かぐや姫「竹製の宇宙エレベーターです!」(10)

~月面・エレベーター乗り場~

かぐや姫「えーっと・・・・行き先を・・・・」カチャカチャ

従者「ひ、姫さまー!お待ちくだされー!」

かぐや姫「お待ちくださりません。えいっ」

ポチッ

バシュウウウウウウ!

かぐや姫「いってきまーす」

従者「ひ、姫様あああああ!!」

~地球・日本~

男「あ゛~~~~~~~」

姉「なにガキみたいな事やってんのよ。てか暑いんだからどきなさい」

ゲシッ!

男「いたっ!ケツけるなよねーちゃん!」

姉「のけ」

男「しかも自分だけアイス食ってるし・・・」

男「てかそれ俺が買ってきたやつじゃん!」

姉「ん?んー・・・・・ん~♪」

男「また勝手に食われた・・・・・」

姉「分かったわよ。そのうち新しいの買ってきてあげるから」

男「そういって買ってきたためしがねーじゃんよー・・・」

姉「分かってるなら買ってきてすぐに食えってことよ」

男「・・ったく」

爺「男ー、薪割り手伝えやー」

男「まじかよ・・・・」

姉「がんばってねー」ヒラヒラ

男「・・・・・・・・・」

~庭~

男「う・・・っしょい!」

パカンッ!

男「なんだって子の糞暑いとき・・・・」

爺「そういうなや。薪がねぇと風呂はいれないんだからしょうがないだろ」

男「そりゃそうだけど・・・・」

男「もうウチも風呂改装しようよ・・・・っと」

パカンッ!

爺「そういうのは俺が死んでからにしろ」

パカンッ!

男「そんな縁起でもない・・・」

パカンッ!

爺「ちょっくらションベンいってくる」

パカンッ!

男「さっさと戻ってきてよー?」

爺「へいへい」

男「おいしょっ・・・と」

パカンッ!

男「よっこら・・・s・・」

ドゴオオオオオ!

男「ぬわっ?!」

グラグラグラグラ!

男「じ、地震か!?」

ユラユラ・・・

男「お、収まった・・・」

男「・・・・え?」

メキメキメキメキ・・・ドンッ!

男「竹が・・・・・」

男(林で何かあったのか?)

タタタタタッ

~林~

男「・・・・・・・なんだこれ」

男(尋常じゃない太さの竹?)

男「・・・・そもそもこんな太い竹なんてないか」

男「・・・・・・やだ、なにこれ恐い」

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