俺「陰茎(ちんこ)の武装錬金っ! おちんちんランドっ!!」女「死ね」 (87)

俺「何でさ」

女「いや、普通いきなりちんこの武装錬金とか言われても」

俺「下ネタは嫌いか?」

女「まあ、腐っても女ですから」

俺「俺は大っ好きだ!」

女「死ね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428065252

俺「そういえばお前、腐っても女って言ってちんこと言いおったか」

女「ちんこ以外に言い方があって?」

俺「おちんぽとかちんちんとかペニスとかスタンダーとか」

女「仮に私がペニスといった場合、逆にエロティックになるとは思わない?」

俺「か、カリに私がペニスとイッた場合……!?」

女「もうほんとに死んで」

女「ほんとに臓物をぶちまけたいわ」

俺「あれ、武装錬金知ってたの?」

女「漫画は6巻までならあるけど」

俺「六巻と言うと……ああ、GO太が出たところか」

女「アニメ見たこと無いから知らないけど、結局GO太はどうなるの?」

俺「フラレて、ちーちんかさっちゃんかわかんないけど眼鏡つけてるのが好きになるよ」

女「さっちゃんじゃない?」

俺「残念ちーちんでした。あ、あとちーちんって平野がいうとちんちんって聞こえるよね」

女「思っても言わなくていいこともあるんだ。とにかく死んでくれ」

俺「何でちんこの話になったんだっけ」

女「お前がちんこの武装錬金とか言ったんだろ?」

俺「ああそうそう。ソレなんだけどさ、仮に……カリじゃないぞ?」

女「DA☆MA☆RE。続けろ」

俺「ああうん。仮にちんこが武装錬金になるとしてもさあ……ちんこは果たして「武装」になるのか?」

女「…………まあ、君のならどうだろうと思うがな」

俺「え?」

女「ん? 何か変なことでも?」

俺「いや、何で俺のの話になるんだ」

女「俺のの、とは?」

俺「いやだから、俺の……ああ、うん。そう、おてぃんてぃん」

女「何故に魔界語」

俺「ウ~~ンコティ~~ンコティ~~ンコティ~~~~ン……じゃねえよ。だから何で俺のウンコティンティンの何を知ってるんだよ」

女「何で何を知っているとは日本語がおかしいんじゃないか? そもそもウンコティンティンではニキニキしか思い出せんが?」

俺「……お願いです、何で俺のちんこについて知ってるんでしょうか」

女「見たからだよ」

俺「マジでか」

女「勿論」

俺「……え、マジで?」

女「なんだ? エイプリルフールはもう終わったぞ?」

俺「……マジでか」

女「マジだ。そも私達は隣同士だろう。ならそんなことがあっても仕方が、ない」

俺「おっふ……貴様、見ているな!」

女「もう見ないよ。お前のナニなんぞ見てても面白く無いしね。……はぁ、レンきゅんかわいいよお……」

俺「腐女子乙」

先生「……………………お前ら、いいかげんにしろ」

俺・女「「……ああ、サーセン」」

先生「ああ、サーセン……じゃねえよ! 絶対忘れてただろお前等! 補修なんですよ補修! オメーら単位(少)ねーから!! わかる!? あーゆーああんだーすたん!!?」

俺「イエスイエスイエス」

女「ティーチャー、授業を」

先生「イエスでも授業でも……はぁーもぉー……やってられないんだZE!!」

俺「ごめんねだぜ」

俺→男「補修終わったぽこ」

女「終わったな。……終わったが、なんだ、ポコって」

男「僕はちんこの妖精ポコチンぽこ! 僕と契約して魔法少女になってよ!」甲高い声

女「死ね腐れ外道」スネニケリ ガスッ

男「いたぁい! 結構痛いですよオンナ=サン」

女「申し訳程度の忍者ネタやめろ」

男「ならば我が生涯を見ろ――」ブワッ

女「うわー炎が辺りを包み込むだとー???(棒)」

――――体はちんこで出来ている。I am the bone of my pennis.
血潮は我慢汁で心は童貞。Pre-ejaculate is my body, and non sex is my blood.
幾度の自慰を越えてのびる。I have masturbation over a thousant long.
ただ一度の割れはなく ただ一度の購入もなし(エロゲ的な意味で)Don't play a cheat, Don't buy to games.
オナりては此処に一人、自らの部屋でナニを擦る。Have with eros pain to masturbat many masturbation.
ならば、我が生涯に意味はいらず。Yer,those hands will never hold anythings.
この体は、無限のちんこで出来ていた。So, as I play Unlimited TINKO Works.

