夏海「兄ちゃんが女の人と付き合うとかwwww無い無いwwwww」 (148)

規制のばか
最初から書きます
あと、エロってこの板大丈夫だっけ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387385911

蛍「そうですか?でもお兄さん結構格好良いと思いますけど。先輩たちのお兄さんだけあって」

夏海「またまたー。ほたるん何企んでるの?あ、もしかして明日の給食のプリン狙い?無駄無駄。兄ちゃんそんなお世辞言われたくらいじゃすぐ見破っちゃうから。現に私鼻で笑われたことあるし」

蛍「あるんだ……」

夏海「うんうん。変に鋭いとこあるからねー。メガネのくせに」

蛍「メガネは関係ないと思いますけど……」

夏海「ま、残念だったね、ほたるん。だから明日のプリンは諦めなー。兄ちゃんのプリンは私がちゃんと正々堂々強奪してやるから。……あ、一口くらい分けたげようか?れんちょんにもあげる約束しちゃったし」

蛍「いえ、それはいいです。っていうか先輩が狙ってたんですね。プリン」

夏海「あ、そう?いらないんだ」

蛍「はい。それと別にお世辞のつもりでもなく、普通に整ってる顔してるなーと思ったわけですし」

夏海「はぁ?何?ほたるんもしかして視力悪かった?兄ちゃんのメガネ貸そうか?」

蛍「いえ、私視力はそこそこいいですけど。あと、そこはお兄さんのメガネなんですね」

夏海「それじゃあちょっと美的感覚が常人と違うとか」

蛍「それもないと思いますけど……」

夏海「…」

蛍「…」

夏海「そ、それじゃあ頭がちょっと変な人とか……」

蛍「酷いですよ!?私に対してもだけど、それ以上にお兄さんに!」

夏海「あっはっは、ごめんごめん。言い過ぎたか~」

蛍「もー……身内が褒められてそこまで否定するのもどうなんですか?」

夏海「…」ジー

蛍「……な、なんですか?先輩。そんな私の顔じっと見て……」

夏海「……ほたるん」ジロジロ

蛍「は、はい!?何でしょう先輩!いきなり声2オクターブくらい低くしちゃって!!」ビクッ

夏海「もしかして……もしかしてだけどさ。勘違いだったら悪いんだけど」

蛍「は、はい……」タジタジ

夏海「……兄ちゃんに惚れた?」

蛍「それはないです!!ええ、無いです!!絶対に!!無いっていうのに命懸けれます!」

夏海「あ、そう?」

蛍「はい!!!」

夏海「…」

蛍「…」

夏海「その曇りなき真っ直ぐな眼、信じよう」

蛍「ほっ」

夏海「いやぁ、ほたるんがいきなり変なこと言い出しちゃったもんで私もびっくりしたよ」

蛍「す、すみません。ほら、ちょうど二人で掃除してて、先輩見てたらなんとなく思っただけですので……」

夏海「ん~。そうだねぇ。真面目に考えてみたらまあ、確かに兄ちゃん、この夏海ちゃんの兄貴だけあってまあそこそこ、多少はイケメンじみたところがあるとかないとか言えなくもないわけではないかなーとか思うことも吝かではないという気がしなくもないわけではないが」

蛍「随分長い葛藤がありましたね」

夏海「でも中身があれじゃあなー。ありゃ一生モテることは無いでしょ」

蛍「そうですか?確かにこっちじゃ同年代がいないのであれですけど、卒業して都会の方に行ったら普通に女の子にモテるんじゃ。器用ですし。気も効きますし。なんだかんだ付き合いも良いですし」

夏海「……は?」

蛍「ひっ!?」ビクッ

夏海「…」

蛍「…」ドキドキ

夏海「……はは、まあ、ほたるんはこっち来てまだ日が浅いからね。兄ちゃんの見た目に騙されちゃうのもしゃーないっちゃしゃーない」

蛍「あの、私、春にこっち来てもう秋ですけど……」

夏海「兄ちゃん無口だし影薄いから理解するのに時間かかるんだよなー!!」

蛍「あ、はい!すみません!私じゃまだまだお兄さん理解するには経験不足でした!!」

夏海「まあ、仕方ないってほたるん。ほたるんはこっち来てまだ日が浅いからね。それより何の話してたっけ?」

蛍「……あ、え、えっと。お、お兄さんが都会の方に行ったらモテるんじゃないかってことを否定されたところですけど」

夏海「ああ。そこまでだっけ。そりゃそうでしょ。あんな無口で影薄い男、モテるわけないじゃん。私ら家族でさえわかんないとこアリアリなわけだし?」

夏海「「いつだったかなんておもむろに人差し指空に向けたと思ったら、そこに一筋の光が射し込んできて、無数の鳥たちが集まってきたりしてさぁ」

夏海「あと、猛吹雪で皆が凍える中、兄ちゃんのメガネだけ一切曇らなかったなんてこともあったし。いや~あれは伝説だった」

蛍「それはなんだかよくわからないけど凄いですね……」

夏海「ま、つまり兄ちゃんを理解できる人間なんて、幾ら人がいっぱいいる都会とかでも、いるはず無いってことだよ。私ら家族でも全然理解しきれてないんだから」

蛍「はあ……でも、そういうミステリアスなところに惹かれる人もいるんじゃ……」

夏海「あ?」

蛍「ひっ!?」ビクッ

夏海「ほたるん……」

蛍「い、いえ!冗談です!そんなわけないですよね!?ミステリアスとか何考えてるかわかんなくて気持ち悪いだけですもんね!?」

夏海「え……ほたるんそんなこと思ってたの?さすがに兄ちゃん可愛そうだし本人の前では言わないであげてね……」

蛍「褒めてもけなしても駄目って、どうしろって言うんですか!?」ガーン

夏海「あははは、冗談冗談」

蛍「はぁ……変な話題出すんじゃなかった」

夏海「ほたるん、心配してくれてたんだよね?兄ちゃんあのとおりだし、将来嫁の貰い手無いんじゃないかって」

蛍「男性って貰い手が無いじゃなくて貰う方なんじゃ……あ、いえすみません。話の腰折る気はないです」

夏海「でも、心配しなくて良いって。今や時代が時代だし?そりゃ田舎は独身にはちょっと風当たり辛いことも多いけど、その辺は許されてしかるべきだと思うんだよね」

蛍「あ、結婚できないの前提です?」

夏海「兄ちゃん、家事とかは結構できるし、料理はめっちゃ上手いから。まあ、生涯実家暮らしでも特に問題はないでしょう」

蛍「それは……」

夏海「だから、さ?ほたるん」

蛍「は、はあ……先輩?……夏海先輩?」

夏海「余 計 な こ と 考 え て く れ な く て い い か ら ! !」♯
 
蛍「…」

蛍「ぴぃいいいいいいいいいいい!!?」

蛍(なんかすっごい怒ってるううううう~~~~~~~~!!?)

