「見事にバラバラだね…フヒヒ」

杏「みんな、自分以外の人が歌ってる曲が全然分からなくて、なんとも言えない空気になってた所で」

杏「菜々さんが颯爽と『メルヘンデビュー』を熱唱して一気に盛り上がるんだね」

小梅「な、菜々さん…」

輝子「流石だね…フヒヒ」

涼「菜々さんがいて助かったな」

杏「最後は杏だねー」

杏「というわけで、杏の考えたカラオケのメンバーはこちら~」

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平和VS地獄なメンバー

南条光・有浦柑奈 VS 小関麗奈・星輝子
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涼「あ、面白そうだな、この対決」

小梅「み、見てみたい……」

輝子「わ、私が柑奈さんと対立してるという風潮…フヒヒ」

杏「ラブリー輝子路線ならまだ和解の道があるかも」

涼「光はやっぱり、特撮とか戦隊ものの歌を歌うんだろうな」

小梅「う、うん、きっと…そうだと思う…」

杏「最初は麗奈は光の歌をイヤそうに聞いてるけど」

杏「途中から光に誘われて、結局二人でノリノリで…あっ」

輝子「わ、私…孤立ですか…。や、やっぱり、ラブリー路線でお願いします…フヒヒ」

小梅「へ、平和組の…勝利だね…」

涼「しかも、相手を倒すんじゃなくて、仲間に入れるという平和的な方法でな」

杏「さてさて、全員の回答が出揃ったので投票タイムだよー」

杏「リスナーの皆は、誰のアイデアが一番いいと思ったか呟いてねー」

杏「ハッシュタグを忘れずにー」

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杏ちゃん達のアニソン番組とか凄い見てみたいんだよなぁ…
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酒飲み勢に絡まれたら生きて帰れる気がしないんですがそれは
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ウサミンは長生きしてるだけあって、空気の読み方も分かってるんですね(ゲス顔)
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むしろ、『SATSUGAI』とか歌う光ちゃんと柑奈さんが見てみたいです
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杏「ちょっと見てみたいかも、それ」

小梅「ファ…ファンの皆には、絶対に見せられないね…」

輝子「ま、まさにブラックシンデレラ…フヒヒ」

涼「ライブのパフォーマンスの一環としてならアリかもな」

涼「最終的にはいつものに戻るって感じで」

杏「あー、歌の間に小芝居が入る感じでね」

涼「そうそう」

杏「結果が出たよー」

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1位:杏(スタッフポイント3+ツイッター票約2.5割)

1位:輝子(スタッフポイント3+ツイッター票約2.5割)

1位:小梅(スタッフポイント3+ツイッター票約2.5割)

1位:涼(スタッフポイント3+ツイッター票約2.5割)
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杏「なんとぉー」

輝子「これは…まさかの…」

小梅「こ、こんなの、初めて…」

涼「これ、どうなるんだ?」

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パーソナリティにご褒美ポイント1、ゲストにレア賞のご褒美

あと、全員にちょっとした物を用意してたのでそれをプレゼントします
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輝子「ちょっとした物…?」

小梅「な、なんだろう…」

杏「えーと、とりあえずご褒美ポイントが1だから。これで合計7ポイントだね」

輝子「あと5ポイントだね…」

杏「そして、涼にはレア賞のご褒美をプレゼントだよー」

小梅「レア賞は…こ、これ…かな…どうぞ…涼さん」

涼「ありがと、小梅。さーて、何が入ってるかな」ガサゴソ

涼「…お、これは…ホラー映画DVDの詰め合わせかな?なんか色々入ってるな」

小梅「!!!」ガタッ

輝子「こ、小梅が食いついた…」

杏「凄い反応速度だったね」

涼「あはは。小梅、一緒に見る?」

小梅「うん、うんっ…み、見たい…!」

涼「じゃあ、次の休みにでもゆっくり見ようか」

小梅「うん…た、楽しみ…えへへ…」

杏「で、残りのちょっとしたプレゼントってなんだろうね?」

小梅「ス、スタッフさんが…な、何か…持ってきた…」

輝子「この、よく見る白い箱の入れ物…」

杏「これは…ケーキ!」

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少し遅いですが、涼さんのお誕生日プレゼントです
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涼「え、アタシ!?」

杏「そういえば先週誕生日だったもんね」

輝子「じ、事務所でも…お祝い、したね…」

小梅「え、えっと…じゃ、じゃあ、改めて…お、お誕生日…おめでとう、涼さん…」

杏「おめでとー」

輝子「おめでとう…フヒヒ」

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お誕生日おめでとー!
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おめでとナス!
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オメシャス!
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涼「あぁ、みんなありがとう!嬉しいよ」

