前回(ラジオ本編)↓
このみ「燃え尽きた」【ミリオン放送局第三十九回】
このみ「燃え尽きた」【ミリオン放送局第三十九回】 - SSまとめ速報
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※本編と直接の関係はありません
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425130121
P「年度末だな」
百合子「そうですね」
P「学年最後の期末テストの時期だな」
百合子「…………そ、そうですね」
杏奈「……」スタッ
P「杏奈逃げるな」ガッ
杏奈「……」ジタバタ
P「さて、今日お前ら二人を呼んだのは他でもない、期末テストについてだ」
百合子「……あっ、あんなところにUFOが!」
P「えっ、どこだ!」
百合子「今のうちに「……なんて言うとでも思ったか」ガシッ
杏奈「……残念」
百合子「むぅ……」
P「露骨に逃げようとするんじゃない」
P「それで、だ」
百合子「何でしょうか……」
P「はっきり言おう」
杏奈「…………何?」
P「お前ら普段の試験の成績が余りにも悪すぎるから、次の期末テストでいい点とらないとラジオのパーソナリティ降板な」
百合子「…………」
杏奈「…………」
「「えっ!?」」
~~
エミリー「それで、雪歩さん、その時に昴さんが……what!?」
雪歩「エミリーちゃん、いきなりどうしたの!?」
エミリー「あっ、あれは、未確認飛行物体です!」
雪歩「えっ、どこ?……うーん、エミリーちゃんの見間違いじゃないかな?」
エミリー「そ、そうでしょうか……お恥ずかしいところをお見せしてしまいました」
~~
百合子「…………と、いうことになってしまって」
このみ「うーん……まあ、確かに、学生の本分は勉強って言うしねぇ」
杏奈「……楽して、点数が……とれる…………裏ワザ……ない、の?」
千鶴「そんなものがあったら誰も苦労してませんわよ」
エミリー「えっと……私は特に仕掛け人さまから聞いていないのですが」
まつり「エミリーちゃんはこうやって追い込まれなくてもいつも勉強をしているいい子だからなのです」
百合子「うぅ、私たちが悪い子みたいな言い方をしなくてもいいじゃないですか……」
このみ「勉強しない悪い子よ」
このみ「……で、今のところの二人の点数ってどれくらないなのかしら」
百合子「一応、まつりさんから言われた通り、杏奈ちゃんと私の二人の前回のテストの成績表を持ってきたんですけど」
千鶴「なら話は早いですわね、それを確認して対策をたてないと」
まつり「どれから確認するかは二人に任せるのです」
杏奈「…………英語以外」
百合子「じゃ、じゃあ、まずは国語から……」
二人の前回の国語の点数(コンマ)
百合子>>8
杏奈>>9
ほい
a
千鶴「…………は?」
百合子「……はい、なんでしょう」
千鶴「…………いえ、あの、もう、なんというか」
エミリー「えっと、百合子さん……その」
このみ「酷い!杏奈ちゃんも大概だけどそれに輪をかけて酷い」
杏奈「……うっ」
百合子「違うんです!」
このみ「何が違うのよ!」
百合子「実はその前日、好きな作家さんの新刊を手に入れて」
まつり「手に入れて?」
百合子「徹夜で読んじゃったせいで、テスト中に眠気が……」
千鶴「十分アウトですわよ」
このみ「……ちなみに、エミリーちゃんは?」
エミリー「私は……大体80点くらいを保持してはいますが」
千鶴「なんていい子なんですの……」
~~
このみ「……次!つぎ行くわよ」
杏奈「……じゃあ、社会」
まつり「社会に自信があるのです?」
二人の社会の点数(コンマ)
百合子>>15
杏奈>>16
ほ!
