・何番煎じか分からない、清澄高校の雑用須賀京太郎の安価スレです
・京太郎を育て育み、麻雀をします
・設定改変アリ
・アカギやDBなど他作品のキャラも登場しますのでご注意を
・とりあえずの目標は、2年目に麻雀で全国に行くことです
・雑談歓迎質問随時受付中
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426513618
【進行について】
一年は当然12ヶ月で、一ヶ月は4週間です。
1週間は平日前半・後半と休日に分かれています。
休日は2回行動できます。
例 1年目4月1週平日前半→1年目4月1週平日後半→1年目4月1週休日→1年目4月2週平日前半………
【パラメーターについて】
・雀力…麻雀の強さ。
鍛錬を積むことで鍛えられたり、実際に戦って成長したり、イベントで覚醒したりします。
・体力…平常時の体力。
練習やイベントで減り、休むことで回復します。
・LP…麻雀時における体力。最大値は8000
使うことによってLPを削るスキルがあります。(例:怜や塞さんのスキル
デュエル
また、『闘牌』においては、0になった場合瀕死あるいは死に至ります。デュエルについては下で説明
それ以外の対局においては、オーラス以外で対局中に0になった場合は、気を失って自動的に敗北となります。
・スキルは麻雀のためのものや、日常で使えるものがあります。
判定に影響を及ぼすこともイベントが起こることもあります。
・「愛牌」というパラメーターがあります。
麻雀の練習をしたり、麻雀を打ったりすると上昇します。
MAXになるといいことがあります。
【お金】
お金は大事です。物を買う時やデート、ギャンブルなどで使います。
ギャンブルなどで増やせます。
【麻雀システム】
◎スキルについて
対局が始まる前に、その麻雀中に使うスキルを決めます
スキルは7つまで選べます
任意スキルは決められたタイミングで、
自動スキルは条件を満たした時あるいは始めから、
誘発スキルは誘発的に発動できます
スキルにはコンマや判定値に+補正をかけたり、打点を上昇したりと役に立つものと、
コンマや判定値に-補正をかけたり、打点を下げたりと悪影響を及ぼすものがあります
◎進行について
まず親決め
その後東一、東二……と進みます
1 最初に聴牌判定を行います(任意)
コンマ判定を行い、判定値を計算します
2 そして和了判定を行います(任意)
コンマ判定を行い、判定値を計算します
コンマの一桁が1,3,5,7ならツモ、他はロンです
3 そして和了者を決め、ロン和了りの時は放銃者を決めます
この時狙い撃ち・手変わり判定を行うことができます
4 その後打点判定を行います(任意)
コンマ判定を行い、打点を決めます
打点コンマがスキルの効果などで0以下になった場合、流局します
※(任意)は任意スキルを発動可能なタイミングのこと
◎判定値の計算について
基本的に
雀力の比 × コンマ = 判定値
となります。
コンマや判定値に補正をかけるものがある場合、
雀力の比 × (コンマ+コンマ補正) = (元々の判定値+補正) = 判定値
となります。
◎特殊コンマについて
・素の聴牌コンマが90以上の者は、
聴牌できた場合、点数計算表は満貫版を使います
・素の聴牌コンマが22,44,66,88の者がいるとき、
場が対子場となります
対子場では点数計算表は七対子版を使います
・素の聴牌コンマが33,77のとき、
無条件で役満を聴牌します
・素の和了コンマが99のとき、
聴牌しているなら天和・地和です
・素の和了コンマが00のとき、
聴牌しているなら人和です
デュエル
【闘牌】
麻雀は麻雀ですが、場合によっては生死に関わります
普通の対局と同じく、雀力の比 × コンマ = 判定値 で戦いますが、
聴牌判定を行わず、和了判定と打点判定のみ行います(基本的に全員聴牌扱い)
また、打点判定時はコンマに雀力の比をかけます
つまり強ければ強いほど打点が高くなりやすくなるということです
これにより打点コンマが100を超えたとき、元々のコンマが跳満以上の打点ならその打点、
満貫以下の打点なら満貫となります
そして何より、点数が減るたびにLPが削られることが特徴です
100点失うごとにLPを10失います
LPが0になれば当然瀕死あるいは死亡です
LPを1000失うごとに、基礎雀力が最大値の1割下がります
1000点失うとLPを100なので満貫放銃で800、ハネ直で1200ってところです(子の場合)
主人公:須賀京太郎
/\-――‐-/
, --=7 丶 |
/, | : パ
∠/ / 、 、| : イ
/ i 八 ! i| : プ
/ ,/ ! ! l||/:::: ヽ, 斗 | : ッ
/_ -7 , | l | /| /:::: , -l/ l/!| : シ
 ̄ //! !/-レ、レ' ´_, a==| ! ュ
´ / ,il,ハ=a=、 ヾ`ー ´ | だ
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´ 从!/', / ;:::: 、 ヽ_ ___
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丶 ー '' "´ .:::/;;;;;::´ `
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`<´ヽ r‐ヾ-、 \ :::/;;;;:::::: /
このスレの主人公で、言わずもがなおっぱい星人。そしてシッポの生えたサイヤ人。
雀力はお世辞にも高いとは言えないが、祖父譲りのリスペクトの精神と麻雀を楽しむ心を持っている。
かなりアホ(一から九までの数字と東南西北發中の字しか読めないレベル)でナウいセンスの持ち主。しかし結構な泣き虫。
また、なかなかのハードオナニストで、猿のようにシコりまくる。まあ、フリーザ様曰く「野蛮なサル」だからね
キャップを神として崇めている。ほぼパーフェクトで、機械音痴なところさえもかわいい女の子だからしゃーない
合宿中に咲ちゃんとアベックとなる地和を和了った。たぶんあんなことはそうそう起きない。
メインヒロイン:宮永咲
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、\\ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .// 楽 い
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. 、 /: : : : : : : :i: ,:i: : : :ト、:,」L{i_:ハ:i: : : : : ::i も し
厶イ: : : : : .:|i:八: : :.|.:ハ:i: :l|ノ州: : : : : .:| う ょ
.ニニ=- |.:: : : : :才Zノ\:|( 斗笊ミメ|: _: : -=j よ に
_ | i: : : : ;抖笊ミ Vーり l/ }: :/:八 !
ニニ=- l人: : : :::.乂_り  ̄ .ノ.:// 、
.二ニ=- 乂: {:八 、、 '__ ``.刈乂 -z ー-----‐
ニ ≡=- ヾ( ヽ ノ イリ -= ニ 二 三三三
__ニ= -‐ >r‐ 乂}ト。. -= = ニ 二 三
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. }⌒;´イ {:!.!:.\ ; ′ ....::::::/ ; | / ∨\ ハ \
ハ 人 八 ;、:::.:\l 厶イ.:.::/---マ:!.:// . } ヾ|
[__フ_彡ヘ/ | ー‐ミ以r‐… ´ |// {:八
{ 【 ハト、 ! )___{ j/ ≧=- 、
∨\ } ⅵ /:.:.:.ハ 〈 \ }
このスレのメインヒロインにして、原作主人公。
なおかつ京太郎の幼馴染。いい尻をしている。いい尻をしている。いい尻をしている。
普段はおとなしい文学少女だが、闇人格は結構キレてる。けど悪じゃないよ
このスレではそれなりに出番があり、設定もあり、希望あふれるヒロイン。
原作主人公だけあって安価もよくとられている気がする。
合宿では通常の人格で天和を和了るなど素でも実力が高いことを見せつけた。
メインヒロイン:宮永照
/`ヽ . - ─ ─- .
/`ヽ . - ───<_人 _ : : : : : : : : :.┼ .
/ /´ __.rr.─‐┐ノ:´Y´ .: : : : : : : : :_ 人 _: \
し ' r<´ |ll: | : : : : : : /. : : : : : :.`Y´. : : : ヽ
} └ .─ ┴‐─ ┴,. : ://: : : : / : : : : :!: : : : : _人_
> ´  ̄ フ./: : :/: : :.// :./_:/_:/:_: /. : : : : :/:/: : :! : : : ∧
___..斗< /: : :/i: : : :{: : /: /: /: : /`ヽ. :./:/: :i: :.! : : :/:∧
. /: : /´:!: :.:从: :芹竿ミx.:|: : :./:/:`メ: :.! : :/:/:.∧
/: : /!/ |: : : |人{弋 _メckj /:/:/. :ム:リ :/:/: /:.∧
. /: : /人.N: : : | ⌒ ー '' 「笊ckくj /:/:./: /:.∧
/: : //: : ヽ!: : :.| """" 辷..ソXl|: : :/: /: /:.∧
. /: : //__人_:j: : : | , """ノリルイ⌒ `ヽ/:.∧
/: : //: :.`Y´.|: : : ト、 、_ /. :i: :.:| `マ}
ー/: : //: _人_: :.j: : :.:|:.|\ ー ' . イ. :人_ | i
∨`Ⅴ「ー`Y´─.! : : |:.|. \ . イ: :.!:.`Y´. ! ___ 人 ___
\ \ !: : ::l:.|  ̄「:i: : : : :j: :.:|: : :l: :.:l `Y´
\ \ 从: :.j:.| |N\: : :l: : :!: :.リ:.:.リ l
ト、\ 人: l:.| } jト、 \j : リ: :/: :/
| .\ \ ヽ j\ _ _j ハハ ` <': :./
|:::\\ \ \ ⌒ } i `<}ト、
|: :: :::\\ \ \ .N // ト、
このスレのメインヒロイン。京太郎の幼馴染。
女子のIHチャンプ。
出番があまりなく、京太郎で妄想したくらい。
咲のことを憎んでいる。宮永家の闇は深い
解決するのに一体何年かかるのだろうか………
そして一体何人の犠牲者が……
サブヒロイン:原村和
___
,. : ':´: : :.:.: : : : `:ヽ___
,.-、r/: : : ; : ; :.:.:,:.:.:.;.: ヽ: :`〈:::::::i
|:::::/: :/:/:/:.:/i i: :!:i: ハ:、:.:゙、:..、゙、:::{
}:: i :.:i:.:i.:i| :.:|:.!:|:.:|:.|_!_゙、、:.:i|:.:|.:.!:::|、
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|:.`ヽ!゙、ヽゞ-' ,  ̄ |ノi: : :|
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i: : :/ リ/i \_ ´ー ′ /|:.:|:|.: : :|
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ヽヽ.//: /:./ァ' ̄/:::r' |;:\/: : : i|:|
.,)┴'ヽ/:./':.:.::/:::::::ト、 __/:::::::|.: : : :||:|
;' 、ヽノ|./:.:.:/:::::::::::ト--へ/::::::::::| : : : :||:ト、
|ヽJ┘ノ/:.:.:/\:::::::::| /::::::::::::|...: : : ||:| |
清澄高校麻雀部の仲間。
主にオカズ。おっぱい。というかおっぱい。エロAAをたくさん遺していった先人に敬礼。
麻雀的にも出番的にも安定して強い。のどっちは愛されてるよ……タコスよりも………
京太郎に惚れられてるわけではないが、一番タイプの女の子なのでまあ、多少はね?
頭を打って幼児退行し、京太郎に遊んでもらったことがある。
サブヒロイン:片岡優希
, ‐''"´ ̄ ̄`ヽ、
/ .丶
. / \ ', <ヾρ‐''"´ ̄ ` ' 、
/ \ ノ //: : : : : : : : : : : : : :ヽ,_
{ \ ‐''"´ ̄¨ヽ、ィ!〃:///: //: : : : : : : ::σ ミ`、
{ \ { _,.ィ !_! { { ! !|/||:: :./|.||: :}:}: : }:ヾ: :ヾ,
. \. \__, .ィ ̄ ̄‐/ |ゝ,,: : /‐''ヽ \| レ|レソ: : :|: :! : } !
. `ー^ー彡‐''"´./ .!.〃!!.{ __''"´ヽリ:::: :リリ}::/
\ ̄ ̄ .`!ヽ、! .ソ ノ: : :丿
 ̄ `ー--<_ ,ヘ: :::.!>< '"´彡/
∠::≠く \|ハ∠:/ \
{:::::::( ,、 \_,.. ィi=!.ノ'´\ \
×::::::(´∀`)━川_冫. \ \
\__::::::::::ヽ/:::!:|::\ ゝ彡β
清澄高校麻雀部の仲間。
なお安価で選ばれることはほぼない。
他のところで出番があるのはやはりサブヒロインの恩恵か
京太郎がタコスを作れるようになれば安価で出番が増えるかもしれないが逆に
ハギヨシさんに出番を奪われるかもしれない。
とはいえ同じ1年生だけあってだいぶ仲はいい。
サブヒロイン:染谷まこ
,.へ::::::::|i、:::: :. .. .\::::\
/::::::::r\:||ヽ::::.. :......::::::::::::: : :`ヽ::::ヽ
/:: : :::::ト、、!;-'ヽ::::::::::::::::::i::::::::::::... ゙、:::::i
. 〈 :: ::::::Y  ̄ ̄>‐ハ::::i:::::::::;!゙::::::!
. /..:::::::::::::/ /,.-彡!、i:、:!ノ/-、:::::::゙、
〈::::::::::!:::::i__ f '/ h::::::iレ!イヘ }::::::::::!、
. ゙、:::::::ヽ、;!-‐三ヽ. ! ヾ:::.ン ノ ノ:::::::::::ヾ
/i:::::::、::ハ/ b::::i 、=\ ":;:/ !´:::::::::::::::::::i
!ハ::::::::ハヽ ゝン ノ,  ̄ ハ:::∧::::i|:;ィ!ヾ
`ー-メiー--‐' _,. -' / W ヽルハ!
!;ハ::::` 、 / ヾー、
!| ゙、::ヽ、`ΤT>< /:.:.:.`ー-
ヽ! `",./ / /:.:.:.:.:.:.
,..-‐:.´:.:./ /:.:.:.:.:.:
清澄高校麻雀部の仲間…
サブヒロイン:竹井久
, ─ -
,.‐' : :.`゙ 、
/ : : : : : : \
/ : : : : : : _,.::‐: : : : : : :. ヽ
. / : : /: : : : :,,.-: :、: : : : . '
/: : : : : : ,ィ゙: : :__::// ソノリヽ .: :'
|: : : : : : :{: ,ィ示ハ`ヾ. ,,..._ `/| :.} !
l: : : : : : ::Ⅵ、tj::リ んリ`i/: |: :|
|: :!: : : : : ::\ー". {::ツ 〃:,.': /
∨: : : : : : : :ノ゙゙゙ 、 ~.../: //
. 〉: : |: : :i/ r‐‐-, /: : !
f゙//ー{: 、:.\ , ‐.≦イ /"/\
r=≦= 、\: :.:.:ト、 {\:::::∨| /_. !
/ .\ヽソ::::\-ヽ:::リ:! i´∪
清澄高校麻雀部の仲間にして部長。
このスレの京太郎の初オカズ。
そんなに畜生キャラじゃないから安心できるね
なおそれなりの雑用はさせる模様
その他サブヒロイン:天江衣、大星淡、神代小蒔 出場なし
サブサブヒロイン:福路美穂子
_......----..、
/ _人_`ヽ
/ `Y´ ヽ
/ 、 ヾ、
| i ! ゙、 ゙、 ゙、i
| | ! | i i '´i` i __,.、|
_人_| | | ‐i'´ |_,..!---'ー'| |
`Y´| i i_|--‐' ○ ゙、ヽ
| | i ゙、 ' ̄` "" ノ ノ
| | | i "" ー-‐' _,.-‐' i リ _人_
゙、 ゙、 ゙、 !>ー---―'ヽ_,../ソ .`Y´
ヽ ヽ >、_| ヽ、
∠/_/_,..、_,.._,..-ー'`
このスレではサブサブヒロイン………のはずだが、
どういうわけか出番が多い。そして出たときの文章量もやけに多くなる
まあ、おっぱい天使で京太郎の好みにドストライクだから当然にして必然かもね
サブサブヒロイン:荒川憩
. ´ `ヽ
.' / :.
' / . :/|.:. .:.:| :|: : : : :.ヽ :.
′. : ;厶r‐:. :.| :|‐- ミ| : i : i
j |: : ハ {ハト、:ト、! \: :!: :| : !
. /. :.{: :.|ィ忙ミ、 ,ィ忙ミj!: j : |
/. : :Yヽl弋rク 弋rク jノ} 人
_ノ .: .:.人ハ .:.:.:. :.:.:. ,' ノ. : : \
`アノ. : : : :ヘ ( ̄ ) イ´ : : : : <⌒
ムイ彡ヘ: ::,`:ッ . . イ: }: :| トミ=‐'⌒
∨∨r| |>、ソノj;ノ
_ . r〈 `>=<´ 〉- . _
ハ ∧/ `\/┐ ハ
. ′'. | /
.′ v ! v
.′ .' |. '. |
.′ { | } |
{ニニ圦 ,′ムニニニ}
| ハ / / | |
能力がなかなか思いつかなかったため適当に設定を盛られまくっている、常にナース服のサイバー流継承者にして師範。
京太郎の昔なじみ。幼馴染との違いは不明。
その他サブサブヒロイン:龍門渕透華、瑞原はやり他
相棒
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌───────────────┐┃
┃|カピ (闇)|┃
┃└───────────────┘┃
┃ ☆☆☆┃
┃┌───────────────┐┃
┃|. |┃
┃|. |┃
┃|. |┃
┃|. |┃
┃|. ( ・ω・) |┃
┃|. |┃
┃|. |┃
┃|. |┃
┃|. |┃
┃└───────────────┘┃
┃┌───────────────┐┃
┃|【獣族・効果】 |┃
┃|京太郎の頼れる相棒。 |┃
┃|麻雀も京太郎より強い。 |┃
┃| |┃
┃├───────────────┤┃
┃| ATK/ 300 DEF/ 300|┃
┃└───────────────┘┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【現在の須賀京太郎のステータス】
雀力:5190
LP:8000
体力最大値:110
愛牌:ランク2 10/20
HN:長野のサル
【通常スキル】
【サイヤ人細胞】
生死の境を彷徨ったのちに生き延びることが出来た場合、雀力が上昇する。
ただしある程度まで成長するとはこの効果は受けられなくなる。
【サイヤ人のシッポ】
1700万ゼノを超えるブルーツ波(満月の光)を目から吸収すると、
尾に反応して大猿に変身する。
大猿になると雀力が10倍となる。
【麻雀スキル】
【リスペクトの精神】(自動)
場の雀力の比の平均×5を聴牌・和了コンマに加える。
【リスペクトの精神】は無効化されない。
サウザンドウィンド
【裸単騎大四喜】(勝打)
和了コンマが90以上で1位の場合
またはデュエル中にLPを半分払うことで発動できる。
大四喜を聴牌する。
和了判定値+40
ただし他家のロン和了りが確定した場合は、和了判定値-120
公式戦では対局中1度しか使えない。
【カピ】(勝打)
和了コンマがトップの場合にダメージを受けるとき、
そのダメージを無効にすることが出来る。
ただし、対局中1度しか使えず、カピが一緒にいなければ発動できない。
【初期値(0)から変動しているスキル経験値】
チャンス系:20
チャンス× チャンス○ 今岡
↓ ↓ ↓
-90 -60 -30 0 30 60 90 120 絶・150
─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─
↑ ↑
チャンス△ チャンス◎
守備職人系:25
魔術師
↓
0 30 60 90 絶・120
─┼─┼─┼─┼─┼─
↑
守備職人
初球○系:12
一牌入魂
↓
0 30 絶・60
─┼─┼─┼─
↑
初球○
アベレージヒッター系:14
安打製造機
↓
0 30 60 90 絶・120
─┼─┼─┼─┼─┼─
アベレージヒッター
パワーヒッター系:5
アーチスト
↓
0 30 60 90 絶・120
─┼─┼─┼─┼─┼─
パワーヒッター
キレ系:10
キレ○ 脅威の切れ味
↓ ↓
-75 -50 -25 0 25 50 75 100 絶・125
─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─
キレ△
ピンチ系:10
ピンチ○ 強心臓
↓ ↓
-75 -50 -25 0 25 50 75 100 絶・125
─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─
ピンチ△
勝ち運系:5
勝ち運
↓
-30 -15 0 15 30
─┼─┼─┼─┼─┼─
↑
負け運
逃げ球系:-5
一発 逃げ球 本塁打厳禁
↓ ↓ ↓
-50 -25 0 25 50 75 絶・100
─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─
逆境○ 15/50
粘り打ち 15/50
リリース○ 20/50
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以上でクソ長いテンプレ終わり!
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422970762/)
埋め荒らしに負けなかった前スレ>>1000に敬礼
まだ出会ったことのにないモモとデートってのは本当なら安価上にしたいんですけど
サービスってことでアリにしておきます どういう流れでそうなるのかは未定ですが
ついでにころたんとえびふりゃーを食べるのもやることにしておきます
すいません、今日も更新しようと思ったんですけど
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.\ィ} [] [] [] l ̄  ̄l l ̄.! └ └ |
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 ̄l. [] [] [] l ̄  ̄l l ̄.!___ ___.!
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フ `>r‐‐, r‐ヘ < \´ / / .二二| |二二
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{: : : : : : : : : : :>: : : : : : : : : : : : : : : : : : :<: : : : : : : : : : :}ゝ_.ノ
l: :/: : : : /: : /: : : : ィ: : : ト: : : : ; :∨: : : `ヽ: : ∨ : : : : : ;
∨ :/:: :/: : /: : : :/ .从: : { 乂 : :ト 八 : /: : :∨ ∧: : : : /
∨ : /: : /\: / `ヽ} )/}/ ∨ : : : :∨: :∨: :/
`У: ::/: : : :〉、 `ィ : /: :∨ ∧:/
, : : /\: :/ _\ / ∨: : : ∨ ∧
,: : : ;': : : :/ ィ 竓:心、_ ィら竿气∨: : : ∨ ∧
/: : :/ : : イjイ ん'::rj:::::ヾ ん'::rj::::ハ.}〉 : : : ∨ ∧
ィ: : : :{: : : j !. ゙ {::::::::::::::::::} {:::::::::::::::::} |: : : :: ∨ ∧
。: : : : : : :|: : : ト 弋:::::::::::ソ , 弋:::::::::::ソ |∧ : / }:/: : \
/ : : :_: : : : : |: : : ! ヘ `¨¨´ ___,、_, `¨¨´ { .∨: :∧: : : : :\
: :>'´ l : : : : :| : : ト _ { ^ } .ムイ } : : : | : ト : : : \
{: : : : ∧: : !: : :. ゝ _ ノ イ: : : :l : : 从: :{ `¨¨¨
乂 : / : ∨{: : : ゝ イ : : : : : !: : |: ∧:|
,. -‐" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``‐-、
ゆ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
る /::::::::/|:ハ:::ト:::ヤ\::::::::::::::::\:::::::::::::::::\
. し /:::::::::/リ |/ |:::| 人\\::::::::::::::::\::::::::::::::::::\
て /::::::::/ | | 乂 、. ヌ \:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::\ つ
: /:::::::::/ ノ ヽ~゙卞メ‐-\:::::::::::::\::::::::::::::::::::ヽ か
: /::::::::::/,,ム斗匕 \:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ れ
/::::::::イ ,.,.,.,.,.,.,.,.,. \::::::::::::::i::::::::::::::::::ヽ て
/::::::::::::| ...ァ≠ミ ,ィうフミァ、, ヽ::::::::::::\:::::::::::::::ヽ. る
/:::::::イ:::::| シ.わ::::) ,,う辷;;;;ο゙゙ヽ ヽ::::::::::::::i::::::::::::::::::i か
/:::::/ |::::::| .ん辷;;ツ o |::::::::::::::::\:::::::::::::::i. ゆ ら
/:::::/ /:::::::| C ィ ///// レゆ:::::::::::::\::::::::::::i る
/::::/ /::::::::::| //// ゝ ヘ::::::::::::::\:::::::::i し
i::::/ /::::::::::::| ..... し )::::::::::::::::::::i::::::i て
i::::/ /:::::::::::从 ⊂-‐-ミ ソ::::::::::::::::::::ハ::::::i. :
i:::/ |:::::::::::::::::\ .........../:::::::::::::::::ハ:::::| \::| :
リ ノ'-く二 ̄ ̄ ̄ゝ--、,,,,,, / /::::::::::::::::::::::::::::::ハ:ノ |::::| リ
/ r─┘─ヽ、 ""ヌ"‐‐--〃〟 |:::::ルノ:::::ノレ i:::::/ |::/
/ 乍≡≡ミ入\,,, """"‐‐、 レ:ノ レ゙ リ
| 人 ``‐‐-ミ\ヽ、 ヽ-、
| \ゝ--‐ ミ≡ミ人、 \
| Y~~ Yヽ 人ミミミ丶、 \
| 弋 ヘ \ \丶 ミミミ丶、 \
へ、,辷∨ \ ヽ ヽ \ ミ≡ミ、\
::::::::::::::::\ ゝ / \| | ゝ ヽ 人 i
:::::::::::::::::::::\ / i i / |
::::::::::::::::::::::::::\ / i i |
::::::::::::::::::::::::::::::::\/ |
l:`:丶、
l: :.:.:.:.:.:.:\___
.l: : :, '´ ¨丶、___
|/l _ ,/_ ィi \::::::::::¨: -ァ
/\::|, '´ /´ / .l∧ ヽ:.:.:.:.:.:./
/..::://´_ \ l ',:.:.:.:/
/:::/.::/rO(_)ヘ 〃ー- ._l:: } l:::/ 今日はたぶんキャプテンの活躍とみはるんの頑張りしか書けないし……
// :::/ {:::O:::/ r(__):、 l: / l/
/ /,イ:{ `ー {::O0::} l: / l 炎上する文堂はたぶん無理……
{/ レ >、 L _‐- 、 `U ´ .l: / l
/`丶、_ ¨ _ .ィ:/ .,'
/ Y ヽ | / ̄/', /レ|::/ヽ/ というか県予選長すぎて叫びたくなる!もっと省略すればいいんだけど無理っていうか
ヽr-i `┼ 7 ´ } ,, 〃〃≧
,-l } o { T¨ TT イ.:.:.:.:.: : : : :<<
L..j /7:::ァ--:l .l:::: <:.:.: : ,,:──ヾ´
L{ ゝ´`)r/:::/ >L_ )ヽ/ヽ、¨
i | -=-、
. :. / ||
:. i / 《 -==‐
i| | i /
'il|. :. | |i. \ +ヤ
i|! ii. ii|i ||i i . i. i ヽ
.i||! ||i:i|||i|ll||lii.i|i||:| ||
i' |||i||!.:::::::::.:::::::::! ||
|i .ii.|i:::::::::_:::::::'''/ 》
!|l i|l|::::://;''' \ ヾ,
.i!! ii|.:::::/ V; ' Y ||
.!| |i.i!::::;' '\ /
.ii!!,::::::;、_  ̄ ヽ ||| |||
:i!i' /:::::;' `ヾ、 _ ||| ||| /:
:' ,':;'::/ ==―ヽ ο.ο/:::
,'/i/! >- ' 、_, 丶 /:::::
!' i::.. i `' i ヽ /::::::/
. i:. i :i.: V \ 、 ノ , <i /:::::::/
. _.i. 丶`_,, ィ  ̄ レ' ヾ/
.i.l! ,'|| !:ヽ -ッ| i_,、-、.,. _.i .,i_
i! , ||. /1 y !゛!' !'〃/
. /i. || / , -‐/ 〃/
/i ' ||. i - 、 , ' ,〃, '
/ i',ヾ ! , ' 〃/
まーたAAを使い道がないのに改変してしまった
/´`ヽ /´`ヽ
. 〈 /\゙y'/\ 〉
__,、,-z . '´ィ=V=ヽ
〃 〉 ス !. l((((ノ).)) うん!
{从从ルヌ ノハ!| ゚ ヮ゚ノ!ハ
_,> ー イ-==^tー---┴ー∪∪―''^~Y=ー--z_
|:::::{c c}./´ ノル人∀ ∀人从リ `゛
,/:::::{:|. l'{
}::::/.|::| l'.{
/::/ }::| | |
f::::{ .}:| | | 行くぞころたん
/::::| /::-―ー.:::}
.|:::::| }:::-―::::l::::|
|::::::| 《:::.|____|__,l
.| } .|::::::| |:::::f
|__Z |:::::|.|:::::l
|::::::||:::::|
|:::::∥:::|
.|::::::|:::::|
|:::::::::::|
|::::::::::|
すいません、やらなきゃいけないことが結構あって投下が遅くなるかもしれないです
AA改変なんてしてる場合じゃなかった……
なんもかんもころたんが可愛いのが悪い(責任転嫁)
京太郎もいつかころたんを装備できるようになるんですかね
わりと区切りのいいとこまで書けたんで投下します
「先鋒後半戦、スタート!」
純「タコスより焼き鳥の方が似合ってるんじゃねえか?」
優希「なにをー!?」
l: : : : : :.l: : : : l: : l: :|.l: : |l : : .l: : l: : l: : l: : i
. |: : : : : :.|: : : : |: : |: :.|l: : |.l: : :.l: : l: : l: :.l : |
|: : :l : : :|: : : : :|,.ィ|ー:|ヤ'|'.|: :/ト/|.,/|: :.l : :.l
| l: :l: : : |: : : ´|l: ||ハ :ll_l l/ ,l/ l/ ゙ト:/i : /
|:l: :l: : : |.: : : :| ` ` ィ:;;;;:t、l/.l/
|l: :l: : l: |.: : : :|,r==ニ、 i illliC l :|
|: :.l: :.l: :|.: : : :| ヤl汐 !: :|
|: : l: : l: :.| : : : | ' l: : | /)/) ,、 仲良く、仲良く
|: : l: : :l: : |.: : : :| ヤ-ソ ノ:l: :.| /イ/ノ, '/,
. |: : l: : :.l: : |.: : : :|ヽ 、 ~´ /l : l: : | l ll l/.//ノ
|: : l: : : :l: : |: : :l | `ゝー イ´:l: : l: :l: : | l/´i .l l//
|: : :|_≠〆 |: : :l: | |ヘ‐ニ_l: : l: l: : l |l l .|
lイ ̄ |/: :l |、_ ` _ヽ  ̄ー:_イ | ヽ l
/ヽヽ |:ノイ \ ` ´ :i /ヽ、l ` ノ
優希(決勝戦は半荘2回……ってことは、東場も2回……)
優希(そう、私の得意な東場が2回も!!)
純(またあのタコスチビにいい手の気配……)
純(3万点差ならほっといても大丈夫か)
優希「きたじょ!リーチ!」
睦月(現物……) トンッ
京太郎「おおっ、2巡目リーチ!!」
純「チー!」
純(いや……)
__二三_____ _二ノ , , ;;;;へ ))ノ三三三三三三
―――――――三三=≡三三二三二 ー 彡 // |ハハハハ/Y...三三三三三ほ
――=======______ ノフイ-、__ _, -- トイ......三三三三三っ
――――――=================_____三三_=三三=_ ...|イィッ、 ィッ> |ノ|.三三三三三三と
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三三三三三三三= ト| , // .三三三三三三け
 ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ _ Nト、 ‐‐- ,イ/.....三三三三三三ね
__テ二三=、 ___, -―――''丶――-__三二ニニア  ̄  ̄√|` ー ´| ト-、_三三三三三三ぇ
f―--_ _  ̄ ____\====ニ三 三三ニ==| /∧ト- -/r 〉  ̄\三三三三:
 ̄ ̄⊂二_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ -━━━━━===‐テ| レ .〈.| / ハ| ト.:三三三:
三三三三三三三三三三≡=\√ ̄ ̄ ̄ ̄ ≡\| N. //. | .ハ三三三ッ
゜. ――――========――三三三二======\ |∧// / |ヽ、.:三:! !
: ゜ . ┃  ̄ ̄ ̄ ̄三三 ̄ Y \/ /_/ | ::三三
. ・ ━╋━━┓ ┃ { _____/ノ ∨ー、_ \.::三
・ ・ ┃ ┃━━┏┛ ┌─' ̄___/ }\  ̄ ̄\|、:
―――――――\―― ┃ ┃━━ ┃━╋┓/. r┬''' __ / \ `ート、!
゜. ヽ \ ┃ ┃ ┏┛ ┃┛┃┃┃\ \  ̄\__ イ \/ ̄\|
_______ \ \|\ ┛ ┏┛| \ \\ | !=== |
 ̄ ̄`ー―--、__  ̄__┌┬┬::::. |┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ 〈イ ̄ ̄/_〕
京太郎「?!」
京太郎「なんだ、あの鳴きは?!」
久「でも前半戦は、あの変な鳴きで優希の親倍を潰してたわ」
和「偶然ですよ……」
優希「」 カシッ
優希(一発ならず……)
睦月「」 カシッ
睦月(あ、發が重なった)
京太郎「な!!」
久「あのチーがなければ一発ツモだったわ……」
和「………」
京太郎(そ、そうか……!)
京太郎(あの人はチーで優希のツモをずらして、一発ツモを防いだんだ!!)
京太郎(でもそんなの普通にできることじゃない……)
京太郎(流れとか、雰囲気とか………なんか色々分かんないとできないだろう……)
京太郎(すごいな、あの龍門渕の人……)
京太郎(オレもいつか、あんくらい……いや、あれ以上に強くなりたいもんだぜ)
ゲッツー崩しの経験値が上がった
優希「」 トンッ
睦月「ろ、ロン!發のみ、1300です」
優希「うぅっ………」
純「」 ニヤリ
まこ「あ~………これで東場も終わりじゃ」
咲「タコスを食べた優希ちゃんが、東場で和了れないなんて……」
久「このまま立ち直れなければ、前半戦の二の舞になるわ……」
和(ゆーき……)
京太郎「くっ……」
京太郎(状況は酷い………というか、かなりヤバい……)
京太郎(だがオレにできるのは……仲間を、優希を信じることだけだ……)
京太郎(頑張れ、優希……!)
南一局
純(タコス女からはもう気配は感じない……)
純(これでこの半荘も貰いだ……!) ニヤリ
優希(また何もできないまま南入……)
優希(前にも、同じことがあったような……)
優希「……………」
優希(あ………!)
優希(そうだ……あのとき……)
優希(合宿のときも、同じことがあった……)
優希(とりかえせないとか、無理とかじゃない……)
優希(今、自分にできることをするんだ……!)
優希(部長が言ってた……)
優希(一歩一歩進んでいけば、違う景色が見えてくるって!!)
優希(これは団体戦!私の役目は、1点でも多く終わらせること!!)
優希「失礼!」
グルングルングルングルン……
純「なんだ?!」
美穂子「ふふっ……」
優希「気合入れなおしたじぇ!!」
優希(ここからが勝負……!前に進むことを諦めない……!)
優希(1点でも多く終わらせる……!)
優希「」 トンッ!
咲「優希ちゃん……!」
久「あの子、やる気が戻ったみたいね」
和「ええ、優希ならきっとやってくれます!」
京太郎「ああ!」
京太郎「なんたって、優希はオレたちの優希だ!!」
純(チビの手がドンドン伸びていくのを感じる……)
純(しかも、鳴いて紛れを起こすチャンスがねえ……)
優希「」 カシッ
ドラ:⑦
一一三四五七七七八八九萬 ⑦⑦ ツモ 五萬(赤)
優希(七対ドラ3もいいけど……)
優希「」 ダァン!
打、⑦筒
優希(ここは、もっと高めだじょ!!)
純(ドラ切りか……)
純(聴牌したし……リーチで脅して止めるか)
純「リーチ!」
優希「あっ……!」
優希(あの捨て牌……ドラが切りづらいじょ……)
咲「また苦しい展開………」
京太郎(オレならドラ残して、七対子にしていたけど……)
京太郎(優希の麻雀は、ああいうプレイングが多い……)
京太郎(それって、自分ならまだいける………っていう自信に基づいたものなんだろ……?)
京太郎(なら、トコトン信じろ……!優希……!)
京太郎(いける、いけるって……!絶対っ……!)
まこ「わしもあれなら染めてたのう」
純(おそらく萬子の染め手に振り変わりだろうが……)
純(そのまま縮こまってな!)
優希「うぅっ……!」
優希(困ったじょ………)
美穂子「……………」
!| | | |ト|、_ |i |i | | _,A-┼―‐!|
|.| |i |i !、A |V| 川. -H ! /|
ゝ! _」┘ー‐┘  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`  ̄ ̄` `ニー┘L
-┬:!^´ 彡'=≠==ミ、、
| !.| ´ /::::::::::::::::::ヽヽ
| N __,............、 L:::i:::::::::i::::::i ヾi
| | | __彡ィ≠ーテ‐┬- ィ..{:::::::::::!.....!
| | :i. 7'")_!、__ノ_C′ !::..、;;;;;ノ..r┘
| | | ゝ=====シ
.!.| .! ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,,
|.ト、 ! /////// ///////
| | ヽ! " " " " ′ " " " "
カッ!
/ :,' / / / / / l ! l | ∧ ∧
\__ / ─┐l lケ /─┐/> l{ 勹|||ト l __ | :' | ∧
i ,' し'レ ┘ イ-'L三 _,':! '! :j リ L.l| | ! ̄卞| | _ ',
| イ |iリ ∥ | | \ || ,':/!: ∥ `| -:ト ! | !
レ' ,' ∨-' 二三__三 ┘|_/リ l /|-壬┼─| |` ト、 |
| 歹イ:::::::::::泝  ̄_ レ匕イ リ/:, :, / /Y
/ | | / /::::::::::::::_} テ≧ミト `'レレ // //,'
. / / | | 廴{:::::;ん /::::::::::::抃 斤升 イ/ , (この子の理牌の癖と視点移動から考えると……
' | 匕:壬:ソ {イ:::::::ん リ ,' フイj/
, l /| |  ̄ ヒ 三:y' /| / イ 端の一牌を除いてすべて萬子)
, | i | ::::::::::::  ̄ ` .::| ヘ
i .:! } ' ::::::::::: ,':::::| ∧
l l | | | 、 __ ∧::::i ∧
. i | | | | | \ ` ィ::::|::::| !
. l l | | | | | <:::::/::|::::| | |
l | | | | :; > _, ィ≦:::::::::::::/l ::|::::| | |
| l ヽ. | レ| ∨ | ̄\::::::::::::/ ,'::/::::: | |
\><´ || | ヘ !\ \_::/ / /::::/! | | |
><::::::\. ||、 !,' \ | i ></ | j /| /
美穂子(リーチに対してドラが切れなくて、困っているのね……)
美穂子(大丈夫………道を作ってあげる)
美穂子「」 トンッ
打、⑦筒
京太郎「!!」
京太郎(ドラ切り……!!)
京太郎(しかも………)
京太郎(福路さんの右目が、開いてる……!)
純(ドラだと……!?)
純(コイツ………!)
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ _____
___ / ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
/ \| ね i : / : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : .V 七 見 私
. : | /: : : :/: . . . . . ./ }. . . . /. : : :.i 筒 る の
通 こ ? :!' : : : /: : : :/: : / /: . . ./ . . . . | は 限 .視
. る れ /. . . ./}/i: 斗-:/-'、: . . / |. . . |..| 完. り 界
の は |\_/. . . .// |: /|: :{/ _彡 ⌒ヽ 川 全 か
よ | i | |', ィ7弌ト、 / / / .リ に .ら
? | | 从 |l{{ ら辷ソ ィ弌ト イ: |. 安
/⌒i从 }i || 、、`”´ らン ' |: :|. 牌
. 乂ノ O入 ji{ .|| , 、、/ |l O ( ). :
\ ___ // レ } l| .|ト 、 ' リ | ト、
{i |l{ } レ' リ. l| > ´ </ / リ !! \ _____
{i |l.//`>{ト、 } />- </ // / イ ||
乂 「乂{ / ノ }∧. べ⌒ヽ _/ //.// | /リ
/ ヽト ` /イ ./ \_》 >// / /./
. / / ̄ヽ ̄/ ̄ ̄ ̄\ \ 》  ̄`7_彡'/./
/ ∧ /⌒ヽ.\》 /i ≦ 彡/
/ /::∧ _ ノ /⌒ ー< { ムィ
. / /:::::::∧ / _彡: . . . ` ー- __
優希(ドラが、通る!) カシッ
. / / _/ / _/ _/ /
/ / ー / _ __/ / _/ _/
_/ / ____/ __ __/ / __/ / _/
/ / / / / ー /
_/ _/ _/ __/ __/ / _/
: : : : i: : : i: :!: : :!: ! : : : : i : : : : 、: : : : :.| |: :/:i: : : :/: : : : ! : : : :
: : : : i: : : i: :! : :.!: ! . . . . {: : : : :i \: : :.| _,」:/..イ.: :/: : : : :ノ: : : : : +
、 ..イ:i : : :{⌒ヽ>x\: : : ∨\: :X ィ笊て厂/∧ミく } : : : : : : +
: i : i: i i : : Vテ斥そミメ、: :\ーく`ヽ〃 {//// Ⅵ}} ; : : : : : : ______人___
: | : Ⅵ八Y{{′{i/////ハ ` ー一 r< > / : : : : : :  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`Y´ ̄ ̄
八 : :\: :ヽヘ rヘ:::::::。j.! ゞ≧x / /:/: : : :/: :
`ト-一: :ト ゞ込)シ′ ∨ /|: : : /: : :
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└─┴─┴─┴─┴─┴赤┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘
バチバチバチバチッ!
純(なんだ……?!!)
純(オレはしくったのか……!!?)
純(この女……!!)
美穂子「………」
純(ツキもねえし流れの気配も希薄だが……)
純(まさか……タコスチビをサポートしてオレを削る気か……?!)
美穂子「」 ニコ
純(うっ……!なんだアイツの目……)
純(き、気にするな……!) カシッ
純(なっ………!!) つ六萬
優希「ローーーン!!」
優希「リーチ一発、面清平和ドラ1つ!裏が乗れば三倍満だじょ!!」
カシャッ
西 ⑥
優希「残念!親倍24000点!」
純「十分デケーっての……」
南一局一本場
美穂子「」 トンッ
優希「ポン!」
美穂子「」 タンッ
優希「チー!」
純(おいおい勘弁してくれよ……) トンッ
優希「ロン!5800は6100!」
純(なんだこれは……!!)
優希(まさかこのおねーさん……)
美穂子「うふふっ」 ニコ
優希(味方?!)
純(くそっ……風越のキャプテンがチビを調子付かせやがる……!)
純(なんとかこの流れを絶たねば……!)
純「ポン!」 トンッ
美穂子「ロンです。2000の二本場は2600です」
純(こんどはこっちかよ……!)
優希(むむっ……私の親が……!)
優希(おねーさんもなかなかやるじぇ……!)
美穂子「ツモ。1300・2600です」
純・優希「「!!」」
優希(あれれ……この人……)
咲「すごい……あの人……」
久「あらら、完全に持ってかれたわね……」
まこ「そういえば風越のキャプテンは、今日一度も振り込んでおらんのう」
京太郎「ええっ?!」
美穂子「ロン、1300です」
美穂子「ツモ、2000・4000です」
美穂子「ロンです」
純(どうしてこんな圧倒的な気配を持ってる……!?)
優希(違う……!このおねーさん、味方なんかじゃないじょ!!)
純(コイツ……今まで流れの中に身を潜めてやがった……!)
美穂子「ロン、8600です」
京太郎(つ、強い……!)
京太郎(さすが風越のキャプテンだけあるぜ……!福路さん……!!)
睦月「えっと、ロン!2600の四本場で3800です」
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
「先鋒戦、終了!」
「なんと、なんと、終わってみれば圧倒的!かつ一方的!」
「先鋒戦を制したのは、名門風越女子の、福路美穂子!!」
美穂子「」 ペコリ
………………………
………………
………
和「ふぁぁ……」
久「あら、おねむ?」
和「今朝早かったうえに、昨日あまり眠れなくて……」
久「あー………それは困ったわね……」
久「咲の出番まで7時間以上、和の出番まで、5時間はあるから……」
久「2人とも、仮眠室で寝てきたら?」
和・咲「「えっ」」
和「そんな、先輩たちの応援もせずに寝るなんて、とてもできませんよ」
久「応援がないことより、眠くてぬるい麻雀打たれるほうがイヤだわ」
まこ「ほうじゃほうじゃ」
ガチャ バタン
5人「!!」
優希「たーだいまー……」 トボトボ
優希「今帰ったじぇ……」 トボトボ
久「おかえり」
まこ「頑張ったのう」
優希「……………」
和「……」 スクッ
和「宮永さん、仮眠室に行きましょう」
咲「えっ」
ガチャ バタン
京太郎「……部長」
京太郎「オレ、みんなの昼飯買ってきます」
久「あ、お願い」
京太郎「優希、おつかれ」 ナデナデ
優希「………」
京太郎「………」 テクテク……
ガチャ バタン
久「龍門渕の先鋒に、風越のエース」
久「あの面子で2位なんて大健闘よ」
久「よくやった!」
優希「うぅ……」 ウルッ
優希「わあああああああああああああ!!」
優希「あぁぁぁぁぁぁぁ……」 ポロポロポロ…
まこ「仇はとっちゃるけぇ」
咲「ふ、二人ともどうしたの?」
和「ゆーきは気が強い子だから……」
和「同い年の私たちの前では大泣きできないと思ったんです」
咲「あー……」
京太郎「オレたちが部屋を出れば、あそこには先輩しか残らないからな」
京太郎「誰だって、デカイ声出して泣きたくなるような時があるだろ?」
咲「うん……」
和「須賀君にもあるんですか?」
京太郎「そりゃ、あるさ」
京太郎「オレって結構、メンタル弱いんだぜ?」
和「………?」
咲「そうかなあ……」
京太郎「ま、とにかく買出し行ってくるわ」
和「いつもありがとうございます」
咲「頑張ってね!」
京太郎「ああ」
京太郎(優希は強い。すぐに元気になるだろ)
京太郎(………しっかし)
京太郎(先鋒戦からすごい激戦だったなあ……)
京太郎(強い人の対局ってのはホントに勉強になるぜ)
雀力が5パーセント上がった
5190 → 5449.5 ≒ 5450
優希の好感度がぐーんと上がった
和の好感度が上がった
咲の好感度が上がった
まこの好感度が上がった
久の好感度が上がった
………………………
………………
………
京太郎「ふぅ……」
京太郎(今日は天気がよくて風も気持ちいい……)
京太郎(あぁ………)
/\ . . .-. .-. . . _,><  ̄∧
/ ∧: : : : : : : : : : : :`:< }
{ ̄ニ=ミ/ }: : : : : : : : : : : : : : :\',
V _{ =: . . : : : : : : : : . ヘ
V ゝV }: : : : : : :,|: |!: :|i:|: !: : : .ヽゝ
`{ ソ !\ jV: : :/-/|-!'|: ||:!-|l_! : : ; }
_/ / i 1:  ̄:、: V /_V__'/ レ'/_;/_'i: : : ;,'
<fヽ/ / i: i:r=、: V 仟它'` 佗`从: /
. : : `⌒´\/ : {,{'`ヘ:`、ゞ'彳 ヾ仆:.j/
. : : : ' /: : : : : : : ':`ヽ_,ヘ∧ ` }: : :
. : : : : ' , : : : : : : : ,'〃个'`ヘ∧ 、 , , イ|; : : .
. : : : : : : ' , : : : : : : : : ; ,'. _ ヘ '、 _ イ: : : | !: : : .
. : : : : : : ' /: : : : : : : : : ' _./´ ` ヘ`、 1: : : | 1;': : : .
/: : : : :/ . : : : : : : : : :/r='i! 、; i`, !: : : l !; l: : : .
': : : : :/ : : : : : : : : ; iヾ ii! / /'!:i i: : : i! ,:' 1: : : .
´: : : :/ |: : : : : : :/ i ', i!/ / i!:!ヾ:、 ; ' /' |: : : : .
|: : : : |: : : : : :/ ' i! 〉' ' ,iij'"`入 /' ; : : : : ;
V: : ' |: : : : / , ii!' ' ,/' /二=_、, : : : : : '
\、 | : : / ' / , ' ' /ニ二 =_: : : : /
` ': : : ;/ / {/ニ二二二ニ:/
V: ; / /\、_ =ニ_ニ二二二二ニ
V:. / /二二二二二ニニ二二二ニ='
` f `=ニ二二二二ニ}ミ、二ニ= ´
ヽ `=二二二二ニ,ィ///////> 、
_=ニ=_ `ニ二二ニ///////o/////o/,、
_-ニニ二ニ/二- `二二///////////-=-//,ヘ
_= ニニニニ二二二ニ= `ニ///////////>" " </∧
ニ二二二二二二二二二ニ- ´<//////// `/iト、
∠ニニ二二二二二二二二二二ニ=_ '<///// '/!,ヘ
/ ニニニニニ二二二二二二二二ニ/ヘ '<//,' /;∠〉
, ニ二二ニニニ二二二二二二二ニニi!,//; ヽf /,'
{ ニ二二ニニ二二二 二二二===i!`'=; \ _/'
, `ニ二二入ニ二二二二ニ' ´ i! 、_ {`_=-'-< /´ ヽ
' `¨=彡"`=ニ二ニ='" ' `=一{ ヽ="´ ヽ=ヽ^
,  ̄ `'<'"´ , ヽ=ヽ^
' ` '
, , \ ,
' ' \ '
 ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`'ー '´
○
__ /⌒ヽ
⌒\ ∨ ヽ___
_, ----` ∨ `ヽ、
/´ | \
/ ____ / l| | :. \
/// / | |l | : ヽ
/ / // ,∧ / ,イ l| :. . .
/ イ / // : l | ' / ! 从 | : :.
.'/ ' ' /-|-{ { | /}/ | / } } | .
}' / |Ⅵ { 从 ' , }/ /イ } .
/ イ | l{ { ∨/ ' } ∧ : :. こんな日に和とキャッキャウフフできたらなァ……
´ | {|从三三 / 三三三 / /--、| ∧{
{从 | , ムイ r 、 }} /} \
| ノ ' }/イ/
{ _,ノ
人 _,..::ァ r }/
` ゝ - ' イ |/
` ーr ´ ___|_
___| |//////|
{|___ノ __|[_]//∧_
/// |____|///////////> 、
///// | /////////////////> 、
/////// { //////////////////////}
//////////∨///////////////////////|
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
和「うふふふっ……須賀くーん!」
京太郎「はーい!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京太郎「っといかんいかん……」
京太郎(染谷先輩は今、必死になって戦ってるんだ……)
京太郎(なのにこんな妄想に耽ってるのはよくないよな)
京太郎「早いとこ戻って応援しなきゃな」 ピュー
………………………
………………
………
京太郎「ただいま戻りましたー」
優希「」 バッ
久「おかえりー」
京太郎「えっと、今は……」
久「まこの親番ね」
佳織「あ、ツモです」
佳織「えーっと、一盃口、ツモで……」
22334455667索 南南 7索
まこ「うっ……!」
未春「そ、それは二盃口……!!」
智紀「しかも面混、平和もついて倍満……」
まこ(今度は倍満の親っ被り……!)