その頃のねぇねぇ 


一穂「……くぅー……くぅー……」

 
 

夏海「たっだいま~」ガラッ

雪子「あら、おかえり夏海」

夏海「あれ?母ちゃんどっか行くの?」

雪子「これから町内会の集まり。帰ってくるの9時過ぎになるから小鞠と晩御飯食べときな」

夏海「そっか、今日は月に一度の集まりだっけ」

雪子「あっためて食べれるもん冷蔵庫に入ってるから。あと鍋に味噌汁入ってるから。沸くまで温めるんじゃないよ。出汁の風味飛ぶ」

夏海「はいよー」

雪子「足りなかったら兄ちゃんに適当になんか作って貰いな。あと……」

夏海「はいはいはーい。全部わかってるって行ってら~。ごゆっくり~」

雪子「…」ジトー

夏海「な、何さ……」タジ

雪子「なーんか嬉しそうな顔しとるねぇ……」

夏海「そ、そんなこと、な、なーっすよー!?」

夏海(やべ、声裏返った)

雪子「……ま、いいけど」

雪子「あ、そうだ。富士宮さんとこも一緒に行くし、このちゃんも後でうちに来るから。一緒にご飯にしな」

夏海「あ、マジで?このみちゃんも来るんだ。そしたら兄ちゃんと姉ちゃんも混ぜて、この間買ったゲームしよーっと」

雪子「母さん居ないからってずっとゲームばっかしてるんじゃないよ?」

夏海「はーい」

雪子「ったく、返事だけはいつもいいんだから」

夏海「それより、早く行かなくって大丈夫?遅刻したらうるさいんじゃないの?」

雪子「おっと、それもそうやね。それじゃあ母さん行ってくるから。ちゃんと宿題もするんよ?」

夏海「はーい!わっかりましたー!!」

雪子「しとらんかったらげんこつやからね」

夏海「…」

雪子「返事!!」

夏海「は、はい!!」ビクッ

その頃のねぇねぇ2



一穂「くぅー……くぅー……うへへへ。やきいも~……」ジュルリ


 

夏海「~♪」

小鞠「ただいまー。あー疲れた……って、夏海。どうしたの?そんなスキップなんかして居間で舞い上がっちゃって」

夏海「あ、姉ちゃんー。遅かったねー」

小鞠「ん。れんげに付き添って一緒に駄菓子屋寄ってたからね」

夏海「んふふ、そりゃ勿体無いことしたね。この素敵空間を味わう時間を損なったとか」ニヘラ

小鞠「うあ、笑顔気持ち悪。何があったのさ」

夏海「今日はうちら自由の身ですぜ」

小鞠「へ?自由?」

夏海「今日は鬼のいぬ間に魂の洗濯ってね。さあ今日は目一杯ゲームして遊ぶぞー!」

小鞠「何言ってんの。ゲームばっかしてたらまたお母さんの雷落ちるよ」

夏海「何言ってるのは姉ちゃんの方だって!今日は母ちゃん、町内会の集まりで夜まで帰って来ないんだって!」

小鞠「そういえばもうそんな時期だったか」

夏海「このみちゃんも後でうちにご飯食べに来るって言うしさ!」

小鞠「ああ。じゃあやっぱりあの靴このみちゃんのだったんだ」

夏海「え?このみちゃん?いや、まだ来てないと思うけど」

小鞠「いやいや、あったよ?見慣れない靴。このみちゃん新しい靴買ったって言ってたしね~」

夏海「ありゃ、いつの間に。もしかして私が踊ってるうちに来ちゃってたか」

小鞠「どれくらい踊ってたんだか」

夏海「いやあ、かれこれ20分は……」

小鞠「アンタのほうが時間無駄にしてんじゃん!!」

夏海「あっはっは、これは盲点」

小鞠「アホか。あ、あとお兄ちゃんも帰ってきてたけど、ご飯のこと伝えてるんだろうな」

夏海「Oh……」

小鞠「お前なぁ~」

夏海「あっはっは、ごめんごめん。そしたら兄ちゃんとこのみちゃん探そうか」

小鞠「お兄ちゃんは多分自分の部屋だとして、このみちゃんが居間に来てないってことは台所かなぁ。ほら、いっつもおかず何品か持ち寄ってくれるでしょ」

夏海「私らの部屋かもよ?」

小鞠「ああ。たまに私らが帰ってきたらアンタの部屋でゲームやってたりするしね」

夏海「それじゃあ私、部屋見てくるよ。ついでに兄ちゃんにも母ちゃんいない話伝えてくる」

小鞠「じゃあ私台所見てくるから」

その頃のねぇねぇ3




一穂「うへへ……もう食べられない……」ゴロン



  

夏海「それにしても、たっのしっみだな~」

夏海「新しく買ったゲーム、チームプレーできるんだよね」

夏海「兄ちゃんとお金出しあってデパートで買ったやつ。すっごい面白いし」

夏海「姉ちゃんの腕前はお察しだし、兄ちゃんもそこそこの腕前ではあったけど、2人で対戦して見た結果ウチの方が強かったし」

夏海「このみちゃんはまだやったことないはずだから、そんな強いわけないし」

夏海「これはなんとかして兄ちゃんとウチでチーム組んで、姉ちゃんフルボッコしかないでしょう。このみちゃんには悪いけど」シシシシ

夏海「っと、なんとか言ってるうちにウチの部屋の前に着いてしまったのでした。このみちゃんいるかな?」

夏海「おーい、このみちゃーん」ガラッ

夏海「…」

夏海「あちゃ、ハズレか」

夏海「それじゃあ台所の方かな?まあ、あっちは姉ちゃんいるし任せようか」

夏海「それじゃあ兄ちゃんの部屋行って母ちゃんいない話伝えとこ」

夏海「ついでに今のうちにゲームの話も示し合わせとこーっと」ニマニマ

夏海「ふんふふんふふ~♪」テクテク

夏海「おーい、にいちゃーーん」ガラッ

夏海「……あれ?」

卓「」

夏海「あれ、兄ちゃん?」

卓「?」

夏海「何やってんの?」

卓「」ヒラヒラ

夏海「あー。宿題やってたんだ」

卓「」コクコク

夏海「そっかー」

卓「」シッシ

夏海「なんだよ邪険にすんなよー」

卓「」ゴメンゴメン

夏海「まあいいや。宿題やってるなら。その代わり早く終わらしといてよね」

卓「?」

夏海「ああ、今日母ちゃん集会だからさー」

卓「」コクコク

夏海「うん。それでこのみちゃんも来る……っていうか、もう来てるみたいだから。ご飯食べたらみんなでゲームしよ」

卓「」コクコク

夏海「えっへっへー。それじゃあ、この間買ったゲーム、二人でチーム組もうね。一緒に姉ちゃんギャフンと言わせてやろうよ」

卓「…」

夏海「えー?可哀想かな?あ、このみちゃんに悪いって?まあそれくらいいいじゃん」

卓「…」

夏海「もー。何さその微妙そうな表情。とにかく、兄ちゃん私とチームねー。覚えといてよ」

卓「」コクリ

夏海「えへへ……」

卓「…」

夏海「ん。そんじゃ、また夕飯時に。ウチがおかずとごはんとお味噌汁あっためとくから。あ、でももしおかず足んなかったら兄ちゃんに作ってもらうように言われてるんで、よろしく頼むよ」