x
支援だよ
>>2
望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/3exT70J.jpg
http://i.imgur.com/DUGJec6.jpg
>>2
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/LyardK6.jpg
http://i.imgur.com/JkNyTMz.jpg
>>5
エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/ELunOSE.jpg
http://i.imgur.com/ZrFhTcO.jpg
>>5
萩原雪歩(17) Vi
http://i.imgur.com/WLEVk0y.jpg
http://i.imgur.com/1Vb2igf.jpg
>>6
馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/CnZ6SMS.jpg
http://i.imgur.com/4f12KWY.jpg
>>6
二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/L8wKCNV.jpg
http://i.imgur.com/N5vvNDe.jpg
>>7
徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/BBO1ELH.jpg
http://i.imgur.com/LeKoIRT.jpg
このみさんすみません・・・
千鶴「まあまあですわね」
杏奈「……えへへ」ドヤァ
このみ「…………で、百合子ちゃん?」
まつり「姫は百合子ちゃんのこと、てっきり文系だと勘違いしていたのです」
百合子「違うんです!……あの、国語が一時間目で、二時間目が社会で、眠気がとれてなかったと言うか、なんというか、その……」
エミリー「……そもそも、試験の前日は早く寝るのが普通ではないでしょうか」
百合子「……ごもっともです」
このみ「……諦めたい」
エミリー「ま、まだ、気を落とさないでください!」
百合子「そ、そうです!頑張ってください!」
このみ「諦めの気持ちになる一番の原因に励まされてるんだけど」
まつり「何も考えず数学にいくのです」
二人の数学の点数(コンマ)
百合子>>22
杏奈>>23
へい
とう
百合子「」ドヤァ
杏奈「」ドヤァ
このみ「……悪いことは言わないから、これからは理系を名乗りなさい」
千鶴「数学満点……」
百合子「因数分解も二次方程式もロコちゃんに教えてもらいましたから!」
杏奈「数学は……よく、使う…………から……得意」
エミリー「数学を、ですか?」
杏奈「武器……とか、スキルの……ステ変化の……計算……して、一番いい、キャラ構築……しなきゃ、だから」
千鶴「……ともかく、数学は教える必要はありませんわね」
まつり「正直、姫もこれにはビックリなのです」
百合子「さあ、波にのっていきましょう!」
このみ「急に元気になるのね……」
二人の理科の点数(コンマ)
百合子>>28
杏奈>>29
ほ?
あ
杏奈「……えへへ」
まつり「今明かされる衝撃の真実」
千鶴「完全に理系だったんですのね……」
杏奈「……うん、理科……嫌いじゃない」
このみ「それに比べてこの子は……」
百合子「……てへっ」
エミリー「ま、まあ、今までよりは良いですし」
百合子「うっ……年下にフォローされるのって心が痛くなりますね……」
このみ「そうなる前に勉強すればよかったのよ」
千鶴「……さて、最後は英語が残りましたわね」
このみ「正直、一番の不安要素なのよねぇ」
まつり「杏奈ちゃんがヤバそうなのです」
このみ「……まあ、ちゃちゃっと見るわよ」
二人の英語の点数(コンマ)
百合子>>34
杏奈>>35
そらっ
そい
千鶴「……高校時代でもこんな点数、とったことありませんわよ」
このみ「……奇遇ね、私もよ」
杏奈「……英語……ちょっとだけ、苦手」
まつり「『ちょっと』どころじゃないのです」
百合子「あ、あはははは……」
このみ「笑って誤魔化せるような点数じゃないわよ」
エミリー「それで、お二方の成績は……」
百合子
国語 8
社会 24
数学 100
理科 67
英語 43
杏奈
国語 49
社会 69
数学 88
理科 90
英語 35
このみ「……百合子ちゃん、いくらなんでもこれは酷すぎるわよ」
まつり「杏奈ちゃんは英語と国語をどうにかすれば、十分良くなるのです」
百合子「わ、私も、徹夜さえしていなければ……」
千鶴「……それなら、普段はどれくらいの点数なんですの?」
普段の百合子のテストの点数
国語>>43
社会>>44
ほい
そい
どうかな?
