青葉「はい!」
提督「涼しい顔してなんてことを……でも、数日の間鎮守府を空けることは言ったはずだけど?」
青葉「司令官の乗った船が事故で沈んでしまったことにしました!」
提督「この野郎……」
青葉「ドッキリ企画ということで、楽しみですね、司令官!」
提督「楽しみ……?お前は鎮守府にいなかったのか?」
青葉「噂を流してすぐに遠征に出ちゃいました!なので、今鎮守府がどうなっているは青葉にもわかりません!」
提督「それで、遠征から帰ってきてそのまま俺を出待ち、ってことか」
青葉「司令官がいなくなったと聞いた皆さんの反応、楽しみですねぇ」
提督「……まぁ、いいか。冗談ですみそうな内容だし、ちょっとくらい付き合ってやるよ」
青葉(冗談で済めばいいんですがねぇ……)
2人分書き溜めております。書き溜め投下が終わったらキャラ安価取りたいと思います
単発の安価取得は禁止にしたいと思いますので、参加していただく場合は回避をお願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425637055
提督「おっと、あれは……赤城か?」
青葉「そうみたいですねぇ」
提督「遠目じゃよくわからんな……もう少し近づいてみるか」
青葉「司令官は見つからないようにしてくださいね。せっかくのドッキリなので」
提督「はいはい」コソコソ……
赤城「………」フラ…フラ…
提督「え?あいつ……かなり痩せた?」
青葉「しかもフラフラしてますねぇ……」
提督「あの大食漢の赤城に何が……あ、加賀だ」
加賀「……赤城さん」
赤城「あ……加賀、さん」
加賀「やはり、少しでも何か食べるべきだわ。食べないと……」
赤城「ごめんなさいね……あまり食欲が出なくて」
加賀「……提督、ですか?」
赤城「え?」
加賀「彼ならきっと大丈夫です。必ず……帰ってきてくれますから、だから……」
赤城「……昔」
加賀「?」
赤城「食べ過ぎだって、提督に怒られて……それなのに私は、その時は無視してしまって……」
加賀「……」
赤城「こうなってから食事を抑えても遅いのに、可笑しいですね……燃費の良くなった私を、帰ってきた提督がきっと褒めてくれるかな、なんて……」
加賀「赤城さん」ギュ
赤城「……」
加賀「提督は、きっと帰ってきてくれます。それに……元気な赤城さんを見る方が、提督も喜ばれると思います」
赤城「!」
加賀「だから、彼を信じて待ちましょう。普段通り、元気な赤城さんで……」ナデナデ
赤城「…ううっ……グスッ………はい……」
提督「……なあ、青葉」
青葉「な、なんでしょう?」
提督「重くない?お前のやったこと?」
青葉「あ、あはは……」
提督「まあ、とりあえず誤解を解きに……」
青葉「ちょ、ちょっと待ってください」
提督「ん?」
青葉「もうちょっと他の人の様子も見てからにしませんか?」
提督「いや、だって、あれ見たらさ……」
青葉「司令官、ここに衣笠のパンツがあるんですけど」スッ
提督「よし、次に行こう」
青葉「……」
――執務室――
提督「……で、これは?」
青葉「秋月ちゃんの部屋です」
提督「いや、違うよ。このモニターはどういう……」
青葉「緊急時に困ったらいけないので、各部屋にカメラを一つづつ!」
提督「いや、いい顔してるけどこれ犯罪だからね」
青葉「これが終わったら外しますよ」
提督「ならいいんだけど……」
秋月『……』
提督「にしても、あんまり動きがないな」
青葉「自室ならそんなもんじゃないでしょうか」
提督「そうか。まあ、秋月とは付き合いも短いしな。まあ、こんなもんかね」
青葉「そんなこと言って、秋以降ずっと一緒にいたじゃないですか」
提督「あいつの対空は凄いからな。付き合いは短いが、結構濃密な時間を過ごしたと思ったが……」
青葉「……あ!動きがありましたよ!」
秋月『……司令』
『……』
提督「なあ、あれ」
青葉「どう見ても長10cm砲ちゃんですね」