テレレッテ♪ テレレッテ♪

女「荒野の丘……そこに刺さるのは無数の剣――でなくオナホ!?」

ザッ

男「ご覧のとおり、貴様が挑むのは無限のオナホ。使用済みの極地――恐れずしてかかってこい!」


女「死ね。ショタっ子カリバー」ビーーーム

男「よもや――ガッ!」ガクッ

女「…………って事があってさ」電話中

女友『あはは……そりゃ災難でしたね』

女「さいなんです」

女友『……は?』

女「……いや別に」

女友『でも男君と仲いいよね。やっぱり幼馴染だから?』

女「幼馴染ではない。ただ中学になってから家が近いだけだ」

女友『じゃあプチ幼馴染!』

女「明治のプチガムうまー」

女友『女、フーセンガム膨らませたっけ』

女「……………………」

女友『……うん、ごめん』

ごめんなさい。ここからどうすればいいかわからない時、どういう顔をすればいいのかわからないの

今日はエロスもこれぐらいにします

男「…………ということがあってだな」電話中

友『ほーん』

男「……どーでもよさそうだな」

友『いや、誰が好き好んでてめえのリア充日記を聞きたいと思ってんだよ』

男「……うん、ごめん。多分立場が逆だったらそれは言えたと思う」

友『だろ? つかまだそんな蝶・くだんねえ話してんのかお前は』

男「俺、基本コミュ障だし……何話していいのかわかんねえんだもん」

友『幼馴染なのにか』

男「中学になって隣同士になっただけだが」

友『じゃあ微幼馴染』

男「微ってなんだ、微って」

次の日 学校

※男の席は女の隣

男「おいっす」

女「ん、遅かったな」

ガラッ

男「昨日もう一回武装錬金のアニメ最後まで見ててな」

女「お前DVD持ってるのか? なら貸してくれるとありがたいんだが」

男「残念、海外のサイトにうpされてるのを見たんだ。URL送ろうか?」

女「犯罪者め」

男「パズルの天才と言ってほしい」

女「パズル?」

男「そう――法律というパズルを探るもの。穴という穴、隙間という隙間に石を詰めまるで古代ドッカの石壁の様な美しさを生み出すもの」

女「頭、大丈夫か」

男「すまん。俺も言っててようわかんなくなってきた」

昼休み 食堂

男「たいていこういうのはお前が弁当を作ってくるもんだとばかり」

女「そんな時間はない。第一、私とお前がそんな仲か?」

男「……そうでしたね、すんませんね」

女「……どうした。声が尖っているぞ?」

男「……俺は非リアなのに何故ゆえ貴様は……貴様は女子からベントゥーを得ているんだと尋ねたい!!」

女「ああこれか。あの子達にも困ったものだな。こんなにもらっても今直ぐ食えんというのに」

男「うがああああ!! これがリア充の余裕なのか!? くそ、何で……何でこいつの周りにはレズビアンが集まるんだぁぁぁあああ!!」

女「おい、口を開けているなら天井を見るのではなくこっちを見ろ、こっちを」

男「I killしたいおレズビアンッッッ!! ……え、なんか言っはむ」サッ

女「うまいか?」

男「モグモグ……お前、人からもらったものを人にやるのか」

女「私とてこんな非道な事はしたくないがこの量だ。それに君も愛に飢えているんだろ? なら一石二鳥だ。私はこれが片付けられるし、君は(私に)愛情がこもった弁当を食べられる……どうだい? リア充の味は」

男「……ゴクンこれがリア充の味なのだというのなら……愛などいらぬ!!」ガクッ

女「え? ……お、おい男、大丈夫か? ……何だ、ただの薬アレルギーか。媚薬でも入ってたのかなあ」

女「……これはまあ、一石二鳥が三鳥になったな。間違って媚薬なんてものを飲まなくて住んだよ。ありがとな、男」ナデナデ

男(う、嬉しくねぇ~~~っ!)

放課後

男「……なんでか記憶がすっぽりと抜けてるんだが」

女「気のせいだろ。もう箱は返し終わったから帰るぞ」

男「箱、弁当、女……何か、思い、出せそうな」

女「気のせいだ。ほら行くぞ」グイッ

男「……なんだかなあ、今猛烈にちんこを連呼したい。……ちんこれんこ」

女「死ね」

男「ちんこれんこつんでれんこ」

女「いい加減にしろ」

男「……あとんこがつくのが思いつかない」

女「違うだろ。思いつくがいい組み合わせが思いつかないんだろ」

男「まあな。素材がいいのに出来上がるのが残念な錬金コマンドみたいなもんだ」

女「そういえば最近素材を合成するというシステムのゲームが流行っているようだな」

男「そうやな」

女「結局素材が集まらなくて高値でも買ったほうが早いっていうのもお約束でな」

男「せやな」

女「似非大阪弁はやめろ」

男「すまん」

――――

ガヤガヤガヤガヤ

男「うむ、今ほどに強く武装錬金がほしいとは思わなかったな」

ガヤガヤガヤガヤ

女『どうして?』

ガヤガヤガヤガヤ

男「いやね、結局誰も助けてくれないんだったら」

ガヤガヤガヤガヤ

男「俺がこの手で救いたいなあと」

ガヤガヤガヤガヤ

女「ふーん。正義の味方気取り?」

ガヤガヤガヤガヤ

男「そうかもね」

ガヤガヤガヤガヤ



男「満員列車だけはぶちまけたい」

女「突き破れ、私の武装錬金」

男「説明しよう。簡単に言うと今、俺達(男・女・友・女友)は遊園地に行っている」

女「しかしその途中には満員電車という障害が」

友「数々の難関を乗り越えて、果たして俺達は遊園地へとたどり着けるのか」

女友「そしてそこで待ち受ける衝撃の事実!?」

男「――次回『涙の遊園地』お楽しみに!」

女「なんだこれ」

友「まあそんなこと言った割には普通についたんですけどね」

女友「ちなみにこの遊園地はプールなどもあり」

友「今日は冬のためスケートが出来る仕様です」

女友「でも女ちゃん滑れないんだよねえ……ハッ」

友「だが男は滑れねえんだよなあ……ハッ」

女友「……友」

友「……女友」

ガシッ

女友・友「――――やるぞ」



女「何やってるんだ、あいつら」

男「……………………寒い」

友「男! スケート行くぞスケート!」

女友「女ちゃん! スケートだよスケート!」

女「ああ、うん、いいけど……男は」

男「……………………別に、どうでも」

友・女友「ぅおっしゃあああああ!!」ガシッ

女「……男?」

男「……さぶい」

スケート場(プール)