百合子「二桁あります!」
このみ「帰るわね」
千鶴「杏奈はわたくしと一緒にお勉強致しましょう」
杏奈「……うん」
エミリー「英語でしたら、私が……話すのは少し恥ずかしいですが、杏奈さんのためでしたら」
まつり「それじゃあ勉強会を始めるのです」
百合子「待って!待ってください!見捨てないでください!」
百合子「一つ!一つだけ言わせてください!」
このみ「……聞くだけ聞いてあげるわ」
百合子「まず、本が好きなら国語ができる、という偏見が悪いと思うんです」
このみ「…………続けて?」
百合子「そもそも本の読み方というのは人それぞれで、そこに一つの答えを求めるのが間違ってると私は思います」
このみ「……へぇ」
百合子「つまり、真に悪いのは私ではなく、このような自由度の低い問題を出すテストの方でいひゃいいひゃいへすひっはははいへふははい!」
このみ「……変なことを言うのはこの口かしら」ムギュー
まつり「百合子ちゃんのほっぺ、マシュマロみたいに柔らかそうなのです」
百合子「うぅ……ほっぺたひっぱらなくてもいいじゃないですか……」
千鶴「……ちょっと、この子を教えるのに、私たちだけでは荷が重そうですわね」
まつり「それなら、姫が二人を助っ人に呼んでおいたのです☆」
杏奈「……誰?」
まつり「>>50ちゃんと>>51ちゃんなのです」
踏み台
ここは静香ちゃんを召喚
静香「杏奈に勉強を教えて欲しいってまつりさんから言われてきたんですが」
まつり「今は杏奈ちゃんより百合子ちゃんに勉強を教えてほしいのです」
静香「あぁ、百合子にですか…………えっ?」
このみ「……ともかく、この成績表を見てちょうだい」
静香「はぁ………………なんですか、これ」
百合子「あははは……」
静香「笑い事じゃないです!未来と同じような点数なんて取って……あ、でも、最近は私が教えてるから点数も段々良くなって来てるような」
まつり「ということで、まつりと一緒に頑張るのです」
紗代子「はいっ!さあ百合子ちゃん!やる気と死ぬ気があればなんだってできるんです!」
百合子「こ、このみさん!千鶴さん!」
千鶴「なんの擁護も出来ませんわね、さあいってらっしゃい」
静香「はぁ……とりあえず、基礎の基礎からやり直さないと」
百合子「ああぁぁぁぁ……」ズルズル
このみ「……さて、それじゃあ私たちは杏奈ちゃんの勉強を見てあげなきゃね」
杏奈「……うん……理科、がんばる」
エミリー「英語です!」
今日はここまで。
理系杏奈……メガネに白衣の杏奈とか興奮する……興奮しない?
そして予想以上に百合子は酷かった
>>53
最上静香(14) Vo
http://i.imgur.com/XcP2c9j.jpg
http://i.imgur.com/mOS8oM8.jpg
>>54
高山紗代子(17) Vo
http://i.imgur.com/gTRqpkH.jpg
http://i.imgur.com/QIS9Uif.jpg
一旦乙です(もがみんの漢字は少し心配)
http://i.imgur.com/klKKkvI.jpg
まつり「それで、テストまでどれだけあるのです?」
百合子「十日間です」
静香「……そんな短期間でこの悲惨な点数をどうにかしないといけないんですか」
紗代子「な、なんとかなる!きっとどうにかできるよ!」
百合子「そ、そうですよね!」
静香「……帰っていいですか?」
まつり「あとで姫の特製うどんをごちそうしてあげるのです」
静香「……それで、何から手をつけますか?」
紗代子「うーん……百合子ちゃんは国語が得意だと思ってたんだけど」
まつり「得意どころか人が殺せそうな点数なのです」
静香「理系科目はいいみたいですけど……まずは>>67からどうにかしましょう」
これは、国語やろ……
まつり「まあ、そうなるのです」
静香「でも、国語ってどうやって教えればいいんでしょうか……」
紗代子「普段、未来ちゃんに教えてるみたいにやってみたら?」
静香「うーん、それしか思い付きませんよね……とりあえずやってみます」
~~
静香「それで、この部分で奈緒ちゃんが断る素振りを見せる場面があるから、この棒線部の『ため息をついた』時のピー君の気持ちは『断られたことを残念がっている』ってことに」
