ロイド「鈍感なふりするのも疲れたし、ちょっと遊んでみようか。」
ロイド(さてと、まずはエリィにしようかな。エリィが俺の事好きなのは明らかだから、どんな展開になるのか楽しみだ)
ロイド「エリィ、今ちょっといいかな?」
エリィ「どうしたのロイド?」
ロイド「いやあ、実はエリィに渡したいものがあってさ。はい、これ。」
エリィ「ありがとう。これは…リボンかしら?でもどうして私に?」
ロイド「いやいや、別に大したことじゃないけどさ、普段から頑張ってくれているエリィに何かプレゼントがしたくってさ。いつもありがとう、エリィ」
エリィ「そ、そんな別に…。本当にいいの?こんな高そうな物もらっちゃって…」
ロイド「ハハハ…もちろんだよ。これは俺のエリィに対する気持ちなんだ。いつもありがとう、君と同じ職場で俺は嬉しいよ」
エリィ(こ、これってまさか…///)
エリィ「え、えと…その…///」
エリィ(これ…プレゼントの箱にi love youって書いてるわ…///)
ロイド「もしかして迷惑だったかな?ごめんな、俺の気持ちを押し付けたみたいで…。いらなかったら実家のメイドさんにでも渡していいからさ」
エリィ「ぜ、全然迷惑じゃないわ!本当に嬉しいわよ…!」
ロイド「良かった…。エリィに喜んで欲しくて選んだんだ。よく似合うと思うよ」
エリィ「そ、そう。じゃあ早速着けてみるから待ってて…」シュルシュル
エリィ(ロイド…こんなにも私の事思っててくれたなんて…)
エリィ「ど、どうかしら…?」
ロイド「エリィ…すごく可愛いよ!」
エリィ「か、可愛いって…///」
ロイド(ちょろいな。さすがエリィちょろい。だが、そこがいい)デュフフ
ロイド(さてと、そろそろ時間だな)
ロイド「エリィ」
エリィ「は、はい…!!」ドキドキ
ロイド「俺は今まで何度も君に助けられてきた。本当に君と一緒で嬉しいよ。これからも…俺と一緒に…」
ランディ「ただいまー、っておっ?お嬢とロイドどうした?」
エリィ「ち、違うのよっ!こ、これは別に…///」
ロイド(計画通り…。ランディの帰宅時間など計算の上だよ)
ロイド「いやぁ、ちょっと今後の話をね。エリィ、そろそろ用事だろ。行かなくていいのかい?」
エリィ「そ、そうなのよ!それじゃあね、ロイド、ランディ!」
ランディ「なるほど。そんじゃあな、お嬢」
ロイド(まずは一人か…)ウェヒヒ
ロイド(ちょっとデレってよりは告白っぽかったけど別にいいよな。次はランディだ。ホモフラグに向けてライジングサァァン!!!)
ロイド「そういえばランディ、明後日の午後は暇かな?」
ランディ「明日か?ああ、暇だけど何かあるのか?」
ロイド「ああ。最近身体動かしてないから、前にやった旧市街のレースをまたやりたいと思ってさ」
ランディ「おお!全然いいぜ!でもエステル達はいないし、ワジやヴァルドも聖杯騎士団で忙しいけどいいのか?」
ロイド「構わない。俺はランディとやりたいんだ」
ランディ(俺と…ヤりたい…!?)
ランディ「おいおいロイド…俺でいいのか…?」
ロイド「ああ、ランディが…そう、ランディがいいんだ!」
ロイド(食い付いた食い付いた)ウェヒヒ
ランディ「ロイド…お前…」
ロイド「俺って兄貴が忙しかったからたまにしか兄貴と遊べなくてさ、ランディと一緒に居ると子供の頃兄貴と遊べなかった分まで楽しんでる感じがするんだ」
ランディ「…」
ロイド「兄貴のことをランディに重ねてるってよりは、やっぱりランディの持ってる兄貴っぽい所が俺は好きなんだと思う」
ランディ「…」
ロイド「だからさ、またあの時みたいにランディとバカな遊びで盛り上がりたかったんだ」
ランディ「ったく…お前って奴はつくづくアニキったらしだな…!!」
ロイド「ハハハ、素直に喜んでいいのかわからないけどな」
ロイド(弟キャラ使ったら楽勝だな)ニヤリ
ランディ「オーケーオーケー、わかったよ。明日の午後、楽しませてもらうぜ、ロイド」
ロイド「ああ、ランディ、よろしくな!」
ランディ「任せとけ!」
ロイド「よし、決まりだな。それじゃあ俺はちょっと用事があるから行ってくるよ」
ランディ「りょーかい。それじゃあな、ロイド」
ロイド「ああ」
ロイド(これでいつでも掘って掘られてが出来るな…)ウホッ
ロイド「さて、次はノエルだな」
ロイド「この時間ならノエルはタングラム門に帰ってるはずだ。フヒヒ」
ノエル(はあ…最近ロイドさんにあまり会ってませんね…)
ロイド「おーい、ノエルー!」
ノエル「ロ、ロイドさん!?」
ロイド「やあ、久しぶり」
ノエル「どうしたんですか?こんな所で…」
ノエル(ロイドさんに会えた!)
ロイド「いやぁ、しばらく君の顔を見てなかったからどうしても会いたくなってさ」
ノエル「!?」
ロイド「もしかして迷惑だったかな?」
ノエル「め、迷惑だなんてとんでもないです!むしろ私の方こそ会いたかったです…!」
ノエル(な、何言ってんだろ私…!)
ロイド「それはよかった!俺もこうしてまたノエルに会えてすごく嬉しいよ」
ノエル「っ…!!」///
ロイド「《碧の大樹》の事件が解決してからあまり会えなかったから寂しくてね…」
ノエル「そ、その…ロイドさんは私に会えないと寂しいんですか…?」
ロイド「そんなの当たり前だろ?君は俺の大切な…いや、何でもない」
ロイド(これは堕ちるな。さっさと退散しよう)
ノエル「ロイドさん…」///
ロイド「ごめん、君に話したいことがもっとあるんだけど、また今度でいいかな?今日はこの後で急ぎの用事があるんだ」
ノエル「は、はい」
ノエル(ロイドさん…何を言うつもりだったんだろ…もしかして…)///
ロイド「それじゃあ、ノエル。また会いに来てもいいかな?」
ノエル「は、はい。是非!」
ロイド「わかった。また来るよ。仕事頑張ってな」
ノエル「はい!」
ロイド「次はワジ、いい男…」デュフフ
ロイド(ワジは鋭いからな…気付かれないように軽くデレを撒き散らして落とそう)
ロイド「やあ、ワジ」
ワジ「ああ、これは珍しいお客さんだね。元気だったかい、ロイド」
ロイド「もちろんさ。ワジの方こそサボらずにちゃんと仕事してるのか?」
ワジ「フフ…心外だなあ。僕だってしっかり仕事はしてるさ。アッバスにほとんど手伝ってもらってるだけでさ」
ロイド「やっぱりアッバスか…。駄目だろワジ!自分の仕事は自分でしないと…」
ワジ「大丈夫。彼にできないことだけ僕がしてるから問題ないさ」
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