友「ヒャッホウ!」スーイスーイ

女友「何を隠そう私は滑りの達人!」

女「……手すりによりかからないと滑れないとは……私も落ちたか……」

男「……………………」スイーコケッスイーコケッ

女「む、無言で滑ってコケてる……」

友「男ー! カムヒィアー!」

男「……………………」スイーコケッスイーコケッ

友「OH……必ず前頭部を打ち付けるように倒れこむとは……ナイス(アホ)ガッツ」

男「……なんだ」

友「しかも寒さで無口になってるし……カイロねえのか?」

男「……三枚」

友「え?」

男「……三枚貼った筈なのに、いつの間にか剥がれてた」

友「……満員電車かなあ」

女友「女ー! カモーン!」

女「え、ちょ、真ん中に居ないでよ……そっち手すりな……きゃあ!」ドテッ

女友「ナイス前頭部打ち付け!」スーイスーイ

女「うう……結局こっちに来るんだったらはじめから来なさいよ……」

女友「……女、口調、口調乱れてる」

女「! ……ん、んん……。で、何のようだ」

女友「ああうん。みんなでバラバラに滑るより一緒に滑ろうよって」

女「ふーん……まあ、いいんじゃない?」

女友「いーんじゃない頂きましたっ! おーい友ー! そっちはー!?」



友 OKサイン


女友 ヒャッハーのポーズ

友「ヒャッハー!」スイスイー

女友「ユニバアアアアアアアアアアス!!」スイスイー

女「け、結局かってに滑ってるじゃん」

男「…………すいー」

女「……え?」

男「……いやなんでも」


友(そう、これこそ俺達の連携プレイ!)

女友(いつまでたっても進展がない男君のための、ほんの少しの手助けっ! 今更マサラ草食系男子なんか流行らねえんだYO! さっさと好きですのヒトコトぐらいYeah!!)

友(滑れない+滑れない=ラッキースケベと相場は決まっている!)

女友(あとはあのノータリンのコミュ力にかかっている!)

友「全ては神のみぞ知る!」スイー

子供「おかーさん、なにあれー」

母親「見ちゃいけません」

男「…………すいすいー」カシュカシュッ

女「……全然滑れてないのは、ツッコめって事?」

男「…………かしゅかしゅー」カシュッカシュッ

女「……ふふ」スイー

男「…………なん、だと」


友「なん、だと……女が手すりからテを離した!」

女友「そんなバカな……ヤツのスベリストレベルはわずか1だぞ!?」

友「あ、でもコケた」

女友「頭からか……痛いねありゃ」

友「そこに男をシュウウウウウウウウウッ」

女友「キタ! フラグキタコレ!!」


男「……大丈夫か」

女「……大丈夫だ、問題ない」低い声

男「…………アホシャダイ」

女「誰がうまいこと言えと」

男「……うまいか?」

女「……そうでもない」

男「……ほら、たてるか?」

女「大丈夫……あ」クラッ

男「」スカッ

ドスンッ


友「何故避けたし」

女友「何故よろけたし」

女「いたた……」

男「頭から打ったからな。脳細胞がいくらか飛んだんじゃないか」

女「……そう思うなら助けてほしいんだけども」

男「……ああ。次からは努力しよう」スッ

女「……さっきからやって欲しかったんだが?」

男「ごめんこちんこ」

女「死ね」

ジェットコースター

友「なんでか上手く行かなかったスケートに変わり」

女友「ベタではあるがジェットコースターdeath」

友「吊り橋効果かペンデュラム効果か忘れたけどそれでなんとかやってみます」

女友「ぺんでゅらむ?」

友「遊戯王だ」



友「俺らがお前らの後ろ、お前ら前、おk?」

男「カモンカモンカモンベイベェ」ビシッ

女友「元気になってる……」

女「ホッカイロ貸したら変化した」

カモンが一個なかった……orz

ガタン……ガタン……

男「……………………」(ビビリのため無口に)