百合子「……本当にそうでしょうか」
静香「……え?」
百合子「確かにこの場面で奈緒ちゃんは誘いを断っていますけど、本当にこのピーくんはそれを残念に思ってるんでしょうか」
静香「それは、断られたなら残念だと思うけど……」
百合子「いいえ!例えばこの奈緒ちゃんがツンデレだったとき、そして奈緒ちゃんがツンデレをピーくんに対して発揮することが何回かあったとします。すると、ピーくんは今回の奈緒ちゃんの言動に対してこう思うはずです……『やれやれ、またツンデレか』……と」
静香「ちょっ、でも」
百合子「この時、ピーくんの頭に思い浮かぶのは残念さでしょうか……いえ、違います、ピー君の頭に思い浮かぶのは奈緒ちゃんのツンデレ可愛さについてです」
百合子「つまり、ここでの答えは『断られて残念に思っている』ではなくて、『素直になれずつい断ってしまった奈緒のことを考えて可愛く、また愛しく思っている』です」
静香「でも、この文章からはそういったことは何も読み取れないでしょ」
百合子「でも、私が今まで読んできた本では、大体こういう行動をする子はツンデレでした!すると、この文中の奈緒ちゃんもツンデレである可能性が高いです!」
静香「……」
百合子「そして、素直になれない奈緒ちゃんに対してピーくんはつい意地悪な態度をとってしまいつつも、最後には素直になった奈緒ちゃんに本気で告白して……」
静香「…………」
~~
紗代子「どう?上手くいってる?」
静香「私には無理です」
静香「あの子はかなりの重症です、私には手が負えません」
まつり「……そこまで酷いのです?」
静香「こう、行間を読みすぎると言えばいいんでしょうか……」
紗代子「………………頑張ればきっと大丈夫!絶対点数も伸びるよ!」
静香「……段々自分の言葉に自信がなくなってきてませんか」
千鶴「さて、杏奈の勉強についで考えるとしましょう」
このみ「知らなかったけど、あの子って理系だったのねぇ」
エミリー「よく電子機器を使ったりしていますし、そちらの方面は得意なのでしょうか」
このみ「ゲームをやるから理科が得意ってわけでも無いと思うけど……まあいいわ」
千鶴「それで、何から始めますの?」
エミリー「>>75はどうでしょう」
英語
エミリー「一応、私もささやかながらお手伝い出来るかもしれませんし」
このみ「そうね、エミリーちゃんがいるなら百人力よ」
千鶴「そうと決まれば早速始めますわよ!」
エミリー「はいっ」
このみ「ということで、英語の勉強するわよ」
杏奈「」ダッ
千鶴「逃げましたわ!エミリーは扉を塞ぎなさい!」
エミリー「え、えっと」
ゴチン
~~
杏奈「ーーっ!」ゴロゴロ
エミリー「あうぅ……」フラー
このみ「え、えっと、とりあえず湿布!」
千鶴「今持ってきますわ!」
杏奈「…………ごめんなさい」
エミリー「いえ、お気になさらず」
このみ「……で、逃げるほど英語が嫌なの?」
杏奈「」コクリ
千鶴「でも、一番足を引っ張っている科目ですし、どうにかしないといけませんわ」
杏奈「…………大丈夫」
このみ「何が大丈夫なのよ」
杏奈「……国語と、社会…………その分、頑張る」
このみ「そんなに英語をやりたくないの?」
杏奈「……英語……意味分からない」
千鶴「……まあ、母国語じゃありませんものね」
杏奈「…………大丈夫、英語がなくても……暮らせる」
このみ「そりゃあ暮らせるでしょうけど」
エミリー「杏奈さん、それでは駄目です」
杏奈「……え?」
エミリー「学生の本分は勉学ですから、きちんと学ぶべきものは学ばなければいけないと思います」
杏奈「……」
このみ「まさに正論ね」
千鶴「返す言葉もありませんわ」
エミリー「私も頑張りますから、一緒に頑張りましょう!」
杏奈「…………うん」
このみ「それじゃあ、まずはテスト範囲を教えて?」
杏奈「……えっと………………どこだっけ」
千鶴「知らないんですの!?」
~~
P「で、どうだ?」
このみ「前途多難ってところかしら」
まつり「百合子ちゃんをこんな短期間でどうにかしようなんて無理です」
P「落ち着けまつり、素が出てるぞ」
まつり「え?…………ほ?」