まこ(最悪じゃあ……)
まこ(なんとかせにゃあ……)
久「あちゃー」
京太郎「後半戦の南一局………ってことは、最後の親番が!?」
優希「これで染谷先輩が親番でツモられるのは3回目だじょ……」
京太郎「ええっ?!」
久「しかも、1つは役満よ」
京太郎「なっ………」
まこ「ロン、3900」
まこ「ツモ。1000・2000」
まこ「ロン。2000」
まこ(三連続和了とはいえ、手が伸びんかった……)
ビーーーーーーーーーーーーーーーーッ
「次峰戦、終了!!」
「鶴賀学園妹尾、大活躍!」
「2位に浮上しましたー!」
「風越は危なげなくトップを守り、清澄・龍門渕は苦しい展開となっています!!」
まこ「ただいま」
久「お疲れさま、まこ」
京太郎「お疲れさまです」
まこ「京太郎は、買出しご苦労じゃったねぇ」
優希「染谷先輩、お疲れだじぇ」
まこ「不甲斐のうてすまんのう……」
京太郎「まあ、誰だって不ヅキのときもありますよ」
久「相性がまこと異常に悪い、超がつくほどの初心者だったものね」
優希「京太郎より初心者とか、驚きだじぇ」
京太郎「おいおい」
京太郎「あっ、タコス買ってきたぞ」
優希「おっ!よくやったじぇ、犬!」
京太郎「犬じゃねーって」
まこ「まさか最下位でバトンを渡すことになるとはのう……」
久「ま、昼休みが終わったら私の番だから、なるべく取り返すよう努力するわ」
まこ「すまんな」
優希「部長、ファイト!」
京太郎「ガンバですガンバー!」
久「あ、そういえば須賀君に頼むの忘れてたものがあるんだけど」
久「買ってきてくれない?」
京太郎「はぁぁ?!」
まこ「鬼かアンタは」
久「私の財布渡しとくから、1つくらい好きなもの買っていいわよ」
京太郎「はぁ……」
………………………
………………
………
1階 フードコート
京太郎「まったく、部長は人使い荒すぎるよなあ」
京太郎「腹いせにエビフライ食べまくってやるぜ」 ガツガツ
| , ィ'' ´ `゛ ‐!::::::::/ __
| , イ _ |:::: />、 _ ,, -‐< ̄::::::::::::
|' , '" ___ |:::/ ,>'"::::__:::::::::::::::::::::::
|. /, ' ¨ ̄゛ ''¬-ミヽ! 辷‐イ:::::::::::: __二 、:::::::::::::::
| , '/ `ヽ マ " ̄ ̄ \ `丶、:::
|' / / / / \ V \ \
|/ / ¨フナメ‐-、./ / ぃ .',
| /! イ/ l,」 〃メ /l `.| l
| ム」z弍ミ! |`ヽ!./ . /| ! .! .l
| .レ´ィV¨::ヾ㍉、| !ハ .// j -.、 l.| .| .|
| {! f込::::::: リ !'ヽ ! | イ/ x' | `メ/ | |
|ヽ!弋-c:ン 、 .ム!_/ ハ イ,ヘ ,' | | ジーーーーーーーーーーーッ
ト、` "' ̄ ヽ|-ニミX/ノj ∨ ,' ! |
y 〉::::: ,イ::::::::::ヾト / / / /.,'
(_/ 〉 , f伀:::::;;ア |xイ/ / /l/
/_/} ヽ,辷ン'ノ/イ イ/ . /〃
こ,-久 ` ゛ 彡'´ 彡イ ///´
. Yヤ \ ::::: -二 -‐T フノ ,イ/ノ
レ^ヽ ` ―‐- , イ / // ||..z'' イ彳
(_ イ /入 // / !// .|| ! |
京太郎「?」
京太郎「キミ、なんか用?」
| 三 サッ
京太郎「??」
京太郎「あ、わかった」
京太郎「このエビフライ、食べたいんだろ」
| :::::::::. ::::::' .:::::::::::::::::::.:'
| ゛::::::. ::::' ::::::::::::::::::::
| ゛::″ ';:::::::::::::::::
| ,,, -――- ,,, ';::::::::::::::: .....::::::::::|
| ,, '' __. '''';::::::::::::: ..:::::::::::::::::::|
|/ ,, '' ,, -‐ ';:::::::::' ..::::::::::::::::::::::::::| うん……
| , ' ,, '' ,,, .... ';:::::;' ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::|
|/ , ' , '' ゛ヾ::..:::::..::::::::::::::::::::::..゛゛.:::: |
| / , '/ , ヾ::..'''''''' ヽ `ν´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|// / / ,_ ' , ヾ、 ',
|// / / /// /. / ',
|/// __ !/×.// // / , ',::::::'
|///:::::`ヽ 'V /, '/ , '/ 〃 i. :: ,,=
|' ,○::::::::::::::::ヽi / / / / / // / i. ゛=″゛
| i i':::::::::::::/ !/iレ .,' / .i. // / i. i
| ゝー"./ i! i.,' !. // / i i ! _ト
|  ̄ ii _! ,' 'i ,' ! i. i `^
| /::::', iヽ!,' i i i _
|、_ ,○:::::::::'i::λ. 'i i i. 、 ゛
_| i、 ' i i:::::::::::::::::/i ,'i i i  ̄
i ./ i 、 ゝ゛ー_ /,',' . ,' ! ! ii
. (_/ )  ̄ ,,',' / i !i !i
. (_ /)_ /// ,,...''.,',' / i !!i i !
(_./ .ぇ‐- ....._ ,,....'':::::,',',' ./ ,', !!i i !
|::i::..`┴.i:::i!::::ii:::::::ii:::::::::〃,' / ,' i !!i i !
, -┴-::::::.. i::i!::::!!:::::::ii::::::::/::;' / i i !!i i i
_ェ=エ._!:::::::::Yヽ::::ii:::::: ii:::::::'::::i ,'! ! !. ii ! i !
`ヽ:::::: \i:::::: :ii::::::::::::i ! ! ! ! 川ii i i
京太郎「昼飯時だもんなー」
京太郎「エビフライ、好き?」
衣「」 コク
京太郎「そうかそうか……」
京太郎「エビフライっておいしいよな!一緒に食べようぜ!」
衣「本当?!」 パァァ
/:::〉
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'´::::::::::/
/::::::::::_/
/::::::厂 -‐―…――- 、___
j/:::/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
〈:::::{ /::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やったー! ´>∨<`丶、 二二
/ ´  ̄ ̄` ヽ ノ
/ / -八 -\. } \ ─
{八 { /、{\{ヽ、jヽ人\\  ̄厂
∨ヽ{ ┃ ┃}∧ 、 \ ー―-
/ 人 、 , .ィヘ \ \ テ
/ / >y‐rz‐<_八 \ \ 丶 \}
/ / /\∨ハ∨/\丶 \ \ \ |
′{厶イ トニ∧二>ト、{>\ \ ',∨ コロン
{ 八 ∨{{ //) \\ \i\ }\| _____
\{\ /`ー'¨⌒`ー }V\ノ ヽ /::::::::::::::::::::::::::\
\ / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
`ーャ┬=ァ一 (^'; /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
マヘ~_} ('"'; ';J |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:○:::::\
\_) ;'^) .|::::::::::::::::::::::::::::::::::://:;ー、|
|::::::::::::::::::::::: ○::::::`´/ |
|:::::::::::::::::::::::::::::::/ |
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|::::::::/::::::::::::/ /
\ノー-- ⊥__ ,, -‐'
\ノ
衣「あっ、落としちゃった」 ヨイショ
京太郎「あれ、そのぬいぐるみ……」
京太郎「エトペン?」
衣「うん!ハラムラノノカのって聞いたから、衣が届けてあげるんだ!」
京太郎「へぇ……偉いな」
京太郎(和がどっかで落としたのかな?)
京太郎「よし、じゃあたくさん食べていいぞ」
衣「いいのか?」
京太郎「ああ」
京太郎(オレの金じゃないし)
京太郎「注文してくるわ」 スクッ テクテク
京太郎「エビフライ8倍プッシュで」
「かしこまりましたー」
京太郎「たくさん注文したし、たくさん食べていいからな」
衣「うん!」 モグモグ
衣「はっ!」
京太郎「どうした?」
衣「名も知らぬ者より施しを受けてしまうとは、不覚……」
京太郎「??」
衣「そこの、名は?」
京太郎「オレ?オレは須賀京太郎」
京太郎「キミは?」
衣「衣は天江衣!」
京太郎「衣ちゃんか」
衣「ちゃんではなく」
京太郎(天江衣………どっかで聞いたことあるような………)
京太郎(なんか麻雀関係だった気がするんだけどな……)
京太郎(うーん、忘れた)
京太郎「あ、そういえばさ……」
\ ::::||::::::/
_, .ヽ ||:∠._
, .´ _,.-‐┴=- ` 、
/ / / ./! '., ヾ ヽヽ \
/ .' /_,,ィ7メ.} :ト、.. | .| } ',
,' , .|ソ≦心゙| / 少卜| | :| ?
! | !〈{r:::::::ル゙ ィ'::ヽ// リ
} | | `ー " ,.、,、:::ノ,、.,、.,,, ~丶.,、 /i
! | | ``.i;'`;、、:、. .:、:, : ( J ::`''':,'.´ -‐i
}. ! !\. ゝ'、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:.:しJ .; :..‐'゙ ̄  ̄
. / ./ :| ,.| `.ー -i< | |
/ .〃 :|/` ゙゙̄7vヘ\. | |
京太郎「衣ちゃんは、お母さんやお父さんと来たのか?」
衣「うぅん……」
衣「すでに、父君も母君も黄壌へと旅立った……」
京太郎「工場……?」
京太郎「じゃあ、お友達と来たの?」
衣「うぅん、ハギヨシと」
京太郎「ハギヨシ?」
京太郎「そのハギヨシって人はどこに?」
衣「この会場にいるよ」
京太郎「……………」
京太郎「もしかして……迷子?」
衣「迷子じゃない!」
京太郎「そ、そうか」
京太郎「じゃあこのエビフライ食べたら、どうするの?」
衣「うーんと……」
衣「ペンギンをハラムラに届ける!」
京太郎「ああ、そういえばそうだったな」
京太郎「その後は?」
衣「控え室に行く」
京太郎「あっ、そうなの?」
京太郎(じゃあ、そのハギヨシって人がどっかの高校の選手なのかな?)
京太郎(たぶん、その応援みたいなカンジなんだろう)
京太郎「じゃあ、エビフライ食べて(応援を)頑張ろうか」
衣「うん!(試合を)頑張る!」 モグモグ
京太郎「おいしい?」 モグモグ
衣「うん!」 モグモグ
. /!/////////|´ , イ三三/三二ニト、 \
/ :!/////////:, /彡' ´ `ヽ \
|//////////∨ ´ ヽ ヽ
|/////////∨ | ', V ::ヽ ヽ ヽ::',
l////////.∨ :! :| | :! | ::', V l ::l .::',.ヘ
',///////// :| l ::l | :|l :| ! | |∨_!_ :l ::| .:| i
V//////,' :i | ! レ! ‐┼ l | |イ V l:l ',`:| ::l l :! !:|
V////:7 :| ! ,' イ!/,' / j,' | l j!イ ,/ ! ハ ,' | l !|
',:////l| /! V| / ´ !/ / .::/ ' j/_ j/!l /j i :/ /'
V://. li l´ i.|,' ´_== j/ /⌒` |/|//
∨| || ', l l /'´ ⌒` /// l / おいしい~~~っ!
. ',:!. ,:! iN .:', //// ` j |
. | , | i i :', _, イ :|
. ハl :| :! :ヘヽ  ̄ イ:|
ハ:j :| :! ::', l > _ _ < ! ! | l!l!l!!
. ハ i | :',j 「! | :| | .ハ j!l!l!|
ハ :| | ::ト---ヘ‐L::」 _ .:ハ / '
ハ _,' イ| | ` _∧∨ ヽ ', l /
,' / ー:i ::!_ / ! | ', ', //
/ / | :| `ヽ / | | l r∨/
京太郎「そりゃよかった」 モグモグ
………………………
………………
………
衣「」 ケプ…
京太郎「お腹いっぱいか?」 モグモグ
衣「うん……」
衣「きょうたろーは大食漢のようだな」
京太郎「?」 モグモグ
京太郎「ごちそうさま、っと」
マモナク、チュウケンセンガハジマリマス
京太郎「うおっ、もうこんな時間か」
京太郎「じゃあ衣ちゃん、一人で行けるか?」
衣「当然!衣は子供じゃないんだ!」
京太郎「そうか、じゃあな」
衣「うん!きょうたろー、ありがとう!」
京太郎「おう、エビフライ好きに悪い奴はいないさ」
衣「そうなの?」
京太郎「そりゃもちろん」
京太郎「じゃあ、エトペンをよろしく」
衣「うん!ハラムラに返してくる!!」 ピュー
京太郎「子供は元気でいいな」
京太郎「よし、オレも控え室に戻るとするか」
………………………
………………
………
久「」 ソデ グイッ
久「」 オサゲ キュッ
久「」 カタ コキッ
久「それじゃあ、あとお願いね」 ウデ グルグル
京太郎「頑張ってください!」
優希「お願い!」
まこ「まかせたけんね!」
久「まっかせなさい!」
優希「あはっ!」
ガチャ バタン
久(二人とも、明るく振舞っていた……)
久(けど……)
久(あんな目で二人が………私のことを見るのは初めて……)
久(そりゃそうよね。だって今、最下位なんだもん)
久(酷い状況……)
久(けど、後輩が私のことを信じてくれてる。そのことだけで……)
久「………悪くないわ」
ビーーーーーーーーーーーーーーーッ
「県予選決勝、中堅戦!」
「折り返しを制するのは、どの高校か!」
今日はここまでです
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::ハ::::::::::ム
i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <おやすみころたんイェイ~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
/:::メ:_≧-. -≦_:f⌒i、
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>>1、サブヒロイン染谷の誕生日をスルーしてしまう痛恨のミス
家を出る前に咲キャラの誕生日確認してたら気づきました
今度過去にさかのぼるから許してくれ、まこさん……
中堅戦はまだ書けてないんですけど、まこの誕生日について思いついたんで書いていきます
清澄 控え室
チュウケンセン、カイシ!
京太郎「始まったな……」
優希「部長、頑張れ!」
まこ「久なら……久ならきっと、やってくれるはずじゃあ……」
優希「うん……」
京太郎「そうですね……」
まこ「そういや京太郎」
京太郎「はい?」
まこ「アンタ、久に財布は返したんか?」
京太郎「いえ、まだっすね」
まこ「ほいじゃあいつ返すんじゃ?」
京太郎「中堅戦の後半戦が終わってから返そうかなって」
まこ「なんで?」
京太郎「いや、試合前とか試合中に、不安になるようなことを知らせたくなかったんで」
まこ「はぁ?」
京太郎「実はですね……」
京太郎「財布の金、全部使い切っちゃいまして」 テヘペロ
まこ「な、何やっとるんじゃ、アンタは!!?」
京太郎「いや、エビフライがおいしくて……」
京太郎「近くにいた子供にも奢ってあげたら、いつの間にか……ね」
まこ「いつの間にか……ね、じゃないじゃろ……」
京太郎「フハハハハハハハ!」
優希「笑い事じゃないじょ」
まこ「ま、対局前に言わなかっただけマシなんかの……」
京太郎「オレなりの気遣いってやつですね」
まこ「アンタはよう気が利くんじゃが……大抵、どっかずれとるからの……」
まこ(あのときもそがなカンジじゃったな……)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
5月5日
久「まこ、おめでとーう!」 パァン!
京太郎「おめでとうございまーす!」 パァン!
優希「おめでとー!」 パァン!
和「おめでとうございます!」 パァン!
まこ「おお、ありがとうな」
優希「さっそくご馳走だじぇー!」
久「待ちなさい」 ガシッ
優希「じょ?」
久「そ・の・ま・え・に」
久「あるでしょ、渡すもの」
まこ「?」
優希「おぉう、忘れるところだった!」
和「おそらく最も忘れてはいけないことだと思うのですが……」
京太郎「まぁまぁ」
まこ「なんのことじゃ?」
久「フフフフ……」
久「私たちからまこに、プレゼントがありまーす!」
優・京「「いえーーーーーーーーー!!!」」
和「い、いえーい……///」
まこ「ホンマか」
久「まずは私からね」
久「はい、これ」
まこ「これは……」
まこ「増えるワカメ?」
久「使うでしょ?」
まこ「何にじゃ!!」
まこ「こ、これがプレゼントなんか……?」
久「ウソウソ、ウソよ」
久「ホントのプレゼントは、これ」
まこ「おおっ、腕時計か!」
まこ「ええんのんか?高そうじゃが……」
久「いいのよいいのよ、気にしないで」
京太郎「部長ってばその腕時計、ホントは予備として用意してたんですけどね」
京太郎「増えるワカメで染谷先輩が喜んだら、この時計は自分で使おうって」
久「あっ、コラ!」
まこ「アンタな……」 ハァ
久「あはは……須賀君の冗談よ、冗談」
久「ね?」 アシグリグリ
京太郎「イタタタタ!!部長、足が!!」
まこ「ったく……茶目っ気出すのもほどほどにせんか」
和「正直、増えるワカメなんて渡されても困りますしね」
優希「殴られてもおかしくないじょ」
久「あら、みんな辛辣なのね……私、悲しいわ」 アシグリグリ
京太郎「部長もオレの足に対して辛辣ですね、まずは部長から人に優しくしたら周りもだんだん変わると思いますよ」
久「そうね……」 アシグリグリ
京太郎「だから足ィ!!」
和「もう……」
和「これは、私からのプレゼントです」
まこ「おっ、メガネケースか」
まこ「なかなか洒落てるのう」
和「メガネを外すとき、頭にかけるのでなくケースに入れたほうがいいと思いますよ」
まこ「ははは、そうじゃな」
優希「これは私からだじぇ!」
まこ「タコスか」
優希「うん!」
まこ「まあ、知っとった」
京太郎「オレも」
久「私も」
優希「なぬっ?!」
優希「誕生日に食べ物を渡すのは斬新だと思ったのに……」
京太郎「タコスだからな」
久「優希だからね」
和「ゆーきですからね」
優希「のどちゃんまで!?」
京太郎「で、これはオレからです」
まこ「これは……スケッチブック?」
京太郎「ヘヘヘ……中に、絵が書いてあります」
まこ「絵?」
久「須賀君、なかなかロマンチストなのね」
和「私はいいと思いますけど……」
優希「絵を贈るのも斬新だな!」
京太郎「まぁ、見てみてくださいよ……」 テレ
まこ「どれどれ……」
まこ「……………」
まこ「なんじゃ、これは」
久「どれどれ……」
久「?!」
和「私にも……」
和「?!」
優希「私も見たいじぇー!」 ヒョイッ
優希「えーっと、これか!」
優希「ってえぇっ?!」
京太郎「な、何を驚いてるんだよ……」
優希「京太郎……」
優希「これ、なんなんだ……?」
京太郎「え?」
優希「この絵……」
優希「なんか、おかしいじょ!!」
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org160506.jpg_2W1yhQ0GEfLuXfiD60ju/light.dotup.org160506.jpg
京太郎「えー……そうかなぁ」
和「………前言撤回します」
久「なんなの、これ……」
まこ「京太郎……」
まこ「悪いが、なんでこんなんを……」
京太郎「いやー、実はですね……」
京太郎「この前、染谷先輩がボソッとつぶやいてるのを聞いちゃいまして」
まこ「は?」
京太郎「いや、この前……中庭で飯食ってたらですね……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京太郎「あー、天気もいいしご飯がうまい!」 ガツガツ
京太郎「ン、あれは……」
まこ「………」
京太郎「染谷先輩だ!」
京太郎「おー……」
京太郎「いや、待て待て」
京太郎「ちょっと驚かせてみようかな?」
京太郎「抜き足差し足忍び足……」
京太郎「フハハハハハハ……(小声)」
まこ「はぁ……」
京太郎「ん?」 ピタッ
まこ「イメチェン、したいのう……」
京太郎「?!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京太郎「ってことが」
まこ「き、聞いとったんか?!///」
京太郎「で、先輩の誕生日も近いし、イメチェンの案を出そうかなって」
まこ「ぐっ……///」
久「まこ~、そんな悩みあったの~?」 ニヤニヤ
久「私に相談してくれてもよかったのにー」 ニヤニヤ
まこ「う、うるさいわ!!」
京太郎「まあ、九十九割くらいネタのつもりだったんですけどね」
和「十周しないと本気が混ざらないんですか」
京太郎「真打は裏にあるんですよねー」 ペラッ
京太郎「これ!」
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org160508.jpg_VlJjwFHQyOaGBd7GzUtx/light.dotup.org160508.jpg
まこ「!」
優希「おおっ!」
久「あら」
和「上手じゃないですか……」
京太郎「いやー、書くのが大変でしたよ」
京太郎「構想に8時間、下書きに9時間、色塗りに13時間かかりました」
久「無駄に情熱注ぎすぎよ」
まこ「な、なんか照れるの……///」
まこ「わ、わしがこがな風になれるとは……とても、な……///」
京太郎「いやいや、なれますって」
京太郎「というかせっかくだし今度、こんなカンジにしてみてくださいよ!」
まこ「なっ……」
まこ「そ、それはな……」
京太郎「まあ、人間中身って言いますし……」
京太郎「オレとしては、今のままでも十分いいと思うんですけどね」
まこ「!?」
京太郎「でも、たまにはこんなカンジもいいんじゃないかなーって」
まこ「そ、そうか……?///」
まこ「な、なら……」
優希「でも、染谷先輩ってこんなに髪長くないじょ」
まこ京「「あ」」
久「それに、コンタクトって高いわよ?」
まこ京「「」」
和「染谷先輩のイメージチェンジは、だいぶ先になりそうですね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まこ(まあ嬉しかったんじゃが……恥をかいただけのような)
まこ(割かし困った奴じゃからな、コイツは)
京太郎「ぶちょー!ファイトォォォ!!」
まこ(普通にしてればいい奴なんじゃがな)
京太郎「くっそ、ここは全裸になって応援するしか……」 ヌギヌギ
優希「服を脱ぐ意味が分からないじょ」
まこ(こがな奴じゃからな……)
京太郎「ヒャッハー!全裸だぁ!」
優希「服着ろ犬!」 ゲシッ
京太郎「あぐっ!?」
まこ(ま、先が楽しみでもあるんじゃがな)
まこの好感度がぐーんと上がった
と、ここまで
今日は中堅戦やれないな……
昨日からスーパー上埜タイムが来てて、ヒッサの妄想が捗ってるのになあ……
夏祭りとか、楽しみだなあ
それでは
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i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <おやすみ~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
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、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:.、.:',.: ,.: . :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄
そういえば、先鋒戦のときにこれを張り忘れる痛恨のミスをしてました
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org160542.jpg_Hd408Kf0Z2q1pajgLz1C/light.dotup.org160542.jpg
こんどこそ
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i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <おやすみ~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
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;`:、:: 、、:、;`;、、:、、:、:、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.:.、.:',.:;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐''゙  ̄  ̄
zzz.... , 、、., ,、、. ,,、. , ,、、. ,,、
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そういえば憩ちゃんと優希の好感度が並んでますね
清澄勢はここ最近結構上がってます
それでもキャップには敵わないんですけどね
中堅の前半戦書けたんで投下して行きます
アニメ見てるとやけにヒッサが可愛く感じるんですよね なんでだろ
カシッ
久「ん……」
ドラ表示牌:九萬
二五萬 3899索 ①④④⑦⑧筒 發北 ツモ ⑤筒
久(微妙な手……)
久(配牌五向聴から和了れる確率どれくらいだったかな……)
久「」 タンッ
打、北
久(和ならそういうの考えたり、効率良く打てるんだろうけど……)
久「………」
久(私らしくないな、緊張してるのか……)
七巡目
久(自分にない能力を今更羨んでも仕方ない……)
久(今は―――)
久(自分のやり方で――自分らしくいきましょう――!!)
カシッ
久(あらー………)
五萬 38999索 ④④④⑤⑥⑦⑧筒 ツモ 三萬
久(ドラそばの二萬切っちゃってるし……)
久(これで一萬を引いたら泣くわね………)
八巡目
カシッ
つ一萬
久(ドラ………!) ヒクッ
久(完全に裏目った――!)
久(いや……)
久(このツモに意味があると考えましょう……)
………………
………
カシッ
久(来た!)
一三五萬 999索 ④④④⑤⑥⑦⑧筒 ツモ 四萬
久「リーチ!」 チャッ
打、⑧筒
京太郎「うぉっ!!」
まこ「五面張捨ててドラ単騎……」
優希「なんか、部長らしいじぇ」
京太郎「見てるこっちはヒヤヒヤするんだけどな……」
「え、えーと」
「清澄高校竹井久、中堅戦最初の先制リーチです!!」
靖子「ドラ単騎地獄待ちか……」
京太郎「地獄単騎か……なんか、かっこいいな」
優希「ヤオチュウ牌のドラ単騎自体は割りと普通だじょ」
優希「地獄待ちなら普通しないけどな!」
まこ「部長は大事な場面では、悪い待ちが多いけぇ」
京太郎「何でなんですかね」
まこ「和も入部したばっかりの四月ごろ、部室のパソコンで部長の牌譜を見つけてえらい噛み付いとったのう」
久(和が見てたら、また怒るかしらね)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
和「私、理解できません!」
和「どうしてわざわざ悪い待ちを選んでるんですか?!」
久「えっとね……」
久「私も普段は合理的な打ち方をしてるでしょ?」
和「じゃあ、どうしてあんな打ち方が混じっているんですか?」
和「この先、公式戦でもあんな打ち方をするつもりなんですか?!」
まこ「やっとるねえ」
久「私、なぜかここぞ、ってときほど良い待ちで和了れないことが多くてね」
久「悪い待ちのときほど、和了れる感じがするのよ」
和「それは偶然です!錯覚です!」 ズイッ
和「一時的なランダムの偏りを、流れとか、ジンクスだと思い込んで、心を縛られているだけです!」
久「………」
久「和、世の中いろんな考え方の人がいるのよ」
久「あなたみたいに、運に頼らず、何千局というスパンでの勝率を上げようとする人もいれば」
,. --―-- 、
r---l>' rヽ. ,-┐
| / / / ./ ! | .Y }
V.// / i ! i ハ i. | iミ .}___
// | ll ムムハ |ト、 ト-レH |_,ィ个 、く /^i
ハ!_!.! !トレテト ヾ` 行ヒくリノ}/ ハ 〉 / |
\|_ト、トトミ込! 込! ´ リ゙TTi Y / |
l | ハ:::::: ' ::::::: _./ ! i i ハ l |
=====、-、 // i ヽ. ー / / ! i i ハ l |
| | // i / l` ┬ ' ´ | ./ ! ハ i ハ ! !
| | // ! / |____| l/ ハ i ハ ___! |
- 、. | | // / ̄/'"´ _/ / リ、! i .} /. |
|. | | // / / / ̄` ´ /!レ //ノ `Vハ! i |
|. | | { { / / |: / l.| /イ i iハ .i |
|. | | X! ! ノ、 ! / / !| i {_ _ _ _ _ _|_i ハ. !
|. | | {_ V >-ミ7ヽi/ニエエ式 lハ_i_i__i_,i_ィン〈 } |
|. | | シ./ { >{二}< /\、ゞ / ノ / |
|. | | ノ { \___/ハ\` / 廾≠イ=0コ i |
|. | | ./ ヽ. / ハ ハ ̄ , ィ' | /〈!ト' i |
|. | | ,/⌒ヾ /`7 i i ハー┬ ´ / .!/ .| i |
__.,!. | |二-- `/ i \_|. |_./ i! / ノ | i ./ ̄7i
| |/\ _ ノ ir'⌒ i!` ー--才´^⌒)==/=.〉. i/ //
______.i._リ <>ヽノ _  ̄ ̄ """""''''''''''''''' ‐‐‐‐‐---
互互互互互互互互互互互互/l
≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠//
久「牌に流れがあると考える人もいる」
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::::__`ー-、::;:::::::::::::::レ':::::::'<__;::-‐'二´::::::... | / | /
====ミ、`:::::::::::.. ..:::::::=ァ==========≡、 |/ :;:イ:|
o:::! ゛:::::::::::::::.. .:::::/ !っ:::::o:::! /´ | /::::|: }
;ノ.......:::::::::::::::::::::::.. :::::::::::.... ー--‐' ´ | /:::::: /
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:::::::::::::::::::::::::::::::::/: | |
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::: / | |
:::::::::::::::::::::::::::::::::::: __, -‐'´ /-、 i ハ|
::::::::::::::::ー――::'::´ /\ | |゙、l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: イ / ゙、|
久「はたまた、超能力めいた不思議な和了りを連発する怪物もいるし……」
,r==ミ
__ 〃////〃⌒\
〃/_ノ __ ト.、 {{//人〃///∧ハ〃⌒i!_
f⌒〈/,'|| ///__ノ ∨ハ `¨" {{//,'ノ///,{{//〃//}}
,r='ヘ/∧/¨´/// ∨∧ `Y´/////`¨´{{//〃
/∧'∧ハ__ノ///〃 廴:\ ___/ノ////////込ン1!
〃/∧'∧/////{{___ `ト| ({ ̄ ̄ ̄`////////////
||///∧_ノ////// ̄ ̄ ̄}) / ̄ ̄>.、 |:| ゙ー==ミ_、///////,/
||//////////>== ´´<___/ `ヾ、 i! }!/////〃
||////////if´ >⊥ュ、 }}////,〃
.ii////////|| ./ i!i!i i!i! ヽ 〃///,'〃
ii////////!! ,.ィニニニ/{iニ={!,{ル広 勾| || 〃////〃
.∨//////|| // / iル'::::从≦ゝ圦 r=ヲ,/,リ|\ 〃////〃
∨/////{{ {{_⊥zz{:::::::::::::} /r‐≧r/ /.⊥_ ヽ /'//////'
.∨////∧ /.ィ´ .ゝ‐rr≦ ,ィ.,{rzイ/ { {. Y ハ /////,'/
∨////∧ {' / /__廴!{ /,∠__/ |{ | ト、_r'/\}、_ ////,/
ヾ.////∧__! ///>{ { |' /ャ--'^ー}ハ.八! ト、.\ \>:.、___///,/
\///////∧{/ Ⅵ r/ /' /\\} ハ Yハ__ヽ\/////,/
`込ZZ> ´ ヾ,rr' `ー―八≦≧iヽ | } {r‐‐} `¨¨¨´
i´ {:{ / /:7 く |//,、 〉
/.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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|八{.:.:.fレ'\ |.:.:/j.:.:.:.:/i.:.:.::|:::::.:.:.l.:.:.|
,...---ミ //∧.:ハ_〉ぅ `l.:.:{/.:.:.:,'斗―|.:.:.:.:.リ.:.:′
/ ̄ ̄⌒>=弍犲ハ 斧ミメ乂: 彡イ ./::/.:.:.:.:/.:/
/ / ` ̄`} `''’ f斧ミメ::イ/./:}
_ -―へ ' `''”.∠/// /
/ / / . 个 ー <r< /
/ .{ / j i { ¨¨´/' /j:「 \
r'⌒ | // | ヾ 〃_彡リ | ヽ
/ ̄` ー--rヘ { 乂〃. ヽ/ ̄/ ̄ ̄`7 / ∧
/ /⌒ヽ __/ У / /Y ./
/ / У / ./ / ト、 / 〉
. / r'  ̄ / / { / / } V 厂ヽ
厶斗- ' __彡 / 乂 / / / ト---<ソ⌒
./ / }ト、/ / / 〉
こ{ / }三ニ=-- --=≦ / }
久「麻雀の精霊と力を合わせて戦う人だっているわ」
__,、,-z
. 〃 〉 ス
ノ ((从从ル カピー!
. "ヾ(l ゚ -゚ノ"
(`・ω・´) キュー!
-='ヽ、 _,、_,、
. `y'´ / V ヽ
! j !゛゙》"i l ブルーアイズ!
ノノイ.ノ゚ ー゚ノ.リ、
,、-‐'/
, ''": , ' , -、 λ
.,、‐' :::::: / _,、‐''" :::/ー , | ,
/ :: :::: / , -‐''" ,::::::::/ /、 |.::.|
/ . :::,、‐'''" .......::::::::::::/'':/.. .,ヽ .|.:::.|
, .: ,、‐'"........:::::::::::::::: _,∠ -'"::,、ィヘ、-‐,:::.|
. / .:: , ‐' ..:::,-、―- 、,、-‐'''"´''''ニ=―''''' "´// .::|
/ .::: / .::::::::ムィノフ///‐'''" ̄ ,-‐''"、‐'く// .|
. / .: , ' ..:::::: ://―'/‐-、'´ ー―‐`ニ=‐ |
/ / / ̄ フ/ ,、-‐v'V'" ) =ニ二`ヽ | .|
/ ., i~´_,、-‐''ト'`´∠テ' / ̄、 ̄ ̄ ̄ヽ=‐ヽヽ | l
.l l_,, ンv V`´. | .NV/ /..._,、- |ニニl | | ,
l ーY´ :::::_|ヽソ/‐''" /、 ノー―l | //
l ::::::: :::::::::::::lソ/ .///ト----| |// ガアアア!
| ::::: .. ::::/ '´`''‐、__,、-‐ /' 人___/.//‐ニl、
| :::: /| , '| /:::::_ ノ,-‐‐ 、 /:_/ー-- /.//7ヽ .ト、
| ::: / / / // ̄ フ`T ̄| ...:::| |/ `ー--./ l./| .l:::::|/! |
| .: / / / レ ,-''"`)ノヽ.ノ ..:::::::ノ |::、ヽ-- /ィヽ | l:::: ./!/ノ
| / / / ,--/ >/'''ヽニ=、-‐'"::::: ヽ::ー/ レ'´|..::/ レ
| , .レ / | /´ / /フ´)/::::::::::::: ヽ イヽ' ̄ ヽ'
| , /) !' }| l./ /(:: ,,、 -/ /:: ,-''" ̄
| | .Hノ ::::::::|.レ .レ _,,、-‐'''" /.. _,、/__,-、
| / H ::::::ノT''''フー''-‐'' | ./:::::/.. ヽ
レ y' :::,ィ´ ーイ ̄ /|_ィ' ::/:::::::::::::::..../
, ヘ>へ\/ 人tt--フー‐'" __ フ 7フヽー‐''
..// ̄)-、 ) /`'''ー''" ,、‐ィ´ / /ミ/´ __
/, フ// ,-イ- / .∠ -<_ヽ' <´ヽTヽヽ
レ レ ー''" `ー‐---' ー'~
/ ̄ ̄ ̄\
.__ ,. -‐‐- ., | あ そ |
{;:::)-、 、.>'::ヽ .! り ん . |
ゝ::/ /( ,イl! ト:::::::/ l え な .|
/:|!::|-,/- ヽ( |;-ハ} ::||::ヽ ! ま オ |
. ヽ:|-'; -tッ- -tッ-7'.|'"´..l せ カ .!
| ヘ'' 丿.l ! ! ん ル !
. l!l ゝ .⊆⊇ <| l!l | ト |
jl | .l .ハl .\___/
ノ丿 jノ .j
久「オカルトか。つまり私がここ一番で悪い待ちにしてしまうのも、オカルトってこと?」
和「そうです。大事な試合だからこそ、その一回の勝率を上げるために最も論理的な打ち方をするべきです」
久「じゃあ、あなたは……」
久「たった一回の人生も、論理と計算ずくで生きていくの?」
和「う……」
和「それとこれは話が違いますし……」
和「私も小学校の先生とか、お嫁さんとか、色々なってはみたいですけど……」
京太郎「じゃあウチくる?」
優希「残念!のどちゃんは私の嫁だじぇ!」
和「二人ともどこに潜んでいたんですか」
京太郎「和は夢まで可愛らしいんだなぁ」 ホッコリ
優希「のどちゃんだからな!」
和「………そ、それはともかくとして!」
和「麻雀は1回きりじゃないですよ!」
久「そうね……」
久「でも私にとって……」
久「インターハイは今年の夏1回きりよ」
久「それにね……」
久「悪い待ちにして負けてるのなら、理論派にでも何にでもなるけど……」
久「私、ここ一番ってときほど確率の悪い待ちを選んで……」
,..::::::::::::;::::::::::ハ;' \::;k;ヾxヘ⌒ ,,>、:ヽ;:::::::::::::::::::::::\
. /::::::::::::/:::::::::イ ヽ ' 〆' ,;;≠ヌミヾ;:!;::::::::::::::::::::::::::ヽ
i:::::::::::/:::::::i::/i /' ;彳::::::::::::::ヽi! |::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::::::i :::::::i::i:.| " 斤ヾろ:::::::::c} |::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. !::::::::i ::::::::i:i. | ' ゙ゝ;:::::::ノ |::::::::::::::::::::::::::::::::} それでいつも勝っちゃうのよね
!::::::i ::::::::::レ|"` // |::::::::::::::::::::::::::::::::}、
.!:::::i ::::::::/i | _`__ _ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
. !::|| ::::::':!| レシ;キ=ミ; {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、_
゙:i|.::::::::::|, ;il゙ヘ;:::::::::::ヽ , \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::~ヽ,
:iト::::::::::'l:;ゞ、 ゝう;:::゚ノ , / l `ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. !| ゙、::::::::|ミ\. / / / `ヽ、::::::::::::::::::i~\:::::|
:i|. \::::|;::::::\ i l ! ー- ' ゙ミ::::::::::::::| ):/
'i! \.{:::::::::::\ / i:::::::::::ソ '
'! ヾ; ::::::::::.ヽ.._____ , .イ" ノ:::::/
. \ \ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ {:::::/
ヽ ゞミ,;;;:::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::/i\ , ヾ;:i|
 ̄ ̄ ゙ ミ、::::::::::::Y ,イ ヽ ./ /j
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京太郎「ゴーゴーぶちょぉーっ!!」
優希「いけいけーっ!」
まこ(ここにいるわしらも、アンタの言う悪い待ちの結果じゃけえのう……)
星夏(あ、聴牌……)
星夏(ドラの一萬を切れば、安めでも5200……)
星夏(私から二萬は4枚見えてるし、1-4待ちはない……)
星夏(あるとしたら、単騎待ち……それも、地獄単騎……!)
星夏(でもこの人の牌譜は………おかしかった……)
星夏(………)
星夏(いや、悪い待ちなんて他にもたくさんある!)
星夏(ドラはいつも危険だけど、見える牌から考えればむしろ、安全な部類)
星夏(キャプテンに励まされ、この2ヶ月頑張ってきた……)
星夏(校内ランキングを78位から5位に上げる間、どんな打ち方をしてきた……?!)
星夏(この手、この状況で、降りる打ち方はしていない!!)
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::ヾヽ ̄ ̄`ー-、:::\
゙、 ゙、 i::::::::::::::::i'i:::::::!ヽ、 ゙、:::::゙、
゙、 |::::::::::::;ト::| Vi:::| ゙、:::::゙、
´`ヾ、r-、 |:::::::::|´ ゙:| V |::::::::ヽ
ヽ __丶、 \ |:::::::::| ,. |::::::::::::ヽ
.//\ヽ \ !::::::::| ー-、_ , i,_/.,. |'!::::::::::::::ヽ
/ \ \ i::::::r、 ,----、::: ' ̄ | }:::::::::::::::::ヽ 通らば、リーチです!!
\ > \ ヽ::.!`i i |´:::::::::::::::::::::::>
\_./ \ \ ゙、;::.、_ ' i:::::::::::::::::::::/
、 \\ \ \ __ ヽ\ヽ , -==ァ /--――''´
. \ \\ \ \ / \`ー、 ,__-rr――--' ̄\ 、 (__,.ノ /-、_
\ \\ \ \ ヽ \' \\ ゙、 `ー-、_,.ノ 〉 `ー-、_
\ \\ \ \ー-、_\ !|i / ̄ ̄`i ゙、 __/ /|\
\ \ \\ \ i / ,. < i / / /./ ゙、
___\ \ \__/ / \\ i--―'/ /./ハ i
 ̄ /丶\ \\ i / / / / V |
-、_ ヽ / /ヽ /\\ i ./ / ./ / | |
ダァン!
:::::::::::゙l::゙l:゙l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
::::::::::::゙l::゙l:゙l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
:::::::::::::゙l::゙l:゙l : : : : : : : : : : : : : ;
::::::::::::::゙l::゙l:゙l i : : : : : : : : :
:::::::::::::::゙l::゙|:゙l `、 イ : : : : : : i
::::::::::::::::゙l:::l|:゙| ヽ. ,,、 /
::::::::::::::::::゙l::lll:゙l `、ヽ、 /::: 通らないな……
ヽ::::::::::::::::|::||:ト `、 `ヽ、 /::::::
:::`、:::::::::::|::|ト:| `、 `-、 /::::::::
::::::`、:::::::::|::|:|:::`、 ヽ、 `ヽ、..._ ,, 爪::::::
:::::::::ヽ::::::|: / ` 、_  ゙̄`'ー‐‐---------ゥ-‐'' /::/::::::;/,
::::::;;;;;;`、;;ノノ `、 `ー--、......____,,,....,、、‐'' ,/::/:::::::/:/
二,,,、、_z `、 ,,,/:::::ク::::://
::::゙l::::|ト ハ `、 ,,,//::::::;":;;/ /
:::人::ハ::::::`、 ヽ ,,,,,,,, ∠ニニ=== _ク/
::::::::Y::::\:::`、 `ヽ、,,,,,,,, ,,,,,,/:::::::/::::ハ::::::::/
久「ロン!」
一三四五萬 999索 ④④④⑤⑥⑦筒
星夏「うっ………!!」
カシャッ
九萬
九萬 ←裏ドラ表示牌
久「リーチ一発、ドラ4」
久「12000!!」
星夏(キャプテン………!)
智美「その手で……八筒切りリーチて……」
一(なんだこの人………バカなのか……?)
一(それとも……)
久「ありー」 チャラッ
一(衣に近い生き物なのか……?)
まこ(やったな……)
京太郎「いいぞーー!!ぶちょぉーーーー!!!」
優希「ヘイヘイ風越ビビってるゥー!!」
久(ふふっ……)
久(『ありえない』って顔してるわ)
久(けど、その『ありえない』がそのまま私のアドバンテージになる)
久(あえて悪い待ちを選ぶ。そして和了る――)
久(それが私の打ち方)
久(そして……)
久(これが私自身!)
………………
………
星夏(また聴牌……)
星夏(この赤五筒は通るのか?) ゾクッ
星夏(捨て牌から見れば割と通りそうに見える……)
星夏(さっきはリードを守ってオリるべきだったのかもしれないが……)
星夏(ここは取り返すためにも……)
星夏(攻める―――!) ダァン!
星夏「リー「ロン」
星夏(え?!)
久「タンヤオ三色ドラ3……)
,, ----
, ": : : : : : : : : : : :`ヽ、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
./: : : : : /: : : : : : ://: :イ: : 小: : : :ヽ.: :l
l : : : : /: : : : : : :/ // /: : / 丶 : : : l :l
|: : : :/: : : : : :/ {{ // / ヽ: : : l :l
|: : :/: : : :// ./" |: : : l :l
|: : :l: : : // ,, ≠-- i: : : : l| インパチ
|: : l: : / `ヾ、 / __ l : : :l :l 18000……!!
|: : |: /.Y´{::`ヾ、 ィ´:::::::}`ヾ.l:l: : :l :l
.l : |/A.ヾ O、::::ノ O-″ノ Al : :l::/ rー-、
l lヾ:小 ` .,'ノl: :// ヽr ヽ ,, -─ -、
l ', :.:.ハ 丶 /: :l::/ }ー"ヽ ヽ 、
ヽ:.:.:ハ ___ /: : :/ / `ヽ. 丶ヽ
\: : :> . `ー-- ´ /: : : :/ / 丶 } l
\彡ノ `丶、 . ィ ´{´|: : ̄ヾ_ _ _ / /_,, - ´/ / l
|ヾ: : : :\ ` ヾl: : : : : \ / / ゝ、/ l、
,, '" | :ヾ: : : : : \ |ヾ: : : : : :\ / _ ,,ノ / ./ 丶ヽ
,, " ヾ \: : : : : :\r -‐ |ヽ: : : :ヾ:ヽ ノ /´ / r- ''"ヽ ./ / ',:::}
/ `ヾ: \: : : : : 丶 | リヽ: : }:ノ ゝ、_ノ/ / / /:::', し´ ヾ
/::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
/::::::::::::::::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/:::::::::, -‐ ´| | | | | | ヽ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ヽ川川川川 / '::::/::::::::'| | | | | | | | ヽ:::::{',::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ミ 彡 ./::: :::::l | | | | | | | | | | ヽ:} ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::
.ミ 彡 {:::|:::::::ハ | | | | | | | _ ハ \:/__` ,:::::::::::
ミ | ま 彡 ゝ:',:::i::::ゝ、 , -‐ ´ ` { 〉 }::::::::
ミ | た 彡 ヽ ミゝ ヽ _,.,, \´ , l::::::::
三 | で 三 ヽヽ /  ̄ // }:::::::::
三 | す 三 r┤. ´"" /´ /:::::::::::
三 | か 三. y〃 υ , ´:::::::::::
三 | 三 /〃 / ヽ:::::::::::::::
三 !!? 三  ̄ヾ __ ,::::::::::::
彡 ミ. ヽ_,. ._'"___`ヽ ヽ:::::ヘ
ノ川川川川川ヽ } - ー‐‐ - ゙ / ヽ´
\ , ソ
ヽ, ィ´ /
ー ', /
………………………
………………
………
久「テンパイ」
智美「ノーテン」
一「テンパイ」
星夏「ノーテン」
チャラッ
星夏(また四面張を捨ててそんな待ち……)
星夏(団体戦ルールじゃなかったらとっくに飛ばされてる……)
星夏(キャプテンが積み重ね、吉留先輩が大切に守ってきた点棒を……)
星夏(たった2局で奪われてしまった……)
一(これでボクの一人沈みか……)
一(マズいな、そろそろ止めなきゃ……)
久「」 バシュウン!
一「?!」
久「ツモ!」 パタッ
/ | ○
/ . | _ へ)
> "´==フ/7
二 / ノ ' _' イ
/ ツ / / " , -―- 、
/ / / / ヽ
/ / / / ィ ヽヽ
. / / ' ,' / / {イハ ', i
/ ' / |i { ./、 _ -ヽ } .}
イ {ヾュ_.. |{ |イ泛 泛ゝ! | リ
ヽlil リ }i \_ '从 リ 〃
トイ、// /‐=ミ、ノ=ヘ ` ´ ィ=イ
¨匚/ / / r'´ / 人}`´ !マ、ヽヽ
l|{,,,,〃| ̄`ヽ { イ イ }` -‐/{ハ ハノ≧
i | '||i !| ||ヽ |ヾ从ゝ | ̄ 7 V从{ /ヾ
||! ||lii '"川へ-、∧ ヽ l / ,ィ/ i ハ
||| !|¦ '{ \ ≧∨ zイ /_} / ', \
r-―、 ||i ii|| __.! `¨匸r< ¨}、 } | ヽ
! _| ― / il| 川 / ハ __// リ \ } ヽ
l ア. / 〉|| i |i / ,_イ / ̄¨¨´ / L_-=-
' { 从火 |  ̄´ j | /⌒ヽヽ
. /二二二二二二从人从二二二二二二二二二二二二{ i| | | イリノ
. / /-/jイ-イ-イ-イ-イ-イ-イ-イ-イ-イ-イ-イ云ハ{¨´
久「4200オール!!」
智美「え……」 ドンビキ
一「うわ……」 ドンビキ
星夏「また……?!」
京太郎「ヒューッ!!いいねいいねぇ!!」
優希「カックィーじぇーっ!!」
まこ「うちでやったら出禁じゃがな」
まこ「さすがにマナー悪すぎじゃろ」
京太郎「なに、相手と牌をリスペクトしてたら、あんくらいは許されますよ」
まこ「どう考えても許されんじゃろ?!」
靖子「おっ、ひっくり返ったな」
「こ、これで清澄高校が1位に!」
「中堅戦開始早々、竹井久による怒涛の逆転劇です!!」
久「」 シュインシュインシュインシュイン……
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...、
/::::::::/::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::;ハ::i:i:::ヽ:::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
,i:::::::::i `N从;::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
i|:::::::i|. / \::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|l:::::::l、 / ,__. ヽ;!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
|i;:::::::lヽ 'ヘゝ。i /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|!\:::ハ ゞ' !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
/ノ ! ヾソ '" |i;::::::::::::::::::::::::::::::::::/
/'ニ;フ \ ノ |ヾ、:::::::::::::::::::::/
.l,/^ー'--、_ ー ! , ゝ、;:::::::::;/
/∠ニT"^l.ヽ. ` -,,=,,く 〉=iヘュ_
| .yヘ_L__ト | /:::::::l∧ /::::::i:`v'"\
. ! i / , _./::::::::::::/ /:::::::::::::::::| ::::::::: \
. | ヽ / ,r"./:::::::::::::/、./:::::::::::::::i::/ ::::::::::::::::::\
. | },/ /|::: |:::::::::::/─ !;::::::::::::;/"::::: __,,-‐=ニヘ
| ;イ / .ト:: |/|:::::/ /|::::::::::/ :::: // \.ハ
. l l / l ヽ:: |::/|/:::::::|::::::/ :://  ̄ ̄\ } l:|
l ! / \ l、 ` !;'/_ --‐‐l:::/// ∨ .l:|
. l. ' / _ !/`ヽ、L/ ̄ ̄!:'__/i/ / l:|
l ゙ 、 ,-、r'-、 ̄ ̄ / / / ̄ ̄ ̄ / // l:|
' ヽ. _r'` `ヽヽ. i /ーl i / ̄ / ./ l:|
. ゙、 \'、 | | /:::::::| | / /ー─--l:|
ヽ ヽ、 ,,‐=-、_/|./:::::::::| l _/ ̄ ./r───、|
ヽ ゝ,/::::::/ ̄<`ー─-、__/ ヽ. / /
\ i|:ヽ;::::::/ \ i / /
\ ,:j::::::::X{ \ / ヽ /
`、_/ー-‐" \, \ , / Y
 ̄ ^ー - _ / |
京太郎「やったあああああああああああああああああああ!!!!」
まこ「久の奴から気が出とる」
京太郎「カアッコゥィーーーーーッ!!」
優希「さすが部長だじょ!!」
京太郎「逆転!逆転!逆転!」
優希「1位!1位!1位!」
京・優「「イエーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!」」 パァン!
一(手がうずく……) ジャラ
一(手品を使いたいんじゃない……このピンチが、色々と思い出させるんだ……)
一(透華は、手品を使わないボクを買ってくれた……)
一(この鎖がなくても、ボクは真面目に打つ……)
一(もうあの時のような思いは二度としたくない)
一(信用を得るためにこの鎖が必要なら、戒めを抱えたままでいい)
一(どんなピンチでも自分を曲げない――!!)
まっすぐ
一(正攻法なボクでいく!!)