卓「」コクリ

夏海「えへ。ん。そんだけだから。じゃね~」ドタタタタ

卓「…」

卓「…」

卓「…」

卓「…」

卓「…」

このみ「……ふう」ヒョコッ

卓「…」

このみ「危ないとこだったねー」

卓「…」

このみ「なっちゃんが部屋まで入ってきてたら、机の下覗かれてアウトだったかも」

卓「…」

このみ「ま、なっちゃん相手のかくれんぼには自信あるんだけど。あの子ツメ甘いとこあるし」

卓「…」

このみ「あ。今晩のおかず、さっき台所にうちの煮物置いてきたからあとでみんなで食べようね」

卓「」コクリ

このみ「秋だから大根おいしいよー」

卓「…」

このみ「あ、あとね。この間お母さんが農家のおじいちゃんからごぼう貰ってたし、きんぴらも作って来たんだ。これも旬だからいいよね~」

卓「」コクリ

このみ「あと、旬と言ったらお台所に長いもあったでしょ?どうせ足りないって言い出しそうだし、先に摩り下ろしとこうよ。とろろかけご飯、出汁で食べたら美味しいよね」

卓「」コクリ

このみ「ん。でもメガネ君の料理の腕をそれくらいしか使わないの勿体無いよね?だったらもう一品くらい作って欲しいなぁ。えっと、あとお台所にあった食材は~っと」

卓「?」

このみ「え?なんでそんなにうちの食材チェックしてるのかって?そりゃあせっかくだしおいしい物食べたいじゃない」

卓「」コクリ

このみ「うん、納得してくれたね」

卓「」コクリ

このみ「さて、それじゃあなっちゃんこまちゃんにこのみちゃんが消えたー!って騒がれる前に二人のとこ行ってこようかな~」

卓「」ガタッ

このみ「あ、メガネ君はまだそこにいて良いよ。宿題まだ終わってないもんね」

卓「」コクリ

卓「」カリカリカリ

このみ「…」

卓「…」ウーン

このみ「……そこのxは三平方の定理を使ったらわかると思うよ」

卓「!」

このみ「ふふふ、宿題もうちょっとだね。頑張るんだよ。なっちゃんも遊びたがってるし」

卓「」コクリ

このみ「…」

卓「」カリカリカリ

このみ「…」クスッ

卓「」カリカリカリ

このみ「…」スタスタスタ

卓「」カリカリカリ

このみ「……それじゃあ、おじゃましました~」パタン

このみ「えーっと……」キョロキョロ


夏海の声「このみちゃ~ん!どこ~~~!!」ドタドタドタ

小鞠「このみちゃんが消えたぁ~~~~!!」ガチャガチャ


このみ「…」クスッ

このみ「おーい、なっちゃ~ん!こまちゃ~ん!」トタタタタ


夏海の声「あ、いた!!」

小鞠「このみちゃんの声!!」


このみ「ごめんね~、ちょっとうちに忘れ物しちゃっててさ~」


夏海の声「ほらだから言ったじゃ~ん!」

小鞠「何を!お前だって騒いでたくせに!」


このみ「ほら喧嘩しない~。今私も台所行くからー!」

このみ「…」

このみ「♪」ペロリ

その頃のねぇねぇ4





一穂「へ?でざーと……?そら別腹よ……」ムニャムニャ




 

なんだかかんだか、いろいろあって気力が削がれました
今日はここまで

続きは明日の19時位から始めます
余裕があったら書き溜めもします

ただいま
なんだかんだ書き溜めたんで今から投下します

夏海「ぷっはー!おいしかった~!ごちそうさま!!」

小鞠「ごちそうさま~」

卓「」コクコク

このみ「はいごちそうさま~。あ、なっちゃん。急須取って」

夏海「はいよー。ん、姉ちゃんと兄ちゃんもお茶碗出してー。お茶入れるよ~ん。あ、このみちゃんちの煮物おいしかったよ~。あときんぴらも。ありがとね」

小鞠「お兄ちゃんもありがとね。とろろかけご飯もオムレツもおいしかった」

このみ「おばさんの作ってくれてた煮魚と里芋の煮っころがしも良かったよ~」

小鞠「味噌汁だけはやっちゃったけどねー」

夏海「いやぁ、見事に沸騰させて風味殺しちゃいました~。母ちゃんに言われてたの、完全忘れてた」

このみ「まあ、全部飲んだから証拠隠滅だね」

小鞠「お前はほんとにも~」

夏海「な、なんだよ~。姉ちゃんが気付いてたら注意してくれても良かったじゃんか」

小鞠「わ、私も忘れてたんだってば」

夏海「ほんとに~?ホントは知らなかったんじゃないの~?味噌汁沸騰させたら駄目だって」

小鞠「ば、バカにするな~!それくらい知ってたもん!!」

夏海「はいはい。くひひひ」

小鞠「むきょ~~~~~!なんだその反応!!」ガバッ

夏海「うわー。ねえちゃんがおこったー」スクッ

小鞠「あっ!待て夏海!」ドタバタ

夏海「へっへ~んこっこまっでおっいで~」ピョンコピョンコ

小鞠「むっきーーーーー!!」ドタドタドタ

卓「」ズズズズ

このみ「食後の玄米茶も乙なもんだね~」ズズズズ

夏海「あ、そだ。兄ちゃん宿題終わったの?」ピタッ

小鞠「むきゅっ」

卓「」コクリ

夏海「そっかそっか、ならもう食器片付けて、みんなでウチの部屋行こうよ。せっかく母ちゃんいないんだし、みんなで大ゲーム大会しようって」

小鞠「いたたた……急に止まんないでよ。ゲーム?もしかしてこの間買ったやつ?あれ私苦手だな~」

夏海「大丈夫大丈夫!あれチームプレーもできるやつだし。姉ちゃん苦手でも、もしかしたらチーム組んだ人次第で勝てるかもだよ?」

小鞠「う~……まあ、いいけど……このみちゃんは?まだ帰んなくて平気?」

このみ「私は別にいいよ~。多分うちのお母さんの車で行ったはずだから、おばさん送りにこっち来た時に一緒に帰るよ~」

夏海「そうと決まったら善は急げだ!行こ!姉ちゃん!!」グイッ

小鞠「わ、わ!まだお茶飲んでるんだから引っ張んないでよ!」

このみ「こら~。食器片付けてから行きな。もー、私とメガネ君で洗っとくよ~」

卓「」ズズズズ

夏海「ごめーん!それじゃ、ウチらはゲームの準備しとくから!」

小鞠「準備なんてカセットセットするくらい……うわわ!だから引っ張るな~~~!!」

ドタタタタ

このみ「…」

卓「」ズズズズ

このみ「行っちゃった」

卓「」ズズズズ

このみ「ねえ?」

卓「」ズズズズ

このみ「……いつまでお茶飲んでるのかな~」

卓「?」ズズズズ

このみ「……ふふっ」スッ

卓「……?……?」ズズ…

このみ「ちょっと雰囲気変えよっか。ほい」

卓「?」

夏海と小鞠の二人が慌ただしく夏海の部屋へ走っていき、騒々しい食卓が一気に静かになる。
まるで嵐が去ったあとの田んぼみたいだね、とボソリとこのみが呟いた。卓がコクン。と一つ頷いて、茶碗に入った玄米茶を一口啜る。
それが合図だった。本日の越谷家の食卓、終了。卓とこのみは勿論、夏海と小毬の茶碗にもご飯粒ひとつ残ってはいない。