P「そんなにマズいか……まあ頑張ってくれ」
このみ「他人事みたいに……」
P「まあ、あのふたりがどうにかなったら、教師の皆にもご褒美のつもりだから」
このみ「それ、絶対よ?」
~~
百合子「家でゲームしないと……そ、そう、これは勉強の気晴らし!」
vivid_rabbit『リアルの都合で数日インできません』
百合子「…………勉強しよ」
~~
エミリー「ここは複数系なので、それに合わせてこちらも……」
杏奈「……うん」
このみ「英語って最後に触れたのいつだったかしら……現役大学生の千鶴ちゃんは毎日降れてるでしょ?」
千鶴「英語より第二外国語の方がよっぽど触れてますわ」
このみ「確かにねぇ」
>>85「おはようございます」
風花
このみ「あら風花ちゃん、風花ちゃんもやっていく?」
風花「何をですか?」
千鶴「本場のイギリス人による英語の授業ですわ」
風花「本場の?……あっ、杏奈ちゃんにエミリーちゃんが英語を教えてあげてるんですね」
このみ「そうそう」
風花「エミリーちゃんの授業かぁ……ふふっ、なんだか面白そうですね」
このみ「でも、一つ問題があって……」
風花「問題?」
エミリー「実際はこのような表現はしません」
杏奈「…………でも、この、プリント……」
エミリー「確かにこう言えますが、日常生活で使うには固すぎて……実際使うときはこうではなくて」
千鶴「……学校で習う受験英語と実際に会話で使う英語は違うということですわね」
このみ「風花ちゃんは、大人になってから英語を使ったことってあるかしら」
風花「そうですねぇ……一度だけ、病院に可奈だの方がいらっしゃって、その時はどうにか英語を話そうとしたんですが」
このみ「ですが?」
風花「長く日本に住んでいらっしゃったみたいで、すっごく上手な日本語で返されました」
千鶴「あー……それはありますわね」
可奈ちゃんファンのカナダ人か
風花「それでは、私はそろそろ」
このみ「あ、それじゃあね」
風花「二人とも、杏奈ちゃんの先生として頑張ってください」
このみ「はいはーい」
千鶴「……といっても、英語をやっている限り私たちに出番はありませんわね」
>>88
変換ミスした……これは酷い
可奈だ→カナダ
~~
紗代子「それじゃあ、ちょっと休憩しようか」
百合子「はい……」
ガチャ
昴「うぃーっす…………って、百合子は何してんの?」
紗代子「テスト勉強中」
昴「へー、百合子は頑張ってんだなぁ……何の勉強?やっぱ数学とか?」
まつり「国語の勉強中なのです」
昴「へぇー……マジ!?」
静香「……この成績表を見てもらえれば分かります」
百合子「すす昴さんっ!それは見ちゃいけない紙です!爆発しますよ!?主に私が!」
昴「へー、百合子の成績表なんて始めてみるなぁ……どれどれ」
昴「…………マジ?」
まつり「大マジなのです」
昴「……ごめん百合子、オレ、百合子のことずっと文学少女だと誤解してた……」
百合子「文学少女です!文学少女なんです!」
静香「それって自称するものなんでしょうか」
百合子「で、でも、昴さんも、国語以外はこんな点数ですよね?ね?」
昴「あー……ごめん、オレ、テスト前はちゃんとロコと勉強してるから」
百合子「裏切られた!?」
昴「満点はほとんどとったこと無いけど、さすがに75は切ったこと無いな……」
百合子「どうして!どうしてですか!普通昴さんみたいな人はテスト前でも野球ばっかりしてて友達とどっちが点数高いか低レベルな争いを繰り広げるものじゃないんですか!」
まつり「百合子ちゃんの中の像は色々と歪んでいるのです」
昴「まぁ、オレん家はテストで悪い点とったら野球禁止令が出たからなぁ……だからテスト前はちゃんと勉強してるんだ」
百合子「むぐぐぐ……」
まつり「さあ、それじゃあそろそろお勉強に戻るのです」
百合子「えっ、あっ、そ、それじゃあせめて昴さんも一緒にやりましょう!」
昴「がんばれ七尾、負けるな百合子、ふれーふれーゆーりーこー」
百合子「全然応援にやる気がこもってないですね!」
紗代子「さあ、第二ラウンド頑張ろう!」
百合子「あぁぁぁぁぁ……」ズルズル
昴「……なんだったんだ、一体」
今日はここまで