女「…………うわあかなり上がってるよこれ」

友「気分は垂直っ! 華麗なるLの様だ!」

女友「友、そんな喋ってると下がった時に舌か――」


キャアアアアアアアアアアアア

トモガチヲハイタアアアア

オゲエエエエエエエエエ

ギャアアアアアアキショイイイイイイイ

フィファファファフェエエエエエエ

ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア



友「……舌を噛みきって死ぬかと思った」

男「おげえ……まだなんか喉に詰まってる気がする……ああ、めまいが」クラッ

女友「私がベホマズン使えなかったらこのパーティどうなるところだったんだろう……」

女「普通が私だけしかイない気がする……常識をぶちまけてどうする」


キャアアアアアア

ストロベリイイイイイイイイイ

センパアアアアアアアアアアイ

エンダアアアアアアアアアア

メリーゴーランド

友「気を取り直して……お次はメリゴだメリゴ!」

女友「メリゴ―♪ メリゴー♪」

女「歌はうまいが……女友、それはれりごだ」

男「メリーゴーランド……いい年した男が、子連れでもなく?」

友「……ですけどダンナ、女さんと急接近できるチャンスですぜ」コソコソ

男「……お前らそれでああもこうも……なんか運がいいなあとは思ったんだが」

友「よくそれで片付けられましたな」

男「何故に敬語」

女友「よっしゃーのろーのろー!」オシオシ

女「こ、こら女友! そう押すな! 自分で歩けるから、歩けるから!」

友「ほら行こうぜ?」

男「……おー」

馬車の中

男・女「「…………」」

両隣にある馬

友「b」ビッ

女友「d」ビッ

男「…………どうしてこうなった」

女「私が聞きたい」

――――――・・・


男(……沈黙が痛い。何時もは学校とかそういうのだったが……今回はこういう密閉された空間だからな……)

女(……男が変な顔で組んだ手を見て唸ってる。傍から見たら確実におかしな人になるだろうが、この状況を考えれば普通なのかと思う)

友(……男を殴りたい。さっさと好きですの一言ぐらい言えないのかこのチキンと怒鳴りたい。でも俺も女友さんと一緒になったらどうなるかわからないしどうすればいいのかわからない)

女友(……男君も女ちゃんも友もみんな一文字なのに私だけ二文字だから同じ台詞を言わせても一文字だけぴょこんと出ちゃうからかっこ悪いな。どうにかならないかなあ)

色々な意味でカオスな空間は、およそ三分で終わった



男「……んで、次は何処に行くんだ友……友?」

友「はぁ……」(こっのやろぉ……尽く俺のサービスを拒否りやがって……何でなの? お前女さんとストロベリィになりたくないの? いみわかんねえよこいつ……)

男「む……なんか馬鹿にされた気がする。喰らえ! 必殺、電気あんま(という名のただの蹴り上げ)!」バッ

友「ダニィ!?」サッ

男「馬鹿な、避けただとぅ!? 俺の足の先端速度は一応マッハと同じにまで早くなるというのに……お前、まさかイマジンか!」

友「そう。我は異魔神。オメガルーラにより肉体と魂を分離されたムーの力により復活されたもの……」


女「馬鹿なの?」

女友「こんな大通りでよくやりますよねー。ささ、姫様はこちらへ」

女「? ……いいけど」

男「貫け! 俺の武装錬金!」股間から鶴ダダダダダッ

友「ぎゃー! おま、おまなんでそんな変態グッズを持っとるんじゃごらー!! キモっ! キモッ!!!」ダダダダッ

女友「落ち着き給えよ」バキューン

男「アイエエエエエエ!? ジツダン! ジツダンナンデ!?」

友「アイエッ……アイエエエエエエエエエ!?」

女友「煩いからDA☆MA☆REアホ二人!!」

女「……え、今、どういう状態?」

女友「うぉーんーなーちゃーんー!!?」

男「……………………わお」

友「……みよ、男よ。普段すごくクールぶっている女さんが、まさかこの遊園地のマスコットキャラの……つまりネズミーの耳カチューシャをつけているんだ。そう、まるで子供のように、見ろ……リボンまで付いている」

男「……我が盟友よ、私にはわかる。多分お前らが女さんをこうして、俺の反応を楽しもうだなどという魂胆は。だが今はそこに感謝しよう。このレア☆5の女さんには……グラビアアイドルだって劣って見える」

女友「な、なんか変なことを口走ってる!」

女「…………馬鹿みたい」耳カチューシャを触りながら

お化け屋敷

男「ホーンテッドマ

女友「マホトーン!」ビビビ

男「むぐぐぐ……むぐ!? むむーむんんんん……」

女友「なんて人……自力でマホトーンを解こうとしているの!?」

友「やめるんだ男! それ以上やったら全てが終わる!!」

男「んぐぐぐぐ……」(俺は諦めたくない……限界を超えて――戦う!)