提督「……長10cm砲ちゃん、寝てるよな?」
青葉「そうみたいですねぇ」
提督「なにしてんだ?あいつ……」
秋月『司令、秋月は頑張っていますか?』
『……』
秋月『そうですか。ありがとうございます』
『……』
秋月『司令、そういえば昨晩は月が……月が綺麗でしたね』
『……』
秋月『え?秋月のほうが綺麗……って、そんな』
『……』
秋月『え?あの食事、毎日食べたい?本当……ですか?』
『……』
秋月『秋月、うれしいです!本当に……幸せです!』
『……』
提督「……」
青葉「……」
提督「なんだこれは、たまげたなぁ……」
青葉「仮想の司令官を作って、それで心の平静を保とうとしていますねぇ」
提督「あのさぁ……。保とうとしていますねぇ、じゃねえんだよ!どうしてくれんだこの始末!」
青葉「お、落ち着いてください司令官!」
提督「お前なあ!やっていいことと悪いことが……!」
青葉「……衣笠のパンツ」ボソッ
提督「あるから今度から気をつけような」
青葉「はい!」
という感じで進行しようと思います。キャラ安価の他に、何か意見があったらお願いします
安価取得者のコンマがぞろ目だったらその艦娘とはケッコン済み、とか考えてます
あと、そこまで長くする予定も、ネタもないので、同キャラはNGで
では、もうちょっとしたら始めます
1人目
>>65
・単発は安価下
・ぞろ目だったらケッコン済み
隼鷹
何かモバマスのSSで似たようなのがあったな同じ作者?
提督「うーん……隼鷹とかはどうしてるだろうか」
青葉「隼鷹さん、ですか?」
提督「いや、あいつ、駄目な大人って感じじゃん」
青葉「は、はぁ」
提督「ああいう一見駄目な大人こそ、こういう混乱が起きた時落ち着いているもんだよ」
青葉「そうなんですか?」
提督「ああ。ああいうタイプのほうが、意外と強かったり……」
『きゃ――!隼鷹さん!隼鷹さん!』ユサユサ
『アルコール中毒を起こしている!医務室に運べ!』
提督「……」
青葉「……」
提督「……青葉」
青葉「なんでしょう?」
提督「心配だ。様子を見てきてくれ」
青葉「は、はい」
コンコン
青葉「失礼します……」ガチャ
隼鷹「……」スースー
鳳翔「あら、青葉ちゃん」
青葉「あ、こんにちは。……隼鷹さんは?」
鳳翔「ああ、アルコール中毒って言っても、そんなにたいしたことないみたい。お酒に強いはずなのに、今日いきなり倒れちゃったから、みんな慌てちゃったみたいで」
青葉「……あの、やっぱり司令官、ですか?」
鳳翔「……ええ。提督が行方不明って聞いてから、お酒を飲む量が増えて……」
青葉「……」
鳳翔「『酒を飲んでるときだけ、提督が見える気がするんだ』って…」
青葉「それって…」
鳳翔「提督……あなたがいないと、隼鷹ちゃんはダメになってしまいますよ……なんて」
青葉(あわわわわ……)
青葉「……ということがありました!」
提督「あのさぁ……隼鷹アル中になりかけてんじゃねぇか!」
青葉「ひっ!」
提督「まぁいい。これ終わったら土下座させるからな!」
青葉「は、はいぃ……」
隼鷹編 おわり
2人目
>>95
・単発は安価下
・ぞろ目だったらケッコン済み or その艦娘にネタばらし
ぞろ目でもない限り1人2レスくらいでちょうどいいですかね
雷
夕立でぞろ目ですね
1.ケッコン済み
2.ネタばらし
先に3票集まった方
単発無効
>>1さんに質問なのですが
ケッコン済み艦は1人のみじゃなくて多数もアリなんでしょうか
『提督さん、褒めて褒めて~♪』
『おお、よく頑張ったじゃないか夕立!』ナデナデ
『えへへ…』
『改二おめでとう!これからも頑張ってくれよ!』ナデナデ
『夕立、提督さんの為なら何でもできるっぽい!』
『……え?提督さん、が?』
『…夕立が、いい子にしてなかったから、かな』
『夕立がいい子にしてたら、また提督さんが褒めてくれるのかな』
提督「た、単艦……出撃……だと?」