__
//⌒`
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_....::::―――::::--、_{r、/..:::´::::::::::::::::::\
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{ |:::/:/::::_//::::|:::::::/:::/ |:\_∧}::::::::: ∨::::::::::}:、、::| Ⅵ
Ⅳ::{:::::/ {\:{::::::| {::l |:::' !: |::|:|:|::::::::::::|:::::::::: ':::| }:| リ
/::::::从{汽≧从:::| 从-}/-|:/-|:|:|::::::::::::|::::::::/:::::| /
,:::::::::::::} _,刈 \ ィ==ミ://:|::::::::::::|::::::/::::::, リーチ!!
{:::::::::::::: Vソ _ノ刈ヽ:イ ::::::::: |^Y}::::::/
|::::::::::叭 , Vzソ ノ |:::::::::::::|ノ/::::イ
|::::::::::::| 、 __ __∧,ィ|:::::::::::::| /´
、::::::::| \ ‘ ー` 〉:,、〈,:::::::::::::,
\:从 ` ー r-==≦ | /:::::::::/
\ ,ィ⌒| /:::::::イ⌒\
/´:./:/ /´:./:./`ヽ:.:}
星夏(今度はこっちか……!)
智美(ワハハ)
久(来たか……) トンッ
一(あんなめちゃくちゃな待ちをするのに、きっちりオリるんだな……)
一(出和了りはハナから期待してないけど……)
一「ツモ!!」 パシッ
一「3300・6300!!」
………………
………
「中堅前半戦、終了―――!」
「区間での獲得点数は、清澄高校の圧勝だと思われましたが!」
「龍門渕高校が少しずつ追い上げ、現在4校の点数は横並び!!」
「試合はまるで、振り出しに戻されたかのようです!!」
「しかし風越は苦しい展開!中堅戦開始時の圧倒的リードを、あっという間に吐き出してしまいましたー!」
智美「あ~~」
智美「全然和了れなくて、あったまくるなー」
久「人間は、一番弱いところにくるのよね」
智美「?」
智美(えーっと……)
智美(弱いところにくるってのは……)
智美(腰が弱い → 腰にくる)
智美(?が弱い → 頭にくる)
智美(?=頭………ってことか!)
智美「むむっ!!」
久「ふふっ」
星夏(清澄の悪待ち……)
星夏(風越には、あんな打ち手はいなかった……)
星夏(いったい、どうすれば……)
バン!
美穂子「はぁ、はぁ……」
星夏「きゃ、キャプテン!」
美穂子「はぁ……はぁ……はぁ………」
美穂子「上埜さん……」 ボソッ
久「んぁ?」
はいここまで
では、またあとで………
できれば明日中に決勝を終わらせたい……
日付跨いだけど投下
これ絶対今日中には終わんねえな(確信)
「決勝中堅戦も前半が終わり、まさに折り返し地点に達しました!」
「戦う4校の得点は、この折り返しで仕切りなおしの様相」
「なんと、4校の得点が上下1万点以内という信じられないほどの激戦です!!」
久「?」
美穂子「………」
美穂子「」 フゥ
星夏「キャプテン……」
美穂子「文堂さん」
星夏「わ、私……」
星夏「私のせいで、みんなの点が……」 ウルッ
ギュッ
星夏「!」
美穂子「大丈夫。あなたのせいじゃないわ」
美穂子「落ち着いて、自信を持って」
京太郎(福路さん………)
京太郎(後輩を慰めにきたのか)
京太郎(ずいぶんと、後輩思いなんだな………)
美穂子「いつも通りがうまくいかないこともあるわ…」
美穂子「あまり気負わないで、自信を持っていきましょう」
美穂子「それにこれはどちらかというと私のせいだわ……」
星夏「えぇっ?!そんなことないですよ!!」
美穂子「ひとつだけアドバイスしてもいいかしら」
星夏「え……はい……」
美穂子「」 ゴニョゴニョ
久「うーん……」
久(風越のキャプテン……どっかで見たことあるんだよねぇ……)
ガチャ
和「ただいま戻りました」
京太郎「おかー」
優希「のっどちゃーん」
まこ「ちゃんと寝れたかー」
和「はい。おかげさまでだいぶ楽になりました」
京太郎「おっ、衣ちゃんにエトペン返してもらったんだな」
和「衣ちゃん……?」
和(あ……)
和(あの子の名前ですか……)
和(衣ちゃんという子だったんですね……)
和「ええ、このとおり」
京太郎「そか、よかったよかった」
和「さっき見たら宮永さんはまだ起きていませんでした」
和「私の試合が終わる前くらいに起こしに行ってあげてください……」
京太郎「ああ」
まこ「和、ほれ」
和「?」
まこ「バナナ」
京太郎「バナナァ!!?」
優希「部長からだじぇ!牛乳もあるじょ!!」
京太郎(オレのバナナもいるかい?………とは言わないのが紳士)
京太郎(オレは紳士なのでそんなことは言わないのだ)
和「はぁ……」
和「そういえば、この前そんな薀蓄を言ってましたね……」
和「ところで………」
和「ずいぶん場が平らになってますね……」
まこ「わしがヘマこいて削られた点数を部長が取り返してくれたんじゃ」
京太郎「部長ってもしかして神?」
優希「神とはいかなくても相当すごいじょ」
和(この試合が終わったら私の出番――)
和(さすがに決勝ともなると緊張しますね……) ギュッ
久(んー……)
久(みんな現物でオリてくるようになったか……)
久(出和了りしにくくなってきたな……)
久(でも逆にそれを利用できるかも)
星夏(清澄に先制テンパイの気配があったらまず現物……)
星夏(安牌がない時はまず生牌から……っと……)
一「」 カシッ
468索 ③④⑤(赤)⑥⑦筒 三三六七八萬 ツモ ⑧筒
一(両嵌のほうが残った……)
一(モロ引っ掛けになっちゃうけどしょうがないな……)
一「リーチ」
久(高そうでイヤな感じね……) カシッ
345(赤)77索 四五萬 ①②③③④⑤(赤)筒 ツモ 7索
久(ここで七索?)
久(この牌が来た意味って……)
久「」 ニヤ
久「リーチ!」 カシャッ
打、五萬
「お、追っかけリーチだーーーーーーーッ!!」
「清澄高校竹井久、七索ツモ切りで振り込むかと思いきや三色を捨てて追っかけリーチ」
「しっ、しかもこれは……」
靖子「和了れないな」
「空聴リーチです……ッ!」
「悪待ちにもほどがあるぞーーーーっ!!」
和「空聴リーチ……?!」
京太郎「なっ、なんでェ!?」
優希「さすがにこれは意味不明だじぇ」
まこ「アレじゃな、脅しじゃ」
京太郎「脅し?」
まこ「他校をけん制して、龍門渕の手を潰そうとしとるんじゃ」
星夏(この人が先制リーチをかけてきたらもう……スジとか字牌とか関係なくなる……!!)
一(ボクの親リーが怖くないほどの打点と待ちなのか……?)
久(このリーチは和了るためのものではない……)
久(前半に見せた和了りの幻を利用した威嚇……!!)
智美「」 キュッ
①①②②④⑥⑥⑦⑦⑧ 南南南(ポン) ツモ 7索
智美「………」
智美(まだ一向聴だしなぁ……)
智美(7索はスジだけど清澄が怖いから……)
智美(ここはベタオリだな)
打、六筒
流局―――
久「テンパイ」 パタッ
一「?!」 ガタッ
一(ボクの当たり牌を止めた上に空聴リーチ……?!)
一(自分が和了って止めることとかボクがツモることとか考えてないのかな……)
一(やっぱりとんでもないバカなのか……それとも別の………)
一(どっちにしろ………)
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./ i ,,!-‐――-`、-レ'/_`_ ヽ ,..'::,.<
京太郎「す、すげえ……」
優希「部長にビビって、鶴賀がオリたじょ……」
まこ「前半戦の大暴れが効いたのう」
和「それにしても、理解できません……」
和「なぜ、空聴にするんでしょう……」
京太郎「でもあそこで部長がもっかい七索引いてたら……って」
京太郎「あっ!!そっか!!」
京太郎「リーチした後も、槓はできるんだ!!」
和「その通りです。よく覚えていましたね」
京太郎「まぁな」
優希「半分くらいはバカにされてるじょ」
京太郎「何だって?!」
和「しかし今回の場合、たまたま相手の和了り牌が七索だっただけですから……」
和「須賀君は、真似しちゃいけませんよ」
京太郎「はーい」
まこ「京太郎が和色に染められていくのう」
京太郎「和色?!」
和「なっ………///」
和「ふ、普通のことを教えているだけですよ!」
優希「まあ、京太郎が下手に部長の真似なんかしたら、もっともっと負けること間違いなしだじょ」
京太郎「そんなことはないって言いたい」
まこ「言えんじゃろ?」
京太郎「辛いです……」
まこ「強く生きんさい」 ポン
雀力が5パーセント上がった
5450 → 5722.5 ≒ 5730
「中堅戦終了―――!!」
「中堅戦開始時の順位とはまるで真逆……」
「上位と下位の交代劇!」
「特に清澄高校の竹井久の活躍には目を見張るものがありました……!!」
まこ「やりおった!!」
優希「ウチがトップだじぇ!!にゃははっ!!」
優希「部長のお迎えに行ってくるじぇー!!」
まこ「出発じゃー!!」
ガチャ バタン
京太郎「そーだな………」
京太郎「せっかくだし、オレも行ってくるか」
和(今から……)
和(今から私は、あそこに行く――!)
京太郎「和」
和「は、はい」
京太郎「あんま気負いすぎるなよ」
和「はい」
京太郎「緊張してる?」
和「ええ、少し……」
京太郎「そか」
京太郎「ま、頑張れよ」 ポン
京太郎「それじゃ」
和「あ………」
ガチャ バタン
和「……………」
京太郎「うーん、もうちょい和に声かけとくべきだったかな」 タタタタッ
京太郎「ちょっと急ぎすぎてたかな?」 タタタタッ
京太郎「よく考えたら出迎えってそんなに急がなくてもよかったのかも……」 タタタタッ
ドンッ
京太郎「うぉぁっ?!」
??「わわっ?!」
京太郎「っと、すいません……急いでたもんで」
??「あっ、こちらこそ…………って」
桃子「えぇっ?!」
京太郎「??」
桃子「わ、わ、わ………」
京太郎「忘れ物?」
桃子「私のことが見えるっすか?!」
京太郎「は?」
京太郎「何を言って………って」
京太郎「?!」
京太郎(なんかこの人……下半身透けてね……?!)
京太郎(いや、顔とか腹も透けてる………)
京太郎(普通に見えるの、おっぱいだけなんだけど!?)
京太郎「え、なに……?」
京太郎「も、もしかして幽霊だったりする……?」
桃子「いや、違うっすよ」
桃子「けど………何で見えるんすか?」
京太郎「知らないっす」
京太郎「というか、何で透けてるんすか?」
桃子「あ、透けて見えてるんすね」
京太郎「そうっす」
桃子「………真似してるんすか?」
京太郎「え?………あ、口調が移ってた!」
桃子「ふふっ……」
桃子「っと、こんな時間」
桃子「それじゃ、失礼」
京太郎「ん、じゃあね」
京太郎「オレも部長のとこ行く途中だったな……」 タッタッタ
京太郎「不思議な人もいるもんだぜ」 タッタッタ
………………………
………………
………
まこ「おつかれー」
優希「ぶちょー!」
京太郎「オッス!おつかれっス!!」
久「あららどうしたの?」
まこ「可愛い後輩のお出迎えじゃ!嬉しいじゃろ?」
久「はいはい、ありがと」
優希「次は、のどちゃんの出番だじぇー」
京太郎「あっ、そうだ」
京太郎「部長、財布返しますね」
まこ「あっ」
久「? どうかしたの?」 カパッ
久「」
久「………」 ニドミ
久「」
まこ「あちゃー」
久「……………須賀君」
京太郎「はい?」
久「これ、どうなってるの?」 スッカラカーン
京太郎「ガッチャ!おいしいエビフライだったぜ!」 ビッ
久「ホントに参るんだけど?!」
久「一つくらい、って言ったでしょ?!」
京太郎「一つの種類しか食べてませんよ」
久「種類じゃなくて注文する数よ!普通に考えて!!」
久「帰りの電車代とか、払ってくれるんでしょうね?!」
京太郎「………」
京太郎「オレ、咲の奴起こしてきます!」 ピュー
久「あっ、待ちなさい!」
京太郎「フハハハハハハハハハ!!」
タッタッタッタッタッタッタッタ……
久「もう……」 ガクッ
まこ「困った奴じゃな」
久「手のかかる弟ができたみたい……」
優希「それもとんでもないバカだから困ったもんだじぇ」
久「まったく………」
仮眠室
咲「Zzz………」
京太郎「おい、咲!起きろー!」
咲「ふぇっ?!」 ガバッ
咲「きょ、京ちゃん?!」
咲「なんでここに……」
京太郎「和の試合、始まるぜ」
京太郎「あいつは試合が終わる前に起こしておけ、って言ってたけど」
京太郎「やっぱさ、試合前に激励しといたほうがいいよな」
咲「う、うん……」 ゴシゴシ
咲「ふ、副将戦だったね……行こう!」
京太郎「ああ!」
「全国高校生麻雀大会、県予選決勝!」
「ついに、副将戦を迎えます!」
「圧倒的トップで迎えた中堅戦で、まさかの最下位!」
「逆襲はなるか!名門、風越女子2年、深堀純代!!」
「順位こそ3位とはいえ、上位との点差はごくわずか!」
「健闘中の無名校、鶴賀学園は1年生の東横桃子!!」
「そして、ここにきて2位と順位がランクアップ!」
「実力を出し始めたのか、前年度県優勝校、龍門渕2年、龍門渕透華!!」
「そして、トップの清澄高校は……」
「昨年の中学生大会優勝者、1年生、原村和!!」
「今年からは、高校でも通用するのか!!」
西田「原村さん!ついに決勝戦だけど、意気込みを聞かせてもらえるかしら!?」
和「意気込み、ですか」
和「特に何も……」
西田「いつも通りということね!?」
テク……テク……テク……
和(この部屋で打つのは……去年の全中個人戦以来……)
和(なんだか少し、寂しいですね……)
和(緊張しすぎているんでしょうか……)
和(落ち着きましょう、少し……)
和「」 スー……
和「」 ハー……
和「」 スー……
バァン!
和「?!」
京太郎「よう、和!」
咲「原村さん!」
和「!」
和「須賀君!宮永さん!」
咲「はぁ……はぁ……」
咲「原村さん、頑張って!」
京太郎「頑張れ!和!」
京太郎「一人じゃないぜ!」 ビッ
和「………」
和(意気込み………そうですね)
/ )---、
〈 イ_{┌‐‐
└'‐ク }
\ { |┐
λ / ∧
〈-=彡' ∧
∧__彡' 〉
{ {
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{/ / / \\ ヽ\/:::::∧ ∨:.} /| {
. ///| | | lト、 l l イ:::∧ ∨ } l| /
| l | |l l | | l| 八从li |:::::::∧ ∨ /
| l | |l l\l\八从芹苅 i | ̄|l i/ ll /
八l | |l |芹苅 乂ツ 'l | l l||_// l| /
. /::\八从乂ツ .::::::. l | レ´// } ,/ (絶対……勝ちますよ―――!!)
. ⌒/ / / ∧ .:::. '__, ∧l| |:./{ } /
/ / / / 个ト . イ| || l/ } /
. / / / / l|| | 〕i千 /:.:| ||/ / ∧
/ / / / ||_|//-,/.:.: | || / / \
. / / / / /_|/:./ /:.:.:.八 ∨ / // \
/ / / / //:.:.:.:./ /:.:/ ∧ ∨ / / 〉
. / / / / /人:.:.:.:{/:.:/ \ \{ -‐
. / / / / / \ヽ/:.:/ : : : :}\ \'´ \ \
/ / / / / }::.:.:/: . . . . . . . : : : :| /:.\ \ \ \
./ // / ,/{: : . . . . ノ:.:.:.|: : : : : : : : : : : :八\:./\ \ \ \
中堅戦終わった~
モモとの出会いも書いた~
今日は用事があるので、平日と同じくらいしか進まないかもしれません
それでは
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::ハ::::::::::ム
i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <おやすみ~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
/:::メ:_≧-. -≦_:f⌒i、
;`;, :.:.:.:'(.__.人, .、,.||., ./、,;. 、:;. ;.、'::,. ; .:.、._ /i
;`:、:: 、、:、;`;、、:、、:、:、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.:.、.:',.:;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐''゙  ̄  ̄
zzz.... , 、、., ,、、. ,,、. , ,、、. ,,、
:. :,.::,.::,.:,.: .:'、:::,.::,.:::,.::,.:::,.::,.:':.,、.、
'.、:、. .、:、.:,.: :::,.: :::,.: :: .:,.: ::,.::,.:':.、,.:':.、、.,_
、`;:. .、:, :,.: ::、:,:, :,.: ::::,:,:,、 :,: :,.: ::`゙:.. ; .':.、 /i
、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:.、.:',.: ,.: . :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄
トシさんが50代ということに驚愕
このスレでは319歳くらいにしようとしてたけど考え直さなきゃ……
>>1は清澄大好き人間なのでギスギスしてる清澄とかハブられてる染谷先輩とか見ると悲しくなるんですよね
この画像とか完全にいじめだと思います
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org161164.jpg_GsHvCdiLodtupqTsKtLZ/light.dotup.org161164.jpg
なんで一人だけ1飜役なんですかね……
あ、副将戦は書き終わり次第投下します
副将前半戦だけでもきついっす………
副将後半戦と大将戦はもっと省略しよう、そう心に誓いました
それでは投下します
フクショウセンカイシ、3フンマエデス!
係員「対局者以外は退室願います」
咲「あ、はい」
咲「京ちゃん」
京太郎「ああ、行くか」
咲「うん……」
タタタッ
京太郎「和ー!頑張れよー!」 フリフリ
咲「頑張ってねー」 フリフリ
和「ふふっ……」
「この副将戦――注目はなんといっても昨年のインターミドル王者」
「今……日本一強い1年生かもしれませんッ!!」
「清澄高校1年原村和!!」
「そして……」
「昨年の全国大会でも脅威の和了率を見せた県屈指のデジタル派――」
「龍門渕高校2年―――龍門渕――透華!!」
透華「さぁ始めましょうか原村和……」
{ ` /,ヽ
ヽ \ _, -‐ ´ ∟_
\ ヽ / \ /λ ヾ 、
\ へ / |iミ V.彡} l } ヽ
、 ー 、 j |l ノ j| | ゝ 〉
>、 ` ヽィュ_ |i ハ ゝ, {| ヘ \i
/ \ \``ゝ, }. / ヾ、ヽ ヽゝ `, ヽ
/ | , -‐ ` ヽ \ ノ. ∠`へ, ' ノ x弋 ヾミ 、 \
〈 ',. | } } \ }´`ゝ~ ュ _ . 〃 i'〈弋::リ` ´{テ:::} 〉ヽハ , 真のアイドルを決める戦いを……ッ!!
ヽ }. | ´ / ,,_ ゝ,,._ \ゝ 从 ,, , ` ,,, / 从 /
′. ヽ ヘ.__, -‐ ト _ >、  ̄ ` ヽ .\ ', ヘ ャー― , . /ヘ ゙,ソ /j ゝ
ゝ ー,,ュ, -‐ ´ ー´,, ` ー- , } ヘ ` ヾ , ヽ ノ , ´{| ゝ /ノ\ `ゝ、
 ̄ ゝー‐< ,, _`` ‐- ´ } ヽ ー < | f メ ⅳ \ \ `\
, -‐ `>ー- ェ 〉 \ /V ,ヘー- ュ ゝ ゝ、 ` ,,
/ /´´ \ \ .` ひ二つ ∧ `ヽ } ー 、 \
, -‐ ´ / ' / ヘ 〉 \ | 、 ノ ヘ ヽ }
/ ノ ノ 〉、 / i \ ', { 〉 \ \
和「………」 シカト
透華「」
咲「ただいま」
京太郎「ただいま戻りましたー」
優希「おかえりー」
まこ「ちょうど始まるところじゃ」
「副将戦スタートーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
透華(原村……和………!!)
透華(そのふざけた胸の脂肪はともかく……)
透華(あなたのプライドくらいはヘコませてさしあげたいところですけど……)
デジタル
透華(あなたもわたくしも理論派の打ち手――)
透華(千試合未満の対局で強者同士の実力差が明確に出るとは思えない)
透華(ましてやこの勝負はたったの半荘2回――)
透華(わたくしの僕……青眼の白龍を使えば、原村など簡単に吹き飛ばせるのでしょうけど……)
透華(これはあくまでスポーツ、競技としての麻雀)
デュエル
透華(暴力、イカサマ、ダイレクトアタックとなんでもござれの闘牌とは違いますわ)
透華(麻雀は運の要素が大きいスポーツ……)
透華(完璧に打ってもボロ負けする――そんな可能性が十分ありうる展開)
透華(しかし……そんなランダムがあろうがなかろうが!)
透華(わたくしは自分の打ち方をひたすら貫かせていただきますわ!!)
靖子「もったいないな」
「はい?なにがですか?」
靖子「この試合だよ」
靖子「今年のルールは赤ドラなど運の要素が強すぎる」
靖子「さらに試合数が少ないのも偶然性を高めている」
「かといってプロのリーグ戦みたいに年2千試合なんて中高生には無理ですよ」
靖子「去年は地味な競技ルールだったが……難しいものだな」
靖子「今年のインハイのルールは……」
靖子「1万人の中から特殊な子供を選り分けるシステムとなっているしな」
「はい?」
靖子「あ、いや違う!そう見えるってだけだ」
「はぁ」
靖子(いかんいかん………口を滑らせてしまった)
靖子「ゴホン……」
靖子「今あそこで戦っているのは堅実に技術を高めた選手だけに」
靖子「半荘2回で結果を出すのは惜しいのだ」
靖子「小鍛治プロなんかは、1回打てば雀士の格付けは済むと言っているが――」
靖子「私はとても、そうは思えないからな」
「そうなんですか」
純代「リーチ」
和「………」 タンッ
京太郎「ノータイムでベタオリか」
優希「のどちゃんらしいじぇ」
「流局―――!!」
「風越女子の一人聴牌となりましたー!!」
「鶴賀も形聴取らずに確実にオリきりましたよ」
靖子「ダマにする基準を調整する必要があるだろうな」
東一局 一本場 七巡目
純代「」 トンッ
和「ロン」 パタッ
和「1000は1300です」
純代「はい」
透華「………」
「副将戦最初の和了りを決めたのは清澄高校・原村和!!」
「しかしなんとも地味な和了りです!」
優希「地味だじぇ」
久「ボロボロの配牌から即座に喰いタンとか和らしいけどねぇ」
咲「リー棒供託もありましたしね」
まこ「京太郎」
京太郎「はい?」
まこ「副将戦は、もしかするとアンタにとって一番勉強になるかもしれん」
久「デジタルバーサスデジタルだからね」
まこ「しっかり見ときんさい」
京太郎「はい!」
透華(あら………)
三四六七萬 ①①③筒 23789索 發
透華(両面十分いい感じの一向聴ですわ……)
透華(トップ親を流すために無理に鳴くのはもったいないですわね)
透華「」 カシッ
透華「」 タン
打、發
和「ポン」
透華「!」
「特急券だーーーーーーーーーっ!!」
透華(フンっですわ!たかが役牌1つ鳴かれただけですわ!)
純代「」 トンッ
和「チー」
透華(2副露!)
透華(とはいえこちらも完全一向聴)
透華(点数不明の序盤の2副露相手ならまだまだ押せ押せですわ!)
透華(いらっしゃいまし!!) カシッ
〉〉|.| ヾ\人 ,、
_ i、 ⌒ 、<<ノノ ヾ |/. | / /
/ ヾ\l | / 〕|// \ '//
/ ヾ -‐'/ 三 /ソ ー___
/ _人,_, -‐' ̄ _, -‐' 彡,, / / ミ ̄ ̄Z_
___, -// ̄ ̄ , -‐―'〉/ / r / |_ \  ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ || / 〈 ̄ //__ // ┴、
|/ /〉〉  ̄ ̄//゙ | /
| / 〈〈 _〉〉 | /
.| | 〉〉 // ̄ .i' ̄ ̄ ̄`ー-―ー┼、_
| | <<__ // __, -‐ ‐-、_ ` / 〇 /  ̄`ー、
\ \ ̄`へl | l// / / ̄`! ,〈' ̄ ̄ / ノ__
\  ̄ ー' ィ  ̄, イ イ!〈_ /_/ ! _/ ̄ ̄ ̄
 ̄二=‐' , イ///// /::::<== |r' /__/ ̄
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透華「リーチですわっ!!」
「龍門渕高校龍門渕透華選手先制リーチだーーーっ!!」
「このリーチに対し他家はどう出るのか!!」
和「………」
和「」 カシッ
和「」 タンッ
「3人ともベタオリ気配!!またしても堅い!!」
透華(原村……その限られた手牌でオリきるつもりですの?)
京太郎「こういうときってどうしたらいいんですかね?」
京太郎「和みたいにオリるのか、それとも押すのか……」
久「オリじゃないかしら」
「流局――!」
「龍門渕透華和了れず!!」
透華(なんでしょうか……) チャラ
透華(このかすかな違和感……!!)
透華(ネット最強雀士『のどっち』――)
透華(わたくしの知っているアレは……)
透華(今の原村和のような打ち方をしたでしょうか………)
透華(否!!)
透華(深く『のどっち』を知っているわたくしだからこそ感じるのかもしれない)
透華(副将戦開始からわずか三局)
透華(この龍門渕透華、確信に至りましたわ!!)
透華(原村和はまだ100%じゃない………)
へんしん
透華(『のどっち』への羽化を完了していない――!!)
透華(ヒーローの変身を待つ悪役の美学も分からないではないですけど)
透華(わたくしは気が短い)
透華(というかわたくしこそがヒーローで、わたくしこそがアイドルで、わたくしこそがスーパースターですのよ!!)
透華(早く全力におなりなさい………)
透華(さもなければ………潰す!!)
和(不思議ですね……)
和(緊張しています…)
和(考えてみれば……)
和(中学の団体戦は早々と敗退でしたし………)
和(チームの気持ちを背負った決勝はこれが初めて………)
和(仲間の気持ちを背負っているんです……!!)
和(対局に集中しなくては……!)
和「………」
久『ツモ切り動作を特訓してみたら?』
和(集中……)
和「ポン」
久『ペンギンを抱きながら打ってちょうだい』
和(いつも通り……)
和(このためですか………)
和……覚醒……!!
緊張していても尚――
自宅でネット対戦をしていた時の………最高の状態に近づいてゆく……!!
和「チー」
和「ロン」
和「1300は1900」
透華「………」
透華(原村………そろそろかしら……?) ゾクゾク
透華(そろそろお目覚めかしらっ?!)
和「」 カシッ
一一六萬 ④④⑥⑨筒 4688索 北北 ツモ ⑨筒
京太郎「対子5つ………鳴いて対々かな」
優希「対子5つは七対子の一向聴」
優希「暗刻がないこの手は対々より七対だじょ」
久「役牌もドラもないからねぇ」
まこ「染めやすそうなら鳴いていくがの」
和「」 ヒュッ カシッ
優希「おー」
「清澄高校原村和、二巡目にして七対子聴牌です!!」
一一萬 ④④⑥⑥⑨⑨筒 688索 北北
京太郎「なんでリーチしないんですか?」
久「七対は待ちを変えやすいからね」
久「待ちとして六索より良さげな牌は何種類あると思う?」
京太郎「えーと……」
京太郎「1・2・8・9・字牌だとして……」
京太郎「すでに使ってるのを除くと………」
京太郎「7、8、9、10…………」
京太郎「ダメだ、両手の指じゃ足りない」
咲「あはは……」
まこ「15種類あるんじゃ」
京太郎「なるほど」
優希「牌は34種類だから2回に1回くらいで待ちが良くなるじぇ」
京太郎「えっ、何でそんなこと分かんの?」
優希「34の半分が17だから、大体そんくらいだろ?」
京太郎「な、なるほど!!」
京太郎「おまえ、頭良いな!」
優希「まあな!」 フンス
久「頭の悪い会話してるわね……」
まこ「実際アレじゃからな」
純代「」 トンッ
打、6索
和「」 カシッ
和「リーチ」
京太郎「え???」
「清澄高校・原村和、風越女子・深堀の捨てた6索を見逃して――」
「ツモってきた西単騎でリーチ……!!」
「西はすでに1枚切られているため……残り2枚です!」
透華「」 カシッ
透華「!」
「ああ~!」
「そのうち1枚を龍門渕選手が一発で掴まされました……!」
靖子「最悪だが、これはオリるだろう」
透華「」 プルプル
タンッ
「オリたー!」
「これはまた流局かー?!」
京太郎「なんでさっきの六索で和了らなかったんだろ」
優希「それじゃたったの1600だじぇ」
優希「トップだしそれでいいかもだけど……」
優希「リーヅモで裏乗れば12000だじぇ」
京太郎「あー、そういえば和了率だけじゃなくて、期待値がどうとか……」
久「そう、それね」
和「ツモ」
透華「?!」
和「裏………」
透華(乗らないでくださいますっ?!)
和「1600・3200です」
透華「」 ホッ
透華「」 ハッ
透華(原村――?!)
透華(なぜそんなに頬を赤らめていますの――?!)
和「」 ポォォ
京太郎「来たー!!」
京太郎「これで勝てる!!」 ヌギヌギ
まこ「なんで脱ぐんじゃ」
優希「のどちゃん発熱!相手は死ぬ!」
久「合宿のときでも何度かあったわね」
久「普段からクールな和がペンギンを持つとさらに冷静に……」
久「まるで機械のように無表情になっていくんだけど」
久「ある点を超えると急に何かにのぼせたような雰囲気になって」
久「表情がやわらかくなっていく」
京太郎「あ!オレ知ってますよ!」
京太郎「知恵熱、ってやつでしょ!」
久「それは赤ちゃんが熱出すやつでしょ」
久「考えすぎると熱が出るっていうのは医学的には証明されてないわ」
京太郎「そうなんすか……」
久「和は普通の打ち手より遥かに頭を使ってそうだから……」
久「脳内でドーパミンが出まくったり色々起きてそうね」
優希「こうなったのどちゃんは手がつけられないじぇ」
久「そうね……」
久(化けた和はまるでデジタルの神の化身………)
天使が舞い降りる………!
和「」 ポォォ……
透華(なんなんでしょうか……先ほどまでの原村和とはまるで別人……) ゾクッ
透華「?!」
和「」 ブゥン
バババッ
透華「?!」
ババッ
透華「!」
ピカァァァァァ……
ブー……ン
和「………」
透華「!!」
透華(お……おはよう……) ゾクゾク
_r=f二f二|二ミr、_
r;;';;,,---‐‐‐‐---,,;;; `r-、/ト-、
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/ | : : |\:| 弋;ノ 弋;;ノ 'イ人| : | : ::三 ┼ - 三
| / : : | : :N. ⊂⊃ 、 ⊂⊃/: :|::::| : | : :三 <| ̄| 三
/ | : : :| : : |:::! 。 /| :/ : :| : | : 三 /Τ`i 三
/ /: : :/|: : :|:::::ヽ _ /|:::|:| :|:::::::| _:|: :三 レ' _」 | ┼ .三
./ | : : :|/: : :.|::::n|:::::`_r‐‐‐ ':::::::|:::|:| :|:::_/ノ|:::三 _、、 レ d-、.三
| /: : : :|,.=ニナ√ ̄/ト、___人 フ:/〒Y::|: :| 三 `Y´ 三
| /: : : : K二フ/ /Tiノ∧\-‐‐'// `i ̄ '''''三 └─ ├ 三
| / : : : :/ b/ / / `Y .∧ \.. 三 ─┐ ⊂!ヽ 三
レ : : : :/: : :/ /:::::.....| |. / | \.三 ‐┘ 三
| : : : / : / ̄ :::::::::: ,!::::.........:/::::::::(\ '三 ‐┼‐ 二 三
: : : :// :::::::/::: | :::::::.) |\ .三 └┐ 〕 三
: : /イ::.. .:::/::: .| :::(. :::| \ 三 ‐┘ ´ 三
: :γ ):::.... .....:::::::{:::::. >、( .:::| `三 冂 .三
:' | )::::::::::::::::::::::::|::::::::::... ...:( ⌒ ̄\:::| . 三 凵 .三
|. ⌒し-、::::::::::::\::::::::::::「⌒ ..::::;イ |.. 三 〇 .三
ィ' \:.... `ー-‐ 人r..⌒ .......::::::/: || 彡/川.l.|.l.|.l.|.l.|.l.|川.ミミ
イ: : / `ー- 、____ノ \:::::::::::::::::::::::/| : | | |/: : :/: / |: : :/
透華(この気配……このプレッシャー)
透華(ネットで出会う『のどっち』そのもの――)
透華(いえ……)
. \\|/ / ミ 川.l.|.l.|.l.|.l.|川彡
⊂ニ\二/ニ⊃ 三 三
___| .|__ 三 で そ 三
/ r-、__ \ 三 す れ .三
/-、_|/,i ` ! ゙、 三 わ 以 .三
..ミ川.l.|.l.|.l.|.l.|.l.|川彡 / < | | ゙、 .三. : . 上 .三
三 ジ 生 や 三 / \ ハ \_!、 .三. : 三
三. ュ .の は 三 !、 !_ 、ノ\_ \ ト、 ..三. 三
三 │ .感 ..り .三 λ ) -´゙,,,, |) ) | 彡川.l.|.l.|.l.|.l.|川ミ
三 シ 触 三 | |) / , u/ ノ乂
三 │ .は 三 //| / ___ノ / .// \
三. ! ! .格 三 // / /||!_┬ ‐' / / .|  ̄\ \_
三.. 別 ..三 / /. | |-K (___」_んノ ! \ \
三.. に .三/ / ト、__\|,勹t--、 \_.| n\\ \
彡川.l.|.l.|.l.|.l.|.l.|川ミ / ノ !」  ̄ ) 〔`T |ミo厂\| | ) )
透華(じっくりたっぷり……)
透華(舐るように味わわせていただきますわ!!)
和「」 フゥ……
カシッ
ドラ表示牌:發
一八萬 25688索 ⑦⑧⑨筒 西中白 ツモ 中
京太郎「ドラが2つ!」
優希「でももう親が捨ててるじぇ」
七巡目
桃子「リーチっす」
純代「………」 カシッ
南南南北北 79索 555(赤・ポン) 222(ポン) ツモ 9索
純代「」 タンッ
「風越の深堀も跳満に手変わり!!これは逆転チャンスです!!」
「あーっと、続いて清澄高校原村も聴牌!」
34567888索 ⑥⑦⑧筒 中中
京太郎「これは………2-5-8索待ち?」
優希「中もあるじょ」
久「でも2索切りが裏目ったわね」
京太郎「………?」
京太郎「!」
京太郎「振聴!」
京太郎「でも和って振聴でも待ちが多ければリーチしてたような……」
優希「きさまの目はふしあなかー」
久「もう残りは八索と中が1枚ずつだけね」
京太郎「しかも振聴だから………他家から出ても和了れない……!」
咲「いいな……」
咲「原村さんすごく楽しそう」
咲「わたしも打ちたい……」
カッ!
咲「私もあそこに混ざりたいよ……!」
純代「」 タンッ
打、八索
「こっ、これは……!」
桃子「………」 つ中
「清澄高校・原村和の最後の和了り牌が鶴賀学園・東横の手に……!!」
「しかも原村は振聴のためこの中で和了ることができません!!」
「最後の希望が今絶たれたーっ!!」
靖子「違うだろ」
「えっ……」
和「ポン」
打、3索
京太郎「あ………」
京太郎「待ちを変えた……!!」
優希「鳴いても安牌3枚……」
優希「しかもこの5門張はたくさん和了り牌が残ってるじぇ!」
京太郎「す、すごい……」
京太郎「逆転の発想だ!!」
和「ツモです……」
透華「?!」
和「2100・4100です」
透華(ハッ・ラッ・ムッ・ラーーーーーーーー!!)
「清澄高校・原村和――」
「鶴賀と風越をかわして華麗な和了り!!」
「さらにリードを広げました!!」
「前半戦はついにオーラスを迎えます!!」
透華(もうオーラスですの?何もした気がしませんわ)
「しっ、しかも……」
透華(まさか………) ハッ
「ここまで原村以外誰も和了っておりません!」
「原村以外の3人が焼き鳥状態!!」
透華(ホントに何もしてませんでしたわ―――!!)
「このオーラスも原村が制せば完全試合達成です!!」
優希「さすがのどちゃん!」
京太郎「あと一局!あと一局!あと一局!」 ヌギヌギ
久「だからなんで脱ぐの」
透華(ぱっ、パーフェクトですってーっ?!)
透華(そんなもの……)
透華(ただ原村がツいていただけですわ!!)
透華(ふざけるのもたいがいにしくされですわーっ!!)
「ラス親の龍門渕透華聴牌!」
「リーチせずにダマテンにとりました!!」
「この一撃が原村和のパーフェクトを阻止してしまうのかーーーー!!」
透華「」 キュッ
透華「リーチですわっ!!」
透華(ヤミテンでわたくしが和了ってパーフェクトを阻止したら観客は大ブーイングでしょう?)
透華(分かってくださるのは一部の玄人だけ!)
透華(それならば!) ピキーン
透華(リーチをかけてなおかつ和了る……!)
透華(原村より目立ってさしあげますわ!!)
純代「」 トンッ
和「」 トンッ
桃子「」 トン
透華(相変わらずベタオリの多い面子だこと……)
透華「」 ス…
/ヽ/ // //| |
_ __,.. --‐ー--==ュ/ / `//、 //| |
. `ヽ _,.....--‐rr‐イ=ィ'´ //.....\ / | |
//|-‐  ̄ |├,イ::::`ヾ=、、 丶:::::ヽ __/-‐' | |
/ _|_,.....--‐i┘っ!:::::::::|:.:.:iヾ、ヽ ..:-‐/___ | ゙、
_/‐ ´ r-!ヾ、 !..゙、;;oノ:.:/ ヾ ,:イ'´::://ヾ | 丶
/ ̄ ̄ ヾ `、:;,;,;,ノ ´っ::::// / / | ゙、
/ i 弋,;,ン ノ / | | いらっしゃいまし!!
/ i / | | |
_ノ ゙、 、 / | | |
丶、 、 ` /i | | / |
\`ー 、 `ー- 、 // | |/| |
\`  ̄ , ' / | / |
\ \ _, - '´l i | | |
\ ト、 _, ´l | | | | |
/ \ ! ` 、_ , '´ ゙、 | | | | |
/ \ / / ハ ゙、 ゙、 ゙、 | | /
透華「ツモ!」
透華「8000オールいただきますわ!!」
「!!」
「おっ、親倍!!」
「しかも原村和の完全試合を阻止したーっ!!」
透華「さァ!連荘でしてよ!!」 ビシッ
京太郎「うおおおおおおおおおおっ!!すげえええええええええええ!!!」
久「どっちの味方なの?」
京太郎「あ、すいません……」
京太郎「けど、ワクワクしちゃって!」
京太郎「あー、オレも個人戦が待ち遠しいぜ!!」
咲「わたしも大将戦が待ち遠しいよー」
京太郎(面白いし、すごいし………)
京太郎(しかも、勉強にもなる!)
京太郎(すごい戦いだぜ!まったく!)
雀力が10パーセント上がった
5730 → 6303 ≒ 6310
透華(イーカンイーシャン!)
透華(いい感じの一向聴ですわ!)
透華(これを張ったら次はヤミでいきますわよ!) トンッ
桃子「ロン」
透華「………は?」
桃子「メンタン2600は2900っす」
透華「???!!!」
透華(リーチ!!?)
透華(いつの間に………?!)
桃子「これで………」
, ' ¨  ̄ ̄ `¨ 丶、
/: : : : :/ : : :\: :\: : : :\
/.:.:.:.: : : : l: : : : : : ヽ : \: : : :\
/.:.:.: :/: : : l : : : : : : : i: : : :ヽ: : : :ヽ
/.:.:.:.:/: : : : l : : lヾ.:.:.: :l: :ヽ: : i: : : : l
l.:.:l.:/: : : : : l : : l l:.:.:.::l:.:.: :', : :l : : : l
|.:.l.:l: : : : : : l : : { .l.:.:.:.:.}: : : l: : l:.:.:.: :l
|.:.l.:l: : : : : : l : :ヾ }.:.:.:/ソソリl:.:.:l:.:.:.:: l
|.:.l.;州小从八ヾ ソオ至ト、l: : l.:.:.: :l
|:.l.:ハ イ'{´埃 廴.::::}゙|: : :l: : : l 前半戦終了っすね
|::l.:.:ハ 辷ソ `ー ´ l:.:.:.:l:.:.:. l
|:l.:.:.:.ハ 丶 /: : : l: : ::l
l.:.:.:.: ハ. 、 -, , ':l: : : l: : : l
|:l.:.:.: : : :>: 、 . ィ{.:.:.:l : : l: : : l
|:l.:.:.: : : : : : rn}` ´ トi、:l: : ::l: : ::l
ヾ八从,, ァ´{. \ __ / }`ヽ、ノソツ
/ヽ,-、 , -- ¨´:. :./. :. l /::::::ヽ l.: ヽ:. :`丶 、
// / /:. :. :. :. :. :./:. :.:.ノl ヽ:::/ \l.: .: ヽ:. :. :. :/丶、
l i´ /-‐、 l:. :. :. :. :. :. :\,/':. i l::::l l\/:. :. :. :/:. :. :}
| | l l´ } l:. :. :. }:. :. :. :. /:. :. :l l:::::l /:. :.ヽ:. :. :. /:. :. :.:{
! l、 j:. :. :. :.l:. :. :. :.\:. :. :l l::::::l ./:. :. :/:. :. :Y:. :. :. ヾ
{:\ /ヽ l:. :. :. /. :. :. :. :. :. :. ヽ: l:::::/:/:. :. :. :. :. :. :ヽ:. :. :.:::::::::...
ゞ_ーニ´:. :}、l:. :. :. {:. :. :. :. :. :. :. :. :.\//:. :. :. :. :. :. :. :. :.:}:. :. :. ::::::::::::.....
「5分の休憩の後、後半戦を開始します!」
ほな、また………
このAA面白いですね 使い道ないけど
\、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ |
=、..,,,ニ;ヲ_ ヾ彡r''" _ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ィ..,,_辷弋ー''゛''゙r(,,、/
``ミミ, i'⌒! ミミ=- /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;::::::::::::::::::::::::\ ゛ミ_ッ _ヲ;ニ,,,.
= -三t f゙'ー'l ,三 /::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ㍉::::::::::::::::::::::::. ミミ !⌒'i ,ミミ
,シ彡、 lト l! ,:ミ. /::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::::|:::::l::::::. `三, l'ー'゙f t三-
/ ^'''7 ├''ヾ! i::::::::|:::::::::::::|:|::::::|:::::::::::::|:::|::| |:::::i:::!:::!:::::!::::: ! ''ミ:, !l イl 、ミ_シ
/ l ト、 \. |::::::::|:::::::::::::|:|i:::::|i::::::::::::|:::|::i_, -=}::八:|i::i:::: !::::: ! ッ''┤ 7'''^ \
〃ミ ,r''f! l! ヽ. .|::::::::i::::l:|::::::}八::八::::::::::|:八{ j/ i八{:::: !::::: ! / 、ト l
ノ , ,イ,: l! , ,j! , ト、 |:::::::八从ル,ォ ≠ミ \:::::i ィ 乍ミ、`i ::: l:::::::|. ,r' !l !f'ヽ
/ ィ,/ :' ':. l ヽ. .|::::::::::::::::| 〃 yr=ミ:、 .\! !/行ミt ..〉:::: l:::::::| ,.イ ,. !j, , !l :,ト,
/ :: ,ll ゙': ゙i |:::::i::::::::::|.iイ {_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》 .l::::: l :::::|. l .:' ': ゙i,ィ ゙i
/ /ll '゙ ! |:::::i::::::::::|.ゝ  ̄´ .l| .l::::: l :::::|. ,i゙ :'゙ ll,
/' ヽ. リ |:::::l::::::::∧ ' i| ,:::::: !::::: ! ! ゙' ll゙i
/ ヽ / |:::::l:::::::i::込、 {ニニニィ. | .,小::: !::::: !. リ .,r' '゙
/ r'゙i! .,_, / |:::::l:::::::::|::::::::ゝ ∨ } .イ::i::::::: i:::::::| ゙i ,r'
/. l! イ .|:::::l:::::::::|::::::::::|:::> ゙こ三/ ..イ::::|:::|::::::::l:::::::| ゙i ,_,. !i゙'
/ ,:ィ! ト、 |:::::l:::::::::|::::::::::|::::_| ` r <::ト、:::::::|:::|:::::: i:::::::| ト !l
それでは後半戦を投下します 原作でも意外ととばされてました
「副将後半戦スタートーーーーーーーッ!!」
桃子(とんでもない目立ちたがり屋さんとか)
-='ヽ、 _,、_,、
. `y'´ / V ヽ
! j !゛゙》"i l
ノノイ.ノ゚ ー゚ノ.リ、 オーッホッホッホ!
( 〈 /リ_英リ、 〉)
) ( `くん_jゝう(
. ´ `` /゙メヒ!´´ `
桃子(存在感のあるパーツをもつ人がいるように……)
__
}`n´{. ヽ´{
心イi!i!i!i!iリゝ
ノ人(l ゚ ‐゚ノヾ SOA
(.( /(リ氷)、).)
`.(_/_j_j|ゝ)´
じ'フ
,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! |::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::!
!:::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::l:::l::::!`ヽ、!::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::|
.l::::::::::::::::::::::::::::::::!'!イ行示ヽ l:::::/l::::/i-!::/!::::/:::::::::!
l::::::::::::::::::::::::::::::::|〈 {r':::::リ ` .|::/ .lィ行ミ/::::/:::::::::::!
!::::::::::::::::::::::::::::::::| 弋:::V l/ {r'::::リ|:::/:::::::::::::!
.l:::::::::::::::::::::::::::::::::l `T 弋;;V |/::::::::::::::::!
.!:::|:::::::::::::::::::::::::::::! : : :|: : ` !:::::::::::l:::::::! (その逆もいるんすよね)
l::::l:::::::::::::::::::::::::::::| | ' : : : :|::::::::::::|::::::|
.i:::::!:::::::::::::::::::::::::::::! | 、 , /::::::::::::l:::::::!
,:::::l::::::::::::::::::::::::::::l:l 、 !  ̄ , ィ:::::::::::::::l:::::::|
.,::::::|::::::::::::::::::::::::::::l:l > ! , <:::::::::::::::::::::::!::l:::|
,:::::::|:::::::::::::::::::i::l:::::l:! .| `.r ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::l:::|
l:::::::|::::::::,:::!´i::l::l::::l:ト、 l ト,::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::l:l:::l::l
リ!ルlィヽ!ヽ! ヽl从ル' `ーヘ,r∧- 、:::::::::::::::::::::::::/!::: ハ:l/l/
- ': : : : : : : !: : : : \ ヽ /.:.:.:.:.ハ: : : ヽ::::::::::/ |:/
桃子(私は存在感ゼロどころではない……いわば『マイナスの気配』!!)
桃子(そのマイナスは捨て牌まで巻き込むっすよ!)
透華(またもや絶好の聴牌ですわね!) カシッ
ドラ表示牌:八萬
八八九萬 ③④⑤⑦⑧⑨筒 2345(赤)索 ツモ 6索
透華「リーチ!」 ダァン!
打、九萬
「いいんすか……それ……」
「ドラっすよ?」
透華「?」
「ロン」
透華(え?!)
桃子「リーチ一発ドラ1……」 スーッ
, ::::¨  ̄ ̄ ̄ ̄` 丶、
/:.:.:.:.:.:.: :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ヽ
//:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ::. :\
/ /.:.:.:.:.:.::.:.: :. :.: . :. :. :. :. :. :. :. :. :.:. :. :. :. \
/ /:.:.:./::::: /:::::::::.:...l. :. :. l. :. :. :l:.:\ \: ヽ
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/ /:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:l:.:.:.:.:.:l: : : : :l.:.:.:.:.:l:. :. :. l:. :. ', :.i
./ //:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.::l:. :. :. :l:. :. :.l:.:.:.:.:.:.l :. :. l: l
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/ /:.:./:.:./.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:|vチ´:.:.}`ヾ l:/ f´:.:.l`y::l.:.:.:l::l
. / /:.:/.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:..{{.:.:.:}C / { :::C ⅱ:l:.:..リ ゴンニー
/ /:.:/.:.:.:/.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.| 廴::ン `ー´ .l.:.:l:.:.:l 5200っす!
/ /:.:/:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.小 丶 !.:.l:.:.:l
. / /' /:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.从 _ ノ:.:.:l:.:.:!
/ / {.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:{ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:l::\ ヽ_.ノ .ィ´/:.:/:.:/
{ { l.:.:.:/i.:.:.:/:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:} > . <.:.:.:/:.:/:.:/i
i l::::::::l::::::l:::::::::l::::::::::l:::::::::::l:::j ` T´.:.:.:.:.:./:.:/:.:/./
ヽ l:.:.l l:.:.:.lヽ:.:.:.ヽ:.:.:.l_ ,,::::´l\ `ー-ァ_rヾ\ ̄:::::ヽ/
\ヾ/:. :. :. :\:. :. :. :.l. :. :. \\::::/ i、:. /:. :. :. l.:ヽ
/:. :. :. :. :. :ヽ:. :. :.L:. :. :./ヽ i:::ヽi:. :.\:. :. l:. :.ヽ
/:. :. :. :. :. :. :. ',:. :. :.  ̄::/:. :.ヽl:::::::',i:. :. /:. :.丶:.:.:.丶
{/:. :. :. :. :. :. :. }:. :. :. :. :. ヽ、:. :.\:::::i:. :/:. :. :. :.\:.:.:丶
透華「あなたっちゃんとリーチ宣言の発声はしましてっ?!」
桃子「したっすよ?」
桃子(先輩にはすごく感謝してるっす……)
桃子(コミュニケーションを放棄していた私に、その楽しさを教えてくれた………)
桃子(先輩のおかげで、今の私があるんすよ……?)
桃子(……だからがんばるっす)
,′.:.:/.:.!.:.:.:.|.:.:!.:.:.|.:.:.|.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.| }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
| ,' | | | l |:. |..:! |..:|......|..| .}..:!:....|... |
| ,' .十.:.:.:!.:.|.:.ハ.:.:|ヽ.:.:.|.:.|.:.:.:.:.:.:.!.:.!.:.:.:!.:| l:/!.:.:.l.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ|
|...:':.:.:.:.:|.:.:.:.:!.:.|.:.|=.:.|==ァ:ト、!.:.:.:.:.:.:|.:.|.:.:.:|;厶-‐ァ=.:.:./.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:|.:.:.:.:.':.:.:.:.!.:.|.:.| l.:.:! l.:.! l「ヽ.:.:.:.ト、!ヽ.:|-- / /.:./{.:/!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
|.:.:|.:.:.:.:.:.l.:.:.:!.:.lヽ!x竓芹ミx、.|! \:::', ) )',,x竓芹ミx、/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:|.:.:.:.:.:.:ヽ.:.ヽ〃ん|!:::::::::ハ \! 〃ん::::::::|:ハ ヽ|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:{` { {_)|!::::::c:::| {__)::::::|!:::} }|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:|', ヽ|!:::::::::ノ ヽ:::::::|!ノ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| 私、がんばるっすよ!
|.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:| , |!`¨ ¨'|! |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:|.:.:.:.:.:.:.:|.:.|、', |/l/l/ ' /l/l/|! ,'|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|.:.:|.:.:.:.:.:.:.:|.:.|:.:.:, |! |! 八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:|.:.:.:.:|.:.:.!.:.!.:.:.:ヽ |! 、 ____ , |! , イ:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.::|
|.:.:|.:.:.:.:|.:.:.!.:.!´:/: : \ /: !:`:7.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
|.:/!.:.:.:ハ.:.:|.:.|:/: : : :/ |`: . 、 , .イ: :|! :.|: :/.:.:.:.:.:.:/.:./--、
和「リーチ」 チャッ
「原村和リーチ!」
「後半戦もこのまま突っ走るのかーっ!!」
桃子(おっぱいさんちょーしイイっすね!)