友「男……脳内に直接……」

女「後ろが詰まってるから早く行きましょ?」

お化け屋敷内部

男「座席に座ってきゃーってやるやつじゃないんだね」

女「HMな訳無いだろうが。ここどこぞのネズミーランドじゃないんだから」

男「だよねー」


友「よし、いつの間にか二人っきりになったという自覚は二人共なさそうだ」

女友「あとは頑張って、二人共」

チョンチョン

女友「? ……友、なんか用?」

友「は? 何が?」

女友「だから、さっきちょんちょんって」

チョンチョン

女友「そーそー。こんな風に叩いてきたんだから何の……え?」

友「あ、……あ……」ガタガタ

女友「…………まって。これ絶対後ろを見ちゃいけないんじゃ」

友「お、おおおおおおお女友、う、うし、うしししし」ガタガタ

女友「でも見ちゃうー」クルッ

ゾンビ「…………………………………………」

女友「……………………友、ぐっばい」ガクッ

友「女友ぉぉおおおおおお!!」ガシッ ダダダダダッ

ゾンビ役の人「…………青春してるなー」

男「むっ」ピキーン

女「……どうした男。第六感にでも目覚めたか」

男「否。これは鍛えぬかれた己の聴力……友の叫びが聞こえる」

女「って……あの子達いないし……」

男「……どうも女友か誰かをおぶって走ってるみたいだな。息の仕方が変だし、足音もふらついた感じだ」

女「何でそんなことまでわかるのか訊ねたいんだが」

男「今ならモスキートを超えているかの超音波ぐらいなら聞こえるはず」

女「脱・人間してるよ……」

男「……どうでもいいけど、お化け出ないんだが」

女「そうだな。そういえば、入ってから二度ぐらいしか会っていない」

男「……あ、出口だ。なんかあっけなかったな」

女「本当にな」



友「」アボーン

男「と、友!? 一体何故なんだ!!?」

女友「おっぱいの……ペラペラソースに……ガクッ」

男「クソ……サウザーめ、俺の無限ロケットで貴様の短小を抉りとってやるわ!!」

女「短小は君だろ?」

男「……グス」

ちょっと休憩

ちょっとのつもりがかなり休憩してた。
あと今日は書けそうにないので明日書きます。

ちょっとしか書けそうにないすまん

男「……とりあえず友を復活させよう。コーラでいいか」ザバー

友「ぎゃああああああああ!! コーラがッ! コーラが目に!!!?」ジタバタ

男「行けませんお客さん! こんなところで暴れちゃあ!」ツイカザバー

友「No! Help! アイム目が痛いよ!!」ゴロゴロ

女友「よ、容赦無いコーラが友を襲う!」

友「痛い、痛い……痛いっつってんだろうがぁ!」ドガッ

男「アウチッ!」ドガーン

女「あ、マジギレした」

女友「綺麗な右ストレートでしたね。えぐり込むように男君の溝に吸い込まれていきました」

男「お……ご……」ガクガク

友「あー……んだよこれ。全身コーラマンかよくそ……」

男「日頃の恨み晴らさんでおくべきか……」ガクガク

友「それ、こっちが言いたいわ。喰らえコーヒービーム」ザバー

男「あっづぅううう!!?」

―――数分後―――


女「ジュース合戦をしたり着替えを買ったり、男二人はとても楽しそうだったな」

友「全ッ然楽しくないですから」

女友「いいじゃん似合ってるよそのネズミーシャツ」アハハ

男「…………女さん、これ、何?」

女「え? 何って何がだ?」

男「……何で……胸元にピンクで『我♂也』ってあるんですか」

友「……………………フッ」

男「おい」

女「まあよせ。元はといえば君が起こした事件だ。それぐらい着て罪を償うといい……フッ」

女友「ぷ……くく……ええ、結構……くふ……似合って……ふふ……似合ってますにょ……くくく」wwww

男「……我♂也」荒ぶる鷹のポーズ

なんか上下に動く奴

女友「これでえっちな感じに見えた人は地べたに頭をこすりつけるといいですよ」

女「それは言いすぎだろ……まあ、私もこれの言い方よくわからないから同罪だが」

女友「女の子は私の所に来てください……でゅふふ」キラーン

女「……遠慮させていただこう」

男「ちなみによく解かんなかった人はタワーオブなんたらとか高い飛車とかの奴だと思えばいいにょ」

友「だから上下っていうか一気に上がって一気に落ちてまた徐々に上がってガクンと落ちるって思えばいいにょ」

女「……そ、そうなにょ」

女友「うん、男子二人そこへ直れ。女ちゃんは私に一日体を預けて」

女「じょ、冗談だよ……」

女友「私は本気だにょ」

女「…………えー」

ガガンッガタンガタンガタン……

男「おっふ……尻が、ケツが、上がってあがががが……」

女「男。テンパりすぎだ。もっと落ち着いてしゃべるといい」

女友「……………………」

友「おい、さっきから女友が何も喋ってないんだが。おい、まさかお前」

女友「うるさい」

友「……………………えー」

フォオオオオオオオオオ(ふきっさらしで地上から40mぐらいのところ)

男「あばばばばばばばばばあばばばばばばばばあばばばばばばばばばば」

女「お、おおコレは……なかなかに高いんじゃない、のか? ……お、男、お、落ち着くんだ、落ち着け、な?」

女友「…………………………………………」ジワッ

友「し、静かに涙目になってる! こ、この顔はあれだ! 『隣に女ちゃんがいるから泣くに泣けない』……そう思っているk

ガクン ゴオオオオオオオオオオオン ヒュウウウウウウウウウウ

男「あばあああああああああああああああああああ!!!!!!?」

女「き、きゃあああああああああああああああああああ!!!!」

女友「私は飛べる私は飛べる私は飛べる私は飛べる行こう行こう行こう行こう行こう行こう………………」ブツブツ

友「――――――――――――」(舌を噛み切ってしまって喋れない)

終わった

男「あばばば……あば? お、終わったのか?」

女「ぁぁぁぁぁぁぁ……」(声がかすれている)

女友「あははははははははははは」(半分壊れかけ)