青葉「はい。夕立ちゃんが…1人で難関海域に」
提督「そ、それで!?夕立は?」
青葉「幸いにも轟沈しないで帰ってこれたそうです。そして、『これで提督さんが褒めてくれるかな』、と」
提督「……ドックか?」
青葉「……はい」
提督「俺はみんなの命を預かっている。これは流石に……見逃せん」
提督「修復材を使って、夕立をここまで連れてこい」
青葉「はい。……あの、司令官」
提督「ん?」
青葉「本当に……ごめんなさい」
提督「わかればいい」
ガチャ バタン
提督「普通はここでドッキリ中止だけど……ここで中止したらパンツもらえない気がする」ボソッ
ガラガラ
青葉「……夕立ちゃん!」
夕立「あ、青葉さん」
青葉「これを……使って?」
夕立「……修復材っぽい?」
青葉「そう。これを使って……」
夕立「使わないよ!」
青葉「!」ビクッ
夕立「提督さんが大事にしてる修復材を使ったら、夕立はいい子じゃないっぽい。それじゃ、駄目……」
青葉「夕立ちゃん……」
夕立「いい子にしてなきゃ……次こそ、あの敵を……血祭りに……」ブツブツ
青葉「夕立ちゃん!」
夕立「!」
青葉「夕立ちゃんはいい子だから!だから、司令官に会いたかったらこれを使ってください!」
夕立「え……?」
青葉「よい、しょ……!」ザバァ
夕立「あっ…」
青葉「ほら、行きますよ!」パシッ
夕立「わわっ!ちょ、ちょっと待って欲しいっぽい~!」タタタ
ガチャ
夕立「はぁ……ふぅ…」
青葉「はぁ……はぁ……司令官!」
提督「おお、ご苦労」
夕立「……え?提督、さん?」
提督「夕立、無理したそうじゃないか。駄目じゃないか」
夕立「提督さん!」ガバッ
提督「うおっ!……全く、しょうがないやつだな」ナデナデ
夕立「提督さん、提督さん!夕立、いい子にしてたっぽい!」ピョンピョン
提督「いい子かいい子じゃないかなんて、関係ないさ」ナデナデ
夕立「えへへ……」
提督「もっと自分を大事にしろよ、な?」ナデナデ
夕立「うん!……でも、提督さん。行方不明って……」
提督「あ、それは……おい、青葉、逃げるんじゃない!」
青葉「」ビクッ
この後めちゃくちゃ謝罪と口封じした
夕立編 おわり
チカレタ……休憩ついでにレス返しをば
>>71
ドッキリ系は元々はアイマス、モバマスでよく読んでたネタですが、艦これで見ないな、と思って立てました
作者は違います。ネタ被りはスマソ
>>116
そこまで長くする予定ないので、考えてませんでした
まあ、もしもの時は重婚提督でいいんじゃないでしょうか
3人目
>>154
・単発は安価下
・ぞろ目だったらケッコン済み or その艦娘にネタばらし
・『赤城』『秋月』『隼鷹』『夕立』は既出
菊月
提督「こうなってくると、やっぱり駆逐艦が心配だよなぁ」
青葉「はは…」
提督「夕立だってああなっちゃってたんだから……あれ、このモニターに映ってるの、菊月?」
青葉「そうみたいですねぇ。庭で砂遊び、でしょうか?」
提督「結構可愛いところもあるんだな、あいつ」
青葉「あ、何か喋ってますね。スピーカー、っと」
『……司令官』
『戦いが終わる前に……会えなくなってしまったな』
『だが、安心してほしい。……絶対に、絶対に見つけ出して、司令官をここに……』
『そうすれば、ずっと、ずっと。ずっと一緒だ……』
提督「俺の墓?を作ってるのか?……かわいい。話し方が変わってても、やっぱりあいつも駆逐艦だなぁ…」
青葉(割と怖いことを言っている気もしますけどねぇ…)
提督「ま、このくらいしっかりしてればドッキリだって聞いても大丈夫だろ!」
青葉「そうですね!」
提督「じゃ、次の子にいこうか!」
青葉「司令官、意外と乗り気ですねぇ!」
提督「そ、そりゃ……ねぇ」
提督(パンツのためにだが)
青葉「じゃ、菊月ちゃん切りますね!」
提督「おう!」
ブツッ
――――――
ザッ ザッ
菊月「ふぅ……このくらいの大きさでいいか……」