あとに残ったのは、食事中から姿勢を崩すこと無く、背筋のピンと張った正座でお茶を啜り続ける卓。
それと正座の体勢のまま、腰だけ浮かして器用かつテキパキと晩御飯の残りにサランラップをかけていくこのみ。
最後に、2人が立てる音よりやや大きめに響くBGM。テレビの中で、ニュースキャスターが深刻な顔で何やら読み上げている。
それでも普段の食卓よりかは小さめの音ではあるけれど。

このみ「ニュースキャスターって大変な職業だよねぇ。毎日こんな深刻な顔しなきゃいけないんだもん」

こっちの田舎ではそんな顔で過ごしてる人なんて見たこと無いよ~。
そう言ったこのみに、卓がまた無言で頷いてみせる。茶碗にはまだ玄米茶。

すぐに全てのおかずにサランラップをかけ終えたこのみは、それらを見回して満足気に一つ頷くと、ちゃぶ台の対面でお茶を啜る卓の方を悪戯っぽく見やる。
その無駄に綺麗な姿勢でお茶を飲む姿に、クスリと笑みがこぼれた。

気にせずお茶を飲む卓。
それを見てこのみはおもむろに、足に力を入れず、手を床についてハイハイの要領で卓の側までにじり寄る。

このみ(ちょっとお行儀悪かったかな?)

そんなことを考えるも、すぐに興味の対象はこのみが近づいても全くお茶を啜る動作に淀みの無い卓の方へ移行する。

このみ(私の接近に気付いてるんだか気付いてないんだか……ま、どっちでもいいけど)

卓「」ズズズズ

ここまでは、どっちでもいいや。と気にしない方針にして。ただしここからは気付きませんように、と神様だか天使だか悪魔だかなんだかよくわからないものにお祈りしつつ。
自分の顔をゆっくりと、そーっと卓の耳に近づける。相手が茶碗に入ったお茶を飲み干すのを確認し、おかわりを継ぎ足すために茶碗をちゃぶ台に置いたタイミングを見逃さない。
口を窄めて相手の耳に生暖かい息を吹きかける。

このみ「……ふーっ」

卓「」ビクッ

不意打ちは成功。首尾も上々。
肩を跳ねさせ、驚いたように(多分驚いたんだと思う。表情は変わらなかったのでこのみの推測だが)このみの方を向く卓。
その反応に対してこのみはにんまりと笑い、相手が動いたために変わった耳の位置まで、中腰まで立ち上がって顔を寄せる。

このみ「びっくりしたね」

耳の側で、ささやき声でそんなことを言う。そんな言い方をするつもりはなかったが、気持ちねっとりした粘着くような喋り方になっていた気がする。
その辺を注意して、もう一度ささやき声で聞いてみる。

このみ「くすぐったかった?」

ちょっと笑ったような、おかしそうな声が出た。
向こうの狼狽の気配が伝わってきて、お腹の底で笑いの鈴がコロコロ転がっているような感触を覚える。
愉快でたまらない、といった声が自分の喉を震わせて外に漏れる。

このみ「ふーっ」

もう一度、耳の奥まで届けとばかりに狙いすまして息を吹きかける。
今度はさっきより熱い吐息が出たんじゃないかと思う。

このみ「んふ♪」

さっきよりも大きく身じろぎする卓を見て、たまらず変な声が漏れた。今度はささやき声ではなかった。

このみ「おっとっと。逃さないよ、っと」

再び逃れようとする耳を捕まえる。
立ち上がろうとする相手を制し、先に自分が立ち上がって後ろに回り込み、体重をかけて両手で肩を抑える。制圧完了。

このみ「メガネ君はテレビでも見てなよ」

卓の顔をテレビの方に固定して(天気予報士が明日の天気を解説している。どうやら明日は晴れだ。良かった)しつこく耳への悪戯を続けることにする。

このみ「もう。油断も隙もないんだから。これは逃げようとした罰だよ」

勝ち誇った少し意地の悪い声で告げて、耳たぶに唇で甘くかじりつく。

このみ「はーむっ。ぱく。ぱく。あむ」

肩を掴む手のひらの下で、相手の身体が堅く強張る感触を感じて、このみは自分の口角が上がっていくのを抑えきれなかった。

このみ「ちゅっ」

キス、というより、吸い付いてすぐに引き剥がした、と言ったほうが正確な口付け。音を鳴らして、耳たぶに。
舌打ちのようなリップ音と一緒に、自分の口内に溜まった唾液がぐじゅぐじゅと水音を鳴らすのが、このみの耳に届いた。

このみ(この音、いやらしいなぁ)

このみ「ん……ちゅっ。ちゅば。くちゅ。じゅぶ……」

もっとこの音を聞いていたいと考える。何度も口付けを繰り返す。何度も。何度も。しつこく。しつこく。
そのうちに、緩んだ口の端から唾液が溢れ出してくる。相手の耳が唾液で湿って、それに吸い付くと今度は粘り気のある水を啜るような音も聞こえ出してきた。
その音を聞いて、更に口の端から漏れる唾液の量は勢いを増す。

このみ(あちゃー。メガネ君の耳がびしょびしょ……ごめんね~)

心の中で謝りつつ、口付け攻勢は止まらない。
自分で鳴らすキス音のいやらしさに自分の理性が緩やかに壊れていっているのが、このみにはよくわかった。

このみ(ありゃりゃ、まずいなぁ。今回はちょっと悪戯してやめとこうって思ってたのに)

最初は小鳥が啄む程度だったキスも、気付けばテレビの音をかき消すくらい大きくなっていた。

このみ(これ、楽しすぎて止まんな……)

このみ(あ。でも7時の番組がもう始まってる)

ちらりと視界の端に写ったテレビに、子供向けのアニメ(確か美少女戦隊とかそういうやつだ)が放送されていることに気付く。
ということは、と逆算して食後から今までの時間を計算してみる。あれから15分程度。

このみ(う~ん。ということは、そろそろなっちゃん達がしびれを切らして戻ってくる頃かな)

そう思ってからの行動は早かった。
卓の耳から口を離し、肩をポン、と叩いてかけていた体重から開放する。
そのままキビキビとラップしたおかずを手に載せて、台所の冷蔵庫まで運んでいくことにする。

このみ「さ、メガネ君もお片付けお片付け!なっちゃん達待ってるだろうし、早く行ってあげないとね」

すばやくリモコンに手をかけ、テレビを消して片付けの音頭を取るこのみ。
テレビの方に手を伸ばし、珍しく呆気に取られたような、ショックを受けたような顔で固まっている卓に、
そう言って食器を運ぶよう指示して自分はさっさと台所へ向かう。

後ろを振り返れば意気消沈したように項垂れている卓に、あそこまでやっておいてお預けは可哀想だったかな、と少しだけ思う。
も、リスク管理という言葉を頭に浮かべ、思い直す。なんとなく自分が普段、学校で天然だと言われていることを思い出したが、とんでもない。
彼らにはこのリスク管理の上手さを見て欲しい。天然さんにこんな華麗な危機回避が出来ると思うのか。