友「――――」(舌を噛み切ってしまって(ry

今日はこれでおしまい

女「これは物語の本筋とは全然関係ないんだけどさ」

男「はあ」

女「はじめ私が腐女子みたいな扱いされてたけどさ」

男「ああ」

女「もう>>1そんなこと覚えてないよね」

男「いいんじゃないかな。これ、行き当たりばったりだし」

女「それじゃあ本筋に戻そうか」

――――・・

男「なんとか全回復した」

友「……今回は真面目に死ぬかと思った……」

女「というか……友、君は何回舌を噛めば気が済むんだ?」

男「…………きゃー」ボソッ

女「!/// わ、忘れろ! あ、あれはしょうがないじゃないか……どこぞのなんとかオブテラーより高いんだぞ!?///」

女友「友、次舌噛んで見なさい。私のMPはもう0よ」

友「まじすか。ってかなら何でさっきベホマズン唱えたんだよ」

女友「精神的障害(ストレス)もダメージに含まれるのよ」

友「あれって気力がうんたらじゃなかったか……同じか」

女「なんだか……この遊園地で遊ぶと必ず誰かが怪我してるような気がするな」

男「むっ!? これは闇の大神官が設置した罠だと!? ……何てね」

??「何故判った!?」ババッ

友「何……だと」

女友「物陰から変態が!」

変態「変態ではナイツ! ミーの名前はヘンダストリアル・ターミナル=イリュージョン! ご近所からは頭文字を取られて変態と呼ばれている……!!!?」

友「何!? 変態と呼ばれていたら変態では無いのか!?」

変態「変態だった! ミーの存在は変態だった! チクショー! 闇の支配者を召喚し、この世に闇世界を創造してもらう予定だったが……気が変わったわ! そこの舌噛みボーイ! お前から闇へと還してやる!」キシャー

女「あれは本当の変態だな。逃げるぞ男」ガシッ

男「え? 逃げるのか? ……そーかそーか、困ったなー俺の武装錬金だったらあんなやつイチコロだろーになー」

女「お前のはおちんちんランドとかいうわぁい! なあれだろ!? いいから走る!」ダッ

男「了解マム!」ダッ

変態「フン! リア充が逃げたか……だがお前……名前は知らんが舌噛みボーイ、お前だけは此処で倒す――」ダッ

女友「友に向かって変態が走った! 黒いローブがなびく!」

友「女友ぉ! 実況に移らないで手助けとかしてくれんのか!?」

女友「私覚えてる技は自己再生と光合成と卵産みと潮吹きだけなの。手助けなんて覚えてないんだ」

友「露骨な下ネタは嫌われるぞ!!」

変態「HA-HA-HA! 舌噛みボーイ! よそ見とはずいぶん余裕だな!」バッ

友「ぬおおキメええええ!!」ドガッ

変態「ぐあっ」バタッ

友「うわああああっ……あれ?」

女友「…………えーっと、変態が友へ拳を振るう、しかし、それに臆せず友はカウンターストレートを放ったあ……って感じ?」

友「やる気ねえなおい!」

女友「いやだって……あっさり倒れたじゃんこいつ」チョンチョン

変態「うぅ……ミーの……ミーの勝ちじゃないか……っ」ガクッ

友「多分史上初ラブの勝利フラグが負けフラグに使われたぞ」

女友「フラグって言うか負けてるじゃん。過去形で負けてるよ」

友「……まあいいか。変態はさておき……あれ? 男達は何処に……」

女友「うわ、このジジイ下履いてない……え? あ、ホントだ! 一体何処に!!?」

友「…………なあ、俺はどっちにツッコんだらいいんだ?」

女友「え?」

観覧車

男「おー、変態倒したみたいだぞ」

女「そのようだな。……彼らで大丈夫かと考えたが、杞憂だったようだな」

男「あいつらのことだ。こうなることは判ってた」

女「……それでも忘れてしまっていたことについては謝らなくてはな。すっかり忘れていた」

男「ほんとにな。それを思い出した時のお前の顔が……ぷっ」

女「わ、笑うな! ……むぅ、なんだか今日は損してばかりな気がするぞ」

男「…………本当に、そう思ってる?」(´・ω・`)