菊月「……ああ、私か?大丈夫だ……」
「二人で入れるくらいの、大きな穴を掘ったからな」
菊月編 おわり
4人目
>>176
・単発は安価下
・ぞろ目だったらケッコン済み or その艦娘にネタばらし
・『赤城』『秋月』『隼鷹』『夕立』『菊月』は既出
五十鈴
提督「何だこりゃ?」ペラッ
青葉「どうしたんですか?」
提督「いや、俺が留守にしてた時の出撃報告書を見てたんだが……五十鈴が調子悪いな」
青葉「そうなんですか?」
提督「うむ。被弾も多いし、いつもの自慢の対潜水艦もふるわない」
青葉「……ちょっとお疲れなんでしょうか?」
提督「かもなぁ……五十鈴は気丈な子だから、俺が原因って言うのは考えにくいしな」
青葉「そうですねぇ…」
提督「これが終わったら少し休暇をやるか」
青葉「はい!」
提督「お前はないぞ」
青葉「ええ゛?」
提督「あれ……?五十鈴の奴、これから出撃することになってるな」ペラッ
青葉「そうなんですか?」
提督「……まぁ、この出撃が終わって帰ってくるころにはネタばらしおわってるだろ」パサッ
青葉「だといいですねぇ」
提督「お前は土下座の準備しとけよ」
青葉「ええ~?」
提督「当たり前だろ!」
ワチャワチャ ワチャワチャ
―――――――――――
―――――――――
――――――
「…………」
『今まで私のパートナーだった提督は皆大出世したわ!』
『らしいなぁ……そんなにプレッシャーかけないでくれよ』
『ねえ、あなたはどうなるのかな?楽しみね!ふふっ♪』
「そして、ね。出世して……みんな、みんないなくなったの」
「五十鈴……ちょっと、疲れた、かなぁ」
コンコン
「五十鈴ちゃん!出撃しますよ!」
「はい!すぐ準備します!………ねぇ」
「貴方が最後の提督で、いいよね……?」
五十鈴編 おわり
少し休憩ください。安価時間制で取ります
5人目
10時5分に一番近い安価
・単発は安価下
・ぞろ目だったらケッコン済み or その艦娘にネタばらし
・『赤城』『秋月』『隼鷹』『夕立』『菊月』『五十鈴』は既出
近ければ採用します
提督はエロに正直なだけでそれ以外は有能、という脳内設定です
提督「あ、そういえばさ」
青葉「なんでしょう?」
提督「長門はどうしてるんだろう」
青葉「長門さんですか?」
提督「ああ。俺が留守の間は艦隊指揮を任せてるからな。……あの部屋、カメラは?」
青葉「ばっちりです!」
提督「ある意味凄いな……」
青葉「じゃ、つなげますね!」
カチッ
―――――――――
陸奥『ちょっと、大丈夫!?見るからにフラついてるけど』
長門『ああ、問題ない』
陸奥『問題あるから言ってるの!あなた、いつから寝てないの!?』
長門『これ位、当たり前だ。提督から任された任務だ。絶対にこなさないといけない』
陸奥『……ねぇ、きっと、みんなもそんなに弱くないわ』
長門『……』
陸奥『提督が行方不明で、不安になる気持ちもわかる。でも……』
長門『そう、かな』
陸奥『そうよ!きっと、皆乗り越えられる。だから……あなたがそんなに無理しちゃ、ダメ』
長門『……それを聞いて安心した。や…っと、眠れ………る』ドサッ
陸奥『な、長門!?』
長門『スー……スー……』
陸奥『はぁ…良かった。提督………何してるのよ、早く、帰ってきてよ……』
提督「……」
青葉「……」
提督「なんか、ストレートに申し訳ないんだけど」
青葉「青葉もです」
提督「なぁ……そろそろ」
青葉「パンツ」
提督「………」
青葉「ブラジャー」
提督「さぁて、お次は……」
青葉「……」ジトッ
長門編 おわり
チカレタ……速攻で風呂入ってきます。安価だけ投げときます
若干ネタ切れです。意見とかシチュとかアイデアくれたらうれしい……かも
6人目
10時40分に一番近い安価
・単発は安価下
・ぞろ目だったらケッコン済み or その艦娘にネタばらし
・『赤城』『秋月』『隼鷹』『夕立』『菊月』『五十鈴』『長門』は既出
人多すぎぃ!