杏「というわけで、『目指せご褒美!アイドルバトル』でした~」

小梅「つ、次は…お知らせのコーナー、です」

小梅「『アイドルLIVEロワイヤル』お疲れ様でした…」

小梅「次回は、『第3回ドリームLIVEフェスティバル』が近日開催予定です…」

小梅「今回も…イベントの様子が後日、テレビ放映されるので…お楽しみに…」

杏「いやぁ、ロワイヤルは強敵でしたね」

輝子「フヒヒ…い、色々とね…」

涼「まぁ、初イベントだからな」

杏「んで、次はドリフェスだよー」

輝子「今回は…どんな面白いユニットが出てくるかな…」

涼「楽しみだね」

小梅「限定ガチャ、ハロウィンパーティー2013ガチャが開催中です…」

小梅「美穂さんのコスト19、思い出エピソード、肩書き、ボイス付き」

小梅「藍子さんのコスト18、思い出エピソード、肩書き、ボイス付き」

小梅「亜季さんのコスト18、思い出エピソード、肩書き付きの新SRが登場です…」

小梅「肩書きを設定すると、アイドルが新お仕事演出のローディングキャラとして登場します…」

杏「礼さん復活!礼さん復活!…って、先週も言ったねこれ」

小梅「お、おめでとう…礼さん」

杏「ついにコスト19かぁ。前々回の放送で、亜季のSRがどうのって言ってたら本当に来るとは」

杏「流石に艦これは関係なかったけど」

輝子「コマンドー勢と化した…亜季さん…フヒヒ」

涼「絶対分かってて言ってるよなこれ…」

杏「こんなのモバマスじゃないわ!ただのコマンドーよ!」

輝子「だったら見ればいいだろ…フヒヒ」

杏「そして、問題の鈴帆がこちらです」

涼「なにをどうしたらこうなったんだろうな、ホント…」

小梅「しょ、衝撃的…すぎるね…」

輝子「ドラゴンも…十分凄かったのに…」

杏「まさか、こんな攻め方をしてくるとはねぇ」

小梅「新CDアルバムシリーズ『jewelries!』は、『Cool jewelries!』と『Passion jewelries!』が好評発売中です…」

小梅「『Cute jewelries! 』もいよいよ明日発売です…」

小梅「内容は…シンデレラガールが、色々な曲をカバーするCDアルバムとなってます…」

小梅「『Cute jewelries! 001』は卯月さん、美穂さん、菜々さん、杏さん、みくさん」

小梅「『Cool jewelries! 001』は凛さん、楓さん、蘭子さん、李衣菜さん、美波さん」

小梅「『Passion jewelries! 001』は未央さん、きらりさん、みりあちゃん、莉嘉ちゃん、美嘉さん」

小梅「以上の15名が…参加します…」

小梅「『Cute jewelries!』は10月9日に発売予定です…」

小梅「3タイトルとも、収録トラック、ジャケットが公開され、新曲の視聴も開始してます…」

杏「『Cute jewelries!』も早いとこだともう手に入れてる人いるかもね」

杏「みんなよろしくー」

小梅「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER」の第5弾発売が決定しました…」

小梅「今回は、まゆさん、私、智絵理ちゃん、アーニャさん、藍子さんの5人が…CDデビュー…します」

小梅「11月13日発売予定で、タイトル等は決まり次第お知らせしていきます…」

涼「小梅もついにCDデビューか。おめでとう、小梅」

小梅「あ、ありがとう、涼さん…えへへ…」

涼「アタシは、CDの前にまずSRだな」

杏「涼のSRはもう秒読み段階だと思うなぁ」

輝子「Rも揃ってるからね…次は…SRしかないと思うよ…フヒヒ」

涼「ふふ、だといいけどね。期待してるよ、Pサン?」

杏「じゃ、そんな感じで新曲いっちゃおうかねー」

杏「好評発売中の『Passion jewelries!』から、きらりの『学園天国』をどぞ~」

小梅「え、エンディング、です……」

杏「涼、今日はありがとねー。ゲストに来てどうだったー?」

涼「あぁ、楽しかったよ!あと、小梅が逞しくなってて安心したかな」

小梅「そ、そうかな…?」

輝子「このラジオのおかげだね…フヒヒ」

杏「じゃあ、最後にメールを紹介するよー」

杏「ラジオネーム『DRVS』さんから」

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涼さんカッコよかったです!またゲストに来てください!

あと、お誕生日おめでとうございます!
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涼「ありがと、嬉しいよ!」

輝子「今までで、一番カッコいいゲストだったね…」

杏「なお、李衣菜は以下略」

杏「こんなメールも来てるよー」

杏「ラジオネーム『四八マン』さんから」

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アイドルセッション廃旅館編、期待してますね!
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杏「卒塔婆とゴールデン卒塔婆でコミュニケーションを取ろう」

涼「卒塔婆でどうやってコミュニケーション取るんだよ…」

輝子「ご、ゴールデン卒塔婆って…豪華だね…フヒヒ」

小梅「あの子も…ぷ、プロデュース…できるかな…?」

杏「幽霊をプロデュース…ゴクリ」

輝子「あ、新しいね…」

涼「Pサンなら、なんとかできてしまいそうだから凄いよな」

小梅「じゃ、じゃあ…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、今日は…ここまで…です」

小梅「お相手は、白坂小梅と」

輝子「星輝子…と」

杏「双葉杏と~」

涼「松永涼でした!」

小梅「また来週…」

輝子「ヒャッハァーー!!終了だァーーー!!」

杏「ばいばい~」

涼「またね!」

杏「実は杏達の知らないところで、幽霊とかモンスターとかプロデュースしてたりして」

涼「ははは、そんなまさか…ないよな?」

―番組終了後―

小梅「お疲れ様でした…」

輝子「お疲れ様…フヒヒ」

杏「おつかれー」

涼「お疲れ!」

小梅「あ…あの子も…プロデュースされるの…ちょ、ちょっと、興味あるって…」

涼「え、いたの!?」

小梅「う、うん…い、一緒に…来たから…」

輝子「フヒヒ…し、知らなかった……」

杏「まぁ、いても杏達には分からないからねぇ」

小梅「い、1回目の…放送から…た、たまに…遊びにきてたけど…」

杏・輝子「!?」

涼「衝撃の事実だな…」

―その頃事務所では―

P「ハロウィンかー。お菓子でも用意しとくかなぁ」

ちひろ「プロデューサーさん、プロデューサーさん!」

P「なんですか、ちひろさん?」

ちひろ「トリックオアマネー!」

P「は?」

ちひろ「課金しないといたずらしますよ♪」

P「うわ、うぜえ」


おしり

アイドルで旅行SSやグルメレポートSSは書いてみたいけど
自分が実際に行かない事には書きようがないから難しいですね

見てくれた人ありがとう

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