女「…………冗談だ。損ばかりではないな。楽しかったことの方が多かったしな。……ありがとう、男」

男「……ん、それは、俺じゃなくてあいつらに言ってくれよ。俺はただ呼ばれただけなんだ」

女「それでもだよ。今日も今日とて、一緒にいてくれて、ありがとう。その……結構嬉しかったんだぞ?」

男「…………さい、ですか」プイ

女「……お? 何だ男、もしかして照れてるのか?」ニヤニヤ

男「うっせ。お前も顔真っ赤だぞ」

女「夕日だよ夕日。私はちょうど夕日にあたっているからな。だが君は背にしているのに真っ赤だぞ?」

男「俺も夕日だっつの。お前もそれにしちゃあ真っ赤だけど?」

女「…………フフ」

男「…………はは」

――――


友「…………っていう会話をしてるみたいだな」

女友「双眼鏡で口元まではっきり見たから間違いナイッシンにょ」

友「それにしても観覧車内を双眼鏡で見る二人組ってかなり怪しいんじゃないかな」

女友「黒いローブを纏った金色の仮面を被った変なジジイよりマシでしょ」

友「……そういえば、お前見たのか?」

女友「…………」

友「…………oh」

なんかキリがいい気がするからこれで今日は終わり

訂正
>>63
友「何!?~」→友「何? 変態と呼ばれているなら変態ではないのか!?」

>>67
最後の三行

友「……そういえば、お前見たのか……ちんこ」

女友「死ね」

友「何でさ」

――――・・

友『で? どうだった、守備は?』ニヤニヤ

男「……一応教えてやろう。多分その様子だと知ってそうだが……ちょっといい感じになれたような気がする」

友『まじか! よっしゃぁ! やっぱり俺の読唇術は間違ってなかった!』

男「ど、読唇……」

友『まああの調子なら問題なさそうだな! 目指せリア充!』p

男「……一方的に話してきて一方的に切っていくとは……奴め、明日俺の武装連金で貫いてやろうか……ただし性的な意味ではない」



何て笑えた 今日の終わりは

悪夢の夜を 始めたくない様で

もう少しと ねだる子供を放り

黒い笑いが 彼女を襲った

「――――女さん!? 女さん、聞こえていますか――――」

「道を開けてください! 重体患者です!」

「心拍数、呼吸数ともに減!」


 とある女は思った。「どうして自分の娘が、こんな酷い事に巻き込まれなければならないのだと」

ミスってるた
>>71
~ならないのだと」→ならないのだ」と。

学校

男「……え?」

モブA「せんせー、それってあれですかー?」

モブB「そーそー。何か最近有名な奴ー」

先生「静かに。……幸い命は助かったそうですが、学校生活を満足に送れる状態ではない、とのことで、しばらくお休みとなっています」

モブC「まじかよこえー」

モブD「こんなところでもやるのかよ」

ザワザワ ザワザワ

女友「……そんな、だって……昨日遊んだばっかり、で……」

友「……男」

男「…………冗談だろ? 何だってそんなのに巻き込まれちまったんだよ……女」

16:33 男の家

女友「……入れて、貰えなかったね」

友「いや、少なくとも――――現実を直視しなかった分だけ、良かったのかもしれない」

男「―――っ! 友、お前……それ本気で言ってるのか!」ガタッ

友「騒ぐな!」ダンッ

男「ッ……てめえ!」ガッ

女友「ふ、二人とも! 落ち着いて、ね? ね?」ワタワタ

男「……女友、いいのか? こいつは今、自分の安全を最優先したんだ。辛い現実から眼を背けられて正解だって言ってるんだ。よほど薄情で臆病なんだな……見損なったぞ!」

友「…………」

女友「まあ、ね? おちついてよ……ここで言い争っても何もならないから……ね?」

男「…………く」ガタン

友「…………とにかく、今判るのは、女ちゃんは両足を切断され、右腕が肘の所から反対側に折られた……って事。おばさんが言ってたな」

男「……ああ、そう言ってたな」

女友「まだ意識不明って事も……」

男「……ああ」

友「……そして、おそらくと言うか、確信だが――」

女友「女ちゃんを襲った犯人――」

男「それは……」

                  現代に蘇るJack The Ripper

 ジャック・ザ・リッパー。日本では切り裂きジャックで有名な、19世紀のイギリスにて起こった連続猟奇殺人事件の犯人の事だ。それが今、日本でも起きていた。
 現代に蘇るジャック・ザ・リッパー。新聞やテレビではこの様な皮肉めいた言葉で書かれているその事件は、その名のとおり、まさに切り裂きジャックの復活の如き神業的な殺人・オブジェにもできる綺麗な惨殺跡……そして何よりも、その殺人対象が女性であると言うこと。イギリスでの事件では娼婦であったが、それはさておくとしよう。
 事の始めは三週間前。北海道の○○市の踏み切りで、眼球のない死体というのが発見されたことから始まる。そこから二日周期で、耳・鼻・歯・髪・頭が無い死体が発見されるというのが東北を中心として起こり、そのころぐらいからかこの名称がつけられた。現在の被害者は上記に加え、手足の指先の爪、手の指、腕など……どこか一部分がかけている死体が発見された。
 そして昨日。初めて関東に、ジャックは狂気を振りまいて参上した。
 被害者は女。県立高校に通う少女で、奪われたのは両足。それも根元からしっかりとという粘着さでだ。また、その際に右腕を折られた様で、意識不明の重体となっている。

友「勿論……犯人はどんな奴か、判っては無い」

女友「テレビだと防犯カメラにも映らないって言ってたよね」

男「……どうして、女が」

友「…………それは判らない。だが、こいつにやられたことは間違いないらしい」

女友「警察まで来てたもん。多分、それは……」

男「…………」

友「……正直、女ちゃんは……運が無かったとしか言いようが無い」

女友「そうだよ! 男君はそんな悩まなくていいだから、ね?」


男「……殺す」

友「……え?」

男「殺す…………殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す――――!」ガタッ

友「お、おい男! お前何処に……」

男「決まってるだろ!? 奴を……殺す!」

友「待て男! お前ジャックの居場所を知ってるのか!?」

男「――――――知らない、けど、外に出れば……」

友「切り裂きジャックは女性しか狙わない上、出没する時間は12時以降だ。お前が今出ても、何の意味も無い!」

男「……じゃあ、じゃあどうしろってんだ!? 女は、女は両足を切り取られたんだぞ!? その所為で今も意識が無くて……それをお前は見なくていいとか言っていながら……何様のつもりだ、お前は!」