桃子(でもこっちももうオリないっすよ)
桃子(もしこれが当たり牌でもあなたは見逃すっす!) トン
和「………」
桃子「?」
桃子(なぜツモらな……)
桃子(! まさか………)
和「ロン。8000」
桃子「!!」
桃子「な………」 ガタッ
優希「敵さん危険牌切っときながらすごい驚きぶりだじぇー」
久「彼女の中では『ありえないこと』なのかもしれないわね」
京太郎「あれ、そういえば………」
京太郎「この鶴賀の人……どっかで見たような」
桃子「私の捨て牌が見える?見えないんじゃ……」
ヽ./ : : : : : : : : : : ,: : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ冫
:: |: : : : ::/::/: : : /」: : : /}: : : :}゙`「丁ヽハ:!:!: !: }
-ィ: : : |_,'_,,|-‐''/ / / .}: : /.|: :|: |:::/. }:|:|:. リ !.|. ト.、 ,. ──‐、
: :ト、::ィ゙ |: ::|\/ //. /: :/ !: :!/!/ !从:/|:.| !∧冫 //´ ̄ ̄ヽ',
: :|人小|ヽ:!.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ U } }
: :l: : ヾ |/{:::::::::⊂. ′ ´ ! :::::ィ./ ト,ムノ:! , ,' '
:γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ゝ-.″ | }: : : :| //
',:{ :::` :::::::::::::: 、 :::::::::: レ′ : :!. { !
..',\ :::::::::: ノ: ::::! U
: : :| `ー´\ ,. , / !:! ! !
: : :|. ` 、 ./|: :. !:! ! ::! ◯
: : :| }` .. __ , イ |::|: |:|: :| |
: :: } ィ‐┤. ├ .、|::|: |:|: :| {
和「見えるとか見えないとか………」
和「そんなオカルトありえません」
桃子「!!」
和「私からはハッキリ見えますよ……」
久(どっちがオカルトなんだか………)
久(以前の和は他者の存在を気にするあまり本来の実力を出せずにいたけど)
久(合宿で化けた――!)
桃子「………」
桃子(相手の気配があろうがなかろうが、関係ないってことっすか?)
桃子(あー、そういえば………)
桃子(さっきも一人、私のことが見える金髪さんがいたっす……)
桃子(世の中、いろんな人がいるんすね………)
桃子(おかげで、この人とはガチの麻雀っす……)
桃子(でも………)
桃子(それはそれで………いつもより楽しめそうっすね!)
………………………
………………
………
「副将戦終了―――!!」
「後半は鶴賀の東横と清澄の原村!」
「その二人の一騎打ちの様相を呈していましたが、終盤近くに龍門渕と風越も応戦」
「圧倒的な点差がつくまでにはいたりませんでした!」
「昨年トップの2校が無名の2校に抑えられるという番狂わせ!」
「勝負はついに………」
「大将戦に突入します!!」
久「さ、和が戻ってくるわよ」
優希「次は、咲ちゃんの番だじぇ!」
まこ「頑張りんさい」
京太郎「咲!」
咲「………」 スクッ
久「頼んだわよ」
咲「はい!」
京太郎「咲……」
咲「京ちゃん……」
京太郎「」 グッ
咲「」 コク
咲「いってきます!」
タッタッタッタッタッタッタ……
咲「原村さん!」
和「宮永さん!」
パァン!
和「頑張ってください!」
咲「うん!」
と、ここまで
そういえばこのAA↓ですけど、モモがパトカーに指立てるときとか、こんな感じになるんですかね
\、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ |
=、..,,,ニ;ヲ_ ヾ彡r''" _ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ィ..,,_辷弋ー''゛''゙r(,,、/
``ミミ, i'⌒! ミミ=- /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;::::::::::::::::::::::::\ ゛ミ_ッ _ヲ;ニ,,,.
= -三t f゙'ー'l ,三 /::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ㍉::::::::::::::::::::::::. ミミ !⌒'i ,ミミ
,シ彡、 lト l! ,:ミ. /::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::::|:::::l::::::. `三, l'ー'゙f t三-
/ ^'''7 ├''ヾ! i::::::::|:::::::::::::|:|::::::|:::::::::::::|:::|::| |:::::i:::!:::!:::::!::::: ! ''ミ:, !l イl 、ミ_シ
/ l ト、 \. |::::::::|:::::::::::::|:|i:::::|i::::::::::::|:::|::i_, -=}::八:|i::i:::: !::::: ! ッ''┤ 7'''^ \
〃ミ ,r''f! l! ヽ. .|::::::::i::::l:|::::::}八::八::::::::::|:八{ j/ i八{:::: !::::: ! / 、ト l
ノ , ,イ,: l! , ,j! , ト、 |:::::::八从ル,ォ ≠ミ \:::::i ィ 乍ミ、`i ::: l:::::::|. ,r' !l !f'ヽ
/ ィ,/ :' ':. l ヽ. .|::::::::::::::::| 〃 yr=ミ:、 .\! !/行ミt ..〉:::: l:::::::| ,.イ ,. !j, , !l :,ト,
/ :: ,ll ゙': ゙i |:::::i::::::::::|.iイ {_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》 .l::::: l :::::|. l .:' ': ゙i,ィ ゙i
/ /ll '゙ ! |:::::i::::::::::|.ゝ  ̄´ .l| .l::::: l :::::|. ,i゙ :'゙ ll,
/' ヽ. リ |:::::l::::::::∧ ' i| ,:::::: !::::: ! ! ゙' ll゙i
/ ヽ / |:::::l:::::::i::込、 {ニニニィ. | .,小::: !::::: !. リ .,r' '゙
/ r'゙i! .,_, / |:::::l:::::::::|::::::::ゝ ∨ } .イ::i::::::: i:::::::| ゙i ,r'
/. l! イ .|:::::l:::::::::|::::::::::|:::> ゙こ三/ ..イ::::|:::|::::::::l:::::::| ゙i ,_,. !i゙'
/ ,:ィ! ト、 |:::::l:::::::::|::::::::::|::::_| ` r <::ト、:::::::|:::|:::::: i:::::::| ト !l
今日はもう疲れたので寝ます
大将戦は明日中に終わらせるつもりです
_ _ _ _ _
ヾ `丶´ ̄ ̄ '' ‐- - - - ァ
ヾ / /ア| ,, -‐ '' /
>::/\/ /' |∧ヾ `丶 /
/::_/ ', ミ /
ゝ / \ / i ::l /
|: :::} f:(_)ヽ .r(_)、l :::l ',
| ..::ノ {O:c::j {::c::::}| :::| ヽ 華菜ちゃんの活躍を待て!
| :/:::{ `ー´.._, 、__ ー ´| :::| ;;\ゞ
{´ヽ、 /レ小、. { _ノ ノ :/|/ヾ、l
ゝ ヽ..、_r-ヾ¨ TE_ァ ヾ´V |/
/`¨_} } ∨ \|l / ,,/ヽ
{ゝ、Y´__ノ--´/ ヾ/´ \
{ ○ |/ ヾ
. /`7ー⌒ヾーT ヾ ヽ /}
└/t--/,,_|_.|/´ヽ_ノ三ノ
それでは
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::ハ::::::::::ム
i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <おやすみ~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
/:::メ:_≧-. -≦_:f⌒i、
;`;, :.:.:.:'(.__.人, .、,.||., ./、,;. 、:;. ;.、'::,. ; .:.、._ /i
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zzz.... , 、、., ,、、. ,,、. , ,、、. ,,、
:. :,.::,.::,.:,.: .:'、:::,.::,.:::,.::,.:::,.::,.:':.,、.、
'.、:、. .、:、.:,.: :::,.: :::,.: :: .:,.: ::,.::,.:':.、,.:':.、、.,_
、`;:. .、:, :,.: ::、:,:, :,.: ::::,:,:,、 :,: :,.: ::`゙:.. ; .':.、 /i
、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:.、.:',.: ,.: . :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄
数えてみたんですけど、通常練習とスキル練習合わせて9回しかしてないんですよね……
1年目だからそんなに問題ないんですけどね
今のところ大天使キャップに教えてもらったのは大成功でしたが
基礎雀力伸ばそうって思ったら通常練習するのが一番なんですよね
やけに失敗してる気はしますけど
長野の決勝っておもしろいですね
言い忘れてたんですけど、うろつきで秘宝堂に行ったら秘伝書が買えます
秘伝書使えば普段の練習でもスキルを強化できるようになりますし
ただし、数万するので賭場に行ったりしてお金を貯めないとだめですけど
エロいところとまではいかんがマニアックショップ的なところかと思ってた。(すっとぼけ)
というかこのスレになってから一度も通常行動安価がないしまだ長野予選は続くから行きたくても行けない罠。
>>401 すまんな
では前半戦かけたので投下します
後半戦終わるかな………
和「」 テクテク
和「ぁ………」
久「おかえり、和」
和「ただいま戻りました」
久「和、あなたにお客さんよ」
和「?」
マホ「おかえりなさい和先輩!」
ムロ「お疲れさまです」
和「あっ!あなたたち!」
まこ「同じ中学の後輩なんじゃろ?」
マホ「えへへ………応援来ちゃいました!」
ムロ「マホがどうしても来たいって言うので……」
京太郎「いい後輩だなぁ」
優希「こら!貴様ら!」
優希「同じ中学の先輩であるこの私への応援はどうしたのだ!」
マホ「ぅぅ………だってマホ、午前中寝過ごしちゃったのです……」
優希「ぐぅぅ……気合が足りないじょ!そこになおれーーーーーー!!」
マホ「いやです!」
優希「なにをー!」
ムロ「あはは………」
優希「おまえらも同罪だー!!」
ムロ「えええっ?!」
京太郎「いやオレ関係ないだろ?!」
ギャーギャー ワーワー
和「ふふっ……」
久「去年、一緒だったのね?あの子達と」
和「はい……」
和「でも、私たち……団体戦では、すぐ敗退して……」
久「つまり、今日が初めてのチームのみんなの気持ちを背負った決勝戦ってわけね」
和「はい!」
久「私も初めてよ」
まこ「わしもじゃ」
久「ふふふっ」
和「ふふっ」
まこ「ははは」
久「お疲れさま、和!」
久「さあ、咲を応援しましょ」
和「はい!」
「大将戦――」
「鶴賀学園からは3年生の加治木ゆみ!!」
___
, z ´: : : : : : : : : : :` 丶
/: : : : : ;, z ヘ: : : : : : : , ヘミ、
/: : : : ::,/ ::::::.∧: : : :/ ..::. \_
. / .::..........{ :::::、::::∧: :/....:::::::: `}
. ,' ::::::::::::/ .:::::::}:::\∨/}::::::::. .i
. / ::::::::::::ノ .:::::::/`¨z -~-{:::::::: ハ
.} :::::::::::/ ...:::::::/ {::::::::::::. ハ
.{ .:::::::/ . :::::::::::/ {:::::::::::::. ∧
,'-=彡 ...:::_ __/__ .∨__:::::.. ーミ、
/彡´ ::::...::´/ / ` ´ .∨ `::::... \
-=ニ三 __ 彡 ノテ=─、 , =─.、ヘ_:::::: >、_
} ̄::::}:::::/}.く {_ノ:::::} {_ノ:::::} ゝミ_} ̄ ̄ ̄ ̄
/ ::.:::/{}:::::::N ヒ三ソ .ヒ三ソ ノ{ ノ/
,' /.:::/::丶}}∧ / / }}
/./ ::::{:::::::{{.`八 ' ./´{:::: }
// :::::i:::::::{{:::::::::\ _ _ 人 }:::: }.i
{{i ::::::.i::::::/::::::::::::: > 、 , <} }::::::i:::: i i
ii } __i_{_::::::/ { \ ` - _ ィl、:::::::::::l::|::::::i::::::|:|
. /─‐ヘ :`´:::::::::i >──´─ ´¨ミ 、_:::::i:::::ll i
. } } ::::/ /ヘ´ ヽ ヽ`, . ̄ ─ _
/:::::::::...... `、 レ´ ∧ ヽ \/ , .}
.}.................... } / ∧‐┬‐┬ヘ ゝ./.} } .i
. ,' / \ ∧ |:::::::| .∨_ノ´ / .|
. } /. \ O ./..|:::::::| .{´\_ ./ |
,' / \_/ヽ .|::::::ハ ,' `7 ,':::: .|
「現在トップの清澄高校――原村和からのバトンを受けるのは同じく1年生」
「宮永咲!」
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ー |:.:.:.\| i| ノ{:::::ハ 乂ー-ソ j/ V:.:.:.:.:|
|:.:.:.:.:.:. 从乂ーソ .:.:.:.:ハ|
|:.:.:.:.:.:.∧ ′ "" /:.:.:./
|:.:.:.:.:.:.:.:ハ "" 厂:.:.:/j/
|:.:.:八|:.:.八 r-, /:.:.:.:/
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|: \ > .. _ イ リ/
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_/三l /三三三≧=-__
_x<三ニ/´ / /ニ三三三三三三三>
. r≦三三ニニ/ /三三三三三三三>´
/|三三三三ニ{____/ニ三三三三三三>´ \
「昨年に引き続き名門校の大将を務めるのは―――」
「風越女子2年、池田華菜!!」
;、ー-、_ ____ __
|. \:/:::::::::;;:::::::::`<:::::/;
. i /::::;:::::;;:;:;::ハ::::::::::::::V i
V:::::/:::::/ レ! リ、:::::::i:::ヽ/
. /::::/\/ ,.>、:::i::::::i. n
/:::/::::;ィr;ミ、 ;r:=r、::::i::::::i | |
. i:::::i:::;イ !:;;:ノ !:;;ノ !ヽ:i:::::i rf'| ト,、
|::/i::∧! "" _,'、__, "" !ノ::::i、:|f'! }
_レ__|/W > 、_丶_ノ /ー-、:iヾ 、 ノ
| / \ー-‐i´ /∧ i |
| /;==、、 ヽ_r=! /// ,>、 | |
| /i´ ̄`ヽテ=、ヽ|/,''/ / ´')! |
| /;:イ \ ヾ!/=}_i // |
「そしてその池田選手の因縁の相手とも呼べる選手がいます」
「そう………」
「龍門渕高校2年―――」
「神懸りな闘牌を見せる前年度MVP!」
「インターハイ最多獲得点数記録保持者!!」
「天江――衣!!」
マ二ニニニ|
マ二二二|
マニニニ|
マ二二|
,へ ヤ二ニ|
<二二\ l、ニニ!
<二二ニ, -‐ニ`ヽ .ト、ニ./
<二二二ニ/ー<ニニ\. __|二/__
<二二ニ>‐… ' >、ニヽ|./ `
<二> ¨ / >ニヒ二ミ、 ヽ
/> ¨ / /´ / ヽ 、 :.
/ / ./ .| | | | ヽ ::. ト、
/ / .l. |ハ .| λ|/|、| | ::. .八 ヽ
. / || .l‐ト 、ト、 /j斗也、j :::. ヽ \
/ / ヽ!、l、 ヤ作芯 ソ 代_リ'| | ::::. マ \
、 _ ____ / / ヾ ヽミゞ-' '''' | | ::::. ヤ ヽ
_ ̄ ̄ ̄ ̄____/ / / ハ`''' 、`_-ァ _イ!. ′ :::. マ ,
 ̄ ̄ ̄ / . イ / ./ ′ ` ァ‐r- ´/ / ム、 _ ::::、 ヽ
. イ 才´ / / γ⌒フ´`ヽ、><´,.-/ ./::/ ヽヽ ヽ j\. Y
 ̄ ̄ ̄__ / 厶' / / {::::::::::ヽYY::/ /::::〉 Y \. | ヽ |
 ̄ ̄ / ー‐=ニ ̄ / 厶 .r':::::::___ノレ’ ./-、{⌒ 、! \ \. | マ
. / / / /.ノ___≦ヲ// /‐ァベ__ヽ 〉 \ \.l. ハ
/ / イ ,イ,ベ:ー=ニ二´,イ / //へ`ぅ/込_{ \ | ',
. / / ´/___∠/;イ入:::ヾ:/「`/ / ./「 ‐くーァ`ヽ}/ \ \ !. ト、
――‐- 、 ´ ィ千―ァ‐チi´ | Уx'_ィ、/ / /::|ー┴¨´ ./ー' \ l | \
. \ | / j / `i _/ / lミx!、 / |, イ ̄| \ .l | ヽ
\ \ |. ′ .// `丁千|.∧ ト、:! ` ー '_ノ .| \ ノ |\ ,
____\. `| ト、__ ′ ノ {. !′、 |/〉 ̄ ̄入彡 _/ / / \
l | 「¨l\ ヾ `ー-ュ―‐ムイ .|! ヽ ヾ / >、_}_ _rイ / ヽ |
l |.八. ! \ ` γ´ マ% ヽ 寸==- x夕’ `ヽ、 /、. ヤ
. 八 l ヽト、 |\__>- _. マ% |::〉 x夕 ノ‐- 、_ イ ヽ |
.... ヽ| | ヽ .| _/  ̄ ̄ ̄アヽ. ___|/_ノー―――一 ´ /∧ 〉、 |
. ヤ| 「 / | | ////∧ / ) /
. |.|ヽ ヽ / | ノ//////〉 / / /
「大将戦の幕が今開こうとしています!!」
咲「………」
咲(広い………)
華菜「よろしくー」
咲「あ……はい。よろしくお願いします」
咲(この人が風越の大将………)
ゆみ「………」 テクテク
咲(この人が鶴賀……)
咲(じゃあもう一人が………)
ギ……
華菜「!」
ゆみ「」 ピクッ
衣「」 ヒョコッ
咲(え………?!)
衣「」 トテテ
衣「」 チョコン
咲(えぇえ~~っ)
和(あ……あの子が天江衣………?!)
京太郎「えぇぇっ?!」
京太郎「こ、こ、こ、衣ちゃん?!」
京太郎「せ、選手だったのか……」
京太郎「つーか高校生だったのかよ?!」
久「あら、知り合いなの?」
京太郎「え、ええ………まあ」
京太郎「さっきエビフライ奢ってあげました」
まこ「部長の金で」
京太郎「もちろん」 ニッコリ
久「私のお金で敵に塩を送ってたの……?」
京太郎「ハハハ」
久「こやつめハハハ」
咲(この子が大将……)
咲(なら……さっきから感じてた悪寒は勘違いだったのかな……)
咲「」 フゥ
咲(集中しなきゃ……!)
ゆみ(始まる………!)
華菜(さて………)
華菜(魔物退治といきますか!)
「大将戦スタート!!」
「全国へ行けるのは残り2回の東南戦を制する1校のみ!」
「中堅戦からトップを維持し続ける清澄高校がこのままインターハイへ勝ち抜けるのか――」
「はたまた昨年のファイナリスト2校が意地を見せつけるのか!」
靖子「龍門渕高校の天江が何もせずに終わるとは思えないな」
「確かに天江選手はインターハイでも数々の記録を残してますから」
「今年もどんな戦いを見せてくれるのか期待したいところです」
靖子(あー衣かわいいなー)
靖子「あ」
「?」
靖子「失念していたよ」
靖子「他にも愉快な打ち手がいたことを……!」
「………?」
久(みんな……驚くでしょうね………)
久(咲は………私がアンカーを任せた選手なのよ……?)
久(確かに天江はすさまじい……)
久(魔物と言っても差し支えないほどの強さ………)
久(けど………)
久(一人じゃない……!)
華菜(倒すべき魔物は………)
衣「ふんふんふーん♪」
華菜(こいつ一人……!)
ゆみ「リーチ!」
咲「カン」 パタッ
華菜「?」
ゆみ(ありがたいな……トップがわざわざリスクを犯すとは)
咲「」 スッ
パラララララ……
華菜「え?!」
咲「ツモ。嶺上開花」
ゆみ(嶺上開花?!)
咲「1600・3200です」
久(卓に魔物は二人いる―――!) ニヤ
京太郎「やった!」
「清澄高校宮永咲、先制ーーーっ!!」
「このままリードを広げていくのか?!」
華菜(そういえばこいつの牌譜………)
「偶然ですが宮永選手は昨日の1・2回戦でも嶺上開花を和了っています」
「これはすごい確率ですよね」
・ ・
靖子「偶然ならよかったんだがな」
東二局
ドラ表示牌;⑦筒
華菜「!」 カシッ
華菜(張った!高い手!!)
三四五(赤)六七萬 5(赤)77索 ⑤⑥⑦⑧⑧筒 ツモ 6索
華菜(ツモれそーだし4位のウチとしちゃーリーチかけたいとこだけどさっ)
華菜(ここは確実に和了っておきたいね!!) トン
「風越女子池田、高めで倍満の三門張をダマテン!」
「最下位からの浮上なるか!」
咲「」 カシッ
「ああーっ!」
78索 五六七八八八萬 ③⑤⑦⑧⑨筒 ツモ ④筒
「清澄高校宮永も聴牌――」
「しかし五‐八萬は風越池田の当たり牌です!!」
「これはさすがに振り込んでしまうんじゃないでしょうか!!」
咲「リーチ」 カシャッ
打、7索
「は………?」
「八索単騎リーチ!!」
「清澄高校・宮永咲両面に取らず!」
「しかも八索はすでに河に2枚出ております!!」
優希「地獄単騎とか部長みたいだじぇ」
まこ「あはははは」
久「一緒にしないでよ」
久「咲は悪い待ちを選んだんじゃないわ」
咲「カン」 パタッ
ジジ…… バチバチバチバチッ!
八八八八萬
久「カンできる待ちを選んだのよ」
咲「嶺上開花」
池田「???!!」
ゆみ(バカなっ………)
池田(なんなんだ………)
池田(なんなんだこいつ………)
: : : : : : : : / |: :/|: :|`ヽ: l\ : : : : : . \: : : : : : : . ',
`ヽ、: : : / V |: :| l/ \__ /\ : : : : : . ',
: .\\:/ ヽ:\ \ / \: : : : . ',
: : /< ` >< : : : : : .ヽ: : : . ',
: / `丶、 / \ : : : : .ヽ: : : .ヽ
/ \_ 、_/ ハ : : : : .ヽ : : .ヽ (邪魔すんなよーっ……!!)
', ,.o‐===≦、 ,≧===‐o、 |'⌒', : : : .ヽ : : .ヽ
∧ O゚ ゚O l ∧: : : : .ヽ : : .ヽ
l ', ⊂⊃ ⊂⊃ / /: : ',: : : : .ヽ\: .ヽ
ヽ.人 ' / ノ|: : : :ト: : : : : l \:ヽ
: : . ∧ /. :|: :|: : : :| ヽ: : : .l \
: : /: /\ (二ニニ二) / . : |: :|: : : :| ヽ: : |
東二局一本場
ドラ表示牌:東
ゆみ(ドラの自風が暗刻………)
南南南 ⑥⑦⑧筒 1346索 七七七萬(ポン)
ゆみ(あと一鳴きで聴牌だが………)
咲「ポン」 カチャ
222索
ゆみ「………?」
ゆみ(清澄の大将……底が見えない……)
ゆみ(カンする割には副露率は低かったはずだが………) カシッ
ゆみ(だとすると、このポンは………)
ゆみ「」 タンッ
打、南
「あれっ……鶴賀学園の加治木――」
「自風のドラアンコを崩しましたよ?」
靖子「役なしだな」
咲「」 キュッ
咲「カン」
2 222索
華菜(またっ!?) ビクッ
咲(これで3度目の嶺上………)
咲「」 ハッ
「その嶺上 取る必要なし」
ドスッ ドスッ ドスッ ドスッ
咲「―――!」
ゆみ「聞こえなかったか?」
.  ̄ ヽ `丶、
/ / \ /`ヽ
/ / / / , 、V,、 ',
l / ム..Vム ′
| _j/ // '、 '、
|`フ /‐-、 , -‐\ \
-=彡_,.イァ圻ミ、 ァ圻ミ j〕lト __ーァ
/ ,小}从 ー′ ー' 〃从
. / l 丶.ヾ ' //ハ カンした瞬間 ロンと言ったはずだが
/ / l { \ っ .イ イ \
イ ハ, ‘くヽ> ._. ィ〔 | lト、
从 {,x个ー=ミ:、⌒7マ'く⌒'ト l,_ ハ
,x:\( 、〕、\ ∧ \l\ ∨ノ
. 〈_ =- 」_\ \ } | / l〈
マ´ -=弌 く \ | 7 lキ
, _〉,__\__\!_/___ , L」.ニ=-─ァx ___,. -‐ '"′ ̄ ̄ ̄ ̄"ア__
, x ⌒ / / ̄ ⌒ ̄ ̄ ̄ ̄´"フ__ノ
′ / / , -‐ '⌒了 ̄ ̄ ̄´ ̄´
′ / / ____, '′ /-─ 、
'、 / / 〕 ム-─--‐⌒ヽ., __∠._ ( }
マ⌒冖-=ニ.._ ∧  ̄ ∨ / `⌒ ´
_  ̄\__ \__/
〕/ i | ̄ ̄ ̄\
/:::::::::::::::://::::::::::::::::::::::::/ |::::::::::::| /  ̄\
/::::::::::::::://::::::::::::::::::::::::/ |::::::::::::| | 搶 |
/:::::::::::;;/::::::::::::::::::::::::/ |::::::::::::| . | 槓 |
|__;;:-‐::':::::::::::::::::::::::/ ̄`ー-、 ト、:::::::| | だ |
::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;:イ ̄- 、 __ー-- -‐'Τ゙、::::::\ \__/
-:-:-:::'::'::':::>、:::/ | </::::;;;:::::i\- _二ニy/|:::゙、:::::::::\
/:::::::::::/:::::{. Y .゙、::::...:::/ イ:;;::::////:::;:个::::::::::::`ー-、_
:::::::::::/:::::/::\ -ー‐゜- !::..:゜/ノイ;:イ:::::| ̄`ー―--‐''''
::::::::/:::::/:::::::/`ー, ,  ̄ /:::::|:::::|::::::|
|::::|:::::::|:::::::::|:::::|::| \ 、っ /:::|:::::::|:::::|::::::|
|::::|:::::::|:::::::::|:::::|::| ` 、_ _ , ':::::!:::::::|:::::::|:::::|::::::|
ゆみ「その槓、成立せず!」
咲「ぅ………」
「搶槓だーーーーーーーーっ!!」
「嶺上開花より珍しい役が飛び出しましたーーーーーーっ!!」
「東二局で、すでにおかしなことになっているぞ!!」
華菜(マンガンの3‐6索待ちを捨ててその和了り?!)
華菜(やろうとするのも成立するのも理解できないって!!)
和「なんという………」
優希「完全に狙い撃ってきたじぇ……!」
京太郎「すっさまじい………」
久「鶴賀の大将………」
久「たった二局で、咲の打ち筋に対応してきたっていうの……?」
ゆみ「」 フゥ
ゆみ(今回うまくいったのは偶然にすぎない)
ゆみ(私が次に搶槓を和了るのは数年後になるかもしれない)
ゆみ(しかし………)
咲「………」
・ ・
ゆみ(これが真に怪物ならば………)
咲「………」 チラッ
ゆみ「………」 ジー
咲「………」 ウツムキ
ゆみ(恐怖という餌を与えておくのも悪くはない―――)
東三局
咲(できた………)
西西西西 ④④④⑤(赤)⑥筒 2346索 ツモ 5索
咲(さっきは搶槓されたけど………)
咲(暗槓なら大丈夫だよね……)
咲「カ……」
ドクン
咲「」 ハッ
ゆみ 捨て牌
④ 五 ② 4 ⑨ 四
5 ⑧ 發 七 2 東
③
咲(暗槓でも搶槓できる役があったよ……)
咲(国士無双……!!)
咲(もしできてたら48000点……)
咲(でも……お姉ちゃんじゃあるまいし大丈夫だよね……?)
咲「………」
咲(うぅぅっ………)
タン
打、④筒
京太郎「え?!」
和「オリましたね……」
京太郎「なんで……?」
まこ「鶴賀の国士を警戒したんじゃろ」
京太郎「あっ、搶槓……!」
久「けど……」
ゆみ「………」 カシッ
一九九萬 ①⑨筒 99索 東南北白發中 ツモ 六萬
ゆみ(配牌から変わらず一向聴……か)
タン
久「まだ張ってなかったみたいね」
京太郎「咲……」
京太郎「らしくないな……」
京太郎(リスクを恐れてオリるなんて………)
まこ「搶槓なんてそう出るもんじゃないんじゃがのう」
久(その幻想を植え付けることまで考えた和了りだとしたら……)
久(やるわね、鶴賀の大将……!)
流局―――
ゆみ「聴牌」 パタッ
一九九萬 ①⑨筒 19索 東南北白發中
咲「ノーテンです」
咲(やっぱり国士……!)
咲(わたしだって捨て牌くらい見てるんだからー)
衣「無聊を託つ」
咲「!」
衣「清澄の大将は厄介だと聞いてうきうきしてたけど」
衣「乏しいな……」
衣「闕望したよ」
/ / /'´ `\ \. ∧
/ / ヽ ヽ ∧
/ i / / i! | | | ∧
/ .| i / | | | | ハ
/ ! { i! ,.イ| | | | | |
/ ', i ∧{i>く 从! | i! !i! i!ハ i!ト、
/ ∧ i!.|r芹ぅ.ミ\i! } !|.| ,リ! }! i! ハ|. \
/ / ∧.从 {:{fj:}:}ヾ | . イ从| .//| ./i! | / i! \
/ / / \{ .乂zク :::::|./:::::'/'///'/ ./ /,イ ./ /' \ そろそろ御戸開きといこうか……!
/ / / |ハ ´ ´ 厶イ //// \
./ / / .!.∧ / i! /' /'.\ \
/ / / |' \ ` ´ / | \ \
./ / / ハ `i::.... ....イ .l \ \
/ / / i! /^\. `¨´ /^\ | __ \
_/ /f ̄ ̄ ̄ ̄:\></ ̄ ̄ ̄:`:Y´ > 、 \
/´ ./ / {: : : : : : :こニ=「 ̄i=ニこ: : : : : : : } \ \
./ / / Y´: : : : : : : :ィーiく: : : : : : : : : `Y Y. \
/ / / ! }: : : : : :/:/| |: ヾ`ヽ: : : : : : :{ i ∧ \
/ / / | {: : : :/: :/.::| |: :∧: : :\: : : :リ | /:::∧ \
咲(こ………) ゾクッ
咲(この感じ………!!)
咲(やっぱりこの子だったんだ……!)
咲(おトイレ行っておけばよかったよ……!)
華菜「天江衣」
衣「ん?」
華菜「今年も勝てる気でいるのか?」
衣「去年の衣と戦ったのか?忘れてくれ」
衣「去年は本調子ではなかった」
華菜「にゃっ!?」
衣「あの時はまだ、お前たちと同じヒトの土俵に立っていたよ」
華菜「………人じゃなきゃなんなんだ……」
衣「フ……」
衣「その身で確かめよ」
東三局一本場
ゆみ「」 カシッ
ゆみ「」 タンッ
ゆみ(一向聴から手が進まない……)
ゆみ(七・八巡程度ならよくあることだが……)
華菜(配牌からずっと一向聴のままだ……)
華菜(鳴くに鳴けないし……)
華菜・ゆみ((このツモ、どうかしてる!!))
ゆみ(全く聴牌できない……どういうことなんだ……)
ゆみ(まるで海の底に引き擦り込まれるかのような……!)
咲「」 トンッ
ゆみ「!」
ゆみ「チー!」
ゆみ(張った!!)
華菜(ばっ………)
華菜(なんてことするんだ……!)
衣「」 ニヤ
衣「リーチ!」
ゆみ(ラスト一巡でツモ切りリーチ……?!)
ゆみ「」 トンッ
華菜(鳴けないし!!)
衣「………」 スッ
┌─┐
│:;:;:; |
│:;:;:; |
└─┘
衣「」 ビッ!
┌─┐
│①│
│筒│
└─┘
,r==ミ
__ 〃////〃⌒\
〃/_ノ __ ト.、 {{//人〃///∧ハ〃⌒i!_
f⌒〈/,'|| ///__ノ ∨ハ `¨" {{//,'ノ///,{{//〃//}}
,r='ヘ/∧/¨´/// ∨∧ `Y´/////`¨´{{//〃
/∧'∧ハ__ノ///〃 廴:\ ___/ノ////////込ン1!
〃/∧'∧/////{{___ `ト| ({ ̄ ̄ ̄`////////////
||///∧_ノ////// ̄ ̄ ̄}) / ̄ ̄>.、 |:| ゙ー==ミ_、///////,/
||//////////>== ´´<___/ `ヾ、 i! }!/////〃
||////////if´ >⊥ュ、 }}////,〃
.ii////////|| ./ i!i!i i!i! ヽ 〃///,'〃
ii////////!! ,.ィニニニ/{iニ={!,{ル広 勾| || 〃////〃 海に映る月を撈い取る……!
.∨//////|| // / iル'::::从≦ゝ圦 r=ヲ,/,リ|\ 〃////〃
∨/////{{ {{_⊥zz{:::::::::::::} /r‐≧r/ /.⊥_ ヽ /'//////'
.∨////∧ /.ィ´ .ゝ‐rr≦ ,ィ.,{rzイ/ { {. Y ハ /////,'/
∨////∧ {' / /__廴!{ /,∠__/ |{ | ト、_r'/\}、_ ////,/
ヾ.////∧__! ///>{ { |' /ャ--'^ー}ハ.八! ト、.\ \>:.、___///,/
\///////∧{/ Ⅵ r/ /' /\\} ハ Yハ__ヽ\/////,/
`込ZZ> ´ ヾ,rr' `ー―八≦≧iヽ | } {r‐‐} `¨¨¨´
i´ {:{ / /:7 く |//,、 〉
/::::'ノ/:! !::ヽ、:::`ヽ
〈::::::::::|/::/ ゙、:::::V::::::::)
゙、::::::::::〈 )::::::::::::/
゙、:::::::::゙、 /:::::::::::::l
/::::::::::::| !::::::::::::::ヽ
, -‐'´::::::::::::::ノ`ー---‐' ヽ、:::::::::::::`ー、
. /::::::::::::::::::::/ \::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::/ _ 、::::::::::::::::\
、-、:::::ァフ__/ _>つ-、 __!ヽ、|),、、)|ノ! :::::::::__/\
. !/ ,コ ∠. 「`,.,‐'ツ`´ `┐「>,.<フ,、<_ | レ, フ| .|
!/|__フム.i_!.L_ //i !>`'ソ / /,ニノ!ニ/フ ノ.|( _>i .|
|_./-ァ.ク;ク !ー' ノ/ ノ'ヒ'ノ\∧. ´_!.| フ/// | /'´iヽ! !
ヽ:::::::::、 ̄ヽノ` ゛´ `!=ニ⊃`ー' `'" ̄ヾ/ ´ `ヽノ
\::::::\ ヽ.V./ /:::::/
、:::::::\ ,..-V-、 /:::/
. \:::::::\ / '´ `. ゙、 /:::/
`ー-、::`ー-、 !、|wli!wii ゙、. /:::/
`ー-、::\/人ゝーィ| ! ゙、_,..-‐´-‐'
>,イ´ )´艾`)、゙、´>、
_,.. -‐,.´ィー-イフノ,、ヾ ト、`、<_ー-、__
彡,..-‐/////_,.-/´ `V、_゙、゙、゙、` ー-、ミ
咲「ひ………」
華菜「うっ………!」
ゆみ(海底だと……?!)
ゆみ(ダマでも十分な手……!)
ゆみ(残り一巡でツモ切りリーチ………)
ゆみ(それではまるで……海底で必ず和了ることを確信しているようではないか……!)
ゆみ(しかし……去年の天江衣の牌譜を見る限り……)
ゆみ(県予選では1度海底を和了っているが全国では1度も見せていない)
ゆみ(どちらかといえば高い手を直撃するタイプだったはず)
ゆみ(イヤな感じがする……!)
東四局
ドラ表示牌;北
華菜(あーもう……!)
華菜(なんだコレ……)
①③⑤(赤)筒 東東 中中 78索 四四四六萬 ツモ 3索
華菜(配牌から鳴いて仕掛ける気マンマンなのに一つも鳴けない進まない!)
華菜(しかもこのままいけば海底をツモるのはまたあの天江衣――)
華菜(この点差……残り少ない局数…)
咲「」 トン
打、四萬
華菜(じゃあまァ……) ピク
華菜(無理してみようか!)
華菜「カン!」
四四四萬
咲「あっ……」
咲「うぅ……」
華菜「!」 つ②
華菜(手が進んだ!)
華菜(さすがにこれが清澄の和了り牌ってコトはないだろーケド……)
華菜(カンで本来の海底牌は王牌に取り込まれる)
華菜(嶺上開花も海底撈月も一つ目の牌は同時に潰したはず!)
華菜(天江衣を海底コースから外すこともできた……)
華菜(あとはこれを和了るだけだ!!)
咲(うぅ……) カシッ
七八九萬 6789索 ①①②④④④筒 ツモ 北
咲(要らないのしかこないよ……) トンッ
「ポン」
華菜「!!」
衣「ペーポンペーポン♪」 パタッ
華菜(コースに戻った!!)
華菜「ぅぅっ………」
ゆみ(恐れている……?)
ゆみ(龍門渕に海底のツモが回るのを恐れているのか……?)
ゆみ(ならば……) トンッ
打、⑥筒
ゆみ(これなら鳴けるか……?!)
華菜(おしい!!!)
咲「ぁ………」
ゆみ(2連続嶺上開花の異常さに比べれば、海底一回などザラにある……)
ゆみ(とはいえ……もし……)
衣「」 ニヤッ
こちらも2連続だとしたら―――!!
衣「ツモ!」 カツン
ゆみ・華菜・咲「「「!!」」」
衣「海底撈月………!」
華菜(2連続海底……!)
華菜(しかも、海底のみ……?)
.... --――- ..,,_
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
///:::::,, 、::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::,::/(( |::}\::\/\:::\/ヽ
,{|:::::::::/({ ` j/ \::::::::、::::::::::::∧
,{|::`=ァ \::::ヽ::::::::::::∧
/ `=ァ¨ ‐-.,,_ 、_,,.. -‐ ¨\::::::、::::::::∧
. /:::::::/〃 ̄¨ ミ 〃゙´  ̄ \ヽ::::',:::::::::∧
/:::::::::l { i!¨i! i!¨i! } ∨::',::::::::∧ (いや………カンドラ3枚!!)
/:::::::::::} !. i!_,i! i!_,i! ノ. ∨::',::::::::∧
ハ:::/ /:τ`=っ , τづ .{"∨:',:|∨:::',
ハ/::/i::::::|i{¨´ ィ´ノ∨i|||∨:::!
}//:/. | i::::ゝ、 r‐-‐-‐-、 ,ィ'"::::,::} }|j ∨:}
j/ レ' ヽ{\> ゛´ ̄^¨´,,.. <//|/ }レ ∨
`\`iー--‐ ´ |/ /
_,,r丿 ケ\
__,, -‐ ¨ .|‐-、. , -‐/ :::. `¨ ‐- ,,_
ィ{ {{ ├―‐ ―-/ ::' 〃≧、
. /キ\\ i / // `} \
華菜(あたしがカンしなければ海底は防げた――?!)
華菜(清澄は無視してポンで済ますべきだったのか…?)
華菜「失礼……」
カシャッ
8索
華菜「!」
8索
華菜(ポンが正解だったし!!)
優希「ここまでリンシャンリンシャンチャンカンハイテーハイテーだじょ……」
和「偶然にしてもひどすぎます……」
京太郎「やばいよなコレ……」
まこ「合宿のときのアベック天地和のほうがすさまじかったがのう」
優希「エニグマティックだじぇ……」
久(嶺上の花が咲き………海底の月が輝く……か)
久(まるで……)
久(花天月地ね)
南一局
ゆみ(この風越の……池田といったか)
ゆみ(天江の海底を警戒しているようだが……)
ゆみ(実際に卓につくと言葉や特定のサインを使わずとも空気のようなモノが伝わることがある)
ゆみ(デジタル一辺倒の打ち手には全く無縁のものだが……)
ゆみ(去年の海底2回が偶然ではないことを)
ゆみ(その場にいた時に感じ取ったとでもいうのか………?)
ゆみ(前局の私は親の聴牌確保のために天江に海底をまわしてしまった)
ゆみ(しくじったか)
華菜「………」
68600
華菜(酷い点数だな………)
華菜(海底阻止とかそんなことよりも……)
華菜(まず自分が逆転できる手を仕上げることじゃないか――?)
華菜(……と去年も思ったっけ)
華菜(去年は鳴いて天江の海底を潰して……)
___
, . :´: : : : .`丶
/. : : イ: : : : : : : . \
よ /,二、/ |二二ト、 二ニヽ
┌──────┐ し ⊆乂ノ/ u l人: .:l 〉: : : : : ',
│池田 一年前│ っ /. : : />_、 〉ノ<∧: : : : ',
└──────┘ l: : : ハ/|じト イじlトハ: : : .',
l: : 人」 Vノ , Vノ l l : : : ',
|: : : : :ト⊃ _,、_, ⊂ノイ.:/:/∨
ノ人从人>、└' , イノl/ノ
, ⌒ヽ __ - イ` ´ ├─- 、
LLLしヘ l 人ヽ ト- -イ // \
` 个ー' l /\\ヽ | ̄ ̄/ // /⌒l
l l / /\\ヽ | / =彳 ∧ |
華菜(勝負手をテンパったその捨て牌で……)
華菜(あの倍満に振り込んだんだ)
華菜(大きな分かれ道が二つとも死に繋がっていた)
華菜(天江の親……)
華菜(誰も鳴かなきゃ親に海底はまわらない)
華菜「………」
ドラ表示牌:八萬
二四四五(赤)六七七九九萬 3索 ⑧⑨筒 西
ゆみ「」 トンッ
打、三萬
華菜(なんだ……?)
華菜「チー!」
華菜(今までと違って鳴けるじゃないか)
華菜(ヤツに海底をまわさないように鳴けばいいんだし………)
華菜(和了るぞ!倍満!)
華菜「」 カシッ
つ八萬
華菜「」 カシッ
つ二萬
華菜「」 カシッ
つ五萬
華菜(3連続萬子ツモ!)
二四五(赤)六七七八九九萬 西 三二四(チー) ツモ 五萬
華菜(ちょーしでてきた!) トンッ
衣「………」
三三六六七萬 56678索 ④⑤(赤)⑥筒 ツモ 一萬
衣「」 トンッ
打、七萬
「あの形から七萬……?」
「ツモ切りじゃないんですか」
靖子「………」
華菜「っ………ポン!」
打、二萬
衣「」 ニヤリ
華菜(あ……あれ……?)
華菜(しくった……?)
靖子「手の進まない鳴きでその打牌……」
靖子「凡ミスだな」
………………
………
華菜(あれから一度も鳴けず有効牌も来ない……)
華菜(ケチついちゃったかなァ……)
一二三六六萬 56678索 ④⑤(赤)⑥筒
衣「さいごのおとーふ」 トン
「天江選手は十巡目に平和を張って以来ずっとダマですね」
「リーチしないのはトップ親だからですか?」
靖子「いや……」
咲「」 トンッ
打、六萬
衣「ポンっ!」
「えェェ!!?」
靖子「コースイン」
「や、ヤミピンフを捨てて役なしの鳴き……??」
咲(このままじゃまたあの子が海底……)
咲(その前に和了るかズラすしかないよ……)
1234444索 ①③⑤筒 中中中 ツモ ③筒
咲(さっきから全然聴牌できないけど……)
咲(でも……)
咲(普通のツモを使わなくても……)
咲(わたしなら無理やり聴牌する方法がある……!)
咲「カン」 パタッ
カシッ
咲(きた!)
123索 ①③③⑤筒 中中中 ■44■索 ツモ ②筒
咲(あの子が怖くなってからはじめて聴牌できたよ……) トンッ
打、③筒
ゆみ(嶺上開花ではない、のか……)
ゆみ(しかし新ドラが……)
新ドラ表示牌:五萬
ゆみ(天江の鳴いた六萬……!)
華菜(でもカンのおかげで天江が海底からズレた……)
つ④
華菜(ズレても有効牌はこないか……) トンッ
衣「チー」
華菜「」
靖子「それでこそ天江衣だ」
咲・華菜・ゆみ(((また海底コース!)))
咲(和了られたら………最低12000は持っていかれる……!)
咲「ぅぅ………」 トンッ
ゆみ(せめて鳴けるところを捨ててほしいものだが……)
⑤⑦⑦⑧⑨⑨⑨筒 567899索 ツモ 東
ゆみ(同じ点数ならトップの天江にツモられるより風越に振り込むほうがマシではある……) トンッ
ゆみ(だがどちらの点数も確定できない上にそもそも萬子がない)
華菜(やばい……)
咲(和了れないしズラせないよ……)
ゆみ(まずいな……)
ゆみ(海の底が見えてくる………!)
京太郎「しかしこの数局……衣ちゃん以外全然手が進まないな……」
久「去年の牌譜にはこんなことはなかったんだけどね……」
和「一人が八巡ほど手が動かない程度ならそれなりにあることですが……」
優希「ところがどっこい!」
優希「何人もが流局寸前まで聴牌できない!」
まこ「それが三局連続で起こってるのう……」
咲(最後の一巡………) カシッ
咲(あ………)
123索 ①②③⑤筒 中中中 ■44■索 ツモ ③筒
咲(こっちにしてたら和了ってたよ……) トンッ
咲(差し込んで……)
咲(誰か差し込んでよ~……)
ゆみ「………」 カシッ
⑤⑦⑦⑧⑨⑨⑨筒 567899索 ツモ 7索
ゆみ(ラスヅモ………9索を切れば聴牌か)
ゆみ(だが……それでは天江が海底か………)
ゆみ「………」 チラ
咲「」 プルプル
ゆみ(………ここか?) トンッ
打、⑤筒
咲「あっ!ろ、ロン!2000点です!!」
衣「な!」
咲(この人………わたしの気持ちを読んで差し込んでくれたんだ……)
咲(すごい……!)
衣(衣の親が流されたっ!)
衣(衣は子供より親やるほうが好きなのにっ)
あれ
衣(海底で和了ってたのにっ)
衣(呉越同舟………地の利は人の和に如かず……?)
衣(そんな戮力通用するものか……!)
衣(この有象無象……)
衣(生猪口才!) ボッ
南二局
ゆみ(この配牌………)
二三六七萬 ②②③⑨⑨筒 1677索 ツモ 西
ゆみ(もし『天江の支配』とよべるものが真に存在するのならば)
ゆみ(自然に進めばまた一向聴の袋小路か………)
___
, z ´: : : : : : : : : : :` 丶
/: : : : : ;, z ヘ: : : : : : : , ヘミ、
/: : : : ::,/ ::::::.∧: : : :/ ..::. \_
. / .::..........{ :::::、::::∧: :/....:::::::: `}
. ,' ::::::::::::/ .:::::::}:::\∨/}::::::::. .i
. / ::::::::::::ノ .:::::::/`¨z -~-{:::::::: ハ
.} :::::::::::/ ...:::::::/ {::::::::::::. ハ
.{ .:::::::/ . :::::::::::/ {:::::::::::::. ∧
,'-=彡 ...:::_ __/__ .∨__:::::.. ーミ、
/彡´ ::::...::´/ / ` ´ .∨ `::::... \
-=ニ三 __ 彡 ノテ=─、 , =─.、ヘ_:::::: >、_
} ̄::::}:::::/}.く {_ノ:::::} {_ノ:::::} ゝミ_} ̄ ̄ ̄ ̄
/ ::.:::/{}:::::::N ヒ三ソ .ヒ三ソ ノ{ ノ/
,' /.:::/::丶}}∧ / / }} (ならばいっそ戯れてみよう……)
/./ ::::{:::::::{{.`八 ' ./´{:::: }
// :::::i:::::::{{:::::::::\ _ _ 人 }:::: }.i
{{i ::::::.i::::::/::::::::::::: > 、 , <} }::::::i:::: i i
ii } __i_{_::::::/ { \ ` - _ ィl、:::::::::::l::|::::::i::::::|:|
. /─‐ヘ :`´:::::::::i >──´─ ´¨ミ 、_:::::i:::::ll i
. } } ::::/ /ヘ´ ヽ ヽ`, . ̄ ─ _
/:::::::::...... `、 レ´ ∧ ヽ \/ , .}
.}.................... } / ∧‐┬‐┬ヘ ゝ./.} } .i
. ,' / \ ∧ |:::::::| .∨_ノ´ / .|
. } /. \ O ./..|:::::::| .{´\_ ./ |
,' / \_/ヽ .|::::::ハ ,' `7 ,':::: .|
ピシッ
打、③筒
ゆみ(その運命とやらと………!)
………………………
………………
………
ゆみ(聴牌………!)
三萬 ②②⑨⑨筒 1177索 西北北南 ツモ 三萬
ゆみ(できるじゃないか……!)
ゆみ(奴の支配が完全でないことを知らしめる……!)
ゆみ「リーチ」
華菜(リーチ……?!)
咲(普通に聴牌できることもあるんだ……!!)
華菜(うっ………)
ゆみ 捨牌
③ 6 六 二 七 ⑤
3 南
華菜(捨牌キモっ)
華菜「………」
つ西
華菜(この点差だぞ!イーシャンとはいえ迷うことなんてあるものか!)
華菜(行けっ!) タン
ゆみ「ロン」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ノ:::i!リ::::::,ヘ
::::ゞ、、::::::::::::::::::::::::::::::/ノツハメハ::} リ
:::::::::::ヾ.、::::::::::::::::::/ " /ノ }ノ′
:::::::::::::::ヘゝ::::::/ }
、:::::::::::::::::,`´〃 l
ヽヽ、:>/ /\ j
::::::`V/ / ゙ゝ.,,_ ,, V
/ // /  ̄ ,'
〃 / ,z〟==テ゛゙ゞ,ヽ ,
" { /. ,、 i `
{. i }. '
',ヘ { j {
ヾ\,, " '
\
/
i
_,. _,. '
´ー´´
、 _,. '"
/゙''ー .,, _,,/
ゆみ「リーチ一発七対………」
華菜(一発掴まされてた………!!)