このみ(まあ、こんなことしてるってのはみんなには内緒だし、ちょっと見せられないんだけどね。うーん、勿体無い)

どうやって学校の皆に自分が天然ではないと証明するかの方法を考えているうちに、台所に着いていたことに気付く。
後ろからのろのろと食器を持った卓が付いて来ていることを確認し、うんうん、と頷いてみせる。

このみ「それじゃあメガネ君。洗い物は任せちゃっていいかな?私は先になっちゃんの部屋に行っておくから」

卓「」コクリ

このみ「ん、ありがとー。よしよし、いい子だね~」

あんまりといえばあんまりなちゃっかりしたお願いに、ためらいもなく素直にコクリと頷く卓。
それを見て気を良くしたこのみは、よいこよいこと彼の頭を撫でる。(ただしここ最近、いつの間にか身長を逆転されたので、頭に手を伸ばすのが少し大変なのだが)

手際よく洗い物を始めた卓の後ろ姿にまた悪戯してやりたい気持ちに襲われるものの、これ以上二人を待たせるのも可哀想か、と思い直す。
冷蔵庫を開けてプラスチック製の冷水筒に入った越谷家特製赤紫蘇ジュース(やたら甘い。けどうまい)を取り出し、4人分のコップと一緒に手に持って

このみ「それじゃあ、またあとでね~」

台所を後にした。

このみ(あ。でも、ご飯食べた後だったし、さっきの息、臭くなかったかな)

最後にそんなこんなな一人反省会を頭の中で繰り返しながら。

その頃のねぇねぇ5






一穂「ふご……ふご……クシュンッ!……すぴー……」





 

今日はここまで

折角速報に来たんで、じっくり進めてやろうと思って地の文で書いてみました
時間かかるわこれ
今回の分だけで3時間近くかかった

ってわけで、アンケートさせてくださいな。今後どっちがいい?

1.全部台本形式で良い
2.エロパートだけは地の文あり

エロのとこは中途半端に書いて寝落ちとかふざけんなって感じになりそうだから
今後は毎回キリ良いとこまで書き溜めてから投下するってことにするんで、更新速度は1のが絶対早いと思う

あと今日はまだ時間あるし、もしかしたら日付変わった頃にもう一回分投下できる……かもしれない

速報でこんなにレス貰えるとは思ってなかった
わりと意見が半々なんで、なるたけ希望に添える手法、いろいろ探ってみます
次のエロパートは台本形式でやってみるね
それで改めてどっちが良いか聞いてみるかも

あと、すみません
vipから来た人はご存じないかもなんでお伝えいたしますが
なんだかかんだかここの板はss投下する人以外はsage推奨らしいので
今後の書き込みはsage進行でよろしくお願いします

それと、こういう>>1の声みたいのが煩わしい人は、トリップ追っていただければです


それじゃあ、ある程度出来た書き溜め投下します

小鞠「うおおおおお!とりゃあああああ!!」ガチャガチャガチャ

このみ「あ、ちょっと待って小鞠ちゃん!そんなに先行したら……」

夏海「へへっ!兄ちゃん!」

卓「」コクン

夏海「いくぞー!とりゃー!」ガチャガチャ

卓「」カチャカチャ

小鞠「うわっ!?二人がかり!?げ、挟まれた!」

ボコスカ

このみ「あら~……」

KO!