友「落ち着け男……一旦頭を冷やせ!」

男「黙れ……黙れ黙れ黙れ黙れ! お前なんか、お前何かなあ!!」

女友「もういい加減にして!!」

男・友「「!」」

女友「……もう、帰る」ガタッ

友「お、おい女友」

女友「男君……さっきから友の事ばかり罵ってるけど、実際あんただってだめじゃないの」

男「……んだと」

友「おい女と――――」

女友「女が襲われて、逆上して、当ても無い存在を殺す為に彷徨う? それこそ切り裂きジャックじゃない! それじゃなくても、あんたは最低よ! 友だって――」

男「……黙れ!!」

女友「!!」ビクッ

男「……お前ら二人とも帰れ。俺は俺でやってやる」

友「……男、お前、本気なのか?」

男「……勿論だ。絶対に殺す。奴は必ず殺してやる……!」

友「……そうか。なら何も言わない。が――――」


友「女ちゃんが起きた時に、せめてその腕で女ちゃんを抱ける様にしろ……さもなくば、俺がお前を殺してやる」

女友「友……!」

バタンッ

男「……せめて、だと?」

男「……安心しろ。ジャックさえ殺してしまえば、後は女を待つだけなんだ。ジャックを殺せば……女はよくやったって言ってくれるんだ」

男「……殺す。切り裂きジャック、蘇ったゾンビ……お前は俺の手で、殺す……」

クク・・・クククク

おかん「……息子の部屋から気持ち悪い笑い声がする件っと」カタカタ

今日はこれまで
なぜにこうなった

翌日学校

男「」ガラッ

友「……男」

男「ん、ああよっす」スタスタガタッ

友「目の下に熊があるぞ? ……まさか、本当に」

男「んー……それなんだけどさ、やめるわ」

友「……は?」

男「正直現実的じゃないんだ、出方を待つのは。一応昨日の……つうか今日の朝の2時まで都内で粘ったんだけど、全然出て気やしない。まあそう度々出るのもどうかと思うが、とにかく待つのは止めることにした」

友「……それ、本当なのか?」

男「え?」

友「……テレビを見てないのか、男? 今日、人が殺されたんだぞ……ジャック・ザ・リッパーに」

男「……え?」

>>82
都内じゃなかった。大通りだった

友「今度は心臓を抉られてたんだそうだ……お前、大通りの何処を見てたんだ?」

男「いや、その、え、じゃないんだ。そうか、やっぱりあいつは殺されてたんだ。なら、奴がジャック……惜しいことをしたな」

友「……え?」

男「え? ってなんだよ。俺も見たぜ、そいつ。長いロングの女だろ? 黒いコートの男とぶつかって倒れたんだ。まあそん時は眠かったしなんだかんだで特に調べてなかったけど」

友「……おい、じゃあお前は、殺人を見てて助けも呼ばなかったのか?」

男「うん。まあそうなるな。でもさ、あいつも手口が巧妙なんだ。女もまるでしゃがむ様に倒れたんだ。音もしないでさ。ちょうど俺の座ったベンチの後ろにいたから、ちらっとみてああ倒れてんだなって思ったんだけど、足を折って倒れてたろ、あれ。何か探してるのかとも思ってさ」

友「……男、その考えは何かおかしいぞ」

男「? 何がだ。まあ確かに、自分で殺すって言っておいて眠いだの何だのとこねるのは非現実じみてるのは判る。
 でもどうしてか眠かったんだ。眠くて眠くて仕方が無かった。まるで魔法にかけられたみたいでさ」

友「そうじゃない。いくら暗い中でも、人が倒れたのかしゃがんでるのかは判るはずだ。それに血だって見えたはず。なのに、どうして」

男「しらねえよ。まあどうしようにしても、奴は始めて二日連続で殺人をしたんだ。あっちとしても、何か変化があったに違いない」

友「……男、俺はお前が何を言っているのか判らない」

男「友。俺はお前の言っていることのほうが理解できないぞ」

友「何でお前は奴を殺すとまで言っているのに……そのコートの男に何の疑問を抱かなかったんだ?」

男「え?」

友「夜だったら人もいなかったろう?」

男「ああ」

友「だがコートの男は女性にぶつかった」

男「ああ」

友「それっておかしくないか?」

男「……ああ! そうだな、確かにおかしいな! いやあどうしてそんな事に気づかなかったんだろう」

友「……男、何かおかしいぞこの事件。あまり顔を突っ込まないほうが」

男「すまん、それはできない。女を傷つけたんだ。女を悲しい目に合わせたんだ。……なら殺さないと。そうだろ?」

友「……まるで意味がわからんぞ」

男「何だ! 友も冗談をいう暇があるのか! ふざけるなよ糞ビビリが」クルリ

友「……おと、こ……」

女友「…………」

今日はこれだけ。
まるで意味がわからんぞ。遊戯王の裁定が何!?状態

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