ゆみ「ウラウラ―――12000!」
華菜(は………?!)
華菜「」 プルプル
チャラッ
ゆみ(悪いな)
ゆみ(本来なら天江から取りたい点棒なのだが……)
ゆみ(こちらも見逃すほどの余裕はないのだよ)
ゆみ(トップまで14400点差……)
ゆみ(この親番は大事に扱いt―――
ゆみ「」 ゾクッ
Lニ¬ 「」「」 イ/////\/ハ _「 L_
/∠.._ __ イ//,/ \! L_ 」, -‐-、 /7
L -─-、ヽヽ\ ,....ヘ从ィ.、 イ/// | ''´, '⌒) } / /
「│ } .} V , 人////////人 イ/// / r' / / /_/
L_フ ∠ノ , 人/////,/ ^ーァ/ヽ≠//,.く レ1_」 ∠/ ∠ゝ
人//////,/ ,ィ///////////人 Lニ.ヽ
人///> '´ レ//////////////,レi <ノ
/> '´ 〃////////////////!
,..'/ 从////////,γ⌒ヽ//,|
/' `i///////,乂__.ノ//,ハ
/////////////////ヽ
人//////////////////////,人
, 从///////////////////////////ヽ
,.....从/////////////////////////////////人
,...从´///////////////////////////////////////从、
,..从///////////////////////////////////////////////,从.、
.ミ/>ァ//////////////////////////////////////////////////从、
.ミ//.///////////////////////////////////////////////////////.彡
. ミ//.////////////////////////////////////////////////,ヾ.、/////ト、/人
// ///〃////////////////////////////////////////////////ハ ヾ///} Y//彡
/ //// {//////////////////////////////////////////////////} Y//! .|///!
/ :::::/::::::::::::::::::::.:.::::::::::::::∧:::::.:.:.:|:..:.:.:.|:.:.:::|i::.:.:|
/ ! / ::::::/:::::::::::::::::|:| |::::::|:::|:::::..:.:i:::::::|:i:.:.:l
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/.:.:::;:イ::|!:::::::l//メ、|::::::::!'i:::::|::| i:::::|i:::|::i:::::::::|:::::::::.:.:i゙、
/:.::/ .|::|:!:::://'´`ヽ!::::::| _、::|V-‐!::::|、::!|:::::::::|:::::::::.:.:|
// |/:::V::!| <ヽヽ:::| V'"´゛ヽ、!ヽi::::::::::ト、:::::./i|
!::::::::|:r-、弋ノ ヾ f´:i ヾ ゙、::::::/) }:ル'
r‐|::::∧:ト、.\ , _ゞ',、 / i:::/ ' /W ウッ……プ……!
人:|i:/:.:.::゙、 \ `ー-、 `i. ヽ ,..N./:.:.:.:`ー-、
,イ ゙、゙、:.:.:.:.:.:\ ヽ `ー--‐' /_.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,:.:-‐'´>、
! ゙、 ゙、゙、:.:.:.:.:.:.:ヽ / /:.:.:.:.:.:,,:.:"_, -‐-´i::::|
. /i ゙、. iヽ\:.:.:.:.:.:.\ ,ク´:.:.:.,,:.:"´イ´/ i::!
i | ヽi: :\\:.:.:.:.:.!ヽ _, -‐'´i:.:/:./: / / i| リ
. i | i ヽ: : :.\\:.:.>'´:.:.:.:,; -=i:./: :/ / ハ |
| ゙、 ゙、 |\: : :\\i:.:.:/:.:.:.:.:.:..| : / / i | ノ
ゆみ(な………) ゾゾゾッ
華菜「へ?」
ゆみ(な……なんだ……?)
ゆみ(なんだ今の圧迫感は……!!)
咲(これくらいになると気づく人もいるんだ……)
咲「」 ゴクッ
咲(これ……ちっちゃい頃のおねーちゃんの比じゃないくらいヒドいもん……)
咲(勝てるわけないよ……!!) ガクガク
衣「ポン!」
ゆみ(私が前局和了ることができたのは天江の支配に逆らったからではないのか……?)
ゆみ(まさか――)
ゆみ(これからなのか……?)
津波の前に潮が引くことがあるように
_........_
/'´: :i : : :`ヽ
// i:/ |: : :|: : :|
ーヾ,!': :i : : |i: : :|
i: : :リ: : |!: : :!、
!|_;イ、 : |: : ハi
,イ ヽソ|ノ、
/:{ヽ. ヽ|!∥, ゙、
(:::::::゙、゙、 V./ー┴-、
ゝ:::::::::`、 〈 ノノ
| |::::::::::::::〉 〉 ((
ヽ!::::::::::/ / ヽヽ
|::::::ノ /ヽ、---┴'
i.|l.i.i、| ヽ:::;イ
/ !|.l.! ゛ ノ" i
/ / .|
/ / |
あの局は天江の海が引いていたとでもいうのか……
衣「ポン」
ゆみ(2副露………)
ゆみ(ならこの局は………)
華菜「」 カシッ
つ1索
華菜「」 チラッ
衣 捨牌
2 4
華菜「」 トンッ
衣「昏鐘鳴の音が聞こえるか?」 クスッ
華菜「!?」
衣「ロン」 ドガアアアアアアアン
衣「12000!!」
西西西 白白白 1索 ⑤(赤)⑤(赤)⑤(ポン) ①①①(ポン)
咲(海底だけじゃない!?)
ゆみ(やはり出和了りもある……か!!)
衣「世界が暗れ塞がると共に―――」
, ´ \::∨:/ \ |:| {: { }: : :{
/ ∠二二二二≧x |:| }: } ri }: : :}
./ |:|/: {f^i l l ,fハ: : {
/ // .| | }: :,ィ:}l l l l.{ l!: :ハ {ヘ
./ /,i { ハ ! | | | | ノ:/ }'! l l .! !l l: : ヘ ,r:}: ハ
i / / i___,/! |リ| .{ } .| | | ! i! ノ: /l l l l l l l l!:ト、:ヾ: : : }
| .' | i!ト、/>くヘ i/ /// / i!|ノ: / l .l l l l l l lイ i、: : :./
∨ | i!从. Y7」!ヾヽ{/イ/},/.r'{/: / l l l l l リ l.l l ヽ: { ,/
.Ⅵ\{ヘ{ハ. マYノ ∠/: : :/ l l_ノ `´ } ヽ! /{
ヽ/ ∧ヘ , 〈: : / l / Y:/
/ / `,ゝ. ー==='' /}:〈 l / }!
/ 〃 〃 .>ト ... /〈: ::} l / ./
/ //, -―― ァ‐fー./ \\ ', ,' / おまえたちの命脈も尽き果てる!!
/ / r―――‐f: :{/ ./\\ ', ,' ./
/ / {: : : : : :こ{/ _...イ ./ \ヽ /\
./ ,.イ ∧/ ̄ ̄´,...<: : : : :/ {/: :\ / \
.// / ̄ ,/ //: : :\: :/ /: :/ ̄{ヽ.____ _ノ´ \ \
. // / .// / /: : : : :|`´ {: :,イ ∧__ . イ \ \
.'/ /,.イ /: // ∠≠ァヽ:} ヾ: :l , ' ! `ヾ.、 \
/ /:/ /__>// /! /: : }' \!./ 八 \\ \
./ /:/!∧ァ‐{ { ./ | /:/ 〈 / \ \\
{ {/ |{ 〈/_∧{イ | {'i ____ |ヘ / .\ ヽ \
ハ | |! ア{‐' .}. └‐‐|/´ /`ヽ.| ハ ___/ \ ∧
∧{ ./ ー/ /' {―‐ '/ ̄ ̄ ̄ ̄i ヽ ∧
./ ./ .′ }__/ | ∧ ∧
/ .' / ∨ィニ> ハ ∧
/ , ' ∨ニニ {∧ ∧
./ , ' \ }.∧ ハ
r/ / ヽ――― 、 ! ∧ i
/ 廴_/ /ヾー――'‐' i l
.〈 ./ ,.....:::´:\: :\\、 l l
/ `ー/ヽ /:::::::/ ̄ハ: : :\\ヽ l l
/ヽ::::∧ /:::::::/ ∧: : : :\\\ l l
\::::\ /:::::::/ ∧: : : : :.\\\ l |
華菜(2連続でハネマンに振り込んだ………)
華菜(なんだこれ……)
/ ::::::::::::::::::::::::::::;::::-------::::::::::::::::ヽ
//:;::‐'フ_:::;:::,..-‐:´゙、、::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::゙、
/:::/´/ ̄,..-'',フ:゙、、:::::::゙、、:::/;:::::;:::::::、::: i ゙、
/:::::::::i ,/ / r':::::::::::゙、、::::::;〉ァ//:/i:ハ:::::!:、:::::...゙、....i
_, -‐::´::::::::::::::!'ノ ./ // ̄二フ'"´ .!/ノ !::ノiハ::_:::::| i:::゙、
` ー-、:::::::::::i'"´ i/ /::/_ _, レ |! ゙、:゙、 ゙、i、、
/;:イ::::l /::/  ̄`´ , 、 i、 i:::| 〉ノiヾ、
レ |::::::i /::;イr‐、_丶、__ \_ |:| !:| //::::|
|/|::゙、 /:/ | `"` ー-‐ー _ ソ |:| ゙、! i:::::::|
!wi !/ i⊂⊃ ヾニ、_.、/ |:! /:i、:::| めちゃくちゃじゃないか……!!
/ / , ⊂⊃´ |:!/| |::! ゙、|
/ /ノ\ ,..__ ノ ノ i:::::| |ノ `
_,..--/ .,イ' 、 \`ー-`⊃ _,....イ < ゙、:::|/
ノ\>'´ / ゙、 i `>ーr<'"´|;ハ ヽ |/
../ /ヽ i、_ / | ` ー-ヽ ヽ
/ i ヽ 、__/ \ \
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美穂子「たまに……ありえないくらいひどいことが起きるでしょ?」
美穂子「そのたびに怒ったりヘコんでたらキリがないと思うの」
美穂子「いつかきっとイイこともあるって信じて………明るく前を向いて……」
美穂子「何事もそうやって楽しんでいきたいわ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
華菜(無理。)
華菜(無理ですよキャプテン………)
華菜(さすがにこの状況は楽しめない………)
華菜(ここは県予選決勝大将戦……!!)
華菜(みんなの全国への夢が……あたしのせいで………)
華菜(もう前半戦もオーラス………)
衣「ポン」
華菜「!」
ドガン!
南南南
\::::::∧ /:::::::::::/
\:::∧ /::::::::/
_,イゝ X:::∧ ̄ 7::::::/、
{ゝ / ヽ:::} ./:::/ \
ト. rー≦⌒ヾ{! / _x≦Ⅶ≧く ヽ
__} 廴ン:::::::::::::::::::::ハ / / `ヾ ヽ
`ヽ:::::::::::::}ーヽ:::::::八 /./ / ,/ / | ヽ ハ Y!.ハ∧
` ̄⌒ヽr、 ー、:::::\ __ -‐ | | ! i! i! i! ! i! ! トハ∧∧
ヽ::ヽ ゝ,_ハ ̄.{ | i! |―iト、_ハ ト、 ト、_.斗┤ ト.∧∧. \
∨` }- ┴ ¨ ̄.Ⅵ 从{灯nぅヘ N≦=rx.| ハト∧.∧、 `ー=ニニ
`ー、__.ノ ,ヘ. 从 マzン \{ b:0::リ》リ/リ∧∧∧ゝ、
///`/∧ , `¨´ / ∧∧∧∧ `ー=≦
/// /,'/{:\ ‐==-' . ィ/ /へヽハ∧ \
// | | |{: :\ヽー―< / // ̄ \ハ.\ \ヽ
|{ ハ .! |ヘ: : :.三{Y⌒/ // ヽ ∧、 \
Ⅶ ハ .| |/:ーx≦三彡イ / \:|ハ ∧\
Ⅵ ,}/: : :/ //: : : }.{ .::} \}ヘ ∧. \
<二rヘ: : / //: :ト、:_: 八:/ x―oュノ ∧∧
華菜(ダブ南……!)
華菜(こっちはこのラス親で連荘したいってのに……)
咲「………」
ゆみ「………」
華菜(さっきから清澄と鶴賀が萎縮している……?)
華菜(実際振り込んでるのはあたしなのに……)
衣「」 スッ
ゆみ「」 ゾクッ
咲「」 プルプル
衣「」 ボッ
|i; l|l'",;il|li;,"'゙'l|l| ゙'||l;il||l|'",;il|l|l||||/ / ,;i|||||||'" -――,,;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,
|l!:.. ill||'" ||| iill||| ,;il|l|/ / ,;i|||||''" ,,,;iiiiiiillll|||||||||||||||||||||人_
|llii:.. |||l' '|l ,;il'''/ ,,;il||l'".:illl|||||l||l'"ー-、"""'''iiill||ノ (
.||li:. i |l' .,,,, |' __ ;i''/ ,,;;iill||||i''"""'''l|liii;,`ー-、. `ー-、 .) ツ (
`||l i|li..,,ll..,,/.''i| ,イ'ー) "/ / / , , 、\`ー、 \ \) (
. i |'l| i||l/ /|__ilト/ フ ./ /./ / , / | | \ \ \ ). モ .(
|ll'' .|. | |  ̄ | /./ / / | | .| ゙、 .\ \ \ .) .(
|| .i| .| | ,,;;i'' | .|./ / | i | | | | | \ \ \ ) ! ! (
| .|i ,;il'li;| 、| "" "r-、 |,| /| | | || .| | 、 ゙、 ゙、 \ \ \ ) (
.| .|,;il" `ー' >、___(_ノN |川. | | ||| .| | \\ \ \ \  ̄`Y´ ̄
. ,;il||! 。 / , ・ , /リト、| \/,ャ卅ォ "''lli;;,, \`ー、\ `ー-`ー-、 ̄ ̄
..i|l"l| .・.|lili;,;i;;ii;;,,,;i;il||li||"ト、,≧‐--\ケェダ "'li;,、_  ̄ ̄`ー-、__  ̄ ̄
| '| / "''||||||||'"' , Y\ \`、 _.___ /`ー- 、 `ー-、_
|i;, |! ' '|li;"/,, \ |\ \ー、_`ー‐ ' _, '// `ー-、_
⌒⌒|!⌒\,,;ii""/,;i||l X | >、 \_ー-‐'―┴┐_____l二二ニ
il|i|i|||li|li||||il|||li;,;il||l|l|li;,;iil//\ | [::::::::::`ー-、二二二二_________
"'l'"'|l'"'l|"||l'|||ll'"" /'" ̄\| |:::::::::::::::::/ハ::::::::::::::::::| \ .| /`ー┐
" "li|'"'|l||lli;il||l|llililil||i/.| `ー-、__//| |:::::::::::::::/ ∧_/ /:::::::/ー 、
"' /'"'"'"'"/'"/ | .| | | `、ー'-‐-./、\`ー-、/::::o/ ヽ
" "'"'"/_|. \ .| \_ ̄`ー|-゛ \ `ーァ }
__ ―=≡ __∧__二二/_ \ / /
. |五| =≡ / ̄  ̄`iー-、\ \/ /
. |筒| ≡レ | ̄ ̄ ̄ / /
衣「3000・6000!!」 ドン!
華菜「」 ビリビリ…
ゆみ「………」
咲「ッ」
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
「ぜ、前半戦終了!!」
「龍門渕高校天江衣、独走状態!!他校を一気に突き放しました!!」
「勝負はこのまま決着か!!」
「それとも、他校が巻き返すのか!!」
「残るは後半戦、半荘1回のみです!!」
咲「ぅぅ………」
咲(この子………)
強すぎるよ―――!!
ヽ:::::::::::l. /:::::::::/
ヽ::::::::l /:::::::::/
`、::::l. /::::::;;/
,,_rz====.、.` 、
/" ヽ
,.' `,
//./ /,ィ /l/:.| ! l! ト;l、 | l ',
,'l ll! | |l| |/l l lヽヽ、>.l .| . ',
j/l l!、Tテ=zv、 l.!_,ィチ千、| .l. ',
ヽ{ ト/弋少 .廷彳l | ',
j !l`, 丶 .| | ', ';:,
j jl. ゝ -=='゙ イ! | ', ;' ;:'',
_,.ィ'⌒ヽ、_.>t -<彡.! |-=-、..'、 ,;'' ,,;' '';
/´ |: : : : :.`Y¨:l": : : :.l ! ヽ ヽ ,,:';' ;''"'' ;'
,'ノ |: : : :=-:,癶!-: : : :l .l ヽ \ ;'' '; ': ,,'
/ .l_:_:_:_:ノ/|: :ゝ;_:_:_:! .! L_.. \ ,; ;:,' '; ,'
/ヽ_!__/__ / /: : : :l .!: : : : :ヽ| |:. / ` 、 ,;' '; ,,,;'' ,'"
/ /: :_:_: : :/ /イト、,イ l:_:,- T:=.! ',ヘ_/--〈 \ `,,;'' ';,, ,,..;'" ;'
/ / .:フ¨ /Y .:|: : :.l./ .| .!: :.l '、_:_:_::_:」. ` 、 ,;'' :''''" ;' ;;''
. / / ,.' ./ ! T¨ー--、`!. ̄ ̄`''ト,ハ ヽ | ` 、 ;: :;''"'; ;,,.. ;''";,,;,
./../ / / ー! `、、 | 〉、 \.l ,,:'''' ;''' ;' ;;::''
/ ./ /┌‐-く ` .Lノ‐→、. \ ,;'' ;''' ,,:' ,;'"
// / . j / ヽ ` 、 \ '''' ,,' ,,::'"
/ / , ' } ./ ヽ /i ` 、 ,,''"";'' ,,'' ,,;''"\
/ / / l/ ヽ { .! .| ,,:' ;'' ,,,, ''"´ ''" ,,;;:'''".\
イ / / /:::ヽ ,...'´:::::> | ;''' ,,''' ,;;" ;' ヽ
.| /---./ / ヽ:::::ヽ_ _,,ィ:':::::::::/ ヽ,,'''''` ;,' ,,''" ;'ヽ ヽ
.l /---./ ./ >'´: : :`:=-‐‐=: :´: :ヽ、:/ ,,' ;',, ,,...:::;''': ,,'' ヽ ヽ
.!./ | ./:ー-':イ: : ::.. : : : : : : : : :..:: : : :ヽ:`:ー--;'' ''''" ,,' ヽ ヽ
Y Y: : : : : :.j : : : :::: : : : :..:::::: : : : : : : :ヽ : : ;'' ;; ,,'; ヽ 、
..Ll_l_l ィ /: : : : : :/: : : : : :::::::::::::: : : : : : : : : : :.ヽ ;'' ::''''",,,;;;::'''" \ \
、l /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: ,,.:::'''"\ ヽ` 、 ヽ .ヽ
. ` /: : : : : :j': : : : : : : : : : : : : : :_: -‐‐‐f---ノ'',, ;,'''"| ヽ ヽ \ ヽ `、
. /: : : : : : l: : : : : : : : : : _; ィイ |:/:_:_:_'';,, ,,,; ;,''l .| ヽl. \ ヽ 、
` 、: : : :|=- t ‐‐‐'''´ l .| ¨T": : : : :'',, ,, ,,;; '';;;,,,,,,::''' .j j ) \ ヽ 、
ころたんツェ~イ
では、また後ほど
だめだぁ……もう疲れた……
後半戦に入るとこだけ投下します すいません……
ピンポンパンポーン
タダイマヨリ、5フンカンノキュウケイニハイリマス
「しかし圧倒的な展開になりました!龍門渕の天江衣!」
` <::::::::\ /:::::/ ` .、
/` <:::ヽ/::/―:...、 \
/ />^´ ̄ ̄ ̄` ヽ
/ / ´ / \ \ ',
./ / .// | | ! ヽ i ヽ ヽ ',
/ .! / ! l | | | | .| .ト、 .} i! | ヽ ', ',
.′ | | ! | | i! .i! ! i! { }ハ_.斗ハ´l |! i ',
| | | | |_i!_ ! ハ !ト、 i! トx<´! /}ハi! |! | ∧
| | | | i! ト、「≧ト∧ .ト{ xィ乞ぅミx| リ i! .∧
Ⅵ i!i! ト、xィ乞ぅミ \{. " う:::::ハ 》}イ | ∧
Ⅶ i!ト、 ヘ《. う:::::ハ `マツ ,/ | | ∧
ヽト、从 \ゝ `マツ ,i! | | ∧
.//`ヾ/ ,ハ ' /l! i! ! ハ
// 〃 /,人 ー‐ ´ .イ ,リ i! | ',
〃 〃 ,// > . _ _/ ,!'У ! | __ ヽ
/' |レ-'‐ -くr‐rr―' {「¨´ / _/ i! i!Y´ \ \
./ /´ 「 ̄ ̄ ̄\rYヘ´/:/ | i! | \ \
/ / !: : : : : : :こf⌒iこ: :/ i! ! .| ヽ \
. / / |: : : : : : : : :〉ー{: : / | | | i \
「2位の宮永になんと2万7千点もの差をつけて現在のトップ!」
「後半戦、このまま龍門渕が押し切るのか!」
____
,. : :´: : : : : : : : : :` : : 、
, : ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : :,: : : : : : : : : : 、: : : : : : .
/: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : ヽ: : : : : ::ヽ
:': : : : : /: /: /: :|: : : |: : : : : : : : ∨: : : : : .
/: : :,.:: :|:_:|__|:_ノ| : ||: |、|: |: : :|: | : : : | : : : : : |
/: ィ/|: : |: :|从:{∧: :|}/|:ゝ、_:/:.:| : : : | : : : : : |
l' |: : :V:,イて雫ミ:{ 从{/:_イ: :/|: : : :, : : : : l: |
|: : ,:从{cVり \ イて雫V}: : :/-、: : /}/
|: :ハ: { "" , Vzりつ': :/ }) }: /
|/ }:人 ムイ- く:/
' ヽ::っ イ: :/{∨
` . __ . ´ |/}'
/} /⌒\
/.../ /..................\
「名門風越は絶望的とも言える点差を乗り越えられるのか!」
__ .. __
,.‐─────── , -. ´. . . : : : .. . . . .`ヽ───── 、
i:: /.. . . . . . . . : : : . . . . . . ..ヽ i
|::: / .: .. . . . . . . . . :.. .:.. . . . . . . . ヽ |
|::: / ::: . . . . . . . . . . . .: : . . . . . . . . `、 |
|::: / .: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .: 、 │
|::: ,' . . ::... . . . . . . . . . . . . . . . . . ... . :: 、 |
|::: ,z-‐7: ::::::.. . .::.:./. . . . ... . .. . . . . . 、.. ..: .:. 、 |
|::: , 亠ヾ/.::::::::::::::.. / . . . . .:::: ..:::.. :.... . ヽ:: :::::.、‐、 |
|::: //. ヽ_ノ:::::::::::,-、:::∧. ..::::..::::::::::..:::::::.. ヽ::::::::::::: 、 ヽ
_,r-ニニ>='ー-、:::」/ヽ::::::ヽ:/(:! !/ j l Vヽ.::::::::. .\::::}、:!' ̄二_ヽ
〈´/ ///´,二'. /:::::::::::,ゝ‐'´---一' -‐--\::::::::.. .\亠‐´- 、ヽ〉
V/レ/ /, -‐´(::/ハ:::/ニ二¨ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄`ヽ、:.、:...ヽ、_ ∨
_________________( `'‐'-' リ V  ̄ ー‐--‐一 '´" ̄`二‐-、ゝ )_______
 ̄丶_____ \ __ | ̄| ._ __ __ __ 'ニニヾ.j /___'
フ! /:::/! | ̄] ̄|-l'!  ̄ ̄l=l_==l二l=|__|-「」 ⊥─,┐| | ̄「_| ̄! ̄!、ニ!、
:!/ /:::/!/  ̄  ̄ ̄ └「lヽ,ニ!'─┘___ト二!二lニ!´,、--、  ̄ ̄ヽ.Lコl
/:::/!/ ヽ!二l lヽ:::ヽ:ヽ Vヽ::ヽ
「それとも新参2校が龍の尾を掴むのか!」
/ /ミヽV /彡| V \
/ /⌒¨゙ー'´⌒| ', ハ
/ / i ヽ
,イ/ / ', \ !
/ ナ ‐-- 、 -‐气─- \ ア !
´ 〃 /,イ ヾ\ ` |
< __ . -彳ィ i ! ___ ___、 7‐ _ ≧ ァ
i ! ハ《 _fっ::;}` ´_fっ:::;}》 〃 } T T´
iハ ! . / // .′ |
. /ヽ i ′ ´ー ´ .イ !
/ 八 _ u r-‐' |
.′ / へ ` ィ | |
. / ′ i | .! ハ
// / `!ー-‐ ´ |、 ! | ;
. {/i λ i ,ィ/|、 _ -‐ ´ V、 | !i
| / i __,ィ.::::/ /_V ヽ /.:::ヽ | |}
_ ..-‐::::/.::::::/ ,イ////∧ /.::::::::|:7 /-ァ / i〃
r.:i::´::::::::::::/.:::::::::// }//// ヽ /.:::::::::::|' /:::/ /:::::`::‐-..、
咲「あっ」 ブルル
咲「お、おトイレ行ってきます!」
タッタッタッタッタッタッタ……
和「宮永さん………」
優希「どっか行っちゃったじぇ」
京太郎「………」
京太郎「ちょっと行ってきます」
タッタッタ……
まこ「咲のところに行ったか」
久「幼馴染として、何か言いたいことでもあるのかしらね」
京太郎「……………」 タタタタッ
京太郎(咲の奴、プルプルしてたし……トイレにでも行きたかったんだろう) タタタタッ
京太郎(でもって、アイツが道なんて分かるわけないから、トイレから離れたどっか別の場所にいるに違いない) タタタタッ
京太郎(たとえばこんなトコとか………) タタタタッ
咲「うぅ……」
京太郎(って、いた!)
京太郎「おい、咲!」
咲「京ちゃん!」 パァァ
京太郎「ったく……やっぱ迷子になってたか」
咲「うん……」
咲「あはは……よく分かったね……」
京太郎「まあな」 ハァ
京太郎「なあ、咲?」
咲「?」
京太郎「おまえ、ちょっと弱気になりすぎじゃないか?」
咲「えっ……」
京太郎「衣ちゃんが海底で和了ったとき……」
京太郎「いや、もっと前……加治木さんに搶槓くらったときくらいからさ」
咲「………」 ウツムキ
京太郎「確かに衣ちゃんは強い……加治木さんも強い……」
京太郎「けど、おまえだって強い!」
咲「そんな……」
京太郎「おまえは今……自分を見失っている」
京太郎「けど………屈するな!圧力に…!」
京太郎「諦めなければ、勝ちの目はまだある!」
京太郎「おまえが進む限り、それが勝利への道になるんだから……!」
京太郎「咲、ワクワクを思い出すんだ」
京太郎「今、衣ちゃんを倒せるのはおまえしかいない」
咲「………」
京太郎「咲。おまえはオレの、最高の幼馴染だ!」
咲「!」
京太郎「だからオレには分かる……」
京太郎「おまえはまだ、全部の力を出し切っていない!」
京太郎「全国、行くんだろ?」
京太郎「というか、行こうぜ!!な?」
咲「うん……」
京太郎「絶対勝てるって……信じてるからさ」 ギュッ
咲「あっ……」
京太郎「楽しんでいこうぜ、咲!」
咲「う、うん!」
ピンポンパンポーン
マモナク、タイショウコウハンセンガハジマリマス
京太郎「行くぞ、咲」
咲「わっ、わたし、まだおトイレ行ってないよっ」
京太郎「ならこらえろ!」
咲「ええぇっ?!」
京太郎「走るぞ!」 ギュッ
咲「う、うん!」
タッタッタッタッタッタッタッタッタ……
「県予選決勝、大将後半戦!」
「この東南戦が最終決戦となります!!」
「全国に行けるのはこの中の1校のみ!!」
咲(そうだ………そうだよ、わたし……)
咲(麻雀を、楽しむんだ……!)
咲(そして……)
咲(京ちゃんと、みんなと………)
咲(全国に、行くんだ……!!)
カッ!
咲(私はもう怖がらない……!)
咲(おびえない……!ひるまない……!くじけない……!)
咲(私は………勝つ!!) ドン☆
「2日間にわたる戦いもついに天王山――ファイナルゲーム!」
「後半戦のスタートです!!」
今日はここまで
今日で終わらせるって言ったのに申し訳ない
お詫びに1つランダムイベントを起こすことにします
1~50 ランダムイベント
51~58 清澄勢と遭遇
59~66 龍門渕勢と遭遇
67~74 風越勢と遭遇
75~82 鶴賀勢と遭遇
82~90 ハギヨシと遭遇
91~00 長野の咲キャラと遭遇
44,42 ギョギョ!
↓3 コンマ
鶴賀のだーれだ
安価↓3
ワハハで了解
では
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::ハ::::::::::ム
i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <おやすみ~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
/:::メ:_≧-. -≦_:f⌒i、
;`;, :.:.:.:'(.__.人, .、,.||., ./、,;. 、:;. ;.、'::,. ; .:.、._ /i
;`:、:: 、、:、;`;、、:、、:、:、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.:.、.:',.:;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐''゙  ̄  ̄
zzz.... , 、、., ,、、. ,,、. , ,、、. ,,、
:. :,.::,.::,.:,.: .:'、:::,.::,.:::,.::,.:::,.::,.:':.,、.、
'.、:、. .、:、.:,.: :::,.: :::,.: :: .:,.: ::,.::,.:':.、,.:':.、、.,_
、`;:. .、:, :,.: ::、:,:, :,.: ::::,:,:,、 :,: :,.: ::`゙:.. ; .':.、 /i
、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:.、.:',.: ,.: . :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄
今、このスレの設定整理してたんですけど、
宮永姉妹の確執を解決するのめっちゃ時間かかりそうです
ルートによっては円満解決するころには 瑞原はやり(35) とかになってるかも
咲は遊戯ポジっぽいけど他はそんなに考えてないですね
とーかはブルーアイズ使いだけど別に本筋に大きく関わってくるかはまだ分かりませんし
あと、決勝まだ書けてないです………すいません
安価スレなのに1週間以上原作をなぞってるって結構ヤバイですよね……
書いてて楽しいんですけどね……
でも申し訳ないんで今度ランダムイベントをもう1つ起こすことにします
清澄のメンバーの中から1人選んでください
↓3
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::ハ::::::::::ム
i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. @ @ .|l:::::i <おもち~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
/:::メ:_≧-. -≦_:f⌒i、
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書き終わったぁ
投下します
後半戦 東一局
親 池田
華菜(あたしの親は今回含めあと2回……)
華菜(普通に考えれば逆転は絶望的……)
華菜(だからこそこの親で稼ぐんだ!!)
華菜(いくぞっ!!) タァン
ゆみ(さて………)
ゆみ(天江衣の海底の気配はあの差込以降見られない)
ゆみ(前半戦終盤の天江は鳴きを入れた速攻……)
ゆみ(速度の緩急が異常すぎる……)
ゆみ(牌だけではなくこちらの心までかき回されているかのようだ)
ゆみ「………」
………………………
………………
………
咲「………」
ゆみ(くっ………)
華菜(全員門前……)
華菜(このままじゃ………)
華菜(あの海底牌をツモるのは………)
衣「リーチ」
衣「ツモ」
衣「海底撈月」
「さっ………3度目の海底撈月ーーーーーーーッ!!」
「これが全国レベルの力なのかーーーーーーーッ!!」
華菜「うっ………」 ウル
ゆみ「………」
久「また17巡目にツモ切りリーチ……」
和「ありえません……」
京太郎「………」
「これで天江選手は3回も海底を和了ったことになります」
「異常ですよ」
靖子「海底どころか全てが異常だ」
「全て……?」
靖子「天江以外の3人は配牌とツモを全て合わせても国士無双以外では聴牌できない」
靖子「完全に近い一向聴地獄……鳴くチャンスもほとんどない流れだ」
「つまり……天江の海底を防ぐ方法はなかったと?」
靖子「ほぼ、な」
靖子「それでも海底を防ぐ方法は、1つだけあった」
靖子「清澄の四索……」
「確かに、清澄が四索を切れば、鶴賀が鳴いて潰せましたね」
靖子「だが捨てなかった」
「普通は鳴けるかなんて分かりませんよ」
「それに、天江が確実に海底で和了れるわけでもあるまいし……」
靖子「まあな」
靖子「…………」 ガツガツ
靖子(清澄から見れば、嶺上開花の可能性が残っていた)
靖子(だが、そんな無に近い可能性を信じる者はいない)
靖子(ただ一人を除いて―――!)
靖子(気をつけろ、衣……)
靖子(そいつはまだ生きている……!)
. ¨  ̄ ̄ ¨ .
. ´ `ヽ
. ´ :.
′ :.
/ :.
,′ ;.
/ /
/ { ニニ二三三二ニニ /
/ \ ニ二二三三三二二ニ / イ
/\_ \ ___ ニニ二三三二ニニ ∠ イ |
/ ,ィ  ̄ ̄三三|:ニニ三王 三l 三|ニニニ= | | |
. 厶イ | i 二| 三トニ二三ト、三ト、 ト、ニニ= | |/
j j从| | |、 | | | ト、ニ王ニ{{ o }}ニ= | !
| ト、圦乂| 乂| \{ \| ヽ{ヽ{ イノ
乂_{ jハ 从イ/´
-=ニ`ト . - .イ二ニ=‐- 、_
r=ニ =ニ二|`ト _ . r |二ニ ニ7 }ニ〉
ハ マニ ニ二ハ !二ニ / / /ヽ
. / Vハ \ ニ二ハー- -一 j二ニ / / / ∧
′ \\\ ニ二ハ───‐/二ニ //イ /
| \\\ 二∧ /二ニ ///,/ ,/ 1
| }八 {\\\ 二∧ /二 /// // ∧ |
東二局
衣「わぁーい!」
衣「衣の親番だーっ!」
衣「さいっころっまわれ~~」
衣(そういえば、フジタが先刻希代なことをぬかしていたな)
衣(衣が麻雀を『打たされている』とか)
衣(烏滸言を!)
衣(衣は今此の時)
衣(現に此処で打っているではないか!)
衣(闇の現を見せてやろう………)
華菜(配牌やツモを呪うのは弱者の思考だけど……)
華菜(これはもう呪わずにはいられない……)
華菜(まるで悪夢だし……) トンッ
「ロン」
華菜「!」
衣「12000!」
華菜「!!」
華菜「」 クラッ
東二局一本場
衣「ロン」
華菜「え……」
衣「7700の一本場は8000!」 ボッ
ゆみ「………」
ゆみ(まずいな……)
ゆみ(風越が危うすぎる………!)
___
,..::';::;::::i、:::::、`ヽ
/.._/!ハ;:、:!r:、....゙、 :: ヽ
/ri,/フ'ハ、y | ゙、:::゙、::::...゙、
/:::i / ) !::::゙、:::::::|
i:::::| |' | __ ∧:::::|:::::::| う……っく………
_ , -‐  ̄ _ノ-‐-、ヽ. \ !:::|:::::::|
/ ,..- ' 、`´ ̄` \ `ー 、:|ソ
/ / "レ'ヾiヽ__...::::' |;\ \
. 〈 _ ノヾー-、-r‐--r-イ / /7' /
`ー-、_ // ヽ i、、 /___/ ./ハヽ、. /|
| `7/ iヽ、. | / ./=i ヾ< iヽー┐
|ノノ Y\、レ/ ヾ/. `ー/ | ||
`ー-r---、i oY ゙、ヽイ´ .| ||
| | ハ /-‐-、.|. ∥
| | | i | ||
| | o| ゙、 | .||
|.. | | .i ||
| | | ゝ、 ||
| f-、 | `ヽ .||
| / o| ゙、 ||
_____ | 〈 .| / > ||
_____  ̄ ̄ ̄"""""ー――――-----、、、、、、、、
ゆみ(この点差と残り局数だ……)
ゆみ(手を高く仕上げる上にそうそうオリることもできない状況だろう)
ゆみ(だがそれゆえ天江からも読まれやすい)
ゆみ(このままでは絞り殺されるぞ!)
東二局二本場
ドラ表示牌:⑨
華菜「」 つ東
華菜(東………)
華菜(一巡前に鶴賀が捨ててるし……天江は二巡前から手変わりしてないから……)
華菜(これで振り込むことはない!!) トンッ
衣「ロン!!」 ドン!
①②②③③④筒 5(赤)67索 二二萬 東東
華菜「な……」
華菜(なんで………!?) ジワッ
ゆみ(私から和了らずに風越を狙い撃ちだと!?)
ゆみ(風越をトバすためか………いや…違うな)
ゆみ(天江の最後の手出しは一筒ではないか!!)
ゆみ(奴はワザと手を安くした……なぜだ!!)
衣「塵芥共」
衣「点数を見よ」
風越女子 -81300
0
衣「汝等に生路無し!」
優希「風越が0点ぴったりだじょ」
まこ「なんじゃ、0点はトビにならんのんか」 ホッ
久「この大会では続行ね」
久「でも、ツモ和了りすると風越がトんでその瞬間に龍門渕の勝ちが決まってしまうわね」
久(そしてツモができないということは……)
久(嶺上開花が封じられた……!!)
京太郎(くっ………)
京太郎(なんて傲慢で……相手を見下した打ち筋なんだ……)
京太郎(咲は、そんな相手には負けないぞ!!)
京太郎(そうだろ、咲!?)
京太郎「!」
優希「どした?」
京太郎「いや………」
京太郎「今一瞬映った咲の顔が……笑っているように見えた」
京太郎(これは……)
「2日間にわたる県予選団体戦――」
「この半荘が最終ラウンド!開始直後からとんでもないことになってきました!」
「前年度の覇者、龍門渕高校天江衣――」
「四連続和了!前半戦も含めると六連続!」
「まさにラッシュ!!その親は未だ続行中!」
「一方現在最下位の風越女子の点数はなんと0点ジャスト!」
「生きていても死と隣り合わせ………風越が振り込んだり風越以外がツモ和了りした瞬間に龍門渕高校の優勝が決まります!!」
「つまり清澄と鶴賀は風越以外からの出和了りしかできません!!」
華菜(さむい………)
華菜(前局ヤツは手加減した……)
華菜(あたしを殺せたのに殺さなかった……!!)
華菜(みじめだな……)
………………
………
華菜「」 カシッ
111667索 三四五(赤)九九萬 ⑤(赤)⑦筒 ツモ 8索
華菜(今まで聴牌もままならなかったのに三巡でドラ4聴牌か……)
華菜(六筒待ちだけど点棒がないからリーチもかけられない)
華菜(でもこれでノーテン罰符で死ぬことはなくなったかな……)
衣「」 トンッ
華菜「!」
華菜(六筒………!)
華菜(役がないから和了れないし……!!)
衣「」 ニヤ
華菜(でもまだ3枚ある……それを引ければ……)
「ポン」
華菜(これで残り1枚………!)
華菜(どこにあるんだ……)
華菜(お願いします……あたしのツモる所にいてください……)
咲「カン」
カシッ
■44■ 56788索 ⑦⑧筒 ツモ ⑥筒
京太郎「うぉっ!嶺上開花!」
京太郎「だけど和了れねえ!!」
久「和了れないなら……」
京太郎「!!」
久・京「「サシコミ!」」
咲「もいっこカン」
衣(連続カン?!)
⑥⑥⑥⑥
華菜「ろ、ロン!!」 ガタッ
華菜「搶槓ドラ7!16900!!」
咲「はい」
衣「!!」
衣(こいつ――!?)
咲「」 ニコッ
衣「」 ゾワッ
「風越女子池田初和了りで窮地を脱出!」
「そして今大会2度目の搶槓が飛び出しましたーーーーーーーーーーーーーッ!!」
衣(清澄の嶺上使い……!)
衣(今のを故意にやってのけたのか………?!)
東三局
ドラ表示牌:⑧筒
華菜「」 フゥ
華菜(なんとか0点からは脱したものの残り局数はあとわずか)
華菜(親番は1回しか残っていない……)
華菜(そしてこの点差……)
華菜(役満や清一色などを狙いつつそれらが見えないときは親の連荘支援か……)
華菜(本当にそれでいいのかな……)
華菜「………」
華菜(キャプテン………)
華菜(キャプテン……キャプテン………!)
華菜(そうだ……!)
華菜(あたしは図々しかったんだ……)
華菜「ん~~」
i | -=-、
. :. / ||
:. i / 《 -==‐
i| | i /
'il|. :. | |i. \ +ヤ
i|! ii. ii|i ||i i . i. i ヽ
.i||! ||i:i|||i|ll||lii.i|i||:| ||
i' |||i||!.:::::::::.:::::::::! ||
|i .ii.|i:::::::::_:::::::'''/ 》
!|l i|l|::::://;''' \ ヾ,
.i!! ii|.:::::/ V; ' Y ||
.!| |i.i!::::;' '\ /
.ii!!,::::::;、_  ̄ ヽ ||| |||
:i!i' /:::::;' `ヾ、 _ ||| ||| /:
:' ,':;'::/ ==―ヽ ο.ο/:::
,'/i/! >- ' 、_, 丶 /:::::
!' i::.. i `' i ヽ /::::::/
. i:. i :i.: V \ 、 ノ , <i /:::::::/
. _.i. 丶`_,, ィ  ̄ レ' ヾ/
.i.l! ,'|| !:ヽ -ッ| i_,、-、.,. _.i .,i_
i! , ||. /1 y !゛!' !'〃/
. /i. || / , -‐/ 〃/
/i ' ||. i - 、 , ' ,〃, '
/ i',ヾ ! , ' 〃/
衣(咆号……?)
_ _
, ': : : : : : : : : : `: : .、
/ . . .,. : : : : : : : : : : : : :ヽ
... ,.': : : : ; ' : : : : ; : ' : : : :,, ´: ¨:`ヽ
/: __: /: : : ,,: ': : : _;.: -:' : : : : : : : : : j
/ ̄ ̄ ̄\_:  ̄: : :  ̄: : : : : : : : : : : : _,丿 ¨`:,
ネ あ . !: `_-: _:_:_: : : : _:_.、 -‐,. '" ヽ'-; : : :}
ジ ま .|'"-、j/: :./ __、_, ., `.、 |'/: :../
が り .| .(/l{: / l!,/ミヾ、、ヽ ゙'v ;': :../
と の ○o。 `' ヾノ/ ゙`、 ,-、": :/
ん 点 |:`v ` ,/ヽ´ノ!: ;{
だ 差 |: 、 / .{゙/`'' !:.{
か に |: :'; し ..:::ゝ:| `、_
\___/: ト:', ヽ. -_、 ノ: : l
::/: : : : /:::::|: : l ;.', .〉、 ,. ' : : : .l
´: : :./ ::::::|: : lヾ:', /: : `;;‐': : : l,: : : : l
´:::::::::/:::;;l/: :./::'、;; ></:/|: : : :l .l: : : :.l
::::::::/:::::::/: :/::::::::jj /-く/ .l: : : :.l !: : : :l
華菜(まだまだ頑張るぞ……)
華菜(華菜ちゃんは図太いんだ!)
華菜(あれ……?)
華菜「誰か牌イジった?」
ゆみ「……何も」
バチバチバチッ!!
六七九萬 ③③⑥⑧筒 888索 西中南
華菜(なんだこれ……)
華菜(さっきまでと全然違う感じだし!)
「スポーツでも大きな声を出すとアドレナリンが出るっていいますよね」
靖子「カラオケ行きたいな」
華菜(イメージするんだ)
華菜(この手からどのような可能性があるか)
華菜(ラスひいて……3位を捲くるのも難しそうなとき)
華菜(心が折れて弱気になったらくる牌まで弱くなる気がする)
華菜(もし神がいるのなら)
華菜(前に向かう者を好きでいてくれるはず!)
カシッ
六七七八九萬 ③③⑥⑦⑧筒 888索 ツモ 八萬
京太郎「あっ……1100、ツモられた」
華菜(まだ……!) タンッ
打、8索
京太郎「見逃しか……」
華菜「」 カシッ
六七七八八九萬 ③③⑥⑦⑧筒 88索 ツモ 九萬
京太郎「あっ、振聴だけど一盃口がついた……」
京太郎(ツモられたら2000……)
華菜「」 カシッ
七七八八九九萬 ③③⑥⑦⑧筒 88索 ツモ ⑨筒
京太郎「ドラ……」
京太郎(4000……)
カシッ
七七八八九九萬 ③③⑦⑧⑨筒 88索 ツモ 7索
京太郎「うっ……!」
京太郎(高め三色、平和もついて振聴解消……!)
華菜「………」 タンッ
華菜(天江……)
華菜(清澄以外は眼中になし……か)
華菜(点差に胡坐をかいてのうのうとしている君に目に物を見せてあげよう)
カシッ
華菜「」 つ1索
華菜「」 タンッ
打、③筒
京太郎「アタマを崩した!?」
トバ
華菜(さっきあたしを殺さなかったことを後悔させてやる……!!)
カシッ
バチバチッ!!
七七八八九九萬 ③⑦⑧⑨筒 178索 ツモ 1索
京太郎「?!」
, -――― - 、
/: : : : : : : : : : : : `::.、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : :\
/: : ::::::::::::::::/.::::;ィ:::ノ}.:.:.::.ヽ
. /: ::::::::::::::::::::/ .//イ ノ::::イ::.ハ
/: : ::::::::::::::::::::/ニニ,へ、 ノシ' リi:: } i
. /: : :::::::::::,--、:::/:=/,=ァュ\ } | 人
━━━━/; : .::::::::::::{ :.:ヽy :/ {´ i::kリ` -‐'イ::::| ━━< >━━━━━━━━━━━━─── ─ ─
. /' {::..::::::::::::ハ /::/ ..... 辺' /;カ/:::::| `Y´
!::;イ::::i::::::::Y:/ :::: 、{シ/|::::::| !
V !ヽハ::イ/:ハ ::ハ|:i::::| リーチせずにはいられないな
V レ' ソ ´’ /! .リ|:::|
___/ ヽ.__, . イ:イノ / |:::!
__, -‐ '´ \ /ー--- 、__ |::!
,ィ≪´ : : : ヘ- - }: : }}`7リ
{/>ミ_ ≪. ヘ ――l 〃./ i \
|' ハ\ `ヽミ_≪. ヘ. l 〃 / リ` `ー 、
/: \ i ヽミ_≪ ヘ | 〃/ / /^>
./:. : :ヽi =====ヽミ_ヘ. |彡´' V: : . . / / `ヽ、 ||
/:. : .i//: `Vo i: : : :./ /: ` ー---――――――――-----―-- 、___||__
./:: :|:i: i }、: :/: :/:`>、 __ ,r'=ー、-┬-'
_/ー⌒ ー、 :|: : . . i . . : . :| \: {:/ `ヽ、 _, .. -‐ ´ ̄ ̄ \_ ヽ_〉ハ } .||
`<ニi⌒ヽミー ∧: . : : : . i : : : : .! `´ ` ̄ `ー 、乂 レ'
. | |=' !: . : : : i : : : : |
華菜「」 スッ……
ダァン!!
華菜「ツモ」
ゆみ・衣「!!」
華菜「リーチ一発ツモ平和純全三色一盃口!!」
華菜「ドラ―――……3!! 8000・16000!!」
┌─┬─┐
│⑧│.9 │
│筒│索│
└─┴─┘
,..:::-----:.. 、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::/:::::::::::::::::\:::::::::::\::::::::::ヽ
/::::/::::::/::/{\ヽ\:::::::::::\::::::::ヽ
/:::/\/ / ヾヽ \:::::::::::ヽ:::::::',
/:::/:::::/ / _.\:::::::::',:::::::l
/::/\/ _\ /´_ ヽ::::::l::::::::l
/::/:::/Y´し牟ト、 イ´侔`ヾ'::::::l::::::::l そろそろまぜろよ
/::/::/ { ヒ{::爿 .ヒ{:::爿 / }:::::l:::::::::l
./:::/:/::ヽ', `ー´ , `ー´ /ヽ:::l::::::::::l
/::/'l:/::::::::ハ _ /ノ:::l::l::::小ヾ
/" {小::::{:::l丶、 ` ー´ .∠小::::l::|:リ
ヽ小l::::::r `i> 、 _. ィ´{ミヽリリ州/
z ''"´ ̄ ̄ {´| ! 7 `丶、
/´¨\ ヽ / ` 丶、 _
/ \/´ ̄_ ̄_丶、__ _ / / ヽ
,, " , '"´ _ `丶、 `ー-´ / / ./ ヽ
/" ,, ''" \`丶、`ヽ、 ./ / ./ ',
{ ̄ '7ヽ/ \\\ `ー-` / ,,≠"´= / ヽ、
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ ┌─┐
│七│七│八│八│九│九│⑦│⑧│⑨│.1 │.1 │.7 │.8 │ │.9 │
│萬│萬│萬│萬│萬│萬│筒│筒│筒│索│索│索│索│ │索│
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ └─┘
京太郎「かっ……数え役満……?!」
京太郎(な、なんて引きだ……!)
京太郎(鬼ヅモなんてもんじゃない……!)
京太郎(神ヅモっ……!)
京太郎(すげえ……!すげえ……!)
京太郎(すげえっ……!)
京太郎(なんてすごいんだ………)
東四局 親 ゆみ
ゆみ(結果的に2位になったわけだが………)
ゆみ(天江との差は未だ89000……)
ゆみ(残るはこの東ラスと南場だけ………か)
咲「」 トンッ
ゆみ「チー」
咲「」 トンッ
ゆみ「チー」
華菜(親の鶴賀が2副露……)
②①③(チー) ⑦⑧⑨(チー)
華菜(こっちは四筒押さえてるし一通はできないはず)
華菜(河を見る限り三色ではなさそうだし)
華菜(役牌バックだとしたらダブ東くらいか……)
ゆみ「」 トンッ
打、東
華菜(東でもない……チャンタか筒子染めか……?)
衣「」 ヒョイ
打、六萬
ゆみ「ロン」
ゆみ「11600」
東東東 六萬 345(赤)索 ②①③筒(チー) ⑦⑧⑨筒(チー)
華菜(これだけ点差があるのにカンしないのか!)
衣「」 ピキッ
ゆみ「一本場」
カラカラ……
衣「………」
衣(清澄ばかり瞻っていたら……)
衣(連続で他に和了られた………)
衣(此は如何に)
華菜「………」
ゆみ「………」
衣(奴儕の貌に絶念の色が聊かもない……)
衣(拉ぎ折ったはずの心が何かに繋ぎ止められている!!)
衣(清澄もあれから粛々としている)
衣(暗がりに鬼を繋ぐがごとく………か)
咲「………」
咲(うーん……)
咲(気持ちは本調子なんだけど……)
咲(どこか違うような気がするんだよね……)
咲(腕にシルバー巻いたりできればもう少し違うのかもしれないけど………)
咲(あ………)
咲(そうだ!)
咲「あの……」
係員「?」
咲「脱いでもいいですか?」
係員「え……」
咲「靴……」
係員「あ……あぁ……」
係員「靴……え……?」
咲「」 ゴソゴソ
衣「?!」
衣(靴下を脱いで手套を脱す……か?)