イーモバ連投規制問題があるため、あまり長いことできません。目標は今夜中に完結です
なので、レス消費は問題ないので、人が多く参加できる時間方式をあと数回は採用したいと思います
意見等も積極的に採用させていただきます
巻雲『司令官様、大丈夫でしょうか……』
夕雲『大丈夫。きっと、大丈夫よ……』ナデナデ
長波『……』
ポン
長波『提督っ!?……夕雲か』
夕雲『外でずっといては風邪をひくわ。ほら、中に入って』
長波『……うん』
清霜『戦艦になって、司令官を助ける……』ブツブツ
夕雲『……』
清霜『そのためには……戦艦を食べたら、戦艦に……』
夕雲『清霜』
清霜『あ、夕雲……姉さん』
夕雲『大丈夫、提督は戻ってきますから……』ナデナデ
清霜『グスッ………うん……司令官……うわぁぁん!』
夕雲『……』ナデナデ
提督「なんていうか、夕雲はお姉さんしてるな」
青葉「ですねぇ」
提督「お前は妹のパンツを盗む駄目な姉だけどな」
青葉「司令官だって艦娘のパンツを盗もうとする駄目提督じゃないですか」
提督「うぐっ……あれ、夕雲のやつ、どこへ?」
青葉「暁ちゃんたちの……部屋、でしょうか?」
コンコン
『……合言葉は?』
夕雲『……提督の全てをお世話したい』
『夕雲ね!入っていいわよ!』
ガチャ
雷『どうしたの?突然』
夕雲『……私、わたし……!』
雷『……もう、仕方がないわね』ギュッ
夕雲『みんなっ……!辛そうで……私がしっかりしなくちゃって……』ポロポロ
雷『…いいのよ。ここだったら泣いても』ナデナデ
夕雲『提督……提督!うわぁぁぁん!』ポロポロ
雷『……大丈夫、だって私がいるじゃない』ナデナデ
提督「うん」
青葉「うん、とは?」
提督「よき姉でも、母には勝てなかった、ということだな」
青葉「なに頷いてるんですか……」
青葉(夕雲ちゃんは、雷ちゃんに甘えて……そうだとしたら)
青葉(雷ちゃんは、誰に甘えればいいのでしょうか……)
雷『大丈夫よ、大丈夫……』ナデナデ
夕雲編 おわり
7人目
11時20分に一番近い安価
・単発は安価下
・ぞろ目だったらケッコン済み or その艦娘にネタばらし
・『赤城』『秋月』『隼鷹』『夕立』『菊月』『五十鈴』『長門』『夕雲』は既出
『こっちみんなクソ提督!』
『初対面なのにどぎついなぁ…ま、よろしく』
『大勝利よ!私に十分感謝しなさい、このクソ提督!』
『ああ、ありがとな』ナデナデ
『ちょ、ちょっと!……もう』
『クソ提督、あけおめことよろ! …何よ、新年ぐらいシャキっとしてよ!』
『ああ、あけおめことよろ。今年もよろしくな』ナデナデ
『……ん。ってか、流れで撫でんな!』
『…これは?』
『チョ、チョコよ!早く持ってけ!』
『ああ、ありがとう。大事に食べるよ』ナデナデ
『……うん』
「……なんでいなくなっちゃうのよ、このクソ提督」
提督「あーあ……」
青葉「どうしました?」
提督「曙も、ちょっとは悲しんでくれると思ったんだけどなぁ…」
青葉「あー…確かに、あんまりいつもと様子が変わりませんね」
提督「多少は仲良くなった気がしてたんだけどなぁ…」
青葉「まあ、曙ちゃんですしね」
提督「なんだそりゃ……」
……とまあ、こんな話をしていた。
ネタばらしをして、姿を見せた時に真っ先に泣いたのが曙であるとは、この時の二人は微塵も思っていなかったとさ。
(マイルドですまん)
曙編 おわり
8人目
11時50分に一番近い安価
・単発は安価下
・ぞろ目だったらケッコン済み or その艦娘にネタばらし
・『赤城』『秋月』『隼鷹』『夕立』『菊月』『五十鈴』『長門』『夕雲』『曙』は既出
日付でID変わるんでしたっけ?