小鞠「ぐふっ」バタリ

夏海「よっしゃこれで10連勝ー!」

このみ「やられちゃったね~」

夏海「いえ~!兄ちゃん、いえ~い!」

卓「」ピース

小鞠「うう~……夏海ずるいよ~……」

夏海「え~。そんなことないよ?ちゃんとハンデもやったじゃん。体力ゲージに差付けて」

小鞠「だからって、お兄ちゃんとアンタの連携良すぎ。結局私ら一回も勝てなかったじゃん」

このみ「接待プレイとか一切無しだったねぇ」ウンウン

夏海「何言ってんのさ二人とも。勝負事で手抜いたりなんかしたら面白く無いじゃんか」

小鞠「だったらお兄ちゃんと夏海を別のチームにするとかさぁ」

夏海「そりゃ駄目だ。ウチ、兄ちゃんと新しい連携探す練習も兼ねてるし」

小鞠「そんなの知るかっ!」

夏海「もー。姉ちゃんはワガママだなぁ」

小鞠「お前にだけは言われたくなーいー」ジタバタ

夏海「はいはい。それじゃあ、もう一戦ね。あ、兄ちゃん。ウチ、今度はこのキャラでいくから、兄ちゃんはこのキャラで~……」

卓「」コクリ

小鞠「だからずるいっての!お兄ちゃん、今度私とチームね!一回くらい絶対夏海ギャフンと言わせてやんないと気が済まないんだから!」

夏海「あ~ダメダメ。遊びじゃないんだよ?姉ちゃんなんて、普段ゲームやんないじゃん。ウチは、ほら。兄ちゃん暇な時しょっちゅうコンピューター相手に戦ってるわけだし」

小鞠「そ~ん~な~の~と~お~る~か~!」ジダンダジダンダ

夏海「え~?」

小鞠「露骨に嫌そうな顔するな!とにかく私とお兄ちゃんで組むんだからね!そんで夏海やっつける!これもう決定事項!オッケー!?」

夏海「はぁ……」

小鞠「ん?」

夏海「っ!!」ガタッ

小鞠「!?」ビクッ

夏海「……姉ちゃん」ジー

小鞠「……あ、あう。な、なんだよ。きゅ、急に立ち上がって来たりして。い、言っとくけど、こ、こ、こここ怖くなんか無いぞ。お、お前なんか、こ、こわくない」プルプル

夏海「何?姉ちゃん、ウチに喧嘩売ってんの?」ズイッ

小鞠「……い、いや。ちが……な、なんでそんな話になるのさ。う、ううう。こ、こわ、ここ、こわ、怖くなんか……」ガタガタ

夏海「姉ちゃん、兄ちゃん兄ちゃんってしつこいなぁ……もう中二のくせに。さっさと兄離れしろよ」ボソボソ

小鞠「それはお前にだけは言われたくない」

夏海「あ?」

小鞠「……なんでもない」シュン

夏海「…」

小鞠「…」ビクビク

夏海「…」ジー

小鞠「…」オドオド

夏海「……だよね~。はい、兄ちゃん次やっぱ、このキャラで頼むよ。ウチはこのキャラでいくんで~」コロッ

小鞠「う~……くそう。くそう。夏海め。夏海めー。私お姉ちゃんなのに……」ブツブツ

このみ「…」ニコニコ

小鞠「ってわけだけど、このみちゃん。どうする?私としてはなんとか夏海のやつだけはギャフンと言わせてやりたいんだけど……」

このみ「っていうか、そろそろ9時になるんじゃないかな~ってさっきから思ってたんだけど」

小鞠「へ?」

夏海「え?あ、マジだ」

このみ「結局晩御飯の後、ずーっとゲームしてたねぇ」

小鞠「ほんとだ……気付いたらもう8時50分……」

夏海「やっば!そしたら母ちゃんそろそろ帰ってくる!?ぐわー!自由時間もう終わりか~!」

小鞠「お母さん帰ってきたってやることたいして変わんないくせに」

夏海「えへへ……」

このみ「ずーっとゲームしてたって思われたらおばさんに怒られそうだし、そろそろゲームは終わりにしよっか」

夏海「だねぇ~。名残惜しいけど、母ちゃんの雷はちょっと割に合わない」

小鞠「結局一回も勝てなかった……」

夏海「へっへー。まだまだ甘いね」

小鞠「……言いたいことは山ほどあるが、まあ黙っておいてやる。それより、お風呂入りたいし沸かしてくる」

夏海「ん。行ってら~。ありがと」

小鞠「言っておくけど、私が一番風呂だからな!」スタスタ

夏海「別に良いよー。このみちゃんはお風呂どうする?」

このみ「私は家に帰ってからでいいや」

夏海「ん。それじゃあ、3人になっちゃったけどどうする?」

このみ「どうするって言うか……う~~~ん。あのね?なっちゃん」

夏海「うん?」

このみ「この部屋の惨状、ちょっと掃除した方がいいと思うよ」

夏海「?」

夏海「…」キョロキョロ

夏海「…」

ぐっちゃ~

夏海「……おおう。気付いたら色んなゲームの箱やらお菓子やらで散らかり放題……」

このみ「言っとくけど、なっちゃんがほとんどの犯人だからね。私ら来た時もうこんな感じだったし」ジトー

夏海「えへ」テヘペロ

このみ「どうする?片付け手伝う?」

夏海「へえ、助かります姉さん」

このみ「しょうがないなぁ」

夏海「えっへっへっへ……」ペコペコ

このみ「それじゃあメガネ君。そっちにあるゴミ箱持ってきてくれる?」

卓「」コクン

夏海「ちょっ!?」ビクッ

このみ「えーっと、まずはこの箱を潰して~っと」ゴソゴソ

卓「」テクテク

夏海「ちょーっと待ったぁあああああ!!」ササッ

卓「?」ピタッ

このみ「なっちゃん?」

夏海「ぜー!ぜー!」

このみ「どうしたのなっちゃん?そこでメガネ君の進行方向遮ったらゴミ箱取りに行けないじゃない」

夏海「に、兄ちゃんはいいからー!」

このみ「へ?」

卓「?」

夏海「に、兄ちゃんは手伝わなくていいから!」

このみ「あらら、なっちゃんったら顔真っ赤」

卓「?」ウーン

このみ「あ、もしかしてなっちゃん、この間のホームビデオ見られるの心配してる?それだったら「わ~~~!!!わあああああああ~~~~~!!!!」」

卓「?」

夏海「なんでもないーーー!!なんでもないですぅーーー!!」

このみ「そうなの?」

夏海「そうですぅー!!っつかー!つーかー!年頃の妹の部屋の掃除する兄貴とかありえないしー!ほんっとありえないしー!」

このみ「えー。それはいまさらだよ~」

卓「」ウンウン

夏海「いまさらでもなんでもないしー!ほらほら!兄ちゃん出てってってばー!」グイグイ

卓「」ズルズル

このみ「あ、待ってってメガネ君。そしたらお台所にコップと冷水筒持ってってね。はい、これ」

卓「」コクコク

夏海「もーーーー!!兄ちゃん早く出てってってば、出てけーーーーーーーー!!!」グイグイグイ

その頃のねぇねぇ6







一穂「ふごー……ふご……ンゴッ!すぴー……」







ジリリリリリン ジリリリリリン ジリリリリリ…

小鞠「ふー、いいお湯だった。あれ、まだお母さん帰ってきてないんだ」ペタペタ

ジリリリリリーン

小鞠「お?電話だ」

小鞠「ま、いいや。私が出ておこっと。誰かな?越谷です。って出ればいいんだよね?お、これってなんか大人っぽいかも」

ジリリリリリーン

小鞠「すー…はー…」

ジリリリリリーン

小鞠「はーい、越谷ですけど」ガチャッ

小鞠「……あれ?お母さん?」

夏海「ふい~。終わった~」ゴローン

このみ「はい、おつかれ~、なっちゃん」

夏海「あ~疲れた。あ、ありがとうねー、このみちゃん。おかげで助かったよ」ゴロゴロ

このみ「ふふ。なっちゃん面白かったよ~」

夏海「へ?何が?」キョトン

このみ「メガネ君にあのホームビデオのこと言われそうになってからの慌てっぷりとか」

夏海「うぎゃあああああ!!」ゴロゴロゴロ

このみ「わーーー!わあああああ!!って。くすくすくす」

夏海「勘弁してくだせー!もうご勘弁してくだせーーー!!」ゴロゴロゴロ

このみ「いいじゃない~。あのなっちゃんすっごい可愛かったよ~。あれ見たらメガネ君だって可愛かったって言って……じゃなかった、可愛いって言ってくれると思うけど」

夏海「いやじゃ~~~。あれ見られたら死ぬぅ~~。精神的に」ジタバタ

このみ「もう、大げさだなぁ。そんなに顔赤くしてさ」

夏海「うう。見ないでよこのみちゃんの意地悪……」

このみ「手で顔隠しても首筋まで真っ赤だからわかるよー」

夏海「ぐふっ……」ガクッ

このみ「くすくすくす」

小鞠「お~い、みんな~。って、おお?部屋が綺麗になってる」

夏海「あ、姉ちゃん」

このみ「やっほ、小鞠ちゃん。お風呂どうだった?」

小鞠「うん、いいお湯だった。お兄ちゃんは?」

このみ「メガネ君なら、なっちゃんが例のビデオ見られるの恐れて帰したよ」

夏海「もうその話蒸し返すのやめてけさい……」ガックリ

小鞠「ああ、あれか。……まあいいや。それより、さっきお母さんから電話あったよ」