咲(うん………)
咲(この開放感、合宿のときと同じ……)
咲(たぶん……)
咲(私じゃない私が……麻雀を楽しんでいた頃とも……!)
咲「ツモ」 コトッ
パタッ
四五六九九九萬 ③④⑤筒 1266索 ツモ 3索
咲「500・800です」
ゆみ「!?」
華菜(なっ……)
華菜(なんだその手………?!)
ゆみ(血迷ったのか……?!)
ゆみ(この点差だぞ……!!)
南一局
咲「カン」
咲「ツモ!」
234789索 ③④⑨⑨筒 六六六六萬(カン) ツモ ⑤筒
咲「嶺上開花!」
ゆみ(その手で六萬をポンして加槓だと………?!)
ゆみ(何を考えている!!)
/::::::::::::::::::::/::::::/<::::::::::::::/):;//::::::}::::}::::ヽ
/:::::::::::::::::::/:::::::/`、::\\:/: : :´: ノ::::::イ::::/、::::::i
/:::/::::::::/:::::::::/:::\\:ィ___: : : : : : :  ̄: : :)ノ: }::::::|
. /://::::/::::/'ニメ::::::::::::::// ヽ.: : : , : : : : : : : : :|::::::|
/ /::/::::::::|.{/::::::::::::/=z,,,ヽ、  ̄ : : : : : : : :|::::::| │ そ 最 あ
//:::::::::::::|/:::::::::::::''! // ゙'t,_ヽ U ィ'~`ー'./;:::::| │ ん 後 た
/´ /://::://::::::/ r‐、,' /`、 __,,,.. /::|:::::| │ な の .し
" /::|::://''/:::/ `Tヘ、_ ./ 7''"7`v/:::::|:::::l| .│ ゴ 親 の
__,,=-‐‐|/ /:::/i、 u i ` ,' / ノ::::::::::|:::::l.| ! ! ミ .番
v、 i::::/ .|ヽ , `cっ/:::::::::::::|:::::| | .手 が
\ヾ、 l/ .| ヽ, rz-、_ /:::::::::::::::l:|:::::| .| で
\`、、 | \  ̄` ノ:::::イ:::::::::|:|::::| |
} \ヽ ト、 ー‐一 ''、´/::/ .|::::::::ノ |::::|
南二局
咲「カン」
華菜(また……?!)
咲「もいっこ………」
咲「カン!」
ゆみ・華菜((連槓……!)
衣(まさか……)
咲「」 トンッ
咲「切りました」
ゆみ「あ、ああ……」
ゆみ(嶺上開花ではないのか……)
華菜「………」
華菜(にゅぁあああ………!)
華菜(カンドラが……)
⑤筒(赤)⑥筒3索 ←ドラ表示牌
バチッ!ゴゴゴ……
234444索 五(赤)七九萬 ⑥⑦⑦⑦筒 ツモ 六萬
|::::::::::::::\_......:ー…ー::....._/:::::::::::::::|
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| i il l /
l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l \ /
l::::::::::::/:::::::::ィ::::::ト:::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ 一 ド /
ヽ | l i l / ノ:::::/{{:::::/}八乂 Ⅵ;::::::::::::::::::く___ 向 ラ
\ / /:::/{{:::::シ{ ':;::::::::::::::::<⌒`ヽ ー‐ 聴 2  ̄
. 化 ド タ /:::/:::::::::シ'_\ /V:::::::::::::::\ ― が ニ
ニ け ラ ン ニ= /⌒フ::/::::::::/|〃^うヾ 〃う^ヾ\:::::\::::\ 二 ・
. た 9 ヤ ‐ j::/:::::ィ八{i{ {+} {+} }!リ:::::::::ゝ⌒ヽ ・  ̄
 ̄ し に オ _ /Y |从ヾrッ ー 丶 ー rッlイ从\{\ /, ・ \
〃 __ )人 lー'ー1 人( / ヾ
/ ¨ \ ┌─ァべ⌒`ーゝ_> _乂 ,ノ_ <___彡しヘ l | l | i
i l | i ヽ ∧/ ,ノヘ ├`¨´│ /{、 /
\\__こア \ {――} / 、j_彡'し<
__)ゝ 、 | l\ ゚, ,゚ /l | ,二(__
\⌒ヽ`ー-、ⅱ `丶、 。 ′, '~ ⅱ _ノ ,ノ /
\_/ ̄゜T>| \V/ {:彡'⌒´L/
/ ./ | ○} ├!_ ,
/ -―〈. | | l/ `ー }
' / ゛ | | i ; / } ;
八{: i¦i } | ○| ノ { i¦i ノ /
r---‐'´:.:.:,:':.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ー-、 _::........::\ /ヽ / /
'ヽー'^ー-;y:.:.:.:.:.:.:::::::::、:::::::::::::::::::::/ _,....::ー--、:`ヽ / i ./ `> /
\ ´イ:.:.::::::::::::|ヾ 、!`ー`>-、:::::::::::::::::::::::.....:::ミ::三 / // . / /
\_ト、::::::::;、!リ / ,..===ミ、::i-、:::::::::::::::::::::`ヽ / ./o / /
人 \/ /,イヽ::::::::iヾレ´ }:::::::::::::::::::::、;シ/ / / /-、
/:::;;\∧≧-_、 ' ヾ゛::::oノ ノ:::::::iヽ::、!`// / / `´ノ
/:,:.::::::::::/::: ゙f!`i:::ヾ `ー‐⊂⊃´:::::::ハ√ ̄./ヽ/ /--‐ ´
//,:.:::::::::/::::::::: ゙:<:::..;} , _,r-、 /i::::i、:::/-、/ /_,...、 リーチだし!!
!ハ.::::;::.::ハハ___|)_: ⊂⊃ <´i ノ / |l>'´ ´ / / _ノ
| VW,.-‐'r'ニニ二ヽ`ヽー-`=-'__/ / / ̄Τ ̄
// ̄ >-、_>----゛―‐' ´ / / / `ー―- 、
. / / / / 〈 / / ̄`>、、__ `丶
└-./ / ヾ 、 / `ー--≧< `丶 ___ノ
/ 〈 , -‐<、iヽY ,, "∠リ: ヽ
\ ヽ _,ィ ´ ヾY二-‐'´ ̄| ::: ゙、
\_ `ー----イ:::/ O| |.::::. >、
 ̄ ̄Τ ̄::/ ..::: i |:::::::.. / ∧
衣「!」
衣(気息奄々としていたはずの上家から感じる……澎湃たる気運!)
/ ∠ -───-ヽ \
/ / ´ ヽ はやくツモれよ
. / / / \ \ 、 r 、 _ ____ .. ─ァ┐
/ / / / l \ヽ、\ ハ | \::> ´::::::::::::::::::`:::≦; :|
.′ | / / ,イ | } } ハ ヽ ! | ー=〉:::::::::::::::::::::::::::::::::\ :l
l | { ハ/ | ,! ノ Xハl | l } | 、 /ヾ/jイ(トハヾト、::\::::∨
′ { 「¨丁≧ト、/| イ小 } | } イ ′ Y:'ヾ/ 、 ,∨:::ヽ::ヘ
/ `ト ァ=テ≠ミ、7} .;ィ≦ア// /レ }/ /::::∧ \ / ∨::::ハ::ヘ
/ /《 ん.:cl // !:cjレイ / / /::::/:::f| ┃ ┃ ヽ:::::|::::ハ
,/ ∨ ヒ'tツ ┴'イ/ィ′ /::::/:::::::{cっ 、'_, cっj_入:l、:::l
ハ l : :::::: : ' :::::八 | |/ヽ:::::人 Y__ソ /::::ハト\|
〃イ ; ト 、 u __ _ イ ! ∨ )> r -‐イ_∧/ |
l| | l | 丶、 ´ <「| | , -‐ ´r' } ` ‐ 、
\|| | | |> 、 7lー≦}|-─‐'、 | _入 {___」 >、__
|| | | |__/`Yヽ、 }}」- ─┐∧ | } 「 \ ∧ / / ハヽ:::|
|| | | l─ >r─r≦─── | ヽ'. | /八 \ ヘ ハ > ´ / ハ:|
|| | | | -‐} j二ヽ、 / ハ 、 ;/ Y `ーv '´==== } l|
|| | l∧/ _ノハーf ̄ \ イ l: | \ / | 0} | ヽ
衣(こいつが和了ることができるのは安手のはずだった)
衣(だが今感じるのは安手ではない……)
衣(そうか………)
衣(清澄の槓……!!)
衣(………)
衣「」 トンッ
咲「ロン」
咲「110符1飜……」
咲「3600です」
華菜「」
//::::::::::/::::::::://l/}::j)ハ::;:::::::::::ヽー-、
/ /:::::::::/:::::::::/'" '"' \:::::::::::ヽ \
/:::::::::/==、;/ ,, \:::::::::ヽ ヽ
/::::::::/==、_,.-'ー-'^" ゙ー、,,,..,_:::::::ヽ
/:::::::/:::::::,/ズボヽ, u ァチテi''、ト;:::::ヽ
/::::::/l:::::::;{ ト簾;} }儼j i!:::\::::、
/:::::/::l:::::::{'゙ r‐廷ノ . 弋シ-、:::::::\::、 ., ._ ( ̄ 、
./:::::/::::l::::/、 `ー' __, ヘ. `ー':::::::|ヾヽ:/ /, 7:-、 ヽ
.::/|:::::|:/、_=- U '-―一゙ 丿:::::::| ヽ/ /, /::::::::l ヽ__
' l::/|::::/{:: ̄l:-.._ _, ;'::::::/\:| / /; /:::::::::::} !、
" .|/ `' `ヽl` ‐‐.i " l/ `ヽ、/_::::::::::/|
_,. -‐'´`ヽ、_ .ト、、 ヘ ヽ. '"/
/´===-_ _. \__} ` ー-..,_ ヘ `´
// ̄ ̄` - =-、、. \ .| /人 ヽ
六筒「おっす」
--、 _____
:::::::|:ヽ `>.:.:.:.:.:.:. :.:.:.`ヽ
::::::::i: : :ヽ __彡:::::::::::::::.. ::::.:.:i
:::::::::| :「.|:| / // 二二><>;;_;:::ノ (一発ツモだったし!!)
::::::::::l: |:.|:|. /\_/ __|_、_ /フ<、
::::::::::| :|:.|:| / ノヾ、. //-r‐┴――――――‐
::::::::::|: |:.|:| / |i_./ `i:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:--===≡≡
::::::::::!: |:.|:|./‐-、___i´ l:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ̄ ̄ ̄
::::::::::!: |:.|:|'i`ヽrr--‐、<、_____ |:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|___
:::::::::| ノ: | |.l.......゛、、....../'´ /::::::`ヽ ゙、:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
南三局
ゆみ(清澄の………)
ゆみ(あの手ならまだ高めを狙えただろうに……)
ゆみ(なぜ安手ばかりで場を進める……?)
華菜(何考えてんだよ~~清澄~~!!) ウルウル
優希「咲ちゃんさっきから安手ばっかだじぇ……」
和「………」
京太郎「だいじょぶだいじょぶ」
京太郎「今に重い一撃かますって」
まこ「わかるんか?」
京太郎「そんな気しません?」
まこ「せんのう……」
ゆみ「」 トンッ
打、六筒
咲「ポン」
ゆみ(連荘狙いか……?)
華菜(………)
華菜(こいっ……!) カシッ
ゴッ
①①⑨筒 九萬 19索 東東南西白發中 ツモ 一萬
華菜(ホイきた!)
華菜(国士無双!)
華菜(これで天江に直撃かませばまだチャンスはあるし!!)
衣(こいつの手……)
衣(またしても強大な気配……!!)
衣(危険!!)
衣(それに比べて清澄は些些たるもの)
衣(しかも聴牌すらしていないように感じる……)
衣「………」
44索 一一一二三萬 ⑦⑦⑦筒 北北北 ツモ ①筒
「風越の池田――逆転に繋がる国士無双を聴牌!!」
「龍門渕の天江が降りたりしたら北が出るかもしれませんね!」
靖子「それはどうかな」
靖子「それより清澄の六筒ポン………」
靖子「あれがなければ天江が一萬をツモっていた」
靖子「この南三局は終わっていたはずなんだ」
靖子(衣……感覚に頼るな)
靖子(それはおまえの感覚を超越する相手だ)
┐
/::::/
/ /::::::::/...-―≠ニア{
/{ /:::::::::::::::::::::::::::::::-=<...
{::∨::::::::::::::::::::::::::::::::::-=く:::::\
〉::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\⌒
/:/:::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::\
/:::/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.⌒丶 __
⌒i::|:::|:::::|::|:::::::::|:::|::::::::|::::::::: |::::::|乂__ /: :.:|
|::|:::|:::l:|::|::::l:l::|:::|::::::l:|::::l:::: |:l::l:| ̄/: : : : |
|::|:::|:::l:|::l::::l:l::|:::l\从:::l:::: |:l::l:l/: : : : : :/
|从:|::从八从乂{´廴}乂::::从劜: : : : : :./
)イ::圦 , ∧/----: : :__:_/
}//> . - . イ:::::: : : : :/´ ̄∨ ̄ ̄\
. ___∠{: : : : : :| ̄ _」::: : : : :./ l| | |__
// ∧: : : : :.ー―.:: : : :/} ___ } リ リ
ノノ \{ {\: : : :. .: : :/ニ/ l/ ̄\__彡'-- 、 \
{ {  ̄ハニ、:_:_:.//ニニ/ | \ \
/\ ___/ |`ー ‐┼┼≦___} -=ニ三三三三ニ=- \ \
/ / ̄ ̄ 八 ,{三三三三三三三≫  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` \
. ´ / } \三ニ=- ̄{ ̄ ̄ \
/ / | \三三三ニ=- __
/ / _| /≧=====┬=ニ三三三ニ=--
. / / {廴___/´ / ̄ ‘, ___ .... . -――-
/ / ____. .: ::| \ ___/ --- ‘, /: : : : : : : :./::}:_:_:_/::
,/ / ̄ ̄/: : : : : /: : :人  ̄ ̄ /: :|: :\: : ̄: : : : : : : : : :/::/: : /::::::
咲「」 カシッ
衣(清澄も張ったか……)
衣(しかし高くはない)
咲「カン」
⑥⑥⑥⑥
衣(加槓………!!)
咲「もいっこ」 つ2
パタッ
咲「カン」
⑧⑧⑧⑧
衣華菜ゆみ「「「」」」 ゾワッ
バチッ!
2索
「嶺上牌は2連続で二索!!」
「嶺上開花だーーーーーーーーっ!!」
咲「カン」
「え………!?」
「嶺上開花見逃しで3連続カン……」
衣(なんだこれは………)
衣(奴の手は幽かで……)
衣(しかも張ってすらいなかったはず………)
衣(それが一巡で――――!!)
咲「ツモ」
. ┌──┐
┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┐ ┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┬─┐.┌─┬─┤⑥筒│
│.2 │.2 │.2 │.4 │ │.4 │ | :;:;:; |..3 │ 3..| :;:;:; | | :;:;:; |.⑧.│.⑧.| :;:;:; | │⑥│⑥├──┤
│索│索│索│索│ │索│ | :;:;:; |.索.│.索.| :;:;:; | | :;:;:; |.筒.│.筒.| :;:;:; | │筒│筒│⑥筒│
└─┴─┴─┴─┘ └─┘ └─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┘.└─┴─┴──┘
:;,.:;,.:;,:;:;,:.;:,.:;,...:...;:;.....:;::;;... ....:;.:,:;,:.:.:,,,:;:;,,,,.,:;::,.,:;;:.,.:;::,;.:;,:.;:,;,.;
:;.:;,.::.,::,:;:,;,:.,;.;;.,:.;,:,::.;..:;.. ,,.:.:.::. ̄:.:.:.. .、 :;:;:;:;:;; rァ ,,.,:;:;:;:;:;;:;:;:;::;,.:;
:;,;.:;,:.;,:,:..;,.:.:,;.:,,;.;.:,;..: ー-=‐''" ......::..:.:.:..:.:.:..::.:...丶 ,.:;.,:.,:,.;.,:.;,:,;.:;
:,;.;.,:.;;.;..,;.:.;,:;..;:,:,:;.. `¨ラ..:. .:. .:.: .:.:.:.: : : :..::.:.:::ヾ 、 :;,:.;,:;.;,.;,::;,.:;
:;:,:.;.:;,:.;,:;:;.;,;.:,;.:.:;,.. /.:::/::.. :i]:..:::.:::::i: .::...:.:::.::.:..:' ヽ . -イ ,:.;,:.;::,;.:;
:;.,:;.;;.,;:.;,:;,::,:.:;..:..:;,:;.. ./..::/..:.:::..|A .:::::: |:::ハ::::::::::::l:l } / .l :;,;:;,.:
:;,.;,...:;,:.;,:;.:,,.;..;:,;.:;;:;,.:; 厶イ::/:::::::'.ニ\::::|/○}イ:::ィ:N .l ノ ,.;:,;.,. ブラック・マジック
:,;.:;.;.;;.:,;.:;,::,:::.;,:..;:,;.,:.; |Λ:〔ト、'.ニニヽ|-ニニノイノ .ノ }. 斗' ::;:;,. 三・槓・子!!
:;,.:,;:,:.:.;.:.;:;,:;.:,;:;.:,:,:.;: ノ) `}:入 /ン ´ ;:,.;:;
:.;,:.;:,:.,::.:,:.;,:;.:,;:;.:;: ` }Λ{:.>r--- ´l<_ ,:,;.:;
:,;:.;..;,:;.:,;:::.;,:;.:;: ___ r--y''"´ | ノ  ̄二二ヽ . -‐'フ .,:.;:,
:,;.:;.:,::.:,;.::,;...:; ./ ) .| ‘. ̄´ / .ィ⌒ 、 ヽ'く / '',,::
:,;:.;.;,:;.:;,:;,:;:,;:.. l 厂 ̄ Λ ‘. ./ .イl7 、 ` ァ ;:.,:;.
:,;:;.:;,:;...:.:.:...:,;:,.. ヾ イ \ ‘ / .ィl|:|ル \/ ,.....,:,:;.:,
:;,:.;;.......;,:;,:;.:;,,,.;:,:.,,... く\ .|弋≧=彡□≦=-彡 、 /ム ,..,:.;,:.;,:,;.:;
:,;.:.;;.;,:::;,:,:.;.;;.,:;:,:,:,:;..;.;,:;. \\ :|  ̄ /liノ心 〕ト、//ヽl ,.,,:;,.:;,:;.,:;.:,:.,.:,;:
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
「清澄高校宮永選手……なんと親の倍満……!!」
「2000点の手が24000点に化けたーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
京太郎「よっしゃぁ!!」
和「す、すごい……」
優希「咲ちゃんやったじぇーっ!!」
京太郎「親倍とか最ッ高!」
京太郎「まるで魔法みたいだ!」
衣「」 ガタッ
衣(聴牌気配のない安手の一向聴からいきなり倍満を和了る相手……)
衣(衣の支配の及ばない淵底の向こう……)
衣(王牌から牌を掠めていく敵!!)
衣「清澄……」
衣「逆転できると思っているのか?」
咲「ん?うん」
咲「勝つよ」
咲「麻雀部みんなで全国に行ってお姉ちゃんと仲直りして……」
咲「また家族一緒に暮らすんだ」
衣「………」
衣「………かぞく………?」
衣「………………」
衣(友達……家族………)
畢竟するに―――
衣は……やはり煢独なままなのだ
こうして他人と戯れていても その他人たちは楽しくはないのだろう
衣と違って独り法師ではないようだし
それでいて麻雀をやらない衣なんて 誰も必要としないのだ
もう
一切合切
烏有に帰せばいい!!
,...::'"´ ,.ゝ、::ト┤::/、._ `丶、
,..:' / _,..>:V∠._ `ヽ 丶
,.:' /,.: ,'―'´ ̄`ーヽ ゙、 ゛、
,:' / .:/.:::/::::::/::::::i:::::::、:::.. 、 i 丶
,:' / / i | !: :|:ハ:i i::: i | ゙、
,' | i::l. :::::|大ト|、:::::iリ_|;!::A:|:: !: | ',
! |、!、!:.、!rf≠ミヽ、ト!,:≠=、!:ノ:: | i
i ヾiヽ::::|!<;;;ン <;;;ンノイ::::: !. l
| / :::Y:、"" ' "" /:i::|::::| |
i //:::/:i::`:..、 _⌒_ ,...イ::::|::!:::::! !
. ', ///ヽ-イ´ヽ、__ノ`ー|:::::! |、::::、 ;!
', /// i r‐┴-<r‐f=¬|::::: | ヽ: ゙、 ,:'
':, //::i ! ゝ:.:.:.:.:'´トイー-:.:|:|:::i | ノ i:.. ゙、 ,.'
':.,/ノ:::/ | i|:.:./´/::! ト、ヽ:.| i:::| | .!::.. 丶,.:'
. //.:::( V└フ´:::| .|:.:`ーr!::l:::!.| ヽ:::.. \
//..::::::/:::Y---| |-イ´ !_:::::| ヽ:i::i:゙、 .ハ:::...\\
/ ./..:::::::::/.::::::!__ノ !:.:.:|_∧_|`Y ゙、!:i:..∀:::: \::... \\
///.::::::::::/ .:::/::::| └┬'^ヽ:| レ'"ー-、|゙、:::. \::::::..\:.. \\
照明「」 バリン!
ゆみ「………?」
カメラ「」 ピシッ
ディスプレイ「」 ブゥン!
ズンッ
京太郎「!」
京太郎「停電!」
久「停電ってちょっとわくわくするわね」
まこ「ほうか?」
係員「対局者は動かないで!」
係員「落ちつい……」
ピカァァァァ……
係員「て……」
咲「!」
華菜「………!!」
ゆみ「………」
衣「」 シュインシュインシュインシュインシュインシュイン
パッ
京太郎「戻った」
優希「のどちゃんあかりついたじょ?」
和「」 プルプル
「停電!館内が停電していましたが……」
「今復旧しました!」
「試合再開です!!」
「勝負は南一局の一本場!」
「この点数状況……現在最下位の風越は絶望的!」
「トップの龍門渕から2回連続で役満を和了っても優勝することはできません!」
華菜(名門風越団体戦敗退決定……!)
華菜(とかアナウンサーに言われてるのかな今頃)
,,....::::::::':::ヽ
____,......::::'''::::::::::::''、´::::::::::::::::::::::l
ミ川川川川彡 l::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::\::::、:::::::::::::::::::l
.ミ 彡 l::::::::::::/:::/::ハ:::lヽ::::::::::::::\:::::、:::::::::::/ / ̄ ̄ \
三 ゼ ま 三 l:::::::〈::::/、( ゙、! ヽノ\::::::ヽ:::::::、:::/ | ど と |
三 ロ だ 三 l::〈:::::〉 u >、:::ヽ:::::::\ | っ こ |
三 じ 可 三 /:::::〉\_ ィ´=ミ、::::ヽ::::::o:O.○..こ ろ |
三 ゃ 能 三 /::::/:!/,"::ヾ' "lO:::::ハ }} :::::、::::::::::\| い が |
三 な 性 三:::::/::::::l l:l:::::lj し::ノ;ノ '"';::::lヽ::::::::::::| ! |
三 い は 三::/:::::::::i `=" ' `¨ ⊂⊃ソ;:l丿:::l丶:\___/
三 し 三/::::::::::::ゝ⊃ <^ .-v u ,--イ|ハ::::| \|
三 ! 三|/{/\|` _ `ー‐' _ i';/|:::/リ `
彡 三 にゃー ¨T:::' L-、___
/ ̄ |―‐‐/ ,,'' イヾ丿
/\'',,. | / ,, ''/ \
華菜(たとえばこの局……天江から役満を和了る!)
華菜(そしてオーラス……)
華菜(あたしと鶴賀だけが3連続聴牌で流局……)
華菜(その後もう1回天江に役満かませばうちの逆転優勝だ!)
華菜(華菜ちゃんはずーずーしーから!)
華菜(まだまだあきらめないっ!!)
ゆみ(ここにきて手が進まないな) トンッ
衣「ポン」
ゆみ「!」
ゆみ(しまった――!!)
咲「………」
華菜(ぜんぜんテンパイできないし!)
ゆみ(さっきの和了りで清澄警戒かと思っていたが……)
ゆみ(怪物二人が同時に暴れるのか)
f「「!/) /:::::::::/
i!r勺 .′:::::/
| { i' |:::::::::′ ,..ィ:´ ̄ ̄`::::::........_
f⌒', |::::::::| /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄::::::......_
Y⌒i l::::::::! ./::::::::::::::> ⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::_:::::::>
l ', ';::::/ /::::::> ´ `¨ ̄ ̄¨´
! ', _.... ―∨'::> ´
{ .! / ´¨¨^'<::ミヽ
Y ヘ , ' / / , / `ヾ \
! _⊥.. / 〃 / x'//.{ / ヽ
|/: :_}.⊥_i /,イ/|トv1 ハ | | ! .ハ
〈: :/ ,〉 Yルi仡卞ミ\ i斗ァト/ ! |
У |! __/ |.込ン 乞卞イ ,/リ ,リ
/ fi `ヽハ , 之ン,リイ/,イ/
/ || | 「`ヽ‐、 /イ∧'
.〈 i! ,リ i!: : :\_. イ | ∧
/ヽ | .〃 .ハ: : :ミ=}Y´ ̄ ̄:ト、ヘ
ピシッ
. , '" |:::. / `丶、
, '" __ 」:::/ _〉―‐- 、
ゝ / ./ "' ―-ミヽ-‐ '":::::::::::::::::::::::`
└ へ,、/ ̄\ / ./ / / / >ミ、ト 、::::::::::::::::::::::::::\
. l l j コ二 \ / // / X,イ イ \ヽ >r 、::::::::::::::::::
ノ |_ ./|// 〃 ,イ/lX/〃 ,イ/l | | | `丶、:::::::::::.
///!`ト、/!7㍉ハ// /〃/ ./| |! | |  ̄ ̄
, イ// ハ! ソy代bノヾ l./_+ァ―ナ| ./l l {―vヘ√V'w―-
_ ,イ´イ' _/∠、./ /.ハ ` ヽ 'ラサトvレ'/j ! | ト
, '">/ ̄ , ! !_|_.ゝ ' ヽ.ン' イイ ,' | | い、
/// .|.| |7/ ト、` イ/ , '.| .ハ l ぃ\
., './ | .| ', レ `>\"フ¬壬―./ ! | { .! .', `\
/ イ ! 」 ヾ _〉‐r ' ̄>、 | l | ヽ ', ', \
,'〃 >ニ二 ハ \_ ァケイニ イ ! ヽ \ ' , ' ,
. l/ く/ \ ノ └、 \〈 !\ / ヽ \ \! \
. __________________________ __
| | │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ | || |
「よ……四度目の海底撈月ーーーーーーーーーーーっ!!!」
「龍門渕高校天江衣―――連荘で追い上げ始めていた清澄の親を一蹴!」
「勝負はオーラスに突入です!!」
「試合はついに南四局――オーラスもオーラス!」
「2日間にわたって繰り広げられた県予選団体戦もこの一局で最後です!」
「はたして全国行きを決めるのはどの高校なのか!
「圧倒的な点差でオーラスを迎えた前年度覇者龍門渕高校!」
「このまま連覇を成し遂げるのか!!」
ゆみ(さァ………)
ゆみ(ラス親だ………!!)
ゆみ(役満直撃で捲くることができる……だが……)
ゆみ(とにかくまず和了ることだ)
ゆみ(和了り続ける限り……)
ゆみ(負けることはない――!!)
華菜「………」
華菜(このどん詰まり……あたしのすべきことは何か)
華菜(とにかくひたすらテンパイして流局――)
華菜(それを30回くらい繰り返す!!)
華菜(リー棒出してくれたらもっと早くなるし)
華菜(その後役満和了ればほら)
. /::::\
.. ,'::::::::::::::::ヽ ____ ______
l:::::::::::::::::::::::::''":::::::::::::::¨ヽ´:::::::::::::::::::::::::/
l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
. l:/::o'':::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::/ 逆 奇 華
/:::::'':::::::/::::::::::::::::::::::::::;::::ヽ:::::::::::::::::::/ 転 跡 菜
,'::;〈::::::::/:/ヘ:::ハj、:::ト、::::::::::::::ヽ::::::::::::ヽ 優 . の ち
l〈::::::.、/l/ j/ `゙ `、::::::::::::::';:::::::::::::ヽ 勝 ゃ
/:::::`.:/、 U >::::::::::::';::::::::::::::ヽ .だ ん
,'::::::::/:l. ,,>x.,,,_ _,,,ィチ=,,.::::::::::::;:::::::::::::::::\ .し
,::::::::/::::l:l{ .l;人::i` "P人::l.`;:::::::::::;::::::::::ト :;;_ \ !!
l::::::/ハ:::::`, !Y;jj !`Y´j チ::::::::::;:、lヽj.  ̄
、-‐‐―=,,';::/",,.ニ.-{ ⊃ ' `⊂⊃ヒ'j/ヽ:::l__
.. \ヾ,、__/"-、'' .,, ゝ T.^_y' ィ' //vj
r-='___ ヽ_.、''.,, ¨、 ‐‐ '"__| ,,//v ヽ,
j, -'―‐ ''". ̄ 、ー.、 ''_ .,, ヽ  ̄ / ,,. '' /! `y、
/ 、ヽ ヽ, j `ー--=、/ '' < { / /
(__,,,,.. ゝ__, -、 ヽ ヽ.'"  ̄ l ノ .ノヽ
パシッ タン
トン タン
ピシッ
トンッ
華菜「!」
パシッ
華菜(んん……)
タンッ
華菜(んんん……)
タンッ
ピシッ
華菜「ハァ」 ガタッ
華菜「今くんなよ―――」
222777索 八八八萬 ⑦⑧⑧⑧筒 ツモ ⑦筒
四暗刻単騎ツモ!!
華菜「」 カッ!
タンッ
__ _,,.. -‐‐‐‐ '''" ゙ヽ,
「L|.|」] ーニ,',,,, ,. '",,,,. ' 、 , ',
「Ll_!」] ` 、_ _,,,ィ、-i'i" ,ィッ" ) 、、ヽ ` ,j
==!.l=' ,. -‐‐ ' ̄ ̄__.||_ ゝ//,/ィ'´,,/j/} } \ \
|.l!lヨ_! , "-‐ ''" ̄ ̄ィ'´ ./´  ̄ j/ ,>, 、ヽ\ / ) _,. ‐;
.l ̄ ̄ /´ / ,,.ィ /l \ ,.ィ'´ jjヘ ヘ、ヽ ヽ / / ,, '"´_ノ '
.|.{_ ,ィ / /,. ' / ィ/::::K, ,,,.=ミ、 ',,ィ':''i'ヽ |ヽ } ヽヽ ) / --=ニニ", '´)
_`='"、 ______ ./" i//:::::ヘ l { {r'::::lj` イr':::::ll '' l/ヽ..| ノノ ー=ニ=、 ー'´ ¨゙ <´´,. '"
`''フ' ̄ \ _ ` ー=-- .,,,;;;;;::::/!:::ヘl`弋;;;ノ ` =" }:::::} .| _,, --'" ,. r'"
ゝ⊃  ̄ ̄ ‐-、 \,、:::::`.、 ' ,ノ::::::ノ丿,,. "´ _,.. -==ニ二ノ
=毛F } \゙` 、:>...._ へ < ''"´ _,r--'二ノ⌒´ (__
⊂ニ, ____丿 / ____ ,-‐‐‐''''  ̄ ー--=ニニ二_ノ ,, ''"、_ ___)
っ)=__ \ ._/ / / ー´ ,,,.,,..,,'''',,丿ノ "  ̄ ̄ ̄
//_j「` \_ ノ ,,......,,''' ,, "
"`='`" \ -=ニニ==ニニ , ,, '''"゙゙,,.'',,r '" /::ヽ
|/ ー―――ヽ ,,. ,,''゙´'''゙゙''',,=''" |/ /::::::::::ヽ
o \ ____ / ̄ ̄ヽ__ニ="'' ´、-- '´ ヽ、ヽ / ̄>:::::::::`..、
____/ ̄ \ ヾヘ \| /::::::::::::::::/
/ __二二ニー' ○〉 \::::::::::く
華菜(今は役満和了っても逆転できないんだ)
華菜(またあとでな!)
華菜(あたしは勝ちをあきらめない………ッ!!)
衣「………」
衣(風越が和了らないとはあにはからんや) スッ
チャッ
衣「」 ドクン
衣(五萬じゃない………?!)
二二三四五(赤)六七萬 45(赤)6索 ④⑤(赤)⑥筒 ツモ ①筒
衣「」 ゾゾッ
衣(清澄………!)
衣(掴まされた!!)
衣(如何にせん……)
衣「………」
咲「?」
衣(12000程度か……)
衣(ならば振り込んでも子細なし……)
衣(今までこの感覚通りに打って負けたことはない)
衣(しかし……)
衣(奴は前々局……2000の一向聴を一瞬で24000にしてきた)
衣(初めて出会った――)
衣(感覚通りに打っても負けるかもしれない相手―――!!)
衣「………」
「麻雀って……楽しいよね」
衣「………?」
咲「今日もいろんな人と打てて……ホントに楽しいよ……」
衣「楽しい……?」
咲「?」
衣「衣と麻雀を打って……楽しい……?」
咲「うん!」
\ \ヾ、 /: : : : : : : : : : : : : `丶、 / / ---- //
、\、\ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ / \
、\\ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .// 楽 い
、 . : : : : : : : : : : : : .: : : .: .:: :. : : : : : : :. ′ し っ
. 、 /: : : : : : : :i: ,:i: : : :ト、:,」L{i_:ハ:i: : : : : ::i も し
厶イ: : : : : .:|i:八: : :.|.:ハ:i: :l|ノ州: : : : : .:| う ょ
.ニニ=- |.:: : : : :才Zノ\:|( 斗笊ミメ|: _: : -=j よ に
_ | i: : : : ;抖笊ミ Vーり l/ }: :/:八 !
ニニ=- l人: : : :::.乂_り  ̄ .ノ.:// 、
.二ニ=- 乂: {:八 、、 '__ ``.刈乂 -z ー-----‐
ニ ≡=- ヾ( ヽ ノ イリ -= ニ 二 三三三
__ニ= -‐ >r‐ 乂}ト。. -= = ニ 二 三
三‐ / Y^} _./ 、 -=≡ニ二 z
≠ ___ / |`` '"´ / __:. \ 、 、
./ / 、Vn ∧ :|  ̄ ̄ / _/. ;ミメ、 \、\
〈 ュ`Yノ ノ ′ト、 :| / ..:::イ :!′ } Ⅵ \ \
. }⌒;´イ {:!.!:.\ ; ′ ....::::::/ ; | / ∨\ ハ \
ハ 人 八 ;、:::.:\l 厶イ.:.::/---マ:!.:// . } ヾ|
[__フ_彡ヘ/ | ー‐ミ以r‐… ´ |// {:八
{ 【 ハト、 ! )___{ j/ ≧=- 、
∨\ } ⅵ /:.:.:.ハ 〈 \ }
衣(衣と麻雀を打って楽しい………か)
衣「………」
衣(感覚の傀儡になるのではなく………) ギュッ
衣(感覚を選択肢の一つとする)
衣(だが今回はこれを選ぶ) ①
衣(清澄の手牌からの気配を信じるのなら)
衣(これで振り込んでも衣の勝ちだ!!) タンッ
打、①筒
衣「和了るか?」
咲「うぅん」
咲「それでロンしたら私の負け……」
咲「でも……」
____
...:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:...
/..:..:..:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:..:..、
..:..:..:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:..:..、
/..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r'):ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:rf〃.:.:.:.
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:八.:.:.:.:.:.:.:i\i:.:.:.i:.:./:.:.:i):.:i
∠.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://>x:.:i:.:.:.:'<ハ:.:.|::ノレ'レ:.:.:.:
i.:.:.:.:.:.:j/リ 、八Ⅳ , )火 _,ノ:.:.:.:.|
i.:.:.:.:.:.:{i灯示圷 'T r' ,r'":.:.:.:.:.ハ:.|
:.:.:.:.:.:.:.:. 乂'ツ 乂'ツ 川:V リ
. jハ.:.:∧ゝ:: ::: /イ::.′ カン!
V ゝ. ′ ィⅣ
八j> ´ ` ≦i/j八
r‐ ´ Ⅵ  ̄ i  ̄ ̄ ̄厂:::::.、
/| 「 Ⅳ 〃、::::::::::::::::...
,: | i> </ /| 丶::::::::::::/
ト、 、 / /:::レ′ ヽ:/
ri '|::::\ ヽ. ̄/ /:::〃 }
|′八:::::::::丶 ' / /:::::/√ ̄ \
∧ /i'ー‐::::::::\ i_/::::::/  ̄ ̄ ̄ 〉
. / |  ̄ ̄"「,ー「 ̄..___、 / /
ヽ丶. _、 、 {i::::::、::::::::::::::::::::ヽ'.  ̄ イ
______
┌――┤①|①|①|
|①筒|筒|筒|筒|
└――┴―┴―┴―┘
優希「大明槓……」
久「これは………」
まこ「責任払いか!」
京太郎「!」
和「大明槓からの嶺上開花は、責任払いが発生するルールでしたね……」
咲「」 カシッ
和「五筒で嶺上開花……」
優希「でも、これじゃ12000のままだじょ……」
久「だから――」
咲「もいっこカン」 パタッ
┌─┬─┬─┬─┐
│②│②│②│②│
│筒│筒│筒│筒│
└─┴─┴─┴─┘
・ ・ ・
衣(衣は今までの自分と同じ打ち方を選んだ)
衣(でもこれで……)
衣(この自分が敗衄するようなことがあるのなら……)
衣は――――
/: : : : : : :/: : :/: : : : : : :.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
 ̄ ̄ ̄¨ア : : : /: : ://: : /: : // : : : :.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
ノ⌒ ー--‐ '⌒^ ー- -‐…・・/ : : : /: : ://: : /: : /// : : : : , :.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::}
f《: . : . :/ . : . : . : . : ./ : : : ; : : /{/ヘ/: : /// : : : : / : : |: : :.:.:.::::::::::::::::::::.:.:.:.}
¨⌒ー '"~¨`ヽ \ \: . : . // : : :イリ.:.从 _)開ハ刈i |: : : :/ |i: :|: ||: : :.:|.::::ノ⌒ヽ:.:.:.:.:′ ,,ル'⌒
^\ : . // : ィ仁|i.:/ Vし℃仆|i | : : : |i: :|: r冖れノ^ ノ⌒廴__ノ^⌒¨´
. 丶 : . j/{ニニ|iイ 'ー '゙ 八| : : |ー─-fソ:. :. 辷?い: :.:.:. ′
\ : . : ; {ニ二い :.:.: ::::::::::八: : |j埖fソ^;. :. :.fら ). : :.:.:.:/
. \ : .l {ニニ八 , ::::::ヽ| ヒ^爻_廴 ノノ^. . : :.:./ニニ},
ヽ| {ニニニニニ:、 、 ー'⌒)ソ)メ . . : :.:.:/ニニニ}}
| k二ニニニ/\ ー :.:.: 才イ. : /}/ニニニニ}}
| |ik.ニニニ{〉 \__ イニニノ/ニニニニニニニ圦
| |ikikニニ{入____  ̄¨アニたニニニニニニニニニニニニニハニニ\
/|人kikik.ニ{ >-=ニニニニニニニニニニニニニニ=- ∧ニニニ〉
《 :. トミメ{ -=ニニニニニニニニニ=- . : . / :〉 ̄
j} :. ≫→ァニニニニニ=-ァア . : . : . : ., :/:∧⌒L_
リ} :. /ikikikヽ\ikikikikikik/ . : . : . : . : . : . : . : . : /〉
生まれ変われるかもしれない――――
まこ「また四筒で嶺上開花……!」
優希「でも、これじゃやっぱり12000だじぇ」
久「てことは―――」
,. . : : :――: : . .
,. : ´: : : : : : : : : :_: : : :`: .、
, :´: : : : : : : : : : : : : : \: : : : :\
/: : :, : : : /: : : : | : : : : : : ヽ: : : : : ヽ
.': : : : /: /: :.|: |: : :|:|: : : |: : : : :.∨: : : : :.
/: : : : : |: ': :|: |: {:, -|:{---|、:|:|: : : |: : : : : : .
': : : : : : :|_{:__|: {: :V: :V\: }、:|:|: : : |: : : : : :.:|
/: :/: ,: : :´|:|V:{:从: { \}ィチ雫ミ: : : ,:_:_: : : : :|
|: :イ |: : :|:从ィ雫ミ \ _)::刈 }: : // V: : : |
' l |: : :乂{ _):::} Vzり/:イ } ノ : /リ
|: ∧:.∧ Vり _,..イ:/}/
|:/ V : :. ' イ:イ:/ /
}' {/ 人 v ァ ..: |/ '
` イ | もいっこ、カン!!
`_ T´ |⌒\
r-,-、 _,....´./' /´............`:......_
/ / /`>、 _,.. <.........../-、 r/...................................>、
{ ' / ∨{...\.........../ `/......................_> ´ ̄ V..、
, 〈`、ノ,:|:.\.\_{ /---__,...>:.:.´/ , -- |...|
}\_∨/ 乂:.:.:.` ̄`Vイ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.> ´ | / ...|
|\_ ̄ 〉∨` ̄「 ̄ ̄/ ̄ ̄´==== ∨ |..|
|............. ̄}/ L__/ l { |..|
∧............... | /:./:.:.| | |..|
「 ` ̄ ̄ ̄} ,:.:./:.:.:.:| V} |..|
| | /:.:.:|:.:.:.: | | V〉
| | ,:.:.:.: |:.:.:.: | ::. /| }'
京太郎(そうか、分かった………)
京太郎(咲は今………爪先から頭のてっぺんまで……)
京太郎(最高に麻雀を楽しんでいるんだ………)
京太郎(だからこそ咲はこんなにも美しくて、堂々としていて、輝いている………)
京太郎(そしてオレは、そんな咲を見ていると………嬉しい気持ちになる……!)
京太郎(溢れ出してくる……!膨大な+のエナジー……!)
京太郎(理解不能なほどに……底抜けに……)
京太郎(咲のことが愛おしく思える……!)
/ / \
/ / / / | | ヽ
/ / /-/=/.,,_ / / :| ', ヽ
\ / / // / / / /|ヾ/| || l ∧
\ / l //| /|/ / / / / / /:| _| :| ヽ ヘ
\ /イ | // |.z===/ // / / |⌒ト、、| :| | ',
\ | |/ ィ| :ト|彡'´彡三ミヾ / / | /| :ト、! | l
 ̄⌒>ーァ | |/ /! | || ,;fう⌒ヾ}} // /_| /| / |
\ \ \/ / // { | |: l ノ /_/ ''≧三 /// / /ト、 :|
\ ヽ l / /./ V \| ヾ_ イ'´ ̄ fう⌒ヾ;ヾ.// /./ ! \ :l
\ ヽ { | |l \_{ ヽ..:::::::.... ! } }}/. / | ヽ :|
ヽ \} | |l |八 , 弋_,イ〃// l ヽ
ヽ { | |l r─- ._ .::::::.. -‐ '´ j
\ ヾ l | ! ヽ | }) /ノ从 /
\ `ミ, ', ヾ 、 :| ヽ ヽ.__ / 人 |ハ/
\`、|ヽヾ 、 :| \ _,. < /\
V | \ ト > -‐ ' ´ 彡' {
京太郎(だって今の咲は……)
京太郎(オレにとって、希望そのもの………!)
京太郎(目が眩むほどの神々しさだ………)
京太郎(骨の髄から……髪一本まで………)
京太郎(あの輝きに魅せられるっ……!)
イ:  ̄ ̄ ̄ ̄: : : 、
/: ::/: : : : : : : : : : : : : :\
/: : : / /_ /! l: : : : : : :\
. /: : : /: / ̄ \: :j: : | :ト: :ヽ
/⌒ <´ /\_: j:,' l`ト、\',
/ ヽ 、 { , -Yト、::j ::|ヽ
r─ 'ヽ __\ .ィ\ ` ノナ/!:ト、 : ハ ',
/ \ __ヽ { ヾ ∠' ̄ィ≧</イ/: /: : : ::|
/ ヽ \ `ー ' ノ ::::::: r':::j::}ヽイ: / :!、: : :'
/ \ \ レ' `- イ _ ' 弋::ソ /彡': ::| ヽ: !!
イ´/ ヽ ヽ ', ヽ{:::::::丶 '''''' / ト: : : ,' リ
/ ,イ! ', 人 { ).} ヾー ' /ノ !: /
./ /!::! ≧、 ∨ \-' ノ >-、 < }/
{ l |:::! ヽ { j i , ̄ __ > 、
l ヾヽ::、 丶二.ノ イ.t──<⌒:ト、 }
ヽ ヽ\ト _ イ:/ノ:/ l.\:::::::\ミ::! リ丶 __/
\ヽ`::ー':: ̄イ / \:::ヽ:ト} ん、:::::::::≧!
\  ̄ ̄_ 彡'. \:\V⌒ミ三彡イ、
 ̄ ̄ \l \ { ⌒ト-- ' レ' l
∨ / /!⌒Y }\ト、
| / / |::::::::ヾ ;: 丶
| ::::::/ ::// l::::::::::::',:\ { \
京太郎(要するに咲は………)
京太郎(オレの夢っ……!オレの理想っ……!)
京太郎(それらを全て体現したかのような存在……!)
京太郎(いや……それら全て、なんだ……!)
京太郎(咲っ……!)
京太郎(咲っ……!咲っ……!咲っ……!咲っ………!)
∨: : ::/: : : : ::/: ; ≠/77─.-: /!: | !: : :‐ト l、!: : |: : : : ',: : : : : : |: : ',
∨: /: : : : イ´: :/ // : : : : :/ : :! |: : : l l::!l:`:ト、: : : :! : : : : : | : : \
',::l: : : : : : l: : / /' ,'⌒: / /:/ : : イ` !: |::∧|:\: | : : : : : l:!:l: : : : :
ト、: : : : : j: / / /: :/. ,': l: ::/ リ レ lヘ: : :|: : : : : :l:ト|: : : : ヽ
| :!: : !: : V |_ 三!∠、 / : :/--_./- ヽ ',: :! : : : : :, :! ヽ: : :\
|: : l :| /{:::;、:::::::::::/ト レ' イ::::::三::::ト、 ヽ:!: : : : :/::l  ̄
ト、: ',:l ヽ 廴Y二!ニヽ .::::::::::::::.... 廴Y::ノ::イ` ゞ/:y: : :ノ:/: : !
. ∧:',:! :::::::::::::::::::::::  ̄ ̄ {イ: /:': : : :{
:| \ ///// ' /////⊂ レ イ:i 、: : ::
:| !:ト、 ,' /::/ \: ',
| ::| ',:li:ヽ `ー -- ノ: :{ \
', :| l::li::::'., ノフ ヽ:',
', :| ::li:::::::ト <{: / 丶
:| /∧::li::::::ヽ > イ `
', // ',::::li::::::::\ ` - ´ ,'
',. // ∨:li::::::::::::\ {.、
京太郎(ずっと見つめていたくなる……!ずっと追い求めてみたくなる……!)
京太郎(それが、咲なんだ……!)
京太郎「すげぇ……」
京太郎「やっぱり咲は、すげぇよ……!」
'. : :.'. : : :.'._」 i -‐i‐‐|: :|: {_____i:.i__i: :i i: : ハ: : : :ハ: {__i:} |
∧:_:_:!>''"! l !_ . ハ_」_i:.|ハ: : : : : |. :{´i ̄:.「~¨`ヽ: : : :.}: : :.:`ヽ|
/ .!. : : :!; <{: | i:.| |: : : : : |: : 八: : | |: : ハ: : : ': : : : : :.:|
. / { . :´: :! xく:|ヽ! iヘ:「ヽ! 八: : : :.:|ヽ:「 \| |:.:/ |: :./ : : :': : : .|
/ , .∧ : : : i: :|ヽ| ,」⊥jL ヽ \: :.|ヽァテ¬=ミ、 |ハ'. : :./. : : : |
,'. :イイ: : : :. : : {ヽ|,.ァ7'"⌒ヽ`ヽ ヽ| ん'.:::::::ハ`Y /: : :/ : : : : :|
,''´ | |: : : ∧: :Y 〃 ん'.::::::::ハ { {::::::::::::i:} }}': :/ヘ: : : : : :.| ツモ……。
{ |: : : : : \! {{ { {:::::::::::i::} Vヽ.__,ノリ ノ/|/ } : : :.∧|
|: : : : : : ! \ .Vゝ--' ノ ゝ--- ' /. : :./ ノ
|: : /{: :八 个 > '~´ , :.:.::::: ; /.: : :/
|: / ヽ: :.:iヽハ ::.:.:: /_,ノィ: :/
|/ \| ゝ:. 、ー― ァ /: :./ ノ:/
}ヘ、  ̄ .イイ/ /
|: />. . .イ:./ ノ′
{/ ヽ{≧ト .. __ . ´ |/
ヽi |_
,| ノ.::\
/.:| /.:::::::::::\
「清一色…対々三暗刻」
「三槓子」
┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┐
| :;:;:; |.②.│.②.| :;:;:; | | :;:;:; |.③.│.③.| :;:;:; | │④│④│④│⑤│ │⑤│
| :;:;:; |.筒.│.筒.| :;:;:; | | :;:;:; |.筒.│.筒.| :;:;:; | │筒│筒│筒│筒│ │筒│
└─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┘ └赤┘
______
. 「赤1」 ┌――┤①|①|①|
. |①筒|筒|筒|筒|
/::::::::::::::`ー-、 \ ! i:::|:::::::::::::::|::|:::::|:::::::::| |:::::::::::|:::::::|:::::::::f/ ,.イ
/:.::::::::::::::::::::::::::::::::`ー-、 \ー=、、:.:.:.::|:::!:.:.:!::.:.:.:| |::::::.:.::!:::::::|:__,ノ/ ::::|
......................|...........!..........i.`iー-、 ヽ...:` \::|!::|:::::|!::::::| |:|r==ラ´ /::...........|
.................... |..|....i....|..._|_!_!__::::\ ゙、.:.:.:::` ヽ、:::::|゙、::::! /':::/!/ /:.:.:.::::|:::::::::|
..........:::::::::::|::|:.:.:|:.:..i:.:.:.:|:.i ゙、:::::| 、ヽ ゙、:.:.::::::| ヾv'ィニニ! L__ノ /:/:.:.:.:.:.:i:::::::|::|
-‐'"´ ̄|:::|::!:.:.:|:.:.:i、.:.:i_ゝィ≠=ミヽ、 ヾ==ェ' ,.ィ´ ̄ヽヽ ヾ、/:.:.:.:.:.:ノ::::::i:::| _
|::::|:ハ:.:.:i.:.:.!|\//..:::::::::::.丶 \、\_/ / /__;::ノ ム -‐'⌒ー--、__,.-'∠
|::.:.リ;,ヽ:.i:.:.:.:レ/ ┐::::::::;: } ー-、( ュ、 /: } i . r‐'"´ ̄`ー--、  ̄
!:.:.:.:.:.:.::\、:.:ヾ、 、ヽ、;;;ンノ ...........、ヽ !.... V.ン ノ/ /:.:.:.:ノ::/::/ リ `ー
. |.:.:.:.:.:.,.个ヽi`iヾ .ゝ---'"......:::::::::::::::::::....、 ゝ-==-'ン ノ/:::::;イ::/::/ 32000です!
|:.:.:.:.:/ |ハi、 | ///// , `》/ー''"´ /::/ノ/!ノ
|、:/ ヽー! 《/ イ'"´/ソ
V ヽハ ‐- -‐ /l| /::::/
\ 《/ ,..イ::/
`iー-、 |》.イ:::/レ′
|ハ:| `ー-、 _,..-‐'"i|::|/
| ` ̄ 《
「かっ………」
「数え役満ーーーーーーーーーーーーっ!!」
「県予選決勝二度目の数え役満!」
「しかもまた嶺上開花!」
「県予選団体戦はこれで完全決着!!」
「そして試合の最終結果は―――」
「清澄高校の逆転優勝です!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
京太郎「!!」
久・まこ「「よしっ!」」 パンッ
優希「やったッ!!のどちゃんっ!!!」キ ゙ュッ
和「ゆーき!!」 ギュッ
京太郎「う、う………」
京太郎「うぉ、ぉぉ………!」
和「……須賀君?勝ちましたよ!」
京太郎「お、お、おぉぉ………」
和「?」
京太郎「おぉぉぉぉぉぉっ……!!」
優希「じょ?」
京太郎「勝った……」
京太郎「勝った……!勝った……!勝った……!」
京太郎「咲が………勝った………!」
京太郎「かったぁ………!!」 ボロボロ…
京太郎「やった………やった………」 ボロボロ…
京太郎「やっちゃぁ………」 ボロボロ…
久「泣きすぎよ、もう」
優希「よしよし!」 ナデナデ
京太郎「はっ……はっ………はぁぁっ………!」 ボロボロ…
京太郎「うははははっ!!」 ボロボロ…
京太郎「すごいっ……!すごすぎるっ……!」 ボロボロ…
京太郎「感動的だっ……!」 ボロボロ…
京太郎「咲っ……!咲っ……!」 ボロボロ…
京太郎「咲ぃぃ………」 ボロボロボロ……
京太郎「咲だけじゃねぇ……」 ボロボロ…
京太郎「みんなっ……最高だっ……!」 ボロボロ…
優希「まあな!」
まこ「ははは」
和「ふふっ……」
久「須賀君ってクサいこと平気で言うのね」
まこ「平気じゃないじゃろ、泣いとるし」
久「ま……嫌いじゃないんだけどね」
雀力が20パーセント上がった
6310 → 7572 ≒ 7580
愛牌が30上がった
愛牌がランクアップした
咲の好感度がぐーんと上がった
優希の好感度がぐーんと上がった
和の好感度がぐーんと上がった
まこの好感度がぐーんと上がった
久の好感度がぐーんと上がった
ゆみ「………」 フ…
パタン
華菜「うん…」
ゆみ「!」
華菜「あたしも……」
華菜「あたしも楽しかったし!」
衣「」 ハッ
衣「おまえが……楽しめた……?」 ツー
華菜「ん?」 ガタ
華菜「おかしいか?」
-─ ¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ─=ニ二二ニ=--─ ¨¨ ̄¨¨ ー--
|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :リ
V: : : : : : : : : : :/: : : : :./: : :.ィ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.'