10人書いてこのスレを畳もうと思います
つまり……
9人目
安 価 下
10人目ですが、最後なので、安価取ったキャラを強制的にぞろ目扱いとします
・12時ジャスト勝負
・単発抜きで、12時までに多数決
どっちがいいでしょうか
割れましたね……では
このレスのコンマが奇数だったら12時ジャスト
このレスのコンマが偶数だったら多数決
とします。
多数決の場合、このレスの下から採用です
では、ジャストで
1.ケッコン済
2.ねたばらし
もキャラと共に添えていただけると
最後は単発もオーケーです
いや、すみません説明不足で。日付が変わって、安価を取られた場合です
安価に参加していただいてありがとうございました。楽しかったです
後は地道に書き溜めて投下するだけです
(筑摩って提督にあんまり興味がない気がするんですがそれは……)
「筑摩」
筑摩「提督…?あ、利根姉さん」
利根「あのなぁ……提督と吾輩の声を間違えるとは、そうとう参っているようじゃな」
筑摩「そんなことは…………いえ、そうかもしれませんね」
利根「……」
筑摩「いなくなってから気が付くだなんて…駄目、ですね」
利根「…だからと言って、ずっと海を見つめていても、提督が浮かび上がるわけではあるまい」
筑摩「でも……」
利根「気持ちはわかる。吾輩も同じような気持ちじゃ」
筑摩「姉さん…」
利根「だが、混乱を極めている今の鎮守府、吾輩達が支えずして誰が支えるのじゃ」
筑摩「…ふふっ」
利根「なんじゃ?」
筑摩「いえ、久しぶりに、姉さんが姉さんに見えたので」
利根「な、なにをいうのじゃ!」
筑摩「いえ、ごめんなさい……では、戻りましょうか」
利根「おう!」
筑摩(提督……きっと、きっと見つけますから)
筑摩「絶対に、待っていてくださいね」ボソッ
利根「……何か言ったか?」
筑摩「いえ?」
利根「…?」
筑摩「さ、早く帰りましょうか。提督と、みんなのために!」
筑摩編 おわり
提督「金剛の奴、大丈夫かな……」
青葉「金剛さんは……まずそうですねぇ」
提督「青葉……モニター」
青葉「はい」
パッ
金剛『霧島!榛名!しっかりするデース!』
提督「……!?」
青葉「えっ?」
榛名『提督……榛名、お漏らししちゃいました……大丈夫じゃありません……』
霧島『大丈夫、私の計算では司令は帰ってくる。そう、2+5が6なように……』
比叡『ひ、ひえー!』
金剛『比叡!タオルを持ってきて!』
比叡『は、はい!』
金剛『榛名!大丈夫じゃない榛名と提督じゃ釣り合わないヨ!』
榛名『そ、そうでしょうか……』
金剛『だから早く元気になって提督と釣り合ういい女になるデス!まあ、榛名にも負けないけどネ!』
榛名『お姉さま……』
金剛『霧島!計算をしたって提督は戻ってこないヨ!』
霧島『……え?』
金剛『大体、2+5は8デス!計算より、提督のために今何ができるか考えなきゃネ!』
霧島『金剛お姉さま……』
提督「……あの、あれか?」
青葉「…でしょうね」
提督「二人がダメすぎて、途中で持ち直した奴だな、これ」
青葉「あ、あはは……」
提督「榛名……幼児退行すら起こしてるんだけど?」
青葉「い、いや」
提督「……お前のパンツももらうからな」
青葉「………はぃい……」
榛名編 おわり
安価の状況を見るに、吹雪はケッコン済みってことでいいですかね
話の重さが全然違うことになるんですけど
ちょっと長めになるかと思います
『あ、あの!特型駆逐艦の吹雪です!これから、どうぞよろしくお願いします!』
『ああ、よろしく。……俺も新米、だから。君が初めての艦娘だね』
『ええっ!?……わ、私!精一杯頑張ります!』
『は、旗艦ですか!?』
『まあ、あんまり戦力もそろってないし……お願いできるかな?』
『は、はいっ!』
『――――きっ!吹雪!』
『……あ、司令官……さん』
『良かった……本当に良かった』
『あの、私…』
『いいんだ。ありがとう、帰ってきてくれて』ギュッ
『あ……』
『……白パンも好きだぞ、俺は』