夏海「え?なんて?」

このみ「ああ。そういえばさっき電話なってたね~。てっきりメガネ君が出たと思ったら」

小鞠「お風呂あがりにちょうど側通ってたからね。なんか、話が盛り上がっちゃって抜けるに抜け出せなくなっちゃったって言ってた。だから帰るの明け方になるかもって」

夏海「え?マジで?」

このみ「うわ~。たまにあるんだよね。おじいちゃんたちがテンション上がっちゃって飲みの席で若い人帰してくれないこと。ご愁傷様」

夏海「それは……うぷっ、うぷぷ……気の毒ですなぁ……うぷぷぷぷ」ニヤニヤ

小鞠「笑顔隠しきれてないぞ」

このみ「そしたら、私どうしようっかな」

小鞠「ああ、そういえばそうだよね。はじめこのみちゃんとこの家の車で帰るつもりだったのに」

このみ「アテが外れちゃった」

夏海「だったら泊まってけばいいじゃん~」

小鞠「え~?大丈夫?このみちゃん明日学校でしょ?」

このみ「まあ、明け方におばさん帰ってきた時、起きてお母さんと一緒に帰ればそれでも問題ないけど」

夏海「ほら、このみちゃんもこう言ってる事だしさ。それにいくらお隣さんとは言っても、田舎の隣んちってそこそこ距離あるし。秋のこの時間は冷えるよ~?」

小鞠「それもそうか。まあ、私はこのみちゃんいるんなら楽しいし大歓迎だけど」

このみ「ごめんね~。それじゃあありがたくお泊りさせてもらうよ~」

小鞠「それじゃあやっぱりお風呂も入るでしょ?次どうぞ~」

夏海「えっ!」

小鞠「……なんだよ。お客さんにお風呂後回しにさせるつもりか」

夏海「う。そ、そう言われると……でもなぁ。部屋掃除の疲れを洗い流したいというか……」

小鞠「それはこのみちゃんもじゃないのか」

このみ「いいよいいよー。なっちゃん先入っておいでよ。私はあとでいいから」

夏海「ほんと!?」

小鞠「このみちゃん、遠慮しなくていいんだよ?」

このみ「してないしてない~。むしろ後のほうが遠慮なく使えるから助かるよ~」

夏海「ってわけだ、姉ちゃん」フフン

小鞠「なんでお前が勝ち誇ってんだか。わかったわかった。それじゃあ先入ってきな」

夏海「はいはーい。おっさっき失礼しま~っすぅ」タッタッタ

このみ「……ふう」

小鞠「なんかごめんね?」

このみ「え?あ~。いいのいいの。気にしないで。それより、小鞠ちゃんこの後どうする?」

小鞠「う~ん。私は、一回自分の部屋戻って今から宿題と明日の予習やんなきゃだな。夏海お風呂上がったらまた遊びたがるだろうし」

このみ「そっか。もうテレビゲームはやめとこうね。あんまりやり過ぎると目に良くないし」

小鞠「そだね。なんかボードゲームかカードゲームでも探すように言っとくよ。このみちゃんお風呂上がった後でね」

このみ「うん。それじゃあ、あんまり引き止めて邪魔しても何だし、またあとでね」

小鞠「んー」スタスタスタ

このみ「…」

このみ「さて、と」

このみ「~♪」スタスタスタ

その頃のねぇねぇ7








一穂「あー……すみませ~ん。集会、忘れてました~~。え?今からでも来い?う~ん……あ、はぁ。もう迎え寄越してある……はぁ……」ペコペコ







 

このみ「……んふ~」コンコン

このみ「おじゃまっしま~す」コソコソ

このみ「やっほー、メガネ君~。さっきぶりだね~!」ガバッ

卓「」ビクッ

このみ「あはは、びっくりした~?実はさっき集会所から電話があって、お母さん達帰ってくるの明け方になるんだって」

卓「」コクリ

このみ「そんで、なっちゃんはお風呂行ったし、小毬ちゃんは宿題やりに行ったし、暇になったから来たんだけど~」ジー

卓「」

このみ「ま~た机に向かってたんだ。何してたの?」

卓「…」

このみ「おやおや、またお勉強?」

卓「」コクリ

このみ「へ~、偉いね。私も見習わなきゃだ」

卓「」カリカリ

このみ「まあ、今年中学3年生だもんね。頑張って高校良いとこ行きたいっか。ひかげちゃんみたいに」

卓「…」

このみ「って、私も一応受験生なんだけどね。……いつもはちゃんと勉強してるんだよ?今日はお泊りだから特別だよ?ホントだよ?ちゃんとわかってる?」

卓「…」コクリ

このみ「でもたまにはこうやってストレス発散しないとね」ニコニコ

卓「…」

このみ「ってわけで、さっきの続き、する?」ススッ

卓「」ビクッ

このみ「さっきは途中でなっちゃん達帰ってきたから、途中で止めちゃったしね」

卓「…」

このみ「なっちゃんはお風呂長いし、小鞠ちゃんは勉強してるし、今度は最後までやれたらいいねぇ」

卓「…」

このみ「でも一応万が一のことも考えて。また机の下失礼しま~す、っと」ゴソゴソ

卓「…」

このみ「ほら、お勉強お勉強。続けて?続けて?」

卓「…」コクリ

卓「」カリカリカリ

このみ「ふふっ。まあ、私はそれを邪魔しちゃうんですけどね~」

このみ「でも、ただ悪戯するだけじゃつまんないか」

卓「?」

このみ「そういえば、さっきはゲームでしこたまやっつけてくれちゃったよね」

卓「」ペコペコ

このみ「ふふ。今更謝られてもなぁ~。そりゃなっちゃんがメガネ君のこと離してくんなかったから仕方ないとは思ってたけど」

卓「」コクコク

このみ「でも、ちょっと仕返ししたい気分かも」

卓「」ゾワゾワッ

このみ「それじゃ、決めた。ぱんぱかぱーん。ゲームのルールを説明しまーす。メガネ君は、ちゃーんとお勉強を続けること」

卓「?」

このみ「私の妨害に耐えて、ちゃんと最後までお勉強を続けられたらメガネ君の勝ち。でも、途中で止めちゃったら罰ゲームね」

卓「!?」

このみ「お勉強ほっぽり出してエッチなことするよな子には、お仕置きなんだから」

このみ「あ、でも途中でもう耐えられなくなったら、ごめんなさいしてもいいんだよ?そしたらちょっと手加減してあげる」

このみ「でも、その場合はギブアップとみなしてやっぱり罰ゲーム」

このみ「さあ、君は私の攻撃に耐えられるかな~?」

このみ「はいゲームスタートー♪」

卓「…」カリカリカリ

このみ「~♪」ゴソゴソ

このみ「まずは、ズボンのチャックを開けて、っと」ジジジジ

卓「」カリカリカリ

このみ「パンツも、じゃーまー」ズルッ

卓「」カリカリカリ

このみ「はい、おちんちんこんにちわ。相変わらずかわいいね」

卓「…」カリカリ

このみ「……うーん。半勃ちってところかな?意識しないようにしてる?」

卓「」カリカリカリ

このみ「男の子って、なんでこう素直じゃないのかなぁ。意地張っちゃって。可愛くないんだから」

このみ「いや。無駄な抵抗だって分かってるのにいかにも平気ですってふりしちゃってるとこは、かえって可愛いのかな?」ツンッ

卓「」ゾワワワッ

このみ「あはっ。けどしっかり者とは言っても、やっぱりまだまだ子供だねぇ。敏感なんだから」ツンツン

卓「」カリカリカリッ

このみ「そうそう。そんな風に頑張ってなんでもないですよーぅ、って顔して勉強してくれなきゃね。まだ始まったばっかりでギブアップされたらつまんないもん」

このみ「それじゃあ。ふーっ」

卓「」カリッ

このみ「お?お?ちょっとだけ大っきくなった?ふーっ。ふーっ」

卓「」プルプル

このみ「ほら、がんばれー。我慢我慢ー。ちょーっと息吹きかけられただけでおちんちんおっきくしたら、カッコ悪いよ~?」

卓「」カリカリカリ

このみ「んふふ……」

卓「」カリカリカリ

このみ「…」

卓「」カリカリカリッ

このみ「……ここから、おしっこ出るんだっけ?」ツンッ

卓「」ピクッ

このみ「なんか、改めて観察するとさ。おちんちんって変な形だよね~。先っちょに穴が空いてて。頭がまぁ~るくって。先っちょだけ大っきくなってて」サスサス

卓「…」

このみ「で、このきのこの傘みたいになってるとこの下の細い部分が弱いんでしょ」ツンッ

卓「!」ビクンッ

このみ「あ、跳ねた。やっぱり気持ちいいんだ。不思議~」ギュッ

卓「」カリ…カリカリ

このみ「しごいたらもっと気持ちいいんだっけ?」シュッ

卓「!」ビクビクッ

このみ「あはっ♪よ~し。しこしこしこ~♪」シュッシュッ

卓「」プルプル

このみ「ほ~ら。どんどん大っきくなってくよ~?恥ずかしいね~」シュッシュッ

卓「」フルフル

このみ「ん~?何が?首振っちゃってるけど、何が違うの?メガネ君のおちんちん、私の手に扱かれて、どんどんどんどん大きくなってってるよ~。ほら、見てみる?」シュッシュッ