ロコは勉強しないと思ってたのに実はクイズで一位とっちゃうくらい勉強してたというのを知って裏切られた気分になってる百合子の写真ください
一旦乙です
>>86
豊川風花(22) Vi
http://i.imgur.com/xSu3WYI.jpg
http://i.imgur.com/YdeDuP2.jpg
>>92
永吉昴(15) Da
http://i.imgur.com/bZg4kR9.jpg
http://i.imgur.com/U2EqGNk.jpg
~~
杏奈「……エミリーちゃん……いない」
このみ「今日はお仕事みたい」
千鶴「それじゃあ、今日は英語はお休みですわね」
杏奈「……じゃあ、今日は……>>103……勉強する」
このみ「あ、それとエミリーちゃんの代わりに>>105ちゃんをつれてきたわ」
国語
麗花さん
千鶴「…………えっ」
杏奈「…………麗花……さん?」
このみ「こう……意外と上手く行ったりとか?」
千鶴「……どうなっても知りませんわよ」
このみ「信じる者は救われるのよ」
杏奈「………………ホント?」
杏奈「……よろしく、お願い…………します」
麗花「はーい、麗花先生です♪」
このみ「伊達メガネかけてる」
千鶴「先生だからですの?」
~~
杏奈「……えっと、麗花さん……ここ、分かんない」
麗花「うーんと……ここは簡単だね♪」
杏奈「……そうなんだ」
麗花「ここはね、こう、びゅびゅーんって感じで、あとはぐるぐるーってなってるから、答えはウだよ」
杏奈「…………えっ?」
このみ「……もう一回言ってくれる?」
麗花「ぎゅぎゅってなってぱーってなるから、ウ!」
千鶴「さっきと言ってることかわ変わってますわよ」
このみ「現代文の解説で擬音語を聞くとは思わなかったわ……それに答え合ってるし」
千鶴「そ、それじゃあここの答えはなんですの!?」
麗花「ここは、ふにゃーって感じでうきうきしてるからア♪」
このみ「合ってる……」
杏奈「…………このみさん、解説……」
このみ「無理」
>>107
北上麗花(20) Da
http://i.imgur.com/cas6pom.jpg
http://i.imgur.com/KlfIDzi.jpg
誰か第二外国語にぷっぷか語を選択した人はいないのだろうか・・・・・
千鶴「つ、次、古文の勉強に移りましょう!」
麗花「はーい♪」
『男の心情を説明しなさい』
杏奈「…………訳せない……」
このみ「私、もう古典文法覚えてないから千鶴ちゃんにパス」
千鶴「わたくしだって大学受験で勉強したのが最後ですわ」
麗花「うーんと、ここに『あな』ってあるでしょ?」
杏奈「?…………うん」
麗花「それで、『まこと』ってあって、『をり』もあるでしょ?」
杏奈「…………」
麗花「つまり、この男の子は女の子に振られて悲しんでるの♪」
杏奈「…………えっ」
このみ「流石に、適当は良くないと思うわ」
千鶴「……でも、答えはあってるんですのね」
このみ「……もう私帰る」
杏奈「杏奈……誤解してた…………国語って、こうやって…………解くんだね」
このみ「これは特殊例」
麗花「あっ、数学も得意だけど」
千鶴「遠慮いたしますわ」
麗花「そう?それじゃあ、ばいばーいっ♪」
ガチャ
このみ「……」
千鶴「……」
杏奈「……」
「「「何これ……」」」
~~
まつり「はいほー☆☆★」
百合子「なんだか語尾か変です」
まつり「気のせいなのです」
百合子「あれ、今日は二人いないんですね」
まつり「紗代子ちゃんはお仕事、静香ちゃんは未来ちゃんにお勉強を教えてあげてるのです」
百合子「あ、それなら私もそこに」
まつり「中学二年生に混ざって勉強するのです?」
百合子「うっ……確かにそれは格好悪いかも……」
まつり「まあ、あの二人の代わりにまた助っ人を呼んであるのです」
百合子「良かった……それで、今日は何をするんですか?また国語ですか」
まつり「ずっと国語をしているわけにもいかないのです。今日は>>113ちゃんと>>114ちゃんに>>116を教えてもらうのです」
割と完璧な人みたいなミツボシがついてる
恵美
莉緒
ksk
>>100
美希は確か全一だから……
科目は安価下
恵美「……えっ、アタシそのために呼ばれたの?」