『え?あっ……!し、司令官の馬鹿!』ゲシッ
『うぐわっ!』
『……あの、司令官』
『ん?どうした?』
『戦艦の方とか、空母の方が来てくれたのに……なんで私が旗艦なんですか?…秘書艦は、長門さんにしちゃったし…』ボソッ
『いや、まあ……ね?』
『それじゃわかりませんよ!』
『別に気にすんな。大丈夫、答えはすぐ教えてやるから』
『え?』
『だから、気にすんなって。お前は前線で頑張ってくれればいいの』ナデナデ
『……もう!司令官はズルいです!』
『改二おめでとう。ほら、記念品』
『ありがとうござ………!?これ、って……』
『うん、まあ、そういうこと』
『司令官……!あの、私、私も司令官の事が好きです!』
『あはは、ストレートに言われるとクるな……なあ』
『……んっ』
『……これからもずっと、俺の所にいてくれるか?』
『はい!ずっと、ずっと一緒にいましょうね、司令官!』
『司令官の乗った船が……?うそ……?』
『そんな……!だって……約束、を……』
―――――――――――
吹雪「――――――――っ!」ガバッ
吹雪「はぁ……はぁ……。また、あの夢……」
吹雪「もう、嫌ぁ……!……司令官……」ポロポロ
夕立「…………」
夕立「……吹雪ちゃん」
吹雪「夕立…ちゃん?どうしたの?」
夕立「少し、お話があるっぽい」
―――――――――――――――――
夕立「――だから、提督さんは心配ないっぽい」
吹雪「……」
夕立「今は執務室に隠れてるけど、もう出てくると思うから―――――」
吹雪「おかしいよ」
夕立「…えっ?」
吹雪「司令官の事を一番知っているのは私なのに、夕立ちゃんがそんなこと知ってるって、おかしいよ」
夕立「ふ、吹雪ちゃん?」
吹雪「ねえ、夕立ちゃん。私、司令官に愛されてるかな?」
夕立「う、うん。それは当然っぽい」
吹雪「一番かな?」
夕立「え……?う、うん!提督さんとケッコンしてるのは吹雪ちゃんだけだし、だから……」
吹雪「だから」
吹雪「私が知らない情報を持ってる夕立ちゃんって、お か し い よね?」
――――――――――――――――
――――――――――――――
――――――――――――
青葉「zzz……」
提督「……水色か。結構可愛い趣味してんなこいつ」
提督「しっかし、意外とみんな大変なことになってたなぁ……明日のネタばらしで間に合うかどうか……」
ガチャ
提督「……!?……なんだ、吹雪か」
吹雪「……なんで」
提督「え?」
吹雪「信じて、たのに……」
提督「ああ、ごめんな。説明してなくって」
吹雪「夕立ちゃんの言ったこと、本当だったんだ……」
提督「は?」
吹雪「……ふふっ」
提督「な、なんだ?」
吹雪「司令官……私、わかっちゃいました」
提督「え?」
吹雪「司令官が、私の事しか見れなくなる方法♪」
目を覚ますと、寝る時は横にいたはずの司令官はいなくなっていました。
ネタばらしは出来なくなってしまいました。だって、そのまま司令官は本当に行方不明になってしまったのですから。
吹雪ちゃんも行方不明になったのと、何人かの艦娘が限界を迎えたのもほぼ同時でした。
同室だった夕立ちゃんも、吹雪ちゃんのことは見ていないらしいです。……彼女は、何かにおびえているのでしょうか。最近、ずっと周りに視線を漂わせているみたいです。
司令官……司令官がいなくなった鎮守府を、貴方を待ってずっと支えてきましたが、青葉もそろそろ限界です。
私のせいで招いた事態です。衣笠のパンツを10枚用意してお待ちしております。だから……
絶対、絶対に帰ってきてください。もう、多分長くは持ちません。
おわり
これで終わりです。まあ曙編のオチは、違う世界線だと思っていただければ……
このぶっ壊れた鎮守府に新しく提督を着任させて立て直しを図るssとか思いついたんですけど、誰か書いてくれませんかね
遅くまで付き合っていただきありがとうございました。久々の安価ss楽しかったです
このSSまとめへのコメント
わたわ私の初期艦ががこんなに病んでるはずがなない(白目)