代: : : : : : : : : /: : : : :,イ:/:./ |: :小: : ハヽ: : : : : : : : : : :/
./: : : : : : : :./: : : : :./ {小{ j从| ∨リ ル}: : : : ハ: : :V
/: : : : : : : : 八: : : :/ V: : : ハ: :∧
': : : : : : : :.圦: : :〉,イ V: : : ハ: :∧
./: : : : : : : : :/: :ヽ/ \ / V: : :ハ : :∧ なにごとにも
/: : : : : : : : :./: : :/ 彡示\ ∠弌ヽ V: : ハ: : :∧ そーやって前向きに
./: : : : : : : : : /: : :/ イ ℃::::::::弋 仁:::::::. } }V: ハ: : : ∧
/: : :/|: : : : /: : :イ 八 l:::::::::::::j |::::::::::! j /: :V ハ: : : :∧
.,小/ |: : /: : : ∧ 乂辷V 辷:ソ /: : : :V ハ: : : :∧ 冫白〈 | /  ̄フヽヽ
{' |/ 小:イ: : :代 ⊂⊃ ' ⊂⊃.ハ:::|: : : ハ:|\: :.∧ >|< 弋__ノ /⌒し (
ハ/ ∨/ \ rv──一 ハ{ |`∨ '| \}ヾ、
|/ -一\ 乂 ノ イ j { } / ,イ⌒ヽ ナ ヽヽ ├
| / { ノ ≧=ー─=≦ し j \ {丿 丿 / こ .<jヽ
/ ', /ヽ| `' ー-ニ辷
≦ ', { | `「 j、
< ',ー-- 、 r一 | j 小
/⌒ヽ \ ', j / / ',
\ \ ',ー─---一 ´| / / 代
\ \ ', / // ヽ
衣「………」 ツー
ゆみ「確かに……負け惜しみにしか聞こえないかもしれないが……」
, - ── - 、
, ´ , .ヘ ヘ、
/ /. ∧ / . \
. ./ / .....:::::::..∧ /,...:、::::::::.. .\
/ .} .:::::::::{ ミ ∧ /∥ . }::::::::. ヾ、
. / ,::::::::::ノ .:::::::::i_ミ_ __z--.ヘ::::::::::. ∧
{ {::::::::/ .:::::::::/ .∨::::::::.. ∧
i i:::::ノ :::::/ ∨::::...... ∧
} レ´ ....:::::::.::/ ___∨、::::::::.. ミ、
{彡' .......::::::::イ:/─一 ´_ _ ヽヽ_:::: \
ニ´彡 ......:::/::∥ -- ____\=-ニ、___`_=-
} ::}.}、::::::::.}丶 {::ヘ__ノ} ヒヘ_ソ .ノ,:::::ノ:}
i .::,:{}::ヽ:::.N ゞ─‐'. ` ̄´ ク:::,ノj{{ 私も楽しめたよ
,' ::::} :::::::}ー`、 ' }:::::::: ||
} { ::::}:}:::::`ー、 .ノl:::::::: ll
,', ::,' .:::|::|:::::::::|:{\ < ア ./}::}::::::: .}}
∥:/{ .:::i::.i:::::::::i::il::::>, _ ,<:::::i::i::::::::: {{
{{ { } ::::}::{:::::::::}::}}:::::ノ| ` ー - ィヘ::{::::::::l::l:::::::::::} }
ii .i i :::{::::}::::::::::::::<} >- _ _ノ .∧_:::l:l::::::::: :i/
{{', { {:::::}:::|___r´:::::;} {_.∨ヘ }:::::ヘ_::::::}/
..,_ .─ー代{ヘ/::::::{::::::{::::::::::{ ノ:::::::::::}、 .}::::::∧  ̄ ー __ _
/::::::::}:::::::::::::::::::::::`:::/:::::::::::}. /\三ノ. \ i:::::::::∧:::::::::::::::::::::::::.{:::}
}::::::::::i::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::∨ }::::::{ ∨::::::::::::∧::::::::::::::::::::::/::::i
:::::::::::::::}:::::::::::::::::::∟___/`、 .|:::::::::i ./\:::::::/:::::::::::::::::::::i::::::::i
::::::::::::::::i::::::::::;;::::::::::::::::::/:::::::::::} |:::::::::| / \/::::::::::::::::::::::::::l::::::::l
ゆみ「まだまだここで牌を触っていたい」
ゆみ「できれば何局でも………ここで続きを打ちたい気分だ」
衣「衣はさんざんひどいことを言ったのに」
衣「また一緒に打ってくれるのか?」
,.........――-...、 ___
.....'_::::::::::::::::/:::::::::::::::::..、 / \
//::弋:::;::; ':::; ''i:::::ハヾ:::ヾ::ヽ ノ 、_ / \
/:_:::::::::/"!/ /:/ ノ iハ:ヾ:::ヽ `ヽ´ ./ の ぶ 今 ヽ
::::/::::弋:/`丶 " ';::::::::::.. /. の ち 度 |
:/::::::::::/ \ ';:::::::::::! |. し の は |
:::::::::;〃 ___ヽ -‐―‐!;:::::::.! .| る め こ |
::::::::;i'/!ア:::::::|` .二 _ ';:::::::! | 番 し っ |
::.べ! ! |::::::::::,! '!ア::::::|ヽ !::::::i | だ て ち |
::| `| ー-''' |:::::::::;' !/::::::::',< し が |
:::、. | 〃〃 ' ー ''' /!:::,:::::::', ヽ. ! /
:::::ヽ! +ォ‐' \_. 〃〃/,':::i1:::::::', ヽ /
'!';:::i!:i 、 ,,/:::;' !i !i::::| ー―
''_ ! 丶 .. . -‐''; ' /; '' ! 1;'
..-‐ '´ !_.. ! ,
i ビ \
!-――- 、 .,' ‐-
. i / ` 、
,/ ,/´ ,..-‐'''''‐‐ 、 \
/’ / / l;''" ̄`ヽ\
丿 ./ / ,/┴ヘ-=c、 ゙:¦
,' ン´ ノ ヽ ヽ│
! ,ノ∨ /' l ヽl
_,,n宀ン /' 、 ヽ │
一"´〈/ ..rメ-..,,ニ ヘ ヽ
_,,..‐' ,,-:コ/'レ....,, `'' 一‐''ー|ゝ \
¬ー;;;;;;コiノ个11ヘ ! 7‐ ,,-‐''1-¦ ゙ュ、 `
^│ | ゙lヘ ⊃-/ ⊃ ,'./ン./{〈`''ー- そうだな…
│ l | ^^ ノ-'^" !
,' 丨│ ⊥ ¦ ./ 丨 !
丿 ,'| | || `' 、 、.... _/l | │|│
lT丿│| │ !||`ー.._ _,..-'" ,' ! │|!l|
〈ヽl _ニ\'´ ` `ヽ....亅│ /./∫
` ヾニ `''` ^゙'''ッシ./'
「「「「ありがとうございました!!!!」」」」
咲「また打とうね」
衣「ん、うん……」
衣「清澄の……名前を教えてくれないか」
咲「私は咲――宮永咲!」
衣「咲……」
衣「」 スン
衣「楽しかった」
咲「うんっ!」
………………………
………………
………
咲「ふぅ………」
咲「………」
カッ!
咲「あ………」
咲「わたし………」
咲「………」
咲「………?」
咲「わたし、今まで………」
咲「麻雀してた、よね……?」
咲(あの3人と、ここで打ってたんだよ………ね?)
咲「………??」
咲(どうしてだろ………)
咲(わたしがわたしじゃなかった気がするよ……)
咲「………」
咲(なんで……?)
バァン!
咲「」 ビクッ
咲「みんな!」
タタタッ
咲「あれ、京ちゃんは……?」
和「須賀君は泣き疲れて眠ってしまいました」
まこ「ホンマ子供じゃ」
咲「あはは……」
咲「あっ……」 ブルッ
咲「ご……ごめんなさいっ!」 ダダッ
和「」 ガクッ
優希「咲ちゃんおトイレか……」
久「………」
久「………ふぅ」
久(ここで………さっきまで戦ってたのよね……)
久「………」
久「さ、控え室に戻りましょ」
久「須賀君起こして帰るわよ」
「「「「はーい!」」」」
漂う最終回感
風呂入ってきます
もしかしたらそのまま寝てしまうかもしれませんが、お許しを……
超絶イケメンになるか今のままか超絶ダメ男になるかはルート次第
それでは再開します
京太郎「Zzz………Zzz……」
咲「京ちゃん、起きて」 ユサユサ
京太郎「むにゃ……さき……」
咲「あっ……」
まこ「何を照れとるんじゃ」
まこ「ほれ、起きんさい」 ユサユサ
京太郎「ん………」
京太郎「んぁ……」 ゴシゴシ
咲「おはよ、京ちゃん」
咲「といっても夜だけどね」
京太郎「!」
京太郎「咲!」 ダキッ
咲「?!」
咲「きょ、京ちゃん!?」
京太郎「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!咲!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 ギュッギュッ
咲「ちょ、京ちゃん!///」
優希「苦しくないのか?」
京太郎「あっ、すまん……痛かったか?」
咲「だ、だいじょうぶ……///」
京太郎「そうか、咲!やったな!」
咲「うん!」
久「もう表彰終わったし、帰るわよ」
京太郎「え、マジですか……?」
和「須賀君は寝ちゃったので、起こさないほうがいいかな……と」
和「今日一日、色々と頑張ってくれていましたし」
京太郎「ハハハ、んなことないない」
京太郎「おまえらの方がよっぽど頑張ってたよ」
まこ「まさかの優勝じゃけえのう」
久「まさか、じゃないわよ」
久「このトロフィーもこの盾も、絶対持ち帰るつもりだったんだから」 キラーン
京太郎「おおっ、すげえ!」
久「須賀君も持ってみる?」
京太郎「えっ、いいんですか?!」
京太郎「選手でもないオレが……」
久「何言ってるのよ、はい」
京太郎「うぉっ」
久「どう?」
京太郎「どうって……」
まこ「返答に困るじゃろ」
京太郎「うーん、なんというか……」
京太郎「幸せな重さ!」
優希「それはタコス何個分だ?」
京太郎「100個!」
久「もっとよ、もっと」
和「そもそもタコスに例える必要があるんですか」
久「ま、とにかく帰りましょ」
久「みんな疲れたでしょ?」
咲「わたし、なんだか腰が痛いよ」
京太郎「咲もばあさんだな」
咲「えー?」
優希「のどちゃんは肩こったんじゃないか?」
和「………少し」
咲「………」
優希「そうか……」
京太郎「」 ポン
優希「じぇ?」
京太郎「ドンマイ」 ニッコリ
優希「なんだその笑みはー!!」
まこ「ふざけとらんで帰るよ」
………………………
………………
………
優希「ついたー!」
京太郎「部長、今日も奢ってくれるんですか?」
久「誰かさんのせいで切符代すらまこに借りてる有様なんだけど」
京太郎「あはは」
まこ「あははじゃのうて」
和「ふふっ」
まこ「何がおかしいんじゃ」
優希「あー……」
咲「どうしたの?」
A 優希「今日はまんまるお月さまがきれいだじぇー」
B 優希「タコス食べたいじぇー」
安価↓1~5 多数決
優希「今日はまんまるお月さまがきれいだじぇー」
和「ホント……」
咲「わぁ……」
京太郎「月?」
京太郎「あ、ホントだ。満月だな」
京太郎「なあ、知ってるか?」
優希「?」
京太郎「満月の夜って、すんげえ怪物が出るんだぜ!」
優希「怪物~?」
咲「何言ってるの?」
和「そんなオカルトありえません」
まこ「御伽噺か?」
久「作り話?」
京太郎「いやいや、作り話でもオカルトでもなくって」
京太郎「オレのじいちゃん、そいつに踏まれてペッチャンコになって死んだんだからな」
久「えぇ~?」
まこ「アンタが自分でも言っとたけど、京太郎のおじいさん、すごい人だったんじゃろ?」
京太郎「はい。でも、そのときは酒に酔ってたらしくて」
優希「どんな化け物なんだ?」
京太郎「オレ眠ってたから見たことはないんだ」
優希「自分の家が壊されても眠ってたのか?」
久「というかご両親は?」
京太郎「いや、そのときはオレとじいちゃん、二人で道場に住んでたんで」
京太郎「じいちゃんよく言ってたな~」
京太郎「『満月の夜は月を見ちゃダメだぞ』って」
咲「?!」
京太郎「この辺りも満月の夜は怪物出るのかなー」
咲「ね、ねえ京ちゃん?」
京太郎「どした?」
咲「おじいさんが潰された夜、京ちゃんは満月を見たの……?」
京太郎「ああ!」
京太郎「用を足そうと思って外に出たとき、ついな」
咲「京ちゃん……」
京太郎「何?」
咲「あ、あんまりあの月、見ちゃダメだよ?」
咲「あれ、見ないようにね!」 ビッ
京太郎「あれ?」 クルッ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! :::: :::..... l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;,-~""";;;'''-;;;;__::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、:::: :: ,ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(,.,;.,~-ー''''~ ̄:::::::::::::::::::::::::
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-ー'""::::::::::::::::::::::::::::::::::::,;´""'';,, ,,,`,-;;ー,,,,,__,;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'''''-ー''"""''-ーー''~:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
京太郎「………」
京太郎「あちゃー」
京太郎「また見ちゃった」
咲「………なんともないの?」
京太郎「ん?」
和「宮永さんは、何を心配しているんですか」
久「そもそも怪物なら、さっき戦ってたじゃない」
まこ「天江衣……すさまじかったのう」
優希「満月の夜に出る化け物って、あいつのことだじぇ!」
京太郎「いやー、そんなはずh
_ / , / //| , | ,: | V :.
` ̄/ ' | |∧ | / },l --| | |
/,イ { |-- 从 / /,ィrtォ、 , | |
_______∧,、_ / ∧ |,ィtォ、∨ ' Vり {,イ /-、 }_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` / イ{从{ Vり }/ |イ l) } 从 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ Vr:l ' //
l叭 _ r ' /
、 `ー` イ {
\ / |∧」
` r‐ ´「 ̄ ̄ ̄}
「 } | |///// ∧
|/|_,ノ /////////≧=-
_//∧ 「/////////////////≧=- 、
-=≦/////〈 ∧_///////////////////////∧
///////////////\{///////////////////////// ∧
,'/////////////////|o//////////////////////////{
{/////////////////{/////////////////|//////////|
ドクン
京太郎「」
ドクン
咲「………京ちゃん?」
ドクン
優希「どうかしたのか?」
ドクン
和「?」
ドクン ドクン ドクン ドクン
まこ「あ?」
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
久「す、須賀君?」
京太郎「」 ビリビリビリッ
5人「!?」
ググググ……
優希「え?え?え?」
和「」 バタッ
グググググググ……
久「ちょ、ちょっと!?」
まこ「なんじゃあ?!」
グググググググググググ……
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
_ノ _ノ _ノ ヽ/| ノ ノ 。。
__,, 从爻ミミ
,,-''''"| /゙、 ミミメミ彡|l ,,-──ヽ、
-''"彡ミ/ ̄''/l .ノ ヽミミミ彡| /二‐,'''ヽミミ刈゙ヽ、
彡ミミ/''‐-' |ヽ、 ヽミ ミl L|ヽ/_ /"''‐、ミミ爻リヽ、
彡ミ|-、 /|-'.ミ/ 〉ミ |l >ヽ-、_=ノヾ、ミミミメミ\
彡ミ| ノ、_ノ_,,/ ミ ミl ヽ-‐'''\__,,,,-'ミ ミ彡爻刈
彡ミ\,,ノ、,,,/ ミミ ミ ゙"''ゝミミ彡 ミ川从|l
三二ソ'" _ |ミミ | __-、 _ _,,,,_ ,,-'''"ミミミ彡三= 彡ノ
ミ三|-'''''""ミミヽ-‐''''"""'''ヽ、 ,,--''""ミ,--、ミ/ 。__゙ヽ,'"ミミミ\'"ミミメヽ ''" ミ/
ミ |ミミ'''"""ミミ二゙、ミ川川ミミ゙ヽ、ミ,‐、ミミ、 <フ /ヘl‐ヘlミミメヽミミ= '"" ヽ .彡|
ミ / ミ ゙''ミ‐ミミゝ,| ヘヽミ、‐''" /> (>三二ヽミ ミ ミニノ
/ ミ彡l|〉フ |ミミ、 ./>_ .(> 、 二 =, ,, ミミソ'"
彡 三川ヽ-,ノミミ )|'" ヽ lゝ ヽ ヽ,,, ミミ,,,/,,,,,ミミ-''"
ミ,,ノ彡川ヽ,,,,, ,,, ,,,-:::'''" .三ミ 彡ミ彡ノ |ゝ,-‐、| lゝ .ノ  ̄ミ|_;;,,-‐'"
彡メメ彡川ミ二彡|l '''''''" 彡彡ヽミ/ ヽゝ | ヽ、'" 三|
. ヽ-彡ミ/-、ミ彡-,,,,..... 彡彡ミヽ-、゙、>/| /| ミ/
彡-丶彡:, /彡三二\、''フ-‐> /
ヽメ彡刈゙ヽ、ミ,,,,;;;,,,,,, ;;;彡彡三ノ从メ-‐'''" ミ/
彡メメ川彡゙''ヽ──''''''''" ,,/
>、メ从彡'''" / /
ノ、彡メ''''" / ゙、,,,,,,_
,,‐''"三二三,,,,, ,,,,-''" ミミ川゙ヽ、
/彡三''" "'''ヽメ、 ,,;;;;ミ彡 川刈|l
彡三二 ,,,,,,,,,;;;;;ミミレリハ彡ゝ、爻;;;-─''''''''--ミミミミミ川ノ'" 三|l
ヽ彡メゝ ─''''イ''''''''""" \川ミミ ミノ
|ミ三二 彡、 フ─二、'''‐'"、
ノ─二メ= ,,,,ノ, レ'" ヽヽヽ、
<_ノ‐,--,,,,,,,,,,-'", ,ノ ゙-'‐'"
゙'''、,,-‐,,,,,,ノ ゙-''
大猿京太郎「ガアアアアアアアア!!」
優希「ひっ!」
久「ど、どうしちゃったのよ?!」
まこ「和は気絶してもうた」
和「」
大猿京太郎「ガァッ!」 ドゴッ
ベキッ
まこ「で、電柱が!」
咲「………」
カッ!
咲「マズいことになっちゃったね」 ドン☆
咲「京ちゃんは、私が止める!」
咲「ごめんね、京ちゃん!」
ヒュンッ
ドゲシッ
大猿京太郎「ガアアアアアアアッ?!」
空中に舞い上がった咲の拳が一閃
京太郎の眉間を破壊したかと思われた
しかし……
大猿京太郎「グウウゥゥ……!」
咲「!?」
咲「そんな、峰打ち程度とはいえ……京ちゃんを倒すくらいの力は入れたのに!!」
大猿京太郎「グガアアア……」
__,, 从爻ミミ
,,-''''"| /゙、 ミミメミ彡|l ,,-──ヽ、
-''"彡ミ/ ̄''/l .ノ ヽミミミ彡| /二‐,'''ヽミミ刈゙ヽ、
彡ミミ/''‐-' |ヽ、 ヽミ ミl L|ヽ/_ /"''‐、ミミ爻リヽ、 ,,,,,,
彡ミ|-、 /|-'.ミ/ 〉ミ |l >ヽ-、_=ノヾ、ミミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
彡ミ| ノ、_ノ_,,/ ミ ミl ヽ-‐'''\__,,,,-'ミ;;;;;;;;;;;;''''''"
彡ミ\,,ノ、,,,/ ミミ ミ ゙"''ゝミ,;;;;;;;;''''
三二ソ'" _ |ミミ | __-、 _ _,,,,_ ,,,;;;;;;;;;;;;;''"
ミ三|-'''''""ミミヽ-‐''''"""'''ヽ、 ,,--''""ミ,--、ミ/ 。__゙ヽ,'"ミミミ\;;;;;;;;;;;;;;‐'
ミ |ミミ'''"""ミミ二゙、ミ川川ミミ゙ヽ、ミ,‐、ミミ、 <フ /ヘl‐ヘlミミ,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;‐''
ミ / ミ ゙''ミ‐ミミゝ,| ヘヽミ、‐''" /> (>,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;''"
/ ミ彡l|〉フ |ミミ、 ./>_ ,,,,,(>;;;;‐'''''''
彡 三川ヽ-,ノミミ )|'"'''''''''''''''''''"
ミ,,ノ彡川ヽ,,,,, ,,, ,,,-:::'''" .三ミ 彡ミ彡ノ |ゝ;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,
彡メメ彡川ミ二彡|l '''''''" 彡彡ヽミ/ ヽゝ |''''''‐;;;;;;;;;;;,,,,,,
. ヽ-彡ミ/-、ミ彡-,,,,..... 彡彡ミヽ-、゙、>/| /| ''';;;;;;;;;;;;
彡-丶彡:, /彡三二\、''フ-‐> '''ヽ;;;;;;;;,,
l彡爻\彡,,,, ,,,彡/彡メヽヽ二ノ ,,,,;;;;;-イ'" '';;;;;;;,,,
ヽメ彡刈゙ヽ、ミ,,,,;;;,,,,,, ;;;彡彡三ノ从メ-‐'''" ミ/ '‐;;;;;;;,,,,
彡メメ川彡゙''ヽ──''''''''" ,,/ ヽ;;;;;;;;;;;;,,,,,,
>、メ从彡'''" / / '''''‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,
ノ、彡メ''''" / ゙、,,,,,,_ '''‐-;;;;;;;;;;
,,‐''"三二三,,,,, ,,,,-''" ミミ川゙ヽ、
/彡三''" "'''ヽメ、 ,,;;;;ミ彡 川刈|l
彡三二 ,,,,,,,,,;;;;;ミミレリハ彡ゝ、爻;;;-─''''''''--ミミミミミ川ノ'" 三|l
ヽ彡メゝ ─''''イ''''''''""" \川ミミ ミノ
|ミ三二 彡、 フ─二、'''‐'"、
ノ─二メ= ,,,,ノ, レ'" ヽヽヽ、
<_ノ‐,--,,,,,,,,,,-'", ,ノ ゙-'‐'"
゙'''、,,-‐,,,,,,ノ ゙
._.. -''″ .__..__,、 -=ニ゙゙ニ--- -......,,,,,_、 .'`-┷lli..,, ,_
. ‐'″ _,,.. -ー''''^゙゙二ri'ニ.... ....、............. ...._,,,_  ゙゙゙゙̄''''lllll,,,,_
..,.. -''"゛ _,,,.. --ー''''."゙.´  ̄''''―
_,,,,, ` ̄ ̄ ゙゙゙̄! ,,__ .,,,,..uuii、;;;;;;y ......,,,,_,i-............ ......,,,,
-''''゙彡'"゛ ._,,..yr‐ ._,,.. -ー''''''゙゙ ̄´ i| i |i ´`゙'''― ,,,_
...ノ'" .,.. -''',゙..r''“゙゙“´ i| i |i `'''ー、、
_..-'"゛ _..- i| i |i `'ゝ
'" .,..ッr'" i| |i ヽ
.., ''ソ゛ i| |i
゛ l゙ i| i |i
.! i| |i
ヽ i| i |i
.`'-、、, i| i |i _..-'´
`''ー ,,_ i| |i _,,,.. -‐''"
´゙'''ー . ,_ i| |i . _____ii;;;;;;ニ二......、
.,,_. : =i i ,,、 ,゙,゙;;;;;;;;;;; i| |i '''''''''''''''''''''''''''
.`゙''''~ .`''ー .. ,,,,____ .__.`゙゙'''''~ i| |i ー''''''''三゙゙..........---;;;;=' ._,,..
'''ー ...,,,_  ̄ ̄ ゙゙゙゙̄^.i| i |i .,,,,,,...... -―''''"´ . --l∋´
¬――ー`-′ . . i| |i _,,.. -‐''"゛
`゙"'''―- ....,,,_ `゙`-`-二,゙", ,i| |i -¬''"´ .__,,,,,,,_,,,,..
'―-- 、..,,,,_、 . ̄''-.. ,,_、 ." i| i |i .-―ー¬''''゙゙゙ ̄´゛
 ̄ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙̄ '''''゙゙“'' i| |i .、 ヽ \
、 i| |i l. '、 ヽ . ..,
/ . ./ ./ i| |i. ヽ ヽ .ヽ. \ \
/ / / i| i |i l.l. .、 ヽ. \.\
/ ./ 、 ,/./ . i| |i .、 .l. ヽ .ヽ .\ ヽ
″ ./ / ./ ,i′ i| |i. ..l. .ヽ .ヽ ヽ.
/ / ./ / ,i| |i . l ヽ ヽ .゙
'" ./ ,/ / .、 i| i |i l ヽ ヽ
./ ./ ./ / ,i| i |i .l, ヽ \
./ ./ ./ ./ i| i |i |″ l
まこ「うわ山が」
久「うわ、じゃないわよ!」
優希「あ、あわわ……」
咲「くっ……!」
咲(はっきり言って、今の京ちゃん相手でも余裕で勝てるはず)
咲(けど、どれくらいタフだか分からないからどれくらいのパワーで攻撃すればいいかも分からないよ……!)
咲(万が一にでも、京ちゃんを殺めてしまうなんてことはいけない)
咲(みんなを守りながらも、なんとかしなきゃいけないけど……)
大猿京太郎「アアアアアアアアアアアアアアア!!」 ガシャーン ドグシャッ
咲(どうすればいいの……?)
???「なんと、これは驚きましたね」
咲「! 誰?!」
ハギヨシ「ご安心を。味方にございます」
咲「味方……?」
ハギヨシ「こちらの方向で膨れ上がる気を感知したので、来てみたのですが……」
ハギヨシ「まさかこんなことになっているとは」
咲「………どうするつもりですか?」
咲「倒すだけなら、私にもできますけど……」
咲「そういうつもりなら……」 グッ
ハギヨシ「いえ、私は対処法を存じております」
ハギヨシ「殺さずとも、何とかする方法を」
咲「!?」
咲「どうするんですか……」
ハギヨシ「今、やってみせましょう」 チャキッ
咲「はさみ?!」
ハギヨシ「素敵・滅法!!」 チョキン
大猿京太郎「ガッ?!」
スーーーーーーーー
ドテッ
京太郎「」
京太郎「Zzz………Zzz………」
久「も、もとに……」
優希「戻った……」
まこ「わしは夢でも見とったんか……?」
ハギヨシ「ふぅ……」
咲「あの、何者ですか?」
ハギヨシ「私ですか?」
ハギヨシ「私は、ただの執事ですよ」 ニッコリ
咲「………?」
ハギヨシ「それでは、失礼」
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオ
まこ「飛んでいった?!」
久「なんなの、ホントに……」
優希「意味わかんないんですけど……」
咲(あの人………いい人なのかな?)
咲(ともかく、京ちゃんが助かってよかった)
咲「あ、そうだ」
咲(原村さんは気絶してたけど、他の人には色々見られちゃったよね)
咲(全員気絶させて、家に送り届けて、夢だったことにしよう)
咲(今日のことで京ちゃんが部活に居づらくなったりしたらイヤだしね)
咲「というわけで、ごめんね」
まこ「?」
優希「じょ?」
久「え?」
トントントントンッ
ドサドサドサドサッ
まこ久優希「「「」」」
咲「はぁ………京ちゃん含めて5人も寝ちゃってるし……」
咲「送るの、大変そうだな……」
咲「そうだ!京ちゃんは、うちに連れて帰ろう!」
咲「えへへ……」
ハギヨシ「………ふぅ」
ハギヨシ(しかし、本当に驚きましたね)
ハギヨシ(どうしてこの星に………他のサイヤ人が……?)
ハギヨシ(………)
ハギヨシ(処理しておいたほうが、よかったのかもしれませんね………)
ハギヨシ(いや………どのみち、邪魔をされていたか)
ハギヨシ(あの娘……)
ハギヨシ(大猿と戦っていた娘に……)
ハギヨシ(そもそもあのサイヤ人……)
ハギヨシ(今日の昼間に出会った少年ではないですか)
ハギヨシ(………どうやら、探りを入れておいたほうがよさそうですね)
今日はここまでにします
京太郎の今の雀力は7580なので、大猿になったら7万5800
本気の咲さんならお茶の子さいさい程度です
スレの最初から練習漬けだったりしたらいい勝負になってたかもしれませんけど
明日からまたヘブンズライフが始まるんですかね……
それでは
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::ハ::::::::::ム
i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <おやすみ~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
/:::メ:_≧-. -≦_:f⌒i、
;`;, :.:.:.:'(.__.人, .、,.||., ./、,;. 、:;. ;.、'::,. ; .:.、._ /i
;`:、:: 、、:、;`;、、:、、:、:、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.:.、.:',.:;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐''゙  ̄  ̄
zzz.... , 、、., ,、、. ,,、. , ,、、. ,,、
:. :,.::,.::,.:,.: .:'、:::,.::,.:::,.::,.:::,.::,.:':.,、.、
'.、:、. .、:、.:,.: :::,.: :::,.: :: .:,.: ::,.::,.:':.、,.:':.、、.,_
、`;:. .、:, :,.: ::、:,:, :,.: ::::,:,:,、 :,: :,.: ::`゙:.. ; .':.、 /i
、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:.、.:',.: ,.: . :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄
今のままじゃ初期ベジータにも勝てないからな
前作みたいに照戦があるとすればフリーザくらい戦闘力ないとキツそう
>咲「そうだ!京ちゃんは、うちに連れて帰ろう!」
>咲「えへへ……」
京ちゃんが食べられちゃうッ!!
>>697
ドラゴンボールにおける戦闘力53万がこのスレにおける麻雀力53万に等しいとは限りません(超重要)
今の京太郎はホントに弱いんですけどのんびりやっていきましょう
そこまで練習しなくても大丈夫ですし
ただ、ルートに影響はあるかもしれませんが
それでは再開します
宮永家
ガチャッ
咲「ただいまー」
界「おう、おかえり………って」
界「肩に担いでるのは誰だ!?」
京太郎「」
咲「京ちゃんだよ」
界「ああ、京太郎くんか……」
界「ってなんでだよ!!」
界「というかなんで彼は気絶してるんだ!そもそもなんで全裸なんだ!でもってなんで連れてきたんだ!」
咲「もう、うるさいなあ………カン!」
ドゴシャッ
界「」
京太郎「んぁ………?」
咲「あ、起こしちゃった?ごめんね」
京太郎「ん………咲……?」
京太郎「あれ、どうして……」
咲「京ちゃんが寝ちゃったから、うちに連れてきたの」
京太郎「ああ、そう………」
京太郎「ってあれ?」
京太郎「なんでオレ裸なの?服脱いだっけ」
咲「あ、覚えてないんだ……」
咲(なら、おじいさんを踏み潰した怪物が自分だってことは言わないほうがいいよね……)
咲「まあまあ。今日はうちに泊まっていきなよ」
京太郎「はぁ?」
京太郎「普通に帰るよ」
咲「裸で?」
京太郎「あ」
京太郎(あれ………そういえば、オレの裸を見てこいつは恥ずかしがってないな……)
京太郎(ってことは、今は闇人格なのか)
京太郎(普段の咲に『おちんちんびろーん』とかイタズラしてやったら顔真っ赤にして逃げるからな)
京太郎「でもお腹すいてるし」
咲「ごはんはうちで食べていけばいいよ」
京太郎「けどカピが待ってる」
咲「あ、そっか」
咲「むむ………しょうがないね」
京太郎「ま、そういうことで。じゃな!」 テクテク
京太郎「」 コテン
京太郎「あれ?なんかうまく立てねえな……」
咲「シッポがなくなってバランスが変化したからじゃないかな」
京太郎「え?シッポ?」
京太郎「」 サワサワ
京太郎「あっ!!ない!!」
京太郎「ま、いっか」
咲「いいの?」
京太郎「別に、無くたって困らないし……むしろ、そのほうがいいかも」
京太郎「でも制服とかはどこいったんだ?」
咲「破れちゃったよ」
京太郎「なんで?」
咲「えと………」
咲(何て言おう……)
咲(適当なこと言えば誤魔化せるかな?京ちゃんだし)
咲「ふしぎなことがあったの」
京太郎「へー。そうだったのか」
咲(やっぱりね)
京太郎「じゃあ、今度買いに行かなきゃなぁ」
京太郎「明日はとりあえず……夏服で行くか」
京太郎「下はジーパンでも履いていけばいいか」
京太郎「それじゃ、また明日な!」
咲「うん、おやすみ」
京太郎「おやすみー」
タタタタタッ コテン
咲「大丈夫かな……」
シッポが無くなった(しばらくするとまた生えてきます)
ハギヨシに目をつけられた
1年目 6月1週 休日夜
京太郎「何をしようかな」
【現在のステータス】
須賀京太郎
状態:健康 おこづかい:6800円
雀力:7580
体力:100/110
愛牌:ランク3 21/30
1 練習をします
-a 通常練習
-b スキルの特訓
練習できるスキル
・【アベレージヒッター】系
2 うろつきます
-1 清澄高校麻雀部 -2 雀荘(roof-top) -3 街 -4 病院
-5 ワハハベーカリー -6 秘宝堂 ‐7 賭場 -8 他県 (未開放)
3 ネットで買い物をします(ターン消費なし)
4 アイテムを使います(ターン消費なし)
アイテム一覧
デュエル
・闘牌ディスク:雀士の必須アイテム。これがなければスタンディング麻雀は難しい
・パワビタD×1:疲れたときにはこれを飲もう!ただし1日1本だ!
・スーパーパワビタD×1:疲れたときにはこれが一番!ただし1日1本だ!
・ツモパン×5:何が入ってるかは開けてみないと分からない。ワクワクするパンだ!
・メロンパン×4:おいしいメロンパン。食べると一瞬で満腹になるぞ
5 誰かに連絡をします(メール・電話は1ターンに2人まで可能)
連絡先一覧
・咲
・美穂子
・和
6 ヘブンズタイム
7 休む
8 自由安価
安価↓3
1-b 麻雀スキル特訓
京太郎「よし!麻雀能力の特訓をしよう」
アベレージヒッター系:14
安打製造機
↓
0 30 60 90 絶・120
─┼─┼─┼─┼─┼─
アベレージヒッター
判定
1~25 大失敗 経験値1
26~50 失敗 経験値3
51~89 成功 経験値5
90~98 大成功 経験値7
ぞろ目 超成功 経験値10
44,42 超失敗 経験値なし
ケガ率 0%
どれにせよ体力が30減る
コンマ↓3
大成功
京太郎「なあ、カピ。聞いてくれよ」
(・ω・) ?
京太郎「今日のみんな、ホントにすごくてさ……」
京太郎「咲なんて、最後の最後に役満和了って優勝しちまってさ!」
(*´ω`) キュー
京太郎「あっ、おまえもテレビで見てたのか!」
京太郎「ホントすごかったよな!」
( ・ω・) キュー……
京太郎「ああ!オレもあんな風に最高の瞬間を迎えたい!」
京太郎「よーし、頑張るぞ!」
(`・ω・´) キュー!
京太郎「ツモ!ツモ!ツモ!」 シュッシュッシュッ
京太郎「ツモ!ツモ!ツモ!」 シュッシュッシュッ
京太郎「ツモ!ツモ!ツモ!」 シュッシュッシュッ
夜はふけていく……
アベレージヒッターの経験値が上がった
愛牌が上がった
体力が30下がった
翌日 部室
京太郎「ういーっす」
久・和・優希・まこ「「「「あ」」」」
京太郎「どうかしたのか?」
久・和・優希・まこ((((昨日のことは夢………?))))
和(昨日、須賀君がお猿さんになる夢を見ましたが………やはり夢は夢ですね)
和(そもそもあんな大きな猿なんて存在しませんし)
まこ(昨日京太郎が急に変身して暴れる夢を見たが……やはり夢じゃったか)
優希(昨日京太郎が化け物になって私のタコスを奪う夢を見たけど………やっぱり夢だったじょ)
久(昨日須賀君が怪物になって私に雑用の仕返しをしてくる夢を見たけど……やっぱり夢ね)
久(というかいっつも仕返しされてるわよね)
久・和・優希・まこ((((夢でよかった………)))) ホッ
京太郎「?」
久「あ、そういえばね」
京太郎「?」
久「私、とんでもないことに気がついちゃったんだけど」
京太郎「どうしました?」
久「私、須賀君の連絡先持ってないわ」
京太郎「?!」
優希「?!」
まこ「?!」
和「?!」
咲「?!」
京太郎「そ、そんな馬鹿な……」
京太郎「オレのケータイには……」 ポチポチ
京太郎「………ない」
京太郎「オレも、部長の連絡先持ってない」
優希「というか………私もないんですけど」
京太郎「はぁっ?!」
京太郎「」 ポチポチ
京太郎「………ホントだ」
まこ「わしもないような………」
京太郎「えぇっ?!」
京太郎「んなことって………」 ポチポチ
京太郎「なんでだよ!」
京太郎「オレたち………今までどうやって連絡とってたんだ………?」
久「そもそも電話したりメールしたりすることもなかったような」
優希「でも京太郎と遊びに行ったことがあるような……」
まこ「どうせタコス買いに行っただけじゃろ?」
優希「あっ」
京太郎「なんということだ………」
京太郎「まあ、しょうがないから今交換するか」
優希「そうだな」
まこ「驚きじゃ」
久「2ヶ月近く何してたのかしらね」
………………………
………………
………
京太郎「ふぅ」
優希「おい、京太郎!」
優希「浮かれまくって夜中にかけてきたらダメだじょ!」
京太郎「かけねえよ」
久「デートのお誘いも大歓迎よ」
京太郎「マジすか!じゃあ早速!」
まこ「嘘じゃよ」
久「残念」
京太郎「チクショウ!」
まこの連絡先を手に入れた
優希の連絡先を手に入れた
久の連絡先を手に入れた
大会で好感度爆上げしたんで、連絡先交換イベント発生しました
ちょっとご飯↓食べてきます
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
/ :/ ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.:.:.:.:ハ
. /.〃/:...../:′'.::|:: i .::.:.:.:| :i:_{__|:.|:.:.:.i :|:.:.../  ̄`ヽ
'://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ハ:{:≧ト|:::/ も |
{//::{: /|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミト∨:::|::′..に |
. i :从 ::::{イァ:う{ミト爪ト::::. ! ん):::::ハヽト、:{:| ゅ |
. |.::| : \《 { ::::::: } ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ! . も |
. | ::!::|ハト.乂__ノ ー ' | :::< . に. |
八::| :|::::i /// , /// ,}:::}i::人 ゅ__ノ
(__):::l:::::. i.:/::::::::厂「{:::::::{
/ :{ | :V:入f⌒ト ~( ィ⌒ヽ }/}::::}/::::::l.|:::::::|
ヽ三三三 `ー' 三三三三三 `ー'三 三三三三ノ
ヽ三三三三三三三三三三三三三三三/
\ /
\三三三三三三三三三三三/
` < > ´
`丁三三三三丁´
_ ` ー----‐ ´
/: :冫__________________
ご飯は昨日食べたでしょッ!!
すいません 遅くなりました 再開します
たまってるやつもあるんですけどとりあえずランダムイベント判定
1~50 ランダムイベント
51~58 清澄勢と遭遇
59~66 龍門渕勢と遭遇
67~74 風越勢と遭遇
75~82 鶴賀勢と遭遇
82~90 ハギヨシと遭遇
91~00 長野の咲キャラと遭遇
44,42 ギョギョ!
↓3
今たまってるのはこうなりますね
モモとデート
のどっち
ワハハと遭遇
なんか1つ
1年目 6月2週 平日前半
京太郎「何をしようかな」
【現在のステータス】
須賀京太郎
状態:健康 おこづかい:6800円
雀力:7580
体力:70/110
愛牌:ランク3 22/30
1 練習をします
-a 通常練習
-b スキルの特訓
練習できるスキル
・【アベレージヒッター】系
2 うろつきます
-1 清澄高校麻雀部 -2 雀荘(roof-top) -3 街 -4 病院
-5 ワハハベーカリー -6 秘宝堂 ‐7 賭場 -8 他県 (未開放)
3 ネットで買い物をします(ターン消費なし)
4 アイテムを使います(ターン消費なし)
アイテム一覧
デュエル
・闘牌ディスク:雀士の必須アイテム。これがなければスタンディング麻雀は難しい
・パワビタD×1:疲れたときにはこれを飲もう!ただし1日1本だ!
・スーパーパワビタD×1:疲れたときにはこれが一番!ただし1日1本だ!
・ツモパン×5:何が入ってるかは開けてみないと分からない。ワクワクするパンだ!
・メロンパン×4:おいしいメロンパン。食べると一瞬で満腹になるぞ
5 誰かに連絡をします(メール・電話は1ターンに2人まで可能)
連絡先一覧
・咲 ・美穂子 ・和
・優希 ・まこ ・久
6 ヘブンズタイム
7 休む
8 自由安価
安価↓3
5 美穂子
京太郎「福路さんに連絡してみるか」
プルルルルルルル……
京太郎「出ねえ」
30分後……
ソウサーイマコソアドベンチャー
京太郎「!」
京太郎「もしもし!須賀です!」
美穂子「福路です。こんにちは」
京太郎「ちわっす!」
美穂子「さっきは出られなくてごめんなさい」
美穂子「今、麻雀部で合宿に来ていて」
京太郎「あっ……そうだったんですか」
美穂子「何か用があったのかしら?」
京太郎「えーっと……」
A 京太郎(合宿の邪魔しちゃ悪いよな……) 会話は終了しますが再行動できます
B 何か会話する(会話の内容は自由)
↓3 Bの場合内容も書いてください
京太郎「いや、大丈夫です。たいしたことでもないんで」
美穂子「そうなの?」
京太郎「ええ。合宿、頑張ってくださいね」
美穂子「あら、ありがとう」
京太郎「それじゃあ、切ります」
美穂子「はい、さようなら」
ピッ
京太郎「そうか、風越は合宿してるのか……」
京太郎「………」
1年目 6月2週 平日前半
京太郎「オレも、頑張らなきゃいけないな」
京太郎「さて、何をしようかな」
【現在のステータス】
須賀京太郎
状態:健康 おこづかい:6800円
雀力:7580
体力:70/110
愛牌:ランク3 22/30
1 練習をします
-a 通常練習
-b スキルの特訓
練習できるスキル
・【アベレージヒッター】系
2 うろつきます
-1 清澄高校麻雀部 -2 雀荘(roof-top) -3 街 -4 病院
-5 ワハハベーカリー -6 秘宝堂 ‐7 賭場 -8 他県 (未開放)
3 ネットで買い物をします(ターン消費なし)
4 アイテムを使います(ターン消費なし)
アイテム一覧
デュエル
・闘牌ディスク:雀士の必須アイテム。これがなければスタンディング麻雀は難しい
・パワビタD×1:疲れたときにはこれを飲もう!ただし1日1本だ!
・スーパーパワビタD×1:疲れたときにはこれが一番!ただし1日1本だ!
・ツモパン×5:何が入ってるかは開けてみないと分からない。ワクワクするパンだ!
・メロンパン×4:おいしいメロンパン。食べると一瞬で満腹になるぞ
5 誰かに連絡をします(メール・電話は1ターンに2人まで可能)
連絡先一覧
・咲 ・美穂子 ・和
・優希 ・まこ ・久
6 ヘブンズタイム
7 休む
8 自由安価
安価↓3
京太郎「えーきを養うために、なんか食べよう」
京太郎「優希の奴はいっつもタコス食ってるけど……」
京太郎「そうだな、ツモパンとかにするか」 ガサゴソ
京太郎「よし、食べよう」
京太郎「ツモ!」
1~10 具なしパン 補正無し
12~43 普通のパン コンマに+3
45~80 うまいパン コンマに+7
81~98 すごくうまいパン コンマに+15
ぞろ目 タマゴパン コンマに+30 このターン、ぞろ目のイチオオイ、イチスクナイはぞろ目として扱う。しあわせ草判定を行う。
ぞろ目44,42 食中毒になるパン 状態が食中毒になる
コンマ↓3
ピカァァァ……
京太郎「!これは……」
京太郎「伝説のタマゴパン!」
京太郎「蒲原さんちの鶏が、毎朝1個だけ産む金色の卵が入ってるパンじゃねえか……!!」
(*´ω`) キュー
京太郎「ああ、何だか神懸かってるぜ……!!」 モグモグ
京太郎「う、うめぇええええええええ!!!!」
京太郎「う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
しあわせ判定
1~10 雀力が3パーセント上昇する。
11~20 誰かの好感度・信頼度が3上がる。
21~30 麻雀スキル1つの経験値が3上がる。
31~40 所持金が1.2倍になる。(いつのまにか)
41~50 雀力が4パーセント上昇する。
51~60 誰かの好感度・信頼度が4上がる。
61~70 麻雀スキル1つの経験値が4上がる。
71~80 所持金が1.2倍になる。(いつのまにか)
81~90 雀力が5パーセント上昇する。
91~98 愛牌の値が10上がる。
44以外のぞろ目 上記のものから2つ選べる。
42,44 何も起こりませんでした…
コンマ↓3
超特殊能力はですね………存在しますよ
あと、このターンも練習して大丈夫です
清澄メンバー、かじゅ、ころたん、ワハハ、キャップ、憩ちゃん、はやりん、良子さん、池田、とーか、モモの中から一人選んでください
安価↓3
某所
良子「あー」
良子「タイヤードですね」
はやり「今日も疲れたね」
良子「いつまで続くのでしょうか」
はやり「さあね……」
はやり「一般の人を巻き込まないようにしないといけないのが大変だよね……」
良子「以前、一人のボーイを巻き込んでしまったことがあります」
はやり「はやっ?!良子ちゃんが?」
良子「イエス」
良子「バッド……ミステイクを作った私をヘルプしてくれたりと、なかなかの好青年でした」
はやり「ふ、ふ~ん……」
良子(彼は今、無事でしょうか……)
良子の好感度が上がった
このターンのコンマは+30の補正がかかります
1年目 6月2週 平日前半
京太郎「クシュン!」
京太郎「さてはどっかでオレの噂をしてやがるな?」
京太郎「モテる男はつらいぜ……」
京太郎「………」
京太郎「言ってて悲しくなるな」
京太郎「何かして切り替えよう」
【現在のステータス】
須賀京太郎
状態:健康 おこづかい:6800円
雀力:7580
体力:70/110
愛牌:ランク3 22/30
1 練習をします
-a 通常練習
-b スキルの特訓
練習できるスキル
・【アベレージヒッター】系
2 うろつきます
-1 清澄高校麻雀部 -2 雀荘(roof-top) -3 街 -4 病院
-5 ワハハベーカリー -6 秘宝堂 ‐7 賭場 -8 他県 (未開放)
3 ネットで買い物をします(ターン消費なし)
4 アイテムを使います(ターン消費なし)
アイテム一覧
デュエル
・闘牌ディスク:雀士の必須アイテム。これがなければスタンディング麻雀は難しい
・パワビタD×1:疲れたときにはこれを飲もう!ただし1日1本だ!
・スーパーパワビタD×1:疲れたときにはこれが一番!ただし1日1本だ!
・ツモパン×5:何が入ってるかは開けてみないと分からない。ワクワクするパンだ!