莉緒「そんなの聞いてないわよ」
百合子「意思疎通が成り立ってないみたいなんですけど」
まつり「気のせいなのです」
恵美「メイクとファッションなら教えられるんだけどなー」
莉緒「セクシーならいくらでも教えてあげるわよ?」
百合子「テストに出ないです」
恵美「あっ、琴葉琴葉ー、今度ファミレスでおごったげるからさ、ちょっと事務所で…………これから仕事?むー、タイミング悪いなぁ……ゴメンゴメン、ありがとー、じゃっ」
莉緒「このみ姉さん、ね、今度の居酒屋の支払い私が持つから……え、杏奈ちゃんに勉強を教えてる?……そっか、なら仕方ない、このみ姉さんありがと」
恵美「……」
莉緒「……」
恵美「ま、まあ、中学生の社会くらいアタシだってわかるよ!」
莉緒「お、大人だもの、大丈夫大丈夫、私に任せておいて!」
~~
莉緒「あら、こんなことやったかしら……」
恵美「あは、あははは……」
百合子「ですよね」
まつり「だと思ったのです」
百合子「ならどうして呼んだんですか……」
今日はここまで
麗花さんについて学びたいんですが、どこの学部に行けばいいですか
異文化コミュニケーション学部とかどうかな?
一旦乙です
>>118
所恵美(16) Vi
http://i.imgur.com/D2EoHit.jpg
http://i.imgur.com/oRnmYOi.jpg
百瀬莉緒(23) Da
http://i.imgur.com/pllpvCH.jpg
http://i.imgur.com/zdbfYdJ.jpg
恵美「んー、じゃあ勉強教える代わりに、これあげるよ」
百合子「メガネ……ですか?あ、これ度が入ってないんですね」
恵美「なんかメガネって頭良さそうじゃん?ほらほら、着けてみてよっ!」
百合子「はぁ」
スチャッ
百合子「あっ、なんだか頭が良くなってきたような気がします!」シャキーン
恵美「でしょでしょ?」
莉緒「……えっ、本当に?」
莉緒「うーん……じゃあ私は百合子ちゃんにヨガを教えてあげるわね」
百合子「ヨガ、ですか?」
莉緒「ヨガって、集中力を高める効果もあるのよ」
百合子「そうなんですか……初めて知りました」
まつり「…………本当なのです?」
~~
このみ「……それで、簡易ヨガ教室が始まった、と」
百合子「知り合いに勧められて初めてみたんです、最初は半信半疑だったんですけど、本当にやりごたえ抜群でビックリしました」
千鶴「どこの通販ですの?」
杏奈「セレブでも……通販……見るんだ」
千鶴「意外と面白く……ではなく、そう、庶民の生活を知るためですわ!」
エミリー「庶民の方々の生活を知るために努力なさっているんですね、素晴らしいです!」
千鶴「そ、そうですわね……」
このみ「……でも、ヨガをやって勉強時間がなくなるって、本末転倒じゃないかしら?」
百合子「あははは……」
莉緒「そうかしら?」シラーッ
このみ「まったく……」
恵美「ヨガって意外と楽しいかも!今度琴葉にも教えたげよーっと」
~~
P「十日間必死で勉強したか?」
百合子「は、はいっ!」
杏奈「……ゲーム…………禁止で、頑張った」
P「そうか、それじゃあテスト、頑張れよ」
「「はいっ!」」
~~
このみ「と、いうわけで、二人の成績表がここにあります」
千鶴「流石に上がってますわよね……」
まつり「上がっていないと姫たちの努力が水の泡なのです」
このみ「さて……それじゃあ、まずは百合子ちゃんから」
千鶴「数学、理科は先月と同じく良いですわね」
このみ「……本当に、あの子は理系なんじゃないのかしら」
まつり「きっとSFばっかり読んでいる間にこうなっちゃったのです、グレッグ・イーガンでも乱読しているに違いないのです」
このみ「誰よそれ……で、問題の国語と社会だけど」
百合子の国語の点数
>>134(コンマ)+8点
百合子の社会の点数
>>135(コンマ)+24点
そい
あ
千鶴「国語46点……ま、まあ、先月の8点に比べれば相当上がりましたわね」
まつり「麗花ちゃんに教えてもらってこれなら上々の出来なのです」
このみ「それで、社会は…………100?」
まつり「えっ」
千鶴「……誤植ではなくて?」