卓「」フルフル

このみ「見ないの?」

卓「」コクコク

このみ「ふーん」ピタッ

卓「」ホッ

このみ「あ。ホッとした。ねえ、今私におちんちんしゅっしゅされるの止めて貰って、ホッとしたでしょ」

卓「…」

このみ「そんなに気持ち良かった?」

卓「…」カリカリカリ

このみ「むっ。無視?」

卓「…」カリカリカリ

このみ「ふ~ん。そんなことするんだ。ならいいや。それじゃあ次は~っと」

卓「」カリカリカリ

このみ「べ~」

卓「?」

このみ「ん?なにひへるっへ?いはへ~。よはへへにはめへふほ~」

卓「?」

このみ「……っはぁ。ん。こんなもんかな。ごめんごめん。涎で私の手を濡らしてたんだよ。わかった?ほら、見てよこの手。べたべたでしょ?」

卓「」コクン

このみ「ん。それでね。この、べたべたぬめぬめ~になった手でね」ギュッ

卓「!!」ビクビクッ

このみ「もう一回おちんちんを擦ると~」シュッシュッシュ

卓「!」ジタバタ

このみ「ふっふ~。どう?さっきの比にならないくらい気持ちいいでしょ。雑誌に書いてたんだよ~」コスコスコス

卓「…!…!」

このみ「効いてる効いてる。晩御飯前はここまでできなかったからね」ギューッ

卓「…!…!」ハァ…ハァ…

このみ「ほらほら。頑張って!息が荒くなってきたよ!」コスコス

卓「……!!」

このみ「もうダメ?降参する?ごめんなさいしたらちょっと休憩させたげるよ?」コスコスコス

卓「……!」フルフル

このみ「お、まだ頑張る?いいけど、ギブアップの前にTKOだけはやめてね?まだまだ先は長いんだから」

卓「」カリ…カリ…

このみ「そうそう。勉強も大事だよね~。私に搾り尽くされる前に終わらせないと」

このみ「ま、でもここいらで一回ダウン奪っといてもいいかも。さっきは時間なくて一回も抜いてあげれなかったし」コスッ

卓「っ!!」

このみ「ほれほれほれ~。出しちゃえ出しちゃえ~」コシュコシュコシュ

卓「…!……!!」

このみ「ほらほら~。我慢しても無駄無駄。お姉さんの涎まみれのおててで、しこしこーってされて、真っ白いお汁ぴゅぴゅーってしまちょーね~」シコシコシコ

卓「…!…!」ブルブル

このみ「しこしこしこしこ~。ほら、おちんちんが震えてるよ?みっともなく震えてるよ~?かっこ悪いね~」

このみ「しこしこー。しこしこー。どう?気持ちいい?出そう?出る?出る?」

卓「……!!」ダンダン

このみ「あ、来た?来たね?来たね?良いよ。出しても大丈夫だよ!ほら。ほら。出しなー。ほ~~ら、おいで~~~。おいで~~~~」

卓「っっ!!」ドクッドクッドクッ

このみ「はむっ!」パクッ

卓「…!?」パクパク

このみ「こく…こくっ……こくっ…んむっ……」

卓「…」ドクッドクッドクッ

卓「…」

卓「…」ハァハァ

このみ「…んぐ……んぐ……んっく……」

このみ「…」

このみ「……ぷっはぁ」

このみ「……ふぅ~。生臭かった~」

このみ「でも、あんまり漫画でよくいうみたいに苦いって感じじゃないよね。なんかアルカリっぽいっていうか……うん、あんまり美味しくはないや。そう思わない?」

卓「」フルフル

このみ「あ。飲んだこと無いからわかんない?そりゃそっか」

卓「」コクコク

このみ「ま、とにかくだ。とりあえずこれで第1ラウンド終了。メガネ君ダウン一回目ーってとこかな。ちょっと休憩したい?」

卓「」コクリ

このみ「ま、しょうがないっか。出した後すぐのおちんちんは敏感すぎてつまんないもんね」ツンッ

卓「」ビクビクッ

このみ「あははは。ごめんごめん。よっと。ちょっとごめんね。机の下から出るから」

卓「」スッ

このみ「ん、ありがと。ふ~。やっぱり机の下は狭いわー」ノビー

卓「…」

このみ「ふふっ。いいよ?お勉強続けて」

卓「」カリカリ

このみ「ん。偉いね」ナデナデ

卓「…」カリカリ

このみ「よいっしょ。ちょーっと肩貸してね」ピトッ

卓「」ピタッ

このみ「止めなくて良いよ」

卓「」カリカリカリ

このみ「…」ニコニコ

卓「」カリカリカリ

このみ「…」

卓「」カリカリカリ

このみ「……そういえば、なっちゃん、例のビデオのことまだメガネ君にバレて無いって思ってるみたいだよ」

卓「…」カリ

このみ「あはは。面白そうだからって、前メガネ君しかいない日に私が見せたって知ったらなっちゃんどう思うかな」

卓「」シーッ

このみ「わかってるわかってる。若気の至りだし可哀想そうだよね。お兄ちゃんと結婚する~って。可愛かったなぁ」クスクス

卓「」ヤレヤレ

このみ「でも、やっぱりちょーっと反応見てみたいかも」ボソッ

卓「」ジトー

このみ「えー?私意地悪いかなぁ?」

卓「」ウンウン

このみ「へー?そんなこと言っちゃうんだ。それなら今度はさっきよりもーっとイジメてあげよっかなー」

卓「」ブルブル

このみ「え?勘弁して欲しい?ふふっ。どうしよう。あんまりイジワルしても可愛そうだしね」

卓「」ペコペコ

このみ「ふふ。な~んて、やーだよ。た~っぷりイジワルしてあげるんだから。覚悟しときな?」

卓「」ガックリ

このみ「ふふふふ」ニコニコ

このみ「さてと。それじゃあちょっと休んだし、そろそろ第二ラウンド行っちゃう?」スクッ

卓「…」

その頃のねぇねぇ8









一穂「……おぉ~」

楓「ういーっす。お迎えにあがりました~」

一穂「これはこれは……」

楓「……ったく。年寄りどもが酒盛り盛り上がっちまって大変なんっすよ。一応迎えにきましたけど、どうします?」

一穂「そうだねぇ……」







 
 

今日はここまで

明日はほぼ来れないの確定なので、今度来るのは土曜か日曜、最悪月曜だと思います
土曜日の17時頃か日曜の日付変わる頃、最悪月曜の19時頃って感じです

台本形式エロ、やってみたけどこんなんなりました
しっくり来る形式を模索中って感じですね

あとは、このみの一人称形式とかやってみようかね?

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