・メロンパン×4:おいしいメロンパン。食べると一瞬で満腹になるぞ
5 誰かに連絡をします(メール・電話は1ターンに2人まで可能)
連絡先一覧
・咲 ・美穂子 ・和
・優希 ・まこ ・久
6 ヘブンズタイム
7 休む
8 自由安価
安価↓3
1-b 麻雀スキル特訓
京太郎「よし!麻雀能力の特訓をしよう」
アベレージヒッター系:21
安打製造機
↓
0 30 60 90 絶・120
─┼─┼─┼─┼─┼─
アベレージヒッター
判定
1~25 大失敗 経験値1
26~50 失敗 経験値3
51~89 成功 経験値5
90~98 大成功 経験値7
ぞろ目 超成功 経験値10
44,42 超失敗 経験値なし
ケガ率 5%
どれにせよ体力が30減る
↓2 成否判定
↓4 コンマが1~5 44,42でケガ
成功
京太郎「和了りまくるための練習したいんだけど……」
( ・ω・) キュ
ドサッ
京太郎「これは………県予選の牌譜!?」
京太郎「おまえが作ってくれたのか!?」
( ・ω・) キュー コクリ
京太郎「サンキューカピ!おまえは最高の相棒だぜ!」
(ゝω・`) キュー!
京太郎「ああ!頑張る!」
アベレージヒッターの経験値が上がった
愛牌が1上がった
体力が30下がった
翌日
京太郎「こんちわー」 バン
「へぶっ」
京太郎「あれ、誰もいないな」
京太郎「腹筋でもして待ってるか」
………………………
………………
………
京太郎「2998……2999……3000……っと」
京太郎「ふぅ……」
京太郎「しかし誰も来ないな……」
京太郎「もしかして部長とか優希が隠れてたりして」
京太郎「ちょいと探してみるか」
京太郎「おーい、いるんだろー?」
京太郎「ゆーきー」 ガチャ
京太郎「ぶちょー」 ガサゴソ
京太郎「さーきー」
京太郎「………?!」
京太郎「なっ……」
ドアのそばで京太郎が発見したのは……
久「」
倒れている竹井久
京太郎「うっ………」
京太郎「ぶ、部長!」
京太郎「し、死んでる……」
京太郎「だ、誰かに殺されたっていうのか……」
優希「じぇじぇじぇーじぇじぇじぇーじぇじぇじぇじぇじぇー!!」
和「こんにちは」
咲「あ、京ちゃん」
まこ「早かったのう」
京太郎「………みんな」
咲「どうしたの?」
京太郎「部長が、何者かの手によって殺された」
優希「じぇっ?!」
まこ「ホンマか!?」
和「ぶ、部長が死ぬなんて……」
京太郎「よく見ろ」
久「」 ピョコン
京太郎「アホ毛が固まっている……」
京太郎「これは、いわゆる死後硬直ってやつだろう……」
まこ「はいかいさーん」
和「打ちましょうか」
優希「そうだな」
咲「この四人でいいよね」
京太郎「話を聞けぇ!」
京太郎「この事から考えると、死亡予定時刻は………」
和「今から殺す気ですか」
京太郎「間違えた。死亡推定時刻は……」
京太郎「3時間くらい前だろう。たぶん」
咲「たぶんでいいの……?」
京太郎「ああ、いい」
京太郎「名探偵須賀京太郎の推理に間違いは無い!」
優希「どう考えても迷探偵だな」
まこ「見た目は大人、頭脳は子供を地でいっとるからな」
京太郎「まずはアリバイを整理するぜ!」
京太郎「よし、優希!おまえは3時間前何をしていた?!」
優希「授業受けてたじょ」
和「3時間前ってまだ5限ですよね」
まこ「わしも授業があったな」
咲「わたしも」
京太郎「くっ……全員アリバイはあるのか……」
和「そもそも事件なんて起きていません」
京太郎「ならこの部長はどうなってるんだ!」
まこ「寝とるんじゃろ」
京太郎「なんでこんなところで寝るんですか!」
まこ「知らん」
まこ「脈はかればええじゃろ」
トクントクン
まこ「ほれ、生きとる」
優希「かいさーん」
咲「あ、わたしお茶入れるね」
和「手伝います」
京太郎「くっ………」
京太郎(どういうことなんだ………)
京太郎「!」
京太郎(部長の手に、紙が……)
京太郎「これは………ダイイングメッセージ……?!」
京太郎「間違いない……」
京太郎「部長は、死ぬ前に犯人の名前をここに書いたんだ……!」
咲「だから死んでないって」
落ち着け京太郎
まずおっぱい揉んで生死の確認をするんだ
京太郎「よし、見てみよう……!」
京太郎「犯人を野放しにしてはいけない……!」
京太郎「どれどれ……」 ヒョイ
京太郎「えーと……」
『犯人は須賀』
京太郎(ってオレやないかーい!!)
咲「どうだった?」
京太郎「うっ………」
京太郎(ば、馬鹿な……どうしてこうなる?)
咲「まあなんでもいいよ」
優希「誰か部長をベッドに運んであげたらどうだ?」
京太郎(こんなことが……こんなことがあるのか……?)
京太郎(オレが殺人なんて……犯すわけが無い……!)
まこ「部長のことじゃ、床で寝たい気分だったんじゃろ」
和「そうですね」
京太郎(なんで……?なんで……?どうして……?)
京太郎(ありえない……!)
京太郎(そんなこと、した覚えがない……!)
京太郎(オレはどちらかと言うと物覚えの悪いほうだが………)
京太郎(それでも、やっていない……!)
京太郎(そう確信できる……!)
京太郎(オレが部長を撲殺するなんて、ありえないんだ………!)
: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、 | 電 京 し
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : > | 流 太 か
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ !: |ハ: ト : | ̄ ̄ │ 走 郎. し
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:| / る に
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ °
: :ヽ \ : :!丶  ̄ Vイ:ハ |\:i
.: : 丶 \゙、 `> リ `
ヽ: : :`┬ 、 ヾ /
i: ;ィノ U ,....-ィ /
,,:‐レリ _  ̄ /
゛=!_ \ `ー-、_ _/
::::::゛== 、 \ / ̄ヽ、
::::::::::::::::::::::゛===-、 >
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京太郎「こんちわー」 バン
「へぶっ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京太郎(あのとき………?!)
京太郎(あのときなのか………!)
京太郎(茶目っ気出した部長が………オレたちを驚かせようと、スタンバイ……)
京太郎(オレが全力でドアを開けてしまったせいで……)
京太郎(部長の後頭部にドア直撃………!)
京太郎(そういうことなのか……?)
京太郎(ぐっ………!)
京太郎(なんということだ………!)
京太郎(自首しなければ……!)
京太郎(罪を犯したから………自首……!)
京太郎(チクショウ……!)
京太郎(ごめんなさい……!部長……!)
京太郎「………みんな」
咲「どうしたの?」
京太郎「オレが、やりました」
まこ「はぁ?」
京太郎「オレが、部長を殺しましたっ……!」 ボロボロ…
和「だから死んでないと」
優希「脈あるんだろ?」
京太郎「あ………?脈……?」 ボロボロ…
京太郎「さっきも言ってたけど……」 ボロボロ…
京太郎「脈があるから……なんだってんだよっ……!」 ボロボロ…
まこ「まさかそんなことも知らずに……」
優希「やっぱバカだな」
和「」 ハァ
咲「あのね、京ちゃん」
咲「脈があるってことは、心臓が動いてるってことだから」
咲「死んでないんだよ?」
京太郎「?!」
京太郎「な、なんだってー?!」
京太郎(じゃああれか……?!)
京太郎(オレは………部長が、死んでもいないのに……)
京太郎(一人で探偵ごっこなんてして……一人で罪の意識にかられてたっていうのか……?)
京太郎「ぐっ………!」
京太郎(なんだ、そりゃあ……!)
京太郎(拍子抜けだぜ……!まったく……!)
京太郎(オレの涙はなんだったんだ……!)
京太郎(返せよっ……!オレの涙っ……!)
京太郎(いや、悪くないけど!部長は悪くないけど!)
京太郎(なんか………泣き損……!)
京太郎(ネンショー入る決意だってしたのに………決意損……!)
京太郎(くっ………!)
京太郎(ムシャクシャする……!)
京太郎(よく考えてみると………部長もちょっと……ほんのちょっとだけ……悪い気がする……!)
京太郎(部長がお茶目すぎるせいで……こんなことになっちまった……!)
京太郎(なら……オレの涙の対価として……)
京太郎(部長のおっぱいを揉むしかねえ!!)
そうだ!君は間違ってない!
京太郎(そうだ……これは、しょうがないこと……)
京太郎(オレに認められた、当然の権利なんだ……!)
スーッ
京太郎(いただきますっ……!部長っ……!)
ピタッ
京太郎(いや………待てよ……?)
京太郎(死んでる……じゃなくて、気絶してる部長……)
京太郎(その部長の胸を……ひたすら揉み続けるオレ……)
京太郎(それって……どうよ……?)
京太郎(なんか………カッコ悪くね……?)
京太郎(人としてどうか………って話じゃね……?)
京太郎「ぐっ………!」
京太郎(だ、だが……目の前には、おっぱい……!)
京太郎(どうする……?どうすればいい……?)
京太郎(どうすれば……?どうすれば……?どうすればいいっ……?!)
京太郎(ぐぅぅっ………!)
A 揉む
B 揉まない
安価↓3
京太郎「………」
京太郎、熟考……!
京太郎「………よし」
そして決意……!
京太郎「揉むっ……!」
揉むことを決意……!
京太郎「揉まなきゃ……ウソだっ……!」
京太郎(オレは、なんのために生きてきた……?)
京太郎(麻雀だ…!)
京太郎(なんのために麻雀をしてきた……?)
京太郎(楽しむためだ…!)
京太郎(とどのつまり……!)
京太郎(目の前の機を掴むこと……)
京太郎(その一事は……麻雀にも通ずるんだ……!)
京太郎(だから揉むっ……!)
京太郎(揉まなきゃ死ぬまで後悔するっ……!」
久「じゃあ死んで」 ボカッ
京太郎「?!」
京太郎「ぶ、部長……?!」
京太郎「な、何故……!」
京太郎「何故起きている……!?」
京太郎「あなたは……気絶していたはずだ……!!」
久「誰かさんのせいでね」
久「でも、そろそろ目が覚めてもおかしくないでしょ」
久「で、なんだろなーと思ってたら、あなたが百面相して意味不明なことを口走り始めたわけよ」
京太郎(し……しまった……!)
京太郎(長考しすぎ……!)
京太郎(悩みすぎだよ……オレ……!)
京太郎(バカバカバカっ……!)
京太郎(オレの………バカっ………!)
京太郎「くぅっ……!」 ボロボロ…
京太郎「あぁぁっ……!」 ボロボロ…
久「とりあえず、買出し行ってきて」
京太郎「はい……」 ボロボロ…
久の好感度が1下がった
体力が30下がった
スロースターターの経験値が上がった
チャンスメーカーの経験値が上がった
1年目 6月2週 平日後半
京太郎「何をしようかな」
【現在のステータス】
須賀京太郎
状態:健康 おこづかい:6800円
雀力:7580
体力:10/110
愛牌:ランク3 22/30
1 練習をします
-a 通常練習
-b スキルの特訓
練習できるスキル
・【アベレージヒッター】系
2 うろつきます
-1 清澄高校麻雀部 -2 雀荘(roof-top) -3 街 -4 病院
-5 ワハハベーカリー -6 秘宝堂 ‐7 賭場 -8 他県 (未開放)
3 ネットで買い物をします(ターン消費なし)
4 アイテムを使います(ターン消費なし)
アイテム一覧
デュエル
・闘牌ディスク:雀士の必須アイテム。これがなければスタンディング麻雀は難しい
・パワビタD×1:疲れたときにはこれを飲もう!ただし1日1本だ!
・スーパーパワビタD×1:疲れたときにはこれが一番!ただし1日1本だ!
・ツモパン×4:何が入ってるかは開けてみないと分からない。ワクワクするパンだ!
・メロンパン×4:おいしいメロンパン。食べると一瞬で満腹になるぞ
5 誰かに連絡をします(メール・電話は1ターンに2人まで可能)
連絡先一覧
・咲 ・美穂子 ・和
・優希 ・まこ ・久
6 ヘブンズタイム
7 休む
8 自由安価
安価↓3
京太郎「福路さんと和に連絡するかぁ」
電話?メール?
↓1 キャップはどっち?
↓2 和はどっち?
どっちもメールでいいかな
京太郎「メールしよ」
京太郎「福路さんは合宿中だっていってたし……」
京太郎「あんまり邪魔したくないからな」
京太郎「返信はいつだって構わないし」
京太郎「なんて送ろう?」
自由安価↓3 (右目のことはNG)
京太郎「えーと……」 ポチポチ
『合宿の調子はどうですか?
オレも福路さんに教わったこと思い出しながら日々練習にはげんでいます
次会うときには強くなったオレと麻雀打ちましょう』
京太郎「こんな感じでいいかな」
京太郎「いざ………送信ッ!!」 ポチッ
4時間後……
『すがくん こんにちはこんばんわ
がっしゅくはじゅんちょうです
しゅうまつのこじんせんにむけてみんなががんばっています
すがくんもでるのでしょう?
いいけっかをきけることをたのしみにしています
またまーじゃんうちましょうね』
京太郎「おぉっ、長文!」
京太郎「しかも、改行はないけど文と文が離れている!!」
京太郎「福路さんも進化してるんだな……!!」
京太郎「『こんにちはこんばんわ』ってなってるのは打ってる間に時間がかかりすぎて夜になっちゃったからだろうな」
京太郎「で、消し忘れたと」
京太郎「フフフ……それすらも可愛いな……福路さんは……!」
京太郎「あ~……楽しみだー」
京太郎「個人戦楽しみ……!福路さんと打つのも楽しみ……!」
京太郎「楽しみがいっぱいって……すばらしいっ………!」
美穂子の好感度が上がった
京太郎「あ、そういえば和にもメールするんだったな」
京太郎「ククク……」
京太郎「何て送ろうかな……」
↓3 自由安価
京太郎「ちょいとからかってみるか……」
京太郎「フフフフ……」 ポチポチ
『Hになればなるほどかたくなるものってなーんだ?』
京太郎「送信っ……!」
コノヨーハッデカイタカラジマー
京太郎「おっ、来た来た」
『何ですか?』
京太郎「なんですか………ってか」
京太郎「初心なお嬢ちゃんには分からんようだな」
『オレが毎日右手で触っているオレの一部だよ』
京太郎「送信!」
15分後……
クモノーマシンデーキョウモトブノサー
京太郎「フフフ……」
京太郎「さっきより時間がかかったな」
京太郎「和のことだ。分からなかったからネットで調べたりしてたんだろ」
『須賀君。最低のセクハラです
2度と顔を見せないでください』
京太郎「」
京太郎「し、しまった……」
京太郎「からかいすぎたか……」
京太郎「ネタばらししたら許してくれるかな……」
『何か勘違いしているようだな
学生の本分は勉強すること
そして毎日触れているそれはオレの一部にも等しい
つまり、オレが言っているのは鉛筆のことだったんだよ!!!!』
京太郎「これで誤解はとけるはずっ……!」
京太郎「というかどうしてこうなった……!」
京太郎「誤解されるために送って、誤解されたことで苦しむ……」
京太郎「これじゃまるでオレがバカみたいじゃねえか!!」
京太郎「送信!」
アドベンチャーーーーーーーーー
京太郎「き、来た……」 ドキドキ
『須賀君らしくない言葉ですが……
誤解していました。ごめんなさい
2度と顔を見せるな、などと言って本当に申し訳ありません』
京太郎「お、おう……」
京太郎「なんか……悪いことしたな」
京太郎「悪いのはオレなのに和が謝ってるし」
京太郎「」 ポチポチ
『めんご。誤解させたオレが悪いよ
このことはトイレの水にでも流そう』
京太郎「送信!」
マ・カ・フ・シ・ギ!
京太郎「来たな」
『須賀君は心が広いですね
ありがとうございます
それでは、おやすみなさい』
京太郎「すまないな……和」
京太郎「オレが悪いのに善人扱いされるのは心が痛いぜ」
京太郎「お、や、す、み、っと」
京太郎「送信!」
和の好感度が上がった
クモノーマシンデ
京太郎「ん、またメール」
京太郎「部長から?」 カパッ
『明日は水着を持って部活に来ること!
このメールには返信しなくてよし!
おやすみ!』
京太郎「一斉送信だし……なんだろ」
京太郎「ま、寝るか」
京太郎「個人戦、勝って全国行きたいな……」
京太郎「オレも、オレの力で……」
(っ´ω`)ノ キュー ナデナデ
京太郎「ははは、ありがとう」
京太郎「頑張るよ」
京太郎「よし、じゃあ寝るか!」
( ・ω・) キュー
京太郎「おやすみ!」
個人戦ですが、1日目は東風戦20戦となっています
さすがに20戦全部やるわけにはいかないので、
実際にやるのは5戦か10戦にしようと思っています
それで、どちらにするか多数決で決めたいと思います
もちろん、10戦のほうがもらえる経験値とかは多いです
5戦のほうは早く終わります
A 5戦
B 10戦
↓1~7まで 多数決で
明日の夜までに決まってると嬉しいです
それでは
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::ハ::::::::::ム
i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <おやすみ~
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
/:::メ:_≧-. -≦_:f⌒i、
;`;, :.:.:.:'(.__.人, .、,.||., ./、,;. 、:;. ;.、'::,. ; .:.、._ /i
;`:、:: 、、:、;`;、、:、、:、:、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.:.、.:',.:;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐''゙  ̄  ̄
zzz.... , 、、., ,、、. ,,、. , ,、、. ,,、
:. :,.::,.::,.:,.: .:'、:::,.::,.:::,.::,.:::,.::,.:':.,、.、
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、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:.、.:',.: ,.: . :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄
10戦で決まりですね
午前中4戦午後6戦になります
ウマはなし
午前の成績がトータルで-30以下だったら午前で敗退決定ってことにします
あと、また一つランダムイベントが増えたようなのでその安価します
1~50 ランダムイベント
51~58 清澄勢と遭遇
59~66 龍門渕勢と遭遇
67~74 風越勢と遭遇
75~82 鶴賀勢と遭遇
82~90 ハギヨシと遭遇
91~00 長野の咲キャラと遭遇
44,42 ギョギョ!
↓3
流石に人が少ない時間帯だと直下とかでもいい気もするけど。
>>870 そうですね 気をつけます
今日は割りと早く始められると思います
5時くらいにはできるかな?
それでは
おっすオラ>>1
今日は早く始められて嬉しいです
それでは再開します
翌日 部室
バン!
『水着で部活!!』
久「というわけで!」
久「これからスポーツランドのプールで特訓よ!」
久「いいわね?」
まこ「はぁ?」
和「それに何の意味があるんでしょうか」
久「意味ね……」
久「なんとなく、じゃダメ?」
久「あっ、和の水着が見たいから!とか」
和「ダメに決まってます!」
京太郎「いいと思いまーす!!!」
京太郎「和の水着……」
京太郎「ウヒヒ……」 ヨダレダラー
優希「そうかそうか!そんなに私の水着姿が見たいか!」
優希「だったら存分に見せてやろう!」
京太郎「おまえの水着……?」
京太郎「悪いが……オレは、そんなものには興味がない」
優希「なにをー!?」
久「とにかく、みんな県予選団体戦を勝ち抜いたんだし、そのご褒美よ!」
京太郎「そのお零れに預かれるとは……オレもなかなかツイてるぜ!」
久「それから、今週末にある個人戦への英気を養うってのも兼ねてるわ」
京太郎「なるほど!」
久「さ、出発よ!」
京・優「「おーーーーー!!」」
咲「そっか、ご褒美か……そうだね!」
スポーツランド 龍門
京太郎「………」
須賀京太郎、待機
すでに水に漬かって待機……
女子(和)の着替えを待つ……
久「おまたせー」
京太郎「!」
,, -‐''" ̄ ゙゙゙̄''ー- 、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::、 \
. /::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::ヽ:: ヽ,
/::::::/::::/ :::::::::::::::;ッ::::::::、::::`、::ハ
/::;/:::/:::::::::::::::::;//゙l、;:::゙l:::::::::i:::::::,
レ":::/:::::::::::::::::;/ ゙ !ハ从l::::::|::::: i
. 〃 / ,,,-;:-∠ '" ̄ ゙̄l,::::l:::::::l
. ,イ::::/:::::::::;/__/__ .;===-、 ゙l::|:::::::|
l!゙|::i ::::::::,//"{ ゙̄iヽ " !。 } 〉 }l::::::::|
| !|:::::: ∧ヽ 、゚_! '--" /:::::::::|
| '|:::::;〈 , , , , , /:::::::::: |
゙ l::::|:::ゞ、 ' ' ' /:::::::::}:::::::|
ヽ:{::::l `ヘ、 - ‐ ' {:::::::::/::i:::/
゙::::|::::::::::> 、 , ィヘ:::::/::::l:/
V::::::::::::! ::`r ー- |:::::}/::::::|′
. /:::::::::::ノ:;;;_;;j |_ノ::::::::::!
/::::::::::/'"//´ /:::::::;;;;i/
. , "!:::::;;/  ̄/./''ー- 、 , イ:::::rくヽ ̄ ̄ ` 、
/ \:{ /./ 乂 { ヽヽ ,
. / ` / / ` ヽヽ l
/ / { }. V |
. / , へ./ \ ヽ / \ !
/ /⌒/゙ \ Υ / 、 |
/ / ,"::. \_ ,⊥、 _ _ノ , |
/ / {::::::::... 、'"  ̄ `〕〔´.  ̄.冫 .:::} |
. / / !:::::::::::::::::ヽ__/l^l\__,/....:::::ノ |
/ / ヽ,:::::::::::::::::::::::::/ |^|. |::::::::::::::::;ィ !
| ベ |''ー-----‐/ | |. ヽー ''"|. | |
.l i | / l | _ゝ | │ l
. l ! !  ̄ ̄  ̄ l | |
ヽ l / | .! l
`、 ゙, / 、 ハ | │
\ ヽ / ’ ゙, .{ !
.. \ \_,, - ―ヘ :::l |
` 、 '" . '<X.゙lー---、、,,____ 〉、 l
\ ヽ `、 ゙l`".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ゙゙̄二ニ>-‐''"゙ヽ ̄iー-、 |
`゙'¬、\ヽ } __,,,-―''" ̄ / _,'ニニ;}__」─-\
. /゙、,l、}゙ー''''" ..:.:.:.:.:.:.:.:.< //.\ ヽ
i `>-‐'''′/、 厂 ̄l ̄`
. l / .:.:.:.:.:.:/ヽ. / !
. | / .:.:.:.:.:.:./ ∨l |
l " .:.:.:.:.:.:.:./ :\.,/l .l l
| .:.:.:.:.:.:.:./! : 〉 | l ,
|. / .:.:.:.:.:.:.:./ | ::/ .| l ヽ
| / ..:.:.:.:.:.:.:/ i ゙<! | ゙、 ヽ
|. / ..:.:.:.:.:.:.:,イ | _丿
京太郎「おおぉっ!!」
,..-、_____,.、
/:..:::::::\::::/:::..:.ヽ
,イ:.:.::::::::/:ヽ:V:::/|:::::.:.ヽ
/ノ:.:.::::::::i:、:::ヽ::/:::::|:::::.:.:.:i゙、
r'´ ..:: ノ````´´´´! `ヽ
>. .:.::::;:-/‐-、 -‐゙、-、:::.:.:.:::!
(::/ ::::::A::|--ミ、 .,三--!A::::i:..:.:.:i.
i人ノw;f"! ̄|ヾ|==| "i ̄iヽ!イ:;:イリ
/;ィ.:::::{y!゛.、_o!. ノ ゙、 、_.d/ |' }:::.:ヽ
/:://:::::::ヽiー--‐' , `ー-イノ::::ヾ、ヽ
ヽi ゙、:::::::::::\"" 、__, "" /:::::::::::::! リ
ヽ:::人i:::`::..、_ _./::;::::::::::::ノ
レ" `ー-、| ー ´|/'"'"`゛`ヾ
_,.....-‐r‐イ ヽr-、_
/  ̄|::├--、 ,:-‐i:::ヽ `ヽ
| /二! ヽニヽ ゙、
| i::::::::| )::::ヽ |
| i::::::::::゙、 ヽ |:::::::::| |
. i |´ ̄ ̄\ i ノ ̄ ゙̄、|
| !―――→ヲテfチ-=――i |
. | .|::::::::::::::((::/ィ|.ト、、::ノ):::::::! |
| .ト、_:::::::::::;ゞイi.ト!、::`":::::::ノ.|
i !  ̄ ̄ .|| |.|  ̄Τ .|
! ー‐--- 、|| || | |
|r、 n  ̄ ̄ ` ー-、 |
ト!、゙、__ i |_______ ヽ、
ヽ、\` `ヽ、 _,...- ' ´ \ ,ィ)
/\ ___,...-‐Z_/ノノ
/ ` ー-―‐ ' ´ |
/ |
,イ==--:::___________|
/ィ!|`ヾ=、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:='"|
// i|.| ヾ=、_____,,. '" |
しk'_ノ ヾ、::::::::::::::::/ |
/ハ| ゛i:::::::/ |
!j,ノ| |'´ | |
`| | | |
. | | | |
! | | |
| | | !
| | | !
! ! | !
! | ! !
京太郎「ふむ」
部長すばら
まこさんも中々
___
/:::::::::::::::::\
. /::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. |::::i○ ○ノi:|
. ヽ.ゝ"ヽフ "ノツ
. // `´ ト、ヽ
. (フーr--rイ)フ
`iー|==|‐i´
. ∪ ∪
__
/.:.:.:.:.:.:.:.\
//..i..i.i...i...i..i...,.ヽ>、
i:.:.l、.:l>ヽハ!<レi:.:|:.:ヽ
V|:.:("「 ̄ ̄|"イ:.:|ノ"
. "!、.:\、_ノノフ'"
. >':i:::::::i:Y
(^^)、;;;;l:ノ)
|`ヽニラ|
|/ ヽ」
京太郎「スルー、っと」
優希「おい!」
咲「ちょっと?!」
ヒッサが一番バランス取れてて興奮する
のどっちはただのデヴ
和「待ちました?」
\ ヽ | ,..-―┬―-ゝ、 \ \
\ | ,...-‐'":::: // ̄ ̄ ̄ヽ ノ ヽ
\ 丶 | ,..:'" :::: ::::// \ / i
\ 丶 / ,..:‐'"::: :::: ::::/ \ | ゙、 |
\ \ / ,..:'::: ..::::: :::: ::/ \,、 i |
\ \ //:: :::: :::::. ::::: :::i \ / ,ヘ |
\ K ::::. :::::. ::::: ::: :! Y ,イ ! |
\ i \::::.. ::::: :::::.. :::: :| | / 〉 ! !
i | \:::... :::::.. ::::::.. ::: ! ` \/ /
i 、 | `ー-、 :::::.... :::::::::....! ゙、/
゙、 、 | \ `ー--、::::....:::>、 ゙、
| ゙、 ヽニ、) `ー< `ヽ ゙、
. | ト-、_ ヽ ゙、 \ ゙、
i!_ ヽ `'" ゙、 \ ゙、
 ̄ヽ_) ゙、 \
\ ゙、 \
京太郎「!!」
/: : !: : :i: : :V: : ゙、 """ ′ "" /;/ノ i: : : : : : : : |:|/
/: : ; | i: : : : : : /\ __ / /: : : : : : : :i |:|
. /: : /: :i i: : : : : :.∧! \ `’ ,...:'",..-‐'!: : : : : : : : И:!
/: : /!: : :Y: : : : : :/ _!|-- \ー---‐'"´ '´ /: :.!: : : : : :./ i:.!
/:i: :.i/: : :/: : : : : :/'"ハ `ー-、 ,.- /:./!: : : : : : !.//
,イ:.|: :|!: :./: : : : : :./ /.:::! \ / /:./ /: : : ゙、: :/// __,..
ハ:!: :!: :/: : : : : : :ハ /.:::: ゙、 y /:./ /: : : : : :V// / !
!| !:.!: :./: : : : : : : i !{::::: ..゙、 i 〈: : \i: : : : : : : :\! i /
|! ゙、!:./:,、: : : : : :/ ヽ!:: :::: ゙、 | `ー-、__: : : : : : : : `ヽ /!
!| Y: :i| !: : : : :ハ ゙、:. :: 丶 ! >ー-、: : : : : ソ: :!
|! ハ:.!ト!: : : :./ ! ゙、:.:: ::..、 ! / ..::::: `ヽ、: : :.!\:、
!i i:ハ:| i: : : : i ! ヾ::.... :::: `ー-、_!___,..:'"::.. .:::: .i!.): ト、 i:|
V:! !| .!: : : |:| .i ヽ、 ::::. ::::...! ::::: ::::: ..::::: .::::ノ: ;ノ、 `ー-、
!i 、V:i: : :|、ヽ! ヽ_ :::::: __;ノ\:: :::: ::::: /:/
ヾ 、: !: : :! 、:i ! `'''''''"`iー `ー-- - --イ:./
_,...---、_,.、
/ : /: : / : : ヽー-、
/. : :, !: iハ!/メ、.i | \
イ : :{ ヽN 'i:!/!人iヽi
_1: : :i( _ 丶:\
/ `Yリヽ '、_)'´!`ー`
/:::.. | ,. _/ ッェーーーーーーーイ!!!!
. /.::、:: ト、ィ'
/ ::::::|:: !;-!
/ ::::|:: ! ヽ、 ,:-‐クヽ
/ ::!::.. ⊥__!_ / ..:ノ)
/ |::::..  ̄`''''''' ′..::::::::::ノ
. /: |::::..... ..............:::_,:::-‐'′
/:: `ー‐┬---r―'''''''"" ̄__
./__ /! i / iu-゙、
/----、\ ::::/ |:: ⊥ __,...-‐'.i...:ヒノ
 ̄ ̄`ー`ー`ー-、/ |::. _,.-‐'"
久「そんな奇声発さなくても」
京太郎「うはっ!」
京太郎「うははははっ!!」
京太郎「うははははああああああああああああああああああああああい!!!!」
まこ「うるさい」
京太郎「クククッ……フフフフフ……」
京太郎「フハハハハハハハハ!!」
咲「周りのお客さんの迷惑だよ」
京太郎「クククッ……すまんすまん」
京太郎「嬉しすぎてな……あまりにも……!」
優希「いー!」
優希「やー!」 ジャポン
京太郎「うぉっ」
京太郎「危ないな、飛び込むなよ」
優希「貴様は今からゴムボートの動力となるのだ!」
京太郎「はぁ?」
京太郎(まあ、来たからには遊ぶしかないわけだが)
京太郎(誰と遊ぼうかな)
A 優希
B 咲
C 和
D まこ
E 久
↓3 2人まで選んでください
CE
京太郎「のおおおおおおおおおおおおおおおおおおどかっ!!」
京太郎「あっそびっましょ!!」
和「ええ、いいですよ」
京太郎「部長もどうです?競争とか」
久「あら、この私に勝負を挑むってこと?」
久「受けてたつわ!」
京太郎「和もそれでいいか?」
和「ええ、もちろん」
京ちゃんのテンションに吹く
京太郎「よーしそれじゃいくぞ!」
京太郎「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
和「?!」
久「?!」
和(速すぎますよ……!) バチャバチャ
久(なんなのあれ……) バチャバチャ
まこ「水音が激しいのう」
優希「諸行無常の響きあり、だじぇ……」
咲「………」
咲「」 ペタペタ
咲「」 ハァ
まこ「アンタら二人は、ないからのう」
咲「………」
優希「くっそー!」
京太郎「へへへっ!」
京太郎「ガッチャ!オレが一着だな!」
久「私が2着……」
和「私は3着ですか……」
久「須賀君、なんで犬掻きでそんなに速く泳げるのよ」
京太郎「さあ?」
久「和はアレね」
和「?」
京太郎「ククク……」
京太郎「浮き輪が2つもついてちゃ、な……」
和「………?」
和「!」
和「セクハラですよ!」 ポカッ
京太郎「フハハ」
優希「おい!バレーするじょ!」
京太郎「おっ、いいね」
咲「京ちゃんは力入れすぎないでね」
京太郎「あはは」
久「私は雀卓でも持ってこようかしら」
和「持ってきてるんですか?」
久「須賀君がね」
まこ「鬼畜じゃ」
………………………
………………
………
京太郎「さっき、そっちにブイアイピールームとかいうのがあったな」
咲「VIPルームってこと?」
京太郎「そうなのかな」
優希「きっと、のどちゃんと私のための個室があるんだじぇ」
和「なんのための個室ですか……」
京太郎「ん、あれは……」
一「こっちだっけ?」
歩「あの、本当に私も泳ぐんですか?」
純「そりゃ、ここまで来たんだからな」
智紀「泳がなきゃ損」
透華「む、無理に泳ぐ必要はないと思いますわ」
衣「とーかは泳げないんだよね?」
透華「なっ、何をお言いなさりますですか!」
京太郎「龍門渕軍!」
咲「軍?」
透華「あら?」
透華「あなたたちは……」
智紀「清澄高校」
優希「おまえたちもVIPルームに遊びに来たのか?」
透華「あっ、遊びに?!」
透華「ここは、わたくしの家の所有物ですわ!!」
京太郎「へー、そうだったんだ」
純「へへーん、すごいだろ」
優希「おまえがすごいわけじゃないじょ、ノッポ」
純「なに?」
咲「そ、それじゃあわたしたちは……」
和「そうですね」
透華「!」
透華「お待ちなさい!原村和!」
和「?」 ボイン
一「!」
純「うぉっ」
智紀「大きい……」
透華「」
透華「な、なんですかその無駄な脂肪は!」
京太郎「無駄じゃない!!」
透華「?!」
京太郎「和の胸は、無駄なんかじゃない!」
透華「す、須賀さん?」
京太郎「和のおっぱいはなぁ……」
咲「はいはいストップ」
透華「ま、まあそんなことはどうでもいいですわ!」
透華「とにかく!」
透華「団体戦では負けましたけど、個人戦ではそうはいきませんでしてよ!」
透華「どちらが真のアイドルか、はっきりくっきり教えて差し上げますわ!」
和「アイドル?」
衣「ハラムラノノカ!きょうたろー!」
和「あっ、あのときの……」
京太郎「衣ちゃん!」
> 京太郎「無駄じゃない!!」
> 京太郎「和の胸は、無駄なんかじゃない!」
>
> 透華「す、須賀さん?」
>
> 京太郎「和のおっぱいはなぁ……」
おっぱいで燃えシーンのようになってるww
京太郎「和にちゃんとエトペン返してくれたんだな、よしよし」 ナデナデ
衣「な、なでるな~!」
京太郎「ははは」
衣「ふみゅぅ……」
優希「私のことなら好きなだけなでていいぞ!」
京太郎「おまえは言動がアレなのに見た目が小学生だからな……」
京太郎「そんな気にはならないっていうか……」
優希「なにを言うか!バカ犬!」
衣「ふふ……」
衣「昨日は楽しかった……」
衣「きょうたろーにも、ハラムラノノカにも会えた……」
衣「あのとき、言い忘れていたことがある……」
衣「衣と、友達に……」
和「あのときは、エトペンを持ってきてくれてありがとう!」
和「私と友達になってくれますか?」
衣「!」 パァァ
衣「うん!」
衣「きょうたろーも、なってくれるか……?」
京太郎「何言ってんだよ、もう友達だろ?」
衣「本当か!?」
京太郎「ああ!」
京太郎「昔から言うだろ?」
京太郎「『エビフライの前では皆等しく友であり、仲間である』ってさ!」
衣「そうなのか?」
京太郎「そうだよ」
京太郎「じゃあ麻雀でもする?」
衣「!」
衣「えと………いいのか?」
京太郎「??」
透華「それはまたの機会にしましょう」
ハギヨシ「今度お屋敷に招かれては?」
純「どこから沸いたんだ」
透華「ふぅむ……それもいいかもしれませんわね」
透華「ハギヨシ!」
透華「須賀さんに、我が龍門渕家の場所を教えて差し上げましょう!」
ハギヨシ「すばらしい案です、透華様」
京太郎「???」
ハギヨシ「私、萩原と申します」
ハギヨシ「龍門渕家の方々には『ハギヨシ』と呼ばれております」
京太郎「ハギヨシさん、ですか」
京太郎「オレ、須賀京太郎って言います!」
京太郎「昨日はタコス屋の場所教えてくれてありがとうございました」
ハギヨシ「いえいえ」
ハギヨシ「須賀君の連絡先を教えていただけますか?」
京太郎「え?」
ハギヨシ「後ほど、龍門渕家の場所をメールでお知らせしようかと」
京太郎「ああ、なるほど。分かりました」
京太郎「えーっと……」
ハギヨシに連絡先を教えた
ハギヨシの連絡先を手に入れた
うろつきで龍門渕家に行けるようになった
………………………
………………
………
久「それじゃ、帰るわよ」
京太郎「お腹すいたんですけど」
久「自分の腕でもかじってなさい」
京太郎「ひでえ」
和「楽しかったですね」
咲「うん、また来たいね」
優希「今度はもっと過激な水着で京太郎を悩殺してやるじぇ!」
京太郎「逆立ちしても無理だ」
優希「じゃあバックドロップ!」
京太郎「なんで!?」 ドゴォ
まこ「ふざけとらんで帰るぞ」
体力が20上がった
和の好感度が上がった
久の好感度が上がった
咲の好感度が上がった
優希の好感度が上がった
まこの好感度が上がった
ちなみに今の好感度
咲>>>>和>>>>>>>>>>>>優希>>>まこ=久
翌日
清澄高校麻雀部
京太郎「うーっす」 ガチャ
優希「お!来たな!」
京太郎「なんだ、優希だけか」
優希「なんだ、犬か」
京太郎「ぐぐ……」
優希「むむ……」
京太郎「個人戦に向けて練習しなきゃいけないのに、二人じゃできることあんまりないな」
優希「そうだな……」
京太郎「背筋でもするか」
優希「タコスでも食べるか」
………………………
………………
………
京太郎「2498……2499……2500……っと」
優希「どんだけ続けてるんだ」
優希「休憩しないのか?」
京太郎「んー、あと3セット」
優希「おったまげだじょ……」
………………………
………………
………
京太郎「ふー、疲れた」 ドサッ
優希「タコス食うか?」
京太郎「珍しいな、サンキュ」
京太郎「」 モグモグ
京太郎「あー」
京太郎「パンツ見てえなぁ……」
優希「乙女の前でそれを言うか」
優希「というか、この前『い・ら・ねー!』とか言ってたろ!」
京太郎「あぁ、うん……」
京太郎「確かにおまえのパンチラはいらん」
優希「にゃにー?!」
京太郎「おまえのはな」
優希「だったらのどちゃんがパンチラしてたらどうするんだ!!」
京太郎「和のパンチラ………だと………?」
/:iイ ̄/丶、_/ .::::,..-┴―-、ー--イ;::-―┴-、::::.. \'´ | >;\
〔/イー::'-ュ_/ ..::::/ ヽ: : / 丶:::.. \. Y_/ヾソ
`ーr-ァ/ ...::::::::/ /!: :/: ゙、:::::... \´::::::/
/ / .:::::::::::/ .i : :::.. .:i::} : |::i.. .:/. i. ゙、::::::::... \i´
{ ′::::::::::::/ ..:i :::::::. ..:i::i : :.}:::i:.. .:::::: ゙、. ゙、::::::::::::... i
゙、 .:::::::::::/ .::/ .:::::::::::::.....:::::::: ト=|::::::::::...::::::::::::.. ゙、:. ゙、:::::::::::::.. i
ヽ:_;:ィ .::/ .::::::::::::::::::::::::::::i : : .!::::::::::::::::::::::::::::. ゙、:. ゙、ー---‐┘
,:/ .:/ .::::::::::::::::::::::::::::::i: ̄: !::::::::::::::::::::::::::::::.. i::.. ト.、
,..‐<;ノ .:::/ ..::::::::::::::::::::::::::::::::ノ : : :|、:::::::::::::::::::::::::::::::. !::. |==>、
丶::::::| !:::::| .::::::::::::::::::::::::::::::/:.):ヽイ.|::゙、::::::::::::::::::::::::::::::::|:::/i::::::::::ノ
i::::::| 丶|.::::::::::::::::::::::::::::::/.:/:.:|:/.:.!::: 丶:::::::::::::::::::::::::::::レ ⊂ニ<、
|:::::::i `|::::::::::::::::::::::::::::/:: /:.:.:.|:.:.:.:.i、:::゙、:::::::::::::::::::::::::::| !:::::::::))
. |:::::::i |::::::::::::::::::::::::::/'〈:、:.:.:.i:.|:.;,') ヽi:::::::::::::::::::::::::::i /:::::_:ノ
丶:::::i |:::::::::::::::::::::::/ ヾ::、!::Y' i:::::::::::::::::::::::::i /::::i´
\\ i:::::::::::::::::::::i _ノY_ノ、 i::::::::::::::::::::::::|ノ:::ノ
\
 ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`'ー '´
○
,..-―へ/ . : : :ヽー- 、
彡';´.:/.: : : ; : : ヽ: : .、ヽ
//: : i: : : : :ハハ: : ;ハ:i、 iヾ、
ー--‐':´: : : : |: : : | | ゙、: ! И人ト、
\__: : : /: :ヽ!、: |! V ハ
/ : /: : :/ r- 、 __, -‐' ! いい!すっごくいい!
!:∠:イ´ 丶、 _ _,..ノ
|ハ:( U  ̄ ̄ /
|;ヘー\ /
\: ;ヽ、 r--‐'′
r―┴┐ ├┬┐
ノ::::::::::::::|i ! _|O|_
/:: ̄ ̄ ̄\「:::: ̄:::::::\
優希「ぐぅぅ~!」
優希「のどちゃんと私、なんにも変わんないじぇ!」
京太郎「?!」
優希「同じ現役女子高生のパンチラなのにどうしてこんなに差別されるんだ………」
優希「意味わかんないじょー!」 ゴロゴロ
京太郎「………」
京太郎(た、確かに………)
京太郎(なるほど、優希の言うことにも一理ある)
京太郎(JKのパンチラ……)
京太郎(通常、その言葉を聞いただけで血湧き肉踊る……)
京太郎(それが男というものだ)
京太郎(なのにどうして……)
京太郎(どうしてこうも……優希のパンチラには食指が動かない……?)
京太郎(和なら指が踊るのに……どうして……?)
京太郎(本来同一であるはずのそれ……)
京太郎(差異はないんじゃないのか……?)
: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、 | 電 京. し
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : > | 流 太 か
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ !: |ハ: ト : | ̄ ̄ │ 走 郎. し
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:| / る に
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ °
: :ヽ \ : :!丶  ̄ Vイ:ハ |\:i
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京太郎(―――――!)
京太郎(そ、そうか………そういうことか……!!)
京太郎(謎は全て解けた……)
京太郎(パンツ即ち下着)
京太郎(とどのつまり……相手のハダカ……)
京太郎(大事なところを覆い隠すもの……)
京太郎(そもそも……)
京太郎(どうして人はパンツに興奮するのか……ということを考えれば、答えは明白だったんだ……)
京太郎(そう、パンツのようにな)
京太郎(人は皆一様に……パンツに夢を抱いている……)
京太郎(その先にあるハダカに思いを馳せているんだ………!)
京太郎(そう、まるで……)
京太郎(冒険家が秘密の通路を見つけたときのように……)
京太郎(あるいは……)
京太郎(オーラスに逆転手を張っているときの……海底ツモの瞬間のように……!)
京太郎(だからこそ人はパンチラに恋焦がれ……時には罪を犯すことさえもある)
京太郎(逆に……)
京太郎(全てが見えてしまっているマンチラなどには目もくれない……)
京太郎(いや、見るか……3秒くらいは……)
京太郎(とはいえ魅力は半減だ……)
京太郎(考えてもみろ……)
京太郎(牌山を全て開けた状態で打つ麻雀など何の面白みもない)
京太郎(まぁ……要するに)
京太郎(好みの問題だったんだ……)
京太郎(もっと言えば……性癖……)
京太郎(ゴリラは隠し扉なんて見つけても興味ないだろうし……)
京太郎(ドキドキしながらツモるゴリラなんて滅多にいないだろう)
京太郎(同様にオレは……)
京太郎(和だからこそ興奮するのであって……)
京太郎(優希ならば『お、パンツか』で済ませてしまう………)
京太郎(しかし副会長ならばそうはいかない……)
京太郎(優希のパンチラなんて見た日には卒倒絶頂大興奮………)
京太郎(逆に和のパンチラなど鼻で笑うのだろう……)
京太郎(だがしかし……本当にそれでいいのか……?)
京太郎(好み、性癖の問題だからといって……)
京太郎(優希のパンチラを軽く見てしまうような人間でいいのか……?)
京太郎(いや……よくない)
京太郎(オレは……小さな人間じゃないだろうか……)
京太郎(視野が、狭い……)
京太郎(もっとこう……楽しむべきだろう)
京太郎(優希をリスペクトすれば優希で興奮できるはずなのに……)
京太郎(相手が優希であることを言い訳に……閉ざしていた)
京太郎(無限に広がる……オレの、オレ自身の可能性を……)
京太郎(パンチラを見てワクワクを感じないようじゃダメだ)
京太郎(だから―――)
デュエル
京太郎「優希、オレと闘牌しよう」
優希「じょ?」
京太郎「もっと、おまえのことをよく知りたい……」
京太郎「おまえのことを、理解したいんだ!!」
優希「えっ………」
優希「もじもじしてもいいかな?」 モジモジ
京太郎「優希、冗談じゃない」
京太郎「本気なんだ」 キッ
優希「うっ………///」
優希「ど、どうしちゃったんだよ……京太郎……」
京太郎「優希……頼む」
京太郎「全力で打ってくれ」
優希「えっ?」
優希「いいのか……それで」
京太郎「ああ」
京太郎「真剣勝負の中でしか、真理は見えてこない……」
京太郎「たとえそれで負けるとしても……」
京太郎「オレは……オレとおまえの可能性を見つめていたい……」
優希「うぅ……///」
優希「わ、わかった……本気で打つ」
優希「いいんだな?それで」
京太郎「ああ!」
でもさすがに今からデュエルするのはあれなので、コンマ判定を何回かやるだけにします
雀力 比 コンマ 判定値
優希(本気) 220000 29
京太郎 7580 1
雀力と比のコンマをかけて、判定値を計算
高い方が勝ちです
京太郎は4回コンマ判定することにします
負けたとしても、判定値が大きければ大きいほど京太郎の思考に影響を与えます
↓1 優希のコンマ
↓2,3,4,5 京太郎のコンマ
雀力 比 コンマ 判定値
優希(本気) 220000 29 × 8 = 232
京太郎 7580 1 × 87+99+65+97 = 348
優希コンマに愛されすぎィ!
ほんのお遊びのつもりだったんですけど……
優希「ロン。12900」
京太郎「ぐぁぁっ!!」
ズシャアァァ
優希「京太郎、もうやめようじぇ……」
優希「これ以上、京太郎を傷つけたく……」
京太郎「………断る」
京太郎「オレは……雀士だ……」
京太郎「そして……」
京太郎「おまえの、片岡優希の仲間なんだ!!」
優希「!」
京太郎「うぉぉぉ………!!」
/⌒\人/⌒ヽ
ノ \(○)/ ヽ いくぞ!
Lノ⌒ ( ( ⌒\_」 バサッ
く \
優希「まさか………!」
iVVi
( ○)σ ポン!
<)Y)
ノ ̄>
____
┌――┤ | |
| 東 |東|東|
└――┴―┴―┘
ノ人
(○ ) ポン!
( (7
< ヽ
____
┌――┤ | |
| 西 |西|西|
人
(,, ○) もいっこポン!
レ(V)
<<
______
┌――┤ | | |
| 南 |南|南|南|
優希「この技は……!」
*'``・* 。
| `*。
,。∩ 人ヘ *
+ ( ○ ,,) *。+゚ それまたポン! スッポンポン!
`*。 ヽ、 つ *゚*
`・+。*・' ゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚
`・+。*・
.____
| | ├――┐
|北|北| 北|
└―┴―┴――┘
優希「京太郎っ………!」
_,...---、_,.、
/ : /: : / : : ヽー-、
/. : :, !: iハ!/メ、.i | \
イ : :{ ヽN 'i:!/!人iヽi
_1: : :i( _ 丶:\ ロン!!
/ `Yリヽ '、_)'´!`ー` サウザンドウィンド
/:::.. | ,. _/ 裸単騎大四喜!!!!
. /.::、:: ト、ィ'
/ ::::::|:: !;-!
/ ::::|:: ! ヽ、 ,:-‐クヽ
/ ::!::.. ⊥__!_ / ..:ノ)
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./ /! i / iu-゙、
::::/ |:: ⊥ __,...-‐'.i...:ヒノ
/ |::. _,.-‐'"
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│.1 │ │.1 │ ┌――┤ | | | ├――┤ | | | ├――┐ | ├――┤ |
│索│ │索│ | 東 |東|東| |南| 南|南| |西|西| 西| |南| 南|南|
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ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
京太郎(全裸)「はっ………はっ………」
京太郎(全裸)「はっ………」
ガクッ ドサッ
優希「京太郎!」
京太郎「へへ……ガッチャ」
京太郎「オレの勝ちだな……優希……」
優希「そんな……こんなボロボロになって!」
京太郎(全裸)「けどよ……」
京太郎(全裸)「おかげで、おまえのことをよく知ることができた」 ニカッ
優希「!」 ドキッ
京太郎(全裸)「ありがとな、優希」
京太郎(全裸)「そしてこれからも……よろしく」
優希「あ、あたりまえだ!」
優希「おまえは、私の犬なんだからな!///」
京太郎「ははは……」
優希「にゃはっ」
京太郎「あはははは」
久「なにこれ」
優希の好感度がぐーんと上がった
雀力が20パーセント上がった
7580 → 9096 ≒ 9100
愛牌が5上がった
逆境○の経験値が上がった
低め○の経験値が上がった
勝ち運の経験値が上がった
対強打者○の経験値が上がった
はっきり言って予想外だよ!
29倍も雀力の差があるのに……
ちなみに、男子はもっとレベル低いです
ただし、一部は女子並みの強さ
次スレ立ててきます
あれ、この雀力なら大猿倒せたんじゃw
次スレ
【安価】和「須賀君が麻雀民族?」京太郎「4本場ァ!」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427366460/)
次スレもエビフライをよろしくなー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_、,_
/V ゞ \
LレWV >  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(∀・|/ ゝ
/´`ヽ /´`ヽ/ /》 \_ __  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____
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.,'´=V=ュヽ__/、.,\丿)..,_ /i
((((ノ).))(ノ,:、,/ /:,.:::: ::`゛:.:゛:`''':,'.´ -‐i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハ(゚ヮ ゚,|!ハ.. :.:.:\ \ _;.;;..; :..‐'゛  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノル√´丿从゛ `'(__∂
>>988 物理攻撃をされない限りはな!
あとは埋めてください
>>1000は2パターンあります
・好きなキャラの名前
そのキャラと出会います
ただし、キャラによっては、出会うとは言ったがまだその時と場所の指定は(ry となることもありますのでご注意を
・○○とこういうイベント
こんな感じで、とか書いてくれたら、採用できるものは採用します
できないものは安価上になります
できないものの例 ・照と咲が仲直り ・清澄で大乱交 ・京太郎のIQが40以上になる など
1000ならキャップにデート兼麻雀特訓してもらえる
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