このみ「……多分、100点満点ね」
千鶴「……何があったんでしょう」
このみ「ヨガってすごい」
莉緒「でしょ?」
このみ「莉緒ちゃんはいつからいたの?」
莉緒「ヨガって聞こえたから」
このみ「地獄耳にも程があるわよ」
間違えた……訂正
>>136
千鶴「国語46点……ま、まあ、先月の8点に比べれば相当上がりましたわね」
まつり「あんなひどい状態からここまで点数をあげられただけでも十分すごいのです……主に姫の頑張りが」
このみ「それで、社会は…………100?」
まつり「えっ」
千鶴「……誤植ではなくて?」
このみ「……多分、100点満点ね」
まつり「英語は……先月通りの悪さなのです」
千鶴「まあ、それを補って余るくらい社会が良くなってますもの、どうにかなっているのではなくて?」
このみ「そうね、そういうことにしておきましょう」
~~
エミリー「それで、杏奈さんの成績表を開封するとのことでしたが」
このみ「これからまさに開けるところ」
千鶴「まあ、杏奈は心配しなくてもきっと大丈夫ですわ」
杏奈の英語の点数
>>142(コンマ)+35点
杏奈の国語の点数
>>144(コンマ)+49点
ぽいっ
うさぎ
このみ「全体的に頑張ってるみたいだけど……って、英語100点!?」
千鶴「エミリーの教え方も良かったし、杏奈もそれに応えて必死で勉強した、という感じですわね」
エミリー「いえ、私はそんな……杏奈さんの勉強の成果です」
このみ「あら、謙遜しなくてもいいのよ?エミリーちゃんはいい先生をやってくれたんだから」
エミリー「そうでしょうか?……えへへ」
千鶴「……それより、わたくしは杏奈がどうやって国語の点数をあげたのか気になりますわ」
このみ「確かにねぇ……家で自分で勉強してたのかしら」
~~
静香「それで、国語はどうだった?」
杏奈「うん……結構……できた」
静香「それなら良かった……麗花さんに教わったって聞いて心配していたけど」
杏奈「……うん…………びゅーんって、いって、ぎゅぎゅってして……ばーんって、やったら…………解けた」
静香「えっ…………えっ?」
~~
百合子「それで……」
杏奈「…………どう?」
P「百合子はもうちょい英語を勉強した方がいいけど、まあ他は良いから合格」
百合子「ふぅ……良かったぁ」
P「杏奈は文句なしに合格」
杏奈「……えへへ」
P「ったく……お前らやれば出来るじゃん」
百合子「風の精霊がついてますから」
杏奈「……杏奈も……たまには、本気……出すよ?」
P「いつも出してくれ」
P「ま、これで二人ともラジオ続投ってことで、おめでとさん」
百合子「肩の荷が下りました」
杏奈「ゴール……した、ね」
P「来年度もこの調子で、テスト頑張れよ」
百合子「これで、思う存分本が読める!」
杏奈「今日から……また、ゲーム……三昧」
「「もう絶対勉強しない!」」
P「何言ってんだお前ら勉強しろ」
【おしまい】
乙でした
【おまけ】
麗花「3は8と仲が良いでしょ?それで、赤と青を混ぜたら14になって、これがソのシャープって感じだから、答えは5.8!」
未来「赤くてソの音で8が……えっと、えっと」
琴葉「うーん……未来ちゃん、私と勉強しよう?」
静香「……でも答えは合ってるんですね」
~~
このみ「小論文?自分の思った通りに書けば良いと思うわよ?」
ロコ「そうですよね!えっと、『ロコのアーティステイックなジョブにコミットメントすることで』……」
このみ「ちょっと待って」
【おまけおしまい】
終わりだよ~(o・∇・o)
本が好きなのと現代文が解けるのは別。
千鶴さんはお店の経営を手伝ってるから数学は得意そう(偏見)
>>152
春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/DFROumw.jpg
http://i.imgur.com/It5thfX.jpg
ロコ(15) Vi
http://i.imgur.com/mHvJdIo.jpg
http://i.imgur.com/EN548h5.jpg
改めて乙でした
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